2020.07.07

「ベガとアルタイル」

日時
7月7日  火曜日
観衆
145人
場所
新宿FACE
1、YOUNG wave (15分1本勝負)
△神童ミコト&久令愛&梅咲遥(時間切れ引き分け)鈴季すず&林亜佑美&稲葉ともか△


オープニングマッチは、神童ミコト&久令愛&梅咲遥vs鈴季すず&林亜佑美&稲葉ともかのYOUNG世代による6人タッグマッチ。JUST TAP OUTの稲葉は、今大会がwave初参戦となる。

試合は、先発を買って出る林に神童組がドロップキックで奇襲を仕掛けてスタートとなる。林をロープに張り付け「わっしょい!」を横取り連呼。さらには、初参戦の稲葉も捕らえて張り付けていく。先手を取られた稲葉だったが、空手仕込みのローキックを放って神童に反撃。ハイキックは神童がかいくぐりドロップキックでやり返す。
すかさず梅咲が出ていき、ドロップキックで追い打ちをかける。エルボー合戦を挟んで、稲葉がキックで攻勢に出ると、ランニング・キック。これをかわした梅咲が丸め込む。カウント2。

再び稲葉が捕まる展開となるが、ハイキックでやり返し、ようやく林とタッチ。

林はボディースラム。首投げを放っていく。梅咲も逆さ押さえ込みに切り返す。キックアウトした林は水車落としを狙うが、これも梅咲がエビ固めに切り返す。カウント2。そこから梅咲がドロップキック3連発。
5分経過。梅咲は強烈エルボーを放って久令愛と交代。久令愛はショルダータックルで林を吹っ飛ばし、腕十字へ。耐えた林はクロスボディーで一矢報いて鈴季とタッチ。

鈴季は躍動感のある串刺しスピアで反撃開始。ロープに久令愛がもたれると、エプロンからのニーリフト→顔面ドロップキックを放つ。しかし久令愛も腕十字で攻勢に。これは林がストンピングでカット。ならばと久令愛はアームブリーカーからエルボー連打。鈴季もドロップキックでやり返す。
続いて神童が出ていき、鈴季にドロップキック。串刺しドロップキックを連発。ボディースラムで叩き付けるも、カウント2。エルボー合戦から鈴季が抜け出しドロップキック。キックアウトされると逆エビ固めの体勢。これも耐えられると串刺しスピアで追い打ち。

ここで鈴季は林&稲葉を呼び寄せる。そしてトレイン攻撃。その場ムーンサルト・プレスにつなげるも、カウント2止まり。すかさず関節技で絞り上げるが、堪える神童。今度はジャーマンの体勢の鈴季。これを神童がエビ固めに切り返すと、丸め込みの応酬へ。両者ともに決め手を欠き、時間切れとなった。
2、スクランブルwave(20分1本勝負)
○桜花由美&高瀬みゆき(16分11秒、片エビ固め)優宇&青木いつ希●
※ビッグブーツ


「タッグマッチをしたい」という桜花由美の希望で組まれた試合だが、あいにく桜花の正パートナー・桃野美桜(BOSS to Mammy)は欠場中。Black Widowで組む野崎渚は、今大会のメインイベントでレジーナ戦を控えている。パートナーを探していた桜花に、名乗りを挙げたのがアクトレスガールズの高瀬みゆきだった。高瀬も現在パートナーが不在状態。今回、はじめてタッグを組むという桜花&高瀬。息が合えば、今後もタッグを組むことが考えられるだけに、高瀬はやる気満々だ。
その対戦相手となったのは、wave認定タッグ王座に挑戦を表明している優宇&青木いつ希のキロデシベル。タイトル戦の日程はまだ決まっていないが、ナンバーワンコンテンダーとなった今、敗戦だけは避けたいところ。

試合前から高瀬は桜花の動きとシンクロさせて、息が合っているところを猛アピール。先発も買って出る。青木が対峙し、元気のよさで張り合う。そしてロックアップ。いったん離れると、再び大声を競い合う両者。高瀬がドロップキックにつなげるが、青木は倒れず。「いい加減にしろ!」と高瀬がエルボー弾。ボディースラムの体勢。だが、これは逆に青木が叩き付けていく。
続けざまに青木のショルダータックルが決まり、キロデシベルでダブルのワキ固め。これは桜花がカット。高瀬は「息が合うっていうことはこういうことだ!」と桜花とトレイン攻撃を成功させる。そしてボディースラムでお返しするとグラウンドへ。

タッチを受けた桜花が串刺しビッグブーツにつなげる。カウント2。劣勢の青木だったが、ショルダータックルでやり返し優宇とタッチ。

優宇が出ていくと、高瀬が桜花の助っ人に入るが、優宇は桜花&高瀬に両腕ラリアット! そして、桜花に旋回式サイドバスター、セントーンをお見舞いする。さらには逆水平チョップで追撃。
一方の桜花もケンカキックでやり返すと、高瀬がすかさずドロップキック。連係のよさをアピールする。

そのまま高瀬が続投し小刻みエルボー。ロープに走るも、優宇がカウンターのラリアット。逆水平チョップで高瀬をコーナーに押し込んでいく。高瀬も逆水平チョップでお返し。だが、優宇は前へ前へと出ていき、パンチのようなエルボー弾を食らわす。

吹っ飛ばされる高瀬だったが引かない。ラリアットを叩き込むと、優宇のラリアットを払い落とし、もう一発! さらにラリアットの体勢に入るが、優宇がカウンターの払い腰。
10分経過。続いて青木が出ていき、高瀬に串刺しバックエルボー2連発。フェースクラッシャーから「潰れろ!」とボディープレスを投下する。返されると、コーナーに向かう青木。高瀬が追いつきデッドリードライブ。すぐに青木もショルダータックルでやり返す。

そしてコーナーに高瀬をハンマースルーするが、高瀬がブーメラン式ドロップキックに切り返す。そして、セカンドからのジャンピング・エルボーアタックで追い打ち。そこからグラウンドに持ち込む。

優宇が助っ人として出てくるも、桜花&高瀬で撃退。高瀬のブレーンバスターはカウント2。桜花がケンカキックで追撃する。高瀬のえびす落としから桜花がビッグブーツで飛び込むも、これは優宇がカット。

青木もブレーンバスターでやり返す。そして串刺しラリアットを決めると、優宇がキャノンボール! 青木のダイビング・フットスタンプへとつなげるも、高瀬がカット。
残り5分となり、焦るキロデシベル。優宇が逆水平チョップを繰り出すも、寸前でかわされ青木に誤爆してしまう。その後のドロップキック、セントーンも青木に誤爆…。このチャンスに高瀬がミサイルキックで優宇を排除。リングに残る桜花が青木にビッグブーツで飛び込むがカウント2。ダメージを負いながらも青木がラリアットで応戦しロープに走るも、桜花がカウンターのビッグブーツで貫録勝ちを収めた。
◎試合後のマイク
高瀬「勝ったぞー! みなさん! 私と桜花さんのタッグ、どう思いましたか。知ってますか? あの2人はwaveのタッグベルトに挑戦しようとしてる2人なんですよ。その2人に今日ウチらが勝ちましたーーー!! 桜花さんのプロレスに対する思い、ビシバシッ感じましたっ! その真っ赤なコスチュームのように熱い心を持った選手がウチは大好きです! 桜花さん、今後も私のパートナーになってくれませんか!?」

桜花「高瀬! 熱い高瀬のことは大好きだ! 凄く、熱くて×4、会場中のお客さんの熱をヒートアップさせる高瀬の試合が大好きだ! パートナーとしても心強い!! だけどね…私、タッグパートナーいるんだ。えっとBOSS to Mammyという、組んでる桃野美桜っていうのがいて、ボスが帰ってくるまでアタシは待ちたい! 待ちたいの。ゴメンね。ゴメン。タッグは今後はたまーに。ベルトはね、ボスと取りたいから、人がいなかったとき? お互いタッグパートナーがいないときだけ組もうね」

高瀬「正式、正式には?」

桜花「(即答で)組まない。組まない! ごめん!! 私はボスが復帰するまで、待ってます。なのでBOSS to Mammyを応援よろしくお願いします。ごめん、ごめん。じゃ!(と退場)」

高瀬も「桜花さーーーん!」と追いかけ退場した。
3、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・40日(15分1本勝負)
○中島安里紗(13分4秒、レッグクラッチ式ジャーマン・スープレックス・ホールド)HIRO'e●

引退まで残り40日となったHIRO’eの今回の対戦相手は、SEAdLINNNGの中島安里紗。中島とは新生waveのスタートとなった19年4・1新木場大会で対戦しており、この試合後、本名(長浜浩江)から現在のHIRO’eに改名することを発表した。あれから1年3カ月。あの日、生まれ変わったHIRO’eは、最後の中島戦で成長した姿を見せられるのか。

スタートからグラウンドの攻防が繰り広げられる。いったん離れると、額を付け合わしての睨み合い。ヒートアップし髪の毛をつかみ合う。中島がロープに振るが、HIRO’eがドロップキックを放ち、低空ドロップキックの体勢。寸前で中島がかわして片足ドロップキックをお見舞い。そしてボディーシザースで絞り上げる。
中島は「長浜!」と対角コーナーにハンマースルー。HIRO’eは「だからHIRO’eだっつーの!」とチャーシュー、スピアで反撃開始。さらにブレーンバスター、低空ドロップキックにつなげる。続くミサイルキック3連発も決めてみせたが、カウント2。ならばとHIRO’eはコーナーに登るが、中島がバックドロップで投げ落とし攻守逆転。

ブラ下がりフットスタンプ、ダイビング・フットスタンプと畳みかける中島。だがHIRO’eも冷静に中島のケンカキックを受け止め、カサドーラを連発。中島が切り返してフットスタンプを見舞うと、HIRO’eもカサドーラからのフットスタンプでやり返す。そして、サクラ落とし、バックドロップを敢行。いずれもカウント2止まり。
すぐに走るHIRO’eに中島がカウンターのキューティースペシャル。張り手からDDTを放つ。さらにはジャーマン・スープレックス・ホールド、ダルマ式ジャーマンも放つが、すべて返すHIRO’e。ならばとドラゴンSHの体勢に入る中島だったが、これはHIRO’eがヒロギョプサルへ。返されるとジャーマンSHで逆にカウント2を奪う。

思わぬ反撃に遭った中島だったが、投げっぱなしドラゴンスープレックスで流れを変えると中島の代名詞とも言える強烈エルボーで猛ラッシュ。キックアウトされると、レッグクラッチ式ジャーマンSHでトドメを刺した。
◎試合後のマイク
中島「HIRO’e! これからずっと長く闘っていける相手だと思ってた。だから今日が最後になるとは思わなかったけど、このコロナで大会が減って、回数が引退ロードが減ってしまったなか、闘えて本当によかったと思う。ありがとう。あと、1カ月ちょっと、月並みですが、最後までケガなくきっちり走り抜けて、一生プロレスラーとして、夢をかなえ続けてください」
HIRO’e「メチャメチャ短くなった引退ロードで中島安里紗と闘うことができて、よかった……なんて言わねーよ! だいたい生ぬるいこと言ってんじゃねーよ!! ガンガンきてるお前がいいと思うぞ(中島がヒザ蹴りで襲いかかる)。お前いつまで経っても変わんねーな! 試合が終わったらコッチに来んじゃねーよ。お前は下がってろ。さっさと帰りやがれーーー!」
◎バックステージ
HIRO’e「厳しい闘いになるってことはわかってたし、私もそういう闘いをしたいと思ったから中島安里紗を選んだ。キャリアで言えばだいぶ上かもしれないけど、なんかスゲーアイツには負けたくないって思える相手なんですよ。今日で通算3回しかシングルはしたことないんですけど、やっぱりリブート(19年4・1新木場)での試合が一番かな。中島安里紗だったからこそ、リブートであれくらい試合の中で挑戦しようと思ったし、本人には絶対言いたくないけどスゲーなって思ってます」

——残り40日、内容も上がってきているように感じるが?
HIRO’e「短くなったからこそ、悔いを残したくないというのがすごくあるから。前よりも1試合1試合、試合がない日も大事に生きてかなきゃって思うようになった。遅いかもしれないけど、今からでも遅くないって思いながら、一日一日を生きてます」
4、WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○旧姓・広田エリザベスさくら(11分35秒、場外カウントアウト)伊藤薫●〈挑戦者〉、渡辺智子●〈挑戦者〉
※第3代王者が3度目の防衛に成功


今年の2月1日に井上京子を破り、WWWD世界エリザベス王者となった旧姓・広田エリザベスさくら。3度目の防衛戦となった今回は、ザベスよりさらにベテランの伊藤薫、渡辺智子の平成元年組が挑戦者に名を連ねる。同期であり、現WWWD世界タッグ王者組でもある伊藤&渡辺。3WAYとはいえ、広田はこの圧倒的に不利な状況を切り抜けることはできるのか?

挑戦者の2人はマスク着用でリングイン。マスクをしてないことを2人にとがめられた広田は「リング上はいいよってことになってるからだ」と反論。広田のみがノーマスク対応となった。

そして、広田がベルトとザベスの称号を一時返還。レフェリーチェックが終わると、早速、渡辺と伊藤は作戦会議へ。

広田「一個だけアドバイス。(マスク)取るならいまだよ。リング上だったらいいってなってるんだよ?」

渡辺「でも、みんながやってるのにさ…」

広田「じゃあマスク持ってきて! (私もマスクを)やらないと始まらないみたいな感じになってるから。すっごい息きれるよ? やめるならいまだよ?」

広田の再三の説得にも挑戦者の2人は首を縦に振らなかったため、仕方なく広田もマスクを着用しての試合となった。
開始早々、広田が渡辺にボ・ラギノール。伊藤にも狙うが肉厚すぎて効いていない様子。渡辺が広田をボディースラムで叩き付けると、伊藤が早々にダイビング・フットスタンプの体勢。

すると広田は「バカか!?(試合が)終わるだろ!」と急いで逃げる。そして渡辺にボ・ラギノール。コーナーに登ったままの伊藤にはロープ渡りを要求する。伊藤がしぶしぶロープ渡りを披露するも、途中で転落。すかさず伊藤&渡辺でクローズラインを狙うが、広田がフェースクラッシャーに切り返す。だが、仰向けの2人を飛び越えてのロープワークは、伊藤の厚みに足を取られて転倒。

逆に伊藤&渡辺のトレイン攻撃を食らった広田はリング中央で仰向けに…。すると観客が伊藤&渡辺の高田純次を手拍子であおる。ぎこちないながらも2人が成功させると、渡辺がボディープレス、伊藤がセントーンを投下!

リング上は伊藤vs渡辺となり、手四つの力比べ。ラリアット合戦は伊藤に軍配。そこに復活した広田が伊藤にマシンガン・ボ・ラギノール。伊藤が「やりすぎだから!」と抗議する。
今度はコーナーに登る広田だったが、伊藤が渡辺に突進。その衝撃で広田は転落してしまう。さらに伊藤は広田に雪崩式ブレーンバスター。広田の上に渡辺もブレーンバスターで投下する。コーナーに登る伊藤に、渡辺がボ・ラギノール。伊藤を排除すると、渡辺が広田にバックドロップ。着地した広田がボ・ラギノールでやり返す。続く広田のウラカンラナはカウント2。
シャイニング・ウィザードを放った広田は渡辺にへなーらサンセット。カウント2。伊藤にもへなーらを狙うが、押しつぶされて、逆に伊藤がカウント2。さらに伊藤のライガーボムが決まるも、これは渡辺が滑り込みの広田を救出。

ならばとコーナーに向かう伊藤を渡辺が投げ落とす。だが、仰向けの広田の上に落ちてしまい、大ダメージ。さらに渡辺はボディープレスを広田に投下。これは伊藤がカットする。今度は伊藤がセカンドロープからのフットスタンプを広田に投下。これも渡辺がカット。2人の圧殺攻撃に広田はたまらず場外へ。
再び伊藤vs渡辺となり、伊藤が裏投げ。渡辺も場外に落ちると、伊藤は渡辺&広田にスライディングキック。さらに広田に場外ブレーンバスターを敢行する。
そのまま場外戦となり、伊藤と渡辺が小競り合い。フラフラになりながらも先にリングに上がった広田がトペ・スイシーダで伊藤&渡辺に追い打ち。急いでリングに戻った広田がリングアウト勝ちを収めた。
ベルト授与には梅咲遥がディアナを代表し登場。認定書の代読、そしてベルトを広田に渡した。
◎試合後のマイク
桜花「はい! 防衛おめでとうございます。私まだエリザベス狙ってるんですよ。狙ってるので、もう40代の選手にはオファーしてあるので、またエリザベスの防衛戦よろしくお願いしまーす!(会場は拍手)」

広田「智子さん!」

渡辺「もう1回やる? エリザベス」

広田「いや! もういいです×2。ちょっとこれだけは言いたいんですけど、この期間中、減量、頑張ったみたいで、やせてちょっときれいになったねっていう話を聞くんですけど…(拍手が沸き起こる)でも十分威力はありました。ありがとうございました。いま桜花社長に言われて気付いたんですけど、いまマーベラスとwaveの対抗戦がまだ決着がついてないなと思って」

渡辺「えっ、そうなんですか?」

広田「いや、付いてないんですよ。付いてないままコロナに入っちゃって、今日私はエリザベス返り咲きまして、これで真のエリザベスになったと思います。気が早い桜花社長の挑発はおいといて、まずはこの対抗戦。なぜならばHIRO’eちゃんがもういなくなってしまうから、圧倒的に人数が不利になる。HIRO’eちゃんがいる間にやらないと。先に、これ決めちゃいましょう」

桜花「あいてるのが…7月23日の新木場、どうでしょう?」

広田「もう先がないんですよ。どんどん決めていかないと!」

渡辺「ちょっと会社に、長与さんに連絡してみたいと。忙しいんで、なんせ」

広田「わかりました。まあでも、7月23日しかない。一択なんで、そこ。あとは流行のTwitterのやりとりで。Twitterで詳細を決めていこうということで」

渡辺「じゃあ伝えます。でも、その一択しかないんだよね?」

広田「7月23日一択でお願いします」

渡辺「長与さんと彩羽選手に伝えます」

広田「今日はもう私も帰りたいので、いろんなものたぶん出てると思うんで。(桜花社長に向かって)お前がもしエリザベスなったときには、いまの2人とやれよ! 真のザベスは私だーーー!」
5、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○野崎渚(14分48秒、片エビ固め)宮崎有妃●<挑戦者>
※ノアールランサーハイ。第15代王者が3度目の防衛に成功

4月1日におこなわれる予定だった野崎渚と宮崎有妃のRegina di WAVE戦。新型コロナウイルス感染拡大のため延期となっていたが、約3カ月ぶりに実現した。活動再開となった6・28新木場では、久しぶりにタッグを組んだ野崎と宮崎だったが、タイトル戦前ということもあり連係がうまくいかず。最後も、宮崎が野崎を見殺しにし、遺恨を残す結果となった。なお野崎の防衛戦は、今回で3度目となる。
野崎から握手を求めると、宮崎がゆっくり握り返しゴング。しばらくにらみ合ったと、少しずつ間を詰めていく。力比べから宮崎がガットショット。グラウンドに持ち込む。野崎が回避すると、もう一度、宮崎がガットショット。そしてヘッドロックでグラウンドへ。
すぐに脱出した野崎がヘッドロックで取り返す。しかし、体勢を入れ替えた宮崎が太腿で野崎の首を締め上げる。なんとか逃げ出した野崎が串刺しビッグブーツ。おしゃれキックへ。そして、ビッグブーツで飛び込むも、かわした宮崎が場外で変型バスターを敢行する。
野崎がダメージを負うなか、宮崎はラダーとイスをリング上へ。Tommyレフェリーの注意を無視して、野崎をラダーの上にブレーンバスターで投下する。
苦痛に顔をゆがめながらも野崎がスリーパーで反撃開始。ところが宮崎が倒れ込んだ際にTommyレフェリーが巻き添えとなり、裁定不能に。無法地帯となったリング上。その間に宮崎は卑劣なイス攻撃。さらにはイス上に野崎をセットしギロチンドロップを投下させる。そして、逆片エビ固めへ。耐えられるとイスで強打する。
Tommyレフェリーのヒザにテーピングが施され復活すると、ようやく試合も軌道修正。イスを奪われた宮崎だったが、急いで控室に戻り、イスを調達。再びイスを振りかざす。これを奪った野崎がイス返し。ザキゴエ2発をお見舞いする。
宮崎もヘッドバットでお返し。すぐに野崎もザキゴエで攻め返し、蒼魔刀へ。走る野崎に、宮崎がラリアット。しかし野崎もスリーパー→ドルミルⅢを極める。耐えられるとノアールランサー3連発を敢行。
これを返されるとスリーパーで捕獲しようとする野崎。宮崎が直伝デスバレーボムに切り返し両者ダウン…。カウント8で立ち上がり試合が再開されると、ここで宮崎が再びイス攻撃。そして、えびす落としでカウント2。ムーンサルト・プレスを投下させる。
寸前でかわした野崎がノアールランサー。しかし宮崎もすぐに立ち上がり首固めへ。カウント2。外道クラッチも繰り出すが、これも返す野崎。返せたことに驚いた表情。
すぐに走る宮崎に野崎がノアールランサーハイ。さらにノアールランサーで畳みかける。改めてノアールランサーハイを決めて、激戦に終止符を打った。
◎エンディング
試合後、阿部由美子社長が認定証を授与。レジーナのベルトは宮崎が巻いてあげる。

野崎「まず、私のレジーナ、お帰りなさい。宮崎さん! 宮崎さんとのタイトルマッチが、アナタを越えることがこんなにも長い試練を神は与えるんだと正直、この自粛期間中、いろいろ。まだまだ越すのは早かったんじゃないかとか、私がチャンピオンとして宮崎有妃に挑戦するということが早かったんじゃないかと。たくさん考えて来ましたが、今日やってよかったです。本当はもっと宮崎有妃の力、本当の力を私は知ってるから、このコロナの影響で会場すべては使えないというハンデ、これだけがきっと宮崎さん後悔してるんじゃないかと思いますが、今日で最後じゃないと思ってるので、会場もお客さんも万全で、楽しくプロレスが見れて、私たちもやれるとき、もう1回やりませんか? もちろん今日と同じように私がレジーナとして、宮崎さんの挑戦受けてあげます。今日はありがとうございました(握手を求めるが、宮崎は氷のうを投げつける。だがそのあと、笑顔で握手&抱擁)。
5歳からお世話になってる先輩を越え、3度目の防衛をした私は本当にいま自分の中で自信になって、この女子プロレス界、最強なんじゃないかと思っています。なので、次の防衛戦の相手、決まってないんですけど……。そういえば8月16日からこれも待ちに待ったCatch the WAVEが開幕となるわけですが、今回、キャッチ、私レジーナ出場しません! レジーナとして誰が今年のキャッチ、優勝するのか。誰が波女になるのか。じっくり見させていただきたいと思います。出場選手はまだ決まってない(本部席を確認)。はい、決まってないということで、8月16日、HIRO’eの引退とキャッチ開幕、みなさんお楽しみにしててください。今日はありがとうございました。締めます。ということで、大丈夫ですか? 広田さん。試合見てなかったんですけど、大丈夫ですか? 大丈夫じゃない(苦笑)。でも、あっ、おめでとうございます。ということで、みなさん、waveのみなさんリングに上がってください。
今日は七夕ということで彦星は誰ですかね(苦笑)。みなさん素敵な七夕の夜にまたあと何時間あるので、お過ごしください。(いろいろ広田に突っ込まれる)ははは。私はいまとても幸せなんです、ふふ。この幸せ、みなさんにわけるので受けてとってください。ということで、私が『これが』って言ったらみなさん、右手を大きく突き上げて、ほどよい声量で『waveだ!』で返してください。行きますよ! これがーーーー、waveだーーーー!」
◎バックステージ
野崎「ありがとうございました! 3度目の防衛に成功しました。正直、相手が宮崎さんということで、もちろんベルトを守るということは頭にあったんですが、やっぱり15歳からお世話になって、一度離れてもまたこうやってwaveという団体でともに過ごしてきた先輩を越えるという、越えたというほうがいまは大きいですね。凄く凄く嬉しいです。4月1日にやる予定だったのがここまで伸びて、なんでしょうね…無事にやり遂げた。宮崎さんとの試合ができたということが何よりもいま、自分で安心してるのかな。不思議な気持ちなんですけど、きっといつ試合ができるかわからないという思いから、いま試合をやり遂げたことが凄く嬉しいです。何言ってるかよくわからないですけど、大丈夫?(笑)」

——王者としてCatch the WAVEは不参加とのことだが。

野崎「そうですね。今年のキャッチどうしようかなと思ってたんですけど、これももう3月くらいには、もうキャッチ出ずに今年の波女になる人をじっくり見たいなという思いはあって、会社にも言ってたんですけど、コロナの影響でキャッチ開幕も延期になって楽しみにしてる人たちをガッカリさせてしまった中だったので、私が不参加よりも参加したほうが面白いんじゃないかなと思ったりもしたんですけど、やっぱりレジーナとしてじっくり波女になる人を見たいとの思いが強いので今回は辞退させていただきました」


——新木場で流れたが、結果的に(大きな会場の)新宿といういい形になったが。
野崎「そうですね。本当に、ただ一つ残念なのが、宮崎有妃というスタイルは変幻自在。隣で背中を見て来たのでよくわかってたので、きっと会場すべてを使えないなかで試合をするって、宮崎さん自身は制限のある中での試合だったのかなと思うので、そこだけがやっぱり…。きっと本当はもっと凄いんじゃないか。もっと会場がフルで使えたら私はどうだったんだろうとか、いま凄く思うので、そこだけが引っかかるので、喜ぶよりはまた、本当にいつになるかわからないですけど、コロナが落ち着いてというか、落ち着いて会場ももっとお客さん入れるようになって、っていう中で、また改めて宮崎さんと試合をして勝って、そこでやっと越えたと大きな声で叫びたいですね」

——リングでまず『お帰り、レジーナ』と言っていたが。
野崎「そうですね。なんか4月1日にタイトルマッチだったのが流れて、流れてだったので、3カ月か試合してなかったのにチャンピオンというのが、試合をしてナンボだと思ってるので、ただの飾りになっていくのが凄くイヤだったので、今日はタイトルマッチして、改めてチャンピオンベルトとして戻ってくれたというか、そんな思いでお帰りと言いました」
2020.07.06

▼wave7・7新宿大会全対戦カード決定!直前情報!

▼wave7・7新宿大会全対戦カード決定!直前情報!
◎7・7(火)開場18:15・開始19:00 @新宿FACE
『ベガとアルタイル』

▼当日発売グッズ
■新作/wave×マブイ君コラボTシャツ(黒ピンク、紺ブルー、ライトピンク、ライトブルー、ライトイエロー)=4400円
■新作/wave×マブイ君コラボTシャツ(ボーダー)=5000円
■新作/wave×マブイ君コラボドライTシャツ=4950円
■新作/wave迷彩トートバック(白ピンク、緑オレンジ)=2750円
■新作/waveデニム生地トートバック=3300円
■新作/wave×マブイ君コラボフェイスタオル=2200円
■新作/野崎渚オリジナルTシャツ(黒、紫)=4400円
■DVD「旧姓・広田さくら→WAVE乗っ取り自主興行『母の微笑み vol1 』旅立ち・志田よ永遠に」=5500円
■DVD「プロレスリングWAVE Catch the WAVE 2019」 =5500円
■waveキャップ=4400円
■ナンバー付きポートレート=1000円
●桜花由美●宮崎有妃●旧姓・広田さくら●野崎渚●HIRO'e
■当たり付きガチャガチャ1回=500円
■2shot撮影=1000円※飛沫防止シートを挟んで撮影を行います
■その他、WAVEグッズ各種
※グッズは税込み価格(一部会場特別価格)
※楽天ペイや電子マネー、クレジットカードがご使用になれます。


▼差し入れに関してのお願い
生モノの差し入れは禁止とさせて頂きます。
その他(生モノ以外)の差し入れがある場合は、渡す選手のお名前、ご自身のお名前を書いた紙をお入れして、スタッフ・選手にお声掛け頂き、専用のBOXにお入れ下さい。
選手への直接の差し入れのお渡しはご遠慮お願いします。


▼布マスク寄付のお願い
お家で使わず眠っている未使用品、未開封の布マスクがございましたら、ぜひご寄付をお願いいたします。
専用BOXをご用意してますので、そちらに入れてください。マスクを必要としている施設に寄付させて頂きます。
ご協力よろしくお願いいたします。

◆新宿FACEの喫煙所はコロナウイルス感染防止の為、閉鎖いたします。


▼今回決定対戦カード
■YOUNG wave (15分1本勝負)
神童ミコト&久令愛&梅咲遥vs鈴季すず&林亜佑美&稲葉ともか

▼既報対戦カード
■Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合〜(30分1本勝負)
<王者>野崎渚vs宮崎有妃<挑戦者>
※第15代王者3度目の防衛戦

■W.W.W.D世界エリザベス選手権試合 (60分1本勝負)
〈王者〉旧姓・広田エリザベスさくらvs伊藤薫〈挑戦者〉vs渡辺智子〈挑戦者〉
※第3代王者3度目の防衛戦

■スクランブルwave(20分1本勝負)
桜花由美&高瀬みゆきvs優宇&青木いつ希


■メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・40日~(15分1本勝負)
HIRO'evs中島安里紗

※全5試合。試合順は当日発表。


▼前売りチケット料金
■SRS席=7700円※完売
■カウンター席=7700円※完売
■RS席=5500円
■指定席=4400円
■レディースシート=2200円※残りわずか
※当日アップなし。別途ドリンク代500円必要。

【各種当日割引のご案内】
※当日券に限り
■障害者割引障害者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)の方各席種2200円引き
■学生割引大・高・中・専門学生指定席=2200円
■小学生以下は保護者1名につき1名指定席無料。
※障害者割引以外はその他席種の場合は通常料金。FC会員様は当日アップなし。当日前売り価格でご購入できます。各種割引に対する証明証をご提示願います。

◆今後大会開催の際のコロナウィルス感染防止注意事項
・各会場の席は間隔を空けさせて頂き、ソーシャルディスタンス仕様となる為、座席数が各大会共に変更となります。連番で購入した場合も間隔は空いているのでご了承ください。
・試合中に会場の扉を開けて換気をおこないます。
・当面の間、各大会プレイガイドにはチケットは委託しておりません。選手への取り置き予約はおこないません。
・チケット予約及び販売はwave事務所、SHOPZABUNのみとなります。
・チケット予約時にお名前、住所、連絡先もご記載お願いいたします。
・チケットをお持ちの方は半券にお名前、ご住所、ご連絡先を記載お願いいたします。また手元にチケットのない方はメモ紙、ポストイット等にお書き頂き、提出をお願いいたします。
・飛沫が飛ぶような大きな声援はお控えください。
・ご来場時に体温を測らせて頂きます。37.5度以上ある方は入場できません。
・ご来場時に、高熱や咳など、風邪のような症状がある場合にはご来場をお控え頂けますようお願いいたします。
・必ずマスクの着用をしてご来場ください。マスクを着用ではないお客様はご入場できません。
・手洗い並びに各会場設置の消毒用アルコールのご利用を強く推奨いたします。
・ご入場後に体調を崩された場合には、速やかにご退場をお願いいたします。(スタッフよりご退場をお願いさせて頂く場合がございます)
・感染防止の為、選手、スタッフもフェイスシールドやマスクを着用することがありますのでご了承下さい。
・早いお時間にご来場されてもお待ちいただくことができません。開場時間に合わせてご来場ください。
・全試合終了後はリングアナウンサーの指示に従い、規制退場をお願いいたします。
・しばらくの間は紙テープの投げ入れ、横断幕の貼り付けは禁止とさせて頂きます。会場内にゴミ箱がない場合、ゴミは持ち帰りでおねがいいたします。
・グッズ売店には選手は出ますが握手や、選手との接触はしばらくの間禁止とさせていただきます。売店にお並びの方はソーシャルディスタンスを保ってください。人数制限を設けさせていただく場合がございます。
・選手、スタッフの体温管理も徹底して行います。




◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.07.05

7・6ニコプロでプロレスリングwave7・1新木場大会を放送!

▼7・6ニコプロでプロレスリングwave7・1新木場大会を放送!
◆ニコニコプロレスチャンネル
◎7・6(月)19:00放送開始
ニコプロ生放送

【コメンタリー】
野崎渚、HIRO'e

<番組URL>
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv326789730

※チャンネル会員以外の方も無料でご視聴頂ける部分もあります。
※タイムシフト視聴はチャンネル会員の方のみご視聴頂けます。予めご了承ください。
※「ニコニコプロレスチャンネル」会員の方は全番組ご視聴頂けます。チャンネル視聴料金 月額550円(税込)



◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.07.02

ソーシャルディスタンスの為、7.19新潟大会の座席数が変わります。

▼ソーシャルディスタンスの為、7.19新潟大会の座席数が変わります。
ソーシャルディスタンス仕様に新潟大会の座席数が変わりました。
会場の前売りチケットでお買い求めになったお客様、プレイガイドで買ったお客様で座席表にお買い求め頂いた座席がない方がございます。
※画像の黒く塗り潰されている席には座る事は出来ません。

大変申し訳ございまいませんが、座席表に座席番号のないチケットをお持ちのお客様、連番で買ったお客様は、事務所にご連絡ください。
別の場所で席を確保させて頂きます。
当日までご連絡のないお客様はこちらで席を確保しているお席でご案内させて頂きます。
チケットの交換は大会会場でもさせて頂きますので、チケットを大会のチケット売店までお持ちください。

▼ソーシャルディスタンスで席が減った大会

◎7・19(日)開場12:00・開始12:30@新潟県・新潟市西新潟市民会館
『NIIGATA WAVE~TOKI~3〜COUNTDOWN LONG BEACH・28日~』

▼前売りチケット料金
■全席指定=5000円(税込み)
内訳
席料4500円
消費税450円
ご寄付50円※寄付いたします
※当日アップなし




◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.07.02

wave7.7新宿大会今回決定対戦カード!/wave7.24大阪大会でHIRO’evs広田のモシャスwave決定!

▼wave7.7新宿大会今回決定対戦カード!
◎7・7(火)開場18:15・開始19:00 @新宿FACE
『ベガとアルタイル』


▼今回決定対戦カード
■スクランブルwave(20分1本勝負)
桜花由美&高瀬みゆきvs優宇&青木いつ希


▼既報対戦カード
■メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・40日~(15分1本勝負)
HIRO'evs中島安里紗


■Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合〜(30分1本勝負)
<王者>野崎渚vs宮崎有妃<挑戦者>
※第15代王者3度目の防衛戦

■W.W.W.D世界エリザベス選手権試合 (60分1本勝負)
〈王者〉旧姓・広田エリザベスさくらvs伊藤薫〈挑戦者〉vs渡辺智子〈挑戦者〉
※第3代王者3度目の防衛戦



▼前売りチケット料金
■SRS席=7700円※残りわずか
■カウンター席=7700円※完売
■RS席=5500円
■指定席=4400円
■レディースシート=2200円※残りわずか
※当日アップなし。別途ドリンク代500円必要。






▼wave7.24大阪大会でHIRO’evs広田のモシャスwave決定!
◎7・24(金・祝)開場12:30・開始13:00@大阪・アゼリア大正ホール
『夏祭り・西』


■OSAKA・モシャスwave(15分1本勝負)
HIRO’evs旧姓・広田エリザベスさくら

▼チケット料金
■全席=5500円
※当日各アップ無し



◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.07.01

『NAMI☆1~Jul.~’20』

◎前説
野中美智子リングアナが恒例の前説。
途中から今大会を欠場する桜花由美も加わり「今日はご来場、誠にありがとうございます。本日私、本大会のみ欠場させて、お休みさせていただくことになりました。すみません。出場を楽しみにしていたみなさん、大変申し訳ありません。ちょっとね、いま肩の調子が悪かったので、こないだの大会から3日しか経ってないので、1回ちょっと休もうというので、昨日決定し……あとはコロナウイルス対策も、会場まわりを見てみたいと思って、一応、改善策、いたらないことがあったらというので、一応いまチェックをしております」と欠場報告をおこなった。
1、チャレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(9分32秒、エビ固め)青木いつ希●
※ノアールランサーハイ


wave6・28新木場大会で、優宇&青木いつ希組にピンフォールを奪われてしまったレジーナ・野崎渚が、シングルマッチで青木と対戦。宮崎有妃とのタイトル戦(7・7新宿)を前に、しっかり借りを返しておきたい一戦となった。

青木が大きな声で「よろしくお願いしまーす!」とご挨拶。スタートからハイテンションの青木は野崎を相手に「来い!」と力比べを挑んでいく。野崎が手を高く掲げると、青木はセカンドロープに飛び乗り身長差をカバー。ならばと野崎は串刺しドロップキックを狙うが迎撃した青木が豪快なショルダータックル。
野崎もガットショットを叩き込むとブレイジングチョップで反撃開始。カウント2。キャメルクラッチで絞り上げたあと、顔面バーン!へ。そして卍固めで捕獲する。

青木も攻守を入れ替え串刺しバックエルボー2連発からのフェースクラッシャー。そしてボディープレスでカウント2。
続いてエルボー合戦に。そこから青木がラリアット、ブレーンバスターホールドにつなげる。カウント2。

一方、野崎も雪崩式ブレーンバスターでやり返しドルミルへ。ロープに助けられた青木に、ビッグブーツで追い打ちをかける。キックアウトされると、蒼魔刀へ。これもカウント2。続く後頭部へのノアールランサーを返されると、もう一発の体勢。
だが、これを青木がラリアットで迎撃。そしてバックドロップにつなげる。さらに青木はダイビング・フットスタンプを投下するが、寸前でかわした野崎がビッグブーツ。なんとかガードした青木が引き込み式ラリアットでカウント2。すぐに走る青木に野崎がノアールランサーハイ。すかさずダメ押しの一撃を食らわせ3カウント。レジーナの貫録をみせた。
2、3wave(20分1本勝負)
○優宇(9分23秒、片エビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
※セカンドロープからのボディープレス。もう1人は宮崎有妃

第2試合は、宮崎有妃vs旧姓・広田エリザベスさくらvs優宇の3WAYマッチ。7・7新宿でのWWWD世界エリザベス王座戦を控えているザベスにとっては最後の調整マッチであり、また、6・28新木場で奇跡のタッグ王座に挑戦表明した優宇にとっては、じかに挑戦をアピールするチャンスでもあった。
それぞれの思いが絡み合うなか、握手を求める優宇。だが、奇跡は無視。強引に優宇が握手をかわしゴングが鳴らされた。開始早々、優宇が孤立しかけたが、宮崎、優宇の串刺し攻撃はいずれもザベスに誤爆。

続いて宮崎と優宇がショルダータックル合戦。ラリアットは相打ちに。宮崎がドロップキックを狙うが、これもザベスに誤爆してしまう。すかさず優宇が宮崎にセントーンを食らわすも、ザベスがボ・ラギノールでカット。
ザベスは「お前ら2人して!」と反撃開始。ロープに走るザベスは優宇を飛び越えようとするが、優宇のカラダが分厚すぎて転倒。高田純次も迎撃されてしまう。ここで宮崎が助け船。ザベスをボディースラムで叩き付けると、優宇に「行け!」と高田純次のお膳立て。優宇が豪快に高田純次を決めるも、宮崎がカウントを妨害する。
そのまま宮崎が優宇を場外で羽交い締めにすると、ザベスがトペ・スイシーダ。だが、これは失敗に。そのまま宮崎は場外に繰りだそうとするも、桜花社長が「ダメ!×3」と阻止する。

リング上は宮崎vsザベスとなり、ザベスが「宮崎さん、アナタとはもう一度やらないといけないときがくると思ってました。それが今日だったんですね。時は来たーーーっ!」と対峙する。宮崎の追走式ラリアット、ザベスの追走式ボ・ラギノールがラリーとなり、宮崎がトラースキック。ザベスは飛び起きるも、そのまま宮崎に蹴り落とされる。
戦況が宮崎vs優宇に移行する。そこにザベスがミサイルキックを発射させるも、2人にかわされ自滅。宮崎がすかさず優宇にバックドロップ。優宇の上にザベスを投下しようとするが、未遂。ならばとファンタスティックフリップでザベスを投下するも、優宇はカウント1でキックアウト。

今度はザベスが宮崎をファンタスティックフリップで投下しようとしたが、優宇に捕まる。逆に優宇が宮崎をザベスの上に投下。主導権を握る優宇は、宮崎にセントーン、ザベスにドロップキックを同時に放っていく。そしてザベスをコーナー下に吹っ飛ばすと、キャノンボールを投下。最後はセカンドロープからのボディープレスで、ザベスを圧殺した。
試合後、優宇がマイクを握る。

優宇「勝ちましたー! 今日のこの3WAY、すっごい意味あったんです。宮崎さん! 広田さん! 前回に引き続き私、2連勝ですよ。私たち(優宇&青木いつ希)でwaveのタッグベルト挑戦させてください! いいですよね?」

宮崎「ちょっと待って。こんな状態なんだから、広田が。どうしたじゃねーよ(苦笑)。気持ちはとってもありがたいんだけど、私も広田も、私は7月7日に新宿FACE、野崎とのチャンピオンシップ控えている。そして、こんなになっちゃったけど、広田もエリザベスタイトル戦が7日に控えてる。だから、ちょっと、もうちょっと待って。いまはそっちの方に頭がいってるから。ちょっとタッグのことは考えられない」

優宇「それが終わったら考えてくれるってことですよね?」

宮崎「すぐに返事はこんなになってるし、このあと試合、控えてるし。だから、ちょっと待って。ちょっとだけ待ってください。お願いします」
3、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(12分22秒、片エビ固め)HIRO’e●
※ダイビング・ギロチンドロップ

waveの活動再開から急速に動き出したHIRO’eの引退ロード。残された時間のなかで、できるだけHIRO’eの希望を叶えようと1大会に2つのメモリアルマッチが組まれた。まずはエスペランサとしてタッグを組んでいた高瀬みゆきとの試合。5カ月前に一度組まれたカードだったが、その内容に納得のいかない高瀬が再戦を申し出ていた。今度こそ、これがラストとなるHIRO’evs高瀬のシングルマッチ、HIRO’eはどう挑むのか。
ガッチリと握手をかわすHIRO’e&高瀬。ロックアップの押し合いはHIRO’e優勢。再び組み合うと、高瀬がヘッドロックで捕獲する。そしてドロップキック、ボディースラムでカウント2。2発目はHIRO’eもブリッジで切り抜け、高瀬の肩に噛みつく。コーナーに追い詰めたHIRO’eは逆水平チョップをお見舞い。あえて胸を突き出す高瀬。

HIRO’eの逆水平を受けきったあと、高瀬も同じく逆水平チョップでやり返す。そこから高瀬はブーメラン式ドロップキック、串刺しラリアット、セカンドからのエルボーアタックでカウント2。
エルボーのラリーを挟んで、高瀬がスリングブレイド。カウント2。カミカゼの体勢に入るが、HIRO’eが着地。串刺しスピア2連発で攻勢に転じ、ブレーンバスターを敢行する。キックアウトされるとロングビーチへ。これは高瀬もブレイク。すぐさまミサイルキックで追撃するHIRO’e。サクラ落としでカウント2。ジャーマンSHもカウント2止まり。バックドロップも返されると、コーナーへ向かう。
これを足止めした高瀬がバックドロップ。そして張り付けラリアットを敢行する。走る高瀬にHIRO’eがカウンターのスピア。高瀬もすぐにえびす落としでやり返す。ダブルダウンに。
カウント9で立ち上がる両者。ここからHIRO’eがカサドーラ3連発。エビ固めの応酬が繰り広げられる。いずれもカウント2。走るHIRO’eに高瀬がカウンターのラリアット。そこからショートレンジラリアットを6連発。そしてスライディング・ラリアットにつなげる。これも返されると、正調ラリアットを叩き込む。そして、最後はダイビング・ギロチンドロップを投下させ3カウント!
4、YOUNG wave(15分1本勝負)
梅咲遥&○鈴季すず(12分22秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)久令愛&林亜佑美●


第4試合は、鈴季すず&梅咲遥vs久令愛&林亜佑美のヤング世代によるタッグマッチ。アイスリボンのすずはwave初参戦となる。

試合は久令愛&林が奇襲をしかけてすずに先制。すず&梅咲もダブルの張り付け攻撃でやり返す。
続いて梅咲vs林に移行。梅咲がヘアホイップから林をコーナー下に追い込んで行く。そして弓矢固めへ。

脱出した林が「わっしょい!」と叫びながらの首投げを連発。キックアウトされると梅咲をロープに張り付け、林&久令愛でチョップの三三七拍子。
替わった久令愛はドロップキック3連発。カウント2。腕十字を狙うが、耐える梅咲。攻守を入れ替えた梅咲もドロップキックで反撃。ネックブリーカードロップでカウント2。そしてすずとタッチ。

すずは久令愛に張り付けドロップキック。久令愛のハンマースルーをエプロンに出てかわすと、エプロンからのアームブリーカー、ヒザ蹴り、顔面ドロップキックをお見舞いする。

リングに戻ったすずがロープに走る。これを久令愛が飛びつき腕十字で捕獲。なんとかブレイクしたすずに、ドロップキックで追い打ちをかける。そして、もう一度、腕十字の体勢へ。これは梅咲がストンピングでカット。

久令愛はすずに小刻みエルボー。一方、すずもキックでやり返す。ここで久令愛と林が交替。林はドロップキックで追撃にかかる。カウント2。林のエルボーをブリッジでかわしたすずがドロップキック。
林を孤立させると、すず&梅咲で串刺しトレイン。そしてダブルの串刺しスピアでカウント2。エルボー合戦を挟んで、今度は林&久令愛がダブルの攻撃でやり返す。

残り5分のコール。林のエルボーをかわしたすず。ジャーマンを狙うが、林が回転エビ固めに切り返す。丸め込みの応酬はいずれもカウント2。林のジャックナイフエビ固め、ダブルリストアームサルトは惜しくもカウント2止まり。

ここで梅咲がすずの助っ人。波状攻撃からすずがスピアにつなげる。だが、久令愛が滑り込みカウント2。ならばと、すずはその場ムーンサルトプレスでカウント2。最後はジャーマンSHで林を仕留めた。
5、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日(30分1本勝負)
宮崎有妃&○旧姓・広田エリザベスさくら(ふらふらドーン)野崎渚&HIRO’e●

この日、2試合目となるHIRO’eの引退ロード。HIRO’eが希望していた奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくら)との対戦となったが、野崎と宮崎は7・7新宿でのレジーナ戦を控えており、試合前からお互いを意識。HIRO’eのメモリアル戦であり、レジーナ前哨戦となったメインイベントは注目の一戦となった。

先発はHIRO’evsザベス。対峙するザベスが「コイツなんか歯が抜けてるぞ」とHIRO’eをいじる。HIRO’eが「なんで言うんだよ!」と言い返すと、野崎も「かわいそうだろ」と助け舟。すると広田も「お前だってさっき一緒に笑ってただろ!」と控室での模様を暴露。「笑うんじゃねー!」とHIRO’eが叫んで、試合がスタート。
開始早々、野崎が加わり広田にトレイン攻撃。だが、2人のキメポーズは息が合わず。逆にザベスがHIRO’eへのボ・ラギノール→ロープ渡りで主導権を握る。

ザベスはHIRO’eにもロープ渡りを振るが、HIRO’eは無視。ならばとザベスがフェースクラッシャーでお仕置きする。

HIRO’evs宮崎となり、HIRO’eがブーメランアタック。ロープに走る宮崎に、エプロンから野崎がミドルキックで妨害する。野崎に詰め寄る宮崎。だが、その背後からHIRO’eが投げっぱなしジャーマン。宮崎もラリアットでやり返す。
ザベスが出ていき、「この私が決めてやるぞーーー!」とアピールするも、その間にHIRO’eは野崎と交代。ザベスはボ・ラギノールを放ってカウント2。へなーらサンセットを狙うが、かわす野崎。
ロープに走る野崎だったが、今度は宮崎がエプロンから妨害。野崎が宮崎に詰め寄ると、背後からザベスがボ・ラギノール→619を敢行する。

HIRO’eがザベスにスピアを放ってアシストすると、野崎が蒼魔刀。ノアールランサーと畳みかける。宮崎のボディープレスも広田に誤爆させると、HIRO’eがミサイル発射。サクラ落としでカウント2。
ザベスもウラカンラナでカバーするが、カバーの瞬間、野崎がドロップキック。形勢を入れ替え、HIRO’eがカウント2。すぐさま走るHIRO’eに宮崎が追走式で妨害。奇跡のハンマー式ボディープレスが決まる。コーナーに登る宮崎だったが、エルボー弾で落とすHIRO’e。そしてHIRO’eはザベスに裏カサドーラ。ジャーマンSHでカウント2。
一方、奇跡は串刺し式のときめきメモリアルを狙うが、野崎&HIRO’eも全力で回避。作戦変更のザベスはへなーらサンセットでカウント2。ここで野崎がノアールランサー。すかさずHIRO’eがジャックナイフで飛び込んで行く。キックアウトされるとバックドロップを決めるHIRO’eだったが、広田がそのままふらふらドーンでHIRO’eに倒れ込み、3カウントが入ってしまった。
◎エンディング
試合後、野崎と宮崎は一触即発ムードだったが、HIRO’eが止めに入る。そこに桜花がリングへ。
桜花「HIRO’eちゃん、メモリアルwaveでちょっと自分のことを客観的に見たいと思わない? 試合中の自分を、客観的に見たいと思わない? 自分を自分で試合中にどんな動きをしているか客観的に見たいと思わない?」

HIRO’e「どうやって見るんですか?」

桜花「決まってるじゃーん。そこにいるじゃん、ヘロヘロだけどさ。7月24日の大阪大会で『モシャスwave』。試合中の自分を客観的に見れる試合を私はアナタにプレゼントします」

HIRO’e「あまり見たくないけど、モシャスwave、実は1回やってみたかったんです!」

桜花「じゃあ7月24日の大阪大会、広田さんお願いしますよ。そして、7月7日、野崎の持つベルトに宮崎さんが挑戦する。広田さんはエリザベスのタイトルマッチをする。HIRO’eちゃんはあの中島安里紗とシングルマッチをする。私は復帰する。カードは決まってない。カードまだ決まってないですけど、ちょっといまタッグを見てて、タッグいいなと思ったんです。タッグの試合やりたいなと思ったんですけど、私のタッグパートナーは野崎はシングルマッチ、ボスは欠場中。私、タッグパートナーがほかにいないんですよね。タッグ、タッグ誰か……」

高瀬「パートナー! 桜花さん、パートナー探してるんですか?」

桜花「パートナー探してます。タッグマッチやりたいなと思って」

高瀬「私もパートナー探してるんですよ! 桜花さん、タッグパートナーになってくれませんか?」

桜花「それは7月7日限定でもいい?」

高瀬「組んでみていろいろ考えていただければと思いますので、まあ7日。まず7日!」

桜花「まずじゃあ7日、私たちタッグ組む。対戦相手はどうしようかなぁ? いま決めたほうがいい? もうちょっと待ってもらっていい?」

高瀬「私は誰とでも」

桜花「じゃあ私、高瀬と組む! 高瀬と一夜限りのタッグかもしれないけど、私たち組んだことないよね? 息が合うかどうかもわからないもんね」

高瀬「可能性は無限大です」

桜花「じゃあ7月7日、タッグよろしくお願いします。ちょっと待っててね。発表はすぐリリースで。よろしくお願いします。これで7月7日、もうすぐだけど、4試合決まった。みんな本日は2試合、お疲れさまでした! HIRO’eちゃんも引退まで46日。あとHIRO’eの試合が見られる大会も10回は来てます。なのでHIRO’eちゃんの元気な姿をぜひぜひ試合する姿を地方・東京、ぜひぜひ見に来てください。お待ちしております。アレやろ、アレ。広田さん、アレやろ(グッタリの広田を抱き起こす)。ザベスー。ザベスやれるのも7日までかもしれないけどな。7日までかもしれないけど、7日の対戦相手は凄いからな。よし、じゃあ、一番最初に前説で言った私がこれがって言ったら『waveだー!』でお願いしますよ。オッケーですか? ありがとうございます。行くぞ、これが、waveだーーー!」
2020.06.30

wave7・1新木場大会/桜花欠場/全対戦カード決定!直前情報!

▼wave7・1新木場大会/桜花欠場/全対戦カード決定!直前情報!
◎7・1(水)開場18:30/開始19:00@新木場1stRING
『NAMI☆1~Jul.~’20』

▼当日発売グッズ
■新作/wave×マブイ君コラボTシャツ(黒ピンク、紺ブルー、ライトピンク、ライトブルー、ライトイエロー)=4400円
■新作/wave×マブイ君コラボTシャツ(ボーダー)=5000円
■新作/wave×マブイ君コラボドライTシャツ=4950円
■新作/wave迷彩トートバック(白ピンク、緑オレンジ)=2750円
■新作/waveデニム生地トートバック=3300円
■新作/wave×マブイ君コラボフェイスタオル=2200円
■新作/野崎渚オリジナルTシャツ(黒、紫)=4400円
■DVD「旧姓・広田さくら→WAVE乗っ取り自主興行『母の微笑み vol1 』旅立ち・志田よ永遠に」=5500円
■DVD「プロレスリングWAVE Catch the WAVE 2019」 =5500円
■waveキャップ=4400円
■ナンバー付きポートレート=1000円
●桜花由美●宮崎有妃●旧姓・広田さくら●野崎渚●HIRO'e
■当たり付きガチャガチャ1回=500円
■その他、WAVEグッズ各種
※グッズは税込み価格(一部会場特別価格)
※楽天ペイや電子マネー、クレジットカードがご使用になれます。


▼差し入れに関してのお願い
生モノの差し入れは禁止とさせて頂きます。
その他(生モノ以外)の差し入れがある場合は、渡す選手のお名前、ご自身のお名前を書いた紙をお入れして、スタッフ・選手にお声掛け頂き、専用のBOXにお入れ下さい。
選手への直接の差し入れのお渡しはご遠慮お願いします。


▼布マスク寄付のお願い
お家で使わず眠っている未使用品、未開封の布マスクがございましたら、ぜひご寄付をお願いいたします。
専用BOXをご用意してますので、そちらに入れてください。マスクを必要としている施設に寄付させて頂きます。
ご協力よろしくお願いいたします。


▼桜花由美欠場

▼桜花由美欠場
肩の不調により大事を取って桜花由美欠場致します。
7・7新宿大会は出場予定。


▼今回決定対戦カード
■ YOUNG wave (15分1本勝負)
梅咲遥&鈴季すずvs久令愛&林亜佑美



▼既報対戦カード
■メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日~(15分1本勝負)
HIRO'evs高瀬みゆき

■メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日~(30分1本勝負)
HIRO'e&野崎渚vs宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくら


■3wave(20分1本勝負)
旧姓・広田エリザベスさくらvs宮崎有妃vs優宇

■チャレンジwave(15分1本勝負)
野崎渚vs青木いつ希

※全5試合。試合順は当日発表。

▼チケット料金
■全席指定席=5500円
■レディースシート=2200円
※当日アップなし。
※当日動画撮影10秒OK!
※リングサイドカメラマンなし


【各種当日割引のご案内】
※当日券に限り
■障害者割引障害者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)の方各席種2200円引き
■学生割引大・高・中・専門学生指定席=2200円
■小学生以下は保護者1名につき1名指定席無料。
※障害者割引以外はその他席種の場合は通常料金。FC会員様は当日アップなし。当日前売り価格でご購入できます。各種割引に対する証明証をご提示願います。

◆今後大会開催の際のコロナウィルス感染防止注意事項
・各会場の席は間隔を空けさせて頂き、ソーシャルディスタンス仕様となる為、座席数が各大会共に変更となります。連番で購入した場合も間隔は空いているのでご了
承ください。
・試合中に会場の扉を開けて換気をおこないます。
・当面の間、各大会プレイガイドにはチケットは委託しておりません。選手への取り置き予約はおこないません。
・チケット予約及び販売はwave事務所、SHOPZABUNのみとなります。
・チケット予約時にお名前、住所、連絡先もご記載お願いいたします。
・チケットをお持ちの方は半券にお名前、ご住所、ご連絡先を記載お願いいたします。また手元にチケットのない方はメモ紙、ポストイット等にお書き頂き、提出をお願いいたします。
・飛沫が飛ぶような大きな声援はお控えください。
・ご来場時に体温を測らせて頂きます。37.5度以上ある方は入場できません。
・ご来場時に、高熱や咳など、風邪のような症状がある場合にはご来場をお控え頂けますようお願いいたします。
・必ずマスクの着用をしてご来場ください。マスクを着用ではないお客様はご入場できません。
・手洗い並びに各会場設置の消毒用アルコールのご利用を強く推奨いたします。
・ご入場後に体調を崩された場合には、速やかにご退場をお願いいたします。(スタッフよりご退場をお願いさせて頂く場合がございます)
・感染防止の為、選手、スタッフもフェイスシールドやマスクを着用することがありますのでご了承下さい。
・早いお時間にご来場されてもお待ちいただくことができません。開場時間に合わせてご来場ください。
・全試合終了後はリングアナウンサーの指示に従い、規制退場をお願いいたします。
・場内飲食、しばらくの間は紙テープの投げ入れ、横断幕の貼り付けは禁止とさせて頂きます。会場内にゴミ箱がない場合、ゴミは持ち帰りでおねがいいたします。
・グッズ売店には選手は出ますが握手や、選手との接触、2ショット撮影はしばらくの間禁止とさせていただきます。売店にお並びの方はソーシャルディスタンス
を保ってください。人数制限を設けさせていただく場合がございます。
・選手、スタッフの体温管理も徹底して行います。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.06.29

wave7・1新木場大会、7・7新宿大会、7・19新潟大会、7・26静岡大会、8・1新木場大会、8・14名古屋大会決定対戦カード/8・16後楽園大会/HIROeの引退カード決定!

▼wave7・1新木場大会決定対戦カード!
◎7・1(水)開場18:30/開始19:00@新木場1stRING
『NAMI☆1~Jul.~’20』

■メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日~(15分1本勝負)
HIRO'evs高瀬みゆき

■メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日~(30分1本勝負)
HIRO'e&野崎渚vs宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくら


■3wave(20分1本勝負)
旧姓・広田エリザベスさくらvs宮崎有妃vs優宇

■チャレンジwave(15分1本勝負)
野崎渚vs青木いつ希

▼チケット料金
■全席指定席=5500円
■レディースシート=2200円
※当日アップなし。
※当日動画撮影10秒OK!
※リングサイドカメラマンなし



▼7・7新宿大会でHIRO'evs中島決定!
◎7・7(火)開場18:15・開始19:00 @新宿FACE
『ベガとアルタイル』

▼今回決定対戦カード
■メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・40日~(15分1本勝負)
HIRO'evs中島安里紗


▼既報対戦カード
■Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合〜(30分1本勝負)
<王者>野崎渚vs宮崎有妃<挑戦者>
※第15代王者3度目の防衛戦


■W.W.W.D世界エリザベス選手権試合 (60分1本勝負)
〈王者〉旧姓・広田エリザベスさくらvs伊藤薫〈挑戦者〉vs渡辺智子〈挑戦者〉
※第3代王者3度目の防衛戦



▼前売りチケット料金
■SRS席=7700円
■カウンター席=7700円
■RS席=5500円
■指定席=4400円
■レディースシート=2200円
※当日アップなし。別途ドリンク代500円必要。





▼wave7・19新潟大会でHIRO'evs里村決定!
◎7・19(日)開場12:00・開始12:30@新潟県・新潟市西新潟市民会館
『NIIGATA WAVE~TOKI~3〜COUNTDOWN LONG BEACH・28日~』

■NIIGATA・プレミアム・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・28日~(30分1本勝負)
HIRO'evs里村明衣子


▼前売りチケット料金
■全席指定=5000円(税込み)
内訳
席料4500円
消費税450円
ご寄付50円※寄付いたします
※当日アップなし





▼wave7・26静岡大会決定対戦カード!
◎7・26(日)開場17:30 ・開始18:00@静岡県・ふじさんめっせ
『SHIZUOKA WAVE~FUJI~4・again』

■SHIZUOKA・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・21日~(15分1本勝負)
HIRO'evs加藤園子

■SHIZUOKA・リアルメモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・21日~(5分間)
HIRO'evs植松寿絵
※レフェリーMIO

▼前売りチケット料金
■全席指定=5000円(税込み)
内訳
席料4500円
消費税450円
ご寄付50円※寄付いたします
※当日アップなし





▼wave8・1新木場大会でHIRO'eが5人掛け!
◎8・1(土)17:30開場・18:00開始@新木場1stRING
『NAMI☆1~Aug.~’20』

■メモリアルwave・5人掛け~COUNTDOWN LONG BEACH・15日~(各10分1本勝負)
HIRO'evs桜花由美、宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、野崎渚、松本浩代
※試合順は当日発表

▼前売りチケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
■レディースシート=2200円
※当日各550円アップ
※リングサイドカメラマンなし


▼wave8・14名古屋大会でHIRO'evs尾崎決定!
◎8・14(金)開場17:00・開始17:30@名古屋・中スポーツセンター
『NAGOYA WAVE~キン☆シャチ~vol.20~3度目の正直~』

■NAGOYA・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・2日~(15分1本勝負)
HIRO'evs尾崎魔弓

▼前売りチケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
■自由席=3,300円
※当日各550円アップ


▼wave8・16後楽園大会/HIRO'eの引退カード決定!
◎8・16(日)開場11:00・開始11:45 @東京・後楽園ホール
プロレスリングWAVE Phase2『anniversary wave 13th~HIRO'e引退LAST LONGBEACH/CATCH THE WAVE 2020・開幕戦〜』

■HIRO'e引退LAST LONGBEACH(30分1本勝負)
HIRO'e&野崎渚vs米山香織&高瀬みゆき


▼前売りチケット料金
■S-SRS席=8,800円※完売
■SRS席=7,700円
■スーパーシート=6,600円
■RS席=5,500円
■指定席=3,300円
■レディースシート=3,300円※完売
■HIRO'e シート=8800円※HIRO'eTシャツ付き(非売品付き)
※当日各550円アップ。




◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.06.28

『Sunday wave vol.38〜お待たせ〜』

日時
6月28日  日曜日
場所
新木場1stRING
観衆
125人
◎オープニング
コロナウイルス感染拡大防止のため、4月より大会を休止していたプロレスリングwaveが今大会より活動を再開。まずは出場全選手がリングサイドへ。5月23日に急逝された木村花さんへ追悼の10カウントゴング、そして1分間の黙祷を捧げた。
続いてwave所属選手たちの入場式がおこなわれ、桜花由美、野崎渚、宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、HIRO’eがマスク着用で登場。対戦カードが発表されたあと、選手を代表し、桜花社長が挨拶をおこなった。
桜花「みなさん、こんにちは! ありがとうございます。足下の悪いなかご来場、誠にありがとうございます! コロナウイルス感染拡大防止のためwave大会を3カ月間休止していましたが、本日再開いたしました!(拍手が沸き起こる)ありがとうございます×2。しばらくはwithコロナの新生活方式になると思います。観戦のほうもソーシャルディスタンスを守っていただき、大きな声での声援は控えていただきますようよろしくお願い致します。だけど、拍手もしくは足踏み。そういう音を出していただけると、闘っている選手はみんな応援されてるっていう気になりますので、ぜひ拍手や足踏み、音を出していただければと思っています。(早速、拍手と足踏みの応援)ありがとうございます×3。本当にこんなにたくさん集まっていただき、今日は本当に嬉しいです。休憩なしの4試合ですが、みなさん、心のなかでは思い切り叫んで、楽しんでいってください。よろしくお願いします!!」
1、3wave(30分1本勝負)
○タンク永井、○柊くるみ(5分24秒、リストロック)旧姓・広田エリザベスさくら●
◎再試合(30分1本勝負)
○柊くるみ(3分27秒、片エビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
※ナッツクラッカー。もう1人はタンク永井


3カ月ぶりとなるwave大会。第1試合は「無歓声」ルールとしておこなわれ、リングアナウンサー、レフェリー、リングで闘う選手を除き、セコンド&観客は無歓声でいなければいけない“withコロナ方式”の観戦スタイルに。そして、もし声を出してしまった場合は、ペナルティーとして×を書いたマスクを付けなければいけないことが試合前にアナウンスされた。
試合に先立ち、そのマスクを渡す係として、ZAPが登場。試合でもないのに、わざわざ呼んでしまうところがなんともwaveらしい力の入れようだ。
開始早々、ザベスが「お待たせー!」と観客に「ザベス」コールを要求。歓声がないかわりに手拍子がわきおこる。続いて、くるみが「くるみ」コールをあおると、セコンドの藤本つかさが思わず声を出してしまい、初のマスク着用。

試合が続行されるも、久しぶりの試合+静かな会場に選手たちはやりづらそう。そんな空気を察知してか、ザベスは「いい? シーンってなってるからって、スベってるわけじゃないから自信持って!」と対戦相手を鼓舞。そして、自らバンプを取りまくる。そんなザベスにくるみ、タンクも続く。2巡目に入り、ザベスがバンプを取ると、くるみがすかさずカバー!? カウント2。タンクもどさくさに紛れてカバーしたがカウント2。
今度は3選手が力比べ。だが、タンク&くるみの握力にザベスがたまらず「ギブアップ」宣言。Tommyレフェリーが野中リングアナにゴングを要請すると、あっけない終わり方に「えー!」と声を出してしまう観客もチラホラ。すかさずザベスは観客にマスクの着用を主張するが、リングアナが「確かに言ってたんですけど、あくまでこの無歓声ルールはゴングが鳴ってから、試合の決着が付いたあとのゴングが鳴るまでを無歓声としているわけですよ。なので、広田さんのまさかのギブアップに、みんなも声出てましたけど、私がゴングを鳴らしたあとに『えー!』って言ってたので、いまのはセーフです」と告げると、ザベスは不満を漏らしながらも「こういうこともあるかもしれないから、声出しちゃダメだよってこと!」と言い訳。強引に試合を再開させた。
ザベスはタンク&くるみに同時フェースクラッシャーを決めると、高田純次へ。だが、これは自滅に終わる。高田純次を振ろうとするが、無視したタンクがボディースラムでザベスを叩き付け、くるみがボディープレスを投下。

リング上はタンクvsくるみとなり、エルボー合戦。タンクがカバーするも、ザベスがボ・ラギノールでカット。続いてザベスはくるみにロープ渡り。ここからはザベスワールドに突入する。さらにタンク&くるみにボ・ラギノールを放ったザベス。場外に落ちるタンク&くるみにトペ・スイシーダを狙うが、これは失敗。
ザベスはタンク&くるみに同時フェースクラッシャーを決めると、高田純次へ。だが、これは自滅に終わる。高田純次を振ろうとするが、無視したタンクがボディースラムでザベスを叩き付け、くるみがボディープレスを投下。

リング上はタンクvsくるみとなり、エルボー合戦。タンクがカバーするも、ザベスがボ・ラギノールでカット。続いてザベスはくるみにロープ渡り。ここからはザベスワールドに突入する。さらにタンク&くるみにボ・ラギノールを放ったザベス。場外に落ちるタンク&くるみにトペ・スイシーダを狙うが、これは失敗。
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○桜花由美(11分50秒、片エビ固め)進垣リナ●
※ビッグブーツ


第2試合は桜花由美vs進垣リナの3度目のシングルマッチ。久しぶりの試合でやる気がみなぎる桜花は開始早々、ビッグブーツ。読みかわした進垣がドロップキックをお見舞いする。
リストロックの攻防では、桜花が進垣の手をガブリ! 強引にヘッドロックに持ち込むとグラウンドへ。しかし、グラウンドを得意とする進垣が多彩な関節技で主導権を握る。進垣のフットスリーパーを脱出した桜花は串刺しビッグブーツで反撃を試みるも、これも進垣がかいくぐりドロップキック。ビッグブーツ封じの足攻めに持ち込む。
続いてエルボー合戦。桜花は走ろうとする進垣を捕まえスリーパー。コーナーに叩き付けて進垣が脱出。すぐさま進垣は串刺しエルボーを狙うが、かわした桜花が久しぶりの串刺しビッグブーツを披露。観客に「拍手!」を要求すると、勢いに乗りもう一発。そして、ワキ固めからのクロスフェースへ。なんとか進垣がロープ。
進垣もグラウンドに持ちこもうとあの手この手。これをねじ伏せていく桜花。ケンカキックをお見舞いする。カカト落としもカウント2止まり。残り5分となるなか、桜花がバックを取る。なんとか回避した進垣がヒザ十字へ。
しのいだ桜花がロープに走るも、進垣がカウンターのヒザ十字。追い込まれる桜花。しかし、このピンチを耐えきると、カウンターのビッグブーツをズバリと決めて貫録勝ち!
桜花「しんがきー、マジ足痛てーよぉぉぉ。足も、肩も久しぶりの試合で体中が痛いけど、アンタ凄いわ…。私、進垣のさ、進垣の関節技のレパートリーの多さにとてもビックリしました。そして、見習いたいと思いました。私に関節技を教えてください(と土下座)。19年プロレスやってるけど、あんまり関節技を使ったことなかったので、ちょっと必殺技になりそうな関節技ほしいです。関節も取り込んでいきたいので、ぜひぜひよろしくお願い致します!」

進垣「今日、左肩を痛めてるっていうことで、腕を狙っていこうかと思ったんですが、まあTwitterにも戦線布告で『左腕、狙います』って書いていたんですけど、まあ左腕を狙われたくないということで、しっかり防いで来られたので、今回、足攻めをさせていただいたんですけども、途中、桜花さんが出したワキ固め。正直、関節技で来ると思ってなかったので、正直、ビックリしました。凄くいいワキ固めを持っているので、逆にワキ固めを教えてほしいです。お願いします!」

お互いに礼をしたあと握手でリングを降りた。
3、スクランブルwave(30分1本勝負)
○優宇&青木いつ希(18分37秒、エビ固め)野崎渚●&宮崎有妃
※ラストライド


7・7新宿でレジーナをかけて闘うことが正式にアナウンスされた王者・野崎渚と挑戦者・宮崎有妃。当初の予定では4・1新木場でタイトルマッチがおこなわれる予定だったが、コロナの影響で延期となっていた。9日後に迫ったレジーナ戦を意識しながらも、KUSO ONNA NIGHTを復活させた野崎と宮崎。試合の内容だけでなく、レジーナ前の心理戦も含め、見どころ満載のカードとなった。
先発は野崎vs優宇。手四つの力比べを挑むが、身長差を生かして挑発する野崎。そこに青木が加わり、野崎にダブルのショルダータックル。野崎をロープに張り付けるも、ここは宮崎が救出し、優宇&青木にフェースクラッシャーを叩き込む。そして久しぶりのインスタ映えで優宇&青木を捕獲する。

続いて宮崎vs優宇へ。宮崎が優宇の両手を踏みつけフットスタンプ。キャメルクラッチで絞り上げる。すかさず野崎がドロップキックで飛び込んで行く。串刺しを狙う宮崎だったが、かわした優宇がバックエルボーを放ち、青木と交代。
青木も串刺しエルボーで続いたが、宮崎が片足ドロップキックでやり返して、野崎とチェンジ。

戦況は野崎vs青木に移行。野崎が顔面バーン!を2連発。会場を盛りあげる。青木も串刺しバックエルボーで攻勢に転じると、ボディープレスでカウント2。セカンドロープからのフットスタンプを放つが、寸前でかわした野崎が串刺しビッグブーツをお見舞いする。そしておしゃれキックを放つと、間髪入れずに宮崎が場外助走からのキックで追撃。
リングに戻って野崎はビッグブーツを見舞うと、エルボー合戦を挟んで、もう一度、ビッグブーツ。

続いて宮崎が出ていき、青木にビッグヒップ。リップロックは宮崎も自粛。かわりに恥ずかし固めで捕獲する。10分経過。ショルダータックル合戦はほぼ互角となったが、青木が大外刈りを放って、優宇とタッチ。
宮崎vs優宇となると、両者が激しく衝突。仕掛けた優宇がラリアットからドロップキックを放ちコーナーへ。だが、これは野崎が足止め。逆に野崎&宮崎が合体技(宮崎のパワーボム+野崎の雪崩式ブレーンバスター)を狙うが、これは青木が妨害する。

ならばと野崎は宮崎に「(優宇を)持ってろよ!」と指示を出す。串刺しビッグブーツで飛び込むも、寸前でかわされ見事に宮崎に誤爆。不穏な空気が流れるが、試合は続行される。宮崎はムーンサルトプレスの体勢。しかし、これも自滅。なんとかラリアットを放って、野崎にタッチ。

替わった野崎は優宇にミサイル発射。ドラゴンスリーパーで捕獲する。かろうじて脱出した優宇がボディースラムで叩き付ける。すぐに野崎も蒼魔刀でやり返し、ロープに走る。これを優宇が受け止めコーナーにパワーボムで叩き付ける。

攻勢に出る優宇は逆水平チョップを放つが、耐えた野崎がノアールランサーでカウント2。すぐにドルミルⅢへ。これは青木が助けに入る。

ならばと串刺し攻撃を狙う野崎だったが、青木が交通事故タックルで妨害。ブレーンバスターを放ってコーナーへ。だが、これは宮崎が足止め。さきほど未遂に終わった合体技で青木を排除するも、野崎の優宇へのビッグブーツは再び宮崎に誤爆してしまう。

このチャンスに優宇がクソ女☆に両腕ラリアットを見舞う。そして優宇は野崎に旋回式サイドバスター、セントーンを投下。キックアウトされるとスリーパーへ。救出に入る宮崎だったが、そのラリアットは野崎に命中。

すかさず青木のフットスタンプ→優宇のボディープレスが野崎に決まり、優宇がトドメのラストライドへ。花道でこれを見ていた宮崎は助けに行かず。リングを振り返ることもなく退場してしまった。
試合後、マイクを握ったのは優宇だった。

優宇「お久しぶりです。いま私たち、レジーナに直接、勝ちましたよね!? もちろん、この勢いで野崎渚の持つレジーナ挑戦していこうと思ったんですけど、その前にこの青木いつ希とのタッグでwaveのタッグに挑戦させてくださいよ!」

青木「うれしーー! えっ、でも、いいんですか!? でも、いいタッグだと思いませんかー! じゃあ、優宇さんとのタッグ、ベルト挑戦してもいいですかー?  (桜花社長がうなずくと)ヤッター! よろしくお願いしまーーーーーす!!」
4、メモリアルwave〜COUNTDOWN LONG BEACH・49日〜(15分1本勝負)
○藤本つかさ(13分55秒、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド)HIRO’e●


8・16後楽園で引退することが決まっているHIRO’e。コロナの影響で、引退ロードも大幅にカットされることとなったが、今大会よりその引退ロードも再開された。今回の相手は、アイスリボンの藤本つかさ。限られた大会の中にあっても、HIRO’eがどうしても当たっておきたかったという相手である。

まずはHIRO’eがニューコスチュームで入場。続いて藤本が現れるが、つっかになりすました旧姓・広田エリザベスさくらも一緒に登場する。顔を見れば一目瞭然ではあるが、形態模写はそっくり。シンクロした動きに、HIRO’eは迷わずニセつっかと握手をかわす。
「私、こんなシワない!」と抗議する藤本に、HIRO’e&ニセつっかがダブルのドロップキック。本物を排除すると、なぜかHIRO’eとニセつっかのシングル対決で試合がはじまってしまう。何事もなかったようなニセつっかがフェースクラッシャーを決めてLOVEポーズを決めると、HIRO’e&藤本でニセつっかにダブルのドロップキック。ようやくニセモノが排除され、試合が軌道修正される。
リストロック→フルネルソン→ヘッドロックの取りあいとなり、藤本が制してサッカーボールキックをお見舞いする。カウント1。張り付けドロップキックもカウント1。そして逆エビ固めで捕獲する。
なんとか耐えるHIRO’e。藤本がフロントネックロックで捕獲すると、HIRO’eはブレーンバスターで脱出してみせる。そして低空ドロップキックをお見舞い。

今度は藤本がつっか式卍固めへ。耐えられると串刺しドロップキックをお見舞いする。そして、クラウチングスタート式の串刺しドロップキックの体勢。だが、これはHIRO’eが逆に敢行。そのままHIRO’eがミサイルキック、チンクラッシャー、サクラ落としにつなげる。
すべて返した藤本が本家のクラウチング式串刺しドロップキックでやり返すと、ミサイル発射。キックアウトされるとクロスフェース→極楽固めへ。耐えられるとインフィニティを狙うが、HIRO’eが回避しスピアを放つ。
残り5分となり、HIRO’eがバックドロップ。カウント2。2発目は藤本が着地。キックのコンビネーションからサッカーボールキックで追い打ちをかける。しかし、3発目はHIRO’eがかわし、カサドーラ。すぐに藤本も同じムーブメントでやり返す。
続いてエルボー合戦からHIRO’eがジャーマンSHでカウント2。コーナーに向かうが、藤本が追いつきJOサイクロンの体勢。なんとか回避したHIRO’eがスピアを敢行。

一方、藤本もビーナスクラッチ狙い。これは横に倒れてカウント2止まり。インフィニティもカウント2で返すHIRO’eだったが、藤本は「いままでありがとー!」とダメ押しのJOサイクロンSHで3カウントを奪った。
◎エンディング/HIRO’eの引退試合&引退ロードが続々決定
藤本「ヒヤヒヤさせて、そんなコスチューム着てるんじゃねーよ。ビックリしたっ! 6年前、ある女の子が『自分ははじめて他団体さんに参戦したのがアイスリボンなんです。凄くうれしいんです』って言ってくれた女の子がいました。それが当時の長浜浩江です。あのときは本当にアイスリボン道場に一緒にいて、練習だったり、ちゃんこを食べたり、ミーティングにも参加してくれたり、ちゃんこを食べたり、ちゃんこを食べ、食べ……。試合もないのにちゃんこを食べに来たりしてました。こうやって引退ロードが短くなってしまったなか、私を選んでくれてマジでうれしかった! ありがとう!! 試合数が減っちゃったから、提案というかお願いなんだけど、アイスリボンの大会にスケジュールが合う限り出ない?」

HIRO’e「メチャメチャ出たいです! お願いしまーす!」

藤本「試合に出たいんじゃなくて、本当はちゃんこ食べたいんじゃないの?」

HIRO’e「バレました? ちゃんこの用意もお願いします!」

藤本「ありがとね」

HIRO’e「ありがとうございます。私の1年目はアイスリボンさんがなかったら、ここまで……。本当に藤本さん、選手のみなさんに感謝してるんで、アイスリボンさん参戦よろしくお願いします!」
桜花社長がリングに上がる。

桜花「はい、HIRO’eちゃんの引退ロードがコロナのせいで短くなりました。回数は少なくなったのですが、HIRO’eちゃんの引退ロード、HIRO’eちゃんのご希望に添えるように、一応、選手をオファーしました。なので発表してもいいですか?(拍手が起こる)ちょっとね、引退ロードが減ってしまったので、増やしました。7月1日、次の新木場大会。HIRO’evs高瀬みゆき、シングルマッチ。もう1試合×2。7月1日もう1試合。HIRO’eちゃんの希望がいっぱいあったんで、増やしちゃいました。えー、HIRO’e&野崎渚vs宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくらの奇跡。この2試合を7月1日やってください。1日、2試合。そして、もう1本、7月1日決まったカードがあるので、HIRO’eちゃんが奇跡とやりたいって言ったんですが、ぜひ奇跡にももう1試合してほしいというのが(苦笑)。すみませんね、HIRO’eちゃんの引退ロードが減っちゃったので。あと広田さんもエリザベスの試合ももう1回、復習。予習復習! 旧姓・広田エリザベスさくらvs優宇vs宮崎有妃。宮崎さん、お願いしますよ、予行練習。頑張って。そして、HIRO’eちゃんの引退ロード、7月7日新宿大会、HIRO’evs中島安里紗。そして、HIRO’eちゃんの出身地・新潟大会、7月19日の新潟大会、こちら頑張りましたよ、里村明衣子! 23日の新木場と、24日の大阪と、26日の静岡はちょっと交渉中なので、ちょっと発表できないんですけども、7月26日の静岡大会、HIRO’eちゃんが憧れて、入って来た選手いるよね。その子に憧れて入ってきたよね。エキシビションマッチ、5分だけ。こちらお願いした方がいます。その名前は植松寿絵。植松さんに憧れてwaveに入りました。植松さんが引退してから入ってきてくれたので、ちょっとwaveさんにムチャクチャお願いしました。すんごいお願いして、5分間だけお願いしますと言ったら、快く承諾してくれました」

HIRO’e「ありがとうございます」
桜花「そして、この日のレフェリーは、もう一人、憧れている人いたよね? MIO!」

HIRO’e「キャーーーー!」

桜花「この試合、MIOにお願いしました」

HIRO’e「めちゃめちゃスペシャル!」

桜花「そうスペシャルですよ、頑張りました」

HIRO’e「静岡!」

桜花「静岡です。植松さんが静岡なんで。新幹線でも1時間半くらいなんで、ぜひみなさん来てください。そして、そして、8月1日の新木場大会、wave名物5人掛け。こちらの5選手、宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、野崎渚、桜花由美。もう一人、どうしてもやりたいとHIRO’eちゃんがお願いしたので、松本浩代! そして、広田さんの自主興行。8月9日のカード決まってるんですよね?」
ザベス「8月9日大阪・アゼリア大正ホールでやる私の自主興行。えー、HIRO’eちゃんのカードは決まりまして、私の興行でしかできないカードだと思っています。朱崇花とシングルマッチやってもらいます。あの朱崇花で、漢字の朱崇花で。試合数がね、減っちゃったからもう1試合、組んでます。それはのちのち発表するとして、それはたぶん引退前の最大の試合になると思う。試練の試合になると思う、もう1試合。プロレスラーとして壊れる、HIRO’eというレスラーが引退前に最大の壊れる試練の試合が1試合あるのでお楽しみにしておいてください。以上です」

桜花「広田さんのチケットは広田さんが売っておりますので、ぜひみなさん、お買い求めください。そして引退2日前の8月14日・名古屋大会、こちらもHIRO’eちゃんがどうしてもやりたというのでお願いしました。尾崎魔弓、シングルマッチ。もしかしたら、試合がもうちょっと増えるかもしれないんですが、引退前に決まっているのがこちらの対戦相手です。そして、引退試合はHIRO’eちゃんの口からお願いします」
HIRO’e「えっと引退試合のカード、いろいろ悩みました。えー、タッグ! タッグで引退試合をしようと思います。対戦相手は、米山香織選手と高瀬みゆき。そして一緒に組んでもらうのは、野崎さん、お願いします。で、引退試合をします! なので米山香織&高瀬みゆき組対HIRO’e&野崎渚で引退試合をします」

桜花「はい。その他の引退ロードのカードは決定し次第、リリース等で発表しますので、皆様チケットは販売しております。ぜひお買い求めください。それではHIRO’eちゃん、締めに入ってもらおうかな」
HIRO’e「waveの選手、上がってください。本日は3カ月ぶりのwaveの大会、みなさんご来場ありがとうございました。次回は7月5日。これからwaveの大会はじまっていきますので、たくさん見に来てください。そして引退まで私、今日で49日。えっ? あっ、7月1日です、次の大会。私が引退まで49日となっていますので、皆様たくさん会いに来てください。それでは皆様はそんなに声を出さずに、いつもの締めをやりたいと思います。皆様は心の中で、右手を突き上げてください。よろしいですか。では行きます。これが、waveだーーー! ありがとうございました!」
◎バックステージ(HIRO’e)
——藤本選手との試合はいかがでしたか。
HIRO’e「楽しいですね。やっぱ藤本さんがデビュー当時からいろいろ、何て言うんですか? やってきたり、いろいろ教わったり、思い出がたくさんあって、引退ロードをやるってことで藤本さんの名前は日程が削られたとしてもやっぱりやりたいという思いがあったので、日程がないからできないという選択肢が凄いイヤだったので、会社にお願いしてやったんですけど、本当にやってよかったなって思います」

——いままでの思い出とかは?
HIRO’e「やっぱり一緒にご飯に行ったり、舞台にも一緒に出たり、試合もたくさんしたり、いろいろあって、あとやっぱりアイスリボンさんにいっぱい参戦させていただいたのがあって、凄くなんて言うんですかね…藤本さん個人というか、アイスリボンさんに対してなんですけど、一時期『所属はどこだ?』みたいに言われたことがあって(笑)。waveですけど、なんかいるのが多くて、それだけ凄いアイスリボンの皆様が受け入れてくださり、失礼ながらも溶けこんだりして、そういう部分で凄く優しく迎えてくれて、いろいろ思い出が凄くあります」

——ちゃんこもよく食べた?

HIRO’e「そうですね。いつも千春さんのお手製ちゃんこ、いただいてました」

——このあとアイスリボンの大会でも引退ロード的な?
HIRO’e「そうですね、はい! オファーを。まだ日程は言われてないのでわからないんですけど、ああいう風に公開でいただけたんで、日程の可能な限り参戦させていただきたいと思います」

——このあとのwaveの大会も決まったが。いろんな選手が発表されたが。
HIRO’e「そうですね。いままでやったことない選手と短い期間の中でやるより、やっぱりいままでやってきた選手の中で自分の思い入れがある選手とやりたいと思ったので、私がお願いした人でまだ発表されてない選手がいるので、その日程が大丈夫だったら発表されると思います。そういう思い入れのある選手で選ばせてもらいました」

——なかでもMIOさんと憧れ続けた植松さんの2人がサプライズで発表されたが。
HIRO’e「あれは本当に。やっぱり植松さんに関しては私がデビューするときには引退されてて、しかも私は引退試合を見に行ってた身なんですけど、絶対できないって。何が起こってもできないと思っていたので、本当にwave名物の5分だけみたいな感じですけど、本当にサプライズでしたね」

——最後の引退試合のカードについて。
HIRO’e「米山さんは私の毎年の周年、何周年、何周年、何周年という節目で毎回、毎年シングルをさせていただいていて、そういう節目のときに米山さんっていうのがあるので。私がはじめてプロレスラーになって試合が楽しいと思えた試合が米山さんとのシングルマッチだったので、それで毎年、自分の中でやりたいと思って。シングルをやってたんですけど、最後も米山さんのあの元気さを私ももらって引退試合をしたいと思ったので、米山さんを選んで。で、高瀬は正式にしっかりなんか、まあ他にも組んだ人いますけど、タッグチーム名もあって、組んだ選手のなかで一番、思い入れはあるかなって。最近は組んでないですけど、やっぱり最後対角で当たりたいかなと思って選びました。で、隣にいてくださるのは野崎さん。野崎さんを選んだのは、ここ最近の私がwaveにいて、凄く一番お世話になってて、凄く一番私がワーってなってるときにいっぱい支えてもらって、いまこうやって楽しく過ごせているのは野崎さんのおかげかなって思うので、最後になかなかいままで組んでなかったので、組みたいなと思って。隣にいて、最後まで。私が後輩ですが、支えていただこうと思って野崎さんにしたのでよろしくお願いしますという感じです」

——最後にファンに向けて。
HIRO’e「今日で49日、結構、短くなってしまいましたけど、まだ49日あると切り替えて、1日1日を大事にして過ごしていきたいと思いますので、皆様、最後までHIRO’eから目を離さず、応援をよろしくお願いします」
◎バックステージ(野崎渚)
——今日は宮崎選手とのタッグでしたが。
野崎「そうですね、この自粛期間でタイトルマッチを忘れたことはなかったんですけど、なんか自粛期間に入ってタイトルマッチができなくなって、ただ宮崎さんを越したいという思いから、自分たちにしかできないことってあるなというのに気付いて、そういう思いを踏まえて、今日、久々の1年ぶりのクソ女っていうので、新たなものが見れるかなって自分の中で思ってたんですけど、向こうは違っていたみたいですね。なんか、最後とかあんな花道で、最後しっかりと目に焼き付けたんですけど、花道でただ私を見てるあの人の姿、絶対、忘れないと思いました。ムカつく」

——レジーナの試合は?
野崎「7月7日新宿FACEで宮崎さんと、タイトルマッチが決まっています。あと何日か、ですね」

——3カ月ぶりの興行再開になったが。
野崎「いやー、なんか。なんですかねー。もちろん、いつ試合が再開されてもいいように準備はしてきたんですけど、なんか独特な緊張感に包まれていましたね。お客さんもいままで通りとは違うプロレスの見方であったりするので、みんながみんな不思議な空間での試合だったなって思います」

——HIRO’eさんの引退試合のパートナーに選ばれたが。
野崎「はい。HIRO’eちゃんからは最初で最後なので1回だけでも組みたいんですというのを聞いてたのが、今回、発表された引退ロードのなかに2回も組めると思ってなかったので。それこそベルト防衛して、8月16日のHIRO’eちゃんの引退試合にはレジーナとして隣に立ちたい。立ってあげようかなと思います」

——会場に来れなかったファンには?
野崎「そうですね、3カ月ぶりですかね。waveの興行が再開されました! まだまだ気をつけなければいけないこと、たくさんありますが、みんなで気をつけながら全力でプロレス観戦を楽しんでいただけるよう、我々は頑張って行きますのでみなさん応援よろしくお願いします!」
◎バックステージ(宮崎有妃)
——3カ月ぶりの興行再開になったが。
宮崎「やっぱりwaveは無観客試合とかもやってないので、本当に今日があれからのはじめての試合なんですけど、ちょうど野崎とタイトルマッチの日から、その日の大会から自粛だったので、いろいろ普通に試合やるときよりも、自粛中はタイトルマッチを控えてると思うと、いてもたってもいられず、外で何かやってたり、家でトレーニングしてたりしてたので、3カ月、ダラダラはしてなかったと思います」

——タイトルマッチが決まって。
宮崎「今日の試合で別に…。タイトルマッチはタイトルマッチ。今回は久々のKUSO ONNA NIGHTのタッグだから楽しもうと思ったんですけど…。意識する気持ちもわかるけど、ちょっとムカつく。いろいろ腹立つことがいっぱいあったので、私はそういうつもりでこの試合に臨んではなかった。楽しく、ケガなく、この大会が終わればいいと思ってたけど、あんな感じだったら…。次の1日はHIRO’eちゃん絡みなんですが、ちょっとは意識していこうかと思って。7日は本当は私の作戦としては、場外とかでもやろうと思ったけど、こういう状況でできないので、私もいろいろ考えます。いま考えています。でも、なんかきれいな試合にはならないと思います。きれいな試合にするつもりはないし、そこにベルトがかかってる、かかってないじゃなくて、そんなことはどうでもいいです。野崎を倒そうと思っています」

——タッグへの挑戦アピールもありましたが。
宮崎「そう。あとで聞きました。控室に帰ったら優宇ちゃんと青木。ねー! 青木のあのテンションと大声は、自分のペースを崩されるので、気をつけないといけないな、と。今日もタックルとかラリアット合戦みたいなのがあって、あの2人は体格もあるので、ぶつかり合うだけでも、例えて言うなら交通事故みたいな感じなので、あれが2連続で来ると…さすがに私も頭がクラクラしてきて、こういうのでも脳しんとうって起こってくるんだろうなって久々に実感しました。あの2人には気をつけないとね。まあそのときは奇跡なので、たのもしいパートナー広田がいるので、あの人たちのペースにはならない!」


——最後にファンにメッセージを。
宮崎「7月7日は最後は私が締めると思い、いろいろマイクとか考えて。私はもともとベルトとかにこだわる人間じゃないので、ベルト取ってもそのときの気分でどうするかわからないけど、まあベルト取るというか、勝つことしか考えてないので、勝ったときの話しかいま出て来ないけど、勝つつもりなので、野崎は15から知ってて、アイツのことは隅から隅まで知ってると思っているので、余裕で勝てると思います。よろしくお願いします。応援してください、ありがとうございます」
◎バックステージ(優宇&青木いつ希)
——今日はシングル&タッグチャンピオン組から勝ったが。
青木「最高ですよー」

優宇「現にレジーナから今回、取ってますからね、スリーを。ちゃんと取ってますから、いつ希のアシストから。最後の流れ、完璧だったんじゃないですかね」

青木「私のフットスタンプ、優宇さんのバーン。1・2・3っていう」

優宇「最後、宮崎さんいなかったよね?」

青木「宮崎さんがいなくて、仲間割れしてるんですか?」

優宇「わからないけど」

青木「私、凄いマヌケな顔しちゃったんですよ」

優宇「何回もケンカしてるみたいな」

青木「私、メッチャ必死に押さえているのに、宮崎さんが帰っていかれたんで」

優宇「えっ、帰っちゃったんだ」

青木「こうやって待ってたんですよ(ガードするポーズを再現)。振り向いたらもういないし、私もこうやって待ってても、何も来ないので、えっ、なんで立ってるの?って」

優宇「でも、レジーナからしっかり取ったので。本当はこの勢いで、もちろん自分がレジーナ挑戦させろっていうのはあるんですけど、やっぱり今日は、このいつ希とのタッグの良さを改めて感じたので、この勢いでwaveのベルトに挑戦したいなと思っています」

青木「カッコいい〜」

優宇「7月1日にも私、広田さんと、宮崎さんと3WAYみたいですし。やっぱり自分はタッグ挑戦したいといった直後に、次の週に現タッグチャンピオンと当たることができるので、やっぱりこの奇跡をカラダ全部で感じて、感じた上で愛を持って潰したいと思います」

青木「愛を持って!」

優宇「愛を持って潰しますよ。ぺっしゃんこにします。我々がベルトを取ります。waveに新しい風をふかせたいと思います」
2020.06.25

ソーシャルディスタンスの為、7・7新宿大会、8・16後楽園大会の座席が変わります。

▼ソーシャルディスタンスの為、7・7新宿大会、8・16後楽園大会の座席が変わります。
ソーシャルディスタンス仕様に新宿FACE、および8・16後楽園大会の座席が変わりました。
会場の前売りチケットでお買い求めになったお客様、プレイガイドで買ったお客様で座席表にお買い求め頂いた座席がない方がございます。
大変申し訳ございまいませんが、座席表に座席番号のないチケットをお持ちのお客様、連番で買ったお客様は、事務所にご連絡ください。
別の場所で席を確保させて頂きます。
当日までご連絡のないお客様は同席種でその時にある席でご案内させて頂きます。
チケットの交換は大会会場でもさせて頂きますので、チケットをチケット売店までお持ちください。

8・16後楽園大会のHIRO’eシートは売れている分の振り替えで席が埋まってしまう恐れがありますので、しばらく販売を中止させて頂きますので、宜しくお願い致します。
場所をHIRO’eシートは増席する予定ですので、販売まで今しばらくお待ちください。


ソーシャルディスタンスで席が減った大会
◎7・7(火)開場18:15・開始19:00 @新宿FACE
『ベガとアルタイル』
▼前売りチケット料金
■SRS席=7700円
■カウンター席=7700円
■RS席=5500円
■指定席=4400円
■レディースシート=2200円
※当日アップなし。別途ドリンク代500円必要。

◎8・16(日)開場11:00・開始11:45 @東京・後楽園ホール
プロレスリングWAVE Phase2『anniversary wave 13th~HIRO'e引退LAST LONGBEACH/CATCH THE WAVE 2020・開幕戦〜』
▼前売りチケット料金
■S-SRS席=8,800円※完売
■SRS席=7,700円
■スーパーシート=6,600円
■RS席=5,500円
■指定席=3,300円
■レディースシート=3,300円※事務所取扱いのみ販売
■HIRO'e シート=8800円※HIRO'eTシャツ付き(非売品付き)※しばらく販売中止
※当日各550円アップ。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com