2021.05.28

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~優勝決定戦』

◎前説
野中美智子リングアナと、蕨限定スペシャルゲストの野崎渚が前説。ヤングブロック最終戦の見どころを紹介しながら、6・1新宿で開幕する本戦の公式ルールについても改めて発表した
1、ヤングwave(20分1本勝負)
○大空ちえ&柳川澄樺&宝山愛(8分1秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)塚田しずく●&稲葉ともか&三浦亜美

第1試合は、ヤングブロック公式戦を終了した6選手が6人タッグマッチで激突。今大会での優勝決定戦を控えている稲葉ともか、Bブロック代表の可能性を残す大空ちえも名を連ねての試合となった。
先発は塚田と宝山でスタートとなる。ロックアップで押し合う。塚田が制するが、宝山が体勢を入れ替え小刻みエルボー。塚田もやり返す。今度は宝山が首投げ。ロープに走るも、塚田がドロップダウン。これを側転でかわした宝山がドロップキックをお見舞い。
柳川が出て行き首投げ、ボディースラム。そしてトレイン攻撃につなげる。カウント2。続く大空はボディースラムを2発放って、宝山に戻す。

宝山は塚田に小刻みエルボー、ボディースラムでカバーする。カウント2。ロープに飛ばすも、塚田がドロップキックで迎撃し、ようやく三浦と交代。
逆襲に出る三浦は宝山→柳川→大空に豪快なショルダータックル。改めて宝山をボディースラムで叩きつける。

宝山もクロスボディーでやり返すと、続く柳川がドロップキック、フェースクラッシャー、鎌固めで反撃。すかさず稲葉がカットに入る。ならばと走る柳川に三浦がボディーアタック。ボディースラムでお返し。アルゼンチン・バックブリーカーで捕獲する。これは大空がストンピングでカット。
続いて柳川が三浦をコーナホイップするも、反動を利用した三浦がショルダータックルでやり返す。
かわった稲葉が柳川にアンクルホールド。ブレイクされると、ストンピングを連発。ロープに走る稲葉だったが、柳川がカウンターのスピンキック。大空がボディースラムで続く。すぐに走るも、稲葉がカウンターの正拳突き。ボディースラムで叩きつける。
塚田が出て行き、大空にドロップキックを連発していく。カウント2。ボディースラムもカウント2。走る塚田に大空がカウンターのドロップキック。これで流れが変わり、セカンドからのドロップキックでカウント2。フィッシャーマンSHは三浦&稲葉が一斉にカットに入る。ならばと宝山&柳川も出て行き、三浦&稲葉を排除。塚田を孤立させると、大空が改めてフィッシャーマンSHを放ち、3カウントを奪った。
2、 CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<3点>(2−1)月山和香<3点>
①○Yappy(4分12秒、体固め)月山●
※ファイナルカット
②○Yappy(6分44秒、体固め)月山●
※ウエストランド
③○月山(7分55秒、回転エビ固め)Yappy●

Bブロックは現在、大空ちえが4点でトップ。この試合の結果でBブロックの代表が決まる。大空に並ぶにはYappyは最低でも3点以上、月山和香は2点以上が必要となる。
握手はなし。ゴングと同時に仕掛けたのはYappy。豪快なショルダータックルを連発し、スタートダッシュをかける。だが、カウント2止まり。すぐにロープに走るも、月山がドロップキック。カウント2。さらにドロップキック4連発でやり返す。カウント2。ならばとクロスボディーを放つが、Yappyがキャッチしバックブリーカーに切り返す。そして、変形キャメルクラッチへ。
耐えられると、串刺しボディーアタック、ギロチンドロップを投下。寸前でかわした月山が低空ドロップキック、フットスタンプを連発する。

これを凌いだYappyはフォアアームで反撃。走るYappyに月山がスクールボーイ。キックアウトされると低空ドロップキック。ボディースラムで持ち上げるも、Yappyが体を浴びせてカバーする。
キックアウトされるとヒップドロップ3連発につなげるYappy。カウント2。ならばとファイナルカットで3カウントを奪った。

先制を許した月山だったが、パロスペシャルで巻き返しにかかる。なんとかYappyがロープに逃れると、月山がドロップキックで追い打ちをかける。だが、カウント2止まり。


一方、Yappyは串刺し攻撃を狙うが、月山が迎撃。Yappyもブロンコバスター応戦する。ギロチンドロップを返されるとウエストランド(エアプレーンスピンから前方に叩きつける技)で3カウント。
3点目を狙うYappyは、セカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを狙うが、月山がスクールボーイに切り返す。何度も繰り出していくが、いずれもカウント2止まり。Yappyがファイアーマンキャリーで担ぐも、これを回転エビ固めに切り返した月山が押さえ込んで、3カウント。

試合が続き、焦るYappyがボディースラムからギロチンドロップ。串刺し攻撃を狙うが、かわした月山がパロスペシャルで捕獲する。苦悶の表情を浮かべながらもYappyは後ろに倒れてなんとか脱出。

残り30秒から月山は丸め込みを連発。最後まで攻めの姿勢を貫いたが、10分が終了した。この結果、両者ともに合計3点でリーグ戦を終了。Bブロック代表は大空に決定した。
◎Yappyバックステージ
――惜しくも1点足りず…。
Yappy「惜しかったですね! あと1点だ。あぁ、でもYappyのせいだったね。最初の柳川さんと試合でYappyは遊びすぎ。ちえさんも遊びすぎ。いまだけ真面目に闘いましたから、あーー、間に合わなかった。あと1点だ。でもね、勉強しました。Yappyはいつも真面目に闘います。大空さん、どこか? おめでとうございました」
◎月山バックステージ
――最終戦お疲れさまでした。目標は2点だったと思うんですが、1点足らず、残念な結果に終わってしまいました。
月山「これがいまの実力だと思います。ありがとうございました」
3、メモリアルwave(20分1本勝負)
○優宇&門倉凛(9分35秒、エビ固め)松屋うの●&桃野美桜
※ラストライド


6月27日に引退する松屋うのがwaveに参戦。2016年デビューの優宇、桃野美桜、門倉凛と同期タッグが組まれた。

桃野&松屋組が奇襲を仕掛けてゴング。桃野が優宇&門倉に串刺しドロップキック、松屋も続くが、かわされ逆にトレイン攻撃の標的に。どさくさに紛れて桃野も参加!? 松屋をロープに張り付け、ファンサービス。
反撃にかかる松屋。ロープに走るも門倉がエプロンから足止め。優宇が走るも、門倉に誤爆してしまう。

桃野vs優宇に移行。優宇は桃野にもショルダータックルをお見舞い。かわった門倉が串刺し攻撃を狙うが、桃野が回転エビ固めに切り返してカウント2。低空ドロップキックを放って、松屋と交代。
ドロップキックで飛び込む松屋だったが、門倉が払い落として低空ドロップキック。セカンドからフットスタンプを投下するが、今度は松屋がかわす。そして、ブラ下がり腕十字、ショルダーアームブリーカーにつなげる松屋。さらに松屋はドロップキック、羽折固めへ。耐えられると、かわった桃野がダイビング・クロスボディー、ドロップキック、低空ドロップキックと波状攻撃。カウント2。フォアアームの打ち合いとなり、門倉がネックブリーカードロップ、顔面ドロップキック、変形ダブルリストアームサルトでカウント2。
優宇が出て行き、桃野に旋回式サイドバスター。セントーンを放つが、寸前で桃野がかわす。攻勢に転じた桃野のミサイルキックはカウント2。もう一度コーナーに登るが門倉が足止め。優宇が追いつくも、桃野はパワーボムを狙う。松屋も加勢にまわるが、これは未遂。なんとか優宇をコーナーから引っぺがし、ダイビング・ボディープレスを投下させる桃野。
続いて松屋が出て行き、大外がりの体勢。踏ん張った優宇が払い腰。松屋も三角締め、腕十字へ。なんとか優宇がロープ。松屋のスピアが決まる。キックアウトされると松屋スペシャルを狙うが、門倉がカット。松屋の大外刈りから松屋&桃野がダブルの体勢。これを優宇がクロスボディーで迎撃していく。

流れが変わり、門倉→優宇のキャノンボールが松屋に決まる。カウント2。優宇がセカンドからのボディープレスを放つも、返されると最後はラストライドでトドメを刺した。
試合後、マイクを握ったのは優宇。

優宇「松屋選手! いや、チャコちゃーん! あっ、プロレス教室のときに『呼んで』って言われたあだ名。一緒に前転したり、まだ受け身ができないときから『一緒にプロレスラーになろう』って言って、お互い違う団体でデビューしたけど、こうやってwaveさんの力でチャコちゃんが引退する前に最初で最後かもしれないこの同期タッグできてよかったです。私はもう少し、まだまだこの女子プロのリングで頑張っていくよ。ケガなく、1カ月後、楽しく引退してください」

門倉「松屋選手、あと1カ月。今日本当に対戦できて、本当にうれしかった。数少ない同期。本当に当たること、なかなかないのでありがとうございました。無事にリング降りてください。応援してます」
桃野「2016年デビュー? 美桜だけ若くて、まあ美桜はまだまだこれからの人だと思ってるから、それに同期というのあまり意識したことなかったけど、今日こうやってwaveさんが機会作ってくれて、松屋うの選手の、心に残ってたらうれしいなと思います。今日はありがとうございました」
松屋「引退を発表してから、引退までがそんなに長くなくて、こうやってwaveさんが他団体の同期デビューの方とタッグを組んでくれて、まさに自分にとってのメモリアルだなと思って、本当にうれしく思いました。本当に優宇さんとはプロレス教室で、先輩なんですけど、先にデビューされて、そのあとも自分もデビューしたくて、場所は違えど、いつか絶対試合をしたいなって本当に思っていたので、なかなか機会がなくて、でも今日、こうやって試合で当たれて、そして思い切りぶつかれてすごくうれしかったです。あの、みなさんに比べて私はちょっと年が、結構アレなんですけれども(苦笑)、でもまあ、プロレスは引退しますけれども、みなさんの今後の活躍、本当に期待して、心から応援してますので本当に今日はありがとうざいました」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
○稲葉ともか(11分24秒、Tロック)大空ちえ●
※稲葉がヤングブロック優勝


5・15新木場で開幕したCATCH THE WAVEヤングブロック。Aブロックは稲葉ともかが同点決定戦のうえ代表枠を獲得。Bブロックは、Yappy、月山の猛追を逃げ切った大空が代表となった。

試合前、握手を求める大空だったが、稲葉は拒否してゴング。慎重に組み合い、グラウンドとなる。大空が腕十字を狙うが、稲葉もガード。
リストロックの取り合いから稲葉がヘッドロック。グラウンドとなるも、すぐに距離を取る大空。

改めてロックアップ。稲葉が押し込み、大空の頭をなでなで。大空が押し返し、小刻みエルボー。ドロップキック3連発につなげる。カウント2。そしてロープを使ったパロスペシャルへ。張り付けドロップキックでカウント2。
稲葉も足攻めで反撃にかかる。ロープに飛ばすも、大空がぶら下がり腕十字へ。リング内に移ってワキ固めで捕獲する。耐えられると大空が小刻みにフォアアーム。稲葉もやり返していく。走る大空に、稲葉がカニばさみ。そしてアンクルホールドへ。足攻めで流れを変える稲葉。なんとか大空がロープ。
走る稲葉に大空がジャンピング・ショルダーアタック。コーナーホイップするが、稲葉が切り返す。だが、大空もセカンドロープに飛び乗りドロップキックでカウント2。飛びつき回転エビ固めでカウント2。

稲葉はアンクルホールドで形勢逆転。大空がロープ。稲葉は正拳からヒザ十字へ。再びアンクルホールドに移行する稲葉。そこからTロックに移行し、ギブアップを奪った。
◎エンディング
ヤングブロック表彰式がおこなわれ、スーツ姿の桜花由美社長がリングへ。

桜花「賞金を渡す前に、まず一つ、いまからヤングブロック、15日からはじまったリーグ戦の中のベストバウトを発表しようと思います。なので呼ばれた選手はリングに上がってください。ヤングのリーグ戦の全試合の中で技ではなく、勝ちに一番こだわる、一番泥臭く、一番必死さが伝わる、感動した試合です。5月18日、ヤングブロックB◎大空ちえvs月山和香。(月山がリングに上がり、大空を支える)ベストバウト賞、おめでとうございます(金一封が渡される)。稲葉ともか選手、小波女、優勝おめでとうございます。優勝賞金となります。本当におめでとうございます」
稲葉「ありがとうございます!(賞金の中身を確認し)本物の50万円だぁ…。この50万円でTAKAみちのく代表においしいご飯を食べさせてあげたいと思います。そして、本戦初戦の広田選手。アナタの空気には飲まれません! 必ずアナタに勝ちます!!」
名前を出された広田がリングに上がる。そして「押忍!」と一言。広田の思わぬ切り返しに戸惑う稲葉だったが、「本戦、めざすは優勝。そして波女の称号。そして賞金を100万円を手に入れます。本戦も優勝するのはこの稲葉ともかなんで、応援よろしくお願いします!」と力強く宣言した。
記念撮影がおこなわれたあと、改めて稲葉が「自分事ではありますが、明日、自分は後楽園ホールにて大事な試合があります。このいい波に乗った勢いで、鈴木みのる選手に挑みます。応援よろしくお願いします! 本日はご来場いただき、ありがとうございました。一撃必殺ともか蹴り。押忍!」と大会を締めくくった。
◎稲葉バックステージ
――おめでとうございます。いかがでしたか、大空選手は?
稲葉「そうですね、当日、今日相手が決まったのでギリギリまで相手は誰なのかなってすごく楽しみにしてたんですけど、大空ちえ選手…いや気持ちが強いですね。勝ちたいという気持ちが強く伝わってきて、ちょっと危なかったかなって思うシーンもあったんですけど、勝ったのは自分なので」

――リーグ戦を通して、本戦での優勝まで口にしていたのは稲葉選手だったんですが、有言実行できたいまの気持ちは?

稲葉「そうですね。ヤングブロックといっても、キャリア変わらないですけど、自分はこのヤングブロックの中で、誰よりも一番、経験してると思うので、ヤングブロックですけど、気持ちはヤングでもなかったかもしれません。もう勝つのは当たり前、決勝行くのも当たり前、ヤングブロック優勝するのも当たり前ってずっとはじまる前から言っていて、目指すは本戦優勝なので、またこれは有言実行したいと思います」

――ヤングの中では蹴りを使わなかったが、本戦ではどうする?

稲葉「そうですね…。使うつもりもないと言いたいのですが、相手は先輩方、キャリアが何年の先輩方ばかりなので、そうも言ってはられないかもしれませんが、なるべくは蹴りを使わず勝ちたいと思います」

――初戦は広田選手ですが、改めていかがですか。
稲葉「そうですね、広田選手の試合を何回か見てきましたが、すごい空気じゃないですか。ちょっと正直、苦手だなっていう思いはありますが、あの空気には飲まれず、自分のスタイル、JUST TAP OUTのスタイルを貫いて勝ちたいと思います」