2019.12.25

ダイシワスクリスマス

日時
12月25日  水曜日
観衆
188人
場所
1、X'mas・ヤングwave(20分1本勝負)
○有田ひめか&星月芽依&林亜佑美(9分4秒、エビ固め)進垣リナ&梅咲遥&松井珠紗●

ヤング世代の有田ひめか&星月芽依&林亜佑美と進垣リナ&梅咲遥&松井珠紗が6人タッグで激突。

開始早々、進垣が捕まりロープに張り付けられる。31歳の進垣に対し、若手の有田&星月&林は「ババア!」を連呼。Tommyレフェリーが「ババア、ババア言うな」と厳重注意。有田がボディースラムで叩き付けたあと、星月がヘアホイップ。かわった林は「わっしょい!」と首投げ→水車落としへ。
進垣もなんとか切り抜け梅咲とタッチ。梅咲は林にボディーシザース、リバース・インディアンデスロックで捕獲する。そして弓矢固めへ。崩れると逆に林がカバーする。カウント2。すぐさま梅咲は逆エビ固めで捕獲。林は「わっしょい! わっしょい!」と連呼しながらロープを目指す。ブレイクするとエルボー弾。クロスボディーを放って、星月と交代。
星月は梅咲にドロップキックを連発。カウント1。5分経過。梅咲もドロップキックでやり返すが、さらに星月がボディースラム。ロープに走るが、エプロンから進垣が妨害。攻勢に転じた梅咲がミサイルキックを発射させる。

続いて松井VS有田へ。有田が豪快ショルダータックルをお見舞い。そしてアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲。ピンチの松井だったが仲間のカットに助けられ反撃開始。トレイン攻撃を挟んだあと、ミサイルキック。
そしてフィッシャーマンSHへ。カウント2。一方、有田は両腕ラリアットを狙うが、かいくぐった梅咲&松井がダブルのドロップキック。すぐさま松井はキャプチュードにつなげる。

これをキックアウトした有田は松井にカウンターのラリアット。すぐさまジャンピング・ニーアタックと畳みかけて勝利を収めた。
2、X'mas"真っ赤な"スクランブルwave(20分1本勝負)
△桜花由美&高瀬みゆき(時間切れ引き分け)朱里&Sareee△

クリスマスということで、全員がサンタの帽子をかぶって登場。赤をコスチュームに取り入れている桜花由美、高瀬みゆき、朱里、Sareeeがタッグで激突した。

試合は桜花VSSareeeでスタート。ロックアップの押し合いに。桜花が寄り切りロープブレイク。続いてリストロックの取りあいとなる。両者同時にタッチ。

高瀬VS朱里に移行。バックの取りあいから朱里がアームホイップ。サッカーボールキックをお見舞いすると、今度はSareeeが出ていき、高瀬にドロップキック。低空ドロップキック、ボディースラムから鎌固めへ。耐えられると、ヘアホイップで投げ捨てる。かわった朱里が高瀬を踏みつけ、そして腕十字。これは桜花がカットする。
劣勢の高瀬だったが、ブーメラン式ボディーアタックで反撃開始。続く桜花が串刺しビッグブーツ。ダイビング・サンマドロップでカウント2。クロスフェースで捕獲する。耐えられると、高瀬がダイヤル固めでカウント2。桜花がヒザ蹴りを連発していき、逆エビ固めへ。高瀬が低空ドロップキックで続き、ダブルの攻撃を狙う。だが、これは朱里が桜花にバッククラッカー、高瀬には串刺しニーをお見舞い。そして高瀬にサッカーボールキックを放つ。
続いてSareeeが低空ドロップキックで追撃。エルボー合戦となる。吹っ飛ばされた高瀬が逆水平チョップとエルボーでお返し。Sareeeも小刻みエルボーでやり返しミサイル発射。高瀬もブレーンバスターで攻守逆転。パワースラムを敢行する。カウント2。


桜花VSSareeeのマッチアップ。Sareeeのダイビング・フットスタンプはカウント2。桜花もDDTでやり返し、カカト落としへ。残り5分から桜花がビッグブーツ。かわしたSareeeがフットスタンプ。低空ドロップキック。フィッシャーマンSHでカウント2。

朱里もミドルキックで続き、串刺しニーでカウント2。スリーパーで捕獲する。残り3分。桜花のビッグブーツ、朱里のエルボーがラリーとなる。
朱里がロープに走るが、高瀬が妨害。すぐに桜花がスパインバスターにつなげて、高瀬がスライディングラリアット。桜花がケンカキックで飛び込んで行く。

今度は朱里&Sareeeが桜花にキック。そこから朱里がハイキックにつなげる。カウント2。走る朱里に桜花が追走式ビッグブーツ。朱里も追走式ニーから投げっぱなしジャーマン。
残り1分となり、高瀬が朱里にローリングストーン、Sareeeにラリアット。このチャンスに桜花がチンクラッシャーを放つと、朱里はヒザ蹴りで応戦。
残り時間が少なくなるなか、桜花のビッグブーツ、朱里のジャーマンが決まったところで時間切れを告げるゴングが打ち鳴らされた。
3、クリスマス・ゴキゲンwave(15分1本勝負)
○米山香織(7分15秒、エビ固め)HIRO'e●
※丸め込みの応酬から

HIRO’eにとっての米山香織は、長浜浩江時代から節目、節目で対戦してきた相手。HIRO’eに改名してからは初シングルとなる。

握手を求める米山に、HIRO’eが張り手。米山「性格悪いヤツだ」とゴング。米山コールが沸き起こると、米山は「人気は私のほうが勝ってるみたいだから、次は力で勝負だ。ビビってるのか?」と挑発。手を組むが、HIRO’eが足を踏みまくる。
米山は「なかなかやるな」と握手を求めるも、HIRO’eが応じると足を踏みつけヘアホイップ。キャメルクラッチへ。HIRO’eもやり返す。張り付けドロップキック、ロングビーチへ。なんとか米山がロープ。

米山はモンゴリアンチョップを放って、グルグルパンチ。かわしたHIRO’eがボディーブロー。HIRO’eの串刺しスピアをかわした米山がセントーン。
攻勢に転じたHIRO’eも串刺しスピア、ブレーンバスターでカウント2。低空ドロップキックをお見舞い。コーナーに登る。

追いかけた米山がコーナー上でモンゴリアン。HIRO’eもやり返し、サクラ落としへ。
米山の十字固めから丸め込みの応酬。HIRO’eがヒロギョプサルでカウント2。カサドーラを仕掛けるも、カバーをめぐって二転三転。最終的に米山が押さえ込んだ。
試合後、HIRO’eがマイクを握る。「長浜浩江改めHIRO’e、来年8月16日をもって引退します! 私にはもう1つ夢があります。柔道整復師になることです。プロレスとの両立は難しいと思って引退を決めました。最後の日までプロレスラー・HIRO’e、悔いを残すことなく完走したいと思いますので、よろしくお願いします。これからも応援お願いします! 米山さん、私、撤回しないので」

米山は「わーーーーーーーーん」と叫びながら退場。
◎バックステージ
——突然の発表になったが。
HIRO’e「発表としては突然ですけど、自分のなかでは結構、前から決めてきたことなので、はい。そうですね、来年8月16日に引退をします!」

——理由というのは?
HIRO’e「柔道整復師になりたいというのがもともと、プロレス入る前に(あった)。自分高校卒業でwaveに入門したんですけど、高校卒業するときに柔道整復師の専門学校に行くことが決まっていたんですけど、プロレスラーになりたいという夢を持って、親に話して、やりたいことをやったらいいということで、学校を蹴って、こっちの道を選んだんですけど、もう一度、自分のなかで1回考えたときに、もう1回そろそろ柔道整復師の道に行きたいなと思って。いまのこのタイミングで」

——まだプロレスを続けたあとでもできるのでは?
HIRO’e「そうですね。体のどこかが痛いとかそういうわけではにないんですけど、自分の中でいろんな選択を考えたうえで、いまがちょうど。スッキリと言いますか、まだまだぜんぜん自分のできること、やらなきゃいけないことたくさんあると思うんですけど、ここのタイミングが自分の中でいいなと思いました」

——そうするとあと8カ月どういった気持ちで?
HIRO’e「どこに行っても最後っていうものがついてまわると思うんですけど、最後ってことに気負いをせず、いつも通り、でも私というプロレスラーがいたことをみなさんに覚えておいてもらえるために過ごしていきたいなと思っています」

——具体的に成し遂げたいこと。
HIRO’e「具体的には決まってはないですけど、まだ」
4、Regina EVE クリスマスプレミアムwave(20分1本勝負)
○彩羽匠(3分38秒、体固め)野崎渚●
※ランニング・スリー

wave全員制覇を掲げ、HIRO’e、旧姓・広田さくら、水波綾、宮崎有妃、桜花由美と下してきたマーベラスの彩羽匠。残すところは野崎渚ただ一人となった。NEXTトーナメントは高瀬が優勝すると踏んだ彩羽は、今大会で野崎を指名。年内wave制覇を成し遂げるつもりだった。ところが野崎はNEXTトーナメントに見事優勝。先に決まっていたこのカードはそのままおこなわれることとなり、“タイトル4日前のシングル対決”という前代未聞のカードとなった。
慎重に組み合う両者。彩羽がキックを放って低空ドロップキック。すぐに走る彩羽に野崎がビッグブーツを放つ。
野崎のミサイルキックをかわした彩羽がキックで攻勢。野崎もスリーパーで捕獲する。逃げられるとエルボーバット、串刺しビッグブーツで追撃。
彩羽は串刺し式のキックを顔面に叩き込むと、抵抗する野崎を強引にランニング・スリーへ。速攻決着で前哨戦を終わらせた。
試合後、彩羽は、「野崎さん、プレッシャー感じたことありますか。自分はwaveのベルトを取って、『全員制覇』という目標を口にしたときから、死ぬほどプレッシャーを感じてきました。おい! 週プロのインタビュー読みましたよ。自分が前、言ったように過去の勝敗とか関係ないんですよ。勝ったヤツが強いんですよ。もう一度言いますね。強いヤツが勝つんじゃなくて、勝ったヤツが強いんですよ。自分から一言。自分に勝つ方法、教えておきます。もっとプレッシャーを感じてください。そして今日、クリスマスですね。サンタさんにプレゼントはいらないです。ただ29日、もっと長い試合ができるよう自分はサンタにお願いしておきます。メリークリスマス」とマイク。
◎バックステージ
野崎「悔しい、すごい悔しいけど、勝ったヤツが強いって自分もそうだと思ってたから、本当に今日勝ちたかったんですけど、ちょっと29日まで時間少ないんですけど、いま何も考えられないです」
◎バックステージ(全試合終了後にコメント)
——今日の野崎戦はいかがでしたか。
彩羽「覚悟が違うよね。自分はマーベラスを背負ってる一人だし、waveのレジーナのベルトを取ったときから、そっちの覚悟もプレッシャーとも闘ってきて、自分の吐いた言葉ですけど、waveの選手全員制覇。そういう言葉を吐いたときから怖いくらいのプレッシャーが降りかかってきて。でも今日、ノンタイトルだけど全員制覇しました。やっぱり勝率でいうと、確かに自分は負けが多いです。野崎選手に関しては。けど、それは過去の自分であって、リング上で言ったように、そのとき勝ったヤツが自分が強いと思ってる。29日、本当に野崎渚…本当日が少ないからね、どう今回のこの3分の試合で、どう考えているかわからないけど、あと4日しかない。この日にちでどんなプレッシャーをかかえてくるのか、リング上で楽しみにしています。ぜんぜん、負ける要素が一つもない」
——タイトルマッチの4日前にシングルでやるのはやりづらい状況だったが。
彩羽「そうですね。でも自分で提案したことなんで。正直、野崎渚のコンディションとか見てて、高瀬さんとかにも負けてたし、NEXT上がって来ないなというのが自分野予想で、だったら年内にwave全員制覇したいという、自分のワガママでもあり、決定したことなので。ぜんぜん自分自身はやりづらさはまったくなくて、コンディションもすごいいいし、ぜんぜん、ぜんぜん。向こうがやりづらさに負けたんだったらそこまでの選手ですよね。だから手のうちをあかしたくないっていうのもちょっとあったので、さんざんやってきて、いまさらですけど、いつも自分はいまが旬だと思っているので、いまの自分も知られたくないんで、もう本当ランニング・スリー1発で仕留めました」

——レジーナになってから全員制覇を一つのモチベーションだったが、達成してしまった。29日は彩羽匠にとって何が一番のモチベーションになる?
彩羽「やっぱり自分はこんなに女子プロレス団体があるなかで、いまの時代はその中で一つでまとまるのは厳しいので、自分はマーベラスにベルトがないぶん、他団体のベルトをかっさらって他団体にどんだけ売り込んでいけるかっていうのが自分の勝負だと思うので、ここからですよね。自分は。ここでwaveの選手、勝ったヤツが強いって言ったんですけど、これで認めさせたと思ってるんですよ。だったら他団体にもっともっと面白く、まじわっていってもいいのかなっていう気はします。そこが自分の目標。ホントにやりたかったことってそこなのかもしれないですね」

——29日は防衛して来年以降は他団体に?
彩羽「そうですね。ガッツリ、waveって書かれているのが自分のなかで気にくわないんですけど、でもそうやってタイトルができて緊張感ある試合ができるというのは自分の経験値にもなるし、だったら、どんどんいろんな選手とまじわっていきたいですよね」
5、クリスマス・プレミアムwave(30分1本勝負)
○伊藤薫&渡辺智子(18分46秒、片エビ固め)宮崎有妃&旧姓・広田さくら●
※ダイビング・フットスタンプ

メインイベントはWAVE認定タッグ王者の奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田さくら)とWWWD世界タッグ王者組の伊藤薫&渡辺智子組がノンタイトルながら激突した超プレミアムマッチ。
入場した広田は「ハッピーメリークリスマス。伊藤さん、渡辺さん今日は受けて下さってありがとうございます。クリスマスなんで、もう1つベルトかけて闘いませんか。タイトルマッチにしましょう。どうでしょう」とダブルタイトル戦を提案。伊藤&渡辺組が難色を示すと、さらに挑発する広田。ところが、伊藤&渡辺が応じようとすると、広田の態度が急変。「じゃあタイトルマッチはナシだ。やる気満々だったのに」とあっさり引き下がった。

まずは4選手が中央で対峙。いざ伊藤を前にすると奇跡はそのサイズ感に逃げ腰。すると渡辺が「プニプニしてるよ」と伊藤のお腹やほっぺを指でツンツン。すっかり丸め込まれた広田は「ホントだー、プーさんみたい」と試合に応じる。
ボディーアタックで突っ込む広田だったが、伊藤が吹っ飛ばしてカウント2。早速伊藤がコーナーからのフットスタンプの体勢。慌てて逃げる広田。さすがにパートナーの渡辺も「まだ早い」と止めに入る。

ここで広田は「もしかして伊藤さんロープ渡りやろうとしてる?」と、無茶ぶり。伊藤が渡辺、奇跡の手を借りロープを渡りきると、広田は「意外となんでもやってくれる」と調子に乗り始める。
伊藤が追撃のセントーン。これをキックアウトする宮崎。渡辺がラリアットで続き、コーナーに登るも、宮崎がリップロック。雪崩式ブレーンバスターでカウント2。

逆にコーナーに登る宮崎だったが、今度は渡辺が追いかけリップロックからの雪崩式ブレーンバスターでお返し。ここで宮崎は渡辺の胸を鷲づかみ。渡辺もやり返す。ならばと宮崎は恥ずかし固めの体勢。しかし、恥ずかし固めではなくビッグヒップを放って広田とタッチ。
広田は高田純次を狙うが、渡辺が迎撃。すると広田は「クリスマスだから2人がやるっていうの?」と、これも伊藤&渡辺に無茶ぶり。伊藤&渡辺がダブルの高田純次からエルボードロップを決める。

すぐに渡辺が走るが宮崎が妨害。広田がフェースクラッシャーへ。場外に渡辺&伊藤が落ちるとトペを狙うが失敗。逆に伊藤がスライディングキックで奇跡を吹っ飛ばす。
場外戦となり、この試合2度目のバックステージへ。再び現れると、全員の顔が緑色。追いかけていった二上美紀子会長もグリーンミストの巻き添えになっていた。

リングに戻って試合再開。奇跡は伊藤&渡辺を対角コーナーにセットし、ときめきメモリアルで往復。宮崎がラリアットを狙うが広田に誤爆。ここから誤爆も含め、すべての攻撃が広田に決まり、ダメージが蓄積されていく。伊藤&渡辺はサンドラッチラリアットから、伊藤がセントーン。そしてパワーボムへ。カウント2。
ライガーボムは広田がかわして、宮崎のリップロックからへなーらサンセットの体勢。だが、伊藤の巨体に押し潰されてカウント2。すかさず渡辺が、広田にダイビング・ボディープレス。宮崎がカットに入ろうとするも、伊藤が「カットにきたらお前も踏むよ。どっちがいいかよく考えて」と牽制。固まる宮崎の前で伊藤が広田にダイビング・フットスタンプを突き刺し3カウント! 勝った伊藤は「私からのクリスマスプレゼント」とご満悦だった。
◎エンディング
桜花「2人とも大丈夫ですか。ベルトかけなくてよかったですね。じゃあ2人が死んでるので、私、締めてもいいですか。みなさんメリークリスマス。ありがとうございます。クリスマスの夜にプロレスリングwaveを見に来てくださるみなさんありがとうございます。クリスマスなのでみんなで写真を撮りたいと思うんですけど、いいですか? 上がってください。私が締めてようと思ったんですが、今日引退を発表して8月16日引退するHIRO’eちゃんに締めててもらおうかな?」
HIRO’e「あと8カ月お願いします。みなさんクリスマスの夜にご来場ありがとうございます! 発表させていただきましたが、かわらずこれからも闘っていくのでお願いします。12月29日、後楽園もありますのでみなさんぜひご来場ください。ではみなさんいいですか。いきますよ。これがwaveだーーーー!」