2025.09.23
「itswave 〜Sep.」
日時
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9月23日 火曜日・祝日
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観衆
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80人※満員
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場所
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アミスタ
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1,wave OF waves(15分1本勝負)
狐伯(10分26秒、片エビ固め) 咲蘭
※フロッグスプラッシュ。
waveのアミスタ大会はテーマ曲が鳴ると、誰と誰の試合かがわかる仕組み。
今大会もまた、それに沿って大会が進行される。また、テーマ曲が鳴ると、観客は「オオーッ!」とどよめきの声を挙げる。この光景もまた、アミスタではおなじみの光景である。
試合前の前説では、10・1新宿大会で行われる「Reginaチャレンジ」に本間、妹加の二人以外は、本日の出場選手はすべて参戦することが明かされた。
前説の後、テーマ曲が鳴って、第1試合が幕開け。まずは、咲蘭の曲がかかると、観客は「オオーッ!」というどよめきから、手拍子でお迎え。続いては狐伯が登場。オープニングマッチは「wave OF waves」と題され、所属選手によるシングル対決となった。
まずは、ロックアップから狐伯が強引に振り切る。咲蘭はマットを叩いて再度、力比べに挑む。これもまた振り切られる。狐伯がロープに押し込むと、咲蘭が体を入れ替え、エルボーを連打。狐伯の腕を摑まえると、コーナーを使ってのアームホイップからドロップキック。そして、両手を踏んづけると、フットスタンプを降下させる。これは狐伯が手を引いて空振りとなる。
狐伯がエルボー。「来いよー!」と両腕を広げて迎え入れると、エルボーの打ち合いに。咲蘭が吠えてから連打すると、狐伯は旋回しながらのボディスラムに切り返す。
キャメルクラッチに行くも、咲蘭が手に噛みつく。咄嗟に手を引いた狐伯が「痛すぎる、クソガキ」とボディスラム。エプロンからのサマーソルト、ライオンサルトへと続く。今度は逆エビへ。咲蘭が耐えながら、ロープへにじり寄る。
狐伯は「一発行くぞー!」のアピールから低空ドロップキック。再度、逆片エビに取る。咲蘭は耐えながら、必死にロープを掴んだ。
咲蘭はロープにもたれると、狐伯は低空ドロップキックが飛んだが自爆。咲蘭が逆にドロップキックを放つと、狐伯が場外転落。咲蘭はコーナーからプランチャで場外ダイブ!
リングに戻り、ミサイルキック。2カウント。咲蘭が「挙げるぞー!」とアピールするが、持ち上げられず。ならばと、狐伯の背後から飛びつきの腕ひしぎを狙ったが、決める前にロープへ逃れられる。
咲蘭がストンピングを連打。エルボーを放つと、狐伯もお返し。「なめんなー!」と負けずに打ち込むと、狐伯は左のエルボーで打ち返す。さらに打ち合いが続き、狐伯が突進すると咲蘭はドロップキック。再び、狐伯が突進するも、咲蘭はエプロ
ンへ回避。ここからスワンダイブのボディアタック。そして。ようやくボディスラムを成功させる。
続けて、飛びついての変形ギロチン。これに対して、狐伯はロケットニーを打ち込む。咲蘭は狐伯の肩に飛び乗ると、高角度の回転エビ固め。2カウント。さらにカサドーラ式フットスタンプから、その場飛びのフットスタンプ。
狐伯はパケーテで咲蘭の動きを止めると、低空ドロップキック。2カウント。旋回式ブレーンバスターも2カウント。咲蘭をリング中央にセットしてコーナーに上がると、フロッグスプラッシュでトドメを刺した。
2,BAN×wave(30分)
◯YuuRI vs 桜花由美 vs SAKIvs花園桃花 vs 網倉理奈 vs 櫻井裕子●
(16分28秒、レッドカード)
※1人残りでYuuRIの勝利。
【退場順】
①桜花●(11分25秒、レッドカード)
②網倉●(12分05秒、レッドカード)
③SAKI●(14分57秒、反則負け)
※レフェリー暴行
④花園●(16分20秒、レッドカード)
⑤櫻井●(16分28秒、レッドカード)
※6WAYマッチ、イリミネーションルール採用。通常のプロレスルールの決着に加え、各選手に1つずつ禁止事項が与えられ禁止事項1回でイエローカード、2回でレッドカードで失格となる特別ルール。
【禁止事項】
◎桜花由美⋯「オー!」禁止
◎SAKI⋯チョキ禁止
◎櫻井裕子⋯裕子ロケット禁止
◎網倉理奈⋯大声禁止
◎YuuRI⋯変な動き禁止
◎花園桃花⋯失敗禁止
各選手がテーマ曲とともに登場し、誰が試合をするか明らかになっていく。最後に入場の桜花はリングインと同時に、恒例の「オーッ!」。こうして全員が入場となり、ルール説明へ。6人の選手が同時に試合を行う6WAY形式。さらに各選手にそれぞれ禁止事項が言い渡され、1回破るとイエローカード、2回破るとレッドカードで失格となる。またイリミネーションルールにより、負け抜けとなり、最後に勝ち残った選手が勝者となる。禁止事項は次の通り。
桜花=「オーッ!」
櫻井=裕子ロケット
網倉=大声
SAKI=チョキ
花園=失敗
YuuRI=変な動き
試合に先立ち、網倉が「よろしくお願いしまーす!」といつもの調子で大声であいさつしたものの、いきなりイエローカード。レフェリーいわく「これはおっきい声だよ。これよりは小さく。目安にして」と注意を与える。
試合開始。いきなり、全員が桜花へ集中攻撃。5人がかりのストンピングからトレイン攻撃へ。各選手とも攻撃の後に「オーッ!」の雄たけびを入れる。トレイン攻撃の後、最後に5人が輪になって一斉に「オーッ!」。
怒った桜花は5人それぞれにエルボーを連打。しかし、ここで全員を蹴散らしたあとに何も言えず。観客が「オオオオオー」(⤴)と先導するも、拳を挙げたくなるのを必死にこらえる。桜花は「花園、私を騎馬戦しろ!」とYuuRIともども要求。
この要求に戸惑いながらも、花園、YuuRIが騎馬を作る。いっぽう、反対側は網倉がSAKI、櫻井の騎馬の上に乗る。
桜花、網倉が上に乗り騎馬戦が開始。桜花がエルボーを連打し、圧倒的な強さで網倉を落とすと、花園、YuuRIと3人で歓喜の「オーッ!」。思わず、桜花が拳を挙げてしまい、イエローカード。
今度は各選手が数珠つなぎの首4の字。最後に残った網倉が逆エビへ取る。全選手がひっくり返るも、先頭にいたYuuRIがロープへ。
網倉がYuuRIへサイレントでのワー!プレス。YuuRIが立ち上がると、エルボー。
そして網倉へ「来いー!」とアピール。「ア~」とかすれ声でチョップを返す。再びYuuRIがエルボーを放ち、「声出せ!」と挑発。しかし網倉は「オラ~」と小声でチョップ。それでもYuuRIが「来いよ、声出せ!」とエルボーを連打するこの挑発に網倉は「ワ~」と小声でチョップを連打。しかし、声が小さいため、いまいち迫力不足。
それでもカナディアンバックブリーカーで振り回す。YuuRIが暴れて着地する。網倉&櫻井がクロスラインを狙ったが、YuuRIはダブルのフライングネックブリーカーで切り返す。2カウント。
YuuRIがロープへ走ると、背後から櫻井が蹴りでカット。ここでCOLORSによるイロトリドリがスタート。決めゼリフの「ウイ・アー・カラーズ」では、網倉だけ声が小声に。
今度はCOLORSによるトレイン攻撃。YuuRIがよけ、SAKI、YuuRIと鉢合わせ状態になり、ここから4人によるエストレージャを組む。エストレージャはこの輪の中央に飛びつきの丸め込みが決まって完成形となるので、桜花が花園を呼び込む。花園は思い切って飛び込んだが、桜花の前で墜落して失敗し、イエローカード。桜花が花園へ串刺しブーツを放とうとするも他の選手に助走でカットされる。
コーナーの花園は桜花の首を掴むと、「よっしゃ、行きますよー!」とアピール。しかし、毎回失敗ばかりしているこの技、レッドカードが出るかと思われた。桜花は余裕でブレーンバスターに取るが、これをなんと首固めで切り返し、失敗ならず。
花園は「2018年組、あれやろう。これは裕子ロケットではない。2018年組ロケットだ」と、網倉が櫻井をバックに捕らえて、そこから花園がミサイルキックを放つ作戦に出る。
そう思わせたが、「なんちゃって、裕子ロケットー!」と、放つ瞬間、網倉がよけて裕子ロケットに。これで櫻井にイエローカード。
桜花とSAKIが櫻井へダブルでブレーンバスター狙い。こらえた櫻井がSAKIにビッグブーツ。
SAKIが桜花にビッグブーツ。桜花が櫻井にビッグブーツを放ち、ここからブーツ合戦が続く。
今度は櫻井がSAKIへチョキパンチから「セーフ!」のポーズ。桜花もSAKIへチョキパンチ。しかし、「セーフ!」のポーズへ移行しようとすると、SAKIがビッグブーツを浴びせて未遂に。SAKIは「グーだろ!」。
桜花はSAKIに串刺しブーツ。「オーッ!」はできず。さらにランニングブーツも「オーッ!」をこらえる。
網倉と花園は桜花にクロスライン狙い。これをかわした桜花がダブルのフェースバスター。
ついに耐えきれず「オーッ!」を発令し失格。桜花は思わず「気持ちいいー!」と感情を爆発させる。
網倉は残った選手に小声でチョップを放つ。しかし、残りの4人から腕と足をそれぞれ捕らえられ、関節技を食らうと、思わず「ギブしないー!」と絶叫。声の大きさがレッドカードとなり、失格。
残るは4人。3人がSAKIへ集中攻撃。トレイン攻撃を狙ったが、SAKIはそれぞれにボディスラムで切り返す
花園がSAKIへ「ちょっと待て、じゃんけんしよう。私が負けたらなんでも言うこと聞く。
SAKIが負けたらなんでも言うこと聞いて」と提案する。SAKIは「いいよ」と承諾すると、「じゃあ、負けたらおっぱいを出せ」と仰天要求。当然ながら、拒否するSAKIだが、花園は「おっぱい」コールを先導。さらに「おっぱい行くぞー!」と拳を挙げる。そして、「か
わいそうやから私パーを出す。チョキだしたら勝てるね」とSAKIにヒントを出す。
再び「おっぱい行くぞー!」とアピールし、じゃんけんの瞬間、SAKIがどてっ腹にグーパンチ。レフェリーがチェックしようとすると、グーのアピール。怒りに任せて、YuuRI、櫻井、そして、レフェリーにもグーパンチ。
さすがにレフェリーも黙っておらず、「SAKI、反則負けだから!」とレフェリー暴行で反則負けとなる。
残りはYuuRI、網倉、櫻井。「イエローカード1枚しか出てないぜ!」とYuuRIが突進も櫻井、花園がダブルのカウンターキックで返す。ロープへもたれたYuuRIに櫻井がランニング
ブーツ。花園が低空ドロップキック。
花園がコーナーに上がるが、YuuRIが振られても、スイングDDTへ行けず。櫻井が振られるも、失敗で負けとなるので、スイングにいけない。櫻井を振り払うと、「裕子ロケットだー」
とコーナーからミサイルキックで飛ぶも失敗。2度目の失敗となり、花園が失格。さらにこの間にYuuRIがコーナーから櫻井に、裕子ロケットを決めてYuuRIが優勝した。
試合後はYuuRIが歓喜の「オーッ!」を連発し、ご満悦の表情でリングを降りた。
3,スクランブルwave(20分1本勝負)
◯青木いつ希&関口翔 (15分53秒、エビ固め)梅咲遥&炎華●
※ラリアット。
まずはあめきゅんが恒例のキレッキレダンス。これに対して、青木、関口もダンスで対抗する。梅咲の握手に対して青木は「よろしくお願いしまーす」の絶叫ボイス。
先発は炎華と関口でスタート。
ロックアップから、炎華がロープを使っての1回転で切り返す。炎華がコルバタからドロップキック。梅咲も飛び出し、トレイン攻撃。さらに梅咲を踏み台にしてのドロップキック。炎華と梅咲が関口を磔にして「あめきゅん行くぞー!」とアピール。なぜかアピールの間、青木が真ん中に割って入る。「ばかたれ、コラー!」と青木は、手でハートを作り、あめきゅんポーズで炎華を殴打。
さらに関口もハートを作り、二人で殴打。ダブルの低空ドロップキックから二人が手にハートを作り、ポーズを取る。関口は「俺たちがあめきゅんだー!」とアピール。さらに炎華を磔すると、背後からドロップキックを放つ。2カウント。
青木が「あめきゅん、行くそー!」とストンピングを連打。ヘアホイップから、コーナーで踏みつけながら、手でハートを作ってのあめきゅんポーズ。まさかの逆「あめきゅん」コールが起きる。
さらに、「あめきゅんあたーっく」と手のハートマークを炎華にぶつける。「あめきゅん、いったれー」と関口にタッチ。関口が低空ドロップキックから「オーッ!」。
青木は炎華に「ニセモン、こら」とエプロンから檄を飛ばす。関口がロープに振ると、炎華はブーメランアタックで返す。タッチした梅咲がドロップキック。カバーも青木がカット。
青木が「かけきゅん、行くぞー!」と関口へ指示。ダブルでの手をハートにしてのあめきゅんアタック。二人でロープに振るも、梅咲がダブルのドロップキック。さらにダブルのフライングネックブリーカーで二人まとめて吹っ飛ばす。梅咲が「あめきゅんいくぞー!」とアピールも、関口がグーパンチの連打から鼻フックで流れを取り戻す。
関口は自らロープに走ると、梅咲は追走ドロップキック。さらに低空顔面ドロップキック、ブレーンバスター。2カウント。
梅咲がトップロープにのぼるも、青木がカット。関口がデッドリードライブ。低空ドロップキック。2カウント。さらにワキ固めもロープブレイク。ならばと、ミサイルキック。2カウント。
代わった青木がニードロップを落とす。エルボーを放ち、「連発来いよオラー」と挑発。梅咲は重い一発を決める。青木も重い一発でお返し。
今度はエルボー合戦。青木は「盛り上がっていきましょうー!」とメッセージを放ってからエルボーを打つ。もう一発打とうとすると、梅咲がかわしてドロップキック。
炎華も入って、トレイン攻撃を狙うも、青木が切り返し、一人で二人まとめてDDT&体落とし。
青木が梅咲を持ち上げようとするも阻止される。梅咲がエルボーからフィッシャーマンズスープレックス。2カウント。
炎華がタッチとともにミサイルキック。梅咲も反対側のコーナーからミサイルキック。炎華がさらにミサイルキック。2カウント。
炎華がSTF。関口がカット。エルボーを連打するも、青木がバックにまわり押し出すと、エプロンで待ち構えていた関口がスタナーを放つ。
洗濯機攻撃からダブルのロー&トラースキック。2カウント。青木がラリアット。2カウント。
今度は青木と炎華による丸め込み合戦。梅咲がマヒストラルでアシストしてから、炎華もマヒストラル。2カウント。
炎華と梅咲が青木と関口を鉢合わせ。このスキに炎華は青木へジャパニーズレッグロールクラッチで丸めたが、2カウント。
炎華がエルボーを連打も青木が大外刈りからトラースキック。2カウント。
青木は自ら対角線に走って、弾みを付けてのラリアットで止めを刺した。
4,DUALSHOCK WAVE2025トーナメントWAVE認定タッグ選手権
(30分1本勝負)
《第39代王者》尾﨑妹加&◯本間多恵(12分26秒、レフェリーストップ) 宮崎有妃●&世羅りさ《挑戦者》
※三角絞め。第39代王者組が3度目の防衛に成功。9.28大阪・176BOX大会にてDUALSHOCK WAVE2025トーナメント決勝戦/WAVE認定タッグ選手権
《王者》尾﨑妹加&本間多恵 vs SAKI&水森由菜《挑戦者》が決定。
本間&妹加の要求により、トーナメント戦はすべてタイトルをかけることとなったSPiCEAP。
トーナメント本線でありながら、タイトルマッチとして行われることとなった。また、この試合に勝利したチームが王者組として、トーナメント決勝に勝ちあがる。
まずは「Smoke On The Water」に乗って、挑戦者組・HDWが登場。続いて王者組のSPiCEAPが登場。妹加が本間を抱え上げるおなじみのポーズを披露。
いきなりHDWが奇襲攻撃で試合開始。場外では世羅が机を持ち出すと、リング下にセッティング。宮崎がコーナーに上り、机ダイブを狙うも妹加がカット。さらに場外戦が続き、本間が序盤からプランチャで飛ぶ。
そして宮崎、世羅を捕らえてリングに上がると、SPiCEAPによるダブルの磔から、「オーッ!」を3連発。さらにそれぞれ、背中へニーを当てる。妹加は宮崎へキャメルクラッチ。本間がロープを何往復もしてのドロップキックでアシスト。
妹加がラリアット。宮崎は倒れず。宮崎のラリアット、妹加のラリアットとともに打ち合うも、どちらも倒れず。今度は両者による打ち合いとなるも、5度に渡り互角。いったん、間合いを取り、もう一度、やり合う。4度に渡って打ち合ったが、やはり互角の勝負に。妹加がコーナーに振ると、宮崎がラリアットでついに倒すことに成功。
世羅にタッチ。世羅がエルボー。妹加もエルボーで返す。世羅が追走のヒザを打ち込むも、足を引きずる。やはりヒザが痛む。それでも妹加の突進にはエルボーを放つ。
妹加がショルダータックルからセントーン。2カウント。
本間が串刺しエルボーからドロップキックを狙う。世羅が顔をガードすると、フェイントし、「バーカ」と叫んでから時間差のドロップキック。そしてアキレス腱固めにとらえると、ブーイングが飛ぶ。世羅がロープに逃れるも、今度はヒザを踏みつけると大ブーイングへ。スタンディングのエルボー合戦。本間が低空ドロップキックをヒザに当てると大ブーイング。さらに裏アキレス腱固めを決める。このピンチに宮崎が竹刀を場外から放り投げる。世羅が竹刀でカット。
本間が串刺しエルボーを狙うも、世羅がかわして自爆。宮崎がラリアットで本間にダメージを与える。その間に、世羅がコーナーに上がる。妹加がカット。本間が世羅にコードブレーカー、妹加のセントーン。そして本間が丸め込んだが2カウント。
世羅はセラリズムバスターでピンチを脱出する。2カウント。ようやく宮崎にタッチ。
宮崎が串刺しラリアット、えびす落とし、2カウント。宮崎が抱えるも本間が着地。リストロックDDTからワキ固め。カットに来た世羅を妹加がアルゼンチンバックブリーカーで振り回す。宮崎がロープになんとか逃れる。
本間はタイガースープレックス狙いも宮崎は正面から目つき。妹加が追走ラリアットでカット。合体619からカバーも2カウント。
本間は「マイカー!」と指示すると、妹加がコーナーに。背後から世羅が竹刀でカット。ひるんだスキに宮崎が雪崩式ブレーンバスター、2カウント。
世羅に「絶対押さえとけよー!」と指示してのゴンゾボム。2カウント。宮崎が持ち上げるも、本間が丸め込む。世羅が竹刀でカット。
宮崎が外道クラッチへ。世羅の竹刀を奪った妹加が殴打してカット。宮崎が妹加にラリアットを放ち分断する。本間が飛びつき腕ひしぎを決めるも、宮崎が片腕で持ち上げる。妹加が背後からラリアット。
これで宮崎が崩れ落ちると、本間が腕ひしぎで絞り込み、宮崎の顔面から血の気が引いていく。そしてついに目をつぶりだし、レフェリーがストップをかけた。
これにより、王者組が見事、防衛を果たすと同時に、トーナメント次戦も勝ち上がり。決勝のカードは本間、妹加対水森、SAKI戦となった。
本間がマイクを持つ。
「妹加、勝ったよー!次、本間にとって最後のwave大阪です。最後です。そこで、妹加と一緒に、この大好きな、大大大好きなタッグベルトを巻いて試合ができること、そして、相手、SAKI、ゆなもん。お二人と大阪で戦えるんですね。とっっっても楽しみです」
SAKIがリング上へ。
本間「なにか一言いただけますか」
SAKI「ひとことでびびらせます。私そのベルトに挑戦して巻けなかったことあまりありません。私挑戦し
たら取るもん、そのベルト。私も大大大好きなそのベルト、くださいー」
本間「あげません-。今日も死ぬ気で防衛したんで、大阪も二人で死ぬ気で防衛して優勝します」
ここで握手をかわしている間に狐伯がリングイン。
狐伯「すいません、私からも。お取込み中。あ、みなさん(本間、妹加、SAKI)には関係ありません。
すいません。宮崎さん! 狐伯、この前の静岡でこのベルト駆けてタイトルマッチやりたいって言ったんですけど、10月1日に『Reginaチャレンジ』があります。私は宮崎さんが優勝するとは思えません。毎回、毎回、本当に毎回、大事なところで、最後の最後でふざけちゃう。そんな宮崎さんが優勝とは思えないので、『Reginaチャレンジ』の前、9月28日、大阪でReginaかけての最後になるかもしれないシングルマッチやりませんか?」
宮崎「あのねえ、今私ねえ、ちょっと状況がちゃんと呑み込めていないんだけど…今、私は落ちて負けたと。ビックリしてんのよ。起きたら試合が終わってて、熱いマイクやってて、私負けたの?って。そうか、最後になるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、そんなにベルトかけて戦うことができるとは思ってない。狐伯がチャンピオンで私が挑戦者、最初で最後のチャンピオンシップ、今日負けたけど、勝つ気でしかないから。引きずり下ろすつもりでいくからよろしくお願いします」
狐伯「ありがとうございます。お騒がせしました」
本間「いま、私もマイク聞いてて思ったんですけど、もしかしたら私、宮崎さんと戦えるのは今日が最後だったかもしれないんですね。最後に、めちゃくちゃお世話になった先輩から勝つことができて、めちゃめちゃうれしいです。私の中で宮崎有妃は最強なんです。なので、28日、私たちはタッグのベルトを防衛します。だから28日、宮崎さんのReginaの姿見せてください。本当にありがとうございます。世羅…
世羅はいないけど、たぶん、まだカード発表されていたのもあるんで、戦うんでね、ヒザお大事に。じゃあ、最後勝ったんで、ボロボロですけど、SPiCEAPしめていいですか」
こうして今大会はSPiCEAPの「これがwaveだー!」で締めくくりとなった。
2025.09.20
『YOKOHAMA WAVE〜JAN~25』
日時
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9月20日 土曜日
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観衆
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180人※超満員札止め
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場所
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横浜ラジアント
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<b>1,YOKOHAMA・チャレンジwave(15分1本勝負)
◯笹村あやめ (9分53秒、ブロックバスターホールド) 咲蘭●
waveが久々の横浜大会。
そのオープニングを飾るのは咲蘭と笹村の一騎打ち。
まずはグラウンドの攻防から、咲蘭がカニ挟みでこかすと、両手へフットスタンプ。
笹村が「やめなさいー」と必死に抵抗する。
そして、方向を変えて再び、フットスタンプ。笹村がボディスラムで流れを変える。
「お返しじゃー」と同じように両手にフットスタンプを降下させると場内からブーイング。
気にせず、コーナーで足での顔面踏みつけから、ボディスラム。
さらにリング中央に持って行き、逆片エビ固めに取る。
リング中央で咲蘭がエルボーを放つと笹村は両腕を広げて、「来い来い来い」続けて、コーナーに振ると、咲蘭がブーメランアタックで切り返す。すかさず咲蘭がワキ固めに取る。
笹村がロープへ逃れると、今度は619。2カウント。
咲蘭がコーナーに上るも、笹村が抱え上げてのブレーンバスター。
咲蘭がエルボーを打ち込んでやり返すと、笹村は「泣いてんじゃねえ。来い来い来い」と挑発する。この言葉に呼応した咲蘭は、「舐めんじゃねー」とエルボーを連打する。
「もっともっともっと」と挑発する笹村。咲蘭がエルボーを連打すると、きっちり受け止めた後、重いエルボー一発で吹っ飛ばす。
笹村が突進すると、咲蘭は丸め込み式のフットスタンプ。さらにフットスタンプを連打で投下する。
この後、咲蘭が丸め込みを連発するが、カウント2。続けて、低空ドロップキックからその場飛びのフットスタンプ。
しかし、ダイビングフットスタンプは自爆。
笹村はエルボーを叩き込むも2カウント。最後はブロックバスターホールドで3カウントを奪った。
まずはあめきゅんがキッズクラブへ奇襲。狐伯を捕らえると、ダブルのドロップキックから磔に取り、「あめきゅん最高ー!」とポーズを取る。
しかし、場外の花園が炎華の足を引くと、狐伯が「てめえ、かわいいからって調子に乗ってるんじゃねえぞ」とボディスラムからエプロン越えのサマーソルトドロップ。そしてライオンサルト、ドロップキックを放つ。
花園が、コーナーから「ダブル行くぞダブル」と指示を送る。狐伯がタッチ。花園は狐伯に肩車。このまま突進するも、梅咲がカット。
もろくも崩れ落ちる。
花園は急にマウントパンチでラフプレー。「せっかくのアレ(肩車)がー」と荒れる。
ボディスラムを放つと、観客から「もう一回」コール。これに応えて二発、三発と投げつける。
さらに「もう一回」コールが飛ぶも、四発目を投げた時点で、さすがに疲れてそのままカバーするが2カウント。
今度は何度もカバーに乗るがいずれも2カウント。
花園は「終わりにしてもいいですか」とロープに振るが、炎華が方向を変えてのドロップキックでピンチを脱し、梅咲へタッチ。
梅咲がすかさず攻撃しようとすると花園は突然、泣き出す。
場内からの「あやまれ」コールに、梅咲は「ウソ泣きするなー」とストンピング。
今度は花園が目つき。すると、梅咲が泣きだすと、ガン無視してドロップキック。すると、花園に大ブーイング。
花園が狐伯に「ダブル行こうダブル」と指示。再び、肩車をセッティング。このまま突進するも、炎華がカット。大ブーイングが飛ぶ。
気にせず、あめきゅんが狐伯へトレイン攻撃。そして梅咲が四つん這いになり、炎華が踏み台にしてのドロップキック。
炎華がコーナーへ飛ばしたが、狐伯がブーメランアタックで切り返す。
ここで、狐伯が花園を呼び込む。二人が炎華、梅咲へそれぞれ走り込もうとするが、なぜかぶつかり合って攻撃できず。
逆にあめきゅんが花園、狐伯にそれぞれドロップキックを放つ。
炎華がダイビングボディアタック、2カウント。側転エルボー、ドロップキック。
これに対して、狐伯がエルボーで流れを変えて、ロケットニー。タッチすると、またも花園がダブルを指示。観客が「肩車」コールで扇動。肩車をセットすると、今度は梅咲がエプロンからコーナー上の狐伯をカット。
花園と分離してしまう。すかさず炎華が花園を回転エビ。カウント2。ここから花園、炎華の丸め込み合戦へと続き、梅咲、狐伯とも加勢に入り、長々とカウント2のラリーが続く。
あめきゅんが花園を捕らえ、梅咲のボディスラムから炎華が丸め込むが2カウント。ここで狐伯があめきゅんへ片足づつ当てるダブルのミサイルキックで花園をアシスト。
花園がジャックナイフ固めから、さらに狐伯がジャックナイフで固める連携も2カウント。
炎華が花園を逆さ押さえ込み。間違えて狐伯がからこの体勢からジャックナイフ固めを決めてしまい、花園はなんとか2カウントで返す。
言い争いの間に梅咲、炎華が割って入る。ダブルを狙うも切り返され、逆にダブルの低空ドロップキックを浴びる。狐伯が炎華にブレーンバスター。花園が上っているコーナーとは別方向に投げたため、「なんでそっちなんだよ」と近くのコーナーに移動してのダイビングフットスタンプ。狐伯もフロッグスプラッシュで続く。
狐伯がカバーに行こうとするが、花園が「私がやる。オマエは信じられない」とタッチを要求。
狐伯が「私もだよ」と言い返しながら、しぶしぶタッチすると、肩車をセッティング。狐伯は「今度は絶対だよ」と上に乗る。
リング中央あたりまで、突進したものの、炎華がバックにまわり、そこからタイムマシンにのってを決めて3カウントが入った。
3,YOKOHAMA・スクランブルwave(20分1本勝負)
◯桜花由美&櫻井裕子 (16分38秒、片エビ固め) 夏すみれ&香藤満月●
※ビックブーツ
桜花は入場すると、客席へ向けて「オーッ!」を決める。これを見た香藤も「オーッ!」。
夏も「オーッ!」を決め、「気持ちいい、なにこれー」と漏らす。桜花は「真似してんじゃねえよ」。
香藤は「お願いします。自分から行きまーす!」と夏に対しての大声シャウト。これに対して、桜花も「行くよ」と先発を買って出る。
ロックアップで香藤が押し込み、大声で「ブレーク!」と絶叫。桜花は体落とし。2カウント。
櫻井を呼び込むと、ツープラントのカウンターキックから各方向へダブルの「オーッ!」。続けてボディスラムを狙うも、逆に香藤がボディスラム。そして、桜花に全体重を乗せて踏みつける。
続けて、桜花を反対側に転がし、「夏さん、踏んでくださいー」とダブルでの踏みつけ。
そして、3方向目に持って行くと、またも全体重で踏みつけ。「ギブアップー?」と要求する。
香藤が「夏さんチェンジ、二人行きますよー」と指示すると、コーナーに振り、夏が串刺しエルボー。
香藤が突進して、夏ごと串刺しタックル。さらに夏をもう一度、コーナーに振り、串刺しエルボーから夏ごと串刺しタックル。夏は「お前が行けよ」と振り返そうとするも、これにはこらえて従わず。
再び夏を振り、またも夏ごとタックルを決める。
そして、夏をお姫様抱っこしてのボディプレスを桜花に投げつける。桜花は夏にエルボー。「オーッ!」からの串刺しブーツ。そしてコーナーからのランニングキックも2。
桜花はサンマドロップ狙い。エルボーに来た夏を捕らえて、ぶら下がり式ブラディーEX。ここからサンマドロップを投下する。2カウント。
櫻井へタッチ。櫻井がショルダータックルを連発。コブラツイストに捕らえる。夏は必死にロープをつかむ。夏は「イナヅマー!」と稲妻レッグラリアット狙いも自爆。ロープワークの攻防から、再び「イナヅマー!」を狙ったが自爆。
今度は「イナヅマー!」とエルボーを放つと、櫻井はブーツでお返し。それでも「イナヅマー!」とエルボーを打ち込んだが顔面ブーツで返される。
めげずに夏が、「イナヅマイナヅマ」と連打で打ち込む。ロープの反動は桜花に背中を蹴られると櫻井がブレーンバスター。しかし突進したところを夏がようやく「イナヅマー!」と稲妻レッグラリアットを決める。今度は香藤がボディプレスを連発。2カウント。
「挙げるぞー」のアピールから、持ちあげようとするも、切り返して櫻井がスクールボーイ。低空ドロップキック、2カウント。続けてドラゴンスリーパーに取ると、香藤がロープへ。
桜花が背後へのランニングブーツ。「オーッ!」からのランニング式ブーツは2カウント。香藤が串刺しタックルから持ち上げてカナディアンバックブリーカー。ここから桜花をコーナーへ宙づりに
して、背中からタックル。
香藤は強引にタッチすると、ドロップキック、さらにフライングボディアタック。セントーンと畳みかけるも、2カウント。
「なつー!」と呼び込むと、夏をボディスラムに取り、桜花へ投げ捨てる。再度、呼び込むと強引におんぶしての合体プレス。2カウント。
香藤が「夏さん、セットしてくださいー」と要求して、夏が指示通りに動いてのダイビングボディプレス。カウント2で櫻井がカット。
桜花を持ち上げようとするが、櫻井がブーツでカット。桜花はDDTからかかと落とし。香藤はボディスラム。ヒップドロップは自爆。桜花、櫻井がサンドイッチ式ビッグブーツ。桜花がビッグブーツからフォールに行くが、夏がムチでカット。
桜花が突進したが、香藤はベイダータックルで弾き飛ばす。2カウント。それでも桜花は冷静に対処し、突き上げ式蹴りから、ランニング式のビッグブーツで止めを刺した。
最後は桜花&櫻井が勝利の「オーッ!」で締めた。
ここで炎華がリングイン。香藤の前に立つ。
「今日はちょっと言いたいことがあってきました。7月26日のディアナさんでやったクリスタルをかけて戦った試合で自分がレフェリーストップというふがいない試合で終わってしまって、ごめんなさい。もうクリスタルをかけてタイトルマッチをすることはできない…けど、私にはこれ(POP)があるので、私とPOPをかけてタイトルマッチしてもらえませんか」
香藤はこれを受けて答える。
「まずは炎華、復帰おめでとうございます!私は炎華が欠場してから1か月、重圧とか、プレッシャーとか、一人で背負って、ここまでなんとか、走ってきました。炎華が復帰して一番うれしかったのは自分だし、炎華と一番戦いたかったのは自分だし、炎華の持っているもの、ぜーんぶほしいのは私なの。でも自分からそのチャンスをつかみに行くことはできなかったけど、こうやって炎華が来てくれたということは、私には断るすべはございません。どうか、よろしくお願いしまーす!」と快諾し握手を求める。両者のPOPによる対戦が決定した。
4,メモリアルwave(10分1本勝負)
◯本間多恵(9分08秒、多恵ロック) 月山和香●
5,メモリアルwave(10分1本勝負)
◯本間多恵(8分09秒、メジャモ☆タエ)向後桃●
6、メモリアルwave(10分1本勝負)
◯壮麗亜美 (7分47秒 エビ固め)本間多恵●
※雷の如く
本間にとってメモリアルなシングル3連戦。かつての団体では盟友としてしのぎを削った間柄である。
まずはシングル初戦として月山が登場。「タエさん、よろしくお願いしまーす」と手を差し伸べる。
大「タエ」場内をコールが支配する。
まずは腕の取り合いから、月山が足を踏みつける。背後へのチョップから、ヒップバットを連打する。
今度は本間が串刺しエルボー。お尻ぺんぺんから、「月山久しぶりだな。デビューして何年だ?」と尋ねる。
月山「5年です」、本間「私の10年と足して15回殴るぞー」とコーナーでのパンチ攻撃に出るが、15回以上、拳を突き上げる。「おいおい、約束と違うぞ」とレフェリーが止めに入る。
さらに本間はスリーパーから拳でこめかみをぐりぐりする。月山「おかしいだろ」、本間「これがwaveなんだよ」。
月山はボディアタックからスリーパーに取り、こめかみにぐりぐりのお返し。さらに背後へ回って、パロスペシャル。そして低空ドロップキック。すかさず、コーナーへ上ったが、本間がデッドリードライブで切り返す。
ドロップキック。2カウント。さらにワキ固め。ロープブレイク。
今度はエルボー合戦。月山が手刀で返すと、極楽ドン。2カウント。続いて、猫だましから首固めを連発。いずれも2カウント。
オースイスープレックスを狙いに行ったが、これを本間は1回転して切り返すとドロップキック。残り2分。
本間はリストロック式のDDT。2カウント。
ここでワキ固めに捕らえると、残り1分で多恵ロックに切り替えてギブアップを奪った。
続く二人目は向後桃。メキシコ遠征経験のある二人に、「ルチャー!」の声が飛ぶ。まずはルチャの動きからスタート。
向後はアームホイップからドロップキック。本間は向後の鼻をつまんで動きを止める。
本間「呼吸を整えなきゃ」、向後「鼻やば」。そして本間が「お待たせしました。コモモ、何年目だ」と尋ね、向後は「えーと…6年目」と答えると、「私の10年と足して16発行くぞー!」と言いつつ、またも17発目以降もパンチを連発する。
続けての串刺しエルボーを向後はエプロンに移動して阻止するも、すかさず、本間が目つきを決めて場外転落。
本間は向後を連れていき、「これはスターダムさんの売店じゃないか。終わってからサインするとのことなので、みなさんよろしくお願いします」と売店に叩きつける。
向後もエプロンへたたきつけ、スライディングキックを打ち込むと、今度は本間が場外転落。
向後はミスティコ仕込みのスワンダイブ式プランチャ。さらにリングへ戻ると、スワンダイブ式のドロップキック。2カウント。
エルボー合戦から、本間が「来いやー!」と腕を出す。向後も「タエさん」と絶叫しながら打ち込んでいく。
本間は向後の下半身へドロップキック。さらにアキレス腱固め。向後も回転してグラウンドの羽折り固め。
向後の619はかわされると、本間がアンクルホールドに捕らえる。今度は本間がコーナーへ上るも、向後がコーナーを使っての619でカット。
本間がDDT。これに対して、向後が回転式のDDT。2カウント。エルボー合戦から向後がドロップキック。
2カウント。向後のトラースキックを本間がキャッチすると、裏アキレス腱固め。残り時間2分となったところで、メジャモ☆タエに移行し、メキシコ仕込みの技でギブアップを奪った。
試合後はともに抱擁して互いに言葉をかわし合った。
ラストの相手として、登場したのは、壮麗亜美。登場と同時に奇襲をかけ、串刺しタックルからのタックル。
背後から磔にすると、チョップを連発。さらに背中へのタックルを決めるも2カウント。
壮麗の「まだまだ行くぞー」とのアピールに「タエ」コールが場内を支配する。本間はティヘラからドロップキック。「この時間がやってまいりました。亜美ちゃんはデビュー何年だ?」と問いかけるも、壮麗がストンピングで問いに応えず、大ブーイング。
本間はコーナーでぶら下がり式腕ひしぎに行くふりをして「チャンス!」と強引にパンチを連打。ここからぶら下がり式腕ひしぎに取り、ミサイルキック。2カウント。
壮麗がダブルチョップから「投げるぞー!」とアピールしたが、本間が飛びつきの腕ひしぎで切り返す。さらにミサイルキック、2カウント。
本間がリバースフルネルソンの体勢も、こらえられると、コードブレーカーで返す。壮麗がラリアットを叩き込んでダブルダウン。
両者、チョップ合戦。壮麗があえて、両腕を広げるとエルボーを打ち込む。
本間は「亜美、デビューしてくれてありがとね」とメッセージを伝えながらエルボー。壮麗も「こちらこそ指導、ありがとうございました」とチョップで返す。
本間は「最後だから叩け」と腕を組む。壮麗は遠慮なく連発でチョップを叩き込むと、最後の一発は思い切りぶち込む。
本間は丸め込み。壮麗も丸め込み返し。壮麗がラリアットからブルーサンダーボム。2カウント。最後は、雷の如くで3カウントを決めた。
3試合、完走を果たした本間を壮麗が抱え上げ、月山、向後と4人でポーズを決めた。
7,DUALSHOCK WAVE2025トーナメント〜次戦〜
(20分1本勝負)
◯宮崎有妃&世羅りさ (15分54秒、外道クラッチ)
青木いつ希●&関口翔
※9月23日、アミスタ大会にて宮崎有妃&世羅りさ vs 本間多恵&尾﨑妹加が決定。
トーナメント次戦は宮崎&世羅のHDW(ハードコア&デスマッチウーマン)と青木&関口のチームホカクドウが対戦。
いきなりHDWが奇襲をかけ場外戦へ。世羅が机を持ち込むと、青木を寝ころばす。「HDW」のコールとともに、宮崎がコーナーへ上るも、関口がカットし、机破壊は未遂に。逆に関口がプランチャ。
さらに場外戦は続くも、先に青木と世羅がリングへ戻る。今度は青木が「SGK」と逆にコールを促す。
コーナーでのストンピングから低空ドロップキック。世羅が「バカタレ、この腕が」と青木の右腕へパンチ。
さらに足首にもパンチを振り下ろす。
そしてヒザを叩いてのアピールからコーナーに乗るも、「今お前何しようとしたー」と青木がカット。
青木は痛めている世羅の右足首へパンチを連打。観客からブーイング。青木が串刺しエルボーからボディプレス。2カウント。
関口へタッチ。関口がセントーン。ドロップキックは世羅が振り払うと、「なにがSGKじゃー!」とストンピング。関口は世羅の足を踏んで脱出すると、低空ドロップキック。アンクルホールドを決めるもロープブレイク。今度は、世羅の足をロープに絡めてヒザを蹴る。
ブーイングの場内。青木が「5までOKだろうが」とアピールする。
世羅がエルボーを連打。関口がアンクルホールドで切り返すも宮崎がカット。
宮崎が「世羅、本物のヒザはどこ行った?」と尋ねると、世羅は「行けます!」と返答。コーナーに上るも、青木が「バカヤロー」とカットに出る。世羅はコーナーに座ったまま、エルボーを連打。そして、青木に飛び乗り、おんぶの形にする。
そして、青木を押しつぶし、ヒザを痛打させる。関口にはセラリズムバスター、2カウント。
宮崎と関口へ。宮崎がラリアット。関口が回転エビで切り返したが、2カウント。
宮崎ははずかし固め狙い。これを自ら回転して阻止する関口にブーイング。
「ちょっと待って。私、あと3か月だよ。もうはずかし固め、かけられないかもしれないんだよ、どうする?」と問いかけると、関口は「お願いします!」と自ら腕を出し、はずかし固めを遂行。青木はしばらく腕組みして見守ったがカットに入る。「何がもうかけられないじゃオマエ。翔、お前もだー。終わるぞ、上れー」と指示。
しかし、宮崎が青木を関口のほうへ押し込んで同士討ちにさせる。孤立した関口へ雪崩式ブレーンバスター。2カウント。
さらに「終わりー!」と叫んで、ムーンサルトプレスを狙ったが、これは自爆。
宮崎が突進すると、関口がエプロンへまわり、腕を捕らえてのアームブリーカーから青木とダブルのドロップキック。関口が「ちょっと待て」と言う宮崎を無視して、ミサイルキック。続けて、青木がラリアット。宮崎が倒れずに耐える。直後にDDT。
ロープに持たれる宮崎へ、青木が背後からニー、関口も619を決める。さらにダブルのサンドイッチ式トラースキック。
青木が「終わりだー!」と叫んで、トップロープへ。世羅が竹刀でカット。
ひるんだスキに、宮崎がコーナーに上ると、青木がエルボーから頭突きで振り落とす。そしてダイビングボディプレスを降下させる。カバーに行くも、世羅が竹刀でカット。
宮崎が「決めるぞ」と青木を持ち抱えるが、関口が正面からコードブレーカーでカット。青木が丸め込んだが世羅が竹刀でカット。青木と世羅がエルボーの打ち合い。青木の突進を世羅は竹刀で打ち込む。
宮崎が青木を抱え挙げようとするが、そうはさせじと、着地する。青木は背後、そして、正面からラリアット2連発。フォールに行くと、世羅が竹刀でカット。関口が竹刀を奪って世羅を乱打。
宮崎が青木、関口へダブルラリアット。これに対して、青木、関口はダブルの大外刈り。関口がミサイルキック。
青木がダイビングフットスタンプを狙ったが、宮崎は剣山で回避。外道クラッチは2カウント。宮崎はラリアット。
フォールに行こうとするが、関口が先に宮崎を丸め込み、その上から青木が覆いかぶさるが2カウント。
青木がトラースキック。さらに突進したが、宮崎はレフェリーを盾にして阻止。すかさず丸め込むが2カウント。
立て続けに外道クラッチで3カウントを決めた。
こうして次戦として、9・23アミスタでは宮崎&世羅対本間&関口が決定した。
宮崎がマイク。
「意地でも勝ったぞー。めちゃくちゃきつい。世羅が、後に来なかったらマジで。負けた気しかしないよ。本当にありがとう。こんな簡単に勝てる相手ではないと思ったけど、本当に、良かったと思っています。ありがとうございました。DUALとは関係ないですが、1つ言いたいことがあって。ブリーフシスターズに笹村、ぜひ入ってください。あなたのような天才がいないと、気が付いたら周りバカばっかりで、アレ?って(笑)。
ウナギ・サヤカとか、裕子も…。網倉も猪突猛進なので。あなたのような頭の良いレスラーを…前から思っていて、笹村のイベントにも行ったりしたんだけど、言えなかった。だからお願いします。(笹村「よろしく
お願いします」と握手を返す)
今回の試合は勝って良かった。世羅がヒザの調子が良いそうで…そいのいい報告に私のテンションは上がりました。今日はちょっと暑いですが、大きな声援ありがとうございました」
と笹村のブリシス入りと言うサプライズもあり、最後は「これがwaveだー!」での締めくくりとなった。
2025.09.10
『ITABASHI SURPRISE Sep.25』
日時
|
9月10日 水曜日
|
観衆
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68人
|
場所
|
東京・TOKYO SQUARE In Itabashl
|
■Future wave(20分1本勝負)
⚪狐伯&咲蘭(12分39秒、パケーテ)YuuRI⚫&香藤満月
9・7京都大会では歯が折れるというハプニングもあったYuuRIだが、後遺症なく元気に登場。
Regina王者の狐伯は、今大会はオープニングマッチへの出場となった。
wave側の先発は「出ます!」と咲蘭が登場。いっぽう、YuuRI組は香藤が出て、試合開始。
まずは、ロックアップから、香藤が押し込む。狐伯がエプロンから髪を掴み、クロスラインの連携に持ち込もうとするが、これは空振り。
香藤が二人めがけてボディアタックを狙ったが、これも空振りとなり、狐伯&咲蘭がダブルの低空ドロップキック。
続けて、トレイン攻撃。そこから咲蘭のフットスタンプは自爆。ならばと、フライングボディアタックへ行くが、香藤にキャッチされる。
咲蘭を前に落として、ヒップドロップを投下したがこれは自爆。咲蘭はクリストに固めて反撃に出る。続けて、巨漢の香藤へボディスラム狙いも、逆に持ち上げられて投げられる。2カウント。
咲蘭は足をすくうと、横入り式エビ固め。2カウント。香藤がタックル。
YuuRIへタッチ。
YuuRIが「お前いつもシュッポッポやってるだろ。今日は、私が本物のシュッポッポ見せてやる」と宣言し、「シュッポッポー!」と叫んでのロ
ープワーク。
加速を十分したのち、セカンドロープからミサイルキックを放ったが、見事に自爆。咲蘭がすかさずダイビングフットスタンプを投下する。次にカサドーラ式のフットスタンプを連続投下していく。
さらに619からカバーに入るが、2カウント。続いて、狐伯がトップロープ超えのサマーソルトドロップからライオンサルト。2カウント。
今度は、YuuRIへ放送禁止用語を浴びせてからの低空コルバタ。低空ドロップキックと畳みかける。
YuuRIは体を入れ替えると、背中、正面からのサッカーボールキック。さらに低空ドロップキックからコーナーを使って、三点飛びのドロップキック。
今度は、YuuRIへ放送禁止用語を浴びせてからの低空コルバタ。低空ドロップキックと畳みかける。
YuuRIは体を入れ替えると、背中、正面からのサッカーボールキック。さらに低空ドロップキックからコーナーを使って、三点飛びのドロップキック。
YuuRI&香藤はトレイン攻撃。狐伯がYuuRIと香藤が同士討ちに切り替えして形勢逆転。咲蘭が香藤にフライングボディアタック。そして狐伯が咲蘭を肩車して合体式フットスタンプ、2カウント。
狐伯が香藤へエルボー。YuuRIがカットに入り、香藤とのダブルを狙う。狐伯がブーメランアタックで切り返すと、香藤へ低空ドロップキック。さらにミサイルキックから、直伝ダブルアームT狙い。これを香藤が堪えて、エビ固め合戦となる。香藤がタックル。2カウント。
ここから狐伯、香藤による丸め込み合戦となったが、一瞬のスキを突いた狐伯がパケーテから3カウント。Regina王者である狐伯が凱歌を挙げた。
試合後、狐伯はYuuRIを引きずり、バックステージへと引き上げた。
■メモリアルwave(15分1本勝負)
岩田美香(10分55秒、片エビ固め)本間多恵
※雷音。
本間の引退メモリアルロード。今宵の相手は岩田美香というレアカードが実現。
まず本間が、にらみ合いから「バチバチ行くぞー!」と宣言。ロックアップからロープブレイクとなり、別れ際に本間が胸板にチョップ。これに対して岩田はローキックを挨拶代わりにぶち込む
エルボー合戦から、岩田がヒザ蹴り。これに対して、本間は「あ!」とあさっての方向を指さしてからのエルボー。さらに、コーナーに追い詰め、自らはセカンドロープに足をかけると、「10周年、10発殴るぞー!」とアピール。
予定通り、10発まで殴るも、そこからさらに連発で打ち込む。フォールに行くが2カウント。
この攻撃に岩田が蹴りで反撃、「10発以上だろー。逆に本間多恵に10発行くぞー!」とアピール。ミドルキックを3発打ち込んだところで、本間が「待て待て、蹴りとパンチは違うじゃん」とヘロヘロになりながら言い返すが、「ギブなんてするわけないだろー!」と10発目まできっちり受け止める。2カウント。
ここで岩田が強烈な回し蹴り。本間が場外へエスケープ。岩田はエプロンに立つと、その場からランニングしての蹴りを見舞う。
本間は場外で「いたいー!」と絶叫。「ギブか?」と問いかける岩田に「ギブなんかするかよ」と言い返して、闘争心は変わらず。
リングへ戻った本間へ、岩田が蹴りのコンビネーションで蹴り倒す。本間は蹴りをキャッチすると、ワキ固めで切り返す。岩田がロープへ逃れる。
本間は低空ドロップキック。さらにミサイルキック。「岩田起きろー!」と叫んで、エルボー。本間がロープへ走るも、岩田が追走ヒザ蹴り。岩田がロープへ走ると、本間が追走エルボー。両者が走り込んだ瞬間、岩田のジャンピングニーがヒット。ダブルダウン。
再びエルボーの打ち合い。岩田はミドルキック。本間はエルボー。岩田をリストロックして連打でエルボーを打ち込む。岩田がハイキックでお返し。この勢いでトップロープに上ろうとしたが、攻撃前に本間が振り下ろす。そしてDDT。2カウント。
本間がバックに回ってタイガー狙い。これを岩田が切り返し、ブレーンバスターで持ち挙げ、ヒザを打ち込む。
岩田が突進すると、本間は飛びつきの腕ひしぎで切り返す。これに対して、岩田がハイキック。さらにジャンピングニー。2カウント。再びハイキック、正面からのバズソーキック2連発。
キックを連打した後、「本間多恵―!」と叫んでの雷音で3カウント。
最後は岩田が本間をやさしく抱き起こし、肩を貸して一緒に引き上げた。
■ DUALSHOCK WAVE2025トーナメント〜初戦〜(20分1本勝負)
炎華&⚪梅咲遥(13分42秒、ラ・マヒストラル)柳川澄樺&神姫楽ミサ⚫
※炎華&梅咲がトーナメント次戦へ進出。
DUAL SHOCK WAVEトーナメント1回戦ではスケジュールの都合で不参加だった1111と9・7京都で復帰した炎華がそれぞれ1回戦で対決。
炎華&梅咲の「あめきゅん」が入場。炎華も梅咲と同じように、リボンを着用。入場で早くもあめきゅんの魅力が爆発する。
「なんか悔しいー」と神楽姫。柳川が「大丈夫大丈夫。かわいさでは負けてないよ、ミサが一番かわいい」とフォローする。
神楽姫が握手を求めると、梅咲は張り手で返す。これに怒った神楽姫は炎華の握手に張り手で返すと、場内がブーイングに包まれる。
まずは1111が奇襲攻撃。炎華を捕らえると、クロスラインから、ダブルのカウンターキック。そして1111ポーズ。
柳川がストンピング。さらに倒立式ニーから逆片エビ。防戦一方のスタートとなった炎華だが、なんとかロープへ。
炎華が低空ドロップキックで切り返して、ようやく梅咲へタッチ。梅咲がコーナーの神楽姫を場外へ落としてから、柳川をボディスラム。さらにインディアンデスロック式のキャメルクラッチで髪をつかむ。
ここから「行くぞー!」とアピールしての弓矢固め。続けて、ロープへの磔から背中へのドロップキック。2カウント。
柳川はソバットで切り返すと、ネックブリーカードロップ。2カウント。
1111は連続での串刺しドロップキック。さらに柳川を踏み台にして、神姫楽がドロップキック。2カウント。
梅咲が炎華にタッチ。炎華が柳川へコルバタからドロップキック。さらに側転エルボーを成功させると、再度、ドロップキック。続けてミサイルキックを投下する。
柳川がヒザ打ちで炎華の動きを止めると、背中へのニー。さらに低空ドロップキックを背中に当てる。
続けて神楽姫も低空ドロップキック。そして1111によるダブルのシュッシュの足踏みからランニング。タックル。2カウント。
続けてのセントーンは自爆。炎華がドロップキックからSTFで固めるも、ロープへ。
神楽姫がブレーンバスターからミサトンクラブ。梅咲がカット。神楽姫が背後からドロップキック。コーナーに振ると、炎華がブーメランアタックで切り返す。
梅咲にタッチ。梅咲がミサイルキック。さらに低空ドロップキック。2カウント。
エルボー合戦。梅咲がリストロックで打ちまくり、ここからドロップキック。神楽姫も鈍いエルボーでお返し。梅咲がカサドーラ。2カウント。神楽姫もタックルから、セントーン。2カウント。
1111がダブルのブレーンバスター。さらに馬飛びプレス。2カウント。
神楽姫はダイビングセントーンで勝負をかけるも、2カウント。
続けて1111が炎華にダブルで持ち上げてのボディスラム。互いに反対側のコーナーへ立つと、神楽姫がラリアット&柳川がスピンキックの連携技へ。ここで神楽姫が梅咲を抱え上げるも、炎華が足を引っ張る。このスキに梅咲が丸め込む。2カウント。梅咲がカウンターのエルボー、これに対して神楽姫もラリアットでひるまず。
1111が炎華を捕らえてクロスラインを狙いに行ったが、鉢合わせにされる。すかさず炎華がバックに回って、1111を押し込み、梅咲がエプロンでのスタナーからリングへ戻ってのマヒストラルで丸め込み、神楽姫から3カウントを奪った。
あめきゅんは無事、次戦へコマを進めた。
■広田ありがとうさよならwave(30分1本勝負)
宮崎有妃&桜花由美&シン・広田さくらvsSAKI&網倉理奈&櫻井裕子
◎SAKI(5秒、体固め)広田
※ビッグブーツ
▽再試合
◎櫻井(8秒、体固め)広田
※ビッグブーツ
▽再々試合
◎網倉(16分28秒、体固め)広田
※ダイビングセントーン
■広田が勝つまで帰れま10(時間無制限勝負)
広田(7分18秒、体固め)狐伯
※FFD。9敗ののち勝利。
waveで6年間、所属として活動を続けてきた広田がひとまず、フリーの道を歩みだしたことで区切りとしての「さようならマッチ」が行われることとなった。
まずはかき氷を販売に来ていた清水も含めたCOLOR’Sオリジナルメンバー4人が登場し、COLOR’Sダンスを披露。
続いて広田は選挙活動を思い起こすような、白手袋姿で登場。そして宮崎は額へのガーゼが気にかかる。桜花、宮崎も加わり。3人で広田ポーズ。広田がリングインとともに、早くも額のガーゼを突っ込む。
宮崎「これは3日前くらいから前からで…調べたら帯状疱疹だったの」
広田「あれ? それだけですか、症状は」
というう安定の奇跡によるやり取りがあったところで試合開始。先発は広田とSAKI…
と書く暇もなく、いきなりSAKIがビッグブーツ。まさかの3カウント、タイムは5秒!
試合終了ということでそそくさと引き挙げようとするCOLOR’S陣営、桜花もそれに続く。
「おい、帰るな、主役が5秒で終わっていいのか?(桜花に)帰りたい気持ちわかるけど、5秒でいいんですか、私がいた6年間。今のはなかったことにしてもいいんで」という必死の演説に、しぶしぶメンバーがリングへ戻る。
ということで、再試合。今度は広田と櫻井が先発。いきなり櫻井がビッグブーツ。これを広田がかわすもすかさず2発目が命中。またも、3カウント。今度のタイムは8秒!
「8秒、勝者・櫻井裕子!」という場内アナウンスに「3秒延びただけじゃん。頼むよ。おい、清水、(かき氷機を)片づける用意してるんじゃねえよ。私の6年間ぶつけるんだよ!」
となんとか嘆願。帰ろうとしていた選手たちも、しぶしぶリングへ戻って再々試合へ。
今度の先発は広田と網倉。いきなり網倉がラリアット。そのままカバーに入る。あわやカウント3かと思われたが、なんとかカウント2でキックアウト。場内大歓声。
「起きろ広田ー!」と網倉が待ち構える。
これに対して広田は、コーナーを振り向き、「おばさんたちさあ、ここまでやってきたんだから、次代わりますよ、とか言えば。できるでしょー、それくらい。(桜花、宮崎が反応しないのを見て)ああ、そうか。waveからもういなくなるからそういう感じか。わかった、一人でやってやるよー」
と広田が気合を込める。
今度は、桜花の合図で、「waveイロトリドリー!」を開始。かなりの低速ながらもイロトリドリを決めると、「ウイ・アー・wave!」の決めポーズ。
続けて、桜花が櫻井へヒザを連打。コーナーに振ると「オーッ!」から串刺しビッグブーツ。
さらにランニングブーツからの「オーッ!」アピール。そして、部皿がり式ブラディーEXで絞め上げる。
もう一度、「オーッ!」からビッグブーツを狙ったが、櫻井がかわしてコブラツイストに捕らえる。
続いてSAKIが桜花へチョキパンチ。しかし「セーフ」アピールの前にブーツで阻止され、場内はブーイング。
「せっかくの見せ場をー!」と網倉がカットに入るもSAKIと鉢合わせにさせる。続いてカットに入った櫻井も鉢合わせに。桜花は3人へそれぞれチョキパンチをぶち込むと、「セーフ」のポーズ。
網倉&櫻井がダブルのタックル。
今度はCOLOR’Sが桜花へ3人でのグーパンチ。チョキの手を見せて、「セーフ」をアピールする。
SAKIが突進も桜花はロープへのスタンガン。宮崎へタッチ。
宮崎がラリアット、桜花がブーツ。最後に広田がカンチョーと3人続けて攻撃し、最後のwave連携を見せる。
桜花が「オーッ!」からビッグブーツ。2カウント。
宮崎が串刺しラリアット。広田が背後からカンチョー。宮崎が倒立させてSAKIを固定すると、広田はカンチョーの乱れ打ち。
さらに宮崎&広田の合体シーソープレスを打ち込むが、SAKIが剣山でカット。SAKIがビッグブーツ。続く網倉がセントーン。さらにはラリアット。宮崎もラリアットで返す。再び、網倉は「師匠ー!」と叫んでラリアットを打ちに行ったが空振り。
宮崎はウソ泣きで油断させておいての低空ドロップキック。四つん這いとなった網倉へすかさず、広田が側転式カンチョー。ここで網倉が場外へ。広田はプランチャに成功させる。そして場外で「オーッ!」を連発。リングへ戻り、再び「オーッ!」を挟んでからシャイニングウイザード、カウント2でSAKIがカット。
SAKI&櫻井がブレーンバスターを狙うも、広田はダブルDDTからダブルのフェースバスター。そしてプロレスLOVEポーズ。
続けてへな拳。しかし、へなーラはそのまま崩れ落ち、フォールさせる形となったが2カウントで返す。
桜花がビッグブーツでカットに入ったが、広田へ誤爆。
宮崎がSAKI&櫻井にダブルラリアット。網倉が宮崎に目つきで動きを止めると、広田へサイドスープレックスで投げ捨てる。
網倉は、「広田さん、これでさよならありがとう」と惜別のメッセージからラリアット。
続いて櫻井も、「今までありがとうございました」と惜別メッセージからビッグブーツ。
SAKIも「広田さん、お世話になりました―!」と惜別メッセージからビッグブーツ。
今度は味方であるはずの桜花が飛び出し、「これまでwaveの所属でありがとうございました、さようならー!」と惜別メッセージからのビッグブーツ。
やはり味方であるはずの宮崎も飛び出し、「広田ーと、お前とのタッグチームの奇跡、めちゃくちゃ楽しかったぞー」と惜別メッセージからのラリアット。
最後は、網倉が「広田さん、ありがとうー!」とダイビングボディプレスを繰り出して、3カウント。
試合後、桜花が「本当に広田さん、今までありがとうございました。もう、思い残すことはないので、最後の締めお願いします」とマイクを手渡す。
広田「すごい事務的なじゃない? 余韻的なものとかないの? やだよー。まだ降りたくないよー。もうちょっと楽しいことやりたいよー。まだ咲蘭だって、炎華だって、全然やってないし。狐伯とは、もう何回もやってるけど、waveのメンバーとか今日のメンバーたちと、やってないからまだ帰りたくないんだけど」
桜花「『もう新幹線の時間です、お先に失礼します』って岩田は帰っちゃった」
広田「マジで?あのヤロー。なめやがって。今日、広田が主役ってみんなが来てくれたんじゃないの? もういいよ、じゃあ。久々に『広田が勝つまで帰れま10』やってやるよー!」といきなり、懐かしの「広田が勝つまで帰れま10」を要求する。
広田「2試合ゆあるわけだから、あとでGAMIさんにプラス5000円請求してよ、上がったもん勝ちだから。『広田帰れま10』というのは、広田が勝つまで今日は終わらないとこいうことだよー!」
これに本部席も根負けしたのか、「あれだけ強く要望されてるので、やりましょう」とリングアナがゴーサインを出す。
こうして、今大会出場メンバー(岩田除く)がリングイン。帰れま10が始まったかと思われたが、柳川や神楽姫、YuuRIが目の前にいるほかの選手と試合を始めてしまう。
広田「待て待て待て、その辺の3人。どうした? 違うって、聞け! バカブス3人。違うって。ルールちゃんと聞いてた?バトルじゃねえって。広田が誰から取られなきゃ終われないの。敵は私だけなの。(YuuRI「なーんだ」)じゃあ、帰れよ!!お前たちはwaveに出て、間もないかもしれないけど、こういう特殊なものにた対応できるようになりなさい」
となぜか広田が諭すという状況から改めて、試合開始となる。
しかし、広田は次々と代わる代わる選手からフォールを取られていき、まったく勝ち目はなし。どうにも行かなくなり、苦し紛れに、「清水、お願い…」と嘆願する。
ここで会場後方でかき氷を販売していた清水が、「今ならかき氷無料だよー」とまさかの大判振る舞い。この言葉にリングにいた選手が、かき氷に殺到する。
リングへ残っているのは、広田、宮崎、狐伯の3人のみ。
宮崎が狐伯へラリアット。狐伯が広田へロケットニーを叩き込む。狐伯が突進した際、広田がFFDで覆いかぶさり、3カウント。
ついに広田の勝利となり、「帰れま10」の決着となった。
勝者となった広田が改めてマイク。
広田「帰れま10。帰れるぞー! みんな、ここで重要なのは帰れま10のルールとはいえ、Reginaチャンピオンの狐伯から勝ったということですよ。そうだよね、あんたチャンピオンだよね。私勝ったよね。(腰に手を当てるポーズ)最近太りました。違うよ、挑戦させろよ、勝ったんだよ私」
二上会長「あのねえ、Reginaって、勝ったからって簡単に挑戦できるわけじゃないんよ」
広田「だって、6年間waveにいましたよ」
二上会長「いや、おったけど、狐伯は同世代とやりたいんやって」
広田「同世代ですよ」
二上会長「全然ちゃうよ。あなたお母さんレベルですよ。ダメですね。次やること決まっているんで。10月1日のフェイスで、Reginaチャレンジを久しぶりにやろうかなって。バトルロイヤルで勝ち残った人が次、挑戦できる」
宮崎「じゃあ、ふじさんメッセで、もし網倉が勝ったら網倉に挑戦する?」
二上会長「そうそうそう。その時のReginaに対して挑戦できます。そんな、みんな狐伯が負けるようなフラグ立てるの辞めとい
て。(広田に)もしよかったら10月1日出ればいいんじゃないですか?」
広田「あの10月1日、愛知県の老人ホームに慰問が…、選挙中に取ってきた仕事なので、行かせていただかないといけないので…。
おばあちゃんおじいちゃんを満足させたいということで…すいません」
二上会長「ではまたの機会ということで。あと、もう一個、言うことあるわ。炎華が先日、ハードコアやりたいと。宮崎さんと。
日程押さえました。11月20日木曜に、ここインイタで。組むの? あたるの?(炎華「対戦がいいです」)囲碁版の上にバーンって落とされるねんで。ラダーーとか振ってくるねんで。寝てる人に、ラダーの上にブレンバスターするんやで。(炎華「存じ上げております」)頑張ってね。11月20日にやりましょう。あともう一個、本間の要望が通りまして、9月20日ラジアントホールで本間がやりたいとい言っていたあの人たちブッキングできました。壮麗亜美と向後桃。どうせなんで、シングル一つづつ、1対1でやりましょう」
本間「やったー! ありがとうございます」
続々と、今後のカードが発表され、最後に広田がマイクを持つと、背後から「ちょっと待ったー!」の
声が飛ぶ。バックステージから姿を見せたのは、ゆづき、田村欣子、タニーマウスのhotシュシュ勢。
タニー「waveの皆さん、少しお時間いただきます。今日は宮崎有妃さんにお話があって来ました」
ゆづき「果たし状。宮崎有妃様。私はhotシュシュのゆづきです。宮崎選手は私のデビュー戦の相手をしてくださいました。宮崎選手の引退前にどうしても対戦していただきたいです。デビューから成長した姿を試合で見届けてください。11月3日のhotシュシュインイタ大会で私と対戦してください」
タニー「はい、ということで、宮とゆづきちゃんの試合をお願いしたいんだけど、私からも一つお願いがあります。宮が引退する前にもう一回だけNEOマシンガンズを組んでもらいたいです。なので、NEOマシンガンズ対ゆづきの試合、お願いしたいです」
宮崎「めっちゃうれしいです。最後に本当にすごいね、やりましょう」
田村「よーしわかった。NEOマシンガンズ相手ならタムラ様が出るしかねーよな。11月3日、インイタ大会、NEOマシンガンズ対タムラ様、ゆづき! スペシャルエキビジョンマッチだ! ここにいるピープルズ、全員来ること。これは正式決定だー! いま、タムラ様が決めた。ケッテー!」
なんと、NEOマシンガンズ再結成のサプライズもあり、ようやく今大会の主役である広田が挨拶。
広田「今日は広田のさようなら興行ということで、これだけのメンバーが私も、私もとという思いで私のもとに一堂に会してくれて、広田さんに熱い思いをぶつけたいって、宮崎さんも帯状疱疹のなか、本当はし試合休んでも良かったのに、それに私のデビュー戦の相手だった田村欣子さんがいてくれるという、これはサプライズでございます。本当に
ありがとうございました。そうなんですよ、私のキャリアの中でも、waveにいる6年という時期というのは、本当に濃く、今思えば短く、でもまだまだ長いなあというのは、これからもwaveは発展するし、広田さくらもまだこれからだー!! ということです。でもありがとう、さようならということでいったん、wave、区切りといううことで、ここに立たせていただきました。6年間、本当にありがとうございましたー! 行くぞ、これがwaveだー!」
広田のラスト「これがwaveだー!」により大会終了となった。
2025.09.01
『PHASE2 Reboot 6th/NAMI☆1〜Sep.~25』
日時
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9月1日 月曜日
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観衆
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138人
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場所
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新宿FACE
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・抽選会
試合に先立ち、抽選会が行われ、うち参加8チームが入場。炎華&梅咲は
炎華の復帰が9・7京都になるため、また、柳川&神姫はスケジュールの都
合により、9・10インイタが初戦となるため不参加。また、王者組である
本間&妹加はシード権があり、抽選会には参加しない。
ルールは各20分1本勝負で争われ、優勝チームには、WAVEタッグへの挑
戦権が与えられる。
参加チームがそれぞれチェーンを引き合った結果、
・狐伯&花園 VS 網倉&櫻井
・青木&関口 VS チェリー&米山
・宮崎&世羅 VS YuuRI&夏
・桜花&咲蘭 VS SAKI&水森
の4戦が決定した。
■ ラスト・メモリアルwave(60分1本勝負)
尾﨑妹加(16分14秒、体固め)本間多恵
※オリンピックスラム
8・26&27の夏祭りでは25時間にもわたる試合を繰り広げた本間と妹加。
最後は両者ギブアップとなり、改めて時間制限あり、場外カウントありでの決着戦をともに要望。仕切り直しで再試合となった。
まずは、妹加から「お願いします」という握手に本間もきっちり応える。妹加がいきなりエルボーを一撃。本間がアームホイップ狙いに行くと、妹加が切り返す。
本間がティヘラから低空ドロップキック。妹加が場外転落。早くも場外戦へ突入するが、この日は場外カウントありルール。
本間が新宿FACEのテーブル上からプランチャ。「北も行くぞー!」と通路へ持って行く。
通路の真ん中でやり合い、妹加がボディスラム。さらに妹加が本間をバックステージに持って行き、二人が消える。またも、館外乱闘かと思われたが、反対側のバックステージから本間が姿を現すと、リングへ向けて走り出し、妹加も追走。場外カウント18で両者生還した。
続けては、エルボー合戦。ともに会話をしながら打ち合う。
本間「この間、25時間試合したね」
妹加「あれはちょっと後悔した」
本間「あれは半端な気持ちでやっちゃいけない。場外カウントなしと言ったのはこの人です、おかげでいい経験できたよ」
妹加「よかったね」
レフェリーが思わず「シンプル」と漏らすと、本間が「シンプルとか言わないでー」と言いながら連打。
妹加も「そう言われると実感わくねー」と連打で打ち返して倒す。
本間は「あ!」と遠くを指さし、そちらをむかせてからのエルボー。ブーイングが飛ぶと、「おい、ほんまもんのブーだよ、これは」と客席に向かってぼやく。
さらに背面エルボー。低空ドロップキック。ワキ固めとラッシュをかける。
5分経過。
本間が「妹加ー!」と呼び込んでぶら下がり腕ひしぎ。しかし、パワーで勝る妹加が腕を持ち返して、本間を持ち上げた状態へ。ここから前面に落とす。そしてエルボードロップ、セントーン。2カウント。
さらには逆エビで締め上げる。ロープに逃げる本間をセンターに戻す。技を解いたスキに、本間は腕ひしぎで返す。ロープに逃れた妹加が前に落とすバスターを決める。
ダブルダウン。
二人とも、ヒザ付きエルボーで打ち合うと、「もっと来い!」と本間は腕を後ろに組む。さらに「もっと!もっと!」とあおる。妹加は連打で打ち込むも、本間は「まだまだー!」と言いながら耐える。さらに思い切り打ち込み、ついに本間がダウン。
今度はスタンディングとなり、妹加が「来いよ」と胸を突き出すと、本間がエルボーを何発も打ち込む。さらにリストロック式に打ち込む。妹加が本間を持ち上げると、アルゼンチンバックブリーカーで絞り上げる。10分経過。
そして東海道落とし。ここから、コーナーへのぼると、本間が立ち上がり、エルボーで迎撃からデッドリードライブ。妹加が立ち上がったところを「なめんなー」と腕ひしぎに取ったが、ロープブレイクとなる。
本間が低空ドロップキック。さらには「ありがとー!」と感謝を口にしてのミサイルキック。2カウント。
妹加が突進すると、本間は飛びつきの腕ひしぎ。しかしなんとかロープに逃れる。本間は、腕を取ってのDDT、2カウント。
妹加が抱え上げて回転してサイドへ落とすと、コーナーへ向かう。しがみつく本間の腕を振りほどき、セカンドロープからのセントーン。2カウント。
「タエ」コールが場内に響き渡る。
妹加が背後と正面、2方向からのスライディングラリアット。これをうまく本間が横入り式エビ固めで丸めるもカウント2。今度は妹加が正面からラリアット、
2カウント。最後はオリンピックスラムを決めてついに、決着がついた。
試合後、両者が抱擁。おそらく最後になるであろう、シングルマッチの余韻をともに噛みしめていた。
・バックステージ
妹加 時間無制限にしたのも、場外カウントなしにしたのも、多恵との時間が少しでも長く続いてほしいから、今日、正真正銘、ラストのシングルマッチで勝った
けど、勝ったってことはもう終わったということなので、素直に喜べないというか…。でも、泣いてばかりはいられないので、タッグのトーナメントも始まるので、とりあえずそういうのはいったん、置いておいて、私の中では忘れて今度はタッグの
ほうに集中しようと思います。ありがとうね。
本間 ありがとう。こんなにかわいい顔して泣いてますけど、やってることエグイからね、あなた(笑)。でも、それが私のパートナーの尾崎妹加なので。私のタイトル戦は妹加との王者ロードなので、私が先に引退するって言った時も、めちゃめちゃ泣かせちゃったし、でも最後までベルトを巻いて、防衛戦をやりたいっていうわがままを聞いている妹加も、全部含めて本当にこの大きい体全部で受け止めてくれているので。今日終わったのは寂しいけど、負けたのも悔しいけど、でも、引退のその日まで、第39代のままでいるので、それがwaveさんへの恩返しだと思っているので。
今日でシングル終わったけど、タイトル絶対防衛して、引退の時、思い切り泣こうね。なので最後の最後まで、SPiCEAPを応援してください。
■ DUALSHOCK WAVE2025トーナメント〜初戦〜(20分1本勝負)
〇網倉理奈&櫻井裕子(13分34秒、エビ固め)狐伯●&花園桃花
※網倉&櫻井組が初戦を突破。
いよいよこの試合からDUALSHOCK WAVE2025トーナメント〜初戦〜が開始。あえて1回戦ではなく、初戦という言い方になっている理由は果たして…?
DUALSHOCK WAVEはそれぞれにタッグチーム名が付くのも特徴の一つ。狐伯&花園は「キッズクラブ」、網倉&櫻井は「Are You Ready!」(アーユーレディ!)とそれぞれコールされた。9・15ふじさんメッセにおける狐伯対網倉の前哨戦ともなるが、その行方にも注目したいところだ。
先発は狐伯と櫻井。
狐伯がいきなり達磨落としからDDT、コルバタ、ドロップキックと低空技を3連発。
ロケットニーから串刺しドロップキック、スタナーと攻め込む。さらに花園とのトレイン攻撃。
花園が「狐伯のぼれー!」と指示。どうやら肩車をしたいらしい。狐伯が「大丈夫?」と気遣う。なんとか肩車をして、突進するも、網倉がカットして崩れ落ちる。
網倉、櫻井が狐伯へダブルのタックルからダブルのワー!プレス。網倉がコーナーへ追い込み、櫻井も助太刀に出る。
再び網倉がワー!プレス、2カウント。キャメルクラッチに取ると、背後から花園が鼻をつまんでカット。
網倉がストンピングからボディスラム。再び花園がカットに出ると、網倉が「ハウス!」と命令する。それが効いたのか、花園がエプロンへ引き上げる。
櫻井がボディスラム。2カウントで花園がカット。
5分経過。コーナーに振ると、狐伯がブーメラン式のミサイルキックで切り返す。
花園にタッチするも、すぐさま狐伯を呼び込み、トレイン攻撃。そしてまたも、「狐伯のぼれー」と指示。
花園は「キッズクラブ」コールを先導する。再び、肩車状態となり、ゆっくり突進していくが、網倉がカットし崩れ落ちる。
網倉は「やっちまえ、裕子ー!」と指示。櫻井が攻めると、花園が泣き出す。場内の「謝れ」コールに、櫻井はなだめようと、抱き着くふりをしてドラゴンスリーパー。
そのままグラウンドへもつれこんだが、ロープへ。
櫻井がトップロープへのぼる。ここで狐伯がエプロンからすり寄り、クラッカーを爆発させる。
このタイミングで「よっしゃ行きますよー!」からのスイングDDT。まさかの成功に「やったやった」と喜びを隠せず。しかし、動揺して次何をしていいのかわからず、狐伯にタッチ。狐伯がドロップキック。その反動で、櫻井は網倉にタッチ。
網倉がタックルからセントーン。櫻井も飛び出し、ダブル攻撃を狙うもブーメランアタックで二人まとめて倒す。
花園とダブルの低空ドロップキック。場外へ二人が転落すると、狐伯がトップロープに上り、場外へプランチャでダイブ。
狐伯が「花園のぼれー」と指示すると、「オッケー、どこのぼる?」「どこでもいいよ」「よし、こっちのぼるー」とミサイルキック。狐伯もこれに続いてミサイルキック。櫻井がカット。
狐伯と網倉がエルボー合戦。壮絶な打ち合いから、狐伯が打ち勝つも櫻井が追走エルボー。網倉がカナディアンで持ち上げると、櫻井がビッグブーツをヒットさせる連携技。さらに櫻井をおんぶしての合体ワー!プレス。
網倉がダイビングセントーン。2カウント。網倉がバックを取る。狐伯が耐えると櫻井がキック。投げっぱなしジャーマンはカウント2。花園にタッチ。
網倉、櫻井が花園をクロスラインに持って行くが、目つぶしでカット。ここから鉢合わせにさせると、網倉に飛びつきのティヘラ。
花園が狐伯を呼び込んでクロスライン。花園が逆さ押さえ込みの体勢から狐伯がジャックナイフ固めも2カウント。狐伯がロケットニー。2カウント。直伝ダブルアームTを狙ったが、これは網倉が切り返す。これを狐伯がさらに切り返して丸め込むも2カウント。
網倉が狐伯の両肩に足を挟み込んで、丸め込んでのエビ固めを決めると、3カウントが入った。網倉&櫻井が初戦突破したとともに、前哨戦でも狐伯を一歩リードした。
・バックステージ
網倉 勝ちましたよね? 狐伯に挑戦してよって指名してもらった時に言われたんですよ。この世代を、ウチらの世代を盛り上げるために、防衛戦するんだと。
全員に勝って、一番強い同世代になるんだって。その言葉、悔しいけど、同期としてすっごい誇らしくて、狐伯と同じ世代に、裕子と一緒に同じ時代にプロレスができることが本当に本当にうれしいです。だから、私たち裕子とAre You Ready!タッグは傍から見たら落ちこぼれタッグかもしれないし、強いという印象は少ないかもしれないけど、何を言われても、私たちはキッズクラブから勝ちました。それは私たちの自信に、いい方向に行くので、まず15日にふじさんメッセで挑戦する、次はAre You
Ready!が優勝してタッグのベルトを取りましょう。
櫻井 挑戦するだけでなくて、私たち二人がSPiCEAPからベルトを取って引退していく、多恵さんだけじゃなくて、宮崎さん、世羅さん、どの人たちにも私たちがプロレス界を引っ張っていけることを見せつけたいと思います。応援してください。
■ DUALSHOCK WAVE2025トーナメント〜初戦〜(20分1本勝負)
青木いつ希&〇関口翔(10分25秒、SGロック)米山香織●&チェリー
※青木&関口組が初戦を突破。
続いての初戦は青木&関口の「チームホカクドウ」、米山&チェリーの「ゴキゲンBBA」が対決。まずは青木がいつもの絶叫シャウトをお見舞いする。関口が転げ落ち、米山は「鼓膜が…」とダメージ大。
「このまま私がやってやるよー」と青木が先発。「BBA」コール、「ホカクドウコールが交差するなか、どっちが上かの勝負となり、レフェリーはBBAに軍配を上げる。チェリーがいきなりカット。「おまえらおぼえとけー」と言う青木をロープに飛ばして、クロスラインからBBAポーズ。関口がカット。青木&関口がダブルのキックから合体フェースバスター。さらにダブルの低空ドロップキックと畳みかけ、チームホカクドウポーズを決める。
青木は「ホカクドウ」コールを先導。ヘアホイップから、米山を踏みつける。さらには串刺しドロップキック。
次に関口が米山を磔にすると、青木とダブルでポーズを取る。ブーイングに青木は「うるせー」と対抗する。
関口は背後からドロップキック。2カウント。コーナーへ四つん這いで逃げようとする米山を青木が摑まえると、ボディスラム。2カウント。
青木が串刺しエルボーからフェースバスター、ボディプレス、2カウント。米山がジャンピングタッチを試みるが、これを阻止する。
青木、関口が二人がかりで米山を足蹴にするとブーイング。「こいつ終わりだー」という青木に、「怖いー」と言う米山だが、連携をダブルのアームホイップでお返ししてピンチを脱出。ようやく
タッチ。
チェリーがフライングネックブリーカー。カットに来た関口も二人まとめて逆エビに絞り上げる。
5分経過。どてっ腹にパンチを打ち込み、さらに変形足4の字に捕らえる。
チェリーが「足がいてえか、じゃあ走れ」と挑発。青木が切り返してエアプレーンスピンからブロックバスター。「足が痛いけどーニードロップ!」と叫びながら、ニーを降下。
続けて、関口もがドロップキックからエルボーを連打。串刺しタックルを狙ったが、これは米山がカット。チェリーがフライングネックブリーカー。2カウント。
関口がフライングラリアットに切り返す。2カウント。続けて、技を狙ったが、チェリーは足を引っかけ、ドロップキック。
米山にタッチ。トレイン攻撃からダブルのブレンバスター。チェリーがフットスタンプ。米山がセントーンと立て続けに見舞う。
さらに米山が突進するも、関口がワキ固めに捕らえる。米山が必死にロープへ逃れると、青木が背中へのニー、関口が619。2カウント。
関口が逆エビ固めに捕らえるも、チェリーがカット。米山が丸め込んだが2カウント。逆さ押さえ込み合戦はチェリーがカット。
10分経過。チェリーが「絶対持ってろよ」と持たせたが、やはり、同士討ち。青木が米山&チェリーにダブルラリアット。このチャンスに、関口がSGロックを米山に決めてギブアップを奪った。
・バックステージ
関口 我々ねえ、2週間おんなじようなカードが多いですけど、その1週間以外にもずっとシングルしたりタッグしたりしているので、今年こそは!
青木 取らないと。waveのなかでも絶対に私たちが絶対の信頼と絆を誇っていると思っていますから。組んでもよし、戦っても良しと。チームホカクドウが今年こそ優勝するしかないでしょう、ねえ!
関口 ねえ! 我々、チームホカクドウが奪ってやりたいと思いますよ。
青木 そうだ、そして島根に持って帰ってやりますよ。
青木&関口 チーム、ホカクドウ!
■ DUALSHOCK WAVE2025トーナメント〜初戦〜(20分1本勝負)
〇宮崎有妃&世羅りさ(13分9秒、外道クラッチ)夏すみれ&YuuRI●
※宮崎&世羅組が初戦を突破。
次の公式戦は、宮崎&世羅の「HDW」と、夏&YuuRIの「毎週日~水曜日に営業中!新宿2丁目11-10二丁目センタービル2階プロレスコンカフェ・ナツバー!」が対戦。
まずは、毎週日~水曜日に営業中!新宿2丁目11-10二丁目センタービル2階プロレスコンカフェ・ナツバー!が奇襲をかける。夏のビッグブーツとYuuRIの619、さらに低空ドロップキック。宮崎は1カウントで返す。
YuuRIが宮崎のバックを取る。宮崎がロープに近づくと、夏がムチをしならせて待ち構える。宮崎はロープにいかず、足を取る。YuuRIがアームホイップで投げる。
続いて、世羅と夏。夏がバックを取り、グラウンドに持ち込むと、痛めている世羅のヒザへストンピング。ブーイングが飛ぶ。
さらにロープに振ろうとするが、そこまでたどり着けず、世羅が倒れる。
夏が、「おい、世羅、オマエ、ボロボロじゃねえか。何でそこまで戦っているんだ」と問いかける。
世羅が「ワシには時間がないんだ。こんな状態でもやらなきゃいけない時があるんだ!」と言い返す。
これに感化されたのか、夏は「チキショー!」と、自らの体をコーナー、ロープにぶつけ、さらにマットに自らをたたきつける。「世羅、あんたアンタ、女だよ。
感動したよ。これで五分五分だな」と自らにダメージを与え、イーブンであることをアピール。すると、世羅は痛めているヒザへ、さらに自らげんこつを見舞う。これを見た夏はまたもコーナーに自らたたきつける。
お互いがダメージを負ったところで、夏が「世羅ー」とエルボー。世羅も「なつー」とエルボー返し。
そして、「あー!」と叫んで両者打ち合いとなるも両者ともにダウン。世羅が立ち上がり、セラリズムバスターも2カウント。
宮崎が夏を場外へ蹴散らす。そのまま場外乱闘へ。世羅が夏をセットされた机に乗せる。世羅がイスで夏を押し込むと、宮崎がコーナーへのぼる。あわててYuuRIがカット。
夏と宮崎がエプロン上での攻防に移る。「私こんな試合やるやつじゃないんだー」とエルボー。宮崎が「ブレーンバスター!」と宣言。エプロンから場外への投げ捨てブレーンバスターを狙う。YuuRIが「やめてやめて、死んじゃイヤだ、殺さないで」とカットに入ろうとするが、踏みこめず、場外へ降りる。
宮崎が場外めがけて、夏をブレーンバスターで投げるが、YuuRI、そして、セコンド陣が必死に受け止める。そのため、夏は無傷。すぐさま、エプロンに上ると、場外へのブロンコバスターで飛ぶ。
「何が起きた?」「わからない」と一連の動きにセコンド陣もざわつく。
宮崎がリングへ生還すると、YuuRIがミサイルキック。これを3連発に渡って投下する。
4度目を狙うYuuRIに対して、宮崎がコーナーに突進もYuuRIがジャンプ、1回転してマットへ着地する。さらにドロップキックでコーナーに追い込む。
このチャンスに夏が飛び出し、中央でダンス。
さらにコーナーでのリバウンドという一連のブロンコバスターへの儀式をおこなう。しかし、肝心のブロンコバスターは失敗。
宮崎がえびす落とし。ここでムーンサルトプレスを投下したが、YuuRIがかわす。そして宮崎をコーナーに追い詰め、「夏さん!」と呼び込む。
再度、儀式からのブロンコバスターにトライしたが、またも自爆。宮崎が持ち上げるも、YuuRIがエビ固めで丸め込む。2カウント。
YuuRIが宮崎を羽交い絞め。夏がドロップキックを打ち込む。このはずみで、YuuRI、宮崎がコーナーにぶつかる。ともにコーナーに追い詰められたのを見て、夏が二人まとめてブロンコバスターに決める。
夏が「YuuRIのぼれ!」と指示。YuuRIがコーナーへ駆け上がろうとするも、世羅が竹刀でカット。
宮崎が動きの止まったYuuRIを捕らえて、雪崩式のブレーンバスター。2カウント。
夏がムチを振り回したが、宮崎、YuuRIとも身をかがめて不発。宮崎が丸め込んだが2カウント。世羅が割って入り、竹刀をYuuRIに振り下ろしたが、宮崎に誤爆。YuuRIがすかさず宮崎を丸め込んだが、世羅が竹刀でカット。
宮崎は目つきからの首固め。2カウント。続けて、外道クラッチ。これは夏がムチでカット。
YuuRIが夏をホイップするが、宮崎はラリアットを打ち込む。「くそがー!」とYuuRIが宮崎をこかすと、ジャパニーズレッグロールクラッチ。これを宮崎が切り返して外道クラッチで勝負を決めた。
・バックステージ
宮崎 いやー、本当はもっと楽に勝てるかと思っていたんですよ。場外にブレーンバスターで投げたのに、夏は何であんな元気だったんですか?(「セコンドが受け止めました」)うわー、すごい。OLみたいな体してるから。
世羅 確かに。死んでいたかもしれない。
宮崎 なんか、YuuRIの奇行が目立ったね。
世羅 こわかったー! やばいですね。一番のキ●●●がいましたけど…。言っちゃった(笑)。
宮崎 夏はあんなになっても人の心がある大人ですよ。
世羅 なんていいやつなんだ。
宮崎 今日、飲みに行くか、夏(ナツバー)。
世羅 私はヒザがあれなんで(笑)。
■ DUALSHOCK WAVE2025トーナメント〜初戦〜(20分1本勝負)
SAKI&〇水森由菜(18分57秒、片エビ固め)桜花由美&咲蘭●
※SAKI&水森組が初戦を突破。
メインは桜花&咲蘭の「人生サンブンノイチ」とSAKI&水森の「トロピカワイルド」が対戦。
桜花が咲蘭のシュッポッポダンスを見様見真似で踊ると、「踊ってねえだろ、どう見ても」とSAKIがクレーム。桜花は「雰囲気大事だから」と言い張る。
トロピカワイルドは「トロピカルお願いしまーす」とあいさつして握手を求める。
水森「トロピカルいきまーす」SAKI「ゆなもんいけよいけよ」と先発は水森に。いっぽうは咲蘭が先発。
「ゆなもん」コールと「咲蘭」コールが交差するなか試合開始。いきなり背後から桜花がカットに入り、ダブルでトレイン攻撃。そして桜花が咲蘭を持ち上げて、合体ドロップキック。
さらに「蹴るぞー」とアピールして、咲蘭を抱え上げ、エアプレーンスピンで回転させて、水森、SAKIを蹴る。そして、二人めがけて咲蘭を投げ飛ばす。そして「人生、サンブンノイチ」ポーズ。
しかし、水森がドロップキックで反撃。ここから水森、SAKIが連続して低空ボディアタックの連続攻撃。2カウント。SAKIがボディスラムから変形ジャイアントスイング。そのままやさしくフォールで覆いかぶさるも2カウント。「かわいそうなっちゃった」とSAKI。
続いて、水森がギロチンを3連打。2カウント。
今度は、SAKIがサーフボードから、宙に持ち上げる。「まだまだ回すぞー」とダイヤル固め。
それでも咲蘭はアトミックドロップを切り返してフットスタンプでピンチを脱し、ようやく桜花へタッチ。
桜花がビッグブーツ。水森&SAKIがクロスラインを狙ったが、これを切り返してダブルのフェースバスターから「オーッ!」のポーズ。
もう一度、「オーッ!」のアピールから、串刺しビッグブーツ。さらにランニングブーツから「オーッ!」。ぶら下がり式のブラディーEXからサンマドロップを投下する。
次にフェースロックに捕らえると、SAKIの顔面をかきむしり。ここからブーツ合戦へ。
小競り合いをしながらブーツをぶつけ合う。続いてエルボー合戦へと移行する。SAKIがボディへチョキパンチを決めたが、「セーフ!」ポーズの前に、桜花がブーツを打ち込み、ポーズができず。
これにはブーイングが飛ぶ。再度、SAKIがボディへのパンチからチョキのアピール。今度はブーツを空振りさせ、「セーフ!」をアピールする。
SAKIがブレーンバスター。水森がラリアットを連発。さらにギロチンドロップ。2カウント。桜花はスタンガンで水森の動きを止めると、バックドロップ。2カウント。
水森が桜花をロープに振ると、SAKIが待ち構えており、ボディへ頭突き。ダブルのトロピカル☆ヤッホーで投げ捨てると、SAKIが水森をキャッチして、投げ捨てのボディプレス。2カウント。
水森が「投げるぞー」と持ち上げようとするが、桜花がヒザを連打して阻止。桜花がDDTからかかと落とし。2カウント。
さらにビッグブーツ。ここで咲蘭にスイッチすると、ドロップキックを3連発。ワキ固めを決めたが、これはSAKIがカット。ここでトロピカル☆ヤッホープレスを狙ったが、咲蘭が身をかわして自爆。
桜花が入り、咲蘭を持ち上げて、合体式のフットスタンプは2カウント。咲蘭と水森のエビ合戦。
どちらも2で返す。
水森がボディスラムからコーナースプラッシュは2カウント。水森がリバースの逆エビに捕らえる。
咲蘭がロープに逃れる。
咲蘭がドロップキックから桜花がビッグブーツ。咲蘭が619からコーナーに上るが、SAKIがカットし、雪崩式ブレーンバスター。水森が低空ラリアット。桜花がカット。
水森のジャックナイフ固めも桜花がカット。桜花がネックハンギングボムから、咲蘭がジャックナイフ固めも2カウント。桜花が咲蘭を肩に乗せて、ファンタスティック式フットスタンプも2カウント。
咲蘭のヨーロピアンクラッチを水森が切り返して丸め込むも2。咲蘭がマヒストラルも2カウント。
桜花&咲蘭のクロスラインは同士討ちで鉢合わせにさせると、水森が2人相手のダイビングショルダータックル。さらにSAKI&水森がダブルのバックフリップ。
そしてトロピカル☆ヤッホープレスで桜花を咲蘭に投げつける。水森が低空ラリアットから変形のえびす落としでトドメを刺した。
試合後は抽選会へ。まずはその前に11/16サッポロ大会のカード第一弾として、ウナギ・サヤカ対アンドレ・ザ。ジャイアントパンダ戦が発表された。
その後、トーナメント票が披露され、SPiCEAPも実はシードではないことが明らかになる。勝者の4チームがAからDを引き合うこととなる。Dは実質上シード枠となり、次戦に勝利すれば決勝へコマを進めることになる。
この結果、
AがAre You Ready!
Bがチームホカクドウ
CがHDW
Dがトロピカワイルドとなった。
次戦のカードのうち、SPiCEAP対Are You Ready!は9・7京都での対戦が決定した。
ここで王者である妹加がマイク。
「トーナメント戦になんで参加してるかわからないんで、せっかくだったら、ベルトかけませんか?」
と提案。二上会長は、「SPiCEAPと当たるチームは自動的にDUALのタイトル戦でいいですか?」と確認。
「私たち、最後まで負けないんで」と本間もやる気十分。
こうして、SPiCEAP対Are You Ready!の試合はタイトル戦となることが決定。網倉、櫻井が「お願いします」と握手を求めた。
最後は、初戦を突破したトロピカワイルドの水森がマイクを持つ。
「みなさん、トロピカしてますかー。トロピカワイルド、初めて見る方が多いかもしれませんが、私とSAKIさんはずっと組んでて、私個人はwaveに久々参戦ができて、うれしいです。スケジュールもDUALSHOCK WAVEのために開けているので、チャンピオンになる姿を見ててください。そして、トロピカってる? これがwaveだー!」
2025.08.26
『夏祭り〜Dead or Smile〜DAY TWO』
日時
|
8月26日 火曜日
|
観衆
|
81人
|
場所
|
東京・TOKYO SQUARE In Itabashl
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■メモリアル・スクランブルwave(20分1本勝負)
赤鬼&〇青鬼(12分45秒、エビ固め)本間多恵●&尾﨑妹加
※ジャックナイフ固めを切り返す。
8・25に続き、2日続けての夏祭りが開催。この日がリアル旗揚げ記念日となる。
前日、インイタにおける夏祭りDay1にて、本間と妹加は会場を出ていったまま試合継続中。その後の様子はwaveの公式Xにて、リポストされ続けていた。Day2の本日は、スパイスアップの試合が組まれており、どうなるか動向に注目された。
開場後、売店・ロビー付近で二人が戦い続ける姿が一部の観客に目撃されており、どうやら二人は無事、インイタへと到着した模様。
まずは久々登場となる赤鬼と青鬼。赤鬼は宮崎有妃、青鬼はシン・広田さくらのそれぞれ化身である。
一方のスパイスアップ、入場テーマが鳴ると、なんと二階席でまだ乱闘中。入場テーマと赤鬼・青鬼の姿を見た二人は自分たちの試合だと気づき、あわてて1階席へと移動する。
これを見た赤鬼と青鬼は入場ゲート前で待機。ゲートに姿を現した二人を驚かせる。本間&妹加はビビりまくりでリングへ逃げる。
その勢いのまま、赤鬼・青鬼は奇襲をかける。妹加を捕らえてトレイン攻撃の後、本間をコーナーホイップし、同士討ちを狙う。本間は自ら、妹加めがけて串刺しエルボーを放ち、まだ対戦の気分が抜けきれず。
そして、本間も含めて赤鬼・青鬼と3人でポーズ。「ちゃんとこっちに協力しないと」と、妹加は本間にツッコミ。
妹加が青鬼のバックを取るが、投げ切れず、「もう無理」とあきらめる。逆に青鬼が本間をも捕らえて、ダブルのフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。
続けて、青鬼がコーナーへの串刺し攻撃を狙ったものの、妹加がよけると、角がコーナーに突き刺さる。
なんとか引っこ抜いた青鬼。妹加と手四つから、足の踏み合いへ。妹加が自らロープへ走ると、背後から赤鬼がつかまえる。すかさず、青鬼がカンチョー。
ここで赤鬼がリングインして、吠えまくる。妹加をコーナーに振り、地団駄ラリアット。妹加も串刺しラリアットで返す。
しかし、「ゼンゼンヨユウ」と効かない様子。赤鬼がチョーク攻撃からブレーンバスター。続いてのボディプレスは自爆。妹加がセントーン。2カウント。
妹加が赤鬼を持ち上げようとするも、青鬼がカット。「赤鬼ー!」と叫んでラリアット。
続いて、本間が串刺しエルボー。赤鬼を呼び込み、ぶら下がり腕ひしぎに取る。赤鬼がエプロンへエスケープ。代わった青鬼の角をつかむ。すると、青鬼の全身の力が抜ける。
妹加が赤鬼を持ち上げようとするも、青鬼がカット。「赤鬼ー!」と叫んでラリアット。
続いて、本間が串刺しエルボー。赤鬼を呼び込み、ぶら下がり腕ひしぎに取る。赤鬼がエプロンへエスケープ。代わった青鬼の角をつかむ。すると、青鬼の全身の力が抜ける。
赤鬼がボディスラムから青鬼を持ち上げてのシーソープレスは自爆。再度、シーソープレスを狙ったが、本間が剣山でカット。
このチャンスに本間が突進する。これを赤鬼はえびす落としで切り返す。2カウント。ここから場外乱闘へと突入し、リングには青鬼ただ一人。
青鬼がトぺを目指すも、ロープに腰が絡んで失敗。本間がリングへ戻り、すかさず青鬼へワキ固め。
ロープエスケープとなると、今度は腕を取るが、角でつつかれる。青鬼は、逆に腕を取り、ロープ渡りからのロープジャンプに成功。「もう一回」コールに二度目を試みるも失敗。「オマエラノセイダ…」と悶絶する。
10分経過。コーナーに控えていた赤鬼がエプロンからラリアットで本間の動きを止める。赤鬼・青鬼によるサンドイッチタックルは本間が身をかわして同士討ち。
本間がパロスペシャル、妹加がアルゼンチンバックブリーカーで赤鬼・青鬼をゆさぶる。青鬼を捕らえて合体619。本間がトップロープからミサイルキック。2カウント。
本間は青鬼の角を再び持つ。しかし、今度は力が抜けることなく、逆に怒りのパワーが充満してカンチョー攻撃。続けて突進したが、本間が逆FFDとなり、2カウント。妹加がスパインバスターでアシスト。
このチャンスに本間がジャックナイフ固めに持って行くが、青鬼がエビ固めで切り返して3カウントが入った。
妹加は「何負けてんだよー、オマエのせいで負けてるじゃないか」と本間にサイドスープレックスからカバーに行くが2カウント。第1試合終了と同時に、本間対妹加戦に戻った模様。
炎華リングアナが「23時間36分26秒経過」とアナウンス。本間がリングを降り場外に出ると、これを追いかける妹加。
セコンドの狐伯が「もうリングでやれ」という言葉に耳を傾けず、またも本間がヘッドロックで妹加を館外へ連れ出していく。試合はこのまま続行中となった。
■メキシコの風wave(20分1本勝負)
〇ダーク・シルエタ&柳川澄樺(13分18秒、クリストネグロ)咲蘭●&小林香萌
来日中のダーク・シルエタ(CMLL)に加えてメキシコ遠征経験のある柳川&小林。「メキシコの風wave」と題したルチャ要素満載の試合となりそうななか、咲蘭がどんな動きを見せるのか。シルエタ一家も応援にかけつけ、戦況を見つめる。
シルエタ、小林が先発。小林がアームホイップを連発。シルエタはグラウンドに持ち込み、弓矢固めへ。
小林が反転して、フォールで返す。小林は再び、アームホイップを連打。シルエタもアームホイップからコルバタで切り返す。いきなりメキシコの風がビュンビュン吹き荒れる。
柳川と咲蘭。咲蘭が手を踏みつけるも、柳川が逆に踏みつけ返す。そして、いつも咲蘭が行うエプロンでの手を踏みつけ、その上に尻餅をつく動きを柳川が行なうと、ブーイングが飛ぶ。
代わったシルエタが咲蘭の髪をつかんで振り回すとブーイング。ヘアホイップを連発し、キャメルクラッチへ。
咲蘭の顔をつかむと、ブーイングが飛ぶ。シルエタは咲蘭を逆方向へ持って行き、同じように、顔を掴む。咲蘭が代わった柳川へエルボー連打。柳川が変形のトラースキックから倒立式ニーを落とす。
さらにサーフボードストレッチ。咲蘭はスクールボーイで丸め込んで切り返すと、低空ドロップキック。ようやく小林へタッチ。
小林がセントーンを5連発。シルエタがカットに来ると、小林が鉢合わせさせてのダブルドロップキック。二人まとめてダイビングボディアタック。
さらに小林が柳川をジャベに取らえるもロープへ。
柳川がコーナーに呼び込み、両足で小林の首を挟んでのカニ挟みからダイビングヒップドロップ。
続いて、シルエタがドロップキックからトラースキック。バックの取り合いからシルエタがジャパニーズロールクラッチ。
2カウント。続けてカサドーラも2カウント。シルエタの勢いを小林はスネキックで止める。さらにスネキックを連打。
シルエタも足を踏み返すが、小林は低空ドロップキック。フィッシャーマンズスープレックスで投げるも2カウント。
ここで咲蘭とシルエタが初顔合わせ。咲蘭がクリストに捕らえて絞り上げる。柳川がカット。
シルエタ&柳川がダブルの低空ドロップキック。柳川が突進するも、小林が飛び出し、背後からローキック。その勢いで柳川のドロップキックがシルエタに誤爆。咲蘭が味方の小林をコルバタで投げ、そのままシルエタにぶつける。ここでダイビングフットスタンプを投下したがカウント2。
咲蘭はヨーロピアンクラッチを決めるも、柳川がカット。
柳川のコンテンポラリーキックからシルエタがシルエタバスター。これも2カウント。
「咲蘭」コールの中、シルエタは足を決めるジャベ。咲蘭はなんとかロープへ逃れたが、シルエタはここでクリストネグロを決めるとついにギブアップ。シルエタは柳川とともに「ビバ!メヒコ!」とアピールした。
■デラックス王国wave(20分1本勝負)
桜花由美&米山香織&〇チェリー(19分50秒、体固め)SAKI&花園桃花●&櫻井裕子
※チェリトーンボム。
タイトルの「王国」と言えば、ハナゾノ王国が思い浮かぶがこれに納得がいかないのがSAKI。
SAKIにとっては「SAKI王国」という認識である模様。試合前から早くも大荒れムードが漂う王国軍。まずは花園王国の一員である櫻井はハナゾノ王国Tシャツを着て登場。遅れてSAKIがSAKI軍団シャツ姿で登場する。
しかも、入場テーマが、花園の曲だったことにSAKIは「何でお前の入場曲なんだ」と早くも難癖をつける。続いて、「愛の水中花」に乗って、ゴキゲンBBA☆DXが登場。入場と同時に、桜花がまずは「オーッ!」を一発。
「今日勝てそうだな」と花園がつぶやくも、SAKIとの小競り合いが始まる。米山は「仲悪いぞ」と野次馬気分。
先発をめぐり、SAKIと花園が「オマエは下がれ」「オマエのほうが弱いだろ」「いつもピーピー泣いてるくせに」「ウソ泣きだし」と揉めてる間にゴキゲン軍が奇襲をかける。
桜花をセンターに、連携を見せるかと思われたゴキゲン軍。だが、普通に桜花のビッグブーツがヒットするのみ。それでも、3人によるポーズを決めようとするが、背後からSAKIがカット。
ここから場外戦へ。
場外では、王国軍が3人鉢合わせにされる。SAKIと花園が「オマエ何やってるんだ」「なんだオマエ」と内輪揉めを繰り広げる。SAKIはついに花園に手を出し、場外カンパーナに捕らえる。そして、技を決めたままリングサイドを歩き回る。
SAKIが花園をリングにあげると、桜花が「オーッ!」からの串刺しブーツ。「もう一回」コールに、再度、「オーッ!」からのブーツを決める。2カウント。すぐさま、花園に全体重を乗せて踏み潰す。そしてニーを投下。
続いて、チェリーが花園の髪をねじって、「髪の毛抜くぞー」と客席に投げつける。
今度は米山が花園を磔にする。「SAKIポン来いー!」と言えば、SAKIがエプロンから花園へ蹴りを見舞う。そのまま米山がカバーに入るも2カウント。
花園は「あ!」と明後日の方向を指さしての目つきで反撃。これに対して米山も「あ!」からの目つき。続けてのフライングボディアタックは自爆。代わった櫻井がビッグブーツ。
櫻井がゴキゲン軍をそれぞれコーナーに振り、戻ってきたところにタックルを決める。米山にボディスラムから「オーッ!」。
SAKIにタッチ。SAKIが連携を指示。これには思わず、櫻井がハナゾノ王国Tシャツを脱ぎ捨て、その下からはSAKI軍団Tシャツがあらわとなる。クロスラインから「ウイ・アー・SAKI軍団」とアピール。
「花園軍団でしょ!」と花園が脱ぎ捨てたハナゾノ王国Tシャツを渡す。再びこれを着る櫻井。花園&櫻井が合体ドロップキック。
「私たち、花園軍団ー!」とアピールすると、SAKIが「カラーズやめるのか?」と問いかける。櫻井は「やめません」と、またハナゾノTシャツを脱ごうとすると、その最中に米山がグルグルパンチからスクールボーイ。カウント2。続けて桜花がビッグブーツ。2カウント。
桜花がハナゾノ王国、SAKI軍団、どちらのTシャツも脱がせて客席に投げる。そしてスタンガンからビッグブーツ。ロープに持たれる櫻井に米山が背中へのニー。チェリーもエプロンから蹴りを見舞う。
櫻井がコブラツイストで切り返して、なんとかSAKIへスイッチ。桜花とSAKI。桜花の足をキャッチしたSAKIは足首へパンチを連打。桜花はブーツで返すと、DDTを決める。
続いて、チェリーがSAKIへアンクルホールド。カットに来た櫻井、花園も捕らえて、3人まとめて固め技に決める。
続いて、米山とダブルのどっこいしょから、コーナーにスタンバイ。桜花も交えて、3人での「ゴキゲンBBAー!デラ…」と決め台詞を吐こうとしたところで、桜花がでむせる。またしても決め台詞は未遂
に。櫻井がエプロンからカット。いつの間にか、櫻井はまたも花園王国Tシャツを身にまとう。
櫻井がチェリーへブレーンバスター狙い。チェリーがこらえる。SAKIはハナゾノ王国Tシャツを着ている櫻井を見ると、なんと逆サイド、チェリーの隣に付く。ダブルで櫻井をブレーンバスターで投げる。
SAKIがチェリーへチョキパンチ。チェリーもグーパンチでお返し。
SAKIがロープへ走ると、花園が足を引き転倒。このチャンスにチェリーと桜花がSAKIへクロスライン。チェリーは桜花を押しつぶした後、ニーを落とし、さらに払いのけて、自らフォールも2カウント。
いつの間にかSAKI軍団Tシャツに着替えていた櫻井がSAKIへダブルを要求。SAKIはTシャツを見てダブルのブレーンバスターの体勢から、コーナーに乗せる。SAKIがチェリーを抱え上げる。花園が強引にここでタッチするも、SAKIは技の途中で動きを止めることができず、デスバレーボム。しかしタッチしているということでフォール権はなく、花園がフォールも2。
花園がロープの反動を利用しようとするも、米山が捕らえる。同じように、チェリーも反動を利用しようとしたが、櫻井が捕らえる。
「離せ」のアピールから、「せーの!」で同時に離すことに合意したが、どちらも離さず。
「もう一回」とともに要求し、「せーの!」とかけ声を放つも、どちらも離さず。「今度は騎馬戦で勝負だー!」と花園が要求。騎馬戦での決着を試みるが、花園とSAKI、どちらが上に乗るのか決めるので揉める。
いっぽう、その間にゴキゲン軍は桜花が上に乗って騎馬を作ろうとしたが、くずれ落ちる。花園はゴキゲン軍をコーナーに投げ、トレイン攻撃。ここで花園がコーナーにのぼって「よっしゃ行きますー!」
の体勢へと持って行った瞬間、本間と妹加が帰ってくる。リングに入ると、両者のエルボー合戦。逆さ押さえ込みの体勢となるが、どちらも決められず。桜花が二人に蹴りを見舞うと、その反動で二人とも腕をクロスしたままひっくり返り、肩が付いてダブルフォールも2カウント。
桜花が本間、妹加を蹴散らす。二人は再び、館外乱闘へ。
花園が再び「よっしゃ行きますよー!」とアピールしたものの、桜花がブレーンバスターで切り返す。
カウント2でSAKIがカット。「いつも失敗じゃないか」とSAKIがクレーム。花園は「おまえできるのか、やってみろよ」と言い返す。SAKIがコーナーで桜花を捕らえると、「よっしゃ行きますよー」アピールからスイングDDTをスローテンポだったものの、成功させる。
残り3分。花園が「微妙だぞ、今の」とSAKIをコーナーに持って行き、「よっしゃいきますよー」狙いもSAKIがブレーンバスターで持ち上げる。花園が着地すると、またも両者の内輪揉め。チェリーが仲裁に入る。そのチェリーに、SAKIがビッグブーツから花園がジャックナイフ固めも2。ここで花園がチェリーをはがいじめ。SAKIが「絶対持っとけよ」と指示するが、同士討ち。
花園は「まあまあ次こそ」ともう一度、はがいじめ。SAKIが「絶対持っとけよ」攻撃に出たが、またも同士討ちに。花園が「おっけおっけ、次お前が持っとけ」とSAKIに持たせる。「持ってればいいだけだ
な」とチェリーをはがいじめ。「食らえ」でチェリーが逃げる。一瞬、花園とSAKIが見合う。しかし、花園は躊躇せず、クラッカーをSAKIに浴びせる。怒りのSAKIがエルボー。花園も打ち返す。ここでチェ
リーが突っ込むと、花園&SAKIがダブルのブレーンバスターでまさかの連携を繰り出す。しかし、邪魔者はいなくなったとばかりにまたも二人で殴り合い。ここに米山、桜花も割って入ったが、それぞれにもダブルのブレーンバスターを成功させる。
邪魔者がいなくなり、花園のエルボーに対して、SAKIがブーツで返す。「だからいやなんだよ、オマエと組むのは」とSAKIが言うと、花園はなんと、「オマエはこの日光江戸村で勝った刀で殺す」とまさかの
刀を持ち出す。SAKIが必死に阻止。櫻井が止めに入るも、はずみでSAKIを刺してしまう。その勢いのまま、開き直って、櫻井が米山、花園、桜花と刺しまくる。しかし、チェリーは阻止すると、逆に櫻井を刺す。
リングでは刺された者たちがうずくまる中、無傷のチェリーがトップロープから花園にチェリトーンボムを決めて、3カウント。
勝ったものの、「みんなが、みんなが!」とあせるチェリー。花園はセコンドの肩にかつがれ退場。SAKIは「花園ー!」と刀を持って這いつくばって追いかける。ほかの選手たちもセコンドの肩に担がれて退場した。
王国をめぐるカオスな争いはさらなる骨肉の戦いへと発展してしまったようだ。
■NEW ERA wave〜DAY TWO〜(20分1本勝負)
狐伯&梅咲遥&愛海(時間切れ引き分け)青木いつ希&関口翔&網倉理奈
メインは狐伯と網倉によるRejina前哨戦の6人タッグ。まずは、青木&関口&網倉が「よろしくお願いしまーす!」の絶叫ボイスからスタート。関口は「声がもう出ない」と声の調子を気にする。
先発はやはり、狐伯と網倉。狐伯のドロップキックを回避した網倉がタックル。狐伯がだるま落としで転倒させるも、ドロップキックは空を切る。網倉の逆水平チョップも狐伯が直前で回避。早くも心理戦を見せる。
続いては、青木と愛海。ロックアップからロープへ。愛海がクリーンに分かれると思えば、青木に「うるせー!」と髪をつかむ。レフェリーのカウントが4になったところで、「フォー!」と手を放す。
今度
はフォーで突進も青木は蹴りで回避。「何がフォーだ!」と青木がヘッドロックで絞める。愛海がロープに振るとタックル。フライングボディアタックから低空ドロップキック。そして「フォー!」ポーズ。
青木と愛海のエルボー合戦。関口が飛び出し、正面のキックから青木フェースバスター、さらに網倉がワー!プレスと3人での連携を成功させる。そして、青木、関口が両サイド、網倉がセンターに乗って3人で「チーム・ホカクドウ!」ポーズを決める。
梅咲が背後から「オマエ乗れてねーぞ」と微妙なバランスだった網倉へツッコミながらカット。今度は狐伯組が青木にトレイン攻撃。続いて、愛海がドロップキック。梅咲が串刺しエルボーも空振り。
それでもコーナーで居座ると、コルバタからフライングネックブリーカーと畳みかける。そして、フットスタンプからの「エイエイ、オーッ!」。「オーッ!」とはバージョン違いのアピールをする。続けての突進は、青木がタックルで返す。
青木は「何がエイエイオーッ!だ、コラ」とエルボーからの「オーッ!」。串刺しエルボーからフェースバスター、ボディプレス。2カウント。
再び向かい合うと、エルボー合戦。壮絶な打ち合いが続く。
青木がエアプレーンスピンからブロックバスター。代わった網倉が梅咲へ磔タックル。青木もタックルで続く。関口が619から3人での低空ドロップキック。
関口が梅咲に腕へのコードブレーカー。続けて、腕へのドロップキック。さらに変形逆エビで締め上げる。
飛び出してきた狐伯、愛海にも青木がチキンウイングフェースロック、網倉がカナディアンバックブリーカーにとらえる。
関口が梅咲の腕をロープにしばって、ロープ蹴り。梅咲はエルボーで返すと、丸め込み合いとなるが、どちらも決まらず。関口が低空ドロップキック。梅咲はカサドーラ式フットスタンプで返す。狐伯にタッチ。
狐伯が関口をコーナーへ飛ばすと、エプロンに飛び移り、ロープ越えのサマーソルトドロップ。関口もフライングラリアットで返す。
10分経過。関口が飛びつき腕ひしぎに出るも、狐伯が必死に腕のロックを外さず防御。完全に決まったところで梅咲、愛海がカット。
今度は、狐伯組が3人をそれぞれコーナーにホイップすると、ドロップキック。狐伯が関口にブレーンバスター。2カウント。
狐伯がエルボーを連打。関口が延髄蹴り。代わった網倉がセントーンを連発で決める。網倉が狐伯を持ち上げると、バックから丸め込んでエビ固めも2カウント。
網倉がダブルチョップ。カナディアンバックブリーカーで絞る。そのままコーナーに宙づりにすると、網倉、青木、関口がトレイン攻撃。青木が大外刈りから、梅咲をおんぶした網倉がダブルワー!プレス。サマーソルトドロップと畳みかけるも2カウント。
網倉が突進したが、愛海がドロップキックでカット。梅咲も低空ドロップキックでアシスト。網倉が場外へ。
梅咲がすかさずプランチャ。そして「オーッ!」
15分経過。
狐伯が網倉へミサイルキック。さらにロケットニーを打ち放つ。狐伯も背中を痛打してダウン。ダウンカウントが進み、8で両者がヒザ立ちのエルボー合戦。このままスタンディングへ移行しエルボーを打ち放つ。
網倉がローリングチョップ。狐伯がパケーテに切り返すも、2カウントで青木がカット。6人が入り乱れる中、狐伯と梅咲がダブルの連携を狙ったが、網倉がダブルラリアットで返す。狐伯をコーナーに追い詰めると、キャノンボール。さらにダイビングセントーンを投下したが、2カウント。
残り1分。網倉が至近距離のラリアット。狐伯がフォールを切り返す。網倉がサイドスープレックスも2。ダブルアームを投げ切ったところでドローとなった。
最後は狐伯と網倉だけによる攻防となり、一進一退のまま、タイムアップと言う結果に終わった。
狐伯「あー!チャンピオンなのに、ここで決めきれないと、こんなんでチャンピオンと言っていいのか。次のReginaの挑戦者は網倉って決定しているんですよ。GAMIさん、このRegina戦はいつになりますか」
二上会長「すごいね、みんなすごかったよ」とリングイン。そして出場選手全員をリングへ促したところで、本間、妹加が帰ってくる。
■ メモリアルwave(時間無制限1本勝負)
△本間多恵(24時間55分、両者ギブアップ)尾﨑妹加△
※場外カウントなし、時間無制限ルールで決着がつかず、両者ともにギブアップ。
9・1新宿にて、時間制限あり、場外カウントありで再戦となる。
妹加がラリアット、本間もDDT。ダブルダウン。リング上の選手が拍手で迎える。再びエルボーを打ち合うと、ダブルダウン。もはや精魂尽き果てた両者。なんとか最後の力を振り絞って本間がマイクを持つ。「時間無制限、場外カウントなしだと、決着つきません。一生懸命やってるんですけど、決着つかないので、もしよかったら、時間制限あり、場外カウントありで、また、ちゃんとスパイスアップとして、本当に最後のシングルマッチを組んでいただけないでしょうか?」と嘆願する。
ここで二上会長がこの本間対妹加戦の結果として、「今回はギブアップと言うことでよろしいでしょうか?」と確認する。
二人が相談して、意思を確認。「ギブアップですー!」とついに、意思表示。ここでゴングが鳴り、前夜からの戦いは両者ギブアップによりドローとなた。
二上会長が「いまは、21時12分なので、24時間55分。両者ギブアップと言う結果になりました」と結果を伝える。
また「9月1日に時間制限あり、場外カウントありで、続きをやる、オッケーです」と両者に伝えた。
最後に旗揚げ18周年を記念しての乾杯に移る。準備の間に、発表ごとへ。
・9月1日からタッグトーナメントが開催。「いびつな形なので、私と炎華さんのYouTube、またはリリースをお待ちください」(二上会長)。参加チームとしてゴキゲンBBA、キッズクラブ、網倉&櫻井組、トロピカワイルド(SAKI&水森由菜)の出場が先立って発表された。
・9月10日、インイタにて広田ありがとうさようなら興行開催。「やった後もwave出ると思うので、あまり意味がないですがやります」(二上会長)
・9月15日、ふじさんめっせにて、狐伯対網倉のRegina戦が決定。
・10月12日、インイタ昼大会で本間のラストwave出場が決定。
・11月16日、札幌・ガトーキングダムサッポロ大会が決定。昼12時開始。3社合同で、ディアナ、スターダムと2日で4大会開催となる。
・周年ポートレートが通販で販売開始。9月1日までの受注生産となる。
この発表の間に各選手にドリンクがいきわたる。
二上会長「みなさん18周年、無事に終わりました。ありがとうございました。あと2年で20周年、すげー。(選手たちに)まだやってや~。20年まで。頼むで。やめる人はしゃーないけど、これから19年目スタートします。増えては減って、増えては減って、しますけど、このまま順調に、楽しく、愉快に、20周年目を迎えたいと思います」
最後に炎華を呼び込み、ドクターからのOKを報告。「骨はくっつかないので、それはあきらめてるんですが、そういう箇所なので。でも、受け身を取って良いとOKが出たので、復帰に向けて頑張っていきたいと思います。もう近いよね?(炎華「はい!」) 9月には復帰したいと思います!」と報告。
最後はRegina王者の狐伯が締め。「19年目、スタート!」で締めくくった。
2025.08.25
『夏祭り〜Dead or Smile〜DAY ONE
日時
|
8月25日 月曜日
|
観衆
|
102人
|
場所
|
東京・TOKYO SQUARE In Itabashl
|
■チャレンジwave(15分1本勝負)
梅咲遥(11分7秒、アメジストクロス)咲蘭
wave旗揚げ18周年が8月26日。それを記念しての2days大会が“夏祭り”をコンセプトに組まれることとなった。そのオープニングは咲蘭が“ディアナの絶対的センター”梅咲へのチャレンジマッチ。
まずは、咲蘭の握手に対して梅咲は張り返す。いきなり咲蘭が丸め込みを3連発。3発目はあわやカウント3が入るほどのタイミングで、梅咲も驚きの表情。その後は冷静に戻り、突進を捕らえてバックブリーカーからボディスラム。
2カウント。
調子を取り戻した梅咲は、弓矢固めへ。咲蘭がロープに逃れると、背後からストンピングをたたきこむ。続けて逆エビ固め。場内は「咲蘭」コールに包まれる。
咲蘭がロープに逃れると、ボディスラムから立て続けにフォールも2カウント。
梅咲はコーナーに振ると、咲蘭はブーメランアタックで返す。今度はエルボーを打ちこむと、梅咲もお返し。咲蘭はロープにもたれながらも倒れずに耐えると、連打で打ち返す。
ボディスラムの体勢へ。梅咲は踏ん張って投げられず。梅咲が投げ返そうとすると、体を入れ替え、背後からのスリーパーに捕らえる。さらにドロップキックを3連発決める。ここからワキ固めに決めたが、ロープブレイク。
咲蘭はカサドーラ式フットから619。今度はボディスラムで投げることに成功すると、コーナー上へ。梅咲がデッドリードライブで投げ飛ばすと、その場飛びフットスタンプ。
さらに逆エビで絞る。ロープへ。
今度は低空顔面ドロップキックからのブレーンバスター。そしてミサイルキック。2カウント。
咲蘭がエルボーを連打も、梅咲の一発に返される。咲蘭はヨーロピアンクラッチ。2カウント。
回転エビ合戦はいずれも2。咲蘭が突進するも、カウンターのエルボーを食らうと、さらにもう一発浴びる。
梅咲のキューティースペシャルは2。梅プレスも咲蘭は意地の2カウントで返す。「咲蘭」コールのなか、梅咲がアメジストクロスで止めを刺した。
■Summer wave 2025(20分1本勝負)
(Yシャツ軍)桜花由美&SAKI&ラム会長vs青木いつ希&関口翔&シャンシャン(浴衣軍)
①関口(9分45秒、Yシャツ脱衣)ラム会長
②桜花(12分2秒、浴衣脱衣)関口
③桜花、SAKI(15分45秒、浴衣脱衣)青木
④シャンシャン(16分58秒、Yシャツ脱衣)SAKI
⑤シャンシャン(18分11秒、Yシャツ脱衣)桜花
※シャンシャンの一人残りで浴衣軍の勝利。通常ルールに加え、Yシャツ軍、浴衣軍
ともに脱げた時点で失格となる。同じチームの全員が失格になると試合終了となる。
浴衣軍とYシャツ軍に分かれて対決するという、“夏祭り”ならではの企画が実現。
まずは浴衣軍。柄の入った浴衣が似合うシャンシャンと、カッコよく着こなす青木&関口が登場。
続いてのYシャツ軍は桜花、SAKI、ラム会長が白のYシャツ姿で登場。桜花は挨拶代わりの「オーッ!」。Yシャツ軍は脱げた時点で、浴衣軍は両肩が見えた時点で失格。
相手チームが全滅した次点で試合終了となる。
まず、青木がラム会長に対して、絶叫ボイスはせず普通のボリュームで握手を求める。「会長大好きだから」と理由を明かす。
いきなり試合開始とともに、ラム会長が関口の浴衣をぬがしにかかると、両軍が入り乱れる。関口がラム会長を羽交い絞め。
青木に対して、「来いー」と呼びかけると、「すいません、会長、一番最初に終わらせてもらいます」とボタンを外しにかかる。
コーナーに顔面を足で押し付けると、場内からは大ブーイングが飛ぶ。
気にせず押し込む ここで桜花が背後からシャンシャンを羽交い絞めにする。
ラム会長、SAKIが忍び寄ると、青木、関口がカット。「シャンシャンを脱がすなら私たちを脱がせー!」とのアピールには2人ともコーナーへ一目散と戻る。
青木、関口が「お前のせいだぞ」と桜花に八つ当たりのストンピング。青木&関口がシャンシャンを抱え上げると、3人で合体ドロップキック。シャンシャンをセンターにポーズを取る。
再び「シャンシャン」コールから桜花へエルボーを打つが、すぐさま打ち返される。
桜花はボディスラムから踏みつけ、全体重を浴びせるが大ブーイング。
5分経過。SAKIにタッチ。SAKIはシャンシャンをコーナーに追い込み、足で顔面を踏みつけると、またもブーイング。
続けてSAKIがサーフボード。さらに吊り天井に持って行く。そしてカンパーナを決め、振り子に揺られたシャンシャンの頭をコーナーにぶつけると大ブーイング。「うるせー」とSAKI。
今度はラム会長がシャンシャンに首投げからマウントパンチ。さらにマットに後頭部をうち付けると、大ブーイング。
シャンシャンが体を入れ替え、スタナーからフライングネックブリーカー。代わった関口がラム会長に串刺しエルボーから「青木もいけー!」と指示。青木は「ごめんね」のポーズ。あたふたしているところ、関口が強引にコーナーへ振るも、「いつ希大好き」とラム会長は迎え入れる。
青木もラム会長の直前で止まり、「ラム会長かわいいすよね」と攻撃をせず。
見るに見かねた関口が背後からドロップキックを放ち、強引にタックル状態へ。青木が正面のキックから「ごめんなさい」とフェイスバスターを決め、ようやくラム会長に攻撃をする。
続けて関口が低空ドロップキックからワキ固め。アームバーへ移行する。
ラム会長はYシャツの伸びを利用して抜け出すと、マヒストラルから回転エビ。カウント2。これを切り返してエビ固めに行った関口がその反動を生かしてYシャツを脱がすことに成功。まずはラム会長失格。
関口は脱がしたYシャツで桜花、SAKIを殴打。桜花が踏んづけて、攻撃を阻止すると、ビッグブーツを放つ。
続いて、「オーッ!」からのビッグブーツ。関口はフライングラリアットで返す。腕ひしぎに狙いを定めるが、桜花は上体を起こしてエビ固めの形へ。2カウント。
桜花は体落とし。関口の浴衣がじょじょに乱れ始める。両者エルボー合戦になると、ついに関口の浴衣を締めるひもが解ける。
関口は正面から強引にYシャツを脱がしにかかる。ボタンが外れていくと、桜花はフェイントから関口の足を踏む。
ここで、バックの取り合いとなるが、その最中に浴衣が脱げてしまい、関口が失格。
青木が飛び出し、桜花へフェースバスターからボディプレス。桜花が突き上げ式蹴りからDDT、かかと落とし。
シャンシャンがカット。青木がタックル。2カウント。
青木がエルボーを連打するも、桜花のYシャツははだけそうになり、しがみつく。青木は「何やってんだー」とエルボー。桜花がブーツで返してSAKIにタッチ。
SAKIがバックを取る。青木が足を踏んで阻止。今度はSAKIが踏み返す。
青木がSAKIをコーナーに振り、シャンシャンがドロップキック。青木とシャンシャンがSAKIのYシャツを脱がしにかかるも桜花がカット。
15分経過。
桜花&SAKIが青木へダブルブーツ。ここからダブルブレーンバスター狙い。しかし、持ち上げることなく、そのまま着地させる。そのタイミングで青木の浴衣を脱がすことに成功。青木が失格。
シャンシャンがコーナーからダイビングボディアタックで桜花&SAKIへ攻撃。SAKIへフィッシャーマンも2。シャンシャンがバックにまわり、SAKIのYシャツを脱がしにかかるも失敗。丸め込むもカウント2で桜花がカット。桜花とSAKIがサンドイッチ式のブーツを打ち込む。ここからダブルの連携を狙おうとロープへ走ったが、青木と関口が場外からそれぞれ足を引っ張る。こかされたSAKIにそのままシャンシャンがYシャツを引っ張って脱がし、SAKIが失格。
残るは桜花とシャンシャン。シャンシャンがドロップキック連発。桜花はボディスラムで投げる。2カウント。シャンシャンが丸め込みを連発。これをなんとか返し続けた桜花だが、逆さ押さえ込みから強引にYシャツを脱がしにかかるとついに着脱に成功。シャンシャンが一人残りとなり、勝利を手にした。
場内は「シャンシャン」コール。浴衣軍の青木と関口がシャンシャンを称えた。
■ メモリアルwave(時間無制限1本勝負)
本間多恵(試合続行中)尾﨑妹加
※両者の意向により、場外カウントなし、時間無制限に。20時18分試合開始。
現在、試合続行中。
本間の引退ロードとして、パートナーである妹加とのシングル対決が実現。
試合前、本間がマイク。「時間無制限でいいんですよね? Xで『いいよ』ってGAMIさんがおっしゃっていたので」とまずは時間を確認。
二上会長「いいですよ、存分に」
妹加「じゃあじゃあ、場外カウントなしでいいですか」
二上会長「それはちょっと問題が多発するんですよね…。ちなみに今日、車で来てます? 来ていない? じゃあいいです」
本間「場外カウントなしでオッケー!」
と念を押し、時間無制限の場外カウントなしルールが採用された。
まずは互いに見合うと、ロックアップ。妹加が押し込む。ロープブレイク。再度、ロックアップ。
妹加が押し込むと、互いに押し込み合いとなる。妹加のラリアットは空振り。本間がドロップキック。
本間がコーナーへ追い込むと、「同期、10周年お祝いとして10回殴るぞー!」と数えながらパンチを振り下ろすも、10回以上、殴り続ける。「オマエ、30年やれ」とフォールも1カウント。
本間がヘッドロック。ナックルを打ち込む。妹加がタックル。「お返しに10周年のセントーン、10回やるぞー!」と宣言するも1回目で本間がかわして自爆。ブーイングが飛ぶ。本間が「セントーンと
パンチじゃあ…殺す気か」とぼやきながら妹加を起こすと、エルボー合戦。互いにメッセージを言いながら打ち合う。
本間「オマエのセントーンは怖いんだよ」
妹加「ナックルもだ」
本間「これからもよろしくだよ」
妹加「最後まで応援するぞ」
本間「妹加じゃなきゃ私はこれまでこれてないー!」
妹加「それは妹加もおんなじだー」
本間「プロレスの楽しさを一緒にはぐくんでくれてありがとー!」
妹加「先に団体をやめたのにまた一緒に戦ってくれてありがとー!」
本間「妹加がいなくなっていなくなってめちゃくちゃ悲しかった」
妹加「それはごめん。でもまた会えたから」
本間「でも絶対に最後に付き合ってくれて、よろしくー」からコーナーに振るもタックルを浴びる。
妹加は「タエちゃんの気持ち、ありがとー」とセントーンから「今度こそー!」とセントーンを投下。
観客も一緒に数を数えてのコールで後押し。妹加はセントーンを落下し続け、ヘロヘロになりながらも10連発を成功させる。
本間がコードブレーカー。妹加はアルゼンチンバックブリーカーに絞り上げる。妹加はさんざん、絞り上げて前方に落とす。ダイビングセントーンは自爆。妹加はラリアットを狙ったが、本間はワキ固めで返す。ロープへ。
本間は顔面ドロップキック。妹加が場外転落。本間がコーナーからプランチャ狙いも妹加は館内の後方へ下がって、「来いよー」とアピール。
「飛べ」コールに本間は「行けるかー」とあきらめて追いかける。場外でエルボー打ち合い。妹加がボディスラム。そしてバックステージのほうに連れていく。
すると、館内の2階スペースで乱闘が続く。セコンドが飛んできた際に備えて、下から受け取ろうと構える。
しばらくすると、二人が2階から乱闘しながら戻ってくる。場外戦は続き、妹加がタックルを狙うと、誤ってレフェリーに命中。本間と妹加が再び、売店のほうに消えていく。
しばらくして、セコンドの青木が「外行っちまったー」と報告。ほかのセコンド陣は「オマエのせいだ」とレフェリーのせいにする。
二上会長が「次の試合にしましょう。もういい、慣れてるから。次の人。4試合目始まります」と宣言して次の試合に突入した。
■ NEW ERA wave〜DAY ONE〜(30分1本勝負)
狐伯&花園桃花&網倉理奈&櫻井裕子vs YuuRI&真白優希&柳川澄樺&神姫楽ミサ
※キャプテンフォールマッチルール。キャプテンは非公表。キャプテンが敗れるまで試合は続行される。
①櫻井(4分17秒、スクールボーイ)柳川
②花園(6分32秒、ジャックナイフ固め)神姫楽
③真白(13分7秒、ジャックナイフ固め)狐伯
※YuuRIがジャパニーズレッグロールクラッチに決めたところを真白がさらに固める。
④網倉(17分26秒、片エビ固め)真白
※ダブルアームスープレックス。キャプテンの真白が敗れて試合終了。狐伯軍は花園がキャプテン。
2018年デビュー組と2020年デビュー組による対抗戦。2020年デビュー組は2020(トウェンティートウェンティー)(仮)と命名。4人で2020のポーズを取る。続いて、2018年デビュー組が登場。キャプテンフォールマッチということで、キャプテン以外がフォールされても試合は続行。ノータッチルールとなる。試合に先立ち、キャプテンの書かれた封筒が本部席へ届けられる。相手チームのキャプテンはわからない仕組みとなっている。
「絶対狐伯さんがキャプテンだから」(柳川)「一人だけ下がったのが怪しい」(神姫楽)と1111がアピール。
2020(仮)が「キャプテン出て来い-!」と狐伯を挑発。狐伯は「わかったから、いいけど。こっちがキャプテン出すなら、そっちも出してください」と提案する。2020(仮)が作戦会議。その結果、真白が先発に出る。狐伯と真白で試合開始。本当にそれぞれがキャプテンなのか…。
真白が筋肉ポーズ。力こぶは全く出ていないが気合は入っている模様。
真白が低空ドロップキック。狐伯はアームホイップ。真白がアームホイップから2回転半ティヘラ。続けてドロップキック。
真白&YuuRIがダブルのソバット。続いて、1111がダブルのフェースバスター。さらに1111がコーナーに振ると狐伯はブーメラン式ミサイルキックを浴びせる。
続いて櫻井と柳川へ。櫻井はビッグブーツからのボディスラム。2カウント。柳川はコードブレーカー。倒立式ニー。2カウント。エルボー合戦から櫻井がファイナルカット。2カウント。
櫻井がビッグブーツを放つと、柳川は回し蹴り。コーナーで指示を出す神姫楽めがけて、花園がクラッカー爆弾。このスキに櫻井が柳川を丸め込む。
3カウントが入るも、リングアナ「キャプテン…ではありません!」ということで試合続行へ。
神姫楽と網倉。タックル合戦3連発。神姫楽と網倉がコーナーへの振り合いをしようとする。神姫楽がタックルからセントーン。カウント2で櫻井がカット。網倉がカナディアンバックブリーカーの体勢からコーナーへ逆さ吊りにする。
網倉がコーナーめがけて突進したが、途中でYuuRIがカット。YuuRIが網倉へ619。さらに神姫楽がダイビングセントーンを狙ったが自爆。ここですかさず花園が神姫楽をジャックナイフに固める。これで3カウント。
リングアナ「キャプテン…ではありません!」となり、試合続行。2020(仮)は早くも二人が脱落。
真白が飛び出す。花園へ「あかんべー」のポーズ。「花園」コールとと「真白」コールが交差。
花園「今から心理戦をしよう。こっちのチームのキャプテンは狐伯だよ」とカミングアウト。狐伯があわてて止めに入る。
狐伯がロケットニーで、真白を蹴散らす。花園はコーナーから「花園ロケット行くぞー!」とアピールし、狐伯がその目前に立つ。「それは私だよ」とさすがに櫻井は黙っていられず狐伯の前に立つ。「私をひとりにしないで~」と、さらにその前に網倉も立つ。
「2018ロケットー」と花園が3人めがけてミサイルキックを放ったが、全くびくともしない。この状況で、8人が入り乱れとなる。騒乱のなか、真白が花園をセットしてダイビング目つき。2カウント。
花園がコーナーに控えると、真白が突進。花園が真白を捕らえると、「よっしゃ行きますよー」コール。
ここで館外から妹加が本間をバックブリーカーで抱え上げて戻ってくる。まだ第3試合は続行中。しばらく場外戦が続いたのち、二人はリングイン。本間と妹加がエルボー合戦。
妹加がブレーンバスター。2カウント。再び場外へ。このまま二人はまた館外へ。
乱闘の間、フリーズ状態だった花園と真白。改めて、花園が「準備はよろしいでしょうか」と確認し、「よっしゃ行きますよー」のアピール。振り回そうとした瞬間、真白がブレーンバスターで投げる。狐伯がカットし、あえて花園を場外へ落とす。狐伯が真白にドロップキックから低空コルバタ。続く低空ドロップキックは自爆。
真白とYuuRIがダブルのドロップキックでの連携を見せたが、もう一度、ロープに振ると、狐伯はブーメランアタックで返す。さらに狐伯は一人で二人への低空ドロップキック。
ブレーンバスターを狙うがこれを切り返した真白がソバット。低空大外刈りからドロップキック。ブレーンバスターホールドも2カウント。
狐伯はエルボーからマヒストラル。YuuRIがカット。
YuuRIがジャパニーズレッグロールクラッチを決めると、その上から真白がジャックナイフ固めで決める。二人にフォールされた状態ではさすがに狐伯も跳ね返せず。これで3カウントとなったが、狐伯はキャプテンではなく、試合続行。
網倉が「残念でした~」ローリングチョップ。しかし、ロープの反動の際、セコンドに足を引っ張られる。YuuRIが低空ドロップキック。真白がダイビングボディアタック。2カウント。花園が「全員上がってこいー!」とアピール。失格となった選手もリングへ呼び込む。「あーみんをいじめて。やるなら私をやれ、私がキャプテンだから」とカミングアウト。
柳川が「一番弱い奴がキャプテンはないだろ」と信じず、4人で焼きを入れると、とうとう花園が泣き出す。すかさず場内に沸き起こる「謝れ」コール。
柳川が「泣くなー!」とキレて、4人でのトレインに持って行く。
最後に真白が止めを刺しに行くが自爆。今度は2018年組が真白を捕らえてトレイン攻撃。真白がマットに横たわる。網倉が「終わらせるぞー!」とコーナーへのぼるも、神姫楽が救出し、代わりにYuuRIがマットへ寝そべる。
「私がキャプテンだ、来い!」と身代わりセントーンを浴びる。1111が連携を狙うが、切り返した網倉と櫻井がタックル。
続けて、花園と狐伯がダブルのドロップキック。場外へ落ちた1111めがけて狐伯がプランチャ。
リング上では真白が網倉へ特盛クラッチも2カウント。網倉はサイドスープレックス。2カウント。続けざまにダブルアームスープレックスで3カウントを奪ったが、キャプテンなのかどうか…。リングアナ「真白は…キャプテンです!」と、明かされ、これにて試合終了。ちなみに2018年組ののキャプテンは花園と最後に種明かし。作戦が功を奏した2018年組の勝利となった。
■デンジャラスwave(30分1本勝負)
世羅りさ&〇宮本裕向(13分52秒、体固め)宮崎有妃●&佐々木貴
※イスの上へのムーンサルトプレス。ハードコアルール採用。
先立っての後楽園大会では、葛西純とのハードコア戦で互角以上の試合を見せた宮崎。続いては佐々木貴との夢タッグが実現。しかも相手は世羅りさ&宮本裕向。ハードコアの名手が集う中、さらなる高みをめざす宮崎の前にどんな景色が広がるか。
まずは宮崎、佐々木組がブリブラダンスで息の合ったところを見せる。続けて、世羅&宮本が登場し、いきなり奇襲をかける。宮崎と世羅がイスで叩き合う。世羅が背中へのイスを打ち込むと、宮崎もイスを打ち込んで返す。
宮崎は「来いー!」と背中を出す。世羅が振り下ろすと、今度は世羅自身も背中を出す。互いに背中を打ち合う。
今度は「もう一度、来いー」と再び宮崎が背中を出すもこれは空振りさせ、ラリアットを放つ。それでも「いたいー」と背中のダメージに耐える。ここで場外乱闘へ突入。世羅を捕らえて、記者席の机をコーナーの前へセッティング。
この瞬間、館外から本間、妹加が帰ってくる。
机の上には、佐々木が世羅を乗せており、宮崎がダイブを狙っていたが、二人が邪魔となり、飛ぶに飛べない。
宮崎が躊躇していると、宮本がその間にイスをリング上にセット。宮崎をコーナーから捕まえると、デッドリードライブをイスの上に決める。「誰だお前は」と宮本は本間、清水に投げかける。本間と妹加は戦いながら再び館外へ。
リング上では世羅が宮崎に竹刀スリーパー。その間に宮本がロープにラダーを立てかける。世羅がスリーパーを外すと、宮本は宮崎へ背中からのボディスラム。倒れた宮崎の手をラダーに挟み込む。ガシャーンという鈍い音とともに、宮崎の手がラダーに挟まれる。そして、世羅がその手を踏み込み、市内でも手をぐりぐり攻撃。手への竹刀攻撃から背中にも一打。
再び竹刀を振りかざした世羅に、宮崎はラリアットで打ち返す。竹刀は客席へ吹っ飛ぶ。
佐々木が宮本にイスを投げつけ、命中させる。
さらにコーナーに世羅を追い詰めると、距離を測り、「第1球、ふりかぶって投げたー!」とイスを投げつける。
続いて、「第2球、振りかぶって投げたー!」と二投目。さらには、「第3球、振りかぶって、投げたー!」と三投目も命中させる。
続いて串刺しラリアットからボディスラム。チキンウイングフェースロックに取る。
宮本が竹刀を世羅の手元へ投げる。世羅が竹刀でカット。佐々木が突っ込むが、世羅が面で一本を取ると、さらに面の連打。宮本へタッチ。
佐々木は宮本をロープに振るも、リバウンドエルボーで返ってくる。
宮本はローキックを連発してからのフライングニールキック。
「投げるぞ」とアピールしてパワーボム狙い。佐々木がリバースで返すも、さらにエビ固めで返す。カウント2。
佐々木がハイキックからDDT。
宮崎が宮本へ串刺しラリアット。佐々木が宮本をコーナーへ宙づりにし、その顔面へイスを横位置に立てかける。
ここで宮崎がラダーを投げ込んで直撃させる。さらにラダーで股間にも痛打。今度は、碁盤を持ち出し、宮崎と佐々木がダブルのブレンバスターを碁盤めがけて投げつける。
10分経過。世羅が竹刀でカット。
宮崎と佐々木がイスを山積みにする。佐々木がその上にえびす落としから、イスを宮本の体の上にセット。
。宮崎がムーンサルトプレスも宮本が身をひるがえし、イスの上にヒット。「おまえ逃げんなよー」と佐々木がパワーボム狙いも世羅が竹刀でカット。宮本がハイアングルパワーボムをイスの山に投げる。
さらにイスを二つセットし、その間にラダーを横たわらせる。宮本&世羅がダブルのブレーンバスターでラダーにたたきつける。
宮本がイスの上に横たわる宮崎へバルキリースプラッシュ、さらにムーンサルとプレスと連続投下。ついに宮崎が返すことはできず、3カウントが入った。
まずは最後に勝ち名乗りを挙げた宮本がマイク。それに世羅、佐々木も続ける。
宮本「いやあ、イスの上へのムーンサルトってあんなに痛いんですねえ。さそかし痛かったことだろう。宮崎さん、いや、有妃ねえ。もうすぐ引退ですけど、それまで、最後まで…前の引退試合も見に行ってますから2回目も見に行かせていただきます」
世羅「なかなかこんな戸惑うことはないですけど、宮崎有妃! オマエとのハードコア大好きだよ。お互いケツが決まってるけど最後のその日までハードコアのライバルとして行かせていただきますので、まだまだ宜しくお願いします」
佐々木「宮崎。寝たままでいいから聞いてくれ。俺はもちろん、同じ団体になったこともないし、育った環境も違う。だけど、どっか、ずーっと、ずーっと、ずーっと、一緒に戦っている戦友と思ってオマエのこと見守っていたよ。年も違うし、なんならデビューはオマエのほうが早いけど、、ハードコアのパートナーに選んでくれてありがとうございます。今日集まってくれたみなさんにしっかり、御礼を差し伸べてあげてください」
締めは宮崎がマイクを持つ。
宮崎「本日はwave夏祭り、1日目、本当にご来場、誠にありがとうございます。あのー…引退とか、ケツが決まっているとか、そういうことまだ言わないでくれるかなあ(館内・笑)。5か月、5か月もあるじゃん。まだまだやるぞ。お互い、もう、ボロボロだけど、もっとボロボロになって、5か月、ボロボロになってやめよう。
(佐々木へ)今日、本当にタッグ組んでくれてありがとうございます。戦友と言っていただけてめちゃくちゃうれしいです。横に立ってるということですか。戦友と言うことは。(涙ぐみながら)本当にありがとうございます。
宮本君…そんなないんだけど(館内・笑)、宮本君のプロレスは大好きで、こうやって、戦えるようになるのも、ここ最近でしょう。めっちゃうれしいです。本当に今日も対戦OKしてくれてありがとうございます。
宮本君とはプライベートのほうがよく会ってるから。もうあと5か月、まだ5か月あると思っています。ダメだよ。逆算したらダメだから。人って。落ちていく一方だから、あと5か月もある。本当にまだまだやりたい。
よろしくお願いします」
こうして、ミュージックスタートで4人揃って、ブリブラダンスを披露。最後は大「宮崎」コールに包まれる中、「これがwaveだー!」で夏祭り1日目のエンディングとなった。
2025.08.16
「itswave 〜Aug.」
日時
|
8月16日 土曜日
|
観衆
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61人
|
場所
|
アミスタ
|
・前説
試合に先立ち、二上会長が前説を務める。
waveのアミスタ大会について「アホみたいに盛り上がるんですよ」とその特徴をPR。
また、アミスタ大会は参戦選手の発表のみで、カードの発表はせず何試合をやるかも発表していない、という大会の仕様を説明。そして、選手のテー
マ曲がなったら、カードがわかる仕組みを紹介した。
さらに、最近waveで流行っている言葉として拳を上にあげての「オーッ!」を紹介。まずは試合に先立ち、「オーッ!」の練習をすると、観客が拳を突き上げて「オーッ!」の合唱。「桜花さん、今日も大丈夫ですよ、絶好調です」と控室に向けて合図を送った。
最後に、9月からのタッグトーナメント開催を予告。「本間が引退まで守り続けたいと言っているので、やるからにはチャンピオン組には、厳しいル
ールでパンチの効いたトーナメントをやろうと思っています」とちょっとだけ内容のヒントを明かした。
・黙とう
試合に抱き立ち、1997年8月16日に逝去されたプラム麻里子さんの10カウントゴングと1分間の黙とうを捧げた。出場選手もリングを囲んで
黙とうし、故人を偲んだ。
▼4wave(20分1本勝負)
桜花由美vsYuurivs柳川澄樺vs真白優希
桜花(15分7秒、体固め)柳川
※ビッグブーツ。
この日、リングアナは欠場中の炎華が担当。
「4wave」と題されたこのカード、1番手である真白の入場から「オーッ!」という声が挙げる。続いては柳川、YuuRIと、同期メンバーが集う。となると、最後も同期か…と思えば、桜花の曲がかかる。堂々、桜花が入場すると「オーッ!」を一発。この光景を見て、真白、柳川は「何もわからない、何?」
と不思議がる。4wayマッチとして4人が同時に戦うルールでの試合となった。
まずは、4人による握手からスタート。4人による手4つをしようとするが、桜花はその輪に入れない。強引に割って入ろうとするものの、YuuRIがソバットを打ち、中に加われず。3人での手四つ合戦から腕の取り合いへ。桜花はコーナーで見守るも、柳川、YuuRIが真白の腕が引っ張ると、強引に中に入る。「邪魔するなー!」と、3人からコーナーへ振られる。ここからトレイン攻撃へ移行しよう
とするも、桜花は3人へそれぞれブーツの洗礼。
続いて3人をそれぞれコーナーへ振り「オーッ!」から串刺しブーツを狙うがこれはよけられて失敗。YuuRIが「同期いけー」と号令をかけ、同期トレインを決めにいったが、真白が裏切り、柳川を後ろから丸め込み。カウント2で返した柳川が抗議すると、「間違えた」とごまかす。今度は同じようにトレイン中に柳川が裏切り、YuuRIを丸め込む。カウント2で返したYuuRIが「何やってる?」と抗議。「仲間に入れろー!」と桜花が突っ込むと、3人がストンピングから、真白が正面から
のキック、柳川のカカト落とし、YuuRIのサマーソルトドロップとつなぐ。さらに3人によるドロップキックを決める。
続けて、柳川、YuuRIが桜花へクロスラインを狙いも、これをくぐってダブルのフェースバスターから「オーッ!」。桜花が柳川、YuuRIの二人を逆エビで固めると真白が二人の正面に回って、手にストンピング。
真白が桜花へDDTから低空ドロップキック。桜花がコーナーに振り「オーッ!」からの串刺しブーツ。串刺しをしながら「オーッ!」を連発しまくる。ランニングブーツから、コーナーへ上がるも、柳川がカットに来る。これをうまく反転させて捕らえるとブラディーEXに固める。そして、サンマドロップを投下した。
フォールに行くも、YuuRIがカット。YuuRIが桜花にだるま落としで体勢を崩してから低空ドロップキック。さらに串刺しエルボーから顔面ウォッシュ。「オーッ!」をかますと、「気持ちいい~」と感想を漏らす。カバーに行くも、真白がカット。真白がYuuRIにティヘラでメキシコの風を吹かせて低空ドロップキック。
YuuRIがソバット。桜花が後ろからカットに入る。桜花と真白が二人で連携に出ようとするが、息が合わず。YuuRIが切り返し、フライングネックブリーカーを桜花のみが浴びる。YuuRIが真白、柳川とボディスラムで桜花の上に乗せる。
YuuRIが「オーッ!」から柳川とのバックの取り合い。真白もそこに入る。真白がタックルでYuuRIを倒すと、柳川は真白にバッククラッカー。ロープに持たれる真白に対して背後からのニー。さらに低空ドロップキック。
真白はソバットで反撃すると、STO、ドロップキック、フィッシャーマンと立て続けに放ったが、YuuRIがカット。
YuuRIと柳川がクロスラインを狙ったが、真白がかわして低空ドロップキックを決める。
真白は柳川に首4の字、YuuRIは真白へ首4の字に捕らえて数珠つなぎ状態に。桜花が自信満々に拍手しながらリングインすると、3人まとめて逆エビに持って行く。3人が反転するも、桜花は逆エビがそり過ぎて自ら倒れる。
10分経過。
YuuRIは桜花に「このおばさんがー」とエルボー。桜花も「このクソガキがー!」と返す。
真白、柳川が割って入る。YuuRIは「お前もおばさんだろー」と柳川にエルボー。柳川がこの言葉に反応し、「桜花さん行きますよ」と共闘し、それぞれが真白、YuuRIをロープに振りドロップキック&ブーツを放つ。
柳川は桜花へトラースキック。桜花はスタンガンで返す。「このクソババア」と桜花はビッグブーツから正面のビッグブーツ。「オーッ!」を入れる。
柳川は変形のトラースキックから倒立式ニードロップ。さらに突進すると、桜花はネックハン
ギングボムで切り返す。YuuRIがカット。YuuRIは桜花に延髄蹴り。柳川が真白にブレーンバスター。
4者がダウン。
桜花とYuuRI、真白と柳川がエルボーで打ち合う。桜花は突き上げ式キックもトラースキックを
浴びる。YuuRIが柳川に「澄樺行くぞー! おばさん起きろ、投げるぞー」と桜花をダブルブレーンバスターで投げる。二人がかりでフォールも真白がカット。
柳川は「YuuRI、コーナーにのぼれ」と指示。YuuRIがミサイルキックを投下したが柳川へ誤爆。
真白が柳川にダイビングボディアタックを決めたが、桜花がかかと落としでカット。桜花が柳川を
捕らえて、ビッグブーツで3カウントを奪った。
桜花は最後に「オーッ!」を一発決めた。
▼you win if〜wave(15分1本勝負)
咲蘭(12分46秒、セカンドロープからのデッドリードライブ)香藤満月
※通常ルールに加え、咲蘭は投げ技、香藤はヒップドロップをした時点で勝利となるルール。
テーマ曲の順に咲蘭、香藤が登場。炎華リングアナによる香藤への「クリスタルチャンピオン」というコールに「あ、忘れた」と頭に手を当てる。観客からブーイング。ここで二上会長が「もう一回やり直そう」と仕切り直し。一度、バックステージに姿を消すと、控室でもブーイングを浴びる。
今度は、香藤がクリスタルの王冠をかぶって登場し、大声援を浴びる。
試合は、通常ルールに加え、咲蘭は香藤をあらゆる投げ技で投げると勝利、香藤はヒップドロップを決めたら勝利というルールが採用された。
まずは、ロックアップ。びくともしない香藤。香藤がロープ際へ押し込むと、気合の叫び。
香藤はアームホイップから、胴絞めへ。咲蘭が耐えると、香藤が吊り天井。さんざん締め上げて落とすと、倒れている咲蘭の背中に乗り、全体重をかける。再度踏みつけると、咲蘭が「うーわ」と悲鳴を挙げる。香藤は「ギブアップ?」と確認を入れる。さらに「ロープはそこだー!」と挑発する。咲蘭はなんとか体をロープまでにじり寄せる。必死の思いでロープをつかむが「助けて、やだー」と本音を漏らす。
今度は香藤が逆片エビを決める。しかし、ここでハプニング。咲蘭の足がつってしまう。「大丈夫かー」と、香藤は確認するが、ロープに逃れた咲蘭は足を揉んで必死の回復を試みる。
香藤は再度、咲蘭を引きずり、逆エビ狙いに行くも、咲蘭が丸め込んで2カウント。しかし、まだ足のつりが治っておらず、次の攻撃へと移行できない。香藤も「あー、つった!」と足がつった
ふりをする。なんとか回復した咲蘭がボディスラム狙い。投げれば勝利というルールだが、さすがに
香藤を投げるのは至難の業。逆に香藤が投げ飛ばす。さらに「寝とけー」からのボディプレス。2カ
ウント。5分経過。香藤は「そっか、ヒップ」と我に返る。ボディプレスでなく、ヒップドロップなら
勝っていたと後悔。香藤が持ち上げると、咲蘭は足をジタバタさせる。その場に下ろして、ヒップド
ロップを落とすも自爆。咲蘭はドロップキックを3発打ち込む。続けて足にもドロップキックを決め、
さらに低空ドロップキック。2カウント。
続いて、ワキ固め。ロープに逃れた香藤がそのままもたれると、619を決める。2カウント。咲蘭
がダイビングフットスタンプも自爆。香藤がベイダータックルで飛ばすと、咲蘭は足を踏んで反撃。さらに全体重を乗せて踏む。
香藤がコーナーへ振ると、咲蘭はブーメランアタックで切り返す。そしてバックに回り、ジャーマンの体勢へ。しかし腕が体すべてを包むことができない。「クラッチクラッチ」とレフェリーが指示。香藤がお尻で飛ばして、ヒップドロップ狙いにいったが、足で蹴って防御。横入り式エビ固めは2カウント。
香藤は持ち上げると、コーナーに逆さにして乗せる。背後へのタックルを連発。ドロップキック。2カウント。
セカンドロープからのダイビングボディプレスは自爆。咲蘭がセカンドロープからボディアタックは2カウント。
エルボー合戦となり、咲蘭が連打。香藤は追走タックルからヒップドロップを落としたが自爆。咲蘭が低空ドロップキックからダイビングフットスタンプで突き刺すも2カウント。
咲蘭が「挙げるぞー!」アピールから、ブレーンバスター狙い。これは上がらず。逆に香藤が持ち上げて前に落とすが、ヒップドロップは自爆。咲蘭の突進をキャッチし、バックブリーカー気味にヒザで当てる。
香藤はセカンドロープに乗ると、咲蘭がドロップキックで迎撃。香藤がひるんだスキに、咲蘭がデッドリードライブで見事に投げて勝利となった。
▼スクランブルwave(30分1本勝負)
⚪︎狐伯&青木いつ希&梅咲遥(18分50秒、パケーテ)宮崎有妃&網倉理奈⚫︎&櫻井裕子
ブリシスの曲が鳴り、宮崎、網倉、櫻井が通路でブリブラダンス。さらにリングインでもおなじみのダンスを披露し、最後は「イヤー!」のポーズで気合を込める。
いっぽうは、梅咲、青木、狐伯の順で登場。この日のメインはブリシス対チャンピオン組による6人タッグとなった。
網倉が先に「よろしくお願いしますー!」と、絶叫するが青木も同じように絶叫あいさつでお返し。青木は「おまえら出とけー」と先発を買って出る。いっぽう、網倉も「いきまーす」と先発に出る。
ゴングと同時に両者とも、「よっしゃ行くぞー!」と二人とも吠える。
ロックアップ。離れると、両者が向かい合って、吠えまくり。さらに「わーっ!」と叫び合ったあと、タッチ。結局、両者ともに吠えただけ。
ここで梅咲組が網倉を捕らえ、3人がかりでトレイン攻撃。「行くぞ行くぞ行くぞ」と青木がトリを務める。網倉を捕らえて、「ウイー・アー・チャンピオン!」とポーズを取る。
櫻井が梅咲に首投げ。ここから「ブリシス、イロトリドリー」と号令をかけ、「イロトリドリ」を3人で始める。そして、最後に「ウイ・アー・ブリーフシスターズ!」とポーズを決める。
梅咲と網倉がエルボー合戦。梅咲が連打するも、網倉がカニ挟みで梅咲を倒すとキャメルクラッチに取る。さらにこの体勢で鼻フックを決める。この背後から櫻井が鼻フック。狐伯も背後から鼻フック。
さらに宮崎も背後から鼻フック。最後に青木は鼻フック…ではなく、にらめっこを決めた。
梅咲は網倉にインディアンデスロックで固める。ダメージのある鼻を押さえながらも、弓矢固め。しかし、網倉が防御。体を反転させてフォールに行くが、カウント2。続けてセントーンを投下したが自爆。
梅咲がフットスタンプから、ブレーンバスター狙いも持ち上がらず。
5分経過。梅咲がエルボーを「重すぎなんだよー!」と打ち込む。網倉はヒップドロップ。櫻井が梅咲に串刺し背面エルボーからタックル。「オーッ!」を櫻井も決める。ここからエルボー合戦。
梅咲が連打。櫻井がブーツで連打してお返し。さらにランニング式ブーツ。梅咲はブレーンバスターで投げる。青木が飛び出すと、櫻井、網倉をコーナーへ飛ばす。戻ってきた二人へ、DDT&かわず落としを青木一人で決める。ここで青木も「オーッ!」。
青木がエルボー。櫻井がビッグブーツ。青木がブロックバスターからニーを投下したが自爆。櫻井が再度、ビッグブーツ。
櫻井から宮崎にタッチ。「青木、盛りあがってるところごめんね、梅咲に代わって」と、青木から梅咲への交代を要求。青木がエルボー。
宮崎は「そういうの違う。本当に代わってもらって」と言うも、青木は代わる素振りを見せず。宮崎は「代われー!」と、強引にコーナーに投げるも、青木が拒否。再度、コーナーに投げるも、青木が突進。宮崎は目付き、ラリアット。ここでコーナーに押し込んで、強引に梅咲へタッチさせると、即座にはずかし固め狙い。
梅咲は脱出すると、あわてて青木にタッチ。宮崎は「一瞬で代わったの?」と呆気にとられる。青木は「なにが梅咲だ、青木だー!」と串刺しエルボーからフェースバスター、ボディプレスと連発。さらに梅咲へ「これ貸せ」とリボンを外させると、自らに付ける。
そして、「梅咲遥です」とモノマネ。宮崎が「ちょっと待って。お名前は?」と聞き直すと、「ディアナの絶対的センター、梅咲遥です」とアピール。宮崎はならばと、はずかし固めを決める。
「遥、ノーギブアップ、遥ノーギブアップ!」と青木が耐える。見ていられなくなったのか、本物の梅咲がカット。
青木はフットスタンプから「まだまだ行くぞー!」と梅咲のモノマネ。
コーナーでのかかと落とし、ティヘラからニードロップと一連の梅咲の攻撃パターンを踏襲する。満足したのか、「チェンジ!」と狐伯にスイッチ。狐伯が低空ドロップキックからスライディングキックも、宮崎がフットスタンプ。
串刺しラリアットは空を切る。狐伯は低空DDT、低空コルバタからの低空ドロップキック。コーナーへ上がるも、宮崎も上る。狐伯が打ち勝ち、場外へ落とすと、プランチャを敢行。
狐伯が宮崎をリングへ戻すと、ミサイルキック。宮崎もラリアット。網倉に代わり、セントーン。狐伯はエルボー。
網倉がローリングチョップ。カナディアンの体勢からそのまま前方へ落とすと、サマーソルトドロップ。
15分経過。
網倉が櫻井を呼び込んでのクロスラインは狐伯がかいくぐり、両者を相打ちにさせる。梅咲がフライングネックブリーカーで網倉を攻め立てる。さらに狐伯、梅咲によるダブルのドロップキック。
続いて、狐伯がミサイルキックからマヒストラルもカウント2。
梅咲がエルボー、青木が大外刈り、狐伯がフロッグスプラッシュと網倉を立て続けに決めたが、宮崎、櫻井がカット。
宮崎は「裕子!」とセットさせると、裕子ロケットを狐伯に決める。
コーナーへうずくまる狐伯へ、網倉がキャノンボール。さらにダイビングセントーンも2カウント。6人が入り乱れる。
ブリシスは狐伯にトレイン攻撃から、宮崎が「網倉、乗れ」とコーナーに乗るように指示。しかし、梅咲が迎撃する。
宮崎が梅咲を持ち上げると、投げ捨てパワーボムで狐伯に投げる。コーナーにいた網倉がダイビングセントーンを狙ったが自爆。網倉が突進するも狐伯はパケーテで丸め込んで3カウントを決めた。
狐伯「本日はご来場、ありがとうございます。後楽園で第23代Reginaになりましたー!5月から、7月21日まで、波女になること、Regina王者なること目標にやってきました。次の目標はどこかでも言ったんですけど、Reginaの最多防衛回数記録を目標
にやっていこうと思います。狐伯がいま、考えていることはただの防衛回数を伸ばすだけでなく、狐伯世代とレジーナかけて戦いたい。
網倉! 狐伯の持ってるReginaかけて、自分たちにしかできない、狐伯世代の試合を一緒にやってくれませんか。狐伯が今日勝ったから、負けることないと思うけどどうかな?」
網倉「後楽園で狐伯が勝った時すごい泣きました。同期が活躍してるの見て、悔しいけどうれしかった。私、これで初めてシングルのベルトに挑戦することになります。信頼してずーっとみてきた狐伯とタイトルマッチできるなんて私、もっともっと
がんばっちゃいます。狐伯ありがとう。(力強く)思い切りやるから、お願いします!」
こうして狐伯対網倉のRejina戦が決定。狐伯は狐伯世代との防衛戦に向かって進み始めた。