1月8日記者会見


 

8日午後1時より、都内・水道橋のチャンピオンにてWAVEが会見。4月1日からの団体リニューアルにともない、4月1日付けで野崎渚、宮崎有妃がZABUN専属フリーからWAVE所属となり、旧姓・広田さくらがWAVE新所属に。山下りな、朱崇花、後藤恵介、石黒レフェリー、山下りなの5選手の退団、また4・28平野大会を持って下野佐和子が引退し、同大会をもってOSAKA女子プロレスは幕引きとなる。さらに4月から新社長となる桜花由美、および各選手たちがそれぞれ意気込みを語った。

GAMI「まずは私の方からお知らせをします。12月31日付けで、朱崇花、後藤恵介、石黒レフェリーの契約満了での退団が決まりました。そして3月31日付けで山下りなが退団となります。経緯をお話しますと、去年にいろいろバタバタとした事件などがあり、いろんな人と1度お話しした結果、『一旦休業しよう』ということになり。そのときに年末で辞める人と、4月1日からの新体制についてきてくれる選手に契約を分けました。朱崇花、後藤、石黒については12月31日まで一緒にがんばりますと。山下に関しては4月1日からも一緒にやる予定だったんですが、急に気が変わったようで『やっぱり退団します』という申し出があり、3月31日までは一応契約が残っているので、それまでは株式会社ZABUNの所属選手となり、それ意向はフリーランスとなることでお互いに承諾しました。前々から言っていますが、この業界に円満で退団するということはないと思っていますし、この4人もどちらかに不満があったからこその退団だと思っているので。みなさんその後はフリーで活躍されるということなので、これからも同じ業界なので頑張ってもらいたいなという気持ちです。なお、プロレスバー・ちゃんすの方は今後も営業を続けていきます。そして、下野佐和子の方からも申し出がありまして、4月28日の大阪大会を持ちまして引退したいという言葉がありました。コメントをもらっております」

下野からのコメントは以下。

下野「(代読)わたくし、下野佐和子は全身脱毛症の治療のため、約2年間、活動を休止し、自分自身そして、脱毛症とも向き合い生活をしてきましたが、4月28日の大会を持ちまして、引退する事を決意致しました。活動を休止し、脱毛症とも向き合う中で何処かで焦る気持ちも拭えず、この気持ちがある以上、何も進めていないということに少しずつ気が付きました。この先の人生、後悔せずまっすぐ、私らしく進んでいくためにも、ここでしっかりと区切りをつける事を決めました。プロレスに魅せられ、プロレスラーとして歩んできた9年間、楽しいことも、苦しいこともたくさんありました。全身脱毛症になっていなければ…そう思ったことも何度もありました。ですが、それ以上に周りで支えてくれる先輩、同期、後輩、友人や家族、会場ではファンの皆さまのあたたかい声援があり、ここまで活動を続けて来ることが出来たと思います。突然のご報告になり申し訳ございませんが、残り約4カ月、最後まで下野佐和子を応援していただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。」

4月28日は下野が引退試合をおこなう予定。これにともない、4月28日でOSAKA女子プロレスは幕引きとなる。そして、新社長となる桜花が挨拶をおこない、所属選手となる各メンバーがリニューアル後への抱負を語った。

桜花「4月1日から新社長としてWAVEを引っ張っていく桜花由美です。リニューアル後に残るメンバーは桜花由美、水波綾、長浜浩江。さらに、ZABUN所属フリーからWAVEの新所属となる宮崎有妃&野崎渚と、新たな所属となるメンバーとして旧姓・広田さくら選手。この3名は4月1日付けてWAVE所属となります」

長浜「4月1日からもWAVE所属選手としてやっていきますが、今までWAVEでデビューしてからの約4年間はずっと先輩に甘えて甘えて甘えてきたので、4月からは先輩に甘えるんじゃなくて自分がWAVEの中心選手として引っ張っていくという覚悟を持って、引っ張っていきたいと思います。今までとは違う、まったく違う長浜浩江で4月1日を迎えたいですね」

水波「自分はセンダイガールズからWAVEに移籍してきて7年になり、嬉しいこと、楽しいこと、辛いこともありますが、そういうことを全部ひっくるめてWAVEという団体が大好きだなと思い、4月1日からもWAVE所属として闘っていくことを決めました。水波綾というレスラーの弱い部分やマイナス面はもう2018年においてきましたので、心も気持も新たに自分もリニューアルして、4月1日から水波らしく、そしてよりいっそう熱く激しくなった水波で、新体制のWAVEに火をつけていきたいと思います。自分はWAVEの強さ担当として、もっとバチバチ、ガッチリやる部分を見せていきたいですね。『WAVEはコミカル団体なんでしょ?』ってナメた感じで言われることがすごく多くて。コミカルであって本当にプロレスができなければできないものですし、『水波がいるから大丈夫だ』と思ってもらえるように自分を確立していきたいですね」

野崎「この度ZABUN専属フリーからプロレスリングWAVE所属になりました。長い間フリーでしたが、4月1日から所属選手となりますので、プロレスラーとしても、イチ社会人としても、会長になるGAMIさんの夢、新社長になる桜花さんの夢、WAVEを大きくしていくために全精力を注ぎたいと思います。そして、挑戦はしましたけど取れなかったベルトがひとつだけあるので、4月1日から新しくなったら、まずはレジーナのベルトを取りたいと思います」

宮崎「私は義理人情という言葉が大好きで、桜花もGAMIさんも義理人情に熱い人間だと思います。これからの桜花についていき、そして支えていきたいと思います。もう一つ仕事をしている兼ね合いで、最初は日曜しか参戦できないという形でやってきたんですが、もうひとつの仕事も安定してきたのでしっかりと所属になれるなと。今は私たちがタッグチームのチャンピオンなので、挑戦してきた人を広田と2人で叩き潰して、『コミカルをナメるなよ!』と言っていきたいと思います」

広田「あらためて、WAVEの所属となった広田さくらです。年末に桜花さんの方から声をかけていただきまして、私は本当にWAVEが大好きなんですが、一番のきっかけとしてはWAVEがすごいピンチだからです。そして今はピンチの中でも最大級のピンチだと思います。でも、私がずっとリングに上ってWAVEを見てきた中で、今までの選手、スタッフたちが本当に表でも裏でも踏ん張って頑張ってきたのを私は見てきました。そしてなにがあっても離れていかないファンの人たちのことが本当に大好きで、このピンチのときに一緒に渡り歩いていこうとそういう覚悟ができて、所属になろうと決意しました。

正直、私の心境としては今まで通りです。なぜならば、私はフリーとして本当に1試合1試合、外したらもう呼ばれないですから、120%、全力以上のものを持って、余力を残さずに毎試合をやってきました。だからこそ何ら変わらず、全力で4月からやっていきます。そしてWAVEという看板を背負ったことで、他団体にもより激しく参戦していきたい。あと、新体制というのはリング上だけではなくて、リングを降りた部分も変えていくというのが本当の新体制だと思います。それは4月からすぐに変わるものではないと思いますし、パッと変わったではなく、変わる努力というものを長い目を持って応援していただければなと思います。業界の中でも『あっ、WAVE変わったね』って思われるというのは本当に難しいことですし、それはとても大事なことだと思います。私がWAVEに入るからには、なぜ12年間もひとりでいろんなところに角を立てずに、しかし爪痕をやや残しつつ、やってこれていたのかというものを、私が入ることで柔らかさや変わっていけるきっかけになれればと。それが新体制の裏の面での私の役割だと思います」

桜花「WAVEをやってきて約11年。コンセプト自体はは旗揚げから変わりません。ひとつの興行でシリアスなバチバチとした試合、コミカルな試合、若い選手のフレッシュな闘いが見れる、ルックスのいい選手が見れるという、バラエティ性に富んだコンセプトは変えずにやってきたいと思います。そのコンセプトに私がどう色付けをしていくか。やってきたいと思っているコンセプトを3点発表したいと思います。

まず1つとして、フリーの選手は今後上げていく予定はありません。ずっとフリーの選手や他団体の選手に協力していただきながらやってきましたが、やっぱり団体に所属しているから感じられること、背負っているものを見せていけると思うので、今後は団体に所属している選手たちと交流を持ってやっていきたいと思います。自分の団体でひとつのものを作り上げていくって本当に大変だと思いますが、それをファンの人たちに見てもらいたい。水波にはもっとバチバチいってもらいたいし、長浜にも弾けてもらいたい。みんなで選手一丸となって潜在能力を発揮していきたいと思いますし、GAMIさんが女子プロレス界をひとつに統一したいという話をしていますが、その実現のためにも団体間の結びつきを強めていきたい。団体をやってるからこそいろんな人が協力してくれているという面もありますので、今後もプロレスリングのWAVEのブランドを高めていきたいと思います。そのためにもZABUN系フリーという枠を取り払って、野崎、宮崎さん、広田さんに入っていただきました。5人が抜けることで人数としては減りますが、それもいろんな団体と交流を持つためのチャンスととらえて、女子プロレス界を団体間でどんどん高めていきたいと思います。

2つ目に、私がいろんな団体へと足を運ぶことで、若い選手や他の団体の選手を見て、今までWAVEに上がったことのない選手を上げていきたいと思います。他団体の選手もウチに上がることで吸収し、レベルアップしていってもらいたいと思います。ウチの特色としてコミカルがありますが、宮崎さんや広田さんのようにプロレスができないからコミカルをやるのではなく、ウチはプロレスができるからコミカルをやる。それは大きな武器になると思います。

3つ目は、タレント力を持った新人を獲得していきたいなと。プロレスが好きで入ってくる人が少なくなっている中、ウチにも朱崇花や後藤以外にも練習生が何人かいたんですが、志半ばで折れてしまって退団していくという選手が多かった。なので、プロレスを見たことがない人をこちらからスカウトしていこうかなと。私はもともとアストレスという女優から入っていて、プロレスを見たことがなかったけど、プロレスが好きになって17年間どっぷりとハマってしまったので、なにかきっかけがあればプロレスを好きになって一生懸命取り組んでくれる人が出てくると思うので。私はそういう人たちを待っているだけじゃなくて、自らスカウトしていきたいと思います。

やっぱり一番にあるのはしっかりとしたプロレスを見せたいという点で。ウチのプロレスは見てて感動するし、スゴいものだと思っているので、それをもっといろんな人にみてもらいたい。地上波でやっていない時代なので、もっとメディアさんにも取り上げていってもらえるような団体にしたいと思います。2019年は私の体制になってからの『実験の年』として、いろいろと手探りしながら試してきたいと思っていて。今までGAMIさんの下でやってきたことを、今度は私が残ったメンバーを引っ張っていって、いろんなことに挑戦していきたいなと思っているので。ひとりひとりの気持ちが変わっていけば、どんどん変わっていくと思うので、2019年は寛大な心で見ていただいて、2020年には『WAVEも新体制になって変わったな!』というものを見せていけると思います。よろしくお願いします」

また、リニューアル後の1発目となる、4・1新木場大会で高橋奈七永とのシングルマッチが決まった水波が意気込みをコメント。

水波「リニューアルという言葉がひとつのテーマになると思うんでうが、そこで一番やりたい相手として高橋奈七永という名前が自分の中で出てきました。なぜかといいますと、過去2回シングルをやったことがあるんですが、2回とも全然歯が立たなくて、本当に惨敗したと思っていて。最後のシングルから2年経っていますが、その間に自分自身でも本当に実感できるくらい、あのときの自分よりもさらに成長して強くなって大きくなった自分がいると思っておりますので、弱い部分というものを払拭して、あらたな水波を見せるという意味では高橋奈七永さんが一番シングルで闘いたい相手だと思って、伝えさせていただきました。もちろんカンタンに勝てる相手ではありませんですが、リング上で情熱的に闘うという奈七永さんのスタイルに私はとても影響を受けていますので、4月1日に自分が今までやってきた胸いっぱいのプロレスというものを全部ぶつけて、なおかつ自分が勝って新生WAVEを勢いづけたいと思います」

桜花「あと、4月1日からは大会日程が変わった点がひとつあり、毎月1日を『ナミイチ』の日として興行をおこなっていきたいと思います。いまのところ12月1日まで大会を新木場で開催することになっております。これ以上にメンバーが増えて、4月1日にまた新しいメンバーを迎えられるように今後ともスカウト活動やオーディションなどをやって、人を増やしていきたいと思いますので、どうぞ4月1日からのプロレスリングWAVEをよろしくお願いします」