2020.03.11

「KEEP SMILE SHINKIBA」

●オープニング
大会に先立ち、出場全選手がリングサイドを取り囲む。2011年3月11日に発生した東日本大震災で亡くなられた方へ1分間の黙祷を捧げた。
続いて、今大会でおこなわれるwave対マーベラスの遺恨なき団体対抗戦の抽選会へ。第1弾はマーベラス2・24新木場で開催され、勝ち抜き方式でおこなわれたが、今回は勝ち抜きではなく、5VS5のシングルマッチでの対戦となる。

チェーンを引き合った結果、組み合わせは桜花由美VS星月芽依、旧姓・広田エリザベスさくらVSMasha Slamovich、HIRO’eVSMaria、野崎渚VS彩羽匠、宮崎有妃VS渡辺智子に決定。なお試合は10分1本勝負、通常のプロレスルールでおこなわれ、ドローの場合はキャリアの浅い選手の勝利となることがアナウンスされた。
1、ヤングwave(15分1本勝負)
松井珠紗&○梅咲遥(12分15秒、ラ・マヒストラル)進垣リナ&久令愛●


ヤング世代によるタッグマッチで新木場大会がスタート。2018年11月デビューの松井珠紗、2019年3月デビューの梅咲遥がタッグを組み、2018年4月デビューの進垣リナ、2019年8月デビューの久令愛と対戦する。キャリアではほぼ同じの4選手だが、松井、梅咲、久令愛は19歳の同学年。進垣のみ31歳という少しお姉さんな状況だ。この年齢差が試合にも影響してしまうのか!?
試合前、クリーンな握手をかわす4選手。だが、梅咲&松井が進垣に奇襲。早速、トレイン攻撃をお見舞いする。そのまま進垣を捕獲しポーズを決めると、久令愛もドサクサに紛れて19歳トリオでキメポーズ。
松井は進垣に「クソババア!」とドロップキックで追撃。かわった梅咲もボディーシザース、弓矢固めで絞り上げる。

反撃に転じた進垣は「デビュー記念日だったらしいじゃん(梅咲は3月10日デビュー)」と梅咲をロープに張り付けていく。さらに張り付けドロップキックでお返し。カウント2。続く久令愛もドロップキック。再び進垣が出ていきアームブリーカーへ。ワキ固めで捕獲する。
劣勢の梅咲だったが、なんとかしのいで松井と交代。松井は串刺しドロップキック、クロスボディーで反撃に転じると、「ババア、起きろ!」とコーナーへ。進垣が「クソガキ!」と突進すると、飛び降りて回避。低空ボディーアタック、低空ドロップキックにつなげる。

一方、進垣もアームブリーカー、ワキ固めで攻勢。続く久令愛も変形アームブリーカーでプレッシャーをかけてミサイル発射。2発目を狙うが、これは松井がデッドリードライブで回避する。ドロップキックを互いに打ち合ったあと、久令愛がワキ固め。なんとか松井がロープ。
松井はカニばさみで流れを変えると回転足折り固めを狙うが、読んだ久令愛。ならばと松井はブーメランアタックを敢行。久令愛も飛びつき腕十字へ。これは梅咲がカットに入る。

そして、松井&梅咲がドロップキックで久令愛を挟み撃ち。さらにダブルのエルボードロップから松井がフットスタンプでカウント2。かわった梅咲がドロップキック3連発で追撃。ミサイルキックも放つが、カウント2止まり。
エルボー合戦となり、梅咲がドロップキックで仕掛ける。久令愛もショルダータックル3連発で応戦し、キックアウトされるとワキ固めへ。

耐えた梅咲が丸め込みを連発。久令愛もダブルリスト・アームサルトでカウント2。走る久令愛だったが、梅咲がカニばさみからのラ・マヒストラルでクルリ!
●インフォメーション
第1試合が終了したばかりだが、これからノンストップで繰り広げられる対抗戦に向けて、早めの休憩が取られた。休憩明けには二上美紀子会長と野中美智子リングアナによる懐かしのインフォメーションが復活。

二上会長は3月29日にファンクラブイベントを開催すること、また3・21大阪大会の開催を明言。また、その前後の、3・20名古屋、3・22鳥取の開催は、使用する会場の発表により決定することが明かされた(3月16日以降に詳細決定)。
また今大会をLIVE配信できないかわりに、ミックスチャンネルにて二上美紀子会長、長与千種、桃野美桜が独自アカウントで実況配信することがアナウンスされた。
2、10分1本勝負
○桜花由美(9分56秒、エビ固め)星月芽依●
※ビッグブーツ


休憩があけ、いよいよwave軍VSマーベラス軍の対抗戦第2弾が開戦。マーベラス軍、wave軍の順で登場し、対抗戦ムードを演出する。北側ステージでは、長与千種・マーベルカンパニー代表、桃野美桜、二上会長がミックスチャンネルにて実況をはじめている。
円陣を組むマーベラス軍に対抗し、wave軍も円陣を組むが、どこかバラバラした印象。不穏な空気が流れるなか、桜花VS星月のゴングが鳴らされる。
ゴングと同時に星月がドロップキックを連発。受けきった桜花がボディースラムでカバーする。ブリッジで切り抜けた星月がドロップキック。これをかわす桜花。
桜花はカウンターのビッグブーツで形勢逆転。串刺しビッグブーツでお仕置きすると、逆エビ固め、クロスフェースで捕獲する。なんとかロープに逃れた星月だったが、桜花がダブル・ニードロップを投下させ、再び逆エビ固めへ。

これを耐えた星月はドロップキックで反撃開始。ボディースラムをお見舞いし、押さえ込んでいく。いずれもカウント2。すぐさま小刻みエルボーで向かっていく星月だったが、桜花もビッグブーツでお返し。
時間が少なくなるなか、桜花がビッグブーツ。払い落とした星月が丸め込みで勝負に出る。だが、いずれもカウント2止まり。ならばと星月は逆エビ固めへ。
これを桜花が耐えたところで残り1分のコール。焦る星月がドロップキックを放てば、桜花もビッグブーツで応戦。なんとかフォールを取ろうと最後まで諦めない星月だったが、桜花がカカト落としからのダメ押しのビッグブーツで貫録勝ち。残り4秒のなかで、wave軍が1本目を先制した。
3、10分1本勝負
○旧姓・広田エリザベスさくら(9分8秒、ミステリオ・ラナ)Masha Slamovich●


すぐに2本目のゴングが鳴らされ、旧姓・広田エリザベスさくらVSMasha Slamovichの一戦へ。開始早々、リストロックの取りあいとなる。Mashaが技巧派な一面を披露し、主導権を握る。

劣勢を強いられるザベスだったが、Mashaのリープフロッグを失敗に終わらせると、形勢逆転。フェースクラッシャーからロープ渡りへ。調子に乗りすぎて転落してしまったザベスに、Mashaが突進。寸前でかわしたザベスが張り付けボ・ラギノールを敢行する。
5分経過。ここでザベスが高田純次。Mashaがかわし、逆に高田純次。完璧に成功させブレーンバスターにつなげる。エルボー合戦から、今度はザベスがロープに走る。するとザベスが何もないのに転倒。マーベラス勢のせいにしてレフェリーにアピール!?
続いてMashaのチョップ、ザベスのボ・ラギノールが応酬となる。Mashaの回し蹴り、ザベスのボ・ラギノールが決まり、両者ダウン!
先に立ち上がったMashaが二段蹴りでカウント2。丸め込みのラリーを挟んで、Mashaがライガーボムを放つが、ザベスが切り返してカウント2。仕切り直すMashaだったが、ザベスがミステリオ・ラナに切り返して3カウント!
まさかの2連敗を喫し、あとがなくなってしまったマーベラス軍に対して、長与が激怒。「お前らバカ! もう2敗だぞ!」と喝を入れる。そして次の出番となるMariaにと何やらアドバイスを授けた。
4、10分1本勝負
○Maria(時間切れ)HIRO’e●
※規定によりキャリアの浅いMariaの勝利


2敗を喫し、あとがなくなったマーベラス勢。3本目はHIRO’e対Mariaとなる。開始早々、らMariaがスクールボーイ、首固め、逆さ押さえ込みといった丸め込みで速攻決着を狙う。走るMariaにHIRO’eがショルダータックル。ボディースラムを狙うが、Mariaが首固め。これはカウント2。

HIRO’eは逆エビ固めで攻勢。Mariaが耐えるとエルボーのラリーとなる。走るHIRO’eにMariaがドロップキック4連発。キックアウトされるとワキ固めへ。HIRO’eがロープに逃れると、ロープに絡めてアームロックで捕獲する。
走るMariaに、HIRO’eがドロップキックで迎撃。流れが変わり、低空ドロップキック→ブレーンバスターでカウント2。ミサイル2連発もカウント2止まり。

劣勢のMariaだったがカウンターの首固めで流れを変えると、飛びつき変形腕固め。さらに腕十字で捕獲する。これを叩き付けて脱出するHIRO’e。しかしMariaは諦めずにワキ固め。
残り1分となり、HIRO’eがヒロギョプサル、首固めでカウント2。スピアで突進するも、Mariaが切り返していく。バックを取るHIRO’eが強引にジャーマンSHを敢行。Mariaが返したところで時間切れに。規定によりキャリアの若い、Mariaが勝利。マーベラスに貴重な1勝をもたらした。
5、10分1本勝負
○彩羽匠(時間切れ)野崎渚●
※規定によりキャリアの浅い彩羽の勝利


4本目は、現レジーナの野崎と前レジーナの彩羽という注目カードに。マーベラス2・24新木場でも実現したが、そのときはドローに終わっている。

開始早々、激しいエルボー合戦が繰り広げられ、彩羽がランニング・ローキックを放っていく。野崎も早々にドルミル狙い。なんとか彩羽が脱出しサッカーボールキック。正面ドロップキックでカウント2。
続いて彩羽は逆片エビ固めで捕獲。逃げられるとロープに走るも、野崎がビッグブーツで迎撃。フェースバスターからダブル・ニーアタックでカウント2。そしてノアールランサーを敢行する。キックアウトされると、スリーパー狙いの野崎。グラウンドに持ち込むと、ドルミルⅢの体勢へ。なんとか彩羽の足がロープに伸びる。

野崎はビールマンキックで追撃。ビッグブーツを狙うが、かわした彩羽が野崎をエプロンへ。追撃にかかる彩羽を野崎が落として場外戦となる。野崎は会場最上段から彩羽を蹴り落とす。場外カウント19で両者、生還。
残り時間が少なくなるなか、彩羽が高速ブレーンバスター、変形カナディアンバックブリーカーで捕獲。コーナーに登るも、野崎が追いかけ、雪崩式ブレーンバスター。しかし彩羽がすぐに立ち上がりローキック。野崎のビッグブーツ、ノアールランサー・ハイが決まる。ザキゴエもカウント2止まり。
彩羽もイグチボムで流れを変えると、ランニングスリーの体勢。これを回転エビ固めに切り返した野崎がノアールランサ・ハイを連発させたが、前回に引き続き、時間切れに。だが、規定によりキャリアの若い彩羽が勝利となり、マーベラスが2勝目を挙げた。
6、10分1本勝負
○渡辺智子(7分39秒、首固め)宮崎有妃●
※マーベラス軍が3勝2敗で勝利


2対2で迎えた最終決着戦。マーベラス2・24新木場でも同一カードが実現したが、その時は渡辺が丸め込みで勝利を収めている。この試合に勝った方が、対抗戦にも勝利となるだけに、両チーム陣営に熱が入る。解説席の長与もハグで渡辺にエネルギーを注入する。
試合は、ラリアットの相打ちで幕開け。ブーメランアタックを狙う渡辺を、蹴り落とした宮崎。試合そっちのけでセコンドの彩羽を狙いにいく。
リングの上に戻った渡辺はロープに走るも、セコンドのザベスが足をすくって転倒させる。すかさず宮崎が張り付けラリアットで飛び込んで行く。2発目は渡辺も回避。ブーメランアタックで流れを変える。

コーナーに向かう渡辺。宮崎がおいかけリップロックの体勢。渡辺が「お前さ、このご時世だから」と突き落とす。しかし宮崎も諦めずに場外に渡辺を落とすとプランチャの体勢。セコンド勢が「危ない!」と一斉に阻止。
今度は渡辺がトペを狙うが、マーベラス勢も全力で阻止する。その結果、そのまま場外戦へ。場外でラリアットを狙う渡辺。かいくぐった宮崎が彩羽に一直線。ガッチリ抱きしめ、そのまま彩羽をリングに上げると、人質のように羽交い締め。渡辺がラリアットで飛び込むも、これは彩羽に誤爆してしまう。すると宮崎は「匠に何するんだーーー!」と、ジャーマンで渡辺をコーナーに叩き付け、すぐさまムーンサルト・プレスを投下する。
ここで宮崎は目突きからの首固めへ。残り3分となり、外道クラッチを狙うが、切り返す渡辺。カウント2。ならばと渡辺は覚悟のキス攻撃!? 意表を突いた荒技で隙を作ると、すかさず丸め込んで勝利を収めた。この結果、マーベラス勢が3勝2敗で、団体対抗戦は2連勝となった。
●エンディング
歓喜に沸くマーベラス軍だったが、桜花社長のドスの聞いたマイクに静まりかえる。

桜花「おい、コラァ×4! おぅ×4、前回は……(あまりの迫力にマーベラスがざわつく)クソガキ、オラ! うっせー、オラ! 前回のマーベラスでウチ負けて、ギャラもらってないんっすよ。クソヤロー! ギャラ、持っていかれ損じゃねーかよ! ふざけんじゃねー! こんなの納得いくか、オラ! もう1回やれ、もう1回! もう1回やれ!×2」

ザベス「もうよくない?」

桜花「もう1回、やるんだ! もう1回! こんな負けっぱなしじゃ……やれよ、やるんだ! やるんだよ……えーっと、4月26日、仙台! あいてる? あいてる? 行けねーじゃない来いよ!」
彩羽「待ってもらっていいですか? 自分たち勝ったんですよ。あのー、もう1回するというのを言うのなら、負けたんだからもうちょっと誠意をみせてもらわないと。そういう風な言い方はよくないと思います。クソヤローとか、コノヤローとか、バカヤローとか。そういうのね、ウチ、10代多いから。誠意を見せて欲しいです」

ザベス「クソヤローとかダメだよ(2児の母としても桜花を説得するも、土下座を求められる雰囲気に)えっ、ウチらも!?」

桜花「お前ら、waveだろ?(苦笑)私一人じゃダメなんだよ! もう1回、対抗戦やってくださいって。そう、やるの! やりたいの、勝ちたいの! お願いします×2。4月26日、あいてる?(長与が解説席から『あいてます』と一声)お前ら暇だろ? あ、違う。暇ですよね? じゃあ誠意、見せましょ、誠意。いつもの。はい座って。えっと、4月26日の仙台大会で、5対5をやっていただけないでしょうか。よろしくお願い致します!」

彩羽「いいですよ、お願いします(とマーベラス勢も正座で応えた)」

ザベス「桜花さん、いつ暴言はくかわからないんで、私、ちょっと変わりますけど。どうも受けてくださいましてありがとうごじあます。それでは4月26日、日曜日、6時から仙台で。奇しくも3月11日ですね。なので、今日、遺恨なき団体戦だったんですけれども、元気になりましたか? ありがとうございます! こじつけではありますが、今日決まったことなんで、仙台に元気を届けたいと思いまーす! 無理やり成立させたところで…」

桜花「メンバーだけは早く決めておけよ!」

ザベス「メンバー早く決めてください。4月26日、楽しみにしてるからな。マーベラスのみなさんでした!(マーベラス勢が退場)これから締めますので。(Tommyレフェリーに)急きょの6人タッグとかないんで、ありがとうございました(Tommyレフェリーも退場する)負けてしまいましたが、本日は今日という日に……」
桜花「お前、勝手にしめてんじゃねーよ!×2。まだ、だよ。まだ言いたいことあるんだよ、お前にな。お前だよ、お前だよ。悪いことはしてねーよ。してねーけど、言いたいことがあるんだよ。3月20日、来週の名古屋大会でエリザベスやるって言ったよな? スケジュール押さえた選手がいるんです。まあ40歳以上、で、今度は私に有利な人? まあ私の先輩。まあちょっと色付けたら勝たせてくれると思うんですけど」

ザベス「大丈夫? 先輩だからって味方してくれるとは限らないよ? この前のKAORU見たでしょ? ぜんぜん私の味方してなかったじゃん」

桜花「(苦笑)まあ大丈夫。彼女は大丈夫」

ザベス「えっ、誰?(観客の一人が『わかった』と言うと)絶対、ウソだよ。絶対はずれるよ」

桜花「えーっと、その選手はPURE-JのKAZUKI選手。私のJDのときの先輩ですよ。40歳以上。もう押さえたんで、スケジュールは。だけど、3月20日、名古屋大会があるかどうかはまだ微妙(苦笑)」

ザベス「あー確かに、微妙なんです」

桜花「それは会場がね、いま閉館中なので。一応、15日に閉館が解ける予定なんですけれども」

ザベス「実際はわからない」

桜花「わからない。コロナウイルスの」

ザベス「えっ、じゃあどうするの? 20日が……」

桜花「ダメだったら次だよ、次。そうしたら、そこがダメなら、じゃあ、いいね。4・1のリブート」

ザベス「わかりました」

桜花「えっ、何いま。何がわかったの?」

ザベス「スケジュール」

桜花「ちょっと待って。私、まだ(KAZUKIに)聞いてないけどね、4・1、オーケーかどうか。はは。そうだった、聞いてなかった、まだ」

ザベス「大丈夫そうだと」

桜花「大丈夫だと思う。3・20名古屋大会の会場が閉鎖中で使えなかった場合、4・1でKAZUKIさんにオファーします」

ザベス「わかりました。エリザベスですね」

桜花「エリザベス」

ザベス「わかりましたけど、別にそれを普通の口調で言えばいいんじゃないですか?」

桜花「こういうキャラだから」

ザベス「そろそろおしとやかな40代とか。お願いしますよ」

桜花「この業界でおしとやかでいられると思うか? 思わねーだろ!? 大変なんだよ!」

ザベス「苦労はね、声とシワに出るって言いますから。じゃあそれでは、決着もついたところで、今日いろいろ決まりましたね。4月26日、仙台大会での再々団体対抗戦。そして、3月20日名古屋ではエリザベス選手権が広田、桜花、KAZUKIの3WAYでということで、みなさんこんなご時世ではありますが、引き続きwaveを見に来てください。よろしくお願いします! ありがとうございます!」
宮崎「ちょっと待って。野崎、私がいつまでも黙っているわけじゃないの、わかってるよね? 3月21日、高瀬とのベルト、勝って防衛したら4月1日、リブートから1周年。そのベルトかけて平日だけど、そんなのかまわねーよ、別に。どこだっていいんだよ。もし勝ったら、チャンピオンシップやりませんか?」

野崎が「お願いします」と近寄ると、宮崎が担ぎあげる。着地した野崎がビッグブーツで飛び込もうとする。これをwave勢が止めに入る。
ザベス「ね、ね、ね。ホラ、もうアレだから。みんな、こんなご時世だから、そんな争わないで。別にここにトイレットパーパーがあるわけでもないし、マスクが並んでいるわけでもないから。争わないで。ホラホラ持って、落ちてるよ、ベルト。落ちちゃってるよ。ね、仲直り。最近、ウチの子どもが手と手を取って『仲直り、仲直り』っていうのを覚えたので、ちょっとホラ。子供たちが覚えたことなので。いまのところは。じゃあ私が間に入るから。ね? せーの、仲直り×4。仲直りできてよかったね! 皆様、今日という日に集まっていただきまして本当にありがとうございます。さっきも言ったように、いろんなことが決まりました。こんなご時世ですが、waveはやれる限りプロレスを続けていきますので、こんな時こそ皆様との絆が深くなることを知っています。安倍政権、こんなピンチをくれてどうもありがとう、という気分です。みなさんいまこそ絆をガッチリ深くしましましょう。いいですか! ありがとうございます。それでは最後の締め、『これがwaveだ!』で締めたいと思います。よいですか? 今日バックミュージックがないので、なんかちょっとシーンてな感じですが、それを感じさせないくらい、高揚したオー!でよろしくお願いいたしますよ。わかりましたか? 今日のwaveも最高だったかー! コロナに負けるなよー! プロレス見ろよー! これがー、waveだーーーッ!」
●バックステージ(wave軍)
——2連敗となったが?
桜花「ちょっと悔しいです…!」

ザベス「絶対ルールがダメなんですよ! ウチはそんなに若手いないじゃないですか!」

桜花「KAORUさんが入った時点で決めたルールだから…」

ザベス「まあ、終わったことなんで! ね! でも、今日HIRO'eがもうちょっと頑張ればさ…」

桜花「そうだよ。HIRO’eが勝ってたらあそこで…」

ザベス「まあ終わったことなんでね!」

桜花「そうだね。今度、4月26日の仙台でもう1回リベンジ、今度は勝ちましょうね!」

ザベス「本当に! 私は勝ったけど、HIRO’eがもうちょっと頑張ればよかったんじゃないですか…まあ終わったことなんで、まあ」

HIRO'e「たまに勝ったからって!」

ザベス「ハハ、うるさいな! 何回まわかったかわからなくなって。もう終わったことなんで」

桜花「3度目の正直だ! 本当に勝ちましょう。もしこれで勝てなかったらみんなのギャラなしです!」

野崎「えっ、もー、また勝手に決めるー」

ザベス「えっ!?」

宮崎「それは…」

ザベス「すぐお金のこと出してくるー。私はお金のためにプロレスやってるわけじゃありません!」

HIRO’e「そうだ、そうだ」

ザベス「お金は大事ですけど」

桜花「とりあえず次こそ、仙台で、今日は3・11で東日本大震災の日でしたけど、その日にやって負けて、4月26日の仙台でみなさんに笑顔を届けられたらなと思っています」
●バックステージ(マーベラス軍)
彩羽「最初やばかったですね」

渡辺「ちょっとね」

彩羽「最初の2本。あれ? 2本の人、手を挙げて、ワン(星月)、ツー(Masha)。ちょっとね−、負けが続いて、ちょっとどうなるかと思ったんですけど、そうとうプレッシャーですね」

——次は仙台で?
彩羽「仙台ね。まさかこの対抗戦というものをこんなに3連発もしていいのかっていう気持ちもありますけど、やっぱりwaveさんも見せてないところいっぱいあるでしょうし、まあ自分たちもやってて楽しいですもんね」

渡辺「うん、楽しかった。いつも楽しいと思ってるし、でも、やっぱね、今日こういう時期に興行をやるwaveさん、いろんな意味で覚悟を持って、で、こうやってお客さんも来てくれているわけじゃないですか。そういう大会に私たち出させてもらって、すごい感謝してるし、勝ったからうんぬんではなくて、またお願いしますって言ってくださるのであれば、喜んでいきますよっていうことですよね。私たちはどこにでも行くんで」

彩羽「誠意を見せてくれたらの話ですよ。あの桜花さんの言い方は。あれはよくない」

渡辺「あと宮崎選手? 匠ばっかり」

彩羽「そこさえ自分は当たらなければ、ぜんぜん」

渡辺「鎖とか付けておいたほうがいいよね(笑)」

彩羽「(スマホで映像を撮っている桃野に)どうしたんですか、桃野さん、質問ですか?」

桃野「自分は見てて、勝った試合って1試合しかなくないですかっていう(苦笑)」

彩羽「えっ!?」

桃野「引き分けで、まあルール上、勝ったと思ったんですけど」

彩羽「なんだよ、イチャモンかよ」

渡辺「イチャモンかよ、お前」

桃野「どうなのかな?って思いました」

彩羽「それはもちろん勝ったほうが気持ちいいですよね。でも、今回のルールで勝ちは勝ちなので、次はね」

渡辺「前回の5人と、KAORU選手ケガしちゃって、Mariaになったけど、みんなさリングサイドでそれぞれの選手の試合を見てるわけじゃん。だからさ、すべて見られてるからさ、誰と当たるのも怖いわけよ」

彩羽「智子さんの時代の対抗戦はどうだったんですか? 自分、スゲー気になったんですけど」

渡辺「話、長くなる(笑)。知ってる方も多いと思いますけど」

彩羽「なんかこういう雰囲気とはまた違う感じじゃないですか?」

渡辺「笑いはいっさいない。それでファンの人同士がケンカしちゃう。電車がなくなる。そうですよね!? もうすごかったです。でも、いいと思う、こういう方が。こういうときに、みんなが元気がないときに笑い飛ばすっていうか」

彩羽「笑いを提供というか、明るい対抗戦というか」

渡辺「笑いを提供というか、ウチの試合だけ笑いを提供してた感じ? ああ、でも広田選手もね、ねえ」

桃野「Masha凄かったです。対応してました」

渡辺「Masha凄いよね! Masha素晴らしい」

桃野「ユー・ノウ? 高田純次」

Masha「ファースト・タイム・トーデイ」

渡辺「スゴいねー」

彩羽「まあとりあえず、本当にマーベラス軍2連勝ということで、3回目も、これラストになると思うんですけど、しっかりあと1本も勝って、マーベラスここにありというものを、どこのリングでも見せていけるように頑張りたいと思いますので、みなさん応援よろしくお願いします」

渡辺「2度あることは3度ある、だからね」

彩羽「向こうは三度目の正直とか言ってると思うんで」

渡辺「言ってた?(とマスコミに確認)言ってなかった?」

彩羽「とくに? そっか(笑)。じゃあ、まあはい。見せつけます」

渡辺「応援してください」
2020.03.01

『NAMI☆1~Mar.~’20』

◎オープニング
大会に先立ち、レジーナ・野崎渚が挨拶。

野崎「ハイ、みなさん、こんにちは! 新型コロナウイルスの影響でいろんなイベントごとが自粛している中の開催となりましたが、たくさん……じゃないか、ご来場ありがとうございます。本当にありがとうございます! そして、マスクの着用もありがとうございます。息苦しいと思いますが、引き続き、ご観戦時もマスクの着用のご協力よろしくお願い致します。本日はNAMI☆1(ナミイチ)です。動画10秒OKな日なので、選手のあんな動きや、こんな動きをバシバシ撮って、ハッシュタグ、#waveproを付けてSNSへの投稿よろしくお願いします。(広田が前説で言っていたことを伝えると)あ、ありがとうございます。いつも、いつも(苦笑)。そうですよね、そうですよね。何回でも言います。動画10秒OKです×3。それでは全5試合、熱い闘いをお見せ致します。みなさん、ご声援よろしくお願い致します!」
1、ヤングwave(10分1本勝負)
○響(6分26秒、ジャックナイフエビ固め)梅咲遥●


3月のNAMI☆1興行は、ディアナとマーベラスの未来エース対決でスタート。

2人とも元気よく「お願いします!」と握手をかわしてゴング。組み合ったあと、梅咲がコーナーに押し込みエルボー弾。続いてリストロック、トーホールド、ボディースラムを巡った主導権争いへ。
しかし、パワーでまさる響がボディースラムで叩き付けると、串刺しスピアを敢行。ここからエルボー合戦となる。

ロープに走る響。だが、梅咲が追走してのドロップキック、低空ドロップキック、ボディースラムでお返し。セカンドロープからのドロップキックで追撃。さらにミサイルキックを発射させる。カウント2。
残り5分。コーナーに登る響を落とした梅咲。ロープに走るが、響がカウンターのラリアット、ショートレンジラリアットでカバーするも、梅咲が切り返しカウント2。響のスピアも切り返す梅咲。丸め込みの応酬となるも、いずれもカウント2止まり。だが、最終的に響がジャックナイフエビ固めでクルリ! 意表を突いた丸め込みで引き出しの多さを見せつけた。
2、メモリアルwave COUNTDOWN LONG BEACH・168日(15分1本勝負)
○HIRO’e(10分52秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)有田ひめか●


8・16後楽園で引退するHIRO’eがアクトレスガールズの有田ひめかとカウントダウンマッチをおこなった。おそらくこれが2人にとって最後のシングル対決となる。

試合は、まずは有田が押し込みクリーンブレイク。グラウンドに持ち込んだHIRO’eがヘッドロック→フロントネックロックで捕獲する。
これを耐える有田に、HIRO’eがヘアホイップ。コーナー下に追い込み踏みつける。有田も反撃に転じると、逆エビ固めへ。ロープに逃れるHIRO’e。すかさず有田がランニング・ニーで追撃する。
HIRO’eもチャーシューで流れを変えると、低空ドロップキックをお見舞い。ブレーンバスターを放つとミサイル発射。さらに串刺し攻撃を狙うが、キャッチした有田がパワーボムの体勢。HIRO’eはウラカンラナに切り返そうとするも、踏ん張った有田が逆片エビ固めへ。さらにアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲する有田。そして、後頭部へのランニング・ニー、正面からのランニング・ニーでカウント2。
有田のパワーに押され気味のHIRO’eだったが、有田のランニング・ニーを払って攻守を入れ替えると、ヒロギョプサルへ。カウント2。すぐに走るHIRO’eに有田がラリアット。ジャンピング・ニーでカウント2。

追撃にかかる有田に、スピアで突っ込むHIRO’e。これで流れを変えると、もう一発スピアを叩き込む。そしてバックドロップを敢行。キックアウトされるとジャーマンSHにつなげて、先輩の意地をみせつけた。
3、チャレンジwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&優宇(15分40秒、片エビ固め)関口翔&松井珠紗●
※ムーンサルト・プレス


林亜佑美の体調不良により、急きょアクトレスガールズの関口翔が参戦することになった第3試合。このところ豪快なパワー殺法でリングの板を浮かせまくっている宮崎有妃&優宇への特別ルールとして、リングの板を浮かせた場合、関口&松井組が勝利となるという、いかにもwaveらしいペナルティーが科せられた。

早々に宮崎を捕獲するアクトレスガールズ。宮崎をセカンドロープに乗せると、力を合わせてマットに叩き付ける。板はセーフ。すぐさまツープラトンのブレーンバスターを狙うアクトレスガールズ。これは優宇が助けに入り、逆に宮崎&優宇がブレーンバスターを敢行する。豪快な音が鳴り響くも、これもセーフ。
宮崎は「優宇ちゃん、そっとね」とチェンジ。優宇VS松井に移り、優宇が串刺しエルボー。松井はなんとか切り抜け、関口とタッチ。

戦況は優宇VS関口に移行する。関口がショルダータックルを放つが、倒れない優宇。攻勢に転じた優宇がエルボードロップを投下させる。豪快なバンプだったが、板はセーフ。
続いて宮崎が出ていき、関口に対してリップロック狙い。しかし「コロナ問題とかあるから、やめます」と作戦変更。関口はドロップキック6連発で宮崎にバンプを取らせる。カウント2。リング板もセーフ。

ならばと関口はワキ固め。耐えきった宮崎がラリアットで反撃にかかる。カウント2。ファイアーマンキャリーで担ぐも、関口がフロントネックロックへ。これを宮崎がブレーンバスターに切り返す。すぐにコーナーに向かうも、優宇が「試合序盤なので」と止めに入る。作戦変更の宮崎はビッグヒップを敢行。

かわった優宇は、関口にダブルチョップ。エルボー合戦を挟んで、逆水平チョップをお見舞いする。

一方、関口は2発目の逆水平チョップを両腕でガードし、フロントネックロックで捕獲。耐えられると、ロープに走る関口。これを優宇が旋回式サイドバスターに切り返す。すぐにセントーンを狙うが、関口もかわす。豪快に自滅する優宇だったが、板はセーフ。

ブーメランアタックで追撃する関口。かわった松井がドロップキックにつなげる。4発放つも、優宇は倒れず。ならばとクロスボディー!
これをキャッチした優宇が旋回式スラムで叩き付ける。ここで宮崎&優宇はサンドイッチ攻撃を狙うが、かわした松井が優宇にスイングDDT、ドロップキック、セカンドからのフットスタンプでカウント2。

しのいだ優宇も反撃に転じてキャノンボール。コーナーに向かうも、関口が足止め。アクトレスガールズは協力してのデッドリードライブ。それでもリング板はセーフ。
追撃にかかる松井に優宇が払い腰を放って宮崎と交代する。宮崎は松井に張り付けラリアット。ファイアーマンキャリーで担ぐも、松井が卍固めに切り返す。

しかし、宮崎も再び担ぎ直し、えびす落としでカウント2。ムーンサルト・プレスを投下するが、これは自滅。リング板はセーフだったが、すかさず松井が卍固め。低空ボディーアタック。セカンドからのクロスボディーでカウント2。

ならばと宮崎はビッグヒップから「カメラの準備はいいか!」と松井に恥ずかし固めの体勢。これは関口がカット。松井が19歳であることを知らされ、自粛する宮崎。

これで流れが変わり、アクトレスガールズが宮崎に変形バックドロップを敢行。すかさず松井がフィッシャーマンSH、ミサイルキックにつなげる。
すぐに立ち上がった宮崎がラリアットでカバーするも、これは関口がカット。宮崎&優宇はアクトレスガールズをサンドイッチで圧殺すると、松井を孤立させ、まずは優宇がセカンドからのボディープレスを投下。すぐさま宮崎がムーンサルト・プレスと畳みかけ、貫録勝ち!

試合後、Tommyレフェリーがリングを念入りにチェック。リング板が外れてないことを確認し、改めて宮崎&優宇の勝利を告げた。
4、スクランブルwave(20分1本勝負)
△野崎渚&彩羽匠(時間切れ引き分け)朱里&高瀬みゆき△

昨年の12・1新木場でおこなわれたNEXTトーナメント決勝後、野崎渚は「今度、闘うときはお互いチャンピオン同士で闘いましょう」と、高瀬みゆきと約束。その実現のため、野崎は2・23新木場で高瀬を次期挑戦者に指名したのだが……、高瀬は自身の持つAWG王座への挑戦を要求。野崎も一歩も引かなかったため、ひとまずBeginning3・15新木場で高瀬のAWG王座に野崎が挑戦し、wave3・21大阪で野崎のレジーナに高瀬が挑戦することとなった。野崎のパートナーは前レジーナの彩羽匠。そして、高瀬のパートナーはレジーナに興味を示す、売れっ子の朱里だ。

まずは高瀬が先発し、野崎を挑発。しかし彩羽が対峙し、緊張感のある読み合いの攻防。続いて、野崎VS朱里へ。朱里が腕を取りに行くと、慌てて野崎がロープ。これを妨害する高瀬に、野崎が怒りをブチまける。そして顔面バン!からの場外戦へ。
攻守が入れ替わり、朱里が野崎にサッカーボールキック。カウント2。高瀬が出ていくと2対2のブレーンバスターのかけあいとなる。野崎&彩羽が制すると、彩羽が続投。ローキック、低空ドロップキックにつなげる。
さらに串刺し攻撃を狙う彩羽だったが、かわした高瀬がチョップでお返し。彩羽も逆水平チョップで応戦する。ならばと高瀬は串刺しラリアット、セカンドロープからのジャンピング・エルボー弾でカウント2。すぐに走るも、バックを取った彩羽が攻守を入れかえ、ニールキック。パワーボムの体勢。
これを高瀬が水車落としに切り返す。そしてショートレンジのラリアット。一方、彩羽はキックのコンビネーションから走るも、高瀬がパワースラムに切り返し、朱里と交代。

朱里は彩羽にローキックを連発。10分経過。さらに野崎をバッククラッカーで排除すると、彩羽に串刺しラリアットを狙う。寸前でかわされると、ブラ下がり腕十字へ。さらに腕十字からの腕固めで捕獲。なんとか逃げる彩羽。

すぐにロープに走る朱里にカウンターのトラースキックを見舞った彩羽。ローキックの打ち合いとなり、朱里が攻勢。なんとか受け止めた彩羽がストンピングでやり返す。
続いて野崎が出ていき、朱里に串刺しビッグブーツ。変形串刺しビッグブーツ、張り付けビッグブーツと波状攻撃。さらに彩羽とおしゃれキックとローキックの競演で魅せる。
朱里もハーフハッチでやり返すと、今度は朱里のミドルキック、野崎のビッグブーツがラリーとなる。かわった高瀬が野崎にミサイル発射。そしてチョップとエルボーを交互に放っていき、張り付けラリアット。ショートレンジラリアットでカウント2。

残り3分から、野崎がドルミルⅡへ。これは朱里がカット。ビールマンキック、ビッグブーツで追撃する野崎。劣勢の高瀬だったが、朱里のキックを挟んで、ツイスターを敢行。すぐさまヘッドバットを放つと、朱里がチンクラッシャーでアシストする。すかさず高瀬がラリアットで飛び込んで行く。さらにはカミカゼ、セカンドからのギロチンドロップでカウント2。コーナーに向かうも、彩羽が足止め。
雪崩式を狙う野崎。彩羽が助っ人に加わり、合体式を敢行。間髪入れずに彩羽が低空ドロップキックを放つと、野崎が蒼魔刀へ。カウント2。ノアールランサーもカウント2止まり。ならばとノアールランサー・ハイを放ったが、ここで時間切れとなった。

試合後、野崎と高瀬はお互いのベルトを持ってにらみ合う。レジーナを巡り、動き出したタイトル戦線。今後に注目だ。
5、WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○旧姓・広田エリザベスさくら(15分1秒、サクラライト)桜花由美●<挑戦者>
※もう1人はKAORU。第3代王者が初防衛に成功


桜花由美の職権乱用とも言える強引な挑戦アピール(2・23新木場)により決まった今回のWWWD世界エリザベス選手権試合。王者の旧姓・広田エリザベスさくらにとってはこれが初防衛戦となる。“ザベス”バージョンのポートレートの販売、新調したガウンをもう少し使いたい、などの諸事情を抱えた広田はなんとしてでも勝ちたいところ。そんな広田が自分の味方をしてくれそうな挑戦者として、選んだのがマーベラスのKAORUだった。
試合前、広田はベルトとともに、「ザベス」の称号も一時、返還。そして、KAORUにスペシャルなアメを進呈する。さらには「KAORUさん、今回、ありがとうございます。いま、私があるのも、KAORUさんが基礎、基本、礼儀を教えていただいたから、いまがあると思います。今日はともに闘いましょう!」と褒めちぎる。
KAORUが気を許したところでガットショットをお見舞いする広田。開始早々、40歳オーバーのレスラーたちが必死になってスクールボーイを掛け合うシ烈な攻防が繰り広げられる。思わず広田は「求めているのは、こういうスピード感じゃないと思います」と、試合を止める。するとKAORUも「アンタ40代でしょ? 私とTommyさんなんて……」と抗議すると、広田は「最後まで言わなくていいです。私たちで頑張ってるんで、休んでいただいて」と広田VS桜花で試合を再開させる。

すると、KAORUは自コーナーに戻り、エナジー補給。だが、「足りない」と2本目をセコンドに要求。それでも年齢的に足りないのか、3本目も飲み干すKAORU。そして4本目はTommyレフェリーに進呈。それでも足りないKAORUは5本目を手に取り、Tommyレフェリーと半分にわけてようやく復活!
その間、新人レスラーのような攻防を繰り広げる広田と桜花。気付いた広田は「何、飲んでいるんですかっ! 私たちが新人のような攻防をやっている間に!!」と抗議するも、KAORUが年齢を持ち出すと、引き下がる広田。

改めてインディアンデスロックを桜花に極める広田。そこにビッグブーツで飛び込むKAORU。さらにKAORUは広田をハーフデスクで強打。ハーフデスクの上へのブレーンバスターを敢行。桜花にも狙うが、これは未遂。逆に桜花の串刺しビッグブーツが決まる。
桜花とKAORUの攻防の間に挟まれる広田。桜花&KAORUで広田にブレーンバスターを狙うが、DDTに切り返した広田がフェースクラッシャー。そして、2人の上を飛びこえ高田純次へ。

自滅に終わると、広田は高田純次をKAORU&桜花に譲るとみせかけて、年齢オーバーを理由に阻止。「ここにはババアしかいねーのかぁー!」と嘆くと、Tommyレフェリーも敵にまわしてしまう。
堂々と共闘路線を敷くKAORU&桜花。広田をロープに振るも、広田がトペ・レベルサ。ならばとKAORU&桜花はツープラトンのブレーンバスター。さらにKAORUが桜花をブレーンバスターで広田の上に投下する。すぐにコーナーに登るKAORU。

広田が追いかけ、パワーボムの体勢。叩き付ける前に横たわる桜花に躓いてしまう。それでも広田が攻勢を維持。KAORUにときめきメモリアルを狙うも「ちょっと待って、コロナ……。宮崎さん、どうしました?」とセコンドの宮崎に尋ねる。宮崎が自粛したことを伝えると、広田も自粛。そして、桜花&KAORUにもボ・ラギノールを決めてトペ・スイシーダで追撃する。

リングに戻った広田はロープ渡りからKAORU&桜花をまとめてホイップ。さらにボ・ラギノールを突き刺しジャックナイフでカウント2。
一方、KAORUもケンカキックを叩き込むと垂直落下ブレーンバスターで反撃。ここで桜花がKAORUを裏切りビッグブーツ、バックドロップでカウント2。ネックハンギングボムを狙うが、KAORUがウラカンラナに切り返す。これは広田がカット。広田も桜花にウラカンラナ。さらにKAORUには619→シャイニング・ウィザードを放つが、桜花がカット。
広田対桜花となり、広田のへなーらサンセット、桜花のタイガー・スープレックスの攻防となる。競り勝った広田がへなーらサンセットを敢行するも、KAORUがカット。KAORUのエクスカリバーは桜花がカット。桜花の垂直落下ブレーンバスターはKAORUがカットする。

今度はKAORUと桜花が言い争いながらのビッグブーツ合戦を展開。その背後から広田がKAORUにボ・ラギノール、桜花のビッグブーツを呼び込み、横取りカバーする。カウント2。広田のふらふらどーんもカウント2止まり。ここで桜花はKAORUに「(広田を)持ってろ!」と指示を出す。ビッグブーツで飛び込むも、寸前でかわされ、KAORUにヒット。このチャンスに広田がサクラライトで桜花から3カウントを奪った。
◎エンディング
桜花「おい広田! KAORU、なんで持ってなかった、お前は! お前が持ってたら勝てたのに、アタシ。ふざけんじゃねーよ!! 今日ベルト、巻く予定だったんだよ。うるせー、うるせー、うるせぇ! 今日、巻けなかったから、3月11日はマーベラスとの対抗戦あるし、次の段取り……。こっちの会場の流れが変わってくるわけ。3月20日、名古屋。そこでね、40代(レスラー)のスケジュールは押さえてあるから。もう押さえてあるから大丈夫。(マーベラス勢を押さえて)ちょっと待って、ちょっと待て! まずこっちが先だから、待ってろ! いま、いまはエリザベスなんで、ちょっと待ってろ!」

広田「わかりました。なんか、すごい……負けたくせにスゲー態度悪いし、すごいどんどん段取りしてくるんで、ちょー怖いんですけどぉ……わかりました。あのー、声も、顔も汚い桜花さんのためにみなさんにわかるように説明しますけど、えーっと、まず私のベルトの撮影とかが後回しになって決まったこと。3月20日の名古屋の大会でエリザベスをやるんですね。で、私、防衛させていただきましたので、私がチャンピオンということで、(桜花が)チャレンジャーですね。もう1人も用意している……?」

桜花「もう押さえてある!」

広田「そうなんですか。えっ、じゃあ、わかりました。やるのはいいんですけど、毎回、桜花さんが入ってくるってことですか? わかりました×2。そういうガツガツする40代が…わかりました、3月20日。それで3月11日のことがないがしろにされているんですけども…」
桜花「3月11日、マーベラス、早く選手、決めてくれません? ウチは5人しかいないので、5人早く決めてくれる? 早く決めて! マーベラス対wave、前回勝ち抜きだったけど、今回は勝ち抜かない5対5で、いいですか? 勝ち抜かない。みんなが1試合。5試合は確定です。それプラス、ヤングの試合を1個入れておこうかなと思うんで、早くメンバー決めてくれます? よろしくお願いします。まあウチ、この5人しかいないんで。すぐ決めてください」

広田「すみませんね、なんか本当に申し訳ありませんでした。すみません。すみません、ウチの社長が皆様に聞き取りにくい声なので、また私がちゃんと訳します。3月11日、まだメンバーは決まっていないんですけど、早めに決めていただくということで、ありがとうございました。マーベラスのみなさんでした! 3月11日、みなさんお楽しみに。ありがとうございました」

桜花「早く帰れ!」

広田「あの、アナタも出ていってもらっていいですか、見てください、ステージ上(スーツ姿の梅咲が待っている)。一輪の花。今日は(認定証の)代読としてスペシャルゲストがおりますので、とにかくマイクを1回置いてもらっていいですか?」

桜花「忘れてたわ(苦笑)」

広田「ここからは私のそういう撮影なんで」
改めて梅咲遥がリングに上がり、カミカミながらも認定証を代読。ベルトを授与した。

広田「改めましてザベス広田です。ありがとうございます! もう言いたいことは全部試合に込めました。本当に今日は来てくれてありがとー! ありがとうございます×2。うれしいので、もうみんな上がっていただいて、締めに入りたいと思います。本当にありがとう。体調悪くなった方、いらっしゃらないでしょうか? 大丈夫ですか。ありがとうございます。こういうタイミングで、waveがあり、このタイトルマッチがあり、みなさんが来てくれたということは、本当に意味があって、実りのある一日だと思います! とにかく私はザベスを防衛しましたので、これからもしばらくは20日の名古屋まで、ザベスでお願いします。それではみんなの応援あっての防衛だったと思います。(桜花が悪態をつく)口わるいー。それでは、恒例のコール&レスポンスで締めたいと思いまーす。みなさん用意はいいですかー! 今日のwaveも最高だったか! コロナに負けるんじゃないぞ! 手を洗えよ! うがいしろよ! プロレス見ろよ! いくぞ、これがwaveだーっ!」
◎バックステージ
野中リングアナ「見事、初防衛おめでとうございます」

広田「ありがとうございます」

野中リングアナ「どうでした試合?」

広田「でもね、はじめての防衛戦ということで、最初はそうでもなかったんですけど、やっぱりアレですよね。はじまるにつれて、時間が短くなってくるにつれて、緊張感が……。緊張もだし、チャンピオンとしての責任みたいな、そういうのとの闘いでしたね」

野中リングアナ「なるほど。試合前に言ってましたけど、広田さんに限りザベスも返還するということで、今後」

広田「そうですね、やっぱりチャンピオンベルト=ザベスだと思うので、潔くザベスも今日は返上して闘いました」

野中リングアナ「よかったですね。だとしたらザベスとトロフィーと、認定証とベルトという、4つもらえるのはなかなか」

広田「はい。だからコレ全部、丸腰にされたときに本当に寂しかったし、本当にまたこの手に戻したいと思ったので、今日の私の勝ちへのこだわりっていうのは、やっぱり試合振り返ったり、見直してもきっとみなさん感じてくれると思うんですけど。私の執念とかザベスへの思い、ベルトへの思いっていうのがやっぱり気持ちで取ったベルトとザベスだと思います」

野中リングアナ「桜花さんがえらくこのベルトに執着してるように見えるんですけど、その点はどう?」

広田「本当に理由というか、普通にベルトが欲しいという、キャッチ(Catch the WAVE)のレジーナのベルトのとき以上にものすごい執念を感じるんですよね、このベルトに関しては…。なぜ桜花さんがそこまでしてこのベルトにこだわってるのかっていうのが、私は最近恐怖を覚えるくらいです。でもそれを阻止しなきゃいけないというのが私の使命だと思うので。

ビックリしましたよね、別にベルト取ったわけでもないのに、勝手に防衛戦と、次の相手をもう選んでて、自分も出るという…。あの本当に職権乱用というか、ちょっと社長権限が過ぎると思うので、そのあたりもチャンピオンとして、問い正していきたいと思います」

野中リングアナ「いま話に出ましたけど、次回の防衛戦が決まったわけです。地元・名古屋で。まだ相手は桜花さんともう一人という状況なんですけど、意気込みをちょっと」

広田「はい。もし、今日、桜花さんが勝っていたら、きっとたぶんそれも防衛戦で桜花さんは勝手に開催するつもりだったんです。だとすると、あんまり強い相手は当ててこないと思うんですよ。そのへんは。頭脳戦だと思うんで。だから大したことないヤツがくるんじゃないかなと思っています。いっぱいいますよ、本当に大ベテランで、すごいキャリアと実力を備えた40代オーバーの選手もいれば、そーでもねーだろっていう人、確かにいますよ。だからそっちのほうを選んでるんじゃないかなと思うので、私に勝機はあるんじゃないかなと思います」

野中リングアナ「って言っても40代以上というのに権利があるわけですから、限られますもんね」

広田「はい。限られてきますね。大口が……、そうですね。消去法ですかね。出ないだろう、出ないだろう。いやこの人も出ないだろうってなったら残ってるのこういうヤツらじゃんっていう。たぶんこっちのヤツらがくると思うんで、そんなに相手は心配してないんで。私の2回目の防衛戦。名古屋で錦を飾りたいと思います」

野中リングアナ「じゃあ次回防衛戦も期待しています。最後に初防衛の気持ち誰に伝えたいですか」

広田「やっぱり産んでくれたお母さん、本当にありがとう。防衛したよ!」
2020.02.23

「Sunday WAVE vol.37」

◎オープニング
大会前に選手入場式がおこなわれ、選手を代表して旧姓・広田エリザベスさくらが挨拶をおこなった。

ザベス「こんばんはー! ありがとうございます。えー、2冠になりました。旧姓・広田エリザベスさくらでございます。よろしくお願いいたします。ありがとうござぁーます×2。(エリザベス仕様の口調を指摘されると)トーンがちょっとね、そうなりますよね(苦笑)。このエリザベスのベルト、WWWD世界エリザベス選手権のベルトの保持中は、私は旧姓・広田エリザベスさくらと改名して、活動することになりましたので、みなさんよろしくお願い致します。名前が長くなったんですけども、なんてみんなが呼ぶのが大事かなって思うんですけど、『ザベス』で統一でよろしくお願いします。ザベスって言ってみたいでしょ? ザベスって。(観客から『ザベス!』の声が飛ぶ)ありがとう×2、ありがとうございます。えっともう1つね、最近のwaveで新しい試みで、当日の対戦カードをお席に置いております。なぜかっていうと、裏側に今後の大会が載っているからです。それをちゃんとみなさん持って帰ってください。で、よく見て。4月12日の大会のチラシが、今日の当日のカードの裏に載っているわけですよ。ね! これ見てよ、これ。4月12日、私の誕生日なんですけど、めっちゃ小さいんですよ。社長権限で。(桜花が文句を言うと)そうやってナンクセつけてくるでしょ? エリザベスですけど、こういう扱いですよ、私は! もう闘いははじまっているんですよ。だから記念にみなさんちゃんと今日持って帰って、そしてザベスを今日は存分に応援してください。ではみなさん、ザベスって最後に一緒に……(笑)。本日、全5試合、選手一同、頑張りますので、応援よろしくお願いします! ザベスー!」
1、ヤングwave(20分1本勝負)
○Maria&松井珠紗(9分18秒、腕固め)林亜佑美●&久令愛

waveにとって欠かせないヤング部門。今大会にはマーベラスからMaria、アクトレスガールズから松井珠紗と林亜佑美、そしてPURE−Jから久令愛がそれぞれ参戦。

まずは松井VS久令愛、MariaVS林で手合わせ。試合を盛りあげたのはMaria。林に対して「うるさい!」と叫ぶと、腕を蹴り上げる。林も負けずにヘアホイップ、首投げ、クロスボディーでやり返す。

かわった久令愛はMariaにショルダータックル3連発。すぐにロープに走るも、Mariaが追走してドロップキック。久令愛も応戦。さらにMariaがその場ドロップキックを放っていく。

今度は松井が出ていき久令愛に小刻みエルボー。久令愛も「ナメるな!」とショルダータックルを食らわし腕十字へ。逃げる松井をしつこく捕らえていく。見かねたMariaがストンピングで松井を救出。
久令愛のかわりに林が出ていく。林は松井にドロップキック。水車落としを狙うが、松井が切り返してエビ固めの応酬となる。いずれもカウント2。そこから松井が卍固めで捕獲する。久令愛が林の救出に入り、松井を羽交い締め。林がエルボーで飛び込むも、松井がかわして同士討ちとなってしまう。

このチャンスに松井がジャパニーズ・レッグロールクラッチ、フィッシャーマンバスターを敢行。だが、いずれもカウント2。続いてMariaが出ていくと、反撃に転じた林がクロスボディー。スリーパーで捕獲する。Mariaがロープに逃れると、エルボー合戦となる。Mariaがワキ固めからの腕十字に捕らえるも、久令愛がカット。
そして林&久令愛でダブルの攻撃。林がダブルリストアームサルトにつなげる。カウント2。回転エビ固め、カサドーラ、ジャックナイフエビ固めの丸め込みはいずれもカウント2止まり。逆さ押さえ込みを狙うが、切り返したMariaが腕固めでギブアップを奪った。
2、ゴキゲンPower wave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&優宇(14分20秒、片エビ固め)米山香織●&高瀬みゆき
※ムーンサルト・プレス

体型もスタイルも似ている宮崎有妃&優宇が12・1新木場、1・17新木場に引き続き、タッグを結成。ゴキゲンなフリーレスラー米山香織と、AWG王者の高瀬みゆきとタッグで対戦した。

開始早々、観客に「米山」コールを要求する米山。優宇推しの観客も「優宇」コールで応戦するが、五分状態。ハッキリさせたい米山は力比べを挑むも、優宇は「これは負けられない!」とやる気満々。だが、米山は、優宇の足を思い切り踏みつけ、ボディーアタックへ! これを優宇が強靱なボディーで弾き返す。
続いて宮崎VS高瀬。高瀬がヘッドロックで捕獲する。ラリアットを狙うが、宮崎も弾き飛ばす。すぐに高瀬は串刺しで追撃。かわす宮崎。

交代した米山が宮崎を持ち挙げようとするが、なかなか挙がらない。逆に宮崎がギロチンドロップでカウント2。かわった優宇は米山に手つなぎ式の水平チョップで追い打ち。再び宮崎が出ていき、ヒザ蹴りからのブレーンバスターでカウント2。
続いて優宇がキャメルクラッチで捕獲すると、宮崎がロープワークからの顔面ドロップキック。さらに優宇は串刺し攻撃、巴投げからの腕十字に移行する。ピンチの米山だったが、高瀬は助けに入らず「米山」コールで応援。

自力でロープブレイクした米山はモンゴリアンチョップ。これをキャッチした優宇がキャノンボールを狙うが、逃げる米山。自力で逃げ切ると、かわった高瀬が優宇にブーメラン式ドロップキック、ジャンピングエルボーで反撃にかかる。
優宇と高瀬が逆水平チョップ合戦。優宇が押し込み、旋回式サイドバスター。セントーンを放つも、寸前でかわす高瀬。すかさず米山がセントーンでアシストすると、高瀬がギロチンドロップにつなげる。

優宇も高瀬にキャノンボールで報復。かわった宮崎が高瀬を担ぐ。これを回避した高瀬が投げっぱなしジャーマンからのラリアット! しかし宮崎は倒れない。だが、高瀬も粘ってスライディング・ラリアットを放って、米山と交代。

米山は宮崎に「今度こそ挙げるぞ!」とバックを取る。宮崎が堪えると、フェイントを入れてお尻を叩く米山。そして高瀬と波状攻撃。ツープラトンのブレーンバスターでカウント2。
コーナーに登る米山を、優宇が足止め。逆に宮崎がえびす落としにつなげる。カウント2。GUSTを放った宮崎は、サンドイッチ攻撃を狙うが、かわす米山&高瀬。

ここで米山は宮崎に掟破りのリップロック。そして首固めでカウント2。奇策に出た米山だったが、逆にリング上で孤立。チャンスとばかりに宮崎&優宇がサンドイッチ攻撃。優宇のセカンドからのボディープレス、宮崎のムーンサルト・プレスと畳みかけて3カウントが入った。
3、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・175日~(15分1本勝負)
○彩羽匠(12分44秒、体固め)HIRO'e●
※ランニングスリー


引退まで残り175日となった(2月23日現在)HIRO’eが、マーベラスの若き大将、そして前レジーナの彩羽匠とメモリアルマッチ。彩羽とHIRO’eのシングルは19年の8・12後楽園でのレジーナ戦以来の対戦となる。

試合はロックアップから彩羽が押し込みクリーンブレイク。ボディースラム、サッカーボールキックと序盤から主導権を握る。
一方、HIRO’eもエルボー弾でチャンスを伺うも、彩羽がローキックで遮り逆エビ固めへ。HIRO’eもロープ。

彩羽は高速ブレーンバスターから串刺しバックエルボー。さらにもう一度、対角コーナーに走るも、HIRO’eがスピアで迎撃。

攻守が入れ替わり、HIRO’eがチャーシュー(コーナーからのブーメランアタック)から低空ドロップキックをお見舞いする。ブレーンバスターの掛け合いも制するHIRO’e。
エルボーのラリーから彩羽がキックのコンビネーション。HIRO’eもかわしてグーパンチ。Tommyレフェリーに注意されると、素直に謝るHIRO’eだったが、背後から彩羽がグーパンチ。寸前で気付いたHIRO’eが読みかわす。彩羽のパンチはTommyレフェリーに当たりそうになるが、寸止め。

慌てる彩羽に、HIRO’eがサクラ落とし。すぐにコーナーに向かうが、彩羽が追いかけ雪崩式ブレーンバスター、サッカーボールキックでカウント2。彩羽のニールキックをかわしたHIRO’eがスピアを敢行。ミサイルキック、バッククラッカー、ロングビーチを狙うが、切り返した彩羽が逆エビ固め。なんとかHIRO’eがロープ。
ハーフダウンのHIRO’eに彩羽がローキック。そしてランニングスリーの体勢。これを回転エビ固めに切り返すHIRO’e。カウント2。ロープに彩羽を飛ばすも、彩羽がニールキックで迎撃する。ならばとHIRO’eはジャーマン3連発で応戦。

残り5分となり、HIRO’eがヒロギョプサル、裏カサドーラで畳みかける。キックアウトされるとロープに走るも、彩羽がキックで迎撃。
流れを掴んだ彩羽はパワーボム、ライガーボムと波状攻撃。いずれもカウント2で返したHIRO’eがエルボー弾で必死の抵抗。これを受け止めた彩羽は強烈な一撃を食らわせ、最後はランニングスリーで3カウント!
試合後、彩羽が「HIRO’e、8月以来のシングルマッチ。あれが終わってHIRO’eはいろいろ自分なりに考えて引退を決めた。今日試合をして、もったいないなー。まだまだやりたかったよ。それがウチの本心。本当はHIRO’eの気持ちを尊重して、ありがとうとか、引退まで頑張ったとか言いたいけど、いい選手なのは変わりない。いい選手です。また……。またがないんだよね、そういえば……。これが最後のシングルかもしれない。明日もシングルあるかもしれないけど、HIRO’eというレスラーと出会えて本当によかったです。引退までケガなくHIRO’eらしく、大きな波に乗って、ビッグウエーブを起こして、次の人生でも大きい波に乗ってください。ありがとうございました」とマイク。HIRO’eの引退を惜しんだ。
4、SHINGEKI NO wave~Return~(20分1本勝負)
○桜花由美&赤井沙希(15分44秒、片エビ固め)旧姓・広田エリザベスさくら●&朱里
※ビッグブーツ


昨年(2019年)12月に初参戦を果たし、桜花由美との長身&美人コンビでインパクトを残した赤井沙希が、今年はじめてwaveに参戦。桜花との“シンゲキ”コンビを復活させた。対峙するのは、ガウンをエリザベス仕様に新調(手作り)した旧姓・広田エリザベスさくらと、売れっ子の朱里。
ザベスとの握手を拒否した桜花が「お前が出て来いよ!」と挑発。ザベスは「いやー、すっげぇー、ガツガツしてる40代。あんな40代になったらダメよー」と朱里に語り、朱里を送り出す。

試合は朱里VS赤井でスタートとなる。力比べを挑む朱里の手を赤井が蹴り落とし、お互い臨戦態勢。朱里のガットショットから高速の攻防が繰り広げられる。ひとまず朱里が首投げからのサッカーボールキックを放つと、赤井もガットショットからサッカーボールキックでお返しする。
朱里VS赤井のミドルキック合戦のあと、赤井が桜花と交代。朱里のミドルキックをかいくぐる桜花。背後から広田がボ・ラギノールを放つと、すかさず朱里がキックで追い打ちをかける。さらにダブルのボ・ラギノールで桜花を丸め込む。カウント2。
桜花&赤井も串刺しビッグブーツ競演で応戦。
続いてザベスが出ていき桜花にウラカンラナ、619、ボ・ラギノール3連発で場外へ。ザベスが2度目のトライでトペ・スイシーダを成功させる。リングに戻ったザベスは桜花&赤井にボ・ラギノール。走り込んでの一発も狙うが、これは未遂に。
攻守が入れ替わり、桜花がカカト落としからタイガー・スープレックスを狙うが、ザベスもかわしてへなーらサンセットの体勢。どちらがかけるか、体勢が二転三転するなか、競り勝ったのはザベス。赤井がキックでカットに入るも、ザベスがかわして赤井にボ・ラギノール。そして赤井にもへなーらサンセットを敢行。さらにザベスは桜花にシャイニング・ウィザードで追撃するも、カウント2。

今度はコーナーに向かうザベス。これを桜花が雪崩式ブレーンバスターに切り返すと、流れが変わる。桜花のビッグブーツはカウント2。もう一度走る桜花だったが、ザベスがふらふらドーン。キックアウトした桜花がビッグブーツで飛び込む。これをカバーの瞬間、切り返すザベス。カウント2。なおもロープに走るザベスだったが、桜花がカウンターのビッグブーツでトドメを刺した。
◎試合後のマイク/桜花が3・1新木場での挑戦を表明
桜花「おいザベス! お前にはエリザベスのベルト、似合わないんじゃないの? エリザベスのベルト、挑戦させろよ!」

ザベス「断る! だって凄い大変な思いして取ったし、いまエリザベスのポートレート売り始めたばっかだし、ガウンだって手作りがやっと完成したし、入場曲もせっかく編集してもらったばっかりだし、もうちょっとザベスでいたい!」

桜花「社長権限です。やってください」

ザベス「ブラック企業なんですけどぉーーー。すげーブラックなんですけど」

桜花「いいからやれよ! 今日負けてるだろーが!?」

ザベス「すんごい怖い。こんな社長、すごいヤだ…」

桜花「やれよ!」

ザベス「しょうがないんで、でも40代をもう1人集めないと、3WAYだから無理なんですぅ。んと、さしあたりこの会場で若い、若い、も引退したおばさん、若い、若い、アレ? 小さいオレンジの……(と米山を見つける。)あのオバサン……?」

米山「38です!」

桜花「なんだよ!」

ザベス「ぜんぜん40代で通用するよ! そっか、惜しいな。それじゃ、メンバー考えておくから、日程決めてよ、日程。社長なんだから」

桜花「すぐ欲しいから、来週の3月1日の新木場」

ザベス「はえーよ。そんな1週間後……」

桜花「オファーしろよ!」

ザベス「そんな空いてる選手なんて暇な選手しかいないじゃんか!」

桜花「暇な選手、探して来いよ。あと1週間で見つからなかったらな、お前、そのベルト、返上しろよ!」

ザベス「なんでそんな急にルールとか変えてるわけ? もうわかった。2、3人、私の味方になってくれそうな人いるんで、声かけておくから、お前、言ったからには3月1日、覚悟しとけよ。じゃあメンバーまだ決まってませんが、3月1日はエリザベス選手権、私の防衛戦やらせていただきますので、みなさん来てください。お楽しみに!」

桜花「3月1日、私ベルト取って、桜花“エリザベス”由美になるのでよろしく」
5、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合~(30分1本勝負)
<王者>○野崎渚(18分19秒、レフェリーストップ)響●<挑戦者>
※ドルミルⅣ。第15代王者が初防衛に成功


2・2新潟でおこなわれた野崎渚VS響の一戦で、野崎は3分以内で決着を付けることを明言。もし決着を付けられなければ、レジーナをかけてもいい、とまで言い切る自信をみせていたが、結果はなんと3分2秒。たった2秒とはいえ、タイムオーバーしてしまった野崎は、公言通りに響とのタイトルマッチをおこなうことに。
試合はエルボー合戦でスタートとなる。響のショルダータックルを受け止める野崎。小刻みエルボーから走る響に、野崎が追走。すぐに響もショルダータックルを見舞っていく。
ヘッドロックの掛け合いから野崎がフロント・ネックロックへ。響がロープエスケープ。リング中央に戻した野崎がチンロック。キャメルクラッチで捕獲する。崩れると鎌固めへ。さらに野崎は顔面バン!、おしゃれキックにつなげる。そのまま場外戦へ。
野崎は場外でフロントハイキック。先に戻ろうとするが、響が場外ボディースラムでやり返しセントーン。響が先にリングに戻る。そしてリングアウト勝ちを狙うが、野崎がカウント19で生還。
すぐに響は逆片エビ固めへ。ブレイクされると変形卍固めに移行する。そしてドルミルの体勢。大外刈りから変形ネックロックへ。なんとか響がロープ。

攻勢に転じた響が串刺しスピア。10分経過。野崎もエルボースタンプ、ビッグブーツでお返しする。何度、蹴り飛ばされようとも、スピアで立ち向かっていく響。野崎のビッグブーツをかわしてラリアットをお見舞い。そしてショートレンジラリアットから串刺しラリアットを連発する。続いてコーナーに登る響。野崎が追うと、響はヘッドバットで落としてミサイル発射。カウント2。
なおも響が攻勢。ジャンピング・ヘッドバットからスピアでカウント2。カミカゼを放ってもう一度コーナーに登るも、野崎がブラ下がりフロント・ネックロックへ。そして雪崩式ブレーンバスターでカウント2。ザキゴエもカウント2止まり。ここで野崎はドルミルへ。ニアロープに助けられる響。
追い打ちをかける野崎はビールマンキック、ビッグブーツ、ドラゴンスリーパーへ。なんとか脱出した響が引き込み式ラリアット。その後もショートレンジラリアット2発でカウント2。

15分経過。響はスピアで追撃。押さえ込みを連発していく。カミカゼからのダイビング・セントーンを投下するも、寸前で野崎がかわす。
攻勢に転じた野崎がビッグブーツ、蒼魔刀、ノアールランサーと畳みかけるがカウント2。響もカウンターのスピア、引き込み式ラリアットで応戦する。もう一発、ラリアットを狙うが、かいくぐった野崎がノアールランサー・ハイからの胴締め式のコブラクラッチ(ドルミルⅣ)で締め落とした。
◎エンディング
野崎「無事、初防衛成功しました。響! 顔じゃない響。アンタやっぱり…いや、今日の響はすっごい、いい顔してたと思います。そう思いませんか? 私への対策、彩羽からいろいろ学んだんでしょ? でも、彩羽が知らない私もいるから。まだまだだよ、アンタも。ただ今日、今日、その顔。その顔で明日、マーベラス新木場でマーベラスVSwaveの団体対抗戦やるよね。その顔で、もしかしたらまた当たるかもしれないからさ。そのいいツラした響と、明日試合ができるの楽しみにしています。どうか当たれますように」
彩羽がリングへ。

野崎「なに、なんですか?」

彩羽「ウチの子がやられて、黙ってるはずないじゃないですか! 明日、団体かけて団体対抗戦。5人抜きでもなんでもしてやりますよ。そのベルト、いいですねー。うーん、でも、明日は団体対抗戦でマーベラス勝ちますんで、顔じゃない響が5人抜きしちゃうかも。

野崎「明日は前回同様、『これがwaveだ!』で締めさせていただきます。ということで、無事初防衛戦が終わり、次ですね。えー、桜花さん! 私、レジーナなので次の防衛戦アタシが決めていいんですよね?」

桜花「いいですよ」

野崎「ありがとうございます。じゃあ次……そうだな……」

朱里、高瀬、宮崎がリングへ。

野崎「近い、近い、近い。近いよー。ちょっとハイ×7、わかった×3。朱里ちゃん、朱里ちゃん! キミは最近忙しいみたいだから、また。ねっ。また今度ね。そうだな……。お互いベルトを持ってるうちにやろうと約束したらさ、高瀬! レジーナ、挑戦してこいよ」
高瀬「いえ! 野崎さん。アナタがアクトレスのベルトに挑戦して来てくださいよ」

野崎「えっ、レジーナでしょ? なんでなんで?」

高瀬「だって私はアクトレスガールズのシングルチャンピオンなんです。私はこのベルトをかけて、野崎渚とシングルマッチがやりたいです。どうですか! ねえ!?」

野崎「こっち(レジーナ)でしょ」

高瀬「いいえ。ちなみに3月15日に私が所属するアクトレスガールズ・ビギニングの興行があります。そこのメインで、どうですか?」

野崎「私、その日、大阪で試合なんだけど。でも何時?」

高瀬「(後輩に確認し)6時半です!」

野崎「オッケ、6時半ね。私、ちょっと大阪・昼だから」

高瀬「間に合いますか?」

野崎「行けるわ。やったるわ!」

高瀬「やりましょう! やりましょう!!」

野崎「そうしたら。3月21日、アンタの地元・大阪でコレ(レジーナ)かけてやろうよ。どうですか?」

高瀬「大変うれしゅうございます。やりましょう!」

野崎「オーケー、オーケー! 3月15日、ビギニングでそのベルト、3月21日、wave大阪大会でコッチのベルト、タイトルマッチよろしくお願いします」

高瀬「よろしくお願いします」
野崎「大変だな、3月。オーケー、でも次のタイトルマッチも決まったということで、みなさん! 東京じゃないんですけど、ベルト防衛してまたここ戻ってくるんで、応援よろしくお願いします! ということで、最後の締めをやりたいと思います。えー、選手あがりますか? じゃあいまいる選手、上がってください! ということで、久々の新木場大会だったのかな。2月1日以来の新木場大会、みなさん楽しかったですか? 次は3月1日、ナミイチ、ここ同じファーストリングであるので、みなさん来てください。いいですか?(締めの言葉を説明)それではいきまーす、これがー、waveだーーー! ありがとうございました!!」
◎バックステージ
野崎「無事初防衛いたしました。痛い、おでこが痛い。はじめてのシングルチャンピオンの、はじめての防衛戦だったので、正直ドキドキはしてたんですけど、まあなんでしょうね。試合していくうちに、なんかいままで感じたことないパワーが、これがチャンピオンということなんでしょうかね。いままで感じたことがないパワーがどんどん出て来て、なんか試合してて確かに追い込まれたんですけど、絶対負けない自信が試合中にどんどん芽生えてきました。」

——今日の響はどうだった?
野崎「顔じゃない、顔じゃないって、言ってきたんですけど、そうだな。今日の響は、リング上でも言った通り、凄いいい顔してたかな、と。ただ口だけじゃなく、なんかラリアットかな? 私ははじめて受けたんですけど、はじめて出したのかわからないけど、そうやっていろいろ、彩羽使ってでも対策考えてきたというのは、顔じゃないという言葉だけじゃなく、行動で表してきたかなって。凄い今日は素直にいい顔してたなと思いました」

——タイトルマッチが2つ決まったが。
野崎「3月15日、本当に大阪で昼間試合なんですよ。私あんまりそういう大阪、東京のダブルヘッダーとかやったことない。本当、未知の世界なので、そこにいくまで体力調整していって、その次の週になるのかな? 3月21日、今度はレジーナかけてやるので、ちょっとハードですが、どちらも勝って、ザベスさんに負けない二冠チャンピオンになりたいと思います」

——高瀬の印象は?
野崎「高瀬、そうだな。去年のNEXTで、決勝で当たって、実力もどんどん、どんどん上がって熱い選手なのは、本当に私は認めているので、そうですね。今日以上に、もっと強く、その間になれるように調整していきたいと思います」
2020.02.02

NIIGATA WAVE~TOKI~2

none
1.NIIGATA・ヤングwave(15分1本勝負)
○Maria (5分53秒 腕十字固め)岡優里佳●
none
2.NIIGATA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○野崎渚(3分2秒 ジャパニーズレックロール)響●
none
3.NIIGATA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○DASH・チサコ&藤田あかね(15分15秒 片エビ固め)宮崎有妃&旧姓・広田さくら●
※ホルモンスプラッシュ
none
4.NIIGATA・チャレンジwave(15分1本勝負)
桜花由美(9分45秒 体固め)松屋うの●
※ビッグブーツ
none
5.NIIGATA・プレミアムwave~COUNTDOWN LONG BEACH・197日~(30分1本勝負)
○井上京子(3分22秒 片エビ固め)HIRO'e●
※ラリアット
none
6.特別試合(時間無制限1本勝負)
野崎渚&宮崎有妃&井上京子(8分59秒 エビ固め)桜花由美&旧姓・広田さくら&HIRO'e●
※ノアールランサーハイ
2020.02.01

「NAMI☆1~Feb.~’20」

1、成人の儀wave(10分1本勝負)
△川畑梨瑚(時間切れ引き分け)Maria△


昨年7月に二十歳になった川畑梨瑚と、今年3月に二十歳となるMaria。同学年で同期デビューの2人が第1試合で激突。

試合はMariaが握手を拒否してゴング。腕の取りあいでスタートとなる。そこからMariaがヘッドロック。これをロープに飛ばして脱出した川畑。アームホイップの掛け合いからカバー合戦に。続いてMariaがヘアホイップ。川畑もやり返していく。
意地の張りあいのなか、川畑が串刺しドロップキック、キャメルクラッチで捕獲。すると川畑が「みなさん、動画の準備はいいですか!」と10秒だけ動画OKのNAMI☆1特典を利用して鼻フック。さらに「今度はアップでいきます」と張り付け鼻フックでファンサービス。そして張り付けドロップキックでカウント2。
一方のMariaはケンカキックで反撃に転じると、川畑の顔を踏みつけていく。そして、張り付け返し。残り時間が少なくなるなか、エルボー合戦。そこになぜか「奇跡」のテーマ曲が!? すると花道から旧姓・広田さくら&宮崎有妃が登場し、「ただいまから成人の儀をおこないます」と野中リングアナ。
リングインした宮崎は迷うことなく川畑に恥ずかし固め、広田はMariaにボ・ラギノールを決める。さらに宮崎はMariaにも恥ずかし固めを決めて、成人の儀が終了!?

試合が何事もなく再開され、エルボー合戦。走るMariaに川畑が追走してドロップキック。Mariaもお返しする。キックアウトされるとワキ固めで捕獲するMaria。これを川畑が脱出して逆エビ固めへ。ニアロープとなると、ここで川畑は619、ノーザンライトSHでカウント2。ならばとMariaもカウンターの首固め。ここから丸め込みの応酬となり、そのままドローを迎えた。
2、から騒ぎwave(20分1本勝負)
朱里&○進垣リナ(12分27秒、SBTロック)桜花由美&林亜佑美●


前回の新木場大会に引き続き、桜花由美はアクトレスガールズの林亜佑美とタッグを結成。今大会ではレジーナを視野に入れている朱里と、2AWの若手・進垣リナとの対戦となった。また林と進垣は同期デビューとなり、2人の意地の張り合いにも注目だ。

試合前から「わっしょい!」を連呼する林に対して、朱里は「ヤバい奴いるぞ…」と警戒。その林が先発し、朱里の前で「わっしょい!」を連呼。桜花も「わっしょい!」に参加すると、つられて朱里も「わっしょい!」に合流。あまりにノリノリだったため、逆にお仕置きされるハメに。
反撃に転じた朱里は「イチイチ『わっしょい!』言ってんじゃねーよ!」と林にサッカーボールキック。続いて進垣が出ていき、林にリストロック。さらに朱里は腕十字を狙う。耐えられると、進垣も腕十字で捕獲する。いずれも耐える林に、朱里はブラ下がり腕十字。
劣勢の林だったが、なんとかクロスボディー放って桜花とタッチ。桜花は朱里&進垣にフェースクラッシャーを決めると、串刺しビッグブーツで逆襲。続いて朱里のミドルキック、桜花のビッグブーツがラリーとなる。
交代した進垣が桜花にドロップキック。カウント2。桜花もボディースラムでやり返す。2発目を狙うが、進垣が堪えてチキンウイングで捕獲する。

スタンド状態で桜花がロープに逃れてビッグブーツでお仕置き。タイガーSHの体勢。堪えられるとクロスアームDDT、カカト落としでカウント2。そして林と交代。

林はドロップキックで追撃。キックアウトされると水車落とし、クロスボディーへ。いずれもカウント2止まり。

一方、進垣も林の串刺し攻撃をかわして、腕蹴り。そしてフェースクラッシャーからのワキ固め。慌てて桜花がバックドロップでカットする。

攻勢に転じた林は丸め込みを連発。桜花のネックハンギングボムからのジャックナイフエビ固めもカウント2止まり。
進垣も串刺し攻撃で流れを変えると、朱里のハーフハッチを挟んで、ダイビング・ボディーアタックを投下。カウント2。桜花は進垣の上に林を投下したが、これは自滅。このチャンスに朱里のランニングニー、ダブルのアームブリーカーを挟んだ進垣がSBTロックで捕獲し、ギブアップを奪った。
3、スクランブルwave(20分1本勝負)
△野崎渚&笹村あやめ&有田ひめか(時間切れ引き分け)彩羽匠&優宇&響△


レジーナを戴冠し、追われる立場となった野崎渚。今大会では2AWの笹村あやめ、アクトレスガールズの有田ひめかと組んで、マーベラスの彩羽匠&響、EVEの優宇と対戦した。

前王者でもある彩羽と野崎のレジーナを巡る「その後」のストーリーに注目が集まるなか、試合は笹村VS彩羽でスタートとなる。観客の声援は笹村がじゃっかん上。喜ぶ笹村だったが、彩羽がソバットで黙らせる。串刺し攻撃を狙う彩羽だったが、笹村がアームブリーカー。しっかりやり返して両者タッチ。
野崎は響にブレイジングチョップを連発。ブレーンバスターでカウント2。リバース・インディアンデスロックで捕獲し、鎌固めへ。耐えられると、カーブストンプを放つ。
かわるがわる響をいたぶる野崎組。ローンバトルを強いられる響だったが、野崎にショルダータックルを放って反撃の糸口を作ると、野崎のビッグブーツをかわしてショルダータックル。そしてようやく彩羽とタッチ。
彩羽はキックで攻勢に転じ、野崎の上に優宇を投下。野崎もカニばさみで攻守を入れ替えビールマンキック→おしゃれキックと流れる攻撃。だが、ビッグブーツはカウント2。続く有田がランニングニー!

一方、彩羽もトラースキックから走るが、有田がラリアット。今度は有田がロープに走るも、彩羽がトラースキックで迎撃し、顔面ドロップキックにつなげる。
続く優宇が有田にセントーン。旋回式サイドバスターからセントーンを投下。これを寸前でかわした有田が笹村とダブルの攻撃(ショルダータックル&ドロップキック)で競演する。

流れを掴んだ有田が優宇に逆エビ固め。耐えられるとショルダータックルを放ち、笹村と交代。笹村のエルボーと優宇の逆水平チョップがラリーとなる。さらにエルボー合戦となり、笹村が背負い投げ。後頭部へのニー、低空ドロップキックでカウント2。串刺し攻撃を狙う笹村だったが、優宇が反撃の串刺し攻撃。キャノンボールはカウント2。
続いて響が出ていき、笹村にブレーンバスター。カウント2。走る響に笹村がバックエルボー。回転エビ固めで攻勢に転じると、ミサイルキック、大外刈りでカウント2。

代わった野崎がランニング・ダブル・ニーアタックで飛び込んで行く。カウント2。ノアールランサーを放つも、彩羽がカット。ならばと野崎はドルミルⅢへ。これも彩羽がカットに入る。

再三のカットに怒った野崎が「出てくるな!」と彩羽にビッグブーツ。だが彩羽も応戦! その間に復活した響が野崎にミサイル発射。
残り3分から、響が串刺しスピア3連発。カミカゼからダイビング・セントーンでカウント2。両軍入り乱れての混戦のなか、有田のラリアットが野崎に誤爆。このチャンスに響はヘッドバットから走るも野崎がカウンターのビッグブーツ。すかさず放ったノアールランサーは彩羽がカットに入る。

残り1分から響がスピア。押さえ込みを連発する。残り30秒となり、彩羽がハイキック。響がスピアで突っ込むも、野崎の足がロープにかかる。追い込まれた野崎だったがビッグブーツ2連発でお返し。これも彩羽がカットする。走る野崎だったが、響がスピアで飛び込んだところで時間切れを迎えた。
試合後、彩羽がマイクを握る。

彩羽「野崎さん、自分、レジーナをもちろんこれからも狙い続けますよ。でも、前回のwaveさん、そして今回の試合、響、行かせてもいいんじゃないですかね? お客さんどう思いますか? 見たい? いまなら行けるよね、響! ほら」

野崎「はい×6、確かに。今日も、こないだも、確かに響、勢いあったと思います。ただお前は顔じゃねーんだよ、まだ×4。そうだ明日、アタシとシングルだよね? 新潟でアタシとシングルマッチあるよね? アタシとアンタの差、5分で見せつけてやるよ」

彩羽「えええええええ! ちょっと待って5分かーーー。5分、いまレジーナ5分って言いました? ちょっと待てよ。自分、前レジーナですけども、3分半でアナタのこと仕留めましたよね? それなのに何、5分とか甘いことい言ってるんですか! 3分でしょ。3分で仕留めきれなきゃ……」

響「ちょっと待ってください! まず、なんでウチが負ける前提なんですか。頭おかしいでしょ? 逆、逆! ウチが3分でお前に勝ってやるよ。そしたら、ここで何か文句言わなくていいでしょ。はい、それで終わり。お願いします」

野崎「面白いこと言ってくれるじゃーん。いいよ、いいよ、3分で! 3分でお前のこと締め落としてやるよ。だから、もし1秒でも3分をオーバーした場合、タイトルマッチやろう。どうですか?」

響「やってみろよ」

野崎「お前も彩羽みたいにムカつくな! オーケー、オーケー。明日の結果次第でもしかしたら初防衛戦が決まるかもしれないので、みなさん、ちょっと遠いかもしれませんが、新潟、見に来てください。ありがとうございました」
4、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・196日~(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(11分9秒、片エビ固め)HIRO’e●
※ラリアット


8・16後楽園で引退することが決まっているHIRO’eが、元パートナーの高瀬みゆきとシングルで対戦。2人はかつて「エスペランサ」という名前のタッグを結成しており、場合によってはこれが2人のラストシングルとなる可能性が高い。

ゴングと同時にHIRO’eがドロップキック。ショルダータックルで先制する。サーフボードストレッチで捕獲。耐えられるとロングビーチへ。高瀬が堪えると、張り付けドロップキックで追撃するHIRO’e。
4、メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・196日~(15分1本勝負)
○高瀬みゆき(11分9秒、片エビ固め)HIRO’e●
※ラリアット

8・16後楽園で引退することが決まっているHIRO’eが、元パートナーの高瀬みゆきとシングルで対戦。2人はかつて「エスペランサ」という名前のタッグを結成しており、場合によってはこれが2人のラストシングルとなる可能性が高い。

ゴングと同時にHIRO’eがドロップキック。ショルダータックルで先制する。サーフボードストレッチで捕獲。耐えられるとロングビーチへ。高瀬が堪えると、張り付けドロップキックで追撃するHIRO’e。
高瀬はチョップとエルボーで押し込み、張り付けラリアット。ブレーンバスターでカウント2。トルネードえびすもカウント2。ならばとラリアットを放つが、カウント1で返すHIRO’e。

反撃に転じたHIRO’eがカウンターのスピア。さらにもう1発スピアを放つと、投げっぱなしジャーマンを連発。ぶっこ抜きジャーマンでカウント2。

高瀬はパワースラムで攻守逆転。コーナーに向かうとHIRO’eも追う。投げ落とした高瀬がセカンドからのギロチンドロップ。カウント2。
HIRO’eも粘り、カサドーラ、裏カサドーラでカウント2。ラリアットで流れを変えたい高瀬。トルネードえびすにつなげるも、HIRO’eが切り返しカウント2。だが走るHIRO’eに高瀬がラリアットを放って3カウント。

試合の内容に納得がいかなかったのか、高瀬は地声で「HIRO’e、もう1回本気でやれよ! 夏までにもう1回、HIRO’eから勝つ!」とアピール。HIRO’eは無言で退場。引退までに2人の再戦はーーー?
5、WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<挑戦者>○旧姓・広田さくら(13分37秒、ジャックナイフエビ固め)井上京子●<王者>
※京子が2度目の防衛に失敗。広田が第3代王者となる。もう1人は宮崎有妃


1・17新木場で、旧姓・広田さくらが井上京子の持つエリザベス王座に挑戦表明し実現した、今回のタイトルマッチ。

エリザベスとはディアナが管理するベルトで、40歳以上のレスラーのみが挑戦できるタイトルとなる。過去に広田は2度挑戦。今回、広田がベルトを戴冠すれば三度目の正直となる。またこのタイトルの面白い点は3WAYという形式のため、必ずしも王者の京子から取らなくても、とにかく勝った人が王座を獲得できるところ。作戦次第では広田にもチャンスがあるなか、そこに加わるのが宮崎有妃だった。もし宮崎が現在のパートナーである広田と手を組めば、京子にとっては圧倒的に不利な状況となり、NEO時代をともに過ごした京子と共闘すれば、広田に窮地が訪れる。宮崎がどちらに転ぶかが、この試合の焦点と言える。
京子は広田との握手を避けて、ゴング。まずは3人での力比べ。京子が圧倒的な強さを見せると、奇跡が共闘路線。しかし京子がダブルハンドのラリアット! かわした広田だったが、あまりの迫力に怯えた様子。

それを見た宮崎が「こんなに怯えてる広田。見たことない…」と、孤軍奮闘。京子に対しショルダータックルを連発するが、京子が競り勝つ。今度はそれを見た広田が「卑怯だぞ!」と言いがかりをつけるが、京子がブレーンバスターに切り返す。
ここで広田はいつものロープワーク。京子が立ち上がり「タイトルマッチでふざけてんじゃねーよ!」と不機嫌になるも、広田は「私はふざけたほうが真剣なんだよ!」と一歩も譲らず。すると京子はあっさり仰向けに。思う存分、広田が高田純次を敢行するも、京子がダブルフットで迎撃。

すると広田は「ということは、お前がやるということかーーーー!」と京子に振る。ベテランゆえに広田ワールドに足を踏み入れた京子が走るも、場外から宮崎が足をすくって妨害。ここで宮崎は京子に恥ずかし固めを狙う。しかし京子のカラダを支えられずに失敗。広田にアシストを求めるも、2度目の失敗。
珍しく揉める奇跡に、京子が「メインイベント!」と怒ると、宮崎が広田にコーナーに「登れ!」と指示を出す。だが、ここで広田は犬神家の体勢。思わず宮崎は「違うだろ!」と突っ込んだが、広田も負けずに言い返す。

再び口論となり、日頃の鬱憤をぶつけあう奇跡の2人。「殴るぞ!」とつかみ合ったままバックステージへと消えていく。

何もわからぬ京子がリングでポツン!?
するとセコンドの林がお得意の「わっしょい!」で会場を盛りあげる。そんななか奇跡の2人がグリーンミストの相打ちを経て、リングに生還。
京子は奇跡にラリアット。しかし、広田が京子にボ・ラギノール。そしてロープ渡りへ。カットに入る宮崎もまとめてホイップする。

ならばと京子&宮崎でダブルのブレーンバスター狙い。切り返した広田が2人にボ・ラギノール。場外に落ちると、トペ・スイシーダで追撃する。
さらに広田はミサイルキックを宮崎に発射。宮崎も片足ドロップキックで反撃にかかると、広田がサクラライトでカウント2。混戦となるなか、京子が宮崎にロメロスペシャルを狙うが、広田がときめきメモリアルで未遂に終わらせる。そこからコーナーに向かうが、今度は宮崎が広田にリップロック。ここに京子が加わり雪崩式ブレーンバスターを敢行する。
策士・宮崎は広田からフォールを奪って勝つ作戦に変更。ムーンサルトの体勢に入るが、京子がパワーボムで阻止。宮崎をカバーするも、そこに広田がジャックナイフで飛び込み京子をフォール。ここでまさかの3カウントが入ってしまった!?
◎エンディング
広田「ありがとー!×2 まず、みなさんに感謝と、対戦相手に感謝と、あと子ども達! あっ、控室にいるみたいで。まさか私が取れると思ってなかったみたいで。みなさん、ありがとうございました! ありがとうございます。こんなさ、もうさキャリアもさ、ベテランになってさ、年もさもう4月で42になりますよ。そうなの、見えないでしょ?よく言われるぅ。子供2人も産んでお母さんになって、育休とかやってそれでもチャンピオンになりました! みなさんの応援のおかげです。(子ども達がリングへ)ママチャンピオンになったよ(子供が『おめでとう』と言うと、会場からは拍手が沸き起こる)。子供からどんぐりもらいました。(会場がなごやかな雰囲気に)こんな風景のwave、そして私を温かい拍手でいつも見守って応援していただき本当にありがとうございます。こういう光景でリングに上がれるのも、新しい時代なんだなと思います。まだまだ若い勢いもありますけれども、こんな私たちも頑張っていますので、これからもお願いします。チャンピオンの私を応援してください。このベルトの挑戦には条件があります。40オーバーの選手、我こそはとこの母のパワーに勝てるぞという猛者、もしいたらジャンジャン私の前に立ちはだかってください! いつでもやってやりますとも、3人いないとダメなので、2人以上の希望者望む。よろしくお願いします」
桜花「おい広田、ここにいるよ。おいコラ! 広田! ここにいる。アタシ、4月4日で41になるんですけど。このベルト欲しいんだよねー」

広田「諦めないよねー」

桜花「諦めないよ!」

広田「諦めないのよ、この人。わかりました。やると言った以上は楽しくこのベルト、競って闘いましょう」

桜花「よろしくお願いします」

広田「でも、もう1人いりますからね」

桜花「ウチにはもう1人、いるじゃないですか(と宮崎を見る)」

広田「そんなの永遠に3人でやることになるじゃないですか! もっと表に向けていきましょうよ!」

桜花「そうですね(笑)」

広田「今日は名乗りをあげたということで、私ちゃんと覚えておきます」

桜花「お願いします」

広田「良きときが来たら、やりましょう」

桜花「よろしくお願いします」
広田「それではこのお祝いムードのなか、もう1つお祝いがあります。今日、私が対戦したパートナー・宮崎さん、明日、誕生日でございます」

すると恒例のバースデーケーキが登場。宮崎がロウソクの火を消すと、広田が顔面ケーキで祝福。

宮崎「ありがとうございます。明日で41になります。デビューから引退してなければ25周年なんですが、偉そうに25周年の大会をやろうと思ったんですが、さすがにちょっと気まずくて。永島とか加藤、里村みたいにやりませんが、気持ちは25周年。いままで楽しかったですし、これからももっともっとwaveを盛りあげていきたいと思います。応援よろしくお願いします!」

広田「それでは二冠のチャンピオンになりました私が、本日締めさせていただきます。野崎もさっき言ってましたけれども、私たちはこれから明日、新潟で大会があります。来れる人も来れない人も引き続き、近い人、遠い人、応援よろしくお願い致します。今日の波は最高だったかー!? 今日も広田は最高だったかー!? 今日の広田は凄い最強だったかー!? これからもwaveを見に来るかーー! ありがとー、これがー、waveだーーーーっ!」
◎広田バックステージ
——おめでとうございます。
広田「ありがとうございます」

——シングルのベルトというのははじめてに近いと思うのですが。
広田「そうですねシングル……といっても、まあそうですね。3WAYで取った……そうですね! シングルのベルト、はじめてですね。ああ……。はじめてです。もう本当に段ボールで作って。人生、何があるかわからないっていうことですよ。やり続けることですね。はじめてだ。嬉しい」

——そういうこともあってお子さんをリングに上げたのかと。
広田「いや。何も考えてなかったですね(苦笑)。ベルトが2本になる。双子だから持たせたい、みたいな」

——(シングル王座が取りたいという)欲のなさがよかった?
広田「そうなんですかね。あまり貪欲になりすぎずに、やったというところでしょうか」

——でも京子選手から取ったというのは意味がある。
広田「はい。価値があるし、意味があると思います。京子さんから取りましたからね。本当だったら宮崎さんからでもよかったですからね」

——試合が終わってからは桜花選手が早速、名乗りをあげてきたが?

広田「正直ね、桜花さんは絶対言ってくるだろうなと思いました。それは別に私が取らなくても、誰かが『誰でもかかってこい!』みたいなのを言ったら、『行きます(桜花のモノマネ)』って思ったんですけど、案の定、来ましたね」

——他団体にもアピールしていきたいような発言もあったが。
広田「そうですね。他団体というか、これは条件を満たす人が限られるので、そのなかで我こそは!はという人は誰でも。私が持ってるということで、広田にだったら挑戦できるかも?みたいな風に間口を広げるところではあるとは思うんです。やっぱりどうしてもジャガーさんだったり、京子さんだったりが持ってると、そこまでいかない40代くらいの年齢とかキャリアの方が、40越えてるけど、そこに直接挑戦表明するのはなって思う人たちが結構いると思うんですけど、まあ私が持つことで、ある意味、いい意味でハードルが下がったというか。だからこのベルトを私が持つ意味だと思うんですよ。私が持っている間に、いろんな40代と。50代と。60代と? 40代以上であれば何歳でもいいんで」

——どんなチャンピオンロードにしたいとか、どんなチャンピオン像を描いている?

広田「あのね、やっぱりね40過ぎのオバちゃんたちの闘いって、スピード感はそんなないだろうし、初々しさもないんですけど。コミカルでは私が持っているっていうのがあって、若い子には出せない、若い子の雰囲気は出せない。私たちの人間くさいというか、人生そのものの闘い方っていうのを見せていきたいと思います」

——いまの気持ちを誰に?
広田「やっぱり産んでくれたお母さん。ベルト取ったよ、ありがとー。お母さーん。セツコありがとー」
2020.01.26

『大阪・波始め・KOU』

▼OSAKA・ヤングwave~KOU~(20分1本勝負)
○梅咲遥、マドレーヌ(12分17秒、ラ・マヒストラル)有田ひめか、松井珠紗●

 
 昼の試合で鼻を負傷したマドレーヌはテーピングを施して試合に臨む。
ボディーチェックの際、Tommyレフェリーから「なんだ、その顔?」とツッコまれ、リング下にいた旧姓・広田さくらを指差す。
 松井とマドレーヌの先発で試合開始。
コーナーに追いつめられ、太ももにかみつくマドレーヌ。
代わった梅咲遥はボディーシザースからドロップキック。
松井もドロップキックを返したところで有田にタッチ。
 有田は滞空時間の長いボディースラム2発からコーナースクワッシュ。
さらにボディースラムで叩きつけてからカバーにいく。
カウント2で返されると、逆片エビへ。
ロープに逃げた梅咲は、正面からエルボーを打ち込む。
有田もエルボーを返し、打ち合いに。
ロープに走った梅咲をショルダータックルでダウンさせると、梅咲はフライング・ネックブリーカードロップ。
代わったマドレーヌはドロップキックを連発。

そして前方回転エビで丸め込むもカウント2。さらに腕十字を狙うが、松井がカットに飛び込んできた。
有田に抱えられた松井がマドレーヌに蹴りを叩き込みダウンさせると、有田は松井をマドレーヌの上へボディースラムで叩きつけ、ボディープレス。

カウント2で返されるとジャンピング・ニー。松井もボディースラムからロープに走ってフットスタンプ3連発を見舞い、背中を踏みつけてからボディースラムへ。

しかし、マドレーヌもケサ固めで返していき、ドロップキックを決めて梅咲に交代する。
ドロップキック3連発からボディースラムを決めた梅咲。しかし松井もドロップキックからボディーアタック、アームロックと反撃。梅咲もドロップキック、ボディースラムと攻め込むも、松井はボディーアタック、ドロップキック、網打ち式スープレックス。

対する梅咲も丸め込みの応酬で松井のペースを乱し、セカンドロープからのドロップキックを決める。松井のヨーロピアンクラッチをカウント2で返した梅咲は、ラ・マヒストラルで丸め込んでカウント3を奪った。

▼OSAKA・から騒ぎwave(20分1本勝負)
○米山香織、林亜佑美(10分29秒、ぐるんちょ)Loen、久令愛●

 

 林亜佑美と久令愛が先発。

フィンガーロックにいこうとするところで米山香織が飛び込んできて、背後から久令愛に攻撃を仕掛ける。

するとLeonもリング内に。

久令愛が米山に、Leonが林に同時にドロップキックを決めると、米山を排除して林にダブルショルダータックル。代わったLeonは「わっしょい、わっしょい、うるせえんだよ!」と言いながらストンピングを叩き込み、逆水平、ボディースラムと攻め立てる。そしてサーフボードへ。
ロープに逃げた林だが、代わった久令愛にボディースラムで叩きつけられる。

林はロープに飛ばされながらもドロップキックを決めたところで米山にタッチ。
 米山がキャメルクラッチを決めたところで林が飛び込んできて加勢。

さらに米山はダブルレッグロックで動きを止めて、林にタッチ。林と久令愛はエルボーを打ち合うが、ショルダータックルでダウンさせた久令愛が、正面からのエルボー、首4の字で林を攻め込む。
 林はカサドーラでカウント3を狙うも、カウント2でクリアした久令愛はドロップキック。
代わったLeonは串刺しドロップキックを決め、ダブルアームスープレックス。そして逆エビで締めあげていく。
 林はダブルリストアームサルトでLeonを投げ飛ばし。代わった米山はモンゴリアンチョップを連発。

しかしLeonはバックブリーカーからバックスピンキックをカウンターで決めて久令愛にタッチ。

久令愛はドロップキック4連発。そして腕十字へ。
米山がロープから戻ってくるところを飛びつき腕十字で捕獲した久令愛。
米山のセントーン、さらにクロスラインもかわし、Loenのミサイルキックを呼び込むと、米山に対して回転足折り固め、ジャックナイフと丸め込みを連発
。これをカウント2で返した米山は後方回転エビ。しっかり腰を落としてカウント3を奪った。
▼OSAKA・wave of waves(15分1本勝負)
○桜花由美(12分28秒、体固め)旧姓・広田さくら●
※ビッグブーツ

 
 入場するやマイクをつかんだ広田。

「皆様、昼と夜と、ありがとうございます。昼もそうだったんですが、私は並々ならぬ覚悟でリングに立っております。なぜかというと、4月12日、新木場で大会があるんですが、その大会名は『バースデーWAVE』と銘打たれております。なぜならば、桜花さんと私の誕生日のWAVEであります。めでたいんですが、私がその日、リアルバースデーなんです」と言ったころで、対角線の桜花が拍手を送ってる。それを見た広田は、「拍手してるでしょ? っていうことは、余裕をかましてるんですよ。ほんとだったら私が、4月12日リアルで、私がメインにふさわしいと思うんですが、社長権限で自分がメインだって、たぶん思ってると思うんです。この大会まで、たぶんシングル(対決)はないので、今日、勝った方が4月12日のメイン、張りませんか? あともう一つ言いたいんですけど、去年の4月の『バースデーWAVE』、桜花さんと私やったんです。なのにポスターが、桜花さん(腕を大きく回して)こんなに大きくて、私は(手で小さい丸を作って)こんなだったんです。こんなのあります? ポスターの大きさも、今日、勝った方が大きくて、負けた方がちっちゃく。ポスターの大きさも懸けろ!」と要求。

それを桜花があっさりのんで、試合開始のゴングが鳴らされた。
試合開始のゴングと同時にコーナーを飛び出してビッグブーツを放った桜花だったが、広田はそれをかわしていきなりのボ・ラギノール。

そのまま丸め込んだがカウント2。

逆に桜花はカウンターでビッグブーツを決めた。カウント2で返した広田は、首固めから丸め込みを連発で仕掛けていくが、いずれもカウント2。いったん分かれたところで、互いに相手の髪をつかんで荒れ模様の展開に。

Tommyレフェリーに促されブレイクすると動きを止めて気持ちを落ち着かせる。


 広田は「そうだった……。ごめんなさいね。今年初めて(の大阪)なんだから、みんなハッピーにして帰そうって思ってたのに、ごめんさない。気持ちだけが前のめっちゃって」。そして気を取り直して、「楽しくやろう。楽しいWAVEっていうのを見せてあげようよ」と言うと試合再開。しかし、先ほどの言葉とは裏腹に大声を張り上げながら攻撃を仕掛けていく。

そしてロープ渡りでいつものペースに持ち込んでいくも、足を滑らせて転落。
そこへ桜花がビッグブーツを放っていったが、トップロープを引き下ろして桜花をリング下に転落させた広田はトペを狙う。

だが、セカンドロープに体が引っかかって失敗。とはいえ、これはいつもの広田の展開。


 リングに戻る際にコーナーに上がった桜花を肩に担いだ広田は、そのまま対角線のコーナーまで運ぶ。
 ブレイクしたところで桜花のボディーアタックを浴びた。カウント2で返された桜花はクロスフェースロックでギブアップを迫るが、髪をつかんだため反則カウントが数えられる。
なんとかロープに手を伸ばしてブレイクに持ち込んだ広田だが、背中を踏みつけられる。

ビッグブーツをかわした広田は、桜花をロープに貼り付けにしてボ・ラギノール。

タカダジュンジを両足を突き出されてカットされると、桜花にタカダジュンジをやらせるように仕向ける。大の字の広田を飛び越えてロープに走った桜花。
しかし広田はすぐに立ち上がってボディーに蹴りを叩き込み、「この技は今年から年齢制限つけたんだよ。ババアにやる資格はねえんだよ!」。そしてリングを囲んでいた若い子にやってもらうと提案。なぜかここで二上美紀子会長、旧姓忍者・乱丸までリングサイドに集まって来て立候補するが、広田は最終的に梅咲遥を指名。

リングに上がった梅咲はタカダジュンジを放つもかわされて自爆。

桜花と広田の2人から蹴られ、リング下に落とされた。
邪魔者を排除すると、広田は丸め込み、ビッグブーツをかわしてからのボ・ラギノール、シャイニング・ウィザード。

そしてコーナーで倒立して足を開いたり閉じたり。

ふらふらと近づきながらも広田を叩き落した桜花はビッグブーツを決め、バックに回ってタイガースープレックスを狙う。
それを切り返してテキーラサンライズを仕掛ける広田。

その展開が続く中で、最後は広田がテキーラサンライズを決める。続くラ・マヒストラルはカウント2で返されるも、裏拳を連発していく広田。

そしてコーナーに走る。しかし待っていたのは、桜花のふらふらドーン。

広田はなんとかカウント2で返した。
背を向けてコーナーに上る広田に投げ捨てジャーマンを放った桜花。

すぐに立ち上がった広田だったが、前のめりにダウン。

桜花は後頭部にカカト落としをぶち込む。さらにブレーンバスターを狙ったが、広田はそれを切り返しての丸め込む。

カウント2でかわされるとロープに走ったが、ビッグブーツをカウンターで浴びてマットに沈んだ。
勝利後、マイクを手にした桜花は、「広田さんが言い出したことですからね。まだ、どっちがメインにしようか決めてなかったし、ポスターもまだ作ってねえし。ってことは、広田さんにすっげえカード持ってきても、メインは、あ・た・し。そして、今年のポスターも、わたしはこーんなに(大きく)して、広田さんは(指で小さい丸を作って)こんなだから。“リアルバースデー”って入れてあげるよ。それでは皆さん、4月12日のポスターとカード、楽しみにしててください」と勝ち誇ってリングを下りた。
▼OSAKA・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH 203日(15分1本勝負)
○中森華子(10分11秒、エビ固め)HIRO'e●

 
 握手を交わし、中森華子がコーナーに戻ろうと背を向けたところにドロップキックを放ったHIRO'e。

ここで試合開始のゴング。

攻撃の手を緩めずタックルを打っていったHIRO'eだが、中森は倒れない。

逆に中森もタックルを打ち込んでいくが、カウンターで迎え撃ったところで中森はダウン。

長浜は髪をつかんで投げ、顔面を踏みつけていく。

しかしフライング・ネックブリーカードロップで反撃に転じた中森は、背中、正面からとサッカーボールキックを叩き込み、HIRO'eをロープに貼り付けにしてエプロンからミドルキックをぶち込んでいった。さらに顔面をマットに叩きつけ、STFで締めあげる。
ロープに逃げれられても、コーナーに追いつめてのバックスピンキック。

しかしHIRO'eも串刺し式でスピアを突き刺すが、中森は強烈なローキックで反撃。

エルボーを返していったHIRO'eは、コードブレイカーから低空ドロップキック、ブレーンバスターと攻め立てるが、中森はヒザ蹴りでHIRO'eの攻撃を断ち切り、ミサイルキック、馬乗りになってのアームブリーカーでギブアップを迫る。
ロープブレイクに持ち込まれると、腕への蹴りから雪崩式のノド輪落とし、シャイニング・ウィザードとたたみかける。
 中森を強引に後方に投げ捨てたHIRO'eはミサイルキック2連発、スピア、投げしてジャーマンと攻め込むが、中森も投げ捨てジャーマンを返していく。
それでもHIRO'eはカウンターでスピアを決め、ジャーマンへ。カウント2で返されるとコーナーに上った。それを見て起き上がった中森は、雪崩式ブレーンバスターでマットに叩きつける。HIRO'eはカサドーラからバックドロップホールド。カウント2で返した中森は、HIRO'eの顔面を蹴り上げ、カウンターのミドルキックから鎮魂歌ドライバー。積極的に攻め込んできたHIRO'eを返り討ちにした。
▼OSAKA・スクランブルwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃、高瀬みゆき(16分25秒、体固め)野崎渚、青木いつ希●
※直伝デスバレーボム

 
 執ようにレジーナをつけ狙うWAVEタッグ王者が、アクトレスのシングル王者とタッグを結成して、地元の若手を引き連れたレジーナと激突するメインイベント。
 リング中央でにらみ合う野崎と宮崎に「お願いします!」と握手を求めた青木いつ希と高瀬みゆきだが無視され、そのまま野崎と宮崎の先発で試合開始のゴング。
フィンガーロックでの力比べからいきなり場外乱闘をに引き込んだ宮崎。
 そのまま場外で野崎vs高瀬、宮崎vs青木の展開に。リングに戻ると、野崎にビッグヒップを決めた宮崎。

2度目のビッグヒップは青木がカットし、野崎が鎌固めで反撃。さらにダブルレッグロックからのサーフボードを狙うが、宮崎の上半身は上がらず顔面をマットに叩きつけるまでには至らず。
代わった青木はキャメルクラッチ。

背中にストンピングを落とし、ロープに貼り付けにして、背後からボディーアタック。

攻撃を浴びながらも、宮崎は正面からの蹴り、低空ドロップキックを叩き込んで高瀬にタッチした。


 勢い込んでリングに飛び込んできた高瀬は串刺しドロップキック、ドロップキックからエルボの打ち合いへ。

代わった野崎は高瀬に串刺しビッグブーツを乱射。
パワースラムで切り返した高瀬は、ブレーンバスターを狙うも背後に滑り下りられて、ドルミルに捕らえられる。

コーナーに押し込んで逃れた高瀬は、コーナー2段目に飛び乗ってのドロップキックから串刺しラリアット、コーナー2段目からのフォアアーム、カミカゼ、コーナー2段目からのギロチンドロップと畳みかける。
さらにミサイルキックを叩き込んだ高瀬だが、野崎はブレーンバスターで叩きつけると、カウンターのビッグブーツ。

そして高瀬が逆水平、野崎がビッグブーツの打ち合いに。ラリアットを叩き込んでくる高瀬にビッグブーツを返していく野崎。

片ヒザを着いた状態の高瀬にスライディングでビッグブーツを叩き込んだ野崎。カウンター、ショットガン式でビッグブーツを叩き込むが、宮崎とのタッチを許してしまう。野崎も青木にタッチ。
何発もタックルを打ち合う宮崎と青木。

ラリアットを決めた宮崎だが、青木はタックルで打ち勝ち、バックドロップを狙う。高瀬が飛び込んできて2人がかりでの攻撃を狙うが、野崎がミサイルキックで2人を同時に吹っ飛ばす。
青木のエルボーは宮崎にかわされて同士打ちになるも、強引にバックドロップを決めた青木。

しかしコーナーに上ったところ、高瀬に叩き落とされる。場外で野崎と青木を鉢合わせにした高瀬は、青木をリングに押し上げる。

串刺しエルボーバット2発からフェースクラッシャー、ダブルニースタンプを決めた青木は、コーナートップから急降下ダブルフットスタンプ。
試合後、マイクを手にした宮崎は、「野崎、屈辱的だったでしょ? これ、野崎のベルト、私が持って勝っちゃおうかな。オイ、いつでもこのベルト、獲ってやるから」と言って、手にしていたレジーナのベルトを大の字の野崎の上に放り投げた。
ベルトを手にして無言のまま引き揚げた野崎。その後ろ姿を目で追った宮崎は、「WAVE大阪大会、ZEN・KOUのKOU、ご来場ありがとうございました」と挨拶。そして、参加全選手をリングに呼び込み、「まあ、今私がアピールしたから、あんなふうになっちゃったけど、でも、いつでも。野崎がベルト巻いて、そのベルトに、野崎が持ってるベルトに、私が挑戦して勝つなんて、もうほんとに、ムチャクチャいい感じじゃないですか? あいつ、今いくつだ? 28とかそれぐらい? 私、15から知ってて、泣かしてたっていうか、練習つらくてピーピー泣いてて、その頃を知ってるんで、超えられるわけがないんですよね、私のこと。超えさせるわけにはいかないと思ってます。野崎が持ってるベルトだからこそ、やりがいがあるんですよね。ありがとうございました」とベルトに向けての心境を明かした。
なんとなくしんみりした雰囲気に、周りから「ハッピーに」の声が飛ぶ。それを聞いて気を取り直した宮崎は、「3月21日、世界館でやります。ぜひ皆さん、来てください」と次回大阪大会を予告して、最後は宮崎が音頭を取って、「これがWAVEだ!」の大合唱で2020年初の大阪大会は幕を閉じた。
2020.01.26

「大阪・波始め・ZEN」

2020年初の大阪大会。WAVE所属選手による入場式では東京に続き、新春恒例の書初めを披露。各選手が挨拶とともに今年の抱負として記した書とその理由は以下の通り。
・HIRO'e=「完」
「私事ではありますが、今年の8月16日に、東京・後楽園ホールの大会で引退させていただくことが決まってますので、その時までにプロレスラーとして完走するというので『完』にしました。その日まで皆様、よろしくお願いします」
・桜花由美=「社」
「新年一発目の大阪大会、ご来場、誠にありがとうございます。東京でも書初めをしたんですけども、東京とは違う方がいいということで、私の今年に豊富、『やしろ』『しゃ』……。意味は、神社とかの社、神をまつるところ。だけど私、東京では『長』と書きました。2つ合わせて『社長』。今年、社長として目いっぱい頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」
・宮崎有妃=「考」
「私の漢字は、『考(かんがえる)』。東京でやった時は『学(まなぶ)』という字を書いたんですが、どっち書こうか迷ったんです、東京で。考え、学びたいと今年は思って、あっち(東京)では『学』を書いたんで、こっちでは『考』。考え、学んでいきたいなと。キャリアも、引退した時期はあるけど、今の永島(千佳世)、加藤(園子)、里村(明衣子)と同期でやっているんですが、そのキャリアが上がっても、考え、学ぶことをやめないで今年は突き進んでいきたいなと思います。よろしくお願いします」
・旧姓・広田さくら=「幸」
「あたらためまして、今年もよろしくお願いします。私の今年の大阪バージョンの漢字は『幸(さち)』。なんでかというと単純で、今、私は幸せでたまらないからです。私が幸せを感じて、それをものすごくリング上から皆さんにあふれ出すことで、それを皆さん1人ひとりが感じて帰ってもらったら、“WAVEに来たら幸せな気持ちで帰れるな”“楽しい気持ちで帰れるな”と思って、“また来よう”“また行ってみよう”ということで、次回も来てくれて、1人ひとり増えて、お客さんがたくさん増えればなという思いを込めて『幸』という字を書きました。これで今年はいきたいと思います」
広田は2人の子供が書いた書初め(?)も披露。「東京(での書初め)から1カ月もたってないですけど、東京はね、グチャグチャって書いただけなんですよ。でも1カ月たたないうちに、なんか、なんとなく意味を持つものを(書けるようになって)、成長したなと。これは皆さんに(2枚セットで)差し上げます(5選手の書は、この日の売店で販売されていたガチャガチャの景品にされる)ので、持って帰ってもらえたらなと思います。今年もよろしくお願いします」
・野崎渚=「頂」
「2020年、一発目の大阪大会、皆さん、ご来場ありがとうございます。レジーナ(のベルト)、大阪に持ってくることができました。そんな私の今年1年の抱負の漢字はこちら。『頂(いただき)』です。東京の方では『増(ふやす)』という字を書かせていただきました。この増やすには、お客さんを増やすこと、そして団体としても人を増やしたいという思いを込めて『増やす』だったんですけども、その増やした先の抱負をさらに、今日、書かせていただきました。レジーナとして、プロレス界のトップに立つこと。そして、プロレスリングWAVEが、プロレス界のトップに立つこと。それを実現できるように、今年1年、頑張っていきたいと思ってますので、皆さん、変わらぬ応援、よろしくお願いします」
そして野崎が音頭を取って、「2020年一発目の大阪大会、スタート!」の掛け声で幕を開けた。
▼OSAKA・ヤングwave~ZEN~(20分1本勝負)
○高瀬みゆき、梅咲遥(14分17秒、片エビ固め)青木いつ希、林亜佑美●
※旋回式ブレーンバスター


オープニングマッチはヤングwave。入場時から「わっしょい! わっしょい!」と何度も叫び、若さを爆発させる青木いつ希と林亜佑美。握手を交わし、「わっしょい!わっしょい!」と叫んで気合を入れているところへ高瀬みゆきと梅咲遥が襲い掛かって試合開始のゴング。
交互に串刺しドロップキックを放ち、林を攻め立てる高瀬と梅咲。
そのまま2人がかりで両腕をつかんでポーズを決めたところで青木が林の背中に乗ろうとするが、重さに耐えきれずピラミッドは崩れてしまう。
その後も梅咲のボディーシザース、ダブルレッグロック、弓矢固めなどで防戦を強いられる林。

さらにボディースラムを浴びたが、ドロップキックを返したところで青木にタッチ。
青木と梅咲は互いに髪をつかんでの投げを放つと、体力で勝る青木が正面からのエルボー、ロープに貼り付けにして背後からベイダーアタックを見舞う。

タッチを受けた林は、串刺しドロップキックからドロップキック。
「わっしょい!」と声をあげながらのフライング・メイヤー3連発。
そしてエルボーの打ち合いに。ドロップキックを決めた梅咲は、逆エビで締めあげる。
ロープに逃れた林は、ロープに飛ばされたのを利用してボディーアタックを決め、梅咲をいったん抱え上げてから「わっしょい!」の掛け声とともに後方に叩き落す。
代わった青木はショルダータックルから串刺しエルボーバット2連発、ボディープレスと攻め込み、倒れ込むようにしてのボディープレス。
カウント2で返した梅咲はドロップックで反撃。
ここで高瀬が飛び込んできて、ダブルドロップキックを決める。
さらに梅咲のミサイルキック2連発を呼び込み、タッチを受けた高瀬は逆水平、フォアアームの連発からコーナー2段目からのドロップキック、串刺しラリアット、セカンドロープからダイブしてのフォアアームを決める。
そして高瀬が逆水平、青木がエルボーの打ち合いに。
逆水平をかわして大外刈りの要領で高瀬をダウンさせた青木はダブルニードロップ。
カウント2で返されたところで林にタッチする。
勢いよく飛び込んでドロップキック3連発を決めた林だが、高瀬はボディースラムで反撃。
それでも林は串刺しドロップキック3連発、ドロップキック、ボディースラムと攻め込み、青木のショルダータックルのアシストを受けてジャックナイフ、前方回転エビで丸め込むもカウント2。
林のドロップキックを浴びながらもラリアットを決めた高瀬は、カミカゼからコーナー2段目からのレッグドロップ。
カウント2で返されるとブレーンバスターを狙う。
それを首固めに返した林は丸め込みの連発でフォールを狙うがカウント2で返しされる。
林がロープに走ったところでパワースラムを決めた高瀬は、旋回式でブレーンバスターを放つ。そのまま片エビに固めると、カウント3が数えられた。
▼OSAKA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(12分11秒、体固め)松井珠紗●
※ムーンサルトプレス


チャレンジマッチ3番勝負。
まずは松井珠紗がWAVEタッグ王者である宮崎有妃に挑むシングルマッチ。
若手に有利になる特別ルールとして、「通常のプロレスルール」「戦隊ものルール」「2カウントフォールルール」「1カウントフォールルール」「オンリーギブアップルール」「RIZINルール」「MMAルール」「アクトクレフェリールール」「修行ルール」と10種類のルールが書かれた紙が入った封筒が用意された。
松井が引き当てたのは「アクトクレフェリールール」これは。阿部四郎レフェリーをオマージュしたルールで、ボディーチェックしないまま試合開始のゴングが鳴らされた。
ロックアップから松井をロープに押し込んだ宮崎。
すぐにブレイクしないとみるや、Tommyレフェリーは高速で反則カウントを数える。
一方の松井がロープに押し込んだ際には、ブレイクを促すもののカウントは数えない。
松井をリバースフルネルソンに捕らえた宮崎は、「松井、歳いくつ?」の問いかける。
それに「19歳」と答えた松井。
次の瞬間、Tommyレフェリーが反則カウントを数え始め、宮崎は恥ずかし固めに移行できないまま技を解く。
ならばと宮崎は、ビッグヒップから髪をつかんでの投げ。
しかし厳しいチェックの前に、「なにもできない」と漏らす宮崎。
松井のかみつきには「ギブアップか?」と聞くTommyレフェリーだが、宮崎のかみつきは高速カウントで厳しくチェック。
スリーパーもチョークに入っているとブレイクを命じる。
ボディーアタックを受け止めて正面に叩き落した宮崎は、ギロチンドロップ。
松井が丸め込むと高速カウントを数えるTommyレフェリー。
ラリアットをかわして卍固めを決めた松井。
体勢が崩れるとアームロックで締めあげる。
コーナー2段目からのドロップキックを受け止めた宮崎だが、レッグドロップをかわされ、ドロップキックの連発からボディーアタックを浴びる。
バックに回られるも投げられるのは阻止。そのままロープブレイクに持ち込んだ宮崎はラリアットを決める。
リング中央で卍固めを決められた宮崎だったが、そのままゆっくりとロープまで歩み寄ってブレイクに持ち込んだ。
ミサイルキックを決めた松井だったが、2発目を狙ったところで雪崩式ブレーンバスターを浴びる。
続くえびす落としもカウント2で返した松井だったが、ムーンサルトプレスにカウント3を聞いた。
▼OSAKA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○桜花由美(11分43秒、体固め)久令愛●
※ビッグブーツ


残る9種類の特別ルールから久令愛が引き当てたのは「修行ルール」。これは桜花由美にのみ、技をかけたあとにスクワット、腕立て、腹筋のいずれか10回をした後でしかカバーにいけない(カウントが数えられない)というもの。

試合開始のゴングと同時にコーナーを飛び出してドロップキックを決めた久令愛。
しかしコーナーに追いつめられながらも体を入れ替えて反撃に転じた桜花は、ビッグブーツからカバーにいったものの条件を満たしていないため、Tommyレフェリーはマットを叩かない。串刺しビッグブーツを決めた桜花は、フライング・ボディーアタックを決めてそのままカバーするが、ここでもカウントは数えられず。
ならばとうつ伏せ状態の久令愛の髪をつかんでの腹筋10回からクロスフェースロックでギブアップを迫る。
しかし、ロープに逃げられてしまった。

ロープ際で久令愛を踏みつけ、背中にダブルニーを落とした桜花。それでも久令愛はドロップキックを放ち、ショルダータックルの打ち合いからドロップキック3連発。
カウント2で返されると、ワキ固めでギブアップを迫る。
エルボーの打ち合いからランニング・フォアアームで久令愛を段させた桜花は、スクワット10回からカバー。カウント2で返されると、バックドロップを狙った。
踏ん張って阻止した久令愛は桜花の腕を取り、トップロープに絡めて締め上げてから腕十字を決める。
ロープに逃れた桜花は、ビッグブーツを決めてスクワットを始めるが、リング下にいた高瀬が「しっかり腰を落として」とクレーム。
改めてスクワット10回からカバーするがカウント3は数えられず。
飛びつき腕十字を決められた桜花。
ロープブレイクに持ち込んだものの、ミサイルキック2発を浴びる。下から顔面を蹴り上げ、ビッグブーツを狙った桜花だが、それをかわした久令愛は逆さ押さえ込み。さらに回転足折り固め、ジャックナイフと丸め込むが、いずれもカウント2。
カウンターのビッグブーツを決めた桜花は腹筋10回からカバーするが、久令愛はカウント1で返す。
DDTからカカト落としを決めたところでスクワットを始めた桜花。
しかし8回まで行ったところで起き上がった久令愛。
これに怒った桜花は垂直落下式ブレーンバスター。
さらに正面からビッグブーツを叩き込み、スクワット10回からカバー。ここでカウント3が数えられた。
ところが、リング下にいた選手から物言いがついて審議に。Tommyレフェリーは二上美紀子会長に裁定を求めたが、試合を見ていないことを理由に「やり直し」を命じた。
そのため先のカウント3は無効となり試合続行。
しかし桜花は、垂直落下式ブレーンバスター、ビッグブーツのフィニッシュコースを再現。そしてスクワット10回。カバーにいくと、改めてカウント3が数えられた。
▼OSAKA・チャレンジwave(15分1本勝負)
○旧姓・広田さくら(9分54秒、リバースキャメルクラッチ)マドレーヌ●

残る8種類のルールの中からマドレーヌが引いたのは、「RIZINルール」。
これはオープンフィンガーグローブを着用して試合を行い、パンチ、キック、ヒザ蹴り、エルボーに加えチョークも認められるというもの。
総合格闘技の経験(1勝6敗)があるマドレーヌは俄然やる気になり、舌なめずりをしてからオープンフィンガーグローブを着けると、コーナーマットにパンチを叩き込むデモンストレーションを披露した。
拳を合わせて試合開始。
ゴングと同時にステップを踏んで、パンチを繰り出すマドレーヌ。マウントパンチからチョークスリーパーへ。さらにヒザ十字を決めると旧姓・広田さくらはロープに逃げたが、ブレイクは認められず。Tommyレフェリーから「ドント・ムーブ」がコールされ、そのままの体勢でリング中央に引き戻されて試合続行。
なんとかグラウンドの展開から逃れた広田は「プロレス代表としてお前を倒す」と宣言した。
試合再開となったところでグラウンドに引き込む広田だが、マドレーヌが肩固めからチョークスリーパー。
そのまま試合が終わってしまうのではないかというムードに包まれたものの、広田はアキレス腱固めに切り返していった。
いったんブレイクに持ち込むと、がむしゃらにパンチを打ち込んでいった広田。
コーナーに飛ばしてフェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズを決めた広田。
そしてマドレーヌのリストを決めてロープ渡りを披露。自分の得意の展開に持ち込んだかに思われたが、足を滑らせて転落。
何もそこまで自分の得意の展開に持ち込まなくても……。相手のミスに付け込んだマドレーヌがパンチのラッシュから背後に回ってチョークスリーパー。
しかし広田が強引なボディースラムで叩きつけ、タカダジュンジを狙ってマドレーヌを飛び越えようとした。
しかしここで広田の足をつかんで倒したマドレーヌはレッグロックへ。
スタンドに戻り、ボディーアタックを決めたマドレーヌはカウント2で返されると腕十字へ。
起き上がってマドレーヌの両足をキャッチした広田は、逆エビに切り返していく。
体勢が崩れると、マドレーヌをロープに貼り付けにしてボ・ラギノール。
マドレーヌは悲鳴を上げて崩れ落ちる。
ローキックを浴びながらも、背中を向けたところへボ・ラギノールを決めた広田。ここで両者ダウンとなりカウントが数えられる。
何とか2人ともカウント9で立ち上がった。
パンチを叩き込んだ広田だが、3発目をかわしたマドレーヌはワキ固め。
いつしかマドレーヌの鼻から鮮血が流れ落ちていた。
丸め込みの連続をいずれもカウント2で返していった広田は、4点ポジション状態のマドレーヌにボ・ラギノールを放っていったが、腰を浮かせてかわしたマドレーヌはチョークスリーパーへ。それをかいくぐった広田は、片羽絞めの状態から相手を仰向けにして締めあげる。
ここでマドレーヌがタップアウトした。
マイクをつかんだ広田は「いかに総合格闘技ルールが、素人が手を出すと危険だとわかりました。その素人相手にしてくれてありがとう。マドレーヌ。お前は本物のプロレスラーだ」と健闘をたたえ、拳を合わせてリングを下りた。
▼OSAKA・メモリアルwave~COUNTDOWN LONG BEACH・203日(15分1本勝負)
○Leon(10分32秒、体固め)HIRO'e●
※キャプチュードバスター



ガッチリ握手を交わして試合開始のゴング。
手四つの力比べから、ショルダータックル、サーフボード、ボディーシザースと優位に立ったHIRO'e。Leonは串刺しドロップキックでペースを引き戻すと、ボディースラム、サマーソルトドロップ、キャメルクラッチで反撃。
互いに串刺しスピアを決め、エルボーの打ち合いから、コードブレイカーを決めたHIRO'e。さ
らにロープを背にしたLeonにスピア、ドロップキック、ブレーンバスターと攻め立てる。
Leonも風車式背骨折りから逆片エビを返し、ロープを持って立ち上がったHIRO'eの背中にスピア。
カウント2で返されるとコーナー最上段へ。
立ち上がったHIRO'eは雪崩式の攻撃を狙うが、エルボーで叩き落とされる。
それでもミサイルキック、ノーザンライトスープレックスを決めるが、Leonは走り込んでくるHIRO'eを肩に担ぎ上げてスピンすると、そのまま叩き落としてフラッグスプラッシュ。
カウント2で返したHIRO'eは、カサドーラ、カウンターのスピアを決めるが、Leonもカウンターのスピアを返し、キャプチュードバスターでカウント3を奪った。
▼OSAKA・Yシャツwave(20分1本勝負)
△野崎渚、中森華子(時間切れ引き分け)Sareee△、有田ひめか
通常のプロレスルールに加え、Yシャツを脱がされると負けに。さらに、試合開始から5分間はランバージャックお仕置きルール、8分からは1分間のスローモーション、13分から人間凶器が投入される特別ルール。



野崎渚と有田ひめかの先発で試合開始。
タッチを受けた中森華子はサッカーボールキックを決めるも、蹴り足を捕まえて抱え上げた有田は、そのまま中森をエプロンまで運ぶ。
そして落とそうとづるも、踏ん張られて不発に終わる。
野崎と中森はダブルのフロントキックから有田をリング下へ落とすと、お仕置き隊が一斉に襲い掛かる。有田はすぐにリングに戻って難を逃れた。
代わったSareeeはドロップキックからダブルフットスタンプ、鎌固めと攻め込む。そしてコーナーに上がると、中森が雪崩式ブレーンバスターを狙ってセカンドロープに足をかける。
ここは有田が後方に引き落として阻止。
有田に2人がかりの攻撃を狙った野崎と中森だったが、クロスラインをかわされたところにSareeeのボディーアタックが飛んできた。
それを受け止めてエプロンへ。Sareeeを落とそうとする2人向かって有田が突進。しかしかわされて誤爆。
そのままリング下に落ちたSareeeと有田はお仕置きを受ける羽目に。2人がリングに戻ったところで5分が経過し、お仕置きルールは終了。
リング中央でエルボーを打ち合うSareeeと中森。
カウンターのミドルキックからワキ固め、アームロックと攻め立てる中森に対し、野崎にドロップキックを放つSareee。
しかし、2発目をかわしてドルミルに持ち込んだ野崎は、ビッグブーツからグラウンドに引き込んでのドルミル。
野崎がサリーにビッグブーツを決めッところでスローモーションルール発動。中森のハイキックが野崎に同士打ち。
通常スピードに戻ったところでSareeeが野崎にドロップキックを決め、ダブルリストアームサルト。
有田がショルダータックルで続黄、逆片エビへ。さらに背中にヒザを叩き込み、アルゼンチンバックブリーカーへ。
背後に滑り落ちてスリーパーを決めた野崎だったが、そのまま強引にアルゼンチンに担ぎ上げた有田。ここは中森がカット。
有田にビッグブーツを叩き込んだところで中森にタッチ。
ミサイルキックを決めた中森は、左右のキックからDDT、シャイニング・ウィザード。有田もサモアンドロップを返し、ランニング・ニーアタックから逆エビへ。
ここで13分経過。
そして人間凶器として宮崎と広田がリングイン。そのまま相手を問わず襲い掛かって乱闘となり、4選手ともバックステージへ連れ込まれる。
誰もいなくなったリングに林が上がって、観客も一緒になって「わっしょい、わっしょい!」の大合唱。そこへ、Sareeeと有田、中森が顔面を緑に染めて戻ってくる。
野崎のYシャツの背中には「ブス」と書かれている。
野崎にときめきメモリアルを決めた宮崎は、Sareeeを恥ずかし固めに捕らえる。
技を解いたところで、人間凶器第2弾として桜花が登場。
手あたり次第にビッグブーツを叩き込み、有田&中森にフェースクラッシャー。さらに中森に垂直落下式ブレーンバスターを決めたところで「残り3分」のアナウンス。
Sareeeにビッグブーツを決めた野崎はフロントネックチャンスリー、ミサイルキックと攻め立てる。
「残り1分」でスライディング式ビッグブーツを決めた野崎だが、Sareeeもジャーマンをお返し。カウント2で返されると裏投げを決める。
カバーにいったところで中森がカット。
2発目の裏投げを決めたところでタイムアップのゴングが打ち鳴らされた。
試合後、野崎がマイクを手に。
「改めまして、2020年一発目の大阪大会、ありがとうございました。Sareeeちゃん、今日が当たるの最後かもしれないんだけど、もっと試合したかったな。正直、もっともっとSareeeちゃんと。なんなら、ベルト懸けてやりたかったよ。でも、今日やれてよかったです。ありがとう。Sareeeちゃん、今日、関西ラストらしいから、最後にご挨拶をお願いします」とマイクを渡す。
Sareeeは「皆さん、本日はご来場、ありがとうございます。私は2月いっぱいでいったん日本での試合を終えまして、3月から海外で、また1からやることにチャレンジしていきたいと思ってます。そんななか、関西で試合することはないだろうなと思ってたんですけど、今日こうやって、WAVEさんに呼んでいただいて、本当にありがとうございました。そして野崎さん、野崎さんには練習生のころからとてもお世話になって、かわいがっていただいて、ほんとに大好きな先輩でした。こうやって今日、同じリングに立てて、ほんとにうれしく思います。もっともっと頑張って、大きくなって帰って来るんで、そしたらまた、ぜひ、次はじっくりシングルマッチ、やて下さい。待っててください」とメッセージを述べた。
改めてマイクを受け取った野崎。
「Sareeeちゃん、ほんとにありがとうございました。ということで、お昼の大阪大会の締めをしたいと思います」と出場全選手をリングに呼び込み、「これがWAVEだ!」の大合唱。
そして記念撮影で昼の部は終了した。
2020.01.17

「いきなりフライデーナイト 20 Jan.」

1、から騒ぎwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&優宇(15分27秒、体固め)桜花由美&林亜佑美●
※ムーンサルト・プレス


今年初のフライデーナイト興行は、宮崎有妃&優宇VS桜花由美&林亜佑美のタッグマッチでスタート。

まずは先発した林がゴングと同時に「ワッショイ!」を連呼。戸惑う優宇を見かねてか、桜花も加わり、林と一緒に「ワッショイ! ワッショイ!!」。優宇が仕方なく付き合うと、すかさず林&桜花がガットショット。すぐさま桜花が林を担いでドロップキック!

ハメられた優宇だったが、林のワッショイ首投げを堪えて、攻守を入れ替える。続く宮崎が首投げからのビッグヒップをお見舞い。さらにかわった優宇が腕十字。これは桜花がカット。ならばと優宇は腕へのボディープレスを放って宮崎と交代する
宮崎がキャメルクラッチで捕獲。林が噛みついて脱出を計るも、未然に気付いた宮崎が噛みつき返し。続く優宇は旋回式サイドバスターからのセントーン。カウント2。逆水平チョップを連発していく。

なんとか耐えた林はエルボー連打で反撃開始。ドロップキックを放つも、優宇は倒れない。逆にクロスボディーをキャッチした優宇がセントーンを投下。林も寸前でかわしていく。
かわった桜花が逆襲に出る。宮崎&優宇にフェースクラッシャーを決めると、優宇に串刺しビッグブーツ、ダイビング・サンマドロップで追い打ち。桜花のビッグブーツ、優宇の逆水平チョップがラリーとなる。ダメ押しのビッグブーツを狙う桜花だったが、今度は優宇が受け止めコーナーにパワーボムで叩き付ける。優宇のキャノンボールは豪快だったが、カウント2止まり。桜花も至近距離からのビッグブーツを放ち、ロープに走る。これを優宇がカウンターの払い腰。

かわった宮崎が桜花に張り付けラリアット。林の大声ワッショイで宮崎をひるませ、桜花が投げっぱなしジャーマン! ならばと宮崎は恥ずかし固めを狙うが、「こんなババアやりたくない」と拒否。桜花は「やりやがれ!」と串刺しビッグブーツ、宮崎も「やりたくねーわ!」と串刺しラリアット。お仕置きモードの桜花がDDT、カカト落としでカウント2。
ここで林が宮崎を羽交い締め。桜花が宮崎の目前で「ワッショイ!」を叫ぶが、残念ながら声が響かず……。逆に宮崎が目突き。ロープに走るが、桜花がカウンターのネックハンギングボムで叩き付ける。
戦況が宮崎VS林に移り、カサドーラ狙いの林。押しつぶした宮崎がカウント2。続くジャックナイフもカウント2止まり。コーナーに登る林に、追いかけた宮崎がリップロック。雪崩式ブレーンバスターにつなげて、トドメはムーンサルト・プレスだった。
2、モシャスwave(15分1本勝負)
○梅咲遥(0分6秒、片エビ固め)旧姓・梅咲遥●(=旧姓・広田さくら)
※ドロップキック
◎再試合
○梅咲遥(0分9秒、片エビ固め)旧姓・梅咲遥●
※ドロップキック
◎再々試合
○旧姓・梅咲遥(9分7秒、ラ・マヒストラル)梅咲遥●


第2試合は旧姓・広田さくらVS梅咲遥のシングルマッチ。まずは梅咲が入場するも、もう一度、梅咲のテーマ曲がかかる。そこに現れたのは梅咲遥を“モシャス”した旧姓・広田さくらだった。

野中リングアナが「旧姓・梅咲遥」とコールすると、観客から「遥、かわいいよ」の声。崩れ落ちるリアル梅咲……。すでに精神的ダメージを負っている模様。

一応、握手する2人。ゴングが鳴らされると、梅咲が怒りにまかせたドロップキックをサク裂させる。そのままカバーしまさかの3カウント!
旧姓「……。そんなの聞いてないし。そんな最初から固く来るって聞いてないし。もう1回よ!」

有無を言わせず再試合のゴング。と同時に今度は旧姓がドロップキック。かわした梅咲がドロップキックでやり返し、やはり3カウント!?
旧姓「……。唇噛んだんですけど。急にバーッとくるから。ちょっと待ってよ。これで終わりでいいっていうの? みんなのチケット代の100円分も頑張ってない! もっともっと頑張って、お釣りがくるくらい頑張るんだからぁ! そうでしょ、遥。そうでしょ? (旧姓に向かって『お前が頑張れ』の声が飛ぶと)そうだよ。『お前が頑張れ』って言われてるぞ。もう一本じゃなくていまからだ!」

再々試合となり、旧姓の誇張されたモシャスに、梅咲が「そんなんじゃねーよ!」とエルボー弾。ラリーとなる。そこから梅咲がドロップキック。今度はキックアウトする旧姓。馬乗りになる梅咲。旧姓も取り返す。
梅咲が動くたびに、同じような動きをする旧姓。梅咲が「マネするなよ!」と叫ぶと、旧姓も「マネってなに? 遥だけど!?」と負けてはいない。そしてアゴを突き出しながら組み合おうとする。さすがに梅咲が「そんな出てない!」とクレーム。お構いなしの旧姓はショルダータックルからドロップキック。これは相打ちに。
走る旧姓にドロップキックを放った梅咲。串刺しドロップキックをお見舞い。旧姓もフェースクラッシャーでやり返し、弓矢固め。耐えられると逆エビ固めへ。ボディースラムはカウント2。小刻みにニードロップを放った旧姓。ロープに振るも、梅咲は腰を押さえて崩れる。
すると旧姓も腰が痛くなり、ダブルダウン。カウント9から梅咲がネックブリーカードロップ、ミサイルキック、ボディースラムでカウント2。押さえ込みを連発する。
梅咲の逆さ押さえ込みをかわした旧姓も丸め込む。カウント2。梅咲の首固めはカウント2。そのままフェイントからのラ・マヒストラルを狙う梅咲だったが、最後の瞬間、切り返した旧姓が逆転勝利を収めた。あまりにも旧姓のモシャスが似ていたためか、梅咲の手をあげるTommyレフェリー。だが、よくよく見直して、旧姓の手をあげた。

試合後も梅咲になりきりまくった広田が「遥、頑張ったね、遥、でも私はね、アンタじゃ満足しないわよ。アンタのところのトップにその持ってるベルトそろそろかけない?って言っておきなさいよ」とマイク。

すっとぼけた梅咲が「佐藤綾子さんですか?」と返すと、広田は「そっちじゃなくて…」と否定。さらに梅咲がジャガー横田の名前を出すと、広田は「ジャガーの名前、出すんじゃないわよ! 代表よ。ベルト持ってるでしょ? わかってるなら早く言いなさいよ。そろそろコッチもベルトに挑戦する準備できたから、言っておきなさいよ。ブス!」と投げやりな挑戦表明をしてバックステージへ。
3、Future wave~COUNTDOWN LONG BEACH・212日(15分1本勝負)
○Sareee(11分52秒、片エビ固め)HIRO'e●
※裏投げ

引退まで212日となったHIRO’eのカウントダウンマッチ。今回、組まれたのはディアナのSareeeだった。業界では先輩にあたるSareeeだが、実は同じ年。Sareeeが2月いっぱいを持って、日本から離れることが決まっているため、これが最後のシングルマッチとなる。
スタートから飛ばすSareeeが低空ドロップキックにヘアホイップ。HIRO’eもやり返す。エルボーのラリーを挟んで、Sareeeがドロップキック、ボディースラム、リバースインディアン・デスロックへ。鎌固めで捕獲する。

HIRO’eもドロップキックで攻勢に転じる。逆エビ固めへ。なんとかSareeeがロープ。
5分経過。Sareeeが串刺しドロップキックを放てば、HIRO’eは串刺しスピアでお返し。すぐさまブレーンバスターでカウント2。チンクラッシャーから低空ドロップキックにつなげる。さらにサクラ落としを狙うが、かわしたSareeeがフィッシャーマンSH。カウント2。
今度はバックを取るSareee。HIRO’eが堪えると、Sareeeが引き込み式エルボー。すぐに走るSareeeだったが、HIRO’eがカウンターのスピアを放ってコーナーへ。ミサイルキックからサクラ落としにつなげる。
キックアウトしたSareeeが投げっぱなしジャーマンを放てば、HIRO’eもジャーマンSHでお返し。カウント2。バックドロップからコーナーに向かうも、Sareeeがバックドロップで引き離す。

エルボーの打ち合いに発展し、Sareeeがカウンターのドロップキック、低空ドロップキックにつなげる。そしてSTFへ。堪えられるとSareeeは裏投げ狙い。回転エビ固めに切り返すHIRO’e。
Sareeeもスクールボーイ、ヘッドバットからの首固めでカウント2。走るSareeeにHIRO’eがカサドーラ。キックアウトされるとヒロギョプサルへ。これもカウント2。スピアで突っ込んでいくHIRO'eだったが、これを返したSareeeがジャーマンSHへ。ダメ押しの裏投げで勝利を収めた。

◎バックステージ

——カウントダウンのなかのシングルマッチとなったが。
HIRO’e「なぜこのカードかってことですか? このカード、引退するまでにSareeeさんとは凄くやりたいと思ってて、でもSareeeさんがもうすぐ海外に行ってしまうという話を私も噂で聞いていたので、これは早めに予定をとりたいと思って、やりたいと思って。Sareeeさんと。今日、1月17日、誰とやりたいかと言われたときに「Sareeeさんとやりたいです」って会社に言わせてもらいました」

——実際当たってみて。

HIRO’e「強いですよ。遠慮がない。けど、その遠慮のなさがメチャメチャ気持ちいいし、なんですかね…。海外に行ってしまうっていうのは前からわかっていたことじゃなかったので最後までには越えてやりたいと思ったんですけど、おそらく今日がラストマッチ。越えることはできなかったけど、でもたぶん絶対Sareeeさんはいずれ海外でも活躍して、日本のプロレス知らない人とかにも、プロレスを広めて、Sareeeさんってものがどんどんこれから大きくなっていくと思うので、負けたけど今日やれたってことを凄く誇りに思うので引退までもそして引退してからも、試合ができたってことを誇らしく思って、これからも最後まで頑張っていきたいと思ってます」

——指名を受けての参戦、ほぼ同年代だが?
Sareee「引退しちゃうと聞いたときはビックリしたし、同じ年なんですよ、自分たち。同じ年ってことで、親近感が凄くあって。自分は中学卒業してプロレス界に入ったんですけど、HIRO’e選手は高校卒業してってことで。年も同じ年で、本当にいつも気になってた選手だったので、引退しちゃうっていうのは凄く寂しかったんですけど、まあでも引退するけど、次の夢に向かってということで、自分はアメリカに行って、別々の道に進むんですけども、こうやって一緒にプロレス界でやってきたってことは凄く嬉しかったし、引退ロードの相手に選んでもらえて自分も凄くうれしかったです」

HIRO’e「ありがとうございます」

——お互い一言ずつエールを。
HIRO’e「エールですか? メチャメチャでかい存在になって、私はいつかアメリカに遊びに行って、写真撮って友達に自慢してやると思っています」

Sareee「ハハハハ。自分も世界一有名な女子プロレスラーになれるように全力で頑張ります。HIRO’e選手も未知の世界に進むのでね」

HIRO’e「そうです。いつか資格取れば、Sareee選手の治療を私がやりましょう」

Sareee「頑張ろう、お互い」

HIRO’e「はい!」
4、スクランブルwave(30分1本勝負)
○野崎渚&彩羽匠&響(19分43秒、片エビ固め)朱里&高瀬みゆき&進垣リナ●
※ノアールランサー・ハイ

レジーナとなった野崎渚がメインイベントに登場。隣には前レジーナの彩羽匠と、笹村あやめの代わりに急きょブッキングされた響が並ぶ。対角線にはwave初の元旦興行でレジーナのベルトに興味を示した朱里。NEXT決勝戦後(昨年の12・1新木場)に野崎のほうから「今度、闘うときはお互いチャンピオン同士で闘いましょう」と指名した高瀬みゆき。そして2AW期待のホープ・進垣リナが立つ。さまざまの思いがスクランブルした注目の対戦となった。

試合前、6選手がクリーンな握手。まずはレジーナ・野崎とAWG王者の高瀬が対峙する。高瀬がドロップキックを放てば、すぐに野崎はケンカキック。ヘッドロックで捕獲する。高瀬が脱出し、響VS朱里へ。
先手を打つ朱里がヘッドロック。ショルダータックルを放つ。すぐに起き上がった響が小刻みエルボー。ショルダータックルをお見舞い。朱里はアームホイップ、ガットショット、首投げへ。そしてサッカーボールキックを放って進垣とタッチ。

進垣が響の腕をロープに絡ませ痛めつける。代わった高瀬が逆水平チョップを連発。カウント2。朱里もローキックで続き、進垣がアームブリーカーからワキ固めへ。なんとか響の足がロープに伸びる。

ローンバトルを強いられた響だったが、高速ロープワークからの豪快ショルダータックルでようやく彩羽との交代に成功する。
挽回モードの彩羽は進垣にミドルキック。ソバットから走るが、朱里がエプロンからキックを放って妨害。すかさず高瀬&進垣でクローズラインを狙うが、彩羽が回避。すると彩羽&野崎VS進垣&高瀬でブレーンバスターの掛け合いに。彩羽組が制していく。

しかし進垣もスタンディングのチキンウイングアームロックへ。串刺しドロップキックを放って高瀬とタッチする。高瀬がラリアットで追撃すると、彩羽もミドルキックで応戦。そしてサッカーボールキック、顔面ドロップキックでカウント2。高速ブレーンバスターもカウント2。
朱里が出ていき高瀬のアシスト。トレイン攻撃で攻守を入れ替えると、彩羽のラリアットをかいくぐった高瀬がお返しのラリアット。すぐに彩羽もトラースキックを放って響につなぐ。

響は高瀬にショルダータックル、セントーンを投下。カウント2。エルボー合戦となり、響が一本足頭突きからのスピアを炸裂させる。
一方、高瀬もブーメラン式ドロップキックで形勢逆転。串刺しエルボー、カウンターのパワースラムで追い打ちをかける。さらにかわった朱里が響にミドルキック。串刺しジャンピング・ニーアタック、串刺しランニング・ニーアタックでカバーする。キックアウトされると腕十字の体勢。これはカットに遭い未遂。

響もカウンターのスピアで反撃開始。串刺しスピア3連発につなげる。返されると、ミサイル発射。

朱里もガットショットから走るも、響がカウンターのスピア。すかさず野崎が串刺しビッグブーツ→おしゃれキックを狙うが、かわした朱里が場外の野崎にエプロンからダイブ。リングに戻ってハーフハッチでカウント2。エルボー合戦を挟んで、朱里が投げっぱなしジャーマン。野崎もビッグブーツで応戦する。続く朱里のカウンターのハイキックはカウント2止まり。かわった進垣がドロップキックで追い打ちをかける。
ならばと野崎はドルミルを狙うが、回避した進垣がワキ固めで捕獲する。コーナーに登る進垣に、野崎がブラ下がり式のフロントネックロック。雪崩式ブレーンバスターへ。キックアウトされるとドルミルでガッチリ捕獲。これを進垣が首投げで脱出してみせる。ならばと彩羽が投げっぱなしジャーマン。間髪入れずに彩羽は響を投げ落とすファンタスティックフリップを放つと、野崎がケンカキックで追撃。蒼魔刀もカウント2。さらに走る野崎に高瀬がカウンターのラリアット、朱里がランニングニー、進垣がジャックナイフで飛び込む。

ここで彩羽は野崎の救出にかかるも、助っ人のハイキックは野崎に誤爆。すかさず進垣がキドクラッチへ。なんとかキックアウトする野崎。朱里&高瀬は彩羽&響を排除しようと突っ込むが、逆に彩羽組がロープを下げて、2人を場外へと送り込む。

その結果、リング上は野崎と進垣だけに。ここで野崎がノアールランサーで飛び込むが、ニアロープ。ならばとダメ押しのノアールランサー・ハイを突き刺し、熱戦に終止符を打った。
◎エンディング
野崎「進垣、はじめましてだったけど、アンタ面白いじゃん。また当たることがあればお願いします(とベルトを掲げる)」

朱里「ウチもそのベルト、狙ってるんだよ。忘れてないよね?」

野崎「朱里ちゃん、1日の出来事だよ? 忘れるわけないじゃん。ちゃんと覚えてるよ」

朱里「よかった」
高瀬「野崎さん、お互いベルト巻いてるうちに闘おうねって言いましたよね。忘れてないですよね!?」

野崎「アレでしょ? NEXTの優勝戦で言ったときのでしょ? ちゃーんと覚えてるよ」

高瀬「いつでも準備はできてますんで」

野崎「オーケー×3、いつでもね。オーケー。(響が動いたため注目が集まる)まあまあまあ。今日は急きょ、かわりに参戦してくださった響選手ありがとうございました。そして、彩羽! まさか今日、彩羽が隣にいるなんて、ちょっとすごい最後の最後まで不思議な感じだったけど、今日は組んでくれてありがとう」
握手を求める野崎。応じかけて彩羽は蹴り。

彩羽「バカか、お前は! ベルト取られたのに、そうやってありがとうなんて言ってられないよ。いつかまたそのベルト取り返すんで、キレイに磨いておいてください(と退場)」
野崎の介抱に向かう宮崎だったが、そのままデスバレーボム!? ざわつく会場。

宮崎「野崎、私も狙ってるから、よろしく」
桜花がリングへ。観客から「桜花さんやめて!」の声。

桜花「ちょっとコレ見たらかわいそうだから、私は今日は言わない。大丈夫?×2(無反応な野崎を放置して)ちょっとダメみたいなので、私が締めてもいいですか? チャンピオンになるって大変なんですよ。こんなに狙われちゃって。頑張って! 野崎、頑張って! 頑張って、野崎。えー、本日はご来場、誠にありがとうございました! 宮崎さんまで野崎のベルトを狙っているなんて思わなかったんで、今日は3人だけでやろうかな。広田さん、いないもんね? 3人だけでやります。今日のwave大会は楽しかったですか?(歓声)ありがとうございます! またwave見に…(観客の声に詰まる)ん? なんだって?(『予想以上によかった!』の声)あーっ、ありがとうごじざいます! 今日のwave、予想以上によかったですか?(歓声)次もみなさんの予想を遥かに超える大会にしたいと思いますので、ぜひ見に来てください。あっ、来た、広田さん。あ、旧姓・梅咲遥さん(苦笑)。じゃあ、お子さんにこれがwaveだ! やってもらうかな? できる? できるってよ!? それでは行きますよ。これが……?」

娘「うぇ……」

桜花「できた、できた。(改めて)準備はできてますか! それではいきますよ、これがー、waveだーーー!」
◎野崎バックステージ
——試合後、いろんな選手から狙われたが?
野崎「そうですね。まあ朱里ちゃんは元旦のwaveでレジーナ狙っていくと言っていたし、高瀬は高瀬でレジーナ取り戻したら、お互いチャンピオン同士のうちにやろうと言っていたので、まあそこは忘れてないよっていう。ちゃんと。お互い認識しあえたので、そこまではよかったんですけど…。やっぱ彩羽ですね。やっぱムカつくな。ムカつく。凄いムカつくって思いました。ちょっとでも彩羽が隣にいることが、もしかしたらありえるかもって思った自分を悔やみたいです。で、宮崎さん…。そうですね、宮崎さんは…ちょっと本当に想像してなかったというのが正直です。ちょっといまよくわからないですね」

——野崎さん的には誰と一番やりたい?

野崎「うーん、朱里ちゃんともやりたい、すぐにでもやりたいと思うけど、やっぱ高瀬がね、ベルトを持ってるうちにというのであれば、お互いいつまで持ってるかっていうのがわからないんだったら、熱いうちにやりたいなと思います」

——対戦相手候補が出てくる気持ちは?
野崎「いやー、なんでしょうね。たぶんノーダメージだったらメッチャモテてるじゃん、アハハと笑えたんですけど、イチイチ蹴りとか、デスバレーとか、やりすぎでしょ!って(苦笑)。ちょっとみんなそれほどみんなが私に対して本気だっていうことかなと思うので、まあ嬉しいですね」
2020.01.01

「NAMI☆1~Jan.~2020年BIG WAVE到来宣言!『新春・波始め』」

◎オープニング
昨年4月から桜花由美社長のもと新体制に生まれ変わったwave。はじめて迎える年明け一発目の興行は、初の元旦開催となった。大会に先立ち入場式がおこなわれ、wave選手による恒例の書き初めが披露された。

HIRO’e「みなさん、あけましておめでとうございまーす! えっと、いきなりですが私が書いた文字はコチラです。ジャン! 合ってます? 合ってますか? 駆(かける)。8月16日に引退決まってますので、最後の日まで駆け抜けたいという意味を込めてこの漢字にしました。みなさんともに最後の日まで、駆け抜けて×2、駆け抜けきりたいと思います! お願いします」
宮崎「皆様あけましておめでとうございます。私の今年の漢字は、コチラ。学(まなぶ)です。キャリアが長くなってくるとね、いろいろ学ばなくなってくるものだったりしますが、いろいろ考え学んで過ごしていきたいと思っております。よろしくお願いします」
広田「あけましておめでとうございます! 朝から背中、寝違えのお母さんなんですけど、頑張っております。私の一文字は、食(しょく)でございます。(観客から職人の声)そうね、職人に掛けたつもりじゃないんだけど、えっとあのね、やっぱりね日本というか世界が病んでいる、と。それは突き詰めたらみんなの食事? というものを健康的に摂る。野菜とかバランスよく摂る。そういうところから見直していかなければ世界は平和にならないという観念に母親は行き着きました。プロレス界もケガが多いのはやっぱり食事をちゃんと摂って、骨から丈夫にするということで、本当、食事は大事だから。子供も今年3歳になりますので、ちゃんと食事が摂れるようになるので、ここは一つプロレスラーとしても母親としても人間としても食事から見直して、強い人間になりたいなと思う所存でございます。それで食という文字になりました。端っこに描いてるのは子供が落書きをして『何?』って聞いたら『飛行機』って言ってました。あとついでにこっちが娘が描いたので、寝起きに描かせたのでなんだかわからない(苦笑)。こちもねガチャに。3枚とも入れますのでぜひぜひ当ててください」
桜花「皆様あけましておめでとうございます! 元日からwaveを見に来てくださる皆様本当にありがとうございます。2020年になりました。2020年はwaveの飛躍の年にしたいと思っております。そしえ、私の今年の言葉はジャン。長(観客から『長介!』の声)バカヤロゥ(笑)。おいーっす、おいーっす(笑)。長(おさ)ということです。私は一応、去年の4月に株式会社ZABUNの代表取締役の社長としてやってきていますが、去年は試行錯誤、社長というものがよくわかってなくて、試行錯誤しながらやってきたんですが、今年こそは長になれるように、団体のトップに立てるように、団体というか会社の長になって、みんなを引っ張っていけるような人材になっていきたいと思っておりますのでみなさん、ご指導のほどよろしくお願い致します」
野崎「皆様あけましておめでとうございます。私の今年の漢字は、コチラです。増(ぞう)。体重とかでなくレジーナになったときに後楽園ホール、オレンジ色が多かったということをリング上でも言ったんですけども、それをなくすためには増やしていかないといけないと言うことで、今年の漢字に選ばさせていただきました。今年、後楽園ホール、8月と12月なので、その2大会、私がレジーナであることを願い、さらにオレンジ色がなくなることを、すごく頑張ってなくしたいと思っておりますので、みなさん今年もよろしくお願い致します。ということで、元日、波始め、スタートです!」

1、新春・チャレンジwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(9分7秒、テキサスクローバーホールド)梅咲遥●
※ベテランはギブアップでしか勝てない「オンリーギブアップルール」を採用


2020年のwaveは、wave所属選手と他団体の若手が対決するチャレンジwave3連発でスタート。ルールは、試合ごとに封筒に入った5つのルール(普通のプロレスルール、戦隊物ルール、2カウントルール、オンリーギブアップルール、RIZIN・MMAルール、若手に有利になるゴクアクカウントルール)の中から、若手選手が選んで決定する。

宮崎有妃の相手はディアナの有望株・梅咲遥。梅咲はオンリーギブアップルールを引き当てる。若手に有利なルールとなるため、梅咲は3カウント、ギブアップのいずれでも勝てるが、宮崎はギブアップのみでしか勝てない特別ルールとなる。
宮崎は早々に恥ずかし固めを狙うが、18歳と年齢を聞き自粛。仕方なくセコンドの野崎を捕まえ恥ずかし固め。梅咲がカットに入り試合再開。フルネルソンをめぐる攻防で主導権を握る宮崎が、首4の字固めへ。堪え忍んだ梅咲はクロスボディー。キャッチした宮崎がギロチンドロップを投下する。これを梅咲がかわしてドロップキックを連発していく。受けきった宮崎が足4の字固めで捕獲。5分経過。
劣勢の梅咲だったが、逆片エビ固めで攻守を入れ替える。セカンドロープからのドロップキック4連発からミサイル発射。さらにコーナーに登るも、宮崎がときめきメモリアル狙い。だが、これも18歳ということで踏みとどまった宮崎は雪崩式ブレーンバスターに変更。思わずカバーしてしまうが、ノーフォール。
ならばと足4の字固めを狙う宮崎だったが、切り返した梅咲がカウント2。宮崎はビッグヒップを連発。最後はテキサスクローバーホールドでギブアップを奪った。
2、新春・チャレンジwave(15分1本勝負)
○神童ミコト(10分57秒、エビ固め)旧姓・広田さくら●
※丸め込み。若手は2カウント奪えば勝利できる「2カウントフォールルール」を採用


旧姓・広田さくらはマーベラスの神童ミコトと対戦。まずはルール決めから。広田が「RIZINルールだ、RIZIN!」とやる気を見せるなか、神童は「2カウントルール」を引き当てる。神童は2カウント奪えば勝利。広田は通常の3カウントを奪わなければならない特別ルールが採用された。
開始早々、神童が丸め込もうとしたが、気付いた広田がかわして「2カウントとか言うと、すぐこういうことする!」と牽制。その後も隙あらば丸め込みを狙う神童に、広田は「すぐそうやって(丸め込み)やるけど、お前の勢いはわかったから。じっくり、じっくりだよ」とロックアップ。広田が押し込み、ガットショット。神童もロープの反動を使って広田を吹っ飛ばすとドロップキックを叩き込む。カウント1。
今度は手四つの力比べ。神童が制するも、広田がリストロックへ。神童が取り返してフロントネックロックで捕獲する。広田も取り返し、グラウンドの攻防となる。肩が付くたびにカウント1でしのぐ広田。神童がクロスフェースで捕獲する。
なんとか広田がロープ。すぐに神童はボディースラムから押さえ込もうとするが、広田が逃げる。ならばと神童は串刺しドロップキック。すぐに広田もフェースクラッシャーでやり返すが、神童も低空ドロップキックで応戦する。カウント1。
押され気味の広田がボディースラムからの高田純次へ。ガードする神童に観客は高田純次を要求するが、神童が無視して試合再開。ブーイングのなかの串刺しドロップキックはカウント1。ドロップキックの連発もカウント1止まり。押さえ込みを連発していくがいずれもカウント1。

神童は作戦変更。広田をロープに飛ばしまくってスタミナを奪う作戦に出る。疲れたところに神童が足を引っ掛けて、丸め込む。だがこれもカウント1止まり。すると神童は「お正月です。しっかり試合をしてください。ロープのアレ見たいです。ロープのアレ」とおねだり。広田がロープ渡りに行こうとすると、逆さ押さえ込みへ。カウント1。神童のスワンダイブ式回転エビ固めもカウント1で返されてしまう。
防戦一方の広田だったがカニばさみ、619で流れを変えると、シャイニング・ウィザードの体勢。読みかわした神童がカウント1。広田も裏拳からへなーらサンセットを狙うが、かわす神童。混戦のなか広田はボ・ラギノールを狙うが、読んでいた神童が寸前でかわして丸め込みで2カウントを奪った。
3、新春・チャレンジwave(15分1本勝負)
○桜花由美(11分40秒、体固め)林亜佑美●
※ビッグブーツ。Tommyレフェリーが阿部四郎レフェリーをオマージュしたレフェリングで若手を有利にするゴクアクルールを採用


今年の漢字を「長」にした桜花由美は、アクトレスガールズの元気印・林亜佑美と対戦。林がゴクアクプロレスルールを引き当てると、味方リングアナが説明。Tommyレフェリーは往年の悪徳レフェリー・阿部四郎レフェリーをオマージュしたレフェリングをすることがアナウンスされた。


林は「あけましておめでとうございます」と握手を求めてゴング。そして、いつものように「わっしょい!」を観客と連呼。桜花を巻き込むも、これはフェイント。背後から林が逆さ押さえ込み、首固めへ。Tommyレフェリーが阿部四郎レフェリーばりの高速カウントを入れると、慌ててキックアウトする桜花。
林のクロスボディーは桜花がキャッチ。叩き付けてエルボードロップを放つが、林がかわしてクロスボディー。高速カウント2。桜花も反撃に転じ、カバーするもスローカウントを入れるTommyレフェリー。桜花の反則にも高速カウントが数えられる。

ならばと串刺しビッグブーツで飛び込む桜花。ダブルニードロップからカバーするがスローカウントはツー止まり。ロープを使った攻撃で反則を取られる桜花。Tommyレフェリーが必死に高速カウントを数えると、面白がった桜花が反則を連発。おかげでTommyレフェリーは疲労困憊だ。
ここで桜花はキャメルクラッチへ。すると林は噛みつきで脱出。ところがTommyレフェリーは反則カウントを取らず「そういうことはしないよ」と優しく注意。対応の違いに不満を露わにする桜花。すぐさま串刺しビッグブーツを狙うが、かわした林が串刺しドロップキックを連発。首投げで高速カウント2。5分経過。
反撃に転じた桜花のネックブリーカードロップはスローカウント2。一方、林はドロップキックを連発。高速カウント2。水車落としも高速カウント2止まり。桜花のブレーンバスターを首固めに切り返す林。丸め込みを連発すると、エビ固めの応酬に。桜花には高速、林にはスローカウントが入る。スピードの差はあるものの、いずれもカウント2。
Tommyレフェリーへのイライラを林に爆発させる桜花。張り付けケンカキック、走り込んでのケンカキックはカウント2。カウンターのビッグブーツで流れを変えると、DDT、カカト落としを放つがスローカウント2。ここで桜花は自ら「わっしょい!」を連呼。垂直落下ブレーンバスターでトドメを刺そうとするが、「シューズが壊れた」とTommyレフェリーはカウントすら入れない。桜花がクレームを言うと、「阿部四郎になれって言ったじゃん…」とTommyレフェリー。

これには桜花も黙るしかなかった。ならばと桜花はダメ押しのビッグブーツ2連発を叩き込み、スローカウントでも3カウントを奪ってみせた。
4、新春・Yシャツwave~COUNTDOWN LONG BEACH・228日~(20分1本勝負)
△野崎渚&朱里(時間切れ引き分け)HIRO'e&高瀬みゆき△

2020年に入り、引退のカウントダウンがはじまったHIRO’e。新年一発目は、新体制となったwaveが昨年やらなかったYシャツマッチとなった。HIRO’eはかつてタッグを組んでいた高瀬みゆきとのタッグ・エスペランサを復活させ、挑む。対峙するのは2019年の年末にレジーナとなった野崎渚と、志田光からコミカルエースの座を譲り受けた朱里だ。

最初の5分間はランバージャック形式でおこなわれ、場外に落ちた際はお仕置き隊にバットでフルボッコにされ、その後、試合経過8分で1分間のスローモーションルールを採用。13分経過で人間凶器が投入されることがアナウンスされる。また選手が着用しているYシャツは脱がされる、あるいは脱げた場合、その場で試合終了となる。
野崎と高瀬で試合開始。ロックアップから野崎が押し込み高瀬を落とそうとする。サードロープを掴んで堪える高瀬。今度は野崎が「脱がすぞ!」とYシャツに手をかけるも、これも未遂に終わり串刺しビッグブーツ。そしておしゃれキックへ。エプロン上の野崎は「落とすぞ!」とブレーンバスターの体勢。これも高瀬が回避する。リング内に戻った野崎はカーブストンプを放って朱里とタッチ。
朱里はサッカーボールキックで追撃。劣勢の高瀬だったが、朱里をロープ際で捕獲。HIRO’eがエルボー弾で飛び込むが、かわされ高瀬に誤爆し場外へ。バットで叩かれるもすぐに戻る高瀬。そしてHIRO’e&高瀬でダブルのドロップキックを決める。
ならばと朱里はブラ下がり腕十字へ。だが、そのまま場外に落とされお仕置き隊に叩かれまくる。野崎も引きずり込まれ劣勢に。
5分間のランバージャックルールが終了し、お仕置き隊は退散。試合が再開され、HIRO’eが朱里に串刺しスピア。正調スピア、ブレーンバスターでカウント2。朱里もブレーンバスターでやり返し、野崎と交代。野崎のビッグブーツ、朱里のバッククラッカー、野崎のケンカキックと波状攻撃。
野崎&朱里は高瀬&HIRO’eをロープ際にセットすると、同時にケンカキック。さらに野崎はHIRO’eにビールマンキック。ドルミルⅡへ。

ここでちょうど8分となりスローモーションローションルールが発動される。スローな攻防が繰り広げられるなか、朱里のハイキックは野崎に誤爆。そこからチャンスを得たHIRO’eのヒロギョプサルがかかったところでスローモーションが終了。カウント2。
朱里VS高瀬となり、朱里のハイキックを高瀬がかいくぐりエルボー合戦。10分経過。朱里がキックのコンビネーションでカウント2。走る朱里に高瀬が追走式ラリアット。正調ラリアットで反撃。カウント2。朱里が腕固めへ。HIRO’eがカットに入る。朱里が高瀬にサッカーボールキック→ランニングキックで追撃。返されると腕十字へ。なんとか耐える高瀬。
13分を迎え、人間凶器が投入される。現れたのは奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田さくら)の2人。広田はボ・ラギノール、宮崎はビッグヒップをお見舞い。宮崎は朱里→高瀬に恥ずかし固め。その間、広田は野崎&HIRO’eをバックステージに連れ込みグリーンミスト!?
15分経過。宮崎は野崎→HIRO’eにも恥ずかし固め。さらに野崎にはビッグヒップをお見舞い。再び広田はバックステージで高瀬にグリーンミスト。しかし朱里には背中に「バカ」の文字。グリーンミストを浴びていないにもかかわらず観客に笑われる朱里はキョトンとした表情を浮かべる。
これで終わりかと思いきや、さらに人間凶器が投入され、桜花由美が登場。リングに入った桜花はビッグブーツで4選手を次々となぎ倒し、「満足!」と退散。残り時間が少なくなるなか、ここで野崎は高瀬にドルミル。耐えた高瀬がラリアット。カウント2。ローリングストーンもカウント2止まり。両チームとも焦って技を仕掛けるが、決め手をかきドローとなった。
◎試合後のマイク
野崎「朱里ちゃん、バカって書いてある。バカだって。しんどかった。元日wave、波始め、みなさなりありがとうございました。レジーナ一発目でYシャツ着て、毒霧くらうと思わなかったし、恥ずかし固めも2回もやられると思わなかったですが、まあこれがwaveらしくていいんじゃないかなと思っています。そしてコミカルエースの朱里ちゃん、今日も素晴らしかったよ。これからもコミカルエースとしてwaveをともに盛りあげていってください。よろしくお願いします!」
朱里「もうコミカルエースなんてやりたくなーい!(ブーイングが飛ぶ)なんで×2、ブーなの。ぜんぜんわからない。似合ってる? そんなの関係ない。あとちょっと一つ言わせてほしい。野崎ちゃん、レジーナのベルト、ウチ狙っていくからよろしく、どうぞ。ありがとうございました!」
野崎「いいじゃん、朱里ちゃん。コミカルエースとしてでもいいし、レジーナ、誰の挑戦でも受けるって言ったからいつでも待ってるよ。ということで、今日、毎年恒例のアレを、新春といえば…バースデーです。味方さん、GAMIさん、そして、いつもスタッフでwaveを支えてくれている根本さん、今日がリアルバースデーということで、ぜひリングに上がってください。3人が揃うと、(ケーキが登場)それではみなさんお誕生日おめでとう!(ローソクの火を消したあと、改めて)お誕生日おめでとう!(と顔面ケーキ)」

味方リングアナ「抱負? ありがとうございます。いまプロレスリング・ノアに所属しておりますが、こうして呼んでいただいてありがとうございます。告知になりますが、プロレスリング・ノア、1月4日、後楽園ホール大会、お陰様でチケット完売となりました。お隣の東京ドームに負けないように頑張りますので、waveともども応援よろしくお願いします」

スタッフの根本さん「いや、まさかスタッフでこれを受けると思わなかったです」

二上会長「13年やって、はじめてです」

スタッフの根本さん「これからもwaveの撮影頑張りますんでよろしくお願いします」
二上会長「あけましておめでとうございます。実は昨日のちゃんすでケーキがあることを聞き、なんのサプライズもありません。そして、この曲の編集も私がいま上で私が鳴らすという、なんともありがたみのない誕生日でした。辛いなー。もうちょっと社長、スタッフを雇ってください。もうすぐ51歳になります。1・4、1・5はすみません。ライガーさんの引退に見てきます。ちなみにちゃんすでは1月5日、GAMIバースデーをやるのでみなさんビールを飲みに来てください。(締めは二上会長が担当)いきますよ、あけまして(おめでとう!)おぉぉぉぉ、なるほどね。今日のwaveは面白かったですか(オー!)。今年のwaveもまた見に来てね(オー!)いきますよ、ビッグウエーブ! Thank you、これがwaveだ!」
2019.12.29

『 THANKsGIVING WAVE’19 』

1、ヤング3wave(15分1本勝負)
○松井珠紗(6分52秒、逆さ押さえ込み)林亜佑美●
※もう1人は響


2019年最終大会のオープニングマッチは、アクトレスガールズの松井珠紗&林亜佑美、そしてマーベラスの響による3WAYマッチ。

ゴングと同時に響と林が「ワッショイ!」を連呼。そのテンションに付いていけない松井だったが、林が二人羽織で強引に参加させる。そこに響がガットショット。試合をスタートさせる。響と松井がアームホイップ合戦。
響が松井をキャメルクラッチで捕獲すると、林は走り込んでの「ワッショイ×2」。口撃のみで終わると、響は<ふざけんな!>とばかりに林にガットショット。そして串刺しスピアを敢行する

林も「ワッショイ!」と叫んでエルボー弾。ラリーとなると、ドロップキックにつなげる林。そこからアクトレスガールズがダブルを選択。これを響がスピアで迎撃する。松井は響にミサイル発射。カウント2。
響がアクトレスガールズたちの標的となるなか、林が水車落としを放って響を場外へ。「ワッショイ!」と観客にアピールしたが、その背後から松井が裏切りの逆さ押さえ込みで勝利を収めた。
2、ドウキノサクラwave(15分1本勝負)
○雪妃真矢(9分31秒、エビ固め)HIRO'e●
※タイガードライバー


12・25新宿で、来年8・16後楽園を最後に引退することを発表したHIRO’e。今大会が発表後、初の後楽園ホールとなり、引退に向けた闘いがスタートとなる。その初戦の相手はアイスリボンの雪妃真矢。2人は同年デビューで、シングルは4年ぶりとなる。


ロックアップからリストロックの取りあいに。グラウンドの主導権争いからHIRO’eがキャメルクラッチへ。「久しぶり!」と鼻フック。雪妃もロープに張り付け鼻フックでお返し。そこから雪妃は張り付けニーアタックへ。サッカーボールキック、ニードロップにつなげる。
HIRO’eも串刺しスピア、ブレーンバスターで逆転。低空ドロップキックで飛び込むも、雪妃がかわしてHIRO’eの顔面を踏みつける。そして、ランニングニーを放つがHIRO’eもかわす。HIRO'eのドロップキックは雪妃も払い落として、「お前がバカだ!」とキックをお見舞い。ランニングニーで追撃する。カウント2。

エルボー合戦となり、雪妃「長浜!」HIRO’e「HIRO’eだ!」雪妃「長浜!」HIRO’e「名前、変わったんだよ」雪妃「いつからだよ」HIRO’e「5月からだよ」雪妃「すみませんでした。やめんなよ!」HIRO’e「決めたんだ!」雪妃「なんでだー?」HIRO’e「お先に」雪妃「お先じゃねぇ。何がお先だよ。上から順番じゃないんですか! 年齢的に!!」と気持ちをぶつけあう。
さらに雪妃はキックのコンビネーションで黙らせるとPK狙い。かわしたHIRO’eがカウンターのスピア。ミサイルキック、サクラ落としでカウント2。ジャーマンSHもカウント2止まり。

雪妃はタイガードライバーの体勢。水車落としで返したHIRO’eがバックドロップホールドへ。キックアウトした雪妃はハイキック、バズソーキックでカウント2。最後はタイガードライバーでトドメ。
試合後、HIRO’eは「みなさん本日は後楽園来て下さってありがとうございます。先日発表したんですけど、来年の8月16日、wave後楽園大会を持ってHIRO’e引退することになりました。えーっと、今日からチケットを販売しておりますのでお買い求めいただけらうれしいです。そして雪妃! 同期です。数少ない同期です。8カ月くらいよろしく! HIRO’eの応援をよろしくお願いします」と、改めて波ヲタに報告した。
◎バックステージ
HIRO'e「いま雪妃は団体トップのベルトを巻いてるし、下の子もいっぱい増えて、自分とは状況がぜんぜん違うからこその責任感をすごく感じましたね。だから強い。強いよ」

雪妃「自分が欠場を繰り返すツチノコ状態だったこともあって、闘う機会もどんどん減ってしまって、交わることも全然なくなってしまったんだけど…。4年ぶりのシングル、オリンピックかワールドカップくらいか開いてたっていう(苦笑)。でも、来年の8月ってことだから、いっぱい闘いたいよね」

HIRO'e「闘いたい! すごく同期が少ないから」

雪妃「そう、同期が全然いなくって、ホントに数少ないし、ほかに交わる同期が全然いないから。一緒に飲んだ同期とかも1人しかいない(笑)」

HIRO'e「そういう貴重な同期と第1弾で闘えて嬉しいし、あと8カ月ある中で、あと何試合自分ができるかわからないけど、闘っていけたらいいなって思います」

——引退ロードでやりたいことは?
HIRO’e「waveは『コミカル&セクシー』として、メチャクチャアホなことをやってきたと思うんですよ。スローモーションとかワイシャツマッチとか、技の名前を叫ばなきゃフォールできない試合とか。そういう『ザ・waveだな!』って思える試合をやりたいですね。外にも当たりたい選手はいますが、それはまだまだ言いません! 発表をお楽しみに(笑)。まだまだありますが、夢を持っての引退なので。これからも頑張れって見送ってもらえたら嬉しいです」
3、シンゲキノwave(20分1本勝負)
○桜花由美&赤井沙希(14分52秒、片エビ固め)高瀬みゆき&有田ひめか●
※ビッグブーツ

DDTの赤井沙希が意外にもwaveに初参戦。桜花由美と長身タッグを組んで、The Beginning(高瀬みゆき&有田ひめか)と対戦した。高瀬はAWGのベルトとティアラを付けて登場。その高瀬が「お願いします!」と握手を求めるが、赤井&桜花は見えてない素振り。

悔しい高瀬は「一番でっかいの出て来いよ!」とあえて赤井を指名。しかしながら力比べは手が届かない。有田に肩車させるも、赤井も桜花に肩車してもらって応戦。結果、手が届かなかった高瀬は有田に八つ当たり。チームワークにも不安を残す。
身長差に苦戦する高瀬だったが、諦めずにドロップキックを放って有田とタッチ。挽回モードの有田は桜花&赤井のトレイン攻撃をショルダータックルで迎撃。しかし赤井もスリーパーへ。これを首投げで脱出する有田。赤井がコーナーに叩き付けるも、有田がその勢いでショルダータックル!

高瀬がドロップキックで続き、桜花にもエルボー弾。そして赤井にドロップキックをさらに2発お見舞いする。機転を利かせた高瀬は思い切りジャンプしての逆水平チョップ&エルボーで追撃。さらにセカンドロープからのジャンピングエルボー弾を放つ。
赤井も至近距離からのダブルニーアタックで流れを変えると、赤井&桜花がダブルのビッグブーツ。桜花が出ていき、高瀬にケンカキック。クロスアームDDT、カカト落としでカウント2。高瀬もブレーンバスターでやり返す。ロープに走る高瀬に、桜花がカウンターのビッグブーツ。すぐに高瀬もカウンターのエルボー弾で応戦し、カサドーラへ。キックアウトされると、有田のボディーアタック、バックフリップを挟んで、高瀬がセカンドからのギロチンドロップでカウント2。さらにトルネードえびすを投下。
桜花も垂直落下ブレーンバスターで形勢逆転。これは有田がカットしカウント2。高瀬がパワースラムでやり返し、有田と交代となる。有田は串刺しボディーアタック。ショルダータックルでカウント2。ラリアットもカウント2止まり。ジャンピングニーで飛び込むも、返されると高瀬のカミカゼを挟んで、ファンタスティックフリップを投下。寸前でかわした桜花が有田にビッグブーツ。赤井も放って行く
流れが変わり桜花&赤井でツープラトンのブレーンバスター。カットに入る高瀬を、有田の上に投下して排除する。チャンスと見た桜花がビッグブーツで飛び込むも、赤井に誤爆。すかさず高瀬がラリアット、ブレーンバスターを決めて、今度こそはのファンタスティックフリップを投下させる。
さらに有田のランニングニー、バックドロップが決まるも、これは赤井がカット。ならばと有田は至近距離からのジャンピングニー。パワーボムを狙うが、堪えた桜花がネックハンギングボムへ。キックアウトされるとビッグブーツで3カウントを奪った。
◎バックステージ
赤井「2019年最後の試合で初参戦させていただきました。桜花選手は自分とタイプ的に似てるなって思ってて。長身のお姉さんで美人というのが自分の目指すところであるので、タッグとか組ませていただけたら嬉しいなと」

桜花「おっ、ありがとうございます! プロレスは身長が武器で映えますし、やっぱり赤井さんは出てきただけでお客さんを魅了する華があるので。ウチとしては定期的に上がってほしいと思います」

赤井「ホントですか? 嬉しい! ありがとうございます」
4、メガプレミアムwave(30分1本勝負)
○宮崎有妃&橋本千紘&優宇(16分4秒、エビ固め)旧姓・広田さくら●&朱里&Maria
※スペシャルパワーボム


セミファイナルはwaveタッグ王者の奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田さくら)が対角コーナーにわかれて6人タッグで激突。宮崎は11・24富士で組んだ橋本千紘&優宇と再びトリオを結成。橋本&優宇はチーム200キロというペアを組んでおり、その圧倒的な肉体とパワー殺法で急成長を遂げている注目のタッグチームだ。一方の広田は今年からプロレス活動を再開させたMAKAI所属の朱里、そしてマーベラスのMariaだ。

試合は乱闘からスタート。ゴタゴタが収まると、早速、宮崎が朱里に恥ずかし固め。すかさずチーム200キロが両サイドでダブルバイセップスをキメて四方に披露。続いてMariaが出ていきガットショット。あっさり担ぐ宮崎だったが、回転エビ固めに切り返したMariaが低空ドロップキックを連発。宮崎を孤立させるとトレイン攻撃を狙う。これを宮崎がかわして場外戦へと突入。そのままバックステージへと消えていく。
6選手が戻ってくると、宮崎&橋本&優宇の顔がグリーンに!? よく見ると朱里の顔もグリーンに染められている。「なんでぇぇぇ!」と悲痛な叫びを上げながらリングに戻る朱里。

試合が再開される。優宇がMariaにブレーンバスター。セントーンを放つが、Mariaも寸前で回避。優宇が逆水平チョップから走るもMariaがドロップキックで迎撃し、朱里とタッチ。
朱里はミドルキックで優宇に追撃。串刺しニーでカウント2。腕十字で捕獲するも、優宇は叩き付けて脱出。逆水平チョップでお返しする。カットに入る広田、Mariaにもチョップを放って排除。そして朱里に旋回式サイドバスターを放って橋本につなぐ。

橋本VS朱里の顔合わせ。朱里はキックで攻勢。耐えた橋本がアンクルホールドへ。ハイキックをかいくぐった橋本がロープに走るが、朱里がカウンターのミドルキック。
このあと試合は広田ワールドへ。広田は自分以外の選手を全員仰向けにセットすると、いつものように飛び越えようとするが、もちろん失敗。めげない広田は宮崎にボ・ラギノールを決めると、橋本にシャイニング・ウィザードを狙うが、橋本がパワーボムに切り返す。すぐにオブライトを放つ橋本だったが、広田が着地しボ・ラギノール。ロープに走るも、橋本がラリアットで迎撃する。
宮崎VS広田の奇跡対決へ。攻勢の広田が619、シャイニング・ウィザードを決める。これは優宇がセントーンでカット。それでもカバーする広田に、今度は橋本がサンセットフリップでカットに入る。今度は広田がかわして、サンセットフリップは宮崎に誤爆。
ここで広田はへなーらサンセットの体勢。宮崎の体重に押し潰されてカウント2。ならばと広田はサクラライト。すぐに宮崎も変形えびす落としへ。さらになげっぱなしジャーマンを放つ宮崎だったが、広田がふらふらドーンでカウント2。
助けに入った朱里のハイキックは広田に誤爆。ここで優宇がダイビング・セントーン→橋本がコーナーからのサンセットフリップ→宮崎のムーンサルトプレスが広田に決まる。
絶体絶命の広田だったが、朱里が滑り込みでカット。15分経過。宮崎のジャーマンSHもカウント2止まり。ならばと最後は、スペシャルパワーボムにつなげて3カウントが入った。
5、Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者=NEXTトーナメント優勝者>○野崎渚(19分28秒、レフェリーストップ勝ち)彩羽匠●<王者>
※ドルミル。彩羽が6度目の防衛に失敗。野崎が第15代王者となる

2019年のCatch the WAVEを制し、レジーナとなった彩羽匠の6度目の防衛戦。『wave全員制覇』を掲げ、HIRO’e、旧姓・広田さくら、水波綾(当時)、宮崎有妃、桜花由美を退けてきた彩羽に対し、NEXTトーナメントを勝ち上がり挑戦権を獲得した、最後の砦・野崎渚が待ったをかける。しかし、4日前におこなわれた直接対決での前哨戦は彩羽がたった3分で下しており、野崎にとっては非常に厳しい状況でのタイトル戦となった。
ゴングと同時に観客は野崎コール。慎重に組み合い、読み合いの攻防。彩羽がキックからスリーパーへ。野崎がロープ。彩羽はすぐにランニングスリーの体勢。なんとか着地する野崎。すぐに串刺しビッグブーツでやり返す。ケンカキックでロープ際。おしゃれキックにつなげる。
続いてエプロン上でエルボー合戦。野崎がビッグブーツ、エプロンからのノアールランサーで場外へ。場外で呼吸を整えた彩羽が慎重にリングに戻る。野崎がガットショットで飛び込み、ストンピング。そしてカーブストンプ2連発。カウント1。コーナーに向かう野崎に彩羽がハイキック。エプロンに落とすと、エプロン上で高速ブレーンバスターをサク裂させ、場外戦となる。野崎はカウント19で生還。
彩羽はローキックで追撃し、逆エビ固めへ。なんとか野崎がロープ。引き戻した彩羽がサソリ固めでステップオーバー。ローキックで追い打ちをかけボディープレスでカウント2。

10分経過。走る彩羽に野崎がカウンターのビッグブーツ。ザキゴエでカウント2。形勢を入れ替えた野崎がミサイル発射。そしてドルミルを狙うが、回避する彩羽。彩羽のミドルキック、野崎のビッグブーツが交互に決まり、彩羽がソバットからキックで攻勢。
コーナーに登る彩羽。野崎が雪崩式ブレーンバスターに切り返す。カウント2。彩羽は投げっぱなしジャーマンからキックにつなげてランニングスリーの体勢。切り返した野崎がドルミルⅡへ。彩羽がブレイクすると、ビールマンキック。
彩羽もパワーボムで攻守逆転。すかさずスワントーンボムを投下する。キックアウトされるとランニングスリーの体勢。これはニアロープ助けられた野崎。
もう一度、彩羽はランニングスリーを仕掛けるが、野崎が回転エビ固めに切り返す。
そしてフェースクラッシャーからのダブルニーアタックでカウント2。そしてノアールランサーを叩き込む。このチャンスにノアールランサー・ハイを狙う野崎だったが、払い落とす彩羽。カウンターのトラースキックから走るが、野崎も追走してのカウンターのノアールランサー・ハイを敢行。
キックアウトされると野崎は強引にドルミルへ。逃げる彩羽をジワリジワリと締め落とすと、Tommyレフェリーが試合を止めた。
◎エンディング
野崎「ありがとうございます。2019年最後にwaveにレジーナ、取り戻すことができました。彩羽、アンタ、さんざん私にいろんなこと言ってきたけど、私にプレッシャーを与えてくれてありがとう。アンタが7月キャッチ優勝して、レジーナ取って『wave全員制覇』って、waveの敵になってくれて、私がいまここに立っていられるもアンタが強かったから。アンタがいたから私も強くなれた。だから、あんまり言いたくなかったけど、本当に感謝してる。ありがとう。彩羽からレジーナ取ることに一生懸命で、じゃあレジーナ取ったら何がしたいかって正直いまポッと出て来ないんですけど、でも誰の挑戦でも受けたいと思っています。ただ今日ちょっと後楽園ホールのオレンジ色がすごく目立っているので、2020年、私がレジーナ持ってる野崎政権のときに、このオレンジ絶対潰したいと思います。そのときは、まだまだ2020年、その先もみなさんの応援が必要です。みなさん本当に今年2019年、応援ありがとうございました。2020年もオリンピックイヤーではなく、wave、いや野崎渚イヤーにしたいと思ってるのでみなさん応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」
桜花「みなさん、2019年wave最終戦にご来場、誠にありがとうございます! 野崎、ベルトを取り返してくれてありがとう。すごく桜花由美としてはうれしいです。これでおいしいお酒が飲めます。そして、2020年1月1日、元日にナミはじめというwaveの大会があります。1月1日です。3日後です。ここで一つカードを発表します。2019年、新生waveでやらなかったこと。それは、Yシャツマッチ! 決定でございます。Yシャツwave、決定でございます。カードはのちほど発表したいと思います。2020年もwaveはwaveらしく突っ走っていきたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします。あと8月16日、後楽園大会でwaveの生え抜きのHIRO’eが引退してしまいます。生え抜き、最後の生え抜きが引退してしまうので、切実にウチは新人さんを募集しております。ぜひ新人さんいたらぜひぜひご紹介よろしくお願いします。それでは、野崎さん、今年最後の締めをお願いしてもよろしいですか」
野崎「ということで改めまして2019年、waveの応援ありがとうございました。1月1日から私たち試合あります。これからも変わらぬ応援よろしくお願いします。では、恒例のこれがwaveだで締めたいと思います。行きますよ! これがwaveだー! ありがとうございました」
◎野崎バックステージ
野崎「しんどい、しんどい……。ありがとうございました」

——ベルトを巻いた感想は?
野崎「もう、なんですかね。新生waveになってからずっとレジーナほしいと言ってきたんですけど、彩羽との前哨戦、12月25日の前哨戦のシングルで3分で負けてしまったのがすっごくキャッチの決勝以来、自分のなかで悔しくて、頭が真っ白になる出来事が起きてた中でだったので、本当に今日、正直、自分でも彩羽に勝つ自信って100%じゃなかったんですけど、応援してくれるみなさんのおかげで今日こうしてレジーナを手にすることできました」

——彩羽はどうだった?

野崎「今まで以上の強さと今まで以上にチャンピオンらしく、リング上でしかわからないのかもしれないけど、伝わるものがいままでと違って遥かに強かったです」

——フィニッシュは狙っていた?
野崎「正直、ノアールランサー・ハイで取れるかもと思ってたので、アレを返されたのはちょっと自分でもビックリだったんですけど、ああいうとき咄嗟にでるのって、ドルミル、スリーパーだったんだなって自分でも驚いたというか。本当に勝手に体が動いてかけてた技だったので、ずっと使ってきた決め技だったので。なんて言うんですかね。原点に戻るっていうんですかね。自然と出てきた技でした」

——waveの頂点に立って。

野崎「正直、waveのトップにいるという実感は、今日わからなくて、正直ないじゃないですけど、年内最終といっても1月1日から試合があるので、ここ何日かで考え、waveのトップにふさわしい選手になっていきたいと思います」
◎彩羽バックステージ
彩羽「負けた。このタイミングで、この負けはまずいと一番自分でわかってますけど、あぁ…。まあでも、悔しいけどもある意味これをきっかけに自分というものをまた見つめ直すいいきっかけになったんじゃないかなと思います。あんだけ大口、叩いてきたのでね、こんだけの後楽園で大先輩が『大将』って言って来てくれたんですよ。大先輩なんですよ。その試合でセコンドについてくれて負けるってこんな悔しいことないです。ないですけど、それは野崎さんに対して悔しいとかそういうことは思ってないです。自分が負けたので、野崎さんことはしっかり……。悔しい、自分が悔しい。でも野崎さんたぶんこれからもっともっと重い物を背負って、自分はいままで他団体としてwaveのベルト持っていたので、ある意味、好き勝手、物言えてって感じですけど、野崎さんはこれから自分の団体のベルトを持ってチャンピオンとして重い物をどんどん背負っていくと思うんで、うん。またどこかで、もっとデカイ会場でお互い背負う物があってやりたいですね。負けた。自分探しの旅に。旅じゃないですけど、自分を見つめ直すきっかけもらえたので、しっかり。マーベラスも体制が変わったので、はい。ちょっと考えます。自分をしっかり立て直して、うん。ここから立ち上がりますよ。このままやられっぱなしじゃいけないし、またいつか挑戦します」