2020.07.01

『NAMI☆1~Jul.~’20』

◎前説
野中美智子リングアナが恒例の前説。
途中から今大会を欠場する桜花由美も加わり「今日はご来場、誠にありがとうございます。本日私、本大会のみ欠場させて、お休みさせていただくことになりました。すみません。出場を楽しみにしていたみなさん、大変申し訳ありません。ちょっとね、いま肩の調子が悪かったので、こないだの大会から3日しか経ってないので、1回ちょっと休もうというので、昨日決定し……あとはコロナウイルス対策も、会場まわりを見てみたいと思って、一応、改善策、いたらないことがあったらというので、一応いまチェックをしております」と欠場報告をおこなった。
1、チャレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(9分32秒、エビ固め)青木いつ希●
※ノアールランサーハイ


wave6・28新木場大会で、優宇&青木いつ希組にピンフォールを奪われてしまったレジーナ・野崎渚が、シングルマッチで青木と対戦。宮崎有妃とのタイトル戦(7・7新宿)を前に、しっかり借りを返しておきたい一戦となった。

青木が大きな声で「よろしくお願いしまーす!」とご挨拶。スタートからハイテンションの青木は野崎を相手に「来い!」と力比べを挑んでいく。野崎が手を高く掲げると、青木はセカンドロープに飛び乗り身長差をカバー。ならばと野崎は串刺しドロップキックを狙うが迎撃した青木が豪快なショルダータックル。
野崎もガットショットを叩き込むとブレイジングチョップで反撃開始。カウント2。キャメルクラッチで絞り上げたあと、顔面バーン!へ。そして卍固めで捕獲する。

青木も攻守を入れ替え串刺しバックエルボー2連発からのフェースクラッシャー。そしてボディープレスでカウント2。
続いてエルボー合戦に。そこから青木がラリアット、ブレーンバスターホールドにつなげる。カウント2。

一方、野崎も雪崩式ブレーンバスターでやり返しドルミルへ。ロープに助けられた青木に、ビッグブーツで追い打ちをかける。キックアウトされると、蒼魔刀へ。これもカウント2。続く後頭部へのノアールランサーを返されると、もう一発の体勢。
だが、これを青木がラリアットで迎撃。そしてバックドロップにつなげる。さらに青木はダイビング・フットスタンプを投下するが、寸前でかわした野崎がビッグブーツ。なんとかガードした青木が引き込み式ラリアットでカウント2。すぐに走る青木に野崎がノアールランサーハイ。すかさずダメ押しの一撃を食らわせ3カウント。レジーナの貫録をみせた。
2、3wave(20分1本勝負)
○優宇(9分23秒、片エビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
※セカンドロープからのボディープレス。もう1人は宮崎有妃

第2試合は、宮崎有妃vs旧姓・広田エリザベスさくらvs優宇の3WAYマッチ。7・7新宿でのWWWD世界エリザベス王座戦を控えているザベスにとっては最後の調整マッチであり、また、6・28新木場で奇跡のタッグ王座に挑戦表明した優宇にとっては、じかに挑戦をアピールするチャンスでもあった。
それぞれの思いが絡み合うなか、握手を求める優宇。だが、奇跡は無視。強引に優宇が握手をかわしゴングが鳴らされた。開始早々、優宇が孤立しかけたが、宮崎、優宇の串刺し攻撃はいずれもザベスに誤爆。

続いて宮崎と優宇がショルダータックル合戦。ラリアットは相打ちに。宮崎がドロップキックを狙うが、これもザベスに誤爆してしまう。すかさず優宇が宮崎にセントーンを食らわすも、ザベスがボ・ラギノールでカット。
ザベスは「お前ら2人して!」と反撃開始。ロープに走るザベスは優宇を飛び越えようとするが、優宇のカラダが分厚すぎて転倒。高田純次も迎撃されてしまう。ここで宮崎が助け船。ザベスをボディースラムで叩き付けると、優宇に「行け!」と高田純次のお膳立て。優宇が豪快に高田純次を決めるも、宮崎がカウントを妨害する。
そのまま宮崎が優宇を場外で羽交い締めにすると、ザベスがトペ・スイシーダ。だが、これは失敗に。そのまま宮崎は場外に繰りだそうとするも、桜花社長が「ダメ!×3」と阻止する。

リング上は宮崎vsザベスとなり、ザベスが「宮崎さん、アナタとはもう一度やらないといけないときがくると思ってました。それが今日だったんですね。時は来たーーーっ!」と対峙する。宮崎の追走式ラリアット、ザベスの追走式ボ・ラギノールがラリーとなり、宮崎がトラースキック。ザベスは飛び起きるも、そのまま宮崎に蹴り落とされる。
戦況が宮崎vs優宇に移行する。そこにザベスがミサイルキックを発射させるも、2人にかわされ自滅。宮崎がすかさず優宇にバックドロップ。優宇の上にザベスを投下しようとするが、未遂。ならばとファンタスティックフリップでザベスを投下するも、優宇はカウント1でキックアウト。

今度はザベスが宮崎をファンタスティックフリップで投下しようとしたが、優宇に捕まる。逆に優宇が宮崎をザベスの上に投下。主導権を握る優宇は、宮崎にセントーン、ザベスにドロップキックを同時に放っていく。そしてザベスをコーナー下に吹っ飛ばすと、キャノンボールを投下。最後はセカンドロープからのボディープレスで、ザベスを圧殺した。
試合後、優宇がマイクを握る。

優宇「勝ちましたー! 今日のこの3WAY、すっごい意味あったんです。宮崎さん! 広田さん! 前回に引き続き私、2連勝ですよ。私たち(優宇&青木いつ希)でwaveのタッグベルト挑戦させてください! いいですよね?」

宮崎「ちょっと待って。こんな状態なんだから、広田が。どうしたじゃねーよ(苦笑)。気持ちはとってもありがたいんだけど、私も広田も、私は7月7日に新宿FACE、野崎とのチャンピオンシップ控えている。そして、こんなになっちゃったけど、広田もエリザベスタイトル戦が7日に控えてる。だから、ちょっと、もうちょっと待って。いまはそっちの方に頭がいってるから。ちょっとタッグのことは考えられない」

優宇「それが終わったら考えてくれるってことですよね?」

宮崎「すぐに返事はこんなになってるし、このあと試合、控えてるし。だから、ちょっと待って。ちょっとだけ待ってください。お願いします」
3、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(12分22秒、片エビ固め)HIRO’e●
※ダイビング・ギロチンドロップ

waveの活動再開から急速に動き出したHIRO’eの引退ロード。残された時間のなかで、できるだけHIRO’eの希望を叶えようと1大会に2つのメモリアルマッチが組まれた。まずはエスペランサとしてタッグを組んでいた高瀬みゆきとの試合。5カ月前に一度組まれたカードだったが、その内容に納得のいかない高瀬が再戦を申し出ていた。今度こそ、これがラストとなるHIRO’evs高瀬のシングルマッチ、HIRO’eはどう挑むのか。
ガッチリと握手をかわすHIRO’e&高瀬。ロックアップの押し合いはHIRO’e優勢。再び組み合うと、高瀬がヘッドロックで捕獲する。そしてドロップキック、ボディースラムでカウント2。2発目はHIRO’eもブリッジで切り抜け、高瀬の肩に噛みつく。コーナーに追い詰めたHIRO’eは逆水平チョップをお見舞い。あえて胸を突き出す高瀬。

HIRO’eの逆水平を受けきったあと、高瀬も同じく逆水平チョップでやり返す。そこから高瀬はブーメラン式ドロップキック、串刺しラリアット、セカンドからのエルボーアタックでカウント2。
エルボーのラリーを挟んで、高瀬がスリングブレイド。カウント2。カミカゼの体勢に入るが、HIRO’eが着地。串刺しスピア2連発で攻勢に転じ、ブレーンバスターを敢行する。キックアウトされるとロングビーチへ。これは高瀬もブレイク。すぐさまミサイルキックで追撃するHIRO’e。サクラ落としでカウント2。ジャーマンSHもカウント2止まり。バックドロップも返されると、コーナーへ向かう。
これを足止めした高瀬がバックドロップ。そして張り付けラリアットを敢行する。走る高瀬にHIRO’eがカウンターのスピア。高瀬もすぐにえびす落としでやり返す。ダブルダウンに。
カウント9で立ち上がる両者。ここからHIRO’eがカサドーラ3連発。エビ固めの応酬が繰り広げられる。いずれもカウント2。走るHIRO’eに高瀬がカウンターのラリアット。そこからショートレンジラリアットを6連発。そしてスライディング・ラリアットにつなげる。これも返されると、正調ラリアットを叩き込む。そして、最後はダイビング・ギロチンドロップを投下させ3カウント!
4、YOUNG wave(15分1本勝負)
梅咲遥&○鈴季すず(12分22秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)久令愛&林亜佑美●


第4試合は、鈴季すず&梅咲遥vs久令愛&林亜佑美のヤング世代によるタッグマッチ。アイスリボンのすずはwave初参戦となる。

試合は久令愛&林が奇襲をしかけてすずに先制。すず&梅咲もダブルの張り付け攻撃でやり返す。
続いて梅咲vs林に移行。梅咲がヘアホイップから林をコーナー下に追い込んで行く。そして弓矢固めへ。

脱出した林が「わっしょい!」と叫びながらの首投げを連発。キックアウトされると梅咲をロープに張り付け、林&久令愛でチョップの三三七拍子。
替わった久令愛はドロップキック3連発。カウント2。腕十字を狙うが、耐える梅咲。攻守を入れ替えた梅咲もドロップキックで反撃。ネックブリーカードロップでカウント2。そしてすずとタッチ。

すずは久令愛に張り付けドロップキック。久令愛のハンマースルーをエプロンに出てかわすと、エプロンからのアームブリーカー、ヒザ蹴り、顔面ドロップキックをお見舞いする。

リングに戻ったすずがロープに走る。これを久令愛が飛びつき腕十字で捕獲。なんとかブレイクしたすずに、ドロップキックで追い打ちをかける。そして、もう一度、腕十字の体勢へ。これは梅咲がストンピングでカット。

久令愛はすずに小刻みエルボー。一方、すずもキックでやり返す。ここで久令愛と林が交替。林はドロップキックで追撃にかかる。カウント2。林のエルボーをブリッジでかわしたすずがドロップキック。
林を孤立させると、すず&梅咲で串刺しトレイン。そしてダブルの串刺しスピアでカウント2。エルボー合戦を挟んで、今度は林&久令愛がダブルの攻撃でやり返す。

残り5分のコール。林のエルボーをかわしたすず。ジャーマンを狙うが、林が回転エビ固めに切り返す。丸め込みの応酬はいずれもカウント2。林のジャックナイフエビ固め、ダブルリストアームサルトは惜しくもカウント2止まり。

ここで梅咲がすずの助っ人。波状攻撃からすずがスピアにつなげる。だが、久令愛が滑り込みカウント2。ならばと、すずはその場ムーンサルトプレスでカウント2。最後はジャーマンSHで林を仕留めた。
5、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・46日(30分1本勝負)
宮崎有妃&○旧姓・広田エリザベスさくら(ふらふらドーン)野崎渚&HIRO’e●

この日、2試合目となるHIRO’eの引退ロード。HIRO’eが希望していた奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくら)との対戦となったが、野崎と宮崎は7・7新宿でのレジーナ戦を控えており、試合前からお互いを意識。HIRO’eのメモリアル戦であり、レジーナ前哨戦となったメインイベントは注目の一戦となった。

先発はHIRO’evsザベス。対峙するザベスが「コイツなんか歯が抜けてるぞ」とHIRO’eをいじる。HIRO’eが「なんで言うんだよ!」と言い返すと、野崎も「かわいそうだろ」と助け舟。すると広田も「お前だってさっき一緒に笑ってただろ!」と控室での模様を暴露。「笑うんじゃねー!」とHIRO’eが叫んで、試合がスタート。
開始早々、野崎が加わり広田にトレイン攻撃。だが、2人のキメポーズは息が合わず。逆にザベスがHIRO’eへのボ・ラギノール→ロープ渡りで主導権を握る。

ザベスはHIRO’eにもロープ渡りを振るが、HIRO’eは無視。ならばとザベスがフェースクラッシャーでお仕置きする。

HIRO’evs宮崎となり、HIRO’eがブーメランアタック。ロープに走る宮崎に、エプロンから野崎がミドルキックで妨害する。野崎に詰め寄る宮崎。だが、その背後からHIRO’eが投げっぱなしジャーマン。宮崎もラリアットでやり返す。
ザベスが出ていき、「この私が決めてやるぞーーー!」とアピールするも、その間にHIRO’eは野崎と交代。ザベスはボ・ラギノールを放ってカウント2。へなーらサンセットを狙うが、かわす野崎。
ロープに走る野崎だったが、今度は宮崎がエプロンから妨害。野崎が宮崎に詰め寄ると、背後からザベスがボ・ラギノール→619を敢行する。

HIRO’eがザベスにスピアを放ってアシストすると、野崎が蒼魔刀。ノアールランサーと畳みかける。宮崎のボディープレスも広田に誤爆させると、HIRO’eがミサイル発射。サクラ落としでカウント2。
ザベスもウラカンラナでカバーするが、カバーの瞬間、野崎がドロップキック。形勢を入れ替え、HIRO’eがカウント2。すぐさま走るHIRO’eに宮崎が追走式で妨害。奇跡のハンマー式ボディープレスが決まる。コーナーに登る宮崎だったが、エルボー弾で落とすHIRO’e。そしてHIRO’eはザベスに裏カサドーラ。ジャーマンSHでカウント2。
一方、奇跡は串刺し式のときめきメモリアルを狙うが、野崎&HIRO’eも全力で回避。作戦変更のザベスはへなーらサンセットでカウント2。ここで野崎がノアールランサー。すかさずHIRO’eがジャックナイフで飛び込んで行く。キックアウトされるとバックドロップを決めるHIRO’eだったが、広田がそのままふらふらドーンでHIRO’eに倒れ込み、3カウントが入ってしまった。
◎エンディング
試合後、野崎と宮崎は一触即発ムードだったが、HIRO’eが止めに入る。そこに桜花がリングへ。
桜花「HIRO’eちゃん、メモリアルwaveでちょっと自分のことを客観的に見たいと思わない? 試合中の自分を、客観的に見たいと思わない? 自分を自分で試合中にどんな動きをしているか客観的に見たいと思わない?」

HIRO’e「どうやって見るんですか?」

桜花「決まってるじゃーん。そこにいるじゃん、ヘロヘロだけどさ。7月24日の大阪大会で『モシャスwave』。試合中の自分を客観的に見れる試合を私はアナタにプレゼントします」

HIRO’e「あまり見たくないけど、モシャスwave、実は1回やってみたかったんです!」

桜花「じゃあ7月24日の大阪大会、広田さんお願いしますよ。そして、7月7日、野崎の持つベルトに宮崎さんが挑戦する。広田さんはエリザベスのタイトルマッチをする。HIRO’eちゃんはあの中島安里紗とシングルマッチをする。私は復帰する。カードは決まってない。カードまだ決まってないですけど、ちょっといまタッグを見てて、タッグいいなと思ったんです。タッグの試合やりたいなと思ったんですけど、私のタッグパートナーは野崎はシングルマッチ、ボスは欠場中。私、タッグパートナーがほかにいないんですよね。タッグ、タッグ誰か……」

高瀬「パートナー! 桜花さん、パートナー探してるんですか?」

桜花「パートナー探してます。タッグマッチやりたいなと思って」

高瀬「私もパートナー探してるんですよ! 桜花さん、タッグパートナーになってくれませんか?」

桜花「それは7月7日限定でもいい?」

高瀬「組んでみていろいろ考えていただければと思いますので、まあ7日。まず7日!」

桜花「まずじゃあ7日、私たちタッグ組む。対戦相手はどうしようかなぁ? いま決めたほうがいい? もうちょっと待ってもらっていい?」

高瀬「私は誰とでも」

桜花「じゃあ私、高瀬と組む! 高瀬と一夜限りのタッグかもしれないけど、私たち組んだことないよね? 息が合うかどうかもわからないもんね」

高瀬「可能性は無限大です」

桜花「じゃあ7月7日、タッグよろしくお願いします。ちょっと待っててね。発表はすぐリリースで。よろしくお願いします。これで7月7日、もうすぐだけど、4試合決まった。みんな本日は2試合、お疲れさまでした! HIRO’eちゃんも引退まで46日。あとHIRO’eの試合が見られる大会も10回は来てます。なのでHIRO’eちゃんの元気な姿をぜひぜひ試合する姿を地方・東京、ぜひぜひ見に来てください。お待ちしております。アレやろ、アレ。広田さん、アレやろ(グッタリの広田を抱き起こす)。ザベスー。ザベスやれるのも7日までかもしれないけどな。7日までかもしれないけど、7日の対戦相手は凄いからな。よし、じゃあ、一番最初に前説で言った私がこれがって言ったら『waveだー!』でお願いしますよ。オッケーですか? ありがとうございます。行くぞ、これが、waveだーーー!」
2020.06.28

『Sunday wave vol.38〜お待たせ〜』

日時
6月28日  日曜日
場所
新木場1stRING
観衆
125人
◎オープニング
コロナウイルス感染拡大防止のため、4月より大会を休止していたプロレスリングwaveが今大会より活動を再開。まずは出場全選手がリングサイドへ。5月23日に急逝された木村花さんへ追悼の10カウントゴング、そして1分間の黙祷を捧げた。
続いてwave所属選手たちの入場式がおこなわれ、桜花由美、野崎渚、宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、HIRO’eがマスク着用で登場。対戦カードが発表されたあと、選手を代表し、桜花社長が挨拶をおこなった。
桜花「みなさん、こんにちは! ありがとうございます。足下の悪いなかご来場、誠にありがとうございます! コロナウイルス感染拡大防止のためwave大会を3カ月間休止していましたが、本日再開いたしました!(拍手が沸き起こる)ありがとうございます×2。しばらくはwithコロナの新生活方式になると思います。観戦のほうもソーシャルディスタンスを守っていただき、大きな声での声援は控えていただきますようよろしくお願い致します。だけど、拍手もしくは足踏み。そういう音を出していただけると、闘っている選手はみんな応援されてるっていう気になりますので、ぜひ拍手や足踏み、音を出していただければと思っています。(早速、拍手と足踏みの応援)ありがとうございます×3。本当にこんなにたくさん集まっていただき、今日は本当に嬉しいです。休憩なしの4試合ですが、みなさん、心のなかでは思い切り叫んで、楽しんでいってください。よろしくお願いします!!」
1、3wave(30分1本勝負)
○タンク永井、○柊くるみ(5分24秒、リストロック)旧姓・広田エリザベスさくら●
◎再試合(30分1本勝負)
○柊くるみ(3分27秒、片エビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
※ナッツクラッカー。もう1人はタンク永井


3カ月ぶりとなるwave大会。第1試合は「無歓声」ルールとしておこなわれ、リングアナウンサー、レフェリー、リングで闘う選手を除き、セコンド&観客は無歓声でいなければいけない“withコロナ方式”の観戦スタイルに。そして、もし声を出してしまった場合は、ペナルティーとして×を書いたマスクを付けなければいけないことが試合前にアナウンスされた。
試合に先立ち、そのマスクを渡す係として、ZAPが登場。試合でもないのに、わざわざ呼んでしまうところがなんともwaveらしい力の入れようだ。
開始早々、ザベスが「お待たせー!」と観客に「ザベス」コールを要求。歓声がないかわりに手拍子がわきおこる。続いて、くるみが「くるみ」コールをあおると、セコンドの藤本つかさが思わず声を出してしまい、初のマスク着用。

試合が続行されるも、久しぶりの試合+静かな会場に選手たちはやりづらそう。そんな空気を察知してか、ザベスは「いい? シーンってなってるからって、スベってるわけじゃないから自信持って!」と対戦相手を鼓舞。そして、自らバンプを取りまくる。そんなザベスにくるみ、タンクも続く。2巡目に入り、ザベスがバンプを取ると、くるみがすかさずカバー!? カウント2。タンクもどさくさに紛れてカバーしたがカウント2。
今度は3選手が力比べ。だが、タンク&くるみの握力にザベスがたまらず「ギブアップ」宣言。Tommyレフェリーが野中リングアナにゴングを要請すると、あっけない終わり方に「えー!」と声を出してしまう観客もチラホラ。すかさずザベスは観客にマスクの着用を主張するが、リングアナが「確かに言ってたんですけど、あくまでこの無歓声ルールはゴングが鳴ってから、試合の決着が付いたあとのゴングが鳴るまでを無歓声としているわけですよ。なので、広田さんのまさかのギブアップに、みんなも声出てましたけど、私がゴングを鳴らしたあとに『えー!』って言ってたので、いまのはセーフです」と告げると、ザベスは不満を漏らしながらも「こういうこともあるかもしれないから、声出しちゃダメだよってこと!」と言い訳。強引に試合を再開させた。
ザベスはタンク&くるみに同時フェースクラッシャーを決めると、高田純次へ。だが、これは自滅に終わる。高田純次を振ろうとするが、無視したタンクがボディースラムでザベスを叩き付け、くるみがボディープレスを投下。

リング上はタンクvsくるみとなり、エルボー合戦。タンクがカバーするも、ザベスがボ・ラギノールでカット。続いてザベスはくるみにロープ渡り。ここからはザベスワールドに突入する。さらにタンク&くるみにボ・ラギノールを放ったザベス。場外に落ちるタンク&くるみにトペ・スイシーダを狙うが、これは失敗。
ザベスはタンク&くるみに同時フェースクラッシャーを決めると、高田純次へ。だが、これは自滅に終わる。高田純次を振ろうとするが、無視したタンクがボディースラムでザベスを叩き付け、くるみがボディープレスを投下。

リング上はタンクvsくるみとなり、エルボー合戦。タンクがカバーするも、ザベスがボ・ラギノールでカット。続いてザベスはくるみにロープ渡り。ここからはザベスワールドに突入する。さらにタンク&くるみにボ・ラギノールを放ったザベス。場外に落ちるタンク&くるみにトペ・スイシーダを狙うが、これは失敗。
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○桜花由美(11分50秒、片エビ固め)進垣リナ●
※ビッグブーツ


第2試合は桜花由美vs進垣リナの3度目のシングルマッチ。久しぶりの試合でやる気がみなぎる桜花は開始早々、ビッグブーツ。読みかわした進垣がドロップキックをお見舞いする。
リストロックの攻防では、桜花が進垣の手をガブリ! 強引にヘッドロックに持ち込むとグラウンドへ。しかし、グラウンドを得意とする進垣が多彩な関節技で主導権を握る。進垣のフットスリーパーを脱出した桜花は串刺しビッグブーツで反撃を試みるも、これも進垣がかいくぐりドロップキック。ビッグブーツ封じの足攻めに持ち込む。
続いてエルボー合戦。桜花は走ろうとする進垣を捕まえスリーパー。コーナーに叩き付けて進垣が脱出。すぐさま進垣は串刺しエルボーを狙うが、かわした桜花が久しぶりの串刺しビッグブーツを披露。観客に「拍手!」を要求すると、勢いに乗りもう一発。そして、ワキ固めからのクロスフェースへ。なんとか進垣がロープ。
進垣もグラウンドに持ちこもうとあの手この手。これをねじ伏せていく桜花。ケンカキックをお見舞いする。カカト落としもカウント2止まり。残り5分となるなか、桜花がバックを取る。なんとか回避した進垣がヒザ十字へ。
しのいだ桜花がロープに走るも、進垣がカウンターのヒザ十字。追い込まれる桜花。しかし、このピンチを耐えきると、カウンターのビッグブーツをズバリと決めて貫録勝ち!
桜花「しんがきー、マジ足痛てーよぉぉぉ。足も、肩も久しぶりの試合で体中が痛いけど、アンタ凄いわ…。私、進垣のさ、進垣の関節技のレパートリーの多さにとてもビックリしました。そして、見習いたいと思いました。私に関節技を教えてください(と土下座)。19年プロレスやってるけど、あんまり関節技を使ったことなかったので、ちょっと必殺技になりそうな関節技ほしいです。関節も取り込んでいきたいので、ぜひぜひよろしくお願い致します!」

進垣「今日、左肩を痛めてるっていうことで、腕を狙っていこうかと思ったんですが、まあTwitterにも戦線布告で『左腕、狙います』って書いていたんですけど、まあ左腕を狙われたくないということで、しっかり防いで来られたので、今回、足攻めをさせていただいたんですけども、途中、桜花さんが出したワキ固め。正直、関節技で来ると思ってなかったので、正直、ビックリしました。凄くいいワキ固めを持っているので、逆にワキ固めを教えてほしいです。お願いします!」

お互いに礼をしたあと握手でリングを降りた。
3、スクランブルwave(30分1本勝負)
○優宇&青木いつ希(18分37秒、エビ固め)野崎渚●&宮崎有妃
※ラストライド


7・7新宿でレジーナをかけて闘うことが正式にアナウンスされた王者・野崎渚と挑戦者・宮崎有妃。当初の予定では4・1新木場でタイトルマッチがおこなわれる予定だったが、コロナの影響で延期となっていた。9日後に迫ったレジーナ戦を意識しながらも、KUSO ONNA NIGHTを復活させた野崎と宮崎。試合の内容だけでなく、レジーナ前の心理戦も含め、見どころ満載のカードとなった。
先発は野崎vs優宇。手四つの力比べを挑むが、身長差を生かして挑発する野崎。そこに青木が加わり、野崎にダブルのショルダータックル。野崎をロープに張り付けるも、ここは宮崎が救出し、優宇&青木にフェースクラッシャーを叩き込む。そして久しぶりのインスタ映えで優宇&青木を捕獲する。

続いて宮崎vs優宇へ。宮崎が優宇の両手を踏みつけフットスタンプ。キャメルクラッチで絞り上げる。すかさず野崎がドロップキックで飛び込んで行く。串刺しを狙う宮崎だったが、かわした優宇がバックエルボーを放ち、青木と交代。
青木も串刺しエルボーで続いたが、宮崎が片足ドロップキックでやり返して、野崎とチェンジ。

戦況は野崎vs青木に移行。野崎が顔面バーン!を2連発。会場を盛りあげる。青木も串刺しバックエルボーで攻勢に転じると、ボディープレスでカウント2。セカンドロープからのフットスタンプを放つが、寸前でかわした野崎が串刺しビッグブーツをお見舞いする。そしておしゃれキックを放つと、間髪入れずに宮崎が場外助走からのキックで追撃。
リングに戻って野崎はビッグブーツを見舞うと、エルボー合戦を挟んで、もう一度、ビッグブーツ。

続いて宮崎が出ていき、青木にビッグヒップ。リップロックは宮崎も自粛。かわりに恥ずかし固めで捕獲する。10分経過。ショルダータックル合戦はほぼ互角となったが、青木が大外刈りを放って、優宇とタッチ。
宮崎vs優宇となると、両者が激しく衝突。仕掛けた優宇がラリアットからドロップキックを放ちコーナーへ。だが、これは野崎が足止め。逆に野崎&宮崎が合体技(宮崎のパワーボム+野崎の雪崩式ブレーンバスター)を狙うが、これは青木が妨害する。

ならばと野崎は宮崎に「(優宇を)持ってろよ!」と指示を出す。串刺しビッグブーツで飛び込むも、寸前でかわされ見事に宮崎に誤爆。不穏な空気が流れるが、試合は続行される。宮崎はムーンサルトプレスの体勢。しかし、これも自滅。なんとかラリアットを放って、野崎にタッチ。

替わった野崎は優宇にミサイル発射。ドラゴンスリーパーで捕獲する。かろうじて脱出した優宇がボディースラムで叩き付ける。すぐに野崎も蒼魔刀でやり返し、ロープに走る。これを優宇が受け止めコーナーにパワーボムで叩き付ける。

攻勢に出る優宇は逆水平チョップを放つが、耐えた野崎がノアールランサーでカウント2。すぐにドルミルⅢへ。これは青木が助けに入る。

ならばと串刺し攻撃を狙う野崎だったが、青木が交通事故タックルで妨害。ブレーンバスターを放ってコーナーへ。だが、これは宮崎が足止め。さきほど未遂に終わった合体技で青木を排除するも、野崎の優宇へのビッグブーツは再び宮崎に誤爆してしまう。

このチャンスに優宇がクソ女☆に両腕ラリアットを見舞う。そして優宇は野崎に旋回式サイドバスター、セントーンを投下。キックアウトされるとスリーパーへ。救出に入る宮崎だったが、そのラリアットは野崎に命中。

すかさず青木のフットスタンプ→優宇のボディープレスが野崎に決まり、優宇がトドメのラストライドへ。花道でこれを見ていた宮崎は助けに行かず。リングを振り返ることもなく退場してしまった。
試合後、マイクを握ったのは優宇だった。

優宇「お久しぶりです。いま私たち、レジーナに直接、勝ちましたよね!? もちろん、この勢いで野崎渚の持つレジーナ挑戦していこうと思ったんですけど、その前にこの青木いつ希とのタッグでwaveのタッグに挑戦させてくださいよ!」

青木「うれしーー! えっ、でも、いいんですか!? でも、いいタッグだと思いませんかー! じゃあ、優宇さんとのタッグ、ベルト挑戦してもいいですかー?  (桜花社長がうなずくと)ヤッター! よろしくお願いしまーーーーーす!!」
4、メモリアルwave〜COUNTDOWN LONG BEACH・49日〜(15分1本勝負)
○藤本つかさ(13分55秒、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド)HIRO’e●


8・16後楽園で引退することが決まっているHIRO’e。コロナの影響で、引退ロードも大幅にカットされることとなったが、今大会よりその引退ロードも再開された。今回の相手は、アイスリボンの藤本つかさ。限られた大会の中にあっても、HIRO’eがどうしても当たっておきたかったという相手である。

まずはHIRO’eがニューコスチュームで入場。続いて藤本が現れるが、つっかになりすました旧姓・広田エリザベスさくらも一緒に登場する。顔を見れば一目瞭然ではあるが、形態模写はそっくり。シンクロした動きに、HIRO’eは迷わずニセつっかと握手をかわす。
「私、こんなシワない!」と抗議する藤本に、HIRO’e&ニセつっかがダブルのドロップキック。本物を排除すると、なぜかHIRO’eとニセつっかのシングル対決で試合がはじまってしまう。何事もなかったようなニセつっかがフェースクラッシャーを決めてLOVEポーズを決めると、HIRO’e&藤本でニセつっかにダブルのドロップキック。ようやくニセモノが排除され、試合が軌道修正される。
リストロック→フルネルソン→ヘッドロックの取りあいとなり、藤本が制してサッカーボールキックをお見舞いする。カウント1。張り付けドロップキックもカウント1。そして逆エビ固めで捕獲する。
なんとか耐えるHIRO’e。藤本がフロントネックロックで捕獲すると、HIRO’eはブレーンバスターで脱出してみせる。そして低空ドロップキックをお見舞い。

今度は藤本がつっか式卍固めへ。耐えられると串刺しドロップキックをお見舞いする。そして、クラウチングスタート式の串刺しドロップキックの体勢。だが、これはHIRO’eが逆に敢行。そのままHIRO’eがミサイルキック、チンクラッシャー、サクラ落としにつなげる。
すべて返した藤本が本家のクラウチング式串刺しドロップキックでやり返すと、ミサイル発射。キックアウトされるとクロスフェース→極楽固めへ。耐えられるとインフィニティを狙うが、HIRO’eが回避しスピアを放つ。
残り5分となり、HIRO’eがバックドロップ。カウント2。2発目は藤本が着地。キックのコンビネーションからサッカーボールキックで追い打ちをかける。しかし、3発目はHIRO’eがかわし、カサドーラ。すぐに藤本も同じムーブメントでやり返す。
続いてエルボー合戦からHIRO’eがジャーマンSHでカウント2。コーナーに向かうが、藤本が追いつきJOサイクロンの体勢。なんとか回避したHIRO’eがスピアを敢行。

一方、藤本もビーナスクラッチ狙い。これは横に倒れてカウント2止まり。インフィニティもカウント2で返すHIRO’eだったが、藤本は「いままでありがとー!」とダメ押しのJOサイクロンSHで3カウントを奪った。
◎エンディング/HIRO’eの引退試合&引退ロードが続々決定
藤本「ヒヤヒヤさせて、そんなコスチューム着てるんじゃねーよ。ビックリしたっ! 6年前、ある女の子が『自分ははじめて他団体さんに参戦したのがアイスリボンなんです。凄くうれしいんです』って言ってくれた女の子がいました。それが当時の長浜浩江です。あのときは本当にアイスリボン道場に一緒にいて、練習だったり、ちゃんこを食べたり、ミーティングにも参加してくれたり、ちゃんこを食べたり、ちゃんこを食べ、食べ……。試合もないのにちゃんこを食べに来たりしてました。こうやって引退ロードが短くなってしまったなか、私を選んでくれてマジでうれしかった! ありがとう!! 試合数が減っちゃったから、提案というかお願いなんだけど、アイスリボンの大会にスケジュールが合う限り出ない?」

HIRO’e「メチャメチャ出たいです! お願いしまーす!」

藤本「試合に出たいんじゃなくて、本当はちゃんこ食べたいんじゃないの?」

HIRO’e「バレました? ちゃんこの用意もお願いします!」

藤本「ありがとね」

HIRO’e「ありがとうございます。私の1年目はアイスリボンさんがなかったら、ここまで……。本当に藤本さん、選手のみなさんに感謝してるんで、アイスリボンさん参戦よろしくお願いします!」
桜花社長がリングに上がる。

桜花「はい、HIRO’eちゃんの引退ロードがコロナのせいで短くなりました。回数は少なくなったのですが、HIRO’eちゃんの引退ロード、HIRO’eちゃんのご希望に添えるように、一応、選手をオファーしました。なので発表してもいいですか?(拍手が起こる)ちょっとね、引退ロードが減ってしまったので、増やしました。7月1日、次の新木場大会。HIRO’evs高瀬みゆき、シングルマッチ。もう1試合×2。7月1日もう1試合。HIRO’eちゃんの希望がいっぱいあったんで、増やしちゃいました。えー、HIRO’e&野崎渚vs宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくらの奇跡。この2試合を7月1日やってください。1日、2試合。そして、もう1本、7月1日決まったカードがあるので、HIRO’eちゃんが奇跡とやりたいって言ったんですが、ぜひ奇跡にももう1試合してほしいというのが(苦笑)。すみませんね、HIRO’eちゃんの引退ロードが減っちゃったので。あと広田さんもエリザベスの試合ももう1回、復習。予習復習! 旧姓・広田エリザベスさくらvs優宇vs宮崎有妃。宮崎さん、お願いしますよ、予行練習。頑張って。そして、HIRO’eちゃんの引退ロード、7月7日新宿大会、HIRO’evs中島安里紗。そして、HIRO’eちゃんの出身地・新潟大会、7月19日の新潟大会、こちら頑張りましたよ、里村明衣子! 23日の新木場と、24日の大阪と、26日の静岡はちょっと交渉中なので、ちょっと発表できないんですけども、7月26日の静岡大会、HIRO’eちゃんが憧れて、入って来た選手いるよね。その子に憧れて入ってきたよね。エキシビションマッチ、5分だけ。こちらお願いした方がいます。その名前は植松寿絵。植松さんに憧れてwaveに入りました。植松さんが引退してから入ってきてくれたので、ちょっとwaveさんにムチャクチャお願いしました。すんごいお願いして、5分間だけお願いしますと言ったら、快く承諾してくれました」

HIRO’e「ありがとうございます」
桜花「そして、この日のレフェリーは、もう一人、憧れている人いたよね? MIO!」

HIRO’e「キャーーーー!」

桜花「この試合、MIOにお願いしました」

HIRO’e「めちゃめちゃスペシャル!」

桜花「そうスペシャルですよ、頑張りました」

HIRO’e「静岡!」

桜花「静岡です。植松さんが静岡なんで。新幹線でも1時間半くらいなんで、ぜひみなさん来てください。そして、そして、8月1日の新木場大会、wave名物5人掛け。こちらの5選手、宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、野崎渚、桜花由美。もう一人、どうしてもやりたいとHIRO’eちゃんがお願いしたので、松本浩代! そして、広田さんの自主興行。8月9日のカード決まってるんですよね?」
ザベス「8月9日大阪・アゼリア大正ホールでやる私の自主興行。えー、HIRO’eちゃんのカードは決まりまして、私の興行でしかできないカードだと思っています。朱崇花とシングルマッチやってもらいます。あの朱崇花で、漢字の朱崇花で。試合数がね、減っちゃったからもう1試合、組んでます。それはのちのち発表するとして、それはたぶん引退前の最大の試合になると思う。試練の試合になると思う、もう1試合。プロレスラーとして壊れる、HIRO’eというレスラーが引退前に最大の壊れる試練の試合が1試合あるのでお楽しみにしておいてください。以上です」

桜花「広田さんのチケットは広田さんが売っておりますので、ぜひみなさん、お買い求めください。そして引退2日前の8月14日・名古屋大会、こちらもHIRO’eちゃんがどうしてもやりたというのでお願いしました。尾崎魔弓、シングルマッチ。もしかしたら、試合がもうちょっと増えるかもしれないんですが、引退前に決まっているのがこちらの対戦相手です。そして、引退試合はHIRO’eちゃんの口からお願いします」
HIRO’e「えっと引退試合のカード、いろいろ悩みました。えー、タッグ! タッグで引退試合をしようと思います。対戦相手は、米山香織選手と高瀬みゆき。そして一緒に組んでもらうのは、野崎さん、お願いします。で、引退試合をします! なので米山香織&高瀬みゆき組対HIRO’e&野崎渚で引退試合をします」

桜花「はい。その他の引退ロードのカードは決定し次第、リリース等で発表しますので、皆様チケットは販売しております。ぜひお買い求めください。それではHIRO’eちゃん、締めに入ってもらおうかな」
HIRO’e「waveの選手、上がってください。本日は3カ月ぶりのwaveの大会、みなさんご来場ありがとうございました。次回は7月5日。これからwaveの大会はじまっていきますので、たくさん見に来てください。そして引退まで私、今日で49日。えっ? あっ、7月1日です、次の大会。私が引退まで49日となっていますので、皆様たくさん会いに来てください。それでは皆様はそんなに声を出さずに、いつもの締めをやりたいと思います。皆様は心の中で、右手を突き上げてください。よろしいですか。では行きます。これが、waveだーーー! ありがとうございました!」
◎バックステージ(HIRO’e)
——藤本選手との試合はいかがでしたか。
HIRO’e「楽しいですね。やっぱ藤本さんがデビュー当時からいろいろ、何て言うんですか? やってきたり、いろいろ教わったり、思い出がたくさんあって、引退ロードをやるってことで藤本さんの名前は日程が削られたとしてもやっぱりやりたいという思いがあったので、日程がないからできないという選択肢が凄いイヤだったので、会社にお願いしてやったんですけど、本当にやってよかったなって思います」

——いままでの思い出とかは?
HIRO’e「やっぱり一緒にご飯に行ったり、舞台にも一緒に出たり、試合もたくさんしたり、いろいろあって、あとやっぱりアイスリボンさんにいっぱい参戦させていただいたのがあって、凄くなんて言うんですかね…藤本さん個人というか、アイスリボンさんに対してなんですけど、一時期『所属はどこだ?』みたいに言われたことがあって(笑)。waveですけど、なんかいるのが多くて、それだけ凄いアイスリボンの皆様が受け入れてくださり、失礼ながらも溶けこんだりして、そういう部分で凄く優しく迎えてくれて、いろいろ思い出が凄くあります」

——ちゃんこもよく食べた?

HIRO’e「そうですね。いつも千春さんのお手製ちゃんこ、いただいてました」

——このあとアイスリボンの大会でも引退ロード的な?
HIRO’e「そうですね、はい! オファーを。まだ日程は言われてないのでわからないんですけど、ああいう風に公開でいただけたんで、日程の可能な限り参戦させていただきたいと思います」

——このあとのwaveの大会も決まったが。いろんな選手が発表されたが。
HIRO’e「そうですね。いままでやったことない選手と短い期間の中でやるより、やっぱりいままでやってきた選手の中で自分の思い入れがある選手とやりたいと思ったので、私がお願いした人でまだ発表されてない選手がいるので、その日程が大丈夫だったら発表されると思います。そういう思い入れのある選手で選ばせてもらいました」

——なかでもMIOさんと憧れ続けた植松さんの2人がサプライズで発表されたが。
HIRO’e「あれは本当に。やっぱり植松さんに関しては私がデビューするときには引退されてて、しかも私は引退試合を見に行ってた身なんですけど、絶対できないって。何が起こってもできないと思っていたので、本当にwave名物の5分だけみたいな感じですけど、本当にサプライズでしたね」

——最後の引退試合のカードについて。
HIRO’e「米山さんは私の毎年の周年、何周年、何周年、何周年という節目で毎回、毎年シングルをさせていただいていて、そういう節目のときに米山さんっていうのがあるので。私がはじめてプロレスラーになって試合が楽しいと思えた試合が米山さんとのシングルマッチだったので、それで毎年、自分の中でやりたいと思って。シングルをやってたんですけど、最後も米山さんのあの元気さを私ももらって引退試合をしたいと思ったので、米山さんを選んで。で、高瀬は正式にしっかりなんか、まあ他にも組んだ人いますけど、タッグチーム名もあって、組んだ選手のなかで一番、思い入れはあるかなって。最近は組んでないですけど、やっぱり最後対角で当たりたいかなと思って選びました。で、隣にいてくださるのは野崎さん。野崎さんを選んだのは、ここ最近の私がwaveにいて、凄く一番お世話になってて、凄く一番私がワーってなってるときにいっぱい支えてもらって、いまこうやって楽しく過ごせているのは野崎さんのおかげかなって思うので、最後になかなかいままで組んでなかったので、組みたいなと思って。隣にいて、最後まで。私が後輩ですが、支えていただこうと思って野崎さんにしたのでよろしくお願いしますという感じです」

——最後にファンに向けて。
HIRO’e「今日で49日、結構、短くなってしまいましたけど、まだ49日あると切り替えて、1日1日を大事にして過ごしていきたいと思いますので、皆様、最後までHIRO’eから目を離さず、応援をよろしくお願いします」
◎バックステージ(野崎渚)
——今日は宮崎選手とのタッグでしたが。
野崎「そうですね、この自粛期間でタイトルマッチを忘れたことはなかったんですけど、なんか自粛期間に入ってタイトルマッチができなくなって、ただ宮崎さんを越したいという思いから、自分たちにしかできないことってあるなというのに気付いて、そういう思いを踏まえて、今日、久々の1年ぶりのクソ女っていうので、新たなものが見れるかなって自分の中で思ってたんですけど、向こうは違っていたみたいですね。なんか、最後とかあんな花道で、最後しっかりと目に焼き付けたんですけど、花道でただ私を見てるあの人の姿、絶対、忘れないと思いました。ムカつく」

——レジーナの試合は?
野崎「7月7日新宿FACEで宮崎さんと、タイトルマッチが決まっています。あと何日か、ですね」

——3カ月ぶりの興行再開になったが。
野崎「いやー、なんか。なんですかねー。もちろん、いつ試合が再開されてもいいように準備はしてきたんですけど、なんか独特な緊張感に包まれていましたね。お客さんもいままで通りとは違うプロレスの見方であったりするので、みんながみんな不思議な空間での試合だったなって思います」

——HIRO’eさんの引退試合のパートナーに選ばれたが。
野崎「はい。HIRO’eちゃんからは最初で最後なので1回だけでも組みたいんですというのを聞いてたのが、今回、発表された引退ロードのなかに2回も組めると思ってなかったので。それこそベルト防衛して、8月16日のHIRO’eちゃんの引退試合にはレジーナとして隣に立ちたい。立ってあげようかなと思います」

——会場に来れなかったファンには?
野崎「そうですね、3カ月ぶりですかね。waveの興行が再開されました! まだまだ気をつけなければいけないこと、たくさんありますが、みんなで気をつけながら全力でプロレス観戦を楽しんでいただけるよう、我々は頑張って行きますのでみなさん応援よろしくお願いします!」
◎バックステージ(宮崎有妃)
——3カ月ぶりの興行再開になったが。
宮崎「やっぱりwaveは無観客試合とかもやってないので、本当に今日があれからのはじめての試合なんですけど、ちょうど野崎とタイトルマッチの日から、その日の大会から自粛だったので、いろいろ普通に試合やるときよりも、自粛中はタイトルマッチを控えてると思うと、いてもたってもいられず、外で何かやってたり、家でトレーニングしてたりしてたので、3カ月、ダラダラはしてなかったと思います」

——タイトルマッチが決まって。
宮崎「今日の試合で別に…。タイトルマッチはタイトルマッチ。今回は久々のKUSO ONNA NIGHTのタッグだから楽しもうと思ったんですけど…。意識する気持ちもわかるけど、ちょっとムカつく。いろいろ腹立つことがいっぱいあったので、私はそういうつもりでこの試合に臨んではなかった。楽しく、ケガなく、この大会が終わればいいと思ってたけど、あんな感じだったら…。次の1日はHIRO’eちゃん絡みなんですが、ちょっとは意識していこうかと思って。7日は本当は私の作戦としては、場外とかでもやろうと思ったけど、こういう状況でできないので、私もいろいろ考えます。いま考えています。でも、なんかきれいな試合にはならないと思います。きれいな試合にするつもりはないし、そこにベルトがかかってる、かかってないじゃなくて、そんなことはどうでもいいです。野崎を倒そうと思っています」

——タッグへの挑戦アピールもありましたが。
宮崎「そう。あとで聞きました。控室に帰ったら優宇ちゃんと青木。ねー! 青木のあのテンションと大声は、自分のペースを崩されるので、気をつけないといけないな、と。今日もタックルとかラリアット合戦みたいなのがあって、あの2人は体格もあるので、ぶつかり合うだけでも、例えて言うなら交通事故みたいな感じなので、あれが2連続で来ると…さすがに私も頭がクラクラしてきて、こういうのでも脳しんとうって起こってくるんだろうなって久々に実感しました。あの2人には気をつけないとね。まあそのときは奇跡なので、たのもしいパートナー広田がいるので、あの人たちのペースにはならない!」


——最後にファンにメッセージを。
宮崎「7月7日は最後は私が締めると思い、いろいろマイクとか考えて。私はもともとベルトとかにこだわる人間じゃないので、ベルト取ってもそのときの気分でどうするかわからないけど、まあベルト取るというか、勝つことしか考えてないので、勝ったときの話しかいま出て来ないけど、勝つつもりなので、野崎は15から知ってて、アイツのことは隅から隅まで知ってると思っているので、余裕で勝てると思います。よろしくお願いします。応援してください、ありがとうございます」
◎バックステージ(優宇&青木いつ希)
——今日はシングル&タッグチャンピオン組から勝ったが。
青木「最高ですよー」

優宇「現にレジーナから今回、取ってますからね、スリーを。ちゃんと取ってますから、いつ希のアシストから。最後の流れ、完璧だったんじゃないですかね」

青木「私のフットスタンプ、優宇さんのバーン。1・2・3っていう」

優宇「最後、宮崎さんいなかったよね?」

青木「宮崎さんがいなくて、仲間割れしてるんですか?」

優宇「わからないけど」

青木「私、凄いマヌケな顔しちゃったんですよ」

優宇「何回もケンカしてるみたいな」

青木「私、メッチャ必死に押さえているのに、宮崎さんが帰っていかれたんで」

優宇「えっ、帰っちゃったんだ」

青木「こうやって待ってたんですよ(ガードするポーズを再現)。振り向いたらもういないし、私もこうやって待ってても、何も来ないので、えっ、なんで立ってるの?って」

優宇「でも、レジーナからしっかり取ったので。本当はこの勢いで、もちろん自分がレジーナ挑戦させろっていうのはあるんですけど、やっぱり今日は、このいつ希とのタッグの良さを改めて感じたので、この勢いでwaveのベルトに挑戦したいなと思っています」

青木「カッコいい〜」

優宇「7月1日にも私、広田さんと、宮崎さんと3WAYみたいですし。やっぱり自分はタッグ挑戦したいといった直後に、次の週に現タッグチャンピオンと当たることができるので、やっぱりこの奇跡をカラダ全部で感じて、感じた上で愛を持って潰したいと思います」

青木「愛を持って!」

優宇「愛を持って潰しますよ。ぺっしゃんこにします。我々がベルトを取ります。waveに新しい風をふかせたいと思います」
2020.03.21

プロレスリングwave Phase2 『大阪ラプソディーvol.47』

同会場で昼に予定されていた大阪プロレスの大会が昨今の新型コロナウイルスによる感染拡大の影響でキャンセルになったため、WAVE大会前にMeet & Greetが開催された。

これはサイン会やグッズ販売などを中心に選手とファンが親睦を深めるイベント。

宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、ハイビスカスみぃ、救世忍者・乱丸4選手によるトークショーも行われた。
前説を担当したのは、広田と乱丸が担当。

これは野中美智子リングアナが体調不良により欠席したため。

観戦における注意事項などを伝えた後に広田が、大阪では初となる自主興行を8月9日(日)にアゼリア大正で開催することを発表した(13時半試合開始予定)。
そして改めて入場式。
出場全選手がリング上に揃ったところで対戦カードの発表され、HIRO'eが指名された。
 「皆さん、本日はWAVE大阪大会、ご来場ありがとうございます。マスクの着用も、ご協力ありがとうございます。今、このような状況ですが、来てくださった皆さんに熱い試合を届けるように、選手一同、精いっぱい試合をしますので、熱い、熱い、ご声援をどうぞよろしくお願いします」と挨拶して大阪大会の幕は開いた。
▼OSAKA・ヤングwave(15分1本勝負)
○沙恵、林“わっしょい”亜佑美、真栄田ミサキ(13分33秒、片エビ固め)松井“かわいい”珠紗、星月芽衣、杏夏●
 

 松井珠紗と林亜佑美の先発で試合開始のゴング。
 林が「わっしょい!」を連呼して会場を盛り上げようとするも、沙恵は付き合わず。

「そんなことしてたらやられるよ」との忠告を無視して「わっしょい! わっしょい!」。対戦相手の松井までも「わっしょい!」と調子を合わせる。しかし、これは林を油断させる作戦。
攻撃を仕掛け、星月芽衣、杏夏まで飛び込んできてトリプルドロップキックを浴びせる。

松井はリング中央でメキシカンストレッチ。

その後、早いタッチワークから松井、星月、杏夏、松井の順でボディースラムを1発ずつ決めると、星月はボディースラムからキャメルクラッチでギブアップを迫る。
ロープに飛ばされて返ってくるところでボディーアタックを決めてピンチを脱した林からタッチを受けた真栄田ミサキは、ロープに飛んでのショルダータックル3発からドロップキック、フェースクラッシャー、ノーザンライトスープレックスと攻め立てるが、星月はドロップキック6連発で反撃。
さらに攻撃を狙ってロープに走ったが、タイミングを計ってリングに飛び込んできた沙恵がカウンターのフロントハイキック。

そして真栄田とのダブルショルダータックルからダブルエルボードロップを決め、すかさず林がヒップドロップと好連係を披露。
改めてタッチを受けた林は星月にボディースラム3連発を決めるも、星月はすぐさまドロップキックを中心に反撃。松井もドロップキックで続き、ワキ固めをロープに逃げられると、ロープを背に腰を落としている林に低空でのボディーアタック。

さらにカウンターのボディーアタックを浴びせていく。林は松井の股間をくぐりながら足をつかんでダウンさせると、ジャックナイフを決めていく。
その後も速い展開が続く中、松井がDDT、フィッシャーマンズバスターを決めていく。さらに攻撃を狙ったが、林は「わっしょい!」の掛け声とともにショルダースルーで松井を後方に投げ落とした。

 ここで沙恵が、ようやく正式に試合の権利を得る。

松井、杏夏、星月の順にフロントハイキックを放つ。杏夏とバックを取り合っている流れの中で真栄田がドロップキックを放ったが、これは同士打ち。

コーナーに追いつめた沙恵に星月、松井、杏夏の順で串刺しドロップキック。

しかし沙恵は、ロープに走った杏夏を追いかける形でフロントハイキックを叩き込むと、フィッシャーマンズスープレックス。

さらに真栄田とのダブルフロントハイキックを見舞い、バックフリップ、コーナー2段目からのセントーン。

ここは松井と星月にカットされたが、スパーリング・ボムにつないでカウント3を奪った。
▼OSAKA・バチバチwave~COUNTDOWN LONG BEACH・148日~(20分1本勝負)
優宇、○青木いつ希(13分17秒、片エビ固め)HIRO'e●、響
※ダイビング・ダブルフットスタンプ

 
 耳をつんざくような大声で、「よろしくお願いします!」と絶叫して握手を求める青木。

負けじとばかりHIRO'eも「よろしく!」と握手を返す。
 先発を志願する青木に対して、響が先発で飛び出しくる。

ショルダータックルで打ち勝ったのは青木。
ここでHIRO'eと優宇の顔合わせに。

優宇がショルダータックルで先手を取り、串刺しエルボーから腕十字。

一気に勝負を決めにかかったものの、響にカットされる。

青木もリングに飛び込んできたが、HIRO'eと響は、優宇と青木を対角線のコーナーに追い込む。

ここでHIRO'eと響は、対角線をすれ違って駆け抜けて串刺しスピアを連続して放っていく。

さらに優宇と青木を鉢合わせさせて、HIRO'eが青木に、響きが優宇にそれぞれスピアを決めていった。
さらに優宇と青木を鉢合わせさせて、HIRO'eが青木に、響きが優宇にそれぞれスピアを決めていった。

優宇がHIRO'eに対して、カウンターのエルボーバット、セントーンを決めたところで、HIRO'eとの対戦を望む青木がコーナーから手を伸ばす。

しかしHIRO'eが響にタッチするのを見てガックリ。

それでも気を取り直して響を攻め立てるが、串刺しスピア4連発で反撃に転じた響は、ミサイルキックにつなぎ、ヘッドバットを叩き込んでからファイアーマンキャリードロップを決めてコーナーに上った。ここは優宇が響の足を押さえて阻止。

青木がデッドリードライブで叩きつけた。

正式にタッチを受けた優宇は、響とショルダータックルの打ち合い。
ここは打ち勝ったものの、逆水平をかわされて逆にショルダータックルを浴びてしまう。

それでも旋回式サイドバスターを決めると、響もセントーンをかわして逆にセントーンを落下。そしてスピアを決めてからHIRO'eにタッチした。
 リングインと同時にドロップキックを放っていったHIRO'e。

エルボーからブレーンバスターを狙ったが、逆にボディースラムの体勢に担ぎ上げられる。

それでも優宇の背後に滑り下り、丸め込みでからブレーンバスターを決める。
HIRO'eの攻撃を受け止めて担ぎ上げて優宇はコーナーに運ぶ。

ここで青木がボディースクワッシュ。

コーナーを背に腰を落としたHIRO'eに、優宇が狙いすましたキャノンボールアタック。

そしてコーナー2段目からのボディープレスを放った。ここは響にカットされてカウント3を奪えず。
 タッチを受けた青木は、串刺しエルボー2連発からダウンしたHIRO'eのボディーにダブルニーを落とす。
カウント2で返されるとラリアットを狙うも、それをかわしたHIRO'eはコーナー2段目に飛び乗りって振り向きざまのボディーアタック。

そしてドロップキックの連発、スピア、ミサイルキック、ノーザンライトスープレックスと攻め立てるがカウント2どまり。
 青木がサモアンドロップ、HIRO'eがスピア、響が飛び込んできて青木にスピア、HIRO'eがジャーマン。
目まぐるしい攻防となるも、優宇のカットが間に合い、カウント3は数えられない。
 青木はラリアット2発、ショートレンジでのラリアットと攻め込んだがHIRO'eはカウント3を許さない。

ここで飛び込んできた優宇がHIRO'eをパワーボムで叩きつけると、青木がコーナー最上段から急降下ダブルフットスタンプ。

さすがにこれにはHIRO'eも返す力が残されていなかった。
▼OSAKA・ダイナミックwave(15分1本勝負)
○桜花由美(13分8秒、片エビ固め)有田ひめか●
※ビッグブーツ

 
 有田ひめかはアクトレスガールズ退団を発表してから初のシングルマッチ。
 握手を交わして試合開始のゴング。

ロックアップからロープに押し込んだ有田は、桜花由美の胸を軽く叩いてクリーンブレイク。

2度目のロックアップでもロープに押し込まれた桜花だったが、体を入れ替えると、先ほどと同じように有田の胸を軽く叩いてクリーンブレイクする。

その後も、互いに相手にやられた同じ技をやり返す攻防が続いていった。
3度目のロックアップからサイドヘッドロックを決めた有田。

桜花にロープに飛ばされようとされるが、有田はヘッドロックを放さず。

逆に桜花がサイドヘッドロックを決めると、有田がロープに飛ばそうとする。

今度は桜花がロックを外さない。ショルダータックルで打ち勝った有田は、相手の髪をつかんで投げると、コーナーに腰を落とした桜花の顔面を踏みつけていく。
 逆に髪をつかんでの投げを返した桜花は、コーナーに詰まった有田の顔面を踏みつける。
ボディースラムを踏ん張って阻止した有田が逆にボディースラムで叩きつけ、「もう1発」と狙ったところでは桜花が逆にボディースラムを決めるといった具合。
 串刺しビッグブーツ、自らロープに飛んでのビッグブーツを決めて桜花がペースをつかんだように見えたが、有田はコーナーを背にしていた桜花にボディースクワッシュを決めると、串刺しジャンピング・ニーから「オー!」。

追撃を狙った有田は桜花を肩に担ぎ上げたが、桜花は背後に滑り下りて相手の両腕をクロスさせてからのバッククラッカー。

さらにロープにもたれかかる有田にビッグブーツを叩き込み、コーナー最上段から急降下ボディーアタックと一進一退の攻防が続く。
 カウント2で返された桜花はクロスフェースへ。
サードロープに伸ばそうとした足をクロスしてダブルレッグロックに移行すると、腕をもつかんでギブアップを迫ったが、ロープに逃げ込まれてしまった。

有田はがバックフリップ、逆エビ、逆片エビとつないで反撃すると、今度は桜花がサードロープに手を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
 動きの止まった桜花の背後からランニング・ニーを叩き込んだ有田。
スタンドに戻ってエルボーの打ち合いを繰り広げると、互いに激しく体力を消耗してしまっているのか、片ヒザを着くなど動きが止まるシーンも。

それでも、互いに相手がロープに走ったところを追いかけての攻撃が続く。

桜花、有田の順でバックドロップを1発ずつ打ち合い、ショルダータックルを決めた有田は、パワーボムを狙う。
踏ん張られると、有田はカウンターのジャンピング・ニーを決め、桜花のビッグブーツを浴びながらもラリアットを叩き込んでいく。
カウント2で返した桜花は走り込んでくる有田をキャッチしてネックハンギング・ボム。

さらにカカト落としから走り込んでのビッグブーツ。
1度目はカウント2で返されたが、ロープに走って2発目を叩き込み、粘る有田を振り切った。
▼OSAKA・スクランブルwave(30分1本勝負)
DASH・チサコ、朱里、○神童ミコト(15分55秒、スワンサンセットからのジャックナイフ)宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら●、ハイビスカスみぃ


 先発は宮崎有妃と朱里。

宮崎がフィンガーロックでの力比べに誘う。朱里がそれに応じようとしたところで、背後からハイビスカスみぃと旧姓・広田エリザベスさくらが攻撃。

DASH・チサコと神童ミコトも飛び込んできていきなりの乱戦となり、宮崎組がペースをつかむ。
そしてタカダジュンジを狙って朱里を飛び越えようとしたところ、神童がドロップキックを叩き込む。

その後の乱戦の中で広田以外の5選手がリング中央で大の字に。広田がそこを飛び越えようしたが、みぃを踏みつける形に。
 みぃにサッカーボールキックを叩き込んだ朱里は、みぃのエルボーを「来い!」と正面から受け止める。
効いていないと判断してロープに走ったみぃ。次の瞬間、朱里は前のめりにダウン。

これにはみぃも、「効いとったんかい!」。

そして、互いに相手の足の甲を踏み合う朱里とみぃ。
朱里がキックの連打からニーリフトを決めたところでチサコにタッチ。
 チサコはみぃにドロップキックを決め、コーナーに押し込むと、神童が串刺しエルボー。

さらに朱里も串刺し式のヒザ蹴り。

ストンと腰が落ちたみぃにチサコが低空ドロップキック。

コーナー最上段に上ったチサコだったが、みぃは反対側のコーナーへ転がて逃げる。

観客からの「飛べ!」のコールにあおられてホルモンスプラッシュを放ったチサコだが、届くはずもなく自爆。
みぃもコーナー最上段からボディーアタックを放ったが、こちらも距離が足りず墜落した。 

これを機に、広田と神童、朱里と宮崎が場外乱闘。

リングに戻った広田は、チサコをリング下に落としてトペを放ったが、ロープに体を引っかけて失敗。

みぃをリングに押し上げて、チサコと神童がダブルドロップキック。

ステージにエスケープしたみぃに対して追撃を加えようとしたが乱丸がステージに現れ、試合に参加しようとする。

みぃに「フリーは上がれないんですよ」とたしなめられるも、乱丸は「革命を起こしてやるわ!」と聞く耳を持たず。

ステージ上から金縛りの術を放ってチサコと神童の動きを止めると、コーナーに上がったが、顔面を緑に染めてバックステージまで及んだ乱闘から戻って来た朱里が「(術を)解除して」と命令し、乱丸を追い払った。
 これで落ち着いて試合続行に。
みぃがチサコ&神童にランニング・ネックブリーカードロップを決め、宮崎とチサコが激しいエルボーの打ち合い。

恥ずかし固めを狙われたチサコだったが、1度目は自力で阻止、2度目は朱里と神童がカットした。
 互いに数珠つなぎになってトリプルブレーンバスターを打ち合う展開に。

広田が神童、みぃが朱里を投げ切ったものの、宮崎はチサコを投げ切れず。

正面に着地したチサコは、宮崎の顔面に水を噴射。
視界を失った宮崎は、「どこだ、DASH・チサコ!」と叫んで手に触れた選手を引き寄せて恥ずかし固めへ。

しかし、捕まったのは味方のみぃだった。
 チサコがリング内にイスを投げ込んだものの、みぃによってチサコがそこに座らされる。

ここで宮崎が広田に恥ずかし固めを決めたところ、イスに座ったチサコに見せつける形に。
宮崎が技を解くと、神童が低空ドロップキックを叩き込んだ。
 正式にタッチを受けた神童は、ドロップキック4連発。

宮崎の串刺しラリアットを浴びながらも、丸め込みの連続で逆転フォールを狙うがカウント3は奪えない。

神童の串刺しドロップキックをかわして両腕でのラリアットを朱里&チサコに決めた宮崎。

神童にシャイニング・ウィザードを決めてプロレスLOVEポーズを決めた広田は、朱里&チサコにとらえられるも、逆に2人まとめてDDTを決めて頭部をマットに突き刺した。

そしてダブルのボ・ラギノールを狙ったところ、神童のドロップキックが死角から飛んできた。
すかさずチサコが急降下ダブルフットスタンプ。さらに神童を使ってのファンタスティックフリップを決める。
 6選手がリング内で入り乱れる乱戦の中、宮崎がムーンサルトプレスを放ったものの自爆。

広田がチサコのエルボーを浴び、さらに宮崎が放ったラリアットはかわされて同士打ち。

さらに朱里のラリアットまで浴びてフラフラの状態となった広田。

そこへ神童が攻撃っを仕掛けようとしたところ、逆にふらふらドーンで押し潰す。

しかし朱里とチサコのカットが間に合ってカウント2。
 広田は朱里にボ・ラギノールを決めるも、直後にチサコにフロントハイキックを叩き込まれた。

ふらふらと立ち上がったところへ、神童がエプロンからスワンダイブ式で前方回転エビ固め。

その勢いでジャックナイフに固めるとカウント3が数えられた。
▼Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
○野崎渚(17分25秒、レフェリーストップ)高瀬みゆき●
※ドルミルⅣ。第15代王者が2度目の防衛
 

 それぞれが保持するベルトを懸けてのシングル2番勝負。アクトレスガールズ3・15新木場での高瀬勝利(AWG王座防衛)を受けての第2ラウンドとなった今回は、レジーナ王者である野崎渚が迎え撃つ立場に。
 力のこもったロックアップでスタートした一戦は、積極的に攻撃を仕掛ける高瀬が序盤からペースをつかむ。
野崎のビッグブーツをかわすと、ロープにもたれかかる野崎の腰に、走り込んでのヒザをぶち込む。場外でインターバルを取った野崎がリングに戻って来たところに攻撃を仕掛け、ストンピングからダブルレッグロック、フェースロック、キャメルクラッチ、逆エビ、逆片エビと、腰に攻撃を集中していく。
 ようやく雪崩式ブレーンバスターを決めて反撃に転じるかと思われた野崎だったが、高瀬はマットに叩きつけられながらもすぐに立ち上がり、「なめんな!」と叫びながらドロップキック。
さらにコーナーに飛び乗って振り向きながらのドロップキック、串刺しラリアット、カミカゼ、コーナー2段目からのレッグドロップと一気呵成に攻め立てる。しかしカウント2。

ここでブレーンバスターを狙った高瀬だが、これを阻止した野崎は背後に回ってスリーパー。ロープに逃げられるとボディーを蹴り上げ、ビッグブーツを叩き込んで、ようやく流れが感じられる攻撃を繰り出していった。
 互いに一歩も引かない両者はエルボーとビッグブーツを打ち合う。
高瀬はチョップ、エルボーの乱打からラリアットを決める。

すかさず押さえ込むもカウント2。

2発目のラリアットをかわした野崎はバックに回り、後方回転からドラゴンスリーパーへ。

動きが止まって腰を落とした状態の高瀬に、走り込んでのダブルニーアタック(蒼魔刀)。

だが2発目を狙ったところは、ラリアットで迎撃された。
 高瀬はボディースラム、コーナー2段目から急降下レッグドロップ、えびす落としと連続攻撃。
カウント2で返されると逆エビへ。

ロープに逃れようとする野崎をリング中央に引き戻して締め上げるも、ロープブレイクに持ち込まれた。
 ラリアットをカウント1で返した野崎はビッグブーツ。

ロープワークを駆使した攻防の中で高瀬がラリアットを決めたところで両ダウン。
起き上がると、高瀬はヘッドバットからラリアット。

対する野崎は、レインメーカー式のビッグブーツ。

激しく攻守が入れ替わる展開となったが、野崎がドルミルで捕獲してグラウンドへ。
しかし、ロープに逃げられた。
 走り込んでのビッグブーツ狙いをパワースラムで切り返した高瀬。

ブレーンバスターで叩きつけると、ラリアットを狙ってロープに走る。

それをノアールランサー(ショットガン式ビッグブーツ)で迎撃した野崎。

さらに対角線を走り込んでノアールランサー・ハイを決め、コブラクラッチ式のドルミルへ。
そのままグランドに持ち込んで絞め上げる。ギブアップしない高瀬だったが動きが止まったところで危険と判断したTommyレフェリーが試合をストップした。
2度目の防衛を果たした野崎。

Tommyレフェリーの手で腰に巻いてもらうとマイクを手にした。
 野崎「高瀬、お互いのベルトを懸けて、先週に引き続き今日と、タイトルマッチやったけど、結果、お互いのベルトを守るだけっていう、ありきたりの結果になっちゃったね。でも、まだまだこれから(ベルトを懸けてのシングル対決は)あると思ってるから、お互い成長し合って、次、もう1回ベルト懸ける時は、もっと刺激的な試合やりましょう。ありがとうございました」
野崎が差し出した手を握り返してマイクを奪った高瀬。
 高瀬「野崎さん、ありがとうございました!」
 そして、「悔しい、悔しい……」とつぶやいたあと……。
 高瀬「でも、私は必死でアクトレスのベルトを守ってるのと同じように、野崎選手は野崎渚としてレジーナのベルトを大事に思って、団体を背負って闘っているんだなと身にしみました。私は、そういう選手が大好きです! そこで野崎さん、一つ、私の頼みを聞いていただけないでしょうか。こうやってベルトを争って、絆も深まったと思うんですよ。今日は対角でしたけど、今度は同じコーナーに。野崎さん、私ですね、今、アクトレスガールズでタッグリーグを、後楽園ホール、5月5日から行おうとしてるんです。なんとですね、私、パートナーがいなくて……いないんですよ。なので、このままでは後楽園ホールに出れなくなる危機。その危機を、絆の深まった野崎渚選手、救ってください! 私のタッグパートナーによろしくお願いします!」
右手を差し出して回答を求めた高瀬に対し……。
 野崎「高瀬、すごい、なんか愛の告白みたいなの、うれしかったんだけど、私やっぱ今、欲しくて欲しくてたまらなかったベルト今、手にしてるから、今はタッグっていうよりも、シングルで頑張っていきたいんだ。だから、ごめんなさい」と拒否。ガックリ肩を落とした高瀬に対し、「こんなに熱い高瀬だから、もっとほかにいいパートナー、いるんじゃないの? まだまだほかの人でね。(パートナーにふさわしい選手が)いるから。絶対どっかにいるから、頑張ってタッグパートナー探してください」
 パートナー要請を断った野崎。改めて……。
 野崎「というわけでレジーナ、防衛しました。正直、(アクトレスガールズ新木場大会の3月)15日、高瀬に負けて、すっごく不安もあったんですが、こうしてベルトを守ることができてよかったです。何より、高瀬との防衛(戦)が終わったその先に、試合をする人がいたから、ベルト、今日はどうしても守らないとと思ってました。宮崎さん……」
 ここで宮崎がゆっくりリングイン。
野崎「宮崎さんとは、私が15歳の頃からすごくお世話になって。超えなきゃいけない先輩だと思ってました。ただ、団体がなくなって、宮崎さんが1回引退して、一生超すことができない存在だと思ってたのが、今、こうして私がチャンピオンでいて、挑戦相手に超えなきゃいけない宮崎さんがいる。こんなに最高な条件ないと思ってます。こないだ、『4月1日(新木場)にチャンピオンシップやろう』って言ってくださって、ありがとうございます。こうやって(ベルト)守ったんで、4月1日、ベルトを守るだけじゃなく、宮崎有妃を超したいと思います。よろしくお願いします」
 宮崎は無言のまま。野崎とでにらみ合っているところに、広田が拍手をしながら入ってきた。
広田「4月1日、楽しみにしてます。まったく関係ないんですが、お知らせがあります。実はですね、WAVEをこれまですごく盛り上げてくれた人が、今日でWAVEを卒業する人がいます。(リングに)上がってください」
 ここでリング下にいた有田がなぜか上がろうとしたが、「オメエじゃねえわ! 誰も有田だと言ってねえだろ!」と追い払われる。そして……。
 広田「WAVEの受付をずっと担当してくれましたこの子が、今年の春から就職が決まりまして、WAVEの受付を無事に卒業いたします。今までありがとう。受付っていうのは、一番最初にお客様を迎えて、最後まで送り出すっていう、団体の顔だったり、興行の顔だったりするので、ものすごく受付って大切なポジションだと私は思っています。それをね、皆さんを笑顔で迎えてくれ、笑顔で送ってくれ、ちゃんと的確な指示を出し、ものすごくWAVEを支えてくれました。本当に、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。これまで本当にありがとうございました」
広田が感謝を伝えたところで、桜花、HIRO'eもリングに上がり、「4月からも頑張ってね」と記念品が贈呈された。
 広田からマイクを受け取った野崎は、今大会に出場した全選手をリングに呼び込んだあと……。
 野崎「改めまして皆さん、WAVE大阪大会(最後まで観戦)ありがとうございました。次回大阪大会は5月23日です。場所はアゼリア大正となります(18時試合開始)。5月23日もぜひ、見に来てください」
 そして野崎が音頭を取っての「これがWAVEだ!」で大会は幕を閉じた。
2020.03.20

『NAGOYA WAVE~キン☆シャチ~番外編~』

日時
3月20日  金曜日・祝
観衆
37人
場所
名古屋スポルティーバアリーナ
none
1、wave of waves (15分1本勝負)
○宮崎有妃(13分48秒 体固め)野崎渚●
※直伝デスバレーボム
※ルール:最初の5分は通常3カウント、5分〜10分は2カウント、10分〜15分は1カウントとなり、新型コロナ特別ルールとして、濃厚接触自粛。宮崎はチュウと目つき禁止、野崎はスリーパー系の技が禁止となる。

none
2、W.W.W.D世界エリザベス選手権試合 (60分1本勝負)
〈王者〉○旧姓・広田エリザベスさくら(15分28秒 サクラライト)桜花由美●〈挑戦者〉
※もう1人はKAZUKI。第3代王者2度目の防衛に成功

2020.03.11

「KEEP SMILE SHINKIBA」

●オープニング
大会に先立ち、出場全選手がリングサイドを取り囲む。2011年3月11日に発生した東日本大震災で亡くなられた方へ1分間の黙祷を捧げた。
続いて、今大会でおこなわれるwave対マーベラスの遺恨なき団体対抗戦の抽選会へ。第1弾はマーベラス2・24新木場で開催され、勝ち抜き方式でおこなわれたが、今回は勝ち抜きではなく、5VS5のシングルマッチでの対戦となる。

チェーンを引き合った結果、組み合わせは桜花由美VS星月芽依、旧姓・広田エリザベスさくらVSMasha Slamovich、HIRO’eVSMaria、野崎渚VS彩羽匠、宮崎有妃VS渡辺智子に決定。なお試合は10分1本勝負、通常のプロレスルールでおこなわれ、ドローの場合はキャリアの浅い選手の勝利となることがアナウンスされた。
1、ヤングwave(15分1本勝負)
松井珠紗&○梅咲遥(12分15秒、ラ・マヒストラル)進垣リナ&久令愛●


ヤング世代によるタッグマッチで新木場大会がスタート。2018年11月デビューの松井珠紗、2019年3月デビューの梅咲遥がタッグを組み、2018年4月デビューの進垣リナ、2019年8月デビューの久令愛と対戦する。キャリアではほぼ同じの4選手だが、松井、梅咲、久令愛は19歳の同学年。進垣のみ31歳という少しお姉さんな状況だ。この年齢差が試合にも影響してしまうのか!?
試合前、クリーンな握手をかわす4選手。だが、梅咲&松井が進垣に奇襲。早速、トレイン攻撃をお見舞いする。そのまま進垣を捕獲しポーズを決めると、久令愛もドサクサに紛れて19歳トリオでキメポーズ。
松井は進垣に「クソババア!」とドロップキックで追撃。かわった梅咲もボディーシザース、弓矢固めで絞り上げる。

反撃に転じた進垣は「デビュー記念日だったらしいじゃん(梅咲は3月10日デビュー)」と梅咲をロープに張り付けていく。さらに張り付けドロップキックでお返し。カウント2。続く久令愛もドロップキック。再び進垣が出ていきアームブリーカーへ。ワキ固めで捕獲する。
劣勢の梅咲だったが、なんとかしのいで松井と交代。松井は串刺しドロップキック、クロスボディーで反撃に転じると、「ババア、起きろ!」とコーナーへ。進垣が「クソガキ!」と突進すると、飛び降りて回避。低空ボディーアタック、低空ドロップキックにつなげる。

一方、進垣もアームブリーカー、ワキ固めで攻勢。続く久令愛も変形アームブリーカーでプレッシャーをかけてミサイル発射。2発目を狙うが、これは松井がデッドリードライブで回避する。ドロップキックを互いに打ち合ったあと、久令愛がワキ固め。なんとか松井がロープ。
松井はカニばさみで流れを変えると回転足折り固めを狙うが、読んだ久令愛。ならばと松井はブーメランアタックを敢行。久令愛も飛びつき腕十字へ。これは梅咲がカットに入る。

そして、松井&梅咲がドロップキックで久令愛を挟み撃ち。さらにダブルのエルボードロップから松井がフットスタンプでカウント2。かわった梅咲がドロップキック3連発で追撃。ミサイルキックも放つが、カウント2止まり。
エルボー合戦となり、梅咲がドロップキックで仕掛ける。久令愛もショルダータックル3連発で応戦し、キックアウトされるとワキ固めへ。

耐えた梅咲が丸め込みを連発。久令愛もダブルリスト・アームサルトでカウント2。走る久令愛だったが、梅咲がカニばさみからのラ・マヒストラルでクルリ!
●インフォメーション
第1試合が終了したばかりだが、これからノンストップで繰り広げられる対抗戦に向けて、早めの休憩が取られた。休憩明けには二上美紀子会長と野中美智子リングアナによる懐かしのインフォメーションが復活。

二上会長は3月29日にファンクラブイベントを開催すること、また3・21大阪大会の開催を明言。また、その前後の、3・20名古屋、3・22鳥取の開催は、使用する会場の発表により決定することが明かされた(3月16日以降に詳細決定)。
また今大会をLIVE配信できないかわりに、ミックスチャンネルにて二上美紀子会長、長与千種、桃野美桜が独自アカウントで実況配信することがアナウンスされた。
2、10分1本勝負
○桜花由美(9分56秒、エビ固め)星月芽依●
※ビッグブーツ


休憩があけ、いよいよwave軍VSマーベラス軍の対抗戦第2弾が開戦。マーベラス軍、wave軍の順で登場し、対抗戦ムードを演出する。北側ステージでは、長与千種・マーベルカンパニー代表、桃野美桜、二上会長がミックスチャンネルにて実況をはじめている。
円陣を組むマーベラス軍に対抗し、wave軍も円陣を組むが、どこかバラバラした印象。不穏な空気が流れるなか、桜花VS星月のゴングが鳴らされる。
ゴングと同時に星月がドロップキックを連発。受けきった桜花がボディースラムでカバーする。ブリッジで切り抜けた星月がドロップキック。これをかわす桜花。
桜花はカウンターのビッグブーツで形勢逆転。串刺しビッグブーツでお仕置きすると、逆エビ固め、クロスフェースで捕獲する。なんとかロープに逃れた星月だったが、桜花がダブル・ニードロップを投下させ、再び逆エビ固めへ。

これを耐えた星月はドロップキックで反撃開始。ボディースラムをお見舞いし、押さえ込んでいく。いずれもカウント2。すぐさま小刻みエルボーで向かっていく星月だったが、桜花もビッグブーツでお返し。
時間が少なくなるなか、桜花がビッグブーツ。払い落とした星月が丸め込みで勝負に出る。だが、いずれもカウント2止まり。ならばと星月は逆エビ固めへ。
これを桜花が耐えたところで残り1分のコール。焦る星月がドロップキックを放てば、桜花もビッグブーツで応戦。なんとかフォールを取ろうと最後まで諦めない星月だったが、桜花がカカト落としからのダメ押しのビッグブーツで貫録勝ち。残り4秒のなかで、wave軍が1本目を先制した。
3、10分1本勝負
○旧姓・広田エリザベスさくら(9分8秒、ミステリオ・ラナ)Masha Slamovich●


すぐに2本目のゴングが鳴らされ、旧姓・広田エリザベスさくらVSMasha Slamovichの一戦へ。開始早々、リストロックの取りあいとなる。Mashaが技巧派な一面を披露し、主導権を握る。

劣勢を強いられるザベスだったが、Mashaのリープフロッグを失敗に終わらせると、形勢逆転。フェースクラッシャーからロープ渡りへ。調子に乗りすぎて転落してしまったザベスに、Mashaが突進。寸前でかわしたザベスが張り付けボ・ラギノールを敢行する。
5分経過。ここでザベスが高田純次。Mashaがかわし、逆に高田純次。完璧に成功させブレーンバスターにつなげる。エルボー合戦から、今度はザベスがロープに走る。するとザベスが何もないのに転倒。マーベラス勢のせいにしてレフェリーにアピール!?
続いてMashaのチョップ、ザベスのボ・ラギノールが応酬となる。Mashaの回し蹴り、ザベスのボ・ラギノールが決まり、両者ダウン!
先に立ち上がったMashaが二段蹴りでカウント2。丸め込みのラリーを挟んで、Mashaがライガーボムを放つが、ザベスが切り返してカウント2。仕切り直すMashaだったが、ザベスがミステリオ・ラナに切り返して3カウント!
まさかの2連敗を喫し、あとがなくなってしまったマーベラス軍に対して、長与が激怒。「お前らバカ! もう2敗だぞ!」と喝を入れる。そして次の出番となるMariaにと何やらアドバイスを授けた。
4、10分1本勝負
○Maria(時間切れ)HIRO’e●
※規定によりキャリアの浅いMariaの勝利


2敗を喫し、あとがなくなったマーベラス勢。3本目はHIRO’e対Mariaとなる。開始早々、らMariaがスクールボーイ、首固め、逆さ押さえ込みといった丸め込みで速攻決着を狙う。走るMariaにHIRO’eがショルダータックル。ボディースラムを狙うが、Mariaが首固め。これはカウント2。

HIRO’eは逆エビ固めで攻勢。Mariaが耐えるとエルボーのラリーとなる。走るHIRO’eにMariaがドロップキック4連発。キックアウトされるとワキ固めへ。HIRO’eがロープに逃れると、ロープに絡めてアームロックで捕獲する。
走るMariaに、HIRO’eがドロップキックで迎撃。流れが変わり、低空ドロップキック→ブレーンバスターでカウント2。ミサイル2連発もカウント2止まり。

劣勢のMariaだったがカウンターの首固めで流れを変えると、飛びつき変形腕固め。さらに腕十字で捕獲する。これを叩き付けて脱出するHIRO’e。しかしMariaは諦めずにワキ固め。
残り1分となり、HIRO’eがヒロギョプサル、首固めでカウント2。スピアで突進するも、Mariaが切り返していく。バックを取るHIRO’eが強引にジャーマンSHを敢行。Mariaが返したところで時間切れに。規定によりキャリアの若い、Mariaが勝利。マーベラスに貴重な1勝をもたらした。
5、10分1本勝負
○彩羽匠(時間切れ)野崎渚●
※規定によりキャリアの浅い彩羽の勝利


4本目は、現レジーナの野崎と前レジーナの彩羽という注目カードに。マーベラス2・24新木場でも実現したが、そのときはドローに終わっている。

開始早々、激しいエルボー合戦が繰り広げられ、彩羽がランニング・ローキックを放っていく。野崎も早々にドルミル狙い。なんとか彩羽が脱出しサッカーボールキック。正面ドロップキックでカウント2。
続いて彩羽は逆片エビ固めで捕獲。逃げられるとロープに走るも、野崎がビッグブーツで迎撃。フェースバスターからダブル・ニーアタックでカウント2。そしてノアールランサーを敢行する。キックアウトされると、スリーパー狙いの野崎。グラウンドに持ち込むと、ドルミルⅢの体勢へ。なんとか彩羽の足がロープに伸びる。

野崎はビールマンキックで追撃。ビッグブーツを狙うが、かわした彩羽が野崎をエプロンへ。追撃にかかる彩羽を野崎が落として場外戦となる。野崎は会場最上段から彩羽を蹴り落とす。場外カウント19で両者、生還。
残り時間が少なくなるなか、彩羽が高速ブレーンバスター、変形カナディアンバックブリーカーで捕獲。コーナーに登るも、野崎が追いかけ、雪崩式ブレーンバスター。しかし彩羽がすぐに立ち上がりローキック。野崎のビッグブーツ、ノアールランサー・ハイが決まる。ザキゴエもカウント2止まり。
彩羽もイグチボムで流れを変えると、ランニングスリーの体勢。これを回転エビ固めに切り返した野崎がノアールランサ・ハイを連発させたが、前回に引き続き、時間切れに。だが、規定によりキャリアの若い彩羽が勝利となり、マーベラスが2勝目を挙げた。
6、10分1本勝負
○渡辺智子(7分39秒、首固め)宮崎有妃●
※マーベラス軍が3勝2敗で勝利


2対2で迎えた最終決着戦。マーベラス2・24新木場でも同一カードが実現したが、その時は渡辺が丸め込みで勝利を収めている。この試合に勝った方が、対抗戦にも勝利となるだけに、両チーム陣営に熱が入る。解説席の長与もハグで渡辺にエネルギーを注入する。
試合は、ラリアットの相打ちで幕開け。ブーメランアタックを狙う渡辺を、蹴り落とした宮崎。試合そっちのけでセコンドの彩羽を狙いにいく。
リングの上に戻った渡辺はロープに走るも、セコンドのザベスが足をすくって転倒させる。すかさず宮崎が張り付けラリアットで飛び込んで行く。2発目は渡辺も回避。ブーメランアタックで流れを変える。

コーナーに向かう渡辺。宮崎がおいかけリップロックの体勢。渡辺が「お前さ、このご時世だから」と突き落とす。しかし宮崎も諦めずに場外に渡辺を落とすとプランチャの体勢。セコンド勢が「危ない!」と一斉に阻止。
今度は渡辺がトペを狙うが、マーベラス勢も全力で阻止する。その結果、そのまま場外戦へ。場外でラリアットを狙う渡辺。かいくぐった宮崎が彩羽に一直線。ガッチリ抱きしめ、そのまま彩羽をリングに上げると、人質のように羽交い締め。渡辺がラリアットで飛び込むも、これは彩羽に誤爆してしまう。すると宮崎は「匠に何するんだーーー!」と、ジャーマンで渡辺をコーナーに叩き付け、すぐさまムーンサルト・プレスを投下する。
ここで宮崎は目突きからの首固めへ。残り3分となり、外道クラッチを狙うが、切り返す渡辺。カウント2。ならばと渡辺は覚悟のキス攻撃!? 意表を突いた荒技で隙を作ると、すかさず丸め込んで勝利を収めた。この結果、マーベラス勢が3勝2敗で、団体対抗戦は2連勝となった。
●エンディング
歓喜に沸くマーベラス軍だったが、桜花社長のドスの聞いたマイクに静まりかえる。

桜花「おい、コラァ×4! おぅ×4、前回は……(あまりの迫力にマーベラスがざわつく)クソガキ、オラ! うっせー、オラ! 前回のマーベラスでウチ負けて、ギャラもらってないんっすよ。クソヤロー! ギャラ、持っていかれ損じゃねーかよ! ふざけんじゃねー! こんなの納得いくか、オラ! もう1回やれ、もう1回! もう1回やれ!×2」

ザベス「もうよくない?」

桜花「もう1回、やるんだ! もう1回! こんな負けっぱなしじゃ……やれよ、やるんだ! やるんだよ……えーっと、4月26日、仙台! あいてる? あいてる? 行けねーじゃない来いよ!」
彩羽「待ってもらっていいですか? 自分たち勝ったんですよ。あのー、もう1回するというのを言うのなら、負けたんだからもうちょっと誠意をみせてもらわないと。そういう風な言い方はよくないと思います。クソヤローとか、コノヤローとか、バカヤローとか。そういうのね、ウチ、10代多いから。誠意を見せて欲しいです」

ザベス「クソヤローとかダメだよ(2児の母としても桜花を説得するも、土下座を求められる雰囲気に)えっ、ウチらも!?」

桜花「お前ら、waveだろ?(苦笑)私一人じゃダメなんだよ! もう1回、対抗戦やってくださいって。そう、やるの! やりたいの、勝ちたいの! お願いします×2。4月26日、あいてる?(長与が解説席から『あいてます』と一声)お前ら暇だろ? あ、違う。暇ですよね? じゃあ誠意、見せましょ、誠意。いつもの。はい座って。えっと、4月26日の仙台大会で、5対5をやっていただけないでしょうか。よろしくお願い致します!」

彩羽「いいですよ、お願いします(とマーベラス勢も正座で応えた)」

ザベス「桜花さん、いつ暴言はくかわからないんで、私、ちょっと変わりますけど。どうも受けてくださいましてありがとうごじあます。それでは4月26日、日曜日、6時から仙台で。奇しくも3月11日ですね。なので、今日、遺恨なき団体戦だったんですけれども、元気になりましたか? ありがとうございます! こじつけではありますが、今日決まったことなんで、仙台に元気を届けたいと思いまーす! 無理やり成立させたところで…」

桜花「メンバーだけは早く決めておけよ!」

ザベス「メンバー早く決めてください。4月26日、楽しみにしてるからな。マーベラスのみなさんでした!(マーベラス勢が退場)これから締めますので。(Tommyレフェリーに)急きょの6人タッグとかないんで、ありがとうございました(Tommyレフェリーも退場する)負けてしまいましたが、本日は今日という日に……」
桜花「お前、勝手にしめてんじゃねーよ!×2。まだ、だよ。まだ言いたいことあるんだよ、お前にな。お前だよ、お前だよ。悪いことはしてねーよ。してねーけど、言いたいことがあるんだよ。3月20日、来週の名古屋大会でエリザベスやるって言ったよな? スケジュール押さえた選手がいるんです。まあ40歳以上、で、今度は私に有利な人? まあ私の先輩。まあちょっと色付けたら勝たせてくれると思うんですけど」

ザベス「大丈夫? 先輩だからって味方してくれるとは限らないよ? この前のKAORU見たでしょ? ぜんぜん私の味方してなかったじゃん」

桜花「(苦笑)まあ大丈夫。彼女は大丈夫」

ザベス「えっ、誰?(観客の一人が『わかった』と言うと)絶対、ウソだよ。絶対はずれるよ」

桜花「えーっと、その選手はPURE-JのKAZUKI選手。私のJDのときの先輩ですよ。40歳以上。もう押さえたんで、スケジュールは。だけど、3月20日、名古屋大会があるかどうかはまだ微妙(苦笑)」

ザベス「あー確かに、微妙なんです」

桜花「それは会場がね、いま閉館中なので。一応、15日に閉館が解ける予定なんですけれども」

ザベス「実際はわからない」

桜花「わからない。コロナウイルスの」

ザベス「えっ、じゃあどうするの? 20日が……」

桜花「ダメだったら次だよ、次。そうしたら、そこがダメなら、じゃあ、いいね。4・1のリブート」

ザベス「わかりました」

桜花「えっ、何いま。何がわかったの?」

ザベス「スケジュール」

桜花「ちょっと待って。私、まだ(KAZUKIに)聞いてないけどね、4・1、オーケーかどうか。はは。そうだった、聞いてなかった、まだ」

ザベス「大丈夫そうだと」

桜花「大丈夫だと思う。3・20名古屋大会の会場が閉鎖中で使えなかった場合、4・1でKAZUKIさんにオファーします」

ザベス「わかりました。エリザベスですね」

桜花「エリザベス」

ザベス「わかりましたけど、別にそれを普通の口調で言えばいいんじゃないですか?」

桜花「こういうキャラだから」

ザベス「そろそろおしとやかな40代とか。お願いしますよ」

桜花「この業界でおしとやかでいられると思うか? 思わねーだろ!? 大変なんだよ!」

ザベス「苦労はね、声とシワに出るって言いますから。じゃあそれでは、決着もついたところで、今日いろいろ決まりましたね。4月26日、仙台大会での再々団体対抗戦。そして、3月20日名古屋ではエリザベス選手権が広田、桜花、KAZUKIの3WAYでということで、みなさんこんなご時世ではありますが、引き続きwaveを見に来てください。よろしくお願いします! ありがとうございます!」
宮崎「ちょっと待って。野崎、私がいつまでも黙っているわけじゃないの、わかってるよね? 3月21日、高瀬とのベルト、勝って防衛したら4月1日、リブートから1周年。そのベルトかけて平日だけど、そんなのかまわねーよ、別に。どこだっていいんだよ。もし勝ったら、チャンピオンシップやりませんか?」

野崎が「お願いします」と近寄ると、宮崎が担ぎあげる。着地した野崎がビッグブーツで飛び込もうとする。これをwave勢が止めに入る。
ザベス「ね、ね、ね。ホラ、もうアレだから。みんな、こんなご時世だから、そんな争わないで。別にここにトイレットパーパーがあるわけでもないし、マスクが並んでいるわけでもないから。争わないで。ホラホラ持って、落ちてるよ、ベルト。落ちちゃってるよ。ね、仲直り。最近、ウチの子どもが手と手を取って『仲直り、仲直り』っていうのを覚えたので、ちょっとホラ。子供たちが覚えたことなので。いまのところは。じゃあ私が間に入るから。ね? せーの、仲直り×4。仲直りできてよかったね! 皆様、今日という日に集まっていただきまして本当にありがとうございます。さっきも言ったように、いろんなことが決まりました。こんなご時世ですが、waveはやれる限りプロレスを続けていきますので、こんな時こそ皆様との絆が深くなることを知っています。安倍政権、こんなピンチをくれてどうもありがとう、という気分です。みなさんいまこそ絆をガッチリ深くしましましょう。いいですか! ありがとうございます。それでは最後の締め、『これがwaveだ!』で締めたいと思います。よいですか? 今日バックミュージックがないので、なんかちょっとシーンてな感じですが、それを感じさせないくらい、高揚したオー!でよろしくお願いいたしますよ。わかりましたか? 今日のwaveも最高だったかー! コロナに負けるなよー! プロレス見ろよー! これがー、waveだーーーッ!」
●バックステージ(wave軍)
——2連敗となったが?
桜花「ちょっと悔しいです…!」

ザベス「絶対ルールがダメなんですよ! ウチはそんなに若手いないじゃないですか!」

桜花「KAORUさんが入った時点で決めたルールだから…」

ザベス「まあ、終わったことなんで! ね! でも、今日HIRO'eがもうちょっと頑張ればさ…」

桜花「そうだよ。HIRO’eが勝ってたらあそこで…」

ザベス「まあ終わったことなんでね!」

桜花「そうだね。今度、4月26日の仙台でもう1回リベンジ、今度は勝ちましょうね!」

ザベス「本当に! 私は勝ったけど、HIRO’eがもうちょっと頑張ればよかったんじゃないですか…まあ終わったことなんで、まあ」

HIRO'e「たまに勝ったからって!」

ザベス「ハハ、うるさいな! 何回まわかったかわからなくなって。もう終わったことなんで」

桜花「3度目の正直だ! 本当に勝ちましょう。もしこれで勝てなかったらみんなのギャラなしです!」

野崎「えっ、もー、また勝手に決めるー」

ザベス「えっ!?」

宮崎「それは…」

ザベス「すぐお金のこと出してくるー。私はお金のためにプロレスやってるわけじゃありません!」

HIRO’e「そうだ、そうだ」

ザベス「お金は大事ですけど」

桜花「とりあえず次こそ、仙台で、今日は3・11で東日本大震災の日でしたけど、その日にやって負けて、4月26日の仙台でみなさんに笑顔を届けられたらなと思っています」
●バックステージ(マーベラス軍)
彩羽「最初やばかったですね」

渡辺「ちょっとね」

彩羽「最初の2本。あれ? 2本の人、手を挙げて、ワン(星月)、ツー(Masha)。ちょっとね−、負けが続いて、ちょっとどうなるかと思ったんですけど、そうとうプレッシャーですね」

——次は仙台で?
彩羽「仙台ね。まさかこの対抗戦というものをこんなに3連発もしていいのかっていう気持ちもありますけど、やっぱりwaveさんも見せてないところいっぱいあるでしょうし、まあ自分たちもやってて楽しいですもんね」

渡辺「うん、楽しかった。いつも楽しいと思ってるし、でも、やっぱね、今日こういう時期に興行をやるwaveさん、いろんな意味で覚悟を持って、で、こうやってお客さんも来てくれているわけじゃないですか。そういう大会に私たち出させてもらって、すごい感謝してるし、勝ったからうんぬんではなくて、またお願いしますって言ってくださるのであれば、喜んでいきますよっていうことですよね。私たちはどこにでも行くんで」

彩羽「誠意を見せてくれたらの話ですよ。あの桜花さんの言い方は。あれはよくない」

渡辺「あと宮崎選手? 匠ばっかり」

彩羽「そこさえ自分は当たらなければ、ぜんぜん」

渡辺「鎖とか付けておいたほうがいいよね(笑)」

彩羽「(スマホで映像を撮っている桃野に)どうしたんですか、桃野さん、質問ですか?」

桃野「自分は見てて、勝った試合って1試合しかなくないですかっていう(苦笑)」

彩羽「えっ!?」

桃野「引き分けで、まあルール上、勝ったと思ったんですけど」

彩羽「なんだよ、イチャモンかよ」

渡辺「イチャモンかよ、お前」

桃野「どうなのかな?って思いました」

彩羽「それはもちろん勝ったほうが気持ちいいですよね。でも、今回のルールで勝ちは勝ちなので、次はね」

渡辺「前回の5人と、KAORU選手ケガしちゃって、Mariaになったけど、みんなさリングサイドでそれぞれの選手の試合を見てるわけじゃん。だからさ、すべて見られてるからさ、誰と当たるのも怖いわけよ」

彩羽「智子さんの時代の対抗戦はどうだったんですか? 自分、スゲー気になったんですけど」

渡辺「話、長くなる(笑)。知ってる方も多いと思いますけど」

彩羽「なんかこういう雰囲気とはまた違う感じじゃないですか?」

渡辺「笑いはいっさいない。それでファンの人同士がケンカしちゃう。電車がなくなる。そうですよね!? もうすごかったです。でも、いいと思う、こういう方が。こういうときに、みんなが元気がないときに笑い飛ばすっていうか」

彩羽「笑いを提供というか、明るい対抗戦というか」

渡辺「笑いを提供というか、ウチの試合だけ笑いを提供してた感じ? ああ、でも広田選手もね、ねえ」

桃野「Masha凄かったです。対応してました」

渡辺「Masha凄いよね! Masha素晴らしい」

桃野「ユー・ノウ? 高田純次」

Masha「ファースト・タイム・トーデイ」

渡辺「スゴいねー」

彩羽「まあとりあえず、本当にマーベラス軍2連勝ということで、3回目も、これラストになると思うんですけど、しっかりあと1本も勝って、マーベラスここにありというものを、どこのリングでも見せていけるように頑張りたいと思いますので、みなさん応援よろしくお願いします」

渡辺「2度あることは3度ある、だからね」

彩羽「向こうは三度目の正直とか言ってると思うんで」

渡辺「言ってた?(とマスコミに確認)言ってなかった?」

彩羽「とくに? そっか(笑)。じゃあ、まあはい。見せつけます」

渡辺「応援してください」
2020.03.01

『NAMI☆1~Mar.~’20』

◎オープニング
大会に先立ち、レジーナ・野崎渚が挨拶。

野崎「ハイ、みなさん、こんにちは! 新型コロナウイルスの影響でいろんなイベントごとが自粛している中の開催となりましたが、たくさん……じゃないか、ご来場ありがとうございます。本当にありがとうございます! そして、マスクの着用もありがとうございます。息苦しいと思いますが、引き続き、ご観戦時もマスクの着用のご協力よろしくお願い致します。本日はNAMI☆1(ナミイチ)です。動画10秒OKな日なので、選手のあんな動きや、こんな動きをバシバシ撮って、ハッシュタグ、#waveproを付けてSNSへの投稿よろしくお願いします。(広田が前説で言っていたことを伝えると)あ、ありがとうございます。いつも、いつも(苦笑)。そうですよね、そうですよね。何回でも言います。動画10秒OKです×3。それでは全5試合、熱い闘いをお見せ致します。みなさん、ご声援よろしくお願い致します!」
1、ヤングwave(10分1本勝負)
○響(6分26秒、ジャックナイフエビ固め)梅咲遥●


3月のNAMI☆1興行は、ディアナとマーベラスの未来エース対決でスタート。

2人とも元気よく「お願いします!」と握手をかわしてゴング。組み合ったあと、梅咲がコーナーに押し込みエルボー弾。続いてリストロック、トーホールド、ボディースラムを巡った主導権争いへ。
しかし、パワーでまさる響がボディースラムで叩き付けると、串刺しスピアを敢行。ここからエルボー合戦となる。

ロープに走る響。だが、梅咲が追走してのドロップキック、低空ドロップキック、ボディースラムでお返し。セカンドロープからのドロップキックで追撃。さらにミサイルキックを発射させる。カウント2。
残り5分。コーナーに登る響を落とした梅咲。ロープに走るが、響がカウンターのラリアット、ショートレンジラリアットでカバーするも、梅咲が切り返しカウント2。響のスピアも切り返す梅咲。丸め込みの応酬となるも、いずれもカウント2止まり。だが、最終的に響がジャックナイフエビ固めでクルリ! 意表を突いた丸め込みで引き出しの多さを見せつけた。
2、メモリアルwave COUNTDOWN LONG BEACH・168日(15分1本勝負)
○HIRO’e(10分52秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)有田ひめか●


8・16後楽園で引退するHIRO’eがアクトレスガールズの有田ひめかとカウントダウンマッチをおこなった。おそらくこれが2人にとって最後のシングル対決となる。

試合は、まずは有田が押し込みクリーンブレイク。グラウンドに持ち込んだHIRO’eがヘッドロック→フロントネックロックで捕獲する。
これを耐える有田に、HIRO’eがヘアホイップ。コーナー下に追い込み踏みつける。有田も反撃に転じると、逆エビ固めへ。ロープに逃れるHIRO’e。すかさず有田がランニング・ニーで追撃する。
HIRO’eもチャーシューで流れを変えると、低空ドロップキックをお見舞い。ブレーンバスターを放つとミサイル発射。さらに串刺し攻撃を狙うが、キャッチした有田がパワーボムの体勢。HIRO’eはウラカンラナに切り返そうとするも、踏ん張った有田が逆片エビ固めへ。さらにアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲する有田。そして、後頭部へのランニング・ニー、正面からのランニング・ニーでカウント2。
有田のパワーに押され気味のHIRO’eだったが、有田のランニング・ニーを払って攻守を入れ替えると、ヒロギョプサルへ。カウント2。すぐに走るHIRO’eに有田がラリアット。ジャンピング・ニーでカウント2。

追撃にかかる有田に、スピアで突っ込むHIRO’e。これで流れを変えると、もう一発スピアを叩き込む。そしてバックドロップを敢行。キックアウトされるとジャーマンSHにつなげて、先輩の意地をみせつけた。
3、チャレンジwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&優宇(15分40秒、片エビ固め)関口翔&松井珠紗●
※ムーンサルト・プレス


林亜佑美の体調不良により、急きょアクトレスガールズの関口翔が参戦することになった第3試合。このところ豪快なパワー殺法でリングの板を浮かせまくっている宮崎有妃&優宇への特別ルールとして、リングの板を浮かせた場合、関口&松井組が勝利となるという、いかにもwaveらしいペナルティーが科せられた。

早々に宮崎を捕獲するアクトレスガールズ。宮崎をセカンドロープに乗せると、力を合わせてマットに叩き付ける。板はセーフ。すぐさまツープラトンのブレーンバスターを狙うアクトレスガールズ。これは優宇が助けに入り、逆に宮崎&優宇がブレーンバスターを敢行する。豪快な音が鳴り響くも、これもセーフ。
宮崎は「優宇ちゃん、そっとね」とチェンジ。優宇VS松井に移り、優宇が串刺しエルボー。松井はなんとか切り抜け、関口とタッチ。

戦況は優宇VS関口に移行する。関口がショルダータックルを放つが、倒れない優宇。攻勢に転じた優宇がエルボードロップを投下させる。豪快なバンプだったが、板はセーフ。
続いて宮崎が出ていき、関口に対してリップロック狙い。しかし「コロナ問題とかあるから、やめます」と作戦変更。関口はドロップキック6連発で宮崎にバンプを取らせる。カウント2。リング板もセーフ。

ならばと関口はワキ固め。耐えきった宮崎がラリアットで反撃にかかる。カウント2。ファイアーマンキャリーで担ぐも、関口がフロントネックロックへ。これを宮崎がブレーンバスターに切り返す。すぐにコーナーに向かうも、優宇が「試合序盤なので」と止めに入る。作戦変更の宮崎はビッグヒップを敢行。

かわった優宇は、関口にダブルチョップ。エルボー合戦を挟んで、逆水平チョップをお見舞いする。

一方、関口は2発目の逆水平チョップを両腕でガードし、フロントネックロックで捕獲。耐えられると、ロープに走る関口。これを優宇が旋回式サイドバスターに切り返す。すぐにセントーンを狙うが、関口もかわす。豪快に自滅する優宇だったが、板はセーフ。

ブーメランアタックで追撃する関口。かわった松井がドロップキックにつなげる。4発放つも、優宇は倒れず。ならばとクロスボディー!
これをキャッチした優宇が旋回式スラムで叩き付ける。ここで宮崎&優宇はサンドイッチ攻撃を狙うが、かわした松井が優宇にスイングDDT、ドロップキック、セカンドからのフットスタンプでカウント2。

しのいだ優宇も反撃に転じてキャノンボール。コーナーに向かうも、関口が足止め。アクトレスガールズは協力してのデッドリードライブ。それでもリング板はセーフ。
追撃にかかる松井に優宇が払い腰を放って宮崎と交代する。宮崎は松井に張り付けラリアット。ファイアーマンキャリーで担ぐも、松井が卍固めに切り返す。

しかし、宮崎も再び担ぎ直し、えびす落としでカウント2。ムーンサルト・プレスを投下するが、これは自滅。リング板はセーフだったが、すかさず松井が卍固め。低空ボディーアタック。セカンドからのクロスボディーでカウント2。

ならばと宮崎はビッグヒップから「カメラの準備はいいか!」と松井に恥ずかし固めの体勢。これは関口がカット。松井が19歳であることを知らされ、自粛する宮崎。

これで流れが変わり、アクトレスガールズが宮崎に変形バックドロップを敢行。すかさず松井がフィッシャーマンSH、ミサイルキックにつなげる。
すぐに立ち上がった宮崎がラリアットでカバーするも、これは関口がカット。宮崎&優宇はアクトレスガールズをサンドイッチで圧殺すると、松井を孤立させ、まずは優宇がセカンドからのボディープレスを投下。すぐさま宮崎がムーンサルト・プレスと畳みかけ、貫録勝ち!

試合後、Tommyレフェリーがリングを念入りにチェック。リング板が外れてないことを確認し、改めて宮崎&優宇の勝利を告げた。
4、スクランブルwave(20分1本勝負)
△野崎渚&彩羽匠(時間切れ引き分け)朱里&高瀬みゆき△

昨年の12・1新木場でおこなわれたNEXTトーナメント決勝後、野崎渚は「今度、闘うときはお互いチャンピオン同士で闘いましょう」と、高瀬みゆきと約束。その実現のため、野崎は2・23新木場で高瀬を次期挑戦者に指名したのだが……、高瀬は自身の持つAWG王座への挑戦を要求。野崎も一歩も引かなかったため、ひとまずBeginning3・15新木場で高瀬のAWG王座に野崎が挑戦し、wave3・21大阪で野崎のレジーナに高瀬が挑戦することとなった。野崎のパートナーは前レジーナの彩羽匠。そして、高瀬のパートナーはレジーナに興味を示す、売れっ子の朱里だ。

まずは高瀬が先発し、野崎を挑発。しかし彩羽が対峙し、緊張感のある読み合いの攻防。続いて、野崎VS朱里へ。朱里が腕を取りに行くと、慌てて野崎がロープ。これを妨害する高瀬に、野崎が怒りをブチまける。そして顔面バン!からの場外戦へ。
攻守が入れ替わり、朱里が野崎にサッカーボールキック。カウント2。高瀬が出ていくと2対2のブレーンバスターのかけあいとなる。野崎&彩羽が制すると、彩羽が続投。ローキック、低空ドロップキックにつなげる。
さらに串刺し攻撃を狙う彩羽だったが、かわした高瀬がチョップでお返し。彩羽も逆水平チョップで応戦する。ならばと高瀬は串刺しラリアット、セカンドロープからのジャンピング・エルボー弾でカウント2。すぐに走るも、バックを取った彩羽が攻守を入れかえ、ニールキック。パワーボムの体勢。
これを高瀬が水車落としに切り返す。そしてショートレンジのラリアット。一方、彩羽はキックのコンビネーションから走るも、高瀬がパワースラムに切り返し、朱里と交代。

朱里は彩羽にローキックを連発。10分経過。さらに野崎をバッククラッカーで排除すると、彩羽に串刺しラリアットを狙う。寸前でかわされると、ブラ下がり腕十字へ。さらに腕十字からの腕固めで捕獲。なんとか逃げる彩羽。

すぐにロープに走る朱里にカウンターのトラースキックを見舞った彩羽。ローキックの打ち合いとなり、朱里が攻勢。なんとか受け止めた彩羽がストンピングでやり返す。
続いて野崎が出ていき、朱里に串刺しビッグブーツ。変形串刺しビッグブーツ、張り付けビッグブーツと波状攻撃。さらに彩羽とおしゃれキックとローキックの競演で魅せる。
朱里もハーフハッチでやり返すと、今度は朱里のミドルキック、野崎のビッグブーツがラリーとなる。かわった高瀬が野崎にミサイル発射。そしてチョップとエルボーを交互に放っていき、張り付けラリアット。ショートレンジラリアットでカウント2。

残り3分から、野崎がドルミルⅡへ。これは朱里がカット。ビールマンキック、ビッグブーツで追撃する野崎。劣勢の高瀬だったが、朱里のキックを挟んで、ツイスターを敢行。すぐさまヘッドバットを放つと、朱里がチンクラッシャーでアシストする。すかさず高瀬がラリアットで飛び込んで行く。さらにはカミカゼ、セカンドからのギロチンドロップでカウント2。コーナーに向かうも、彩羽が足止め。
雪崩式を狙う野崎。彩羽が助っ人に加わり、合体式を敢行。間髪入れずに彩羽が低空ドロップキックを放つと、野崎が蒼魔刀へ。カウント2。ノアールランサーもカウント2止まり。ならばとノアールランサー・ハイを放ったが、ここで時間切れとなった。

試合後、野崎と高瀬はお互いのベルトを持ってにらみ合う。レジーナを巡り、動き出したタイトル戦線。今後に注目だ。
5、WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○旧姓・広田エリザベスさくら(15分1秒、サクラライト)桜花由美●<挑戦者>
※もう1人はKAORU。第3代王者が初防衛に成功


桜花由美の職権乱用とも言える強引な挑戦アピール(2・23新木場)により決まった今回のWWWD世界エリザベス選手権試合。王者の旧姓・広田エリザベスさくらにとってはこれが初防衛戦となる。“ザベス”バージョンのポートレートの販売、新調したガウンをもう少し使いたい、などの諸事情を抱えた広田はなんとしてでも勝ちたいところ。そんな広田が自分の味方をしてくれそうな挑戦者として、選んだのがマーベラスのKAORUだった。
試合前、広田はベルトとともに、「ザベス」の称号も一時、返還。そして、KAORUにスペシャルなアメを進呈する。さらには「KAORUさん、今回、ありがとうございます。いま、私があるのも、KAORUさんが基礎、基本、礼儀を教えていただいたから、いまがあると思います。今日はともに闘いましょう!」と褒めちぎる。
KAORUが気を許したところでガットショットをお見舞いする広田。開始早々、40歳オーバーのレスラーたちが必死になってスクールボーイを掛け合うシ烈な攻防が繰り広げられる。思わず広田は「求めているのは、こういうスピード感じゃないと思います」と、試合を止める。するとKAORUも「アンタ40代でしょ? 私とTommyさんなんて……」と抗議すると、広田は「最後まで言わなくていいです。私たちで頑張ってるんで、休んでいただいて」と広田VS桜花で試合を再開させる。

すると、KAORUは自コーナーに戻り、エナジー補給。だが、「足りない」と2本目をセコンドに要求。それでも年齢的に足りないのか、3本目も飲み干すKAORU。そして4本目はTommyレフェリーに進呈。それでも足りないKAORUは5本目を手に取り、Tommyレフェリーと半分にわけてようやく復活!
その間、新人レスラーのような攻防を繰り広げる広田と桜花。気付いた広田は「何、飲んでいるんですかっ! 私たちが新人のような攻防をやっている間に!!」と抗議するも、KAORUが年齢を持ち出すと、引き下がる広田。

改めてインディアンデスロックを桜花に極める広田。そこにビッグブーツで飛び込むKAORU。さらにKAORUは広田をハーフデスクで強打。ハーフデスクの上へのブレーンバスターを敢行。桜花にも狙うが、これは未遂。逆に桜花の串刺しビッグブーツが決まる。
桜花とKAORUの攻防の間に挟まれる広田。桜花&KAORUで広田にブレーンバスターを狙うが、DDTに切り返した広田がフェースクラッシャー。そして、2人の上を飛びこえ高田純次へ。

自滅に終わると、広田は高田純次をKAORU&桜花に譲るとみせかけて、年齢オーバーを理由に阻止。「ここにはババアしかいねーのかぁー!」と嘆くと、Tommyレフェリーも敵にまわしてしまう。
堂々と共闘路線を敷くKAORU&桜花。広田をロープに振るも、広田がトペ・レベルサ。ならばとKAORU&桜花はツープラトンのブレーンバスター。さらにKAORUが桜花をブレーンバスターで広田の上に投下する。すぐにコーナーに登るKAORU。

広田が追いかけ、パワーボムの体勢。叩き付ける前に横たわる桜花に躓いてしまう。それでも広田が攻勢を維持。KAORUにときめきメモリアルを狙うも「ちょっと待って、コロナ……。宮崎さん、どうしました?」とセコンドの宮崎に尋ねる。宮崎が自粛したことを伝えると、広田も自粛。そして、桜花&KAORUにもボ・ラギノールを決めてトペ・スイシーダで追撃する。

リングに戻った広田はロープ渡りからKAORU&桜花をまとめてホイップ。さらにボ・ラギノールを突き刺しジャックナイフでカウント2。
一方、KAORUもケンカキックを叩き込むと垂直落下ブレーンバスターで反撃。ここで桜花がKAORUを裏切りビッグブーツ、バックドロップでカウント2。ネックハンギングボムを狙うが、KAORUがウラカンラナに切り返す。これは広田がカット。広田も桜花にウラカンラナ。さらにKAORUには619→シャイニング・ウィザードを放つが、桜花がカット。
広田対桜花となり、広田のへなーらサンセット、桜花のタイガー・スープレックスの攻防となる。競り勝った広田がへなーらサンセットを敢行するも、KAORUがカット。KAORUのエクスカリバーは桜花がカット。桜花の垂直落下ブレーンバスターはKAORUがカットする。

今度はKAORUと桜花が言い争いながらのビッグブーツ合戦を展開。その背後から広田がKAORUにボ・ラギノール、桜花のビッグブーツを呼び込み、横取りカバーする。カウント2。広田のふらふらどーんもカウント2止まり。ここで桜花はKAORUに「(広田を)持ってろ!」と指示を出す。ビッグブーツで飛び込むも、寸前でかわされ、KAORUにヒット。このチャンスに広田がサクラライトで桜花から3カウントを奪った。
◎エンディング
桜花「おい広田! KAORU、なんで持ってなかった、お前は! お前が持ってたら勝てたのに、アタシ。ふざけんじゃねーよ!! 今日ベルト、巻く予定だったんだよ。うるせー、うるせー、うるせぇ! 今日、巻けなかったから、3月11日はマーベラスとの対抗戦あるし、次の段取り……。こっちの会場の流れが変わってくるわけ。3月20日、名古屋。そこでね、40代(レスラー)のスケジュールは押さえてあるから。もう押さえてあるから大丈夫。(マーベラス勢を押さえて)ちょっと待って、ちょっと待て! まずこっちが先だから、待ってろ! いま、いまはエリザベスなんで、ちょっと待ってろ!」

広田「わかりました。なんか、すごい……負けたくせにスゲー態度悪いし、すごいどんどん段取りしてくるんで、ちょー怖いんですけどぉ……わかりました。あのー、声も、顔も汚い桜花さんのためにみなさんにわかるように説明しますけど、えーっと、まず私のベルトの撮影とかが後回しになって決まったこと。3月20日の名古屋の大会でエリザベスをやるんですね。で、私、防衛させていただきましたので、私がチャンピオンということで、(桜花が)チャレンジャーですね。もう1人も用意している……?」

桜花「もう押さえてある!」

広田「そうなんですか。えっ、じゃあ、わかりました。やるのはいいんですけど、毎回、桜花さんが入ってくるってことですか? わかりました×2。そういうガツガツする40代が…わかりました、3月20日。それで3月11日のことがないがしろにされているんですけども…」
桜花「3月11日、マーベラス、早く選手、決めてくれません? ウチは5人しかいないので、5人早く決めてくれる? 早く決めて! マーベラス対wave、前回勝ち抜きだったけど、今回は勝ち抜かない5対5で、いいですか? 勝ち抜かない。みんなが1試合。5試合は確定です。それプラス、ヤングの試合を1個入れておこうかなと思うんで、早くメンバー決めてくれます? よろしくお願いします。まあウチ、この5人しかいないんで。すぐ決めてください」

広田「すみませんね、なんか本当に申し訳ありませんでした。すみません。すみません、ウチの社長が皆様に聞き取りにくい声なので、また私がちゃんと訳します。3月11日、まだメンバーは決まっていないんですけど、早めに決めていただくということで、ありがとうございました。マーベラスのみなさんでした! 3月11日、みなさんお楽しみに。ありがとうございました」

桜花「早く帰れ!」

広田「あの、アナタも出ていってもらっていいですか、見てください、ステージ上(スーツ姿の梅咲が待っている)。一輪の花。今日は(認定証の)代読としてスペシャルゲストがおりますので、とにかくマイクを1回置いてもらっていいですか?」

桜花「忘れてたわ(苦笑)」

広田「ここからは私のそういう撮影なんで」
改めて梅咲遥がリングに上がり、カミカミながらも認定証を代読。ベルトを授与した。

広田「改めましてザベス広田です。ありがとうございます! もう言いたいことは全部試合に込めました。本当に今日は来てくれてありがとー! ありがとうございます×2。うれしいので、もうみんな上がっていただいて、締めに入りたいと思います。本当にありがとう。体調悪くなった方、いらっしゃらないでしょうか? 大丈夫ですか。ありがとうございます。こういうタイミングで、waveがあり、このタイトルマッチがあり、みなさんが来てくれたということは、本当に意味があって、実りのある一日だと思います! とにかく私はザベスを防衛しましたので、これからもしばらくは20日の名古屋まで、ザベスでお願いします。それではみんなの応援あっての防衛だったと思います。(桜花が悪態をつく)口わるいー。それでは、恒例のコール&レスポンスで締めたいと思いまーす。みなさん用意はいいですかー! 今日のwaveも最高だったか! コロナに負けるんじゃないぞ! 手を洗えよ! うがいしろよ! プロレス見ろよ! いくぞ、これがwaveだーっ!」
◎バックステージ
野中リングアナ「見事、初防衛おめでとうございます」

広田「ありがとうございます」

野中リングアナ「どうでした試合?」

広田「でもね、はじめての防衛戦ということで、最初はそうでもなかったんですけど、やっぱりアレですよね。はじまるにつれて、時間が短くなってくるにつれて、緊張感が……。緊張もだし、チャンピオンとしての責任みたいな、そういうのとの闘いでしたね」

野中リングアナ「なるほど。試合前に言ってましたけど、広田さんに限りザベスも返還するということで、今後」

広田「そうですね、やっぱりチャンピオンベルト=ザベスだと思うので、潔くザベスも今日は返上して闘いました」

野中リングアナ「よかったですね。だとしたらザベスとトロフィーと、認定証とベルトという、4つもらえるのはなかなか」

広田「はい。だからコレ全部、丸腰にされたときに本当に寂しかったし、本当にまたこの手に戻したいと思ったので、今日の私の勝ちへのこだわりっていうのは、やっぱり試合振り返ったり、見直してもきっとみなさん感じてくれると思うんですけど。私の執念とかザベスへの思い、ベルトへの思いっていうのがやっぱり気持ちで取ったベルトとザベスだと思います」

野中リングアナ「桜花さんがえらくこのベルトに執着してるように見えるんですけど、その点はどう?」

広田「本当に理由というか、普通にベルトが欲しいという、キャッチ(Catch the WAVE)のレジーナのベルトのとき以上にものすごい執念を感じるんですよね、このベルトに関しては…。なぜ桜花さんがそこまでしてこのベルトにこだわってるのかっていうのが、私は最近恐怖を覚えるくらいです。でもそれを阻止しなきゃいけないというのが私の使命だと思うので。

ビックリしましたよね、別にベルト取ったわけでもないのに、勝手に防衛戦と、次の相手をもう選んでて、自分も出るという…。あの本当に職権乱用というか、ちょっと社長権限が過ぎると思うので、そのあたりもチャンピオンとして、問い正していきたいと思います」

野中リングアナ「いま話に出ましたけど、次回の防衛戦が決まったわけです。地元・名古屋で。まだ相手は桜花さんともう一人という状況なんですけど、意気込みをちょっと」

広田「はい。もし、今日、桜花さんが勝っていたら、きっとたぶんそれも防衛戦で桜花さんは勝手に開催するつもりだったんです。だとすると、あんまり強い相手は当ててこないと思うんですよ。そのへんは。頭脳戦だと思うんで。だから大したことないヤツがくるんじゃないかなと思っています。いっぱいいますよ、本当に大ベテランで、すごいキャリアと実力を備えた40代オーバーの選手もいれば、そーでもねーだろっていう人、確かにいますよ。だからそっちのほうを選んでるんじゃないかなと思うので、私に勝機はあるんじゃないかなと思います」

野中リングアナ「って言っても40代以上というのに権利があるわけですから、限られますもんね」

広田「はい。限られてきますね。大口が……、そうですね。消去法ですかね。出ないだろう、出ないだろう。いやこの人も出ないだろうってなったら残ってるのこういうヤツらじゃんっていう。たぶんこっちのヤツらがくると思うんで、そんなに相手は心配してないんで。私の2回目の防衛戦。名古屋で錦を飾りたいと思います」

野中リングアナ「じゃあ次回防衛戦も期待しています。最後に初防衛の気持ち誰に伝えたいですか」

広田「やっぱり産んでくれたお母さん、本当にありがとう。防衛したよ!」
2020.02.23

「Sunday WAVE vol.37」

◎オープニング
大会前に選手入場式がおこなわれ、選手を代表して旧姓・広田エリザベスさくらが挨拶をおこなった。

ザベス「こんばんはー! ありがとうございます。えー、2冠になりました。旧姓・広田エリザベスさくらでございます。よろしくお願いいたします。ありがとうござぁーます×2。(エリザベス仕様の口調を指摘されると)トーンがちょっとね、そうなりますよね(苦笑)。このエリザベスのベルト、WWWD世界エリザベス選手権のベルトの保持中は、私は旧姓・広田エリザベスさくらと改名して、活動することになりましたので、みなさんよろしくお願い致します。名前が長くなったんですけども、なんてみんなが呼ぶのが大事かなって思うんですけど、『ザベス』で統一でよろしくお願いします。ザベスって言ってみたいでしょ? ザベスって。(観客から『ザベス!』の声が飛ぶ)ありがとう×2、ありがとうございます。えっともう1つね、最近のwaveで新しい試みで、当日の対戦カードをお席に置いております。なぜかっていうと、裏側に今後の大会が載っているからです。それをちゃんとみなさん持って帰ってください。で、よく見て。4月12日の大会のチラシが、今日の当日のカードの裏に載っているわけですよ。ね! これ見てよ、これ。4月12日、私の誕生日なんですけど、めっちゃ小さいんですよ。社長権限で。(桜花が文句を言うと)そうやってナンクセつけてくるでしょ? エリザベスですけど、こういう扱いですよ、私は! もう闘いははじまっているんですよ。だから記念にみなさんちゃんと今日持って帰って、そしてザベスを今日は存分に応援してください。ではみなさん、ザベスって最後に一緒に……(笑)。本日、全5試合、選手一同、頑張りますので、応援よろしくお願いします! ザベスー!」
1、ヤングwave(20分1本勝負)
○Maria&松井珠紗(9分18秒、腕固め)林亜佑美●&久令愛

waveにとって欠かせないヤング部門。今大会にはマーベラスからMaria、アクトレスガールズから松井珠紗と林亜佑美、そしてPURE−Jから久令愛がそれぞれ参戦。

まずは松井VS久令愛、MariaVS林で手合わせ。試合を盛りあげたのはMaria。林に対して「うるさい!」と叫ぶと、腕を蹴り上げる。林も負けずにヘアホイップ、首投げ、クロスボディーでやり返す。

かわった久令愛はMariaにショルダータックル3連発。すぐにロープに走るも、Mariaが追走してドロップキック。久令愛も応戦。さらにMariaがその場ドロップキックを放っていく。

今度は松井が出ていき久令愛に小刻みエルボー。久令愛も「ナメるな!」とショルダータックルを食らわし腕十字へ。逃げる松井をしつこく捕らえていく。見かねたMariaがストンピングで松井を救出。
久令愛のかわりに林が出ていく。林は松井にドロップキック。水車落としを狙うが、松井が切り返してエビ固めの応酬となる。いずれもカウント2。そこから松井が卍固めで捕獲する。久令愛が林の救出に入り、松井を羽交い締め。林がエルボーで飛び込むも、松井がかわして同士討ちとなってしまう。

このチャンスに松井がジャパニーズ・レッグロールクラッチ、フィッシャーマンバスターを敢行。だが、いずれもカウント2。続いてMariaが出ていくと、反撃に転じた林がクロスボディー。スリーパーで捕獲する。Mariaがロープに逃れると、エルボー合戦となる。Mariaがワキ固めからの腕十字に捕らえるも、久令愛がカット。
そして林&久令愛でダブルの攻撃。林がダブルリストアームサルトにつなげる。カウント2。回転エビ固め、カサドーラ、ジャックナイフエビ固めの丸め込みはいずれもカウント2止まり。逆さ押さえ込みを狙うが、切り返したMariaが腕固めでギブアップを奪った。
2、ゴキゲンPower wave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&優宇(14分20秒、片エビ固め)米山香織●&高瀬みゆき
※ムーンサルト・プレス

体型もスタイルも似ている宮崎有妃&優宇が12・1新木場、1・17新木場に引き続き、タッグを結成。ゴキゲンなフリーレスラー米山香織と、AWG王者の高瀬みゆきとタッグで対戦した。

開始早々、観客に「米山」コールを要求する米山。優宇推しの観客も「優宇」コールで応戦するが、五分状態。ハッキリさせたい米山は力比べを挑むも、優宇は「これは負けられない!」とやる気満々。だが、米山は、優宇の足を思い切り踏みつけ、ボディーアタックへ! これを優宇が強靱なボディーで弾き返す。
続いて宮崎VS高瀬。高瀬がヘッドロックで捕獲する。ラリアットを狙うが、宮崎も弾き飛ばす。すぐに高瀬は串刺しで追撃。かわす宮崎。

交代した米山が宮崎を持ち挙げようとするが、なかなか挙がらない。逆に宮崎がギロチンドロップでカウント2。かわった優宇は米山に手つなぎ式の水平チョップで追い打ち。再び宮崎が出ていき、ヒザ蹴りからのブレーンバスターでカウント2。
続いて優宇がキャメルクラッチで捕獲すると、宮崎がロープワークからの顔面ドロップキック。さらに優宇は串刺し攻撃、巴投げからの腕十字に移行する。ピンチの米山だったが、高瀬は助けに入らず「米山」コールで応援。

自力でロープブレイクした米山はモンゴリアンチョップ。これをキャッチした優宇がキャノンボールを狙うが、逃げる米山。自力で逃げ切ると、かわった高瀬が優宇にブーメラン式ドロップキック、ジャンピングエルボーで反撃にかかる。
優宇と高瀬が逆水平チョップ合戦。優宇が押し込み、旋回式サイドバスター。セントーンを放つも、寸前でかわす高瀬。すかさず米山がセントーンでアシストすると、高瀬がギロチンドロップにつなげる。

優宇も高瀬にキャノンボールで報復。かわった宮崎が高瀬を担ぐ。これを回避した高瀬が投げっぱなしジャーマンからのラリアット! しかし宮崎は倒れない。だが、高瀬も粘ってスライディング・ラリアットを放って、米山と交代。

米山は宮崎に「今度こそ挙げるぞ!」とバックを取る。宮崎が堪えると、フェイントを入れてお尻を叩く米山。そして高瀬と波状攻撃。ツープラトンのブレーンバスターでカウント2。
コーナーに登る米山を、優宇が足止め。逆に宮崎がえびす落としにつなげる。カウント2。GUSTを放った宮崎は、サンドイッチ攻撃を狙うが、かわす米山&高瀬。

ここで米山は宮崎に掟破りのリップロック。そして首固めでカウント2。奇策に出た米山だったが、逆にリング上で孤立。チャンスとばかりに宮崎&優宇がサンドイッチ攻撃。優宇のセカンドからのボディープレス、宮崎のムーンサルト・プレスと畳みかけて3カウントが入った。
3、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・175日~(15分1本勝負)
○彩羽匠(12分44秒、体固め)HIRO'e●
※ランニングスリー


引退まで残り175日となった(2月23日現在)HIRO’eが、マーベラスの若き大将、そして前レジーナの彩羽匠とメモリアルマッチ。彩羽とHIRO’eのシングルは19年の8・12後楽園でのレジーナ戦以来の対戦となる。

試合はロックアップから彩羽が押し込みクリーンブレイク。ボディースラム、サッカーボールキックと序盤から主導権を握る。
一方、HIRO’eもエルボー弾でチャンスを伺うも、彩羽がローキックで遮り逆エビ固めへ。HIRO’eもロープ。

彩羽は高速ブレーンバスターから串刺しバックエルボー。さらにもう一度、対角コーナーに走るも、HIRO’eがスピアで迎撃。

攻守が入れ替わり、HIRO’eがチャーシュー(コーナーからのブーメランアタック)から低空ドロップキックをお見舞いする。ブレーンバスターの掛け合いも制するHIRO’e。
エルボーのラリーから彩羽がキックのコンビネーション。HIRO’eもかわしてグーパンチ。Tommyレフェリーに注意されると、素直に謝るHIRO’eだったが、背後から彩羽がグーパンチ。寸前で気付いたHIRO’eが読みかわす。彩羽のパンチはTommyレフェリーに当たりそうになるが、寸止め。

慌てる彩羽に、HIRO’eがサクラ落とし。すぐにコーナーに向かうが、彩羽が追いかけ雪崩式ブレーンバスター、サッカーボールキックでカウント2。彩羽のニールキックをかわしたHIRO’eがスピアを敢行。ミサイルキック、バッククラッカー、ロングビーチを狙うが、切り返した彩羽が逆エビ固め。なんとかHIRO’eがロープ。
ハーフダウンのHIRO’eに彩羽がローキック。そしてランニングスリーの体勢。これを回転エビ固めに切り返すHIRO’e。カウント2。ロープに彩羽を飛ばすも、彩羽がニールキックで迎撃する。ならばとHIRO’eはジャーマン3連発で応戦。

残り5分となり、HIRO’eがヒロギョプサル、裏カサドーラで畳みかける。キックアウトされるとロープに走るも、彩羽がキックで迎撃。
流れを掴んだ彩羽はパワーボム、ライガーボムと波状攻撃。いずれもカウント2で返したHIRO’eがエルボー弾で必死の抵抗。これを受け止めた彩羽は強烈な一撃を食らわせ、最後はランニングスリーで3カウント!
試合後、彩羽が「HIRO’e、8月以来のシングルマッチ。あれが終わってHIRO’eはいろいろ自分なりに考えて引退を決めた。今日試合をして、もったいないなー。まだまだやりたかったよ。それがウチの本心。本当はHIRO’eの気持ちを尊重して、ありがとうとか、引退まで頑張ったとか言いたいけど、いい選手なのは変わりない。いい選手です。また……。またがないんだよね、そういえば……。これが最後のシングルかもしれない。明日もシングルあるかもしれないけど、HIRO’eというレスラーと出会えて本当によかったです。引退までケガなくHIRO’eらしく、大きな波に乗って、ビッグウエーブを起こして、次の人生でも大きい波に乗ってください。ありがとうございました」とマイク。HIRO’eの引退を惜しんだ。
4、SHINGEKI NO wave~Return~(20分1本勝負)
○桜花由美&赤井沙希(15分44秒、片エビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●&朱里
※ビッグブーツ


昨年(2019年)12月に初参戦を果たし、桜花由美との長身&美人コンビでインパクトを残した赤井沙希が、今年はじめてwaveに参戦。桜花との“シンゲキ”コンビを復活させた。対峙するのは、ガウンをエリザベス仕様に新調(手作り)した旧姓・広田エリザベスさくらと、売れっ子の朱里。
ザベスとの握手を拒否した桜花が「お前が出て来いよ!」と挑発。ザベスは「いやー、すっげぇー、ガツガツしてる40代。あんな40代になったらダメよー」と朱里に語り、朱里を送り出す。

試合は朱里VS赤井でスタートとなる。力比べを挑む朱里の手を赤井が蹴り落とし、お互い臨戦態勢。朱里のガットショットから高速の攻防が繰り広げられる。ひとまず朱里が首投げからのサッカーボールキックを放つと、赤井もガットショットからサッカーボールキックでお返しする。
朱里VS赤井のミドルキック合戦のあと、赤井が桜花と交代。朱里のミドルキックをかいくぐる桜花。背後から広田がボ・ラギノールを放つと、すかさず朱里がキックで追い打ちをかける。さらにダブルのボ・ラギノールで桜花を丸め込む。カウント2。
桜花&赤井も串刺しビッグブーツ競演で応戦。
続いてザベスが出ていき桜花にウラカンラナ、619、ボ・ラギノール3連発で場外へ。ザベスが2度目のトライでトペ・スイシーダを成功させる。リングに戻ったザベスは桜花&赤井にボ・ラギノール。走り込んでの一発も狙うが、これは未遂に。
攻守が入れ替わり、桜花がカカト落としからタイガー・スープレックスを狙うが、ザベスもかわしてへなーらサンセットの体勢。どちらがかけるか、体勢が二転三転するなか、競り勝ったのはザベス。赤井がキックでカットに入るも、ザベスがかわして赤井にボ・ラギノール。そして赤井にもへなーらサンセットを敢行。さらにザベスは桜花にシャイニング・ウィザードで追撃するも、カウント2。

今度はコーナーに向かうザベス。これを桜花が雪崩式ブレーンバスターに切り返すと、流れが変わる。桜花のビッグブーツはカウント2。もう一度走る桜花だったが、ザベスがふらふらドーン。キックアウトした桜花がビッグブーツで飛び込む。これをカバーの瞬間、切り返すザベス。カウント2。なおもロープに走るザベスだったが、桜花がカウンターのビッグブーツでトドメを刺した。
◎試合後のマイク/桜花が3・1新木場での挑戦を表明
桜花「おいザベス! お前にはエリザベスのベルト、似合わないんじゃないの? エリザベスのベルト、挑戦させろよ!」

ザベス「断る! だって凄い大変な思いして取ったし、いまエリザベスのポートレート売り始めたばっかだし、ガウンだって手作りがやっと完成したし、入場曲もせっかく編集してもらったばっかりだし、もうちょっとザベスでいたい!」

桜花「社長権限です。やってください」

ザベス「ブラック企業なんですけどぉーーー。すげーブラックなんですけど」

桜花「いいからやれよ! 今日負けてるだろーが!?」

ザベス「すんごい怖い。こんな社長、すごいヤだ…」

桜花「やれよ!」

ザベス「しょうがないんで、でも40代をもう1人集めないと、3WAYだから無理なんですぅ。んと、さしあたりこの会場で若い、若い、も引退したおばさん、若い、若い、アレ? 小さいオレンジの……(と米山を見つける。)あのオバサン……?」

米山「38です!」

桜花「なんだよ!」

ザベス「ぜんぜん40代で通用するよ! そっか、惜しいな。それじゃ、メンバー考えておくから、日程決めてよ、日程。社長なんだから」

桜花「すぐ欲しいから、来週の3月1日の新木場」

ザベス「はえーよ。そんな1週間後……」

桜花「オファーしろよ!」

ザベス「そんな空いてる選手なんて暇な選手しかいないじゃんか!」

桜花「暇な選手、探して来いよ。あと1週間で見つからなかったらな、お前、そのベルト、返上しろよ!」

ザベス「なんでそんな急にルールとか変えてるわけ? もうわかった。2、3人、私の味方になってくれそうな人いるんで、声かけておくから、お前、言ったからには3月1日、覚悟しとけよ。じゃあメンバーまだ決まってませんが、3月1日はエリザベス選手権、私の防衛戦やらせていただきますので、みなさん来てください。お楽しみに!」

桜花「3月1日、私ベルト取って、桜花“エリザベス”由美になるのでよろしく」
5、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合~(30分1本勝負)
<王者>○野崎渚(18分19秒、レフェリーストップ)響●<挑戦者>
※ドルミルⅣ。第15代王者が初防衛に成功


2・2新潟でおこなわれた野崎渚VS響の一戦で、野崎は3分以内で決着を付けることを明言。もし決着を付けられなければ、レジーナをかけてもいい、とまで言い切る自信をみせていたが、結果はなんと3分2秒。たった2秒とはいえ、タイムオーバーしてしまった野崎は、公言通りに響とのタイトルマッチをおこなうことに。
試合はエルボー合戦でスタートとなる。響のショルダータックルを受け止める野崎。小刻みエルボーから走る響に、野崎が追走。すぐに響もショルダータックルを見舞っていく。
ヘッドロックの掛け合いから野崎がフロント・ネックロックへ。響がロープエスケープ。リング中央に戻した野崎がチンロック。キャメルクラッチで捕獲する。崩れると鎌固めへ。さらに野崎は顔面バン!、おしゃれキックにつなげる。そのまま場外戦へ。
野崎は場外でフロントハイキック。先に戻ろうとするが、響が場外ボディースラムでやり返しセントーン。響が先にリングに戻る。そしてリングアウト勝ちを狙うが、野崎がカウント19で生還。
すぐに響は逆片エビ固めへ。ブレイクされると変形卍固めに移行する。そしてドルミルの体勢。大外刈りから変形ネックロックへ。なんとか響がロープ。

攻勢に転じた響が串刺しスピア。10分経過。野崎もエルボースタンプ、ビッグブーツでお返しする。何度、蹴り飛ばされようとも、スピアで立ち向かっていく響。野崎のビッグブーツをかわしてラリアットをお見舞い。そしてショートレンジラリアットから串刺しラリアットを連発する。続いてコーナーに登る響。野崎が追うと、響はヘッドバットで落としてミサイル発射。カウント2。
なおも響が攻勢。ジャンピング・ヘッドバットからスピアでカウント2。カミカゼを放ってもう一度コーナーに登るも、野崎がブラ下がりフロント・ネックロックへ。そして雪崩式ブレーンバスターでカウント2。ザキゴエもカウント2止まり。ここで野崎はドルミルへ。ニアロープに助けられる響。
追い打ちをかける野崎はビールマンキック、ビッグブーツ、ドラゴンスリーパーへ。なんとか脱出した響が引き込み式ラリアット。その後もショートレンジラリアット2発でカウント2。

15分経過。響はスピアで追撃。押さえ込みを連発していく。カミカゼからのダイビング・セントーンを投下するも、寸前で野崎がかわす。
攻勢に転じた野崎がビッグブーツ、蒼魔刀、ノアールランサーと畳みかけるがカウント2。響もカウンターのスピア、引き込み式ラリアットで応戦する。もう一発、ラリアットを狙うが、かいくぐった野崎がノアールランサー・ハイからの胴締め式のコブラクラッチ(ドルミルⅣ)で締め落とした。
◎エンディング
野崎「無事、初防衛成功しました。響! 顔じゃない響。アンタやっぱり…いや、今日の響はすっごい、いい顔してたと思います。そう思いませんか? 私への対策、彩羽からいろいろ学んだんでしょ? でも、彩羽が知らない私もいるから。まだまだだよ、アンタも。ただ今日、今日、その顔。その顔で明日、マーベラス新木場でマーベラスVSwaveの団体対抗戦やるよね。その顔で、もしかしたらまた当たるかもしれないからさ。そのいいツラした響と、明日試合ができるの楽しみにしています。どうか当たれますように」
彩羽がリングへ。

野崎「なに、なんですか?」

彩羽「ウチの子がやられて、黙ってるはずないじゃないですか! 明日、団体かけて団体対抗戦。5人抜きでもなんでもしてやりますよ。そのベルト、いいですねー。うーん、でも、明日は団体対抗戦でマーベラス勝ちますんで、顔じゃない響が5人抜きしちゃうかも。

野崎「明日は前回同様、『これがwaveだ!』で締めさせていただきます。ということで、無事初防衛戦が終わり、次ですね。えー、桜花さん! 私、レジーナなので次の防衛戦アタシが決めていいんですよね?」

桜花「いいですよ」

野崎「ありがとうございます。じゃあ次……そうだな……」

朱里、高瀬、宮崎がリングへ。

野崎「近い、近い、近い。近いよー。ちょっとハイ×7、わかった×3。朱里ちゃん、朱里ちゃん! キミは最近忙しいみたいだから、また。ねっ。また今度ね。そうだな……。お互いベルトを持ってるうちにやろうと約束したらさ、高瀬! レジーナ、挑戦してこいよ」
高瀬「いえ! 野崎さん。アナタがアクトレスのベルトに挑戦して来てくださいよ」

野崎「えっ、レジーナでしょ? なんでなんで?」

高瀬「だって私はアクトレスガールズのシングルチャンピオンなんです。私はこのベルトをかけて、野崎渚とシングルマッチがやりたいです。どうですか! ねえ!?」

野崎「こっち(レジーナ)でしょ」

高瀬「いいえ。ちなみに3月15日に私が所属するアクトレスガールズ・ビギニングの興行があります。そこのメインで、どうですか?」

野崎「私、その日、大阪で試合なんだけど。でも何時?」

高瀬「(後輩に確認し)6時半です!」

野崎「オッケ、6時半ね。私、ちょっと大阪・昼だから」

高瀬「間に合いますか?」

野崎「行けるわ。やったるわ!」

高瀬「やりましょう! やりましょう!!」

野崎「そうしたら。3月21日、アンタの地元・大阪でコレ(レジーナ)かけてやろうよ。どうですか?」

高瀬「大変うれしゅうございます。やりましょう!」

野崎「オーケー、オーケー! 3月15日、ビギニングでそのベルト、3月21日、wave大阪大会でコッチのベルト、タイトルマッチよろしくお願いします」

高瀬「よろしくお願いします」
野崎「大変だな、3月。オーケー、でも次のタイトルマッチも決まったということで、みなさん! 東京じゃないんですけど、ベルト防衛してまたここ戻ってくるんで、応援よろしくお願いします! ということで、最後の締めをやりたいと思います。えー、選手あがりますか? じゃあいまいる選手、上がってください! ということで、久々の新木場大会だったのかな。2月1日以来の新木場大会、みなさん楽しかったですか? 次は3月1日、ナミイチ、ここ同じファーストリングであるので、みなさん来てください。いいですか?(締めの言葉を説明)それではいきまーす、これがー、waveだーーー! ありがとうございました!!」
◎バックステージ
野崎「無事初防衛いたしました。痛い、おでこが痛い。はじめてのシングルチャンピオンの、はじめての防衛戦だったので、正直ドキドキはしてたんですけど、まあなんでしょうね。試合していくうちに、なんかいままで感じたことないパワーが、これがチャンピオンということなんでしょうかね。いままで感じたことがないパワーがどんどん出て来て、なんか試合してて確かに追い込まれたんですけど、絶対負けない自信が試合中にどんどん芽生えてきました。」

——今日の響はどうだった?
野崎「顔じゃない、顔じゃないって、言ってきたんですけど、そうだな。今日の響は、リング上でも言った通り、凄いいい顔してたかな、と。ただ口だけじゃなく、なんかラリアットかな? 私ははじめて受けたんですけど、はじめて出したのかわからないけど、そうやっていろいろ、彩羽使ってでも対策考えてきたというのは、顔じゃないという言葉だけじゃなく、行動で表してきたかなって。凄い今日は素直にいい顔してたなと思いました」

——タイトルマッチが2つ決まったが。
野崎「3月15日、本当に大阪で昼間試合なんですよ。私あんまりそういう大阪、東京のダブルヘッダーとかやったことない。本当、未知の世界なので、そこにいくまで体力調整していって、その次の週になるのかな? 3月21日、今度はレジーナかけてやるので、ちょっとハードですが、どちらも勝って、ザベスさんに負けない二冠チャンピオンになりたいと思います」

——高瀬の印象は?
野崎「高瀬、そうだな。去年のNEXTで、決勝で当たって、実力もどんどん、どんどん上がって熱い選手なのは、本当に私は認めているので、そうですね。今日以上に、もっと強く、その間になれるように調整していきたいと思います」
2020.02.02

NIIGATA WAVE~TOKI~2

none
1.NIIGATA・ヤングwave(15分1本勝負)
○Maria (5分53秒 腕十字固め)岡優里佳●
none
2.NIIGATA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(3分2秒 ジャパニーズレックロール)響●
none
3.NIIGATA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○DASH・チサコ&藤田あかね(15分15秒 片エビ固め)宮崎有妃&旧姓・広田さくら●
※ホルモンスプラッシュ
none
4.NIIGATA・チャレンジwave(15分1本勝負)
桜花由美(9分45秒 体固め)松屋うの●
※ビッグブーツ
none
5.NIIGATA・プレミアムwave~COUNTDOWN LONG BEACH・197日~(30分1本勝負)
○井上京子(3分22秒 片エビ固め)HIRO'e●
※ラリアット
none
6.特別試合(時間無制限1本勝負)
野崎渚&宮崎有妃&井上京子(8分59秒 エビ固め)桜花由美&旧姓・広田さくら&HIRO'e●
※ノアールランサーハイ
2020.02.01

「NAMI☆1~Feb.~’20」

1、成人の儀wave(10分1本勝負)
△川畑梨瑚(時間切れ引き分け)Maria△


昨年7月に二十歳になった川畑梨瑚と、今年3月に二十歳となるMaria。同学年で同期デビューの2人が第1試合で激突。

試合はMariaが握手を拒否してゴング。腕の取りあいでスタートとなる。そこからMariaがヘッドロック。これをロープに飛ばして脱出した川畑。アームホイップの掛け合いからカバー合戦に。続いてMariaがヘアホイップ。川畑もやり返していく。
意地の張りあいのなか、川畑が串刺しドロップキック、キャメルクラッチで捕獲。すると川畑が「みなさん、動画の準備はいいですか!」と10秒だけ動画OKのNAMI☆1特典を利用して鼻フック。さらに「今度はアップでいきます」と張り付け鼻フックでファンサービス。そして張り付けドロップキックでカウント2。
一方のMariaはケンカキックで反撃に転じると、川畑の顔を踏みつけていく。そして、張り付け返し。残り時間が少なくなるなか、エルボー合戦。そこになぜか「奇跡」のテーマ曲が!? すると花道から旧姓・広田さくら&宮崎有妃が登場し、「ただいまから成人の儀をおこないます」と野中リングアナ。
リングインした宮崎は迷うことなく川畑に恥ずかし固め、広田はMariaにボ・ラギノールを決める。さらに宮崎はMariaにも恥ずかし固めを決めて、成人の儀が終了!?

試合が何事もなく再開され、エルボー合戦。走るMariaに川畑が追走してドロップキック。Mariaもお返しする。キックアウトされるとワキ固めで捕獲するMaria。これを川畑が脱出して逆エビ固めへ。ニアロープとなると、ここで川畑は619、ノーザンライトSHでカウント2。ならばとMariaもカウンターの首固め。ここから丸め込みの応酬となり、そのままドローを迎えた。
2、から騒ぎwave(20分1本勝負)
朱里&○進垣リナ(12分27秒、SBTロック)桜花由美&林亜佑美●


前回の新木場大会に引き続き、桜花由美はアクトレスガールズの林亜佑美とタッグを結成。今大会ではレジーナを視野に入れている朱里と、2AWの若手・進垣リナとの対戦となった。また林と進垣は同期デビューとなり、2人の意地の張り合いにも注目だ。

試合前から「わっしょい!」を連呼する林に対して、朱里は「ヤバい奴いるぞ…」と警戒。その林が先発し、朱里の前で「わっしょい!」を連呼。桜花も「わっしょい!」に参加すると、つられて朱里も「わっしょい!」に合流。あまりにノリノリだったため、逆にお仕置きされるハメに。
反撃に転じた朱里は「イチイチ『わっしょい!』言ってんじゃねーよ!」と林にサッカーボールキック。続いて進垣が出ていき、林にリストロック。さらに朱里は腕十字を狙う。耐えられると、進垣も腕十字で捕獲する。いずれも耐える林に、朱里はブラ下がり腕十字。
劣勢の林だったが、なんとかクロスボディー放って桜花とタッチ。桜花は朱里&進垣にフェースクラッシャーを決めると、串刺しビッグブーツで逆襲。続いて朱里のミドルキック、桜花のビッグブーツがラリーとなる。
交代した進垣が桜花にドロップキック。カウント2。桜花もボディースラムでやり返す。2発目を狙うが、進垣が堪えてチキンウイングで捕獲する。

スタンド状態で桜花がロープに逃れてビッグブーツでお仕置き。タイガーSHの体勢。堪えられるとクロスアームDDT、カカト落としでカウント2。そして林と交代。

林はドロップキックで追撃。キックアウトされると水車落とし、クロスボディーへ。いずれもカウント2止まり。

一方、進垣も林の串刺し攻撃をかわして、腕蹴り。そしてフェースクラッシャーからのワキ固め。慌てて桜花がバックドロップでカットする。

攻勢に転じた林は丸め込みを連発。桜花のネックハンギングボムからのジャックナイフエビ固めもカウント2止まり。
進垣も串刺し攻撃で流れを変えると、朱里のハーフハッチを挟んで、ダイビング・ボディーアタックを投下。カウント2。桜花は進垣の上に林を投下したが、これは自滅。このチャンスに朱里のランニングニー、ダブルのアームブリーカーを挟んだ進垣がSBTロックで捕獲し、ギブアップを奪った。
3、スクランブルwave(20分1本勝負)
△野崎渚&笹村あやめ&有田ひめか(時間切れ引き分け)彩羽匠&優宇&響△


レジーナを戴冠し、追われる立場となった野崎渚。今大会では2AWの笹村あやめ、アクトレスガールズの有田ひめかと組んで、マーベラスの彩羽匠&響、EVEの優宇と対戦した。

前王者でもある彩羽と野崎のレジーナを巡る「その後」のストーリーに注目が集まるなか、試合は笹村VS彩羽でスタートとなる。観客の声援は笹村がじゃっかん上。喜ぶ笹村だったが、彩羽がソバットで黙らせる。串刺し攻撃を狙う彩羽だったが、笹村がアームブリーカー。しっかりやり返して両者タッチ。
野崎は響にブレイジングチョップを連発。ブレーンバスターでカウント2。リバース・インディアンデスロックで捕獲し、鎌固めへ。耐えられると、カーブストンプを放つ。
かわるがわる響をいたぶる野崎組。ローンバトルを強いられる響だったが、野崎にショルダータックルを放って反撃の糸口を作ると、野崎のビッグブーツをかわしてショルダータックル。そしてようやく彩羽とタッチ。
彩羽はキックで攻勢に転じ、野崎の上に優宇を投下。野崎もカニばさみで攻守を入れ替えビールマンキック→おしゃれキックと流れる攻撃。だが、ビッグブーツはカウント2。続く有田がランニングニー!

一方、彩羽もトラースキックから走るが、有田がラリアット。今度は有田がロープに走るも、彩羽がトラースキックで迎撃し、顔面ドロップキックにつなげる。
続く優宇が有田にセントーン。旋回式サイドバスターからセントーンを投下。これを寸前でかわした有田が笹村とダブルの攻撃(ショルダータックル&ドロップキック)で競演する。

流れを掴んだ有田が優宇に逆エビ固め。耐えられるとショルダータックルを放ち、笹村と交代。笹村のエルボーと優宇の逆水平チョップがラリーとなる。さらにエルボー合戦となり、笹村が背負い投げ。後頭部へのニー、低空ドロップキックでカウント2。串刺し攻撃を狙う笹村だったが、優宇が反撃の串刺し攻撃。キャノンボールはカウント2。
続いて響が出ていき、笹村にブレーンバスター。カウント2。走る響に笹村がバックエルボー。回転エビ固めで攻勢に転じると、ミサイルキック、大外刈りでカウント2。

代わった野崎がランニング・ダブル・ニーアタックで飛び込んで行く。カウント2。ノアールランサーを放つも、彩羽がカット。ならばと野崎はドルミルⅢへ。これも彩羽がカットに入る。

再三のカットに怒った野崎が「出てくるな!」と彩羽にビッグブーツ。だが彩羽も応戦! その間に復活した響が野崎にミサイル発射。
残り3分から、響が串刺しスピア3連発。カミカゼからダイビング・セントーンでカウント2。両軍入り乱れての混戦のなか、有田のラリアットが野崎に誤爆。このチャンスに響はヘッドバットから走るも野崎がカウンターのビッグブーツ。すかさず放ったノアールランサーは彩羽がカットに入る。

残り1分から響がスピア。押さえ込みを連発する。残り30秒となり、彩羽がハイキック。響がスピアで突っ込むも、野崎の足がロープにかかる。追い込まれた野崎だったがビッグブーツ2連発でお返し。これも彩羽がカットする。走る野崎だったが、響がスピアで飛び込んだところで時間切れを迎えた。
試合後、彩羽がマイクを握る。

彩羽「野崎さん、自分、レジーナをもちろんこれからも狙い続けますよ。でも、前回のwaveさん、そして今回の試合、響、行かせてもいいんじゃないですかね? お客さんどう思いますか? 見たい? いまなら行けるよね、響! ほら」

野崎「はい×6、確かに。今日も、こないだも、確かに響、勢いあったと思います。ただお前は顔じゃねーんだよ、まだ×4。そうだ明日、アタシとシングルだよね? 新潟でアタシとシングルマッチあるよね? アタシとアンタの差、5分で見せつけてやるよ」

彩羽「えええええええ! ちょっと待って5分かーーー。5分、いまレジーナ5分って言いました? ちょっと待てよ。自分、前レジーナですけども、3分半でアナタのこと仕留めましたよね? それなのに何、5分とか甘いことい言ってるんですか! 3分でしょ。3分で仕留めきれなきゃ……」

響「ちょっと待ってください! まず、なんでウチが負ける前提なんですか。頭おかしいでしょ? 逆、逆! ウチが3分でお前に勝ってやるよ。そしたら、ここで何か文句言わなくていいでしょ。はい、それで終わり。お願いします」

野崎「面白いこと言ってくれるじゃーん。いいよ、いいよ、3分で! 3分でお前のこと締め落としてやるよ。だから、もし1秒でも3分をオーバーした場合、タイトルマッチやろう。どうですか?」

響「やってみろよ」

野崎「お前も彩羽みたいにムカつくな! オーケー、オーケー。明日の結果次第でもしかしたら初防衛戦が決まるかもしれないので、みなさん、ちょっと遠いかもしれませんが、新潟、見に来てください。ありがとうございました」
4、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・196日~(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(11分9秒、片エビ固め)HIRO’e●
※ラリアット


8・16後楽園で引退することが決まっているHIRO’eが、元パートナーの高瀬みゆきとシングルで対戦。2人はかつて「エスペランサ」という名前のタッグを結成しており、場合によってはこれが2人のラストシングルとなる可能性が高い。

ゴングと同時にHIRO’eがドロップキック。ショルダータックルで先制する。サーフボードストレッチで捕獲。耐えられるとロングビーチへ。高瀬が堪えると、張り付けドロップキックで追撃するHIRO’e。
4、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・196日~(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(11分9秒、片エビ固め)HIRO’e●
※ラリアット

8・16後楽園で引退することが決まっているHIRO’eが、元パートナーの高瀬みゆきとシングルで対戦。2人はかつて「エスペランサ」という名前のタッグを結成しており、場合によってはこれが2人のラストシングルとなる可能性が高い。

ゴングと同時にHIRO’eがドロップキック。ショルダータックルで先制する。サーフボードストレッチで捕獲。耐えられるとロングビーチへ。高瀬が堪えると、張り付けドロップキックで追撃するHIRO’e。
高瀬はチョップとエルボーで押し込み、張り付けラリアット。ブレーンバスターでカウント2。トルネードえびすもカウント2。ならばとラリアットを放つが、カウント1で返すHIRO’e。

反撃に転じたHIRO’eがカウンターのスピア。さらにもう1発スピアを放つと、投げっぱなしジャーマンを連発。ぶっこ抜きジャーマンでカウント2。

高瀬はパワースラムで攻守逆転。コーナーに向かうとHIRO’eも追う。投げ落とした高瀬がセカンドからのギロチンドロップ。カウント2。
HIRO’eも粘り、カサドーラ、裏カサドーラでカウント2。ラリアットで流れを変えたい高瀬。トルネードえびすにつなげるも、HIRO’eが切り返しカウント2。だが走るHIRO’eに高瀬がラリアットを放って3カウント。

試合の内容に納得がいかなかったのか、高瀬は地声で「HIRO’e、もう1回本気でやれよ! 夏までにもう1回、HIRO’eから勝つ!」とアピール。HIRO’eは無言で退場。引退までに2人の再戦はーーー?
5、WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<挑戦者>○旧姓・広田さくら(13分37秒、ジャックナイフエビ固め)井上京子●<王者>
※京子が2度目の防衛に失敗。広田が第3代王者となる。もう1人は宮崎有妃


1・17新木場で、旧姓・広田さくらが井上京子の持つエリザベス王座に挑戦表明し実現した、今回のタイトルマッチ。

エリザベスとはディアナが管理するベルトで、40歳以上のレスラーのみが挑戦できるタイトルとなる。過去に広田は2度挑戦。今回、広田がベルトを戴冠すれば三度目の正直となる。またこのタイトルの面白い点は3WAYという形式のため、必ずしも王者の京子から取らなくても、とにかく勝った人が王座を獲得できるところ。作戦次第では広田にもチャンスがあるなか、そこに加わるのが宮崎有妃だった。もし宮崎が現在のパートナーである広田と手を組めば、京子にとっては圧倒的に不利な状況となり、NEO時代をともに過ごした京子と共闘すれば、広田に窮地が訪れる。宮崎がどちらに転ぶかが、この試合の焦点と言える。
京子は広田との握手を避けて、ゴング。まずは3人での力比べ。京子が圧倒的な強さを見せると、奇跡が共闘路線。しかし京子がダブルハンドのラリアット! かわした広田だったが、あまりの迫力に怯えた様子。

それを見た宮崎が「こんなに怯えてる広田。見たことない…」と、孤軍奮闘。京子に対しショルダータックルを連発するが、京子が競り勝つ。今度はそれを見た広田が「卑怯だぞ!」と言いがかりをつけるが、京子がブレーンバスターに切り返す。
ここで広田はいつものロープワーク。京子が立ち上がり「タイトルマッチでふざけてんじゃねーよ!」と不機嫌になるも、広田は「私はふざけたほうが真剣なんだよ!」と一歩も譲らず。すると京子はあっさり仰向けに。思う存分、広田が高田純次を敢行するも、京子がダブルフットで迎撃。

すると広田は「ということは、お前がやるということかーーーー!」と京子に振る。ベテランゆえに広田ワールドに足を踏み入れた京子が走るも、場外から宮崎が足をすくって妨害。ここで宮崎は京子に恥ずかし固めを狙う。しかし京子のカラダを支えられずに失敗。広田にアシストを求めるも、2度目の失敗。
珍しく揉める奇跡に、京子が「メインイベント!」と怒ると、宮崎が広田にコーナーに「登れ!」と指示を出す。だが、ここで広田は犬神家の体勢。思わず宮崎は「違うだろ!」と突っ込んだが、広田も負けずに言い返す。

再び口論となり、日頃の鬱憤をぶつけあう奇跡の2人。「殴るぞ!」とつかみ合ったままバックステージへと消えていく。

何もわからぬ京子がリングでポツン!?
するとセコンドの林がお得意の「わっしょい!」で会場を盛りあげる。そんななか奇跡の2人がグリーンミストの相打ちを経て、リングに生還。
京子は奇跡にラリアット。しかし、広田が京子にボ・ラギノール。そしてロープ渡りへ。カットに入る宮崎もまとめてホイップする。

ならばと京子&宮崎でダブルのブレーンバスター狙い。切り返した広田が2人にボ・ラギノール。場外に落ちると、トペ・スイシーダで追撃する。
さらに広田はミサイルキックを宮崎に発射。宮崎も片足ドロップキックで反撃にかかると、広田がサクラライトでカウント2。混戦となるなか、京子が宮崎にロメロスペシャルを狙うが、広田がときめきメモリアルで未遂に終わらせる。そこからコーナーに向かうが、今度は宮崎が広田にリップロック。ここに京子が加わり雪崩式ブレーンバスターを敢行する。
策士・宮崎は広田からフォールを奪って勝つ作戦に変更。ムーンサルトの体勢に入るが、京子がパワーボムで阻止。宮崎をカバーするも、そこに広田がジャックナイフで飛び込み京子をフォール。ここでまさかの3カウントが入ってしまった!?
◎エンディング
広田「ありがとー!×2 まず、みなさんに感謝と、対戦相手に感謝と、あと子ども達! あっ、控室にいるみたいで。まさか私が取れると思ってなかったみたいで。みなさん、ありがとうございました! ありがとうございます。こんなさ、もうさキャリアもさ、ベテランになってさ、年もさもう4月で42になりますよ。そうなの、見えないでしょ?よく言われるぅ。子供2人も産んでお母さんになって、育休とかやってそれでもチャンピオンになりました! みなさんの応援のおかげです。(子ども達がリングへ)ママチャンピオンになったよ(子供が『おめでとう』と言うと、会場からは拍手が沸き起こる)。子供からどんぐりもらいました。(会場がなごやかな雰囲気に)こんな風景のwave、そして私を温かい拍手でいつも見守って応援していただき本当にありがとうございます。こういう光景でリングに上がれるのも、新しい時代なんだなと思います。まだまだ若い勢いもありますけれども、こんな私たちも頑張っていますので、これからもお願いします。チャンピオンの私を応援してください。このベルトの挑戦には条件があります。40オーバーの選手、我こそはとこの母のパワーに勝てるぞという猛者、もしいたらジャンジャン私の前に立ちはだかってください! いつでもやってやりますとも、3人いないとダメなので、2人以上の希望者望む。よろしくお願いします」
桜花「おい広田、ここにいるよ。おいコラ! 広田! ここにいる。アタシ、4月4日で41になるんですけど。このベルト欲しいんだよねー」

広田「諦めないよねー」

桜花「諦めないよ!」

広田「諦めないのよ、この人。わかりました。やると言った以上は楽しくこのベルト、競って闘いましょう」

桜花「よろしくお願いします」

広田「でも、もう1人いりますからね」

桜花「ウチにはもう1人、いるじゃないですか(と宮崎を見る)」

広田「そんなの永遠に3人でやることになるじゃないですか! もっと表に向けていきましょうよ!」

桜花「そうですね(笑)」

広田「今日は名乗りをあげたということで、私ちゃんと覚えておきます」

桜花「お願いします」

広田「良きときが来たら、やりましょう」

桜花「よろしくお願いします」
広田「それではこのお祝いムードのなか、もう1つお祝いがあります。今日、私が対戦したパートナー・宮崎さん、明日、誕生日でございます」

すると恒例のバースデーケーキが登場。宮崎がロウソクの火を消すと、広田が顔面ケーキで祝福。

宮崎「ありがとうございます。明日で41になります。デビューから引退してなければ25周年なんですが、偉そうに25周年の大会をやろうと思ったんですが、さすがにちょっと気まずくて。永島とか加藤、里村みたいにやりませんが、気持ちは25周年。いままで楽しかったですし、これからももっともっとwaveを盛りあげていきたいと思います。応援よろしくお願いします!」

広田「それでは二冠のチャンピオンになりました私が、本日締めさせていただきます。野崎もさっき言ってましたけれども、私たちはこれから明日、新潟で大会があります。来れる人も来れない人も引き続き、近い人、遠い人、応援よろしくお願い致します。今日の波は最高だったかー!? 今日も広田は最高だったかー!? 今日の広田は凄い最強だったかー!? これからもwaveを見に来るかーー! ありがとー、これがー、waveだーーーーっ!」
◎広田バックステージ
——おめでとうございます。
広田「ありがとうございます」

——シングルのベルトというのははじめてに近いと思うのですが。
広田「そうですねシングル……といっても、まあそうですね。3WAYで取った……そうですね! シングルのベルト、はじめてですね。ああ……。はじめてです。もう本当に段ボールで作って。人生、何があるかわからないっていうことですよ。やり続けることですね。はじめてだ。嬉しい」

——そういうこともあってお子さんをリングに上げたのかと。
広田「いや。何も考えてなかったですね(苦笑)。ベルトが2本になる。双子だから持たせたい、みたいな」

——(シングル王座が取りたいという)欲のなさがよかった?
広田「そうなんですかね。あまり貪欲になりすぎずに、やったというところでしょうか」

——でも京子選手から取ったというのは意味がある。
広田「はい。価値があるし、意味があると思います。京子さんから取りましたからね。本当だったら宮崎さんからでもよかったですからね」

——試合が終わってからは桜花選手が早速、名乗りをあげてきたが?

広田「正直ね、桜花さんは絶対言ってくるだろうなと思いました。それは別に私が取らなくても、誰かが『誰でもかかってこい!』みたいなのを言ったら、『行きます(桜花のモノマネ)』って思ったんですけど、案の定、来ましたね」

——他団体にもアピールしていきたいような発言もあったが。
広田「そうですね。他団体というか、これは条件を満たす人が限られるので、そのなかで我こそは!はという人は誰でも。私が持ってるということで、広田にだったら挑戦できるかも?みたいな風に間口を広げるところではあるとは思うんです。やっぱりどうしてもジャガーさんだったり、京子さんだったりが持ってると、そこまでいかない40代くらいの年齢とかキャリアの方が、40越えてるけど、そこに直接挑戦表明するのはなって思う人たちが結構いると思うんですけど、まあ私が持つことで、ある意味、いい意味でハードルが下がったというか。だからこのベルトを私が持つ意味だと思うんですよ。私が持っている間に、いろんな40代と。50代と。60代と? 40代以上であれば何歳でもいいんで」

——どんなチャンピオンロードにしたいとか、どんなチャンピオン像を描いている?

広田「あのね、やっぱりね40過ぎのオバちゃんたちの闘いって、スピード感はそんなないだろうし、初々しさもないんですけど。コミカルでは私が持っているっていうのがあって、若い子には出せない、若い子の雰囲気は出せない。私たちの人間くさいというか、人生そのものの闘い方っていうのを見せていきたいと思います」

——いまの気持ちを誰に?
広田「やっぱり産んでくれたお母さん。ベルト取ったよ、ありがとー。お母さーん。セツコありがとー」
2020.01.26

『大阪・波始め・KOU』

▼OSAKA・ヤングwave~KOU~(20分1本勝負)
○梅咲遥、マドレーヌ(12分17秒、ラ・マヒストラル)有田ひめか、松井珠紗●

 
 昼の試合で鼻を負傷したマドレーヌはテーピングを施して試合に臨む。
ボディーチェックの際、Tommyレフェリーから「なんだ、その顔?」とツッコまれ、リング下にいた旧姓・広田さくらを指差す。
 松井とマドレーヌの先発で試合開始。
コーナーに追いつめられ、太ももにかみつくマドレーヌ。
代わった梅咲遥はボディーシザースからドロップキック。
松井もドロップキックを返したところで有田にタッチ。
 有田は滞空時間の長いボディースラム2発からコーナースクワッシュ。
さらにボディースラムで叩きつけてからカバーにいく。
カウント2で返されると、逆片エビへ。
ロープに逃げた梅咲は、正面からエルボーを打ち込む。
有田もエルボーを返し、打ち合いに。
ロープに走った梅咲をショルダータックルでダウンさせると、梅咲はフライング・ネックブリーカードロップ。
代わったマドレーヌはドロップキックを連発。

そして前方回転エビで丸め込むもカウント2。さらに腕十字を狙うが、松井がカットに飛び込んできた。
有田に抱えられた松井がマドレーヌに蹴りを叩き込みダウンさせると、有田は松井をマドレーヌの上へボディースラムで叩きつけ、ボディープレス。

カウント2で返されるとジャンピング・ニー。松井もボディースラムからロープに走ってフットスタンプ3連発を見舞い、背中を踏みつけてからボディースラムへ。

しかし、マドレーヌもケサ固めで返していき、ドロップキックを決めて梅咲に交代する。
ドロップキック3連発からボディースラムを決めた梅咲。しかし松井もドロップキックからボディーアタック、アームロックと反撃。梅咲もドロップキック、ボディースラムと攻め込むも、松井はボディーアタック、ドロップキック、網打ち式スープレックス。

対する梅咲も丸め込みの応酬で松井のペースを乱し、セカンドロープからのドロップキックを決める。松井のヨーロピアンクラッチをカウント2で返した梅咲は、ラ・マヒストラルで丸め込んでカウント3を奪った。

▼OSAKA・から騒ぎwave(20分1本勝負)
○米山香織、林亜佑美(10分29秒、ぐるんちょ)Loen、久令愛●

 

 林亜佑美と久令愛が先発。

フィンガーロックにいこうとするところで米山香織が飛び込んできて、背後から久令愛に攻撃を仕掛ける。

するとLeonもリング内に。

久令愛が米山に、Leonが林に同時にドロップキックを決めると、米山を排除して林にダブルショルダータックル。代わったLeonは「わっしょい、わっしょい、うるせえんだよ!」と言いながらストンピングを叩き込み、逆水平、ボディースラムと攻め立てる。そしてサーフボードへ。
ロープに逃げた林だが、代わった久令愛にボディースラムで叩きつけられる。

林はロープに飛ばされながらもドロップキックを決めたところで米山にタッチ。
 米山がキャメルクラッチを決めたところで林が飛び込んできて加勢。

さらに米山はダブルレッグロックで動きを止めて、林にタッチ。林と久令愛はエルボーを打ち合うが、ショルダータックルでダウンさせた久令愛が、正面からのエルボー、首4の字で林を攻め込む。
 林はカサドーラでカウント3を狙うも、カウント2でクリアした久令愛はドロップキック。
代わったLeonは串刺しドロップキックを決め、ダブルアームスープレックス。そして逆エビで締めあげていく。
 林はダブルリストアームサルトでLeonを投げ飛ばし。代わった米山はモンゴリアンチョップを連発。

しかしLeonはバックブリーカーからバックスピンキックをカウンターで決めて久令愛にタッチ。

久令愛はドロップキック4連発。そして腕十字へ。
米山がロープから戻ってくるところを飛びつき腕十字で捕獲した久令愛。
米山のセントーン、さらにクロスラインもかわし、Loenのミサイルキックを呼び込むと、米山に対して回転足折り固め、ジャックナイフと丸め込みを連発
。これをカウント2で返した米山は後方回転エビ。しっかり腰を落としてカウント3を奪った。
▼OSAKA・wave of waves(15分1本勝負)
○桜花由美(12分28秒、体固め)旧姓・広田さくら●
※ビッグブーツ

 
 入場するやマイクをつかんだ広田。

「皆様、昼と夜と、ありがとうございます。昼もそうだったんですが、私は並々ならぬ覚悟でリングに立っております。なぜかというと、4月12日、新木場で大会があるんですが、その大会名は『バースデーWAVE』と銘打たれております。なぜならば、桜花さんと私の誕生日のWAVEであります。めでたいんですが、私がその日、リアルバースデーなんです」と言ったころで、対角線の桜花が拍手を送ってる。それを見た広田は、「拍手してるでしょ? っていうことは、余裕をかましてるんですよ。ほんとだったら私が、4月12日リアルで、私がメインにふさわしいと思うんですが、社長権限で自分がメインだって、たぶん思ってると思うんです。この大会まで、たぶんシングル(対決)はないので、今日、勝った方が4月12日のメイン、張りませんか? あともう一つ言いたいんですけど、去年の4月の『バースデーWAVE』、桜花さんと私やったんです。なのにポスターが、桜花さん(腕を大きく回して)こんなに大きくて、私は(手で小さい丸を作って)こんなだったんです。こんなのあります? ポスターの大きさも、今日、勝った方が大きくて、負けた方がちっちゃく。ポスターの大きさも懸けろ!」と要求。

それを桜花があっさりのんで、試合開始のゴングが鳴らされた。
試合開始のゴングと同時にコーナーを飛び出してビッグブーツを放った桜花だったが、広田はそれをかわしていきなりのボ・ラギノール。

そのまま丸め込んだがカウント2。

逆に桜花はカウンターでビッグブーツを決めた。カウント2で返した広田は、首固めから丸め込みを連発で仕掛けていくが、いずれもカウント2。いったん分かれたところで、互いに相手の髪をつかんで荒れ模様の展開に。

Tommyレフェリーに促されブレイクすると動きを止めて気持ちを落ち着かせる。


 広田は「そうだった……。ごめんなさいね。今年初めて(の大阪)なんだから、みんなハッピーにして帰そうって思ってたのに、ごめんさない。気持ちだけが前のめっちゃって」。そして気を取り直して、「楽しくやろう。楽しいWAVEっていうのを見せてあげようよ」と言うと試合再開。しかし、先ほどの言葉とは裏腹に大声を張り上げながら攻撃を仕掛けていく。

そしてロープ渡りでいつものペースに持ち込んでいくも、足を滑らせて転落。
そこへ桜花がビッグブーツを放っていったが、トップロープを引き下ろして桜花をリング下に転落させた広田はトペを狙う。

だが、セカンドロープに体が引っかかって失敗。とはいえ、これはいつもの広田の展開。


 リングに戻る際にコーナーに上がった桜花を肩に担いだ広田は、そのまま対角線のコーナーまで運ぶ。
 ブレイクしたところで桜花のボディーアタックを浴びた。カウント2で返された桜花はクロスフェースロックでギブアップを迫るが、髪をつかんだため反則カウントが数えられる。
なんとかロープに手を伸ばしてブレイクに持ち込んだ広田だが、背中を踏みつけられる。

ビッグブーツをかわした広田は、桜花をロープに貼り付けにしてボ・ラギノール。

タカダジュンジを両足を突き出されてカットされると、桜花にタカダジュンジをやらせるように仕向ける。大の字の広田を飛び越えてロープに走った桜花。
しかし広田はすぐに立ち上がってボディーに蹴りを叩き込み、「この技は今年から年齢制限つけたんだよ。ババアにやる資格はねえんだよ!」。そしてリングを囲んでいた若い子にやってもらうと提案。なぜかここで二上美紀子会長、旧姓忍者・乱丸までリングサイドに集まって来て立候補するが、広田は最終的に梅咲遥を指名。

リングに上がった梅咲はタカダジュンジを放つもかわされて自爆。

桜花と広田の2人から蹴られ、リング下に落とされた。
邪魔者を排除すると、広田は丸め込み、ビッグブーツをかわしてからのボ・ラギノール、シャイニング・ウィザード。

そしてコーナーで倒立して足を開いたり閉じたり。

ふらふらと近づきながらも広田を叩き落した桜花はビッグブーツを決め、バックに回ってタイガースープレックスを狙う。
それを切り返してテキーラサンライズを仕掛ける広田。

その展開が続く中で、最後は広田がテキーラサンライズを決める。続くラ・マヒストラルはカウント2で返されるも、裏拳を連発していく広田。

そしてコーナーに走る。しかし待っていたのは、桜花のふらふらドーン。

広田はなんとかカウント2で返した。
背を向けてコーナーに上る広田に投げ捨てジャーマンを放った桜花。

すぐに立ち上がった広田だったが、前のめりにダウン。

桜花は後頭部にカカト落としをぶち込む。さらにブレーンバスターを狙ったが、広田はそれを切り返しての丸め込む。

カウント2でかわされるとロープに走ったが、ビッグブーツをカウンターで浴びてマットに沈んだ。
勝利後、マイクを手にした桜花は、「広田さんが言い出したことですからね。まだ、どっちがメインにしようか決めてなかったし、ポスターもまだ作ってねえし。ってことは、広田さんにすっげえカード持ってきても、メインは、あ・た・し。そして、今年のポスターも、わたしはこーんなに(大きく)して、広田さんは(指で小さい丸を作って)こんなだから。“リアルバースデー”って入れてあげるよ。それでは皆さん、4月12日のポスターとカード、楽しみにしててください」と勝ち誇ってリングを下りた。
▼OSAKA・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH 203日(15分1本勝負)
○中森華子(10分11秒、エビ固め)HIRO'e●

 
 握手を交わし、中森華子がコーナーに戻ろうと背を向けたところにドロップキックを放ったHIRO'e。

ここで試合開始のゴング。

攻撃の手を緩めずタックルを打っていったHIRO'eだが、中森は倒れない。

逆に中森もタックルを打ち込んでいくが、カウンターで迎え撃ったところで中森はダウン。

長浜は髪をつかんで投げ、顔面を踏みつけていく。

しかしフライング・ネックブリーカードロップで反撃に転じた中森は、背中、正面からとサッカーボールキックを叩き込み、HIRO'eをロープに貼り付けにしてエプロンからミドルキックをぶち込んでいった。さらに顔面をマットに叩きつけ、STFで締めあげる。
ロープに逃げれられても、コーナーに追いつめてのバックスピンキック。

しかしHIRO'eも串刺し式でスピアを突き刺すが、中森は強烈なローキックで反撃。

エルボーを返していったHIRO'eは、コードブレイカーから低空ドロップキック、ブレーンバスターと攻め立てるが、中森はヒザ蹴りでHIRO'eの攻撃を断ち切り、ミサイルキック、馬乗りになってのアームブリーカーでギブアップを迫る。
ロープブレイクに持ち込まれると、腕への蹴りから雪崩式のノド輪落とし、シャイニング・ウィザードとたたみかける。
 中森を強引に後方に投げ捨てたHIRO'eはミサイルキック2連発、スピア、投げしてジャーマンと攻め込むが、中森も投げ捨てジャーマンを返していく。
それでもHIRO'eはカウンターでスピアを決め、ジャーマンへ。カウント2で返されるとコーナーに上った。それを見て起き上がった中森は、雪崩式ブレーンバスターでマットに叩きつける。HIRO'eはカサドーラからバックドロップホールド。カウント2で返した中森は、HIRO'eの顔面を蹴り上げ、カウンターのミドルキックから鎮魂歌ドライバー。積極的に攻め込んできたHIRO'eを返り討ちにした。
▼OSAKA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃、高瀬みゆき(16分25秒、体固め)野崎渚、青木いつ希●
※直伝デスバレーボム

 
 執ようにレジーナをつけ狙うWAVEタッグ王者が、アクトレスのシングル王者とタッグを結成して、地元の若手を引き連れたレジーナと激突するメインイベント。
 リング中央でにらみ合う野崎と宮崎に「お願いします!」と握手を求めた青木いつ希と高瀬みゆきだが無視され、そのまま野崎と宮崎の先発で試合開始のゴング。
フィンガーロックでの力比べからいきなり場外乱闘をに引き込んだ宮崎。
 そのまま場外で野崎vs高瀬、宮崎vs青木の展開に。リングに戻ると、野崎にビッグヒップを決めた宮崎。

2度目のビッグヒップは青木がカットし、野崎が鎌固めで反撃。さらにダブルレッグロックからのサーフボードを狙うが、宮崎の上半身は上がらず顔面をマットに叩きつけるまでには至らず。
代わった青木はキャメルクラッチ。

背中にストンピングを落とし、ロープに貼り付けにして、背後からボディーアタック。

攻撃を浴びながらも、宮崎は正面からの蹴り、低空ドロップキックを叩き込んで高瀬にタッチした。


 勢い込んでリングに飛び込んできた高瀬は串刺しドロップキック、ドロップキックからエルボの打ち合いへ。

代わった野崎は高瀬に串刺しビッグブーツを乱射。
パワースラムで切り返した高瀬は、ブレーンバスターを狙うも背後に滑り下りられて、ドルミルに捕らえられる。

コーナーに押し込んで逃れた高瀬は、コーナー2段目に飛び乗ってのドロップキックから串刺しラリアット、コーナー2段目からのフォアアーム、カミカゼ、コーナー2段目からのギロチンドロップと畳みかける。
さらにミサイルキックを叩き込んだ高瀬だが、野崎はブレーンバスターで叩きつけると、カウンターのビッグブーツ。

そして高瀬が逆水平、野崎がビッグブーツの打ち合いに。ラリアットを叩き込んでくる高瀬にビッグブーツを返していく野崎。

片ヒザを着いた状態の高瀬にスライディングでビッグブーツを叩き込んだ野崎。カウンター、ショットガン式でビッグブーツを叩き込むが、宮崎とのタッチを許してしまう。野崎も青木にタッチ。
何発もタックルを打ち合う宮崎と青木。

ラリアットを決めた宮崎だが、青木はタックルで打ち勝ち、バックドロップを狙う。高瀬が飛び込んできて2人がかりでの攻撃を狙うが、野崎がミサイルキックで2人を同時に吹っ飛ばす。
青木のエルボーは宮崎にかわされて同士打ちになるも、強引にバックドロップを決めた青木。

しかしコーナーに上ったところ、高瀬に叩き落とされる。場外で野崎と青木を鉢合わせにした高瀬は、青木をリングに押し上げる。

串刺しエルボーバット2発からフェースクラッシャー、ダブルニースタンプを決めた青木は、コーナートップから急降下ダブルフットスタンプ。
試合後、マイクを手にした宮崎は、「野崎、屈辱的だったでしょ? これ、野崎のベルト、私が持って勝っちゃおうかな。オイ、いつでもこのベルト、獲ってやるから」と言って、手にしていたレジーナのベルトを大の字の野崎の上に放り投げた。
ベルトを手にして無言のまま引き揚げた野崎。その後ろ姿を目で追った宮崎は、「WAVE大阪大会、ZEN・KOUのKOU、ご来場ありがとうございました」と挨拶。そして、参加全選手をリングに呼び込み、「まあ、今私がアピールしたから、あんなふうになっちゃったけど、でも、いつでも。野崎がベルト巻いて、そのベルトに、野崎が持ってるベルトに、私が挑戦して勝つなんて、もうほんとに、ムチャクチャいい感じじゃないですか? あいつ、今いくつだ? 28とかそれぐらい? 私、15から知ってて、泣かしてたっていうか、練習つらくてピーピー泣いてて、その頃を知ってるんで、超えられるわけがないんですよね、私のこと。超えさせるわけにはいかないと思ってます。野崎が持ってるベルトだからこそ、やりがいがあるんですよね。ありがとうございました」とベルトに向けての心境を明かした。
なんとなくしんみりした雰囲気に、周りから「ハッピーに」の声が飛ぶ。それを聞いて気を取り直した宮崎は、「3月21日、世界館でやります。ぜひ皆さん、来てください」と次回大阪大会を予告して、最後は宮崎が音頭を取って、「これがWAVEだ!」の大合唱で2020年初の大阪大会は幕を閉じた。