今大会のメインは小林香萌VS米山香織のリーグ戦。 この日が初戦となる小林は、髪の毛をブロックカラーにあわせたバイオレット色に染めて登場。 一方、米山はこれが2戦目。 初戦は若手の山下を下し、手堅く2点をゲットしている。
 かくして試合へ。 いきなり米山が逆さ押さえ込み。 遅れてゴングが鳴らされる。 丸め込みを連続していく米山は掟破りの120%スクールボーイまで繰り出すが、先制攻撃に失敗。

すぐに小林が攻勢に転じプランチャスイシーダを投下する。
 リングに戻ると、ミサイル弾、張り付けドロップキック、セントーンと追撃していき、変形腕固め劣勢の米山だったが、小林を場外に落とすとエプロンから追撃のニーアタック! リングに戻るとフラフラの小林の後頭部にミサイル発射。 さらにランニング延髄ニー、セカンドロープからのセントーンを投下する。 失速気味の小林だったがカウンターのドロップキックで形勢逆転。 エルボーの打ち合いとなり、米山がジャパニーズ・レッグロールクラッチを狙うが、読んだ小林がロープをすりぬけ回避すると、すかさずミサイル弾。 さらにフィッシャーマンSHで追い打ちをかける。
 ここで小林はカウンターの120%スクールボーイを狙うが、切り返した米山がカウント2。 すぐに小林が顔面蹴りを連発していくも、いずれもカウント2止まり。 ならばとコーナーに駆け上がるが、追いついた米山が雪崩式ダブルリストアームサルトで振り落とし、ランニング・ニー! ジャーマンSHでも決まらない。 すぐにダイビング・セントーンを投下するが、かわした小林が隙をついた120%スクールボーイで先輩・米山から3カウント!
 初戦を白星でスタートさせた。 試合後、小林は「キャッチ初戦、勝ったぞー! 残りあと2人。絶対このまま突き進んで、山縣優の持つReginaに挑戦します。ヨロシクお願いします。このまま締めます。いつものアレで締めます。これがーっ、WAVEだーーー!」

◎小林コメント 小林「初戦からかなりヘビーで。私のブロック、私以外たぶんヘビーだと思うんで、いい喝になったかなという感じでした。ぜんぜんそういうアレじゃないんですけど、米山さんも尊敬している大先輩のうちの一人なので、胸を貸して頂いて、結果が繋がって、さい先いいんじゃないかなと。米山さんに感謝の気持ちもありますし、自分にまた一つ自信がついたかなと思います」 ——残りは志田と山下になるんですけど。 小林「志田さんと山下になるんですけど、まあ変な話、山下からはシングルで勝ったこともあって、タイトルマッチも勝ったことあったりとかして、志田さんからはまだ1回も勝てたことがないので、うーん…。そうですね。全部、油断はしてないし、しちゃいけないんですけど、とりあえずいまのところ山下は組んでるっていうのもあるのである程度、手の内も知っているので、やっぱり志田さんの対策をいまは練りたいです。あっちもこっちもってできるタイプじゃないので、一つ一つ対策を練っていきたいなと思っています」

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