大師走・西’16


大阪市立此花区民ホール
観衆203人

入場式で挨拶に指名されたのは長浜浩江。
「皆さん、こんばんは。本日はご来場、ありがとうございます。本日、私は試合はないですけど、セコンド業務を頑張りたいと思います。後ろにいる試合のある選手たちは精いっぱい頑張ると思いますので。……と思いますので、皆さん応援のほど、よろしくお願いします」
1、OSAKA・テクニカルWAVE(15分1本勝負)
○花月(8分54秒、飛びつき式腕ひしぎ逆十字固め)飯田美花●
 
片足タックルを仕掛けた花月。
飯田がフロントヘッドロックに切り返すと、その後はリストの取り合いに。
花月がサイドヘッドロックを決めると、飯田はロープに走って戻て来た花月の腕をキャッチしようとするが、花月はドロップキックを決める。
そしてチンロック、キャメルクラッチへ。
スタンドに戻ると、花月は串刺しのランニング・フォアアームからグラウンドに持ち込んで、飯田の動きを止めにかかる。
サードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ飯田だが、花月は飯田の腕に攻撃を仕掛け、立ち上がってきたところでミドルキックを叩き込む。
2度目の串刺し攻撃をかわした飯田は、トップロープを利用してのアームブリーカーから河津落とし、グラウンド卍固め。
これに耐え抜いた花月は、飯田を強引に担ぎ上げてバックフリップ。
飯田も花月が仕掛けてきたタックルを腹固めで切り返し、ギブアップを迫る。
花月がロープに逃れたところで、低空ドロップキックを突き刺した。
さらに飯田はノーザンライトスープレックスホールド。カウント2で返されると、エルボースマッシュを連発。
しかし花月も、カウンターのハイキックを飯田の側頭部に叩き込む
。飯田の首固めをそのまま強引に持ち上げてのブレーンバスター。
そしてバズソーキックを決めた花月は、スピアを突き刺す。
丸め込みの応酬から飯田が突進してくるところを飛びつき腕十字に捕らえた花月。
そのまま締め上げると、飯田はたまらずギブアップ。
2、OSAKA・ファンタスティックWAVE(20分1本勝負)
○春日萌花&雪妃真矢(9分57秒、片エビ固め)救世忍者・乱丸&フェアリー日本橋●
※ダイビング・ダブルフットスタンプ
 春日萌花とフェアリー日本橋が先発。
いつものようにフェアリーが自己紹介しようとしたところ、春日は「うるせえ!」と遮断。それに怒ったフェアリーが胸倉をつかんですごむ。
これにたじたじとなった春日が自己紹介しようとしたところ、丸め込むフェアリー。
今度は春日が怒った。
激しく攻撃したところで雪妃真矢、乱丸にそれぞれタッチ。
乱丸が「お客さんのためにサプライズを用意したで」とセクシーサンタの衣装を渡して着替えを要請。
さらに乱丸がPPAPの見本を見せてから歌うように指示。
雪妃が歌い始めたところで襲い掛かった乱丸。
しかし、これには観客が大ブーイング。
改めて春日、雪がそれぞれソロでPPAPを披露。
これには観客からやんやの喝采。
観客の反応に機嫌を損ねた乱丸が突っかかっていくも返り討ちにあってしまう。
ダウンした乱丸を、味方であるはずのフェアリーも含めた3人で踏みつけながら「Merry Christmas!」とポーズを決めた。
雪妃が乱丸に、春日がフェアリーに同時にドロップキックを決めた。
乱丸にヒザを叩きこんだ雪妃に対し、乱丸とフェアリーは2人がかりの攻撃で返していく。
そして春日にクロスライン。
フェアリーが羽交い絞めにした春日にハイキックを放ったが、かわされて同士打ち。
今度は乱丸が羽交い絞めにして、フェアリーがステッキを振り下ろしたが、これもかわされて乱丸の頭頂部にヒット。
すかさず春日がコーナー最上段からダブルフットスタンプをフェアリーのボディーに突き刺してカウント3を奪った。
3、OSAKA・スクランブルWAVE(20分1本勝負)
○浜田文子&山縣優(14分21秒、ウラカンラナ)宮崎有妃●&志田光
 ラス・アベが試合開始のゴングなる前に対角線を走って襲い掛かり、そのまま戦場をリング下に移して乱闘を繰り広げる。
山縣が志田をリングに押し上げると、ロープに詰めてチョップ。
文子は後頭部への回し蹴り、セカンドロープからのサマーソルトドロップ、山縣がサーフボードストレッチと攻撃を集中させていく。
山縣にボディースラムを返した志田は、コーナーでセカンドロープに音がせると、文子にブレーンバスターを狙った。
しかし、逆に投げられたのは志田の方。
文子の一本足頭突きを浴び、逆片エビで締め上げられる。
ロープに逃げられると、山縣と2人がかりでエルボードロップ。
山縣にヒップドロップを決めて宮崎にようやくタッチした志田。
宮崎は2人にラリアットを浴びせ、山縣に低空ドロップキック。
タッチを受けた志田はミサイルキック、バックブリーカー、逆エビで反撃。
ロープに逃げられると、肩に担いでから相手の体を反転させて正面に落とすバックブリーカー。
文子は宮崎のリストをつかむと、ロープ渡りから飛び込んできた志田に飛びついてヘッドシザース。
そのまま2人を宙に舞わす。
反撃に転じた宮崎は、コーナー2段目に山縣を横たわらせると、文子をブレーンバスターで投げ捨ててぶつける。
さらに文子にトラースキックを決めたが、文子のフライング・ニールキックを浴びてしまった。
それでも文子に雪崩式フランケンシュターナーを決めた宮崎はえびす落としを決めた。
しかし、カウント2。
宮崎はボディースラムからムーンサルトプレスを放ったが、文子は両足をボディーに突き刺して防御。
山縣のフットスタンプを呼び込み、「決めるぞ!」と予告してからのライガーボム。
右ハイキックは志田にカットされてカウント3を奪えなかったものの、志田を抱え上げたところで山縣を呼び込んで合体コードブレイカーを決めると、山縣が弓矢固めを決めたところに文子がコーナー最上段からフットスタンプを合わせる。
続く右ハイキックをカウント2で返した志田。
志田の竹刀攻撃はかわされて同士打ち。
すかさず文子が正面から飛びついてのウラカンラナで丸め込むと、カウント3が数えられた。
4、OSAKA・adios amiga WAVE(20分1本勝負)
○小林香萌&山下りな(18分15秒、120%スクールボーイ)桜花由美&夏すみれ●

夏と香萌の先発で試合開始のゴング。
夏が優位に攻めているところで山下が飛び込んできて、一気に形勢逆転。
香萌のセントーンから、山下が香萌を背負ったままボディープレス。
さらに夏をロープに張りつけにすると、山下が雑巾を持ち出して化粧を拭き落とす。
 香萌のボディースラムに対し、夏は狂ったようにエルボーを打ち込む、自軍にひっぱり込んで桜花にタッチする。
代わった桜花は串刺しのビッグブーツからジャイアントスイング8回転。
そして桜花とのダブルでフロントハイキック2発。そしてダウンした香萌に交互にエルボーを落としていく。
桜花のクロスフェースロックをロープに逃れた香萌だったが、ボディーを踏みつけられ、夏のボディーシザーズに苦悶の表情。
 ロープに逃げた香萌にストンピングを浴びせた夏。
香萌はドロップキックを返したところで山下にタッチ。
山下は両腕でのラリアットから2人の首を両脇に抱えて、そのままブレーンバスター。
さらに両腕でのラリアット叩き込む。
夏の首固めをカウント2で返すとスリーパーに捕らえる。
夏はフライング・ネックブリーカードロップを決めて桜花に交代。
桜花はクロスボディーから、エルボーとチョップの打ち合いに
。ビッグブーツを叩き込む桜花に対し、山下はバックドロップ。桜花も同じ技を返すと、山下は強引にもう1発。互いに追いかけてのラリアットとビッグブーツを叩き込み、山下がラリアットをダウンを奪う。
タッチを受けた香萌はセントーンの連発から串刺しドロップキック。
そしてミサイルキックを突き刺してブレンバスターを狙うが、これは桜花に踏ん張られて不発。
それでも桜花にフォアアームから延髄斬り。
桜花もカカト落としを返すが、香萌はウラカンラナ。
しかし桜花は垂直落下式ブレーンバスターで香萌をマットに突き刺して夏にタッチ。
 夏とエルボーの打ち合いを繰り広げた香萌は、夏にドロップキックを叩き込む。
夏はドラゴンスリーパーに捕らえるが、香萌は意地でギブアップの声をあげず。
続いて夏が仕掛けてきたコウモリ吊り固めは山下がカット。
夏のブロンコバスター、フライング・ボディープレスを耐えたところで反撃に転じ、延髄斬りを返した。
さらに攻撃を狙ってロープに走ったが、待っていたのはカウンターのフロントハイキック。
それでも香萌は、延髄斬りからフィッシャーマンズスープレックス。

これをカウント2で返されると、延髄斬りから120%スクールボーイ。
全体重を乗せて押さえ込み、カウント3を奪った。

 試合後、マイクを手にした香萌。
「今日、ファフロッキーズのTシャツは私が忘れちゃったけど、勝ちました! 私、プロレスリングWAVE所属として大阪に来るのが、今日で最後になりました。今日は本当にありがとうございました。あと4日でWAVE退団になってまして、29日、最終戦は夏とシングル……と、いきたいところなんですけども、私、今日、勝ったじゃないですか。で、ずっとずっと希望してて、どうしても最後、同期3人で組みたいんですよ。で、桜花さんのところのカードのタッグマッチに、私たち同期3人も入れて、3WAYのタッグマッチにしてもらえないでしょうか」と12・29後楽園のカード変更を願い出た。
 桜花は「ないない」と否定したものの、本部席にいた二上社長の「いいよ」の軽~い一声で3WAY6人タッグマッチに変更された。
それを聞いた香萌は、「せっかくだから最後、賑やかして去りたいなと思います。やった~!」と笑顔でリングを下りた。

5、OSAKA・ヒートアップWAVE(20分1本勝負)
水波綾&○大畠美咲(18分15秒、ブルーダリア)朱崇花&下野佐和子●
 握手を交わし、水波と下野で試合開始のゴング。
ロックアップからロープに押し込んだの水波。
クリーンブレイクから2度目のコンタクトでは、フィンガーロックでの力比べ。
力でねじ伏せたのは下野。
水波に押さえ込まれるところをブリッジで踏ん張った下野。
水波はそれを力で叩きつけた。
 ここで大畠vs朱崇花に。
アマレス流の飛行機投げを決めた朱崇花は、バックを制して完全に大畠の体をコントロール。
ロープに苦れた大畠はスタンドに戻ると、サイドヘッドロック、フロントヘッドロックを決める。
しかし朱崇花は強引に抱え上げてボディースラム。
水波と大畠は合体技で朱崇花を追い込んでいく。
 ペースをつかんだところで、大畠がドロップキックを習ったが、逆に朱崇花がドロップキック。
そしてタッチを受けた下野が、大畠にロメロスペシャル。
反則で攻守交代に成功した大畠からタッチを受けた水波。
ナルシストラリアットを狙ったところで、朱崇花がノータッチで飛び込んできてドロップキック。
しかし大畠も、水波が下野&朱崇花の攻撃をかわしたところで、2人めがけてフライング・ボディーアタックを放っていった。
 水波と下野がショルダータックルの打ち合い。
最後は対角線を走り、下野が打ち勝った。
そして串刺しでジャンピング・ニーアタックを決めて「オー!」。
代わった朱崇花はセカンドロープに飛び乗ってのボディーアタックを決めるが、水波もパワフルな攻撃で反撃。
ロープに張りつけにした朱崇花にラリアットを叩き込み、大畠はコーナーを駈け上がってのスイングDDT、ミサイルキック。
朱崇花は大畠のドロップキックを水波に誤爆させると、大畠に蹴りをぶち込んでミサイルキック。
 下野は一本背負い3連発で大畠を宙に舞わせ、串刺しラリアット3連発。
そして雷電ドロップを放ったものの、かわされてしまう。
大畠のフライング・ボディーアタックをカウント2で帰っした下野は、一本背負い。
投げられなれながらエビに返していった大畠。
エルボーの打ち合いから朱崇花のトラースキックをのアシストを受けた下野は、カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げ、自身のヒザに大畠の背中を撃ち当てた。
これをカウント2で返されると、ロープに走っての雷電ドロップ。
しかし大畠はカウント2で返す。
さらに下野がラリアットを狙ってロープに走るが、大畠を押しのけてリングに飛び込んできた水波がラリアットで迎撃。
続いて大畠が放ったジャーマンは、下野がカウント2でクリア。
ここで「残り3分」のアナウンス。
 リングに飛び込んできた朱崇花に3Dを決めた大畠&水波。
下野は孤立しながらも、大畠をなんでやねんで丸め込む。
カウント2で返されるとラリアット。
これにも屈しなかった大畠は、裏拳から花マルどっかんを決めるも、下野はカウント2で返す。
粘りを見せた下野だが、続くブルーダリアでカウント3を聞いた。
 試合後、マイクを手にしたのは大畠。
「皆さん、Merry Christmas!」と挨拶。
そして「本日は年の瀬のお忙しい中、ご来場いただきまして、誠にありがとうございます」と続け、引き揚げようとする下野の後ろ姿に「下野!」と呼びかけると、「活動休止みたいだけど、今日のDAIJO軍vs志田軍、勝ち逃げなんて許さないから。とっとと毛を生やして戻って来い! 石黒が禿げるのが先か、下野が戻って来るのが先か、勝負だ」と、大畠流のエールを送った。
 そして、「ということで、大阪は年内最終興行で、何をしゃべればいいんでしょう? この後、忘年会もありますので、ぜひとも皆さん、そちらにもお越しください。そして、29日の後楽園ホールでは、水波がシングルのベルトに挑戦します。そちらも、私は水波が獲るって信じてます。なので、世代交代の時代が(起こる)瞬間をぜひ、大阪からでも皆さん、いらしてください」と挨拶。
 最後は「これがWAVEだ!」で2016年の大阪大会を締めくくった。