2021.02.01

『NAMI☆1~Feb.~’21』

1、Future wave(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(10分25秒、片エビ固め) Yappy●
※ラリアット

動画10秒OK、リングサイドにカメラマンなしというファンのためのナミイチ興行。これまで新木場1stRING限定でおこなわれてきたが、今年からはいろいろな場所で開催される予定となっており、はじめて新宿FACEにて開催された。

第1試合はアクトレスガールズの高瀬みゆきとP’sPartyのYappy、初シングルマッチ。高瀬はAWGシングル王座を腰に巻いて登場する。

試合はYappyがガットショットで仕掛けてゴングとなる。串刺し式のフォアアームを放つと、座り込む高瀬に腰掛け「重いですか?」と挑発する。高瀬が「重いに決まってるだろ!」と言い返して反撃に転じる。鋭いドロップキックで形勢逆転。
高瀬はチョーク攻撃から張り付けドロップキックにつなげる。そしてYappyの上に乗って「重いですか?」とやり返すが、Yappyは「重くないですよ」と強がる。

ならばと高瀬はギロチンドロップ、首4の字固めへ。なんとかYappyがロープ。高瀬のチョップ攻撃に悲鳴をあげるYappyだったが、ショルダータックルで跳ね返し、ボディースラムで叩き付ける。
高瀬も同じ技でやり返し、ギロチンドロップ。串刺し攻撃が決まり、セカンドロープからのジャンピング・エルボーアタックでカウント2。すぐに走る高瀬だったが、Yappyがカウンターのエアプレーンスピン、ショルダータックル3連発からのランニング・ギロチンドロップで反撃にかかる。さらに変形サーフボードストレッチで絞り上げる。
続いてフォアアームの打ち合いとなり、高瀬が張り付けラリアット。カミカゼを挟んでセカンドロープからのギロチンドロップを放つが、寸前でかわしたYappyがドラゴンスリーパーへ。ファイナルカットにつなげていく。そこからチョークスラムを狙うが、高瀬がフロントネックロックに切り返す。さらに三角締めへ。耐えられると、セカンドからのギロチンドロップを投下する。返されるとラリアットの体勢。これをYappyがアックスボンバーで迎撃する。キックアウトされると、チョークスラムを狙うが、これをしのいだ高瀬がカウンターのラリアットで3カウント。王者の貫録を見せつけた。
2、ジャンボwave(15分1本勝負)
○野崎渚(10分51秒、ドルミルⅡ)三浦亜美●

1・24大阪大会に引き続き、「ジャンボwave」が組まれ、アクトレスガールズの三浦亜美が参戦。前回は桜花由美が受けて立ったが、今大会では、前レジーナの野崎渚が対峙する。

握手をかわした両者だったが、はじめから野崎がプレッシャーをかけていく。ロックアップの押し合いは三浦が競り勝ちクリーンブレイク。再び組むと、野崎はヘッドロックで捕獲する。三浦がロープに飛ばしてショルダータックル。ボディースラムで叩き付け、逆エビ固めへ。野崎がロープに逃げ込むと、セコンドの高瀬が妨害する。
さらに三浦は張り付けボディーアタックで追撃するが、野崎もチョップ合戦に持ち込む。野崎のブレイジングチョップ、三浦の逆水平チョップが交互にサク裂。ロープに走る三浦だったが、野崎がビッグブーツで迎撃し、顔面バーン! そこから鎌固めへ。耐えられると串刺しビッグブーツ、ロープ際でもビッグブーツを放ち、おしゃれキック。そしてミサイルキックを敢行。キックアウトされるとスリーパーへ。
これをしのいだ三浦がドロップキックで反撃開始。コンバインで野崎をロープに這わせる。すぐさま三浦はアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲するも、野崎が着地しスリーパーへ。大外刈りからドルミルの体勢。逃げられると、ビールマンキック、ビッグブーツでカウント2。ランニング・ダブルニー・アタックも返されると後頭部へのノアールランサー。「もう一発!」と走る野崎に三浦がショルダータックル。そしてアルゼンチン・バックブリーカーへ。
耐えられると張り付けボディーアタック、アバランシュホールドにつなげるも、カウント2止まり。「もう一発行くぞ!」とアピールする三浦だったが、これは未遂に。ならばとダブルチョップからショルダータックルを放ち、もう一度アバランシュホールドを狙う。
これを野崎が着地しスリーパーへ。クラッチをほどくとケンカキックで飛び込みノアールランサー! カバーには行かず、ドラゴンスリーパーに捕らえるとドルミルⅡ(胴締め式ドラゴンスリーパー)に移行し、ギブアップを奪った。
3、スクランブルwave(30分1本勝負)
○桜花由美&桃野美桜&KAORU(17分18秒、体固め)門倉凛&青木いつ希&米山香織●
※ビッグブーツ


1・16新宿大会で桜花由美&桃野美桜(BOSS to Mammy)を破り、WAVE認定タッグ王者となった門倉凛&青木いつ希が、6人タッグで追撃戦。青木と門倉は米山香織を、ボスマミはKAORUをパートナーに迎えての試合となった。リングアナは、桜花組に「BOSS to Mammy with Grand Mammy」とコールする。
かくして試合は門倉vs桃野でゴング。慎重に向かい合うも、背後からKAORUが門倉を襲撃。いきなりボスマミ&グランマミーの連係が決まる。続いて3対3のスピニング・トーホールドの掛け合い。そこから青木と門倉は桃野にダブルのドロップキックを狙うが、青木はドロップキックが苦手で、届かず。
逆に桜花&KAORUがダブルのビッグブーツで門倉に反撃。桜花が門倉をロープ際で踏みつけると、ダブル・ニードロップを投下する。噛みつきで脱出をはかろうとした門倉に、KAORU→桃野が手の甲へのフットスタンプでお仕置きしていく。
ローンバトルを強いられる門倉だったが桜花にカウンターのドロップキックを放ってようやく青木と交代。挽回にかかる青木は桜花に張り付けボディーアタック、張り付けダブル・ニーアタックでお返しする。

桜花も払い腰で攻勢に転じ、クロスフェースへ。耐えた青木が串刺し攻撃。さらに桃野→KAORUを桜花に投下したあと、米山→青木でトレイン攻撃。最終走者の門倉が飛び込むも、これは自滅となり形勢が入れ替わる。
なおも青木は串刺し攻撃を狙うが、相手チームにかわされ門倉に誤爆。桜花のカバーはカウント2。

続くKAORUが青木をロープに飛ばすも、青木がショルダータックルで迎撃。米山が出ていき、KAORUにキャメルクラッチ。そして「オッケー、サンにーん!」と変顔ポーズ。しかし、門倉は躊躇する。KAORUに「やれよ!」と言われ、しぶしぶ変顔に参加する。ハイタッチをかわす米山、青木、KAORUだったが、米山&青木がすぐにKAORUにガットショット。青木がショルダータックルを見舞って、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。続くバックフリップはカウント2。
劣勢のKAORUだったが、ハーフテーブルで脳天をブチ抜き、桃野と交代する。

桃野は青木にドロップキック4連発。トレイン攻撃につなげて、美桜ロケットでカウント2。10分経過。桜花&KAORUが合体ブレーンバスターの体勢。桃野がキックで発射させようとしたが、門倉が妨害。

このチャンスに青木が大外刈りでやり返し、門倉と交代する。門倉はまずはDDTを放っていき、お転婆ダッシュ、ダブル・ニードロップを放つ。ドロップキックの打ち合いのあと、今度は桃野がカニばさみ、オクラホマロール、十字固め、ジャックナイフエビ固めで飛び込む。門倉が返してエビ固めの応酬に。いずれもカウント2。
続いて桜花がビッグブーツで出ていき、バックドロップの体勢。門倉が堪えると、桜花がフラップジャップ式スタンガン。すかさず桃野がエプロンからのドロップキックで追い打ちをかける。桜花がケンカキックで飛び込みカウント2。カカト落としもカウント2。

劣勢の門倉だったが、桜花のビッグブーツをアンクルホールドに切り返す。桜花がロープに逃れると低空ドロップキックで追撃。代わった米山が後頭部へのニーアタック、モンゴリアンチョップを放つ。ビッグブーツの打ち合いとなるも、リーチの差が明らかに…。一方的に蹴られまくった米山に、桜花がバックドロップ。そして、ファンタスティックフリップ2連発から桜花のボディープレスが決まる。
ここでボスマミは連係を試みるが、青木が妨害。このチャンスに門倉が桜花に雪崩式フランケンシュタイナー、キャノンボールを放つと、米山がセカンドからの千豚♪を投下する。


返されると米—ZOUを狙う米山だったが、これは未遂。逆に桜花&桃野&KAORUが3人フロントキックを決めて、桜花が垂直落下ブレーンバスターを敢行。門倉がフットスタンプでカットに入ると、寸前でかわされ米山に誤爆。青木のフットスタンプも米山に誤爆してしまう。さらにアシストに入ったはずの青木のラリアットが米山に誤爆すると、門倉のトラースキックも米山に決まり、桜花がダメ押しのビッグブーツで試合を終わらせた。
試合後、桜花がマイクを握る。

桜花「アンタらタッグのチャンピオンなのに、本当に息が合ってないね。まあいいや、おいといて…KAORUさん! 8月にKAORUさんが引退する、すごく寂しいです。その引退するKAORUさん、8月までwaveにレギュラーで出てもらうことは可能でしょうか?」

セコンドの野崎も頷く。

KAORU「とってもウェルカムなのね」

桜花「ウチの子たち、ウェルカムです」

KAORU「よろしくお願いします。ありがとうございます」

桜花「KAORUさんにできるだけ出ていただきたいのは、ほかにちょっとお願いごとがありまして。昔、ハニー…、ハニートラップ?」

KAORU「ウイングスね」

桜花「あ、そうそうそう! そうです、そうです」

KAORU「ハニーウイングスね、伝説の、伝説のタッグチーム・ハニーウイングスね」

桜花「そうそう、すみません、ちょっと頭打っちゃって(苦笑)」

KAORU「みんな知ってるでしょ?」

桜花「ハニーウイングス! ちょっと頭打ち過ぎちゃった。ハニーウイングス」

KAORU「久しぶりに聞いた(苦笑)」

桜花「KAORUさんはいろいろタッグの名プレーヤーだと思っています。で、引退までにそのタッグのノウハウを教えていただきたい。それは私とボスで、もう1回ベルトを巻きたいから」

KAORU「ああああ、はい」
桜花「なのでぜひ教えていただいて、KAORUさんにはメキシコでいう、えっと…マ・マ・マ・マエストロ?」

KAORU「マエストラね、女性だから」

桜花「はは。(ガヤのツッコミに)うっせー、コラ! うっせー、うっせー! あー、すみません、すみません。マエストラKAORU」

KAORU「先生ってことね」

桜花「そうです、そうです。タッグの先生!」

KAORU「わかりました」

桜花「日本語で言えばよかった」

KAORU「マエストラKAORUね」

桜花「マエストラKAORUとして、タッグの勉強をさせていただきたいと思ってます」

KAORU「わかりました。じゃあ試合を通してそれは教えていこうかなと思います」

桜花「ありがとうございます!」

KAORU「でもボスマミは(教えなくても)いいと思うけどね」

そこに青木と門倉が「教えて」「ずるい」と割って入る。

KAORU「わかった、みんなアレだったらいいよ」

桜花「お前らはホント教わったほうがいいと思う」
KAORU「お前ら補習だよ、補習!」

桜花「チャンピオンでいたいなら教わったほうがいい」

米山「教わったほうがいい!」

桜花「アタシ達はもう1回チャンピオンに」

米山「教わったほうがいい!!」

KAORU「ほら言われてるよ(笑)。説得力ある」

桜花「かわいそうだよ。ちゃんと教わったほうがいい」

KAORU「試合を通して、するわ」

桜花「私たちもKAORUさんから教わって、もう1回タッグのベルト狙いにいくから、磨いとけよ、ちゃんと。歯を磨けよ。な、ボス」

桃野「そ。waveのところね。あそこ歯だから」

桜花「ベルトの歯、磨いておけよ。じゃあKAORUさん、マエストラKAORUで、8月の引退までwaveで先生としてよろしくお願いします」

KAORU「よろしくお願いします、こちらこそ」
4、節分前日単~宮崎有妃バースディwave~(時間無制限3本勝負)
加藤園子&梅咲遥(2—1)旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃
①○加藤(1分14秒、体固め)広田●
※逆回し蹴り
②○宮崎(8分0秒、外道クラッチ)梅咲●
③○加藤(10分0秒、エビ固め)広田●
※クーロンズゲート


2月2日に42歳の誕生日を迎える宮崎有妃が久しぶりに旧姓・広田レジーナさくらとタッグを結成。対戦するのは、加藤園子&梅咲遥組。このところ宮崎は梅咲をターゲットにしており、梅咲が二十歳を迎え、はずかし固めが解禁されることを心待ちにしている。また広田はOZ1・10新宿で加藤とのシングルマッチに敗れており、試合後、加藤を次期挑戦者に指名するも、あっさり断られているという状況だ。

節分前ということもあり、奇跡の2人は昨年10・1新木場大会以来の青鬼(広田)、赤鬼(宮崎)の姿で登場。
それを見た加藤の心はすでに折れている。広田が「ビックリしただろ、ガオォ!」と威嚇。ガットショットを放って奇跡が試合をスタートさせる。早速、梅咲を捕獲し、ロープに飛ばすも、リング下の加藤が宮崎の足をすくうと、梅咲が広田にドロップキック。さらにドロップキックを放って加藤と交代。

勢いよく出ていった加藤は広田に逆回し蹴り。これが完璧に決まり、3カウントが入ってしまった。
広田「ちょっと待ってガオー! おい、そんなお前ら、これ鬼だぞ? 鬼はそんな簡単に人々の心からいなくなるもんじゃないだろ。とりあえず戻ってきて、リングに上がる! 上がれよ、ホラ!! 鬼だけど、レジーナだから。一番偉いから。はい、上がってくる。こんなせっかくさ、だって(宮崎の)誕生日だよ、明日」

加藤「誕生日はおめでとうだけど、取られたお前が悪いじゃん」

広田「そ、そ、そんなの、すぐにあんな技、出すから。そんなに言うんだったら、そんなね、私はwaveのトップとして、もっとお客さんを満足して帰らせる責任があるですよ。そうですよね!? 配信見てる人も、ああ、チケット買って見ててよかったって思わせる責任があるんですよ。そうですよね!?」

加藤「出て来たときが一番盛り上がってたよ」

広田「よかったじゃん、じゃあ」

加藤「だからもういいじゃん」

広田「だから、もっとやろうよ、じゃあ! ほら1分ちょいでしょうよ。ねぇ、足りないですよね!? 時間無制限! じゃあ…3本勝負。時間無制限3本勝負だ!」

加藤「ふざけんなよ!」

広田「だって、もし1本勝負だったらまたすぐ取られちゃうかもしれない。3本くらいあったら大丈夫でしょうよ」

加藤「取られないようにすれば、いいでしょ!?」

広田「じゃあ取られないようにするけど、3本勝負だよ」

加藤「なんで3本勝負なんだよ、急に!」

広田「ついででしょう、無制限にして。そうでしょうよ。いいんですよ、だからいまはじめちゃえば、そんなにバレないから、上に。(waveの上層部は)いないし、だからいますぐはじめちゃえばわからないから」

野中リングアナ「本当にいいんですか?」

広田「いいですよ。満場一致で!」

ということで急きょ、試合は時間無制限3本勝負に変更され、1本目を加藤&梅咲組が先取したことに。

2本目のゴングが鳴らされ、広田vs加藤でスタート。広田はボ・ラギノールから走るも、梅咲がドロップキック。加藤が逆回し蹴りで飛び込みカウント2。
続く梅咲がドロップキック、弓矢固めへ。脱出した広田がカバーしカウント2。チェンジを要求する宮崎だったが、広田は「これだけはやらせてください」と拒否して拝み渡りへ。梅咲が避けると、広田は「いま行かないなら、すぐチェンジ行くぞ」と脅して、拝み渡りへ。しかし、素足だったため、ロープが食い込み、足つぼ状態に…。

「イタいぃぃぃ」と叫びながら転落した広田に梅咲が追い打ちのドロップキック。すぐに広田もネックブリーカーで応戦し、宮崎と交代する。
宮崎は加藤&梅咲をコーナーに飛ばして串刺しボディーアタック。そして梅咲にはずかし固めを狙うが、Tommyレフェリーが「まだ19」と止めにかかる。

梅咲が泣きはじめると、さすがの宮崎も手を止める。しかしこれは梅咲の作戦だった。張り手を見舞った梅咲はネックブリーカードロップでカウント2。ミサイルキックにつなげる。反対コーナーに登るも、広田が妨害。しかし、その広田がコーナーに逆さ吊り状態となってしまう。そこに梅咲の串刺しボディーアタック、宮崎のボディーアタックが次々と決まる。梅咲しか見えてない宮崎はお構いなしに広田を担いで投下するも、これは自滅。
ここで梅咲は合体ドロップキックを狙うが、梅咲の足をキャッチした宮崎が両脚を広げて悲鳴をあげさせる。

反撃に転じた梅咲はクロスアーム式スープレックスからミサイル発射。加藤の投げっぱなしジャーマンを挟んで、ラ・マヒストラルを狙うが、宮崎が押しつぶす。
流れが変わり、宮崎のグリグリ目突きからの首固めもカウント2止まり。外道クラッチを狙うが、これも未遂。ここで加藤がハイキックでアシストに入るが、梅咲に誤爆。すかさず宮崎が外道クラッチで丸め込み、試合をイーブンに戻した。
泣いても笑ってもこれが最後の3本目がスタート。ドロップキックで飛び込む梅咲。宮崎が受け止めボディースラムと見せかけ、逆立ちボ・ラギノールを狙うが、広田が躊躇する。ならばと宮崎ははずかし固めを強引に狙うが、梅咲が自力で回避する。

加藤がキックで飛び込むが、宮崎の虎柄パンツがずり落ち、試合が中断。会場は笑いに包まれる。試合を再開させた宮崎は、加藤にビッグヒップ。再び宮崎はフライングメイヤーからビッグヒップへ。カウント2。

加藤が宮崎をコーナーに飛ばすと、間髪入れずに梅咲が串刺しドロップキックで飛び込み、加藤が大暴走。
一方、宮崎も加藤を逆立ち状態で捕獲すると、広田がボ・ラギノール。DDTを放って広田と交代。

加藤は広田に串刺し攻撃。かわした広田が高速ボ・ラギノール。続けざまにツノを突き出し突進するも、加藤も読みかわしハリケーンドライバーへ。返されると、梅咲とのダブルのクローズラインを狙う。これをかいくぐった広田がフェースクラッシャーに切り返し、「アイム・レジーナ」と見栄を切る。
調子に乗る広田は、加藤&梅咲にチョークスラムを狙うが未遂。逆に加藤&梅咲がツープラトンのブレーンバスター。そこに宮崎がダブルハンドのラリアットで飛び込み、加藤&梅咲を場外へ。広田がトペを成功させる。

リングに戻り、広田がシャイニング・ウィザードを狙うが、加藤がガード。逆に加藤がバックを取り、投げっぱなしジャーマン。コーナーからのコンヒーロを狙うが、これは自滅。ならばとステップキックにつなげる。
一方、広田も加藤のハイキックをかいくぐり、ウラカンラナでカウント2。裏拳から夜叉スープレックスにつなげるが、カットされる。続くへなーらサンセットも宮崎のラリアットが誤爆し、未遂に。

流れが一気に変わり、梅咲がドロップキックで飛び込み、加藤がダイビング・ギロチンドロップ。クーロンズゲートの体勢に入る加藤に、ボ・ラギノールで回避する広田。ならばと梅咲がキューティースペシャルでアシストすると、加藤が顔面蹴りへ。これも返されると、クーロンズゲートでジ・エンド。
◎エンディング
加藤「おーい、どうだ!? 青鬼さん! 今日は2回も取ったぞ、お前から(とベルトのポーズ)」

広田「園子さん…わかりました。やっぱりそれはお腹が冷えているという、アピールですか」

加藤「あん!? ちげーよ!」

広田「お腹、壊してるんですね」

宮崎「お腹出してるからだよ」

加藤「違う、違う、ちがーう!」

広田「冷えちゃうから…」

加藤「ちょっと待って、ここおかしいよ。お前にこの前、ベルト戦って言われて断ったよ。ケガすんの怖かったから、自分の心とお尻が。だけど、あのあとよく考えてやっぱり広田ワールドってスゲーなと思って、それがチャンピオンになって、ベルト持ってるって、これはOZアカデミー所属の私が荒しに来なきゃダメでしょ。私には権利があると思うんだよね、ねえ、会社の人たち(セコンドの桜花社長は拍手)よろしくお願いします!」

広田「園子さん、メチャメチャ爽やかで、カッコいいだけの雰囲気を残して帰ろうとしてますね。さすがです。なんでそんなに気が変わるんですか? あのー、私、断ってるんですよ、挑戦。申し訳ないんですけど、それで…」

加藤「受けろよ! チャンピオンだったら受けろよ」

広田「断ってるのに、会社からそれ挑戦受けないとベルト剥奪するってパワハラ受けてるんですよ。すごい会社なんですよ、ここって。だからやることになるかもしれないんですけど、その前に2月28日にKAORUさんとタイトルマッチ決まってるんで、おそらくKAORUさんと園子さんのシングルマッチになると思うんです。それが私のGAEAイズムだと思っています」

宮崎「おい、梅咲遥! 今日もできなかったけど、お前嘘泣きって卑怯だろ!」

加藤「かわいかったよ」

宮崎「2月7日、誕生日なんだよね? そのあとの2月14日のwaveの大会、来いよ。28日もあるから、名古屋。おっ、名古屋で、私の地元でいいじゃん!」

梅咲「道場マッチがあるから…」

宮崎「両方? ダメじゃん、じゃあ」

梅咲「ずっとできないと思います」

宮崎「ずっとできない!? (2・14、2・28の)次は3月1日だよね? お前、試合ねーだろ? お客さんどうですか? ディアナあります? ない? ない? なーい!」

梅咲「ヤダー! ヤダー-! イヤだー!!」

宮崎「ディアナさんには?」

桜花社長「OKもらってる」

梅咲「なんで? ひどくない!?」

宮崎「やばくないよ。みんなが求めてる。じゃあカードはぜんぜん違うカードじゃ意味ないので、ここが絡むカードで」
桜花社長「宮崎さん誕生日ですもんね」

宮崎「そうだよ! まあ明日だけど。お願いします」

桜花社長「宮崎さんがやりたいカードで」

宮崎「そうだな…。3月1日、もう何も止めるものは、何もない。誰ももう何も止めない。私も止まらない。3月1日、コイツ参戦します。よろしくお願いします。これ以上いたら襲いかねないから(加藤&梅咲が退場)。本日は2月1日、新宿FACE大会、ありがとうございました! 私ごとですが、2月2日、明日、42歳の誕生日を迎えます。ありがとうございます。(広田と)2人あわせて、84歳? 足さなくていいから。同じ年なんでね。あの、いつもwaveは顔面ケーキみたいなのやってましたが、いまこのご時世でそういうの、いまちょっとやめてます。なのでそういうのはないんですが、ちゃんすとかもいま緊急事態宣言も延びるであろうとしているので、ちゃんすもなかなか夜までちゃんとできないんですが、また改めて、みなさんにお祝いしていただこうかなと思っています。そうそうそう、やるもんね。waveの公式YouTubeで1万人突破になったので、宅飲み配信をやります。ぜひ見てください。今日は本当にありがとうございます。こんな感じがwaveだと思います。楽しんでいただけたら、本当よかったと思います。それでは最後はこれがwaveだで締めたいと思います。皆様心の中で一緒に思ってください。行くぞー、これがwaveだーーー!」