Topaz


★11月26日(日)東京・後楽園ホール
観衆=658人

1、Resurrection WAVE~飯田美花復帰戦(20分1本勝負)
飯田美花&春日萌花&○長浜浩江(8分25秒、バックドロップ・ホールド)沙紀&高瀬みゆき●&本間多恵

頚椎損傷のため、欠場していた飯田美花が約3カ月ぶりに復帰。
春日萌花&長浜浩江と組み、沙紀&高瀬みゆき&本間多恵と対戦した。
 先発を買って出たのも飯田。
沙紀に河津掛け、顔面ドロップキックをお見舞いしていく。
長浜&春日も出て行き、ダブルのドロップキックを決めると、沙紀を捕獲。
飯田がその上に飛び乗り、ファンに「ただいまー!」の挨拶。


その後も飯田は、本間との関節の取り合いや、高瀬への鋭いエルボースマッシュなど奮闘。
この流れを受けた長浜だったが、高瀬が逆水平チョップで攻守を入れ換えるとカミカゼでカウント2。
ダイビング・ギロチンドロップも投下したが、これは長浜が寸前で回避。
すると春日がダブルリストアームサルト→飯田が低空ドロップキックで長浜にお膳立て。

最後は長浜がバックドロップ・ホールドで高瀬を沈めた。

◎飯田コメント
飯田「休んでいた間にリング上はいろんな動きがあって、思ってたより3カ月は長かったです。闘ってみてリングに戻ってこれたという実感はありましたね。まだテーピングはしてますけど、復調具合は問題ないです」

2、メンズWAVE~adios amigo(15分1本勝負)
○ダイスケ(9分13秒、片エビ固め)後藤恵介●
※スライディングD

ガッツワールド12・2新木場大会で引退するダイスケが、最後の後楽園ホール、最後のWAVE参戦。
後藤恵介とは、2016年の8・7新木場でのエキシビションマッチ、今年の1・8新宿で対戦している。
後藤としては、成長したところを見せる最後のチャンスとなった。
 序盤、後藤はいきなり女子プロムーブを敢行。


しかしファンの反応はシーン……。
するとダイスケも女子プロムーブでお返しして、チンロック。
「コイツの心は折れているはずだ!」とギブアップを迫る。
 気持ちを立て直した後藤はエルボーで向かっていくが、ダイスケが強烈な一発でお返し。
劣勢ながらもドロップキックでやり返した後藤は、串刺しボディーアタックからのエルボーバット。
さらにセントーン2連発に繋げる。
これも返されると、後藤はダイビング・セントーンを狙うが、寸前でダイスケもかわす。
 チャンスをもらったダイスケはファルコンアローへ。
キックアウトされるとスライディングDを放つも、エビ固めに切り返す後藤。
その後も丸め込みを連発していくが、すべて凌いだダイスケがフロッグスプラッシュを投下。
キックアウトされると、スライディングDでトドメを刺した。
 試合後、後藤は「GAMIさん、来月の12月29日、どうしてもやりたい人がいるんです。新井健一郎選手とシングルマッチお願いできないでしょうか」と直訴。
二上美紀子社長は「石黒(レフェリー)と相談しておきます」と返答した。

3、コミカルWAVE・田中ミキへの五番勝負(仮)~カオス(20分1本勝負)
旧姓・広田さくら&○田中ミキ(8分54秒、四股式体固め)フェアリー日本橋●&救世忍者乱丸
※Xチョップ

コミカル界の逸材・田中ミキへの五番勝負。
初戦の浜田文子戦に敗れたものの、文子に「もうやりたくない!」と言わせ、ある意味、勝利を収めたミキ。
今回はフェアリー日本橋、救世忍者乱丸、旧姓・広田さくらといったWAVEのコミカル主力メンバーに囲まれた格好。
クセモノ揃いのカオスの中で、ミキが実力を発揮できるかがポイントだ。
 早速、ミキは先発を巡り広田と言い争い。
パートナーチェンジを申し出て、乱丸を抜擢する。
ようやく試合となり、フェアリーはミキへの串刺し攻撃。
乱丸がガードに入るも、寸前でかわしたためミキに命中してしまう。
広田の串刺し攻撃もミキへ……。
 怒ったミキは、パートナーをフェアリーにチェンジ!? 
仕切り直したミキは、フェアリーに自分を担がせドロップキックを狙うが、フェアリーが支えきれずに失敗。
妖精も解雇したミキは、仕方なく広田をパートナーに戻した。


 フェアリー、ミキの自己紹介のあと、乱丸が「忍法・金縛り!」へ。
しかし、ミキが無視。
やる気をなくした乱丸だったが、広田に説得されたミキが金縛りにかかりにいく。
ところが、これは乱丸のフェイント。
「忍法・金縛ばらない!」でミキに精神的なダメージを与えていく。
今度はフェアリーが出ていき、魔法攻撃。
今度は騙されない……とばかりにミキが拒むと、広田がお手本を見せていく。
これに触発されたのか? 
ミキはフェアリーにショルダータックルを連発。
乱丸にも放って四股を踏む。
フェアリー&乱丸の上に、広田を投下したミキは、脳天へのチョップを乱丸、フェアリー、広田に決める。

「プシュー!」と脳天から何かが出ているジェスチャーをする3選手に、ミキがXチョップで飛び込む。
重なるように3選手が倒れ込むと、ミキが四股のように踏みつけて3カウントを奪った。

4、ヤングWAVE(10分1本勝負)
△朱崇花(時間切れ引き分け)橋本千紘△
◎延長戦(5分1本勝負)
△朱崇花(時間切れ引き分け)橋本千紘△

アマチュアレスリングの経験がある朱崇花。
橋本千紘とは3年前に一度、レスリングで対戦したことがあり、その時は橋本が勝利している。
プロレスにおいては、2015年の同期デビューとなる朱崇花と橋本。
その後、朱崇花は初のジェンダーレスレスラーとして注目を浴び、橋本はデビュー1年でセンダイガールズワールドチャンピオンとなるなど活躍。
まったく違う道を歩んできた両者の、注目の初シングル対決となる。


 開始早々、スパーリングのような攻防。
バックを取った橋本だったが、朱崇花も取り返す。
スタンドに戻ると手四つの力比べ。
朱崇花が再びテイクバック。
橋本も取り返し、フロントネックロックで捕獲する。
脱出した朱崇花はアマレス式のアンクルホールドを狙うが、極まらない。
橋本の飛行機投げを側転で返す朱崇花。
橋本も、朱崇花の飛行機投げを同じように切り返す。
 5分経過。
今度こそは飛行機投げを決めた朱崇花はクルスフィクスへ。


脱出した橋本が卍固めで攻守を入れ換える。
サイドスープレックスを交互に放ったあと、朱崇花がミサイル発射! 
顔面ドロップキックもお見舞いする。
一方、橋本もタックルから串刺しボディーアタック。
サマーソルトドロップ2連発でカウント2。
 ならばと朱崇花はトラースキック、その場ドロップキックで橋本を場外に落とすと、ロープ越えコンヒーロ。
残り30秒でリング内に戻った朱崇花と橋本だったが、橋本の腕十字を朱崇花が耐えきりドローとなった。
 試合後もつかみ合う朱崇花と橋本。
朱崇花が「納得いかないんですけど。延長してもいいですか?」とアピールすると、二上社長が5分の延長戦を認めた。
 ゴングと同時に橋本がスピアで倒すと、すかさずカミカゼ。
セカンドロープからのサマーソルトドロップを投下する。
朱崇花も得意のブーメランアタックなどで反撃。
一進一退の攻防が繰り広げられるなか、橋本がトップロープからのサマーソルトドロップを投下。
しかし、カバーの瞬間、朱崇花が切り返しカウント2。
 ならばと橋本はオブライト(ジャーマンSH)を狙うが、切り返した朱崇花が残り1分からムーンサルトプレスを敢行。
寸前でかわした橋本が残り30秒からショートレンジラリアット3連発。


返されると、走り込んでのラリアットを放ったが、ここで再びゴングが鳴らされた。
試合後、朱崇花は自分のほうが上だと言わんばかりのガッツポーズ。
橋本が襲いかかったが、セコンドが止めに入った。

◎朱崇花コメント
朱崇花「まあレスリングで橋本選手とは対戦したことがあるので、その時の対戦が負けてたんですけど、その負けを引きずって今日まできた。リングに上がったら過去の自分はどうでもよくて、女子プロレスラーとして、朱崇花としてもプロレスをみせたいと思った。そういう意気込みで試合したら、思ったよりも大したことなかった。引き分けになったけど、そんな思ったほどではなかったので、まあ、仙女のベルトを巻いてるかもしれないけど、近いうちに越せるんじゃないかなって、闘っていて思ったし、面白い相手でした」

5、Dangerous WAVE(時間無制限1本勝負)
浜田文子&○宮崎有妃(18分58秒、外道クラッチ)水波綾●&山下りな

 宮崎有妃の呼びかけに端を発したこの試合。
一見、経験値の高い宮崎&文子が有利に映るが、山下りなは10・20新木場(吉野恵悟プロデュース大会)で行われたハードコアマッチで高評価を得たばかり。
また水波綾もWAVE11・15新木場で文子と激しい前哨戦を繰り広げており、熱い試合となることは必至だ。
 先に入場した水波&山下は、デスク、タイヤ、トラッシュ缶などを持参。
宮崎&文子もラダー、チェア、デスク、そしてなぜかロボット掃除機を持ってリングイン。
開始早々、4選手が入り乱れて場外へ。
文子と水波は南側客席で乱闘。宮崎も机上パイルドライバーで早速、山下を血祭りに。
 リングに戻り、イスに水波&山下を座らせると、文子&宮崎がキックをお見舞い。
さらに文子はニュートラルコーナーを外してラダーをセット。
すかさずイスを握ると、水波はトラッシュ缶の蓋を持ち出す。
盾のように防御していくが、イスで強打した文子が水波をラダーに突っ込ませる。
 また宮崎はコーナーに山下をセットすると、ラダーを立てかけダッシュで駆け登る。
しかし、足を踏み外し失敗。
気持ちを切り替え、ラダーからのブレーンバスターを狙うも、山下が追いつき逆にブレーンバスター!


 攻守を入れ換えた山下はハーフデスクで宮崎の脳天をブチ抜くと、トラッシュ缶を自ら被ってダイビング・ボディープレスを投下。

 


だが、これは自滅。
攻勢に転じた宮崎は、文子に山下を捕獲させる。
すかさずダイビング看板攻撃を狙うが、山下がかわして文子に誤爆。
 文子が突進するも、水波がフロントスープレックスでラダーに叩き付ける。
さらに山下は宮崎にイス上へのバックドロップ。
勢いに乗りかけた水波&山下だったが、水波のラダーを使ったシーソー攻撃は失敗。
ならばとコーナー最上段に机をセット。
そこからの攻撃を狙うが、追いついた宮崎が雪崩式ハリケーンドライバーに繋げる。
続く宮崎のムーンサルトプレスは水波もかわす。
 すかさず水波→山下が連続ラリアット。
そこから水波がドラゴンSHに繋げる。
ホットリミットとスプラッシュマウンテンの競演は未遂に。


反撃に出る文子が延髄で飛び込むが、これは宮崎に誤爆。
チャンスとみた山下がスライディングラリアット。
一気に畳みかけようとしたが、宮崎が水波にリップロップからの首固め。
キックアウトされると、すぐさま外道クラッチでクルリ!


 試合後、文子は「このメンバーとやれて、凄く燃えた。だけど、ここまでお前らにやられるとは……。でも、こういう試合もいいんじゃないの?」とハードコアでの再戦を希望してリングを降りた。

◎文子&宮崎コメント


文子「イタイ」
宮崎「WAVEでのハードコアはね、まだはじまったばかりなのでどんどん×2これを楽しくて快感だと……」
文子「でも終わったあとがイタイですね。本当にイタイ。足、メチャクチャイタイ」
宮崎「でも楽しかったので、ハードコアの炎を絶やさないようにしていきたいですね」
——4人のハードコアはどうだった?
宮崎「こっちのほうがやったことあるので、(水波&山下は)慣れてないけど、いろんな人に聞いたり、いろんな物を見て勉強したんだなって思いましたね。人間凶器だって言ってたから」
文子「はは。腹立つ。ラリアット来ると思ったら、顔面ですよ。あのよくわからないカンカン。ビックリ……。記者会見でも説明あったと思うんですけど、私、聞いているようで聞いてないから。どういうアレでハードコアマッチになったか、イマイチわからないけど、呼んでくれて、選んでくれた宮崎さんに感謝してます。試合、始まる前から緊張して、試合してる途中も緊張した。宮崎さんが言うように、向こうがやり慣れてないし、(普段)やらないもの(技)をいきなりフラれた。緊張感がいいふうになって、メッチャみんなが血を出した時に燃えてくるものが(あった)。向こうにも伝わっているんであれば、もう1回、試合、お願いしてもらいたいなっていうのが凄くある。凄く楽しくやらせていただきました。だけどイタイ……」

◎水波&山下コメント


山下「試合中は夢中なんですけど、正気に戻ると……でも、やってみて、ハードコア好きだなと思いました。大好きです」
水波「あー、あっという間に終わったというのと、あんまり覚えていないのが凄く残念なんですが、頭を使うので、凶器を使うってことは……。何をどこに配置して、何をこうしようという部分が凄く頭よくないとできないルールなんだなって思いました。本当に普通の試合じゃなくて、こういった試合の形式というのは山下と一緒で楽しかったのはあります」
山下「水波さんと組んだことがほとんどなくて、こういう形で一緒に組むことになったんですけど、ハードコアで一緒に組めて良かったなと。水波さんと入場から凄く楽しかったです。また一緒にできれば」
水波「今日はやり慣れてないので、自分とかとくにそうなんですけど。相手はベテラン選手でやり慣れてるっていうので、いいようにされちゃった時間が長かったんですけど、まあ私、組んでて山下ってこういうスタイル合うなって思いますし、このタッグというものが、どんどんどんどん、もしこれからも先あるんであれば、経験を重ねていけば、とてもいい意味でぶっちぎっているタッグチームになれる可能性を、自分はやっていてカラダがそう感じました」
——ラダーの新しい使い方にもトライしたが。
水波「ね、失敗しましたけどねー。失敗した!と思って。あれがもし決まっていればとか思いますけど、でもやってみるしかないし。やると決めたら思い切りやるしかないし、そういった気持ちでやったんで、あれはあれで一個の経験値として。次もし機会があるなら」
——またハードコアやりたい?
山下「もしまたタッグでハードコアって言われたときは隣に水波さんがいてほしいなって私は思います」

6、DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>彩羽匠&○門倉凛(18分48秒、逆打ち)桜花由美&桃野美桜●<挑戦者組>
※第20代王者組が2度目の防衛に成功

 WAVE9・17後楽園大会で、第20代王者組になった彩羽匠&門倉凛の“NEW TRADITIONAL(通称NEW−TRA)”。
翌18日に行われたマーベラス横浜大会で旧姓・広田さくら&田中ミキの挑戦を受け、初防衛に成功。
2カ月ぶり2度目の防衛戦の相手は、桜花由美&桃野美桜の“BOSS to Mammy”だ。

ちなみにBOSS to Mammyとは9・17後楽園でのトーナメント、10・30新木場での三つ巴戦と連勝中だ。
 試合は桃野vs彩羽でスタート。
早速、彩羽のヘッドロックが決まる。
桃野は「イタイ…Mammy助けて」と助けを求めるが、門倉が阻止。
孤立する桃野にNEW-TRAが波状攻撃。
 しかし桃野もNEW−TRAをまとめてホイップすると、続く桜花が門倉にビッグブーツ。
これで主導権を握ったBOSS to Mammy。
桃野は桜花に指示を出し、合体ドロップキック、合体ボディープレスを決めると、キャメルクラッチへ。


桜花の顔面ドロップキックを呼び込んだあと、ダイヤル固めでカウント2。
ローンバトルを強いられた門倉だったが、桃野の串刺し攻撃を桜花に誤爆させると、キャノンボールでカウント2。
 彩羽vs桜花の場面。
再びBOSS to Mammyは連係を狙う。
ならばと彩羽はキックで応戦。
これを手で払う桃野だったが、その彩羽の足が桜花にヒット。
痛い目に遭わされてばかりの桜花に、彩羽がキックのコンビネーションで追い打ちをかける。
 それでも桜花がDDT、カカト落としで攻勢に転じると、桃野が自らチェンジを要求。
彩羽相手に躍動し、JKボムを狙うが、彩羽がインプラントに切り返しカウント2。


ここで彩羽は門倉と交代。
門倉はDDTからミサイル発射。
キックアウトされると、走る門倉だったが、桜花が追走式ビッグブーツで阻止。
すかさず桃野がJKボムを狙うも、門倉も読んでいた。
彩羽のソバット、門倉のレッグドロップが桃野に決まる。
 さらに門倉はスクールボーイ、ウラカンラナを敢行。
逆打ちは、切り返した桃野が首固めへ。
ここで彩羽のハイキックが門倉に誤爆。
攻守を入れ換えた桃野がJKボムを狙うが、これも未遂。
すかさず桜花がスパインボムでアシストに入ると、桃野がジャックナイフで飛び込むも、彩羽がレフェリーのカウントを妨害する。
 ならばと桜花のブレーンバスターから桃野がJKボムへ。
これも彩羽が滑り込みカット。
BOSS to Mammyはファンタスティックフリップを狙うが、自滅。
このチャンスに彩羽がキック! 
すぐさま門倉が逆打ちに繋げて逆転の3カウント!

◎NEW−TRAコメント
彩羽「実際にタイトルマッチをするまでは、向こうはチームワークも悪いし誤爆も多いし。だけど、結構に攻め込まれましたね。そして今日の試合で確信したことがあるんですけど、リンは本番に強いですね!」
門倉「やっぱりこのベルトにかける気持ちは誰よりも強いですし、桃野からは初勝利でしたけど、自分たちの方が強いと証明できたんじゃないですかね」
彩羽「お客さんの目から見てもリンの方が桃野よりも劣ってる部分は見えていたと思うけど、いつまでも下にいるわけじゃないって見せられたんじゃないですかね」
門倉「今後の標的は改めて、アビリバです」
彩羽「なぜアビリバなのかと言えば、要するに自分たちの力を試したい。誰もがタッグチームと言えば口を揃えるアビリバに対して、どのくらい今の自分たちが通用するのか? ワクワクしますよ」

7、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○大畠美咲(15分25秒、スカイブルー・スープレックス・ホールド)野崎渚●<挑戦者>
※第7代王者が3度目の防衛に成功

 大畠美咲より若い選手たちだけのエントリーとなった、2017年のNEXTトーナメント(次期挑戦者決定トーナメント)。
勝ち上がってきたのは、大畠の同期・野崎渚だった。
野崎は今年8月、4年半ぶりに復帰を果たしたばかり。
しかも魔性のスリーパーと称される“ドルミル(胴締めスリーパーホールド)”で水波綾、朱崇花を眠らせてきた。
トーナメントでも、高瀬みゆき、山下りな、桃野美桜を下しての初レジーナ挑戦だ。
 試合前、野崎から握手を求めると大畠が応じる。
しかし、そのまま野崎はドルミル狙い。
なんとか逃れた大畠がランニングエルボー。
キックアウトした野崎はもう一度、ドルミルへ。
ニアロープに助けられた大畠だったが、ノドに入ったのか場外で呼吸を整える。
 リングに戻ろうとする大畠に、野崎がロープを挟んでドルミル。


リング内に引きずり込むと、ブレイジングチョップで追い打ちをかける。
大畠も馬乗りになってチョーク攻撃。
野崎もやり返してコブラツイストへ。
さらに逆エビ固めでステップオーバー。

ブレイクされると、野崎がストンピング。
 野崎は至近距離からの串刺しニーを放つとキャメルクラッチへ。
大畠も反撃に転じようとするが、野崎は再びドルミル。
これはニアロープ。
その大畠に野崎は張り付け攻撃。
エプロンでリバースのインステップキックを狙うも、アンクルホールドに切り返した大畠が場外プランチャ、ミサイル弾に繋げる。
すかさずコーナーに登るも野崎が追いつくと、大畠がパワーボムで切り返す。
旋回式ダイビング・ボディープレスはカウント2。
 野崎もカウンターのビッグブーツで流れを変えると、高速ブレーンバスターを敢行。
続くミサイル弾はニアロープ。
 10分経過。
エルボーのラリーからビッグブーツとエルボーの打ち合いへと発展。


大畠のダブルハンドブローをかいくぐった野崎はガットショット。
そしてドルミルへ! 
ブレイクされるとダブル・ニーアタックでカウント2。再びドルミルを狙うが……。
 読んでいた大畠が投げっぱなしジャーマン。
ダブルハンドブローから走るも、野崎がドルミルで捕獲。
しかし、大畠もエビ固めに切り返す。
しつこくドルミルを狙う野崎だったが、これをエアレイドクラッシュに切り返した大畠が、スカイブルーSHに繋げて3カウント! 


3度目の王座防衛に成功した。

◎試合後のマイク/12・5&12・17新木場でOBASAN NEXTトーナメント開催&優勝者は12・29後楽園でレジーナに挑戦決定!

大畠「野崎! 私さ、宮崎さんがさ、復帰してさ、久しぶりに野崎に会えて、この子ずっと欠場してるけど、いつ復帰するつもりなんだろうって。プロレスラーっていう肩書きにしがみつきたいから、復帰する気もないのに、欠場してるんじゃないかと思ってて。でも、水波に言われて後楽園ホールでやった試合とか、私が言って出たNEXTのトーナメントとか。私たちの気持ちに応えてくれて、それで感謝してると言ってくれて、本当に嬉しかったです。(野崎が泣くと)なんで泣いてるの? 野崎は、人数あわせなんかじゃないよ。これからWAVEの中心で一緒にやっていきましょう! 今日はありがとう。(セコンドの水波も泣いている)泣いているの!?(笑)。テッパンですな。ということで! 無事3度目の防衛を果たすことができました。でも、まだここで終わりではありません。次も考えてきております」
そこにNEW-TRAが乱入する。


門倉「ちょっと待った-!」
大畠「呼んでない」
門倉「大畠さん!」
大畠「はい」
門倉「自分たち、NEW-TRA、本日タッグのベルト防衛しました」
大畠「おめでとう。私も防衛したんだ」
門倉「あっ、おめでとうございます。防衛したということは! Avid Rival! アビリバ、次の後楽園ホール大会……」
桜花「ちょちょちょ。ちょっと待てぃ。(NEW-TRAに向かって)お前らには用はない。ちょっとステイ、待ってろ。大畠!」
大畠「なんすか」
桜花「今回のNEXTトーナメントは、大畠より若い子とトーナメントやったよね?」
大畠「キャリアの下の子ね」
桜花「で、大畠がレジーナになった時にお姉様方はチャンスは自分で掴み取ってくださいって言ったから、じゃあ次はお姉様方でトーナメントやってやろうじゃない」
大畠「いや、別にいいです。求められてないんで。別にお姉様方、まあ、オバ様方はチャンスが欲しければZAN1で掴み取ればいいじゃないですか。次、人気投票あるんだから。それによってオバ様方の需要があるかどうか決まるんじゃないですか?」
桜花「ZAN1は若い子にもオバさんにもチャンスがある。でも、こないだのトーナメント、私たちにチャンスはなかった。っていうことは、私たちにもチャンスがあっていいんじゃないですか? みなさんどうでしょう(拍手が沸き起こる)」
大畠「ババアはへりくつばかりだな!」
桜花「チャンスはな、上から与えてもらえるもんじゃねーんだよ。自分で掴み取りに行くんだよ。オバサンなめんじゃねーよ」
大畠「理不尽!」
桜花「うっせ、ちょっと待ってろ。おい、二上! オバサン。私たちにもチャンスが欲しい」
大畠「オッサン……」
桜花「オッサン、12月5日の新木場と17日の新木場でお姉様方のトーナメントをやって、12月29日の後楽園ホールでレジーナに挑戦させろよ。いいな、オッサン」
大畠「断る勇気も必要ですよ」
二上社長「あのな、私はオッサンでもオバサンでもなく、社長! 社長や。この世の中、ヤングだ、ヤングだ言うて、みんな若い方へ行ってるときにオバサン行く?」
桜花「行くだろ」
二上社長「あえてオバサン行く?」
桜花「行くだろ!」
二上社長「それはメチャクチャ面白いやないけ!」
桜花「いいですねー」
二上社長「オバサンのNEXTね」
桜花「宮崎さん。水波、アンタ10年越えてるよね?」
大畠「いやいや同期だし。私より、デビュー遅いし」
水波「再デビューはな。本当は2004年にデビューしてんだ」
大畠「今まで同期でやってたのに、こういう時……ズルくない?」
桜花「チャンスは自分で掴み取りにいくからな。あとは、ウチにいるオバサン……いるはずなんだけど、世界のオバサン。浜田文子!」
大畠「世界のオバサンって」
桜花「浜田さん、しょうがないでしょ。お姉様方のトーナメントになると、世間が言ってるオバサンになるから」
文子「桜花、一ついい? オマエよりも若いからな」
そこに朱崇花が現れる。
桜花「どうした。オマエは誘えないぞ。見た目はオバサンかもしれないけど」
朱崇花「ババアうるせー。私、今日、橋本千紘に負けてるんですよ。あっ、負けてない! ドロードロ-、10分からの5分ドロー! 腹立つんで、文子さん! 次の後楽園タッグ組んで、そうだなー。里村さんあたり? 連れてきてもらって、タッグで対戦しませんか?」
橋本千紘もエプロンに上がる。
文子「なんかそっちのほうが面白い。ごめんね、オバサン。ウチの朱崇花、今日負けてるけど、えっ、負けてない? あれ? 仙女も面白くなってると思うけど、WAVEも負けてねーぞ。だから里村さんに言え。わかったか?」
朱崇花「GAMIさん、カード組んでもらえますか?」
二上社長「はい」


大畠「OKだそうです」
桜花「じゃあ、浜田さんはオバサントーナメントなしということで。あとは……」
そこに広田さくらが登場する。
広田「ちょっと待って。そのトーナメント、お母さんも出たいんです。田中ミキが出てきてから、私の参戦率が少ないんですよ。ミルク代やらオムツ代やらかかるんです。ミルク代やらオムツ代やら、稼がせてください」
桜花「わかった。お母さんもOK。広田さんOK。あと、春日。アンタさ、もうずっと永遠の23歳と言ってるけど、それ10年くらい言ってるよね?」
春日「いいんです。声の仕事は23歳でいいんです。出してくれるんですか?」
桜花「オバサンを受け入れる?」
春日「リングの上では年季入ったところみせますよ」
桜花「春日決定ね。野崎、アンタさ、今日は残念だった。チャンスを掴めなかった」
大畠「だから野崎は同期です。さっきから言ってるじゃないですか」
桜花「大畠より、デビューは上? 下?」
野崎「1カ月早いです」
桜花「お! ってことは……先輩。1カ月先輩」
大畠「1回やってるからいいじゃないですか」
桜花「もう1回チャンス与えるから。もう1回レジーナに挑戦できる。ということでいいですか、社長。いいですね。とりあえず今いるメンバーこれだけでいいですかね?」

二上社長「もうちょっとオバサン誘いましょう。オバサンと言えばという、あと2人くらいいるんでね。ウチに出ている選手で。やりましょう。それ入れましょう」
桜花「じゃあそれで5日と17日でトーナメントやって優勝者が12月29日、レジーナ挑戦で」


二上社長「オバサントーナメントね。12月5日からはオバサンNEXTがはじまります。いいですか、みなさん。オバサンですよ、オバサン! ぜんぜん若くないですからね。言っときます。オバサンです」
大畠「チョー理不尽ですけど、いいですよ。やりましょう。ただ29日、ババアとやって私が防衛したら、もう二度と私よりババアとはやりません! いいですね、それでいいならやりましょう」
二上社長「ババアども頑張れよ! というわけでNEW-TRAは12月29日は防衛戦できません。残念。そのかわり、まだ年内はウチたくさん試合あるんで、大阪でやりますか。大阪でやりましょう」
大畠「私たちいいって言ってないですけど」
二上社長「私がいいと言ってるので。大阪は23日と24日、連日あります。どっちがいいですか?」
彩羽「24日予定入ってるんで、23日でお願いします!」
二上社長「23日、防衛戦やりましょう。NEW-TRAvsアビリバ!」
大畠「クリスイブに何の予定入ってるの? 絶対、ウソだろ……」


二上社長「はい以上です。締めて下さい」
大畠「せっかく感動的な感じで終わろうと思ったんですけど、これがWAVEってことですね。私が考案したちまたでウワサの締めで締めたいと思いますので、みなさん、お付き合いください」
そう言った大畠は「WAVEといえば、大畠美咲! 大畠美咲といえばレジーナ!! みんな私に付いて来いっ!!」で大会を締めた。

◎大畠コメント
——今日の防衛戦はいかがでしたか。
大畠「今までで一番頭を使ったというか。なかなか長浜、(長崎)まる子と防衛戦やってて、同期とははじめての防衛戦だったんですけど、まあ凄く考えてきているなっていうのがあって。でも、私も考えてきてたわけであって、本当に読み合いになったなと思いました」
——ことごとくスリーパーを返していたが。
大畠「そうですね。決まったらおわりだと思ったんで、1回あやういところあったんですけど、考えて来てました」
——後半はエアレイドも出たが。
大畠「はい。あれは考えてきてたんですよね。左手でスリーパーに入るのはわかっていたので、バックドロップを切り返す技として、エアレイドを教えていただいたので、こっち向きだったら入れるんじゃないかなっていうのは考えていました。それが結果、決め手になったかなと思います」
——続々と名乗りをあげてきました。
大畠「ねー! 本当に、みんなオバサンになると図々しいんですね。1カ月の差とか、再デビューは遅いけど、最初のデビューは2004年だとか。しかも勝手に決めちゃうし、本当に理不尽だなって思いました。チャンピオンの言うことは絶対じゃないんですかね? 社長や専務が上なんてちょっと腑に落ちないです。怒っています、私は」
——クセモノ揃いというか。
大畠「本当ですね。誰が上がってきても、しんどい防衛戦になりそうだなとは思います」
——気になるオバサンは?
大畠「はは。気になるオバサンは……やっぱり宮崎さんとかはシングルではたぶん勝ったことがないんじゃないですかね。なのでキッチリと負かせたいと思います」
——タッグも大阪で決まりましたが。
大畠「タッグもね、こっちがいいって言ってないのに勝手に決まって、でもこないだ彩羽とはシングルやってドローだったので、いつか決着はつけないといけないなと思ってたので。ベルトをくれるっていうなら、もらってあげようかなって思うんですけど、門倉がウイークポイントなのはわかってるので、そこ狙いで。彩羽はどうやってかばってくるのかなっていうのは楽しみではありますね」
 

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■障害者割引
障害者手帳をお持ちのお客様、
身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)の方
各席種2000円引き※指定B席のみ2000円
■学生割引
大・高・中・専門学生
指定席=2000円
■小学生以下は保護者1名につき1名指定席無料。
※障害者割引以外はその他席種の場合は通常料金。
各種割引に対する証明証をご提示願います。

 

 

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