2020.09.21

『SENDAI WAVE KEEP SMILE:)11~again~』

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1、wave vs 仙女遺恨なき団体対抗戦(10分1本勝負)
○宮崎有妃(9分51秒 首固め)優宇●
※目潰しから
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2、wave vs 仙女遺恨なき団体対抗戦(10分1本勝負)
○橋本千紘(8分52秒 オブライト)桜花由美●
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3、wave vs 仙女遺恨なき団体対抗戦(10分1本勝負)
△野崎渚(時間切れドロー)DASH・チサコ△
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4、wave vs 仙女遺恨なき団体対抗戦(10分1本勝負)
△旧姓・広田さくら(時間切れドロー)金子夏穂△

※対抗戦が1対1の引き分けだった為、タッグマッチの延長戦が急遽決定。
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5、wave vs 仙女遺恨なき団体対抗戦(時間無制限1本勝負)
○旧姓・広田さくら&野崎渚(12分53秒 ふらふらどーん)DASH・チサコ&金子夏穂●

※結果2対1でwave軍の勝利となる。
2020.09.18

「HIROe引退LAST LONGBEACH~」

1、スクランブルwave(20分1本勝負)
Sareee&○響(13分33秒、片エビ固め)進垣リナ&網倉理奈●
※ダイビング・セントーン


コロナの影響で渡米が遅れているSareeeがwaveに参戦。かつてタッグを組んでいた響(当時は田中盟子)とのペアで登場し、一夜限りの“スト魂”復活となった。Sareee&響は、スト魂のテーマ曲で入場。懐かしのオープニングダンスも披露する。

試合は響vs網倉でスタート。肉弾戦が繰り広げられたあと、Sareeeがドロップキックからのボディースラム。響も続き、交互に叩き付けていく。劣勢の網倉だったがチョップ合戦を挑んでいき、ようやく進垣と交代。
反撃にかかる進垣は響の腕を集中攻撃。ワキ固めに入るも、これを切り返す響。逆にボディースラムの体勢に入る響だったが、進垣がチキンウイング・アームロックへ。これをコーナーに叩き付けて脱出した響が串刺しスピアを連続で敢行する。

かわったSareeeが進垣にドロップキック3連発。エルボー合戦となる。Sareeeが制してボディースラム。カウント2。串刺し攻撃を狙うが、寸前でかわした進垣がワキ固め。Sareeeもなんとかエスケープ。ならばと進垣はダイビング・ボディーアタックで追撃にかかる。
続いて網倉が出ていきSareeeにカナディアン・バックブリーカー。コーナーに逆さ吊りにセットし、串刺しボディーアタックをお見舞い。そしてボディープレス2連発につなげるも、Sareeeがドロップキックで形勢逆転。そしてSTFへ。

進垣がカットしたところで10分経過。響がショルダータックルで飛び込む。カウント2。網倉も串刺しボディーアタック、ショルダータックル、セントーンで反撃。網倉&進垣の波状攻撃が決まる。
なんとかしのいだ響が網倉を担ぐも、回転エビ固めに切り返す網倉。キックアウトされるとすぐに走る網倉だったが、Sareeeが追走式ドロップキックで足止め。すかさず響がカバーする。返されると、響はカニばさみで網倉をロープ際まで追いやり、スト魂がエプロンから低空ドロップキックで挟み撃ち! さらにSareee→響で連続ミサイルキックが決まる。
なんとかしのいだ響が網倉を担ぐも、回転エビ固めに切り返す網倉。キックアウトされるとすぐに走る網倉だったが、Sareeeが追走式ドロップキックで足止め。すかさず響がカバーする。返されると、響はカニばさみで網倉をロープ際まで追いやり、スト魂がエプロンから低空ドロップキックで挟み撃ち! さらにSareee→響で連続ミサイルキックが決まる。

進垣がカットに入ると、Sareeeが排除にかかる。分断に成功したスト魂は、響がカミカゼからのダイビング・セントーンを網倉に決めて、久々のタッグで快勝を収めた。
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○藤本つかさ(8分46秒、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド)梅咲遥●

ディアナの梅咲遥がアイスリボンの藤本つかさに挑んだ一戦は、序盤から藤本ペース。首投げからのサッカーボールキックを放った藤本がヘアーホイップ。コーナー下で踏みつけプレッシャーをかけていく。そして逆エビ固めで捕獲。
なんとか梅咲がロープ。すぐに藤本は対角コーナーにハンマースルーしたが、これを梅咲がドロップキックで迎撃し、攻勢に転じる。弓矢固めで絞り上げる。

耐えた藤本がボディースラムでお返し。卍固めを決めたあと、張り付けドロップキックで追い打ちをかける。セカンドからのドロップキックは梅咲がかわして、逆に敢行。ボディースラムで叩き付け返す。

5分経過。エルボーのラリーを挟んで、梅咲のブレーンバスター、ノーザンライトSHはいずれもカウント2止まり。
藤本はサッカーボールキックで攻守を入れ替え、串刺しドロップキック、串刺し低空ドロップキックにつなげる。カウント2。ここで藤本はJOサイクロンの体勢に入るも、梅咲が着地して首固め。キックアウトされると十字固めへ。さらにラ・マヒストラルを狙うが、読んだ藤本が延髄斬り。

走る藤本に梅咲がカウンターのラ・マヒストラル。キックアウトされると、またもや走る梅咲だったが、藤本がカウンターのドロップキックで動きを止める。そしてミサイル発射! キックアウトされるとJOサイクロンSHで貫録勝ちを収めた。
3、チャレンジwave(15分1本勝負)
○朱里(10分0秒、サソリ固め)門倉凛●


マーベラス9・11新木場で復帰した門倉凛が朱里に挑む。2人のシングルは今回がはじめてとなる。

序盤から試合は朱里ペースで進むなか、朱里の串刺しニー→ハーフハッチが決まる。返された朱里はヒザ十字へ。なんとか門倉がロープ。
5分経過。動きの止まる門倉を朱里が連続でカバーする。いずれもカウント2。門倉がエルボーを放つと、朱里は「来いよ! もっと!」とゲキ。門倉が奮起し、小刻みエルボーからのネックブリーカードロップを敢行。
フォアアームの打ち合いから朱里がバッククラッカー。ランニング・ローキックでカウント2。そして、アキレス腱固めへ。
なんとか門倉がエスケープし、カウンターのドロップキックでようやく攻勢。低空ドロップキック、ミサイルキックにつなげる。門倉はフェイントを入れたスクールボーイを連発。キックアウトされると逆打ちを狙うが、これは未遂。ならばとトラースキックからノーザンライトSHへ。走る門倉に、朱里がカウンターのハイキック。これで流れが変わり、デスバイロデリックを敢行。そこからサソリ固めでガッチリ捕獲し、ギブアップを奪った。
4、DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者組>桜花由美&○桃野美桜(19分7秒、エビ固め)宮崎有妃●&旧姓・広田さくら<王者組>
※JKボム。奇跡が3度目の防衛に失敗。ボスマミが第24代王者組となる

宮崎有妃&旧姓・広田さくら<奇跡>が保持するWAVE認定タッグ王座に、前王者チームの桜花由美&桃野美桜が挑んだリベンジマッチ。なお奇跡はこれが約1年ぶり、3度目の防衛戦となる。
ボスマミの奇襲でゴングを迎える。早速、ボスマミは広田に合体ドロップキック。先制に成功したが、広田がボスマミへの串刺し攻撃で反撃。これはあいにく桜花にのみヒット。すぐさま桃野が串刺しドロップキックで応戦するも、広田がかわして桜花に誤爆してしまう。それでも心の広い桜花は気にした様子もなく、ボスマミの連係ロケットキックを成功させる。
一方、広田はフェースクラッシャーで流れを掴むと、ロープ渡りへ。ロープジャンプで観客から拍手喝采。しかし2度目のジャンプは転落。すかさず桃野がドロップキックを狙うが、かわした広田が張り付けボ・ラギノール。宮崎が出ていき、恥ずかし固めの体勢。回避した桃野だったが、ビッグヒップは食らってしまう。
対角コーナーに振られた桃野が、コーナートップに駆け登る。すると宮崎は、桃野の両足を掴んで、大股開き! 桃野を辱めたあとビッグヒップでカウント2。さらに奇跡は連係を試みるが、自滅が続く。
これで流れが変わり、ボスマミが優勢に。かわった桜花が奇跡にフェースクラッシャーを決めると、宮崎に串刺しビッグブーツ。宮崎も恥ずかし固めで応戦しようとするが、需要を考え躊躇する。かわりに宮崎は桃野をイスに固定し、その目の前で桜花に恥ずかし固めをかけるという作戦に出る。顔を背ける桃野…。
かわった広田が高田純次。桜花がガードすると、桜花にフルも「四十肩と老眼のお前にやる資格はないんだよ!」とガットショットをお見舞いする。桃野がかわりに高田純次。桜花がエルボードロップにつなげる。
広田がスイングDDT、619を決めれば、桜花はカカト落としで応戦。広田と桜花はへなーらサンセット、タイガースープレックスを巡って二転三転。どちらも決まらず、桃野のドロップキックから桜花がバックドロップにつなげる。ネックハンギングボムを狙う桜花だったが、広田がウラカンラナに切り返す。これは桃野が寸前でカット。桜花のビッグブーツもカウント2止まり。
ここでボスマミが連係のブレーンバスター。カウント2。すかさず桃野が広田にダイビング・ボディーアタック→低空ドロップキック2連発で追い打ちをかける。

劣勢の広田だったが、場外のボスマミにトペの体勢。見事に成功させるが、宮崎&桜花にキャッチされる。
攻守を入れ替えた桃野がプランチャ・スイシーダを投下!場外戦を挟んで、ボスマミがファンタスティックフリップ、桃野のフットスタンプを敢行。さらにJKボムを狙う桃野だったが、回避する広田。桃野も広田のボ・ラギノールをかわして丸め込む。桃野のウイングクラッチホールドもカウント2止まり。

広田は裏拳で流れを変えると、へなーらサンセットの体勢。桜花がビッグブーツで飛び込むが、かわした広田がボスマミにボ・ラギノール。すぐさま広田は延髄斬り、シャイニング・ウィザードで攻勢。かわった宮崎が桃野を逆立ちさせると、広田がボ・ラギノールを連射していく。

さらに宮崎は投げっぱなしジャーマンで桃野をコーナーに叩き付けたあと、えびす落としへ。キックアウトされるとムーンサルトプレスを投下させるも、これは桜花がカット。
ビッグブーツでアシストに入る桜花。すぐに桃野が回転エビ固めへ。丸め込みの応酬から、桃野が宮崎にJKボムを敢行。キックアウトされると、もう一度、JKボムの体勢。宮崎が堪えると、広田がボ・ラギノールでアシストに入る。しかし、これも耐えた桃野がJKボムを完璧に決めて3カウント!
試合後、二上美紀子会長が賞状とベルトを授与。ここで会長は2本とも桃野に巻いて、会場の笑いを誘う。そして桃野が勝利者マイク。
桃野「ベルトさんが自分のそばに帰ってきました。本当に嬉しいです。対戦してくださった奇跡のお二人は自分がケガをしたあとの防衛戦で、自分のベルトさんが取られてしまいました。そこから欠場期間約2年。自分が復帰するの待っててくださったんですよね?(奇跡は否定するようなジェスチャー)ひにくれてますけど、本当に待っててくださり、ありがとうございました。今日、対戦してくださり、ありがとうございました。何かありますか?(奇跡はマイクはせずに退場)お二人が欠場期間にかけてくださる言葉はすごく温かくて、自分は二人のこと好きですよ。ついでにマミーも待っててくれて、どうもありがとう。今日だけいいよ(とバックハグを許す。笑顔で桜花がハグすると、照れた桃野が…)。3・2・1!(とカウントダウン。慌てて離れる桜花)みなさん、ベルトさんを取ってからが本当だと思います。タッグベルトなんですけど、自分が2個ね、大事に同棲生活していきたいと思います。今日はありがとうございました」
◎ボスマミバックステージ(大会終了後に収録)
——おめでとうございます。改めてどうですか?
桜花「すごい嬉しいんですけど、まだボスにちゃんとハグしてもらってないので、このあとちゃんとしてもらおうと思っています。ねっ!」

桃野「それはおいといて。自分がはじめて巻いたベルトさんがこのベルトで、ケガをしたままサヨナラしちゃってたので、すごいこうやってまた自分のそばに戻ってきてくれてすごい嬉しいです。愛は勝つって言うじゃないですか。自分のベルトさんへの愛が強かったから、今日は勝てたんじゃないかなと思いました」

——ベルトさんは待ってたよって言ってました?
桃野「言ってます! よく頑張ったねって。ちょっと意外と厳しいんですよ。アメとムチのムチが強いんですけど、よく頑張ったじゃん!って言ってくれました。2つになっちゃった。うふふ」

桜花「2人で取ったんだよ!?」

桃野「うん。でも会長が巻いてくれたから」

桜花「2人で取ったんだよ!?」

桃野「美桜が大事にします」

桜花「どっちのベルトさんが大事なの?」

桃野「どっちも」

桜花「三角関係になる?」

桃野「いや、なりません。右手と左手があるので。ふははははは」

--桜花さんは復帰を待ち続けたが。

桜花「はい、ずっと待ってました。私って自分で思うんですけど、健気だなって思いました。ずっと待ってましたもん。一応、期間限定で野崎とタッグを組みましたけど、どっちかのパートナーが帰ってきたら、解散しようねってちゃんと。そういう約束を」

桃野「それもどうかと思いますけどね!」

桜花「約束をして、ボスが帰ってきたから野崎を捨てて、ボスのもとに戻って参りました」

——今後の目標は?
桜花「今後の目標は、やっぱりいっぱい防衛したいね!」

桃野「はい、10年一緒にいます」

桜花「頑張ろう!」

桃野「嘘、やめよう」

桜花「50代になっちゃうけど(苦笑)」

桃野「自分が100歳でプロレスラーやめるまで。100歳でやめるのでプロレスラー」

桜花「じゃあ私……」

桃野「だからそのときのために自分が2つ持ってる(笑)。つながった?」

桜花「ちょっと待って、12○歳か…。生きてるかな。でもボスが喜んでくれる顔を見るのが私の幸せなんで、頑張ります!

(向こうは老かいなチームで、やりにくい相手だったが予想はしていた?)そうですね。もともと奇跡にベルト取られて、また取り返したことになるんですけど、何回か当たっているので」

桃野「でも、別に何も考えてないです、自分は。そのとき、そのときで…はい」

桜花「ボスが精神的にダメージ受けなくてよかったなと思います」

桃野「いや、受けましたよ! あんなの見せられて!! そうだ、それは今日の試合の汚点です」

桜花「それでボスがテンションがガタガタって下がらずにちゃんとボスのベルトさんへの思いのほうが強かったのかなって。精神的苦痛を味わわされても、ボスがちゃんとベルトを取りに行ってくれたので」

桃野「正直言うと、ボスマミで勝ったことないので、自分が」

桜花「ああ、ボスの力でちゃんと3カウント取ったので」

桃野「頑張りました。ありがとうございます」
5、HIRO'e引退LAST LONGBEACH(30分1本勝負)
○HIRO'e&野崎渚(20分49秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)米山香織●&高瀬みゆき


waveの生え抜き2号として嘱望されていたHIRO’eが、もう一つの夢(柔道整復師)に向かうため、今大会を持って引退。当初は、8・16後楽園大会でおこなわれる予定だったが、コロナの影響で大会自体が中止に。心配された引退試合だったが、約1カ月遅れでの実現にこぎつけた。HIRO’eの最後のパートナーを務めるのは、身近な先輩として苦楽をともにしてきた野崎渚。対峙するのは、HIRO’eが節目で対戦してきた米山香織と、元タッグパートナーの高瀬みゆきが務める。
最後に入場したHIRO’e。対角コーナーの高瀬はすでに感極まった様子…。

試合はHIRO’e対米山でスタートとなる。米山も泣き顔だったが、これはフェイント。力比べの際、米山は思いきり足を踏みつけ「お前なんかとっとと辞めちまえ!」とロープにふる。これをHIRO’eがショルダータックルで突っ込んでいく。
高瀬が出ていく。HIRO’eがヘッドロックに捕らえると、高瀬はドロップキックで応戦。HIRO'eもやり返し、野崎とタッチ。

野崎は高瀬にブレイジングチョップを連発。鎌固め、顔面バン!を2連お見舞い。HIRO’eもストンピングで続く。
高瀬はエルボー弾でやり返しDDT、スタナーへ。ここで米山が出ていきHIRO’eをロープに張り付け「ひ・ろ・え・ちゃ・ん・あ・り・が・と・う」と四方に張り付けチョップ。すぐさま高瀬が串刺しドロップキックで追い打ちをかける。かわった米山も串刺し攻撃を狙うが、HIRO’eが焼豚で攻守を入れ替え、野崎と交代。

野崎は高瀬に串刺しビッグブーツ、米山には野崎式の串刺しビッグブーツをお見舞い。HIRO’eとのダブルおしゃれキックにつなげる。野崎のビッグブーツはカウント2。
米山もモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップで応戦し、高瀬と交代。高瀬は野崎に串刺しラリアット、セカンドからのジャンピング・エルボー弾でカウント2。

一方の野崎もエルボー弾からビッグブーツを敢行。ロープに走るも、高瀬がラリアットで迎撃。ならばと野崎もビッグブーツ。すぐに高瀬がショートレンジラリアットをお見舞いする。
試合が再開され、高瀬がスピアで飛び込み、米山とタッチ。すかさずセントーンでを放つ米山。HIRO’eも低空ウラカンラナで流れを変えるとロングビーチで捕獲。耐えられるとミサイル発射。スピア、サクラ落としでカウント2。バックドロップの体勢。米山が堪えてエルボーのラリーへと発展する。
HIRO’eは四方のファンに向かって気合を入れ直して、エルボー弾! するとここで米山がタイムを要求。引退セレモニーの真っ最中に、引退を撤回した米山らしい質問を投げかける。
米山「引退前に最終意思確認をしたいと思います。HIRO’eちゃんプロレス人生楽しかったですか?」

HIRO'e「楽しかったです!」

米山「HIRO’eちゃん、引退を撤回したくはありませんか?」

HIRO'e「しません!」

米山「HIRO’eちゃん最後の相手に選んでくれてありがとう!」

試合が続行となり、HIRO’eがチンクラッシャー、野崎がビッグブーツ、HIRO’eが裏カサドーラでカウント2。コーナーに登るも、米山が追いつき雪崩式のダブルリスト・アームサルト。高瀬のカミカゼを挟んで、米山がセカンドからの千豚♪を投下。高瀬もセカンドからのギロチンドロップで続く。さらに米山のダイビング千豚♪が成功するも、なんとHIRO’eがキックアウト!?
ここで米山&高瀬がダブルの攻撃。HIRO’eがスピアで迎撃し、米山にバックドロップを決めてカウント2。
20分経過。HIRO’eのジャーマンSHはカウント2止まり。だが、ここで高瀬が米山を裏切り、米山にラリアット。野崎がノアールランサーハイで飛び込むと、HIRO’eが「みんなありがとう!」とジャーマンSHへ。米山から3カウントを奪ってプロレスラー人生に終止符が打たれた。
◎引退式
コロナウイルス感染拡大防止という観点から、女子プロレス恒例の関係者からの記念品贈呈などはなし。紙テープもなし…そのかわり、後楽園の許可のもとHIRO’eのイメージカラーであるオレンジのサイリウムの使用が認められた。
まずは関係者から送られた花束の送り主の名前が読み上げられる。そのなかには浜田文子の名前も…。そして、広田興行8・9大阪大会で流す予定だったサプライズVTRとして、AEWの志田光が英語でメッセージ。さらにお母さんからの手紙も読み上げられた。
続いてwave所属選手がリングに上がり、花束贈呈。桜花社長が「waveの生え抜きとしてデビューして6年間、自由なHIRO’eちゃんでしたが、本当に、本当にお疲れさまでした!」と労いの言葉。二上会長からは退職金が送られ、思わずHIRO’eが中身を確認。最後はwaveらしい送り方として、宮崎が恥ずかし固め。所属選手が取り囲んで1枚の写真に収まった。
最後にHIRO’eが挨拶。

HIRO’e「えー、やっと引退する日が来た。いや、引退するときが来たという感じです、いまは。1回引退日が延期になり、今日という日が来るのかどうか、不安に思うことはありましたが、でも、そのぶん時間が延びたぶんだけすごく、すごく楽しい時間が増えて、プロレスをさらに好きになりました。私にとってこの延びた1カ月は無駄じゃなくて、本当にすごく大切なものになりました。そして、引退試合を終えたいま、さらにプロレスが大好きになってます。プロレスがすごく楽しいです! このような状況のなか、こうやって見に来てくださったみなさんには感謝しかないですし、こうやって今日参戦してくれた選手、そして試合はないけど見に来てくれた選手。そして、たくさん、たくさんお世話になった先輩…このみんながいなかったら、いまここにもいないし、プロレスラー・HIRO’eというものは存在しなかったなって思います。本当にみなさんありがとうございます。約6年間、短いのか長いのかわかりませんが、私のプロレス人生、悔いなく終わることができそうです。すごく、すごく楽しい時間でした。みなさん本当にありがとうございました!」
吉野希里リングアナが経歴を読み上げたあと、恒例の10カウントゴングへ。ここで会場が暗転となり、オレンジのサイリウムが点灯。HIRO’eのイメージカラーであるオレンジ色で後楽園ホールが包まれたあと、吉野リングアナ、野中美智子リングアナ、高瀬みゆき、響、雪妃真矢、米山香織、小川佳世さん(スタッフ兼元waveOG)、渋谷シュウさん(waveOG)、MIOさん(waveOG)、大石美咲さん(旧姓・大畠/waveOG)が順番にゴングを鳴らし、HIRO’eを送り出した。
そして騎馬にのってリングを一周。ファンに最後の別れを告げて引退した。
◎HIRO’e&野崎バックステージ
——引退試合終わりましたが。
HIRO’e「そうですね、なんかぜんぜん緊張してなくて、へへへへ。なんか緊張してるから逆にハイなのかもしれないですけど、最後まで本当に笑顔で終わることが出来て、本当にプロレスというものを最後まで楽しめたんじゃないかなと思っています」

——望んでいた紙テープは飛ばなかったが、逆にスペシャルな引退になったが。
HIRO’e「ねー! サイリウムですか?」

野崎「メッチャきれいだった」

HIRO’e「キレイでしたね。なんか、いまだからこそのあのサイリウムだと思うので、いつも通りだと紙テープになると思うので、こうやってすごいきれいな紙テープを飛ばしてもらえる状況になった私は、絶対いないじゃないですか、今後。だからみなさんの心に、今日来てくださった心にあのきれいな光景が私と一緒に残ってるんじゃないかなって思っています!」

——コロナ禍ということで引退も不安だったと思うが、引退ロードを完走した感想は?
HIRO’e「楽しかったです。本当にリング上でも言ったんですけど、延びた1カ月も含めてコロナで短くなった時間もそうですけど、本当にそのあとが幸せで、さらにプロレスというものに向き合って、すごく充実した時間だったんですよ。だから本当に最後の最後まで楽しかった!」

——最後のパートナーとして。
野崎「いやー、そうですね。たぶんきっと私のほうが泣きそうになってたかなって」

HIRO’e「いや、泣いてましたよ」

野崎「アレは試合前のVTRが悪い(笑)。2人で曲しか聞こえないんですけど、聞いてたら私だけ泣くという。あれは泣けましたね」

HIRO’e「いやでも私はこの引退を笑顔で終えたいと思ったんで、泣かないって思ってたんですけど、ちょっと親からの手紙って反則ですよね。あれは反則。我慢したんですけど、やっぱ気持ちは出ましたけど、最後に皆様に感謝の自分の思いを伝えられたんじゃないかなって思っています」

——最後にファンへ。
HIRO’e「えっと約6年間、プロレスラー・HIRO’e。長浜浩江の時代も含めて応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。無事に今日引退することができました。明日からは長浜浩江、一般人として生きていくのですが、たぶん皆様、いままでの私のままだったら心配が絶えないと思いますが、大丈夫って思ってもらえるような人になれるように、明日からも元気に笑顔で楽しく生きていきたいと思います」

野崎「絶対変わらないじゃん、それ(笑!」

HIRO’e「いいんです! でもこれからもファンの皆様とかかわることは減りますが、こうやって先輩たちとは絡んでいきますので、これからも大いにかわいがってください。はははははは」

野崎「図々しい!」

HIRO’e「皆様、本当にありがとうございました。幸せでした!」

野崎「お疲れさま!」

HIRO’e「ありがとうございます」
2020.09.13

『HIRO’eメモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・5日~』

9月21日(月・祝)
『SENDAI WAVE KEEP SMILE:)11~again~』
日時
9月13日  日曜日
観衆
50人※超満員札止め
場所
蕨・アイスリボン道場
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1、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・5日~(20分1本勝負)
○門倉凛&桃野美桜(14分20秒 ウラカン・ラナ)HIRO'e●&高瀬みゆき


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2、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・5日~(15分1本勝負)
○HIRO’e(8分40秒 ヒロギョプサム)門倉凛●
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2020.09.06

「Sunday wave vol.39」

◎入場式
9月6日にwaveが新宿FACE大会を開催。まずは出場選手による入場式がおこなわれ、引退まで12日となったHIRO’eが挨拶をおこなった。

HIRO’e「みなさん、こんにちは! 本日はwave新宿大会にご来場ありがとうございます。本日、私は2試合おこないます。まず一つ、朱崇花。朱崇花は私のはじめての直属の後輩です。その朱崇花と最後に流れてしまったけど、やっぱりやりたいという思いを会社が叶えてくれて…違う、広田さんが無理矢理ねじこんでくださって! しかも5分のエキシだったのを15分1本勝負。そこは私がワガママ言わせてもらいました。それと3WAY、響は欠場となってしまったんですけども、同期での3WAYのカードがございます。こちらも私にとって凄く思い入れのある同期たちと3WAYで、なかなかあまり得意じゃないルールですけども、私が勝っていい気持ちで2試合終えたいと思います。本日、全5試合全選手、気合入れてますので、皆様、拍手でのたくさんの応援よろしくお願いします!」
1、広田プレゼンツ・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・12日~(15分1本勝負)
○朱崇花(10分24秒、片エビ固め)HIRO’e ●
※ムーンサルトプレス


本来であれば広田興行8・9大阪にておこなわれる予定だったHIRO’eと朱崇花のラストシングル。ところがコロナの影響により広田興行自体が中止に。幻のカードとなってしまったが、広田の働きにかけより特別に『広田プレゼンツ』という形で実現することとなった。HIRO’eにとって朱崇花は最初の後輩で、wave退団後の朱崇花は男女の垣根を越えて活躍。現在は、インディペンデントワールド世界ジュニア、WWWD世界シングルの二冠チャンピオンでもある。
エルボー合戦から朱崇花がナックル気味のエルボー一発。これはTommyレフェリーが注意。一方、HIRO’eも隙を見計らいロングビーチにつなげる。朱崇花がロープに逃れると、HIRO’eはミサイルキック、チンクラッシャー、サクラ落としと畳みかける。カウント2。
朱崇花もカウンターのトラースキックで攻守逆転。バックスピンキック、ブファドーラを狙うが、HIRO’eが読みかわしスピアを2連発へ。そしてバックドロップでカウント2。「終わり!」とジャーマンSHを2発お見舞いする。
キックアウトされるとロープに走るHIRO’eだったが、朱崇花が投げっぱなしジャーマン! すぐさまムーンサルトプレスにつなげるが、HIRO’eが両ヒザでブロック。回転エビ固めでカウント2。カサドーラを連続していくが、カウント2止まり。3度目のカサドーラは朱崇花が堪えてぶっこ抜きジャーマンSHへ。カウント2。
攻守が入れ替わり、朱崇花は「立て!」と引き起こす。バズソーキックを叩き込む。カバーするも、カウント2で朱崇花が自ら起こしてバックスピンキックを敢行。これをキックアウトされると、「ありがとうございました!」とお別れのムーンサルトプレスで3カウントを奪った。
◎バックステージ(全試合終了後に収録)
——久しぶりの対決でしたが。
HIRO’e「1回流れたんですけど、広田さんがすごい我を通してくれて、『私のプレゼンツとしてどうにか』って入れてくれて。でも私、試合が決まったのも嬉しかったけど、今日、朱崇花の入場曲がwaveに所属してた時の最後のヤツで、朱崇花、よく入場曲を変えるので、最後のヤツかわからないですけど、waveの時に使ってた入場曲で入ったのを聴いて、なんかちょっと心温まりました」

朱崇花「ああ、嬉しい。よかったー。サプラーイズ(笑)」

HIRO’e「でもなんか嬉しかったです!」

——朱崇花選手は?
朱崇花「チョー楽しかったです。なんか嬉しいし、楽しいし、でもちょっと戸惑いもあって、めっちゃ久々? 1年半ぶりくらいのwaveのリングだったので、個人的に変ないろんな考えちゃったのもあったんですけど、でも、なんかぜんぜんそういうの関係なくみたいな感じで、試合の時は胸を張って試合をしよう、と思って試合をしたらチョー楽しかったので、あとはケガなく引退試合を終えて、リングを降りられることを祈るばかりです」

——HIRO’eはどんな先輩だった?

朱崇花「どんな先輩? いやでもなんか、怖いとかはなかったけど、でも自分は16歳で何もわからない、社会も、業界のこともわからない状況だったので、そんなペーペーの時からいろいろと教わり…」

HIRO’e「一緒に住んでたもんね」

朱崇花「一緒に住んで、かわりに怒られたりというのとかたくさんあったと思うので。本当に感謝しかないです。怖いとかはないです、本当に」

——久しぶりに会った?

HIRO’e「朱崇花とは、なんかプライベートでたまたま行ったお店に朱崇花がいたとか、そういうアレはあるんですけど、試合でリング上で会ったのは、3月にYMZさんで早口言葉対決で朱崇花としたんですけど、試合として。私が負けたんだけど、試合として対決したのは本当に1年半ぶりくらい。そこは久しぶりですね。私も嬉しかったです。一番最初、朱崇花、後藤だけど、順番でいったら朱崇花の方が早かったのかな。一緒に過ごす時間もあったし」

朱崇花「ココでもシングルやりましたよね」

HIRO’e「昔やった。なんかたくさんシングルはした気がする。そういうのもあって、私、ここFACEで試合するのも最後でさ、そういういろんなものを含めて嬉しい、今日は! 心温まる一日だったと思います」
2、3wave(20分1本勝負)
優宇&○青木いつ希(7分56秒、エビ固め)進垣リナ●&Maria
※丸め込み。もう1組はルミナス(高瀬みゆき&梅咲遥)


第2試合は、優宇&青木いつ希のキロデシベル、高瀬みゆき&梅咲遥のルミナス、進垣リナ&Mariaによる3WAYタッグマッチ。高瀬&梅咲はディアナ8・30新木場でWWWD世界タッグ王者組となったばかりだ。

試合は青木vs梅咲vsMariaでスタート。青木が「来い、モヤシども!」と力比べを挑む。Mariaも「うっせーな、このゴリラ!」と口では負けず、挑んでいく。Mariaは梅咲と結託して、青木をロープに振りまくる。Maria&梅咲のフェイントにつまずく青木。すると梅咲とMariaが仲間割れ。
Mariaは青木の体を利用し、梅咲にハンマースルー。裏切り行為が続くなか、Maria&梅咲がダブルのドロップキックを青木に成功させる。

高瀬が出ていき、青木にドロップキック。進垣が横取りカバーする。当然、高瀬が異を唱えてエルボー&チョップの打ち合いへと発展する。青木も加わり、トライアングルのエルボー合戦となる。高瀬&進垣が結託するも、青木がダブルハンドのラリアットを放って優宇と交代。
優宇は高瀬&進垣にショルダータックル。Maria&梅咲にもお見舞いする。そして、高瀬、進垣にお仕置きチョップ。ならばと進垣はMariaと合流し優宇にワキ固めを極める。これはルミナスがカット。

高瀬は優宇をボディースラムで担ごうとするが、不発。ならばと逆さ押さえ込みを狙う。優宇が踏ん張り膠着状態となると、進垣が2人を転がしてダブルフォールの体勢へ。これは青木がカット。
攻勢に転じた優宇は高瀬に串刺しドロップキック、進垣にセントーンを投下。続く青木も高瀬&進垣に串刺しバックエルボー、フェースクラッシャーを放つ。混戦となるなか、高瀬が進垣にえびす落とし。カバーするも、優宇がカットに入る。トレイン攻撃を狙う高瀬&梅咲&Mariaだったが、優宇がショルダータックルで迎撃。高瀬にはドロップキック、キャノンボールをお見舞いする。
リング上は青木vs進垣となる。ラリアットを狙う青木。かいくぐった進垣が丸め込みへ。キックアウトした青木が改めてラリアットを放つ。これも返されるとセカンドロープからのフットスタンプを狙うが、寸前でかわした進垣がロープに走る。だが、青木がオリジナルの丸め込み(技名考案中)でクルリ!
3、love me tender wave(30分1本勝負)
○宮崎有妃&彩羽匠(17分1秒、体固め)桜花由美●&桃野美桜
※直伝デスバレーボム


桜花由美のパートナー・桃野美桜が左ヒジの負傷から復帰。wave9・1新木場大会にも参戦を果たし、今大会では、ついに桜花とのBOSS to Mammy(以後、ボスマミ)を復活させた。対戦相手は、宮崎有妃&彩羽匠のユキタク。こちらのタッグも宮崎の熱烈ラブコールで実現したタッグチームだ。
試合は宮崎vs桜花でスタート。宮崎は早々に桜花への恥ずかし固めを狙うが、いったん踏みとどまる。桃野を狙うが、これは未遂に。桜花が串刺しビッグブーツで攻勢。逆エビ固めで捕獲すると、桃野が同時にキャメルクラッチの体勢。控えの彩羽が「動け!」と声を飛ばすと、やる気をみせる宮崎。自力でロープに辿りつく。すぐに桜花はビッグブーツで追撃し、桃野と交代。
宮崎は桃野の足を掴むと、ビッグヒップへ。かわった彩羽がキックのコンビネーションから逆エビ固めにつなげる。
宮崎が出ていき、串刺しラリアット。ユキタクでのダブルのフロントキック、さらにエルボードロップを狙うが、桃野がかわして攻守逆転。今度は宮崎がトレイン攻撃の餌食となる。桃野はボディースラムを狙うが、宮崎が逆に敢行。宮崎の恥ずかし固めは桜花が阻止。攻勢に転じた桃野がクロスボディーで飛び込むがが、宮崎がキャッチ。そして恥ずかし固めへ。なんとか桜花がカットに入る。
反撃に出る桃野は宮崎を卍固めで捕獲。宮崎が歩いてロープ。すぐに桃野はジャックナイフエビ固めを狙うが、宮崎が切り返してエビ固め。体勢を入れ替えようとする桃野だったが、体格差がありすぎて、体勢が入れ変わらない。ようやくカバーしたが、カウント2。
続いて彩羽がキックのコンビネーションからランニング・ローキック、低空ドロップキックと猛攻。いい流れをつかむも、宮崎が「一緒にやろう」と勝手にツープラトン。これをDDTに切り返す桃野。桃野はフェイントを入れた攻撃で彩羽を翻弄。カバーすると宮崎がカットに入り、「匠、ガンバ!」と声をかける。
彩羽は桃野をコーナー下に押し込み高速ストンピングを浴びせていく。これはレフェリーが止めに入る。桃野はボスマミの合体ロケットキック、ミサイルキックでカウント2。続く桜花がカカト落としで追撃する。これも宮崎がカットし、「ガンバ!」と彩羽を励ます。これに奮起したわけではないだろうが、彩羽は得意の蹴りで桜花を倒すとエルボー合戦。ロープに走る桜花。ニールキックの体勢に入る彩羽だったが、宮崎がエプロンから桜花を足止め!? アシストしたつもりが、彩羽のピンチを招いてしまう。
このチャンスに桜花がバックドロップ。ボスマミのファンタスティックフリップを狙うが、今度はボスマミが自滅。走る彩羽に桜花がビッグブーツ、彩羽もニールキックで迎撃する。
かわった宮崎が桜花を担ごうとする。桜花が堪えてバックを取る。堪えられると、ボスマミで合体の不知火。ならばと宮崎がボスマミにダブルハンドのラリアット、すかさず桜花にラリアットを叩き込む。そしてえびす落としからのムーンサルトプレスを投下。桜花がかわすと、ボスマミでファンタスティックフリップ、桃野のフットスタンプ、桜花のフェースクラッシャーと波状攻撃。
仕留めにかかる桜花に、宮崎がグリグリ目突きからの首固め。二転三転するなか、外道クラッチに持ち込むが、桃野のカットが間に合う。ここで彩羽が桜花を捕獲。宮崎のラリアットを呼び込み連係を狙うが、宮崎は眉山へ。そして最後は直伝デスバレーボムで3カウント。
◎試合後のマイク
宮崎「匠…あのー、どう思う? すっごくいい! アリだと思うんですけど」

彩羽「ぜんぜんです×2」

宮崎「ねえ、アリだったよね! 匠、すっごいアリだった!!」

桃野「(マイクを奪って)あぁあ…、負けちゃった。まあでも……(桜花が近寄ると)ストップ、ストップ! 今日は匠さんもいたし、一人ひとり見たらちょっと強かった。だからしょうがない。けど、敗因としてはたぶんマミーが夜遅くまで、ミクチャの配信してたから負けたんだと思う。絶対そう。あっ、私は桃野美桜です。えっと2回も欠場して、待たせたね。(桜花が寄ると)ストップ! あの奇跡が持ってるベルト、美桜たちが挑戦するために温めてくださってたんですよね。だってもうどれくらい防衛戦やってないですか?」

宮崎「やってるよ、ちょいちょい…」

桃野「ベルトさんは美桜に会いたがってます。だから挑戦させてください。ねえ、マミー、社長なんでしょ? すぐ決められるよね? いい?」

桜花「アタシ社長でした! 一応、権限持ってます!! 彩羽がいいって言ってるじゃん。じゃあ、いらないじゃんベルト。すぐやろう。すぐ9月18日後楽園大会タイトルマッチ。奇跡vsボスマミ。どうですか、宮崎さん」

宮崎「いいよぉ。私の意見だけだけどね。広田は今日はちょっと話しかけられるアレじゃないから。まあ私はいいよ。私も桃野美桜、待ってたんだよ。いいよ、広田がごねても説得するよ。いいの? いいよ! よろしくお願いします」

桜花は握手をかわしたが、桃野は拒否してバックステージへ。
4、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・12日~(15分1本勝負)
HIRO'evs雪妃真矢vsアンドラス宮城
※時間切れ引き分け


HIRO’eの引退まで12日となった今大会。HIRO’eが希望したのは、同期デビューとなる2014年組のタッグマッチだったが、メンバーの一人である響が発熱したため、念のため欠場。急きょ3WAYマッチでおこなわれることとなった。
牽制しながら、3選手が力比べ。宮城は「HIRO’e、組まない?」と共闘を呼びかける。すると雪妃が「最後のタッグだったじゃん」とHIRO’eを誘う。様子をみながらエルボー弾を放つ3選手。結果、HIRO’e&雪妃が結託し、ダブルのショルダータックル。孤立した宮城は「2人のシングル見たいんで」とリングサイドに避難する。

雪妃&HIRO’eが宮城を追いかけるも、宮城はリング下に逃げ込む。HIRO’eが捕まえ、雪妃がエプロンからキックをお見舞い。
リングに戻して、雪妃&HIRO’eが交互にヘアーホイップを放っていく。そしてロープに張り付ける。ここで雪妃が張り付けランニング・ニー。HIRO’eが逆エビ固めで捕獲すると、雪妃はフィンガーロックでアシストする。

HIRO’eのスピア、雪妃のヒザ蹴り、ツープラトンのブレーンバスターが決まる。カバーを取り合うHIRO’eと雪妃。いずれもカウント2。HIRO’eのドロップキックは雪妃に誤爆してしまう。すかさず宮城が首固めで丸め込むが、雪妃も丸め込みで返していく。
ならばと雪妃は宮城にスリーパー。HIRO’eも雪妃にスリーパーを極める。リリースとなると、STOを放った雪妃が今度はHIRO’eにスリーパーのお返し。宮城がカットすると、コーナーに登る雪妃だったが、未遂。
HIRO’evs宮城に移行する。HIRO’eがスピア、サクラ落としでカウント2。残り5分となり、HIRO’eが「決めるぞ!」とアピール。バックを取るも、宮城が堪える。雪妃のバズソーキックはHIRO’eに誤爆。首固めもカウント2。雪妃のニーストライクはカウント2止まり。ならばとバズソーキックを狙う雪妃だったが、HIRO’eがかわしてスピアを連発していく。カウント2。
今度は雪妃が走るもHIRO’eがバックドロップへ。これもカウント2。裏カサドーラをで丸めるが、宮城がカットに入る。HIRO’eが宮城→雪妃に投げっぱなしジャーマン。すぐに雪妃もHIRO’eにハイキックでやり返し、両者ハーフダウン状態に。
HIRO’eと雪妃がエルボー合戦。HIRO’eのジャーマンSHは崩れてノーカウント。もう一度、ジャーマンを狙う。エビ固めの応酬はいずれもカウント2。残り30秒からHIRO’eがカサドーラ。ジャーマンSHを放ったところでドローとなった。
早々に宮城は退場。そこに現れたのは欠場中のマーベラス・門倉凛だった。

門倉「HIRO’eさん、私ごとですが、9月11日に復帰が決まりました。私、準備できてます。デビューしたときから試合でたっくさんHIRO’eさんにはお世話になりました。引退前にどうしても試合がしたいです」

HIRO’e「復帰決まっておめでとう! でもね、私、引退9月18日で、今日の大会終わったら、引退まで試合ないの。大会がないのね。でも、私も本当に門倉が欠場してて、引退決まってて、引退ロードで誰と試合がしたいかって会社に言うときに、毎回、門倉の名前出してました。だから復帰するのに、試合できないのは私も凄く心残りになるので、社長! 組んでください。日程を。都合の良い日で。マーベラスさんにお話をして決めて欲しいです。早急に」

桜花「11日、復帰だよね? で、18日引退だよね。その間に、ウチで大会を1大会入れろって話? わかった。ちょっと待ってて。ちょっとスケジュール調整してくるわ。で、決まったら言うわ。やるわ×2。みなさん、見たいですか? ちょっと待ってね。ちょっと決めてくる」

HIRO’e「お願いします!」
◎バックステージ(全試合終了後に収録)
——3WAYはいかがでしたか。
HIRO’e「3WAYって本当に私、約6年ちょっとプロレスラーでやってきてますけど、本当に数えるくらいしか経験なくてですね、どうなることかと思いました。響が出れない。すごく残念ですけど、それでも同期との試合にはこだわりたいなと思ったので、同期との3WAY、なかなかないですけど、頑張ったんですけど、やっぱり勝てず…。3WAYの経験不足だなって思いました、そこは」

——試合終了後、門倉選手との試合も決まったが。

HIRO’e「そうですね。門倉が欠場してて、1年くらい経ったので復帰するかなという時期で、いつ復帰するのかなってずっと待ってて、(引退ロードを)再開してから毎回、自分でやりたい選手を会社に提案してるんですけど、まだ復帰が決まってないのに、復帰がもし決まるなら門倉と試合がしたいですって言ってたんですけど。なんと門倉が急きょ復帰することに、急きょというか復帰することに決まったのでやりたいなとは私も思ってたんですけど、どうしても日程がウチにはなかったので…。でも、門倉から言ってもらえて、そしたら社長が仕事を急いでやってくれた結果、9月の13日に門倉と試合ができることになって本当に嬉しいです。メチャメチャ感謝です」

——あと12日、あと2試合。気持ち的には?
HIRO’e「残り12日であと2試合。そうですね、waveで2試合ですね。気持ち的には…あーーー、なんだろう1試合1試合、今日も本当に全力で疲れましたし、何かを残してるわけじゃないので、あとちょっという心境ではないんですけど、実際はあとちょっとなんですけど、本当に一つひとつ大事に試合をして、当日迎える朝まではドキドキしながらいろんなものに気をつけながら、みなさんも私も過ごしていけたらいいのかなと思っています」

——引退が延びたことに関してテンション的に下がったことは?

HIRO’e「それはまったくなかったです。コロナ禍で引退なので、いつどこで自分がかかるかもしれないし、まわりがなるかもしれないし…。ちょうど1回目の引退の日が決まっていたころって、一気に(感染者が)ガッと増えて、結構いろんな人がコロナです、コロナですってなってきた時期なので、いつプロレス界でも…と思っていたので、『引退が延びた、どうしよう』みたいなのはなくて、宮崎さん大丈夫かなって。自分もすぐ次、いつかなみたいな感じで気持ちがすぐ切り変わってたので、テンション落ちて、何もやる気がないみたいなのはなかったです」
5、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合~(30分1本勝負)
<王者>○野崎渚(14分26秒、体固め)旧姓・広田「元」エリザベスさくら●<挑戦者>
※ノアールランサー・ハイ。第15代王者が4度目の防衛に成功


2020年のCatch the WAVEがなくなったことを受け、9・1新木場で広田がレジーナへの挑戦を表明。レジーナ・野崎が了承し、急きょタイトルマッチがおこなわれることとなった。そして、二上美紀子会長の提案により、広田が勝った場合は、旧姓・広田レジーナさくらにリングネームを変更。負けた場合はただの旧姓・広田さくらに戻すという条件も付けられた。
奇襲を仕掛けようとした広田だったが、野崎が素早く反応。広田は「今のはなかったことで。クリーンファイト!」と仕切り直す。今度は慎重な立ち上がり。野崎がヘッドロック、フロントネックロックに捕らえていく。脱した広田が弓矢固めからのキャメルクラッチへ。ヘアーホイップで追撃する。
野崎がリングサイドに逃げ込むと、広田は「お前がそうやって休むなら、水くらい飲ませろ。スタミナねーな、お前はよ!」と水分補給しているところに、野崎がビッグブーツで飛び込む。そしてブレイジングチョップを連発。フロントネックチャンスリーで放り投げる。
一方、広田もブレイジングチョップでやり返し、ボ・ラギノールを連発。張り付けボ・ラギノールで野崎のメンタルも破壊していく。さらにスイングDDT、フェースクラッシャーを敢行。
絶妙な高田純次の状況だったが、広田は「やるか! タイトルマッチなめんじゃねーぞ!」とスルー。ロープ渡りからのアームホイップを決め、619へ。これは野崎もかわしてスリーパーで捕獲する。そしてビッグブーツを叩き込むと、野崎式串刺しビッグブーツ、ケンカキックで追撃する。おしゃれキックをかわした広田がボ・ラギノール。落ちた野崎にトペ・スイシーダで追撃する。
コーナーに登る広田に、野崎が雪崩式ブレーンバスター。ザキゴェでカウント2。変形アームブリーカー、ダブルニーアタックもカウント2止まり。走る野崎に、広田がボ・ラギノール。野崎もビッグブーツでやり返し、ドルミルⅢへ。なんとか広田がロープ。
野崎はノアールランサーを放って走るも、広田がふらふらドーンでカウント2。そして広田がバックブローからのへなーらサンセットへ。キックアウトされるとサクラライトを狙うも、野崎がドルミルⅡへ。なんとか回避した広田が延髄斬り。シャイニング・ウィザードでカウント2。
走る広田に、野崎がビッグブーツ。広田も切り返しのウラカンラナで意表を突く。キックアウトした野崎はノアールランサー・ハイへ。だが、カバーの瞬間、広田が切り返す。ヒヤリとした野崎だったが、ノアールランサー・ハイを再び叩き込むと、ダメ押しの3発目で熱戦にピリオドを打った。
◎エンディング
野崎「なんとか4度目の防衛、成功しましたー! 正直、今回が本当に…。前回の宮崎さんとの防衛戦は、延期に延期を重ねてやっと辿り着いた防衛戦だったのに対し、広田さんはつい、1週間前、(9月)1日に決まって今日という、本当にこういうのをきっと広田さんの持ってるパワー。タイミングをパワーに変えて、勢いをパワーに変えて、今日、本当に何回かマジで取られそうになったところ、たくさんあった気がします。えー、今年NEXTきっとありますよね? NEXT、社長どこにいる?(桜花を見つけ)やりますよね? わかりました。NEXT、広田さん優勝して、次は年末ココよりも大きな後楽園ホールでもう1回ベルトやりませんか? 私、広田さんの優勝待ってます。今日はありがとうございました」
広田「今日、応援に来れた、会場すべての広田ファンの人。9割方、私の応援だったと思います。ありがとうございました。でもベルト届きませんでした。あのー年末、NEXTで優勝して待ってると言ってくれて…あの勝ったからそういうこと言えると思うんだ。これがね、凄くボコボコにされて、すべてを賭けた試合で負けた…。で、『じゃあ次やりましょう』っていうのは、ちょっとね。私はちょっといま無理だわ。だってそうでしょうよ。(ベルトは)欲しいけど、愛してるけどさ、それとこれとは話が別じゃん。そんなさ、『ラッキー、次もあるわ!』みたいなさぁ。そんなさ余力を残して今日やってないから。でもそう言ってくれたら、その期待には応えるよ、絶対。みなさんにも約束します。年末、なんだったらもう『NEXTやらなくてもよかったんじゃねぇか?』くらいの勢いで勝ち抜いてやるよ! 待ってて」
野崎「ということで無事、防衛したので、今日は私がシメさせていただきます!(桜花がリングへ)どうしました?」
桜花「私、仕事、早いんです。ちょっと待って。発表できることがあるから。HIRO’eちゃん、門倉! 私、仕事、早いんです。決まりました。HIRO’eと門倉が試合できる大会、日程決めました。えー、マーベラスさんにもオッケーもらいました。その日程は、9月13日、日曜日。18時30分からアイスリボン道場、こちらお借りすることができました。その日、アイスさんが昼間、スキップシティで大会があるんだけど、そういうことならぜひということで、貸していただけました! ありがとうございます!! えー、まあアイスさんは定員50名なので全席4400円でチケットを売る暇ないので明日から事務所で取り扱いをしたいと思います。一応、門倉とHIRO’eちゃんの1マッチ興行なんだけども、まあそれで終わらないのがwave。もったいないんでね、ちょっと何か考えようと思っています。なので9月13日、日曜日、18時30分、アイスリボン道場。全席4400円。チケットは明日から事務所で取り扱いたいと思いますので、ぜひみなさん来てください。よろしくお願いします」
野崎「さすがですね。ということで改めてシメさせていただきます。waveの選手のみなさん上がってください。ということで、改めましてご来場の皆様、YouTubeのLIVE配信、見ているみなさんもありがとうございます。会場のみなさん、画面の皆さんと、一緒に『これがwaveだ!』をやりたいと思います。準備は大丈夫ですか? いきます! これがー、waveだーーー! ありがとうございました!」
◎バックステージ
——いかがでしたか?
野崎「無事、4回目の防衛に成功して、とりあえず安心してます。本当に広田さんはコミカルできて、ああいうね、本気なマジモードとか、ああいうのもやったりとか。前回の宮崎さんもそうだったんですけど、また違うオールラウンダーの選手だなと。どんなスタイルでくるかが未知で、最初はコミカルなのかなと思ったら徐々に、徐々にこうまた違う広田ワールドに飲み込まれている感覚があって、本当に何回も『わっ、ヤバイ』と思うシーンがあって、本当に今回の防衛はすごく嬉しいです」

——やりにくかったですか?

野崎「最初もどっちでくるんだ?っていうのの掴みきれないところがやっぱやりづらかったですね。スタートの方とか突然仕掛けてきたと思ったら、突然カンチョーを死ぬほどやってきたりとか、ジェットコースターみたいな感じが掴めなかったです」

——NEXTで名前をあげていたが、またやりたい?
野崎「そうですね。ドキドキ感、振り回されてる感というのは他の選手にはないかなと思うので、今度はそんな雰囲気の広田さんをこっちが飲み込むくらいの強さを身につけて、もう1回、今度は後楽園でやりたいなと思いました」

——今度はHIRO’eの引退、後楽園だがどんな心境?
野崎「いやー、延期になって1カ月、プロレスの余生というか、凄く楽しんでいるHIRO’eちゃんを見ているので、本当に最後は笑顔で送れたらなという気持ちでいまはいっぱいです」
2020.09.01

「NAMI☆1~Sep.~’20」

◎入場式
大会に先立ち、wave選手による入場式がおこなわれ、まずは全カードを発表。そして、コロナのため自粛していた宮崎有妃が今大会から活動再開させた。

宮崎「えー最初に…」

広田「泣きそうになってます。お帰り、宮崎さん!」

宮崎「えーっと、このたびは私がコロナウイルスにかかってしまい、皆様に大変ご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫びします(拍手)。えー、みなさん、こんばんはーーー! 本日はwave新木場大会、毎月1日はwaveの日! ナミイチにご来場いただき、ありがとうございます。えー、8月3日に異変を感じ、4日に病院に行き、そしてそこから紹介してもらって、5日に保健所で検査をしてもらって、その結果が7日に出て陽性とわかり、13日までは自宅療養でした。13日に自宅療養解除になったんですけど、いろいろ……もう1回PCR検査を受けて陰性という文字が欲しかったので、もう一度受けて、しっかり陰性の太鼓判をいただきました。なので、今日復帰させていただきます! よろしくお願いします!! なんかこの1カ月ですよね、8月1日に試合をしてそこからもう私は試合をしてないんですが、この1カ月本当に長くて。長くて、長くて……(言葉に詰まる)。えーっと…いろんな団体がいまコロナで急きょ中止になってるところもちょいちょい聞きます。試合をなくすっていう決断は会社にとってもものすごい決断だと思うので、みなさんそういう団体もチラホラ、たしかに地方のところも中止になった方で言いたいこともあるんですが、私たちは自分たちもそうだし、みなさんのこともとても心配で、クラスターにならないように、最善を尽くしてやっているのだと、どの団体も思います。なので、そういうね、団体の決断で大会中止になったとしても、そこはわかっていただきたいということだと思います。どの団体でも。私が治ったからってまたもうならないとは限らないので、またもしかしたらそういうこともあるかもしれない。2度目はないよね? 私ね。ずっとマスクつけてる。なので、みなさんも本当にコロナはまだ熱とか体調は悪くなってなく、味覚障害と嗅覚障害だけなんですけど、まだそれは完全に治ったわけじゃないんですけど、コロナはなくなったんですけど、(後遺症が)残る人はたくさんいるので、もうちょっとしたらちゃんと戻ってくると思います。なのでぜんぜん心配いりません! ありがとうございます。こんな泣いたりしましたが、本日全4試合、みなさん応援よろしくお願いします!」
1、スクランブルwave(20分1本勝負)
○優宇&響(15分2秒、エビ固め)桃野美桜●&梅咲遥
※ラストライド


第1試合は優宇&響vs桃野美桜&梅咲遥によるタッグマッチ。桃野&梅咲がドロップキックで奇襲を仕掛けてゴングとなる。早速、ダブルのクロスボディーを放つ桃野&梅咲だったが、優宇&響がキャッチ。串刺し攻撃でやり返す。

優宇vs桃野へ。ヘアホイップを狙う桃野だったが、優宇が髪の毛で投げ飛ばす。続く響がボディースラム。ロープに走るも、梅咲が妨害。そのまま梅咲も出ていき、波状攻撃からのドロップキックで挟み撃ち。
梅咲が低空ドロップキックで追撃。逆片エビ固め→リバース・インディアンデスロック→弓矢固めへ。響もボディーシザースで攻守逆転。スピニング・トーホールド、ボディースラムで叩き付ける。

かわった優宇が串刺しバックエルボーで追撃。そこから腕十字へ。耐えられると、腕へのセントーンを放って響と交代。響はガットショットを叩き込み、ボディースラムで叩き付ける。すぐに優宇に戻す。

梅咲は小刻みエルボーからドロップキックを連発。走る梅咲に、優宇が旋回式サイドバスター。セントーンを放つが、かわした梅咲がドロップキック。ロープに走るも、響が足止め。優宇がボディーアタックで飛び込む。続くセントーンはカウント2。
チェンジした響がショルダータックルで追撃。エルボーのラリーとなる。響もボディースラムで叩き付けたあと、ファイアーマンキャリーで担ぐも、梅咲が回転エビ固めに切り返す。十字架固めでカウント2。さらにドロップキックを放ってカバーする梅咲。キックアウトされるとキューティースペシャルを放って、桃野にタッチ。

まず桃野は控えの優宇を牽制したあと、響に低空ドロップキック。猫騙しのようなフェイントを入れてのドロップキックでカウント2。そして卍固めへ。

耐えた響も串刺しスピアを連発。桃野がキックアウトしたところで10分経過。響はカミカゼからコーナーへ。桃野が飛び起きて、食い下がる。ヘッドバットで振り払った響がミサイル発射。カウント2。ラリアットを放っていく。これもカウント2。かわった優宇がショルダータックルで追い打ちをかける。逆水平チョップをお見舞い。
一方、桃野もコーナーを使ったブーメラン・ボディーアタックへ。キャッチされるとスイングDDTに切り返す。ここで優宇&響がダブルを狙うが、桃野がかわす。逆に梅咲との波状攻撃へ。ダイビング・ボディープレスを投下。JKボムを狙うが、響がブレーンバスターで妨害する。

すかさず優宇はドロップキック。響の串刺しスピアを挟んで、キャノンボールを投下する。さらに優宇はラストライドの体勢。これを着地でかわした桃野。梅咲が助っ人に入るが、優宇&響がサンドイッチラリアットで梅咲を排除。優宇は桃野にイッポンを決めるが、これも返されると、もう一度ラストライドへ。これが完璧に決まり、勝負あり。
2、ヤングwave(15分1本勝負)
○青木いつ希(10分4秒、片エビ固め)網倉理奈●
※ラリアット


ショーンキャプチャーの青木いつ希と、アクトレスガールズの網倉理奈がシングル初対決。網倉が先に「ヨロシクお願いします!」と大きな声。ニヤリと笑った青木がさらに迫力のある声で返して握手。

ロックアップから青木が押し込む。網倉が体勢を入れ替え小刻みエルボー。そしてショルダータックルで向かっていく。倒れない青木。網倉が「お前が来い!」と言い返すと、青木が豪快ショルダータックルでなぎ倒してみせる。
主導権を握った青木がコーナー下に網倉を押し込みプレッシャー。張り付けボディーアタック、後頭部へのダブルニーアタックで追い打ちをかける。そして逆片エビ固めへ。なんとか網倉がロープ。

網倉が逆水平チョップを仕掛けると、青木はエルボー弾。青木は「いいね、いいねぇぇぇ」と痛いのを我慢しながら、受けて立つ。

青木のエルボー弾をかいくぐった網倉がショルダータックル。続けざまに雷電ドロップ。ボディープレスは青木がかわす。

攻勢に転じた青木が、フェースクラッシャー、ボディープレス、ダブルニードロップを決める。キックアウトされると逆エビ固めへ。

なんとか網倉がロープ。網倉はボディーアタック、ショルダータックルで反撃開始。ボディープレスは両ヒザでブロックされるも、後転倒立からのボディープレスを決め、サンセットフリップを投下。さらにコーナー下に青木をセットするも網倉だったが、青木が阻止。
流れが変わり、青木はブレーンバスターの体勢。これを首固めに切り返した網倉が、丸め込みを連発する。いずれもカウント2。ならばと走る網倉だったが、青木がカウンターのバックフリップ。ラリアットと畳みかけて勝利。
3、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・17日~(20分1本勝負)◎○米山香織&チェリー(14分14秒、エビ固め)HIRO'e●&高瀬みゆき
※ダイビング・千豚♪


HIRO’e引退までのアディショナルタイムは残り17日に。今大会では、17年8月にHIRO’eがはじめてWAVE認定タッグ王者となったときの相手・ゴキゲン☆BBA(米山香織&チェリー)との対戦となった。HIRO’eが対戦を希望していた相手ではあるが、新生waveになってからは、フリーの選手を招集しないという方針だったこともあり、実現が不可能と思われていたカードだ。そして、HIRO’eのパートナーは、エスペランサとしてタッグを組んでいた高瀬みゆきが務めた。なおこの試合は、技の名前を言ってからではないとフォール、ギブアップが認められない戦隊モノwaveルールでおこなわれた。
試合前、米山が「私、このルールはじめてだけど、頑張るぞー!」と気合を入れると、HIRO’eが「私、このルール毎回出てるから、任せておけ」と先発。この組み合わせでスタートとなる。リストロックとハンマーロックの取りあい。ヘッドロックにつなげた米山。しかし、タックルや逆さ押さえ込みは名前を言い忘れて、カウントが遅れてしまうというミス。
続いてチェリーが出ていき、BBAがダブルのクローズラインを決める。そしてチェリーは「首を絞めるぞ」「髪を抜くぞ」と堂々と反則三昧。さらには馬乗りパンチを連打する。そして、「新しい技、二回転ムーンサルトーーー!」を予告!? 大技の告知に会場は大いに沸くも、チェリーは米山に無茶ぶり。米山が躊躇しているところにHIRO’eが「できないだろうが!」と突き落とす。チェリーが「恥かかせやがってぇ!」とHIRO’eをお仕置きのハンマースルー。だが、HIRO’eが焼豚で切り返す。カウント2。
続く高瀬はドロップキック、エルボー連打で反撃。そして、串刺しラリアットを狙う。かわされるとガットショットからのラリアット。逆に米山がかわすも、高瀬がカウンターのパワースラム。そして、猛ダッシュからのギロチンドロップにつなげる。

米山は変形卍固めを決めるも、名前がわからずギブアップは奪えず。これが戦況にも響き、流れが変わる。エスペランサのトレイン攻撃が決まり、エスペランサは戦隊モノ風なアピール。すかさず高瀬がカバーするもカウント2。
一方、米山もモンゴリアンチョップからぐるぐるパンチ、クロスチョップをお見舞い。かわったチェリーがヤングボディーブロー、ヤングバックブロー、ヤングクラッシャーからカバーするも、Tommyレフェリーはヤングではないことを理由にノーフォール。逆に高瀬がヤングチョップ、ヤングエルボー、ヤングクラッシャーからカバーする。ためらうTommyレフェリーは、オーディエンスに答えを求める。オーディエンスの答えは…NOヤングだった。高瀬は「おい、ちょっと待てよ」と観客に抗議するも、背後からチェリーがスクールボーイでカウント2。そして、チェリーは熟女が熟女にドーン!を決める。キックアウトされると、掟破りのカミカゼを狙うが、これは高瀬も阻止。
DDTを放った高瀬が「こっちが本家だ!」とカミカゼを放っていく。カウント2。「決めるぞ!」と意気込みブレーンバスターを予告。米山がカットに入る。

ゴキゲンバスター(ツープラトンのブレーンバスター)を狙う米山&チェリーだったが、高瀬が堪えるとHIRO’eが合流。エスペランサバスター(ツープラトンのブレーンバスター)で切り返す。

続くHIRO’eがドロップキック、低空ドロップキックを決める。そして、ブレーンバスターでカウント2。ノーザンライトSHは不発に終わるも、すぐに串刺しスピアを放っていく。カウント2。

ここでチェリーとHIRO’eのエルボー合戦。

チェリー「強くなったな!」
HIRO’e「お前も強くなったな」

チェリー「今日はありがとな」
HIRO’e「私もうれしいぞ!」

チェリー「HIRO’eが引退したら寂しいぞ」
HIRO’e「これからも会ってください」

チェリー「当たり前だろ。かわいい後輩なんだから!」
HIRO’e「大好き!」

と口撃もラリーに。するとチェリーが「お前、私からフォール取ったことなかったよな? わかった、来い!」と仰向けになる。HIRO’eは「チェリーさん、大好きです!」とカバーいくも、チェリーが首固め。カウント2。
ストンピングを連発するチェリー。ロープに走ると、HIRO’eがスピアで迎撃する。そして、地獄へようこそ!に移行するも、高瀬がカット。

今度はダブルを狙うエスペランサだったが、チェリーが分断。続いて米山がセントーンを投下。ジャーマンの体勢に入るが、回避するHIRO’e。串刺しスピアを狙うが自滅。ここでBBAはゴキゲンBBAの体勢。HIRO’eがかわして、チェリーにチンクラッシャー&米山にはセントーンを同時に決める。

高瀬のギロチンドロップを挟んで、サクラ落としへ。キックアウトされるとジャーマンSHへ。これも返されると、バックドロップを予告するHIRO’e。米山が丸め込みで切り返す。応酬となるがいずれもカウント2。走る米山に高瀬が追走式ラリアット。すかさずHIRO’eが裏カサドーラからの丸め込みへ。カウント2。エスペランサはエスペランサダイナマイト(サンドイッチラリアットと同型)を狙うが、同士討ちに。逆にBBAがゴキゲンボンバー(サンドイッチラリアットと同型)からのゴキゲンどっこいしょ!(ダブルの大外刈り)。さらにゴキゲンBBA(米山のセカンドからの千豚♪→チェリトーンボム)と畳みかけ、米山がダメ押しのダイビング千豚♪でトドメを刺した。
4、プレミアムwave~MIYAZAKI is BACK~(30分1本勝負)
野崎渚&○宮崎有妃(23分46秒、外道クラッチ)旧姓・広田「元」エリザベスさくら●&桜花由美


8月3日に異変を感じ、8月5日にコロナウイルス陽性の診断を受けた宮崎有妃が今大会より活動を再開。オープニングで宮崎が話したように慎重に慎重を喫したうえでの復帰となった。その宮崎のパートナーを務めるのはレジーナの野崎渚(チーム名:KUSO ONNA NIGHT)。宮崎がもっとも信頼を寄せる後輩である。対するは、桜花由美&旧姓・広田「元」エリザベスさくら。なお、広田はディアナ8・30新木場でWWWD世界エリザベス王座から陥落したばかり。リングコールに“元”を付けられ、明らかに落ち込んだ様子でリングへ。
その広田が先発し、宮崎を指名。スタートは「奇跡」対決でゴングが鳴らされる。

2人はしばらくにらみ合ったあと、広田が「時は来た!」と場外に繰りだそうとする。だが宮崎が「場外は行かないよ…」と慎重な態度。広田も「すごい説得力ですね。やめましょう」と承諾。リング上に踏みとどまり、宮崎がハンマーロックで主導権を握る。広田も桜花とのトレイン攻撃を目論むが、宮崎がラリアットで迎撃していく。
続いて野崎が出ていき、広田にマシンガン式のブレイジングチョップ。広田の大げさな痛がり方に思わず噴き出してしまう野崎。気を取り直してカバーするもカウント2。すぐにリバース・インディアンデスロックからの鎌固めへ。堪えられると、顔面バン!で追い打ちをかける。

反撃に転じようとした広田だったが、セカンドロープに跳び乗ろうとして、足を滑らせ失敗。そこからリズムが狂ってしまう広田。調子を取り戻そうとした桜花が串刺しビッグブーツで流れを引き戻す。攻勢をかける桜花がロープ際でダブルニードロップを投下し、プレッシャーをかけていく。
一方、野崎もスリーパー、大外刈りでカウント2。かわった宮崎が串刺しラリアットにつなげる。2発目を狙うも、これは桜花がかわす。ならばと宮崎はガットショットからのビッグヒップへ。そして「カメラの準備をしろーーーー!」と、桜花に恥ずかし固めの体勢。だが、寸前でリリース。「恥ずかし固め祭りだー!」と、ファンへの大サービス。手当たり次第にセコンドにいる若い選手を辱めるという戦法に出るも、自ら進んでリングに上がる米山、チェリーはスルー。客席の笑いを誘う。結果、野中リングアナまで餌食となるなか、最後は野崎! すると両サイドで桜花&広田がエアーの恥ずかし固めで参加。ファンを楽しませた。
試合に戻り、桜花&広田がダブルの攻撃。ダブル・フェースクラッシャーから、桜花がカカト落としにつなげてカウント2。宮崎も片足ドロップキックでやり返し、野崎と交代する。

野崎は桜花に野崎式串刺しビッグブーツ。桜花もワキ固めからの羽折固めへ。耐えた野崎がビッグブーツで反撃を試みる。かいくぐった桜花がビッグブーツでカウント2。広田にタッチ。
広田は野崎にボ・ラギノール、フェースクラッシャーを放つと高田純次の体勢。野崎がガードすると、久々に「お前がやるということかーーー!」と仰向けとなる。しつこく迫るも、野崎は「やるか、バカ!」と拒絶する。

逆に野崎がおしゃれキックを放つと、宮崎が場外助走からの片足キックを決める。すかさず野崎のミサイルキックでカウント2。ダブルニーアタックでカウント2。仕留めにかかる野崎だったが、助けに入った桜花がカウンターのネックハンギングボムで広田のピンチを救う。広田が619からロープ渡りへ。
アームホイップを鮮やかに決めると、客席は大盛り上がり。そしてへなーらサンセットの体勢に。これを切った野崎がスリーパー狙い。広田も切り返しスリーパーで捕獲。なんとか脱出した野崎がザキゴエでカウント2。そして宮崎と交代。
広田は宮崎にスイングDDT。トペ・スイシーダで追撃する。コーナーに登る広田。これは野崎が足止め。宮崎との合体パワーボムを狙うが、これは未遂。ならばと宮崎は広田を担いで桜花に投下。そしてえびす落としへ。カウント2。ならばとムーンサルトプレス狙うが、かわした広田がシャイニング・ウィザード。
野崎のビッグブーツは宮崎に誤爆。すぐさま広田がウラカンラナから丸め込むがカウント2。そこからエビ固めの応酬となる。そのたびに桜花と野崎がビッグブーツでお互いのパートナーをアシスト。蹴られまくった広田と宮崎はダウン状態。
なんとかカウント9で立ち上がった宮崎と広田。宮崎のショートレンジラリアットはカウント2。広田のへなーらサンセットも未遂に終わる。
広田も宮崎のえびす落としを切り返そうとしたが、崩れて失敗。ふらふらドーンもカウント2止まり。ならばと宮崎はグリグリ目突きから首固めへ。返されると、外道クラッチにつなげて3カウント! リング復帰&完全復活をアピールした。
●エンディング
桜花「宮崎さん、復帰おめでとぅ! 帰ってくるの、待ってました。これからもヨロシクお願いします! えー、ここで会長から重大な発表があります。会長お願いします」

二上美紀子会長「まいど! 本日はご来場ありがとうございます。実数とか言っておく? えーっと、本日の観客動員数は、84人! はい、ありがとうございます×3。もう少しだけ、もう少しだけ頑張りましょう。ハイ、宮崎、お帰り。よかったです。あのー、味覚と嗅覚がないとか言うから、次現れたときは野崎くらい痩せてたらどうしようかなと思いまして、でも元通りなんでよかったです! はい。えーっと、本日はちょっと悲しいお知らせが一つと、嬉しいお知らせが一つと、もの凄くうれしいお知らせが一つあります。ここから私がしゃべることはじゃんじゃんTwitterに上げてください。いいですか? 10秒はOKですからね。いきます。まず悲しいお知らせからいきます。えーっと、本当に残念なんですが、今年Catch the WAVEやりません! コロナのせいです。すべてはコロナが悪いです。今年はキャッチやりません。第12回目? 12回目は来年、2021年に持ち越しになります。で、もう一つ。うれしいお知らせ。10月、11月、12月、あと4カ月となりますが。9月もやります。毎月新宿FACE大会を開催することになりました。新宿FACEのほうで、なかなか週末が取れないので、週末、新宿FACE大会をやります。日程は今日の夜、桜花さんがリリースを発表すると思うので、それをご覧下さい。9月6日に12月まで売ります。そして、スペシャル重大ニュース。ちょっとうれしいよね。かなりうれしいよね! うれしいよー。5年待ちました。えーっ、waveに新人が入ります! それで本日、見に来ております。本日来てます。なので、リングに上がって挨拶してもらいましょう。どうぞ」
客席から入団希望の新人がリングへ。

ツカダ「ツカダシズクと申します。わからないことだらけなので、先輩に教えていただきながら頑張ってやっていこうと思いますので、みなさんよろしくお願いします」
二上会長「えっと一応、言っておきます。恥ずかし固めはしてもいい年齢です。そこまでしか言えません。ちょっと10月以降にまた姿を現します。ちょっといまやってる仕事のほうが10月くらいに終わるので、それをキッチリ整理してから、ちゃんとwaveに入団をしてくれるということなので、HIRO’eがアウト、塚田さんイン! そういうシステムです。HIRO’eちゃん1回入って、7人で撮っておこう。みなさんこことシャッターチャンスです(と記念撮影)。じゃあ、早くデビューできるように仕込みたいと思います。今後もよろしくお願いします。5年かかりましたよ、ハイ。じゃあ、これでOKですね。(コソコソしゃべっていた野崎、宮崎、HIRO’eを注意したあと)締めていいです。以上、重大発表でした。ありがとうございました」
広田「ちょっと待ってもらっていいですか? いいことたくさんあったんですけど、キャッチなくなるじゃないですか? 私、今年のキャッチ、私しかいないと思っていて、波女になるのは。それで、もうレジーナになってる体でいたんですよ。そのために秘策とか時間をかけていろいろ考えてたんです、具体的に。それでなくなったというのは、しょうがないですまされないのが私の中であるので、レジーナに挑戦させてくださいよ。私のキャッチにかける思い、それが無くなって…。みなさんもうすうすソロソロ広田くんじゃねって思ってませんでした? 挑戦させてくださいよ!」

桜花「おい」

広田「うるせ、ババア黙れ!」

桜花「オメーのほうがババアだろうが。うっせーよ。オメーがババアなんだよ。本当に、お前、今日負けただろ!」

広田「お前が助けに来なかったからだろうが!」

桜花「私も波女、3回目なる予定でした。そしてレジーナに今年、3回目のレジーナになる構想はできてたの。なので、私がレジーナに挑戦します」

広田「私のほうが先に言いましたー」

子供ような言い合いを続ける桜花と広田。
野崎「まあ、まあ、まあ、まあ、あの一ついいですか? 広田さん、レジーナ、私なんですよ。会長に向かって何言ってるんですか? まあ桜花さんは最後の最後、私を見てくれました。ありがとうございます。広田さん、桜花さん、キャッチに対する思いあって、レジーナ挑戦する! とてもいいことだと思います。ただ、広田さん! 広田さんのキャッチに対する思い、きっと並々ならぬ思いかなと。最初にマイクを持った時点でそうなんだろうなと。すごく心、打たれました。なので今回は広田さん、やりましょうよ」

広田「スゲーな。うれしいな。スゲー! ありがとう。ちょっと本当マジありがとう。だけど、それ大丈夫? もうここに(肩にベルト)なくなるけど。だし、だし、私ちょっといまリングネーム「前の」みたいになってて、今日も旧姓・広田「元」エリザベスさくらとか、本当にフワフワした感じでいるので、せっかくだから挑戦して、チャンピオンになった暁には、旧姓・広田レジーナさくらになりたいと思います! それくらいベルトを愛してるの、私は!」

野崎「持ってないのに?(苦笑)」

広田「持ってなかったら愛しちゃいけないんですかーーー?」

野崎「大事なベルト、絶対渡しません!」

広田「レジーナになるんで!」

二上会長「いいですか? その子供のケンカ止めていいですか? ウチはレジーナに権限あるあるみたいなんですけど、そうですね。一番、でも権限あるのは私なんで、私が日程、決めていいですか?

広田「それはもう」

二上会長「日程決めるんですけど、広田のそのリングネームでレジーナ取ったら、旧姓・広田レジーナさくらでええよ。レジーナ取られへんかったら、広田にしよう」

広田「なんでですか! 旧姓も広田もなく?」

二上会長「アンタの名前をバナー作るとき長いねん。響なんか一文字やぞ! アンタのせいでまわりの人の名前の大きさがちっちゃなるねん。だからできれば広田、にしてほしい」

広田「広田、ですか? 私、結婚してるんで、実は存在しない名前になるんです。存在してない…。せめて旧姓…」

二上会長「旧姓・広田さくらに、戻る? だからレジーナ取ったら、レジーナ入れていいですよ、いいですよ。いいですか、それで」

野崎「名前はどうでもいいんで、日程」

二上会長「えーっと、9月6日にやりましょう。早いけど、18日に試合決まってるでしょ?」

野崎「そうですね。9月6日で」

広田「いいんだな! すぐだけどいいの?

野崎「ぜんぜん、むしろいいんですか?」

広田「いいですけど!」

野崎「じゃあ9月6日でレジーナやりましょう」

広田「やりましょうよ!」

二上会長「9月6日はレジーナね。宮崎は、例のカード。やりたがってた。あれは近々やります。9月中です。ちょっとだけ待っててください。じゃあ今日は宮崎さんに締めてもらいましょう」

宮崎「みなさん、本日はどうもありがとうございました! やっぱりリングの上は楽しいです。ね、桃野! えーーと、次は9月6日新宿FACE! まさか、私ちょっとうれしすぎて、ついていけなかったんだけど、私はこないだ挑戦したし、静かにしてます。頑張ってね! 応援してます。野崎も。そうだよ。2人とも応援してるよ(桜花が広田を睨み付けると、危険を察知した宮崎が並び順を変更)そうですね。いいですね、こんな…いいね。いいよ、いいよ。(HIRO’eが最後の新木場であることがわかる)HIRO’eちゃん最後の新木場だ」

広田「忘れ物しちゃダメだよ、絶対(とHIRO’eが前回忘れ物したことをカミングアウト)」

宮崎「HIRO’eちゃん、最後の新木場、みなさんご来場ありがとうございます! 個人的に誰かに恥ずかし固めやろうと思ってたけど、結果、祭りになってよかったと思います。ありがとうございました。それでは、いきますか。これが、waveだーーー!」
●宮崎バックステージ
——とりあえず復帰して、ホッとしたのでは?
宮崎「ホッとしました。なんか本当に、前のみんなの自粛期間あったじゃないですか。あれよりもこの1カ月が、1カ月はないんですけど、長かったですね。熱とかはなかったんですけど、いつ急変するかもわからないとか。結果、熱も出ず、体調も悪くなく、味覚障害と嗅覚障害だけで終わったんですけど、前は夜にランニングとかも行ったけど、いまは本当に出なかったので、家の近くに住んでる知人や、桜花とか、広田も野崎もみんなオートロックだけ開けてくれればドアノブかけますよって」

——置き配みたいな?

宮崎「そう。食べるものとかは困らなかったっていうか。何も食べたくない感じだったので、何も困ることなく終えたんですけど…。なんかでも、『しょうがないことだから謝らなくていい』ってすごくいろんな人に言われたんですけど、OZさんとか、PURE-Jさんとか。ね、迷惑かけてしまったので、みんな先輩にわーって連絡して、みんなやさしくて…」

——今日リング上に上がって、言葉に詰まった部分もありましたが。
宮崎「やっぱり、ちょっとみんながコロナをすごい認識してるわけじゃないから、嫌がられるかなってちょっと思ってたんです」

——人前に出ることがですか?
宮崎「そうそうそう。結局、PCRの再検査して陰性って出るまで、自宅療養は13日に解除になったけど、やっぱり出れなかったです。3日に症状が出て、4日検査して、7日に検査結果が出て、陽性でしたって出て。そこから3日に異変を感じたから、そこから10日は絶対出ちゃいけなくて、13日から出ていいってなって。まだコロナはいるけど、微量で人に移すほどの強さはないって言われたんですけど…。あ、でもいるんだと思うと、なんかなくなるまで、微量でもなんかあったらダメだから、で、再検査は25日にしたのかな。26日に陰性ってわかったんだけど、それまでも用事というか、なるべくwaveのお仕事も、まだ微量はいるから私の味覚障害も治ってないので、いまも。なので、わからないじゃないですか。だから不安で。だからもうね。コンビニ行くのもマスクして、小さいタオルで押さえて行ったりとか。それを13日から25日まで1回コンビニ行くくらいしか出なかったです、やっぱりこわくて。なんかあったら…と思って。で、桜花と一緒に付いていってもらって検査を受けたら陰性だから、やっと出られるんだと思って。やっとホッとしたというか。でも、なんか私は自宅だったけど、違う区とかは同じ症状でも入院とかあるから、自宅にいれてよかったなとは思いますけどね。入院とかだと気も病んじゃう気がする。でもなんか、その13日までですよね。いろんなことに対する……申し訳ない気持ちで……。でも、本当に誰がかかるかわからないし。私はちゃんすも出てるから、気をつけてた。すごく気をつけてたんですけどね…。名前公開するのも…」

——一番に名前が出てしまうことになりました。
宮崎「そうなんです。いいんです。だって名前を公開しなかったらみんなに迷惑かけちゃうから、『誰だ? 誰だ? アンタ?』みたいになっちゃうじゃないですか。それはイヤだったし。なんか、いません? どこかでアイツ見たよ、みたいな。広田見たよとか言われても。(推測で言うのは)そういうのはよくない。私はすべてをさらけだして、これくらいでこうなります、これくらいだったら復帰できますとかやって、ちゃんとみんなに伝えたかったです。でもその、本当は13日に自宅療養解除になったら普通の人は検査も受けずにOKなんです。保健所にも受けなくていいですって言われたけど、私はみんなの前に出る仕事だから、ちゃんと陰性っていう言葉をみなさんに知らせたいからもう1回受けただけで、いまコロナになってる人がもう1回再検査というか、『宮崎は受けてたから受けろよ』っていうのは間違った認識なので、もう受けなくてもいいんです。だから普通の人はしないでOKで大丈夫なんですよっていうことは伝えたいですね。私はどうしてもその証がほしかったから。もちろん実費で受けてやったんだけど、私がコロナに対して、普通はやらなくてもいいけど、特別やったのは特別で、それを正しい認識ではなく、だから『アイツはやったんだからやりなよ』って強要はしたくない」

——でも、今日終わったので、肩の荷が下りたというか。これから
宮崎「広田の自主興行と、桃野復帰戦の対戦相手。復帰戦って大事だと思うので。それとHIRO’eちゃんの引退興行がね、伸ばしてしまったので……。だから今日終わって、パッと目についたのが桃野で、あの子、復帰したばっかりで楽しさをきっとわかち合ってる2人なのかなって」

——二上会長の感じだとこのあと楽しみなのカードが待っているそうなので。
宮崎「そうですね! そのカードのことも、今日のことがいっぱいすぎて忘れてました。うふふ」
2020.08.23

「Sunday wave vol.39」

●オープニング
8月7日、宮崎有妃にコロナウイルスの陽性反応が出たことを受け、8・14名古屋、8・9大阪(広田自主興行)、8・16後楽園の3大会を中止にしたwaveが今大会より活動を再開。

大会に先立ち、出場選手による入場式がおこなわれ(尾崎魔弓と“仕込み”のある旧姓・広田エリザベスさくらは欠席)、選手を代表し、桜花由美が「みなさんこんにちは!(会場から小さな声で反応。それを上回る大きな拍手)そうでした。声を出しちゃいけないんでした。みなさん本日はご来場誠にありがとうございます! 8月7日にウチの選手の宮崎有妃がコロナ陽性反応が出てしまって、8月の大会、そしてHIRO’eの引退興行が延期となってしまい、みなさんにご心配とご迷惑をおかけして、申し訳ございません。えー、宮崎有妃の方は体調はよくなってきていまして、来週、もう一度、PCR検査を受けて、陰性が出ましたら、9月から復帰させていただきたいと思っておりますので、みなさんよろしくお願い致します。HIRO’eの引退が1カ月、伸びて、日程が合わなくて残念なことに行けなくなってしまった方もいらっしゃると思います。ですが、HIRO'eの試合もあと4回は見れることになったので、ぜひHIRO'eの、最後までHIRO’eの勇姿をぜひぜひ見に来てください。本日、全4試合、休憩はございません。みなさん声はほどほどに…だけど、心の中ではたくさん盛りあがってください。みなさん、応援よろしくお願い致します」と挨拶し、大会をスタートさせた。
1、スクランブルwave(20分1本勝負)
○高瀬みゆき&青木いつ希&響(16分7秒、片エビ固め)林亜佑美●&Maria&稲葉ともか
※ローリングストーン


活動再開となった8・23新木場大会のオープニングマッチを任されたのは、高瀬みゆき&青木いつ希&響組と、林亜佑美&Maria&稲葉ともか組の6人タッグマッチ。試合前から気合の面でも意地を張り合い、大会を盛りあげる。

先発は青木vs林。林は「わっしょい」を連呼し、青木は「青木」コールで自らを奮い立たせる。先に主導権を握ったのは青木。林をロープに張り付けボディーアタック、すかさず響が背中にダブルチョップを叩き込むと、高瀬が張り付けドロップキック。もう一度響のダブルチョップを挟んで、青木が張り付けダブルニーアタックで飛び込む。
交代した高瀬は林にガットショットを叩き込むと、ヘアホイップ。コーナー下に押し込み、踏みつける。続けざまにボディースラム、ギロチンドロップを投下するもカウント2。

林もクロスボディーで反撃を試みる。これを高瀬がキャッチしバックブリーカー。そして林をコーナーに逆さ吊りにし、串刺し攻撃をお見舞いする。響にタッチ。

響は逆エビ固めへ。耐えられるとボディーシザースに移行し、サーフボードストレッチで絞り上げる。
防戦一方の林だったがドロップキックでやり返し、なんとかMariaと交代。Mariaが響にドロップキック3連発で報復。キックアウトされると稲葉との連係を決めるがカウント1止まり。

一方、響もMariaをコーナーに押し込み串刺しスピア3連発。正調スピアはカウント2。

続いて青木vs稲葉に移行。稲葉はキックからのレッグロックへ。アキレス腱固めで捕獲する。これはカットに遭い、惜しい展開。青木がエルボーで反撃に転じると、稲葉はキックでやり返す。走る稲葉だったが、青木がショルダータックルで迎撃。ならばと稲葉はキックのコンビネーションでお返しし、林がドロップキックで続く。
林は青木にスリーパー。なんとか青木がエスケープすると林がドロップキックで追い打ち。青木も串刺しバックエルボーで形勢を入れ替える。そしてフェースクラッシャーからのボディープレスを投下。さらに青木はバックフリップを敢行。返されると高瀬とタッチする。

高瀬は林に逆水平チョップ。串刺し攻撃を狙うが、Mariaが迎撃し流れが変わる。逆に林組がトレイン攻撃。すかさず林が水車落とし→ダブルリストアームサルトにつなげる。そして鎌固めへ。耐えられると走る林だったが、高瀬がパワースラムで再び攻守逆転。
カミカゼを決めた高瀬は、ファンタスティックフリックで響を投下。青木のフットスタンプを挟んで、セカンドからのギロチンドロップを放つ。

これも耐える林。逆にカサドーラ、ジャックナイフエビ固めなどで高瀬を追い込む。あわやの場面も見られたが、しのいだ高瀬がラリアットで流れを変えると、ローリングストーンにつなげて勝利を収めた。
2、コミカルwave(15分1本勝負)
○優宇(10分48秒、片エビ固め)旧姓・広田エリザベス魔弓●
※ラストライド


発表されていたのは旧姓・広田エリザベスさくらvs優宇のシングルマッチだったが、広田は尾崎魔弓のテーマ曲で入場。尾崎のコスプレをした広田が現れると、観客からは笑い声が自然発生した。

野中リングアナは「旧姓・広田エリザベス魔弓」とコールする。尾崎になりきった広田はアルミ箔で作ったチェーンで奇襲攻撃。Tommyレフェリーが凶器をやめさせようとするが、優宇は棒立ち状態。むしろ「ぜんぜん痛くない。なにこれ!?」と怪訝な顔。

お構いなしの広田がフェースクラッシャーを叩き込み、「尾崎のいつもやってるヤツ行くぞーっ!」と高田純次。
だが、優宇は高田純次に付きあわず。しかし広田はしつこく仰向けに。ヤケクソになった優宇が高田純次からのセントーンを投下。コーナーに登るも、ここで広田がボ・ラギノール。そして担ごうとするが、持ち上がらない。広田は「ちょっとは痩せろ!」とお尻を叩いて逆ギレ。そして「えっ、やるの?」とロープ渡りを無茶ぶりする。こちらも仕方なく優宇がチャレンジするも、バランスを崩して転落。そのまま場外へ。広田はトペ・スイシーダを狙うが、これは失敗となった。
リングに戻ると、広田はカニばさみ。張り付けボ・ラギノールを決めると、イスとケチャップを用意。
広田は優宇の指をイスで挟むと、優宇をイスに座らせ、走り込んでの耳元で奇声。

そして、アルミチェーンで殴りまくる。すると広田はなにやら優宇に指示。どうやら、ケチャップを自分の額にかけろ、ということらしい。
優宇はしぶしぶケチャップを自らの額にかけると、広田がチェーンで殴打。

まるで流血したかのような状況を作り上げ、シャイニング・ウィザードを狙うが、キャッチした優宇がコーナーにパワーボムで叩き付ける。
そして、キャノンボールからのべあべあーず! 最後はダメ押しのラストライドで3カウント!
3、浴衣wave(20分1本勝負)
○野崎渚&SAKI(15分38秒、エビ固め)桜花由美&桃野美桜●
※ノアールランサーハイ


wave夏の風物詩・浴衣waveがラインアップ。通常のプロレスルールに加え、浴衣がはだけて両肩が見えても負けとなる特別ルールとなっている。またマーベラス刈谷大会で復帰した桃野美桜がwaveに久しぶりに参戦。桜花とのBoss to Mammyを復活させた。
先発は桜花vs野崎。浴衣を着ているため、お互いにビッグブーツが決まらない。串刺し攻撃は、ハンマースルーされた野崎も、突っ込む側の桜花もチョコチョコ歩き。しびれを切らした桃野がかわりにドロップキックを叩き込む。
野崎も我慢できなくなったのか、浴衣をたくし上げてビッグブーツ。桜花の胸元にブレイジングチョップをお見舞いする。すぐさまロープに走るも、桜花が払い腰。そして桃野にチェンジする。
続いて桜花が串刺しビッグブーツ。ボスマミの串刺しロケットキックを放つ。SAKIも串刺しニーで流れを変えると、コーナーに桜花をセットしニーリフト。ブレーンバスターを放って野崎とタッチする。
桃野もドロップキックでやり返す。ロープに走るも、SAKIがカニばさみからのカンパーナ。桜花がビッグブーツで助けに入る。ならばとSAKIはボスマミに串刺し攻撃を狙うが、桜花にのみヒット。桃野の誤爆もあり、桜花が戦線離脱。だが、桃野は心配する素振りもない塩対応。そして、SAKIに旋回式ヘッドシザースを敢行する。
続いて桜花が串刺しビッグブーツ。ボスマミの串刺しロケットキックを放つ。SAKIも串刺しニーで流れを変えると、コーナーに桜花をセットしニーリフト。ブレーンバスターを放って野崎とタッチする。

野崎は桜花をコーナーにセット。桜花の浴衣をまくり上げて野崎式串刺しビッグブーツ。コスチュームを着ているとはいえ、浴衣をまくられ、お尻を露わにされた桜花は恥ずかしさのあまり立ち上がれない。
。SAKIも加わるが、桜花がフェースクラッシャーで迎撃。すると、暑くなった桜花が片方の肩を出して、ビッグブーツ対決を挑んでいく。だが、野崎はブレイジングチョップで応戦。桜花のカカト落としはカウント2。垂直落下ブレーンバスターもカウント2止まり。
代わった桃野が野崎にダイビング・クロスボディーを投下。低空ドロップキックはカウント2。ロープに走るも、野崎がカウンターのビッグブーツ。ドルミルⅡの体勢へ。これは桜花が救出に入る。
ならばと野崎はダブルニーアタックで追撃。今度は野崎がロープに走る。桜花がカウンターのネックハンギングボムで妨害すると、間髪入れずに桃野がジャックナイフで飛び込む。カウント2。続くJKボムも未遂に。ボスマミは合体不知火から、桃野がダイビング・ボディープレスを投下。さらにツープラトンのブレーンバスターを狙うが、野崎が堪える。
ならばと桜花が野崎を羽交い締め。桃野が飛び込むも、野崎がフロントハイキックで迎撃する。さらに桜花のビッグブーツを桃野に誤爆させると、仕留めにかかる野崎。

走る野崎を桃野がカサドーラからのフットスタンプで丸め込む。カウント2。今度こそはとJKボムを狙うが、なんとかSAKIが妨害。再び流れが変わり、野崎がノアールランサーハイで飛び込む。これは桜花のカットが間に合うも、野崎がダメ押しのノアールランサーハイで桃野からピンフォールを奪った。
4、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・26日~(15分1本勝負)
○尾崎魔弓(12分2秒、片エビ固め)HIRO'e●
※オザキック


コロナの影響でHIRO’eの引退が9・18後楽園大会に延期となり、改めてHIRO’eの引退ロードが再開。今大会では、8・14名古屋でおこなわれる予定だったHIRO’evs尾崎魔弓の最後のシングルマッチが組まれた。

尾崎が入場すると、セコンドには正危軍モードの桜花の姿。これに異を唱えるHIRO’eだったが、桜花は悪態を付くばかり。そんななかゴングが鳴らされる。
先制攻撃をしかけたHIRO’eがスピアを連発していく。尾崎をロープに張り付けるHIRO’e。変顔を観客に披露していく。すかさずロープに走るも、セコンドの桜花が足をすくって妨害。
形勢を入れ替えた尾崎はチェーンパンチ。そして、イス攻撃。桜花も加わり、2対1の状況となる。HIRO’eをロープに張り付け返すと、桜花だけでなく、尾崎のコスプレのままの広田も加わる。
これに気付いた尾崎が広田を蹴り落とし、試合再開。HIRO’eの指をイスで挟むだけでなく、指の上にイスを落とすヒールファイトを展開していき、腕固めへ。ボディースラムでカウント1。
劣勢のHIRO’eだったが、コーナーに振られると焼豚で攻守逆転。低空ドロップキック。ブレーンバスターにつなげる。さらには串刺しスピア2連発を放って、ロングビーチへ。耐えられると、コーナーに向かうHIRO’e。
尾崎が追いかけ、雪崩式ブレーンバスターを敢行。返されると、チェーンパンチを見舞った尾崎。桜花のビッグブーツを挟んで裏拳を放つ。テキーラサンライズの体勢に入る尾崎だったが、踏ん張るHIRO’e。桜花がビッグブーツで飛び込むも、寸前でかわされ正危軍が同士討ちに。
このチャンスにHIRO’eは尾崎&桜花にスピアで飛び込むと、尾崎にチェーンを投げつける。そして、ミサイル発射。チンクラッシャーを放ってサクラ落としにつなげる。カウント2。カサドーラもカウント2。すぐに走るHIRO’eに尾崎がカウンターの裏拳。キックアウトされると、すかさずオザキックで畳みかけ貫録勝ちを収めた。
キックアウトされると、すかさずオザキックで畳みかけ貫録勝ちを収めた。
●エンディング
試合後、尾崎はHIRO’eに馬乗りになり張り手。
尾崎「2回目の延期はねーぞ。後悔しないように最後まで闘えよ。わかったか!」と、尾崎らしい贈る言葉。そして、ファンにもHIRO’eのことを応援するように声をかけてリングを降りた。
入れ替わるようにリングに上がったのは、桜花。

桜花「HIRO’eちゃん、こんな時期だからHIRO’eちゃんの引退試合、延びてしまいました。でもそれを受け入れてくれました」

セコンドの広田が「急に良い人ぶるんじゃねーよ!」と横やりを入れる。

桜花「うっせーよ! 私はいいヤツなんだよ。いいヤツなんだ! 嬉しい報告しに来てやったのによ。HIRO’eちゃんの引退試合が9月18日、後楽園大会に延期になりました。そしてHIRO’eちゃんの試合も2試合、増えたということです。2試合増えたから、HIRO’eのね、ご希望を叶えてあげようと思って。waveはいまフリーの選手を上げないということでやっています。だけど、HIRO’eが当たりたい選手にフリーがいます。なので、HIRO’eちゃんが引退延期を飲んでくれたから、私もフリーを出すことを飲みます。9月1日、新木場大会。次回大会、HIRO’e&高瀬みゆきのタッグvs米山香織&チェリー! そして9月6日、新宿大会。これHIRO’eがどうしてもやりたいと言ってた、HIRO’e&雪妃真矢vs響&アンドラス宮城。同期対決。あとね、もう一つ流れたカードがあるじゃない? それも実現させようと思って、この日2試合してもらいます」
広田「私の大阪興行も流れてしまいました。で、そこで組まれてたよね? それが実現します。広田プレゼンツ試合、朱崇花と。エキシビションですが、やってもらいます。タッグでたぶんヘロヘロでしょ、だからエキシビション。(試合順に関して質問するHIRO’e)それはわからない。そこらへんはHIRO’eの引退に向けてのヤツだったから、どうしてもやってもらいたかったから、ダメになったけど、ここでできることになりました。HIRO’e対朱崇花、シングルマッチ思う存分やってください。広田プレゼンツでお届けしますので」

桜花「そして9月18日の後楽園大会のカードは、8月16日に決まっていた、HIRO’e&野崎渚vs米山香織&高瀬みゆき。このカードは変えずにこの試合で思い残すことなく引退してください」
HIRO’e「希望を叶えてくれてありがとうございます! いま桜花さんが言ったカードは、フリーは上げないとわかっていながら、でもダメもとで言ってみるかと思って言って、会社が折れてくれたカードなので、全力で楽しんでプロレスに思いを残すことないように、引退ロード駆け抜けていきたいと思います。今日はすごいムカついたけど、でも、感謝しています。最後までよろしくお願いします。ではみなさんリングに上がってください。今日、試合に出たみなさん上がってください。次のwaveの大会は、9月1日。そのときには宮崎さんが元気だったら復帰してるかもしれないので、そうしたらみなさんまた5人そろったwaveを見に来てください。そのときはまた5人で最高の笑顔でみなさんをお待ちしていますので、みなさんよろしくお願いします。とりあえずいつものシメにいきたいと思います。いきますよー。ではいきます、これがwaveだ!」
●HIRO’eバックステージ
——尾崎魔弓戦はいかがでしたか?
HIRO'e「いやー、桜花由美があんだけ出てくるというのは計算に入れていたつもりだけど、(桜花は)前の試合だったし、出て来ないだろうなという自分の甘い考えがあったと思います。ちょっと社長ですよ!? 社長なのに『知らねー!』みたいな感じで試合前に言われて、どうなんだよってすごい思いました」

——尾崎との試合は?
HIRO’e「悪のかたまりっていうのは変わらず。尾崎魔弓だなって思ったし、でもなんかすごい悪い心を持ってるのに、メチャメチャ最後いいこと言って、メチャメチャ格好よくて。ああ、尾崎魔弓すげーなって。なんだろう…憎いけど憎めない。わー、なんか悔しいって思いますね。すげー、やっぱさすが30年以上ヒールでやってる選手だなって。私なんかじゃ足下にもおよばない、プロレスの深さがあるなって思いました」

——1カ月引退が伸びました。それについては?
HIRO’e「そうですね、なんて言うんですか? コロナのなか、世の中こういう状況のなか、引退試合というものが発表されてて、それを日程ずらさず、おこなうっていう予定だったので、どこかでそういう風に中止になってしまうかもしれないっていうのはずっと感じて、思っていたので、そういう心構えはあったので、実際にそうなってみて、なんか別に中止が最善策だと思うので、ぜんぜん普通に(延期を)飲めたし、すごいみんな私のことを心配してくれるんですけど、モチベーションの部分とか? でも、自分の中であと何日とかカウントダウンしてて、その中で全力を尽くそうっていう感じだったんですけど、別にモチベーションとかはそんなに変わりなく、下がることもなく、覚悟があったからだと思うんですけど、本当に一番は宮崎さんが無事に療養から復帰されるのが一番、早く復帰したらいいなという気持ちが一番大きかったですね。はい、自分のことはあんまり。普通に受け入れられました。延期ってことを」

——2試合追加されたが。
HIRO’e「はい、そうですね。コロナで今日の大会から私はいない予定で、引退試合のカードは私は絶対変えたくなかったので、その間の試合、尾崎さんのはそのままズラす。で、残りいままで予定で組んで無かったところを入れようってなって。いままでやってないカード、やりたいと思ったときにやっぱり同期、響は再デビューっていう形ですけど、やっぱり同期と試合したいなと思ったのと、あと高瀬と引退ロードで一回組んだんですけど、Yシャツマッチでちゃんと組んで試合してなかったので、組みたいなと。あと自分がベルトを取ったタッグチーム、米山さん、チェリーさんともう1回やりたいなというので、会社に希望は出して。それが通ったか、通ってないかはわからず、試合後に通ったと聞きました。うれしかったです」
2020.08.01

「NAMI☆1〜Aug.〜’20」

1、スクランブルwave(20分1本勝負)
○優宇&高瀬みゆき&神童ミコト(16分2秒、片エビ固め)進垣リナ&梅咲遥&AKARI●
※べあべあーず!(セカンドからのボディープレス)


月に一度のNAMI☆1興行が新木場1stRINGにておこなわれ、優宇&高瀬みゆき&神童ミコトと進垣リナ&梅咲遥&AKARIがオープニングマッチで激突。1人ずつ入場し、6選手がクリーンな握手。

試合は神童vs梅咲でゴングとなる。押し合いを制したのは神童。離れ際に胸元チョップ。神童のアームホイップ、梅咲のアームホイップが交互に決まり、ドロップキックは相打ちに。
優宇vsAKARIにチェンジ。ヘッドロック、リストロックの取り合いから、優宇が逆水平チョップ、モンキーフリップからの腕十字へ。これはカットに遭う。優宇は腕へのセントーンを放って、高瀬と交代。

ギロチンドロップで続く高瀬。腕へのニードロップ、ボディースラムでカウント2。

かわった神童がAKARIに高速ドロップキックを連発。ボディースラムでカウント2。さらに神童もニードロップで追撃する。

劣勢のAKARIだったが、ショルダータックルを放ってようやく梅咲とタッチ。
梅咲が低空ドロップキックを放って巻き返しにかかる。神童も串刺しドロップキックでやり返し、串刺し低空ドロップキックをお見舞いする。カバーするもカウント2。エルボー合戦から梅咲が走る。神童が追走式ドロップキック。梅咲も追走式ドロップキックでやり返し、低空ドロップキックにつなげる。神童もドロップキックでやり返し、高瀬と交代。

優宇&高瀬でダブルのショルダータックル→優宇のセントーン→高瀬のギロチンドロップと波状攻撃。カウント2。続けざまに高瀬がブレーンバスターを敢行。

キックアウトした梅咲がドロップキックでカウント2。エルボー弾でカウント2。ここで進垣登場。
進垣は高瀬の串刺しをかわしてドロップキック。腕を蹴り上げ腕固めへ。なんとか高瀬がロープ。もう一度、進垣はワキ固めを狙う。逃げられると三角締めへ。これを担ぎ挙げて脱出した高瀬。逆水平チョップでやり返す。さらにブーメラン式ドロップキック、串刺しラリアット、セカンドからのジャンピング・エルボーアタックでカウント2。

10分経過。走る高瀬に、進垣がカウンターのワキ固め。腕固めに移行するが、優宇がカット。走る進垣。これを高瀬がパワースラムに切り返し、優宇と交代。

優宇は進垣にショルダータックル。手つなぎ逆水平チョップ、旋回式サイドバスター、セントーンと猛攻。ラストライドの体勢に入るも、これを梅咲が妨害。進垣がチキンウイングアームロックで捕獲する。

ピンチの優宇だったが、コーナーに叩き付けて脱出に成功。ロープに走るもAKARIがドロップキックで妨害する。続けざまに進垣のレッグドロップ、梅咲のミサイルキックが決まり、進垣がカバーする。カウント2。一方、優宇もセントーンを放っていくが、かわした進垣が片足ドロップキック。
続いてAKARIがミサイルキック2連発で攻勢。優宇のラリアットをかいくぐりドロップキック、619を放つAKARI。丸め込みもカウント2止まり。優宇がその場ドロップキックを放つと、神童→高瀬が串刺し攻撃。優宇がキャノンボールで飛び込む。カウント2。

残り5分となり、優宇は進垣&梅咲に両腕ラリアット、AKARIにもラリアットをお見舞いする。キックアウトされると、高瀬のカミカゼ→神童のファンタスティックフリップ→優宇のべあべあーず!(セカンドからのボディープレス)と畳みかけて3カウント!
◎インフォメーション
二上会長「まいど! 15日後の後楽園ホールでHIRO’eちゃん引退します。引退のカードしか発表されていません。でもですね、今年はホントやったら5月11日からはじまる予定でしたCatch the WAVE、コロナですべて吹っ飛びました。ですので、8月16日に開幕戦をやります。今年はコロナのおかげで全部がすっとんだので、まあ考えてたことをやるのですが、ものすごく新生活様式をしたいと思います。なので今年はキュッとCatch the WAVE、いつもは1カ月、2カ月くらいやるんですが、キュッと縮めて2週間で終わります! いいですか? よく聞いてくださいね。日程が8月16日、後楽園ホールが開幕戦。8月23日の新木場1stRINGと9月1日のNAMI☆1。で、あと9月6日の新宿FACEが決勝戦です。4大会で終わります。東京しかやりません。しょうがないです。全部コロナのせいだから。違う団体もいまこれからはじまるみたいなんで。なんとかなんとかなんとかGPみたいなの。かぶらないように、させていただきます。トータルCatch the WAVE12回目です。通常通り、優勝した人は波女の称号と100万円があります。で、今年のメンバーは18人です。18人います。18人出るんですが、普通のリーグ戦をやってしまうと、ほぼ4大会、24時間プロレスになりそうなので、それはやめましょう。で、頭をものすごく捻りました。リーグ戦ではなくて、三つ巴をやろうと思っていました。レジーナは今年出ないそうです。(セコンドにいた野崎に改めて確認)出ない? もう三つ巴はイヤだ?」

野崎「はははははははは」

二上会長「大笑いね、アンタ。去年の決勝見て、私は三つ巴もアリかなと去年思ったんですよね。それでやってみました。三つ巴で、ヤングブロックとおばさんブロックにわかれます。おばさんって言ったら桜花さんに怒られそうなんですけど、三つ巴なので3人、3人、3人、3人、3人、3人の18人。で、ベテランブロック、ヤングブロックが1日で1個ずつ。なので予選が3大会と、決勝戦が1つ。決勝も三つ巴です。でレジーナがいるので言ってしまいますけど、ヤングブロック優勝と、ベテランブロック優勝、2回レジーナ戦があります。2回やけど、どっちかに負けたら1回しかないから。負けないそうです。ヤングブロックで優勝した人もレジーナに挑戦します。で、ベテランブロックで優勝した人もレジーナに挑戦できます。以上です。何か質問はありますか? ないですか? いましゃべっているということは拡散していいですよ。いいですか? せっかく久しぶりにリングに上がったのに、誰も(カメラを)構えてないんですね。誰か撮れや! 撮ってよ!! (撮り始める観客を見つけ)あの人、ええ人やわ。いいですか、10秒ですよー。15秒くらいまでいいですよ。ジャンジャン流してください。野中(リングアナ)は撮ってるの? オッケーです。以上です。今年は18人でキュッとミニマムにやりたいと思います。それと終わったら秋…秋がやってくるかわかりませんけど、夏もどうなるかわかりませんけど、秋くらいにタッグが去年なかったと思うので、今年はタッグができたらいいかなと思います。以上です。あと今日、ちゃんす開けます。もしよろしかったらみなさん来てください」
2、メモリアルwave・5人掛け〜COUNTDOWN LONG BEACH・15日(各10分1本勝負)
①○松本浩代(9分14秒、体固め)HIRO’e●
※ロックドロップ
②○宮崎有妃(6分0秒、外道クラッチ)HIRO’e●
③○旧姓・広田エリザベスさくら(0分14秒、エビ固め)HIRO’e●
※ウラカンラナ
◎再試合
○HIRO’e(0分14秒、カサドーラ)旧姓・広田エリザベスさくら●
◎再々試合
○旧姓・広田エリザベスさくら(9分59秒、ふらふらドーン)HIRO’e●
④○野崎渚(7分54秒、片エビ固め)HIRO’e●
※ノアールランサー・ハイ
⑤○桜花由美(9分53秒、エビ固め)HIRO’e●
※ビッグブーツ


引退まで残すところ15日となったHIRO’eのwave恒例5人掛け。選ばれたのはwave所属4選手(桜花由美、野崎渚、旧姓・広田エリザベスさくら、宮崎有妃)と、本人の希望で松本浩代となった。まずはHIRO’eがリングイン。
①vs松本浩代
最初に呼び込まれたのは松本浩代。松本は爆女王のベルトを巻いて登場する。HIRO’eから「お願いします!」と握手を求めると、松本がガッチリ握り返した。

ゴングと同時にHIRO’eがスピア。2発目は松本が受け止める。3発目も受け止め、ヘッドロックの取り合い。HIRO’eがドロップキックを放ち、ヘアホイップ。そして「ぶっ壊すぞ!」と突っ込むが、松本が迎撃する。「お前最後だからって調子のるなよ!」と松本が串刺しボディーアタックを狙うが、HIRO’eがフロントハイキックで迎撃。逆にHIRO’eが松本をセカンドロップにセットし串刺しボディーアタックを敢行する。カウント2。
反撃に転じた松本が「松本浩代30キロ!」とダブルニードロップ。観客はブーイング。HIRO’eも「もっと重いだろ! 80キロ!」と叫ぶと、松本が張り手。コーナーに登るHIRO’eをパワーボムに切り返そうとする松本。HIRO’eがチンクラッシャーに切り返し、ミサイル発射。サクラ落としでカウント2。

手つなぎエルボーの打ち合いとなる。そしてHIRO’eがバックドロップ。カウント2。HIRO’eが裏カサドーラを狙うが、切り返した松本が逆にカウント2。そのままコンバイン(抱え込み式逆エビ固め)で捕獲する。ニアロープに助けられるHIRO’e。

松本はリバーススプラッシュ式ダブルニードロップで追い打ちモード。ロックドロップを狙うが、HIRO’eが回転エビ固めに切り返す。カウント2。走るHIRO’eに松本がカウンターのバックエルボー。カバーするもHIRO’eが切り返し、カウント2。チンクラッシャーを放つHIRO’eだったが、松本がラリアット。ショートレンジラリアットを敢行。これもカウント2に終わると、最後はロックドロップでトドメ。
②vs宮崎有妃
2人目の選手は宮崎有妃。すでにHIRO’eはヘロヘロ状態。レフェリーに握手をうながされても立ち上がれない。宮崎の方から歩み寄って握手。

試合がはじまっても立ち上がれないHIRO’eに宮崎が「ちょっと大丈夫?」と声をかける。そして「おい松本! お前だろ! 一発目からやりすぎなんだよ!」と抗議すると、リングサイドに残っていた松本が「できるよね?」とHIRO’eに確認。「できるよね、じゃねーよ! あとの3人に謝ってこい。ボロボロじゃねーか!」と宮崎。
と言いつつも、宮崎は介抱するようにしてHIRO’eをコーナー下にセットする。そしてムーンサルトプレスの体勢。これを察知したHIRO’eが投げ落とす。ならばと宮崎は恥ずかし固めへ。そして「HIRO’e、私との試合でやり残したことあるだろ。わかってる?」と、宮崎がラダーをリングへ。すかさずラダーへのブレーンバスターを狙うが、HIRO’eがかわして、逆に宮崎をカニばさみで投下。宮崎の上にラダーが倒れ込むとボディープレスで追撃する。しかし、これはHIRO’eもダメージ。
気合を入れ直したHIRO’eがラダーをロープにセット。その上へのブレーンバスターを狙うが、宮崎が逆に敢行。HIRO’eもラダーの上へのバックドロップでやり返す。
残り5分となり、宮崎がラダーをリング下へ。その背後からHIRO’eが丸め込みでカウント2。さらにカサドーラを狙うが、宮崎が切り返していく。
宮崎がここでグリグリ目突き。首固めでカウント2。最後は外道クラッチで3カウント。
③vs旧姓・広田エリザベスさくら
ゴングと同時に広田がエルボーで突っ込む。これをかわしたHIRO’eがエルボーを見舞ってロープに走る。追走した広田がボ・ラギノール。ウラカンラナで3カウント!?

抗議するHIRO’eに広田は「5人掛けだからこういう試合もあっていいって。もう1回やりたい?」と確認。観客の拍手をもらい、再試合となる。
再試合もゴングと同時に広田がエルボーで突っ込む。これをかいくぐったHIRO’eがエルボーを見舞ってロープに走る。追走した広田がボ・ラギノール。ここまでは同じ展開。さらに走る広田に、HIRO’eが追走し、カサドーラで3カウントを取り返した。

広田「待て、待て。お前これでいいのか? よくないよ。その前に私、勝ったし、そういうテーマじゃないだろ!? 今日のテーマは完全決着だろ。もー、しょうがないな。最後だからね!」
再々試合のゴングが鳴る。広田のボ・ラギノールまではやはり同じ展開。今度はHIRO’eのカサドーラを広田が切り返し丸め込みの応酬となる。いずれもカウント2に終わると、広田が「ちょっと待て。落ち着こう、落ち着こう。落ち着け×3。大丈夫か? こっから、こっから、ここからだよ」と仕切り直す。


腕攻めの攻防を挟んで、広田がロープ渡りでジャンプ。1回目は成功したが、2回目で転落。それでもボ・ラギノールでHIRO’eを場外へ。広田がトペ・スイシーダを狙う。これは失敗。しかし観客の「もう1回」コールに応えて2回目は成功させる。

リングに戻った広田は、宮崎との連係プレス。人間シーソーは返り討ちにあう。流れを変えたHIRO’eはロングビーチへ。逆エビ固めで捕獲する。広田がエスケープすると低空ドロップキックで追撃。

広田もフェースクラッシャーでやり返すと、高田純次狙い。HIRO’eが迎撃すると、広田は「ま、まさか、引退前にやるっていうことか!」と攻守逆転。HIRO’eが高田純次を放ってカウント2。コーナーに登るも、広田が足止め。しかし、ここで広田が「えっ、これもやるっていうの?」とロープ渡りを無茶ぶりする。

HIRO’eがロープ渡りに挑戦するも、広田のようにはいかず。転落したHIRO’eに広田が「6年間お疲れ様!」とときめきメモリアル狙い。必死にガードしたHIRO’eがスピアで攻勢。サクラ落としでカウント2。HIRO’eも「広田さん、いままでありがとうございました!」とボ・ラギノールをやり返す。なおも走るHIRO’eだったが、広田がふらふらドーンで逆転勝利!
④vs野崎渚
4番手はレジーナ・野崎渚。野崎は先輩であり、HIRO’eのよき相談相手。引退試合ではHIRO’eとタッグを組む予定となっている。力比べから野崎が早速、ドルミル狙い。急いでHIRO’eがロープに逃れる。ならばとブレイジングチョップを連発したあと、ハーフハッチでカウント2。
顔面バン!2連発から串刺しビッグブーツ。野崎式串刺しビッグブーツを狙うが、HIRO’eが迎撃する。エルボーのラリーからHIRO’eがショルダータックル、低空ドロップキックをお見舞い。そして野崎の得意技であるおしゃれキック狙い。これが失敗に終わると、HIRO’eは「すみません」と素直に謝罪。逆に野崎が敢行し、ミサイル発射。
ドルミルⅢで絞り上げる野崎だったが、HIRO’eがローリングでなんとかエスケープ。ならばと手つなぎビッグブーツでカウント2。HIRO’eもカウンターのスピアで流れを変えると、ジャーマンSH4連発。これもカウント2止まり。
さらにバックを取るHIRO’eだったが、堪える野崎。HIRO’eが小刻みエルボーからもう一度、ジャーマンSHへ。走るHIRO’eに野崎がカウンターのノアールランサー、そして「親友!」と叫んでからノアールランサー・ハイと畳みかけて3カウント。
⑤vs桜花由美
waveのラスボス・桜花由美が登場。これまでHIRO’eはほぼ全敗。握手をかわしてゴングとなる。開始早々、桜花がビッグブーツで飛び込む。キックアウトされると、串刺しビッグブーツで飛び込んで行く。カウント2。無道で捕獲する。ロープに逃げられると、ニードロップを投下する。キャメルクラッチへ。
堪えたHIRO’eがチャーシューで反撃開始。低空ドロップキックをお見舞いする。ブレーンバスターでカウント2。ここでHIRO’eは「おっしゃー、行くぞ!」と改めて気合。串刺しスピアでやり返す。
コーナーに押し込むHIRO’eだったが、桜花がパワーボムで叩き付けるとケンカキック。カカト落としでカウント2。そして、タイガーSHの体勢。堪えたHIRO’eが低空ウラカンラナからロングビーチへ。

なんとか桜花がロープ。ミサイルキック、スピアで追撃するHIRO’e。そして再びコーナーに追い詰めチンクラッシャー。サクラ落としでカウント2。

残り3分のコール。桜花のビッグブーツ、HIRO’eのエルボー弾がラリーとなる。そしてHIRO’eがボディーブロー。走る桜花にHIRO’eがスピア、バックドロップでカウント2。ジャーマンSH、裏カサドーラはいずれもカウント2。正調カサドーラを狙うが、コレを押しつぶした桜花がカウント2。ビッグブーツもカウント2止まり。
仕留めにかかる桜花に、HIRO’eがカサドーラ。キックアウトされると今度はHIRO’eが走るも桜花がネックハンギングボム。カウント2。ならばとショートレンジのビッグブーツ。最後は正調ビッグブーツでトドメを刺した。
◎エンディング
試合後、桜花がHIRO’eを抱きしめると、会場からは拍手。そして野中美智子リングアナウンサーから5人掛けのトータルタイムが43分47秒と発表されると、さらに大きな拍手が沸き起こった。

HIRO’e「5人掛け、無事に完走しました! 引退する人といえば、5人掛けがあるwave。私にも5人掛けあって、まずやるなら絶対に5人、絶対完走したいって思っていました。無事にまず完走できて、うれしいです。でも! 広田さんにしか勝てなかったー!」
広田「私も勝ったわ!」

HIRO’e「知らねー! ほかの人からも勝ちたかったけど、壁はまだまだデカかったーーー! あと引退まで16日、正面アッチか。もうわからない…。16日あるので、もう試合するのは広田さんだけなので、今日倒せなかった人のぶんまで広田さんを次、メタメタに、透明人間とともにやってやりたいと思います。5人掛け受けてくれてありがとうございましたっ!(桜花に促される)いまの気持ち? えっ? 無事に完走できてうれしいです、ただそれだけです。あと、私が出るwaveの大会は名古屋と引退の後楽園だけになります。東京はもう後楽園ホールだけなので、今日来てる方、ぜひ絶対に来てください。最後までたくさんの人に応援してもらって引退したいなと思っています。YouTubeを見ている方もぜひ見に来てください! あっ、松本さん、そうです。いつもの締めがありまして、私が『これが』って言ったら、一緒に『waveだ!』って叫んでください、お願いします。それではみなさん行きます。これがwaveだーーー!」
◎バックステージ
——5人掛けいかがでしたか?
HIRO’e「イヤー、すごいですね。5人掛けって、昨日『5人掛け明日だな』と思っていままでやってきた人を想像して、前回、私の前に5人掛けをやった大畠美咲さんに連絡をしたんです。『いよいよ明日5人掛けです』って。私の思いをさんざん書いたら、『日記みたいなLINEがきた』と言ってピシャっとされたんですけど、頑張ってと言われたので、無事に完走できたとまた感想を送りたいなと思います」

二上会長「いま韻、踏んだ?」

HIRO’e「韻踏んでました?ぜんぜん気付いてない。わお!」

——一人目、松本選手だったが。

HIRO’e「いやー、一人目で良かったと言えばいいのか、普通だったらもっとボロボロだったと思うんですけど、松本さんとはリブートの前の大会で対戦して、リブートしてからは対戦することはなかったんですけど、やっぱり最後、当たりたいなって。わーっていうのを体感したいと思って。選ばせていただいて、もう5人掛けで1本目だと言うのに、ボロボロで(苦笑)。それだけやっていただいて逆に感謝です。

——雨、降らなかったですね?
HIRO’e「雨、どうしたんでしょうかね? しかも梅雨明けという、雨が上がるという。不思議でしょうがないんですけど、たぶん何かの奇跡が起こってしまった? たぶん私の5人掛けをたぶん天気が晴れて、みんないっぱい来るようにという願いで晴れたと思うんで、私のおかげだと思います。この晴れは!」

——残りは?
HIRO’e「残り…えーっと、あと5試合かな」

——引退の実感は?
HIRO’e「はい。いや、今日5人掛けがすごい実感して、一番すごいわーって思ったのが、最後に桜花さんが出て来たときが、一番すごく『わー、桜花さんともこれ最後なのか』って。『顔面すげー蹴られてイテーけど、最後なんだ』と思ったら、すごいわーっと気持ちがあふれました。でも、容赦なかったです、桜花さんは」

——あと2週間となった引退ロードで意気込みは?
HIRO’e「2週間であと5試合。その中でも引退2日前には尾崎魔弓選手がいたり、その前にはすごい移動での連戦があったりと、すごいプロレスラーらしい日々がまだ待っているので、ケガをせず最後の16日を迎えられるように頑張りたいと思っています」
2020.07.26

『SHIZUOKA WAVE~FUJI~4・again』

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1、SHIZUOKA・ヤングwave(20分1本勝負)
稲葉ともか&○林亜佑美(10分39秒 ジャックナイフ式エビ固め)つくし&網倉理奈●


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2、SHIZUOKA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(9分19秒 ドルミルⅢ)梅咲遥●

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3、SHIZUOKA・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・21日~(15分1本勝負)
○加藤園子(9分39秒 片エビ固め)HIRO'e●
※クーロンズゲート

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4、SHIZUOKA・スクランブルwave(60分3本勝負)
○桜花由美&宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくら(2-1)優宇&高瀬みゆき&青木いつ希●
1、○桜花(10分54秒 エビ固め)高瀬●
※ビックブーツ
2、○高瀬(1分32秒 片エビ固め)桜花●
※ラリアット
3、○宮崎(11分57秒 エビ固め)優宇●
※直伝デスバレー・ボム

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SHIZUOKA・リアルメモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・21日~(5分間)
○HIRO'e(1-0)植松寿絵●
※4分57秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド

2020.07.24

夏祭り・西

出場全14選手がマスクを着用してリングに登場。対戦カード発表ののち、挨拶に指名されたのはHIRO'e。
「皆さん、こんにちは! 3月21日から試合ができなくなって4カ月。大阪に4カ月ぶりに帰ってきました! (マスク着用をお願いしている)このような状況で、あまり声を出せないとかいろいろあるんですけど、マスクをしたままでしたら声援飛ばしていただいて大丈夫ですので、皆様、応援しないじゃなく、全然応援してください。そして今日はメインイベントで、広田さくらとシングルマッチです。皆さん、私を間違えないでくださいね。ぜひ(応援)お願いします。(今日は)全4試合です。みんな頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」と元気いっぱいでオープニングとした。
1、OSAKA・ヤングwave(20分1本勝負)
優宇&高瀬みゆき&○青木いつ希(14分22秒、片エビ固め)笹村あやめ&林亜佑美&花園桃花●
※ラリアット

 
 握手を交わし、高瀬みゆきと林亜佑美の先発で試合開始のゴング。林が「わっしょい! わっしょい!」と大合唱を誘発。最初は渋っていた高瀬だが、周りの雰囲気に負け「わっしょい! わっしょい!」と呼応すると、林は背後からドロップキックを叩き込み、首投げ連発で先制した。タッチを受けた笹村あやめはサイドヘッドロックに捕らえ、花園桃花は髪をつかんで高瀬の顔面をマットに叩きつけ、キャメルクラッチで顔面をかきむしる。
しかし高瀬は、林をボディースラムで叩きつけて反撃。タッチを受けた青木いつ希は林をロープに貼り付けにして、背後からボディーアタック、高瀬もドロップキックで続き、林のお株を奪う「わっしょい!」の大合唱。優宇は逆水平から串刺しエルボーアタック、そして腕十字へ。林はサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
 ドロップキックを返した林。ボディーアタックを受け止めた高瀬に対し、林はサンセット式の前方回転エビから低空ドロップキック。さらに「わっしょい!」と気合を込めながらのショルダースルー。笹村は左右のエルボーを叩き込み、ボディースラムで追い打ち。高瀬は逆水平、エルボーの連発から、ロープを背にしたところをラリアット。コーナーに振られると、セカンドロープに飛び乗ってのドロップキックを決め、笹村の突進をパワースラムで切り返していった。
代わった優宇はスピンしてからのサイドバスターで笹村を叩きつけると、相手の腕をつかんで逆水平を打ち込んでいけば、笹村は優宇をコーナーに追い込んででエルボーを叩き込んでいく。優宇の逆水平に対し、笹村はエルボーで応戦。優宇はカウンターの払い腰を決めて青木にタッチ。
 エルボーの連発からロープに走った青木に対し、ノータッチのままリングに飛び込んできた花園は、林とのダブルドロップキックを決める。さらに串刺しエルボー、スピアを決めた花園は、林のドロップキックのアシストを受けて投げ捨てジャーマン。2発目を踏ん張ってこらえた青木に対し、花園は前転してグラウンドに持ち込んでメキシカンストレッチから馬乗りアームロックへ。しかしカットされてしまう。
乱戦の中、青木に呼び込まれた高瀬がミサイルキックを決めると、花園に対して青木が串刺しラリアット、優宇がキャノンボールアタックと続く。そして青木はコーナー2段目からジャンプしてのダブルフットスタンプ。ここは笹村のカットが間に合った。ならばと青木はバックフリップを狙って花園を肩に担ぐ。後方に滑り下りてエルボーを叩き込む花園に対し、青木もエルボーをお返し。
ロープに走った花園が返ってきたところ、担ぎ上げてバックフリップ。カウント2で返されると、対角線を走ってのラリアット。ガッチリ押さえ込んでカウント3を奪った。
2、OSAKA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(11分44秒、外道クラッチ)関口翔●
 

 チャレンジマッチらしく、ゴング前に関口翔の方から握手を求める。宮崎有妃がガッチリ握り返して試合開始のゴングが鳴らされた。ゆっくりと反時計周りに回ってからフィンガーロック。力比べでは宮崎が優勢。髪をつかんで投げ、コーナーに追いつめて踏みつけていくと、リング下にいた高瀬みゆきが「ロープだろ!」と抗議。
関口のボディーアタックを受け止めて前方に叩きつけると、ギロチンドロップから恥ずかし固めへ。
 スタンドに戻ってエルボーの打ち合いから宮崎の突進を一本背負いで切り返した関口は、串刺しドロップキック、フェースクラッシャーとつないでワキ固めへ。宮崎がサードロープに伸ばそうとした腕もキャッチして、そのままサーフボードスタイルで締め上げていった。ロープに逃げられるとボディースラムを狙った関口だが、逆に叩きつけられてしまう。
髪をつかんでのキャメルクラッチから関口の指にかみつく宮崎。関口も指にかみついて脱出。スタンドでリストロックに捕らえた宮崎は腕にかみついていく。宮崎がコーナーの突進してきたところをかわした関口。ドロップキックをかわされたものの、ギロチンドロップを自爆させて低空ドロップキックを連発。関口が仕掛けてきたブレーンバスターで切り返した宮崎。
バックに回られても一歩ずつロープににじり寄ってブレイクに持ち込み、関口をロープに飛ばしてラリアット。関口はセカンドロープに飛び乗ってのボディーアタック、セカンドロープからのドロップキック。さらにエルボーを叩き込んで、正面から飛びついてのフロントネックロックで絞め落とそうとするも、宮崎はパワーにものをいわせ、強引に持ち上げてロープまで歩を進めてブレイクに持ち込んだ。
 ミサイルキックを決めた関口だったが、宮崎はすぐに立ち上がってラリアット。そしてえびす落としを決めたが、関口はカウント2で肩を上げていく。続くムーンサルトプレスをかわした関口は丸め込みの連発で逆転を狙う。逆さ押さえ込みを踏ん張った宮崎は、
目突きからの丸め込み。カウント2で返されると外道クラッチへ。ここでカウント3が数えられた。
3、OSAKA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○野崎渚&SAKI(18分39秒、ドルミルⅢ)桜花由美&進垣リナ●
 

 新旧レジーナが若手を引き連れてのタッグ対決。野崎渚と桜花由美が先発。静かな立ち上がりから、互いに相手の攻撃をかわしていく展開に。動きが止まったところでそれぞれパートナーにタッチ。
 リングに飛び込みざま、ドロップキックを決めた進垣リナ。優勢のまま桜花にタッチ。髪をつかんでの投げを放つ桜花。SAKIをコーナーに追い込んで進垣と2人がかりで踏みつけていき、ロープ際でボディーにニードロップを落とす。さらに2人がかりでのアームロックで搾り上げるが、SAKIはアトミックドロップを決めて野崎にタッチ。
桜花をコーナーに追い込んで逃げ場をなくしてブレイジングチョップを連発していった野崎。さらにリング中央で逆片エビに捕らえ、ブルレッグロックからリバースインディアンデスロック。そして鎌固めへと移行する。
タッチを受けた先はストンピングを叩き込み、ダブルレッグロックから野崎のアシストを受けての弓矢固めへ。反撃に転じた桜花はカウンターの腰投げからワキ固め。代わった進垣はショルダーアームブリーカー。さらにロープを使っての腕殺し。アトミックドロップ、ボディースラムからダイヤル固めを決めたSAKIは、カンパーナでギブアップを迫る。
SAKIが仕掛けてきたブレーンバスターを相手に絡みついて阻止した進垣は、そのままチキンウイングアームロックでギブアップを迫る。しかしSAKIは、進垣を抱えたままコーナーまで進んでブレイクに持ち込んだ。進垣は串刺しドロップキックからジャンピング・アームブリーカーを決めたところで桜花にタッチ。桜花はスタンガンからビッグブーツを叩き込んで、ワキ固め、腕十字と攻め立てる。野崎のカットに助けられたSAKIは、ブレーンバスターを返してリバーススプラッシュ。アトミックドロップからのビッグブーツと続ける。
タッチを受けた野崎は、串刺しビッグブーツを皮切りにビッグブーツを連発。そしておしゃれキック。それに対し桜花も、これでもかとばかりにビッグブーツを叩き込んでいき、串刺しビッグブーツからカカト落としを決める。
 進垣はドロップキックの連発から野崎のビッグブーツを同士打ちさせるとワキ固めへ。しかしSAKIにカットされてしまう。ここでコーナーに上がった進垣だったが、野崎は雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、相手の腕をつかんだままでのビッグブーツ、ダブルニーアタック、さらにノアールランサーを叩き込んでいく。
桜花がビッグブーツでカットしたところを丸め込んでいく進垣。しかしカウント3には至らない。カウンターのビッグブーツを叩き込んだ野崎は、ノアールランサー・ハイから
チキンウイング式のドルミルへ。そのままグラウンドに引き込んで胴締め式に移行してのドルミルⅢでギブアップを奪った。
▼OSAKA・モシャスwave~COUNTDOWN LONG BEACH・23日~(15分1本勝負)
○旧姓・広田エリザベスさくら(10分6秒、ジャックナイフ式エビ固め)HIRO'e●
※裏カサドーラから

 
 純粋なWAVEの大会としては最後の大阪となるHIRO'e。旧姓・広田エリザベスさくらはハンドメイドのHIRO'eのコスプレで登場、レフェリーのボディーチェックの際にはHIRO'eが笑う際の癖をマネして精神面でダメージを与えていく。
試合が始まってもすぐには組み合わず。「なんかやりにくい」と漏らすHIRO'eだが、グラウンドでのヘッドシザースでペースをつかむと、互いにフェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズを決める流れから、広田の誘いに乗ってタカダジュンジへ。しかし体を飛び越えられたところで起き上がった広田は阻止。まだ大阪では、自身の自主興行が残っていることを理由に「やらせるか!」。
HIRO'eをオーナーに飛ばした広田は、HIRO'eが得意とする串刺しスピアを決めるが、スピードもなく、距離感からも力強さが感じられない。笑いを誘う形に。HIRO'eは、これがお手本だとばかりに同じ技を返していくと、ブレーンバスターからロープ際で腰を落とした広田の顔面にドロップキックを撃ち抜いていく。しかし、調子に乗って背を向けてコーナーに上がったところにボ・ラギノールを決めてペースを引き戻す広田。コーナーに振られたところでHIRO'eが得意とするセカンドロープに飛び乗ってのボディーアタックを狙ったものの、足を滑らせて転落。この機に乗じてコーナー2段目に飛び乗ってのボディーアタックを決めたHIRO'eは、ノーザンライトスープレックスを狙ったものの、ここは広田に踏ん張られて不発。それでも投げ捨てジャーマン、ミサイルキックで広田を追い込んでいった。
ノーザンライトスープレックスをカウント2で返されたHIRO'eは、バックドロップを狙う。これを後方に一回転してかわした広田。ロープに走ったHIRO'eに対しボディーへの正拳を決めると、コーナーに飛ばして「みんな上がって来い」と呼び込む。しかし、誰も上がって来ず。リング上の流れが止まってしまった。
コーナーに振られた広田は、セカンドロープに飛び乗って振り返りざまにボディーアタックを放っていったが、距離が届かず自爆(というよりも墜落)。一瞬、気が緩んだHIRO'eに対しカサドーラ、スピアを決めていった広田。
 ここから丸め込みの応酬になるが、互いにカウント2で返していく。カサドーラをカウント2で返した広田はボ・ラギノール。そしてロープに走るが、HIRO'eはカウンターでのカサドーラで丸め込む。カウント2で返した広田はボ・ラギノールを決めるもダブルノックダウン。カウントが数えられ、広田がカウント9で立ち上がったところへスピア2連発を決めたHIRO'e。
ロープ際で背を向けて立ち上がろうとする広田に裏カサドーラで丸め込み、その勢いでジャックナイフへ移行するもカウント2。同じ技を広田が決めるとカウント3が入った。これには敗れたHIRO'eだけでなく、勝った広田までも信じられないといった表情を隠せなかった。
勝利した広田がマイクをつかむ。どこまでもHIRO'eになり切って、「(引退まで)あと1カ月ぐらいですが、気持ちを整理して、6年間の思いを、大阪に行きたいなと思って。でも、今日やっと、自分の力で、HIRO'e、(広田に)勝ったぞ!」と勝利の喜びを爆発させた。そして「一言だけ。短めに一言だけ」とHIRO'eにマイクを渡す。
 最初に「ありがとう!」と叫んだHIRO'eは、「今日の今まで、ありがとうございました!」と感謝を伝える。ここでマイクを奪った広田は「今日、WAVE大阪最後。あとは広田の大阪自主興行(8月9日、アゼリア大正)で、盛大に送り出したいと思うから、心折れることなく、また(大阪に)来てね。皆さん、広田とHIRO'e、最後の最後のシングルマッチ、ありがとうございました」と伝える。そして、「なぜ、みんな、(試合中に呼びかけたのに)リングに上がらなかったのか、あとで控室で一人ひとり聞きたいと思います。だからみんな、(リングに)上がってください」と呼びかけるも、誰一人としてリングに入ろうとしない。「ほんとに上がって下さい! 上がってよ! 上がってください!」と何度もお願いするまで無視されたが、ようやくWAVE所属選手が渋々とリングイン。
 ここで桜花が、コロナウイルスの影響で中止となった3月と5月の大阪大会のチケット振替に関する不手際を詫び、気を取り直して「HIRO'eに締めてもらいます」。目の前にいる2人のHIRO'eに目をやって、「かわいい方に締めてもらいます」と付け足すと、広田が「ハイ!」と元気よく返事して、マイクをつかみ取った。
「かわいくて、若い方のHIRO'eです」と言い切った広田は、「HIRO'eは8月で引退しますが……」とまで口にしたところで、WAVE所属以外の選手がリング下を取り囲んでるのが目に入り、「(リングに)上がってよ。上がってくれたっていいじゃん」と改めてリングに呼び込んだ。出場全選手がリングに揃ったところで、「WAVEの熱い闘い、面白かったです。若くてピチピチした闘いが、(これからも)変わらずに続いていきます。ぜひ完全燃焼して、これからも第2の人生を歩んでいきますので、これからもWAVEの応援よろしくお願いします」とHIRO'eになりかわって挨拶。そして最後は広田が音頭を取っての「これがWAVEだ!」の大合唱で、4カ月ぶりの大阪大会は幕を閉じた。
2020.07.23

『夏祭り・東』

◎対抗戦入場式
大会に先立ち、対抗戦に出場するwave勢(野崎渚、桜花由美、宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、HIRO’e)とマーベラス勢(神童ミコト、星月芽依&響&Maria&MASHA)が入場式をおこなった。全選手が揃ったところで野中美智子リングアナがルールを説明。

野中リングアナ「各団体5人対5人で対戦をいたします。試合時間は30分間勝負。
30分間でより多く、フォール・ギブアップなどの通常のプロレスルールで勝ち星を多く取った団体が勝利となります。チェンジ権はルチャリブレルールを採用いたします。試合の権利のある人がリングを降りた場合、それ以外の人に権利がわたります。最初の5分はお互いシングルマッチとしてスタート。そのあと5分おきに各団体1人ずつ投入されます。入場順は曲がなってからわかる『バトルロヤル方式』で各団体1人ずつ入場いたします。フォール&ギブアップその他で負けた選手もそのまま試合は続行されます。お互いの団体のプライドをかけた遺恨なき団体対抗戦となります」
1、Young wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき&梅咲遥(10分57秒、片エビ固め)久令愛●&林亜佑美
※ローリングストーン


第1試合は、ヤング世代によるタッグマッチ。高瀬vs林のアクトレスガールズ対決でスタートとなる。まずは林が恒例の「ワッショイ!」連呼で会場を盛りあげる。仁王立ちの高瀬。対戦を諦め、梅咲にゆずる。

背後から梅咲が林にドロップキック。コーナーに押し込み、ストンピングを浴びせていく。そしてヘアーホイップ→ボディースラムでカウント2。高瀬と交代。
いきなり劣勢の林だったが、カウンターのドロップキックを放って反撃開始。「ワッショイ!」からの首投げを放っていく。高瀬のエルボー弾もかわして、「ワッショイ!」を叫ぶ林。ならばと高瀬はマシンガンチョップでお返し。串刺し攻撃を狙うが、かわした林がドロップキック。

ここで高瀬&梅咲はダブルの攻撃。ツープラトンのブレーンバスターも成功させる。
梅咲vs林となり、林がクロスボディーをお見舞い。水車落としにつなげる。これを梅咲が回転エビ固めに切り返すも、林がドロップキック。梅咲もドロップキックでやり返す。キックアウトされると「みなさん、遥もワッショイ、やりまーす!」と水車落とし。だが、背後から林がドロップキックを放ち、水車落としでやり返す。

交代した久令愛が梅咲にショルダータックルを連発。梅咲もドロップキックでやり返し、エルボー合戦となる。セカンドからのドロップキックを放つが、かわした久令愛がコーナーに叩き付ける。串刺し攻撃を狙うが、カウンターのネックブリーカードロップに切り返す梅咲。キューティースペシャルから押さえ込みを連発していく。キックアウトされるとドロップキック。
続く高瀬が張り付けラリアットで追い打ちをかける。ロープに走るもエプロンから林が足止め。このチャンスに久令愛がアームブリーカーから首固めへ。カウント2。ワキ固め→腕十字で捕獲する。耐えられると、セカンドからのドロップキックでカウント2。

高瀬もカウンターのパワースラムから走るが、これを久令愛が飛びつき腕十字へ。カットされると久令愛がダブルの攻撃。続くダブルリストアームサルトもカウント2。なおも走る久令愛に高瀬がラリアット。カミカセからのギロチンドロップへ。

続いて丸め込みの応酬に。残り5分となり、高瀬が久令愛にラリアット。キックアウトされると、ローリングストーンにつなげて快勝を収めた。
◎乱丸がインフォメーション
リングの除菌清掃中に救世忍者乱丸が登場。万喜なつみと朱里がダブル主演を務める舞台「フィリピン人の父に、投げっぱなしジャーマン」、そして自身のツイキャス配信「プチプチプチプチ乱丸フェスタ~マットプロレス!EXTRA GOLD」をPRした。
2、wave vs Marvelous遺恨なき団体対抗戦.其の参 波的覇王者亜種wave style battle royale subspecies(30分)
桜花由美&宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくら&野崎渚&HIRO’e(6−6)神童ミコト&星月芽依&響&Maria&MASHA
①○HIRO’e(3分36秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)神童ミコト●
②○野崎渚(8分11秒、片エビ固め)星月芽依●
※ノアールランサー
③○桜花由美(12分1秒、片エビ固め)響●
※ビッグブーツ
④○宮崎有妃(17分3秒、外道クラッチ)Maria●
⑤○HIRO’e(20分38秒、ジャックナイフエビ固め)MASHA●
⑥○神童ミコト(23分19秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑦○神童ミコト(23分29秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑧○神童ミコト(23分38秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑨○神童ミコト(23分48秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑩○神童ミコト(24分3秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑪○桜花由美(28分32秒、片エビ固め)響●
※ビッグブーツ
⑫○響(28分56秒、片エビ固め)桜花由美●
※ラリアット。6—6の引き分けのため、延長戦として10人タッグマッチがおこなわれることに。
◎延長戦(時間無制限1本勝負)
桜花由美&宮崎有妃&○旧姓・広田エリザベスさくら&野崎渚&HIRO’e(8分36秒、エビ固め)神童ミコト●&星月芽依&響&Maria&MASHA
※スワンダイブ式ジャックナイフを切り返して。


マーベラス2・24新木場、wave3・11新木場でおこなわれたwave対マーベラスの遺恨なき対抗戦の第3弾。当初の予定では4・26仙台大会で行われる予定だったが、コロナウイルス感染拡大防止のため延期となっていた。なお、これまでの戦績はwaveが2連敗。wave勢に三度目の正直は訪れるのか!?

まずはマーベラスから神童ミコトが入場。waveからはHIRO’eが先発する。改めてルール説明がおこなわれたあと、ゴングを迎える。
神童がドロップキックで先制を仕掛けていき、早速ボディースラムの体勢に入るが、堪えられると首固めへ。カウント2。すぐにロープに走る神童にHIRO’eがスピアで迎撃。串刺しスピアにつなげる。さらにブレーンバスターでカウント2。コーナーに向かうと、神童も食らいつく。HIRO’eがエルボー弾で振り払い、ミサイル発射。サクラ落としでカウント2。バックドロップを放つが、これを神童が着地する。スクールボーイを連発する神童。HIRO’eも丸め込みで返すが、いずれもカウント2。

カウンターのサクラ落とし、スピアを放ったHIRO’eがバックドロップで追い込む。キックアウトされるとジャーマンSHでwave勢が1本目を先取した。
試合が続行される。攻勢のHIRO’eが逆エビ固め。ここにwave・野崎渚、マーベラス・星月芽依が合流。

星月はHIRO’e→野崎にドロップキックを連発し、主導権を握る。勢いに乗る星月だったが、野崎がカウンターのビッグブーツで流れを変える。スリーパーからの顔面バン!3連発でお仕置き。そしてドルミルへ。これは神童がカット。

ならばと野崎はフェースバスターからの蒼魔刀。返されると、ノアールランサーと畳みかけ貫録勝ち。waveが2本目をゲットした。

すぐに神童がドロップキックで報復に出るが、野崎が払い落とす。リング上は星月が孤立する展開。wave勢のトレイン攻撃が決まる。野崎のブレーンバスターはカウント2。そしてスリーパーへ。なんとか星月がロープ。ビールマンキックで追撃する野崎。
ここでマーベラス・響、wave・桜花由美がリングイン。響は桜花に連続で串刺しスピアをお見舞い。神童もロケット式ドロップキックで加わる。そしてマーベラス勢が合体セントーンを投下。続く響のミサイル弾はカウント2。カミカゼからコーナーに登るが、HIRO’eが足止めする。すかさず野崎がデッドリードライブで投げ落とす。そして、桜花&野崎でカカト落とし&おしゃれキックの競演。さらに桜花がビッグブーツ。ショートレンジのビッグブーツを放つ。返されると正調ビッグブーツにつなげて響から3カウントを奪った。

試合が続行され、桜花はクロスフェースで捕獲。星月が助けに入ろうとするが、これをHIRO’eが妨害する。助けを失った響が自力でロープ。桜花&野崎のダブルのビッグブーツも響に決まり、wave勢が攻勢をキープする。
そこにwave・宮崎有妃、マーベラス・Mariaがリングイン。宮崎は入場するなり、いきなりセコンドの彩羽匠に一直線! 会場がざわつく。
リング上は桜花vs響&Mariaとなり、ダブルの攻撃を狙うマーベラス勢。これをかわした桜花がフェースクラッシャー。Mariaにフロントキックを連発していく。続く宮崎が恥ずかし固めを狙うが、Mariaもエルボー弾で応戦。宮崎はハンマー式ボディープレスでHIRO’eを投下すると、Maria&星月に串刺しラリアット。神童に目突きを放ち、Mariaにも目突きからの首固め。これは返されるも、外道クラッチでクルリ!
Mariaを標的にしたwave勢はトレイン攻撃。HIRO’eのカバーはカウント2。ブレーンバスターもカウント2。HIRO’eは張り付けドロップキックで追撃すると、キャメルクラッチで捕獲する。耐えるMaria。そこに野崎が低空ドロップキックで追い打ちをかける。野崎&HIRO’eのショルダータックルから、HIRO’eが逆エビ固めの体勢。これは響がカットする。
ここで最終入場者として、マーベラス・MASHA、wave・旧姓・広田エリザベスさくらが入場。テーマ曲のイントロが長いせいか、なかなか現れない広田。その間にHIRO’eがMASHAからジャックナイフで5本目をゲットする。

ようやくリングインした広田はそのままトペ・スイシーダ。リングに戻ると、神童がドロップキックで報復に出る。カウント2。さらにロープに走る神童だったが、場外から足下をすくわれ転倒。広田がフェースクラッシャーでお返しする。
ここから両軍、乱れての攻防に。広田のボ・ラギノールがMariaに決まるも、MASHAが広田に逆エビ固め。これは宮崎が救出。奇跡は神童に合体技を狙うが、自滅。ダメージを負った広田に神童がスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めへ。初フォールを奪うと、その後、連続で丸め込み、あっという間に5対5のイーブンに持ち込んだ。
勢いに乗る神童は6フォール目を狙うが、野崎がドルミルⅢへ。これはカットに遭う。ならばと野崎はショートレンジのビッグブーツで追い打ち。
残り5分となり、野崎が神童にハーフハッチ。フロントネックロックで捕獲する。これはニアロープ。ここで広田がロープ渡りへ。途中で転落するも619につなげる。回転エビ固めは神童が切り返し、カウント2。ヒヤリとする広田。

反撃モードの広田は裏拳。へなーらサンセットの体勢に入るが押しつぶされて逆にカウント2。チャンスとばかりに走る神童に、広田がふらふらドーンでカウント2。ここで広田は神童を羽交い締め。宮崎がラリアットで飛び込むが、寸前でかわされ同士討ちに。神童がすかさず広田をカバーする。これは惜しくもカウント2。

神童の押さえ込みはいずれもカウント2止まり。響が出ていき、広田にボディースラム。カットに入った桜花が響にビッグブーツ! 土壇場で3カウントを奪い、wave勢が1本リード。
優勢に立ったwaveだったが、このあと野崎のビッグブーツが桜花に誤爆してしまう。すかさず星月が桜花にドロップキックで飛び込むと、続けざまに響がラリアット! なんと桜花から3カウントを奪い返す。ギリギリのころでまたもやイーブンに戻すマーベラス勢。残り1分となり、カミカゼ→ダイビング・セントーンと畳みかける響。これを寸前でかわした桜花がビッグブーツ。なんとか神童が滑り込み、カウント2。ならばと桜花はロープに走るが、響がカウンターのラリアット。正調ラリアットにつなげる。今度はHIRO’eがカットに入りカウント2。残り10秒。なおも走る響。桜花がビッグブーツで迎撃したところでドローとなった。
◎試合後のマイク
広田「なんで取られてるの、最後にー! アレなかったらぜんぜん勝ってたのに。なんで取られるかなーーー!」

桜花「おい広田! コッチはお前が来る前にな、5対0だったんだよ。わかってるか、おい? お前、5本取られてるんだよ、今日。お前のせいやないかい! この落とし前、どうつけてくれるのかな?」

広田「向こうがなんか卑怯な手を使ってきたんだよ!」
桜花「広田のせいでイーブン。ちょっと納得いかないから、もう1本。今度は最初から5対5。今日だよ! 今日!!(Tommyレフェリーが必死に抵抗する)Tommyさん!×2 今日×2。こんなんじゃ納得いかない。三度目の正直だ。Tommyさん、ちょっと待って。ちょっと聞いてみるから。おいマーベラス、どうした若造。できねーのか? 余裕。じゃあ10人タッグマッチ。時間無制限1本勝負やろうや。オッケーな? オッケーな? オッケー。じゃあこのあと、いや、コッチは疲れてる! お客さんもトイレに行きたいと思う!(マーベラス勢がすぐにでも試合をしようとやる気をみせる)うるせー!×4、うるせー!×2」

広田「コッチには準備っていうもんがあるんだよ!」

桜花「そうだよ」

響「(準備は)できてんだろうがよ!」

広田「化粧なおしたりする時間が必要なんだよ」

マーベラス勢「したって同じだよ!」

桜花「うっせー、お前ら。とりあえずお客さんのために10分の休憩とってあげましょう。お客さんのためですからね。だから10分後、10人タッグマッチ、時間無制限。次は1本勝負でよろしくお願いします。1本で、1本!」

広田「おいミコト、お前から取ってやるからな。負ける気しねーからな!」

桜花「じゃあ、このあと休憩はさんで10人タッグマッチよろしくお願いします」
◎延長戦(時間無制限1本勝負)
桜花由美&宮崎有妃&○旧姓・広田エリザベスさくら&野崎渚&HIRO’e(8分36秒、エビ固め)神童ミコト●&星月芽依&響&Maria&MASHA
※スワンダイブ式ジャックナイフを切り返して。


10分間の休憩のあと、団体対抗戦の最終決着戦へ。先にwave勢が入場。続いて現れたのは、この日セコンドとして会場に来ていた彩羽匠&KAORU&渡辺智子&桃野美桜&門倉凛の5選手。さきほど試合に出ていた若手選手たちはリング下に控えている。どうやらマーベラス側はメンバーを変えて、10人タッグに挑むようだ。

もちろんwave勢はこのメンバーチェンジに猛抗議。必死の広田が「アンタたちはさ、ギャラないけどいいの?」と投げかけ、さらに欠場中の桃野&門倉には「お前らこんなところで復帰していいのかよ!」と痛いところを突いていく。しぶしぶリングから降りるマーベラス勢。
試合は予定通り、桜花&野崎&宮崎&広田&HIRO’evs神童&響&星月芽依&Maria&MASHAとなり、マーベラス勢が奇襲をしかけゴングとなる。

野崎を標的にマーベラストレインが炸裂。響がヘッドバットを見舞っていくと、野崎はスリーパーで捕獲する。野崎のケンカキック、おしゃれキックが決まると、宮崎が場外から片足キック。さらにHIRO’eのチンクラッシャーを挟んで、野崎がノアールランサーで飛び込む。カウント2。
続けざまに桜花→野崎の串刺しビッグブーツが決まる。桜花のカカト落としはカウント2。マーベラス勢も響&星月の合体フットスタンプで流れを変えると、響がセントーンで反撃にかかる。

今度はMASHAが出ていき、桜花にショートレンジラリアット。そしてスライディング・ラリアットでカウント2。桜花もスタンガンで流れを変えるとビッグブーツで攻勢。続く宮崎が張り付けラリアットにつなげる。MASHAもハイキックで応戦し、カウント2。さらにMASHAはミサイルキックで追撃。もう一発狙うが、これはwave勢が足止め。逆に野崎&宮崎の合体ブレーンバスターが決まる。キックアウトされると宮崎がムーンサルトプレスを投下。寸前でかわしたMASHAがバックスピンキックを放ちMariaと交代する。
Mariaは宮崎にドロップキックを連発していく。5分経過。そして三角締めの体勢。カットに入ったwave勢が5人揃ってのフロント・ハイキックキック。続けざまに宮崎が恥ずかし固めを狙うが、これは響が阻止するする。
広田はMariaに高田純次を狙うが、妨害される。ここでMariaは神童にタッチ。丸め込みを連発する神童。いずれもカウント2。ならばとダブルのドロップキックを狙うマーベラス勢だったが広田がかわすと、すかさず宮崎が両腕ラリアット。
混戦となるなか、広田のボ・ラギノールが響&MASHAに命中。改めて広田は神童にシャイニング・ウィザードを狙うが、ガードした神童がジャックナイフエビ固め。カウント2。
ここで桜花のビッグブーツが広田に誤爆してしまう。このチャンスに神童が再びスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めを狙うが、切り返した広田が逆転勝利! waveに貴重な1勝をもたらした。
◎エンディング
広田「ミコトに勝ったぞー! ずっと勝てないと思ってました。何回やっても越えられなくて…。だけど今日、越えることができましたー! ありがとうございました!! 言っとくけど、waveの勝利でもう対抗戦終了だから、waveの圧勝で今までも終わったように、もうミコトにも勝ったし、wave勝ったし、対抗戦はもう終了で。何回負けても、この1回の勝ちがそれを上回ってるからいいんだよ。あと、そこの匠さん。匠さんさー、なんで来てるのに出ないの? 宮崎さんをさ弄ぶのやめなよ! ウチの宮崎さん、どれだけ傷ついたと思ってるの? 泣いてるじゃん。こんな先輩の涙、見たくないよ!」
宮崎「大丈夫。大丈夫だから…」

広田「そんなこと言わないの(と抱きしめる)。ねえ、どうするんだよ。これだけユキタク、ユキタクって言っててさ、そうだよね! 1回くらい組んでやりなよ!」

彩羽「1回だけだったら」
喜びのあまり宮崎が抱きつきにいくが、マーベラスの鉄壁ガードに阻まれる。

宮崎「ちょっとも触れない……」

広田「waveも勝ったし、ミコトにも勝ったし、ユキタクも成就したし、今日はいい日だーーー! ありがとーーー!!」
HIRO’e「えーっと、waveも大勝利したということで、こうやってwaveの大会を締めるのは残りわずかなので、今日も私が締めます! お前らは帰れ。負けたんだから帰れ。waveだけで締めましょう。どうぞお帰りください。バイバーイ。ということで、気分いいですね。引退まで私ももうすぐで20日を切るということで、明日はwave大阪大会です。そして広田さくらと初シングルです。初シングルだけどモシャス! 精神的にやられて東京に戻ってくるかもしれないけど、私は広田さくらからの勝利をしたいと思いまーす! ということで、皆様、あまり大声は出しちゃいけませんが、心の中で私が『これが!』と言いましたら、『waveだー!』って心の中でみなさんは叫んでください。私たちは言います。よろしいですか? では、行きますよ! これがー、waveだー! ありがとうございましたー!」
◎バックステージ
——おめでとうございます。
一同「よっ! ありがとうございます(拍手)ポンポンポーン」

——いかがでしたか? 三度目の正直で勝利。
広田「そう、特別なルールだったので。本当に前半はね、桜花さんが最後取られなければ勝てたと思うので」

桜花「イヤイヤイヤイヤ!」

広田「本当にね、みんな悔しい思いをした」

HIRO’e「これって最初から言ったら私、最初取ったんですよ」

野崎「次、アタシ」

HIRO’e「取りましたよね?」

桜花「次、私取った」

宮崎「次、私、取った」

野崎「(HIRO’eを指しながら)さらに取ったでしょ?」

HIRO’e「取った」

桜花「私も取った。2回取ったけど、1回負けちゃった! 広田さんは?」

広田「私、最後に勝ったよ?」

桜花「違う×4!」

広田「最後にミコトから勝ったよ」

HIRO’e「30分のときに」

桜花「そうそう」

野崎「3カウントいっぱい聞いたんっすけど」

広田「頑張ったけど…」

宮崎「あれ何があったの?」

HIRO’e「カンカンだけがすごい聞こえたんです」

広田「その何があったかが私が冷静にわかってたとしたら、もう勝ってますよね?」

広田を除いてwave勢が苦笑。

野崎「私、見てたんですけど…」

広田「理解がみんなできないまま今になってる」

HIRO’e「まあ、でも最後ね。広田さんが」

広田「そうそうそう!」

HIRO’e「頑張ってくれたから」

一同「終わりよければすべてよし」

桜花「(対抗戦は)いままでずっと負けてましたもんね」

広田「負けてましたね」

HIRO’e「今日の勝利が今までのぶんの勝利ですね」

野崎「ミコトに初勝利(苦笑)」

広田「はい。ミコトに初勝利。ミコトに初金星」

HIRO’e「キャリア差、何年ですか!」

広田「大金星。本当に対抗戦悔いはないです」

桜花「そして本当にHIRO’eちゃんが引退する前に5人で組むのは最後ですね。コレ」

一同「あー!」

広田「じゃあアレじゃないの? 一番最後にみんなで肩組んで、やったヤツが最後の?」

桜花「最後の連係ですよ」

HIRO’e「サイドの足が長すぎて、当たらなかったんですよ」

広田「ここから来たよね」

HIRO’e「一生懸命、足伸ばしたのに、当たりました?」

野崎「当たった」

宮崎「当たった気がする」

広田「当たってない足を見てたもん。HIRO’eちゃんも当たってなかった。雰囲気でね!」

HIRO’e「気持ちはみんな一つでした」

桜花「最初で最後の5人の連係でしたね」

一同「よかったねー。楽しかった」

HIRO’e「いろんなカウントダウンが進んでいきますが、最後まで5人で頑張っていきましょう!」

一同「頑張りまーーーす」