YOUNG OH! OH! THE FINAL〜ヤングオールスター感謝祭!


☆12月15日(木)東京・新宿FACE
観衆=204人

 

◎入場式
2014年9月から月一で開催してきた若手興行「ヤング・オー! オー!」が、今大会を区切りとして月一開催を一旦、終了することに。
今大会はヤングオールスターとして、現役ヤングだけでなく、ヤング・オー!オー!を盛りあげてきたOG選手たちも参加する、スペシャル興行となった。
まずは全選手入場式がおこなわれ、終身名誉顧問のチェリーが「みなさーん、わんばんこー! 今日はですね、『ヤング・オー!オー! ファイナル オールスター感謝祭』にお越し頂きまして誠にありがとうございまーす。大感謝祭ということで今日、皆さんに感謝の気持ちを込めまして、このリング上にはよりすぐりのヤングたちが終結しておりまーす。このリングには正真正銘、若い子しかいません! 私たち、若い選手は皆さんの応援が力となりますので、みなさん最後まで皆さん楽しんで、熱い応援のほうよろしくお願いします!!」と挨拶。
恒例の「ヤング・オー!オー!」で大会をスタートさせた。

1、YOUNG 師弟対決 OH! OH!(15分1本勝負)

○チェリー&松屋うの (12分13秒、地獄へようこそ) 飯田美花&弓李●

 ヤング・オー!オー!終身名誉顧問のチェリーが早速、セーラー服姿で登場。
DDTが主催するプロレス教室出身で、いまはアイスリボン所属の松屋うのと師弟コンビを結成した。
ところが試合は飯田美花&弓李が主導権を握る展開に。
弓李は松屋を捕獲するとタコヤキ攻撃。
一方の松屋もスクールボーイの連発で攻勢に転じると、続くチェリーが弓李にカニばさみ。
そしてお転婆ダッシュへ。さらに松屋がショルダータックルをお見舞いする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弓李もバッククラッカーでやり返すと飯田が串刺しエルボーで追撃。
松屋のスピア、飯田のドロップキックが炸裂するなか、飯田のブレーンバスターはカウント2。
続いてチェリーvs飯田のグラウンド対決となり、チェリーが腕十字でロープに這わせていけば、飯田もグランド卍固めでお返しする。
続く弓李がチェリーにネックブリーカードロップ→ワキ固めに捕らえていく。
619はカウント2。
チェリーも春爛漫で攻勢に転じると、松屋に弓李を持たせて熟女でドーンを狙う。
だがこれは同士討ちに。
流れを変えた弓李は飯田の低空ドロップキックを挟んで、ダイビング・クロスボディーを投下。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィッシャーマンSHも放つがカウント2止まり。
チェリーも熟女でドーンで攻勢に転じると、弓李の粘りを封じ込め、地獄へようこそ(春夜恋からの羽根折りワキ固め)でギブアップを奪った。

  2、YOUNG Marvelous GO! GO!(10分1本勝負)
○下野佐和子(8分2秒、エビ固め)桃野美桜●
※雷電ドロップ

 2015年3月にヤングを卒業した下野佐和子が久しぶりに「ヤング・オー!オー!」に参戦。
自然体すぎるマイクが大好評の桃野美桜に胸を貸した。
開始早々、ドロップキックで攻め込んでいった桃野だったが、受けきった下野がショルダータックル。
キャメルクラッチで絞り上げる。
さらには串刺しボディーアタックを放つと、逆エビ固めへ。
なんとか耐えきった桃野はドロップキックで巻き返しにかかる。
そしてクロスボディー、ボディースラムを決め、ダイビング・クロスボディーでカウント2。
エルボーのラリーで優勢となった下野は雷電ドロップを狙ったが、かわした桃野がJKボム(ヨシタニック)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これをキックアウトした下野はラリアットを放つと、バックフリップ。
これも返されると最後は雷電ドロップで貫録勝ちを収めた。

3、ファンタスティックギャラクシーウォーズ(時間無制限勝負=9人参加)
○藤ヶ崎矢子<2>(15分44秒、変形リバース・ゴリースペシャル)フェアリー日本橋●<1>
※退場順(<>内の数字は入場順)=小波<3>、ライディーン鋼<4>、テキーラ沙弥<6>尾崎妹加<5>、朱崇花<7>、宮城もち<9>&雪妃真矢<8>、フェアリー

「ヤング・オー!オー!」のなかで繰り広げられてきたフェアリー日本橋vs藤ヶ崎矢子のファンタスティックな抗争も今宵が最後(!?)。
今回は、“ファンタスティックギャラクシーウォーズ”と称した時間差バトルロイヤルで行われることとなった。
まずはルール説明。
最初は2選手でスタートし、開始1分後から45秒ごとに1人ずつ選手が入場。
そして、通常のプロレスルールに加え、OTRが採用されることがアナウンスされた。
最初に登場したのはフェアリー日本橋と藤ヶ崎矢子。
フェアリーは「今日は最後のヤングよ。私たち最後の闘いよ。わかってるの?」と矢子に投げかける。
あっという間に1分が経過し小波が加わる。
早速、矢子に足関節を極めて絞り上げる小波。
そこに鋼が現れ、パワー殺法を全開させる。
続いて尾崎妹加がリングインするが、なぜかテキーラ沙弥の入場曲!? 
お構いなしに小波をOTRで失格においやってみせた。
そこに本物のテキーラ沙弥が登場。
自分の入場テーマ曲でリングインした尾崎に当たり散らしていると、朱崇花が現れる。
そして鮮やかなブーメランアタック、ブファドーラでファンを魅了。
続いて雪妃が加わると、矢子は「クソババア!」と攻撃。
だが、その矢子がしっかりトレイン攻撃でお仕置きされる。
そこに最後の入場者・宮城がリングイン。
すでに小波は失格しているものの、全員が揃ったところでフェアリーが恒例の自己紹介。

 

 

 

 

 

 

すると他の選手も続いていく。
トリを務めた矢子が「かわいいと思ってるヤツ、並べ!」と叫ぶと全員が一列に。どうやらみんな自分がかわいいと思っているようだが、矢子は鋼だけ飛ばしてエルボー弾!

 

 

 

 

 

 

続くフェアリーが魔法で全員をホイップしていくなか、矢子に欽ちゃんジャンプを仕掛けるも、矢子は無視。
強引に試合を再開させた鋼だったが勢い余ってOTRで転落。
続いてテキーラが尾崎をエビ固めでクルリと丸めて失格させるも、テキーラもひっくり返されて退場となった。
続いて朱崇花がエプロン越しのチンクラッシャー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、その勢いで場外に出てしまい、自滅OTR。
リング上はフェアリー、矢子、宮城、雪妃の4人に絞られる。
矢子&フェアリーが魔法で雪妃&宮城をホイップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェアリーのステッキ攻撃が矢子に誤爆する場面も見られたが、フェアリー&矢子が雪妃&宮城を同時に首固めで3カウント!
最後に残されたのは、やはりフェアリーvs矢子。
だがフェアリーの善戦むなしく矢子が変形ゴリースペシャルでギブアップを奪ってみせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合後、夏がリングに上がり、ミサキスペシャルを矢子にお見舞い。
そして「おいブスこら。お前な、20日覚えておけよ」と言い放ちリングを降りた。
 

  4、YOUNG will be back!ヤングわずvsヤングなう(20分1本勝負)
つくし&Sareee&○ラビット美兎(12分1秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)長浜浩江●&長崎まる子&門倉凛

ヤング卒業組とリアルヤング組が6人タッグで激突!
開始早々、12月で寿引退する美兎が掴まり、みんなでお祝いしていく。

 

 

 

 

 

 

 

そこから卒業組が張り付けドロップキックを長浜&まる子&門倉にお見舞いする。
先制攻撃に成功した卒業組。
つくしが低空ドロップキックを放つが、かわした門倉がドロップキックで反撃して、まる子と交代する。

 

 

 

 

 

 

 

つくしはまる子に激しいエルボー。
しかしまる子も丸投げでやり返す。
つくしはSareeeとのカサドーラで競演を果たすと、低空ドロップキック→ミサイル弾で追い打ちをかける。
続くSareeeがまる子に強烈エルボー。
まる子もカウンターのスピアでやり返すと、長浜がドロップキックにつなげる。
串刺しドロップキックも放って行くが、Sareeeが攻勢に転じて鎌固め。
ミサイル弾から低空ドロップキックを放ってノーザンライトスープレックスでカウント2。
ヤング組のミサイル弾を受けて、長浜が美兎にサクラ落とし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美兎もブレーンバスターで攻守を入れ換えると、クロスフェースで捕獲する。
かろうじてブレイクした長浜がカサドーラで逆転。
そして焼豚でカウント2。
すかさずコーナーに登るが、美兎が追いつき、雪崩式ブレーンバスター! 
そしてスライディングエルボーを放つと、つくし&美兎でダイビング・フットスタンプを投下する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはまる子が滑り込みカット。
ならばとつくし、Sareeeが門倉、まる子を足止めしている間に、美兎がジャーマンを突き刺しヤング卒業生の意地を見せつけた。

5、ネクストジェネレーション(20分1本勝負)
夏すみれ&○山下りな(19分57秒、体固め)小林香萌&彩羽匠●
※ラリアット

 メインは新世代の中心人物となるべく4選手が集結。
まずは夏vs小林で手を合わせたあと山下vs彩羽へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静かな立ち上がりとなったが、場外に繰り出し試合が動き出す。
夏のプランチャスイシーダが決まったあと、山下が彩羽を連れ帰る。
強烈ボディースラムを放って、夏と交代。
だが、彩羽も攻勢に。
夏に首投げからのPKを放つと、ボディープレス。
小林が張り付けドロップキックで続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防戦一方の夏だったが、カウンターの首固めを小林に決めてようやく交代。
山下が両腕ラリアット&ブレーンバスターで逆襲に出る。
10分経過のコールと同時に山下は夏に戻す。
夏はフロントキックを小林に放つとエルボーのラリーへ。
ネックブリーカードロップを放った夏はコウモリへ。
これは彩羽がカットする。
これで攻守を入れ換えた小林がドロップキック。
串刺しドロップキックで追撃。
彩羽のハイキックからフィッシャーマンSHを放ったがこれもカウント2。
彩羽がキックで追い打ちをかけジャーマンSHでカウント2。
そしてランニングスリーを狙ったが、切り返した夏がリバースDDT。
山下のアシストからブロンコバスター、ミサキスペシャルβ版を放つ。
すかさずコーナーに登るも……。
彩羽が追いつき、再びランニングスリーの体勢。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを山下が妨害すると、夏が逆さ押さえ込みでカウント2。
山下が小刻みエルボーで続く。
彩羽が逆水平チョップでやり返すと、山下もチョップでお返し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩羽の逆水平チョップ、山下のショルダータックルが決まり一進一退となる。
彩羽のランニングキックはカウント2。
ならばと彩羽はパワーボムの体勢に。
そこに小林がミサイル弾で合わせていく。
キックアウトされると彩羽はもう一度ランニングスリーの体勢に入ったが、山下がスリーパーで逆襲。
小林がカットに入るも両者ダウン。
残り1分から山下がスリーパーへ。
そしてそのままバックドロップ。
彩羽もトラースキックで反撃するが、山下がラリアットでトドメを刺した。

◎試合後のマイク
夏「山下さん、どうぞ」
山下「彩羽匠に勝ちましたー! 香萌ちゃん、最後の試合かな? ありがとう。たぶん最後。彩羽匠! お前には負けないって言ったの覚えてる? そうじゃないよ、今日、確信したよ。お前は私に勝てない。なぜか、私もよくわからないけど、そんな気がするんだよーーー! でもお前、面白いから来年もよろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩羽は無言で退場。
飯田「全選手、上がって下さい」
二上社長「えー、彩羽さんに一言、言いたかったんですけど、いらっしゃらなかったので。山下、君、敵には困らんよね。いいことと思います。来年もそのまんまいろんな敵を作って、盛りあげて、WAVEにお客さんを運んできてください。いいですか、君の役目はいろんな敵を作って、そのお客さんをWAVEに呼んでくることが使命なんです。よその団体で活躍することじゃないんです。わかったな」
山下「みなさん、ぜひWAVEをよろしくお願いします」
二上社長「本日で一応、定期興行、毎月の定期興行のヤング・オー!オー!はなくなります。非常に残念なんですが、ここに出ている1/3の選手がヤングではありません。年齢じゃないですよ。キャリアですよ。うのさん違うよ。違う……。目の前にいらっしゃるチェリーさんみたいに堂々としなさい。40越えてもセーラー服着れるんです、この人。42歳? そのナナメ後ろのラビット関根は二十歳で結婚……。ま、いいですね。来年からは年に何回って言える、断定はできないんですが、ボチボチと1回、2回、3回くらいできればいいと思います。そのときはみなさん、“ヤングの”みなさん上がってください。見ましたか、いま一番に手を上げたのはチェリーさんでした。チェリーさんは大丈夫です。ヤングじゃなくても終身名誉顧問なんで、一生上がり続けてください。ラビットさんはリングの外から一般人で旦那様と見に来て下さい。じゃあ飯田君、お願いします」
飯田「無事に終わりました。ありがとうございます。これだけのお客さんとこれだけの選手が集まってくれて本当に感謝しています。いままでヤング・オー!オー!を続けてくるにあたって、観客動員が伸びなかったり、選手が欠場したりして、続けるのが難しいことばかりだったんですけど……。いつもヤング・オー!オー!をやっていて、リングに上がっている若手たちを見たら、続けてきたのは本当によかったなと、本当に思っていました。今日も本当にこれで終わるのが……本当に寂しいなと思うんですけど、来年もまたどこかでやることがあると思うので、そのときはまたこの若手たちの輝く姿をぜひ見に来てください。今日は本当にありがとうございました」
そして最後は飯田のリードで「ヤング・オー!オー!」で締めくくった。

◎山下&夏コメント

——今日の試合はいかがでしたか。
山下「楽しかったです」
夏「楽しかったです」
山下「いっぱいいじめられてたね(苦笑)」
夏「いっぱい……調子に乗ったらイカンなっていうことが今日」
山下「いじめられて輝くところがあるので、やめろって言いつつ、もっとやれって」
夏「それを逆に作戦というか。やっぱこの2人になると機動力は山下になると思うので、毎回私がいじめられて、攻めるほうも攻め疲れということがありますのでいかに山下の体力を温存させて、最後仕留めるかという作戦」
山下「私がチェンジって言ったとき、えっもうって顔してたのは忘れない」
——2日後にタイトル戦だが。
山下「そうですね。なんか彩羽匠と闘ったり、香萌ちゃんだったり、でもここと組むことに対して今日の試合で前向きになれました。なんか当たって砕けろ?」
夏「見えた気がするね」
山下「無理に連係しなくても、随所で随所で助けられればと思ったし。連係して失敗するならね」
夏「いらんことはしない」
——タイトル奪取の自信は?
山下「正直に言おう、ない。でも負けたくない。でも負けたくないという気持ちはあります」
夏「正直に言うとないです。でも、こうやって組んで挑戦するっていう経緯を、ウチらの世代でまた新しくしていこうよということなんで、ベルトもタイトルマッチという以上、そこを強く意識していけないといけないところではあるんですけど、それだけに捕らわれるよりかは、何か可能性をお客さんに見せたい。ベルトじゃなくても、何か可能性を見つけられるような試合にしていけたらなっていうのが大きい」
山下「タイトル奪取というのは凄く厳しいことだと思うんです。ただ内容だったり、自分たちの気持ちだったり、そこは負けたくない。絶対に相手チームより何かを残せればって思います。気持ちを折られたくないし。もしかしたらボコボコにされるかもしれないよ。でも絶対に気持ちは折れないし、それで何もかも諦めるのは絶対イヤだし。ウチらも4年間いっぱいやってきたよ」
夏「やってきた」
山下「でも向こうはその何倍もやってきた」
夏「やってきた」
山下「そういうことだ」
夏「そうだ」
——ファンのみなさんに気迫を!
夏「いろいろやられると思います。向こうは強いタッグチームだと、それも思います。でも試合のなかでたとえ骨が折れたとしても心は折れずに最後まで立っていこうと思います」
山下「戦力的に考えて夏が穴だとか思っている人がいるかもしれないけど、それでも我々はタッグとして2人で闘いますのでそこを見ていてほしいです。以上!」

◎飯田コメント
飯田「無事に最後の大会が終わって本当に安心しました。この2年間くらいヤング・オー!オー!ってものを、大会を仕切っていくことに何のノウハウもないなかで任されて、ヤングを引っ張っていこうというか、やってくださいって言われて、いろいろ模索しながら、この大会を続けてきたんですけども、やっぱり観客動員がのびなかったっていうのもあるし、成長している選手がキャリアを重ねて、5年っていうのから卒業していったりとか、いま出てくれる選手が結構、ケガとかいろんな理由で欠場したりして、続けるのが2年経って厳しくなっていって、定期開催をやめようってなったんですけど、続けていくのも苦しいこともあって、結構、最後のほうは凄く悩みながらやったんですけど、でもやっぱり毎大会、試合をしているヤングの顔を見ると、みんなイキイキしていて、みんないい試合してくれたりして、そういうのに主催っていうか仕切っている私のほうが感動させられることが多くて、いままで続けてこれたかなっていうのが凄くあるので、それを見て、ずっとヤング面白いって言って応援してくれたお客さんと、いままで頑張ってくれた若手のヤングの選手たちに本当に感謝しています」
——最後にファンに向けて。
飯田「ヤング・オー!オー!がこれで終わりっていうんじゃなくて、定期開催が終わりってことだけなので、来年も何かのタイミングでやると思いますので、そのときはまたヤングたちの輝く姿をぜひ見に来て下さい! いままでありがとうございました」