2021.04.03

「大阪ラプソディーVol.50」

出場全16選手がリング上に勢ぞろいしての入場式。
対戦カード発表ののち、挨拶に指名されたのはデビューしたばかりの塚田しずく。
 旧姓・広田レジーナさくらに冷やかされながらもマイクをつかみ、「本日はご来場、まことにありがとうございます。4月1日にデビューさせていただきました塚田しずくです。2戦目で地元の大阪で試合できることをありがたく思って、全力を出したいと思います。全5試合、応援よろしくお願いします」と、新人らしく元気に2021年度初の大阪大会の幕を開いた。
▼OSAKA・ヤングwave(20分1本勝負)
○笹村あやめ、進垣リナ(12分44秒、片エビ固め)神童ミコト、杏夏●
※パンダカッター改


 WWWD世界タッグのベルトを手にして入場してきた笹村あやめと新垣リナ。
試合は、笹村と神童みことが先発。速い動きでのリストの取り合いから神童がサイドヘッドロック、ロープワークからアームドラッグの打ち合いと続くが、まずはタッグ王者チームが連係を披露し、ダブルドロップキックで先制する。
しかし神童は落ち着いて、2人が背を向けた瞬間を見逃さずドロップキックを決めて杏夏にタッチする。
 リングに飛び込んできた杏夏は、エルボーの連打からドロップキック。しかし続いて狙ったボディーアタックをキャッチされ、そのまま敵コーナーに持っていかれる。速いタッチワークで杏夏を攻め立てるタッグ王者チーム。
笹村がボディースラムで叩きつければ、進垣は腕を痛めつける。

防戦を強いられながらも杏夏は、ドロップキックを決めたところで神童にタッチ。
ドロップキックの連発で反撃に転じた神童。飛び込んできた笹村をもコーナーに追い込み、2人まとめて串刺しドロップキック。

そしてボディースラム。前方回転からブリッジしてのチンロック式のキャメルクラッチを決めると、すかさず杏夏が飛び込んできてドロップキックを合わせる。新垣が神童をワキ固めに捕らえると、笹村はカットに飛び込んできた杏夏をマフラーストレッチでカットする。
ロープブレイクを経て、神童を肩に担いだ新垣がカミカゼを決めると、神童は笹村の攻撃をかわしてのドロップキックからエルボーの打ち合いに持ち込む。ショルダータックを決めた笹村はブレーンバスターを狙ったものの、首固めに切り返された。神童はセカンドロープからのドロップキックを決めたところで杏夏にタッチ。
ドロップキック3連発を決めた杏夏はクロスフェースロックへ。ロープに逃げられるとミサイルキック。しかし笹村は強引なブレーンバスター。カウント2で返されるとスタンドに戻って正面からエルボーを打ち込む。さらにロープに張り付けて、走り込んでのエルボー。串刺しバックエルボー。杏夏のエルボー連打にエルボーを連打で返した笹村。
串刺しドロップキックを交代で見舞い、神童のボディースラムのアシストからファンタスティックフリップ。杏夏の丸め込みの連続をいずれもカウント2で返した笹村。杏夏がロープに走ったところに強烈なショルダータックルを決めてミサイルキック。そしてパンダカッター改でマットに沈めた。
▼OSAKA・スクランブルwave(20分1本勝負)
桜花由美、○桃野美桜(18分17秒、体固め)沙恵、三浦亜美●
※ダイビング・ボディープレス


 握手を交わし、桃野美桜と三浦亜美が先発して試合開始のゴング。手四つの力比べを誘う三浦。それに応じようとする桃野だが、手が届かず。マミーを呼び込んだ桃野。肩車してもらい手を高く突き上げる。今度は三浦が届かない。ならばと沙恵に肩車してもらうが、三浦の体重を支え切れず崩れ落ちてしまう。
相手の失敗に乗じて、マミーとの連係を決めていく桃野。タッチを受けた桜花由美は、三浦の髪をつかんで大きく投げ飛ばし、コーナーを背にしたところを踏みつけていく。さらにロープ際で背中に乗り、腰にダブルニードロップを落とす。2人がかりで三浦にキャメルクラッチとダブルレッグロックを決めるボスマミ。三浦はショルダータックルを桃野に決めて沙恵にタッチした。
桃野をコーナーに追い詰めて踏みつける沙恵。リング中央でボディースラムを決めるが、桃野もボディースラムを返して桜花にタッチ。顔面を踏みつけ、トップロープに顔をこすりつけていく桜花。沙恵とエルボーを打ち合った桃野は、逆水平、DDT、低空ドロップキック、ビッグブーツを浴びながらも、ドロップキックを浴びせて意地を見せる。
タッチを受けた桜花は、串刺しビッグブーツから桃野の串刺しドロップキックをアシスト。バックドロップ狙いは踏ん張られて阻止されるが、ビッグブーツの打ち合いに持ち込む。スピアを決めた沙恵がドラゴンスリーパーに捕らえるも、桜花はサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
 ロープを背にした桜花にラリアット、ビッグブーツを叩き込んだ沙恵。コーナー2段目からのドロップキックを決めたところで三浦にタッチ。
ショルダータックル4連発からの逆エビでギブアップを迫った三浦は、ロープに逃げられるとアルゼンチンバックブリーカーを狙う。後方に滑り下りた桜花は、相手の両腕を首の周りでクロスさせてからのバッククラッカー。ビッグブーツを何発も叩き込み、クロスフェースロックで締め上げる。ここは沙恵がカット。
逆水平の連発からカウンターのダブルチョップを決めた三浦。再度、アルゼンチンバックブリーカーを狙ったが、桜花は首筋にエルボーを叩き込んで阻止。そして桃野にタッチする。
ボディーアタックを決めた桃野は、ロープ際で腰を落とした三浦にドロップキック。桜花、沙恵もリングに飛び込んできてブレーンバスターの打ち合いなったが、投げ勝ったのは沙恵&三浦。そしてダウンした桃野に連続してのボディープレスを浴びせていく。桃野に逆エビを決めた三浦は、ロープに逃げられるとアルゼンチンバックブリーカー。ここは桜花がカット。
丸め込みの連続からバックの取り合い。三浦が桃野を羽交い絞めにしたところで沙恵が飛び込んできて2人がかりの攻撃を狙ったが、桃野はヘッドシザースの要領で沙恵の首をハサミ、そのまま2にまとめて投げ飛ばす。
桃野はカサドーラの要領で三浦に飛びつき、丸め込まずにフットスタンプを落とす。1発だけにとどまらず、カウント2で返さされるたびに踏みつけていく。最後はコーナートップからの急降下ボディープレスで圧殺。三浦からカウント3を奪った。
▼OSAKA・プロレスゼミナール~チャレンジwave(15分1本勝負)
△KAORU(時間切れ引き分け)塚田しずく△

 デビュー2戦目で“昭和の遺産”ともいうべき大ベテランであるKAORUと一騎打ち。珍しくKAORUはテーブルを持たずに入場。
 握手を交わして試合開始のゴング。ロックアップするも、KAORUはと檄を飛ばすほどの余裕。ロープに押し込んだというよりは、あえてKAORUが押し込まれたという感じでロープを背に。塚田しずくはブレイクの際にエルボーを打ち込んでいった。
2度目のコンタクトは手四つでの力比べ。KOARUは表情一つ変えず余裕で制し、塚田の両手を踏みつける。立ち上がった塚田は正面からエルボーを叩き込み、自らロープに走ってドロップキックを連続して、さらにエルボーをこれでもかと打ち込んでいく。ただKAORUは、あえて受けているという感じ。
ここで塚田はボディースラムを狙う。KAORUを抱えるも上げきれず崩れてしまう。それでもなりふり構わず押さえ込みにいった。2度、3度、4度……とボディースラムにチャレンジ。なんとか6度目で不完全ながらも投げ切った。
髪をつかんでの投ること3度。しかしKAORUの表情には笑みが……。いつの間にか、団体の垣根など関係なく、先輩がリングを取り囲んでいる。ここでリング下から桜花が「逆エビいけ!」と指示。その言葉通り逆エビを決めていく。特にKAORUが踏ん張っているわけではないにもかかわらず、すんなりステップオーバーできない。
なんとか逆エビの形に入ったが、長時間それをキープできない。体勢が崩れたところでダブルレッグロックへ移行。そこから弓矢固めを狙う。本部席から試合を見つめていた二上美紀子会長が思わず「あんなん教えてへんで」と漏らしたが、塚田は本能で決めていった。
体勢が崩れたところでキャメルクラッチに持ち込んだKAORU。そしてボディーシザースへ。しかし塚田は馬乗りになってエルボーを振り下ろしていく。両脚に力を込めて、ボディーシザースで締め上げるKAORU。苦しみながらも塚田は、試合を捨てず必死になって向かっていく。
またしても逆エビを狙った塚田だが、KAORUは脚力で阻止し、先ほどのお返しとばかりに弓矢固めを狙う。しかし、うまく体を反転できず。体勢が崩れたところで塚田は、KAORUの両脚をつかんで逆エビへ。そして再び弓矢固めを決めていった。
 コーナーに飛ばして串刺しドロップキックを放っていった塚田。さらにリング中央のKAORUにドロップキックを打ち込んでいくも、すでにスタミナ切れ状態で威力は全く感じられない。それでも必死で向かっていく。
KAORUが仕掛けてきたボディースラムを首固めに切り返したもののカウント2。ただ、これにはKAORUも驚きの表情を隠せない。ここでほぼ完ぺきなボディースラムを決めた塚田。さらに首投げを決める。2度目の首投げを踏ん張ってこらえたKAORUは、まるで技を教えるようにフライング・メイヤーを2度、3度と決める。そしてサーフボード。塚田が立ち上がると、スタンドでのハンマーロックに移行する。スピードこそ感じられなかったが、塚田は動きを確かめるような感じで切り返していった。
KAORUのステップトーホールドには悲鳴を漏らした塚田。しかし下から蹴り飛ばして脱出し、逆にステップトーホールドをお返し。さすがに簡単に切り返されたが、塚田は何かに憑りつかれたようにドロップキックを何発も放っていく。
ドロップキックを放つも効かないとみるや自らに気合を入れるように叫んでからエルボーを叩き込む。そしてまたもやドロップキックを放つ。しかしKAORUは微動だにしない。あえて「もっと来い!」と促していく。
「残り時間1分」とコールされたところでドロップキックを放っていった塚田。「残り30秒」とコールされてから2発ドロップキックを打ち込んだところでタイムアップのゴングが打ち鳴らされた。
試合後、マイクを手にしたKAORU。
「15分ありがとうごさいました。ねえ初めてでしょ、15分間動き回ったの? もっとやった方がいいよ、15分ドロー。いい、桜花さんや広田選手、宮崎選手、あと野崎、たぶんね、この人たちと練習やっても、なかなかやってくれないのよ。だからマーベラスの道場に来たら? で、1日何人もスパーリング……(リング下にいた桃野に了解を取るように)私、勝手に言ってるけど、大丈夫? 美桜さんがOK出してくれてるので。あのね、場数で考えんのよ。やれることはやれてんの。デビューまで相当長かったと思うけど、やれることはやれてんの。だって、私が教えたのが広田だから。(その)広田が教えてくれてるから。だけどあの子、厳しくできないから。もっともっと自分を追い込まれた方がいいから。(マーベラスの)道場に来て、あたし(が相手するわけ)じゃないけど、若い子いっぱいいるから、とっかえひっかえスパーリングしてもらいなさい。そしたらもっともっと動きがスムーズになるし。やれることはやれてんだもん。だって私(弓矢固め決められて)痛かったもん、腰。弓矢(固め)、私はできなかったけど、あなたはできたんだから。さっき(開場前)練習してたの見てたけど、勘はいいからさ、できないことないんだよ。あとはもう、場数と、自分をどれだけ追い込めるか。話しか聞いてないし、練習してるとこ見たことないけど、GAEA JAPANの10分の1、マーベラスの半分もやってない。もっともっとやった方がいい、練習。これからだもん、頑張って。って思うんだ。どうかしら、皆さん? もっともっと、ほんとに。そして他団体呼ばれたら、どんどん出した方がいいよ。負けようが何しようが、ほんと場数だもん。私、マーベラスの子たちはほんと、WAVEさんにお世話になって、WAVEさんに育ててもらってると思うから。マーベラスは月2回しか(試合が)ないけど、WAVEさんに倍以上出してもらってるからさ。で、育ってんだ、この子たちは。だから試合数って大事。人の前に出るって大事。もっともっと垢抜けていくよ、そうするとね。はい、お疲れさまでした。ありがとうございました」
 そのKAORUの言葉を正座して聞いていた塚田。
さすがにKAORUは最後に「私からギブアップやフォール取れなくて悔しがってたもん。獲れるわけないよ、バカ!」と言ったが、その表情は笑顔。立ち上がった塚田と握手を交わしたが、涙を流している塚田とは対照的にうれしそうだった。
 塚田は四方に礼。そしてリングを下りると、桜花に抱えられるようにして引き揚げていった。
15分時間切れ引き分け。この結果だけを見ると、「デビュー2戦目で引き分けなんて大金星」「KAORUは相手を甘く見ていたのでは?」「手を抜いていた」……など、思うことはそれぞれだろう。
 デビューするに際して、二上会長は「WAVE史上最低の仕上がり」と口にした。ハッキリ言って、デビューさせるレベルに達していない。それは体力的にも、技術的にも。それはこの試合を見れば明らか。ボディースラムすら満足に決められないのだから、「見せられるレベルでない」と酷評されても仕方ない。
 KAORUにすれば簡単に試合を終わらせられたはず。秒殺もできたし、やらせるだけやらせて残り10秒で決めることもできた。しかし、それをしなかった。あえて勝たなかった。
 KAORUはほとんど攻めていない。KAORUが繰り出した技らしい技といえばサーフボード、ステップトーホールド、フライング・メイヤーぐらい(弓矢固めは失敗している)。エルボーを叩き込まれても打ち返していない。では、わざと受けていたのかというとそうでもない。ドロップキックにしても、威力がないから倒れなかっただけ。そうやって無理やり15分引っ張った。それは、エキシビションとはまた異なるフルタイムの世界である。その中でKAORUは、プロレスに最も大切なことを試合を通じて教え込んでいた。
 デビューさせるだけのレベルに達していない塚田に対し、なぜ実戦で鍛えていこうという方針をとったのか。そして、地元でのデビュー2戦目の相手になぜKAORUを起用したのか……など、様々な回答がこの一戦から見て取れる。
 この試合は「プロレスゼミナール」と銘打たれていた。これは対戦相手だけでなく、見る者も受講者。さて、あなたはこの一戦をどう消化する……。
▼OSAKA・ストレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(8分5秒、ドルミル)ハイビスカスみぃ●


 「よろしく」と凄みを利かせて握手を交わしたハイビスカスみぃ。野崎はこわごわ、差し出された右手を握り返した。
野崎のショルダータックルを受けたみぃだが、エルボーを打ち合っていく。そしてショルダータックルでダウンを奪うと、アルティメット・ウォリアーばりにトップロープを揺らすパフォーマンス。背後から蹴りを叩き込まれても、我関せずでトップロープを揺らしていった。
首投げを決め「よっしゃいくぞ!」とアピールすると、腰を落としてる野崎の背後に回り、背中をしての前屈ストレッチ。次は前に回って両手を引っ張る形の前屈ストレッチ。意外な攻撃に、ほとんど上体が前に倒れず苦しむ野崎。さらに立った状態で背中合わせになり、背中を伸ばすストレッチ。野崎は「体硬いのバラしやがって!」と叫んで反撃に移った
互いの足の甲を思いっきり踏み見つける攻撃の応酬。みぃがランニング・ネックブリーカードロップを決めれば、野崎はビッグブーツを叩き込んでいく。みぃのエルボーをあえて受ける野崎。効かないとみたみぃがロープに走ってエルボーを叩き込もうとしたが、野崎は前のめりに倒れてしまう。それを見たみぃは、「効いてたんかい!」。
救世忍者乱丸まで登場するお笑いの展開に巻き込まれながらも、ビッグブーツを叩き込んでいく野崎。しかし、みぃもランニング・ネックブリーカードロップを返していく。そしてエプロンからトップロープに上るが、なぜかそのまま下りる。しかも飛び降りるのではなく、ロープを1段ずつ足場にしながら。
ドルミルをロープに逃げられた野崎は、腰を落としているみぃに走り込んでのダブルニーアタック(蒼魔刀)。そして低空ドロップキックの追い打ち。
 野崎に攻撃されながらもみぃは、力強いラリアット、チョークスラムを決めた。
そしてコーナー最上段へ。フライング・ボディーアタックを放っていったが、距離が足りず墜落。足元に倒れたみぃに野崎がキャメルクラッチ式でドルミルに捕らえる。上半身を反らさせると、みぃは次の瞬間、高田延彦の伝説の高速(光速?)タップよりも早いタイミングでギブアップ。
▼DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>○門倉凛、青木いつ希(19分13秒、エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●、宮崎有妃<挑戦者組>
※カドクラハルカス。第25代王者組が初防衛


 ベルトの返還、記念撮影といったタイトルマッチセレモニーを経て、握手を交わし、青木いつ希と旧姓・広田レジーナさくらの先発で試合開始。まずはショルダータックルを決めた青木だが、広田は観客まで巻き込んで自身のペースに引き込み、ボディースラムで叩きつける。
門倉が飛び込んできて連係で広田を追い込んでいく王者チーム。タッチを受けて正式に試合権利を得た門倉は、ボディースラム、キャメルクラッチと攻め立て、低空ドロップキックで顔面を撃ち抜くが、ネックブリーカードロップを浴びて宮崎有妃とのタッチを許す。
宮崎は重量感あふれる低空ドロップキックからレッグドロップ、串刺しラリアット、ダブルレッグロック。そのまま相手の背中に全体重を浴びせかけていく。青木は重なり合っている2人をプレスしてカット。門倉はランニング・ネックブリーカードロップを返して青木にタッチ。
宮崎に逆エビを狙った青木だが、ステップオーバーできず。ならばとダブルレッグロックに決めてギブアップを迫る。宮崎はロープブレイクに持ち込み、DDTを決めて広田にタッチ。
青木をコーナーに追い詰めてボ・ラギノールを決めた広田。そしてスイングDDTを狙ったが、そのまま1回転してセカンドロープに乗せられ、デッドリードライブ気味に叩きつけられた。
ショルダータックルから串刺しエルボー、フェースクラッシャー、倒れ込みながらのボディープレスと攻め立てる青木。しかし広田は、青木をフィンガーロックに捕らえるとロープ渡り。ここで門倉が飛び込んできてロープを揺らす。だが広田は、飛びついて門倉の首を挟み込むと、青木と2人まとめて投げ飛ばした。ダウンした2人にボ・ラギノールを決めると、青木はリング下へエスケープ。
ここでトペを狙った広田。だが、ロープに走ったところで門倉がドロップキックを合わせる。さらに2人がかりでブレーンバスターを狙ったものの、DDTに切り返した広田は、またもやボ・ラギノール。
替わった宮崎は、ロープを背にする青木にラリアットを放つも、青木は門倉を呼び込んで追撃を阻止。ショルダータックルの打ち合いを繰り広げた青木と宮崎だが、最後は青木がラリアットで打ち勝つ。しかしすぐさま宮崎もラリアットをお返し。
一進一退の攻防からタッチを受けた門倉がミサイルキック、キャノンボール、ウラカンラナと攻め立てる。そして青木を呼び込むも、両腕でのラリアットを浴びて2人同時に倒される。門倉をボディープレスで叩きつけた宮崎は、コーナーの広田を担いで門倉に叩きつけていったが、かわされてしまう。改めてシーソーホイップでのプレスを狙ったが、門倉は両足を突き立てて阻止。その反動で宮崎のヒザの上で仰向け、バックブリーカー状態となる。
恥ずかし固めを狙った宮崎だが、門倉は必死に回避。だが、広田のボ・ラギノールのアシストもあって決められてしまった。慌てて青木がカット。
 宮崎はえびす落としを決め、替わった広田は側転してからのボ・ラギノール。さらにコーナーにセットした門倉に雪崩式のヘナーラサンライズを狙った広田。だがこれは、青木にバックドロップで叩きつけられる。すかさず門倉がダブルフットスタンプ。続いて青木がボディープレス。そして門倉がノーザンライトスープレックを決めるがカウント2。
さらにロープに走った門倉だが、宮崎がリング下から足を引っ張って引きずり落とす。そこに広田がトペ。リングに戻ると、広田がシャイニング・ウィザードからワキ固め。それをカットした青木がバックフリップを決めるとで、門倉がジャックナイフで丸め込む。目まぐるしく攻守が入れ替わる攻防の中で同士打ちを誘った門倉は、広田にトラースキックを決めてコーナーへ。だが広田に、雪崩式ヘナーラサンライズで叩きつけられた。
 宮崎のムーンサルトプレス、広田のヘナーラサンライズと連続攻撃を浴びた門倉だが、広田のブリッジが崩れて命拾い。悔しがる広田。攻撃の手が緩んだスキに、リングに飛び込んできた青木が門倉を自分の右肩に座らせ、そのまま立ち上がろうと前傾姿勢の広田にトス。広田の肩口に絡みついた門倉は、その勢いで逆打ちを決める。そのままガッチリ固めると、カウント3が数えられた。
抱き合って勝利を喜ぶ王者チーム。阿部由美子ZABUN社長から認定書とベルトを受け取っると、その姿をリングに座ったまま見ている広田と宮崎に歩み寄り、座礼して握手を求めた。
 そしてマイクを手にした青木。「門倉と青木、勝ちました! 凛ちゃん、おめでとう!」と叫び、「(4月)1日に(対戦して)絆を深めたおかげだね。とりあえず凛ちゃんが勝ったから、しゃべってください」とマイクを渡す。
門倉は「大阪で、初防衛しました! 勝ったってことは、青木と門倉が門倉と青木になるってことですよね? (リング下にいる阿部に向かって)社長、いいですか? 変更お願いします。変更してください」
 そして、「宮崎さん、広田さん、本当にありがとうございます」と続け、「でも広田さんには、結構自分勝率いいんで。次やっても負ける気しないですよ」。
これに広田は、「別にしゃべることないけど。だってあたし、(タッグ)チャンピオンになれなかったし。初防衛なんだって? たった1回防衛したぐらいで。別に私、もう1本ベルト持ってるし。入場式でも、私の方が一番最後に(リングに)上がってるし、私の方が上なんで。そういうことなんで。……これ以上、何か言うことあります? 別にないよね」と言ってリングを下りようとする。
 「ちょっと、帰んないでください」と引き留めた門倉は、「自分、広田さんに今日、勝ちましたよね? そのベルト、自分欲しいなあって思ってるんですけど。チャンピオンですよね?」と挑戦表明。この発言に慌てた広田は、「やめときなって。タッグでこれからっていうときなんだから、(シングルは)やめときなって」と必死になって拒否する。
 それでも門倉は「もう1本ベルト欲しいんですよね、自分。この勢いで」と続ける。思い出したように「そうだ。Catch(the WAVE)、もうすぐCatchが始まるから、防衛戦、やらなくていいじゃん」と避けようとする。「まだCatchに出るとか決まってないんでしょ? それじゃ(Catchに)出たいですとかまず言い始めて、それを認めてもらって、そこからCatchを勝ち上がっていって、それで私とやりましょう。だからそれまで防衛戦やらなくていいですよね?」の広田の言葉を聞いていた阿部社長は、「今年のCatchが、もうすぐ始まるの。なので、Catchに出場して、優勝して、そのベルト獲りにいってください」と広田を支持する形。広田は改めて「それまで防衛戦はなしってことでいいですか? ハッキリ言ってください」と確約を取り付けようとする。阿部社長は「もうすぐCatchが始まるから、それまで待て。それでいい」とCatch優勝者が次期挑戦者になることを伝えた。
 このやり取りを聞いていた門倉は「それはCatchに出るってことですね?」と念を押し、「絶対勝ち上がって、そのベルト巻きますから、自分。今年絶対2冠になります」とCatch優勝に加え、ベルト奪取まで宣言した。そして広田に向かって、「絶対勝ち上がるので、それまで防衛……しないで、ベルト持っててください」と宣戦布告した。これで安心したのか、広田は宮崎とともにリングを下りた。
門倉は改めて「今日、自分が勝ったので……」と大会を締めようとしたが、ここで上がってきたのは沙恵と杏夏。マイクを持った沙恵は、「ちょっとちょっと」と言葉を遮り、「とりあえず初防衛おめでとうございます。覚えてるかな、こないだの名古屋でタッグマッチやったじゃない? その時、実はね、スリーカウント取ってたんだけど、うるっさいのが邪魔してたの。忘れたとは言わせねえよ」と2・28名古屋での因縁を持ち出してきた。
 門倉は「(スリーカウント)取ってない取ってない」と否定するも、沙恵は「ある。絶対ある」と返す。「記憶にない」と言う門倉に、「都合の悪いことは忘れるってか?」と追い詰めていく沙恵は、リング下から「映像残ってる」という阿部社長の言葉に、「信じられないなら映像見てください」と沙恵。
 さらに「そっちのタッグ、ほんとに仲いいように見えないんだよね」と続け、「ウチら、何年も(タッグを組んで)やってきてんの、(柳ヶ瀬プロレスの)Ladiusで。そのベルト、欲しいな」と挑戦を表明。しどろもどろになりながらも、「悪いけど今はもう仲いいよ、たぶん」となんとか回避しようとする門倉。ここで青木が「わかった! その挑戦は……いったん持って帰っていただきます!」と回答はお預けに。
「とりあえず(そのベルトは)もらう」と言い残して去っていった沙恵と杏夏。そして門倉がマイクを持ち「青木と門倉、大阪で初防衛(戦)、勝ちました。今日は締めさせていただきたいと思うのですが、今日は青木が大阪出身なので、青木に占めてもらい追うと思います」と青木に譲る。
 出場全選手をリングに呼び込んだ青木は、所属団体の締め言葉である「ショーンキャプチャー!」と叫んだところで、後ろから広田と宮崎に突き飛ばされる。
強引にマイクを奪った広田が、次回大阪大会(8月1日、176BOX)を告知したのち、「これがWAVEだ!」と音頭を取ってWAVEらしく締めくくった。
2021.04.01

「PHASE2 Reboot 2nd『NAMI☆1~Apr.~’21』」

日時
4月1日  木曜日
観衆
151人
場所
◎オープニング
waveが桜花由美社長の新体制になって丸2年。昨年の“4月1日”はコロナの影響を受け中止となったが、今年はコロナ対策を万全に取ったうえでの開催にこぎつけた。まずは入場式がおこなわれ、桜花社長が代表の挨拶。

桜花「みなさん、こんばんはー! 本日はご来場、誠にありがとうございます。そしてカンフェティで生配信をご覧の皆様、ありがとうございます!! えー、本日でリブート2周年、桜花体制になって丸2年が経ちました。去年、1年間はコロナに泣かされて、思い通りの大会を開催することができませんでした。ですが、まだコロナが終息しないので、今後もコロナ対策をしっかりしてwave大会をやっていきたいと思いますので、皆様、よろしくお願い致します。今日はwaveに新たな新人がデビューします。塚田(つかた)しずくという、新たなwave選手がデビューしますので、皆さん応援のほどよろしくお願いします。そしてタッグパートナー同士のKIZUNA WAVE、2大タイトルマッチ、本日は全シングルマッチとなっておりますので、声は出せないと思いますが、皆様、心の中の熱い応援をよろしくお願い致します」
1、Birth wave~塚田しずくデビュー戦~(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(12分54秒、極楽固め)塚田しずく●

wave待望の新人・塚田(つかた)しずくがいよいよデビュー。女子レスラーとしては長浜浩江(HIRO’e)以来の新人であり、wave新体制となってからは、はじめてデビューする選手となる。

「お願いします!」と握手を求める塚田。だが高瀬は応じない。もう一度、「お願いします!」と言うと、高瀬はもっと来いといったジェスチャー。塚田がさらに大きな声で「お願いします!」と叫ぶと、ようやく高瀬が応じる。
ロックアップから一気に高瀬が押し込む。突き返す塚田。そして「もう1回」とロックアップの押し合いに挑む。もう一度、高瀬が押し込む。

塚田は諦めずにもう一度ロックアップ。ロープ際に追い込まれると、体勢を入れ替えてエルボー弾。高瀬もやり返しヘッドロック、キャメルクラッチ、フロントネックロッに移行していく。ロープに逃げこむ塚田。ならばと高瀬は首投げを連発していき、サーフボードストレッチへ。耐えられると、再びキャメルクラッチで絞り上げる。
高瀬は塚田をロープにセットし、「おめでとう!」と張り付けドロップキック。コーナーに叩き付けたあとハンマースルー。これをロープを飛び越え、エプロンに着地した塚田は「来いよ!」と挑発。エルボー弾を見舞うとリングに戻ってスクールボーイ、ドロップキックを連発していく。しかし、高瀬は倒れない。

ならばとファアームを放っていく塚田。高瀬が強烈な一発でやり返す。気合を見せる塚田だったが、ここで高瀬が逆水平チョップ。「終わり!」と仕留めにかかる。
だがここで塚田が首投げ。「上げるぞ!」とボディースラムの体勢。高瀬が堪えて、逆水平チョップ。塚田はフォアアームでやり返す。受け止めた高瀬が逆水平チョップから逆エビ固めへ。残り5分のコール。なんとか塚田がロープ。

ならばと担ぐ高瀬だったが、回転エビ固めに切り返す塚田。丸め込みを連発していく。グルグルと腕をまわしてからのフォアアームを放ったあと、押さえ込みを連発する。いずれもカウント2。
このピンチをしのいだ高瀬はボディースラムで叩き付けて、再び逆エビ固めへ。塚田がブレイクしたところで残り3分のコール。高瀬は串刺しドロップキック3連発で追い込むと、最後は極楽固めでギブアップを奪った。試合後、高瀬は塚田を抱き起こし、四方に一礼。握手と抱擁をかわしリングを降りた。
◎バックステージ
塚田「Twitterで高瀬さんに『胸をお借りします』って言って、『胸なんか貸しません、勝ちに奪いに来い!』と言われ、そのつもりで挑んだんですけど、やっぱりぜんぜんまだまだでした」

——自分がイメージしたデビュー戦と違った?
塚田「自分の未熟さがよくわかりました」

——デビュー戦でこれは見せたいというものはあった?
塚田「エキシビションから成長した姿をお見せしたいなと思ったんですが、どうだったんですかね。すみません。途中から記憶がなくて」

——練習してきてこれをやりたいとか技はありましたが?
塚田「ドロップキックをきれいに決めたいと思っていたんですが」

——チョップ合戦もあったが。
塚田「死ぬほど痛かったです。あんなに痛いとは…ちょっと。人生ではじめてっていうくらい痛かったくらいです。これからまだまだ痛いことは出てくるので、頑張りたいと思います」

——女子プロレスラーになったと実感した?

塚田「お客さんに見られて、デビューしたんだって試合しながら思いました」

——どんなレスラーを目指したいか?
塚田「なんでもできる職人集団のwaveに憧れて入ったので。その職人集団の一員になれるように、頑張りたいと思います」

——KAORU戦が決まっているが?

塚田「見間違いかなと思いました。地元ですごいデビュー戦もかなり試練だと思っていったのですが、もっともっとデカイ壁が出てきたので、しかもKAORUさんは8月で引退されてしまうので、それまでに対戦させていただけることをありがたく思って、吸収できるものを意地でも吸収してもって帰りたいと思います」
2、KIZUNA WAVE〜BlueSoul(15分1本勝負)
△門倉凛(時間切れ引き分け)青木いつ希△


現・WAVE認定タッグ王者組の門倉凛と青木いつ希。チャンピオンになったものの、チームワークが不安視されている両者。そんな王者組に桜花社長が用意したのは、絆を確かめるためのシングルマッチだった。

青木が「よろしくお願いします!」と大声で挨拶。門倉は無視。一度は引き下がった青木だったが、ゴングが鳴らされると、改めて「よろしくお願いしまーす!!」とご挨拶。挨拶をかわさないと試合をおこなわないという青木に、しぶしぶ門倉が応じて試合へ。
早速、振りかぶる門倉。ガードした青木が「waveはビンタ、ダメって知ってた? 罰金だから。GAMIさんがどこかで見てる」と牽制する。会場にいる二上美紀子社長を見つけた門倉が問いかけるも、その背後から青木がスクールボーイ。キックアウトされるとショルダータックルを放っていく。カウント2。

出し抜かれた形となった門倉だったが、カニばさみを放ってやり返す。青木もキャメルクラッチ、フェースロックへ。門倉は噛みついて脱出。ならばと青木は張り付けボディーアタック2連発で追い込む。
これを返した門倉は馬乗りでフォアアーム。ボディースラムでやり返し、青木のお腹を踏みつける。フライングメイヤーから低空ドロップキック、ドラゴンスリーパーへ。リバースDDTを敢行する。キックアウトされるとワキ固めに移行する。なんとか青木がロープ。串刺し攻撃を狙う門倉。

寸前でかわした青木がフェースクラッシャー、「潰れろ!」とボディープレスを投下する。さらに青木はダブルニーアタック、ブレーンバスターホールドでカウント2。「行くぞー!」とコーナーへ。

これを門倉がデッドリードライブで切り返し、低空ドロップキック→DDT右低空ドロップキックにつなげる。そして、チンクラッシャーからミサイル発射。

残り5分となり、門倉がダブルリストアームサルトの体勢。堪えた青木がバックフリップ、ダブルニードロップでカウント2。

一方、門倉はトラースキックから逆打ちを狙うが、崩れて失敗。続いてウラカンラナの体勢。これを踏ん張った青木がパワーボムで叩き付ける。そして逆エビ固めへ。
残り3分のコール。なんとか門倉がロープ。青木は大外刈りを敢行。キックアウトされると小刻みエルボー。受けきった門倉がトラースキック。ロープに走るも、青木がラリアットで迎撃する。バックを取る青木だったが、門倉が回転エビ固め、十字固めで丸め込む。これも返されると、セカンドからのフットスタンプ、ウルトラリンを投下。

寸前でかわした青木がラリアットで攻勢。返されると、引き込み式ラリアットを敢行する。これもカウント2止まり。走り込んでのラリアットもカウント2。

門倉のダブルリストアームサルトもカウント2止まり。逆打ちを放ったところで時間切れとなった。
3、KIZUNA WAVE〜ギラギラ(15分1本勝負)
△野崎渚(時間切れ引き分け) SAKI△


野崎渚はSAKIとのシングルマッチ。SAKIとは2020年のDUAL SHOCK WAVEに「peerlessティーンズロード」のタッグ名でエントリーしている。野崎は新コスチュームで登場。

手四つの力比べから主導権を握った野崎が串刺し攻撃。ケンカキックを決めて、おしゃれキックにつなげる。そしてリバースインディアンデスロック。そこから鎌固めに移行する。ブレイジングチョップを連発していく野崎。顔面バン2連発からバックを取る。
これをチンクラッシャーで脱出するSAKI。すぐに野崎がキックをお見舞いする。そしてミサイルキックでカウント2。スリーパーへ。

これをSAKIがブレーンバスターで脱出すると、バックドロップの体勢。堪えられると、丸め込みと見せかけてのスコーピオン・デスロックへ。なんとか野崎がロープ。

SAKIはアトミックドロップ、ドロップキック、リバーススプラッシュにつなげる。これは寸前でかわす野崎。エルボーの打ち合いに発展し、残り5分のコール。SAKIはナックルとみせかけてチョキ攻撃。一方の野崎もビールマンキックから馬乗りナックル。SAKIもやり返す。野崎が振りかぶったところでTommyレフェリーが止める。ならばと野崎はヒザ蹴り。すぐさまロープに走る野崎に、SAKIが追走してヒザ蹴り。今度は野崎もSAKIを追いかけビッグブーツをお見舞いする。
残り3分から野崎がスリーパーの体勢。なんとかSAKIがロープ。すぐさまランニング・ダブルニーアタックで飛び込む。カウント2。ならばとノアールランサーへ。SAKIもみちのくドライバーⅡでやり返す。「負けてたまるか!」と野崎はもう一発、ノアールランサー。
だが、SAKIも後ろ蹴りでやり返して、両者ダウン。カウント9で立ち上がる両者。再びエルボーの打ち合いとなり、SAKIがみちのくドライバーⅡを敢行。野崎もノアールランサー・ハイ狙い。寸前でかわしたSAKIがランニング・ブレーンバスターを放ったところで引き分けのゴングが鳴らされた。
4、KIZUNA WAVE〜one way〜(15分1本勝負)
△桜花由美(時間切れ引き分け)桃野美桜△


第4試合は、BOSS to Mammy(以後、ボスマミ)対決。いまやwaveの名物タッグチームとなったボスマミだが、そもそも組むきっかけとなったのも両者のシングルマッチだった(2017年8・30新宿)。そこから桜花の一方的な片思いがはじまり、タッグ結成にまで至ったわけだが、3・1新木場で桃野は旧姓・広田レジーナさくらのサクパラダイス入りを表明。桜花にとっては非常に面白くない展開となっている。なんとか桃野の気持ちを取り返したい桜花にとって、この直接対決は大きなチャンスでもある。
桜花は両手を広げて「お願いします!」と待ち構える。桃野は「気持ち悪い…」と難色を示しながらも「2周年おめでとう」とハグに応じようとする。だが、これはフェイント。いきなり桃野が首固め4連発! 逆さ押さえ込みからのジャックナイフでカウント2。

すぐに走る桃野だったが、桜花は「よっしゃ、捕まえた!」とベアハッグ。桃野はTommyレフェリーに反則を主張してまんまと脱出。場外へと逃げ込むと、「そんなに美桜のこと好きなの? どこが好き?」と桜花に揺さぶりをかけていく。
場外から握手を求めた桃野だったが、そのまま桜花を場外に引きずり込む。逆にリングに戻った桃野は、場外カウントアウト勝ちを狙う。

カウント18でなんとか戻った桜花。桃野はパラダイスロックで身動き取れないようにして、ドロップキック。
反撃に出ようとする桜花だったが、「今日はビッグブーツはやらん」と踏みとどまる。すると桃野は「つまんねーな。来いよ、オラ!」と挑発。桜花は「ビッグブーツはしないけど…すかせ!」と叫びながらナックルで飛び込んでいく。もちろん、すかした桃野が「バカか!?」と桜花の頭を叩く。すぐさまドロップキックを放つが、桜花も払い落として、ビッグブーツ……かと思いきやこれも我慢。
桃野は「気持ち悪いんだよ。大迷惑。大嫌い。クソババア」と罵声を浴びせながらのストンピング。やられっぱなしの桜花だったが、堪忍袋の緒が切れたように「ふざけんな!」とお仕置きのビッグブーツ!

「大人しくしてりゃ、いい気になりやがって」といつもの串刺しビッグブーツでお仕置き。桃野も旋回式ヘッドシザースホイップを狙うが、桜花が堪えてストレッチマフラーホールドへ。
しのいだ桃野が回転エビ固め。カウント2。桃野を踏みつける桜花は「生意気なんだよ」とブラディーEX。

これも桃野が耐えきり、カニばさみからの低空ドロップキック。そしてミサイル4連発。カウント2。ダイビング・ボディープレスを投下するが、桜花が剣山。ショットガンからビッグブーツ。もう一発叩き込み、ポキへ。なんとかロープ。回転エビ固めを狙う桃野だったが、押し潰した桜花がカウント2。桃野のフォアアーム、桜花のビッグブーツがラリーとなる。JKボムを狙う桃野だったが、不発。フェースクラッシャーに切り返した桜花がえぐいカカト落とし。カウント2。
残り3分。ネックハンギングボムの体勢に入る桜花。これを丸め込みに切り返そうとする桃野。体勢が崩れるも首固めを連発していく。ダイビング・ボディープレスもカウント2止まり。不知火でカウント2。JKボムにつなげるが、堪えた桜花がインプラント。そしてビッグブーツでカウント2。残り1分となり、カカト落としを見舞う桜花だったが、桃野も切り返す。
残り30秒となり、桜花が垂直落下ブレーンバスター。これもカウント2。残り時間が少なくなるなか、タイガー・スープレックス・ホールドの体勢。踏ん張った桃野に桜花がカウンターのビッグブーツを放ったところで時間切れを迎えた。
試合終了と同時に慌てて桃野を気遣う桜花だったが、桃野は相当怒っている様子。退場する桃野を、桜花は追いかけていったが……!?
5、PURE-J認定無差別急選手権試合試合(30分1本勝負)
<王者>○米山香織(12分55秒、エビ固め)宮崎有妃●<挑戦者>
※第8代王者が4度目の防衛に成功


JWPという同じルーツを持つ宮崎有妃と米山香織。宮崎は1995年1月にデビューし、米山は1999年11月にデビュー。2人ともすでにJWPを退団し、宮崎は現在、wave所属。米山はYMZを立ち上げ、多くの団体で活躍する人気レスラーとなった。そんな2人が時を経てwaveのマットで、しかもJWPの流れを汲むPURE-J認定無差別級のベルトを争うこととなった。

試合前、記念撮影に応じる両者。ここで宮崎が仕掛けていく。ベルトを奪って、殴打すると遅れてゴングが鳴らされる。宮崎はボディースラム、ギロチンドロップでカウント2。ブレーンバスターを放って逆片エビ固めへ。ブレイクした米山が鉄柱攻撃で形勢逆転。リングに戻ってヒザ十字へ。なんとか宮崎がロープ。
米山はヒザへのエルボードロップ、セントーン。宮崎は髪の毛をつかんで脱出しDDTでやり返す。串刺し攻撃を狙うが、これは未遂。米山がチンクラッシャーに切り返そうとするが、宮崎も読んでいた。場外に出た宮崎は場外でリバースのアラバマスラムを敢行。リングに戻って張り付けラリアット、ハングマンDDTで追い打ちをかける宮崎
一方、米山も反撃に転じようとコーナーに登るが、キャッチした宮崎がえびす落としでカウント2。今度は宮崎がコーナーに昇る。
これは米山がバックドロップで引っぺがす。そしてダイビング・千豚♪でカウント2。「もう一発!」とコーナーに昇る米山。宮崎が追いつき、雪崩式ブレーンバスターの体勢。堪えた米山が雪崩式米-ZOU狙い。堪えられるとパワーボムで叩き付け、改めてダイビング・千豚♪を投下させる。これも返す宮崎。
今度は宮崎が直伝デスバレーボムを敢行。ムーンサルトプレスにつなげるも、これを寸前でかわした米山がビクトル投げ式ヒザ十字。なんとか宮崎がロープ。
すぐに走る米山に、宮崎がカウンターのラリアット。グリグリ目突きからの首固めへ。これをキックアウトした米山が後方回転エビ固めの体勢。キックアウトした宮崎だったが、すぐに米山が丸め込み3カウントを奪った。
4度目の防衛に成功した米山がマイクを取る。

米山「あー…、ゴキゲンすぎる、チャレンジャーの宮崎さんに全力で挑戦することでなんとか防衛できたぞー! 怖かった、宮崎さん怖かった。でも、waveのリングでPURE-Jのベルト賭けて、JWPの血が流れる宮崎産さんと防衛戦ができて、うれしかったです。ありがとうございました。桜花由美社長、美人×3。こんな美人の社長はこの世にいません。私今年に入ってから波の日、毎回、参戦してるんですよ。だから5月1日の波の日も参戦させてください。そして私シングルマッチすべてにこのベルトを懸けています。5月1日、対戦したい選手は…塚田しずく! よろしくお願いします」
桜花「(今後も)防衛したら塚田がチャレンジャーってこと? オッケー、5月1日、塚田しずくとシングルマッチ、決定で!」

米山「次はPURE-Jでライディーン鋼と防衛戦するぞ!(塚田に向かって)防衛するの、祈ってて。ありがとうございました」
◎バックステージ
米山「宮崎有妃選手は幅広くて、楽しいのから激しいのまでで、今日は怖かったです…。怖い宮崎さんから防衛できたっていうことは、ゴキゲンなんじゃないかなっていう。で、今、私、このベルトを持ってる間、シングルマッチすべてにベルトを懸けたいと思っていて。5月1日、waveさんでは塚田しずくさんとシングルマッチ、ベルトを持ってたらタイトルマッチをやりたいと思います」

——なぜ塚田選手と?
米山「だって、waveの今日デビューしたできたてホヤホヤ、フレッシュ、今が旬! 宮崎選手のような熟練した選手から、こんなにフレッシュな選手までいるっていうwaveさんで、熟練したwaveさんを相手に防衛できたので、次はフレッシュな塚田さんを相手に防衛したいです」

———ハイペースな防衛だが、体は大丈夫か?
米山「だいじょばないです(苦笑)」
6、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合~(30分1本勝負)
<王者> ○旧姓・広田レジーナさくら(18分16秒、サクライト)加藤園子●<挑戦者>
※第16代王者が3度目の防衛に成功

事のはじまりはOZ1・10新宿でのこと。旧姓・広田レジーナさくらと加藤園子のシングルマッチが組まれ、そのときは加藤が勝利。試合後に広田が次期挑戦者に指名するも、加藤はやんわりと拒否していた。だが、加藤はwave2・1新宿に参戦した際、挑戦をアピールする。当然のことながら、一度断られた広田は消極的。今度は広田が拒否したのだが、桜花由美社長がタイトルマッチをやらないとベルトを剥奪すると宣言。しぶしぶ広田はタイトルマッチに応じることに…。
まずは加藤がローキックで牽制。広田もやり返すが、加藤がガードし「ヘボいんだよ!」と蹴り返す。さらに「チャンピオン、これが!? すごいですね!」と挑発しながらサッカーボールキック。コーナーでは顔面蹴りをお見舞いする。そして大暴走の体勢に入るが、場外に避難する広田。

加藤が「逃げてんじゃねーよ!」と叫ぶと、広田も「逃げたんじゃねーよ、降りたんだよ!」と言い返す。水を飲んで広田はリングイン。
加藤がロープに飛ばすも、広田はトペ・レベルサの体勢。これを加藤がキックで迎撃する。そして加藤はローキック。読んだ広田がスクールボーイでカウント2。

ヒヤリとした加藤がヘッドロックで捕獲すると、アームロックで脱出する広田。加藤も逆片エビ固め、ヘッドロックに移行する。
脱出した広田はボ・ラギノール……を我慢。高田純次も我慢する。すると加藤の方から「今日はやらないんだ。なんだよ、それ! 調子狂う。お前のその広田ワールド対策してる気持ちを考えろよ」とけしかける。

この言葉に目覚めた広田が「もう大丈夫です。いつも通りやります」と仰向けに。そして「お前がかわりにやるってことか!」と高田純次を誘導する。加藤は「そういうことじゃない。そういう意味じゃない」と否定しながらも、高田純次を敢行する。
だが、寸前でかわした広田が「タイトルマッチ、バカにしてんじゃないぞ!」とストンピング。開放された広田は鼻をほじりながら加藤に向かう。すると加藤は「そういうことじゃない」と全否定。

広田は青コーナーにパンチを入れながら「やれって言ったじゃん。昔からさ、そういところが嫌いなんだよ。気に入らないんだよ、昔からよ」と加藤への愚痴をこぼす。
振り向きざまに加藤を認め「大好きです」と取り繕うも、当然、加藤はローキックでお仕置き。「お前の考えてることがよくわかった」と串刺し攻撃をお見舞いする。

一方、広田もフロントハイキックで迎撃し、スイングDDTにつなげる。そしてボ・ラギノール。走る広田に加藤はニーリフト。広田はボ・ラギノールで応戦し619。シャイニング・ウィザードにつなげるも、これは加藤も読んでいた。そして、ファイアーマンキャリーでかついでコーナーに叩き付ける。大暴走からギロチンドロップを狙うが、かわした広田がボ・ラギノール。さらには側転からのボ・ラギノール。場外に加藤が落ちると、広田が戸惑いながらもトペ・スイシーダ。「加藤を超えたぞ!」と場外で叫ぶ。
広田は加藤を戻して、ミサイル発射。カウント2。へなーらサンセットの体勢。加藤が切ってドラゴンSHの体勢。広田も堪えていく。逆に加藤がへなーらの体勢。広田が回避しへなーらサンセットを強引に敢行。キックアウトされるとワキ固めで捕獲する。
10分経過。なんとか加藤がロープ。加藤のキックをかいくぐって広田は夜叉スープレックスの体勢。読んだ加藤がステップキック。ドラゴンスリーパーの体勢。これをコーナーを使って不知火のように脱出した広田がスリーパーへ。加藤はコーナーに叩き付けて脱出する。

すかさず広田がシャイニング・ウィザードでカウント2。ここで広田は夜叉ロックを狙うが、加藤が回転エビ固めに切り返す。ならばと広田はへなーらの体勢。未遂に終わると走る広田。加藤がカウンターの逆回し蹴りを放つ。
そして加藤は「お前のベルト、もらった!」とローキックを連発。キックアウトされるとドラゴンスリーパーへ。さらに投げっぱなしジャーマンを放って、もう一度ドラゴンスリーパーで捕獲する。なんとか広田がブレイク。ならばとドラゴンバレーを敢行する加藤。

これも返されると、加藤のハイキックと広田のへな拳が交互に炸裂。加藤の投げっぱなしドラゴンが決まると両者ダウン状態に。
先に仕掛けた加藤がパワーボムで叩き付けるもカウント2。加藤の側頭部へのキックは危険な角度で決まるも、それでも返す広田。ならばと加藤はクーロンズゲートの体勢。カウント2。ここで加藤は改めてクーロンズゲートを狙うが、広田は担がれながらもボ・ラギノールを連発。脱出した広田がサクライトで逆転クルリ! 3度目の防衛に成功した。
◎試合後のマイク
広田「ベルトもありましたが、ここ最近、GAEAの先輩っていうキーワードが私の中にありまして、先輩ありがとうございました」

加藤「お前、チャンピオンだろ? 頭下げるんじゃねーよ、だっせーな。やっぱお前には似合わないな、そのチャンピオン」

広田「それ、自分が一番わかってます。でも、なんでかチャンピオンのままでい続けちゃうんですよねぇ(悔しがる加藤)。やっぱりwaveのベルトは、waveのエースを選んだんだと思います」

加藤「チャンピオン、こちらこそ挑戦を受けていただきありがとうごあいました。ぶっちゃけ昔の広田のままとナメてました。スミマセン。ちょろいだろって、それが私の広田ワールドに対する勉強不足ですね。また一つ、今日教えてもらいました。だけどね、自分負けて終わるの、すげーいやなんで、もう1回挑戦させろ、お前。今日、セコンド付いてくれたコイツら(関口翔ら)にベルト持って帰るから見せるからって言ってたのに、何も声かけられないんだよ、コイツら。だから挑戦者としてお願いです。もう一度お願いします!」

広田「その頃にはチャンピオンは変わってるかもしれませんが、そのときのチャンピオンと激闘を繰り広げてください。ありがとうございました。(加藤は『クソ!』と言いながら退場)なんやかんだで私は強いのかもしれませーん! ありがとうございました。チャンピオン姿、どうか収めてください」
桜花「もういいですか? 9時まわっちゃったんですよ。すみません、えーーと、本日本当は今年のCatch the WAVEの詳細を発表する予定だったんですけど、9時をまわってしまったので、次回にします。ありがとうございました。しめていいよ」
広田「あの今日、平日のシングル6本ということで、waveこれで、新生waveになってから3周年目に入りました。waveのメンバー上がってください。なんでこんなに興行が押したかというと、今日1本目のデビューした塚田が、なかなか粘って頑張ったってことです(大きな拍手)。2年経ち、3年目。一人、新しい風が入ってくれました。あとの4人はシワと白髪が増える一方です。しかし、新しい風も吹いたことなので、これからもっともっといろんなことに挑戦して、面白いことやりたいと思いますので、世の中のことはちょっと忘れて、この会場ではこの配信を見て、楽しい気持ちになってくれればと思います。それがwaveのプロレスのできる力だと思います。これからも、新生3年目に入りましたが、waveをよろしくお願いします! 行くぞ、これが、waveだー!」
◎バックステージ
——防衛おめでとうございます。改めて加藤戦は?
広田「ありがとうございます。そうですね、野崎からベルト獲って、最初にライバルである神童ミコトが名乗り上げてくれて、タイトルやって防衛して、次は剥奪と言われながらもKAORUさん、そして園子さん。なんかこの前に永島さんの来年引退ってことで、園子さんはまだまだ引退とかないですけれども、なんか本当にそういう時期が来たんだなと思って、waveのベルトでね、waveのリングですけど、やっぱりどれだけあとリング上で闘えるんだろうっていうのがやっぱ考えちゃいますよね。しかもいまの状態が奇跡なんですから、これでまたこれ防衛戦拒否とかすると、剥奪とか言われて、もう…。なんて言うんでしたっけ、こういうのって。悪徳業者っていうんでしたっけ? パワハラ? そうパワハラだし、ブラック企業だし、本当によく3年目迎えられたなと私、思うんです。それもひとえに私が頑張って爽やかな風とか、子どもの若々しい風とか吹かせてやってるのに、桜花さんは白髪とシワが増えるばっかりで、この前は四十肩で肩が上がらなかったくせにそうやって言って。すみません、本当に2周年というめでたい場で、防衛の場でこんな会社の愚痴を言ってしまいました。でもね、本当にwaveが一致団結してやってきたから、2年という月日を乗り越えられたんだと思います。そして挑戦するって言ってくれた園子選手、染みますよね、本当に。感無量です。本当は私、強いんじゃないかな? 本当は。なんかチャンピオンとしての自覚が出てきたような気がするんですけど、ここでね。『誰でもやってやるよ!』とかって、言ったらなんかもう、それは言っちゃいけないと私、思っているので、これが終わったらなるべく次まで防衛戦はやらないように、本当にしていこうと思います。勝利者インタビューでこんな不安な顔で、コメントするの私くらいだよ、本当。私を見て、waveを見て、日頃の何か重苦しいものを取ってもらえれば、元気になってもらえれば、私はそれだけが、私が元気になれる方法です」

——新人もデビューしたが?
広田「アイツは本当に何回髪をかき上げた、今日!? 本当になんなんだ! あのクセは本当に抜けないな、クセっていうのはね。抜けないんですよ。あんな白いコスチュームを着ておきながら、ヤンキーみたいな声の出し方とかしちゃって、白、ぜんぜん似合ってなかったですよね? 昔のヒールみたいな感じで、バイソン木村さんみたいな目尻のメイクしちゃって、アイツな。本当にwaveに新しい風を吹き込もうとしてるぞ、アイツは。誕生日一緒だからね。ちょっと早いうちに、出る杭は潰しておかないといけないので、アイツと当たるのが楽しみですね」

——新生wave3年目の抱負を。

広田「新生waveになったときに掲げた、全国をまわるというのは早々にコロナでダメになって、すごい笑えるんですけど、本当にそれを聞いて地方の方々本当に楽しみにしてくださってる方々、たくさんいると思うんですが、本当に謝ることじゃないかもしれないんですけどね、ごめんなさい。行けなくて! 配信とか届くようにしているんですけども、一人ひとりがもうちょっと発信して、いろんな手段でもっと。もうね、コロナっていうのはしょうがないというのはアレですけど、コロナを利用して大きく、楽しくならないといけないと思ってるので。そのためにもね、コロナを味方につけて、もっとみんなで隅々まで届かせるっていうのがやらなきゃいけないことであり、抱負なんじゃないかなって思います。あとは塚田がデビューしたので、大事に、厳しく、waveにふさわしいメンバーに育てていきますので、みなさんこれからもご期待ください」
2021.03.24

『コンプライアンスwave〜The Final〜』

日時
3月24日  水曜日
観衆
38人
場所
埼玉県・蕨アイスリボン道場
taisenn
5分間エキシビションマッチ】
桜花由美 (ドロー) 塚田しずく

taisenn
コンプライアンスWAVE時間無制限一本勝負
●旧姓・広田レジーナさくら & 宮崎有妃 (22分39秒 / 体固め) 〇高瀬みゆき & 梅咲 遥
※垂直落下式ブレーンバスター

2021.03.14

「White wave 2021」

1、グラマラスwave(時間無制限1本勝負)
○橋本千紘(12分48秒、片エビ固め)宮崎有妃●
※ラリアット


19年4・14新木場大会以来、約2年ぶりのシングルマッチ。前回は橋本が宮崎のはずかし固めにも屈せず、首固めで勝利を収めている。その後もタッグで当たったり、優宇をまじえ3人で組んだりと、何かと接点のある2人。試合巧者の宮崎と、仙女の二冠王・橋本という注目の一戦となった。

リングインした宮崎有妃が早速マイクを握り、「私と橋本の試合、15分じゃ短くないですか? 1試合目なのにすみません(苦笑)。でも、短いですよね!? 無制限でどうでしょう」と提案し、試合時間を15分1本勝負から時間無制限1本勝負に変更した。
ゴングを迎えると、開始早々、バックを取る橋本。いきなりオブライトを狙う。「3秒で終わっちゃう!」と慌てる宮崎。だが、橋本は「3秒で終わらせるつもりで来てるんだよ! 勝負だから!!」と容赦ない決着を狙う。

なんとか耐えた宮崎が「広田、セットーーー!」と指示を出すと、セコンドの旧姓・広田レジーナさくらがエプロンからボ・ラギノールの体勢で待ち構える。リング内ではロックアップ。宮崎が押し込もうとするが、押し負けそうになると、宮崎は広田の反対側に移動させる。だが、これも橋本が回避する。
ならばと宮崎はショルダータックル。飛び起きた橋本がオブライトの体勢。宮崎が耐えるとコブラツイストに変更する。宮崎もDDTでやり返し、髪の毛を掴んだキャメルクラッチ。さらに逆エビ固めへ。これを橋本はプッシュアップしながらブレイクする。
橋本は串刺しラリアットで反撃開始。スピアを狙うが、受け止めた宮崎がはずかし固めの体勢。しかし橋本の両足は開かない!? 宮崎が諦めると、橋本はガッツポーズ。ならばと宮崎はビッグヒップを狙うも、これも橋本が回避する。驚異的な筋力でしのいでいく橋本。
もう一度、はずかし固めを狙う宮崎だったが、これも失敗。マットを叩いて悔しがる宮崎。再びビッグヒップの体勢。今度は執念で成功させる。三度目の正直とばかりに、はずかし固めを狙うが、やはり橋本の内転筋に阻まれる。悔しさを隠しきれない宮崎は「筋肉バカ!」と罵声を浴びせる。橋本は「筋肉バカにしてんじゃねーよ!」と言い返すが、宮崎は「筋肉をバカにしてんじゃねーよ。お前がバカってことだよ!!」とさらに畳みかける。
続くラリアットは3度相打ちに。フォアアームの打ち合いとなる。これに打ち勝った橋本がダブル・バイセップスでファンにアピール。ロープに走るも、宮崎がラリアットで迎撃し、某人気テレビアニメのテーマ曲を歌いながら「ぎゅん!」を叫ぶ。お株を奪われ、悔しがる橋本も、ラリアットでやり返し、歌いながらの「ぎゅん!」で応戦。
10分経過。橋本の変形水車落としはカウント2。パワーボムの体勢。これを回避した宮崎が、コーナーへのジャーマン。すぐにコーナーに昇るも、橋本がパワーボムに切り返す。カウント2。すかさずオブライトを狙うが、宮崎がエビ固めに切り返す。そしてグリグリ目突きからの首固めへ。キックアウトされると外道クラッチを狙うが、回避した橋本がグリグリ目突き返し。これを宮崎は橋本の鼻に指を入れて脱出する。橋本は反則を主張しながら、スクールボーイ。キックアウトされると、すぐにラリアットで飛び込み3カウントを奪った。
2、チャレンジwave(時間無制限1本勝負)
○野崎渚(12分36秒、ドルミルⅡ)稲葉ともか●


レジーナ陥落後、マイペースに15周年に向けて歩みを進める野崎渚。今大会の相手は、JUST TAP OUTの稲葉ともか。稲葉もなぜか試合時間を「時間無制限1本勝負に変更お願いします」と地声でアピール。野崎渚が余裕を笑みを浮かべながら快諾し、この試合も試合時間が時間無制限1本勝負に変更された。
ロックアップから野崎が押し込む。ブレイクすると、稲葉がガットショット。そして稲葉は「来いよ、オラ!」と威勢のいい発言。少しイラッときた様子の野崎がコーナーまで追い詰めていき、ブレイジング・チョップを連発。ボディーシザースで捕獲する。耐えられるとバックブリーカー、キャメルクラッチへ。さらにリバース・インディアンデスロックから鎌固めに移行する。稲葉がしのぐと、野崎はヒザ蹴りからのコーナーホイップ。そして串刺しビッグブーツ、野崎式串刺しフロントキックをお見舞い。続くハーフハッチはカウント2。
劣勢の稲葉だったがミドルキックで流れを変えると、串刺し式の二段蹴り。そして、野崎の左足を集中攻撃。野崎もヘッドロックで脱出を試みるが、稲葉が取り返してレッグロック。そして、一撃必殺!ともか蹴りを狙うが、かわした野崎がフロントキック、おしゃれキック、ビッグブーツと畳みかける。キックアウトされるとスリーパーへ。
なんとか稲葉が耐えると、フォアアームの打ち合いに。続いて稲葉は得意のミドルキックを連発し反撃にかかる。これを受け止めた野崎がフォアアーム。稲葉もキックのコンビネーションでやり返し、アキレス腱固めで捕獲する。なんとか野崎がロープ。
稲葉はもう一度、一撃必殺!ともか蹴りを狙うが、これも回避した野崎がビールマンキック。フロントキックで追い打ち。キックアウトされると、ドルミルへ。なんとかアンクルホールドに切り返す稲葉。スリーパーを狙うが、野崎がチンクラッシャーで脱出。稲葉はサッカーボールキックで追い打ちをかけ、側頭部へのキックを決める。すぐにロープに走る稲葉だったが、野崎がカウンターのビッグブーツからのヒザ蹴り、そして、ドルミルⅡでギブアップを奪った。
3、メモリアルwave「プロレスゼミナール番外編」(時間無制限1本勝負)
○桜花由美(13分40秒、片エビ固め)KAORU●
※ビッグブーツ


waveでおこなわれているKAORUの「プロレスゼミナール」。今回は、オファーを打診した桜花由美自身が受講生となり、KAORUとシングルマッチをおこなった。

試合前、KAORUが「ちょっといい? 第1試合目、時間無制限1本勝負、第2試合目、時間無制限1本勝負、この試合、15分1本勝負でいいの? いや、いいと思うんだ、アタシはね。でも、流れってあるじゃん。一応ね、時間無制限にしとく?」とマイク。もちろん桜花が快諾し、この試合も時間無制限1本勝負に変更された。
開始からビッグブーツをめぐる読み合いの攻防。早速、KAORUがトレードマークのハーフテーブルを持ち出し、桜花の脳天を強打。そこから机上へのブレーンバスターを敢行する。そして、仰向けの桜花を叩きまくる。さらにはコーナーから机の角を落としていくが、桜花がキャッチ。今度は桜花が机で反撃にかかる。
机上へのブレーンバスター、コーナーから机を落としていく桜花。これはKAORUに命中。さらに串刺しビッグブーツを狙うが、KAORUがフロントキックで迎撃。ならばと桜花はKAORUの足をロープにかけて固定。串刺しビッグブーツでやり返す。
一方、KAORUはサミングで形勢逆転。足4の字固めで捕獲する。桜花は引っ掻きで脱出。場外にKAORUが転がり落ちると、場外でもブレーンバスターで追撃する。
リングに戻ったKAORUはブレーンバスターで反撃開始。返されるとヴァルキュリースプラッシュを投下させる。これを寸前でかわした桜花がバックドロップ、カカト落としへ。垂直落下ブレーンバスターもカウント2止まり。
KAORUは丸め込みで活路を見いだそうとする。キックアウトされるとフロントキックを叩き込み、ブレーンバスターにつなげる。エクスカリバーを放つが、桜花はなんとカウント1で返す。逆に桜花がネックハンギングボム。KAORUもカウント1で返し、両者ダウン状態。
カウント8で両者立ち上がり、桜花がビッグブーツ! KAORUもやり返し、打ち合いとなる。KAORUが連発していき、走り込んでの一発を狙う。これはかわされるも、KAORUは机を手にして、桜花を殴打。間髪入れずにフロントキックを決める。カウント2。
なおも走るKAORUだったが、桜花はカウンターのビッグブーツで逆転勝利を収めた。
◎試合後のマイク。
桜花「KAORUさん、ブログに最後の対戦って書きましたよね?」

KAORU「私とシングルマッチでしょ? タッグでは当たるかもよ。わからないよ、この先。でもラストシングルって私は思ってたから」

桜花「今日の試合で、私、まだまだKAORUさんから学びたいことたくさんできました。だから今日でラストと思うなよ。これがwaveだから。まだまだKAORUさんからたくさん今日も学びました。もっと学びたいと思いました。まだ引退まで何カ月あります?」

KAORU「5カ月?」

桜花「あるじゃないですかぁ!」

KAORU「5カ月弱…?」

桜花「プロレス教室番外編パート2もよろしくお願い致します。今日はありがとうございました」

KAORU「ありがとうございました。私の感傷的な気持ち返してくれない? 途中泣きそうだったんだから、じゃあまた。よろしくお願いします。ありがとうございました」
4、サクパラダイスプレゼンツ スクランブルWAVE(時間無制限1本勝負)
○門倉凛&青木いつ希(17分46秒、逆打ち)旧姓・広田レジーナさくら●&桃野美桜


昨年末にRegina di WAVEを獲得し、サクパラダイスなるプランを始動させた旧姓・広田レジーナさくら。SAKI、桃野美桜の勧誘に成功し、今大会では現・WAVE認定タッグ王者組の門倉凛&青木いつ希との対戦となった。

試合前、広田がマイクを握る。

広田「今日は1本目から無制限に変更。2本目も無制限1本勝負に変更。3試合目も…ちょっとイヤイヤだったけど、無制限1本勝負。今日のメインは、20分キッチリでやりたいと思います!」

桃野「イヤイヤ広田さん、思うんですけど、20分じゃパラダイスは伝えきれないと思うんですよ。いや、足りないと思います。えっ? そんなもんですか、逆に。ねえ!(観客に同意を求める)だから、この試合も時間無制限でいきましょうよ」
しぶる広田だったが、結局、メインイベントも20分1本勝負から時間無制限1本勝負に変更されてゴング。サクパラダイスを伝えようと意気込む広田&桃野が両手を広げて「ワーーー!」と奇襲を仕掛けるも、王者組があっさり迎撃。青木と門倉がダブルのショルダータックル。門倉のネックブリーカードロップ、ボディースラム2連発が決まる。カウント2。
広田もネックブリーカードロップでやり返し、桃野とタッチ。桃野はドロップキック、串刺しドロップキック、ボディースラムで反撃。ワキ固めで捕獲すると、広田も反対の腕をワキ固めに捕らえていく。これは青木がカット。
門倉はDDTを放って攻勢に出ると、逆エビ固めで捕獲する。カットに入るかのような広田はロープを走りまくって「頑張れ!」と応援。仕方なく桃野は自力でロープエスケープ。

青木が出ていき、「桜花さんがいつもやってるヤツ!」と桃野の上に乗ってニードロップ。猛抗議するセコンドの桜花。一人で耐えた桃野はエルボーから、旋回式ヘッドシザースホイップ、ドロップキックで反撃。広田と交代。
広田は青木をコーナーにセットすると、ボ・ラギノール。そして、桜花のように走ってからのボ・ラギノール、フェースクラッシャーをお見舞いする。ここで広田は「美桜、ダブル!」と要請。高田純次の体勢に入るが、これは桃野が拒否。

逆に門倉が割って入り、青木&門倉でダブルのブレーンバスターを狙う。これをDDTに切り返した広田。桃野も出ていき、ダブルのフェースクラッシャーを決める。そして、青木と門倉を場外に落として、広田がトペ・スイシーダの体勢。失敗に終わると、逆に門倉がチンクラッシャー、青木がダブルニーアタック、ブレーンバスターホールドにつなげる。
キックアウトした広田がスイングDDTで反撃。続く桃野がドロップキック8連発につなげる。キックアウトされると卍固めへ。

門倉がカットに入ると、広田も出て行くが、これは門倉が足止めする。青木と門倉はダブルのドロップキックを狙うが、未遂。逆に桃野がルーチャで投げ飛ばす。すぐさまJKボムを狙うが、青木も回避する。
タッチを受けた門倉が桃野にキャノンボール、ミサイルキックにつなげる。逆打ちは桃野も回避。フォアアームのラリーを挟んで、桃野が丸め込みを連発。門倉もスクールボーイでカウント2。すぐにロープに走るが、セコンドの桜花が足止め。桃野の低空ドロップキックを呼び込むが、門倉にかわされ、桜花に誤爆してしまう。
ここで門倉が変形ダブルリストアームサルトを狙うが、しのいだ桃野がブレーンバスター。カウント2。広田と交代。

広田はシャイニング・ウィザードからコーナーに向かう。足止めにかかる青木を拝み渡りへ。桃野も門倉に拝み渡りで追いかける。ロープジャンプは2人ともバランスを崩して失敗。しかし、すぐにダブルのカニばさみから広田が青木&門倉にボ・ラギノール。場外に落ちた青木&門倉に広田がトペ・スイシーダを決める。
リングに戻り、桃野が門倉にダイビング・ボディーアタック、広田がミサイルキックで追撃。へなーらサンセットを狙うが、コーナーに叩き付けて脱出した門倉。すかさず桃野が串刺しドロップキックでアシストに入るも、門倉にかわされ広田に誤爆してしまう。ならばと桃野は青木&門倉をニュートラルコーナーにセット。串刺しドロップキックを放つと、広田もセコンドにいる選手たち(KAORU、宮崎、稲葉、野崎、塚田しずく=練習生)を次々とハンマースルー。桜花も飛び込もうとするが、広田がガットショットで阻止する。そして広田自らが飛び込んで行くも、青木と門倉にかわされる。
すかさず桜花が広田にお返しの串刺しビッグブーツをぶち込むと、門倉がセカンドロープからのフットスタンプを投下。続いて逆打ちを狙うが、広田が着地。広田の裏拳をかわした門倉がドロップキック。広田も諦めずに裏拳、へなーらサンセットでカウント2。
ここで連係を狙う広田&桃野組。広田を踏み台にして桃野がドロップキックを放つ予定が、広田が押しつぶされて失敗に。逆に門倉が変形ダブルリスト・アームサルトでカウント2。逆打ちを狙うが、桃野がドロップキックで阻止する。ならばと青木が広田を足止め。門倉が改めてスーパキックからの逆打ちでレジーナである広田からピンフォール!
◎試合後のマイク
青木「凛ちゃーん、凛ちゃん×5、凛ちゃーん、勝った、凛ちゃーん。勝った、勝った、レジーナから勝ったよ。凛ちゃーん! 凛ちゃん、レジーナから勝ったら何があるか知ってる? レジーナに勝ったら、レジーナに挑戦できるんだよ! でも、私たちはタッグのチャンピオンだから、逆! レジーナ広田! レジーナさくら! そっちが私たちに挑戦するんだよー! 私たちがレジーナから勝ったから、レジーナが私たちに挑戦してこい! そして、そしてパートナーはもちろん、もちろーーーん、宮崎有妃ぃぃぃぃ!」

広田「えっと、試合が終わって、マイクを通してまとめると、私の持ってるレジーナに勝ったんだから、でもそっちはタッグチームだからタッグとして挑戦してこいと。私たち奇跡に」

青木「そう!」

広田「これまた大きく出ましたねぇ。大丈夫? 大丈夫? いいんだよ、やっても。挑戦してもいいんだけど、結果、わかってる? アタシ、二冠になっちゃうよ、これで。それでもいいなら、だってまだ予備校みたいなの通ってるんでしょ? 卒業できてないんだよね? 大丈夫?」

青木「私たち、前回のここでプロレスゼミナール合格してまーす! ねっ、マエストラ合格したよね?」

広田「(KAORUに)しました?」

KAORU「合格っていうか、卒業の見込みなしっていう…サジなげた感じ?」

青木「こないだ合格って言った!」

KAORU「だって、うるさいんだもん」

広田「まあその心意気はじゃあ買いますか…。じゃあ、ここは潔くそのべルトに奇跡、挑戦させてください! たじろいでるんじゃねーよ。堂々と受けろ、コノヤロー」

青木「オッケーーーーー! お願いしまーす」

広田「じゃあ決まったんですけど…。(桜花社長に確認)えっ、もうすぐやっていいの? 大阪でやるという案が出ております、いま。4月の3日? わかった。じゃあ、4月3日、大阪大会でタッグのタイトルマッチやりましょう!」

青木「オッケーーー! よろしくお願いしまーーーす!」
桜花「タイトルマッチね。えっと、ここでちょっと発表ごとがあって、えー、塚田! 上がって来て。(練習生の塚田しずくがリングに上がる)塚田が3月24日、エキシビションマッチやります」

広田「さっきムチャクチャなドロップキックやってたけど大丈夫?」

桜花「さっきリングに上がってきた度胸は認める。ちゃんとドロップキックができるように24日までに仕上げて来てください。そしてその対戦相手は、私が務めまーーーす。私がやりまーす。顔蹴るかもよ、覚悟しておけよ。そして、24日ね。(宮崎に)ちゃんと遙さんにはずかし固め、やってくださいよ。それをみんな目当てで来てるんですからね。全力でやってくださいよ。お願いします。(広田には)高瀬を押さえておいてくださいよ。そして、4月1日は、リブート2周年になります。桜花体勢になって、丸2年経つ日なので、この日は特別な大会にしたいなと思いまして、全試合シングルマッチにしたいと思います。広田さんは加藤さんとレジーナ」
広田「わかってる、何度も言わなくてもわかってる!」

桜花「いいんだよ、棄権しても?」

広田「やる、やる!」

桜花「やるのね。やってください。ちゃんとやってくださいね。そして、青木、門倉。君たちはいまタッグのチャンピオンですよね。そんな2人、試合を通して、絆を深めてください。ここでシングルマッチやってください。絆を深めてください。そしてボス! ボス、ボス。私たちボスマミだよね? サクパラダイス軍だけど、ボスマミだよね? 私たちの絆も強いよね? 強いだろ? 私たちがタッグを組むきっかけが私とボスのシングルマッチでした。なのでシングルマッチ、よろしくお願いします。いいですか? 試合を通してもっともっと絆を深めようね。蹴るよ。ガンガン蹴るからよろしくお願いします。じゃあ今日は門倉さん、レジーナから勝ったんで、締めていいですよ」

門倉「ハイ! 配信を見てくださっているお客様、会場にいらっしゃったお客様、本当にありがとうございます。レジーナから勝ちましたー! 勝ったのは私だからね。はい、では締めさせていただきたいと思います。自分が勝ったので、えー、自分の締め方で締めさせていただきたいと思います。みなさん、わかりますよね? 行きます、せーの! アイ・ラブ・マー…」

そこで広田がストンピング。

門倉「なんで? 勝ったから。勝ったもん」

広田「アホか、アンタが勝ってもそれはそれ。これはこれじゃ! それはホームリングでやれ、コノヤロー! 勝ったら何でもアリなのかよ、バカヤロー。ふざけんじゃねーぞ、オラ。何がパラダイスだ。いまだけはオコパラダイスだ、コノヤロー。何言ってるんだ、私も。なんだ、いまの。はずかしい。お前にシメは任せられないから、やりますけど、アタシが。昨日はたくさん雨が振って大丈夫でしたか? みなさんね、道もまだぬかるんでいるなか、ご来場どうもありがとうございました。配信ご視聴ありがとうございました。これからもパラダイスやっていくと、4月1日、4月3日もいろんなことが決まりました、みなさん乗り遅れないように、会場に来て、そして配信を見て、付いて来てください。いくぞ、これがwaveだー!」
◎バックステージ
青木「凛ちゃんがレジーナから勝ちましたよ、レジーナ」

門倉「レジーナに挑戦できるんだよね? なんでタッグって言った?」

青木「やっぱり私らもチャンピオンじゃん。だから、レジーナから防衛したら、防衛10回分になるでしょ」

門倉「アハハ。なに? 積み重ねみたいな、ハハハ」

青木「団体のトップから防衛したら、防衛回数10回分くらいにはなるでしょ」

門倉「まぁ、まぁ、自信にはなるよね」

青木「自信になるよ。自分でね、自分のことを過小評価したらダメなんだよ」

門倉「この2人がこのタッグタイトルで、宮崎さんと広田さんに勝ったら自信にはなるね。ビックリだよ、勝手にタイトルマッチ決めるから」

青木「やっぱ勢いよ」

門倉「広田さんみたいに、タイトルマッチを拒否しそうになりました、私」

青木「剥奪よ、それは剥奪よ」

門倉「いやでも、宮崎さんと広田さん。奇跡とタイトルマッチを3日?」

青木「3日。4月3日、大阪よ」

門倉「大阪で」

青木「ホーム、ホーム」

門倉「ホームならなおさら勝たないとね」
青木「ホームみたいなもんよ。これは勝つよ、余裕よ」

門倉「ウチらがすごくいままでゼミナールをやってきた結果が出る試合だと思うので、ここはもう勝って自信を持って、次につなげましょう、防衛戦」

青木「つなげましょう」

門倉「ウチらが防衛して、価値をあげていかないといけないので、いつまでもボスマミが持ってたwaveのベルトとか言われたくないし」

青木「奇跡の2人もずっとこれ防衛してましたからね」

門倉「防衛してたし。なんならね、私もNEW-TRAで持ってきたから、これ」

青木「そう! 私ははじめてだから、大事にしたい」

門倉「NEW-TRAでもね、このベルト価値をあげてきたと思うので、青木と門倉でもしっかり名前を残して、価値あげていけるように頑張りましょう」

青木「はい!」

門倉「(その前にシングルが決まったが)そうだ!」

青木「アハハハ。もう忘れてた」

門倉「すっかり忘れてた。シングルやりますよ」

青木「でもこれは憎くてやるわけじゃないですからね。絆を深めるためのシングルなので」

門倉「そうだね。やりましょう」

青木「やりましょう、しっかり」

門倉「これさ、青木と門倉シングルマッチやって、勝ったほうがもう固定で名前先っていうのにしてもらいたいんだけど。ははは。ちょっとGAMIさんに要相談で。間違えた、桜花さんだった社長(苦笑)。怒られる!」

青木「桜花さんに要相談で」

門倉「要相談で。やりましょうか」

青木「よし、そうしよう! オッケー、そうしよう。頑張りましょう」

門倉「頑張りましょう、シングルマッチ。これでね、ウチらも絆を深めてタイトルマッチにつなげましょう」

青木「そう! 3日につなげていこう。よし、頑張ろう、お願いします」
2021.03.01

「NAMI☆1~Mar.~’21」

日時
3月1日  月曜日
観衆
104人
場所
新木場1stRING
1、3wave(15分1本勝負)
○野崎渚(10分51秒、片エビ固め)神童ミコト●
※ノ
アールランサー・ハイ。もう1人は高瀬みゆき


3月のNAMI☆1(ナミイチ)興行が新木場1stRINGにて開催され、オープニングマッチには、野崎渚vs高瀬みゆきvs神童ミコトの3WAY戦がラインアップされた。野崎と高瀬は昨年のBeginning3・15新木場と、wave3・21大阪でそれぞれのベルトを懸け、二度対戦。結果はそれぞれが自身のタイトルを防衛している。

試合は、神童から力比べを挑んでいき、トライアングルの状態。そこから高瀬が逆水平チョップで野崎に仕掛けると、野崎は神童にブレイジング・チョップ、そして神童は高瀬に逆水平チョップをお見舞いする。三角リレーとなるなか、野崎が標的となり、高瀬&神童でチョップの乱れ打ち。さらに2人で野崎をロープに飛ばす。
しかし野崎がドロップキックで迎撃し、高瀬におしゃれキック。すかさず神童が高瀬にドロップキックで飛び込み横取りカバーする。カウント2。

反撃に転じた高瀬は野崎にドロップキック。しかし神童が高瀬をスクールボーイでカバーする。カウント2。神童の姑息な作戦に、野崎&高瀬が詰め寄る。そして、ツープラトンのブレーンバスターで神童を排除。

リング上は野崎vs高瀬の攻防となり、エルボーのラリー。さらに高瀬のラリアット、野崎のビッグブーツが交互に決まる。野崎がロープに走るが、エプロンの神童と衝突。リズムが変わり、すかさず高瀬がラリアットで突っ込むが、野崎が寸前でかわしたためエプロンの神童に命中してしまう。続いて高瀬の串刺しラリアット、野崎の串刺しビッグブーツがそれぞれヒット。野崎はハーフハッチからのスリーパー。ドルミルを狙うが、神童がカットに入る。
ここで神童は高瀬とのダブルを要求。野崎をアームホイップで投げ飛ばし、低空ドロップキックで挟み撃ち。さらに神童がスワンダイブ式ミサイルキック、高瀬のギロチンドロップでカウント2。

続いて高瀬vs神童の展開となり、神童がカニばさみからの低空ドロップキック。コーナーホイップするも、高瀬がブーメラン式ドロップキックをお見舞い。今度は高瀬が串刺しラリアットで飛び込んで行く。寸前でかわした神童が走るも、パワースラムで叩き付ける高瀬。そしてカミカゼからギロチンドロップにつなげる。カウント2。仕留めにかかる高瀬だったが、ロープ際で野崎が足をすくって妨害。その野崎がランニング・ダブルニーアタック、ノアールランサーで飛び込む。キックアウトされるとドルミルへ。
耐えられると、野崎がビールマンキック、フロントキックでカウント2。神童を仕留めにかかる野崎だったが、割り込んだ高瀬が野崎にカウンターのラリアット。コーナーに昇る高瀬。野崎が追いかけ雪崩式ブレーンバスターでカウント2。高瀬もラリアットで一矢報いるも、野崎はビッグブーツで応戦していく。

ここで神童が復活し、野崎&高瀬にまとめてジャックナイフ。さらに高瀬にドロップキック、スワンダイブ式変形ジャックナイフエビ固めへ。だが、これは高瀬が切り返し、カウント2。すぐに高瀬はカウンターのラリアットを叩き込むと、えびす落としを敢行する。

キックアウトされると、すぐに走る高瀬だったが。野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ、そのまま神童にもノアールランサー・ハイを叩き込み勝利を収めた。
◎試合後のマイク
野崎「高瀬! 高瀬と当たったのって、去年、お互いベルト持ってたときにお互いのベルト懸けてタイトルマッチやった以来だったよね。久々、1年ぶりに試合して思ったことはアナタのラリアット、1年前よりもメチャクチャ効いたわ。昨日は名古屋で桃野に言ったんだけど、高瀬もやっぱプロレス好きなんだなって伝わる選手だと思っています。だからアナタもキャッチ、エントリーしますよね? そのときシングルマッチできることを願っています。ありがとうございました。あとミコトどこ?(リング下の神童を見つける)ミコトはお調子者なんだね。(改めて神童の顔を確認し)ひっどい顔(苦笑)、ひっどい顔してるわ。上がって来ていいよ。ミコト、お調子者で変な顔してるミコトもメチャクチャいいと思います。もしシングルマッチやったことないからさ。ミコトともやりたいと思っています。よろしくね!」
2、プロレスゼミナール・追試~スクランブルwave(20分1本勝負)
KAORU&○米山香織(10分21秒、エビ固め)門倉凛●&青木いつ希
※丸め込み

息が合うようで、なかなか合わない現・WAVE認定タッグ王者の門倉凛&青木いつ希組。2・14新木場では「プロレスゼミナール・補習」と題して、マエストラKAORU組(パートナーは桜花由美)と対戦するも、桜花のビッグブーツに敗れるという不覚を取ってしまう。内容的にもミスが目立ったこともあり、KAORUは追試を提案。今回、門倉&青木vsKAORU&米山香織というカードが組まれることとなった。
試合前から青木が「よろしくお願いしまーす!」といつもの元気な挨拶。KAORU組が握手に応じると、青木と門倉が奇襲をしかけるが、同時のドロップキックは……門倉は米山にヒットさせるも、青木はKAORUのフロントハイキックに迎撃されてしまう。すぐさまKAORU&米山はダブルのフロントハイキックを青木にお見舞いする。

そのままKAORUが青木をコーナー攻めへ。リストロックから青木の指を噛む。そしてアームブリーカー。さらには青木の両手にフットスタンプを放っていく。
米山が出ていき、青木にキャメルクラッチ。KAORUも出ていき米山と変顔をキメる。劣勢の青木だったが串刺し攻撃で形勢逆転。門倉も続いたが、かわされてしまう。青木は門倉がいるコーナーにKAORU→米山をハンマースルー。そして、青木の串刺しラリアットで飛び込むも、門倉に誤爆してしまう。

怒った門倉は青木にエルボー弾で飛び込むも、青木にかわされ米山にヒット。青木が串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。
一方、米山もグルグルパンチ、クロスチョップを放って、KAORUと交代。KAORUはハーフテーブルで青木の脳天をブチ抜くと、テーブルの上へのブレーンバスターを敢行。これは反則と見なされノーカウント。ならばとKAORUはハーフテーブルの角をコーナーから落としていく。これは寸前で青木が回避。しかし、マットに傷が付いてしまった模様。

ちょっと怯んだKAORUに対し、青木がテーブルの上にデッドリードライブで投下する。さらに門倉とのダブルのショルダータックルを成功させると、門倉が青木をカニばさみでKAORUの上に投下。その上に門倉がフットスタンプを放つ。
そのまま門倉が出ていき、KAORUに低空ドロップキック。キャノンボール、ミサイルキックでカウント2。リバースDDT、スクールボーイはいずれもカウント2に終わる。KAORUもビッグブーツでやり返し、ハーフテーブルで強打していく。気合を入れながら立ち上がる門倉。ダブルの攻撃を目論む青木と門倉だったが、KAORUが側転でかわし、米山とのフロントキックを成功させる。続けざまにKAORUは垂直落下ブレーンバスターでカウント2。

かわった米山は門倉に後頭部へのランニング・ニー、セントーンで続く。カウント2。コーナーに昇るも、門倉が雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。そして、青木のバックフリップを挟んで、セカンドロープからのフットスタンプでカウント2。ダブルリストアームサルトも敢行する。キックアウトされると走る門倉。KAORUがトラースキックで妨害すると、青木がKAORUを排除にかかる。米山にも向かう青木だったが、これは返り討ちに。

ここで門倉&青木はダブルのトラースキックをお見舞い。門倉が丸め込みにいくが、カウントの最中、KAORUがテーブルでカットに入る。形勢を入れ替えた米山が強引に丸め込み、3カウントを奪った。
◎試合後のマイク
KAORU「ヨネちゃんありがとね。チョー、かわいかった。なんて生き物なの? かわいくてしょうがない(笑)。あのさ、追試…(デスクの角で傷ついたマットをTommyレフェリーに指摘され)何? ああ、これちょっと踏んどいて、絶対GAMIに見つからないで。(二上美紀子会長がリングの方に向かおうとすると)あっ、なんでもないです。なんでもないので、ちょっと向こう行っててもらって、えーっとですね。追試ってことで、この試合、追試ってことで。追試は2000円かかるって、Twitterで言ってたけど、お前、コレ、こんなに安くないからな? なんだ? 2000円って。(一人)1000円、1000円か?」

青木「学校のときの話ですから……」

KAORU「もうちょっとだけ高いから、(マットの)修理費に徴収して、(修理に)あててもらって、これね。まあ、(追試の結果は(いいんじゃないでしょうか、今日。うん。タッグって組んでいる相手を引き揚げるのも大事だけど、歩み寄るのもすごく大事なことだから。今日もね、凛も歩み寄ってたし、青木は上がろうと必死だったし、姿勢は見えたから、もういいかも。もうやりたいくない、うるさいから、正直(苦笑)。(二上会長に確認)いいですかね?(OKをもらうと)じゃあ、そういうことで。あとで、あそこにいるカメラ向けている人(二上会長)が徴収に行くんで、追試代を。よろしくお願いします。ありがとうございました!」
3、サクパラダイスプレゼンツ~スクランブルwave(20分1本勝負)
桜花由美&○桃野美桜(17分13秒、JKボム)旧姓・広田レジーナさくら●&SAKI

Regina di WAVEを獲得したことでサクパラダイスなる新たなプランをブチあげた旧姓・広田レジーナさくら。2・14新木場大会でSAKIを勧誘し、今大会からいよいよサクパラダイスが本格始動。前・タッグ王者組の桜花由美&桃野美桜(BOSS to Mammy)と対戦した。

試合前から広田が「お前ら、今日はサクパラダイス・プレゼンツだからな。わかってるだろうな? お前たちの中のパラダイス、出して見ろよ!」と挑発。ゴングが鳴らされると、早速サクパラが桃野を捕まえトレイン攻撃。2回目は桃野がかわしてドロップキック。ボスマミの“担いで”“投げて”が決まる。カウント2。
桜花が出ていき、ヘアーホイップ。だが広田もガットショットを叩き込み、拝み渡りを敢行する。すると桃野もSAKIに高速で拝み渡り。広田を追い抜かして、アームホイップ。その振動で広田は転落してしまう。「恥かかせやがって!」と広田は、桜花にカニばさみからのボ・ラギノール。

かわったSAKIが桜花にカベルナリアを狙うが、持ち上がらず。逆に桜花がカウンターの払い腰からワキ固め。桃野も反対の腕を捕獲し、2人で腕固めの体勢。広田はカットに入ると見せかけて、SAKIを応援するだけ。観客の笑いを誘う。なんとか自力でしのいだSAKIがブレーンバスターでやり返し、交代となる。
桜花vs広田となり、桜花が「クソババア!」と串刺しビッグブーツ。ボスマミで美桜ロケット、桜花のケンカキックでカウント2。もう一発狙うが、広田が迎撃し、スイングDDTに切り返す。そして、高田純次へ。桜花が両足でブロックすると、広田は「そうか、桜花がやるってことか!」と桜花にやらせようとする。だが、桜花がロープに走ると妨害。広田は「何度も言わせるなよ! お前は年齢制限でできねーんだよ。新しく入ったサクパラダイス軍のSAKIが見本見せてやるから。SAKI来い!」とSAKIにやらせようとするが、SAKIは拒否。
形勢が入れ替わり、ボスマミがダブルを狙うが、かわす広田。すかさずSAKIが飛び込み、2人同時のフェースクラッシャーをボスマミに決め、プロレスLOVEポーズの揃い踏み。さらにSAKIは広田をブレーンバスターで桜花の上に投下。

場外に桜花が落ちると、トペ・スイシーダを狙う広田だったが、これは失敗。
続く桜花のダイビング・サンマドロップはカウント2。ネックハンギングボムを狙うが広田がウラカンラナに切り返し、SAKIと交代する。

SAKIはカウンターのボディープレス、エルボードロップを敢行。桜花もスタンガンで流れを変えると、ケンカキック、バックドロップでカウント2。さらに桜花のカカト落とし、桃野のダイビング・ボディーアタック→低空ドロップキックと波状攻撃を仕掛けていく。桃野はフェイントを入れたフットスタンプを見舞うと、カサドーラを狙うが、SAKIが踏ん張りアトミックドロップ。間髪入れずに広田がボ・ラギノールにつなげる。桜花にもアトミックからのボ・ラギノールを放つと、サクパラが尻攻めのオンパレード。
ここでSAKIはダブルを要請。カンパーナで捕獲すると、広田がボ・ラギノールで合わせていく。さらに側転からのボ・ラギノールと畳みかける広田。そして桃野を場外に送り出すと、トペ・スイシーダをお見舞い。リングに戻ってへなーらサンセットでカウント2。残り5分となり、広田がシャイニング・ウィザードを狙うが桜花が迎撃し、今度はボスマミがファンタスティックフリップ、高い高いへ。さらに連係の垂直落下ブレーンバスターからエビ固めで飛び込む桃野。キックアウトされるとロープに走る桃野だったが、広田のふらふらドーンでカウント2。
今度は広田が夜叉スープレックスの体勢に。これを回転エビ固めに切り返す桃野。カサドーラからのフットスタンプもカウント2。JKボムはSAKIがフロントキックで妨害。桜花も桃野の助けに入るためビッグブーツで飛び込むも、広田にかわされボ・ラギノールの餌食に。のけぞる桜花を踏み台にした桃野がJKボムにつなげて勝利を収めた。
◎試合後のマイク
広田「ボスマミ、さすがだよ。パラダイス軍、負けちゃったけど、でもSAKI安心して。負けが、負けじゃないからさ。深いでしょ? いい? サクパラダイス軍は負けても別に気にしないよ。だって、そのパラダイスに、この会場がパラダイスになったらそれでいいじゃない。そうですよね? 今日、サクパラダイス・プレゼンツ・パラダイスこれ成功じゃないですか? これもボスマミの心にパラダイスがあるからだと私は思います。例の物をお願いします。(薄いTシャツが用意される)サクパラダイス軍、入ってください。(桜花がその気になりかけると)オメーじゃねーよ、桜花、バーカ! 誰がお前みたいに絶対、闇抱えてるみたいな、ヤツ…。下がれ、下がれ、下がれ、ホラ。美桜、アンタの心にはパラダイスがある。受け取って」

桜花「ノーだよ、ノー!」
広田「いいから受け取ってみて。いいから受け取ってみて。Tシャツ作ったから」

桃野「…かわいい」

広田「ほら、ね? 『かわいい、桃野美桜』って書いてあるんだよ?(桃野がTシャツを着る)いい感じにスケてるねー(苦笑)。ホラ! ねえ、桜花さんはしょうがないんだよ。別に美桜が悪いわけじゃないんだよ、桜花さんにはパラダイスがそんなにないからしょうがない(笑)。なさそうだもん、だって。サクパラダイス軍、どんどん増殖しております。サクパラダイス軍、増殖成功! これからの軍団活動楽しみにしていてくださーい」
4、コンプライアンスwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(10分39秒、エビ固め)梅咲遥●
※梅咲のラ・マヒストラルを押しつぶして

おそらく日本の全女子プロレスラーから恐れられている、宮崎有妃のはずかし固め。現在、宮崎がそのターゲットとして狙っているのが、ワールド女子プロレスディアナの期待の新星・梅咲遥。これまでは未成年ということもあり、はずかし固めをひたすら我慢。コンプライアンスを遵守していた宮崎だったが、2月7日に梅咲が二十歳を迎え、もう何も気にすることがなくなった。宮崎の老かいテクニックの前に、梅咲ははずかしい姿をさらされてしまうのか、それとも…?

試合前から明らかに気合が入っている様子の宮崎。一方、明らかにイヤそうな梅咲。宮崎は早くもエアーではずかし固めの予行練習。組み合った瞬間、早速、狙いに行くが、これは梅咲が回避する。
宮崎がフロントネックロックに捕らえるも、攻守を入れ替えた梅咲がストンピング。そしてリバース・インディアンデスロックで捕獲する。そして弓矢固めへ。崩れると、梅咲がコーナーに駆け登る。追いかけた宮崎は両足を開いて梅咲の悲鳴をあげさせると、はずかし固めの体勢。これを堪える梅咲。ロープに走るも、宮崎がラリアット。続くはずかし固めも、また失敗。

逆にドロップキックを放った梅咲がコーナーに昇る。追いつかれるも、回転エビ固めに切り返す。
抵抗しまくる梅咲に対し、宮崎は「おーい、この試合の意味、お前わかってないだろ?」と諭し始める。そして「(このためにチケットを買った観客のために)感謝の心だよ。やるしかないんだよ。(息を)吸って吐いて。大丈夫。大丈夫」と優しく説得していくが、梅咲は場外に逃げ込む。そして、場外ドロップキック。カウントアウト勝ちを狙うも失敗に。
リングに戦況が戻り、梅咲のクロスボディーは宮崎が迎撃。今度こそはとはずかし固めを狙うが、再び場外に逃げ込む梅咲。宮崎に捕まり、「お母さん助けて!」と最後の頼み。どうやら客席に梅咲の母親が観戦している模様。さすがの宮崎も、「親呼ぶのはナシ!」と躊躇する。張り手を見舞った梅咲がネックブリーカードロップ。セカンドからのドロップキックを2連発。宮崎は串刺しラリアットで応戦する。梅咲もヘッドシザースホイップからプランチャ・スイシーダをお見舞い。
再びリングに戻って梅咲がミサイルキック。しかし宮崎もえびす落としを放って流れを変える。ムーンサルト・プレスを狙うが、セコンドの高瀬が妨害。梅咲がバックドロップに切り返し、ブロックバスターホールドでカウント2。ここで宮崎は目潰し。はずかし固めを狙うが、梅咲は足をクロスして必死の抵抗。足が開きかけると高瀬がまたもやカット!
すかさず梅咲がラ・マヒストラルを狙うが押しつぶした宮崎が3カウント!? 宮崎ははずかし固めを決めることなく、試合に勝ってしまった…。
◎エンディング
宮崎「ちょっと待って×2。もう1回、試合しよう。もう1回! お願い。お願いします。もう1回。なんで!? これじゃ申し訳が立たないよ。(時間を見て)たしかにあと(8時まで)10分しかない…。ちょっと待って。あの(次回大会の)3月14日、3月14日って?」

梅咲「試合が…」

宮崎「うるせーな、関係ねーよ! 昼とか夜とかわかれてないの? ドかぶり?(梅咲がうなずくと)ゲーーー、どうするの? 気まずいよ。こんな試合に勝って、勝負に負けるなんて…。今月中に今月中、なんかどうにかならないかな? お願い! 今月中に試合!!」

桜花「3月中にやりたい?」

宮崎「そう、私こんなに、こんなワガママなこと言ったことないでしょ? お願いだから!」
桜花「お客さんも見たい? 見たい? 見たい?」

宮崎「お母さんも来ない。お前、お母さん…」

桜花「じゃあわかった、GAMIさん、GAMIさん! このあとスケジュールの空いてる会場、押さえて」

宮崎「すみません!」

二上会長「(二上会長がスマホを手にしながら)いま?」

桜花「いま、ナウ! 梅咲が空いてる日と、会場が空いてる日」

宮崎「おい、高瀬、お前何してるんだよ。お客さんに謝れよ!」

桜花「謝れよ!!」

宮崎「画像作ってくれた人とか楽しみにしてるんだよ」

桜花「(二上会長が会場を押さえている間に)いまちょっと決まったことがあるんで発表していいですか? ちょっと広田さーん、広田×2、広田さーん。レジーナ広田!」

広田「レジーナだけど、呼んだ?」

桜花「上がって来いよ。昨日、加藤園子と防衛戦やるって言ったよね?」

広田「やるって言ったっていうか、私は『やりたくない』って言った。だけど、社長が『だったら剥奪すっぞ!』って言うから、私は『じゃあ、やります』って言った。それが正しい経緯です。私から言ったわけじゃない。パワハラを受けて、言ったんです」

桜花「でも、言いましたよね?」

広田「言いましたよ」

桜花「日程、調整しましたよ。決まりましたー」

広田「そういうことだけ早いよね、本当にぃ……」

桜花「決まりました。4月1日の新宿FACEで防衛戦、決定しました。防衛戦するか、剥奪するか、どっちがいい?」

広田「わかった、わかった。やりますー! えっ、4月の?」

桜花「1日」

広田「1日?」

桜花「FACE」

広田「新宿FACE?」

桜花「新宿FACE!」

広田「わかりました。園子さんとレジーナ防衛戦、タイトルマッチやります」

桜花「はい、決定しましたー!」
そこに二上会長が現れる。どうやら空いている会場が見つかった模様。

桜花「24日、水曜日、アイスリボンの道場が空いてるそうです。あ! ディアナさんも24日、空いてるそうですー。OKだそうです。なので、24日やっていいですよ。やっていいですよ」

宮崎「おい、ディアナからOKもらったぞ? 会社がいいっつってんだよ。高瀬、オメー邪魔しやがって。みんなに謝って帰れよ、わかったな? 高瀬と梅咲遥、お前ら、組めよ。3月24日、奇跡vsルミナス、(高瀬に)24日は空いてる?(と慌てて確認すると……)」

高瀬「ガラ空きです」

桜花「じゃあ、のちほど坂口さんに言っておく」

宮崎「あとで正式決定したら発表します。今日中か明日中には必ず。3月24日、蕨で道場」

桜花「アイスリボン道場で」

宮崎「夜、奇跡vsルミナス、決定だよ。(高瀬に)お前が邪魔しなければ、それなかったんだからな。わかってるのか? お前にも……。でもはずかし固めはあんまり見たくないから、いろんなこと考えておくよ。お前に対してな!」

広田「覚悟しておけよ!!」

宮崎「どうですか、お客さん! ウチのレジーナが出たんだからな、負けるわけにはいかないんだよ。待っとけよ! さっさと帰れー!!」
桜花「ちょっと24日、もう一つやりたいカードがあるんですけど、いいですか? 塚田、塚田! ちょっと上がっておいで! みなさんもご存じの通りウチのwaveの練習生の塚田しずく(つかた・しずく)です。いまデビューに向けて頑張っています。でいま、デビュー戦を4月1日で設定しています。それまでにデビューさせたいと、本人もしたいと言っています。なので24日にエキシビションマッチやろうと思っています。それまでにちゃんとデビューできるように仕上げてください」

塚田「はい」

桜花「みなさん応援のほうよろしくお願いします。締めてください」
宮崎「いやこんな…こんな悔しい…あっ、8時になっちゃう! では次回大会は3月14日、新木場大会。そして、いま決まった3月24日、蕨・アイスリボン道場、ぜひみなさん来てください。必ず、そこでは必ず、アイツにはずかし固めを決めたいと思います。今日は見ているみなさん、どうもスミマセンでした! 笑顔で終われると思ったのにぃ、みんな一緒に言ってくれるかなぁ…。不安だよ。みなさん、拳を突き上げて、これがwaveで締めましょう。すみません、本当にすみませんでした。行くぞー、これがwaveだ! ありがとうございました」
2021.02.28

『NAGOYA WAVE~キン☆シャチ~vol.20』

taisenn
1、NAGOYA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○桜花由美 (8分58秒 片エビ固め)Yappy●
※ビッグブーツ

taisenn
2、NAGOYA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○門倉凛&青木いつ希(15分23秒 変形ダブルリスト)沙恵&杏夏●


taisenn
3、NAGOYA・Future wave(15分1本勝負)
△野崎渚(時間切れドロー)桃野美桜△

taisenn
4、NAGOYA・プレミアムwave(30分1本勝負)
SAKI&○高瀬みゆき&本間多恵(17分08秒 片エビ固め)宮崎有妃&ハイビスカスみぃ&神童ミコト●
※ローリングストーン

taisenn
5、Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合〜(30分1本勝負)
○<王者> 旧姓・広田レジーナさくら (17分08秒 ヘナーラ)KAORU<挑戦者>●
※第16代王者2度目の防衛に成功

2021.02.14

「Valentine wave 2021」

◎入場式
大会に先立ち、選手入場式がおこなわれ、桜花由美社長が代表の挨拶をおこなった。

桜花「みなさん、こんにちは! ありがとうございます。本日はご来場、誠にありがとうございます。そして、カンフェティで動画配信をご覧の皆さんありがとうございます。本日、昨日の地震のため仙女のチサコ選手と金子選手が交通機関がすべてストップしてしまったため本日は欠場となってしまったことを深くお詫び申し上げます。本当に楽しみにしていた皆様、申し訳ございません。えー、必ずクソ女night☆対チサコ&金子の試合はどこかでやりたいと思っておりますので、みなさんぜひ楽しみにしていてください。えー、本日はバレンタインということで、みなさんがハッピーな気持ちで帰れるよう、全選手一同、一生懸命頑張りますので、拍手と足踏みのほうよろしくお願い致します」
1、Future wave(20分1本勝負)
桃野美桜&○Maria(12分19秒、ベイブスネイク)星いぶき&Yappy●

2月13日に5周年を迎えたばかりの桃野美桜がMariaを従えwaveに参戦。アイスリボンの星いぶき、P’sPartyのYappyとタッグで激突した。

マーベラス勢が奇襲を仕掛けてゴングを迎える。早速いぶきを捕まえ、連係に成功する。「アイ・ラブ・マーベラス」をファンに向けて叫ぶも、Yappyが妨害。そして今度はアイスリボンの連係が決まる。
Yappyは自慢のヒップで桃野に「重いですか?」とプレッシャー。耐えた桃野もドロップキックでやり返してパラダイスロックへ。続いてMariaが出ていき、Yappyの腕を蹴り上げると、桃野がドロップキックにつなげる。Yappyもフロント・ネックロックで桃野をブンブンまわして、いぶきと交代。
いぶきは桃野にクロスボディーを連発。そして桃野をロープ際に座らせ、Yappyがヒップドロップ、いぶきが低空ボディーアタックを放つ。そして逆水平チョップをお見舞いする。

劣勢の桃野だったが串刺し攻撃を回避し、流れを変えるとカサドーラからのフットスタンプ。セカンドからのドロップキックでカウント2。
続くMariaがハイキックをいぶきに連発していく。正面ドロップキックでカウント2。いぶきの逆水平チョップ、Mariaのフロントキックがラリーとなる。そこからいぶきが河津掛け。そのままグラウンド卍固めへ。耐えられるとネックブリーカードロップを放ってYappyと交代となる。

YappyはMariaにヒップドロップを連発していき軽々担ぐも、Mariaも着地。すぐにYappyがロープに走る。これを桃野がドロップキックで妨害し、Mariaがクリストへ。耐えられるとトラースキック。キックアウトされるとワキ固めで捕獲する。これはいぶきがカット。
ここでアイスリボン勢はダブルを狙うが、かわしたMariaが逆に桃野とのドロップキックを成功させる。すぐにMariaがコーナーへ。ファンタスティックフリップを狙うが、自滅。逆にいぶきがダイビング・ボディーアタック。Yappyがストレッチボムにつなげる。桃野のカットが間に合い、カウント2。

ロープに走るMariaだったが、Yappyがボディーアタック。仕留めにかかるYappyだったが、Mariaがカウンターのベイブスネイクでギブアップを奪った。
2、サクパラダイス・スカウトキャラバン~コミカルwave(15分1本勝負)
○SAKI(13分47秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●
※ランニング・ブレーンバスター


昨年末にレジーナとなった旧姓・広田レジーナさくら。そのときに明かしたプランが「サクパラダイス」の存在だった。正直なところは名前先行の企画だったが、今大会よりいよいよ始動することに。まずはスカウトキャラバンと題してSAKIとのシングルマッチが組まれた。
にらみ合ったあと、慎重に力比べとなる。広田が力で勝り、ブリッジ状態のSAKIの上に乗るが、SAKIが腹筋ではね除ける。広田のスクールボーイはカウント2。クロスボディーを狙うが、SAKIがフロントキックで迎撃する。

攻勢に転じたSAKIがヒザ蹴り。広田をトップロープにセットしニーリフト、リバーススプラッシュを投下する。
広田もネックブリーカードロップからフェースクラッシャーへ。「寝とけ、わかるだろ?」とSAKIを仰向けにさせると、高田純次を敢行する。SAKIが回避すると、広田は「しょうがない。お前が代わりにやるってことか!」と仰向けになる。SAKIは無視してバックドロップ。これを着地した広田がボ・ラギノール。走り込んでの一発をお見舞いすると、SAKIが場外へ。広田はトペ・スイシーダを狙うが、これは失敗。
コーナーに登るSAKIに、広田は「え、こっちも?」と拝み渡りにトライさせる。ゆっくりとSAKIが拝み渡りを敢行。ロープ上のジャンプを試みるが転落すると、すぐに広田がボ・ラギノール。SAKIのアトミックドロップ、広田のボ・ラギノールがラリーとなる。そしてダブルダウン。
SAKIは再びアトミックドロップからフロントハイキック。ブレーンバスターを放ってカンパーナにつなげる。耐えられるとSAKIがパワーボムのような体勢。これを広田がサクラライトに切り返す。そして夜叉スープレックス、へなーらサンセットを敢行。キックアウトされると夜叉ロックで捕獲する。

続いてロープに走る広田。SAKIがカウンターのファルコンアローから押さえ込むが、広田が切り返していく。カウント2。
SAKIのビッグブーツ、広田のバックブローの打ち合いとなる。一進一退の攻防となると、広田が「ちょっと待て。プロレスでは勝敗がつかない。こうなったらホーミーで勝負だ!(まずはホーミーの説明をしたあと)でも、実際どういうことかわからないと思うので、今日たまたま海外からホーミーの第一人者が来てくれています。AEW・志田光! ホーミーやりにいこい。お前しかいないだろ。あのホーミーをやってくれよ」と来場していた志田光を強引にリングに上げる。
志田は躊躇しながらも、ホーミーらしきものを微妙な感じで披露。だが、広田は「お前何しにきたんじゃ。何しとんじゃ!」とバッサリ切り捨てる。辱めを受けた志田がストンピング。SAKIとのダブルを狙うが、広田がチョークスラムの体勢。
回避したSAKI&志田がダブルのブレーンバスターを敢行。すかさずSAKIがアトミックドロップ、フロントハイキックにつなげ、最後はブレーンバスターでトドメを刺した。
試合後のマイク。

広田「SAKI、さすがだったよ。そして志田! 久しぶりにお前のホーミー聞けてよかったー。いつでも、いつでもやりに来てくれよ。海外でもホーミー頑張って使ってくれ。SAKI、この試合のタイトル『サクパラダイス・プレゼンツ・スカウトキャラバン』。私、いまサクパラダイスという楽園を展開するために、サクパラダイス軍をスカウトしています。見事、合格! 満場一致ですよね!? お前こそ、サクパラダイス軍に必要だ! なっ!×2」

SAKI「えっ? すみません。急に呼ばれて、ちょっと流れとか掴めてないんですけど、サクパラダイス? ちょっと、よくわかってないんですけど…私は今日チャンピオンに勝ったという結果を残せただけで満足で、もう今日は…」

広田は気にせずTシャツをセコンドに持って来させる。
広田「試しに着てごらんよ、コレ。試しに。『かわいるど』って書いてるから。誰が見てもアナタのでしょ? ちょっと薄めのTシャツだけど。(SAKIが着ると)いいじゃん、今日から2人でサクパラダイス盛りあげていきますので、今日はありがとうございました!」
◎バックステージ
広田「(「おめでとうございます」と声をかけられると)ありがとうございます」

SAKI「私ですよね? おめでとうございますって」

広田「いや、私。じゃあ、お互いにめでたかったということで、この試合は。ありがとうございます。はじめてのサクパラダイス軍入団者ということで、本当にSAKIがほしかったので、今日こういう形でスカウトキャラバンやって、SAKIがこのTシャツを着てくれたということで、2人でやっていこうと思います」

SAKI「私、今日、ただただレジーナの広田さんとシングルを組ませていただいて、それだけで。絶対にチャンピオンに勝つぞ!という意気込みだけで今日ここに来たので、結果を残せて本当にうれしく思います」

広田「心強いです」

SAKI「いや、コレ私…」

広田「すっごい似合ってるよ」

SAKI「そうですか?」

広田「どう? このスケスケのTシャツでいこうかなと思って。サクパラダイス。これから温かくなってくるし」

SAKI「ちょっと悩んだんですけど、カワイルドって書いてくださってるのは私のためだけの1枚だなと、特別に」

広田「これからどんどん、軍団員を増やしていくのが私の目標なので、パラダイスをwaveに展開するということで第一歩、大成功!」

——前髪切りすぎじゃないですか?
広田「うっさいな! だからサクパラダイス軍に入る人は条件として、うすうすTシャツを着て前髪を短くするのがパラダイスにおける気合の現れということで統一していこうと」

——野望は?
広田「これでまず一人増えたでしょ? もっと何人もいるんですよ、コイツパラダイス軍に欲しいなっていうヤツ、そいつらを全部軍団入りさせた暁にはぜんぜんパラダイスじゃない人たちと対戦をして、その人たちの心にパラダイスを、そうしていったらさ、世界中の人がパラダイスの心が持てるじゃない」

SAKI「素晴らしいですね」

広田「世界平和なわけよ、私が掲げるものは」

SAKI「そんな大きいものだったんですね」

広田「そうだよ」

SAKI「その第1号に…光栄です。ありがとうございます」

広田「世界平和目指していきましょう!!」
3、wave of waves(15分1本勝負)
○野崎渚(14分9秒、逆さ押さえ込み)宮崎有妃●


久々に宮崎有妃&野崎渚のクソ女night☆のタッグが予定されていたが、センダイガールズのDASH・チサコ&金子夏穂が昨晩(2月13日)起きた地震のため来場が困難となり急きょ、宮崎vs野崎のシングルマッチに。2人の対決は、20年7・7新宿でおこなわれたレジーナ戦以来となる。
先に入場した宮崎はイスを持って登場。リング上でチサコポーズを決めて、ファンサービス。試合は観客の手拍子のなか、ロックアップ。宮崎が押し込みクリーンブレイク。すぐに野崎はブレイジングチョップを連発していき、カウンターのブレイジングチョップ。鎌固め、顔面バーン!へ。しかし、重量オーバーで持ち上がらず。
今度は宮崎がDDTを放って顔面バーンの体勢。ところが「やり方がわからない!」と途中で諦め、逆片エビ固めに切り替える。脱出した野崎がスリーパー、大外刈りからドルミルへ。ローリングで回避する宮崎。
野崎はブレーンバスターで追撃を試みるが、宮崎が堪えてビッグヒップ。そして「カメラの準備をしろ!」と、はずかし固めの体勢に入るが、「今日はな、お前じゃねーんだよ。お前のなんて見飽きてるんだよ。今日はずかし固めをかけられるのは志田!」と、試合を見ていた志田を再びリングに呼び込む。宮崎がはずかし固めを決めると観客は大盛り上がり。
改めて宮崎は「志田、ありがとう!」と感謝を叫ぶも、すぐに野崎がミサイルキック! おしゃれキックから走る野崎だったが、宮崎はTommyレフェリーを盾にし回避すると、イス攻撃。コーナーに登るが、今度は野崎がイスを投げつけ回避する。そして雪崩式ブレーンバスターを敢行する。
10分経過。今度は宮崎がお返しの雪崩式ブレーンバスターを見舞って、ムーンサルト・プレスを投下する。これを寸前でかわした野崎がランニング・ダブルニーアタック。一方、宮崎もショートレンジ・ラリアット2発で応戦する。
3発目をかいくぐった野崎がドルミルⅢへ。形が崩れると、ビールマンキックをお見舞い。ロープに走る野崎。これを宮崎が妨害すると、野崎はイスを投げつけザキゴエを敢行。ならばと宮崎もGUSTを放つと、掟破りのザキゴエ返し。
すぐにロープに向かう宮崎だったが、野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ→ノアールランサー。もう一度、ノアールランサー・ハイで飛び込むが、かわした宮崎が外道クラッチ狙い。回避した野崎がカサドーラ。もう一度宮崎は外道クラッチを狙うが、これも読んだ野崎が逆さ押さえ込みで3カウントを奪った。
4、マエストラKAORU~プロレスゼミナール・補習~スクランブルwave(20分1本勝負)
○桜花由美&KAORU(17分32秒、片エビ固め)門倉凛&青木いつ希●
※ビッグブーツ


今年8月の引退を予定しているKAORUに、桜花由美社長がwaveへのレギュラー参戦を打診。タッグのマエストラとして、試合を通してレクチャーを受けるシリーズ「マエストラKAORU~プロレスゼミナール」を開講することとなった。その第1弾として組まれたのは、WAVE認定タッグ王者組の門倉凛&青木いつ希組だった!?

青木は「桜花さん、マエストラよろしくお願いします」と握手を求めるが、KAORUが無視すると、桜花もそれに準じてスタートとなる。
開始直後に連係を試みる王者組だったが、ダブルのドロップキックは揃わず。仕方なくダブルのクローズラインを狙うが、桜花がビッグブーツで切って、2人にフェースクラッシャーをお見舞いする。

続いてKAORUが出ていき、門倉の両手を踏みつけると、桜花は足裏を踏みつける。さらにKAORUが噛みつくと、桜花も噛みつき攻撃。門倉をいたぶっていく。KAORU&桜花でダブルのフロントハイキック、ツープラトンのブレーンバスターでカウント2。
ローンバトルを強いられた門倉だったが、KAORUにドロップキックを放って、青木とタッチ。青木はKAORUに「先生が反則しちゃいけません」と張り付けボディーアタック。後頭部にランニング・ニードロップをお見舞いする。そしてキャメルクラッチで捕獲。耐えられると背中にダブルニードロップを投下する。カウント2。
KAORUはストンピングでやり返し、「うるせー、青木!」と叫んで桜花にチェンジする。桜花は串刺し攻撃を狙うが、青木がボディーアタックで迎撃し、門倉と交代。

門倉はドロップキックでカウント2。桜花も串刺しビッグブーツでやり返しダイビング・サンマドロップにつなげる。キックアウトされるとクロスフェースで捕獲。これは青木がカット。そして、青木は桜花→KAORUをコーナーに投下。門倉をハンマースルーしたあと自らも突っ込むが自滅に。
今度は門倉が桜花&KAORU&青木がたまるコーナーに突っ込んで行く。しかし桜花&KAORUにかわされ、青木にバックエルボーが誤爆してしまう。

桜花が走るも、門倉がネックブリーカードロップで迎撃し、トラースキック。桜花もビッグブーツを放つが、アンクルホールドに切り返す門倉。耐えられると走る門倉だったが桜花がビッグブーツ。そしてKAORUと交代。
KAORUもビッグブーツを放って、ブレーンバスターでカウント2。エルボーのラリーとなり、ロープに走るが、KAORUがカウンターのビッグブーツ。すぐに門倉もドロップキックでやり返し、低空ドロップキックにつなげる。

ここでKAORUはハーフテーブルを持ち出し門倉をぶっ叩く。青木が挑発すると、気を取られるKAORU。その隙に天板を奪った門倉がやり返す。そして天板の上へのDDT。ダブルリスト・アームサルトもカウント2止まり。
かわった青木が串刺しバックエルボー、ボディープレスで追い打ち。セカンドからのフットスタンプを放つも、これはKAORUが回避する。

ダブルの攻撃を狙う青木と門倉だったが、KAORUがかわして、桜花とのビッグブーツ。走る青木に、桜花がスタンガン。カカト落としでカウント2。KAORU→桜花で串刺しビッグブーツを決めたあと、KAORUがバルキリースプラッシュを放つが、かわされ自滅。反対コーナーでは門倉が桜花に雪崩式フランケンシュタイナー!
すぐさま青木が桜花に串刺しラリアットで飛び込むと、門倉がキャノンボールで続く。そして、青木のセカンドからのフットスタンプが決まる。ダイビング・フットスタンプも放つが、これはKAORUがカットする。

青木の大外刈りはカウント2。ロープに走るも、桜花がカウンターのネックハンギングボム。門倉がカットに入ると、KAORUが門倉にキック。青木もラリアットでKAORUを排除する。桜花にも一発ラリアットを食らわし、さらにもう一発を狙うが、桜花がバックドロップに切り返し、ビッグブーツ。残り3分となり、ここで門倉のトラースキックが青木に誤爆。間髪入れずに桜花がビッグブーツで飛び込み3カウントを奪ってみせた。
◎エンディング
試合後のマイク。

KAORU「ありがとうございました。えー、補習ということで、もう1回やったほうがいいかなぁ。なんでよ、チャンピオンなんでしょ? で、負けちゃったんでしょ? 補習でしょ。補習っていうか追試? テストも受けてない補習だけだけど、今日は赤点。うるさいだけ、アンタ達。息も合ってないし最初から。ドロップキックもダメ。ダブルドロップキック、(門倉が青木のせいにする)ほら人のせいにする。違うの、タッグは補い合う、かばい合う、それがタッグ。アンタたち何? 相手のせいにしてばかり。ダメだよね。補習だよね。もう1回ね。よくわかった、タッグで当たってみて。アナタたちの悪いところ。よーくわかりました」

桜花「タッグチャンピオンに勝ったから私とKAORUさんで挑戦します?」

KAORU「ちょっと待って、ボスいいの? ボスがよければいくけど」

桃野「やりたければやれば?」

KAORU「おーーーー、すごいな、強気だなー。まぁまぁ、それは桜花に任せて。私はほらレジーナあるから。ってことで追試でお願いします。(広田を見つけ)あ、いた! すごいモテモテじゃない、レジーナ。いろんな人がお腹冷えたって言ってるよ?」

広田「そうなんです。あのね、腹巻き代わりに考えないでください」

KAORU「考えないでっていうか、安く見られてるのよ。レジーナチャンピオンがじゃないよ。レジーナを持ってる広田だから、ワンチャンあるじゃん、みんな。だからみんな挑戦を、まあ中には『買う』って言った…、ウチの渡辺智子が買うって言って、お前ふっかけたろ?」

広田「買うっていうので、売ろうとしました」

KAORU「売ろうとしてたよね? 交渉してたもんね、裏で。で、ふっかけただろ?」

広田「1600万」

KAORU「でしょ? 1600万ですよ。まぁ、それだけの価値はあると思うよ、レジーナだから。だけど、私、今度挑戦するから。そこで勝って、そのベルトを最後に巻いて、で智子と交渉しようかなと思ってる。もう1回裏で。リング上でやる話じゃないけど、嫌らしい話だから。裏でやるけど1600万って(苦笑)」

広田「違う、1700万でっていう」

KAORU「もっと買わねーわ」

広田「KAORUさん、本当にwave次回の大会、名古屋。タイトルマッチで、まだ名古屋のカード、私とKAORUさんのタイトルマッチしか発表されてないんですが、完売間近です」

KAORU「素晴らしい」

広田「買っていただいた方に応えたいと思います。で、私ごとなんですけど、今年で25周年を迎えます。その年にKAORUさんが引退される。そして、このタイミングでタイトルマッチ…私はその試合に勝たなくてはいけないと、私は思います」

KAORU「それが恩返しだと?」

広田「はい」

KAORU「そんなこと言われたらさ、ズルくない、いまの。ズルくない? こんな言い方」

広田「なので25年間の感謝を込めて闘いたいと思いますので」

KAORU「ウルウルしてる! ズルいぞ、お前! ウルウルしてんじゃねーよ! まだやるんだよ!」

広田「じゃあベルト買ってくださいよ」

KAORU「ズルいよ、コイツ」

広田「次の大会で私はKAORUさんに25年分のものをぶつけて、カンチョーしたいと思いますので、楽しみにしていてくださいよ」

KAORU「私も負けない。お前の気持ちに応えるために、そのベルトに名を刻むよ。17代目として。失礼のないように。ありがとう」

広田「ありがとうございました」

KAORU「泣きそうだからもうやめるよ」

広田「(青木と門倉に向かって)謝れ、お前らも。先生怒ってただろ」

桜花「おい、ちょっと広田!」

広田「えっ、なに? 感動的なマイクで終わろうと」

桜花「終わってない。終わってるんだけど、これはこれで終わってるんだけど、今日の試合でさ、世界の志田光、使っただろ?」

広田「えっ、世界のコミカルエースの志田光を使ったんです!」

桜花「すみません、志田さん。ちょっとこちらに。すみません×2。リングに上がって来ていただいていいですか? その次の試合も出てませんでした?」

志田が靴を脱いでリングに上がる。

広田「結構、靴下に毛玉ついてるんですけど、世界の、世界の志田の…」

桜花「大丈夫ですか? 会社に怒られない? 大丈夫?」

志田「いや、ちょっと私もわからないですね。責任持てないですね」

桜花「ちょっと広田! 責任取れないって。ちょっと謝って」

広田「なんでですか!」

桜花「謝って!」

広田「謝る必要あるんですか。みんな楽しかったですよね?(観客が拍手を送る)」

桜花「(ひとまず志田に)ありがとうございました。そんな志田さん、告知があるんでしょ」

志田「いいですか?(広田が靴下を突っ込むと)毛玉の話はもういいの! えーっと、日本に戻ってきてるのはですね、AEWのトーナメントを、日米同時トーナメントを開催するために、戻ってきております。いま私AEWのチャンピオンでして、その私に挑戦する人を決めるトーナメントです。ここにいる門倉もエントリーされています。1回戦目アジャコング選手となんで大変ですけど、で、日本人が8選手エントリーされてまして、日本で勝ち上がった人と、アメリカで勝ち上がった人が最後決勝戦をして、その決勝戦で勝った人が私、志田光に挑戦するという流れとなっております。その試合がですね、1回戦目が公開される日程が決まっております。日本時間で言うと、16日の朝9時から。向こうの時間に合わせているので朝になっちゃうんですけど、16日の朝9時から1回戦目がYouTubeで公開になります。どなたでもご覧になれます。はい、ただです。AEWの公式YouTubeで公開になりますので、ぜひみなさん見ていただけたらと思います。さらにそのアメリカでいう次の日になるんですけど、日本で言うと16日の夜10時には日本語解説版で同じ1回戦が公開になりますので、その解説に私コメンタリーとして入っております。AEWのことを日本にもっと広めたいなと思っていますし、日本の女子プロレスをもっともっと世界に紹介していきたいと思ってるので、日本のみなさんもぜひ盛りあげていただけたらうれしいです。よろしくお願いします」

桜花「おお! 今日せっかくバレンタインということでみんなに上がってもらおうなと思います。志田も一緒に写真撮ろう。選手、で、みなさん本当に今日はご来場ありがとうございました。今日いろいろとwaveのために動いていただいたんで、最後はこれがwaveだ!で締めてもらっていいですか?」

志田「私が? いいの? ありがとうございます。えー、うれしい! 1回くらいしかやったことない。うれしい。行きます、行くぞー、これがwaveだーーー!」
◎バックステージ
——青木と門倉について
桜花「なんか息が合っているようで合ってない。合ってないようで合ってるみたいな?」

KAORU「門倉青木?」

桜花「青木と門倉」

KAORU「ちょっと組む経緯は、私はわからないんですけど、なんで組むようになったのかな? そして、『どうしてベルトが獲れちゃったのかな、あの2人で』っていう感覚です、まだ。今日はね、当たったところで、ぜんぜん息合ってないし、本当奇跡だよね? あれでチャンピオンになれた」

桜花「そうですよ、ボスマミから獲れたなんて」

KAORU「そうでしょ、ボスマミからでしょ? あれだね、運?」

桜花「まあ運も実力のうちですけど、あのままだとタイトルマッチやったら絶対負けるなっていう」

KAORU「次、やったら負けるだろうね。勝てないと思うから、それをちょっと勝てる選手にまで育ててあげたいなと思う。でも今日わかった。あの2人が」

桜花「弱点というか、欠点」

KAORU「うん、あれじゃダメです」

桜花「(2人は久しぶりのタッグ)こないだボスマミとKAORUさんとで組んだんですけど」

KAORU「2人きりで組むのはない」

桜花「ないですよね」

KAORU「だけど久々に組んでも息が合うんです」

桜花「なんかやってることに対して、私もコレ途中で入って行っちゃおうかなって」

KAORU「うん。そんな感じ。まあ昔、一緒にやってたというのもあるし、なんとなくわかる」

桜花「なんとなく雰囲気で入って行ってもいいんだな…みたいなのもつかめる」

KAORU「そういうのが(王者組にも)あってほしいな。阿吽だよね?」

桜花「はい」

——レジーナに加えてタッグも狙う?
KAORU「タッグのベルト?」

桜花「あのスミマセン! 私、やっぱりKAORUさんとは挑戦にいけません」

KAORU「でしょ。(桃野が)すごい怒ってたもんね。怖かったもん、私。なんで私まで怒られないといけないんだか」

桜花「あとで機嫌をとっておきます」

KAORU「うん、そうして」

——チャンピオンチームを強くしたらベルト取りに行くとき困るのでは?
桜花「それはチャンピオンチームだけじゃなくて、KAORUさんにタッグのお勉強をさせてもらうということなんで、ボスマミもKAORUさんには教えてもらいます。相乗効果でそのベルトの価値が上がっていったらいいなっていう。やっぱりチャンピオンとしてふさわしいタッグチームだなって思うタッグチームじゃないと、持ってても不思議なね。『なんでアンタたち持ってるの?』って言われるチームに持たれているよりは、ちゃんと『あの2人だから持ってるんだね』って」

KAORU「価値がね、その子たちが持つことによって価値が落ちてもしょうがないから」

桜花「価値を上げつつ、それを私とボスが取りに行く」

KAORU「いまだったら絶対、勝てる、ボスマミのほうが。でも、価値を上げないと挑戦する意味がない。ボスマミが獲って価値を上げてもしょうがない。青木と門倉が価値を上げないと」

桜花「その価値の上がったベルトに挑戦したい」

——広田の感動マイクもあったが?
KAORU「アイツね、すぐ泣くの。あのね、(引退を)発表前に伝えたのね。その時点で泣いちゃうから、もう大丈夫? この子と思って。ベルト取りに行きますよ。名前残したいもん、レジーナの。ごめんトモちゃんに売るから(笑)」

桜花「1600万円でしょ、やめてください。お金じゃないです」
◎バックステージ
青木「追試ですって」

門倉「負けたよね!? はははは」

青木「私のせいにしたね。私のせいにしたよね?」

門倉「はははは」

青木「やっぱ仲良くするところからだよ、私たちは。リンちゃん!」

門倉「いやいや、コロナだから」

青木「関係なくない?」

門倉「そもそもね、ドロップキックからだよ!? ドロップキック練習してもらって」

青木「違う。できないって言ったのに…」

門倉「(ドロップキック)してなかったですよね? ドロップキック」

青木「違う、違う。できないって言ったことをやらせようとする方が良くないんだよ、リンちゃん! 私はリンちゃんのできないことをやって、なんて言わないもん!」

門倉「いや、アタシなんでもできるから」

青木「言ったな?」

門倉「ハハハハ! 私なんでもできるから。ドロップキックってなんか新人のときの基本じゃないですか。やらなかったの? ドロップキック」

青木「やったけど、ダメすぎて封印になったの!」

門倉「アハハハハ!」

青木「笑ってんじゃねーよ! おい!」

門倉「このタッグはまずはドロップキックからですね」

青木「いや絶対違うって」

門倉「ドロップキックからはじまらないと、これがうまくいかないと、うまくいかないんです。補習の課題の一つに入りますね。これは」

青木「100億歩、譲ってドロップキックはわかった…」

門倉「でもやっぱり、あの何でしたっけ? マエストラ?」

青木「マエストラKAORU」

門倉「引退までにもっともっと勉強させてもらいたいので、追試? 補習のなかの追試」

青木「追試」

門倉「そんなことあるのかって思うんですけど、それを受けようと思います。悔しいので」

青木「引退までに…とかじゃなくて、引退までにはもう100回くらい、合格しよう」

門倉「ふふ、そんなにやる!?×2」

青木「そのほうがいい。1回で…」

門倉「じゃあ毎回KAORUさんになっちゃうじゃん」

青木「1回で2、30回ぶんの合格をもらおう。それを目指して」

門倉「ああ、オッケー!」

青木「それだよ、そうしよう」

門倉「仲良くするところからだね」

青木「仲良くしよう。よし。でも今日は一緒に写真撮ってくれたので、まずは一歩。最高。大丈夫、強くなろう」

門倉「ちょっとずつね、距離は縮まってる…と思う」

青木「縮まってるよ! いいよー、リンちゃん。このまんまいこう、リンちゃん。強くなろう。頑張ります。合格しよう」

門倉「合格は絶対しないといけないので」

青木「お願いします」
2021.02.01

『NAMI☆1~Feb.~’21』

1、Future wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(10分25秒、片エビ固め) Yappy●
※ラリアット

動画10秒OK、リングサイドにカメラマンなしというファンのためのナミイチ興行。これまで新木場1stRING限定でおこなわれてきたが、今年からはいろいろな場所で開催される予定となっており、はじめて新宿FACEにて開催された。

第1試合はアクトレスガールズの高瀬みゆきとP’sPartyのYappy、初シングルマッチ。高瀬はAWGシングル王座を腰に巻いて登場する。

試合はYappyがガットショットで仕掛けてゴングとなる。串刺し式のフォアアームを放つと、座り込む高瀬に腰掛け「重いですか?」と挑発する。高瀬が「重いに決まってるだろ!」と言い返して反撃に転じる。鋭いドロップキックで形勢逆転。
高瀬はチョーク攻撃から張り付けドロップキックにつなげる。そしてYappyの上に乗って「重いですか?」とやり返すが、Yappyは「重くないですよ」と強がる。

ならばと高瀬はギロチンドロップ、首4の字固めへ。なんとかYappyがロープ。高瀬のチョップ攻撃に悲鳴をあげるYappyだったが、ショルダータックルで跳ね返し、ボディースラムで叩き付ける。
高瀬も同じ技でやり返し、ギロチンドロップ。串刺し攻撃が決まり、セカンドロープからのジャンピング・エルボーアタックでカウント2。すぐに走る高瀬だったが、Yappyがカウンターのエアプレーンスピン、ショルダータックル3連発からのランニング・ギロチンドロップで反撃にかかる。さらに変形サーフボードストレッチで絞り上げる。
続いてフォアアームの打ち合いとなり、高瀬が張り付けラリアット。カミカゼを挟んでセカンドロープからのギロチンドロップを放つが、寸前でかわしたYappyがドラゴンスリーパーへ。ファイナルカットにつなげていく。そこからチョークスラムを狙うが、高瀬がフロントネックロックに切り返す。さらに三角締めへ。耐えられると、セカンドからのギロチンドロップを投下する。返されるとラリアットの体勢。これをYappyがアックスボンバーで迎撃する。キックアウトされると、チョークスラムを狙うが、これをしのいだ高瀬がカウンターのラリアットで3カウント。王者の貫録を見せつけた。
2、ジャンボwave(15分1本勝負)
○野崎渚(10分51秒、ドルミルⅡ)三浦亜美●

1・24大阪大会に引き続き、「ジャンボwave」が組まれ、アクトレスガールズの三浦亜美が参戦。前回は桜花由美が受けて立ったが、今大会では、前レジーナの野崎渚が対峙する。

握手をかわした両者だったが、はじめから野崎がプレッシャーをかけていく。ロックアップの押し合いは三浦が競り勝ちクリーンブレイク。再び組むと、野崎はヘッドロックで捕獲する。三浦がロープに飛ばしてショルダータックル。ボディースラムで叩き付け、逆エビ固めへ。野崎がロープに逃げ込むと、セコンドの高瀬が妨害する。
さらに三浦は張り付けボディーアタックで追撃するが、野崎もチョップ合戦に持ち込む。野崎のブレイジングチョップ、三浦の逆水平チョップが交互にサク裂。ロープに走る三浦だったが、野崎がビッグブーツで迎撃し、顔面バーン! そこから鎌固めへ。耐えられると串刺しビッグブーツ、ロープ際でもビッグブーツを放ち、おしゃれキック。そしてミサイルキックを敢行。キックアウトされるとスリーパーへ。
これをしのいだ三浦がドロップキックで反撃開始。コンバインで野崎をロープに這わせる。すぐさま三浦はアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲するも、野崎が着地しスリーパーへ。大外刈りからドルミルの体勢。逃げられると、ビールマンキック、ビッグブーツでカウント2。ランニング・ダブルニー・アタックも返されると後頭部へのノアールランサー。「もう一発!」と走る野崎に三浦がショルダータックル。そしてアルゼンチン・バックブリーカーへ。
耐えられると張り付けボディーアタック、アバランシュホールドにつなげるも、カウント2止まり。「もう一発行くぞ!」とアピールする三浦だったが、これは未遂に。ならばとダブルチョップからショルダータックルを放ち、もう一度アバランシュホールドを狙う。
これを野崎が着地しスリーパーへ。クラッチをほどくとケンカキックで飛び込みノアールランサー! カバーには行かず、ドラゴンスリーパーに捕らえるとドルミルⅡ(胴締め式ドラゴンスリーパー)に移行し、ギブアップを奪った。
3、スクランブルwave(30分1本勝負)
○桜花由美&桃野美桜&KAORU(17分18秒、体固め)門倉凛&青木いつ希&米山香織●
※ビッグブーツ


1・16新宿大会で桜花由美&桃野美桜(BOSS to Mammy)を破り、WAVE認定タッグ王者となった門倉凛&青木いつ希が、6人タッグで追撃戦。青木と門倉は米山香織を、ボスマミはKAORUをパートナーに迎えての試合となった。リングアナは、桜花組に「BOSS to Mammy with Grand Mammy」とコールする。
かくして試合は門倉vs桃野でゴング。慎重に向かい合うも、背後からKAORUが門倉を襲撃。いきなりボスマミ&グランマミーの連係が決まる。続いて3対3のスピニング・トーホールドの掛け合い。そこから青木と門倉は桃野にダブルのドロップキックを狙うが、青木はドロップキックが苦手で、届かず。
逆に桜花&KAORUがダブルのビッグブーツで門倉に反撃。桜花が門倉をロープ際で踏みつけると、ダブル・ニードロップを投下する。噛みつきで脱出をはかろうとした門倉に、KAORU→桃野が手の甲へのフットスタンプでお仕置きしていく。
ローンバトルを強いられる門倉だったが桜花にカウンターのドロップキックを放ってようやく青木と交代。挽回にかかる青木は桜花に張り付けボディーアタック、張り付けダブル・ニーアタックでお返しする。

桜花も払い腰で攻勢に転じ、クロスフェースへ。耐えた青木が串刺し攻撃。さらに桃野→KAORUを桜花に投下したあと、米山→青木でトレイン攻撃。最終走者の門倉が飛び込むも、これは自滅となり形勢が入れ替わる。
なおも青木は串刺し攻撃を狙うが、相手チームにかわされ門倉に誤爆。桜花のカバーはカウント2。

続くKAORUが青木をロープに飛ばすも、青木がショルダータックルで迎撃。米山が出ていき、KAORUにキャメルクラッチ。そして「オッケー、サンにーん!」と変顔ポーズ。しかし、門倉は躊躇する。KAORUに「やれよ!」と言われ、しぶしぶ変顔に参加する。ハイタッチをかわす米山、青木、KAORUだったが、米山&青木がすぐにKAORUにガットショット。青木がショルダータックルを見舞って、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。続くバックフリップはカウント2。
劣勢のKAORUだったが、ハーフテーブルで脳天をブチ抜き、桃野と交代する。

桃野は青木にドロップキック4連発。トレイン攻撃につなげて、美桜ロケットでカウント2。10分経過。桜花&KAORUが合体ブレーンバスターの体勢。桃野がキックで発射させようとしたが、門倉が妨害。

このチャンスに青木が大外刈りでやり返し、門倉と交代する。門倉はまずはDDTを放っていき、お転婆ダッシュ、ダブル・ニードロップを放つ。ドロップキックの打ち合いのあと、今度は桃野がカニばさみ、オクラホマロール、十字固め、ジャックナイフエビ固めで飛び込む。門倉が返してエビ固めの応酬に。いずれもカウント2。
続いて桜花がビッグブーツで出ていき、バックドロップの体勢。門倉が堪えると、桜花がフラップジャップ式スタンガン。すかさず桃野がエプロンからのドロップキックで追い打ちをかける。桜花がケンカキックで飛び込みカウント2。カカト落としもカウント2。

劣勢の門倉だったが、桜花のビッグブーツをアンクルホールドに切り返す。桜花がロープに逃れると低空ドロップキックで追撃。代わった米山が後頭部へのニーアタック、モンゴリアンチョップを放つ。ビッグブーツの打ち合いとなるも、リーチの差が明らかに…。一方的に蹴られまくった米山に、桜花がバックドロップ。そして、ファンタスティックフリップ2連発から桜花のボディープレスが決まる。
ここでボスマミは連係を試みるが、青木が妨害。このチャンスに門倉が桜花に雪崩式フランケンシュタイナー、キャノンボールを放つと、米山がセカンドからの千豚♪を投下する。


返されると米—ZOUを狙う米山だったが、これは未遂。逆に桜花&桃野&KAORUが3人フロントキックを決めて、桜花が垂直落下ブレーンバスターを敢行。門倉がフットスタンプでカットに入ると、寸前でかわされ米山に誤爆。青木のフットスタンプも米山に誤爆してしまう。さらにアシストに入ったはずの青木のラリアットが米山に誤爆すると、門倉のトラースキックも米山に決まり、桜花がダメ押しのビッグブーツで試合を終わらせた。
試合後、桜花がマイクを握る。

桜花「アンタらタッグのチャンピオンなのに、本当に息が合ってないね。まあいいや、おいといて…KAORUさん! 8月にKAORUさんが引退する、すごく寂しいです。その引退するKAORUさん、8月までwaveにレギュラーで出てもらうことは可能でしょうか?」

セコンドの野崎も頷く。

KAORU「とってもウェルカムなのね」

桜花「ウチの子たち、ウェルカムです」

KAORU「よろしくお願いします。ありがとうございます」

桜花「KAORUさんにできるだけ出ていただきたいのは、ほかにちょっとお願いごとがありまして。昔、ハニー…、ハニートラップ?」

KAORU「ウイングスね」

桜花「あ、そうそうそう! そうです、そうです」

KAORU「ハニーウイングスね、伝説の、伝説のタッグチーム・ハニーウイングスね」

桜花「そうそう、すみません、ちょっと頭打っちゃって(苦笑)」

KAORU「みんな知ってるでしょ?」

桜花「ハニーウイングス! ちょっと頭打ち過ぎちゃった。ハニーウイングス」

KAORU「久しぶりに聞いた(苦笑)」

桜花「KAORUさんはいろいろタッグの名プレーヤーだと思っています。で、引退までにそのタッグのノウハウを教えていただきたい。それは私とボスで、もう1回ベルトを巻きたいから」

KAORU「ああああ、はい」
桜花「なのでぜひ教えていただいて、KAORUさんにはメキシコでいう、えっと…マ・マ・マ・マエストロ?」

KAORU「マエストラね、女性だから」

桜花「はは。(ガヤのツッコミに)うっせー、コラ! うっせー、うっせー! あー、すみません、すみません。マエストラKAORU」

KAORU「先生ってことね」

桜花「そうです、そうです。タッグの先生!」

KAORU「わかりました」

桜花「日本語で言えばよかった」

KAORU「マエストラKAORUね」

桜花「マエストラKAORUとして、タッグの勉強をさせていただきたいと思ってます」

KAORU「わかりました。じゃあ試合を通してそれは教えていこうかなと思います」

桜花「ありがとうございます!」

KAORU「でもボスマミは(教えなくても)いいと思うけどね」

そこに青木と門倉が「教えて」「ずるい」と割って入る。

KAORU「わかった、みんなアレだったらいいよ」

桜花「お前らはホント教わったほうがいいと思う」
KAORU「お前ら補習だよ、補習!」

桜花「チャンピオンでいたいなら教わったほうがいい」

米山「教わったほうがいい!」

桜花「アタシ達はもう1回チャンピオンに」

米山「教わったほうがいい!!」

KAORU「ほら言われてるよ(笑)。説得力ある」

桜花「かわいそうだよ。ちゃんと教わったほうがいい」

KAORU「試合を通して、するわ」

桜花「私たちもKAORUさんから教わって、もう1回タッグのベルト狙いにいくから、磨いとけよ、ちゃんと。歯を磨けよ。な、ボス」

桃野「そ。waveのところね。あそこ歯だから」

桜花「ベルトの歯、磨いておけよ。じゃあKAORUさん、マエストラKAORUで、8月の引退までwaveで先生としてよろしくお願いします」

KAORU「よろしくお願いします、こちらこそ」
4、節分前日単~宮崎有妃バースディwave~(時間無制限3本勝負)
加藤園子&梅咲遥(2—1)旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃
①○加藤(1分14秒、体固め)広田●
※逆回し蹴り
②○宮崎(8分0秒、外道クラッチ)梅咲●
③○加藤(10分0秒、エビ固め)広田●
※クーロンズゲート


2月2日に42歳の誕生日を迎える宮崎有妃が久しぶりに旧姓・広田レジーナさくらとタッグを結成。対戦するのは、加藤園子&梅咲遥組。このところ宮崎は梅咲をターゲットにしており、梅咲が二十歳を迎え、はずかし固めが解禁されることを心待ちにしている。また広田はOZ1・10新宿で加藤とのシングルマッチに敗れており、試合後、加藤を次期挑戦者に指名するも、あっさり断られているという状況だ。

節分前ということもあり、奇跡の2人は昨年10・1新木場大会以来の青鬼(広田)、赤鬼(宮崎)の姿で登場。
それを見た加藤の心はすでに折れている。広田が「ビックリしただろ、ガオォ!」と威嚇。ガットショットを放って奇跡が試合をスタートさせる。早速、梅咲を捕獲し、ロープに飛ばすも、リング下の加藤が宮崎の足をすくうと、梅咲が広田にドロップキック。さらにドロップキックを放って加藤と交代。

勢いよく出ていった加藤は広田に逆回し蹴り。これが完璧に決まり、3カウントが入ってしまった。
広田「ちょっと待ってガオー! おい、そんなお前ら、これ鬼だぞ? 鬼はそんな簡単に人々の心からいなくなるもんじゃないだろ。とりあえず戻ってきて、リングに上がる! 上がれよ、ホラ!! 鬼だけど、レジーナだから。一番偉いから。はい、上がってくる。こんなせっかくさ、だって(宮崎の)誕生日だよ、明日」

加藤「誕生日はおめでとうだけど、取られたお前が悪いじゃん」

広田「そ、そ、そんなの、すぐにあんな技、出すから。そんなに言うんだったら、そんなね、私はwaveのトップとして、もっとお客さんを満足して帰らせる責任があるですよ。そうですよね!? 配信見てる人も、ああ、チケット買って見ててよかったって思わせる責任があるんですよ。そうですよね!?」

加藤「出て来たときが一番盛り上がってたよ」

広田「よかったじゃん、じゃあ」

加藤「だからもういいじゃん」

広田「だから、もっとやろうよ、じゃあ! ほら1分ちょいでしょうよ。ねぇ、足りないですよね!? 時間無制限! じゃあ…3本勝負。時間無制限3本勝負だ!」

加藤「ふざけんなよ!」

広田「だって、もし1本勝負だったらまたすぐ取られちゃうかもしれない。3本くらいあったら大丈夫でしょうよ」

加藤「取られないようにすれば、いいでしょ!?」

広田「じゃあ取られないようにするけど、3本勝負だよ」

加藤「なんで3本勝負なんだよ、急に!」

広田「ついででしょう、無制限にして。そうでしょうよ。いいんですよ、だからいまはじめちゃえば、そんなにバレないから、上に。(waveの上層部は)いないし、だからいますぐはじめちゃえばわからないから」

野中リングアナ「本当にいいんですか?」

広田「いいですよ。満場一致で!」

ということで急きょ、試合は時間無制限3本勝負に変更され、1本目を加藤&梅咲組が先取したことに。

2本目のゴングが鳴らされ、広田vs加藤でスタート。広田はボ・ラギノールから走るも、梅咲がドロップキック。加藤が逆回し蹴りで飛び込みカウント2。
続く梅咲がドロップキック、弓矢固めへ。脱出した広田がカバーしカウント2。チェンジを要求する宮崎だったが、広田は「これだけはやらせてください」と拒否して拝み渡りへ。梅咲が避けると、広田は「いま行かないなら、すぐチェンジ行くぞ」と脅して、拝み渡りへ。しかし、素足だったため、ロープが食い込み、足つぼ状態に…。

「イタいぃぃぃ」と叫びながら転落した広田に梅咲が追い打ちのドロップキック。すぐに広田もネックブリーカーで応戦し、宮崎と交代する。
宮崎は加藤&梅咲をコーナーに飛ばして串刺しボディーアタック。そして梅咲にはずかし固めを狙うが、Tommyレフェリーが「まだ19」と止めにかかる。

梅咲が泣きはじめると、さすがの宮崎も手を止める。しかしこれは梅咲の作戦だった。張り手を見舞った梅咲はネックブリーカードロップでカウント2。ミサイルキックにつなげる。反対コーナーに登るも、広田が妨害。しかし、その広田がコーナーに逆さ吊り状態となってしまう。そこに梅咲の串刺しボディーアタック、宮崎のボディーアタックが次々と決まる。梅咲しか見えてない宮崎はお構いなしに広田を担いで投下するも、これは自滅。
ここで梅咲は合体ドロップキックを狙うが、梅咲の足をキャッチした宮崎が両脚を広げて悲鳴をあげさせる。

反撃に転じた梅咲はクロスアーム式スープレックスからミサイル発射。加藤の投げっぱなしジャーマンを挟んで、ラ・マヒストラルを狙うが、宮崎が押しつぶす。
流れが変わり、宮崎のグリグリ目突きからの首固めもカウント2止まり。外道クラッチを狙うが、これも未遂。ここで加藤がハイキックでアシストに入るが、梅咲に誤爆。すかさず宮崎が外道クラッチで丸め込み、試合をイーブンに戻した。
泣いても笑ってもこれが最後の3本目がスタート。ドロップキックで飛び込む梅咲。宮崎が受け止めボディースラムと見せかけ、逆立ちボ・ラギノールを狙うが、広田が躊躇する。ならばと宮崎ははずかし固めを強引に狙うが、梅咲が自力で回避する。

加藤がキックで飛び込むが、宮崎の虎柄パンツがずり落ち、試合が中断。会場は笑いに包まれる。試合を再開させた宮崎は、加藤にビッグヒップ。再び宮崎はフライングメイヤーからビッグヒップへ。カウント2。

加藤が宮崎をコーナーに飛ばすと、間髪入れずに梅咲が串刺しドロップキックで飛び込み、加藤が大暴走。
一方、宮崎も加藤を逆立ち状態で捕獲すると、広田がボ・ラギノール。DDTを放って広田と交代。

加藤は広田に串刺し攻撃。かわした広田が高速ボ・ラギノール。続けざまにツノを突き出し突進するも、加藤も読みかわしハリケーンドライバーへ。返されると、梅咲とのダブルのクローズラインを狙う。これをかいくぐった広田がフェースクラッシャーに切り返し、「アイム・レジーナ」と見栄を切る。
調子に乗る広田は、加藤&梅咲にチョークスラムを狙うが未遂。逆に加藤&梅咲がツープラトンのブレーンバスター。そこに宮崎がダブルハンドのラリアットで飛び込み、加藤&梅咲を場外へ。広田がトペを成功させる。

リングに戻り、広田がシャイニング・ウィザードを狙うが、加藤がガード。逆に加藤がバックを取り、投げっぱなしジャーマン。コーナーからのコンヒーロを狙うが、これは自滅。ならばとステップキックにつなげる。
一方、広田も加藤のハイキックをかいくぐり、ウラカンラナでカウント2。裏拳から夜叉スープレックスにつなげるが、カットされる。続くへなーらサンセットも宮崎のラリアットが誤爆し、未遂に。

流れが一気に変わり、梅咲がドロップキックで飛び込み、加藤がダイビング・ギロチンドロップ。クーロンズゲートの体勢に入る加藤に、ボ・ラギノールで回避する広田。ならばと梅咲がキューティースペシャルでアシストすると、加藤が顔面蹴りへ。これも返されると、クーロンズゲートでジ・エンド。
◎エンディング
加藤「おーい、どうだ!? 青鬼さん! 今日は2回も取ったぞ、お前から(とベルトのポーズ)」

広田「園子さん…わかりました。やっぱりそれはお腹が冷えているという、アピールですか」

加藤「あん!? ちげーよ!」

広田「お腹、壊してるんですね」

宮崎「お腹出してるからだよ」

加藤「違う、違う、ちがーう!」

広田「冷えちゃうから…」

加藤「ちょっと待って、ここおかしいよ。お前にこの前、ベルト戦って言われて断ったよ。ケガすんの怖かったから、自分の心とお尻が。だけど、あのあとよく考えてやっぱり広田ワールドってスゲーなと思って、それがチャンピオンになって、ベルト持ってるって、これはOZアカデミー所属の私が荒しに来なきゃダメでしょ。私には権利があると思うんだよね、ねえ、会社の人たち(セコンドの桜花社長は拍手)よろしくお願いします!」

広田「園子さん、メチャメチャ爽やかで、カッコいいだけの雰囲気を残して帰ろうとしてますね。さすがです。なんでそんなに気が変わるんですか? あのー、私、断ってるんですよ、挑戦。申し訳ないんですけど、それで…」

加藤「受けろよ! チャンピオンだったら受けろよ」

広田「断ってるのに、会社からそれ挑戦受けないとベルト剥奪するってパワハラ受けてるんですよ。すごい会社なんですよ、ここって。だからやることになるかもしれないんですけど、その前に2月28日にKAORUさんとタイトルマッチ決まってるんで、おそらくKAORUさんと園子さんのシングルマッチになると思うんです。それが私のGAEAイズムだと思っています」

宮崎「おい、梅咲遥! 今日もできなかったけど、お前嘘泣きって卑怯だろ!」

加藤「かわいかったよ」

宮崎「2月7日、誕生日なんだよね? そのあとの2月14日のwaveの大会、来いよ。28日もあるから、名古屋。おっ、名古屋で、私の地元でいいじゃん!」

梅咲「道場マッチがあるから…」

宮崎「両方? ダメじゃん、じゃあ」

梅咲「ずっとできないと思います」

宮崎「ずっとできない!? (2・14、2・28の)次は3月1日だよね? お前、試合ねーだろ? お客さんどうですか? ディアナあります? ない? ない? なーい!」

梅咲「ヤダー! ヤダー-! イヤだー!!」

宮崎「ディアナさんには?」

桜花社長「OKもらってる」

梅咲「なんで? ひどくない!?」

宮崎「やばくないよ。みんなが求めてる。じゃあカードはぜんぜん違うカードじゃ意味ないので、ここが絡むカードで」
桜花社長「宮崎さん誕生日ですもんね」

宮崎「そうだよ! まあ明日だけど。お願いします」

桜花社長「宮崎さんがやりたいカードで」

宮崎「そうだな…。3月1日、もう何も止めるものは、何もない。誰ももう何も止めない。私も止まらない。3月1日、コイツ参戦します。よろしくお願いします。これ以上いたら襲いかねないから(加藤&梅咲が退場)。本日は2月1日、新宿FACE大会、ありがとうございました! 私ごとですが、2月2日、明日、42歳の誕生日を迎えます。ありがとうございます。(広田と)2人あわせて、84歳? 足さなくていいから。同じ年なんでね。あの、いつもwaveは顔面ケーキみたいなのやってましたが、いまこのご時世でそういうの、いまちょっとやめてます。なのでそういうのはないんですが、ちゃんすとかもいま緊急事態宣言も延びるであろうとしているので、ちゃんすもなかなか夜までちゃんとできないんですが、また改めて、みなさんにお祝いしていただこうかなと思っています。そうそうそう、やるもんね。waveの公式YouTubeで1万人突破になったので、宅飲み配信をやります。ぜひ見てください。今日は本当にありがとうございます。こんな感じがwaveだと思います。楽しんでいただけたら、本当よかったと思います。それでは最後はこれがwaveだで締めたいと思います。皆様心の中で一緒に思ってください。行くぞー、これがwaveだーーー!」
2021.01.24

『大阪ラプソディーvol.49』

オープニングでは旧姓・広田レジーナさくらと代打のリングアナ、富山千帆がリング
上に。観戦の際の注意事項を伝えるとともに、発売グッズの紹介。そして、広田の口
から自身のカードが変更に至った経緯を説明された。
その後、出場全14選手がリングに勢ぞろいしての入場式。対戦カード発表の後、あ
いさつに指名されたのは、新タッグ王者チームの門倉凛と青木いつ希。
青木「大阪の皆さん、あけましておめでとうございます! タッグチャンピオンに
なりました青木と門倉の青木いつ希です。WAVE酸、新年、2021年一発目の大阪大会。
こちら、チャンピオンチームで、劇的な勝利で最後締めたいと思います。よろしくお
願いします」
 門倉「第25代WAVE認定タッグチャンピオンになりました青木と門倉です。初めてベ
ルト持って大阪に来るんですけど、今日メインで試合するんですけど、息が合うんだ
か合わないんだかちょっとわかんないんですけど、全試合お楽しみください」
▼大阪・ジャンボwave(15分1本勝負)
○桜花由美(11分50秒、片エビ固め)三浦亜美●
※ビッグブーツ3連発


 2021年の大阪オープニングマッチ。アクトレスの三浦亜美はWAVE大阪初登場。
 「お願いします!」と三浦が求めてきた握手に応じた桜花由美。そして試合開始のゴング。がっちりとロックアップで組み合い、ロープに押し込んだのは三浦。ここはクリーンにブレイク。力比べに誘う三浦だが、桜花はそれを振り払って、自分の方から力比べを望む。しかし、フィンガーロックになるも、桜花は足を踏みつけていき、ショルダータックの打ち合いへ持ち込む。
2度、3度、4度とぶつかり合う2人。5度目はラリアットを狙った桜花だったが、それをかわした三浦はショルダータックルでダウンさせる。続けてショルダータックルで桜花を倒すこと計4度。そしてボディースラムから逆エビを狙うが、桜花が丸め込みで返していき、串刺しビッグブーツ。
さらに顔面にブーツを押し付けていき、ロープに走ってのビッグブーツと得意の流れに持っていく。そしてクロスフェースロックへ。ここでリング下にいた桃野美桜が「動け!」三浦に指示を飛ばす。これを聞いた桜花は、パートナーであるはずの桃野を意識しながら三浦を攻めていく。思わぬ援軍を得た三浦は、サードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
ロープ際で三浦の背中を踏みつけ、ニードロップを腰に見舞う。カバーをカウント2で返すと、またしてもクロスフェースロックへ。ロープブレイクに持ち込まれると
ストンピングの雨を降らせ、「終わりだ」と言ってバックドロップを狙うが、三浦は腰を落として阻止。
三浦がエルボーを打ち込んでいくと、桜花も同じ技を返していく。互いに正面から一歩も引かないエルボーの打ち合いとなり、観客も次第にヒートアップ。動きの止まった三浦にストンピングを放っていく桜花。カウンターのダブルチョップを見舞った三浦は、逆水平の連発で桜花をコーナーに追い込んでいく。そして串刺し式でのベイダーアタック。ここでトーチャーラックを狙った三浦だが、桜花はヒジを落として阻止。ならばとショルダータックルを見舞い、カバーを返されると抱え込み式の逆エビへ。しかしがっちりと抱え込むまでには至らなかったためロープに逃げられた。
「今度こそ」とトーチャーラックで担ぎ上げた三浦。しかし桜花はギブアップしない。自ら技を解いた三浦は。桜花を肩に担ぎ上げてアバランシュホールド。カウント
2で返されると、今度こそと逆エビへ。
ロープに逃げた桜花が起き上がったところにベイダーアタックを見舞うと、「残り時間5分」のアナウンス。一気に勝負をかけた三浦はロープに走る。しかし桜花は。
帰ってきた三浦を担ぎ上げてノド元をロープに打ちつけるスタンガンを決めると、走り込んでのビッグブーツからカカト落とし。さらに三浦を立ち上がらせると、ロープに走ってビッグブーツ。
1発では気が収まらないのか、2発、3発と叩き込んでカウント3を奪った。
▼大阪・チャレンジWAVE~恥ずかし固めカウントダウン~(20分1本勝負)
○宮崎有妃、ハイビスカスみぃ(14分59秒、首固め)梅咲遥、神童ミコト●


 宮崎有妃が先発。神童ミコトが出てくると、宮崎は「違うだろ」。あくまでターゲットは梅咲遥。試合開始のゴングが鳴らされると、宮崎は「お前じゃない!」と神童を相手コーナーに突き返す。しかし神童は梅咲にタッチせず、エルボーを打ち込んでいく。何度も突き返す宮崎だが、そのたびに神童は向かってくる。ドロップキックを決めた神童に対し、宮崎はDDTを返してみぃにタッチ。みぃは「久しぶりのWAVE大阪大会、頑張ります!」と張り切るが、いきなり神童のドロップキックを浴びる。
神童はここで梅咲にタッチ。
 髪をつかんで大きくみぃを投げ飛ばした梅咲は、ダウンしたみぃの後頭部を踏みつけ、ドロップキックを見舞っていく。ボディーにパンチを打ち込んだみぃは、髪をつ
かんでの投げをお返し。そして柔軟運動にしか見ない前屈ストレッチで追い込んでいき宮崎にタッチ。
待ってましたとばかりとリングに飛び込んできた宮崎。ドロップキックを決めた梅咲はボディーアタックで飛びつくが、それを受け止めた宮崎は前方に叩き落して恥ず
かし固めを狙う。しかしTommyレフェリーに制止されて思いとどまった。2度目に狙った際は、神童が飛び込んできて宮崎の背中に飛び乗って防ぐ。2人を振り払った宮崎。
ロープに飛ばされるものの両腕でのラリアットで2人をなぎ倒し、梅咲に対してビッグヒップからコーナーに飛ばす。その勢いでセカンドロープに飛び乗ってドロップキックを放っていった梅咲。さらにフライング・ネックブリーカードロップ。
宮崎が仕掛けてきたえびす落としはエビに丸め込んでいくが、カウント3は奪えない。
 代わったみぃにドロップキックを決めた梅咲は、互いに足の甲を踏みつけていく展開から弓矢固めを決める。バックの取り合いから梅咲を羽交い絞めにしたみぃは「乱丸さん!」と会場に姿を見せていた乱丸を呼び込む。
エプロンに上がった乱丸を、Tommyレフェリーが注意。手が出せない乱丸は、金縛りの術を放ったものの梅咲によけられてみぃにヒット。梅咲は動きの止まったみぃにドロップキック。そしてカバーにいったが、術ここで乱丸がを解除。カウント3は入らなかった。
タッチを受けた神童はドロップキックを連発。みぃが起き上がるスキすら与えず、何発も叩き込んでいく。ダウンしたみぃを見て、コーナー最上段へ。
ここで梅咲を呼び込みファンタスティックフリップを狙った。しかしみぃは、反対側のコーナーまで転がっていく。コーナーから下りようとした神童だったが、周りの「大丈夫。いける」の声に踊らされる形で強引にファンタスティックフリップを放っていったが、届くはずもなく自爆した。
起き上がったみぃはコーナーに上るも、なぜか何もしないでそのまま下りてしまう。そこに神童がドロップキック。タッチを受けた宮崎にもドロップキックを決めた神童は、宮崎のバックに回る。振り払おうとする宮崎だが、神童はしつこくしがみついて離れない。ならばと、「もうお前でいい」と恥ずかし固めを狙った。しかし梅咲が飛び込んできて阻止。ここで神童に目潰し。といっても、突くのでは指を押し付けていく。カットに飛び込んできた梅咲が宮崎に目潰しをお返し。
そして視界を失った宮崎にみぃを押し付ける。相手がられかわかってない宮崎はそのまま、みぃに恥ずかし固めを決める。技を解いて視界が戻ると、目の前に転がっているのはパートナーであるみぃ。神童と梅咲は、動揺する宮崎にドロップキックを打ち込んでいった。
気を取り直して反撃に転じた宮崎は、神童を攻め立てていく。えびす落としはカウント2で返されたものの、続いてムーンサルトプレス決めるべくコーナーに上がる。
ここで梅咲が飛び込んできて、大きく後方に投げ捨てた。神童は連続しての丸め込みフォールを狙っていったが、宮崎はことごとくカウント2で返していく。
最後はちょこまかとすばしっこく動く神童を捕まえ、目潰しから首固めで丸め込んでカウント3。
勝利したものの、宮崎が狙っていた梅咲への恥ずかし固めは未遂で終わってしまった。

▼大阪・Future wave(15分1本勝負)
△桃野美桜(時間切れ引き分け)高瀬みゆき△

 高瀬みゆきの方から握手を求め、桃野美桜が差し出した右手を握り返す形で試合開始のゴングを待つ。ゴングが鳴っても、簡単には組みにいかない桃野。そして組みに
いくと見せかけて素早くバックに回った。それを機にグラウンドの展開となる。関節技を狙っていく高瀬に対し、桃野は執拗にフォールを狙いにいく。
ショルダータックルを決めた高瀬。桃野は速い動きで高瀬の攻撃をかわし、ドロップキックでリング下に落とす。そしてリングに戻ってきたところを捕まえてキャメルクラッチに。かみつきで返そうとされると、高瀬を仰向けにして髪を踏みつけ、そのままネックツイストの要領でひねっていく。さらに低空ドロップキックの追い打ち。
桃野が放ってきたボディーアタックを受け止めてバックブリーカーに切り返すと、桃野の髪をつかんで投げ飛ばし、コーナーに追い詰めて踏みつける。続いてロープに貼り付けにして、背中へドロップキック。カウント2で返されると逆エビでギブアップを迫っていくが、ロープブレイクに持ち込まれると桃野の背中を踏みつけてボディースラム。いつしか桃野のセコンドとして、桜花がリングサイドに。
コーナーに飛ばされるもセカンドロープに飛び乗って振り向きざまのドロップキック決めた高瀬は、串刺しラリアット、コーナー最上段からダイブしてのフォアアーム。桃野のエルボーに対して逆水平を打ち込んでいく高瀬。互いに意地になって打ち合うが、高瀬がロープに走ったところでスライディング・レッグシザースを決めた桃野は、低空ドロップキックで顔面を撃ち抜いく。
そしてコーナートップからのフライング・ボディーアタック4連発。5発目ではフライング・ボディープレスを見舞った。
ロープに走った桃野をパワースラムで迎撃した高瀬は、逆水平とエルボーのコンビネーションからラリアット2連発。そしてカミカゼを決め、セカンドロープからのダ
イビング・レッグドロップ。さらに逆エビで追撃。逆片エビに移行したところで「残り3分」がアナウンスされる。
コーナーに上った高瀬に対し、桃野はコーナーを駆け上がっての雪崩式アームホイップ。休む間を与えずジャックナイフホールドへ。カウント2で返されると低空ドロップキックを叩き込み、丸め込みを連発していくも、いずれもカウント2でかわされる。
高瀬はカウンターのラリアット、ブレーンバスターを決めるが、桃野は踏みつけからの押さえ込みを連発。「残り10秒」がアナウンスされる中、桃野は丸め込みを連発していく。
ラリアットをカウンターで決めた高瀬だが、カウント3は奪えず。最後、ラリアットを放っていったところでタイムアップのゴングが鳴らされた。
15分間動きが止まることなく、まさにノンストップバトル。特に桃野がリングを駆け回っていた印象。
決着がつかないことに納得できない両者は互いに人差し指を立てると、再戦を約束してリングを下りた。

▼サクパラダイスプレゼンツ~大阪・プレミアムwave(30分1本勝負)
野崎渚、○KAORU、SAKI(20分25秒、体固め)旧姓・広田レジーナさくら●、門倉凛、青木いつ希


 新年にふさわしく、WAVEのシングル&タッグ王者が組んでのメイン。最強トリオが迎え撃つのは、前レジーナと今年8月予定の引退を発表したKAORU、そしてSAKIの世代を超えたトリオ。
先発を買って出た旧姓・広田レジーナさくら。対するはKAORU。KAORUは腰にベルトを巻く仕草をしてタイトル戦をアピールするが、広田は「えっ、お腹が冷えるって?」と肩透かし。KAORUは、「お腹が冷えるじゃない!」と叫んで攻撃を仕掛けていく。
広田をコーナーに追いやると、野崎とSAKIを呼び込んで串刺し攻撃の連発からブレーンバスター。広田もフェースクラッシャーを見舞い、プロレスLOVEポーズ。そして蝶野正洋ばりに「I'm レジーナ」とアピール。
タッグ王者を呼び込んだ広田は、2人に抱え上げてもらってKAORUにキックを見舞う。そしてなぜかパートナーである門倉凛と青木いつ希にボ・ラギノール。そして飛び込んできたSAKI、野崎渚にもボ・ラギノールを見舞ってダウンさせる。リング中央に並んで倒れた5人。それを飛び越えようとした広田だが距離が届かず、セントーンを落とすような体勢で落下。
代わった門倉は、KAORUに逆エビ固め。ロープに逃げられると、ストンピングを浴びせて青木にタッチ。KAORUをロープに貼り付けにした青木は門倉を呼び込んで、背後からベイダーアタックとドロップキック、ダブルニーアタックを交互にぶち込んでいく。
門倉はロープ際でKAORUをボディースラム。背中を踏みつけ、腰にニードロップを見舞っていく。乱戦のなかでタッチを受けた野崎は、門倉にビッグブーツを見舞っていき、オシャレキックからダブルレッグロックへ。そしてリバースインディアンデスロックから鎌固めを決める。
カットに飛び込んできた広田は、ブリッジしている野崎を土台にして三転倒立。あと一歩で成功というところだったが崩れてしまった。
ミサイルキックを決めた門倉。代わった青木はショルダータックルから串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、倒れ込み式のボディープレス。さらにダブルフットスタンプを狙ったが、それをかわした野崎は、青木がラリアットを狙ってきたところをかわしてドルミルに捕らえる。ロープに逃げられると、ビッグブーツを顔面に叩き込む。
代わったSAKIはニーリフトをはじめ、青木にヒザを突き立てていく。対する青木はバックフリップ。さらにロープに走ったところで野崎が飛び込んできてビッグブーツ。そして逆エビを狙って逆さ吊りにした青木のボディーに野崎がドロップキックを突き刺していった。そして逆エビへ。
タッチを受けた門倉は飛び込みざまフライング・ネックブリーカードロップ。SAKIもブレーンバスターを決め、みちのくドライバー。門倉もドロップキックを返し、青
木とのコンビで左右からのサンドイッチドロップキックを決めてノーザンライトスープレックスへ。
野崎が青木に、SAKIが門倉に、KAORUが広田にカミゴェ式のビッグブーツの競演を決めたあたりから、6人がリングに入り乱れての攻防に。
青木が野崎にベイダーアタックを決めれば、SAKIが青木にビッグブーツ、門倉がSAKIにトラースキック、SAKIが門倉にビッグブーツ。ここでKAORUがテーブル片を振りかざして広田に向かっていく。それをかわした広田。KAORUのバックに回ったところで後方にテーブル片を振り回したKAORUだが、広田はそれも読んでおりKAORUは自身の背中を殴りつける形に。
ボ・ラギノールからアトミックドロップを決めた広田だったが、SAKIに同じ技を決められる。広田をロープに飛ばしたKAORUとSAKIだったが、門倉と青木が飛び込んで
きて2人がかりの攻撃を阻止。野崎組をリング下に落とすと、広田に「飛べ!」と指示する。一瞬躊躇しながらもトペを放った広田。1度目は不発に終わったものの、2度目は見事成功。
リングに戻った広田は、孤立したKAORUに夜叉ロックを狙ったが丸め込みに切り返されてしまう。カウント2で返したものの野崎&SAKIのダブルブレーンバスターを浴
び、KAORUが垂直落下式ブレーンバスターの追撃。勝負をかけたKAORUは、バルキリースプラッシュを放ったもののかわされて自爆。そこに青木がスライディング・ラリアット。そして広田が夜叉ロックへ。だが野崎にカットされてしまった。
ここで広田がKAORUにジャーマン。カウント2で返されると羽交い絞め。ここで門倉がトラースキックを放っていったものの、かわされて同士打ち。青木のラリアットも同士打ちとなり、野崎のノアールランサー・ハイを浴びる。ここでKAORUがロープに走る。ビッグブーツを狙ったが、逆に広田がふらふらドーンで押さえ込む。
しかし、野崎とSAKIが重なり合った2人の体を転がしてKAORUを上に。ここでTommyレフェリーの右手が3回マットを叩いて、KAORUの勝利が宣された。
まさかの逆転勝利に喜びを爆発させるKAORU。
マイクを手にすると、ダウンしたままの広田を見下ろし、「レジーナ、どうやら私が勝ったみたいだ。そして、これ」とベルトを腰に巻く仕草を見せつけ、「ベルト、興味あんだよねえ~。あなたが持ってるレジーナ。超興味ある、あたし」と王座挑戦をアピール。
広田は仰向けになったままで「もしかしてそれは、挑戦したいっていうことですか?」と返す。KAORUは挑戦という言葉を使わず、「興味があるっていうだけ」。広
田は「その件については前に言ったように、誰の挑戦も受けません!」と返答。
 「そうしたら、ずっとチャンピオンでいられるでしょ」と永久王者宣言をするも、桜花が割って入り、「オイ広田、なんかレジーナになってからさ、『40(歳)以上は
防衛戦しなくてもいい』とか言い出してさ。ねえ、防衛して。でないと、(王座)剥奪するよ、ほんとに」とタイトル戦を強要。観客から大きな拍手が送られるのを聞いた桜花は、「ほら、お客さんも防衛戦してって言ってるよ」と追い込んでいく。
 「大阪中から嫌われた感じがする」と言う広田だが、「だってそんなのやりたくないじゃん。ベルト取られちゃうかもしれないじゃん」と断り続ける。
 桜花は「ほんとに剥奪するよ。剥奪していいですか?」と観客に問いかける。大きな拍手で答える大阪のファン。それに後押しされる形で「ほら、ほらほらほらほら」
と追い込んでいく。それでも広田は拒否の姿勢を崩さず。
 そこで桜花は、「こっちで勝手に(防衛戦を)決めます。来週の新宿と言いたいところだけど、あまりの防衛戦が続いてはあれだから……広田は名古屋出身だよね?
 じゃあ、2月28日の名古屋で、広田vsKAORU。タイトルマッチ、どうですか?」
 広田は「いやだよ。だってそんなん、地元でベルトなくしちゃうじゃん」と突っぱねようとしたが、KAORUが「社長の言うことは……絶対!」と桜花に加勢。桜花は「じゃあ防衛戦するか、剥奪されるか、どっちがいい?」と迫る。
「きったねえ」と言う広田だが、桜花はタッグ王者の2人に身勝っても「あんたたちも防衛戦しないと、こういう目に遭うからね」とクギを刺し、「どっちがいいの?」と回答を迫る。
 渋々、「じゃあ、やります」と答えた広田。最後は社長権限で、2・28名古屋でのレジーナ戦が決まった。KAORUは、「ありがとう社長。腰が寒いから。お腹寒いか
ら」といった表現でベルト奪取をぶち上げた。
 桜花は改めて「一応、チャンピオンなんだから、この後締めた方がいいよ」と広田にフィナーレを預ける。「負けたのに?」と戸惑いを隠せない広田だが、桜花は「その前に、今日の入場者数は……満員札止めです」と発表したのち広田に締めのマイクを預けた。
リングに1人残された広田。「でも、年明け一発目の大阪……」とまで言いかけたところで、広田の2人の子供がリングに上がってきた。子供たちを抱きかかえながら、「ママね、すっごい負け方したの。ひどい負け方したんだ。見てた? 見てなかったの?」と子供たちに言い聞かせる感じで、「ママね、2月の28日に、KAORUさんと防衛戦することになっちゃったの。ずっと強いママでいるために、チャンピオンベルトを腹巻にしようとしてるようなヤツに、ベルトを渡さないから。じゃあ、子供
たちの前で約束します。そして皆さんの前で約束します。2月28日、防衛戦、ベルト守ります」と宣言。
「そしてまた大阪に、次回大会、この状況の中で大会いつっていうのは決まってませんが、必ずまた、ベルトを巻いた姿で皆さんの前に立ちますので、その時はまた、コロナに気をつけて会場に足を運んでください。今日はほんとに、この状況の中、足を運んでくださってありがとうございます。いつも遠くの方から見守って、こうやって会場に足を運んでくださってありがとうございました。それでは体調に気をつけて、皆さんを楽しませに来ますので、また次回も来てください」と勝利宣言。最後は広田が音頭を取り、2人の子供も拳を突き上げての「これがWAVEだ!」で、2021年初の大阪大会は幕が下ろされた。
2021.01.16

「KABUKI-CHO WEEK ENDER Jan」

1、Future wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(11分15秒、体固め)稲葉ともか●
※ローリングストーン


AWGシングル王座&WWWD世界タッグ王座の二冠王者の高瀬みゆきと、JUST TAP OUTの空手娘・稲葉ともかが対戦。高瀬は5年目に入って最初の試合となる。

力のこもったロックアップの押し合い。高瀬が押し込むも、ロープ際で稲葉が体勢を入れ替える。グラウンドの展開では、高瀬が首の4の字固めで稲葉をロープに這わせる。稲葉の蹴りを封じにかかる高瀬。これを耐えられるとキャメルクラッチで捕獲。「終わりか! 終わりなのか!」と挑発した高瀬は稲葉をコーナーに逆さ吊り。串刺しドロップキックでカウント2。ニークラッシャーで叩き付ける。
劣勢の稲葉だったが、対角コーナーに振られた際に切り返しの二段蹴り。攻勢に転じた稲葉は足攻めでやり返し、ロープに走る。

高瀬がカウンターのパワースラムを放っていく。稲葉もフォアアームで向かっていくが、受け止めた高瀬が逆水平チョップのお返し。そして「一撃必殺・高瀬ラリアット!」と突っ込むも、稲葉がカウンターの二段蹴り。カウント2。ハイキックでカウント2。対角線に高瀬を振っていく。
これを高瀬が切り返してドロップキック。串刺しラリアット、セカンドロープからのジャンピング・エルボーバットでカウント2。

稲葉もキックで攻勢に転じると、一撃必殺ともか蹴りの体勢。読んだ高瀬が張り付けラリアット。
正調ラリアットでカウント2。
「一撃必殺カミカゼ・ベイビー!」から、セカンドロープへ。ギロチンドロップを投下するも、かわした稲葉がハイキックでカウント2。ロープに走るも高瀬がラリアットで迎撃する。
改めてセカンドからのギロチンドロップを放つが、返されるとトドメのローリングストーンでジ・エンド。
2、チャレンジ wave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&Sareee(15分42秒、首固め)梅咲遥&金子夏穂●

1・1新木場でおこなわれた宮崎有妃vs梅咲遥の直接対決で、梅咲のラ・マヒストラルに敗れてしまった宮崎。だが、勝敗よりも宮崎が熱心になっているのが、梅咲にはずかし固めをかけること。未成年ということもあり元旦興行では自粛した宮崎だが……。

この日、WWEカウントダウン中のSareeeと組んだ宮崎は、梅咲&金子夏穂と対戦。試合前から梅咲は宮崎を警戒。ひとまず握手をかわして試合へ。
先発は宮崎vs梅咲。手四つの力比べ。力でまさる宮崎だったが、この状況を見た金子が梅咲の助けに入る。しかし、気付いた宮崎が両腕ラリアット。梅咲&金子を捕獲すると、Sareeeも加わりキメポーズ。

続く宮崎は梅咲にビッグヒップ。ヘアーホイップをお見舞い。ロープに飛ばすが、梅咲がネックブリーカードロップに切り返し、金子とチェンジ。

金子は宮崎に首投げを決めるとボディーシザース。エルボーで脱出した宮崎が首投げを連発して、Sareeeにタッチ。
Sareeeは金子にヘアーホイップ。低空ドロップキックをお見舞い。金子も逆片エビ固めでSareeeをロープに這わせていく。そして金子はバックエルボーでカウント2。フォアアームで向かっていくが、Sareeeも強烈な一発でやり返す。続く逆エビ固めは金子が回避しスピアを狙う。だが、Sareeeがフロントンネックロックで捕獲する。Sareeeはロープに飛ばすも、金子がショルダータックルを放っていく。
梅咲が出ていき、Sareeeにドロップキック。Sareeeもドロップキックでやり返す。フォアアームの打ち合いを挟んで、梅咲がバッドボーイ。ブレーンバスターでカウント2。バックを取るSareeeだったが、梅咲が回転エビ固めに切り返し二転三転。Sareeeがフットスタンプをお見舞いする。そして鎌固めへ。これは金子がカットに入る。
続いて宮崎が出ていき、梅咲に串刺しラリアット。ファイアーマンキャリーで担ぐ。これを梅咲が着地しバックを取る。こらえた宮崎がはずかし固めを狙うがこれはSareeeをはじめとした全員が止めに入る。このチャンスに梅咲が丸め込むが、カウント2。

諦められない宮崎はもう一度、はずかし固めを狙うが、Sareeeが「宮崎さん、ダメだから。ディアナNGだから」と止めに入る。ならばと宮崎はSareeeを標的にするが、Sareeeも全力拒否。仕方なく金子が「宮崎さん! 自分にやるしかないですよ」と志願し、はずかし固めの餌食に。
Sareeeがカットすると、梅咲が反撃にかかり、セカンドからのドロップキック。ミサイルキックを宮崎にお見舞い。金子が出ていくと、宮崎がラリアット。そしてSareeeとのファンタスティックフリップを2連発。だが、2発目は金子が回避する。

すかさずヘッドバットにつなげる金子。逆エビ固めで捕獲する。
耐えた宮崎が反撃に転じ、コーナーに登るも梅咲が投げっぱなしジャーマン。すかさず金子がヘッドバットからの逆エビ固めへ。

宮崎がしのぐと、Sareeeの低空ドロップキックを挟んで、えびす落としにつなげる。キックアウトされるとタイガースープレックスの体勢。これをスクールボーイに切り返す金子だったが、返されるとロープに宮崎を飛ばしたが……宮崎が「ぎゅん!」の不意打ちで金子に隙を作ると目潰しからの首固めで勝利を収めた。
梅咲が二十歳になる2月7日まであと22日…。
3、スクランブル wave(20分1本勝負)
○KAORU&DASH・チサコ(19分3秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●&野崎渚
※チサコのホルモンスプラッシュ


昨年末の12・27後楽園でレジーナとなった旧姓・広田さくらが今大会より、リングネームを“旧姓・広田レジーナさくら”に改名。レジーナの期間は、この名前で活動することとなる。広田のパートナーは前レジーナの野崎渚。新旧レジーナ・タッグの実現となった。

対峙するのは、広田の “育ての親”であるKAORU。昨年末に引退を発表し、年始より引退ロードをスタートさせている。KAORUの脇を固めるのは、KAORUをハードコアの師匠として慕い、W−fixとしてユニットを組んでいるDASH・チサコ。広田とKAORUの絡みも気になるが、野崎とチサコの同期対決も見どころの一つである。
試合は野崎vsチサコでゴング。一進一退の攻防となったが、KAORUが割って入り、W−fixがダブルのフロントキック。ツープラトンのブレーンバスターをお見舞いする。KAORU&チサコは野崎を相手陣営に突き返し、「レジーナ出て来い!」と広田を指名。
劣勢を強いられるレジーナ。ローンバトルを強いられるも、なんとかフェースクラッシャーで一矢報いると「KAORUさん、引退するのは悲しいけど、感謝の数だけやらせていただきます」と高速ボ・ラギノール。チサコが「感謝の気持ちはカンチョーじゃない!」と止めるも、広田はチサコにもボ・ラギノール。さらに広田は2人まとめてのチョークスラムを狙うが、失敗。逆にW−fixのツープラトン・ブレーンバスターが決まる。ロープに飛ばされた広田だったが、トペ・レベルサを決めて、ようやく野崎と交代へ。
挽回モードの野崎はKAORUに串刺しビッグブーツを放つ。チサコがカットに入ると、野崎はチサコにも串刺しキック。さらにKAORUにおしゃれキックの体勢。これをかわしたKAORUがブレーンバスター。ハーフデスク攻撃から、デスクの上へのブレーンバスターを放つ。これは反則とみなされノーカウント。
続くチサコが高速低空ドロップキック。キックアウトした野崎がロープに走る。これをチサコが片足ドロップキックで迎撃すると、ここからビッグブーツのラリーに。チサコがドロップキック、ダブルリストアームサルトでカウント2。続くダイビング・フットスタンプは野崎がかわして、ランニング・ダブル・ニーアタック。キックアウトされるとノアールランサーで飛び込む。
いい流れとなったところで広田がダブルを要求。野崎は乗り気でなかったが、新旧レジーナでフェースクラッシャーをお見舞いする。そして広田は「登れ!」と野崎をコーナーに登らせると、野崎にボ・ラギノール!? その勢いで野崎がミサイルキックを発射させる。
続く広田は拝み渡りからのアームホイップ。ボ・ラギノールを放つと、野崎のおしゃれキックを挟んで、619→ボ・ラギノールにつなげる。すぐさま丸め込みを狙うも、カウント2。
チサコもスタナーでやり返し、KAORUと交代。滞空時間の長いブレーンバスターからW−fixの合体フットスタンプが決まる。広田もKAORU&チサコにボ・ラギノールを決めて、場外に送り出すとトペ・スイシーダ。失敗するも、2度目のトライで成功させる。
リング上では、野崎のブレイジングチョップと広田のボ・ラギノールが交互にKAORUに決まり、広田がへなーらサンセット。カウント2。続くシャイニング・ウィザードはKAORUがガード。ならばと野崎のフロントキックのアシストから、広田が夜叉スープレックスを決めるも、カウント2。夜叉ロックもチサコがカットする。追撃にかかるチサコだったが、野崎がビッグブーツで迎撃。
チャンスと見た広田がウラカンラナを決めると丸め込みで二転三転。カットに入る野崎に、チサコがまさかのボ・ラギノール。これを広田の仕業と勘違いした野崎が、広田にノアールランサーハイでお仕置き。すかさずチサコがホルモンスプラッシュにつなげると、KAORUがカバーし、3カウントが入ってしまった。
4、DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者組>門倉凛&○青木いつ希(20分49秒、エビ固め)桜花由美&桃野美桜●<王者組>
※桃野の逆さ押さえ込みを切り返して。ボスマミが2度目の防衛に失敗。門倉&青木が第25代王者組となる


WAVE認定タッグ王者組である桜花由美&桃野美桜(BOSS to Mammy/以後ボスマミ)の2度目の防衛戦の相手は、門倉凛&青木いつ希。2020年におこなわれたDUAL SHOCK WAVE優勝決定戦(11・21新宿)で、ボスマミは門倉&青木組に敗れ、優勝を逃している。早期のリベンジを望んでいた桃野の希望が叶った形でのタイトル戦となった。
いつものように、元気すぎる青木が先発するも、ボスマミが早速連係。担いで、投げて、高い高い、マミーがドーンで先制する。
門倉と青木もダブルで攻勢に転じるも、門倉だけがドロップキック。門倉が怪訝な顔を見せると、青木は「ドロップキック、できないもん…」と衝撃告白。仕方なく門倉はダブルのクローズラインを狙うが、桜花がフェースクラッシャーに切り返す。さらに桜花は青木にフットスタンプ、ロープ際でのダブルニードロップを投下させる。
劣勢を強いられた青木だったが、相手が桃野にかわるとショルダータックルを放って門倉と交代。

ドロップキックで飛び込む門倉を、桃野が払い落として低空ドロップキック。キャメルクラッチで捕獲する。しのいだ門倉がヘアーホイップ。桃野も同じくやり返して桜花につなぐ。
桜花は門倉をロープに飛ばすも、門倉がドロップキックを放って青木とタッチ。5分経過。桜花と青木がフォアアームの打ち合い。桜花がフェイントを入れて足を踏みまくるそして、串刺しビッグブーツをお見舞いする。さらにビッグブーツで追撃したあと、美桜ロケットを発射させる。続けざまの桜花のビッグブーツはカウント2。
串刺し攻撃を狙う青木だったが、桃野がドロップキックで妨害しボスマミがダブルの攻撃。これを青木がショルダータックルで迎撃する。そしてボスマミをコーナーにセットするとトレイン攻撃の体勢。青木は成功したが、門倉は自滅。さらに青木の串刺し攻撃は、門倉に誤爆してしまう。息の合ってないところを露呈してしまう門倉&青木だったが、門倉が桜花にネックブリーカードロップでカウント2。続くDDTは、桜花も回避する。
桜花が攻勢となりブラ下がりブラディーEXで絞り上げる。続くダイビング・サンマドロップを返されると、クロスフェースロックで捕獲する。なんとか門倉がロープに逃れる。
門倉は振り子式DDT、ダブルリストアームサルトで反撃。ロープに走るも、迎撃した桜花がスタンガン。続くケンカキック、カカト落としはいずれもカウント2。

桃野が出ていき、門倉に小刻みエルボー。ロープに走るも青木が足止めする。ならばと桃野はルーチャで門倉&青木を投げすて、2人にまとめてドロップキックを放つ。リング上は再び桃野vs門倉となり、桃野がストンピングを連発。門倉のトラースキックを桃野がアンクルホールドに切り返す。さらに桜花のケンカキック、桃野のドロップキックが決まる。
桃野のミサイルキックを門倉がかわして攻守逆転。門倉のドロップキック、低空ドロップキックからグラウンド卍固めへ。耐えられると低空ドロップキック。ミサイルキックで追い打ちをかける。カウント2。さらに門倉は逆打ちを狙うが、桃野が回避し低空ドロップキック、ミサイルキックにつなげる。
攻守が入れ替わり、ボスマミは青木を巻き込んでのロケット発射式ブレーンバスター。カウント2止まり。

門倉&青木も応戦。門倉のトラースキックが決まると、青木がショルダータックルで飛び込む。ボスマミもダブルを狙って桜花がコーナーに登るも、門倉が雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。すかさず青木が串刺しラリアットで飛び込み、門倉がキャノンボール。さらに青木がセカンドからのフットスタンプを投下させる。
返されると青木はジャーマンの体勢。堪えられるとバックフリップ。改めてジャーマン・スープレックス・ホールドにつなげる。キックアウトされるとダイビング・フットスタンプを放つが、桃野が寸前でかわすと、間髪入れずに桜花が青木にネックハンギングボム。桃野がジャックナイフで飛び込む。カウント2。さらにボスマミの合体不知火も決まるが、門倉が寸前でカットに入る。
ならばと桃野はJKボムの体勢。だが、ディフェンスに入ったはずの桜花が弾き飛ばされ、桃野に衝突してしまう。それでも諦めない桃野はカサドーラからのフットスタンプ。門倉の誤爆を呼び込み、後方回転エビ固めで丸めるも、これもカウント2止まり。すかさず走る桃野に青木がカウンターのラリアット。ショートレンジラリアットで攻勢。桃野は逆さ押さえ込みを狙うが、踏ん張る青木。桜花がビッグブーツでアシストに入ったが、勢いありすぎたのか、青木が桃野を押さえ込み逆転勝利を収めた。
◎エンディング
青木「ベルトー、獲りましたーーー! 凛ちゃん、獲ったよ、私たち。絶対、獲れないって思われてたよ。うわーーー、うれしい」

門倉「ベルト、獲りました。青木が頑張りました。『門倉と青木に負けたのがダサイ!』って言われて、そこからタッグマッチ、2人で組むことそんなになくて、今日まで来て、タイトルマッチ勝手に決めて、獲ったんですけど、これは本当に青木の頑張りだと思います。でも、このベルト、獲ったということはものすごい責任と重さがかかります。息があうんだか、あわないんだかわからないけど、獲ったからには頑張って守りましょう!」
青木「凛ちゃん、最初組むとき『凛ちゃんでいい』って言ったけど、私、いまなら言えるよ。凛ちゃんで本当によかった、ありがとう! はじめてのベルト、はじめてのベルト、凛ちゃんと獲れてよかった。これからたくさん守っていこう! これを機に誰の挑戦でも受けるーーー!って言いたいところだけど、はじめて獲ったので今日はこのまま浸らせてください。これ、どうやって締めるの? 私たちが締めるの?」

門倉「締めていいのかな?」

セコンドにいたレジーナ広田がリングへ。
広田「ちょっと待て。2人が戸惑っているみたいだから、ここはレジーナの広田が最後、締めてあげるから。君たちベルトの写真撮ったの? チャンピオンはね、段取りも把握してないといけないんだから」

マスコミ向けの記念撮影がおこなわれたあと、再び広田がマイク。
広田「せっかくだからチャンピオンが揃ったところで、記念に写真を撮っておこうか。これがwaveのトップベルトを巻いてる3人です。これがwaveの顔だからね。私は防衛戦をしない方向で、そういう守り方をしていくから(3人での記念撮影が終わり)ありがとう、新チャンピオン! 帰ってもよいです、お疲れさまでした。いい試合でした!(新王者チームが引き揚げたあと、小声で)ベルト獲れると思わなかったよね。いや、いい試合のすえにベルトチェンジで今日は本当にみなさんの前でいろんな劇的な歴史が動く日でした。ありがとうございました! 思いあまって私出て来てしまったんですけど、本当は言うことがあります。あのですね、KAORUさん!×2。今日はありがとうございました。来てください、ちょっと。コッチに。みなさんご存じだと思うですけれども、KAORUさんは引退を発表しまして、本当にそれからwave以外では何度も当たらせていただいて」
KAORU「そうなの。waveとマーベラス以外で」

広田「以外では本当に」

KAORU「毎回というか」

広田「毎回、絡ませてもらって、いざ引退を発表されて本当にもうあと何回当たれるんだろうなって思っていたら、すぐ当たれまして、それでも何回だっていったら、18日のマーベラスさんでも当たらせていただきまして、意外と当たらせてもらえるっていうことで安心してるんですけど、いまマーベラスさん対抗戦とかやってるじゃないですか」

KAORU「そうなんだよ」

広田「私も、一人GAEAISMっていうのをやりたくてですね、これだけいっぱい当たってるんですから、大阪、wave1月24日あるんですけど、やりませんか?」

KAORU「何を?」

広田「試合をです」

KAORU「シングルマッチ?」

広田「シングルでいいんじゃないですか?」

KAORU「だって、明後日もシングルやるんだよ? 明後日のマーベラスもシングルマッチ」

広田「シングルマッチ!」

KAORU「で、その次の24日もシングルマッチ?」

広田「シングルマッチでいいんじゃないですか」

KAORU「どんだけ好きなの」

広田「だって…大好きですから(笑)。これぞGAEAISMじゃないですか!」

KAORU「まあ、まあ、そうね。ハッキリ言って仙女vsマーベラスの対抗戦に入ってないから」

広田「私たち2人とも入ってなかったじゃないですか」

KAORU「そうだね」

広田「いまこそやりましょうよ」

KAORU「やりましょうか」

広田「私たちが見せましょうよ」

KAORU「オッケー、GAEAISMをね。ありがとうございます。大阪に行けるってことね。私が」

広田「そうです! 来てください」

KAORU「はーい」

広田「決まりました」

KAORU「ありがとうございまーす。勝手に決めていいの?」

広田「大丈夫ですよ×2、あのー、うまいことあとで」

KAORU「ごめん、私も勝手に決めてるけど」

広田「大丈夫ですよ、だって引退されるんですから」

KAORU「そうだよね。ちょっとぐらいわがまま言ってもいいよね。大丈夫、大丈夫!」

広田「ありがとうございます。最後、レジーナがしめる役割があるので」

KAORU「そういうことね。私は邪魔だ、と」

広田「邪魔とは言ってないです。ありがとうございました」

KAORU「ありがとうございました」
広田「皆様もまだまだ大変な状況のなか、本当に今日はお越しいただきありがとうございました! タッグチャンピオンも、レジーナチャンピオンもいろいろ新しい風がwaveには吹き始めていると思います。なのでですね、皆様これからも楽しんで、waveの応援よろしくお願いします! なんか知らないんですけど、私がマイクで締めると誰もwaveのメンバーが上がってくれないというシステムがいまできているみたいなので、このままアタシが『これがwaveだ!』で締めるんですが、(リングに上がってきた子ども達に)『これがwaveだ!』いける? いくよ、それではみなさん! 次回大会、1月24日の大阪大会になります。東京大会は次回は2月1日、またここ新宿FACEで18時開始になりますので、皆様こぞってコロナに気をつけながらご来場お待ちしております。それでは最後に、皆様は心の中で一緒にお願い致します。これがー、waveだーーー!」
◎門倉&青木バックステージ
——おめでとうございます。
門倉&青木「ありがとうございます」

青木「勝ちました×2、勝ちましたよ。勝ったよ、凛ちゃん。私たちここから、小競り合いしてたとこからはじまった」

門倉「ぜんぜん息あわないんですよ。一生合わないんじゃないかと思うくらい息あわなくて」

青木「けど、私も正直、息があったと思ってない」

門倉「大丈夫かな…という不安?」

青木「いや、でもきっとこのベルトが私たちを成長させてくれるに違いない! ねっ、凛ちゃん」

門倉「私、実はこのベルト持つの2回目なんですよ。1回目獲ったとき、はじめてNEW TRAで獲って、そのときに防衛戦とかいっぱいやってきたんですけど、このベルトの重みは本当に尋常じゃなくて、苦しいことも楽しいこともすべて自分はこのベルトにいっぱい詰めてきたし、成長もいっぱいさせてもらったので、このベルト2回目なんですけど、このベルト正直、重いし…。責任があるし、いっぱい困難が本当にあると思うんです。でもそれを青木が頑張って獲ったからには、しっかりこれはね自分たちが一緒に、このベルトと一緒に成長いけるチャンスかと、一皮むけるチャンスだと思うので…頑張りましょう」

青木「頑張りましょう!」

門倉「いやー、心配だな。息あうのかな、コレ…。私が獲ったわけじゃないけどさ、青木の頑張りで獲れたベルトですけど、私、心配…心配です」

青木「でも、でも、でもー、やっぱり自分ははじめて獲ったベルト、凛ちゃんと獲れたので、私は何も怖くないと思っています! なぜなら凛ちゃんと獲ったから。このかわいい素敵なベルト、カッコいい最高のベルトを獲ったので、その凛ちゃんの言う、思い、重み、凄さ、そういう辛いとか、楽しいとか、しんどいとか、悲しいとか、嬉しいとかきっといっぱい刻まれているこれを凛ちゃんと大事に守って、自分も成長します! するよ、凛ちゃん。成長します! ありがとう」

門倉「こわいなー、大丈夫かな。心配」

青木「大丈夫だよ!」

門倉「頑張りましょう、じゃあ」

——息あうように食事に行ったりお泊まり会とかは?
青木「このご時世だからな…」

門倉「コロナ怖いんで、NGです。私からのNGを(出します)」

青木「検査してから1日でお泊まり会しよ」

門倉「ヤダ×3、それでもヤダ!」

青木「いつかね。落ち着いたらご飯いきましょう。だから落ち着くまでこれを守ろう」

門倉「……うん。そうだね」

青木「そういうことで、そうしよう」

門倉「怖い×3、待って!これはさ、今日青木が勝ったということは?」

青木「今度は青木&門倉になります。入場曲も私のね」

門倉「えぇぇぇ…」

青木「だって私、勝ったから」

門倉「やっばい」

青木「イエーイ、こういうタッグです」

門倉「こういうタッグなんです…」

青木「よろしくお願いします、イエーイ!」