2020.07.23

『夏祭り・東』

◎対抗戦入場式
大会に先立ち、対抗戦に出場するwave勢(野崎渚、桜花由美、宮崎有妃、旧姓・広田エリザベスさくら、HIRO’e)とマーベラス勢(神童ミコト、星月芽依&響&Maria&MASHA)が入場式をおこなった。全選手が揃ったところで野中美智子リングアナがルールを説明。

野中リングアナ「各団体5人対5人で対戦をいたします。試合時間は30分間勝負。
30分間でより多く、フォール・ギブアップなどの通常のプロレスルールで勝ち星を多く取った団体が勝利となります。チェンジ権はルチャリブレルールを採用いたします。試合の権利のある人がリングを降りた場合、それ以外の人に権利がわたります。最初の5分はお互いシングルマッチとしてスタート。そのあと5分おきに各団体1人ずつ投入されます。入場順は曲がなってからわかる『バトルロヤル方式』で各団体1人ずつ入場いたします。フォール&ギブアップその他で負けた選手もそのまま試合は続行されます。お互いの団体のプライドをかけた遺恨なき団体対抗戦となります」
1、Young wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき&梅咲遥(10分57秒、片エビ固め)久令愛●&林亜佑美
※ローリングストーン


第1試合は、ヤング世代によるタッグマッチ。高瀬vs林のアクトレスガールズ対決でスタートとなる。まずは林が恒例の「ワッショイ!」連呼で会場を盛りあげる。仁王立ちの高瀬。対戦を諦め、梅咲にゆずる。

背後から梅咲が林にドロップキック。コーナーに押し込み、ストンピングを浴びせていく。そしてヘアーホイップ→ボディースラムでカウント2。高瀬と交代。
いきなり劣勢の林だったが、カウンターのドロップキックを放って反撃開始。「ワッショイ!」からの首投げを放っていく。高瀬のエルボー弾もかわして、「ワッショイ!」を叫ぶ林。ならばと高瀬はマシンガンチョップでお返し。串刺し攻撃を狙うが、かわした林がドロップキック。

ここで高瀬&梅咲はダブルの攻撃。ツープラトンのブレーンバスターも成功させる。
梅咲vs林となり、林がクロスボディーをお見舞い。水車落としにつなげる。これを梅咲が回転エビ固めに切り返すも、林がドロップキック。梅咲もドロップキックでやり返す。キックアウトされると「みなさん、遥もワッショイ、やりまーす!」と水車落とし。だが、背後から林がドロップキックを放ち、水車落としでやり返す。

交代した久令愛が梅咲にショルダータックルを連発。梅咲もドロップキックでやり返し、エルボー合戦となる。セカンドからのドロップキックを放つが、かわした久令愛がコーナーに叩き付ける。串刺し攻撃を狙うが、カウンターのネックブリーカードロップに切り返す梅咲。キューティースペシャルから押さえ込みを連発していく。キックアウトされるとドロップキック。
続く高瀬が張り付けラリアットで追い打ちをかける。ロープに走るもエプロンから林が足止め。このチャンスに久令愛がアームブリーカーから首固めへ。カウント2。ワキ固め→腕十字で捕獲する。耐えられると、セカンドからのドロップキックでカウント2。

高瀬もカウンターのパワースラムから走るが、これを久令愛が飛びつき腕十字へ。カットされると久令愛がダブルの攻撃。続くダブルリストアームサルトもカウント2。なおも走る久令愛に高瀬がラリアット。カミカセからのギロチンドロップへ。

続いて丸め込みの応酬に。残り5分となり、高瀬が久令愛にラリアット。キックアウトされると、ローリングストーンにつなげて快勝を収めた。
◎乱丸がインフォメーション
リングの除菌清掃中に救世忍者乱丸が登場。万喜なつみと朱里がダブル主演を務める舞台「フィリピン人の父に、投げっぱなしジャーマン」、そして自身のツイキャス配信「プチプチプチプチ乱丸フェスタ~マットプロレス!EXTRA GOLD」をPRした。
2、wave vs Marvelous遺恨なき団体対抗戦.其の参 波的覇王者亜種wave style battle royale subspecies(30分)
桜花由美&宮崎有妃&旧姓・広田エリザベスさくら&野崎渚&HIRO’e(6−6)神童ミコト&星月芽依&響&Maria&MASHA
①○HIRO’e(3分36秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)神童ミコト●
②○野崎渚(8分11秒、片エビ固め)星月芽依●
※ノアールランサー
③○桜花由美(12分1秒、片エビ固め)響●
※ビッグブーツ
④○宮崎有妃(17分3秒、外道クラッチ)Maria●
⑤○HIRO’e(20分38秒、ジャックナイフエビ固め)MASHA●
⑥○神童ミコト(23分19秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑦○神童ミコト(23分29秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑧○神童ミコト(23分38秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑨○神童ミコト(23分48秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑩○神童ミコト(24分3秒、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●
⑪○桜花由美(28分32秒、片エビ固め)響●
※ビッグブーツ
⑫○響(28分56秒、片エビ固め)桜花由美●
※ラリアット。6—6の引き分けのため、延長戦として10人タッグマッチがおこなわれることに。
◎延長戦(時間無制限1本勝負)
桜花由美&宮崎有妃&○旧姓・広田エリザベスさくら&野崎渚&HIRO’e(8分36秒、エビ固め)神童ミコト●&星月芽依&響&Maria&MASHA
※スワンダイブ式ジャックナイフを切り返して。


マーベラス2・24新木場、wave3・11新木場でおこなわれたwave対マーベラスの遺恨なき対抗戦の第3弾。当初の予定では4・26仙台大会で行われる予定だったが、コロナウイルス感染拡大防止のため延期となっていた。なお、これまでの戦績はwaveが2連敗。wave勢に三度目の正直は訪れるのか!?

まずはマーベラスから神童ミコトが入場。waveからはHIRO’eが先発する。改めてルール説明がおこなわれたあと、ゴングを迎える。
神童がドロップキックで先制を仕掛けていき、早速ボディースラムの体勢に入るが、堪えられると首固めへ。カウント2。すぐにロープに走る神童にHIRO’eがスピアで迎撃。串刺しスピアにつなげる。さらにブレーンバスターでカウント2。コーナーに向かうと、神童も食らいつく。HIRO’eがエルボー弾で振り払い、ミサイル発射。サクラ落としでカウント2。バックドロップを放つが、これを神童が着地する。スクールボーイを連発する神童。HIRO’eも丸め込みで返すが、いずれもカウント2。

カウンターのサクラ落とし、スピアを放ったHIRO’eがバックドロップで追い込む。キックアウトされるとジャーマンSHでwave勢が1本目を先取した。
試合が続行される。攻勢のHIRO’eが逆エビ固め。ここにwave・野崎渚、マーベラス・星月芽依が合流。

星月はHIRO’e→野崎にドロップキックを連発し、主導権を握る。勢いに乗る星月だったが、野崎がカウンターのビッグブーツで流れを変える。スリーパーからの顔面バン!3連発でお仕置き。そしてドルミルへ。これは神童がカット。

ならばと野崎はフェースバスターからの蒼魔刀。返されると、ノアールランサーと畳みかけ貫録勝ち。waveが2本目をゲットした。

すぐに神童がドロップキックで報復に出るが、野崎が払い落とす。リング上は星月が孤立する展開。wave勢のトレイン攻撃が決まる。野崎のブレーンバスターはカウント2。そしてスリーパーへ。なんとか星月がロープ。ビールマンキックで追撃する野崎。
ここでマーベラス・響、wave・桜花由美がリングイン。響は桜花に連続で串刺しスピアをお見舞い。神童もロケット式ドロップキックで加わる。そしてマーベラス勢が合体セントーンを投下。続く響のミサイル弾はカウント2。カミカゼからコーナーに登るが、HIRO’eが足止めする。すかさず野崎がデッドリードライブで投げ落とす。そして、桜花&野崎でカカト落とし&おしゃれキックの競演。さらに桜花がビッグブーツ。ショートレンジのビッグブーツを放つ。返されると正調ビッグブーツにつなげて響から3カウントを奪った。

試合が続行され、桜花はクロスフェースで捕獲。星月が助けに入ろうとするが、これをHIRO’eが妨害する。助けを失った響が自力でロープ。桜花&野崎のダブルのビッグブーツも響に決まり、wave勢が攻勢をキープする。
そこにwave・宮崎有妃、マーベラス・Mariaがリングイン。宮崎は入場するなり、いきなりセコンドの彩羽匠に一直線! 会場がざわつく。
リング上は桜花vs響&Mariaとなり、ダブルの攻撃を狙うマーベラス勢。これをかわした桜花がフェースクラッシャー。Mariaにフロントキックを連発していく。続く宮崎が恥ずかし固めを狙うが、Mariaもエルボー弾で応戦。宮崎はハンマー式ボディープレスでHIRO’eを投下すると、Maria&星月に串刺しラリアット。神童に目突きを放ち、Mariaにも目突きからの首固め。これは返されるも、外道クラッチでクルリ!
Mariaを標的にしたwave勢はトレイン攻撃。HIRO’eのカバーはカウント2。ブレーンバスターもカウント2。HIRO’eは張り付けドロップキックで追撃すると、キャメルクラッチで捕獲する。耐えるMaria。そこに野崎が低空ドロップキックで追い打ちをかける。野崎&HIRO’eのショルダータックルから、HIRO’eが逆エビ固めの体勢。これは響がカットする。
ここで最終入場者として、マーベラス・MASHA、wave・旧姓・広田エリザベスさくらが入場。テーマ曲のイントロが長いせいか、なかなか現れない広田。その間にHIRO’eがMASHAからジャックナイフで5本目をゲットする。

ようやくリングインした広田はそのままトペ・スイシーダ。リングに戻ると、神童がドロップキックで報復に出る。カウント2。さらにロープに走る神童だったが、場外から足下をすくわれ転倒。広田がフェースクラッシャーでお返しする。
ここから両軍、乱れての攻防に。広田のボ・ラギノールがMariaに決まるも、MASHAが広田に逆エビ固め。これは宮崎が救出。奇跡は神童に合体技を狙うが、自滅。ダメージを負った広田に神童がスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めへ。初フォールを奪うと、その後、連続で丸め込み、あっという間に5対5のイーブンに持ち込んだ。
勢いに乗る神童は6フォール目を狙うが、野崎がドルミルⅢへ。これはカットに遭う。ならばと野崎はショートレンジのビッグブーツで追い打ち。
残り5分となり、野崎が神童にハーフハッチ。フロントネックロックで捕獲する。これはニアロープ。ここで広田がロープ渡りへ。途中で転落するも619につなげる。回転エビ固めは神童が切り返し、カウント2。ヒヤリとする広田。

反撃モードの広田は裏拳。へなーらサンセットの体勢に入るが押しつぶされて逆にカウント2。チャンスとばかりに走る神童に、広田がふらふらドーンでカウント2。ここで広田は神童を羽交い締め。宮崎がラリアットで飛び込むが、寸前でかわされ同士討ちに。神童がすかさず広田をカバーする。これは惜しくもカウント2。

神童の押さえ込みはいずれもカウント2止まり。響が出ていき、広田にボディースラム。カットに入った桜花が響にビッグブーツ! 土壇場で3カウントを奪い、wave勢が1本リード。
優勢に立ったwaveだったが、このあと野崎のビッグブーツが桜花に誤爆してしまう。すかさず星月が桜花にドロップキックで飛び込むと、続けざまに響がラリアット! なんと桜花から3カウントを奪い返す。ギリギリのころでまたもやイーブンに戻すマーベラス勢。残り1分となり、カミカゼ→ダイビング・セントーンと畳みかける響。これを寸前でかわした桜花がビッグブーツ。なんとか神童が滑り込み、カウント2。ならばと桜花はロープに走るが、響がカウンターのラリアット。正調ラリアットにつなげる。今度はHIRO’eがカットに入りカウント2。残り10秒。なおも走る響。桜花がビッグブーツで迎撃したところでドローとなった。
◎試合後のマイク
広田「なんで取られてるの、最後にー! アレなかったらぜんぜん勝ってたのに。なんで取られるかなーーー!」

桜花「おい広田! コッチはお前が来る前にな、5対0だったんだよ。わかってるか、おい? お前、5本取られてるんだよ、今日。お前のせいやないかい! この落とし前、どうつけてくれるのかな?」

広田「向こうがなんか卑怯な手を使ってきたんだよ!」
桜花「広田のせいでイーブン。ちょっと納得いかないから、もう1本。今度は最初から5対5。今日だよ! 今日!!(Tommyレフェリーが必死に抵抗する)Tommyさん!×2 今日×2。こんなんじゃ納得いかない。三度目の正直だ。Tommyさん、ちょっと待って。ちょっと聞いてみるから。おいマーベラス、どうした若造。できねーのか? 余裕。じゃあ10人タッグマッチ。時間無制限1本勝負やろうや。オッケーな? オッケーな? オッケー。じゃあこのあと、いや、コッチは疲れてる! お客さんもトイレに行きたいと思う!(マーベラス勢がすぐにでも試合をしようとやる気をみせる)うるせー!×4、うるせー!×2」

広田「コッチには準備っていうもんがあるんだよ!」

桜花「そうだよ」

響「(準備は)できてんだろうがよ!」

広田「化粧なおしたりする時間が必要なんだよ」

マーベラス勢「したって同じだよ!」

桜花「うっせー、お前ら。とりあえずお客さんのために10分の休憩とってあげましょう。お客さんのためですからね。だから10分後、10人タッグマッチ、時間無制限。次は1本勝負でよろしくお願いします。1本で、1本!」

広田「おいミコト、お前から取ってやるからな。負ける気しねーからな!」

桜花「じゃあ、このあと休憩はさんで10人タッグマッチよろしくお願いします」
◎延長戦(時間無制限1本勝負)
桜花由美&宮崎有妃&○旧姓・広田エリザベスさくら&野崎渚&HIRO’e(8分36秒、エビ固め)神童ミコト●&星月芽依&響&Maria&MASHA
※スワンダイブ式ジャックナイフを切り返して。


10分間の休憩のあと、団体対抗戦の最終決着戦へ。先にwave勢が入場。続いて現れたのは、この日セコンドとして会場に来ていた彩羽匠&KAORU&渡辺智子&桃野美桜&門倉凛の5選手。さきほど試合に出ていた若手選手たちはリング下に控えている。どうやらマーベラス側はメンバーを変えて、10人タッグに挑むようだ。

もちろんwave勢はこのメンバーチェンジに猛抗議。必死の広田が「アンタたちはさ、ギャラないけどいいの?」と投げかけ、さらに欠場中の桃野&門倉には「お前らこんなところで復帰していいのかよ!」と痛いところを突いていく。しぶしぶリングから降りるマーベラス勢。
試合は予定通り、桜花&野崎&宮崎&広田&HIRO’evs神童&響&星月芽依&Maria&MASHAとなり、マーベラス勢が奇襲をしかけゴングとなる。

野崎を標的にマーベラストレインが炸裂。響がヘッドバットを見舞っていくと、野崎はスリーパーで捕獲する。野崎のケンカキック、おしゃれキックが決まると、宮崎が場外から片足キック。さらにHIRO’eのチンクラッシャーを挟んで、野崎がノアールランサーで飛び込む。カウント2。
続けざまに桜花→野崎の串刺しビッグブーツが決まる。桜花のカカト落としはカウント2。マーベラス勢も響&星月の合体フットスタンプで流れを変えると、響がセントーンで反撃にかかる。

今度はMASHAが出ていき、桜花にショートレンジラリアット。そしてスライディング・ラリアットでカウント2。桜花もスタンガンで流れを変えるとビッグブーツで攻勢。続く宮崎が張り付けラリアットにつなげる。MASHAもハイキックで応戦し、カウント2。さらにMASHAはミサイルキックで追撃。もう一発狙うが、これはwave勢が足止め。逆に野崎&宮崎の合体ブレーンバスターが決まる。キックアウトされると宮崎がムーンサルトプレスを投下。寸前でかわしたMASHAがバックスピンキックを放ちMariaと交代する。
Mariaは宮崎にドロップキックを連発していく。5分経過。そして三角締めの体勢。カットに入ったwave勢が5人揃ってのフロント・ハイキックキック。続けざまに宮崎が恥ずかし固めを狙うが、これは響が阻止するする。
広田はMariaに高田純次を狙うが、妨害される。ここでMariaは神童にタッチ。丸め込みを連発する神童。いずれもカウント2。ならばとダブルのドロップキックを狙うマーベラス勢だったが広田がかわすと、すかさず宮崎が両腕ラリアット。
混戦となるなか、広田のボ・ラギノールが響&MASHAに命中。改めて広田は神童にシャイニング・ウィザードを狙うが、ガードした神童がジャックナイフエビ固め。カウント2。
ここで桜花のビッグブーツが広田に誤爆してしまう。このチャンスに神童が再びスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めを狙うが、切り返した広田が逆転勝利! waveに貴重な1勝をもたらした。
◎エンディング
広田「ミコトに勝ったぞー! ずっと勝てないと思ってました。何回やっても越えられなくて…。だけど今日、越えることができましたー! ありがとうございました!! 言っとくけど、waveの勝利でもう対抗戦終了だから、waveの圧勝で今までも終わったように、もうミコトにも勝ったし、wave勝ったし、対抗戦はもう終了で。何回負けても、この1回の勝ちがそれを上回ってるからいいんだよ。あと、そこの匠さん。匠さんさー、なんで来てるのに出ないの? 宮崎さんをさ弄ぶのやめなよ! ウチの宮崎さん、どれだけ傷ついたと思ってるの? 泣いてるじゃん。こんな先輩の涙、見たくないよ!」
宮崎「大丈夫。大丈夫だから…」

広田「そんなこと言わないの(と抱きしめる)。ねえ、どうするんだよ。これだけユキタク、ユキタクって言っててさ、そうだよね! 1回くらい組んでやりなよ!」

彩羽「1回だけだったら」
喜びのあまり宮崎が抱きつきにいくが、マーベラスの鉄壁ガードに阻まれる。

宮崎「ちょっとも触れない……」

広田「waveも勝ったし、ミコトにも勝ったし、ユキタクも成就したし、今日はいい日だーーー! ありがとーーー!!」
HIRO’e「えーっと、waveも大勝利したということで、こうやってwaveの大会を締めるのは残りわずかなので、今日も私が締めます! お前らは帰れ。負けたんだから帰れ。waveだけで締めましょう。どうぞお帰りください。バイバーイ。ということで、気分いいですね。引退まで私ももうすぐで20日を切るということで、明日はwave大阪大会です。そして広田さくらと初シングルです。初シングルだけどモシャス! 精神的にやられて東京に戻ってくるかもしれないけど、私は広田さくらからの勝利をしたいと思いまーす! ということで、皆様、あまり大声は出しちゃいけませんが、心の中で私が『これが!』と言いましたら、『waveだー!』って心の中でみなさんは叫んでください。私たちは言います。よろしいですか? では、行きますよ! これがー、waveだー! ありがとうございましたー!」
◎バックステージ
——おめでとうございます。
一同「よっ! ありがとうございます(拍手)ポンポンポーン」

——いかがでしたか? 三度目の正直で勝利。
広田「そう、特別なルールだったので。本当に前半はね、桜花さんが最後取られなければ勝てたと思うので」

桜花「イヤイヤイヤイヤ!」

広田「本当にね、みんな悔しい思いをした」

HIRO’e「これって最初から言ったら私、最初取ったんですよ」

野崎「次、アタシ」

HIRO’e「取りましたよね?」

桜花「次、私取った」

宮崎「次、私、取った」

野崎「(HIRO’eを指しながら)さらに取ったでしょ?」

HIRO’e「取った」

桜花「私も取った。2回取ったけど、1回負けちゃった! 広田さんは?」

広田「私、最後に勝ったよ?」

桜花「違う×4!」

広田「最後にミコトから勝ったよ」

HIRO’e「30分のときに」

桜花「そうそう」

野崎「3カウントいっぱい聞いたんっすけど」

広田「頑張ったけど…」

宮崎「あれ何があったの?」

HIRO’e「カンカンだけがすごい聞こえたんです」

広田「その何があったかが私が冷静にわかってたとしたら、もう勝ってますよね?」

広田を除いてwave勢が苦笑。

野崎「私、見てたんですけど…」

広田「理解がみんなできないまま今になってる」

HIRO’e「まあ、でも最後ね。広田さんが」

広田「そうそうそう!」

HIRO’e「頑張ってくれたから」

一同「終わりよければすべてよし」

桜花「(対抗戦は)いままでずっと負けてましたもんね」

広田「負けてましたね」

HIRO’e「今日の勝利が今までのぶんの勝利ですね」

野崎「ミコトに初勝利(苦笑)」

広田「はい。ミコトに初勝利。ミコトに初金星」

HIRO’e「キャリア差、何年ですか!」

広田「大金星。本当に対抗戦悔いはないです」

桜花「そして本当にHIRO’eちゃんが引退する前に5人で組むのは最後ですね。コレ」

一同「あー!」

広田「じゃあアレじゃないの? 一番最後にみんなで肩組んで、やったヤツが最後の?」

桜花「最後の連係ですよ」

HIRO’e「サイドの足が長すぎて、当たらなかったんですよ」

広田「ここから来たよね」

HIRO’e「一生懸命、足伸ばしたのに、当たりました?」

野崎「当たった」

宮崎「当たった気がする」

広田「当たってない足を見てたもん。HIRO’eちゃんも当たってなかった。雰囲気でね!」

HIRO’e「気持ちはみんな一つでした」

桜花「最初で最後の5人の連係でしたね」

一同「よかったねー。楽しかった」

HIRO’e「いろんなカウントダウンが進んでいきますが、最後まで5人で頑張っていきましょう!」

一同「頑張りまーーーす」