Early Valentine wave


Early Valentine wave」 ★2月6日(土)東京・新宿FACE 観衆=248人

 Catch the WAVEヤングブロックOH!OH!2016 Aブロック公式戦(10分1本勝負)
○長浜浩江<2点>(4分34秒、カサドーラ)夏すみれ●<0点>
 2016年のCatch the WAVEヤングブロック公式戦がこの日よりスタート。
今年のヤングブロックは、Aブロック…夏すみれ、長浜浩江、藤田あかね、真利杏。
Bブロック…藤ヶ崎矢子、優華、小波、長崎まる子にわかれてエントリー。
各ブロック、10分1本勝負、場外10カウントのリーグ戦で争われ、勝ち2点、負け0点、引き分けた場合は、1日でもデビューが遅い選手に1点が加算される。
最終戦となる3・13新宿大会でAブロック、Bブロック最高得点者による決定戦がおこなわれ、優勝者には賞金50万円と“小波女”の称号。
またWAVE4・10後楽園から開幕するCatch the WAVE本戦への出場権が与えられることが発表された。

 オープニングマッチとなったのは夏すみれvs長浜浩江の一戦。
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昨年末におこなわれたNEXTトーナメント1回戦でも肌を合わせた2人だが、その時は先輩の夏が意地を見せて勝利を収めている。

 夏は欠場していた空白の1年を取りもどすかのように、かつてのコスチュームを着て登場。
このリーグ戦にかける意気込みをみせるも、試合は長浜がドロップキックで先制。
夏もクロスボディーで巻き返して串刺しバックエルボーで追撃する。
長浜が串刺しドロップキック、カウンターエルボーでやり返すと、夏もダイビング・クロスボディーで応戦。
しかし、長浜がカウンターのサクラ落とし、ダブルリストアームサルトで流れを変えるとカサドーラで夏から3カウント! さい先いいスタートを切った。
 
◎長浜コメント
長浜「前のトーナメントのときに負けていて、凄く悔しくて。
でも、今日絶対小波女を取りたかったので、その気持ちしか今日はなかったんで。
これから気持ちだけでない部分で取っていきたいなと思います。
 (夏から勝つのははじめて?)
この前、新木場で6人タッグではありますが、シングルははじめてです。
 (初の先輩からのフォールは)
凄くうれしいですね。このリーグ戦は、同じ世代が集まってできるリーグ戦。
凄く貴重だと思っているので、そのなかで自分が一番を取るのが目標でもあります。
取りたいと思っています。自信は……ないと言い切りたくないので、あるって言います」
 Catch the WAVEヤングブロックOH!OH!2016 Aブロック公式戦(10分1本勝負)
○藤田あかね<2点>(6分23秒、テキサスクローバー・ホールド)真利杏●<0点>

 Aブロック公式戦2試合目は、藤田あかねvs真利杏の一戦。
スタートから意地の張り合いが繰り広げられ、ボディースラムのかけあい、エルボーのラリーと白熱する。
しかしエルボー戦を制した藤田が逆片エビ固めで真利杏を捕獲。
なんとかブレイクした真利杏は丸め込みを連発して勝利を目指すが、いずれもキックアウトした藤田が、テキサスクローバー・ホールドでギブアップ勝ち。
手堅く2点をゲットした。

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●藤田コメント
藤田「真利杏とは組んだことがあるんですけど、闘ったのがはじめてで、あんまり試合も見たことがなかったので……。
ただ気持ちが凄くある、強い選手で、いままで自分はどちらかというと気持ちを出すのが苦手だったりとか、ちゃんとしなきゃっていう思いばかりだったので、ああいう風に気持ちを出せる子になれてなかったなと思うので、今日は真利杏の気持ちに負けないようにと思ってやりました。

(このブロックで気にしてるのは?)夏とはやりにくいなと思うんですけど、長浜は何回も勝っているのであまり気にしていないですね。
で、今日、真利杏に勝ったので、あとは夏だけ。
(その夏は長浜に敗れたが)そうですね。でも長浜には負けないと思うので、あとは夏だけですね」

 プレミアム・スクランブルWAVE(20分1本勝負)
△山縣優&桜花由美&朱崇花(時間切れ引き分け)飯田美花&米山香織△&志田光
 第3試合は、山縣優&桜花由美&朱崇花vs飯田美花&米山香織&志田光の一戦。
当初の予定ではJWPのLeonが参戦予定だったが、インフルエンザのため急きょ、米山がラインアップされた。
Reginaの山縣と、いつでもどこでも挑戦権を持った志田は対角コーナーにわかれての対戦となった。

 試合は米山が朱崇花を指名。いきなり朱崇花が掴まる展開となる。
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ローンバトルを強いられた朱崇花だったが、飯田にブーメランアタックを放ち山縣と交代。
すると攻守が入れ替わり、今度は飯田がリレー方式でいたぶられる。山縣の逆片エビ固めから朱崇花→桜花→山縣とボディースラムで叩きつけていく。
 防戦一方の飯田だったが、桜花&朱崇花をまとめてフェースクラッシャー。
ようやく志田につなぐと、巻き返しに成功。桜花に雪崩式ブレーンバスターを放つと、続く飯田がアンクルホールド、変形STFで絞り上げる。
さらに飯田は裏ヒザ十字、レッグブリーカー、フィッシャーマンバスターを連発していくが桜花も垂直ブレーンバスターでやり返す。
 ここで再び米山vs朱崇花の場面。米山がDDT、後頭部へのニーを叩き込む。
朱崇花もその場ムーンサルトプレスを放つと、山縣がミサイル弾につなげる。
そして山縣はクロスフェースで米山を捕獲。
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なんとか脱出した米山がニーで反撃すると、志田のニー、飯田の低空ドロップキックをはさんで、セカンドロープからのセントーンを投下する。
 なんとかキックアウトした山縣がダブルニーアタックでやり返すと、一進一退。
残り時間が少なくなるなか、山縣はバズソーキック。
米山もソバット3連発で応戦する。
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キックアウトした山縣がクロスフェースで捕獲したあとLAに持ち込むが、ここでドローとなった。試合後、志田がZAN1ベルトを振りかざすが、山縣は拒否。
志田は「今日じゃねーのか!」と捨て台詞。
 コミカルWAVE(20分1本勝負)
○大畠美咲(5分49秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)救世忍者乱丸●
 長期欠場していた救世忍者乱丸が久しぶりにWAVE東京大会に登場。

大畠美咲とのシングルマッチをおこなった。
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乱丸は「コミカルはここだけやから自己紹介しておこうか。欲張る・頑張る・乱丸です」とノリノリ挨拶。
大畠も「やる気・元気・美咲。
今の美咲は反抗期。大畠美咲です」と負けてはいない。
するとMIOレフェリーも……「人妻・新妻・タンクの妻。MIOです」とついでに自己紹介。
最初からコミカルらしい流れとなった。
 試合はエルボーのラリーではじまるも、すぐに乱丸がボイン判定の術。
「この棒を胸の谷間にはさんで落ちなかったら公式にボインと認めます」とよくわからない術を披露。
 大畠の谷間にサイリウムをはさむとカラダを揺すらせるが、サイリウムは落ちず。
公式にボインが認められた。
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この流れからMIOレフェリーもボイン判定の術にかけられたが、判定する前に胸にサイリウムに引っかからないというオチ。
ストンと落ちていくため、判定不能となった。
 ここまでは乱丸の忍法に付き合った大畠だったが、MIOレフェリーとのサンドイッチキックでお仕置きすると、バックブロー! すかさずコーナーに駆け上がるが、乱丸は「危ない。こんな試合でケガしてどうするの」と止めに入る。これを振りきった大畠がジャーマンSHでトドメを刺した。 
 
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◎インフォメーション
二上美紀子社長と野中美智子リングアナによるインフォメーションコーナー。
観衆を248人と発表したあと、2・26新木場で、Vパラ200回記念マッチとして、桜花由美&志田光&松本浩代vs長浜浩江&Sareee&ラビット美兎をアナウンスした。
 スクランブルWAVE(20分1本勝負)
春日萌花&○希月あおい(8分33秒、片エビ固め)小林香萌●&山下りな
※ムーンホープ・プレッシャー
 1・20新木場大会で、タッグ戦線に名乗りを上げた春日萌花&希月あおい。
タッグチーム名はまだ決まっていないものの、小林香萌&山下りなの“ファフロッキーズ”と対戦した。

 試合は勢いにのる春日&希月が先制。希月のセントーンが山下に決まる。
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山下もトラースキック、ラリアットで反撃すると小林と交代。
串刺しドロップキックを放っていく小林。
引き込み式エルボーからフィッシャーマンSHを放つがカウント2。
さらに小林は希月のジャンピングラリアットかわすと、速攻のマヒストラル。
これはカウント2止まり。
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 一方、春日&希月はダブルリストアームサルトの競演で流れを変えると、春日のダイビング・フットスタンプ→希月の旋回式ダイビング・ボディープレスを投下。
返されると最後は希月のムーンホープ・プレッシャーで小林から3カウントを奪った。
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●試合後のマイク
春日「勝ったぞー! さっき、入場のときに野中さんが私たちのチームをムーンフラワーって言ってたんですけど、勝って発表するって決めていたので気が変わったんだよね」
 希月「いま変わりました!」
 春日「変わったね! 私達のタッグチーム名は“SO ON FLOWER(ソウ・オン・フラワー=SoF)”デス! 勝ったということは、ファフロッキーズからのAvidRival。どこだ、AvidRival。次の新木場、2月26日、フライデー! 私達とタッグマッチ、お願いしまーす。シェイクヘア×4」
 大畠「やってあげてもいいけど、ウチらにボコボコにされて逃げ出さないように気をつけてください。覚悟してこいよ」
 春日「2月26日、AvidRivalと私達、SO」
 希月「ON」
 春日「FLOWERのタッグマッチ決定。みなさん、見に来てくださーい。いいですよね、GAMIさん」
 二上社長「騒音おばさんたちは……」
 春日「オバサンじゃないです! 騒音オバサンだったら、希月が騒音で私がオバサンになっちゃうじゃないですか! それはまずいじゃないですか。アイドルアイドル、芸能の仕事があるので」
 二上社長「さっき間違いがあったので訂正しますけど、コールしたのはキリおばさんです。キリおばさんがなんとかフラワーと言ってました」
 春日「ムーンフラワーを改めて、SO」
 希月「ON」
 春日&希月「FLOWER!」
 二上社長「こうなったらお客さんが引きまくるまでやってちょうだい。2月26日、どうぞやってください。お客さん、どん引きしてください」
 春日「私達のタッグの連係の力、見せつけようよ」
 希月「見せつけましょう」
 春日「大人の事情でね、ずっと組めなかったからね」
 希月「大人の事情でね!」
 春日「私たちにはAvidRivalにはない愛があります。みなさん、2月26日、応援に来て下さい。よろしくお願いしまーす」
パッションWAVE(20分1本勝負)
○高橋奈七永(18分37秒、片エビ固め) 水波綾●
※ワンセコンドEX
 WAVE1・3新宿大会で高橋奈七永との直接対決を直訴した水波綾。
2016年の飛躍を誓う水波にとってこの試合の結果、内容が今後に大きく左右することは間違いない。

 試合は手四つの力比べ、ロックアップと真っ向勝負が繰り広げられる。
ショルダータックルは水波が先にバンプを取らせたが奈七永もすぐにお返し。

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 意地の張り合いが続くなか、まずは水波がナルシストラリアットを敢行。
しかし迎撃した奈苗が掟破りの“ナルシストラリアット”。
ならばとエルボーのラリーから水波が紅の豚。
奈七永も投げっぱなしジャーマンから水波を場外に落とすとトペ・スイシーダで追撃する。
リングに戻った奈苗はミサイル弾から冷蔵庫爆弾を狙うも、水波は足を立てて回避。

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 そこからラリアットの打ち合いとなり、奈七永がコーナーに駆け上がる。
しかし水波は立ち上がれない。
作戦を変更した奈苗はブラ下がりスリーパーで絞り上げると、水波を場外へと突き落とす。
失速した水波だったがリングに戻ると、エルボーで挽回。
執念の裏投げ3連発を放っていく。
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奈七永もラリアット、アックスギロチンドライバーと応戦。
なんとかキックアウトした水波がラリアット4連発からダイビング・ギロチンドロップを投下する。
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これをかわした奈七永が低空キック。
冷蔵庫爆弾を放つが、返されるとワンセコンドEXで3カウント!
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●試合後のマイク
奈七永「おい水波、アニキ! (水波が小さい声で「おう」と答えると)
おぅ、じゃねーよ! おい、この試合、アニキ! アナタが私に言ってきましたね。大畠選手との試合の直後、誰にも物言わせないでアンタから入ってきた。その結果がこれか! こんなもんじゃないんじゃないのか!?」
 水波「奈七永さん、すみません。試合、おぼえていません。でも、でもきっと自分、こんなもんじゃないと思います。
じゃあやれよって話なんですけど、覚えてないんです。
でも奈七永さんにスリー取られたのは確かです。たぶんこの(ボサボサの)髪はスリー、取られています。ちょっとわからないことを言ってるのは重々承知なのですが、覚えていないので、もう1回」

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 奈七永「お前のいつもの盛り上げるヤツ、(私が)やったのも覚えてないのかよ。これやったんだよ!」

 水波「あ、ありがとうございます。覚えてないです。とにかく覚えてなくてパニくってるので! 私がなぜここにいるのかもちょっとわからないので」

 奈七永「でも、その気持ちはよくわかる。私も田中将斗のスライディングDをやられて覚えてないんだよ。だから負けたのも知らないんだよ。お互いさまだ。もう1回やろう!」

 二上社長「奈七永さん、もう1回やるのでいいのね? じゃあもう1回やってください。しかるべき場所を作ります。だから、この続きはそのうちやってください」
 水波「えっと……ということです。よろしくおねがいします。そのうちお願いします、そのうち……」
 
~ここで奈七永はファンに一礼して退場~
二上社長「お前、すげーわ。いいこと教えてあげる。4月からCatch the WAVEはじまるんですよ。
Catch the WAVEで優勝するとRegina di WAVEに挑戦できて、ベルト取ると逆指名ができるんです。っていうことはアニキが波女になって山縣の持っているReginaに挑戦して、ベルトを巻いたら高橋奈七永を逆指名すればいいんですよ。いま猿でもわかるように私がストーリー解説しました。これは未来予想図です。頼んだよ。わかりました? 頭を打ったので24時間はジッとしていてください。吐き気をもよおしたら病院に行きましょう。じゃあ、真ん中で締めをお願いします」
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水波「締めを……覚えてません!」
 二上社長「じゃあパートナーの大畠さん、かわりにお願いします」
 大畠「私が『これが!』と言ったら『WAVEだーーー!』だよ。いい? みなさん準備はよろしいですか。これが!」
 大畠&水波「WAVEだ!」
 
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 ●奈七永コメント
奈七永「水波アニキとは初遭遇だったんですけど、最後、覚えてないということで、覚えてなかろうが覚えていようが、勝ったのが高橋奈七永で3カウント聞いたのが水波ということには変わらないです。今日、初シングルではじめての闘いで、はじめてって一度しかないので、すごく大事だと思うんですけど、はじめてのときに勝ったのは私なので。忘れたといっても、忘れたということも含めてせいぜい悔しんでもらって、次いつあるかわからないですけど、いつかの再戦のときにより向上した闘いをできるように、せいぜい頑張ってもらいたいと思います。私は今日より進化していられるように自分を整えていたいと思います。
 
(水波は似たタイプで好みのタイプだと思うが?)
最近、WAVEさんにも出てますし、試合を見る機会が増えて。ラリアットの勢いとかぶつかってくるところは凄いと思っていて、よく試合を見る機会があったんですけど。見ていて凄いなと思ったのは、水波選手より小さい選手とやってるからすごいなと思っただけなのかなと、今日思いました。熱い……熱い? そんなの当たり前だし、『試合してください』と向こうから言ってきたなら、忘れたことは抜きにしても、なんかもっとあるんじゃないかというのは、私が一個投げかけることですね。
 
(もっとできるんじゃないかということ? 物足りなく思う?)
そうですね。そういうものとつねに隣り合わせであるものなので。彼女だって何年かしかやってないヤングな子ではないんだから、いままで積み重ねてきたものだったり経験とか。あと何より『熱い、熱い』と言ってるんだったら、何もない部分でも限界を超えたところで沸き上がるパワーというものがあるんじゃないの、という。実際、私はもっと試合を早く終わらせてもよかったんですけど、自分も楽しみにしていた部分があるし、メインイベントでお客さんに対してとかの、いろんなことを考えて、今日は来いよと待ってあげたんです。そこの部分は覚えてないとしても彼女の足りないところが今日出たということは、しっかり自覚してもらって、いつか再戦があるんだったらまた思いきりぶつかりましょうという部分ですかね。正直、ちょっとガッカリしたのは確か……」