2021.06.29

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~佃煮〜』

◎前説
野中美智子リングアナウンサーと、ガトリング・ブロックの優勝を決めた野崎渚が前説。各ブロックの得点状況、今大会の見どころを紹介した。
◎ポテンシャル・ブロック優勝決定巴戦抽選会
試合に先立ち、ポテンシャル・ブロック優勝決定巴戦に参加する、旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆきがリングへ。チェーンによる抽選の結果により、初戦は高瀬vs桃野でスタートすることが決定した。
劣勢の青木。フォアアームで抵抗するも、SAKIが串刺しニー、ニーリフト、顔面へのフロントキック、リバーススプラッシュと畳みかける。だが、2発目のリバーススプラッシュは青木もかわす。そして、SAKIのフロントキックを払い落として青木がスクールボーイ。キックアウトされると低空ドロップキックにつなげる。

ようやく攻守を入れ替えた青木が串刺しバックエルボー、フェースクラッシャーでカウント2。逆エビ固めでギブアップを迫る青木。耐えられると腰へのダブルニードロップで追撃する。これもカウント2。

もう一度、逆エビ固めを狙う青木だったが、これはSAKIがロープ。テキサスクローバーホールドに変更する青木。これもSAKIがブレイクする。ヒザ立ちのエルボー合戦から青木がコーナーへ。SAKIが追いかける。フォアアームで落とす青木。もう一度、SAKIがよじ登り、雪崩式ブレーンバスター。フロントキックでカウント2。そしてパワーズラムを敢行。これをカウント1で返した青木が逆に丸め込む。カウント2。
すぐに走るSAKIに青木がカウンターのラリアット。SAKIもフロントキックでやり返す。青木の大外刈りが決まるもカバーに行けない。

残り3分のコール。再びヒザ立ちのフォアアーム合戦からSAKIがフロントキック。青木はショートレンジラリアットで応戦する。打ち合いを挟んで、SAKIが走るも、青木がカウンターのラリアット。ショートレンジラリアット3連発から走り込んでの一発。これもカウント2止まり。

SAKIのフロントキック、青木のラリアットが交互に炸裂。青木のジャーマンが決まったところで時間切れを迎えた。
◎青木バックステージ
――最終戦引き分けに終わりました。
青木「はぁ、はぁ…最終戦、自分だけブロックの中で勝ち点があげれなくて、タッグのチャンピオンなのに情けなくて。先輩相手に引き分けでいいなんて絶対思わないので、この結果をいまは受け止めたいと思います。勢いだけじゃ、勢いだけじゃダメなことがあるってよくこのリーグ戦で学びました。身にしみてわかりました。やすっぽい言葉にはなりますが、タッグチャンピオンとしてもっともっと上を目指して頑張ってみたいと思います。こんなやすっぽい言葉しかでない自分が情けないです。リーグ戦ありがとうございました」
◎SAKIバックステージ
SAKI「大会前の意気込みでは、やっぱどうしてもwaveさんのリングでwaveさんのタッグチャンピオンとシングルができる機会はなかなか、いままでそういう機会なかなかなかったので、私はここで今回のCATCH THE WAVE、このブロック優勝が決まったなかで何を目標とするかと言ったらやっぱりそこかなと。気持ちを切り替えて行ってた部分あるので、だけど…私、負けてないんで! 負けてないんで、負けてませんから。勝ってもないけど、負けてないから。未来を作るきっかけになれたのかなと思って、この悔しさは次の機会にため込んでおきます。未来は作ります! ありがとうございました」
2、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○門倉凛<5点>(8分57秒、逆打ち)ハイビスカスみぃ●<2点>

コンプライアンス・ブロックの最終戦は、門倉凛vsハイビスカスみぃの一戦。両者ともにブロック優勝の可能性を残しており、門倉は引き分け以上で優勝。みぃは勝利することが絶対条件となる。

みぃはなぜか私服で入場。客席をザワつかせる。しかし、みぃは至って通常。そのまま試合となるが、門倉が「なんで私服なんですか?」と、誰もが気になっていた一言を投げかける。

するとみぃは「話せば長くなるんですけど、ちょっとお時間よろしいですか? えっと、前回、前々回と私、忘れモノがメチャクチャ多くてゴッツ怒られたんです。キャリア20年もなるのにまだ怒られるのか、と。どうしようかなと思って、いろいろ考えた結果…コスチュームを着るという概念を捨てまして、そうなると、私さえいれば正解なので、これでなんの不安もなくリーグ戦優勝することだけに集中できます! ただ…ただ私ホンマにこれで大阪から来て、このまま帰るんであんまり(服を)汚したり、汗かいたりしたくないのがありまして、そこで相談なんですけど、腕相撲で…?」と、ここで門倉が容赦ない顔面蹴り。ロープに飛ばしてドロップキック。ボディースラムで何度も叩きつける。カウント2。

フォアアームを受けまくるみぃ。「来いよ!」とさらに挑発すると、門倉が走るも、豪快にぶっ倒れるみぃ。門倉がカバーしカウント2。ここでセコンドに来ていた乱丸が「みぃちゃん、作戦Aのヤツ!」とアドバイス。すると、みぃが突然、腹痛を訴える。さらに、みぃは「ここでドロップキックとかされたらアタシ負けちゃうかもしれない。どうしよー! ドロップキックだけはしないで。走ってドロップキックだけはしないで…」と大きな独り言。これを無視した門倉がロープに走るが、ちゃっかり乱丸が足をすくっていく。
ようやく攻守を入れ替えたみぃが、サマーソルトドロップ。しかし、これは当たっていない。当然のようにカバーし、カウント2。コーナーに登って、そのまま降りるみぃに、門倉がトラースキック。グラウンド卍固めへ。

なんとかブレイクしたみぃが胸を鷲づかみにしたあと、首固め。カウント2。みぃは門倉に「梅咲より小さい」と心理的な揺さぶりをかける。

怒った門倉がキャノンボールの体勢。またもや、みぃが試合を止める。

みぃ「聞いてください。アナタ、いま怒ってるでしょ? 大事なね、キャッチのリーグ戦を『ふざけやがって』と思ってるでしょ!? まだね、若いアナタにはわからないかもしれないけど、私はふざけてなんかいませんっ! つねに真剣です!! 御年36歳、キャリア20年、こう見えてプロレスだけで飯食ってます(観客は拍手)。いままで辛いこと、悲しいこと、たくさんありました。落ち込んだりもしたけど、私は元気です! それでは聞いてください。一日に…」

歌い始めるみぃに、門倉がキャノンボール。ダブルリスト・アームサルトでカウント2。コーナーに登るも、みぃはさりげなく反対コーナーまで距離を取る。

躊躇する門倉だったが、意を決してミサイルキック。もちろん距離が届かず自滅。このチャンスにみぃが「50万はワシのもんや!」と叫ぶと、セコンドの乱丸が「25万ちょうだいよ」と欲を出す。もめるみぃの背後から門倉がスクールボーイを連発。返されると逆打ちの体勢。

みぃ「ちょっと待って、ちょっと待って! あのコレ、もしかしてアナタのフィニッシュの逆打ちをやろうとしてます?」

門倉「そうだよ!」

みぃ「そんなん食らったらワシもう返されへんから、考え直してよ」

門倉「ふざけるな!」

みぃ「ふざけてないよ! あのね、まだ若いアナタにはわからないかもしれないけどね、私はね、真剣です、つねに。つらいこと、楽しいこと、たくさんありました。落ち込んだりもしたけれど、私は元気です。それでは聞いてください。一日…」

次の瞬間、門倉が逆打ちを決めて3カウント。コンプライアンス・ブロック優勝を決めた。
◎門倉バックステージ
門倉「本当にこのブロック、手強い人ばかりなブロックだったんですけど、さすがに最後、やられるんじゃないかっていうくらいやられましたね。本当にはじめてみぃ選手とこのブロックで当たったんですけど、面白いなと思いましたけど、ちょっとリーグ中なのにバカにしすぎなんじゃないかなと思ったんですけど、まあ無事に勝ててよかったです。ブロック優勝、しっかり有言実行しました」

――決勝に向けて一言。
門倉「三度目の正直なので、絶対今年こそ何がなんでも自分が波女とって、レジーナに挑戦したいと思います」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○YAKO<2点>(6分54秒、エビ固め)桜花由美●<3点>
※桜花のカバーを切り返して

ジェラシー・ブロックは、桜花由美と米山香織にブロック優勝の可能性。桜花はYAKOとの最終戦に勝てば文句なしの優勝。引き分けた場合は、米山と桜花が同点となるため、7・1新宿でブロック優勝決定戦がおこなわれる。なお、桜花がこの試合に敗れた場合は、米山の優勝が決定するという状況だ。

開始と同時に桜花がビッグブーツで飛び込む。キックアウトされるとステップキックでカウント2。「このドブスが!」と串刺しビッグブーツ。カカト落とし、ダイビング・サンマドロップでカウント2。
なおも串刺しビッグブーツを狙うが、かわしたYAKOがヒップバット。カウント2。走る桜花に、YAKOがカウンターのヒップアタック。さらにもう一発ヒップアタックを狙うが、桜花がキャッチしてバックドロップ。そしてカカト落とし、もう一度バックドロップを放つ。

YAKOもブロックバスターホールドで流れを変えると、ミサイル発射。カウント2。バックドロップからもう一度、コーナーへ。ダイビング・ボディープレスを投下するも、桜花が剣山。

しかしYAKOもジャーマンSHを放って行く。ダイビング・ボディープレスを投下するも、カウント2。ダブルアームの体勢。堪えた桜花が反撃にかかる。
ヒザ蹴りを連発していく桜花。カウント2。タイガーSHを狙うが、堪えられるとキルスイッチに変更。カカト落としでカウント2。すぐさまビッグブーツで飛び込むが、ブリッジでかわしたYAKOが回転足折り固めを狙う。ジャックナイフで飛び込むが、これを切り返す桜花。逆にビッグブーツを放つ桜花だったが、カバーの瞬間、YAKOが切り返して逆転勝利を収めた。この結果により、ジェラシー・ブロックは米山の優勝が確定した。
◎試合後のマイク
YAKO「おい未婚者、既婚者のアタシが勝ったぞー! 思い知ったかっ!」

桜花「あー、悔しい。ブロック優勝ができなかったよりも、50万円が取れなかったよりも、お前に負けたことがチョー悔しいわ。マジ、ありえない。だからな、7月1日、スケジュール入ってるだろ? 私の権限でお前の対戦相手にアタシ入れておくから」

YAKO「もういい、もういい」

桜花「バカヤロー。お前のその、ぶっさいくな顔にビッグブーツどんどんブチ込んでやる。私がお前から勝利してやるよ。(7月)1日楽しみにしとけよ」
◎YAKOバックステージ
――最終戦で貴重な2点、桜花さんからの勝利は大きいのでは?
YAKO「いやー、もうちょっとこのジェラシー・ブロック、私にとってメッチャ不利だなと思ってたんですけど、今日あんだけ人の顔だけバカにして、もう悔しくてたまらなかったので、桜花さんにもはじめて勝てたので、気持ちは晴れたのでこのCATCH THE WAVE、すごいいい経験をさせていただけました」

――7・1新宿でもう一度、対戦しそうですが。
YAKO「私はあのブーツは食らいたくないなと思ってるんですけど、まあ私は桜花さんとは何回でも対戦してもいいと思っているので、返り討ちにもう1回してやりますよ」
4、ポテンシャル・ブロック優勝決定三つ巴戦(時間無制限1本勝負)
①○桃野美桜(13分15秒、エビ固め)高瀬みゆき●
※JKボム
②○旧姓・広田レジーナさくら(14分23秒、夜叉ロック)桃野美桜●
③○高瀬みゆき(5分49秒、エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●
※ラリアット
④○高瀬みゆき(8分12秒、エビ固め)桃野美桜●
※丸め込みの応酬から。高瀬が2連勝でポテンシャル・ブロック優勝


ほぼ絶望的と思われた旧姓・広田レジーナさくらの今年のCATCH THE WAVEだったが、稲葉ともかが途中棄権したことにより急展開。桃野美桜、高瀬みゆきが4点となり決定戦がおこなわれる予定だったが、両者ともに不戦勝による得点を辞退。結果、広田、桃野、高瀬の3選手が2点で並ぶことになり、急きょ巴戦がおこなわれることとなった。

◎桃野vs高瀬
大会前の抽選会により、第1試合は桃野vs高瀬に。あとから入場した桃野がそのまま奇襲をしかけ、巴戦がスタート。ドロップキックの打ち合いから、高瀬を場外に落とすとプランチャを狙うが、これは高瀬も回避する。

高瀬がフロントネックロック。これを嫌った桃野がグラウンドへ。逆片エビ固めで捕獲する。耐えられると低空ドロップキック。カウント1。桃野が馬乗りでファアアーム。一方、高瀬はアキレス腱固めに捕獲する。ボディースラムで叩きつけたあと、桃野のクロスボディーもキャッチしバックブリーカー。逆エビ固めへ。
フォアアームの合戦となり、桃野がコーナーホイップ。高瀬がブーメラン式ドロップキック。桃野も串刺し低空ドロップキックでやり返す。カウント2。首4の字固めで捕獲する桃野。なんとか高瀬がロープする。

すぐに桃野はセカンドからのドロップキック。キックアウトされるとダイビング・ボディープレスを投下する。だがカバーの体勢を入れ替えた高瀬がカウント2。そして逆エビ固めへ。耐えられるとカミカゼ→セカンドからのギロチンドロップを腰に投下。逆エビ固めを狙うが、桃野も回避し、カニばさみ。そして低空ドロップキックにつなげる。キックアウトされるとクロスフェースで捕獲する。なんとか高瀬がロープ。

再びフォアアームの打ち合い。高瀬がパワースラムでカウント2。張り付けラリアットを放って、もう一発の体勢。これは桃野がかわす。

しかし高瀬も諦めずにラリアット。ならばと桃野は丸め込みを連発。キックアウトした高瀬がリバース逆エビ固めへ。耐えられると腰へのギロチンドロップを投下する。桃野もネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固め。キックアウトされると低空ドロップキック。JKボムは高瀬も回避。桃野のドロップキックはカウント2に終わるも、JKボムが決まり、3カウント。
◎桃野vs広田
広田がダッシュで入場し、桃野がのスタミナが奪われている間に試合をはじめようとする。しかしゴングと同時に桃野がドロップキックを連発。広田のボ・ラギノールをかわしてマヒストラル。カウント2。低空ドロップキック2連発で追い打ちをかける。

フォアアームの打ち合いから桃野がワキ固め。ロープ越しのアームブリーカーと腕攻めの桃野。エプロンの広田に桃野がドロップキックを狙うが、広田は『この壁にはぶつからない』と回避する。逆に場外の桃野にTommyレフェリーが場外カウントを数えると、広田が『Tommyさん、場外カウントはいいです。桃野は戻ってくるし、私も落としたりしなんで、正々堂々と…。(桃野が水を飲んでいると)休んでんじゃねーよ!』とツッコム。

リングに戻るとグラウンドの攻防。広田がスリーパーで捕獲する。これはニアロープ。再びグラウンドの主導権争い。5分経過。桃野がロープに手を伸ばすと、広田がその手に爪を立てていく。広田のスイングDDTを読んだ桃野が低空ドロップキック。
追走式のエルボーの打ち合いから桃野がアームホイップ。十字固めでカウント2。ダイビング・ボディーアタックを決める。だが、2発目は、広田がワキ固めで捕獲する。なんとか桃野がロープ。変形の三角締めに移行する広田。これも桃野が耐えきる。

ならばと広田は丸め込みで攻めたあと、ワキ固めへ。これも桃野がロープ。10分経過。広田がミサイル発射。カウント2。シャイニング・ウィザード3連発で追撃する。
桃野はチンクラッシャーから丸め込み、ブレーンバスター3連発。JKボムは広田も回避。逆にへなーらサンセットを敢行する広田。もう一度へなーらサンセットを狙うが、桃野が回転エビ固めへ。これを踏ん張った広田がボ・ラギノール、そして夜叉ロックで捕獲する。
かろうじて耐えた桃野だったが、広田がへな拳、へなーらサンセット。一方、桃野はカサドーラからのフットスタンプを連発。回転足折り固め狙うが、広田も読んでおり、夜叉ロックでギブアップを奪った。
◎広田vs高瀬
開始早々、高瀬がラリアットを連発していく。カウント2。逆水平チョップとエルボーで追撃する。張り付けラリアットが決まるも、広田がふらふらドーン。カウント2。

ブレーンバスターを狙うが、広田がDDT、シャイニング・ウィザードでカウント2。走る高瀬に広田がへな拳。変形ノーザンライト。広田のへな拳に高瀬は逆水平チョップで応戦する。
高瀬のパワースラムはカウント2。ブーメラン式ドロップキック、串刺しラリアットからカミカゼ、ギロチンドロップでカウント2。高瀬のブレーンバスターを着地した広田がへなーらサンセット。しかしカバーにいけない。逆に高瀬が低空ドロップキックを連発していく。スライディング・ラリアットも放つ。

ここでローリングストーンを出す高瀬。キックアウトされるとえびす落とし。これも返す広田。ロープに走るも高瀬がラリアットで迎撃し、3カウント。
◎高瀬vs桃野(2巡目)
開始早々、桃野が丸め込みを連発。なんとかしのいだ高瀬が腕十字へ。桃野がロープ。張り付けラリアット、ラリアットで反撃にかかる高瀬。フェニックスロック(グラウンドの変形卍固め)で捕獲する。

なんとか桃野がロープ。場外で呼吸を整える。戻ろうとしたところを高瀬が襲いかかると、エプロンの攻防に。桃野がエプロンへのDDTを2発見舞って攻守逆転。
場外の高瀬にプランチャ・スイシーダ。リングに戻ってミサイルキック、ダイビング・ボディープレスを投下。これは高瀬が剣山で迎え撃つ。
フォアアームの打ち合いから高瀬が逆水平チョップを連発。「ほらこいよ、桃野!」と挑発する。続くラリアットはカウント2。えびす落としは桃野が切り返す。
流れが変わり桃野はカサドーラからフットスタンプを連発する。高瀬もDDTからスタナー。ヘッドバットからローリングストーンへ。これも返されると、高瀬はトルネードえびすを敢行。しかしカバーの瞬間、桃野が切り返す。ならばと走る高瀬に桃野がカウンターの首固め。丸め込みの応酬となる。カウント2。マヒストラルを狙う桃野だったが、切り返した高瀬が、3カウントを奪った。
◎エンディング
コンプライアンス・ブロックで優勝した門倉、ポテンシャル・ブロックで優勝した高瀬に50万円が贈呈(米山香織には後日贈呈される)。7・1新宿で野崎、米山、門倉、高瀬による決勝トーナメントがおこなわれることが発表された。なお、同大会にはCATCH THE WAVE参戦した選手全員が参戦することも明かされた。

二上美紀子会長「終わりましたので、一つ、今日の大会を踏まえて、見てて、非常に年々CATCH THE WAVEがスッゲーものになってきている気がします。決勝戦はみなさん頑張ってください。それ以外の試合で、一つ強烈なものを思いついてしまいましたのでここで発表したいと思います。ド・コミカルwave。いいですか? ドコミカルです。ドコミカルwave、旧姓・広田レジーナさくら、そして宮崎有妃、そしてハイビスカスみぃ。(みぃが私服姿で現れる)みぃさん、1日はぜひコスチュームでお願いします。で、対戦相手はアソコらへんにいるアクトレスの、キャッキャキャッキャさわいでいる選手をあてがいたいと思いますのでみなさんお楽しみに。チケットまだの方は本日売ってますのでぜひお買い求めください。以上です」
改めて優勝者がコメント。

門倉「コンプライアンス・ブロック優勝しましたーっ! 今年は三度目の正直、有言実行。言葉にしたことは結果として残していこうと思っていますので、この勢いのまま波女取りたいと思います!」
高瀬「みなさん、応援ありがとうございました! 本当に一戦目負けたときは本当にどうしようかと悔しくて、やるせない気持ちだったんですけど、なんとか自分にチャンスがまわってきてそのチャンスを手にすることができました。みなさんの声援がメッチャ届きました、ありがとうございます! でも、まだ終わりじゃありません。7月1日、この激戦を勝ち抜いた者たちの決勝戦があります。私はそこでしっかり勝って、波女に絶対なろうと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!!」
野崎「先に決まった決勝進出者ですが、今日すべてそろいました。文句ありません。7月1日、ただただ楽しみにしております。今年こそ波女になるのは、私、野崎渚です。応援よろしくお願いします」
◎高瀬バックステージ
――ありがとうございます。
高瀬「ありがとうございます。やりました、やりました!」

――巴戦きつかったと思いますが。
高瀬「想像していた以上にメッチャきつかったです。正直1日に2回か、3回試合することは確かにあるんですけど、この連続で試合をしていかなきゃいけないっていうのがこんなに苦しいのか、と…ビックリしました。途中はもう声が出なくなるんじゃないかと思ったくらいなんですけど、なんとか気力だけで3カウントを取ることができました」

ーー振り返って勝因は?
高瀬「そうですね、桃野さんが思いがけず広田さんに追い詰められたことでしょうか。腕をメチャメチャ痛めてたので、おそらく私も一戦目で腰をメチャメチャいじめてたので、かなりダメージが蓄積してたと思うんです。広田さんはもうその2戦目でバテバテでしたし、その2試合目があってこの三つ巴戦ならではの勝利を私はつかめたのではないかなと思っております」

――決勝に向けて、メンツをみてどう?
高瀬「もう楽しみしかないですよ。私が大好きな選手がみんなそろってますので、野崎さんとは闘っても闘っても何度でも闘いたいと思うような、毎度いい試合をさせてもらっていると思っているのですごい楽しみです。凛さんは意外とシングルマッチをする機会が少ないのでメチャメチャ楽しみですし、米山さんはあのつかみどころのない、米山さんならではのエンターテインメント力はあなどれないと思っていますので、もしここで私が波女になれたらこの先の私のプロレス人生にしっかり自信を持って活動できると思うので何がなんでも波女になりたいと思います」

――50万円は何に使う?

高瀬「これはですね、まずずっとセコンドに来てくれたみんなと一緒に焼き肉を食べに行きたいと思います。それでこのくらいがなくなるので、あとは何にしましょうかね。やっぱりそうですね。オリジナルグッズを作ったり、それでまたこのくらいがなくなると思うので、あとは貯金したいと思います。ほとんどみんなで使って、残りの少しは貯金したいと思います」
2021.06.28

wave7・1新宿大会今回決定対戦カード!追加参戦選手

▼wave7・1新宿大会今回決定対戦カード!追加参戦選手
◎7・1(木)開場18:15・開始19:00 @新宿FACE
『CATCH THE WAVE 2021~決勝戦~』

▼今回決定対戦カード
■チャレンジwave(15分1本勝負)
塚田しずくvs渡辺智子


■ガトリングブロック優勝 野崎渚
他のブロックの優勝者は6・29蕨大会で決定し、7・1新宿大会で決勝トーナメントを
行う。

▼今回追加決定他団体参戦選手
三浦亜美、向後桃、Yappy

▼既報他団体参戦決定選手
米山香織、ハイビスカスみぃ、SAKI、YAKO、桃野美桜、門倉凛、優宇、高瀬みゆき、
青木いつ希、


▼前売りチケット料金
■SRS席=7,700円※残り僅か
■カウンター席=7,700円※完売
■RS席=5,500円※残り僅か
■指定席=4,400円
■レディースシート=2,200円※残り僅か
※当日各550円アップ。別途ドリンク代500円必要。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.28

wave6・29蕨大会直前情報!/カンフェティで6・29蕨大会の生配信チケット販売中!

▼wave6・29蕨大会直前情報!
◎6・29(火)19:00開始(18:30開場)@埼玉県・蕨アイスリボン道場
株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~佃煮〜』


▼当日対戦カード
■CATCH THE WAVE 2021~ポテンシャル・ブロック~優勝決定三つ巴戦(時間無制限1本勝負)
旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆき
※対戦順は当日抽選。最初に2連勝した選手がブロック優勝となる。

■CATCH THE WAVE 2021~ガトリング・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉SAKI vs 青木いつ希〈1点〉

■CATCH THE WAVE 2021~コンプライアンス・ブロック~(15分1本勝負)
〈3点〉門倉凛 vs ハイビスカスみぃ〈2点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ジェラシー・ブロック~(15分1本勝負)
〈3点〉桜花由美 vs YAKO〈0点〉


▼前売りチケット料金
■全席指定=5,500円
※当日550円アップ

【各種当日割引のご案内】
※当日券に限り
■障害者割引障害者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)の方各席種2,200円引き。
■学生割引大・高・中・専門学生指定席=2,200円
■小学生以下は保護者1名につき1名無料。
※障害者割引以外はその他席種の場合は通常料金。FC会員様は当日アップなし。当日前売り価格でご購入できます。各種割引に対する証明証をご提示願います。




▼当日販売グッズ
■新作/CATCH THE WAVE2021ステッカーTommyステッカー2種の3枚セット=1,100円
■CATCH THE WAVE2021Tシャツ=5,000円
■トミーTシャツ=4,400円
■waveマスク(黒、青)=各1,500円
■ナンバー付きポートレート=1,000円●桜花由美●旧姓・広田レジーナさくら
■2ショット撮影※※飛沫防止シートを挟んで撮影を行います=1,000円
■その他、WAVEグッズ各種
※グッズは税込み価格(一部会場特別価格)
※電子マネー、クレジットカードがご使用になれます。


▼カンフェティで6・29蕨大会の生配信チケット販売中!
[視聴用URL]
https://live.confetti-web.com/event/zJfdDtLSwpDhNRhn

視聴券:1,980円(~6月8日(火)18:59にご購入の場合)
視聴券:2,480円(6月8日(火)19:00~にご購入の場合)
(税込)
※WEB予約のみでの受付となります。
 カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません

<動画配信チケットのご購入について>
本チケットはクレジットカード決済・セブンーイレブン決済がご利用いただけます。
・クレジットカード決済の場合
 チケットのお受取り方法が「モバパス」のみとなりますが、アプリをご利用いただく必要はございません。
 配信期間中に[視聴用URL]のサイトにログインいただくのみでご視聴いただけます。

・セブンーイレブン決済の場合
 代金を所定の期間内にセブンーイレブンレジにてお支払いください。
 その後配信期間中に[視聴用URL]のサイトにログインいただくのみでご視聴いただけます。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.23

wave6・29蕨大会でポテンシャル・ブロックの優勝決定戦を三つ巴で行う事が決定!/wave7・1新宿大会でCATCH THE WAVE 2021決勝トーナメント開催!

▼wave6・29蕨大会でポテンシャル・ブロックの優勝決定戦を三つ巴で行う事が決定!
◎6・29(火)19:00開始(18:30開場)@埼玉県・蕨アイスリボン道場
株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~佃煮〜』

高瀬から稲葉の不戦勝の2点を返上したいとの申し出があり、wave6・22蕨大会で桃野も返上すると宣言し、承諾した。これにより、広田、桃野、高瀬が2点で並び、同点となりブロック優勝を三つ巴で決定する事が決まった。

▼今回決定対戦カード
■CATCH THE WAVE 2021~ポテンシャル・ブロック~優勝決定三つ巴戦(時間無制限1本勝負)
旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆき
※対戦順は当日抽選

▼既報対戦カード
■CATCH THE WAVE 2021~ガトリング・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉SAKI vs 青木いつ希〈1点〉

■CATCH THE WAVE 2021~コンプライアンス・ブロック~(15分1本勝負)
〈3点〉門倉凛 vs ハイビスカスみぃ〈2点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ジェラシー・ブロック~(15分1本勝負)
〈3点〉桜花由美 vs YAKO〈0点〉


▼前売りチケット料金
■全席指定=5,500円
※当日550円アップ



▼wave7・1新宿大会でCATCH THE WAVE 2021決勝トーナメント開催!
◎7・1(木)開場18:15・開始19:00 @新宿FACE
『CATCH THE WAVE 2021~決勝戦~』

■ガトリングブロック優勝 野崎渚
他のブロックの優勝者は6・29蕨大会で決定し、7・1新宿大会で決勝トーナメントを行う。

▼他団体参戦決定選手
渡辺智子、米山香織、ハイビスカスみぃ、SAKI、YAKO、桃野美桜、門倉凛、優宇、高瀬みゆき、青木いつ希、他


▼前売りチケット料金
■SRS席=7,700円※残り僅か
■カウンター席=7,700円※完売
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
■レディースシート=2,200円
※当日各550円アップ。別途ドリンク代500円必要。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.22

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~カニ〜』

◎前説
試合前、恒例の前説として野中美智子リングアナと、旧姓・広田レジーナさくらが登場。注意事項、キャッチの状況などを説明し会場を温めた。
1、チャレンジwave(15分1本勝負)
○桃野美桜(11分51秒、片エビ固め)塚田しずく●
※ダイビング・ボディープレス

今大会でおこなわれる予定だったポテンシャル・ブロック◎桃野美桜vs稲葉ともかの公式戦は、稲葉が左ヒザ靭帯を損傷し、CATCH THE WAVEを途中棄権。桃野が不戦勝となり、4点で全日程を終了。同じく高瀬みゆきも最終戦の稲葉戦が不戦勝となり、闘わずして日程を4点で終了し、6・29蕨は、桃野vs高瀬のポテンシャル・ブロック1位を懸けた決勝戦がおこなわれることが発表されていた。ひとまず今大会での公式戦がなくなった桃野は、塚田しずくとシングルマッチが組まれることに。

試合は。「お願いします!」とクリーンな握手でスタート。だが、桃野が背を向けた瞬間、襲いかかろうとする塚田。気配を感じた桃野がにらみをきかせる。改めてロックアップ。塚田がフォアアームを放つと、桃野はヘッドロックで絞り上げる。
主導権を握った桃野はスピニング・トーホールド。インディアン・デスロックで捕獲する。耐えられるとキャメルクラッチへ。そしてボディースラムで叩きつける。さらに張り付けドロップキック、逆エビ固めでステップオーバー。これを切り返した塚田が馬乗りでフォアアームを連発。受けきった桃野もロープ際のスタナーから、場外から助走してのフロントキックをお見舞いする。
リング内に戻った桃野が「そんなもんか!」と吐き捨てると、塚田もフォアアームでやり返していく。桃野もお返しのドロップキック。だが、続く低空ドロップキックは塚田もかわしていく。

攻勢に転じた塚田はドロップキックを連発。桃野もドロップキックでやり返しカウント2。逆エビ固めからダイビング・ボディーアタックを投下する。これを寸前でかわした塚田がフォアアーム。これがラリーとなり、桃野がボディースラムの体勢。読んだ塚田が首固めに切り返す。そこから丸め込みを連発していく塚田。そしてカウンターのフォアアーム、セカンドからのボディーアタックを投下する。
桃野もカサドーラからのフットスタンプで流れを変えると、低空ドロップキック。キックアウトされるともう一度、逆エビ固め。さらにブレーンバスターを敢行。これも返されると、ダメ押しのダイビング・ボディープレスで試合を終わらせた。
2、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○野崎渚<5点>(10分5秒、レフェリーストップ)優宇●<2点>
※ドルミルⅣ

ガトリング
・ブロックは現在、野崎渚が3点でトップ。2点の優宇が追いかける状況となっている。ともにこの対戦がリーグ最終戦となり、野崎が勝てば文句なしのブロック優勝。優宇が勝った場合は、6・29蕨でのSAKIvs青木いつ希戦の結果を待つこととなる。
試合はロックアップでスタート。まずは優宇が押し込みクリーンブレイク。再び組み合い、優宇が旋回式サイドバスター。カウント2。野崎も三角締めで捕獲し形勢逆転。ビールマンキック、フロントキックでカウント2。続くハーフハッチもカウント2。すぐに野崎はスリーパーへ。優宇は後ろ受け身を取って脱出に成功。
セントーン3連発で攻勢に転じる優宇。バックを取るも、切った野崎がビッグブーツ。ならばと優宇が逆水平チョップを放つと、野崎はブレイジングチョップで応戦する。激しいラリーが繰り広げられ、優宇が串刺しラリアット→キャノンボールを炸裂させる。カウント2。
5分経過。優宇のセカンドからのボディープレスはカウント2止まり。すぐに優宇は片羽締め。セントーンを狙うが、野崎がかわして、後頭部へのノアールランサー。しかし野崎はダメージがあり、カバーにいけない…。
逆に復活した優宇が逆水平チョップ。野崎もビールマンキック、ノアールランサー4連発で応戦する。優宇もジョン・ウーからのキャノンボールで反撃。キックアウトされると、ラストライドの体勢。なんとか回避した野崎がコブラクラッチへ。そこからフロントキック、ノアールランサー・ハイにつなげる。そして、最後は胴締め式のコブラクラッチ(ドルミルⅣ)で絞め落とし、ブロック優勝を遂げた。
◎バックステージ
野崎「えーーー、疲れた。やばい、しんどい!! あぁ、呼吸が…呼吸ができない。いや、でも取りました×3。ガトリング・ブロック、優勝。決勝進出! 誰よりも取れることができました!!」

――かなりきびしい試合だった?
野崎「いやー、本当やっぱり“大砲”と名付けただけあって、一発一発の技の重み、他の選手とはぜんぜん違う、アレは優宇ちゃんにしか出せない。重いながらも動けて、あんなに動けるってすごいよ。しかも、あの体重の技で絞められたら一瞬、やばいって思ったんですけど、私、『大砲に打ち勝つガトリング砲になる!』ってずっと言ってたのが、そのときに『あぁ、ちょっと固執しすぎてたな…』と。優宇ちゃんがああやって絞りにきたんだったら、そっか私はガトリング砲じゃなくて、大砲を丸飲みするヘビになればいいやと思って、それでガトリングというだけあって技…、ノアールランサー連発したりもしながら一瞬のスキを狙って丸飲みしてやろうと、そこでシフトチェンジできたから、今日こうやって勝利を手にすることができたんじゃないかなと思っています。ありがとうございました! 決勝、頑張るぞ! 優勝するぞ! 波女なるぞ! 100万取るぞ! あっ、50万もらってない。あとでもらおう。ありがとうございました」
3、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△宮崎有妃<3点>(時間切れ引き分け)門倉凛△<3点>

コンプライアンス・ブロックは、6月22日時点で宮崎有妃、門倉凛、ハイビスカスみぃ、梅咲遥が2点で並んだ状況(ただし梅咲は全日程を終了しているため優勝戦線からは脱落)。宮崎はこの試合が最終戦となるため、ブロック優勝するには勝って、6・29蕨での門倉vsみぃの結果を待ちたいところだ。
あとから入場した宮崎が門倉に奇襲。リングに入っていきなり直伝デスバレーボムを狙うが、これは門倉も堪える。逆に門倉がドロップキック。これを受けた宮崎だったが、そのまま逆エビ固め。なんとか門倉がロープに逃れる。

続く宮崎のブレーンバスターはカウント2。門倉もDDTでやり返し、グラウンド卍固めへ。今度は宮崎がロープ。反撃に転じた宮崎がボディースラム、ギロチンドロップ、逆片エビ固めへ。ピンチの門倉は腕に噛みついて脱出に成功する。
5分経過。宮崎はDDTから再び逆片エビ固め。徹底的に門倉の腰を攻めていく。そして串刺し攻撃を狙うが、かわした門倉がネックブリーカードロップ。すかさずバックを取っていく。しかし、宮崎は投げさせない。諦めた門倉はもう一度、ネックブリーカードロップ。

場外に落ちた宮崎に門倉がプランチャを狙うが、宮崎はリング下をあさり、ミットを見つけると門倉に投げつけていく。さらには階段(リングに上がるときのステップ)を持ち出すが、これは未遂に。
リングに戻って門倉がスイングDDT、キャノンボール、ミサイルキックでカウント2。ブレーンバスターを狙うが、宮崎は思い出したかのようにはずかし固めの体勢。これを堪えた門倉がエプロンでのDDTを敢行。場外に落ちた宮崎にドロップキックをお見舞いする。だが、宮崎もさきほどセットしたステップの上に門倉をボディースラムで投下するという荒技を敢行。
リングに戻って宮崎が張り付けラリアット。コーナーに登るも、門倉が雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。続くコーナーからのフットスタンプは宮崎もかわす。そして宮崎がラリアットで反撃。カウント2。門倉のトラースキック、宮崎のラリアットが交互に決まる。

残り1分となり、宮崎はムーンサルト・プレスを投下。かわした門倉がウラカンラナ。さらにラ・マヒストラルを狙うが、宮崎が押しつぶしカウント2。もう一度、ウラカンラナを狙う門倉だったが、宮崎が踏ん張り逆エビ固めに捕らえたところで時間切れを迎えた。

この結果により宮崎の優勝はほぼ消滅し、コンプライアンス・ブロックの1位通過はハイビスカスみぃと門倉凛の2人に絞られた。
◎宮崎バックステージ
――引き分けという結果になりました。
宮崎「えー……っと、キツい。キツいって体力じゃなくて、あの今日がドローで…ドローで終わってしまったことが本当にキツい。やっぱりあの…今日勝たないといけなかったんです、私は。自分でもちょっとはずかし固めとか忘れてたのにはビックリしました。今日キャッチの最終戦、私は。覚悟決めていたので、悔しいですね、はい…」
◎門倉バックステージ
――引き分けという結果になりました。
門倉「悔しいですけど、たぶん自分だけだと思うんですよ。まだキャッチはじまって2戦目とか、(同じブロックでは)いないと思うんで、梅咲もリーグ終了してると思いますし、今日、宮崎さんもリーグ終了していると思うんで、自分はあと一戦、ここにかかっていると思います。でも、宮崎さんを相手にドローに持ち込んだ自分はマジで奇跡だと思うし、運だなって思います。青木とタッグ組んでつかんできた運がいっぱいあると思うんで神様は見てるなって思いました。次の一戦、みぃさん。ここは何がなんでも絶対勝って、ブロック優勝して、今年こそ絶対自分が波女とります」
4、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△桜花由美<3点>(時間切れ引き分け)米山香織△<4点>

ジェラシー・ブロックは、すでに渡辺智子が3点で全日程を終了。桜花由美が残り2試合を残して2点、米山香織は3点で今大会が最終戦となる。今大会でおこなわれる桜花vs米山戦で、桜花が勝てばジェラシー・ブロックの1位通過が決定。引き分けると、6・29蕨の桜花vsYAKO戦まで結果が持ち越されることとなる。

開始早々、桜花がビッグブーツ。かわした米山が首固め3連発。桜花も首固めでやり返す。カウント2。桜花のビッグブーツをかわした米山が後方回転エビ固めを狙うが、桜花が切り返してカウント2。さらに桜花が腰へのダブルニードロップを投下し、ボディースラムで叩きつける。そしてポキへ。
耐えた米山が串刺しビッグブーツ。ロープに登って桜花の顔を踏みつける。桜花も米山を投げ落とすと、顔にヒザ蹴りを連発。ブレーンバスターからポキで捕獲する。

桜花がお返しの串刺しビッグブーツを成功させ、もう一発を狙うがかわした米山がレッグブリーカー。そして、足攻めを展開する。裏ヒザ十字で捕獲する米山。さらにニークラッシャーで叩きつける。
桜花もアンクルホールドで反撃。ビッグブーツ対決はリーチで桜花がまさるが、作戦変更の米山がビッグブーツをかいくぐり、桜花のヒザに蹴り。そこからダイビング・千豚♪につなげる。もう一発を狙うが、桜花が雪崩式ブレーンバスターに切り返す。

改めて桜花はビッグブーツを狙うが、米山がストレッチマフラーホールドへ。桜花も腕を取り返して羽折固め。なんとか米山がロープ。
桜花はビッグブーツ、カカト落としで追い打ちをかける。さらにビッグブーツでカウント2。バックドロップの体勢。これは米山も踏ん張る。だが、強引に桜花がバックドロップ2連発。カウント2。ネックハンギングボムを狙うが、これを回転エビ固めに切り返す米山。スイングDDTへ。そして後頭部へのヒザ蹴り。

残り3分となり、米山がソバット。カウント2。コーナーに向かうが桜花が追いつく。ここで米山は、雪崩式の米―ZOUを狙うが踏ん張る桜花。ならばと米山は雪崩式のパワーボム。そこからダイビング・千豚♪につなげる。だが、これもカウント2止まり。
残り1分となり、米山が米―ZOU狙い。これをフェースバスターに切り返した桜花がカカト落とし。キックアウトされるとビッグブーツでカウント2。続くブレーンバスターは米山が首固めに切り返す。ここから丸め込みの応酬となり、残り10秒から米山が後方回転エビ固め。桜花も返して、ビッグブーツを放ったところで時間切れを迎えた……。
◎エンディング/野崎渚、宮崎有妃、米山香織、優宇が全日程終了
全試合終了後、今大会でリーグ戦全日程を終えた宮崎有妃、米山香織、野崎渚、優宇がリングへ。野中リングアナから「一言ずつ」と促され、それぞれマイク。

優宇「今日で最終戦で…そうですね、まだまだ自分の夏、CATCH THE WAVE終わらないと本当に信じてたんですけど、まだまだ足りないものが多いなと学んだ、CATCH THE WAVEでした。来年こそは、わからないですけど、出場させていただけたらキャッチ史上一番デカい波女になってやります」
米山「あのー、今日勝ったら私が賞金と決勝への道が開けたんですけど、うーん、相手が天敵・桜花由美というのが悔しいーーー! ムダに足が長いだけのくせにぃーーー!! ありがとうございました…」

宮崎「えー…、今日ね、本当に落としちゃいけない一戦だった気がするんですけど、ただ悔しいですね。えー、いま私3点…29日に闘う2人が欠場になるだったら、ねっ! 私にもチャンスがね(苦笑)。本当に悔しい!! でも、まだチャンスはあるということで、ありがとうございました」
野崎のマイクの前に、野中リングアナが野崎のガトリング・ブロック優勝を改めてアナウンス。

野崎「ヤッターーー! 誰よりも早く決めました、決勝進出―――! みなさん応援ありがとうございます」

そして50万円の贈呈式へ。

野崎「そうですよ、そうですよ。試合、終わってすぐもらえなかったのでビックリしました。ありがとうございます。(賞金を受け取り)ふぅーーー! ありがとうございます。では開けます!! 見事50万ゲットしました。でも、これで終わりじゃなく、決勝進出してもう100万もらえるということで、100万円を私の手に入れて、そして初の波女と、レジーナへの挑戦権…年末に取られたレジーナを取り返したいと思います。みなさん引き続き応援よろしくお願いします」
野中リングアナが「ここでもう一つお知らせがございます」と二上美紀子会長にマイクを譲る。

二上会長「さきほど高瀬みゆき選手の方から連絡がございまして、不戦勝がちょっと気に入らない…ということで、2点を返上させていただきます、と。ということで、ブロック優勝が自動的に桃野さんになるんですが…」

観客からは拍手がおこる。セコンドについていた桃野が地声でしゃべりはじめる。

桃野「すみません、あのー、自分も腑に落ちなかったので、なんか高瀬ズルい…。先に言ったから良い人みたいになってるけど、美桜も2点返上します…」

二上会長「いいの? いいの?」

桃野「えっ?」

二上会長「もらえるよ、いまなら50万円」

迷いが出る桃野だったが…。

桃野「……返上します!」

二上会長「じゃあ、えーっと…、広田は2点、本当にいいですね?」

広田「返上しないです!(キッパリ)」

二上会長「返上するポイントがないです(とバッサリ)。広田2点、桃野2点、高瀬2点ということで、よろしいですか?」

広田「こんなさ、リングサイドでやってる話じゃない(と広田&桃野がリングへ)。もうさぁ、高瀬もさ、桃野もカッコいいよ。ね! じゃあその浮いた4点、私にちょうだい。ちょうだいよ。私だけ全員とやってるんだよ? もらってしかるべきでしょ!」

桃野「それはおかしいですよね、普通に考えて」

二上会長「広田、おかしいよ」

広田「おかしいですか?」

二上会長「おかしいです!」

広田「全員とやってます、アタシ!」

二上会長「全員とやってるけど、負けてるし。アナタ、2回負けましたよね? 1回だけ勝ちましたよね?」

広田「個人の『納得いかない』とかで、放棄だなんだっていうなら私にくださいよ!」

二上会長「じゃあ広田も2点返上していいですよ」

広田「しないですよ! それだけはしないです!! どんなことでも守ります」

二上会長「ここは丸く収めるということで、2点、2点、2点と3人がそろったので…」

広田「ジャンケンにしましょう!」

二上会長「アナタたちプロレスラーでしょ…(苦笑)? プロレスラーはプロレスでやってください。黒髭(危機一髪)もしません、ジャンケンもしません、あみだくじもしません。次週、29日にブロック優勝決定戦。3人なんで三つ巴!」

広田「もう、ねぇ…あのさバカなんじゃないの? お前ら!(と点数を返上した桃野に八つ当たり)なんで私が巻きこまれるんだよ、バーカ! アンタ見たことないでしょ、三つ巴の地獄。私はね、ずっと見てきたんだよ。巻き込みやがって、お前ら…。なんとかならないですかね?(二上会長に助け船)」

二上会長「なりません。三つ巴でお願いします」

桃野「よろしくお願いします」

この結果、6・29蕨のポテンシャル・ブロックの1位決定戦は、広田vs桃野vs高瀬の三つ巴戦となることに変更。

広田「わかりましたよ、やってやりますよ。レジーナの強さを、うんと、見せるからな。んにゃろ! まだ動揺してるんで…(野崎の50万円をみつけ)それ、ちょっと半分ちょうだい」

野崎「なんで! 来週、勝てばいいじゃん」

広田「勝てなかったら半分ちょうだい。勝てなかったら! わかったよ、やるよ。やってやるよ!」
野崎「えー、三つ巴頑張ってください。すごい大変でした、私。頑張ってください。っていうことで締めさせていただいてよろしいでしょうか? 50万円と一緒に締めさせていただきます。みなさん一緒にお願いします。ということで、決勝進出、決めた私が締めさせていただきます。決勝は7月1日新宿FACE大会19時からです。その前に(6月)29日、最終戦があるのでみなさん応援よろしくお願いします。そして本日カンフェティをご覧のみなさん、ありがとうございまーす。カンフェティを見ているアナタも、みなさんも心の中で『これがwaveだ!』と叫んでください。いきます、これが、waveだーーー! ありがとうございましたーーー」
◎桜花バックステージ
――引き分けという結果に終わりました。
桜花「スッゲー残念…。今日勝てば、優勝決定で、次は消化試合だったんですけど、マジで言葉がないです。次のYAKO戦では勝たないと。勝って、同点か…」

――YAKO選手に勝てば優勝です。
桜花「勝ち? 勝ちか、いけるのか。5点になるので私が勝つのか」

――引き分けになってしまうと、米山さんと4点で並ぶので同点決勝に。
桜花「ってことは勝てばいいんだ。よかったー」

――なので最終戦は引き分け以上で…。でも、勝てばすんなり。

桜花「引き分け以上、でも勝つことで私がブロック優勝。あーよかった、ビックリした。ダメだ頭打ってる」

――最後は因縁のYAKO選手だが

桜花「あの野郎、マジでボッコボコにして、快勝したいと思います。今日みたいに引き分けとかイヤなので、秒殺を狙っていきたいと思います」
◎米山バックステージ
――残念ながら引き分けになってしまいました。
米山「あぁーーーー、勝つことしか考えてなかったので、点数がよくわからないんですけど…優勝まだできますかね? YAKOが勝てば優勝? 桜花が勝つと桜花が優勝? あぁー、桜花負けろ!×3」
2021.06.21

wave6・22蕨大会直前情報/稲葉catchを全て欠場で不戦敗で終了。カンフェティで6・22蕨大会の試合の生配信チケットを販売中!

2021.06.20

「SUNDAYWAVE~Cheatday~」

◎AWGとの遺恨なき対抗戦開戦!入場式で広田が画鋲事件をカミングアウト!?
CATCH THE WAVEで熱戦が繰り広げられているなか、アクトレスガールズ(AWG)との遺恨なき対抗戦が新木場1stRINGにて開戦! waveが遺恨なき対抗戦をおこなうのは、Marvelous、仙女に続き、これが3団体目となる。

まずは対抗戦に参戦する選手たちによる入場式がおこなわれ、wave勢は旧姓・広田レジーナさくら、桜花由美、宮崎有妃、野崎渚がリングへ。一方、アクトレスガールズからはSAKI、高瀬みゆき、月山和香、三浦亜美が上がる。
試合は、60分間勝負。最初はシングルマッチで5分間おこなわれ、5分経過ごとに各チーム1名ずつ入場。タッグマッチ、6人タッグマッチとなっていき、入場順は曲が流れるまで不明。全選手がそろうまで、勝敗がついても試合は続行される。全員がそろった時点でイリミネーションマッチ(負け抜け勝ち残り)となり、さらに変則ランバージャック(バット使用)、オーバー・ザ・トップロープルールが採用されるが、オーバー・ザ・トップロープは3選手が落ちるまで。4選手目以降は適応されない。また、25分経過の時点で人間凶器が投入される。60分以内にどちらかのチームが全滅すれば、試合は終了となるが、決着がつかないまま時間切れとなった場合は、トータルの勝ちポイントが多いチームが勝利となる。

各チームを代表し、広田、SAKIがマイク。
まずはSAKIが「今日はアクトレスガールズの名前を背負いまして、ここにいる4人だけじゃなく、コモモも一緒に20選手ぶんの思いを背負って、アクトレスガールズらしく闘い抜きたいと思います。そして勝利をアクトレスガールズでつかんで胸をはって帰ります。行くぞ、せーの! 強く、優しく、アナタに一生懸命、アクトレスー、ガールズゥゥゥ」と、団結したところを見せると、広田は「見ましたか、いまの茶番劇を。なんなんすか、うすっぺらい絆で結ばれて。はい、みなさん。聞いてくださいよ。今日私、昼の興行でディアナさんの道場マッチ、高瀬と三浦がいたんですけど、なんと私のリングシューズに画鋲が入ってたんです! 信じられますか? 大変でしたよ。血だらけでしたよ。ひどかったです。で、今日、会場入ってからアクトレスのヤツに挨拶された人いますか?(wave勢が首を振る)。シカトするんですよ、コイツらは。礼儀もない、陰険なことやる。こんなヤツらに負けてられませんよ! 正々堂々と、私たちが5人のwaveの絆を背負って、私たちは闘いますよ」と言い返し円陣を組むも、バラバラなかけ声。最後だけ合わせて息のあったところを強引にアピールした。
1、ヤングwave(10分間勝負)
向後桃(1-0)塚田しずく
①○向後(8分31秒、逆エビ固め)塚田●

5・25蕨で予定されていた塚田しずくと向後桃のCATCH THE WAVEヤングブロック公式戦。向後がケガをしたためリーグ戦自体をを途中棄権。いったん流れてしまったカードだが、向後の復帰を受け、今大会で実現となった。

試合は、10分間のうちに多くフォール、ギブアップを奪った方が勝ちという、ヤングブロック公式戦のルールと同じ形式に決定。
スタートダッシュを仕掛けたのは塚田だった。ドロップキックで奇襲し、遅れてゴングが鳴らされる。小刻みエルボーから塚田がドロップキック。

向後はブレーンバスターを狙うが、踏ん張った塚田がガットショット。ボディーシザースで絞り上げる。さらにサーフボードストレッチへ。耐えられるとドロップキックを放ってカバーする。カウント2。すぐさま串刺し攻撃の体勢に入る塚田だったが、かわした向後が逆片エビ固めで攻守逆転。
さらに向後は張り付けドロップキック。キックアウトされると逆エビ固めへ。なんとか塚田がロープ。

今度はフォアアームの打ち合いとなり、塚田がクロスボディー。カウント2。リバース・インディアンデスロックから弓矢固めを狙うが、回避した向後が逆に弓矢固めで絞り上げる。

残り3分となり、向後が619。かわした塚田がスクールボーイを連発していく。いずれもカウント2。ドロップキック4連発で追い打ちをかける塚田だったが、カウント2止まり。ボディースラム、ぐるぐるパンチはいずれもカウント2。
一方、向後もカウンターのドロップキックで流れを変えると、逆エビ固めでステップオーバー。グイグイ絞ってギブアップを奪った。すぐに残り1分のコール。向後がもう一度逆エビ固めを狙うが、回避した塚田が丸め込む。丸め込みの応酬のまま時間を迎えた。
○KAORU(8分51秒、片エビ固め)アルフレッド・ネクレンブルグ●
※バルキュリースプラッシュ


2009年3月に初来日を果たしたアルフレッド・ネクレンブルグがwaveに久しぶり参戦。透明人間ではあるが、プロレスに対してピュアな気持ちを持っている人には見えるというネクレン。ノルウェー出身の192センチで、かなりのイケメンレスラーだ。そのネクレンと過去にも対戦経験があるというKAORUが、引退前に最後のシングルマッチをおこなった。

場内解説として吉野恵悟氏、二上美紀子会長が務めるなか、KAORUは「男? 聞いてないよ」と驚くと、すかさず二上会長が「老眼がひどい」とツッコミを入れる。
試合がはじまり、まずはネクレンがヘッドロック。KAORUがロープに飛ばしていく。早々にKAORUが机を持ち出しネクレンを強打。机の上へのブレーンバスターを敢行する。これは反則を取られてノーカウント。ならばとKAORUは机を持ってコーナーへ。ネクレンが追いつき、机を奪う
。そしてデッドリードライブで投下する。さらにネクレンは張り付けドロップキック。返されるとコブラツイストで捕獲する。
なんとかKAORUがロープ。場外戦となり、ネクレンがKAORUを鉄柱に投下する。
AORUも鉄柱に打ち付け返し、ネクレンが流血。KAORUが噛みつき、イスで強打していく。
リングに戻ろうとしたKAORUだったが、ネクレンが足止め。セコンドの渡辺智子もカットに入るが、ネクレンが振り払いラ・ケブラーダを見舞う。
リングに戻ってネクレンがダイビング攻撃。キックアウトされるとジャーマンSHでカウント2。再びネクレンがダイビング攻撃。これも返されるとなおもコーナーに登るネクレン。今度はKAORUが追いかけ頭突き、雪崩式ブレーンバスターでカウント2。
攻守が入れ替わりKAORUがコーナーに登ろうとするも、ネクレンが妨害。そしてネクレンは4コーナーに瞬間移動。空中でクルクルまわって、着地する。吉野氏が「なんもせんのかい!」と絶妙なツッコミ実況。KAORUがすかさずガットショットを叩き込み、エクスカリバー! バルキュリースプラッシュを投下させ、勝利した。

試合後、ネクレンを気遣うKAORU。ダウン状態のネクレンを担いで退場した。
◎バックステージ
KAORU「アルフレッド…過去も男性でしたっけ? 直前に男性って聞いてビビリましたね。全然知らなかったですけど、勝ててよかったです。スゴく大きかったけど、192の相手とやったことなかったし、瞬間移動を使ってくる相手もなかなかいないので。でも、楽しかったです。ありがとうございます」
3、wave対アクトレスの遺恨なき団体対抗戦(60分間)
桜花由美&旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃&野崎渚(4-2)SAKI&高瀬みゆき&月山和香&三浦亜美<アクトレスガールズ>
①●野崎(20分23秒、オーバー・ザ・トップロープ)SAKI○
②○桜花(22分30秒、片エビ固め)三浦●
※ビッグブーツ
③●桜花(26分28秒、オーバー・ザ・トップロープ)月山○
④○広田(29分59秒、オーバー・ザ・トップロープ)高瀬●
⑤○宮崎(32分1秒、体固め)月山●
※ラリアット
⑥○広田(35分37秒、ふらふらドーン)SAKI●
※2人残りでwaveの勝利。開始から20分経過までのチームポイントは以下の通り。
〔開始から20分までの試合経過〕
①○野崎(4分54秒、体固め)月山●
※ザキゴエ
②○桜花(9分45秒、片エビ固め)三浦●
※ビッグブーツ
③●広田(12分59秒、片エビ固め)高瀬○
※ローリングストーン
④●広田(13分9秒、片エビ固め)高瀬○
※ローリングストーン
⑤●広田(14分28秒、体固め)高瀬○
※ふらふらドーン返し。wave2ポイント、アクトレス3ポイント

Marvelous、仙女に続いて勃発した遺恨なき対抗戦。今回、waveの標的となったのはアクトレスガールズだった。複雑なルールのなか、最初に入場したのは、野崎渚と月山和香。

ロックアップで組み合い、月山が押しまくる。受け止めた野崎が一気に押し返し、ロープブレイク。ガットショットから「月山和香、はじめまして!」とコーナーに固定してのブレイジングチョップ。月山の胸元を真っ赤に染める。続いてキャメルクラッチへ。さらに野崎は串刺しビッグブーツ。ハーフハッチで追い打ち。キックアウトされるとバックを取るも、月山が脱出し連続のフォアアーム。野崎はフロントキックでやり返す。

月山の小刻みフォアアーム、野崎のフロントキックがラリーとなる。野崎は「月山、お前こんなもんか!」と叫んで、「終わりだ!」とロープに走る。これをかわした月山がドロップキック6連発でやり返す。カウント2。

走る月山に野崎がカウンターのフロントキック、フェースバスターをお見舞い。ダメ押しのザキゴエで3カウントを奪った。まずはwaveが1ポイントを獲得し、試合が続行される。
2人目の選手は、waveが桜花由美、アクトレスが三浦亜美。桜花が先にリングインして、野崎&桜花で月山をキックで挟み撃ち。さらに桜花のビッグブーツが決まるが、三浦が慌ててカット。そして、桜花にショルダータックルをお見舞いしていく。キックアウトされると逆エビ固めへ。なんとか桜花がロープ。走る三浦に桜花がカウンターの払い腰。そしてポキで捕獲する。耐えられると、リバース・インディアンデスロック→キャメルクラッチに移行する。すかさず野崎が三浦の顔面にドロップキック。

勢いに乗るwave勢は三浦にトレイン攻撃。さらに桜花のカカト落とし、野崎のおしゃれキックが同時に決まる。そこから桜花が三浦にビッグブーツを叩き込み、3カウント。2ポイント目を獲得した。
三浦もショルダータックルで反撃にかかる。そこに高瀬がリングイン。早速、桜花にミサイルキックを放つ。アクトレス勢もトレイン攻撃で巻き返しにかかる。ここで流れたのは広田のテーマ曲。だが、前奏が長すぎてなかなか現れない。その間に高瀬&三浦が桜花&野崎にラリアット&ショルダータックルをお見舞い。さらに高瀬&三浦は花道の脇に隠れて広田の入場を襲撃。チョップを打ちまくる
リング内に移動し、張り付け式の餅つきチョップ。広田をヘロヘロ状態に追い込むと、高瀬がローリングストーンを放って3カウント。1本を取り返すことに成功。すぐさま高瀬はもう一発ローリングストーンズを敢行し3カウント。あっという間に戦況をイーブンに戻してみせた。
慌てて桜花が救出に向かい、高瀬にビッグブーツ。野崎もビッグブーツで続き、ダブルのビッグブーツ。だが、広田はダウン状態でカバーにいけないため、桜花&野崎がブレーンバスターで広田を高瀬に投下する。カウント2。ふらふらドーンで応戦する広田だったが、踏ん張った高瀬が切り返して3カウント。高瀬が3ポイント連続で奪い、アクトレスがリードするという大活躍!

強引にwaveコーナーに連れ戻される広田。野崎が高瀬をキャメルクラッチで捕獲しているところに、最後の選手として宮崎有妃、SAKIが入場。

全8選手がそろったところで、ここからはイリミネーションマッチが適用となり、オーバー・ザ・トップロープ、変則ランバージャックルール(リング外に落ちるとバットで殴打される)も採用されることに。

先に仕掛けたのはアクトレスガールズ勢。宮崎に孤立させトレイン攻撃。宮崎をロープに張り付け観客にアピールする。これは野崎が救出し、宮崎がSAKIにはずかし固め。高瀬がガードするも、野崎が吹っ飛ばす。
さらに宮崎はSAKIにブレーンバスター。返されると、かわった野崎が串刺しビッグブーツ、野崎式串刺しビッグブーツ、ビッグブーツ、おしゃれキックで追い打ちをかける。
反撃にかかるアクトレスガールズは、高瀬&SAKIが野崎にダブルの攻撃。SAKIのリバーススプラッシュはカウント2。コーナーに登るSAKI。今度は野崎が追いかける。コーナーから降りたSAKIが野崎を蹴り落としてオーバー・ザ・トップロープ葬。
続いて標的になったのは桜花。アクトレス勢の総攻撃を浴びる。三浦のショルダータックルからのカバーはカウント2。コンバインで捕獲する。救出に入ろうとする広田はスワンダイブを試みるが、見事に失敗。かわりに宮崎が桜花を救出する。そして宮崎&桜花で三浦に合体DDT。桜花のカカト落としもカウント2。ならばとダメ押しのビッグブーツを浴びせて、3カウント。
試合は続き、月山が桜花にクロスボディーを連発していく。首固め、スクールボーイで桜花を丸めていく月山。回転エビ固めも返されると走る月山。桜花がカウンターのスタンガンに切り返し、ビッグブーツで反撃。改めてビッグブーツを放って行く桜花。キックアウトされるとポキで捕獲する。

耐えた月山がフォアアーム。桜花もやり返しラリーとなる。ここで25分を迎え、人間凶器としてZAPが入場。高瀬が果敢にガットショット。ロープに走るも、ZAPが鉄パイプで迎撃。リング内の選手たちをwave、アクトレス関係なく襲っていく。そして、ZAPは桜花に照準。張り付けラリアットでエプロンへと送り込む。このチャンスに月山がZAPの背後にドロップキック。その反動で桜花が突き飛ばされ、オーバー・ザ・トップロープで失格となった。
すぐさま広田&宮崎がZAPに襲いかかるが、ZAPが両腕ラリアットで迎撃。これでZAPの任務完了。通常のイリミネーションに戻る。

リング上は宮崎vs月山となり、パロスペシャルを狙う月山。崩れながらも仕掛けて行く。続いて高瀬が出て行きラリアットを連発。宮崎が豪快なひと振りでやり返す。諦めない高瀬がコブラツイストへ。これは広田がボ・ラギノールで救出。

コーナーに登る宮崎を高瀬が追う。今度も広田がボ・ラギノールで妨害すると、エプロンに高瀬が転落。宮崎を引きずり込もうとする。エプロン上の宮崎と高瀬。SAKIと広田がそれぞれ突っ込み、ほぼ同時に落とされたが、高瀬の方がじゃっかん先に足をついてしまったため、3選手目のオーバー・ザ・トップロープとなり失格。4選手目となる宮崎はセーフと判定された。
試合が続行され、命拾いした宮崎が月山にラリアット。3カウントを奪って、これでアクトレスはSAKIひとりとなってしまう。

広田が出て行き観客をあおりまくる。SAKIが背後からビッグブーツ。コーナーホイップから串刺し攻撃を狙うが、広田が拝み渡りへ。だが、ロープジャンプに失敗し、転落する。
すかさずSAKIがロープに走ると、エプロンから宮崎が足止め。SAKIが宮崎に気を取られている、その背後から広田がボ・ラギノール。これを読んでいたSAKIがかわして宮崎に誤爆させる。

孤軍奮闘するSAKIがパワーズラム、アトミックドロップを放つ。もう一発狙ったところを広田が首固めに切り返そうとする。これを押しつぶすSAKIだったが、宮崎が毒霧の入ったスプレーを噴射。広田もスプレーで加わると、消毒済みの毒霧であることがアナウンスされる。
つまり緑色になっただけのSAKIが、広田に反撃の首固め。これをキックアウトされると、SAKIは宮崎にリバース・インディアンデスロック。広田を呼び込みブレーンバスターで投げ放つが、広田がふらふらドーンでSAKIに覆い被さり、3カウントが入ってしまった。
◎エンディング
試合後、アクトレスガールズが何やら口論。不穏な空気が流れるなか、マイクを取ったのは広田。
広田「おい! 対抗戦にも敗れて、内部分裂もして、お前ら最低だな! 私のリングシューズに画鋲を入れたこと、会場に来てからwaveの選手に誰も挨拶しなかったこと、謝れよ!(挨拶したと主張する高瀬)聞こえてなかったら、してないことと一緒なんだよ! ほら、謝れ、ちゃんと」

仕方なく高瀬と三浦が土下座しようとするなか、SAKIは無視して自コーナーで不機嫌な態度。その間に挟まれた月山はウロウロ状態…。

広田「2人だけか、おい! 負けたんだろ。(抵抗する高瀬)じゃあ画鋲が入っていて、自分たちじゃないとしたら井上京子さんが入れたとでも言うんですか!? 違いますよね? アナタたちですよね? 謝ってくださいよ×2。ホラ! なんだよ、オラ! 清く・美しく・アクト、アクトみたいなこと言ってたじゃないかよ。おい、おい、おい!」

高瀬「(しぶしぶ)大変申し訳ございませんでした。でも私たちと違います!」

広田「じゃあいいよ、京子さんに言っておくよ。いいか、遺恨は残ったままっていうことでいいんだな!」

高瀬「ええ、私もまだ納得できません!!」
広田「じゃあ、もう1回謝りにくるか? 謝りにくればいいだろ、おい。わかった、わかった、わかったよ。今日わかったのは、waveがやっぱり強いということと、アクトレスは絆がちょっと薄くて、卑怯なことするヤツらだってことがわかった。まあ、でもキャッチの緊張感が続くこの月間の中で、来てくれてありがたかったよ。主戦場の団体として、トップとして言わせていただくと、どうもありがとうございました。みなさん、こんな雰囲気の大会は今月、今日だけだと思ってください。緊張感のある蕨での闘いもありまして、次の22日、蕨大会では、今日の感じは1ミリもない、バチバチした闘いがあります。全部ひっくるめてそれもwaveだと思います。まあ画鋲はちょとヤだったけど、許すよ。来てくれたし、一緒に来てくれたお客さんを盛り上げてくれたということで、許しますよ。そうですよね!? みなさん!! それじゃ最後に一緒に…(もめるBeginningとColor’s)もめるなよ! ずっと怒ってんだよ。なんなんだよ」
SAKI「なんで私がこんな後輩たちせいで股開かれたり、緑にされたり、なんで私に全部来るの?私じゃないもん、画鋲入れたの、なんのかんのって。やっぱりBeginningがダメなんだ。アクトレスガールズで一括りにしないでもらえる?」

険悪な雰囲気となったBeginningとColor’sの様子を見た広田が再びマイク。
広田「なんか…じゃあ。よかれと思って、じゃあ謝りますよ。どうもすみませんでした(wave勢で頭を下げる)。私たちのいいところは悪いと思ったら素直に謝る。それがいいところだ。じゃあ最後に、一緒にやらせてやるよ、コレ。それではみなさん、こんなたまにはね、こんな息抜きの闘い。名作劇場あり、向後と塚田のあのときはできなかった成長した闘いができたと思います。本当にみなさん今日はCheatday、ご来場ありがとうございました! 今日は今日、次は次、熱い闘いを繰り広げていきますので、これからもお願いします。いくぞ、これがwaveだ!」
◎waveバックステージ
――おめでとうございます。
一同「ありがとうございます」

広田「なんで祝福されたのかと思ったけど、そうですね、勝ったんだからね」

宮崎「一瞬、私わからなかった。私ただ痛くて見てなかった。ビックリした」

桜花「宮崎さんのおかげでSAKIが動けなかったんです」

宮崎「あーーー、すごい(自画自賛)」

野崎「たしかに。ただ宮崎さんの足、エラいことになってましたけど」

宮崎「痛かった…」

広田「策士、策に溺れるってヤツです」

宮崎「本当、ソレ。いまね、それを考えてた…」

一同「ハハハハ」

野崎「わからなくなった言葉を(広田さんが)出してくれる」

広田「私たちが本気だせば、ヤツらなんてキュですよ!」

野崎「ちょちょいのちょいですよ」

桜花「ちょちょいのちょい(苦笑)」

宮崎「最初ね、キャリア順で入ったけど、いきなり(野崎が)15年、次(桜花が)20年とかで笑っちゃった」

広田「でも最後に向こうがあんなに内部分裂するとは思わなかった」

野崎「たしかに」

広田「あんな仲が悪いとは…」

桜花「仲がいいフリですね」

広田「怖い、怖い。女の世界は怖いよー。なんであんなに怒ったんですかね、SAKIは?」

桜花「BeginningとColor’sは違う!みたいなね」

広田「ねー。あんな怒らなくてもいいよね? 何があったんだろう、本当に」

宮崎「はずかし固めのあと泣き顔だったよ?」

一同「あああああ…」

野崎「すごい泣いてましたよ。ブーツやるとき笑っちゃって」

広田「そっか、はずかしがり屋なんですかね?」

桜花「でも、はずかし固めをしてもらえたった、いいじゃないですかね」

広田「やっぱアレですか? 選んでたんですか? 4人の中でコイツはって…」

宮崎「SAKIちゃんのあのムチムチ具合がたまらなんから」

一同「あああああ」

広田「そうですよね」

宮崎「高瀬はいいから」

広田「アイツは本当にもう、すぐ開くヤツだから」

桜花「自分からでしょ」

広田「すぐ自分から開いてくるから(笑)。はじめてのアクトレスとの対抗戦、また、いままでと違いましたよね?」

宮崎「違ってた!」

野崎「そうですね」

広田「どことやりましったっけ? ハハハハハ」

宮崎&野崎「Marvelousと仙女」

桜花「次、どことやりますかね」

広田「もう限られてくるよ」

桜花「4人から5人はいるところにしましょう」

一同「(普通は)いるでしょ」

広田「ウチらが一番少ない。そうだよ、塚田も入れれば5対5できるんで。求む! 遺恨なき対抗戦やりたい団体、求む!」

宮崎「本当だよ、言ってきてもらえばね。すぐ」

野崎「喜んで!」

広田「百戦錬磨なんで私たち。私たちの絆に勝てると思うヤツはぜひぜひ挑んできてほしいと思います」

――キャッチの最中だが。
桜花「まだ2試合残ってて、次、遺恨のある米山香織と、ブーツ対決やってやろうかなって」

広田「ブーツ対決って、対決になってないじゃん」

桜花「毎回、挑んでくるんで圧勝してやろうと。あとYAKOね。アイツ、私に自慢してるんだなと思うと、イラッとするんで。私がビジュアルブロックで優勝したいと思います」

野崎「ビジュアル?」

桜花「間違えたっ!」

一同「ねぇーーー!」

野崎「つっこんじゃった、すみません。本当にすみません! (ビジュアルでも)いいんです、いいんですけど、すみません!(笑)」

広田「キレイよ、桜花さん、キレイよ」

野崎「間違ってない、間違ってない」

桜花「ジェラシー(ブロック)でした…」

広田「私はもう終わってしまったので、本当に22日と29日はラクな気持ちで子供と一緒に遠足に行く気分で。私は全員ブロックの人が欠場しないともう私にチャンスはまわってこないので。ウチだけですよね? 2点が並んでいるの。この2日間の対戦でほかの人たちが移動するので、私は見守ることしかできません」

宮崎「私は22日に門倉とやります。まあでも、大丈夫でしょう。私が勝つと思います。で、4点になって…あーでも、その次29日にどっちかが勝てば4点で同点で…まあどっち来ても大丈夫。門倉とやるんですけど、余裕で勝ちたいと思います」

野崎「私は22日が最終戦で最後、大砲・優宇ちゃん、試合をします。私が勝てば、誰よりも早く決勝進出を決めることができて、負けたら終わり。ドローだと29日の結果しだいっていうのがあるので、最悪ドローとかも考えず、勝つことだけを考えて大砲に打ち勝つガトリング砲になろうと思います!」
◎AWGバックステージ
――残念ながら負けてしまいましたが…。
一同「……(しばらく沈黙が続く)」

SAKI「私がチャンピオンになってから、こういうColor’sとBeginningが一緒になって、アクトレスガールズとして対抗戦をするっていうのははじめてだったんです。私は私なりにすごく意気込んでいたし、それぞれの新人と一緒に、それぞれのトップが4人で一致団結してできるなと私は思っていたんです。でも、蓋をあけてみたら、Beginning側のセコいやり方で、大将として出た私が股を開かれて、こんな緑にされて、なんで私が…っていう」

高瀬「信じるんですか? あのセコい人たちの…」

SAKI「セコいやり方したの、2人でしょ?」

高瀬「イヤヤヤ、してないですから!」

SAKI「和香はしてないよね。そんなの」

月山「はい」

高瀬「私もしてないですから。コッチじゃなくて向こうを信じるんですか?」

SAKI「みゆ姐、これはキャリアが先輩としてひとつ言わせてもらうんだけど、対抗戦だろうが、なんだろうが、女子プロレスは先輩が一番」

高瀬「私は先輩だとしても、違うものは違うと言っていきたいと思っています」

SAKI「やっぱり先輩が言うことは正しいんですよ」

高瀬「いえ! 私は後輩である亜美を守るためにも、そんなことは亜美はしませんし、私もしませんし」

月山「犯人は例の先輩ですか?」

一同「コラ、コラ、やめなさい!」

――再戦は?
高瀬「こうなってしまったのは、ある意味、向こうの作戦にハマってしまったんじゃないのかなと思っております。waveさんのリングで、我らの絆を…」

SAKI「(遮るように話し出す)向こうの作戦にハマったのか、それともこっちの作戦が失敗したのか、2人の…」

高瀬「言ってるじゃないですか! われわれはそんなことしません! 見てませんか? 私はいつでも真正面から闘ってきたんです。いまさから画鋲一個で何が変わるんですか!」

SAKI「走れなくなるじゃん」

月山「血まみれだって」

高瀬「いつも大して走ってないじゃないですか!」

SAKI「ロープだって渡れなくなるでしょ」

三浦「渡ってた、渡ってた」

高瀬「いつもだいたい落ちてるじゃないですか」

SAKI「落ちただろ! まあ画鋲入れたからね。痛いからね」

高瀬「次の対抗戦の前にちょっと話し合いましょう」

SAKI「正々堂々いきましょうよ」

高瀬「そうですね。われらも誤解をされたままではいれませんので、しっかり誤解を解いて強く優しくアナタに一生懸命…」

SAKI「勝たないと意味ない。別に股開かれようが、緑になろうが勝てればいいですけど、最後私が負けたから…(月山の赤く晴らした胸元を見て)ねえっ!(と驚く)」

月山「一刻も早く冷やしたいです」

SAKI「頑張ったね。Color’s頑張った!」

月山「えーーーん」

高瀬「みんな頑張りましたよ」

月山「画鋲を入れたんですか?」

高瀬「入れてないわ!」

月山「だから、こんなことにぃぃぃ。じゃあ(今度は)全員平等に入れましょう」

高瀬「入れるなら、どうせなら山もりで入れましょう。次から全員にね、向こうのウソを本当にしてやりますよ!」
2021.06.19

wave6・20新木場大会直前情報!

▼wave6・20新木場大会直前情報!
◎6・20(日)17:30開場・18:00開始@新木場1stRING
『SUNDAYWAVE〜Cheatday〜』

▼当日対戦カード
▼ wave対アクトレスの遺恨なき団体対抗戦出場選手
■桜花由美、旧姓・広田レジーナさくら、宮崎有妃、野崎渚
■アクトレスガールズ
SAKI、高瀬みゆき、月山和香、三浦亜美
※ルールは当日発表。

■ヤングwave(10分間勝負)
塚田しずくvs向後桃
※10分間に多く勝利した方の勝利となる

■ WAVE名作劇場再演〜Invisible wave(15分1本勝負)
KAORU vs アルブレット・ネクレンプルグ(透明人間)


※全3試合試合順は当日発表。

▼チケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
※当日550円アップ。


【各種当日割引のご案内】
※当日券に限り
■障害者割引障害者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)の方各席種2,200円引き。
■学生割引大・高・中・専門学生指定席=2,200円
■小学生以下は保護者1名につき1名無料。
※障害者割引以外はその他席種の場合は通常料金。FC会員様は当日アップなし。当日前売り価格でご購入できます。各種割引に対する証明証をご提示願います。




▼当日販売グッズ
■新作/CATCH THE WAVE2021ステッカーTommyステッカー2種の3枚セット=1,100円
■CATCH THE WAVE2021Tシャツ=5,000円
■サクパラダイスTシャツ=4,400円
■トミーTシャツ=4,400円
■waveマスク(黒、青)=各1,500円
■ナンバー付きポートレート=1,000円●桜花由美●宮崎有妃●旧姓・広田レジーナさくら●野崎渚●塚田しずく
■2ショット撮影※※飛沫防止シートを挟んで撮影を行います=1,000円
■その他、WAVEグッズ各種
※グッズは税込み価格(一部会場特別価格)
※電子マネー、クレジットカードがご使用になれます。


▼当日先行発売チケット
◎7・24(土)開場17:30・開始18:00 @新木場1stRING
『Saturday Night Fever '21 Jul.』
▼チケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
※当日各550円アップ。

◎8・22(日)11:00開場・11:45開始@後楽園ホール
『サマーウォーズ14回目の夏〜YUMI OHKA 7308days!〜』
▼前売りチケット料金
■桜花プレミアムスーベニアシート=12,000円
■桜花スーベニアシート=7,700円
■RS-A席=6,600円
■RS-B席=5,500円
■指定席=4,400円
■レディースシート=3,300円
※当日各1100円アップ。

※当日カンフェティの生配信はありません。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.17

wave追加決定大会チケットはwave6・20新木場大会から!

▼wave追加決定大会チケットはwave6・20新木場大会から先行発売!
◎7・24(土)開場17:30・開始18:00 @新木場1stRING
『Saturday Night Fever '21 Jul.』

▼チケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
※当日各550円アップ。


◎8・22(日)11:00開場・11:45開始@後楽園ホール
『サマーウォーズ14回目の夏〜YUMI OHKA 7308days!〜』

▼前売りチケット料金
■桜花プレミアムスーベニアシート=12,000円
■桜花スーベニアシート=7,700円
■RS-A席=6,600円
■RS-B席=5,500円
■指定席=4,400円
■レディースシート=3,300円
※当日各席1100円アップ。


※チケットは6・20新木場大会から先行発売。事務所取り扱いは6・21から。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.17

wave6・20新木場大会でKAORU vs ネクレンブルグが決定!