2019.07.01

「NAMI☆1~Jul~」

1、ヤングwave(15分1本勝負)
○HIRO'e&まるこ(13分43秒、バックドロップ・ホールド)高瀬みゆき&梅咲遥●

公言通りヤングブロック全勝優勝を果たしたHIRO’e。
今大会では同世代のまること改名後、はじめて同じコーナーに立つ。
対峙するのは、かつてのパートナー高瀬みゆきと、ディアナの新人・梅咲遥だ。
なお、まること梅咲は初対決となる。
先発はまるこVS高瀬。まずは、まるこがヘッドロック、アームホイップ、ヘッドシザース・ホイップで流れを掴むと、続くHIRO’eが高瀬にショルダータックル。

高瀬もエルボー弾でやり返し、串刺しドロップキック、ギロチンドロップでカウント2。続く梅咲がHIRO’eにドロップキックを連発していく。

HIRO’eがやり返すと、まるこも続く。
劣勢の梅咲だったが、高瀬とのダブルのドロップキックで形勢逆転。
高瀬が逆水平チョップにつなげ、串刺しラリアットから担ぐ。
これを着地したまるこが低空ドロップキック。
ボディースラムでカウント2。

タッチを受けたHIRO’eが低空ドロップキックで続き、セカンドからのドロップキック。
カウント2。
高瀬も同じくセカンドからのドロップキックで応戦。
ドロップキックの打ち合いから高瀬がパワースラムを放つ。
カウンターラリアットもカウント2止まり。
ならばとカミカゼからのギロチンドロップを投下。
キックアウトされるとセカンドからのエルボーアタック。
続く梅咲のダイビング・クロスボディーはカウント2。
ドロップキック4連発からミサイルキックにつなげる。
残り5分となり、HIRO’e&まるこがダブルのドロップキックで攻守を入れ替える。梅咲を孤立させると、HIRO’eが串刺しスピアを敢行。
ブレーンバスターでカウント2。
ミサイルキックも返されるとバックドロップを狙うが、切り返す梅咲。
スクールボーイ、首固め、逆さ押さえ込み、ラ・マヒストラルで攻め込む。

ピンチをしのいだHIRO’eが反撃に転じる。
スピアからのサクラ落としを放ったが、これは高瀬がギリギリ滑り込みカウント2。
ならばともう一度スピアを放つHIRO’e。
最後はバックドロップ・ホールドをマットに突き刺し、ジ・エンド。
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○水波綾(10分44秒、逆エビ固め)Maria●

CATCH THE WAVEパワーブロック1位通過を決めた水波綾は、6・30大阪でHIRO’eに敗れ惜しくもヤングブロック優勝を逃したMariaと対戦。

試合はMariaが水波のリングインを奇襲しスタート。
ドロップキックを連発したあと、小刻みエルボーで向かっていく。

受け止めた水波がギロチンドロップ。
キャメルクラッチで捕獲する。
耐えたMariaに、水波が逆水平チョップで追撃。
串刺しラリアットでカウント2。
コーナーに登るも、Mariaが張り手で妨害。
デッドリードライブで阻止する。
そして正面ドロップキックを連発していき、ワキ固め→三角締めで捕獲する。
これを叩き付けて脱出した水波がギロチンドロップ。
逆エビ固めへ。
慌ててMariaがロープに逃げ込む。

Mariaもカウンターのドロップキックから逆さ押さえ込み、スクールボーイ、首固めでカウント2。
すぐに走るも、水波が追走式ラリアット。
キックアウトされるとスピアでカウント2。
そして再び逆エビ固めへ。
粘るMariaだったが、水波が絞り上げ貫録勝ち。

試合後、Mariaは水波に張り手。悔しさを露わにしてリングを降りた。
3、チャレンジwave(15分1本勝負)
○桜花由美(13分30秒、体固め)清水ひかり●
※ビッグブーツ


桜花由美の誕生日記念マッチとして、4・14新木場でおこなわれる予定だった桜花VS清水ひかりの一戦。
清水が直前にケガをしてしまい流れてしまったカードがようやく実現する。

試合はヘッドロック、アームロックの取りあいでスタート。
桜花がロープに走ると、清水がリープフロッグ。
すぐに腹ばいになるも、桜花が冷静にストンピング。
ならばと清水はドロップキック。
桜花はビッグブーツ、串刺しビッグブーツで応戦する。
そして、張り付けエルボーからショルダータックルで追い打ち。
桜花の2度目の串刺しビッグブーツをかわした清水がクロスボディーで反撃。
サッカーボールキック、PKでカウント2。
さらに張り付けミドルキック、背中への張り付けドロップキックでカウント2。

桜花もブラ下がりブラディーEXで攻守を入れ替えると、ダイビング・サンマドロップを投下。クロスフェース→腕固めで捕獲する。なんとか清水がロープ。
今度はエルボー合戦。清水がヘッドシザース・ホイップ→PKF(串刺し式のジャンピングミドルキック)→PKへ。返されると横十字固め、スクールボーイ、首固めで丸め込む。いずれもカウント2に終わるとダイビング・ボディーアタックにつなげる。
ダイビング・フットスタンプもカウント2止まり。

残り5分となり、桜花がビッグブーツでようやく攻勢。かいくぐった清水がカサドーラ。
キックアウトされるとすぐに走るも、桜花が追走式ビッグブーツ。
すぐさまビッグブーツで追撃。
そして、タイガーSHの体勢に入るも、なんとか回避する清水。
ならばと桜花はカカト落とし。キックアウトされるとビッグブーツで追い打ち。これも返されると垂直落下ブレーンバスターを敢行する。これをカウント2で引き起こした桜花はもう一度ビッグブーツ。さらにダメ押しの一撃を叩き込み、3カウント!
試合後、泣きじゃくる清水に、桜花は「清水、自分で起きろ。1回、アンタの肩の欠場でこのカード流れました。今日もなにそのテーピング。プロならちゃんと肩を治してからリングに上がりなさい。それができないなら、もっと肩を鍛えて、立派なプロレスラーに成長してください。私は応援してます」とマイク。
4、CATCH THE WAVE2019~ビジュアルブロック~(15分1本勝負)
○野崎渚<2勝1分=5点>(レフェリーストップ)有田ひめか●<2敗1分=1点>
※ドルミル

水波綾、彩羽匠が各ブロックの1位通過を決めるなか、ビジュアルブロックは公式戦1試合を残して、桜花由美、野崎渚、志田光が3点で並ぶ状況。
すでに桜花、志田は全日程を終了しているため、この日、最終戦を迎える野崎は引き分け以上で1位抜けが決定する。
ただし、有田ひめかも現在1点を獲得しており、有田が勝てば、4選手が3点で並ぶ大混戦となる。

野崎の入場を有田がヒザ蹴りの連発で奇襲。
すぐに走るも、野崎がビッグブーツで迎撃。ようやくガウンを脱ぐ。

野崎は小刻みエルボーから走るも、今度は有田がショルダータックル。
ボディースラムでカウント2。バックブリーカーを決める。
さらに串刺し攻撃を狙う有田。

これをビッグブーツで迎撃した野崎がおしゃれキックで反撃開始。
ビッグブーツでカウント2。コーナーに向かうも、有田が阻止。
串刺しボディーアタックにつなげる。そして、バックフリップでカウント2。
さらに走る有田。

野崎がカウンターのビッグブーツ、ダブルニーアタックでカウント2。
そしてザキゴエへ。
返されると、ドルミルで捕獲。ロープに逃れた有田に、野崎はリバースおしゃれキック。すかさず走る野崎だったが、有田が追走してボディーアタック。
これで有田が攻勢に。ラリアットで追い打ちをかけると、逆エビ固めでステップオーバー。耐えられると、アルゼンチン・バックブリーカーで絞り上げたあと、ジャンピングニー! 
カウント2。

今度は野崎がカウンターのビッグブーツ。
引き込み式ビッグブーツ、片足ドロップキックと波状攻撃。
返されると野崎はドルミルへ! 
有田の意識が遠のいたのを認めたTommyレフェリーが試合を止めた。

これにより野崎のビジュアルブロック1位通過が決定。7・15新宿では、野崎渚、水波綾、彩羽匠の三つ巴戦となり、勝者が波女となる。
5、アブノーマルwave(20分1本勝負)
彩羽匠&○橋本千紘(19分57秒、オブライト)宮崎有妃&旧姓・広田さくら●


テクニカルブロック1位通過を決めた彩羽匠が、センダイガールズの橋本千紘と新世代タッグを結成。
現・wave認定タッグ王者組の宮崎有妃&旧姓・広田さくら<奇跡>とメインイベントで激突した。

広田はCATCH THE WAVEを途中欠場した岩田美香のコスプレで登場。
観客の大歓声を浴びるなか、“旧姓・岩田美香”とコールされる。
彩羽は6・30大阪大会に続いて、“旧姓・岩田”との対戦だ。

その広田が先発すると、ファンは大「岩田」コール。
ふだん岩田とコンビを組んでいる橋本は納得いかない様子だが、広田は「橋本、どうしたの?」と何食わぬ顔。
橋本は「さすがにそんな(コスチュームが)ボロボロじゃない」と返すも、広田は「これは連戦が続いたからボロボロになったけど、岩田よ。そんなに疑うなら試したらいいわ」と自信満々。

すると橋本は以前、カエルのドッキリで岩田を驚かせたシーンを再現。
広田が驚きまくると「本物の岩田さんだ!」と納得し、ようやく試合へ。

広田が岩田ばりのミドルキックを連発。
橋本が受け止めエルボー弾。
走る広田を橋本が担いでビューティ・ベアーポーズ。
しかし、橋本はそのままマットに叩き付ける。
広田は「もっと美香を大事にしてよ。橋本、今日、誕生日なんでしょ?」と手紙を渡す。橋本が読み上げるも、単なる広田自主興行10・1新木場の告知だった。
ハメられた橋本だったが、さらに広田は「オファーじゃないからな。勘違いするなよ」とフェースクラッシャー!

続く宮崎は「カメラの準備をしろ!」と橋本を恥ずかし固めへ。
これを自慢の脚力で防いだ橋本。
ラリアット合戦となり、宮崎がコマネチでテンションあげると、橋本もラリアットでやり返し、コマネチポーズ。
そして卍固め→俵返しを放って彩羽と交代。
宮崎も卍固めを狙うが、回避されるとリップロック狙い。
なんとか凌いだ彩羽が右ストレート。
彩羽はニールキックで飛び込むも、かわした宮崎が低空ドロップキック。
広田とタッチ。

彩羽のキックをかわす広田。
ボ・ラギノールを狙うが、彩羽も警戒。
さらに広田の高田純次を阻止すると、キックをお見舞い。
サッカーボールキックでカウント2。

コーナーに登る彩羽を広田が足止め。
広田はロープ渡りを彩羽に強要する。
ふらつきながらもロープ渡りにチャレンジする彩羽。しかし、ロープを揺らされ転落すると、広田がすかさずボ・ラギノール。619、シャイニング・ウィザードと波状攻撃。そしてへなーらサンセットの体勢に。
踏ん張る彩羽に宮崎がラリアットで突っ込むも、寸前でかわされ広田に誤爆。
すかさず彩羽がツイスターでカウント2。
橋本にタッチ。橋本は広田にカミカゼ。
コーナーからのサマーソルトドロップを投下する。

一方、奇跡はコーナーtoコーナーのときめきメモリアルで流れを変えると場外戦へ。
ファンにあおられ、広田がトペ・スイシーダで飛び込むが、失敗。
すると宮崎が橋本に「飛ぶの?」と無茶ぶり。
しかし、橋本もフェイントで返す。
すると広田と橋本はもみあいながらバックステージへ。
彩羽はバックステージ行きを阻止して、リング内で宮崎にミドルキック。
正面ドロップキックをお見舞い。
コーナーに登るも、宮崎がリップロックで阻止して雪崩式ブレーンバスターに切り返す。改めてリップロックを敢行すると、彩羽もハイキックで応戦しダブルダウンとなる。

そこに広田と、グリーンミストを食らった橋本が戻ってくる。
ダブルダウン状態のリング上を見た広田は反撃にかかるも、彩羽が阻止。
ならばと宮崎が広田をハンマー式ボディープレスで彩羽&橋本に投下する。

彩羽&橋本もダブルの攻撃で流れを変えると、橋本が広田にパワーボム。
これは宮崎がカット。すぐさま彩羽もパワーボム→ライガーボムで追撃。カウント2。

広田もウラカンラナで攻守逆転。
裏拳から走るも、逆に橋本がふらふらドーンでカウント2。

残り1分となり、橋本がオブライトの体勢。
着地した広田がボ・ラギノール。
しかし、へなーらサンセットは押し潰されてカウント2。もう一度、広田はへなーらの体勢。堪える橋本。
宮崎がリップロックでアシストに入るも、寸前でかわされ広田に誤爆。
チャンスとばかりにバックにまわった橋本は、吐血する広田にダメ押しのオブライトで葬った。
◎試合後のマイク。
宮崎は「岩田…。お前、よくも岩田を!」と駆け寄るも、桜花社長がエプロンへ。
桜花「もういいですか? 終わりました? 説明したいことがあるんで」
宮崎「いま?」

桜花「メイン終わったところすみません。7月15日の大会の説明をさせていただきたいと思います。7月15日、新宿FACE大会で、今年の波女決定戦があります。今日リーグ戦が終了しました。テクニカルブロック1位通過・彩羽匠、パワーブロック1位通過・水波綾、そしてビジュアルブロック1位通過・野崎渚。この3人で、7月15日、新宿FACE大会で三つ巴戦で今年の11代・波女と第14代レジーナと100万円をかけて闘っていただきます。そして宮崎さん、広田さん。タイトルマッチ早くやりたいですよね? 今日、有田が負けたので、有田&高瀬、タイトルマッチ早くやりたいよね? ちょっと上がってください。7月15日、タッグのタイトルマッチ◎宮崎有妃&旧姓・広田さくらVS高瀬みゆき&有田ひめか、どうですか。このタイトルマッチ決定で、よろしくお願いします」
高瀬は宮崎と、有田は広田と「お願いします」と握手をかわす。
すると広田が「お前、何持ってるんだよ」と高瀬にツッこむ。
高瀬が握っていたのは、10・1新木場でおこなわれる広田自主興行のチラシ。
どうやら橋本が投げ捨てたチラシを拾ってしまったようだ。
さらに桜花社長が続ける。

桜花「そして、HIRO’e。HIRO’eは昨日、ヤングブロック優勝しました。レジーナにまっさきに挑戦する権利があるんだけれども、7月15日はできないので、アナタにはとっておきのカードを用意しました。志田光とシングルでお願いします」
HIRO’e「アメリカにいく志田に、胸かしてやりたいと思います」

桜花「ということで、7月15日は彩羽、水波、野崎の波女の三つ巴戦と、広田さん&宮崎さんVS高瀬&有田のタイトルマッチと、HIRO’eと志田のシングルマッチが決定しております。ぜひ見に来てください。今日は野崎が勝ったし、野崎に締めてもらいたいと思います」
野崎「やっと私、コール&レスポンスとビッグウエーブができるんですけど、その前に、ムカつくことに、今日リアル・バースデーのヤツがいるんですよ! 橋本千紘、上がってこーい!」

橋本がリングに上がると、ケーキが運ばれてくる。

野崎「橋本千紘、7月1日で何歳になりました?」

橋本「27歳です」

野崎「27歳の誕生日、おめでとー!」

橋本がロウソクの火を吹き消すと、恒例の顔面ケーキ。
橋本「まさか、他団体に出てこんなお祝いをしていただけると思ってなかったので、ありがとうございます。27歳で初の毒霧を受けて、こんな姿ですが、自分はホントに真の強さを求めて女子プロレスというものをもっともっと世間に広めて、女子プロレスのトップ、そして自分の信じた道を突き進んで、最後はみんなで一緒に『ぎゅん!』したいと思います。ありがとうございました!」
最後は、野崎が初のコール&レスポンスを担当。

野崎「今日もいい波乗れたか! 絶対にレジーナ取るぞ! 7月15日見に来いよ!  ビッグウエーーーーーブ! これが、waveだ、ぎゅーん!」
◎バックステージ
——リーグ戦を振り返って。
彩羽「不本意ではありますよね。急に2人欠場になって、岩田選手とは、一番当たりたかった選手だったので不戦勝になったこと自体は、よく言えば運がよかったと言いますけども、ケガは、レスラーは仕方ない部分もあるので、しっかり岩田選手には治してもらって、またこの続きがいつかできたらと思います。今回、テクニカルブロックは門倉、岩田選手が欠場になったんですけども、その人たちのぶんまで背負って、自分は決勝をしっかり勝ち抜いていきたいと思うので。そして、今回は波女になったらレジーナに、チャンピオンになれるということで、負ける気はないです。ただ野崎選手が上がったことですね。いままでずっと負けているんですよ、そこだけが引っかかるんですけども、しっかり三つ巴、厳しい闘いになるとは思うんですけども、いま自分もシードリングさんのチャンピオンなのでしっかりそこも背負って優勝していきたいと思います」

——三つ巴はどんな闘いになると思う?
彩羽「やっぱりタイトルマッチ級なのが2連続ってことですもんね。なので普通の、いまこのまま普通に万全ですと言って闘っても、ダメだと思うので、頭も使いつつ、いままでにないくらいの闘いは覚悟しています。でもそれを乗り越えた先には素晴らしいものが待っているので、あとは覚悟ですね。覚悟と気合。大丈夫です」

——ファンの皆様に意気込みを。
彩羽「いま自分は脂が乗ってる時期だと思うし、いま女子プロレスを変えていかなきゃいけないと思うので、マーベラスのエースとして、waveさんのベルトを取って、いまシードリングのチャンピオンでもあるので、しっかり女子プロレスをまとめて、これから盛りあげたいと思います。みなさん応援よろしくお願いします」
◎バックステージ
——タイトルマッチが決まったが。
宮崎「アイツらナメてますね」

広田「アイツらは、令和に変わり、新生waveになり、そして初の防衛戦。覚悟がね、足りないんですよ」

宮崎「そうだよ」

広田「私はいま何を言っても説得力がないかもしれない。だけど、7月15日、こうなるのはお前らだからな!」

宮崎「おう覚悟しておけ。これで終わると思うなよ」

広田「ベルト巻けると思うなよ!」
◎バックステージ
野崎「ビジュアルブロック1位通過しましたー。イエーイ! 振り返ってみて…、やっぱり全勝優勝を目標にしてたので、いまでも志田戦が引き分けだったのは悔しいなと、いまでも思うんですけど、結果1位通過という形になったので、悔しいですけど満足はしています」

——7月15日は三つ巴戦だが。
野崎「三つ巴戦の相手が彩羽匠、水波綾。この2人、シングルで私すごく(分がいい)、私にとっては好都合な選手だなと。水波を何回も落としたことあるし、彩羽は彩羽で、水波と同じように締め落としてるので、なんか余裕ではないですけど、勝ったという自信が過去にあるので、そこを自分のモチベーションとして、15日を迎えられるかなと思っています」

——彩羽選手に負けたことない?

野崎「そうなんですよね! タッグでよくクソ女とニュートラやってたときは、直接、私、彩羽に取られたことなく、シングルで当たったときも私が勝ち、新生waveになってからも私は直接負けたことがない。過去に本当に彩羽に取られたことないので、そこも自信になってます」

——波女になる自信は?

野崎「あります、100%です。レジーナ絶対取ります。みんなとの約束を守ります!」
◎バックステージ
——次回新宿でタッグ挑戦決まりました。
高瀬「いつも余裕ぶって、試合して、負けるといっさい思ってないみたいですけど、私は宮崎有妃に2回勝ってますから、2回。これは紛れもない事実。油断してれば足下をすくわれることをわからせてやろうと思います。何色にでもなってやるって言ったけども、お前らもまともな色ですむとは思うなよ!」

有田「みゆきさんは2回、勝っていて、前回の新木場大会で、奇跡VSザ・ビギニング、両者リングアウトの悔しい結果だったんですけど、それでも負けてはないので、15日までに惑わされず、精神面も強くなって、こっちが上回るってところをたくさん考えて、お客さんも奇跡の2人もビックリさせて7月15日は自分たちがベルトを巻きたいと思います」

高瀬「そやな。ふざけたような試合ばかりして。でもね、言っておきたいです。実際に奇跡をおこしまくってるのも、波にノってるのもウチらなんで。よろしくお願いします!」