プロレスリングWAVE 10th anniversary『CARNIVAL WAVE~NEVER ENDING 大田区 STORY~』


★8月12日(土)東京・大田区総合体育館
観衆2187人

◎「1st ROUND」スペシャルCARNIVAL WAVE~大人のプロレスごっこ~(5分1本勝負)
△GAMI(時間切れ引き分け)長与千種△

 引退したGAMIがこの日限りの限定復活!
「大人のプロレスごっこ」と題して、憧れの長与千種と3本勝負を行った。
まずは吉野希里リングアナウンサーからルール説明が行われ、①明日の業務に差し支える激しいことはしない②特に激しいと判断したものにはレフェリーのカウントが入る③勝負は通常のプロレスルールできまることがアナウンスされると、早くも観客からは失笑が漏れる。
かくして1stラウンドが、開場中の午後2時30分よりスタートした。
アオリVのあと、氏家清春リングアナのリングコールでGAMIがリングインする。


GAMIZAPに挑戦していたGAMIは10キロも減量。
絞られた肉体を披露した。
続いてGAMIの憧れ・長与千種が入場する。
すると、なぜかZABUN勢はみな長与側のセコンドに。
開始前からイラッとするGAMIだが、気を取り直して握手。
ゴングが鳴らされるも、動かない両者。


あっという間に1分経過。
慌てて試合をはじめると、まずは長与が挨拶代わりのローキック。
早速、激しい攻撃と見なされ、Tommyレフェリーの注意を受ける。
レフェリーの背後にまわったGAMIはメガホン攻撃をレフェリーにぶちかますと、長与にメガホンを持たせて罪を押しつける。
そして予告していた“女子プロムーブ”を敢行。


長与にもメガホン攻撃を見舞うと、「明日の業務は大丈夫ですか?」とレフェリーチェックが入る。
残り1分から長与が正拳突き。
GAMIもロープ渡りに行くが、久しぶりのせいか時間がかかり、ここで時間切れとなった。

◎オープニング/選手入場式


WAVE恒例の3分前の音楽とともに巨大スクリーンでは過去の映像がフラッシュバック。
大会がスタートすると、ZABUNグループが勢揃いした。
そして最後に入場したGAMIこと二上美紀子女大社長が代表の挨拶を行った。
二上社長「まいど! 4000人入ってる声じゃないですね。もう1回いきます。まいど! 本日はWAVE10周年記念大会にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。10年、持ちました! リングからお客さんの顔がまったく見えない状態なので、札止めになってる気がします。札止めな気がします。なのでみなさん、大田区総合体育館、今日は3000人くらいのキャパで作っているので、3000人分の応援が聞こえるはずです。今日はカーニバルなんです。みなさんも心からめっちゃ楽しんで帰ってください。11年目のWAVEもどんどん攻めていきます。今日はその一歩です。10試合、私のプロレスごっこをいれて10試合です。その他の試合も全部メイン級のぶっとんだカードをしこんできたのでお腹いっぱいプロレスを楽しんで帰ってください。では、応援よろしくお願いします」

1、DUAL SHOCK CARNIVAL WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者組>○長浜浩江&小林香萌(8分54秒、変形ジャックナイフエビ固め)米山香織●&チェリー<王者組>
※ゴキゲンBBAが初防衛に失敗、長浜&小林が第19代王者組となる
 10周年記念興行のオープニングを任されたのは、生え抜き第2号の長浜浩江。

元WAVEの小林香萌とのタッグを始動させ、王者・ゴキゲンBBA(米山香織&チェリー)のベルトに挑戦する。
長浜が勝てば、WAVE生え抜きとしてはじめてのタッグ王座戴冠となり、そのご褒美として5日間の夏休みも約束。
一方、BBAとしては7・2後楽園ホールでようやくベルトを取ったばかり。
簡単には手放すわけにはいけない。
試合は挑戦者組の手を王者組が張ってスタート。
長浜コールとBBAコールが沸き起こるなか、早速、小林&長浜がダブルのドロップキック。


BBAも長浜を標的にしていく。
ローンバトルを強いられた長浜だったが、焼豚(コーナーからのブーメランアタック)で攻守を入れ換え、小林が挽回。
チェリーに串刺しドロップキック、セントーンを放って行く。
するとチェリーはラフファイトを展開。
レフェリーをも巻き込んで試合の主導権を握る。
続く、米山が後頭部へのランニング・ニー、モンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップを小林にお見舞いしていく。
小林もドロップキックでやり返すとフィッシャーマン・スープレックスへ。
キックアウトされると、長浜がドロップキックを連発。
ミサイル弾、サクラ落としはいずれもカウント2止まり。
攻守を入れ換えたBBAは連係攻撃を選択。
千豚♪→チェリートーンボムを連続投下。


さらにゴキゲンバスターを狙うが、これは不発に。
ならばと必勝パターンである、チェリーの春夜恋から、米山がジャックナイフに持ち込むが……小林が滑り込みカットする。
ここでチェリーの熟女でドーン!は米山に誤爆。
流れが変わり、長浜がカサドーラへ。
キックアウトされると裏カサドーラからのジャックナイフで米山から3カウントを奪ってみせた。

◎試合後のマイク
長浜「取ったぞー! ベルトも取って、ZABUNの夏休みも取ったぞー! ぜんぜんBBAが強くて今日の勝ちはまぐれかもしれないけど、これから強くなってもっともっと認めてもらえるように頑張ります」
夏「本当におめでとう。みなさん拍手を。よかったー。なんかいいじゃん。似合う、ね。似合う。2人が取ってくれてすっごいうれしいです。でも、私の方が似合うわ。うん、山下、ちょっと来て、来て。あれさ、どう思う? うちらのほうが似合うよね?」
山下「うちらの方が似合うな」
夏「ほらほらほら。説明します。2人がベルトを取った。早速、次、挑戦するのは私たちです。いいですか? だって、考えてください。いい機会だと思うんです。WAVEがもっともっと盛り上がるためには私たちの世代でまわしていかないといけない。そうじゃないとWAVEおいていかれると思います。だからうちらでやらせてください。社長はいいって言ってます」
長浜「やりましょう」
夏「山下、決まった!」山下「うん」
夏「私たちが挑戦します。それまでベルト磨いといてくだちゃーい」
二上社長「8月30日の新宿FACEでやりましょう。とっととやりましょう。香萌ちゃん締めて」
小林「私たち世代でまわしていきます。いや、私たちがまわします。絶対防衛するぞ!」

◎長浜&小林コメント
長浜「持ってみて重たいけど、今はメッチャうれしいです!」
小林「辞めてからWAVEのベルトを巻けるとは思ってなかったけど、長浜が取ってくれてメッチャうれしいです! タッグを提案されて『ああいいよ』っていう感じで、即席で組んだような部分があってまだまだですけど、コンビネーションもいっぱい考えよう!」
長浜「最後の技は自分が大事なときに使ってきた技で名前はまだないんですけど、考えます! 一緒にいた先輩とタイトルマッチでやるというのは重いものがあるので、しっかりと防衛し、ここからベルトを持って強くなっていきたいと思います」
小林「夏と山下は応援しにきてくれたのかと思ったんですけど、さすが私の同期、考えてることが違うなと。私たち世代で回していかなければいけないですし、このベルトは譲りません」

2、メンズCARNIVAL WAVE(20分1本勝負)
ケンドー・カシン&○TAKAみちのく(8分25秒、ジャスト・フェースロック)後藤恵介●&ディック東郷

 WAVE初の男子レスラー後藤恵介が憧れの人・ディック東郷とタッグを結成。
いまだ初勝利を挙げていない後藤はここで結果を残すことができるのか!?
まずは東郷vsカシンが手を合わせ。
グラウンドの攻防で魅せたあと、TAKAと東郷が対峙する。


ベテラン勢が作る独特の雰囲気に、入って行くチャンスがない後藤だったが、ようやく試合権利を得ると、TAKAを相手にエルボー弾! 
だが、TAKAのラフファイトでペースを乱され、後藤が捕まる展開に。
苦戦する後藤だったが串刺しボディーアタック、エルボーを放つと、自力で東郷と交代した。
東郷とTAKAはクロスフェースの取り合い。
二転三転する攻防でファンを魅了していく。
ここで東郷&後藤はダブルのドロップキックを見舞うも、カシンが後藤に反撃のボディースラム。
ならばと後藤がセントーンを放つと東郷も続く。
そして東郷はペディグリーでお膳立て。
すかさず後藤はダイビング・セントーンを投下するも当たりが浅い。


ならばとTAKAをロープに振ろうとしたが、TAKAが逆にジャスト・フェースロックへ。
これは東郷が助けに入る。
さらにカシンの誤爆ビンタ(?)、東郷のトラースキックのアシストからスクールボーイで丸める後藤だったが、これもカウント2。


逆にTAKAがキックで攻勢に出て、ジャスト・フェースロックで試合を終わらせた。

◎東郷&後藤コメント
後藤「なんか安心感があって、気持ち的には充実してるんですけど、勝てなかったことに悔いがあります」
東郷「まず技を出すよりも、技の正確さ。技の多さじゃなくて、まずは正確さが非常に大事。ダイビング・セントーンを今日初めて出したいということでお膳立てを作ったけど、上手くヒットしなかったな。ホントに勝負がかかってるところで技のミスは痛いし、今日の負けに繋がったかな。ちゃんとヒットしてたら決着もわかんなかったよね。まあ良い教訓になったと思う。俺もダイビング・セントーンをフィニッシュにしてるけど、大事に大事にずーっとこの27年間フィニッシュに使ってきた。やっぱり最初の1年め、10年め、20年め、ぜんぜん違うから。的確にヒットさせられるようになるにはそれくらいかかるよ。ただ落ちればいいという技じゃない。これからフィニッシュに使うというのなら、今日を第一歩と思って、年数をかけてやっていけばドンピシャで当たるようになるから。気迫とかは持ってると思うから、あとは技の正確さ。ただでさえ持ってる技の数は限られてくるわけだから、いかに的確にダメージを与えるかが大事だから。持ち数の少ない技でダメージを与えるということも大事だし、これから経験で覚えていくものだし。まあこれからだよ。またいつか組むなり闘うなりしようよ」
後藤「お願いします!」

3、コミカルCARNIVAL WAVE(20分1本勝負)
志田光&桃野美桜&門倉凛&○木村花(0分6秒、片エビ固め)フェアリー日本橋&旧姓・広田さくら●&乱丸&ハイビスカスみぃ
※ドロップキック
◎再試合
志田光&○桃野美桜&門倉凛&木村花(0分5秒、片エビ固め)フェアリー日本橋&旧姓・広田さくら●&乱丸&ハイビスカスみぃ
※ドロップキック
◎再々試合
○志田光&桃野美桜&門倉凛&木村花(3分15秒、片エビ固め)フェアリー日本橋&旧姓・広田さくら&乱丸&ハイビスカスみぃ●
※魂のスリーカウント

 第3試合は、WAVEのもう一つの顔でもあるコミカルマッチ。
旧姓・広田さくらの復帰戦でもあり、コミカルレスラーたちが集結した。
対するは、コミカルエース・ケンちゃんこと志田光率いる、若手チーム。
コミカルとはほど遠い、桃野、門倉、木村花ははじめてコミカルの洗礼を受ける!?
開始早々、WAVE初参戦でもある花がドロップキックで広田を秒殺。


試合を終わらせると、広田が「ちょっと待ってくれ、試合の勘とか戻ってなかったから今日、復帰なんですよ。広田ロスのお客さんのために、もう1本お願いします!」と懇願。
再試合となり、今度は桃野がドロップキックで広田から3カウント。


再び、広田は「ちょっと待って。とりあえずリングに上がって。戻ってきて。コエーのか、オラ! びびってんじゃねーぞ!! いいか、今日はWAVEの10周年だけど、8月12日、私のリアルデビュー記念日だよ。これでも21年やってんだよ。もう1回やらせろ!」とゴリ押し。


再々試合となると、今度は門倉が先発。
同じくドロップキックを放ったが、広田も意地でキックアウト。
そしてカンチョーでやり返して乱丸&みぃと交代する。
連係で勢いに乗ろうとする乱丸&みぃだったが、志田への連係は不完全に。
一方、志田も竹刀を握ると、かわす乱丸をぶっ叩きまくる。


続いて出ていったのはフェアリー。
魔法で志田、桃野、門倉、花を次々とホイップ。


混戦となるなか、リング上は志田vsみぃへ。
竹刀に怯えるみぃをぶっ叩いた志田はそのまま魂のスリーカウントに繋げて試合を終わらせた。

◎バックステージ
広田「聞こえましたよ、地鳴りのような笑いが! メチャクチャ緊張してましたけど…。若干肩甲骨が上がらない感じで、産後の体にはキツい試合だったので、次からはもっと緩めの試合を心がけようかなと。武道館でデビューしても、結果こうなるってことですよ」
フェアリー「自分はいつもの感じでいけたんじゃないかと思うんですが、なんか違うみたいで。ステッキが途中で入れ替わってて、古代エジプトのステッキみたいになっていて」
広田「ツボ押しとかに効くんじゃない?」
みぃ「沖縄から来て3分で終わりですよ。WAVEは私に何万使ってるのかと(苦笑)」

4、NEO Reunion CARNIVAL WAVE~野崎渚復帰戦~(20分1本勝負)
○飯田美花&宮崎有妃(12分40秒、直伝雁之助クラッチ)野崎渚●&希月あおい

NEO出身の飯田美花、宮崎有妃、野崎渚がWAVEのリングで再会! 
NEOの雰囲気を感じさせるカードが実現した。
またこの試合は、欠場していた野崎の4年半ぶりの復帰でもあり、希月あおいとの“青春緑(せいしゅんりょく)”復活にも注目が集まる。

試合は希月vs宮崎でスタート。
早速、希月&野崎がダブルの攻撃を狙うが、宮崎が両腕ラリアット。
そして、希月を捕まえ、恥ずかし固めに捕らえていく。


飯田のタニバットも飛び出すなど、NEOの風景をちりばめる。
希月はジャンピング・ラリアット、ダブルリストアームサルトで流れを変えると、 “青春緑ポーズ”へ。
ようやく野崎が出ていきエルボー合戦。
これは宮崎が打ち勝ちコーナーに登るが、希月が妨害する。
今度は野崎がコーナーに登るも、すかさず飯田がカットする。
このチャンスに宮崎が雪崩式ブレーンバスターへ。
さらにハンマー式ボディープレスで飯田を投下すると、ムーンサルトに繋げたが……
野崎もかわしてロープに走る。
だが、宮崎がカウンターのハリケーンドライバー。
続く飯田はエルボースマッシュ!
エルボーの打ち合いから、飯田がアームブリーカー。
しかし野崎もスリーパーで応戦。
これは宮崎がカットに入り、飯田が低空ドロップキック、ミサイルキックを放っていく。
キックアウトされるとチキンウイング・アームロックへ。
希月のアシストで流れが変わり、野崎がハーフハッチ。


ダブル・ニーアタックでカウント2。
だが、飯田が関節技で流れを作ると、最後は直伝雁之助クラッチで3カウントを奪った。

◎バックステージ
野崎「(涙ぐみながら)いっぱいいっぱいでした。4年半ぶりで試合の感覚はやっぱり練習とは違うし、改めてプロレスって難しいなって感じました。もっと経験を積んで今まで以上に強くなりたいと思いました。青春緑もあおいちゃんと連絡しながらできて楽しかったです」
希月「青春緑のプロレスは楽しいプロレスなので、これからもっと思い出して欲しいなって思います」
宮崎「私も2年前に復帰してから、自分の人生と思ってプロレスに戻りましたけど、野崎が『戻りたい』言ってくれたことがホントに嬉しくて。15のときから知ってるので、親に安心してもらうっていう選択もあったと思いますけど、自分の人生ですからね。よかったです」
飯田「NEOが解散してから6年半、私はデビューして1カ月くらいで解散してしまいましたけど、自分のレスラー人生にとって欠かせない人たちで、この恩というのは2人が復帰しなければ絶対に返せないものだったので。その恩を返しきれるということはないと思いますけど、きょう野崎さんが復帰してくれて、自分が成長した所も見せたくて厳しい攻撃をしたところもあったので。これからも成長した自分を感じてもらって、恩を返せればなと思います」

5、ドキッ!セクシーレスラーだらけのYシャツCARNIVAL WAVE(時間無制限勝負=11人参加)
○夏すみれ(17分53秒、Yシャツ脱)春日萌花●
※退場順=藤ヶ崎矢子、豊田真奈美&ハイジ・カトリーナ&KAORU&下田美馬、沙紀&藤田あかね、万喜なつみ&高瀬みゆき、雪妃真矢、春日

 10周年記念興行の開催が決まり、最初に決まったのがこのカード。
Yシャツマッチプロデューサーに任命された夏は、これまで公開オファーを行ってきた。
そして集まった美女はなんと11人。
若手からベテラン、外国人選手まで、バラエティーに飛んだ顔ぶれが揃った。
試合は、1分毎に選手が入場してくるバトルロイヤル形式で行われ、通常のプロレスルールに加え、場外に両足が着いた時点でビチョビチョマシンガンズに水鉄砲でお仕置きされることに。
また試合中にYシャツが脱げても失格となることが明かされた。
夏vs万喜で試合がはじまり、1分後に高瀬が入場。
いきなり夏に落とされそうになったが、同じアクトレスガールズの万喜が助けに入る。
4番目の雪妃、5番目の沙紀がリングイン。
夏がトレイン攻撃の餌食となるも、夏がかわして万喜がリングに一瞬落ちるも、すぐに戻ってセーフ。
さらに6番目の藤田、7番目の下田が入場する。

高瀬は下田に向かってドロップキック。
挑む姿勢をみせるも、下田&夏がネックブリーカードロップお仕置きする。
8番目のKAORUはハーフデスクとともに登場。
下田と結託すると、藤田にデスクを落としていくが、藤田も寸前で回避する。


9番目は女王・豊田。
いきなり沙紀にローリングクレイドルを見舞っていく。


そして、10番目にハイジ・カトリーナが入場。
万喜のダイビング・クロスボディーをキャッチしてみせた。
最後の入場となったは、Yシャツマッチ創始者である春日。
マクラを持って入場するも、ハイジに奪われた挙げ句、ジャイアントスイングでまわされてしまう。
フラフラになった春日が場外に落とされ、最初のびしょ濡れに。


KAORUはハーフデスクを持ち出すも、ハイジが奪うと石黒レフェリーが阻止。
アクシデントでハイジのカラダに触ってしまったレフェリーがリングサイドに落とされ、レフェリング不能に。
そこにビジュアルハンター藤ヶ崎矢子がサプライズ登場。
次々と選手を落としていきビジュアルハンターぶりを発揮する。


リングを占拠した矢子は下田にヒップアタック。
ダブルリストアームサルトを敢行する。
無法地帯となったリング上を見かねた夏が「石黒レフェリーは? どうすんだよ!」とマイク。
そこに現れたのは、ナイスガイを引き連れたTommyレフェリー。


レフェリー仕様のYシャツ姿で登場する。
ここからは怒濤の展開に。
豊田のミサイル弾が決まり矢子が失格すると、丸め込みで豊田&ハイジ&KAORU&下田が同時に失格。
沙紀&藤田も同時退場となり、残りは春日、夏、雪妃の3人に。
まずは春日の逆さ押さえ込みで雪妃が失格。春日vs夏となり、春日がコーナーへ。
夏がYシャツデッドリードライブで投げ落とすと、Yシャツを脱がして勝利を収めた。

◎試合後のマイク
夏「セクシーレスラーだらけのYシャツカーニバルいかがでしたか。無事やり終えてほっとしています。後半戦はこういったイロモノよりも熱い試合が見られると思います。一言言わせてほしい、これもプロレス、これがWAVEです。11年目のプロレスリングWAVEもよろしくお願いします。ありがとうございました!」

◎「2nd ROUND」スペシャルCARNIVAL WAVE~大人のプロレスごっこ~(5分1本勝負)
△GAMI&長与千種(時間切れ引き分け)ダンプ松本&ZAP・T△

GAMIと長与の大人のプロレスごっこの第2ラウンドは、休憩中にゴング。
今度はGAMIが長与とタッグを組んで極悪同盟を迎え撃つ。


試合はGAMI&長与が極悪の入場を襲ってスタート。
怒りを露わにするダンプは竹刀で反撃。


ZAPも出ていきGAMIを流血に追い込んでいく。
あっという間に残り2分となり、長与とタッチ。
するとダンプは長与の額にフォークを突き立てる。
さらに一斗缶攻撃を狙うが、これはTに誤爆。
攻守が入れ替わるとGAMIは長与との正拳突きを披露。
そして、ダブルのサソリ固めへ。
GAMIがもたつくも、ステップオーバーしたところでゴングが鳴らされた。

◎試合後のマイク
ダンプ「おいGAMI、サソリ固めくらい覚えてこいよ。クラッシュに憧れてたんだろ? 今日は飛鳥なんでしょ? サソリ固めくらいね、できないと(苦笑)。でも10周年おめでとうございます。アンタは凄い。凄いですよね。おめでとう。長与選手、今日は当たらなくて残念、血だらけにしたかったな。10月22日に新木場で極悪祭りをやります。宣伝させてもらうよ。長与千種、ジャンボ堀、大森ゆかりvsダンプ、クレーン・ユウ、ZAP・Tです、阿部四郎追悼試合です」
GAMI「ダンプさん、新番組の番宣にくるタレントさんみたいでした。ボードまで用意して」
長与「(GAMIの額を見て)血だらけですやん。最後一発は決めましょうよ。左前です(とサソリ固めをレクチャー)」
ZAP・Tが練習台になってサソリ固めの実演会となると、観客からも笑いが起こった。

6、プレミアムCARNIVAL WAVE(30分1本勝負)
○浜田文子&里村明衣子&高橋奈七永(14分18秒、片エビ固め)橋本千紘&彩羽匠&トトロさつき●
※トラースキック

 10周年のプレミアムマッチとして、浜田文子&里村明衣子&高橋奈七永という横綱級レスラーが集結。
橋本千紘、彩羽匠、トトロさつきといった各団体の若手エースの前に立ちはだかる。
序盤は、先発したトトロがいきなり捕まり里村、奈七永、文子の洗礼を浴びる展開。
防戦一方のトトロだったが、文子にクロスボディーを放ってようやく彩羽と交代する。
彩羽はミドルキックを連発。
文子もブレーンバスターでやり返し、里村とタッチ。
里村が串刺しエルボーを放てば、彩羽も張り手で返す。
ならばと里村は容赦ないキック。


止めに入ったレフェリーを投げ飛ばすほど荒れる里村。
彩羽もキックのコンビネーションでカウント2。
サソリ固めでステップオーバーすると、奈七永が張り手でカットする。


続いて奈七永vs彩羽。
まずは奈七永の串刺しラリアットが決まる。
2発目は彩羽がフロントキックで迎撃し、ミドルキックを放ったが、奈七永がアンクルホールドでキャッチする。


奈七永のバックドロップはカウント2。
彩羽もトラースキックでやり返すと、スワントーンボムを投下。
ようやく橋本、登場。奈七永にセントーンを連発していき、ラリアットの応酬へ。
続いて文子がミサイル発射。
エルボーの打ち合いから、里村のキックを呼び込むと、奈七永とのサンドイッチラリアットを成功させる。
橋本も文子のバックを取ると、ぶっこ抜きジャーマン!


かわったトトロがショルダータックルを連発。
文子はダブルの攻撃を狙うも、奈七永の延髄が文子に誤爆。
攻勢に転じた若手チームは、ファンタスティックフリップでトトロを投下。


いい流れを作るも、再び形勢を入れ替えたベテランチームが同時バックドロップ。
そして文子のパワーボムから里村がフロッグスプラッシュへ。
すぐに橋本が文子&里村にスピアを放つも、今度は奈七永が橋本にラリアット。
トトロがリングに一人残る形となり、文子がトラースキックで貫録勝ちを収めた。

◎浜田組コメント


浜田「最初からこのパートナーを考えればやれるだろうと思って。逆に安心させてもらって楽しむことが出来ました、こうやって見ると夢のようですね、ありがとうございました。でもやっぱりオタクさんの若手(橋本)のアレ、すごかったです。記憶飛びますね」
奈七永「ジャーマン凄かったね、文子の体重を持ってしてもぶん投げられてたんで」
浜田「きれいに決まってたら」
里村「横に並ぶと経験が物を言うといいますか、何を言わなくてもやりたいことをやってくれる。こっちには向こうの3人にはないものがあるし、向こうはこっちにない勢いがある。今日が終わったらまた今度からは敵だし、そこの緊張感は持っていたいというのはあります。でも今日は最高の勝ち方をありがとう」
浜田「なんかカッコよすぎましたね、夢のトリオ。トトロ選手も我々とはじめてですけど、この枠に入れられてよく頑張ってた。そこは自分たちにはできないですね。だってデビューして間もないのに、相手がこの3人でしょ?」
奈七永「これから経験を積んで大きくなると思うし、必ず今日は糧になると思うので、成長していくんじゃないですかね。体も大きくて楽しみですし。彩羽匠も橋本も強くなったし眼差しが強かった。味方2人もデカくて刺激がすごくて、負けられないし、お客さんにも負けられないと思った。もっともっと闘っていかなきゃなって」

◎彩羽組コメント
彩羽「普段はこんな機会はないですし、自分たちが組むこともないし、全部が新鮮で。負けたのは悔しいですけど、意地は出ましたね」
トトロ「自分の弱さというか、ダメなところがすごく見えた試合だったので、これからもっと精進して、GAMIさんが言ってくれたみたいにプロレス業界の第一線で活躍できるレスラーになりたいです」
橋本「あの3人を自分たちが倒していかない限り、女子プロレスの未来はつながっていかないと思うので、こんなんじゃ終わらないですよね。今日も勝つつもりでしたけど、次は必ず勝ちますし、自分の団体を背負って頑張ります」

7、ライバルCARNIVAL WAVE(30分1本勝負)
○水波綾&大畠美咲(12分31秒、片エビ固め)中島安里紗&藤本つかさ●
※ホットリミット

 AvidRival(水波綾&大畠美咲)vsベストフレンズ(中島安里紗&藤本つかさ)が3本勝負で激突。
今大会で初戦を迎え、2戦目はSEAdLINNNG8・24後楽園、3戦目をアイスリボン8・27後楽園で行う。
初戦で弾みをつけるのはどちらのチームか?
先制に成功したのはベスフレだった。
ダブルのドロップキックを鮮やかに決めてみせる。
アビリバを場外に落とすと、ステレオ式プランチャスイシーダも成功させる。


水波vs中島の場面。中島がスリングブレイドからフロントキック。
一方の水波はスピアからナルシストラリアットでカウント2。
続く大畠が串刺しエルボー、串刺し低空ボディーアタックをお見舞いする。
中島も大畠に投げっぱなしジャーマンを放つと、ジャーマンの掛け合いに。


さらにエルボーの打ち合いとなり、中島はキューティースペシャルでカウント2。
藤本が串刺し低空ドロップキックで続く。
ビーナスシュートは歩幅が合わず失敗。
すぐに藤本はジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙うが、これも未遂に終わる。
逆にアビリバの連係ボディープレスが命中。


連係が冴え渡るアビリバは、水波のスピア、フロントスープレックスに繋げていく。
ベスフレも巻き返す。
中島のミサイル弾から藤本が攻勢。
インフィニティを狙うも、水波も裏投げに切り返す。
そしてコーナーに登るも、藤本が追いかけ雪崩式に。
中島のダイビング・フットスタンプを呼び込み、カウント2。
今度こそはと藤本はインフィニティ。
これはカウント2。

10分経過。
ならばとつっかちゃんボムを狙うが、大畠が投げっぱなしジャーマンで水波を救出すると、すかさず水波がラリアット! 
さらにドラゴンに繋げる。
合体スタナーから水波が攻め込むも、藤本は変形ウラカンラナで切り返す。
そしてツカドーラもカウント2。


ならばとアビリバはダブルのホットリミット(ウルトラ・ホットリミットと命名)を敢行。


そして水波のダイビング・ギロチンへと繋げる。
これも中島にカットされると、最後は水波がオリジナルのホットリミットで藤本から3カウント! 


試合後、中島は藤本に平手打ち。


一人で引き上げてしまった……。

◎アビリバコメント


水波「さあ1勝! もっと来るでしょ!」
大畠「今日負けたことでムキになってかかってくるベストフレンズが楽しみになりました」
水波「こんなもんじゃないでしょ!」
大畠「ウチらもまだまだこんなもんじゃないしね」
水波「今日はホームだったけど、次は向こうのリングだからね。でも、2本目、3本目と思わず、これにもっと拍車をかけていくのが初戦を勝った人間の特権というか。まあまあ、次ですよ。来週楽しみですね」
大畠「練習してきた技も出せてよかったね。水波がそんなに器用なタイプじゃないから私が合わせる形で、ホットリミットの威力を上げるために考えた〝ウルトラホットリミット〟です。SEAdLINNNGに関しては初めて見る人の反応が楽しみだなっていうのと、アイスリボンに関してはベルトも巻いてたから。アイスリボンのお客さんは公平にどっちも強くてカッコイイ方を応援してくれるので、私たちが応援されるという自身はあります」
水波「自分からは一言。アビットリバルから目を離すなよ、ドントミスユー!」

◎ベスフレコメント(中島一人でコメント)


中島「まあ今回負けましたけど、これは藤本つかさの負けじゃなくてベストフレンズの負けなので。それをつっかはわかってるのかなって。ショボくれてるんじゃねえよって思いますし。3番勝負の1回目、負けたからってあんな顔されてたら、これから横に立つ私の身にもなって欲しい。いままでベストフレンズが超えてきた山はこんなものじゃないし。次もその次もキッチリ勝って、前を向いていきたいと思います」

8、「FINAL ROUND」スペシャルCARNIVAL WAVE~大人のプロレスごっこ~(5分1本勝負)
○GAMI(4分14秒、首固め)長与千種●

 GAMIと長与の大人のプロレスごっこのファイナルラウンドは、第8試合として行われることに。

通常の大人のプロレスごっこルールに加え、開始2分後にスローモーションルールが採用された。
開始早々からGAMIはロープエスケープ。

長与を避けまくる。
長与が捕まえエルボー弾。
するとTommyレフェリーが「思いきりいかない。明日の業務に差し支える」と注意。
手四つの力比べからGAMIがマーライオンへ。

そこからスローモーションタイムとなり、ラリアットの相打ち。

GAMIがロープに走ったところでスローモーションが解除。
長与がラリアットで迎撃していく。
そして、サソリ固めでステップオーバー。


これはTommyレフェリーが危険と見なしてブレイクを要求。
一瞬、勝ったと勘違いした長与だったが、ぬか喜びに終わった。
すぐさまニールキックを叩き込む長与。
2発目を狙うも、かわしたGAMIが目突きからの丸め込みでなんと3カウント! 
まさかの決着に一番驚いたのはGAMI本人だった。

◎試合後のマイク
GAMI「まいど×4。ワン・ツー・スリー入りましたね」
Tommyレフェリー「入りました」
GAMI「長与千種さんに。偉いこっちゃですね。ケンちゃん(志田のニックネーム)見てたか? 目突きからのスモールパッケージ。ああやって使うねんで」
長与「自分、息あがってないんですよ」
GAMI「なんなら私、ガーゼの下が血がにじんできたくらいです」
長与「現実逃避をしたいときってありますね」
GAMI「現実逃避をしたい時はいいのがあります。宮崎と野崎がたまにアホみたいな夜をやるので、朝5時くらいに全裸の男子と飲んでるとか、そんな感じです。そこにいくといいと思います」
長与「明日、自分電流爆破マッチなんだよね。4面爆破なんですよ。なんか切り替えることができました。悟りました。勝てそうな気がする」
GAMI「よかったです。今日のこの感じでいけば大丈夫です」
長与「私、きっと勝てます」
GAMI「言ったらなんだけどYOU、結構、強かったよ」
長与「ありがとうございます。(Marvelous勢に向かって)やられちゃったな」
GAMI「(Marvelousの若手に)ごめんね」
長与「みんなありがとうございました」
GAMI「本当に30年の夢を叶えてもらって感無量で明日死にそうです。パーティー終わったら死にます。本当にありがとうございました。めっちゃカッコよかったです。CD持ってきたのでサインください。明日の電流爆破頑張ってください。みなさん私の夢に付き合ってくれて、ありがとうございました×4。もうリングに立つことはないと思います。感無量です。48歳なのでもういいです。早く嫁にいきます。ほなさいなら」

9、Regina di CARNIVAL WAVE~WAVE認定シングル選手権(30分1本勝負)
<王者>○山下りな(19分2秒、片エビ固め)世志琥●<挑戦者>
※ラリアット。第6代王者が初防衛に成功

世志琥のプロレスを見て、女子プロレスに興味を持った山下りな。
2人のシングルはSEAdLINNNG5・24後楽園で一度実現しているが、その時は世志琥が勝利。
リベンジを誓う山下は、WAVE最高峰のベルト・レジーナを賭けてリマッチに挑む。


開始早々、世志琥は顔面ウォッシュ狙い。
だがランニング式は山下が迎撃し顔面ウォッシュでお返しする。


山下の足踏み式体固めに激怒した世志琥は「ふざけんじゃねーぞ!」と山下の髪の毛を掴んで荒々しいファイト。
今度はショルダータックル、エルボーの打ち合いに。
山下が先になぎ倒し、対角線にハンマースルー。
これを切り返した世志琥がコーナーからのブーメランラリアット。
場外に落ちた山下にエプロンからのヒップドロップを投下する。
すると世志琥は会場通路を助走に使ってのランニング・セントーン!


寸前でかわした山下が、セコンドの奈七永を世志琥にブレーンバスターで投下。


世志琥以上に助走を取ってのセントーンを決めてリングに戻る。
さらに山下はサソリ固めでステップオーバー。


ブレイクされると後頭部へのランニング・ニーをお見舞いする。
攻守を入れ換えた世志琥は顔面蹴りを放ってセントーンに繋げる。
キックアウトした山下がスリーパーへ。
これを叩き付けて脱出した世志琥。
串刺しラリアット2連発を放つ。

山下も串刺しラリアット2連発でお返し。
ブレーンバスターの掛け合いは山下に軍配が上がる。
山下のセカンドロープからのエルボードロップはカウント2。
コーナー最上段に登るも、今度は世志琥が追いつき担ぎ挙げる。
ピンチの山下だったが雪崩式を回避すると、パワーボムを狙うが、世志琥もコーナーにしがみつき堪える。
だが、引き離した山下がパワーボム!
世志琥は水車落としで攻守を入れ換えセントーンへ。

ラリアットでカウント2。
そして、セカンドロープからのセントーンを投下するもこれも決まらない。
ダイビング・セントーンも放ったが、山下が寸前でかわしていく。
両者ダウンとなり、ダウンカウントが数えられる。
ほぼ同時に立ち上がると、エルボーのラリーへ。
ヘッドバット、ラリアットの打ち合いとなり、山下がスライディングラリアットでカウント2。
世志琥も引き込み式ラリアット。
かわしあいのなか山下がもう一発ぶちかまし、引き込み式ラリアットに繋げるが、決まらない。
さらにもう一発ラリアットで飛び込む山下。


だが、これもカウント2止まり。
ならばとダメ押しのラリアットを叩き込んだ山下が初防衛に成功した。

◎山下コメント
山下「時間が経って自分が変わることがあっても、絶対に変わらないものがあるということが今日わかりました。私は世志琥というレスラーが大好きです。それは死ぬまで変わらないし、彼女とプロレスを信じてこれからも生きていきます。私が今日勝って、これでやっとサシ。ついに1対1になれたんじゃないかなって。終わりじゃない!! まだまだみなさんに、私の夢の続きを見せていくんで、前にも言ったけど世志琥、一度も気を抜くなよ! そこんとこヨロシク!」

10、CARNIVAL WAVE~WAVE OF WAVEs~(時間無制限1本勝負)
○朱崇花(20分27秒、片エビ固め)桜花由美●
※シューティングスタープレス
 WAVEの10周年記念興行のメインイベントは、WAVEを10年守り抜いてきた桜花由美と、一番下の選手となる朱崇花によるシングル対決。

朱崇花はジェンダーレスJKレスラーとしてデビューした異色の新人。
つねに斬新な企画を打ち出してきたWAVEが、このカードで勝負に出る。
ゴングがなっても動かぬ両者。
リングを半周回って、バックに回った朱崇花がアマレス仕込みのアンクルホールド。
脱出した桜花がフェースロックで捕獲する。


スタンドになるとビッグブーツを狙うが、朱崇花もかわす。
手四つの力比べから桜花がリストロック。
朱崇花のブーメランアタックは桜花がかわして不発に。
桜花が対角線にハンマースルーするが、朱崇花はトップロープに飛び乗り、バック宙でかわす。
だが、朱崇花の串刺し攻撃は桜花もかわしてフットスタンプ。
ビッグブーツに繋げた桜花だったが、朱崇花もトップロープからのブーメランアタックで攻守を入れ換える。
朱崇花のリバース腕十字と桜花のストレッチマフラーホールドの攻防のあと、桜花がビッグブーツを狙うが、朱崇花がキャッチしてアンクルホールドへ。
脱出した桜花はブラ下がり式ブラディーEXへ。
そこから極楽固めに繋げる。
コーナーに登るが、朱崇花が追いつき投げ落として、その場ムーンサルトへ。
これは寸前で桜花がかわしてアームロックで捕獲する。
桜花はブラ下がりブラディーEXに繋げると、ロープにもたれかかる朱崇花に場外助走からのビッグブーツ。
ダイビング・サンマドロップはカウント2。
もう一度コーナーに登る桜花。
だが、朱崇花はドロップキックで落とすと、ノータッチトペコンを初披露。


さらにミサイル弾でカウント2。
ムーンサルトプレスを投下させるも、桜花が剣山。
朱崇花のトラースキック、桜花のビッグブーツが交互に炸裂。
さらに朱崇花のチョークスラムに、桜花はネックハンギングボムで応戦する。
両者ダウンとなり、ヒザ立ちエルボーからビッグブーツの打ち合いへ。
15分経過。
朱崇花はカウンターのドロップキック。
飛行機投げから、コーナーに登るも、桜花が足止めし雪崩式ブレーンバスターを敢行。
これを朱崇花は飛び起きると、桜花にサイドスープレックス。
ブファドーラを狙うが、桜花がキックで迎撃。
桜花のビッグブーツ、垂直落下ブレーンバスターでも決まらない。
ならばとタイガースープレックスを狙うが、これは未遂。
すぐさまビッグブーツで追撃する桜花。


もう一発ビッグブーツを狙うが、かわした朱崇花がトラースキック。
チョークスラムでカウント2。
ムーンサルトを放つが、これもキックアウトされると最後は初公開のシューティングスタープレスで桜花越えを果たした。

試合後は桜花から握手を求め、抱擁。
朱崇花が「本日はWAVE10周年ご来場いただき誠にありがとうございます。朱崇花の時代がやってきます。キャリア2年目で未成年で大きな部第二出場させてくれたWAVEの期待にもっともっと応えて恩返ししたいので、銭湯にジェンダーレスレスラーが女子プロレス界のエースとして引っ張っていくのもありなんじゃないかなって思っちゃいました」と話すと、桜花は、「1回勝ったくらいでトップに立てるような甘い団体じゃねーんだよ。私は10年苦労してきたんだよ。10年苦労して、この大会開いたんだよ。でも、アタシにもリミットがある。これ以上次の10年とか無理だと思うからクソババアが団体のトップじゃいけないと思うから朱崇花には期待してる。WAVEのエースを目指して頑張って」とエール。
これを聞いた朱崇花は「任せろ!」と返した。

◎エンディング


全試合が終了すると、出場選手が花道から登場。リングに勢揃いすると、二上社長がマイクを握る。
二上社長「もう、まいど!はいいですね。全部終わりました。えー、大きなケガもなくみなさん楽しんでいただけたでしょうか。では大田区ですが、恒例の実数発表いきます。みなさんちょっと期待してていいですよ。2187! ちょっと……(涙)待って下さい。たまには泣くねん。10年持ちました。百年持たせます。そこまで生きてみたいと思います。桜花さん、婚期が逃れたけど、10年続いてよかったね。まだまだWAVE、続くはずですので、2000人越えたのに、次の大会が49人とかはイヤなので、今日楽しまれたと思うので、今日みたいに50人も出ませんが、結構な楽しいプロレスをこれからも続けていきます。私は今回のために10キロしぼりました。私のリバウンド率と、桜花さんの顔がしわくちゃになるまでみんな来てください。本当にありがとうございました」
桜花「私……結婚はしません。本日は本当にご来場ありがとうございます。10年前2人だけで団体を立ち上げて、2人だけの団体なんて団体じゃないと言われて、1年ももたないと言われ続けてみかえしてやりたくて頑張ってきました。そしてWAVE、大女、ZABUNグループ約20人に増えました。本当に2人のときは大変で大会の前日は寝れなくて。でもいまは手伝ってくれる選手がいて助かって居ます。これからもWAVEのみんなが楽しくてこの団体にいたいと言われるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします。この大会が終わった時に言いたかったことがあります。言ったらダメですか?(会場がざわつく)大したことないです(笑)。10年バカにしてたやつらザマーミロ! 20年、持ってやる。覚えておけよっ! あー、スッキリした。『これがWAVEだ!』ってやるの、誰にしますか?」


二上社長「私的に嬉しかったのが、長浜がベルトを取ったので、浩江ちゃんいいですか。話を短くしめましょう」
最後を任された長浜は「みなさん本日はご来場ありがとうございました! WAVEの生え抜きがはじめてベルトを巻きました。突っ走っていくので応援よろしくお願いします」と一言。そして、「これが、WAVEだーーー!」を大田区のファンと唱和し、大会を締めくくった。

◎メインイベントコメント


——桜花選手から3カウントを取りましたが今のお気持ちは?
朱崇花「正直、きつすぎて、でも、有言実行というか、朱崇花の時代にできるのではないかなと。スリー取ったからには言葉以上の姿勢を見せていかないといけないと思いますので、今日がスタートでこれからが大事なのかなと思うので、もっともっと今まで以上に頑張っていきたいと思います」
——最後のシューティングスタープレスはこの日のための?
朱崇花「はい。ずっと練習してて、顔から落ちて首がおかしくなったりとかヒザ打って、歩けないくらいになったりとかあったんですけど、やっぱり桜花さんにはムーンサルトっていう今までの技もあったけど、もしかしたら返されるかもしれないということも考えていたので、特訓していました」
——朱崇花選手の成長ぶりを見て。
桜花「朱崇花の成長ぶりっていうか朱崇花の身体能力っていうのは女子プロ界ではナンバーワンくらいで、あと足りないのはやっぱり気持ち。感情の表現の仕方、気持ちはあるんです。凄くあるんだけど、それを伝える能力がまだまだ足りないし、1回勝ったくらいでトップに立てると思うなよ。でもそう思ってくれる生え抜きがいるのは本当に嬉しいし、2人ではじめて10年、そういう風に思ってくれる子がいるのは本当に嬉しいです」
——大田区のメインのプレッシャーは?
朱崇花「プレッシャーはもちろんあったんですけど、プレッシャーで考えるとどんどん落ちていくタイプなので、プレッシャーを感じないように、勝利だけを考えて1回勝っただけでとかムキになっていますけど、1回勝ったからこれからも勝ち続けるんです」
桜花「何を言ってる、まぐれかもしれないし。まあ、これからだよ。これから」
朱崇花「すぐほら……」
——発表が2187人。今日のお客さんの入りをみて?
桜花「本当に、この大会を開くことが1年前に決まって、大会が近づく度に不安になって、お客さん入らなかったらどうしようとか、せっかく大舞台を用意してるのに、そんなに人がいないところで選手に試合させるのは申し訳ないなっていう不安はありました。2000人越えたのははじめてのことなので、これからももっともっと増やして、あと10年後には東京ドーム? 私はそのときは社長というか、GAMIさんの立場? GAMIさんは裏方で。出てこないようにしてもらって、やろうかなと思います。出てくんだ! 20周年も出てくると思いますよ、あの人」
——今日も長与千種選手と遊んでいた?
桜花「出たくてしょうがない。出たがるので!」
——そのうち復帰するのでは?
桜花「それは本当に、現役復帰するならWAVEやめてくださいって言います。本当に」
——お客さんの入りを見たときどんな気持ちに?
桜花「こっちからはそんなに人が入っているように見えないんですよ。真っ暗で。でも、声援とか聞くと人、入ってるなって。こんだけWAVEに期待してくれているというかWAVEを見たいなって思って来てくれた人がこんなにいるのは凄く嬉しいです。本当に10周年、無事に終えられて本当に今ホッとしています」
——結婚は本当にしない?
桜花「結婚? だって結婚なんてしてたらWAVEできないし、WAVEを引っ張っていくのは私だから」
朱崇花「こういうところが結婚できない……まあでも10年後、28歳なのでまだまだ」
桜花「その頃はトップに立っていると思うよ。それまではお局様が君臨してないと。下はクソババア!って気持ちで来てくれないと、今の子はそんなに上に行こうとか、一般的な18歳は思う子が少なくて、朱崇花って欲が強いなって。欲がある子は伸びていくので。これからその欲を絶やさないように私がお局でいますから」
朱崇花「一緒に頑張りましょう。これでいいですか?」
桜花「10年後、WAVEのトップに立っていると思います。まあでも、その前に上がいるからな。その子たちを倒してトップに立って下さい」

◎GAMI&長与コメント


——今の気持ちは?
GAMI「イヤー、感無量ですね。人が2000人越えたどうのこうのじゃなくて、30年来の夢を叶えさせていただいて、うっかり勝ってしまったっていう。本当申し訳ございません。謝るしかないです」
長与「この時期に挑む人ってやっぱり自分、大好物な人ですよね。なおかつ本当に、不思議な方で、プロレス頭いっぱい持っている人だし、なおかついろんなトーナメントだったり、ヤング・オー!オー!、CATCH THE WAVEもそうだし、あれがなかったら、ウチの門倉も桃野もきっと伸びてないと思うんですよね。だから、その恩返しするのはどこだろうと思っていたら、ぽろっと言われたことで、ここで恩返しできるという気持ちになったし、最後のご挨拶のとき、同じように団体やっているので、なんかね、後ろで泣いてしまって」
GAMI「泣いたんですか?」
長与「両隣に長浜さんと香萌ちゃんがいたんですけど、小さいんだけど(2人に隠れて)泣いてしまって。きれい事は言いたくないけど、こうやって仕掛けていくのは大事なことだと思う。仕掛けるためにはそれなりに大変なこともいっぱいあるわけで、だから内が凄かったかっていったら、若い子たちまでまんべんなく大きな大会を大きな場所で経験できたってことのは素晴らしいこと。今は小さなパイで一生懸命やってる状況だけど、そうするとどうしても小さくなりがちだから、この機会を与えてもらったのは凄い、本当に……。自分は楽しかったし、後ろで話を聞いていてもやっぱり、ジーンとくるものがあったし、同時に今の女子プロレス界で2000という数字を越えるところってそうそう無いんですよ。1000はあったとしても、2000以上は今は驚異的な数字だと思うので、後ろから2人(GAMI&桜花)を見たときに、どう思われようが、どう言われようが必死になって団体守ってきた人たちなんだなというのがわかったので、自分もそうやって同じようになっていきたいと思っているし、どこも悪い形になってはいけないと思うし、今日50人からのレスラーが集まったというのも、これも凄いですよ。本当凄い」
GAMI「今日は新日本さんより人数、多いらしいです。そんなところで勝ってもなと思うんですけど」
長与「一斉に集まるっていうのはやっぱり凄い。女の子って扱いづらいんですよ。ヤダだったらイヤじゃないですか。でもそれがガーッと集まってリングの周りにもリングの上にもいるし、やっぱりすげーなって思う。いいよねって思う。その達成感っていうのは感動に変わる、リアルに。面白かった。やってて凄く面白かったし、やってて難しかったし、5分間が難しかった。非情に難しかったし、面白かったし。なんか、下田さんいわく最後の3本目を見たときに、この人たちってこういうこともできるんだっていう」
GAMI「私そういうことしかしてこなかったんで」
長与「っていうんだけど、自分も見てたほうなので、まだ透明人間というのもあるんですよって言ってて、それも知ってますって。KAORUが前やらせていただいてたので。そういうのって、こうじゃななきゃいけないプロレス観をブチ壊してくれるから、そういうのも大好き。こうじゃなきゃいけないというのは、ある意味、本当に古くさいと思うのね。だから面白かったですよ。面白かったです」
——2187人の数字を改めて。
GAMI「いやー、昨日一生懸命、売れた数だけ塗っていたんですけど、四角いケースが3箱半あったんです。それが昨日の時点で半分だけになってて、これって消えるのかなって思って。でも、怖いから枚数数えなくて、でもなんか返券とか、いろんなのでまた増えたとかいいながら、取り置きがまた来たとかでやっていて、途中で『当日券、伸びたの?』って聞いたら『伸びすぎて間に合わなかった』と言われて、これいけるのかなって思って、売店の札束見たら、行けたと(笑)。WAVE史上はじめてです、2000人越えたの。WAVEで10年やって今日が一番、入りました。たぶんそう」
——10周年の実数もそうですし、夢をこれで全部叶えて。長与さんをスローモーションに上げてしまったが。
GAMI「明日の電流爆破とか大丈夫ですかね?」
長与「大丈夫でしょ。楽しかったよね。明日は楽しかったって言えないので、今日はきっと言えないと思うので」
GAMI「明日、楽しかったって変態ですよね」
長与「まもなくシャワーあびたらもう神戸に発つんですけど、大仁田さんが最後っていってるので、本当かな?」
GAMI「いやー、最後が7回くらいあるので」
長与「そうだよね。わからないけど、大仁田さんとの絡みは1回、ピリオドにしたいので、そこは。だから、とりあえず焼かれます。きっと焼かれます」
——WAVEが大田区に出たのは長与さんが赤いベルトを取られた。それがきっかけらしく、そこで二上さんが長与さんに憧れたそうです。
長与「えー、そうなの?」
GAMI「大田区の大会のレコードが売ってたんです。大田区のビデオじゃなくて実況の声だけが入ってるLPレコードがあって」
長与「えー、何でも売るね」
GAMI「『もう1回やらせろ!』とかメッチャ、セリフを覚えられるくらい聞いていたんですけど、『もう1回やらせろ、こんなんじゃ済まないんだよ』とダンプさんと長与さんがやられてて。凄いな、これって思って。レコード聞くだけでイメージできるくらい。それが後日、大阪ってちょっと遅いので放送が。で、見た時にこれか!と思って。ベータの時代のビデオから見てましたから、LPレコードですよ。今の子、レコードって何って言われるんですよ」
長与「それ本当に嬉しいんですけど、そんなもんまで出してたんだっていう」
GAMI「知りませんよね、きっと」
長与「知らない」
GAMI「『炎のバイブル』と『ローリングソバット』が入ってました」
長与「物販ものは半分以上知らないんだよね。物販は(自分たちを)通らないので。ただ唯一覚えているのは、入口のところで、段ボール箱の中にお札が入ってたんだけど、足で踏んでたんだよね。それは覚えてる。バチがあたっちゃって。でもこの箱(大田区総合体育館)が安くはない。それでもチャレンジしているので、それは人に恵まれて当たり前だと思う。恵まれないとダメだと思う」
——次なる夢は?
GAMI「今日を迎えるまでに11年目のやりたいことが箇条書きで頭になるので1個ずつやっていきます」
長与「ほらね、プロレス頭、持ってるんだよ」
GAMI「もう結構、やりたい。ホンマに今十何団体あるじゃないですか。前から言ってたんですけど、1個にまとたいというか、協会じゃないけど、1個にまとめて日程がバッティングしないような、そういう大場所やったらそういうことをしていくような協会みたいなのを一個作ってやりたいな。ゆくゆくはやりたいなっていうのが次の夢というか、希望とうか。私あんまり夢を語りたくないんですよ。夢を語る男の人とか大嫌いなんで。女子プロを1個にまとめたいというのと、あとはいままで自分のためだけにやってきたようなもんなんで。プロレスもWAVEも。なんですけどちょっと人のために、これからの若い子なり、これからのファンの人とか、これからの日本の国民のみなさんとか、大きなこと言いますけど、とかのために何かできたらなと思って。なんか私、ALL TOGETHERの女子プロ版やりたいんですよね。それがバーンと来て。熊本、九州凄いじゃないですか、災害が。東日本大震災も凄かったけど、九州の人たちも絶対困っているから、ALL TOGETHERみたいなのを東京でやって、その経費で持って行って、九州で無料で興行やって元気づけるみたいな。そういういいことしたい。というのを企んでいるのでまたご協力お願いします」
長与「もちろん、自分九州人なので。もちろんです、もちろんです」
GAMI「そういうのやりたいな」
長与「譲渡会とかもやりませんか? 動物の譲渡会」
GAMI「やりたいです、やりたいです」
長与「自分、やってるんです。動物の保護、殺処分ゼロを……」
GAMI「それは絶対いいと思います」
長与「女子プロレスラーが集まって。いっぱいいるんで人間の勝手で捨てられた子たちが……」
GAMI「なんか一個人でもできるようなことから。今日もそうなんです。ゴミを持ち帰ってください、協力お願いしますって言ったら、何と紙テープのゴミ、ゼロです。凄いありがたい!」
長与「ここね、高いんですよ」
GAMI「はい。凄い高いからって言ったら、みんな凄くリツイートしてくれて、紙テープのゴミがゼロになりましたって言われて、こんなありがたいことはないです。なんかお客さんも一緒になって作った大会かなって。凄い今日はいい仕事したなって思って(笑)。いい大会やったなって。面白かった。凄く楽しかったです」
長与「浩代さんがベルト巻いて挨拶来たとき本当ビックリした。浩江ちゃんチャンピオンになったなって」
GAMI「アイツの夏休みがかかっていましたので。アイツ負けたら夏休みゼロやったんです」
長与「『(休みを)5日頂けたんです』ってわざわざ報告に来てくれて、休みもらえないの?って言ったら『負けたらもらえないんです』って言ってて。『5日、ゲットしました!』って」
GAMI「全員でバンザイです」
長与「面白い」
GAMI「ありがとうございます。あとクラッシュ・ギャルズCD、Amazonで買いました(とサインをお願い。そして、長与バージョンの女大社長Tシャツを進呈)」
長与「ありがとうございます!」