2021.06.15

wave6・20新木場大会でwave対アクトレスの遺恨なき団体対抗戦!

2021.06.14

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~フラッグ〜』

◎前説
6・1新宿で開幕したCATCH THE WAVE公式戦の3日目。大会前には恒例の野中美智子リングアナウンサー&野崎渚による前説がおこなわれた。また、軽い脳しんとうをおこし大事を取って欠場している塚田しずくが挨拶。6・20新木場大会より復帰することを発表した。

塚田「このたびは参加予定の団体さんを欠場させていただき、大変ご迷惑をおかけしたとともに、お客様に大変ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。塚田はとても元気です。20日の新木場大会で元気に試合をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします」
1、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○SAKI〈2点〉(6分49秒、体固め)優宇●〈2点〉
※丸め込み


ガトリング・ブロックは、3点でトップの野崎渚を、2点の優宇が追う状況。今大会では公式戦初勝利が欲しいSAKIと、単独首位を目指す優宇との公式戦が組まれた。

握手と見せかけSAKIが先制のヒザ蹴り。すぐに優宇もショルダータックルでお返しする。そして逆水平チョップ。SAKIもビッグブーツでやり返し、チョップとブートのラリーとなる。
今度はにらみ合いからSAKIが走ってビッグブーツ。優宇もショルダータックルを放って旋回式サイドバスター、セントーンでカウント2。

一方、SAKIもカニばさみ、フロントキック、セカンドからのドロップキックで形勢逆転、リバーススプラッシュ2連発から、もう一度コーナーへ。優宇が追いつきパワーボムの体勢。コーナーに叩きつけ、キャノンボールを狙う。これをSAKIがフロントキックで迎撃。しかし優宇も諦めず、改めてキャノンボールを成功させる。カウント2。
優宇は「終わり!」とラストライドの体勢。踏ん張るSAKI。エルボーで立ち向かっていく。優宇が逆水平チョップで黙らせ、改めてラストライドの体勢。これも踏ん張ったSAKIがフロントキック、優宇もラリアットでやり返す。セントーン4連発で追い打ちをかける優宇。返されるとセカンドからのボディープレスを投下。カウント2。仕留めにかかる優宇がロープに走る。これをかわしたSAKIが大逆転の丸め込みで3カウント! 貴重な勝ち点2をゲットした。
◎バックステージ
――初白星となったが。
SAKI「初戦で野崎さんに負けてから、やっぱりアクトレスガールズのチャンピオンとしてもどうしても結果を残さないといけない。負けちゃいけなかったんですけど…本当、自分の得意としているブレーンバスターだったりとかが、大きい優宇ちゃんを相手にどこまで行けるか、相手の隙を狙う、狙う、狙うみたいな作戦ではあったんですけど、それが結果にはつながったんですけど、私としてはもっともっと上のところに行きたいから大きい相手でもなんでも投げ倒してきたかった。勝てたけど悔しいです。たぶんこんなことでは波女になれないと思うので。まだあと次回、青木いつ希ちゃんがあるので、もっともっと自分なりの作戦と計画を立てて挑んでいきたいと思います」
2、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△渡辺智子〈3点〉(時間切れ引き分け)米山香織△〈3点〉

公式戦2大会を終え、ジェラシー・ブロックは桜花由美、渡辺智子、米山香織が2点で並ぶ状況。今大会では、その渡辺と米山の公式戦が組まれた。渡辺はこれが最終戦となるため、勝ち星がマストとなる。

試合がはじまると早速、米山がインサイドワークで相手の懐に入ろうとする。米山が「高校生のときに『ATHENA』全女中継でよく見てました。ファンです!」と機嫌をとろうとするも、渡辺は「だいたい後輩はそう言うんだよ。広田さくらもそうだった。絶対、違う。みんな気を使ってるんだよね」と警戒。だが、米山は続ける。「前川久美子さんと組んで、ラスカチョと対戦する、血だるまになっての渡辺さんを、拳を握りながら応援してました。ドラゴンスクリュー、最高でした! 今日はそんな憧れの渡辺智子さんと試合ができて光栄です! まずは力比べで勝負お願いします!!」と、手四つを挑む。
手を組んだ瞬間、足を踏みに行く米山。読んだ渡辺がスネ攻撃。そして、ショルダータックル。すぐに走る渡辺をリープフロッグでかわそうとする米山だったが、渡辺がそのまま突進。吹っ飛ばされた米山が試合を止める。

米山「渡辺さん、何年選手ですか! 30年もプロレスやってるんですよね? いまのは、私のココ!(股を指す)くぐり抜けるところでしょ! ココ、ココ!」

渡辺「下くぐるの?」

米山「そう!」

渡辺「なるほどね」

米山「えーーーー! いまさら!?」

しかし、これは渡辺の作戦。油断した米山にボディースラム、エルボードロップを投下する。再び組み合うと、今度は米山がグラウンドに持ち込む。すると渡辺が「RAIJIN、見てたよね?」と腕十字を警戒するも、米山はそこからキャメルクラッチに持ち込み鼻フック。さらに鼻パッチン。続いてブレーンバスターの体勢。

これは渡辺が敢行する。鼻パッチンでお返しする渡辺。張りつけラリアットを見舞うと、米山が場外に落ちる。追撃モードの渡辺がトペ・スイシーダの体勢。これはセコンド勢が必死に止める。ならばとプランチャ・スイシーダの準備にかかる。これも米山が回避する。

米山がリングに戻ってモンゴリアンチョップ。渡辺は逆水平チョップで応戦する。ラリーとなると米山がグルグルパンチ、クロスチョップ、カーフキックからの三角締めへ。なんとか渡辺がロープ。
反撃に転じた渡辺がショート・レンジラリアット。セカンドロープからのボディープレスでカウント2。ここで残り5分のコール。スクリュードライバーの体勢に入るも、これを米山が裏ヒザ十字に切り返す。なんとか渡辺がロープ。足攻めで主導権を握る米山。

渡辺は再びショートレンジのラリアットで流れを変えると、スクリュードライバーを敢行。カウント2。改めて渡辺はスクリュードライバーの体勢。これをボディープレスに切り返す米山。さらに米山は後方回転エビ固めで丸め込む。キックアウトされると、後頭部へのヒザ蹴り、セカンドからのセントーンを投下する。キックアウトした渡辺がもう一度、ショートレンジ・ラリアット、スクリュードライバーで仕留めにかかる。これをカウント1で返す米山。残り30秒から丸め込みの応酬となり、どちらも決めきれずにドローとなった。渡辺は3点で公式戦終了、米山は6・22蕨での桜花由美戦を残すのみとなった。
◎米山バックステージ
――残り1試合を残しての3点になりました。
米山「あー、なんか公式戦というより初対決のワクワクドキドキを味わってしまった自分に反省ですね」

◎渡辺バックステージ
――最終戦が引き分けに終わってしまったが。
渡辺「3点でしょ? まだわからないですよね?」

――他の選手の公式戦が残っているので。
渡辺「みんなドローになっちゃえばいいんじゃない? どうだろ? 見てないからわからないけど、厳しい?」

――決定ではないですけど、ちょっと厳しい…
渡辺「ちょっとはチャンスはあるかもしれないってこと?」

――……。
渡辺「ないんでしょ! クソー! もう終わっちゃったからね。でもすごくいい経験させてもらいました。全員対戦もはじめてだったし、米山選手も20年以上の選手で、存在は知ってましたけど、対戦したのははじめてだったので、waveさんには感謝しかないですね。ありがとうございました」
3、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○高瀬みゆき〈2点〉(14分52秒、体固め)旧姓・広田レジーナさくら●〈2点〉


本日おこなわれる予定だった高瀬みゆきvs稲葉ともか戦は、稲葉が左ヒザ靭帯を損傷したため急きょ旧姓・広田さくらvs高瀬みゆきの公式戦に変更。広田は今大会が最終戦となる。

試合は、サクパラダイス軍同士の合い言葉でスタートとなるが、高瀬が裏切り首固めなどの丸め込みで速攻決着を目論む。広田がなんとか返していき、ボ・ラギノール。
力比べからグラウンドへ。高瀬が腕十字に捕らえたところで広田がロープ。今度は広田がフロントネックでグラウンドに持ち込むと、高瀬もアキレス腱固めで取り返す。広田が取り返したところで高瀬がロープ。
続いて広田がキャメルクラッチで捕獲。耐えた高瀬がボディースラム、ギロチンドロップを落としていく。カウント2。ならばと広田は監獄固め。耐えられるとコーナーホイップするも、高瀬がブーメラン式ドロップキック。串刺しラリアットにつなげる。広田もフェースクラッシャーでやり返すが、高瀬がドロップキック、ラリアットでカウント2。髪の毛をつかんで、もつれる2人。エルボー合戦から広田がワキ固め。そしてロメロスペシャルへ。
耐えられると、ロープに走る広田。高瀬がパワースラムで流れを変える。逆水平チョップとエルボーを交互に連打。ラリアットでカウント2。カミカゼを狙うが、広田が腕十字に切り返す。そして夜叉スープレックスでカウント2。残り5分から広田がへなーらサンセットの体勢。未遂に終わるとへな拳。さらに夜叉ロックから丸め込む。
キックアウトした高瀬はカミカゼ、セカンドからのギロチンドロップでカウント2。フェニックスロック(グラウンドの変形卍固め)でギブアップを迫る。なんとか広田がロープ。すぐさま高瀬はブレーンバスターでカウント2。えびす落としを敢行。
これを広田が切り返しカウント2。改めてへな拳3連発。へなーらサンセットを投げっぱなしで放つ。カウント2。
一方、高瀬もラリアットで応戦。カウント1で返す広田。ならばと高瀬がもう一発ラリアット。カウント2。さらにもう一発放つが、今度は広田が切り返す。キックアウトした高瀬は逆水平チョップを連発。コーナーに追い込み打ちまくる。残り時間が少なくなるなか、ギリギリまでチョップを打ち続けた高瀬がローリングストーンを放って3カウント!
◎高瀬バックステージ
――初勝利!
高瀬「初勝利、やりました×3」

――レジーナからの初勝利は大きかったのでは?
高瀬「メチャメチャ×2、大きいです。いやー苦しい。正直、運命的なカードだと思っていたので、ある意味、自分の中の挑戦かなと思っていました。ここで勝てなかったら、私はこの先、ますます悩むことになるし、でもここで勝ち上がれば今年2021年がもっともっと高みを目指して輝いていけると自分にプレッシャーをかけていたので、メッチャうれしいです」

――残り1戦は今日戦う予定だった稲葉ともか戦だが。

高瀬「そうですね! 急きょ欠場になられたということで、カラダの調子がどんなものかわからないですけど、きっと稲葉さんなら、プロフェッショナルな稲葉さんならば、しっかりとカラダを仕上げて、復帰してくると思いますので、まだわからないですけど、対戦することになったときにはキッチリ全力120パーセントで叩き潰しにいきたいと思います。そして、私が頂点に、決勝戦に進みたいと思います」
4、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○梅咲遥〈2点〉(10分23秒、横入り式エビ固め)宮崎有妃●〈2点〉
※コルバタから


コンプライアンス・ブロックは、宮崎有妃、ハイビスカスみぃ、門倉凛が2点で並ぶ状況。宮崎のリーグ2戦目は、ワールド女子プロレスディアナの梅咲遥。年始からはずかし固めを巡る抗争を繰り広げてきた両者。公式戦でも宮崎のはずかし固めは炸裂するのか!? なお、宮崎はこれが最終戦となる。
開始早々、はずかし固めを狙う宮崎。すると梅咲は、「0点なんですよ。0点でディアナに帰れない」と抵抗する。宮崎も「わかってんだよ。熱い闘いみたいお客さんがいるの、わかってる。でも、それと同時にはずかし固めを期待してるお客さんもいるんだよ!」とはずかし固めを狙うが、回避した梅咲がそのまま場外へ。宮崎の魔の手から逃げまくる。宮崎に捕まり、リングに戻ると、ドロップキックを連発する梅咲。ネックブリーカー・ドロップから弓矢固めへ。張り付けドロップキックでカウント2。
宮崎もDDTでやり返す。カウント2。キャメルクラッチ→逆片エビ固めへ。梅咲がロープ。すると宮崎は「私だって早くマジモードで試合したいんだ! 全国のみなさん、お待たせしました。はずかし固め!」と叫んでトライするも、梅咲は張り手からのドロップキック。低空ドロップキックにつなげる。しかし宮崎も諦めない。
強引にはずかし固めに捕らえると、観客も拍手を送る。さらに宮崎が串刺しラリアット2連発。低空ドロップキックを敢行。さらに張り付けラリアットを狙うが、梅咲がかわして宮崎を場外へ。プランチャ・スイシーダを投下する。
リングに戻ってミサイルキックにつなげる梅咲。続くブレーンバスターはカウント2止まり。すぐにコーナーに向かうが、宮崎が追いかけ雪崩式ブレーンバスター。ムーンサルト・プレスを投下する。寸前でかわした梅咲がラ・マヒストラル。カウント2。
一方、宮崎もカウンターのラリアットから直伝デスバーレボム。返した梅咲もラ・マヒストラル。ならばと宮崎は目突きから首固めで丸め込む。カウント2。すぐに外道クラッチの体勢に入るが、梅咲も読んでおり、ラ・マヒストラルの体勢。これを宮崎が押し潰してカウント2。宮崎はラリアットを狙うが、コルバタでかわした梅咲がスクールボーイでクルリ!
◎エンディング
公式戦が終了した旧姓・広田レジーナさくら、渡辺智子、梅咲遥がリングに上がる。

広田「私たち3人のキャッチは、本日をもちまして終了いたしました。応援ありがとうございました。智子さん、初出場ありがとうございました。キャッチを終えてみての感想をお願いします」

渡辺「33年目くらいにしてはじめてCATCH THE WAVEに参戦させていただいたんですが、みんなジェラシー・ブロックの対戦相手は、みんな初対戦だったので、すごくいい経験になりました。やっぱり何歳になっても、新しい発見があると思っています。本当にwaveさんには感謝しています。ありがとうございます」

広田「梅咲も初…」

梅咲「2回目です」

広田「2回目ですね。2回目、2回目です。キャッチ終えての感想をお願いします」

梅咲「前回のキャッチもたしか2点で終わってしまって、今回、個人的には0点で終わっちゃうと思ってた部分はあったんですけど、今日なんか勝てたみたいでよかったです」

広田「いやな感じになってるけど?」

梅咲「違います、違います! まだフラフラしてるんですけど、もっとリーグ戦とかもっと上に、これからもっと絡んでいけるように頑張っていきたいと思っています。今回このコンプライアンス・ブロックに選ばれたのは怖かったですけど、何かの強みだと思って、学んだことはあったのでこれからのプロレスに生かしていけたらいいなと思っております。みなさん応援ありがとうございました」

広田「私もね、今日終わったよ。だけど、見て。私、レジーナだし、みんなこのベルトをかけていま闘ってるんだから、私は今日で終わったけれども、まだまだ私が主役な時代が残っておりますので、あと2大会キャッチが残っているんですけど、智子さんは? あれ? 梅咲はどう転んでも終わり? 智子さんはすべてドローだったら? もう1回ブロックのなかで闘うチャンスがある? 終わりだけどまだ終わってない? 私も、いま全員2点になったので、このあとの闘いで…全員が欠場した場合はまだまだ目を離せませんよ、みなさん! あと2回、みなさんもお見逃しなく見ていてください! 今日はありがとうございました。最後に行きます、これがwaveだ!」
◎梅咲バックステージ
――最後の最後で勝利となりました。
梅咲「本当に、宮崎さんとは3月のはずかし固め解禁以来だったんですけど、今日も回避することができなかったんですけど、シングルマッチ5回くらいやらせていただいているんですけど、2カウントマッチとかこっちが有利な条件で勝てたんですけど、今回普通のスリーカウントではじめて勝てたので、まだフワフワしてるんですけど、すごくうれしいです。ありがとうございます」

――コンプライアンス・ブロックは厳しい戦いだったが、振り返ってみて。

梅咲「いまいちコンプライアンスって意味を調べても、あまりよく理解できないんですけど、試合を通して、こういうのがコンプライアンスなんだなっていうのをどこの二十歳よりも知ることができました」

――はずかし固めはどうでしたか?
梅咲「どうでしたか!? 意外とお客さんの顔が見えないんで、歓声しか聞こえないんで、みんなすごい『おお!』みたいな感じでただただはずかしいです、いつも」
2021.06.14

本日の蕨大会でのカンフェティ生配信中の動画停止についてお詫び申し上げます

いつもカンフェティで生配信をご覧の皆様ありがとうございます。

本日のwave6・14蕨大会の放送中に機材トラブルの為、途中で映像が止まってしまい、生配信を楽しんで見ていた皆様には大変ご迷惑をお掛けしました事を謹んでお詫び申し上げます。

アーカイブ配信は21日(月)までとなっていましたが、3日延長しまして、24日(木)までご覧頂けます。

今後この様なトラブルがない様にスタッフ一同気をつけて参りたいと思います。
この度は本当に申し訳ありませんでした。

またカンフェティでの生動画配信をご利用ください。
2021.06.13

wave6・14蕨大会直前情報!カンフェティで6・14蕨大会の生動画配信チケットを販売中!

▼wave6・14蕨大会直前情報
◎6・14(月)19:00開始(18:30開場)@埼玉県・蕨アイスリボン道場
株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~フラッグ〜』

▼当日販売グッズ
■新作/CATCH THE WAVE2021ステッカーTommyステッカー2種の3枚セット=1100円
■CATCH THE WAVE2021Tシャツ=5,000円
■サクパラダイスTシャツ=4,400円
■トミーTシャツ=4,400円
■waveマスク(黒、青)=各1,500円
■ナンバー付きポートレート=1,000円●旧姓・広田レジーナさくら●宮崎有妃
■2ショット撮影※※飛沫防止シートを挟んで撮影を行います=1,000円
■その他、WAVEグッズ各種
※グッズは税込み価格(一部会場特別価格)
※電子マネー、クレジットカードがご使用になれます。


▼当日対戦カード
■CATCH THE WAVE 2021~ポテンシャル・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉旧姓・広田レジーナさくら vs 高瀬みゆき〈0点〉


■CATCH THE WAVE 2021~コンプライアンス・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉宮崎有妃 vs 梅咲遥〈0点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ガトリング・ブロック~(15分1本勝負)
〈0点〉SAKI vs 優宇〈2点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ジェラシー・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉渡辺智子 vs 米山香織〈2点〉
▼前売りチケット料金
■全席指定=5,500円
※当日550円アップ



▼カンフェティで6・14蕨大会の動画生配信チケットを販売中!
プロレスリングWAVE
株式会社Forest Connectionプレゼンツ
『CATCH THE WAVE 2021~フラッグ~』

[配信期間]2021年6月14日(月)19:00~6月21日(月)23:59
[視聴用URL]
https://live.confetti-web.com/event/aVc0C4ft4ZiUxxTO

[視聴方法]上記期間中に「視聴用URL」にアクセスしていただき、カンフェティ会員ID・パスワードでログインしてください。そのまま配信をお楽しみいただけます。

<公演日・開演時間>
[配信期間]2021年6月14日(月)19:00~6月21日(月)23:59


チケット
視聴券:1,980円(~6月14日(月)18:59にご購入の場合)
視聴券:2,480円(6月14日(月)19:00~にご購入の場合)
(税込)

<カンフェティ取扱チケット>
※WEB予約のみでの受付となります。
 カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.12

wave6・14蕨大会/稲葉欠場でカード変更。

▼wave6・14蕨大会/稲葉欠場でカード変更。
◎6・14(月)19:00開始(18:30開場)@埼玉県・蕨アイスリボン道場
株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~フラッグ〜』

稲葉ともかが左膝靭帯損傷で6・14蕨大会を欠場する事になりました。
その為、カードが変更となります。
楽しみにしていた皆様申し訳ありません。
高瀬vs稲葉は日程調整中。

▼変更前カード
■CATCH THE WAVE 2021~ポテンシャル・ブロック~(15分1本勝負)
〈0点〉高瀬みゆき vs 稲葉ともか〈2点〉

▼変更後カード
■CATCH THE WAVE 2021~ポテンシャル・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉旧姓・広田レジーナさくら vs 高瀬みゆき〈0点〉


■CATCH THE WAVE 2021~コンプライアンス・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉宮崎有妃 vs 梅咲遥〈0点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ガトリング・ブロック~(15分1本勝負)
〈0点〉SAKI vs 優宇〈2点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ジェラシー・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉渡辺智子 vs 米山香織〈2点〉

▼前売りチケット料金
■全席指定=5,500円
※当日550円アップ


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.09

wave6・20新木場大会今回決定対戦カード

▼wave6・20新木場大会今回決定対戦カード
◎6・20(日)17:30開場・18:00開始@新木場1stRING
『SUNDAYWAVE〜Cheatday〜』

■ヤングwave(10分間勝負)
塚田しずくvs向後桃
※10分間に多く勝利した方の勝利となる


▼チケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
※当日550円アップ。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.08

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~バイキング〜』

◎CATCH THE WAVE2021概要
本戦は全4ブロック(各4選手)の15分1本勝負のリーグ戦形式で、通常のプロレスルールで争われる(ただし場外カウントは10まで)。勝ち2点、あらゆる引き分け1点、負け0点となり、各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。決勝戦は7・1新宿大会。総合優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、100万円の賞金が与えられる(決勝戦の方法は、後日発表される)。
◎前説
6・1新宿で開幕したCATCH THE WAVE 2021。公式戦2日目は、コンプライアンス・ブロックのハイビスカスみぃvs梅咲遥、ジェラシー・ブロックの渡辺智子vsYAKO、ポテンシャル・ブロックの旧姓・広田レジーナさくらvs桃野美桜、ガトリング・ブロックの野崎渚vs青木いつ希の4試合が組まれた。前説は、野中美智子リングアナウンサーと、本日公式戦のない宮崎有妃が担当。改めて、CATCH THE WAVE開幕中の試合順はテーマ曲が鳴った時点でわかることがナウンスされた。
1、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△野崎渚<3点>(時間切れ引き分け)青木いつ希△<1点>

初戦のSAKI戦に快勝し、幸先いいスタートを切った野崎渚が第1試合に登場。対するのは青木いつ希。青木は初戦の優宇に敗れ、すでにあとがない状況。

ロックアップのあと、青木がヘッドロック。ロープに飛ばして脱出する野崎だったが、青木がショルダータックル。
すぐに野崎もガットショットでやり返し、コーナーホイップから串刺しビッグブーツ。ハーフハッチでカウント2。キャメルクラッチ、クロスフェースで捕獲する。青木がロープ。続く野崎のフロントキックはカウント2。リバース・インディアンデスロックから鎌固めへ。耐えられると顔面バーン!を2連発。返されると、スリーパーで捕獲する野崎。大外刈りでカウント2。ボディーシザースからダイヤル固め、そしてスリーパーへ。これはロープに助けられる青木。
野崎はフロントキック、おしゃれキックを放つが、青木がアンクルホールドで形勢逆転。そしてヒザへの低空ドロップキック。「宮崎さんが!」とTommyレフェリーの注意をそらしながら、野崎の足を痛めつけていく。そして串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスを放つ。カウント2。さらにニークラッシャー、リバース・インディアンデスロックで締め上げる。
これはなんとか野崎がロープ。その後も青木は容赦ないヒザ攻め。たまらず野崎が場外に逃げ込む。

残り5分から、青木が串刺しラリアット。ブレーンバスターホールドでカウント2。コーナーに登るも、野崎が追いかける。落とした青木がセカンドからのフロッグスプラッシュ。寸前でかわした野崎がダブルニーアタック。ノアールランサーへ。だがカバーに行けず。
フォアアームの打ち合いから、青木が串刺しラリアット。ガードした野崎が関節技を狙うが、これはニアロープ。すぐに野崎はザキゴエ、そしてノアールランサーにつなげる。これもニアロープ。再び走る野崎に青木がラリアット。ぶっこ抜きジャーマンでダブルダウン。

先に仕掛けたのは野崎。ビールマンキック、ノアールランサーでカウント2。もう一発狙うが、青木もかわして大外刈り。フロッグスプラッシュを投下したところで時間切れのゴングが鳴らされた。
◎野崎バックステージ
――引き分けは想定外だったと思うが。
野崎「そうですね。勝ちしか見えてなかったので、はあ…なんなんですかね。正直、初戦の青木の闘い見てて、あのままだったら私ぜんぜん余裕で勝てると思ってたから、別に余裕持ってたわけじゃないんですけど、私の知ってる青木は今日みたいな青木だったので、なんかやっと彼女のキャッチに向けての自分のコンディションの作り方、持っていき方ができあがったのかなっていうのを2戦目にしてなんですけど見れたのはよかったのかなとは思うんですが、やっぱり勝ちにこだわらなきゃいけないリーグ戦で勝てなかったのはすごい悔しいですね」

――残り1戦は優宇選手とだが。

野崎「ガトリングではなくラストが大砲という感じに…。優宇ちゃんが一番闘いにくい選手で、過去に私、シングルで負けてたりもするので、そうですね…日があくんですけど、22日か。22日までに大砲に打ち勝つガトリング砲になります」
◎青木バックステージ
――勝ち星にはならなかったが、引き分けで1点取りました。
青木「いや、でもそれでうれしいなんて絶対言いません。自分こないだゼロ点だし、ラストライド、ドンで負けて今日こそ勝って、こないだ2点を取った野崎さんを撃破して自分もブロックの中で同率1位になるって計画だったし、自分はそれでしか喜んじゃいけないと思って。だから悔しくて、悔しくてたまらないです。自分が決めきれなかったことが、すごく悔しくて、今度は野崎さんも残り1戦。次勝ったら、勝ったら?野崎さんの優勝が近づいちゃうじゃないですか。うー悔しい! 悔しいです!! 自分に一番腹が立っています」
2、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○ハイビスカスみぃ<2点>(9分54秒、首固め)梅咲遥●<0点>

開幕戦ではともに黒星発進となったハイビスカスみぃと梅咲遥が対戦。いきなりみぃ劇場が開演となる。

みぃ「梅咲遙さんとやら、キミはいまいくつやて?」

梅咲「二十歳です」

みぃ「二十歳…若いねぇ。で、キャリアは?」

梅咲「キャリアは…2年ちょっとです」

みぃ「2年ちょっと! 20歳でプロレスのキャリアが2年ちょっと。そんな小娘に、この今年キャリア20年目の私が負けるわけないやろがい! おい、どっからでもかかってこい!」

梅咲「いややや。キャリア20年とか言ってて、キャッチの開幕戦でシューズ忘れるとか普通に考えてやばいでしょ!」

みぃ「わす、わす、忘れちゃったけど、でもそんなんさ、人は忘れるものじゃん。そんなのキャリアとか関係ないよ。だって私、持ってきたし、ちゃんと今日。コスチュームも完璧やし。何も忘れてない。今日の私にぬかりはない!」

梅咲「この人、今日キャッチのTシャツ忘れて、忘れたって騒いでたんです。でも『入場式ないから大丈夫だ、安心した』というのが聞こえたんですよ」

みぃ「きさまーーー!」

梅咲「キャリア20年で忘れ物ばっかり」

みぃ「言わなければバレなかったものを! チクショー!」

そう叫びながらフォアアームで襲いかかるみぃ。かわした梅咲がヘッドロック。続くショルダータックルはみぃが受け止める。諦めた梅咲がみぃの足をグリグリ踏みつけ、ドロップキックを連発する。
「もう起きない!」と抵抗するみいにフットスタンプを放つ梅咲。リバース・インディアンデスロックから弓矢固めへ。梅咲が張り付けドロップキックにつなげる。

劣勢のみぃは梅咲の胸をわしづかみ!? コーナーに登ってファンにアピールする。しかも恥ずかしがる梅咲には「こんな露出したコスチューム着ているくせに!」と捨て台詞。ペースを握ったみぃはサマーソルトドロップにつなげるも、当たっていない…。それでも何事もなかったかのようにカバーするみぃ。当然ながらカウント2。
続いて、みぃはブレーンバスターを予告。これは梅咲が逆にブレーンバスター。串刺し攻撃を狙う。回避したみぃがネックブリーカードロップ。コーナーに登ってそのまま降りるみぃ。梅咲が迎撃して逆エビ固め。

なんとかみぃが耐えて、ネックブリーカードロップ。再びコーナーに登って、そのまま降りるみぃ。今度は梅咲のドロップキックをかわして、みぃが逆に低空ドロップキック。ならばとフォアアームを叩き込む梅咲。強がるみぃだったが、ぶっ倒れる。
レフェリーがチェックに入り、試合を止めようとする。慌ててみぃは「そこまでじゃないです。でも相当これはやばいかもしれない。もしいまコーナーに登られて、ミサイルキックの一つでもやられたら私…」と言い訳しているところに梅咲がストンピング。コーナーに登るも、みぃが距離を取る。当然のとこながら梅咲のダイビング・ボディーアタックは飛距離が足らず。豪快に自滅。

ならばと梅咲がブレーンバスターでカウント2。ダブルリスト・アームサルトを狙うも、これをかわしたみぃが目突きからの首固めで2点を獲得した。
◎バックステージ
――リーグ戦初勝利です。
みぃ「そうですね。初日は負けちゃったんですけどやっぱり梅咲とは年も離れていますし、キャリアも結構ね差があるので順当かなと思ってますけど、どうですか?」

――相手はやりづらいだろうなと思って見ていました。
みぃ「そうですね。梅咲はやりづらかったでしょうけど、私は大好物で楽しく試合をさせていただきました」

−−残り1戦になったが。
みぃ「次勝ったらまだ行けるんですかね?」

――他の選手次第なところもでてきたが。

みぃ「そうなんですね。今日勝ったのに? なるほどやっと並んだ感じですね。じゃあ他の2人の負けを祈っております」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○渡辺智子<2点>(11分6秒、エビ固め)YAKO●<0点>
※ラリアット


ジェラシー・ブロック公式戦は、渡辺智子とYAKOの主婦対決。開始早々ヒップアタックで飛び込んで行くYAKO。ロープに振ろうとするが、踏ん張った渡辺がショートレンジ・ラリアット。カウンターのラリアットをお見舞いする。今度は渡辺がロープに飛ばすが、YAKOがヒップアタック→DDTへ。そして、鎌固めで捕獲。
耐えた渡辺が変形腕固めで攻守逆転、ダブルリスト・アームサルトでカウント2。キャメルクラッチへ。耐えられると、バックエルボードロップ、ボディープレスでカウント2。サソリ固めでステップオーバー。

なんとかYAKOがブレイクすると、渡辺は張り付けラリアット。サーフボードストレッチ、ボディーシザースで捕獲する。

さらに渡辺はコーナーホイップするも、YAKOがヒップアタックで迎撃し、流れを変える。チンクラッシャーからヒップバットでカウント2。バックドロップの体勢。
これを踏ん張る渡辺。YAKOのヒップアタックをジャーマンに切り返し、串刺しラリアット、バックを取る。

これを回転エビ固めに切り返すYAKO。ブーメラン式ドロップキック、ダブルリスト・アームサルトでカウント2。さらにバックを取るが、渡辺がフェースクラッシャーに切り返す。ラリアットの体勢で突っ込むも、かいくぐったYAKOがバックドロップでカウント2。旋回式ダイビング・ボディープレスもカウント2止まり。

さらにはダブルアームの体勢。堪えられると回転足折り固めでカウント2。再びYAKOはダブルアームの体勢。踏ん張る渡辺。渡辺がラリアットを放って、スクリュードライバー。返されると、もう一発!を狙うが、これをボディープレスに切り返すYAKO。ならばと渡辺がショートレンジ・ラリアットを叩き込み、先輩主婦の意地を見せた。
試合後、この日は公式戦がない桜花由美がマイクを取る。

桜花「(YAKOに向かって)お前に一つ言いたいことがある。ブスのくせに結婚できてよかったな。私は結婚ができないんじゃないんだよ。結婚しないだけなの。わかった? おいブス! 起きろ、ブス!!」

YAKO「オメーな、そういうのはな、結婚できないヤツの言い訳っていうんだよ!」

乱闘となる両者を引き離すセコンド。試合を終えたばかりの渡辺も桜花を止めに入り、「結婚だけがすべてじゃないから」と諭すも、桜花は「結婚してる人に言われてもぜんぜん意味ない!」と逆ギレした。注目の桜花vsYAKOは6・29蕨でおこなわれる。
◎バックステージ
渡辺「とりあえず2点取れたのであと1回勝てばいいんだよね」

――他の選手の得点状況も関係あるが、残りの試合を勝つのはマストです。
渡辺「なんか桜花選手に負けたでしょ? 結婚してないでしょ? YAKO結婚してるでしょ。まだ新婚みたいだから勝ったでしょ? 次、米山選手でしょ? あの人結婚してないよね?」

―はい。
渡辺「ちょっと不安しかないですね。結婚してない人に弱い感じがします。でも大丈夫です。私狙っているので。やります。年齢関係ないと思うので、。チャンスいただいたからには同じような年齢の人にも勇気を与えられるような試合をしたいと思っています。勝ちますよ」
4、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら<2点>(11分58秒、エビ固め)桃野美桜●<2点>
※桃野のJKボムを切り返して


現レジーナが若手を相手にまさかの黒星という波乱の幕開けとなった今年のCATCH THE WAVE。もう負けは許されない広田と対峙するのは、サクパラダイスの一員でもある桃野美桜。
「お願いします」とにらみ合った両者だったが、広田が「私たちぃ〜」と声を上げると、2人でサクパラダイスの合い言葉で気合を入れる。組み合うと広田がスピニングトーホールド。桃野もとりかえす。すぐに広田は弓矢固めへ。桃野が体勢を入れ替えカバーする。カウント2。

桃野はドロップダウンから広田をかわして、低空ドロップキック。広田もこれをかわす。すぐに桃野はコーナーホイップして串刺し攻撃。かわした広田がフェースクラッシャー。LOVEポーズを決めようとしたが、スタミナ切れでポーズを取ることすらできない。そこに桃野がドロップキック! 吹っ飛ばされた広田は道場の壁に激突してしまう。心配した桃野がリング下をのぞくと、広田が桃野を場外に引っ張り出す。場外カウントアウト勝ちを狙うというレジーナらしくない作戦だったが、なんとか桃野がカウント8でカムバック。
「本気で心配したのに…」と、嘆く桃野に、広田はワキ固め、ロープを使ったアームブリーカー、ショルダーアームブリーカーで追い打ちをかける。

だが、桃野もカニばさみ、低空ドロップキックで流れを変える。コーナーに登る桃野に広田がへな拳。桃野も広田を突き落とし、ダイビング・ボディーアタック4連発。キックアウトした広田がワキ固めへ。腕十字は桃野がロープ。
すぐに広田は夜叉スープレックスでカウント2。夜叉ロックの体勢。崩れるとグラウンドコブラで捕獲する。なんとか桃野がロープ。へなーらサンセットを狙うが、桃野が回転エビ固めに切り返す。桃野がカサドーラからのフットスタンプを連発。ブレーンバスターでカウント2。続くダイビング・ボディープレスは広田が剣山。
攻勢に転じた広田はランニング・エルボーへ。夜叉ロックを狙うが、切り返した桃野がカウント2。さらにネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固めへ。キックアウトされると低空ドロップキックを放つ。
返す。ならばと桃野は掟破りのへなーらサンセット。キックアウトされるとドロップキックでカウント2。すぐにJKボムの体勢に入るも、切り返した広田が3カウント。
◎エンディング
広田「見た? 見たでしょ? たとえ18歳くらいのヤツに2分で負けたって、私が本気出せばこんなもんですよ! だからレジーナ出なくていいじゃんってずっと言ってる…。だけど、そこで出場して負けても勝ってもこのレジーナがこういう闘いをしてるっていうことをみなさんに見せることに意義があると私は思っています。今日、みんなキャッチは2戦目ですが、これでまたいろいろ見えなくなったり、全体的に誰がくるのか、他のブロックでも波乱があったと思います。
目を離すんじゃねーぞぉ! もっと面白くしてやるからな! 次回のCATCH THE WAVEも楽しみにしていてください!! ご来場、そしてご視聴ありがとうございました。気持ちよく締めたいと思います、これがー、waveだー!」
◎バックステージ
――ようやく初勝利。
広田「わかってますよ。追い込まれているのは私が一番わかっていて、でもそうなった私が踏ん張ってこそこのキャッチが面白くなるのわかっているので、絶対今日は相手が誰であろうが勝たなきゃいけないと思って、リングに上がりました」

――桃野美桜戦はどうだった?

広田「ギリギリですよ。ギリギリでしたよ。絶対に桃野とは勝率は私いいんですよ。結構勝っているんですよ。だから桃野がここに来たと言うことは行けるなってちょっと思っていました。でもギリギリのところでしたね」

――桃野選手がへなーらサンセットを使って思うんですけど。

広田「使ってましたよ。使ってましたよね、あれね? あげないからね! あのへなーらはね。私がどれだけつらい思いをして習得したか。仕掛けてきたってことはキャッチが終わっても、アイツとはサクバラダイスでありながら、アイツが仕掛けてきたから私も心してアイツと位置を保っていきたいと思います」

――残り1戦(高瀬戦)となりましたが。

広田「同じブロックで桃野と高瀬がこの前のFACEで勝敗は桃野の勝ちにしろ、キャッチの中でもものすごい好勝負だったと。私も見ていて思ったし、まわりの評価もそういう評価だったので、桃野を下して次はキャッチのトップクラブの名勝負をやった高瀬を下してそれでやっと初戦で秒殺だったの名誉挽回につながるんじゃないかと。まあやったりますよ」
2021.06.07

wave6・8蕨大会直前情報!カンフェティで6・8蕨大会の生配信チケット販売中!

▼wave6・8蕨大会直前情報!
◎6・8(火)19:00開始(18:30開場)@埼玉県・蕨アイスリボン道場
株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~バイキング〜』


▼当日販売グッズ
■新作/CATCH THE WAVE2021ステッカーTommyステッカー2種の3枚セット=1100円
■CATCH THE WAVE2021Tシャツ=5,000円
■サクパラダイスTシャツ=4,400円
■トミーTシャツ=4,400円
■waveマスク(黒、青)=各1,500円
■ナンバー付きポートレート=1,000円●旧姓・広田レジーナさくら●野崎渚
■2ショット撮影※※飛沫防止シートを挟んで撮影を行います=1,000円
■その他、WAVEグッズ各種
※グッズは税込み価格(一部会場特別価格)
※電子マネー、クレジットカードがご使用になれます。


▼当日対戦カード
■CATCH THE WAVE 2021~コンプライアンス・ブロック~(15分1本勝負)
〈0点〉ハイビスカスみぃ vs 梅咲遥〈0点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ジェラシー・ブロック~(15分1本勝負)
〈0点〉渡辺智子 vs YAKO〈0点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ポテンシャル・ブロック~(15分1本勝負)
〈0点〉旧姓・広田レジーナさくら vs 桃野美桜〈2点〉

■CATCH THE WAVE 2021~ガトリング・ブロック~(15分1本勝負)
〈2点〉野崎渚 vs 青木いつ希〈0点〉

▼前売りチケット料金
■全席指定=5,500円
※当日550円アップ


▼カンフェティで6・8蕨大会の生配信チケット販売中!
株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~バイキング~』☆配信チケット
配信URL
<カンフェティ取扱チケット>
※WEB予約のみでの受付となります。
 カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません。

視聴券:1,980円(~6月8日(火)18:59にご購入の場合)
視聴券:2,480円(6月8日(火)19:00~にご購入の場合)
(税込)

<動画配信チケットのご購入について>
本チケットはクレジットカード決済・セブンーイレブン決済がご利用いただけます。
・クレジットカード決済の場合
 チケットのお受取り方法が「モバパス」のみとなりますが、アプリをご利用いただく必要はございません。
 配信期間中に[視聴用URL]のサイトにログインいただくのみでご視聴いただけます。

・セブンーイレブン決済の場合
 代金を所定の期間内にセブンーイレブンレジにてお支払いください。
 その後配信期間中に[視聴用URL]のサイトにログインいただくのみでご視聴いただけます。



◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.06.01

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~開幕戦~』

日時
6月1日  火曜日
観衆
163人
場所
◎CATCH THE WAVE2021概要
CATCH THE WAVE2021が今大会より開幕。本戦は全4ブロック(各4選手)の15分1本勝負のリーグ戦形式で、通常のプロレスルールで争われる(ただし場外カウントは10まで)。勝ち2点、あらゆる引き分け1点、負け0点となり、各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。決勝戦は7・1新宿大会。優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、100万円の賞金が与えられる(決勝戦の方法は、後日発表される)。各ブロックの選手は以下の通り。

【ジェラシー・ブロック】
桜花由美、渡辺智子、米山香織、YAKO
【コンプライアンス・ブロック】
宮崎有妃、ハイビスカスみぃ、梅咲遥、門倉凛
【ガトリング・ブロック】
野崎渚、SAKI、青木いつ希、優宇
【ポテンシャル・ブロック】
旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆき、稲葉ともか

◎選手入場式

大会に先立ち、CATCH THE WAVE2021選手入場式がおこなわれ、全16選手がリングへ。キャッチ初参戦となる渡辺智子、青木いつ希、稲葉ともかが選手宣誓をおこなった。

一同「宣誓!」

青木「われわれ選手一同は清く」

渡辺「正しく」

稲葉「美しく、押忍!」

青木「CATCH THE WAVE2021を正々堂々と闘いぬくことを誓います」

渡辺「令和3年6月1日」

青木「ショーンキャプチャー・青木いつ希」

渡辺「マーベラス・渡辺智子」

稲葉「JUST TAP OUT・稲葉ともか、押忍!」
1、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○稲葉ともか<2点>(2分22秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●<0点>
※一撃必殺!ともか蹴り


2年ぶり12回目の開催となるCATCH THE WAVE2021の開幕試合に、16代目レジーナの旧姓・広田レジーナさくらがいきなり登場。広田の初戦となるのは、ヤングブロックを勝ち抜いてきた稲葉ともかだ。稲葉のセコンドにはJUST TAP OUTの女子メンバーが勢揃い。広田にプレッシャーをかけていく。だが、広田は気にする様子もなく「ベルトを外します。みんなが競い合う、このベルトを、Tommyさんに渡します」と、らしさ全開。
ゴングを迎えると、早速、稲葉が関節技を仕掛けて行く。広田が慌ててブレイク。ならばと稲葉はヘッドロックでグラウンドへ。広田が脱出し、フォアアームの打ち合い。
稲葉のハイキックをかいくぐる広田。そしてボ・ラギノールを狙うが、読んだ稲葉がともか蹴り。これが命中。ロープに走るも、広田がふらふらドーン。
なんとかキックアウトした稲葉がジャンピング・ハイキックを放つと、必殺のともか蹴りを炸裂させ、レジーナから大金星! CATCH THE WAVE波乱の幕開けとなった。
◎稲葉バックステージ
稲葉「キャッチの初戦、チャンピオンと闘えることを嬉しく思いましたけど、目指すのは優勝で。いきなりチャンピオンから勝てたのは大きいと思います。結構対策をしてきたつもりでしたけど、真剣に勝負してくれたと思うので嬉しかったですね」
2、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○優宇<2点>(4分16秒、体固め)青木いつ希●<0点>
※ラストライド

第2試合は、ガトリング・ブロックの優宇vs青木いつ希戦。青木はwave認定タッグ王者としてCATCH THE WAVE初参戦、優宇は2度目の参戦となる。
ゴングと同時に青木がショルダータックル。だが、優宇はビクともしない。逆に青木が「お前が来い!」と挑発する。優宇が応じると、かわした青木がスクールボーイでカウント2。ジョン・ウー、串刺しバックエルボーを放つ。
優宇も反撃にかかる。エプロン上での攻防となり、逆水平チョップを打ち込んでいく。青木はフォアアームで応戦し、ラリーとなる。ならばと優宇はエプロンでのサイドバスターを放つと、リングに戻ってキャノンボール。そして「終わり!」とラストライドの体勢。
これは未遂に終わるも、すぐに優宇がセントーン。これも青木がかわして、大外刈りを敢行。アイルビーバックからのスピアでカウント2。さらに青木は張り付けラリアット、正調ラリアットで飛び込む。キックアウトされると、すぐに走るも、優宇がカウンターのスパインバスター。ラストライドで3カウント!
◎優宇バックステージ
優宇「いつ希? 自分が欠場してる間にベルト取ったりしてて、ちょっと怖い相手だなって思ってましたけど、今ここで負けるわけにはいかないし、私もキャリア6年目。しっかり優勝して波女になって、箔をつけて、女子プロレス界の上にいきたいと思うんで。みんながガトリング砲なら、私は大砲で。ひとりひとり的確にブッ潰してやる」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○米山香織<2点>(4分1秒、エビ固め)YAKO●<0点>
※YAKOの後方回転エビ固めを切り返して


ジェラシー・ブロック初戦は、米山香織vsYAKOの一戦。ジェラシーには既婚者のレスラーが2人エントリーしており、その一人がYAKOとなる。なお米山は5年ぶり2度目のキャッチ、YAKOはヤングブロックに過去2度出場。3回目の出場にして本戦参戦となる。
試合はクリーンな握手でゴングとなる。まずは米山が「YAKO、久しぶり。私に対してジェラシーとかいっぱいあると思うけど、正々堂々とかかってこい!」と力比べを挑もうとする。その手を払ったYAKOが「米山さん、ジェラシーなのは米山さんのほうじゃないですか? 私は去年結婚したんです。四十何歳でプロレスだけで終わるようなババアには負けないんだよ!」とヒップアタック、ヘアーホイップ、鎌固めへ。
だが、YAKOの「どうした行き遅れ!」の発言に米山にもスイッチが入る。米山はモンゴリアンチョップを見舞うと、ぐるぐるパンチ、クロスチョップを放ってセントーン。そして「独身最高!」を高々と叫んで、観客を味方につける。さらには「結婚はな人生の墓場なんだよ!」と追い打ちをかける米山。
一方、YAKOはランニング・ヒップバットで応戦。カウント2。ぶっこ抜きジャーマン、ブロックバスターホールドでカウント2。

丸め込みの応酬から、米山が後方回転エビ固めを狙う。YAKOも読みかわし、後方回転エビ固めの体勢。これを切り返した米山が強引に押さえ込み、独身の意地を見せた。
◎米山バックステージ
米山「ジェラシー・ブロックだから、みんな私にジェラシーしてるのかと思ったんですけど、YAKOは結婚したって言うし…。その嫉妬心が勝利につながったと思います! なんかオシリが壁みたいで痛かったー! リーグ戦は優勝したいです! 勝ち上がる楽しみもありますけど、やっぱり賞金っていうのも大きいですよね!」
4、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○門倉凛<2点>(4分21秒、ラ・マヒストラル)梅咲遥●<0点>

コンプライアンス・ブロックの初戦は、門倉凛vs梅咲遥の一戦。門倉は3度目のキャッチとなり、梅咲は前回のヤングブロックに出場。本戦参加は初となる。

門倉はリングコールが終わるやいなや奇襲。キャノンボール、ミサイルキックで先制に成功する。梅咲も「ナめんな!」とフォアアーム合戦を挑む。そしてマットに門倉の後頭部を叩きつけ、ロープに走るも、門倉が追走式で妨害。だが、梅咲もその場ドロップキック、低空ドロップキックでやり返す。
門倉はDDT、梅咲はブレーンバスターで応戦する。小刻みにフォアアームを放って行く梅咲。ロープに走るも、門倉は追走式のネックブリーカードロップ、ドロップキックで攻守逆転。低空ドロップキックにつなげる。
門倉のセカンドからのフットスタンプは当たりが浅くカウント2。すぐさまウルトラリンを投下するも、寸前でかわした梅咲がバッドボーイ、ラ・マヒストラルでカウント2。ならばと梅咲はダブルリストアームサルトの体勢。
これを首固めに切り返す門倉。逆に、門倉がダブルリストアームサルトを狙うが、梅咲も切り返し、丸め込みの応酬となる。いずれもカウント2止まり。すぐに走る梅咲に門倉がトラースキック、ダブルリストアームサルトを敢行。返されると、速攻のラ・マヒストラルで勝負あり。
◎門倉バックステージ
門倉「梅咲遥、さすタッグチャンピオンになるだけあって強いですね。高瀬の隣りにいるとどんどん強くなるのか、強烈でしたよ。でもいいスタートが切れたと思います」
5、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○桃野美桜<2点>(14分54秒、エビ固め)高瀬みゆき●<0点>
※JKボム

第5試合は、高瀬みゆきvs桃野美桜の一戦。高瀬は3回目、桃野は2度目のキャッチとなる。また2人のシングルはこれで2回目。前回はドローに終わっている。

試合前、2人はがっちり握手。ゴングと同時に桃野がドロップキック。読みかわす高瀬。すぐに桃野がドロップキック、高瀬もショルダータックルでやり返す。ロープに走る高瀬に桃野がカウンターのドロップキック。カウント2。
フォアアームの打ち合いから桃野がダブルチョップ。ロープに走るも高瀬がショルダータックルで迎撃。キャメルクラッチ、逆エビ固めで主導権を握る。桃野に反撃の隙を与えない高瀬は、カナディアン・バックブリーカーにつなげる。これも耐えられるとセカンドからのギロチンドロップでカウント2。
ロープに走る高瀬だったが、桃野がカニばさみ、低空ドロップキック3連発で攻守逆転。高瀬は場外へ。リングに戻ろうとする高瀬を蹴り落とした桃野が三角跳びプランチャで追い打ちをかける。リングに戻った桃野はミサイル2連発でカウント2。
ロープに走る桃野に高瀬が追走してラリアット。逆に高瀬が走ると、桃野が追走式のドロップキックを放つ。そして、JKボムを狙うが、これを高瀬がフェースクラッシャーに切り返す。逆逆エビ固めで絞り上げる高瀬だったが、なんとか桃野がロープ。

コーナーに登る高瀬に桃野が食らいつく。雪崩式アームホイップを敢行し、すぐにコーナーに登るも、今度は高瀬が雪崩式ブレーンバスターでやり返す。
ダブルダウンとなり、カウント9ギリギリで立ち上がる両者。フォアアームの打ち合いを展開する。残り3分から高瀬が逆水平チョップ。桃野はフォアアーム3連発で返す。ならばと高瀬はチョップとエルボーを交互に放って行く。
高瀬はカウンターのパワースラム。ローリングストーンでカウント2。一方、桃野はカサドーラ、ネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固めへ。キックアウトされると低空ドロップキックでカバーする。カウント2。すぐに走る桃野だったが、高瀬がラリアット。これもカウント2止まり。今度は高瀬が走るも、桃野がカウンターの首固め。最後は桃野がJKボムでトドメを刺した。
◎桃野バックステージ
桃野「勝ちました! 苦しかった…。高瀬とは2回目のシングルで、1回目ドローで、今日はキャッチってことでちゃんと決着つけなきゃいけないと思ったけど、イヤー、苦しかった! でも苦しいときの桃野美桜が出す力ってハンパないんですよ。それをキャッチという舞台でわかってもらえたと思います。あと2試合、ちゃんと勝利で優勝して、波女になりたいです。なります!」
6、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○宮崎有妃<2点>(10分21秒、体固め)ハイビスカスみぃ●<0点>
※ムーンサルト・プレス

第6試合は宮崎有妃vsハイビスカスみぃの一戦。宮崎は3度目、みぃは2016年大会以来、3度目の参戦となる。

クリーンな握手でゴングとなる。しかし、いきなりみぃが「ちょっと待て」とシューズを脱ぎはじめる。素足になってようやく「よし、かかって来い!」と構える。
宮崎が「(シューズを)はけよ。危ないから」と促すも、みぃは「ちょっとお時間いいですか? あの、実は今日試合なのに、シューズを大阪に忘れてきちゃったんですよ。でもね、こんなキャッチの開幕戦でブーツ忘れるなんてありえないんです。でも、起こっちゃったんです。私が悪いんじゃなくて、神様が『はくな』って言ってると思うんです。だからはかないで、やります。かかって来い!」と、素足で挑む構え。
すると宮崎も「そういうリスク背負うなら…私はサポーターをつけない! 感動したぞ」とヒザのサポーターを脱ぎはじめる。

素足とヒザサポなしという、ちょっと変わった状態でスタートとなる。ようやくにらみ合うも、やはり宮崎は気になるようで…「取りに行けよ」と試合を止める。みぃは「大阪ですから行けないんですよ」と返すも、宮崎は「私はここで待つ。(お客さんにも)どうですか、待ちましょうよ」と譲らない。5時間はかかると抵抗したみぃだったが、宮崎の熱意に根負けし、リングを降りるも、Tommyレフェリーが容赦なく場外カウントが数えはじめる。慌ててリングに戻るみぃ。
今度こそ試合となり、チョップ合戦。ヒートアップしたみぃがTシャツを脱いでチョップ受ける。だが、痛かったのか、何事もなかったかのようにまたTシャツを着て試合に挑む。みぃは宮崎のサポーターのないヒザにチョップ。宮崎はみぃの素足を踏みつける。

宮崎が串刺し攻撃を狙うが、切り返したみぃが素足で宮崎の顔面を踏みつける。そして、みぃが「よっしゃ、決めるぞ、はずかし固め!」と、掟破りかと思いきや、自らはずかし固めにかかりにいく。宮崎が拒否すると「まだいけるでしょ?」とみぃ。宮崎は「お前はもう需要からはずれてるんだよ」と突き放すが、みぃも「そんな…私には需要がある。考え直してください」と粘る。ならばと宮崎がビッグヒップでカウント2。
さらに宮崎は串刺し攻撃を狙うが、みぃがガットショット、フェースクラッシャーでカウント2。みぃはコーナーに登るも、そのまま降りて突進。宮崎がラリアット。そしてジャーマンでコーナーに叩きつける。ムーンサルト・プレスの体勢に入ると、みぃが慌てて投げ落とす。

今度はみぃが大外刈り。ダイビング・ボディープレスを放つも、飛距離が足らず。それでもカバーしにいき、カウント2。みぃは「こうなったらはずかし固め!」と再びかかりにいくが、宮崎はダブルアーム・スープレックスを敢行。続けざまにえびす落としを狙う宮崎。これもみぃが抵抗し、カウント2。ロープに走るも、宮崎がカウンターのえびす落としに切り返す。改めて宮崎はムーンサルト・プレスの体勢。

するとみぃは「いま何しようとしてます? ムーンサルト? 食らったら私、返せないと思うので、最後に私のお願い聞いてもらっていいですか? では、最後に私にはずかし固めを…」と、ここまで言ったところで、宮崎がムーンサルト・プレスを投下させ、ジ・エンド。
◎宮崎バックステージ
宮崎「いやあね、最近ヒザ悪いんでサポーターを外すのは私なりのリスクだったんで。前にキャッチでやったときはハイビスカスみぃに負けたので。メチャメチャ前の話だけど、今日はコスチューム新しくしたの、気合入ってるのよくわかるでよ。今年は勝ちますよ。波女、必ず取って、私と広田のチャンピオンシップ、やりたいですね。必ず波女になれると思います」
7、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○桜花由美<2点>(8分24秒、エビ固め)渡辺智子●<0点>
※ビッグブーツ


桜花は2009年、2015年と優勝。3度目の波女獲得に挑む。一方、大ベテランの渡辺智子はCATCH THE WAVE初参戦となる。
ゴングと同時に渡辺が奇襲。ラリアット。スクリュードライバーと速攻決着を仕掛けて行く。なんとかこれを凌いだ桜花。コーナーホイップされるも、ガットショットからブラ下がりブラディーEXで攻守を入れ替える。そして串刺しビッグブーツ。もう一発を狙うも、渡辺が追走しラリアット、サソリ固めへ。
耐えた桜花がバックドロップ、ビッグブーツで反撃開始。カカト落としはカウント2。さらにビッグブーツを叩き込む。キックアウトされるとポキへ。耐えられると、桜花が渡辺をロープに飛ばす。
これを渡辺がブーメランアタックで切り返して形勢逆転。そしてコーナーへ。これを桜花がビッグブーツで妨害する。そして、雪崩式ブレーンバスターを敢行。カウント2。続くビッグブーツもカウント2止まり。ならばと桜花はタイガーSHの体勢。
踏ん張った渡辺がショートレンジラリアット。スクリュードライバーであわやの場面を作り出す。さらに渡辺はGO To HELLを狙うが、着地した桜花がショートレンジのビッグブーツ。
渡辺もショートレンジラリアットでやり返す。カウント2。再びGO To HELLの体勢に入った渡辺だったが、桜花が回避しビッグブーツで3カウント! 3度目の波女戴冠に向け、白星スタートを切った。
◎試合後、既婚のYAKOが乱入。桜花のジェラシーに火をつける!?
試合後、乱入したのはYAKO。桜花にヒップアタックを放ったあと「桜花、久しぶりだな! 私はな、昔からお前のことが大嫌いだったんだよ」とマイク。
桜花も「クソブス!」と言い返すが、YAKOはひるまず「ああ、ブスで結構だよ。今日はCATCH THE WAVE初戦、私、負けたけど、CATCH THE WAVE優勝してwaveの会社をのっとってやるよ、私がよ!」と言い放つ。さらに「あともう1つ、ちょっとご挨拶遅れましたけど、私、結婚しましたーーー! 見えます? これ?」と指輪を見せつける。
「なんだ、こりゃ!」と襲いかかろうとする桜花を渡辺&広田が止めに入る。渡辺が「人生結婚だけじゃないから、自信を持ちなさい」となだめるが、人妻に囲まれた桜花は、「既婚者に言われても説得力ない! ボケ!」と荒れたまま退場した。
◎桜花バックステージ
桜花「YAKO、なんだ自慢しに来たのか? 確かにジェラシー感じてたけど、マジでムカつくなクソブス! 既婚者には言われたくない。私はこれを優勝して、既婚者の広田からレジーナを取るから」
8、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○野崎渚<2点>(10分33秒、片エビ固め)SAKI●<0点>
※ノアールランサー・ハイ

メインイベントは、野崎渚vsSAKIのピアレスティーンズロード対決に。野崎は今回が4度目のキャッチとなるが、いまだ波女の称号は獲得しておらず。一方、対戦相手のSAKIはこれが2度目の参戦となる。2人は今年(21年)4・1新宿で初シングル。そのときはドローに終わっている。
ロックアップで組み合ったあとエルボー合戦となる。SAKIがボディーブローを放って、アトミックドロップ。ロープに走るも、野崎がカニばさみ。おしゃれキックにつなげる。コーナーに登るも、SAKIが落として場外戦へ。野崎のザキゴエ、低空ドロップキックが決まる。SAKIもブレーンバスターでやり返して、リングに戻る。
SAKIはリバーススプラッシュを敢行。もう一度コーナーに登るも、野崎が追いかけ阻止すると、ビールマンキック、ランニング・ダブルニーアタックでカウント2。ロープに走るも、SAKIがニーリフトで迎え撃ち、ブレーンバスターにつなげる。

今度はSAKIがロープに走る。これを野崎がビッグブーツで迎撃すると、SAKIもビッグブーツでやり返す。すぐに野崎は顔面へのビールマンキック、ノアールランサーでカウント2。
5分経過。走る野崎にSAKIがファルコンアロー。キックアウトした野崎がドラゴンスリーパーで捕獲する。なんとか耐えるSAKI。続くフロントキックはカウント2。野崎もやり返す。ラリーとなり、野崎がショートレンジのノアールランサー・ハイ。もう一発狙うが、これはSAKIがかわして、ランニング・ブレーンバスターでやり返す。
ダブルダウンが宣告されるなか、先に立ち上がったSAKIがコーナーへ。野崎が追いかけ雪崩式ブレーンバスターで投げ落とす。野崎がコーナーに向かうと、今度はSAKIが雪崩式ブレーンバスターでやり返す。そしてビッグブーツで追い打ち。キックアウトされるとランニング・ブレーンバスターを敢行する。
キックアウトした野崎がスリーパーで捕獲。そのままドルミルへ。なんとかSAKIがロープ。ケンカキック2連発で追い打ちをかける野崎。続けざまにビッグブーツで飛び込むが、かわしたSAKIが丸め込む。カウント2。

すぐ走るも、野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ。返されると、野崎がダメ押しのノアールランサー・ハイの3連発で仕留めた。
◎エンディング
試合後、野崎がマイクを取る。

野崎「2年ぶりの、12回目の開催となりました。CATCH THE WAVE初戦、勝ち点2ゲットしましたー! まさか初戦からSAKIちゃんとやるとは思ってなくて、4月1日、同じ会場でやったときは15分ドローだったから、何がなんでも勝たなきゃっていう思いが、SAKIちゃんにもあったように、今日4月1日よりメチャクチャ、ダメージ残っています。でも、SAKIちゃん! まだまだ初戦私、勝ったから勝ち点次第でもう1回あるかもしれないから、準備しといてね。そして、2年前、キャッチの決勝で、私、この会場でムチャクチャを悔しい経験をしました。2年前のキャッチの決勝、絶対忘れなくて、思い出すだけで後悔して、その悔しさを今回のキャッチで、すべて最高の思い出に塗り替えたいと思うので、みなさん応援よろしくお願いします! ということで、キャッチ中、みんながライバルということで、リングに上がったりとかは誰もせず、私1人で締めさせていただきたいと思います。みなさん準備はいいですか? いいですか? オッケー、行きます。これが、waveだーーー! ありがとうございました」
◎野崎バックステージ
野崎「ありがとうございます。さっきリング上で言った通り、2年前のキャッチの悔しさ、まぁ、メンバーぜんぜん違うんですけど、あの悔しさを、屈辱を塗り替えるには、今回、波女になるしかないと思ってるので、初戦、ほんとちょっと何度も危ない部分ありましたけど、無事、勝ち点2、2ですよね? とることができて、とりあえずいまよかったなという気持ちですね」
2021.05.28

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~優勝決定戦』

◎前説
野中美智子リングアナと、蕨限定スペシャルゲストの野崎渚が前説。ヤングブロック最終戦の見どころを紹介しながら、6・1新宿で開幕する本戦の公式ルールについても改めて発表した
1、ヤングwave(20分1本勝負)
○大空ちえ&柳川澄樺&宝山愛(8分1秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)塚田しずく●&稲葉ともか&三浦亜美

第1試合は、ヤングブロック公式戦を終了した6選手が6人タッグマッチで激突。今大会での優勝決定戦を控えている稲葉ともか、Bブロック代表の可能性を残す大空ちえも名を連ねての試合となった。
先発は塚田と宝山でスタートとなる。ロックアップで押し合う。塚田が制するが、宝山が体勢を入れ替え小刻みエルボー。塚田もやり返す。今度は宝山が首投げ。ロープに走るも、塚田がドロップダウン。これを側転でかわした宝山がドロップキックをお見舞い。
柳川が出て行き首投げ、ボディースラム。そしてトレイン攻撃につなげる。カウント2。続く大空はボディースラムを2発放って、宝山に戻す。

宝山は塚田に小刻みエルボー、ボディースラムでカバーする。カウント2。ロープに飛ばすも、塚田がドロップキックで迎撃し、ようやく三浦と交代。
逆襲に出る三浦は宝山→柳川→大空に豪快なショルダータックル。改めて宝山をボディースラムで叩きつける。

宝山もクロスボディーでやり返すと、続く柳川がドロップキック、フェースクラッシャー、鎌固めで反撃。すかさず稲葉がカットに入る。ならばと走る柳川に三浦がボディーアタック。ボディースラムでお返し。アルゼンチン・バックブリーカーで捕獲する。これは大空がストンピングでカット。
続いて柳川が三浦をコーナホイップするも、反動を利用した三浦がショルダータックルでやり返す。
かわった稲葉が柳川にアンクルホールド。ブレイクされると、ストンピングを連発。ロープに走る稲葉だったが、柳川がカウンターのスピンキック。大空がボディースラムで続く。すぐに走るも、稲葉がカウンターの正拳突き。ボディースラムで叩きつける。
塚田が出て行き、大空にドロップキックを連発していく。カウント2。ボディースラムもカウント2。走る塚田に大空がカウンターのドロップキック。これで流れが変わり、セカンドからのドロップキックでカウント2。フィッシャーマンSHは三浦&稲葉が一斉にカットに入る。ならばと宝山&柳川も出て行き、三浦&稲葉を排除。塚田を孤立させると、大空が改めてフィッシャーマンSHを放ち、3カウントを奪った。
2、 CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<3点>(2−1)月山和香<3点>
①○Yappy(4分12秒、体固め)月山●
※ファイナルカット
②○Yappy(6分44秒、体固め)月山●
※ウエストランド
③○月山(7分55秒、回転エビ固め)Yappy●

Bブロックは現在、大空ちえが4点でトップ。この試合の結果でBブロックの代表が決まる。大空に並ぶにはYappyは最低でも3点以上、月山和香は2点以上が必要となる。
握手はなし。ゴングと同時に仕掛けたのはYappy。豪快なショルダータックルを連発し、スタートダッシュをかける。だが、カウント2止まり。すぐにロープに走るも、月山がドロップキック。カウント2。さらにドロップキック4連発でやり返す。カウント2。ならばとクロスボディーを放つが、Yappyがキャッチしバックブリーカーに切り返す。そして、変形キャメルクラッチへ。
耐えられると、串刺しボディーアタック、ギロチンドロップを投下。寸前でかわした月山が低空ドロップキック、フットスタンプを連発する。

これを凌いだYappyはフォアアームで反撃。走るYappyに月山がスクールボーイ。キックアウトされると低空ドロップキック。ボディースラムで持ち上げるも、Yappyが体を浴びせてカバーする。
キックアウトされるとヒップドロップ3連発につなげるYappy。カウント2。ならばとファイナルカットで3カウントを奪った。

先制を許した月山だったが、パロスペシャルで巻き返しにかかる。なんとかYappyがロープに逃れると、月山がドロップキックで追い打ちをかける。だが、カウント2止まり。


一方、Yappyは串刺し攻撃を狙うが、月山が迎撃。Yappyもブロンコバスター応戦する。ギロチンドロップを返されるとウエストランド(エアプレーンスピンから前方に叩きつける技)で3カウント。
3点目を狙うYappyは、セカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを狙うが、月山がスクールボーイに切り返す。何度も繰り出していくが、いずれもカウント2止まり。Yappyがファイアーマンキャリーで担ぐも、これを回転エビ固めに切り返した月山が押さえ込んで、3カウント。

試合が続き、焦るYappyがボディースラムからギロチンドロップ。串刺し攻撃を狙うが、かわした月山がパロスペシャルで捕獲する。苦悶の表情を浮かべながらもYappyは後ろに倒れてなんとか脱出。

残り30秒から月山は丸め込みを連発。最後まで攻めの姿勢を貫いたが、10分が終了した。この結果、両者ともに合計3点でリーグ戦を終了。Bブロック代表は大空に決定した。
◎Yappyバックステージ
――惜しくも1点足りず…。
Yappy「惜しかったですね! あと1点だ。あぁ、でもYappyのせいだったね。最初の柳川さんと試合でYappyは遊びすぎ。ちえさんも遊びすぎ。いまだけ真面目に闘いましたから、あーー、間に合わなかった。あと1点だ。でもね、勉強しました。Yappyはいつも真面目に闘います。大空さん、どこか? おめでとうございました」
◎月山バックステージ
――最終戦お疲れさまでした。目標は2点だったと思うんですが、1点足らず、残念な結果に終わってしまいました。
月山「これがいまの実力だと思います。ありがとうございました」
3、メモリアルwave(20分1本勝負)
○優宇&門倉凛(9分35秒、エビ固め)松屋うの●&桃野美桜
※ラストライド


6月27日に引退する松屋うのがwaveに参戦。2016年デビューの優宇、桃野美桜、門倉凛と同期タッグが組まれた。

桃野&松屋組が奇襲を仕掛けてゴング。桃野が優宇&門倉に串刺しドロップキック、松屋も続くが、かわされ逆にトレイン攻撃の標的に。どさくさに紛れて桃野も参加!? 松屋をロープに張り付け、ファンサービス。
反撃にかかる松屋。ロープに走るも門倉がエプロンから足止め。優宇が走るも、門倉に誤爆してしまう。

桃野vs優宇に移行。優宇は桃野にもショルダータックルをお見舞い。かわった門倉が串刺し攻撃を狙うが、桃野が回転エビ固めに切り返してカウント2。低空ドロップキックを放って、松屋と交代。
ドロップキックで飛び込む松屋だったが、門倉が払い落として低空ドロップキック。セカンドからフットスタンプを投下するが、今度は松屋がかわす。そして、ブラ下がり腕十字、ショルダーアームブリーカーにつなげる松屋。さらに松屋はドロップキック、羽折固めへ。耐えられると、かわった桃野がダイビング・クロスボディー、ドロップキック、低空ドロップキックと波状攻撃。カウント2。フォアアームの打ち合いとなり、門倉がネックブリーカードロップ、顔面ドロップキック、変形ダブルリストアームサルトでカウント2。
優宇が出て行き、桃野に旋回式サイドバスター。セントーンを放つが、寸前で桃野がかわす。攻勢に転じた桃野のミサイルキックはカウント2。もう一度コーナーに登るが門倉が足止め。優宇が追いつくも、桃野はパワーボムを狙う。松屋も加勢にまわるが、これは未遂。なんとか優宇をコーナーから引っぺがし、ダイビング・ボディープレスを投下させる桃野。
続いて松屋が出て行き、大外がりの体勢。踏ん張った優宇が払い腰。松屋も三角締め、腕十字へ。なんとか優宇がロープ。松屋のスピアが決まる。キックアウトされると松屋スペシャルを狙うが、門倉がカット。松屋の大外刈りから松屋&桃野がダブルの体勢。これを優宇がクロスボディーで迎撃していく。

流れが変わり、門倉→優宇のキャノンボールが松屋に決まる。カウント2。優宇がセカンドからのボディープレスを放つも、返されると最後はラストライドでトドメを刺した。
試合後、マイクを握ったのは優宇。

優宇「松屋選手! いや、チャコちゃーん! あっ、プロレス教室のときに『呼んで』って言われたあだ名。一緒に前転したり、まだ受け身ができないときから『一緒にプロレスラーになろう』って言って、お互い違う団体でデビューしたけど、こうやってwaveさんの力でチャコちゃんが引退する前に最初で最後かもしれないこの同期タッグできてよかったです。私はもう少し、まだまだこの女子プロのリングで頑張っていくよ。ケガなく、1カ月後、楽しく引退してください」

門倉「松屋選手、あと1カ月。今日本当に対戦できて、本当にうれしかった。数少ない同期。本当に当たること、なかなかないのでありがとうございました。無事にリング降りてください。応援してます」
桃野「2016年デビュー? 美桜だけ若くて、まあ美桜はまだまだこれからの人だと思ってるから、それに同期というのあまり意識したことなかったけど、今日こうやってwaveさんが機会作ってくれて、松屋うの選手の、心に残ってたらうれしいなと思います。今日はありがとうございました」
松屋「引退を発表してから、引退までがそんなに長くなくて、こうやってwaveさんが他団体の同期デビューの方とタッグを組んでくれて、まさに自分にとってのメモリアルだなと思って、本当にうれしく思いました。本当に優宇さんとはプロレス教室で、先輩なんですけど、先にデビューされて、そのあとも自分もデビューしたくて、場所は違えど、いつか絶対試合をしたいなって本当に思っていたので、なかなか機会がなくて、でも今日、こうやって試合で当たれて、そして思い切りぶつかれてすごくうれしかったです。あの、みなさんに比べて私はちょっと年が、結構アレなんですけれども(苦笑)、でもまあ、プロレスは引退しますけれども、みなさんの今後の活躍、本当に期待して、心から応援してますので本当に今日はありがとうざいました」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
○稲葉ともか(11分24秒、Tロック)大空ちえ●
※稲葉がヤングブロック優勝


5・15新木場で開幕したCATCH THE WAVEヤングブロック。Aブロックは稲葉ともかが同点決定戦のうえ代表枠を獲得。Bブロックは、Yappy、月山の猛追を逃げ切った大空が代表となった。

試合前、握手を求める大空だったが、稲葉は拒否してゴング。慎重に組み合い、グラウンドとなる。大空が腕十字を狙うが、稲葉もガード。
リストロックの取り合いから稲葉がヘッドロック。グラウンドとなるも、すぐに距離を取る大空。

改めてロックアップ。稲葉が押し込み、大空の頭をなでなで。大空が押し返し、小刻みエルボー。ドロップキック3連発につなげる。カウント2。そしてロープを使ったパロスペシャルへ。張り付けドロップキックでカウント2。
稲葉も足攻めで反撃にかかる。ロープに飛ばすも、大空がぶら下がり腕十字へ。リング内に移ってワキ固めで捕獲する。耐えられると大空が小刻みにフォアアーム。稲葉もやり返していく。走る大空に、稲葉がカニばさみ。そしてアンクルホールドへ。足攻めで流れを変える稲葉。なんとか大空がロープ。
走る稲葉に大空がジャンピング・ショルダーアタック。コーナーホイップするが、稲葉が切り返す。だが、大空もセカンドロープに飛び乗りドロップキックでカウント2。飛びつき回転エビ固めでカウント2。

稲葉はアンクルホールドで形勢逆転。大空がロープ。稲葉は正拳からヒザ十字へ。再びアンクルホールドに移行する稲葉。そこからTロックに移行し、ギブアップを奪った。
◎エンディング
ヤングブロック表彰式がおこなわれ、スーツ姿の桜花由美社長がリングへ。

桜花「賞金を渡す前に、まず一つ、いまからヤングブロック、15日からはじまったリーグ戦の中のベストバウトを発表しようと思います。なので呼ばれた選手はリングに上がってください。ヤングのリーグ戦の全試合の中で技ではなく、勝ちに一番こだわる、一番泥臭く、一番必死さが伝わる、感動した試合です。5月18日、ヤングブロックB◎大空ちえvs月山和香。(月山がリングに上がり、大空を支える)ベストバウト賞、おめでとうございます(金一封が渡される)。稲葉ともか選手、小波女、優勝おめでとうございます。優勝賞金となります。本当におめでとうございます」
稲葉「ありがとうございます!(賞金の中身を確認し)本物の50万円だぁ…。この50万円でTAKAみちのく代表においしいご飯を食べさせてあげたいと思います。そして、本戦初戦の広田選手。アナタの空気には飲まれません! 必ずアナタに勝ちます!!」
名前を出された広田がリングに上がる。そして「押忍!」と一言。広田の思わぬ切り返しに戸惑う稲葉だったが、「本戦、めざすは優勝。そして波女の称号。そして賞金を100万円を手に入れます。本戦も優勝するのはこの稲葉ともかなんで、応援よろしくお願いします!」と力強く宣言した。
記念撮影がおこなわれたあと、改めて稲葉が「自分事ではありますが、明日、自分は後楽園ホールにて大事な試合があります。このいい波に乗った勢いで、鈴木みのる選手に挑みます。応援よろしくお願いします! 本日はご来場いただき、ありがとうございました。一撃必殺ともか蹴り。押忍!」と大会を締めくくった。
◎稲葉バックステージ
――おめでとうございます。いかがでしたか、大空選手は?
稲葉「そうですね、当日、今日相手が決まったのでギリギリまで相手は誰なのかなってすごく楽しみにしてたんですけど、大空ちえ選手…いや気持ちが強いですね。勝ちたいという気持ちが強く伝わってきて、ちょっと危なかったかなって思うシーンもあったんですけど、勝ったのは自分なので」

――リーグ戦を通して、本戦での優勝まで口にしていたのは稲葉選手だったんですが、有言実行できたいまの気持ちは?

稲葉「そうですね。ヤングブロックといっても、キャリア変わらないですけど、自分はこのヤングブロックの中で、誰よりも一番、経験してると思うので、ヤングブロックですけど、気持ちはヤングでもなかったかもしれません。もう勝つのは当たり前、決勝行くのも当たり前、ヤングブロック優勝するのも当たり前ってずっとはじまる前から言っていて、目指すは本戦優勝なので、またこれは有言実行したいと思います」

――ヤングの中では蹴りを使わなかったが、本戦ではどうする?

稲葉「そうですね…。使うつもりもないと言いたいのですが、相手は先輩方、キャリアが何年の先輩方ばかりなので、そうも言ってはられないかもしれませんが、なるべくは蹴りを使わず勝ちたいと思います」

――初戦は広田選手ですが、改めていかがですか。
稲葉「そうですね、広田選手の試合を何回か見てきましたが、すごい空気じゃないですか。ちょっと正直、苦手だなっていう思いはありますが、あの空気には飲まれず、自分のスタイル、JUST TAP OUTのスタイルを貫いて勝ちたいと思います」