2020.12.18

「KABUKI-CHO WEEK ENDER Dec.」

◎NEXT出場選手入場式&抽選会
12・1新木場で開幕する予定だったNEXTトーナメント。コロナの影響により出られなくなる選手が出たりしたため、急きょ今大会でのワンデートーナメントに変更して開催された。

1回戦は10分1本勝負、準決勝は15分1本勝負、決勝は30分1本勝負。1回戦のみ抽選で<1><3><5>を引いた選手は、通常ルール+好きなルールを決めることが出来る。場外カウントはすべて10カウント。ドローだった場合はキャリアの若い選手が勝利となる、とのこと。各選手が考えたルールは以下の通り。

旧姓・広田さくら=スローモーションルール
宮崎有妃=TLCルール
DASH・チサコ=ハードコアルール
笹村あやめ=ヤワラルール
SAKI=OUT OF THE RING ルール
門倉凛=フィニッシュ限定ルール『ウラカンラナ』

リング上では早速、組み合わせ抽選会がおこなわれ、1回戦はSAKI<1>vs笹村あやめ<2>、門倉凛<3>vs旧姓・広田さくら<4>、DASH・チサコ<5>vs宮崎有妃<6>となった。
1、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】1回戦(10分1本勝負)
△笹村あやめ(時間切れ)SAKI△
※大会規定によりキャリアの若い笹村が準決勝進出

トーナメント1回戦がおこなわれ、まずは2012年12月デビューのSAKIと2017年10月デビューの笹村あやめが対戦。この試合はSAKI提案の、リングから落ちたら負けという「OUT OF THE RING ルール」が採用された。

試合はロックアップからリストロック、サイド・ヘッドロックの攻防で幕開け。笹村はSAKIのバックエルボーをかわして串刺し攻撃。これをSAKIがかわすと、笹村もエプロンでかわしてドロップキック。SAKIが突進するも、ロープをさげてエプロンに放り出す。

両者ともにエプロンに出て様子を見合う。すると笹村は突然、鬼ごっこをしはじめ、SAKIの隙をついて「タッチ!」と一目散。

戸惑うSAKIだったが、リングに戻ると串刺しニー、ダイヤル固めでカウント2。SAKIは笹村をリング外に落とす作戦に。
ロープにしがみつく笹村。TommyレフェリーがロープブレイクをSAKIに命じる。戦場がリング中央に戻され、エルボーのラリー。笹村はSAKIをロープに飛ばす。するとセコンドのチチャリート・翔暉(2AW)がエプロンで待ち構える。

だが、SAKIが気付いて急ブレーキ。セコンドの介入は失敗に終わるも、すかさず笹村がフェースクラッシャー、ドラゴンスリーパーにつなげる。さらにブロンコバスター、ドロップキックでカウント2。

残り3分から笹村がミサイル発射。SAKIもカンパーナで攻守逆転。バックドロップを回避されるとヒザ蹴りからブレーンバスターを放っていく。ならばとリバーススプラッシュを狙うも笹村も回避。すぐさまロープに走るSAKI。だが、セコンドのチチャリートが足をすくって転倒させる。このチャンスにドロップキックを放ってリング外に落とそうとする笹村だったが、堪えたSAKIがリバーススプラッシュを敢行。

最後まで両者決め手を欠き、時間切れに。大会規定によりキャリアの若い笹村が勝利となった。
2、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】1回戦(10分1本勝負)
○旧姓・広田さくら(7分9秒、ウラカンラナ)門倉凛●

続いて、旧姓・広田さくら(1996年8年デビュー)vs門倉凛(2016年5月デビュー)がおこなわれ、ルールは門倉の「フィニッシュ限定ルール『ウラカンラナ』」で争われた。

開始早々、ドロップキックを放った門倉が串刺し攻撃を狙うが、かわした広田がフェースクラッシャー。「トーナメント行くぞ!」と拝み渡りの体勢。門倉が拒否すると、観客はストンプでブーイング。

広田は「これで23年間やってんだよ、私はよ! あー、ごめん。リンちゃんがやりたいってことか!」と拝み渡りを強引にさせようとするが、門倉がコーナーに向かう瞬間、広田が裏切りの逆さ押さえ込みでカウント2。
門倉もスクールボーイから低空ドロップキックにつなげる。広田はボ・ラギノールからのへなーらサンセットを敢行。カウント2。夜叉ロックでギブアップを迫るも、ウラカンラナではないため、野中リングアナが「ウラカンラナではないので」と注意喚起。

ならばとロープに走る広田がウラカンラナの体勢。これを踏ん張った門倉が逆片エビ固め。ギブアップする広田だったが、これもウラカンラナではないため、試合は続行される。

丸め込みの応酬となり、何度も3カウントが叩かれたが、いずれもウラカンラナではないためカウントだけ叩かれる。
今度こそはと門倉凛がウラカンラナの体勢。キックアウトされるとトラースキックからもう一度ウラカンを狙うが、広田がパワーボムで叩き付ける。もう一度ウラカンラナを狙うが、次はマンハッタンドロップに切り返す広田。

これで攻守が入れ替わり、ロープに走る広田。満を持してのウラカンラナでクルリ!
3、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】1回戦(10分1本勝負)
△DASH・チサコ(時間切れ)宮崎有妃△
※大会規定によりキャリアの若いチサコが決勝進出

続いて1995年1月デビューの宮崎有妃と2006年7月デビューのDASH・チサコの一戦。抽選の結果、ルールはチサコのハードコアルールが採用された。どちらも得意とする試合形式だけに、注目が集まる。なお時間切れの場合はキャリアの若いチサコが勝利となる。

先に仕掛けたのは宮崎。奇襲のラリアットを放ってえびす落としへ。早速コーナーにラダーをセットした宮崎はチサコを投下するも、踏ん張る。ならばと恥ずかし固めを狙うが、これも未遂に。
今度はイスを持ち出す両者。相打ちに終わるも、チサコは場外に逃れる。すかさず宮崎はプランチャの体勢。これをイスを投げて阻止したチサコは、バックステージへ。宮崎のスーツケースをリング内に投入し、「壊すぞ!」と宮崎をブレーンバスターの体勢。

堪えた宮崎がボディースラム。自分のスーツケースの上には落とさず、マットに叩き付ける。そこからはスーツケースを守るのに必死の宮崎。しかし、チサコは容赦なくラダーを叩き付ける。怒った宮崎はチサコをコーナー下に座らせ、その前にイスをセット。ローキックを叩き込むが、スネを打ち悶絶…。ならばと宮崎はリング中央にイスをセットし、「座れ!」と指示。ヒザを付き合わせた宮崎とチサコがビンタ合戦。
続いてコールドスプレーの掛け合い。チサコがドロップキック。イスでフルスイングしたあと、さらにイスで宮崎を拘束し顔面にコールドスプレーを吹きかけていく。

宮崎がボディースラムwithチェアを放ったところで残り3分。一方、チサコは宮崎にイスを投げつける。キャッチしたところにミサイル発射。串刺しフットスタンプwithチェアで追撃する。
宮崎もファイアーマンキャリー。堪えられると、ジャーマンホイップでコーナーに叩き付ける。ムーンサルト狙うが、これはチサコも回避。
逆にチサコがイスの山にバックドロップで宮崎を投下し、リング中央にラダーを組み立てる。宮崎の上にイスを載せ、ホルモンスプラッシュを狙ったが、宮崎もかわす。残り10秒からラダーに登る宮崎だったが、ここで時間切れに。大会規定より、チサコが決勝進出を決めた。
4、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】準決勝戦(15分1本勝負)
○旧姓・広田さくら(3分12秒、ふらふらドーン)笹村あやめ●
※笹村のジャーマン3連発


準決勝戦はこの1試合のみ。広田vs笹村が激突し、勝った選手が決勝にコマを進める。若さを活かした笹村はスタートから飛ばしていく。これに付き合った広田が一気にスタミナを使ってしまう。

笹村が払い腰の3連発で追撃。ロープに飛ばそうとするが、広田が堪えてフェースクラッシャー。ヘロヘロ状態の広田はプロレスLOVEポーズすら決められず…。
その間に笹村が回復し、ドロップキック。ブレーンバスターの体勢。これを着地した広田がボ・ラギノール。シャイニング・ウィザードを狙うが、読んだ笹村がジャックナイフエビ固め。カウント2。
笹村の大外刈り、ブレーンバスターはいずれもカウント2止まり。ジャーマン3連発を放つも、広田がふらふらドーンで逆転勝利を収めた。
5、スクランブルwave(30分1本勝負)
○野崎渚&Sareee&響(15分45秒、エビ固め)桜花由美&桃野美桜&米山香織●
※ノアールランサー・ハイ


BOSS to Mammy(桜花由美&桃野美桜)が保持するWAVE認定タッグ王座に挑戦が決まっているDUAL SHOCK WAVE優勝者のストダマ(Sareee&響)。今大会ではその前哨戦として6人タッグマッチ(野崎渚&Sareee&響vs桜花由美&桃野美桜&米山香織)が組まれた。

先発は響vs桃野。組み合うもすぐに離れる。慎重ムードのなか、米山が響の背後にダブルチョップ。そして「3人!」とトリプル攻撃を要求。3人で肩を組んでビッグブーツを叩き込むが、足の長さがまったく違うため、ヒットしたのは桜花のみ。続いてボスマミの連係(担いで→投げて→高い高い)が決まると、米山も「私も、ダブル! いまのやりたーい!」と強引に桜花と連係へ。
ローンバトルを強いられる響だったが桃野をコーナーにスピアで押し込み、ようやく攻勢。Sareee→響→野崎でトレイン攻撃。ストダマ同時の串刺し低空ドロップキック、野崎&Sareee&響で3方向から低空ドロップキックを同時に発射!
続く野崎が桃野をコーナーに押し込みブレイジングチョップを連発。さらにロープ際でフロントキック、エプロンに出ておしゃれキック、リング内で再びフロントキックをお見舞い。カウント2。顔面バーン! そして、Sareeeとのダブル鎌固めへ。
再び響が出ていくと、桃野は小刻みエルボー、そして、回転エビ固めで切り返しドロップキック。ようやく桜花と交代。桜花は響→野崎→Sareeeにビッグブーツでお返し。ならばと響はSareeeとのクローズラインを狙うが、桜花がフロントキックで突破し、まとめてフェースクラッシャー。
ここで米山が桜花とのダブルを要求。串刺しビッグブーツを決めて変顔でアピール。

劣勢の響だったが、桜花にブレーンバスター、スピアを放って攻守逆転。カミカゼからコーナーに登るも、桃野が足止め。桜花がジャンピング・ビッグブーツで飛び込む。
コーナーから落とされた響も小刻みエルボーで反撃。桜花のビッグブーツをかわして一本足頭突き、ジャンピング・ヘッドバット、スピアとたたみ掛ける。ストダマは桜花に連係。響→Sareeeでミサイルキックを連射する。

すぐさまSareeeがカバーするもカウント2。Sareeeはカサドーラからのフットスタンプ。ロープに走るも、これを桃野が妨害する。すかさず桜花はカカト落としを敢行するも、ニアロープ。
走る桜花だったが、かいくぐったSareeeが丸め込みへ。これは桃野&米山が慌ててカット。SareeeはすぐさまフィッシャーマンSHを敢行。返されると走るSareeeに桜花がカウンターのビッグブーツ。

10分経過。桃野が出ていき、Sareeeに低空ドロップキックを敢行。キックアウトしたSareeeがフォアアーム合戦を挑む。桃野も応戦しヒートアップ。桃野のドロップキック、Sareeeのドロップキックが決まる。走るSareeeに桃野がカサドーラからのフットスタンプ。Sareeeもやり返すが、さらに桃野もやり返していく。そしてしつこくフットスタンプをお見舞いする。

桃野はJKボムを狙うが、Sareeeが堪えてぶっこ抜きジャーマン。そして「クソチビ、食らえ!」と低空ドロップキックでお返し。裏投げの体勢に入ると、踏ん張る桃野。野崎がビッグブーツで飛び込むも、これはSareeeに誤爆してしまう。すかさず桃野が押さえ込む。カウント2。ボスマミが合体不知火でカウント2。ならばとジャーマンSHでお返し。カウント2。
野崎vs米山に移行。米山はモンゴリアンチョップをお見舞い。フロントハイキックの打ち合いとなるも、足のリーチが違いすぎて、米山は届かず。観客からは失笑が漏れる。続く野崎のランニング・ダブルーニーアタックもカウント2止まり。すぐに走るも、桜花がカウンターのネックハンギングボムで攻守逆転。米山がセカンドからの千豚♪でカウント2。

ここでストダマが連係(響のラリアットからSareeeがジャーマンを放つ)。野崎のノアールランサーもカウント2止まり。混戦となるなか、野崎が米山にカウンターのノアールランサー・ハイ。ダメ押しのノアールランサー・ハイでトドメを刺した。
6、Regina di WAVE挑戦者決定トーナメント【NEXT】決勝戦(30分1本勝負)
○旧姓・広田さくら(10分33秒、夜叉ロック)DASH・チサコ●

2020年のNEXTトーナメント決勝戦は、広田vsチサコの顔合わせに。広田は大会前に紅夜叉さんから夜叉ロック、夜叉スープレックスを伝授されており、どこかのタイミングでこれらの技を出してくることは必至だ。
チサコの串刺しバックエルボーが決まる。「もう一発!」と反対コーナーに飛ばすも、広田が回避しスイングDDTで攻勢。「寝とけ!」とコーナーへ。仰向けのチサコを見ながらゆっくり水を飲む広田。座り込んで休んでいると、気付いたチサコが「何、休んでんだよ!」とお怒りモード。だが、広田も「お前だって寝転んで休んでるんだろ!」と負けてはいない。
ならばとチサコは逆エビ固めへ。ロープブレイクから場外に逃れる広田だったが、場外カウントが数えられ、慌てて戻ろうとする。だが、チサコはそれを蹴り落とす。なんとかリング内に戻った広田に、チサコが逆片エビ固め。なんとか広田がロープに逃れる。

劣勢の広田だったが、ボ・ラギノールでチェンジ・ザ・ペース。チサコはフロントハイキックで応戦。読み合いの攻防のなか、チサコがノーザンライトSHでカウント2。

広田はコーナー上のチサコにボ・ラギノール。そして、雪崩式へなーらサンセットを敢行する。カウンターのへな拳、へなーらサンセットでカウント2。
チサコもカウンターの首固めへ。片足ドロップキックでカウント2。ダイビング・フットスタンプからホルモンスプラッシュを狙う。これを剣山で迎撃した広田が、すかさず夜叉ロックにつなげてギブアップ勝ちを収めた。
◎エンディング
チサコ「広田、広田! 負けてチョー悔しいわ! カンチョーも痛かったよ。でも、優勝おめでとうございます。こんな私1回、負けたからって絶対あきらめないよ。そして、もう一つ言いたいことあってマイクとっちゃいました。宮崎有妃! ハードコア、今日決着つかなかったんで、宮崎有妃とのハードコア決着付けたいんですよ! 近々やりたいなと思うので、その日程よろしくお願いします」

宮崎「えっ、私? 27日、まだ? 決まってないよね?」

チサコ「ハードコアだったらさ、でっかい会場、後楽園で私は決着付けたいです。私はずっと宮崎さんとハードコアやりたかったです。今日やってもっとやりたいって思いました。10分じゃ足りないんですよ、ハードコア! なので、大きいホールの後楽園ホールでやりたい! お願いします」

宮崎「こちらこそ。久々にハードコアでチサコとやりたいって。27日、DASH・チサコvs宮崎有妃、ルールはハードコア、いいですよね!? よろしくお願いします」
広田がマイクを握ろうとすると、SAKIが奪う。

SAKI「野崎さん、今日はチャンスをいただきありがとうございました。だけど私、今日チャンスつかめなかったので、でも、そのベルト真剣に狙っていきます。自分でチャンスつかみに行きます」

広田がいよいよマイクかと思いきや…。現れた米山がマイクを握る。しかしこれは桜花社長が阻止する。
野崎「広田さん、NEXT優勝おめでとうございます。正直、私の知ってるNEXTはこんなんじゃなかったなって。なんかみんなニコニコしてませんでしたか? 私の知ってるNEXTはもっと激しくて、厳しい、過酷なトーナメントだったんですけど、でも決勝戦の最後、広田さんの超本気が見れた気がします。27日、レジーナ、後楽園で楽しみにしています。おめでとうございます」
広田「やっとしゃべれるみたいです。ニコニコっつーか、みんなニコニコしてたかもしれないけど、メチャメチャは死ぬ思いでやったったわ! いつもNEXT優勝して、それでレジーナ挑戦っていうその流れが、レジーナになる懸け橋みたいな感じになってますけど、このトーナメント時点で、みんながいままでのトーナメント、レジーナに向かうまでの道のりが違うっていうことを感じたんだと思います。それはいまのチャンピオンも感じたように、みなさんも感じているんだと思います。それはなぜか…私が勝ち進んで来たからでしょう。だから、もうすでに私が見せられる景色はいままでと違うものをみなさんにお見せできてるんだと思います! ちょっと見たくないですか? 違った景色。長い歴史のなかで私が見せられる景色に、そんなものがwaveに訪れてもいい頃だと思います。月並みではございますが、27日後楽園は全力で頑張りたいと思います! 獲ったぞ!!」

記念撮影のあと、広田が改めてマイク。

広田「なんか、スミマセン遅くまで。スミマセン。そろそろ締めたいと思います。ありがとうございます。とくにもう語ることは何もないんですけれども、今日、もしかしてトーナメントだったら1日何試合もやるかもしれないと思って、子供は預けてきました。いまから一番に子ども達に報告したいと思います。後園はもしかしたらベルトが巻けるかもしれないので、会場には連れてこようと思います。みんな撤収作業みたいで、一人ぼっちなので、私一人で締めたいと思います! みなさんご声援ありがとうございました! 無事にトーナメント参戦予定だった方も、参戦してくれた人も、ずっとずっと応援してくれた人もありがとうございました。でも、私は主役でした! 27日も主役は私だーーー! これが、waveだーーー!」
◎バックステージ(旧姓・広田さくら)
——トーナメントはいかがでしたか? 過酷だったが。
広田「本当に一番過酷だったのはやっぱり1本目ですよね。1本目が一番過酷でした。息は切れるし、手はシビれてくるし、唇は紫色になってくるし、本当にもうダメだと思ったんですけど、やっぱり勝ちたいと思ってね、やっぱりプロレスラーだから。何が気持ちいいって、勝って控室戻るときにマスコミさんが一緒に来てくれて『インタビュー、どうぞ。お願いします』って座って囲んでくれるっていうのが、もう何年も味わったことがないのですよ! この感覚が。それをまた今日も、そして27日も味わいたいと思いますので、全力で、全力で闘いたいと思います」

——メインの技は?

広田「あれは紅夜叉さんから直伝に教えていただいた、受け継いだ夜叉ロックです。今日は未遂に終わりましたけど、夜叉スープレックスももらいましたので、27日は2つとも成功させて、かついままでのコミカルの技も、ネタも、いままでの技も全部大事にしてレジーナに輝きたいと思います」

——改めてチャンピオンはどう?
広田「あの余裕がね、野崎の余裕がね、恐ろしいですよ。野崎もレジーナになって、いままでの付けてきた貫録というのが、やっぱり私も先輩ですけど、頼りになるし、なんか向かって来たら怖いし、レジーナってすごいね。すごいからレジーナになるのか、レジーナになってからすごくなるのか、果たしてどっちなのか? 私もちょっと体感したいと思います」
◎バックステージ(野崎渚)
——広田選手に決まったが。
野崎「もともと9月に広田さんと防衛戦をやって、今度は大きい会場、後楽園で広田さんともう1回防衛戦やりたいって言い続けて、言い続けて、広田さんはなんか『ヤダ、ヤダ』みたいな、『大変じゃん』みたいな言ってたんですけど、やっぱりやればできる女だな、と。広田さんの超本気を最後見させてもらって、すごく27日楽しみになりました。ただ私の思っていたNEXTとはちょっと違うなっていうのだけは、心残りかなというのはあります」

——脅威ではない?
野崎「うーん…でも9月のタイトルマッチのときも何をしてくるのかわからない怖さっていうのがあって、すごく刺激的だったので、もちろん脅威・恐怖、新しい技とかもあるので、いろいろ含めてあるんですけど、でも、いまの私ならそんな広田さんに負ける気はないので、その脅威的な広田さんを楽しんで、2020年最後の試合を締めたいと思います」