2021.06.22

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~カニ〜』

◎前説
試合前、恒例の前説として野中美智子リングアナと、旧姓・広田レジーナさくらが登場。注意事項、キャッチの状況などを説明し会場を温めた。
1、チャレンジwave(15分1本勝負)
○桃野美桜(11分51秒、片エビ固め)塚田しずく●
※ダイビング・ボディープレス

今大会でおこなわれる予定だったポテンシャル・ブロック◎桃野美桜vs稲葉ともかの公式戦は、稲葉が左ヒザ靭帯を損傷し、CATCH THE WAVEを途中棄権。桃野が不戦勝となり、4点で全日程を終了。同じく高瀬みゆきも最終戦の稲葉戦が不戦勝となり、闘わずして日程を4点で終了し、6・29蕨は、桃野vs高瀬のポテンシャル・ブロック1位を懸けた決勝戦がおこなわれることが発表されていた。ひとまず今大会での公式戦がなくなった桃野は、塚田しずくとシングルマッチが組まれることに。

試合は。「お願いします!」とクリーンな握手でスタート。だが、桃野が背を向けた瞬間、襲いかかろうとする塚田。気配を感じた桃野がにらみをきかせる。改めてロックアップ。塚田がフォアアームを放つと、桃野はヘッドロックで絞り上げる。
主導権を握った桃野はスピニング・トーホールド。インディアン・デスロックで捕獲する。耐えられるとキャメルクラッチへ。そしてボディースラムで叩きつける。さらに張り付けドロップキック、逆エビ固めでステップオーバー。これを切り返した塚田が馬乗りでフォアアームを連発。受けきった桃野もロープ際のスタナーから、場外から助走してのフロントキックをお見舞いする。
リング内に戻った桃野が「そんなもんか!」と吐き捨てると、塚田もフォアアームでやり返していく。桃野もお返しのドロップキック。だが、続く低空ドロップキックは塚田もかわしていく。

攻勢に転じた塚田はドロップキックを連発。桃野もドロップキックでやり返しカウント2。逆エビ固めからダイビング・ボディーアタックを投下する。これを寸前でかわした塚田がフォアアーム。これがラリーとなり、桃野がボディースラムの体勢。読んだ塚田が首固めに切り返す。そこから丸め込みを連発していく塚田。そしてカウンターのフォアアーム、セカンドからのボディーアタックを投下する。
桃野もカサドーラからのフットスタンプで流れを変えると、低空ドロップキック。キックアウトされるともう一度、逆エビ固め。さらにブレーンバスターを敢行。これも返されると、ダメ押しのダイビング・ボディープレスで試合を終わらせた。
2、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○野崎渚<5点>(10分5秒、レフェリーストップ)優宇●<2点>
※ドルミルⅣ

ガトリング
・ブロックは現在、野崎渚が3点でトップ。2点の優宇が追いかける状況となっている。ともにこの対戦がリーグ最終戦となり、野崎が勝てば文句なしのブロック優勝。優宇が勝った場合は、6・29蕨でのSAKIvs青木いつ希戦の結果を待つこととなる。
試合はロックアップでスタート。まずは優宇が押し込みクリーンブレイク。再び組み合い、優宇が旋回式サイドバスター。カウント2。野崎も三角締めで捕獲し形勢逆転。ビールマンキック、フロントキックでカウント2。続くハーフハッチもカウント2。すぐに野崎はスリーパーへ。優宇は後ろ受け身を取って脱出に成功。
セントーン3連発で攻勢に転じる優宇。バックを取るも、切った野崎がビッグブーツ。ならばと優宇が逆水平チョップを放つと、野崎はブレイジングチョップで応戦する。激しいラリーが繰り広げられ、優宇が串刺しラリアット→キャノンボールを炸裂させる。カウント2。
5分経過。優宇のセカンドからのボディープレスはカウント2止まり。すぐに優宇は片羽締め。セントーンを狙うが、野崎がかわして、後頭部へのノアールランサー。しかし野崎はダメージがあり、カバーにいけない…。
逆に復活した優宇が逆水平チョップ。野崎もビールマンキック、ノアールランサー4連発で応戦する。優宇もジョン・ウーからのキャノンボールで反撃。キックアウトされると、ラストライドの体勢。なんとか回避した野崎がコブラクラッチへ。そこからフロントキック、ノアールランサー・ハイにつなげる。そして、最後は胴締め式のコブラクラッチ(ドルミルⅣ)で絞め落とし、ブロック優勝を遂げた。
◎バックステージ
野崎「えーーー、疲れた。やばい、しんどい!! あぁ、呼吸が…呼吸ができない。いや、でも取りました×3。ガトリング・ブロック、優勝。決勝進出! 誰よりも取れることができました!!」

――かなりきびしい試合だった?
野崎「いやー、本当やっぱり“大砲”と名付けただけあって、一発一発の技の重み、他の選手とはぜんぜん違う、アレは優宇ちゃんにしか出せない。重いながらも動けて、あんなに動けるってすごいよ。しかも、あの体重の技で絞められたら一瞬、やばいって思ったんですけど、私、『大砲に打ち勝つガトリング砲になる!』ってずっと言ってたのが、そのときに『あぁ、ちょっと固執しすぎてたな…』と。優宇ちゃんがああやって絞りにきたんだったら、そっか私はガトリング砲じゃなくて、大砲を丸飲みするヘビになればいいやと思って、それでガトリングというだけあって技…、ノアールランサー連発したりもしながら一瞬のスキを狙って丸飲みしてやろうと、そこでシフトチェンジできたから、今日こうやって勝利を手にすることができたんじゃないかなと思っています。ありがとうございました! 決勝、頑張るぞ! 優勝するぞ! 波女なるぞ! 100万取るぞ! あっ、50万もらってない。あとでもらおう。ありがとうございました」
3、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△宮崎有妃<3点>(時間切れ引き分け)門倉凛△<3点>

コンプライアンス・ブロックは、6月22日時点で宮崎有妃、門倉凛、ハイビスカスみぃ、梅咲遥が2点で並んだ状況(ただし梅咲は全日程を終了しているため優勝戦線からは脱落)。宮崎はこの試合が最終戦となるため、ブロック優勝するには勝って、6・29蕨での門倉vsみぃの結果を待ちたいところだ。
あとから入場した宮崎が門倉に奇襲。リングに入っていきなり直伝デスバレーボムを狙うが、これは門倉も堪える。逆に門倉がドロップキック。これを受けた宮崎だったが、そのまま逆エビ固め。なんとか門倉がロープに逃れる。

続く宮崎のブレーンバスターはカウント2。門倉もDDTでやり返し、グラウンド卍固めへ。今度は宮崎がロープ。反撃に転じた宮崎がボディースラム、ギロチンドロップ、逆片エビ固めへ。ピンチの門倉は腕に噛みついて脱出に成功する。
5分経過。宮崎はDDTから再び逆片エビ固め。徹底的に門倉の腰を攻めていく。そして串刺し攻撃を狙うが、かわした門倉がネックブリーカードロップ。すかさずバックを取っていく。しかし、宮崎は投げさせない。諦めた門倉はもう一度、ネックブリーカードロップ。

場外に落ちた宮崎に門倉がプランチャを狙うが、宮崎はリング下をあさり、ミットを見つけると門倉に投げつけていく。さらには階段(リングに上がるときのステップ)を持ち出すが、これは未遂に。
リングに戻って門倉がスイングDDT、キャノンボール、ミサイルキックでカウント2。ブレーンバスターを狙うが、宮崎は思い出したかのようにはずかし固めの体勢。これを堪えた門倉がエプロンでのDDTを敢行。場外に落ちた宮崎にドロップキックをお見舞いする。だが、宮崎もさきほどセットしたステップの上に門倉をボディースラムで投下するという荒技を敢行。
リングに戻って宮崎が張り付けラリアット。コーナーに登るも、門倉が雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。続くコーナーからのフットスタンプは宮崎もかわす。そして宮崎がラリアットで反撃。カウント2。門倉のトラースキック、宮崎のラリアットが交互に決まる。

残り1分となり、宮崎はムーンサルト・プレスを投下。かわした門倉がウラカンラナ。さらにラ・マヒストラルを狙うが、宮崎が押しつぶしカウント2。もう一度、ウラカンラナを狙う門倉だったが、宮崎が踏ん張り逆エビ固めに捕らえたところで時間切れを迎えた。

この結果により宮崎の優勝はほぼ消滅し、コンプライアンス・ブロックの1位通過はハイビスカスみぃと門倉凛の2人に絞られた。
◎宮崎バックステージ
――引き分けという結果になりました。
宮崎「えー……っと、キツい。キツいって体力じゃなくて、あの今日がドローで…ドローで終わってしまったことが本当にキツい。やっぱりあの…今日勝たないといけなかったんです、私は。自分でもちょっとはずかし固めとか忘れてたのにはビックリしました。今日キャッチの最終戦、私は。覚悟決めていたので、悔しいですね、はい…」
◎門倉バックステージ
――引き分けという結果になりました。
門倉「悔しいですけど、たぶん自分だけだと思うんですよ。まだキャッチはじまって2戦目とか、(同じブロックでは)いないと思うんで、梅咲もリーグ終了してると思いますし、今日、宮崎さんもリーグ終了していると思うんで、自分はあと一戦、ここにかかっていると思います。でも、宮崎さんを相手にドローに持ち込んだ自分はマジで奇跡だと思うし、運だなって思います。青木とタッグ組んでつかんできた運がいっぱいあると思うんで神様は見てるなって思いました。次の一戦、みぃさん。ここは何がなんでも絶対勝って、ブロック優勝して、今年こそ絶対自分が波女とります」
4、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△桜花由美<3点>(時間切れ引き分け)米山香織△<4点>

ジェラシー・ブロックは、すでに渡辺智子が3点で全日程を終了。桜花由美が残り2試合を残して2点、米山香織は3点で今大会が最終戦となる。今大会でおこなわれる桜花vs米山戦で、桜花が勝てばジェラシー・ブロックの1位通過が決定。引き分けると、6・29蕨の桜花vsYAKO戦まで結果が持ち越されることとなる。

開始早々、桜花がビッグブーツ。かわした米山が首固め3連発。桜花も首固めでやり返す。カウント2。桜花のビッグブーツをかわした米山が後方回転エビ固めを狙うが、桜花が切り返してカウント2。さらに桜花が腰へのダブルニードロップを投下し、ボディースラムで叩きつける。そしてポキへ。
耐えた米山が串刺しビッグブーツ。ロープに登って桜花の顔を踏みつける。桜花も米山を投げ落とすと、顔にヒザ蹴りを連発。ブレーンバスターからポキで捕獲する。

桜花がお返しの串刺しビッグブーツを成功させ、もう一発を狙うがかわした米山がレッグブリーカー。そして、足攻めを展開する。裏ヒザ十字で捕獲する米山。さらにニークラッシャーで叩きつける。
桜花もアンクルホールドで反撃。ビッグブーツ対決はリーチで桜花がまさるが、作戦変更の米山がビッグブーツをかいくぐり、桜花のヒザに蹴り。そこからダイビング・千豚♪につなげる。もう一発を狙うが、桜花が雪崩式ブレーンバスターに切り返す。

改めて桜花はビッグブーツを狙うが、米山がストレッチマフラーホールドへ。桜花も腕を取り返して羽折固め。なんとか米山がロープ。
桜花はビッグブーツ、カカト落としで追い打ちをかける。さらにビッグブーツでカウント2。バックドロップの体勢。これは米山も踏ん張る。だが、強引に桜花がバックドロップ2連発。カウント2。ネックハンギングボムを狙うが、これを回転エビ固めに切り返す米山。スイングDDTへ。そして後頭部へのヒザ蹴り。

残り3分となり、米山がソバット。カウント2。コーナーに向かうが桜花が追いつく。ここで米山は、雪崩式の米―ZOUを狙うが踏ん張る桜花。ならばと米山は雪崩式のパワーボム。そこからダイビング・千豚♪につなげる。だが、これもカウント2止まり。
残り1分となり、米山が米―ZOU狙い。これをフェースバスターに切り返した桜花がカカト落とし。キックアウトされるとビッグブーツでカウント2。続くブレーンバスターは米山が首固めに切り返す。ここから丸め込みの応酬となり、残り10秒から米山が後方回転エビ固め。桜花も返して、ビッグブーツを放ったところで時間切れを迎えた……。
◎エンディング/野崎渚、宮崎有妃、米山香織、優宇が全日程終了
全試合終了後、今大会でリーグ戦全日程を終えた宮崎有妃、米山香織、野崎渚、優宇がリングへ。野中リングアナから「一言ずつ」と促され、それぞれマイク。

優宇「今日で最終戦で…そうですね、まだまだ自分の夏、CATCH THE WAVE終わらないと本当に信じてたんですけど、まだまだ足りないものが多いなと学んだ、CATCH THE WAVEでした。来年こそは、わからないですけど、出場させていただけたらキャッチ史上一番デカい波女になってやります」
米山「あのー、今日勝ったら私が賞金と決勝への道が開けたんですけど、うーん、相手が天敵・桜花由美というのが悔しいーーー! ムダに足が長いだけのくせにぃーーー!! ありがとうございました…」

宮崎「えー…、今日ね、本当に落としちゃいけない一戦だった気がするんですけど、ただ悔しいですね。えー、いま私3点…29日に闘う2人が欠場になるだったら、ねっ! 私にもチャンスがね(苦笑)。本当に悔しい!! でも、まだチャンスはあるということで、ありがとうございました」
野崎のマイクの前に、野中リングアナが野崎のガトリング・ブロック優勝を改めてアナウンス。

野崎「ヤッターーー! 誰よりも早く決めました、決勝進出―――! みなさん応援ありがとうございます」

そして50万円の贈呈式へ。

野崎「そうですよ、そうですよ。試合、終わってすぐもらえなかったのでビックリしました。ありがとうございます。(賞金を受け取り)ふぅーーー! ありがとうございます。では開けます!! 見事50万ゲットしました。でも、これで終わりじゃなく、決勝進出してもう100万もらえるということで、100万円を私の手に入れて、そして初の波女と、レジーナへの挑戦権…年末に取られたレジーナを取り返したいと思います。みなさん引き続き応援よろしくお願いします」
野中リングアナが「ここでもう一つお知らせがございます」と二上美紀子会長にマイクを譲る。

二上会長「さきほど高瀬みゆき選手の方から連絡がございまして、不戦勝がちょっと気に入らない…ということで、2点を返上させていただきます、と。ということで、ブロック優勝が自動的に桃野さんになるんですが…」

観客からは拍手がおこる。セコンドについていた桃野が地声でしゃべりはじめる。

桃野「すみません、あのー、自分も腑に落ちなかったので、なんか高瀬ズルい…。先に言ったから良い人みたいになってるけど、美桜も2点返上します…」

二上会長「いいの? いいの?」

桃野「えっ?」

二上会長「もらえるよ、いまなら50万円」

迷いが出る桃野だったが…。

桃野「……返上します!」

二上会長「じゃあ、えーっと…、広田は2点、本当にいいですね?」

広田「返上しないです!(キッパリ)」

二上会長「返上するポイントがないです(とバッサリ)。広田2点、桃野2点、高瀬2点ということで、よろしいですか?」

広田「こんなさ、リングサイドでやってる話じゃない(と広田&桃野がリングへ)。もうさぁ、高瀬もさ、桃野もカッコいいよ。ね! じゃあその浮いた4点、私にちょうだい。ちょうだいよ。私だけ全員とやってるんだよ? もらってしかるべきでしょ!」

桃野「それはおかしいですよね、普通に考えて」

二上会長「広田、おかしいよ」

広田「おかしいですか?」

二上会長「おかしいです!」

広田「全員とやってます、アタシ!」

二上会長「全員とやってるけど、負けてるし。アナタ、2回負けましたよね? 1回だけ勝ちましたよね?」

広田「個人の『納得いかない』とかで、放棄だなんだっていうなら私にくださいよ!」

二上会長「じゃあ広田も2点返上していいですよ」

広田「しないですよ! それだけはしないです!! どんなことでも守ります」

二上会長「ここは丸く収めるということで、2点、2点、2点と3人がそろったので…」

広田「ジャンケンにしましょう!」

二上会長「アナタたちプロレスラーでしょ…(苦笑)? プロレスラーはプロレスでやってください。黒髭(危機一髪)もしません、ジャンケンもしません、あみだくじもしません。次週、29日にブロック優勝決定戦。3人なんで三つ巴!」

広田「もう、ねぇ…あのさバカなんじゃないの? お前ら!(と点数を返上した桃野に八つ当たり)なんで私が巻きこまれるんだよ、バーカ! アンタ見たことないでしょ、三つ巴の地獄。私はね、ずっと見てきたんだよ。巻き込みやがって、お前ら…。なんとかならないですかね?(二上会長に助け船)」

二上会長「なりません。三つ巴でお願いします」

桃野「よろしくお願いします」

この結果、6・29蕨のポテンシャル・ブロックの1位決定戦は、広田vs桃野vs高瀬の三つ巴戦となることに変更。

広田「わかりましたよ、やってやりますよ。レジーナの強さを、うんと、見せるからな。んにゃろ! まだ動揺してるんで…(野崎の50万円をみつけ)それ、ちょっと半分ちょうだい」

野崎「なんで! 来週、勝てばいいじゃん」

広田「勝てなかったら半分ちょうだい。勝てなかったら! わかったよ、やるよ。やってやるよ!」
野崎「えー、三つ巴頑張ってください。すごい大変でした、私。頑張ってください。っていうことで締めさせていただいてよろしいでしょうか? 50万円と一緒に締めさせていただきます。みなさん一緒にお願いします。ということで、決勝進出、決めた私が締めさせていただきます。決勝は7月1日新宿FACE大会19時からです。その前に(6月)29日、最終戦があるのでみなさん応援よろしくお願いします。そして本日カンフェティをご覧のみなさん、ありがとうございまーす。カンフェティを見ているアナタも、みなさんも心の中で『これがwaveだ!』と叫んでください。いきます、これが、waveだーーー! ありがとうございましたーーー」
◎桜花バックステージ
――引き分けという結果に終わりました。
桜花「スッゲー残念…。今日勝てば、優勝決定で、次は消化試合だったんですけど、マジで言葉がないです。次のYAKO戦では勝たないと。勝って、同点か…」

――YAKO選手に勝てば優勝です。
桜花「勝ち? 勝ちか、いけるのか。5点になるので私が勝つのか」

――引き分けになってしまうと、米山さんと4点で並ぶので同点決勝に。
桜花「ってことは勝てばいいんだ。よかったー」

――なので最終戦は引き分け以上で…。でも、勝てばすんなり。

桜花「引き分け以上、でも勝つことで私がブロック優勝。あーよかった、ビックリした。ダメだ頭打ってる」

――最後は因縁のYAKO選手だが

桜花「あの野郎、マジでボッコボコにして、快勝したいと思います。今日みたいに引き分けとかイヤなので、秒殺を狙っていきたいと思います」
◎米山バックステージ
――残念ながら引き分けになってしまいました。
米山「あぁーーーー、勝つことしか考えてなかったので、点数がよくわからないんですけど…優勝まだできますかね? YAKOが勝てば優勝? 桜花が勝つと桜花が優勝? あぁー、桜花負けろ!×3」
2021.06.20

「SUNDAYWAVE~Cheatday~」

◎AWGとの遺恨なき対抗戦開戦!入場式で広田が画鋲事件をカミングアウト!?
CATCH THE WAVEで熱戦が繰り広げられているなか、アクトレスガールズ(AWG)との遺恨なき対抗戦が新木場1stRINGにて開戦! waveが遺恨なき対抗戦をおこなうのは、Marvelous、仙女に続き、これが3団体目となる。

まずは対抗戦に参戦する選手たちによる入場式がおこなわれ、wave勢は旧姓・広田レジーナさくら、桜花由美、宮崎有妃、野崎渚がリングへ。一方、アクトレスガールズからはSAKI、高瀬みゆき、月山和香、三浦亜美が上がる。
試合は、60分間勝負。最初はシングルマッチで5分間おこなわれ、5分経過ごとに各チーム1名ずつ入場。タッグマッチ、6人タッグマッチとなっていき、入場順は曲が流れるまで不明。全選手がそろうまで、勝敗がついても試合は続行される。全員がそろった時点でイリミネーションマッチ(負け抜け勝ち残り)となり、さらに変則ランバージャック(バット使用)、オーバー・ザ・トップロープルールが採用されるが、オーバー・ザ・トップロープは3選手が落ちるまで。4選手目以降は適応されない。また、25分経過の時点で人間凶器が投入される。60分以内にどちらかのチームが全滅すれば、試合は終了となるが、決着がつかないまま時間切れとなった場合は、トータルの勝ちポイントが多いチームが勝利となる。

各チームを代表し、広田、SAKIがマイク。
まずはSAKIが「今日はアクトレスガールズの名前を背負いまして、ここにいる4人だけじゃなく、コモモも一緒に20選手ぶんの思いを背負って、アクトレスガールズらしく闘い抜きたいと思います。そして勝利をアクトレスガールズでつかんで胸をはって帰ります。行くぞ、せーの! 強く、優しく、アナタに一生懸命、アクトレスー、ガールズゥゥゥ」と、団結したところを見せると、広田は「見ましたか、いまの茶番劇を。なんなんすか、うすっぺらい絆で結ばれて。はい、みなさん。聞いてくださいよ。今日私、昼の興行でディアナさんの道場マッチ、高瀬と三浦がいたんですけど、なんと私のリングシューズに画鋲が入ってたんです! 信じられますか? 大変でしたよ。血だらけでしたよ。ひどかったです。で、今日、会場入ってからアクトレスのヤツに挨拶された人いますか?(wave勢が首を振る)。シカトするんですよ、コイツらは。礼儀もない、陰険なことやる。こんなヤツらに負けてられませんよ! 正々堂々と、私たちが5人のwaveの絆を背負って、私たちは闘いますよ」と言い返し円陣を組むも、バラバラなかけ声。最後だけ合わせて息のあったところを強引にアピールした。
1、ヤングwave(10分間勝負)
向後桃(1-0)塚田しずく
①○向後(8分31秒、逆エビ固め)塚田●

5・25蕨で予定されていた塚田しずくと向後桃のCATCH THE WAVEヤングブロック公式戦。向後がケガをしたためリーグ戦自体をを途中棄権。いったん流れてしまったカードだが、向後の復帰を受け、今大会で実現となった。

試合は、10分間のうちに多くフォール、ギブアップを奪った方が勝ちという、ヤングブロック公式戦のルールと同じ形式に決定。
スタートダッシュを仕掛けたのは塚田だった。ドロップキックで奇襲し、遅れてゴングが鳴らされる。小刻みエルボーから塚田がドロップキック。

向後はブレーンバスターを狙うが、踏ん張った塚田がガットショット。ボディーシザースで絞り上げる。さらにサーフボードストレッチへ。耐えられるとドロップキックを放ってカバーする。カウント2。すぐさま串刺し攻撃の体勢に入る塚田だったが、かわした向後が逆片エビ固めで攻守逆転。
さらに向後は張り付けドロップキック。キックアウトされると逆エビ固めへ。なんとか塚田がロープ。

今度はフォアアームの打ち合いとなり、塚田がクロスボディー。カウント2。リバース・インディアンデスロックから弓矢固めを狙うが、回避した向後が逆に弓矢固めで絞り上げる。

残り3分となり、向後が619。かわした塚田がスクールボーイを連発していく。いずれもカウント2。ドロップキック4連発で追い打ちをかける塚田だったが、カウント2止まり。ボディースラム、ぐるぐるパンチはいずれもカウント2。
一方、向後もカウンターのドロップキックで流れを変えると、逆エビ固めでステップオーバー。グイグイ絞ってギブアップを奪った。すぐに残り1分のコール。向後がもう一度逆エビ固めを狙うが、回避した塚田が丸め込む。丸め込みの応酬のまま時間を迎えた。
○KAORU(8分51秒、片エビ固め)アルフレッド・ネクレンブルグ●
※バルキュリースプラッシュ


2009年3月に初来日を果たしたアルフレッド・ネクレンブルグがwaveに久しぶり参戦。透明人間ではあるが、プロレスに対してピュアな気持ちを持っている人には見えるというネクレン。ノルウェー出身の192センチで、かなりのイケメンレスラーだ。そのネクレンと過去にも対戦経験があるというKAORUが、引退前に最後のシングルマッチをおこなった。

場内解説として吉野恵悟氏、二上美紀子会長が務めるなか、KAORUは「男? 聞いてないよ」と驚くと、すかさず二上会長が「老眼がひどい」とツッコミを入れる。
試合がはじまり、まずはネクレンがヘッドロック。KAORUがロープに飛ばしていく。早々にKAORUが机を持ち出しネクレンを強打。机の上へのブレーンバスターを敢行する。これは反則を取られてノーカウント。ならばとKAORUは机を持ってコーナーへ。ネクレンが追いつき、机を奪う
。そしてデッドリードライブで投下する。さらにネクレンは張り付けドロップキック。返されるとコブラツイストで捕獲する。
なんとかKAORUがロープ。場外戦となり、ネクレンがKAORUを鉄柱に投下する。
AORUも鉄柱に打ち付け返し、ネクレンが流血。KAORUが噛みつき、イスで強打していく。
リングに戻ろうとしたKAORUだったが、ネクレンが足止め。セコンドの渡辺智子もカットに入るが、ネクレンが振り払いラ・ケブラーダを見舞う。
リングに戻ってネクレンがダイビング攻撃。キックアウトされるとジャーマンSHでカウント2。再びネクレンがダイビング攻撃。これも返されるとなおもコーナーに登るネクレン。今度はKAORUが追いかけ頭突き、雪崩式ブレーンバスターでカウント2。
攻守が入れ替わりKAORUがコーナーに登ろうとするも、ネクレンが妨害。そしてネクレンは4コーナーに瞬間移動。空中でクルクルまわって、着地する。吉野氏が「なんもせんのかい!」と絶妙なツッコミ実況。KAORUがすかさずガットショットを叩き込み、エクスカリバー! バルキュリースプラッシュを投下させ、勝利した。

試合後、ネクレンを気遣うKAORU。ダウン状態のネクレンを担いで退場した。
◎バックステージ
KAORU「アルフレッド…過去も男性でしたっけ? 直前に男性って聞いてビビリましたね。全然知らなかったですけど、勝ててよかったです。スゴく大きかったけど、192の相手とやったことなかったし、瞬間移動を使ってくる相手もなかなかいないので。でも、楽しかったです。ありがとうございます」
3、wave対アクトレスの遺恨なき団体対抗戦(60分間)
桜花由美&旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃&野崎渚(4-2)SAKI&高瀬みゆき&月山和香&三浦亜美<アクトレスガールズ>
①●野崎(20分23秒、オーバー・ザ・トップロープ)SAKI○
②○桜花(22分30秒、片エビ固め)三浦●
※ビッグブーツ
③●桜花(26分28秒、オーバー・ザ・トップロープ)月山○
④○広田(29分59秒、オーバー・ザ・トップロープ)高瀬●
⑤○宮崎(32分1秒、体固め)月山●
※ラリアット
⑥○広田(35分37秒、ふらふらドーン)SAKI●
※2人残りでwaveの勝利。開始から20分経過までのチームポイントは以下の通り。
〔開始から20分までの試合経過〕
①○野崎(4分54秒、体固め)月山●
※ザキゴエ
②○桜花(9分45秒、片エビ固め)三浦●
※ビッグブーツ
③●広田(12分59秒、片エビ固め)高瀬○
※ローリングストーン
④●広田(13分9秒、片エビ固め)高瀬○
※ローリングストーン
⑤●広田(14分28秒、体固め)高瀬○
※ふらふらドーン返し。wave2ポイント、アクトレス3ポイント

Marvelous、仙女に続いて勃発した遺恨なき対抗戦。今回、waveの標的となったのはアクトレスガールズだった。複雑なルールのなか、最初に入場したのは、野崎渚と月山和香。

ロックアップで組み合い、月山が押しまくる。受け止めた野崎が一気に押し返し、ロープブレイク。ガットショットから「月山和香、はじめまして!」とコーナーに固定してのブレイジングチョップ。月山の胸元を真っ赤に染める。続いてキャメルクラッチへ。さらに野崎は串刺しビッグブーツ。ハーフハッチで追い打ち。キックアウトされるとバックを取るも、月山が脱出し連続のフォアアーム。野崎はフロントキックでやり返す。

月山の小刻みフォアアーム、野崎のフロントキックがラリーとなる。野崎は「月山、お前こんなもんか!」と叫んで、「終わりだ!」とロープに走る。これをかわした月山がドロップキック6連発でやり返す。カウント2。

走る月山に野崎がカウンターのフロントキック、フェースバスターをお見舞い。ダメ押しのザキゴエで3カウントを奪った。まずはwaveが1ポイントを獲得し、試合が続行される。
2人目の選手は、waveが桜花由美、アクトレスが三浦亜美。桜花が先にリングインして、野崎&桜花で月山をキックで挟み撃ち。さらに桜花のビッグブーツが決まるが、三浦が慌ててカット。そして、桜花にショルダータックルをお見舞いしていく。キックアウトされると逆エビ固めへ。なんとか桜花がロープ。走る三浦に桜花がカウンターの払い腰。そしてポキで捕獲する。耐えられると、リバース・インディアンデスロック→キャメルクラッチに移行する。すかさず野崎が三浦の顔面にドロップキック。

勢いに乗るwave勢は三浦にトレイン攻撃。さらに桜花のカカト落とし、野崎のおしゃれキックが同時に決まる。そこから桜花が三浦にビッグブーツを叩き込み、3カウント。2ポイント目を獲得した。
三浦もショルダータックルで反撃にかかる。そこに高瀬がリングイン。早速、桜花にミサイルキックを放つ。アクトレス勢もトレイン攻撃で巻き返しにかかる。ここで流れたのは広田のテーマ曲。だが、前奏が長すぎてなかなか現れない。その間に高瀬&三浦が桜花&野崎にラリアット&ショルダータックルをお見舞い。さらに高瀬&三浦は花道の脇に隠れて広田の入場を襲撃。チョップを打ちまくる
リング内に移動し、張り付け式の餅つきチョップ。広田をヘロヘロ状態に追い込むと、高瀬がローリングストーンを放って3カウント。1本を取り返すことに成功。すぐさま高瀬はもう一発ローリングストーンズを敢行し3カウント。あっという間に戦況をイーブンに戻してみせた。
慌てて桜花が救出に向かい、高瀬にビッグブーツ。野崎もビッグブーツで続き、ダブルのビッグブーツ。だが、広田はダウン状態でカバーにいけないため、桜花&野崎がブレーンバスターで広田を高瀬に投下する。カウント2。ふらふらドーンで応戦する広田だったが、踏ん張った高瀬が切り返して3カウント。高瀬が3ポイント連続で奪い、アクトレスがリードするという大活躍!

強引にwaveコーナーに連れ戻される広田。野崎が高瀬をキャメルクラッチで捕獲しているところに、最後の選手として宮崎有妃、SAKIが入場。

全8選手がそろったところで、ここからはイリミネーションマッチが適用となり、オーバー・ザ・トップロープ、変則ランバージャックルール(リング外に落ちるとバットで殴打される)も採用されることに。

先に仕掛けたのはアクトレスガールズ勢。宮崎に孤立させトレイン攻撃。宮崎をロープに張り付け観客にアピールする。これは野崎が救出し、宮崎がSAKIにはずかし固め。高瀬がガードするも、野崎が吹っ飛ばす。
さらに宮崎はSAKIにブレーンバスター。返されると、かわった野崎が串刺しビッグブーツ、野崎式串刺しビッグブーツ、ビッグブーツ、おしゃれキックで追い打ちをかける。
反撃にかかるアクトレスガールズは、高瀬&SAKIが野崎にダブルの攻撃。SAKIのリバーススプラッシュはカウント2。コーナーに登るSAKI。今度は野崎が追いかける。コーナーから降りたSAKIが野崎を蹴り落としてオーバー・ザ・トップロープ葬。
続いて標的になったのは桜花。アクトレス勢の総攻撃を浴びる。三浦のショルダータックルからのカバーはカウント2。コンバインで捕獲する。救出に入ろうとする広田はスワンダイブを試みるが、見事に失敗。かわりに宮崎が桜花を救出する。そして宮崎&桜花で三浦に合体DDT。桜花のカカト落としもカウント2。ならばとダメ押しのビッグブーツを浴びせて、3カウント。
試合は続き、月山が桜花にクロスボディーを連発していく。首固め、スクールボーイで桜花を丸めていく月山。回転エビ固めも返されると走る月山。桜花がカウンターのスタンガンに切り返し、ビッグブーツで反撃。改めてビッグブーツを放って行く桜花。キックアウトされるとポキで捕獲する。

耐えた月山がフォアアーム。桜花もやり返しラリーとなる。ここで25分を迎え、人間凶器としてZAPが入場。高瀬が果敢にガットショット。ロープに走るも、ZAPが鉄パイプで迎撃。リング内の選手たちをwave、アクトレス関係なく襲っていく。そして、ZAPは桜花に照準。張り付けラリアットでエプロンへと送り込む。このチャンスに月山がZAPの背後にドロップキック。その反動で桜花が突き飛ばされ、オーバー・ザ・トップロープで失格となった。
すぐさま広田&宮崎がZAPに襲いかかるが、ZAPが両腕ラリアットで迎撃。これでZAPの任務完了。通常のイリミネーションに戻る。

リング上は宮崎vs月山となり、パロスペシャルを狙う月山。崩れながらも仕掛けて行く。続いて高瀬が出て行きラリアットを連発。宮崎が豪快なひと振りでやり返す。諦めない高瀬がコブラツイストへ。これは広田がボ・ラギノールで救出。

コーナーに登る宮崎を高瀬が追う。今度も広田がボ・ラギノールで妨害すると、エプロンに高瀬が転落。宮崎を引きずり込もうとする。エプロン上の宮崎と高瀬。SAKIと広田がそれぞれ突っ込み、ほぼ同時に落とされたが、高瀬の方がじゃっかん先に足をついてしまったため、3選手目のオーバー・ザ・トップロープとなり失格。4選手目となる宮崎はセーフと判定された。
試合が続行され、命拾いした宮崎が月山にラリアット。3カウントを奪って、これでアクトレスはSAKIひとりとなってしまう。

広田が出て行き観客をあおりまくる。SAKIが背後からビッグブーツ。コーナーホイップから串刺し攻撃を狙うが、広田が拝み渡りへ。だが、ロープジャンプに失敗し、転落する。
すかさずSAKIがロープに走ると、エプロンから宮崎が足止め。SAKIが宮崎に気を取られている、その背後から広田がボ・ラギノール。これを読んでいたSAKIがかわして宮崎に誤爆させる。

孤軍奮闘するSAKIがパワーズラム、アトミックドロップを放つ。もう一発狙ったところを広田が首固めに切り返そうとする。これを押しつぶすSAKIだったが、宮崎が毒霧の入ったスプレーを噴射。広田もスプレーで加わると、消毒済みの毒霧であることがアナウンスされる。
つまり緑色になっただけのSAKIが、広田に反撃の首固め。これをキックアウトされると、SAKIは宮崎にリバース・インディアンデスロック。広田を呼び込みブレーンバスターで投げ放つが、広田がふらふらドーンでSAKIに覆い被さり、3カウントが入ってしまった。
◎エンディング
試合後、アクトレスガールズが何やら口論。不穏な空気が流れるなか、マイクを取ったのは広田。
広田「おい! 対抗戦にも敗れて、内部分裂もして、お前ら最低だな! 私のリングシューズに画鋲を入れたこと、会場に来てからwaveの選手に誰も挨拶しなかったこと、謝れよ!(挨拶したと主張する高瀬)聞こえてなかったら、してないことと一緒なんだよ! ほら、謝れ、ちゃんと」

仕方なく高瀬と三浦が土下座しようとするなか、SAKIは無視して自コーナーで不機嫌な態度。その間に挟まれた月山はウロウロ状態…。

広田「2人だけか、おい! 負けたんだろ。(抵抗する高瀬)じゃあ画鋲が入っていて、自分たちじゃないとしたら井上京子さんが入れたとでも言うんですか!? 違いますよね? アナタたちですよね? 謝ってくださいよ×2。ホラ! なんだよ、オラ! 清く・美しく・アクト、アクトみたいなこと言ってたじゃないかよ。おい、おい、おい!」

高瀬「(しぶしぶ)大変申し訳ございませんでした。でも私たちと違います!」

広田「じゃあいいよ、京子さんに言っておくよ。いいか、遺恨は残ったままっていうことでいいんだな!」

高瀬「ええ、私もまだ納得できません!!」
広田「じゃあ、もう1回謝りにくるか? 謝りにくればいいだろ、おい。わかった、わかった、わかったよ。今日わかったのは、waveがやっぱり強いということと、アクトレスは絆がちょっと薄くて、卑怯なことするヤツらだってことがわかった。まあ、でもキャッチの緊張感が続くこの月間の中で、来てくれてありがたかったよ。主戦場の団体として、トップとして言わせていただくと、どうもありがとうございました。みなさん、こんな雰囲気の大会は今月、今日だけだと思ってください。緊張感のある蕨での闘いもありまして、次の22日、蕨大会では、今日の感じは1ミリもない、バチバチした闘いがあります。全部ひっくるめてそれもwaveだと思います。まあ画鋲はちょとヤだったけど、許すよ。来てくれたし、一緒に来てくれたお客さんを盛り上げてくれたということで、許しますよ。そうですよね!? みなさん!! それじゃ最後に一緒に…(もめるBeginningとColor’s)もめるなよ! ずっと怒ってんだよ。なんなんだよ」
SAKI「なんで私がこんな後輩たちせいで股開かれたり、緑にされたり、なんで私に全部来るの?私じゃないもん、画鋲入れたの、なんのかんのって。やっぱりBeginningがダメなんだ。アクトレスガールズで一括りにしないでもらえる?」

険悪な雰囲気となったBeginningとColor’sの様子を見た広田が再びマイク。
広田「なんか…じゃあ。よかれと思って、じゃあ謝りますよ。どうもすみませんでした(wave勢で頭を下げる)。私たちのいいところは悪いと思ったら素直に謝る。それがいいところだ。じゃあ最後に、一緒にやらせてやるよ、コレ。それではみなさん、こんなたまにはね、こんな息抜きの闘い。名作劇場あり、向後と塚田のあのときはできなかった成長した闘いができたと思います。本当にみなさん今日はCheatday、ご来場ありがとうございました! 今日は今日、次は次、熱い闘いを繰り広げていきますので、これからもお願いします。いくぞ、これがwaveだ!」
◎waveバックステージ
――おめでとうございます。
一同「ありがとうございます」

広田「なんで祝福されたのかと思ったけど、そうですね、勝ったんだからね」

宮崎「一瞬、私わからなかった。私ただ痛くて見てなかった。ビックリした」

桜花「宮崎さんのおかげでSAKIが動けなかったんです」

宮崎「あーーー、すごい(自画自賛)」

野崎「たしかに。ただ宮崎さんの足、エラいことになってましたけど」

宮崎「痛かった…」

広田「策士、策に溺れるってヤツです」

宮崎「本当、ソレ。いまね、それを考えてた…」

一同「ハハハハ」

野崎「わからなくなった言葉を(広田さんが)出してくれる」

広田「私たちが本気だせば、ヤツらなんてキュですよ!」

野崎「ちょちょいのちょいですよ」

桜花「ちょちょいのちょい(苦笑)」

宮崎「最初ね、キャリア順で入ったけど、いきなり(野崎が)15年、次(桜花が)20年とかで笑っちゃった」

広田「でも最後に向こうがあんなに内部分裂するとは思わなかった」

野崎「たしかに」

広田「あんな仲が悪いとは…」

桜花「仲がいいフリですね」

広田「怖い、怖い。女の世界は怖いよー。なんであんなに怒ったんですかね、SAKIは?」

桜花「BeginningとColor’sは違う!みたいなね」

広田「ねー。あんな怒らなくてもいいよね? 何があったんだろう、本当に」

宮崎「はずかし固めのあと泣き顔だったよ?」

一同「あああああ…」

野崎「すごい泣いてましたよ。ブーツやるとき笑っちゃって」

広田「そっか、はずかしがり屋なんですかね?」

桜花「でも、はずかし固めをしてもらえたった、いいじゃないですかね」

広田「やっぱアレですか? 選んでたんですか? 4人の中でコイツはって…」

宮崎「SAKIちゃんのあのムチムチ具合がたまらなんから」

一同「あああああ」

広田「そうですよね」

宮崎「高瀬はいいから」

広田「アイツは本当にもう、すぐ開くヤツだから」

桜花「自分からでしょ」

広田「すぐ自分から開いてくるから(笑)。はじめてのアクトレスとの対抗戦、また、いままでと違いましたよね?」

宮崎「違ってた!」

野崎「そうですね」

広田「どことやりましったっけ? ハハハハハ」

宮崎&野崎「Marvelousと仙女」

桜花「次、どことやりますかね」

広田「もう限られてくるよ」

桜花「4人から5人はいるところにしましょう」

一同「(普通は)いるでしょ」

広田「ウチらが一番少ない。そうだよ、塚田も入れれば5対5できるんで。求む! 遺恨なき対抗戦やりたい団体、求む!」

宮崎「本当だよ、言ってきてもらえばね。すぐ」

野崎「喜んで!」

広田「百戦錬磨なんで私たち。私たちの絆に勝てると思うヤツはぜひぜひ挑んできてほしいと思います」

――キャッチの最中だが。
桜花「まだ2試合残ってて、次、遺恨のある米山香織と、ブーツ対決やってやろうかなって」

広田「ブーツ対決って、対決になってないじゃん」

桜花「毎回、挑んでくるんで圧勝してやろうと。あとYAKOね。アイツ、私に自慢してるんだなと思うと、イラッとするんで。私がビジュアルブロックで優勝したいと思います」

野崎「ビジュアル?」

桜花「間違えたっ!」

一同「ねぇーーー!」

野崎「つっこんじゃった、すみません。本当にすみません! (ビジュアルでも)いいんです、いいんですけど、すみません!(笑)」

広田「キレイよ、桜花さん、キレイよ」

野崎「間違ってない、間違ってない」

桜花「ジェラシー(ブロック)でした…」

広田「私はもう終わってしまったので、本当に22日と29日はラクな気持ちで子供と一緒に遠足に行く気分で。私は全員ブロックの人が欠場しないともう私にチャンスはまわってこないので。ウチだけですよね? 2点が並んでいるの。この2日間の対戦でほかの人たちが移動するので、私は見守ることしかできません」

宮崎「私は22日に門倉とやります。まあでも、大丈夫でしょう。私が勝つと思います。で、4点になって…あーでも、その次29日にどっちかが勝てば4点で同点で…まあどっち来ても大丈夫。門倉とやるんですけど、余裕で勝ちたいと思います」

野崎「私は22日が最終戦で最後、大砲・優宇ちゃん、試合をします。私が勝てば、誰よりも早く決勝進出を決めることができて、負けたら終わり。ドローだと29日の結果しだいっていうのがあるので、最悪ドローとかも考えず、勝つことだけを考えて大砲に打ち勝つガトリング砲になろうと思います!」
◎AWGバックステージ
――残念ながら負けてしまいましたが…。
一同「……(しばらく沈黙が続く)」

SAKI「私がチャンピオンになってから、こういうColor’sとBeginningが一緒になって、アクトレスガールズとして対抗戦をするっていうのははじめてだったんです。私は私なりにすごく意気込んでいたし、それぞれの新人と一緒に、それぞれのトップが4人で一致団結してできるなと私は思っていたんです。でも、蓋をあけてみたら、Beginning側のセコいやり方で、大将として出た私が股を開かれて、こんな緑にされて、なんで私が…っていう」

高瀬「信じるんですか? あのセコい人たちの…」

SAKI「セコいやり方したの、2人でしょ?」

高瀬「イヤヤヤ、してないですから!」

SAKI「和香はしてないよね。そんなの」

月山「はい」

高瀬「私もしてないですから。コッチじゃなくて向こうを信じるんですか?」

SAKI「みゆ姐、これはキャリアが先輩としてひとつ言わせてもらうんだけど、対抗戦だろうが、なんだろうが、女子プロレスは先輩が一番」

高瀬「私は先輩だとしても、違うものは違うと言っていきたいと思っています」

SAKI「やっぱり先輩が言うことは正しいんですよ」

高瀬「いえ! 私は後輩である亜美を守るためにも、そんなことは亜美はしませんし、私もしませんし」

月山「犯人は例の先輩ですか?」

一同「コラ、コラ、やめなさい!」

――再戦は?
高瀬「こうなってしまったのは、ある意味、向こうの作戦にハマってしまったんじゃないのかなと思っております。waveさんのリングで、我らの絆を…」

SAKI「(遮るように話し出す)向こうの作戦にハマったのか、それともこっちの作戦が失敗したのか、2人の…」

高瀬「言ってるじゃないですか! われわれはそんなことしません! 見てませんか? 私はいつでも真正面から闘ってきたんです。いまさから画鋲一個で何が変わるんですか!」

SAKI「走れなくなるじゃん」

月山「血まみれだって」

高瀬「いつも大して走ってないじゃないですか!」

SAKI「ロープだって渡れなくなるでしょ」

三浦「渡ってた、渡ってた」

高瀬「いつもだいたい落ちてるじゃないですか」

SAKI「落ちただろ! まあ画鋲入れたからね。痛いからね」

高瀬「次の対抗戦の前にちょっと話し合いましょう」

SAKI「正々堂々いきましょうよ」

高瀬「そうですね。われらも誤解をされたままではいれませんので、しっかり誤解を解いて強く優しくアナタに一生懸命…」

SAKI「勝たないと意味ない。別に股開かれようが、緑になろうが勝てればいいですけど、最後私が負けたから…(月山の赤く晴らした胸元を見て)ねえっ!(と驚く)」

月山「一刻も早く冷やしたいです」

SAKI「頑張ったね。Color’s頑張った!」

月山「えーーーん」

高瀬「みんな頑張りましたよ」

月山「画鋲を入れたんですか?」

高瀬「入れてないわ!」

月山「だから、こんなことにぃぃぃ。じゃあ(今度は)全員平等に入れましょう」

高瀬「入れるなら、どうせなら山もりで入れましょう。次から全員にね、向こうのウソを本当にしてやりますよ!」
2021.06.14

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~フラッグ〜』

◎前説
6・1新宿で開幕したCATCH THE WAVE公式戦の3日目。大会前には恒例の野中美智子リングアナウンサー&野崎渚による前説がおこなわれた。また、軽い脳しんとうをおこし大事を取って欠場している塚田しずくが挨拶。6・20新木場大会より復帰することを発表した。

塚田「このたびは参加予定の団体さんを欠場させていただき、大変ご迷惑をおかけしたとともに、お客様に大変ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。塚田はとても元気です。20日の新木場大会で元気に試合をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします」
1、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○SAKI〈2点〉(6分49秒、体固め)優宇●〈2点〉
※丸め込み


ガトリング・ブロックは、3点でトップの野崎渚を、2点の優宇が追う状況。今大会では公式戦初勝利が欲しいSAKIと、単独首位を目指す優宇との公式戦が組まれた。

握手と見せかけSAKIが先制のヒザ蹴り。すぐに優宇もショルダータックルでお返しする。そして逆水平チョップ。SAKIもビッグブーツでやり返し、チョップとブートのラリーとなる。
今度はにらみ合いからSAKIが走ってビッグブーツ。優宇もショルダータックルを放って旋回式サイドバスター、セントーンでカウント2。

一方、SAKIもカニばさみ、フロントキック、セカンドからのドロップキックで形勢逆転、リバーススプラッシュ2連発から、もう一度コーナーへ。優宇が追いつきパワーボムの体勢。コーナーに叩きつけ、キャノンボールを狙う。これをSAKIがフロントキックで迎撃。しかし優宇も諦めず、改めてキャノンボールを成功させる。カウント2。
優宇は「終わり!」とラストライドの体勢。踏ん張るSAKI。エルボーで立ち向かっていく。優宇が逆水平チョップで黙らせ、改めてラストライドの体勢。これも踏ん張ったSAKIがフロントキック、優宇もラリアットでやり返す。セントーン4連発で追い打ちをかける優宇。返されるとセカンドからのボディープレスを投下。カウント2。仕留めにかかる優宇がロープに走る。これをかわしたSAKIが大逆転の丸め込みで3カウント! 貴重な勝ち点2をゲットした。
◎バックステージ
――初白星となったが。
SAKI「初戦で野崎さんに負けてから、やっぱりアクトレスガールズのチャンピオンとしてもどうしても結果を残さないといけない。負けちゃいけなかったんですけど…本当、自分の得意としているブレーンバスターだったりとかが、大きい優宇ちゃんを相手にどこまで行けるか、相手の隙を狙う、狙う、狙うみたいな作戦ではあったんですけど、それが結果にはつながったんですけど、私としてはもっともっと上のところに行きたいから大きい相手でもなんでも投げ倒してきたかった。勝てたけど悔しいです。たぶんこんなことでは波女になれないと思うので。まだあと次回、青木いつ希ちゃんがあるので、もっともっと自分なりの作戦と計画を立てて挑んでいきたいと思います」
2、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△渡辺智子〈3点〉(時間切れ引き分け)米山香織△〈3点〉

公式戦2大会を終え、ジェラシー・ブロックは桜花由美、渡辺智子、米山香織が2点で並ぶ状況。今大会では、その渡辺と米山の公式戦が組まれた。渡辺はこれが最終戦となるため、勝ち星がマストとなる。

試合がはじまると早速、米山がインサイドワークで相手の懐に入ろうとする。米山が「高校生のときに『ATHENA』全女中継でよく見てました。ファンです!」と機嫌をとろうとするも、渡辺は「だいたい後輩はそう言うんだよ。広田さくらもそうだった。絶対、違う。みんな気を使ってるんだよね」と警戒。だが、米山は続ける。「前川久美子さんと組んで、ラスカチョと対戦する、血だるまになっての渡辺さんを、拳を握りながら応援してました。ドラゴンスクリュー、最高でした! 今日はそんな憧れの渡辺智子さんと試合ができて光栄です! まずは力比べで勝負お願いします!!」と、手四つを挑む。
手を組んだ瞬間、足を踏みに行く米山。読んだ渡辺がスネ攻撃。そして、ショルダータックル。すぐに走る渡辺をリープフロッグでかわそうとする米山だったが、渡辺がそのまま突進。吹っ飛ばされた米山が試合を止める。

米山「渡辺さん、何年選手ですか! 30年もプロレスやってるんですよね? いまのは、私のココ!(股を指す)くぐり抜けるところでしょ! ココ、ココ!」

渡辺「下くぐるの?」

米山「そう!」

渡辺「なるほどね」

米山「えーーーー! いまさら!?」

しかし、これは渡辺の作戦。油断した米山にボディースラム、エルボードロップを投下する。再び組み合うと、今度は米山がグラウンドに持ち込む。すると渡辺が「RAIJIN、見てたよね?」と腕十字を警戒するも、米山はそこからキャメルクラッチに持ち込み鼻フック。さらに鼻パッチン。続いてブレーンバスターの体勢。

これは渡辺が敢行する。鼻パッチンでお返しする渡辺。張りつけラリアットを見舞うと、米山が場外に落ちる。追撃モードの渡辺がトペ・スイシーダの体勢。これはセコンド勢が必死に止める。ならばとプランチャ・スイシーダの準備にかかる。これも米山が回避する。

米山がリングに戻ってモンゴリアンチョップ。渡辺は逆水平チョップで応戦する。ラリーとなると米山がグルグルパンチ、クロスチョップ、カーフキックからの三角締めへ。なんとか渡辺がロープ。
反撃に転じた渡辺がショート・レンジラリアット。セカンドロープからのボディープレスでカウント2。ここで残り5分のコール。スクリュードライバーの体勢に入るも、これを米山が裏ヒザ十字に切り返す。なんとか渡辺がロープ。足攻めで主導権を握る米山。

渡辺は再びショートレンジのラリアットで流れを変えると、スクリュードライバーを敢行。カウント2。改めて渡辺はスクリュードライバーの体勢。これをボディープレスに切り返す米山。さらに米山は後方回転エビ固めで丸め込む。キックアウトされると、後頭部へのヒザ蹴り、セカンドからのセントーンを投下する。キックアウトした渡辺がもう一度、ショートレンジ・ラリアット、スクリュードライバーで仕留めにかかる。これをカウント1で返す米山。残り30秒から丸め込みの応酬となり、どちらも決めきれずにドローとなった。渡辺は3点で公式戦終了、米山は6・22蕨での桜花由美戦を残すのみとなった。
◎米山バックステージ
――残り1試合を残しての3点になりました。
米山「あー、なんか公式戦というより初対決のワクワクドキドキを味わってしまった自分に反省ですね」

◎渡辺バックステージ
――最終戦が引き分けに終わってしまったが。
渡辺「3点でしょ? まだわからないですよね?」

――他の選手の公式戦が残っているので。
渡辺「みんなドローになっちゃえばいいんじゃない? どうだろ? 見てないからわからないけど、厳しい?」

――決定ではないですけど、ちょっと厳しい…
渡辺「ちょっとはチャンスはあるかもしれないってこと?」

――……。
渡辺「ないんでしょ! クソー! もう終わっちゃったからね。でもすごくいい経験させてもらいました。全員対戦もはじめてだったし、米山選手も20年以上の選手で、存在は知ってましたけど、対戦したのははじめてだったので、waveさんには感謝しかないですね。ありがとうございました」
3、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○高瀬みゆき〈2点〉(14分52秒、体固め)旧姓・広田レジーナさくら●〈2点〉


本日おこなわれる予定だった高瀬みゆきvs稲葉ともか戦は、稲葉が左ヒザ靭帯を損傷したため急きょ旧姓・広田さくらvs高瀬みゆきの公式戦に変更。広田は今大会が最終戦となる。

試合は、サクパラダイス軍同士の合い言葉でスタートとなるが、高瀬が裏切り首固めなどの丸め込みで速攻決着を目論む。広田がなんとか返していき、ボ・ラギノール。
力比べからグラウンドへ。高瀬が腕十字に捕らえたところで広田がロープ。今度は広田がフロントネックでグラウンドに持ち込むと、高瀬もアキレス腱固めで取り返す。広田が取り返したところで高瀬がロープ。
続いて広田がキャメルクラッチで捕獲。耐えた高瀬がボディースラム、ギロチンドロップを落としていく。カウント2。ならばと広田は監獄固め。耐えられるとコーナーホイップするも、高瀬がブーメラン式ドロップキック。串刺しラリアットにつなげる。広田もフェースクラッシャーでやり返すが、高瀬がドロップキック、ラリアットでカウント2。髪の毛をつかんで、もつれる2人。エルボー合戦から広田がワキ固め。そしてロメロスペシャルへ。
耐えられると、ロープに走る広田。高瀬がパワースラムで流れを変える。逆水平チョップとエルボーを交互に連打。ラリアットでカウント2。カミカゼを狙うが、広田が腕十字に切り返す。そして夜叉スープレックスでカウント2。残り5分から広田がへなーらサンセットの体勢。未遂に終わるとへな拳。さらに夜叉ロックから丸め込む。
キックアウトした高瀬はカミカゼ、セカンドからのギロチンドロップでカウント2。フェニックスロック(グラウンドの変形卍固め)でギブアップを迫る。なんとか広田がロープ。すぐさま高瀬はブレーンバスターでカウント2。えびす落としを敢行。
これを広田が切り返しカウント2。改めてへな拳3連発。へなーらサンセットを投げっぱなしで放つ。カウント2。
一方、高瀬もラリアットで応戦。カウント1で返す広田。ならばと高瀬がもう一発ラリアット。カウント2。さらにもう一発放つが、今度は広田が切り返す。キックアウトした高瀬は逆水平チョップを連発。コーナーに追い込み打ちまくる。残り時間が少なくなるなか、ギリギリまでチョップを打ち続けた高瀬がローリングストーンを放って3カウント!
◎高瀬バックステージ
――初勝利!
高瀬「初勝利、やりました×3」

――レジーナからの初勝利は大きかったのでは?
高瀬「メチャメチャ×2、大きいです。いやー苦しい。正直、運命的なカードだと思っていたので、ある意味、自分の中の挑戦かなと思っていました。ここで勝てなかったら、私はこの先、ますます悩むことになるし、でもここで勝ち上がれば今年2021年がもっともっと高みを目指して輝いていけると自分にプレッシャーをかけていたので、メッチャうれしいです」

――残り1戦は今日戦う予定だった稲葉ともか戦だが。

高瀬「そうですね! 急きょ欠場になられたということで、カラダの調子がどんなものかわからないですけど、きっと稲葉さんなら、プロフェッショナルな稲葉さんならば、しっかりとカラダを仕上げて、復帰してくると思いますので、まだわからないですけど、対戦することになったときにはキッチリ全力120パーセントで叩き潰しにいきたいと思います。そして、私が頂点に、決勝戦に進みたいと思います」
4、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○梅咲遥〈2点〉(10分23秒、横入り式エビ固め)宮崎有妃●〈2点〉
※コルバタから


コンプライアンス・ブロックは、宮崎有妃、ハイビスカスみぃ、門倉凛が2点で並ぶ状況。宮崎のリーグ2戦目は、ワールド女子プロレスディアナの梅咲遥。年始からはずかし固めを巡る抗争を繰り広げてきた両者。公式戦でも宮崎のはずかし固めは炸裂するのか!? なお、宮崎はこれが最終戦となる。
開始早々、はずかし固めを狙う宮崎。すると梅咲は、「0点なんですよ。0点でディアナに帰れない」と抵抗する。宮崎も「わかってんだよ。熱い闘いみたいお客さんがいるの、わかってる。でも、それと同時にはずかし固めを期待してるお客さんもいるんだよ!」とはずかし固めを狙うが、回避した梅咲がそのまま場外へ。宮崎の魔の手から逃げまくる。宮崎に捕まり、リングに戻ると、ドロップキックを連発する梅咲。ネックブリーカー・ドロップから弓矢固めへ。張り付けドロップキックでカウント2。
宮崎もDDTでやり返す。カウント2。キャメルクラッチ→逆片エビ固めへ。梅咲がロープ。すると宮崎は「私だって早くマジモードで試合したいんだ! 全国のみなさん、お待たせしました。はずかし固め!」と叫んでトライするも、梅咲は張り手からのドロップキック。低空ドロップキックにつなげる。しかし宮崎も諦めない。
強引にはずかし固めに捕らえると、観客も拍手を送る。さらに宮崎が串刺しラリアット2連発。低空ドロップキックを敢行。さらに張り付けラリアットを狙うが、梅咲がかわして宮崎を場外へ。プランチャ・スイシーダを投下する。
リングに戻ってミサイルキックにつなげる梅咲。続くブレーンバスターはカウント2止まり。すぐにコーナーに向かうが、宮崎が追いかけ雪崩式ブレーンバスター。ムーンサルト・プレスを投下する。寸前でかわした梅咲がラ・マヒストラル。カウント2。
一方、宮崎もカウンターのラリアットから直伝デスバーレボム。返した梅咲もラ・マヒストラル。ならばと宮崎は目突きから首固めで丸め込む。カウント2。すぐに外道クラッチの体勢に入るが、梅咲も読んでおり、ラ・マヒストラルの体勢。これを宮崎が押し潰してカウント2。宮崎はラリアットを狙うが、コルバタでかわした梅咲がスクールボーイでクルリ!
◎エンディング
公式戦が終了した旧姓・広田レジーナさくら、渡辺智子、梅咲遥がリングに上がる。

広田「私たち3人のキャッチは、本日をもちまして終了いたしました。応援ありがとうございました。智子さん、初出場ありがとうございました。キャッチを終えてみての感想をお願いします」

渡辺「33年目くらいにしてはじめてCATCH THE WAVEに参戦させていただいたんですが、みんなジェラシー・ブロックの対戦相手は、みんな初対戦だったので、すごくいい経験になりました。やっぱり何歳になっても、新しい発見があると思っています。本当にwaveさんには感謝しています。ありがとうございます」

広田「梅咲も初…」

梅咲「2回目です」

広田「2回目ですね。2回目、2回目です。キャッチ終えての感想をお願いします」

梅咲「前回のキャッチもたしか2点で終わってしまって、今回、個人的には0点で終わっちゃうと思ってた部分はあったんですけど、今日なんか勝てたみたいでよかったです」

広田「いやな感じになってるけど?」

梅咲「違います、違います! まだフラフラしてるんですけど、もっとリーグ戦とかもっと上に、これからもっと絡んでいけるように頑張っていきたいと思っています。今回このコンプライアンス・ブロックに選ばれたのは怖かったですけど、何かの強みだと思って、学んだことはあったのでこれからのプロレスに生かしていけたらいいなと思っております。みなさん応援ありがとうございました」

広田「私もね、今日終わったよ。だけど、見て。私、レジーナだし、みんなこのベルトをかけていま闘ってるんだから、私は今日で終わったけれども、まだまだ私が主役な時代が残っておりますので、あと2大会キャッチが残っているんですけど、智子さんは? あれ? 梅咲はどう転んでも終わり? 智子さんはすべてドローだったら? もう1回ブロックのなかで闘うチャンスがある? 終わりだけどまだ終わってない? 私も、いま全員2点になったので、このあとの闘いで…全員が欠場した場合はまだまだ目を離せませんよ、みなさん! あと2回、みなさんもお見逃しなく見ていてください! 今日はありがとうございました。最後に行きます、これがwaveだ!」
◎梅咲バックステージ
――最後の最後で勝利となりました。
梅咲「本当に、宮崎さんとは3月のはずかし固め解禁以来だったんですけど、今日も回避することができなかったんですけど、シングルマッチ5回くらいやらせていただいているんですけど、2カウントマッチとかこっちが有利な条件で勝てたんですけど、今回普通のスリーカウントではじめて勝てたので、まだフワフワしてるんですけど、すごくうれしいです。ありがとうございます」

――コンプライアンス・ブロックは厳しい戦いだったが、振り返ってみて。

梅咲「いまいちコンプライアンスって意味を調べても、あまりよく理解できないんですけど、試合を通して、こういうのがコンプライアンスなんだなっていうのをどこの二十歳よりも知ることができました」

――はずかし固めはどうでしたか?
梅咲「どうでしたか!? 意外とお客さんの顔が見えないんで、歓声しか聞こえないんで、みんなすごい『おお!』みたいな感じでただただはずかしいです、いつも」
2021.06.08

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~バイキング〜』

◎CATCH THE WAVE2021概要
本戦は全4ブロック(各4選手)の15分1本勝負のリーグ戦形式で、通常のプロレスルールで争われる(ただし場外カウントは10まで)。勝ち2点、あらゆる引き分け1点、負け0点となり、各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。決勝戦は7・1新宿大会。総合優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、100万円の賞金が与えられる(決勝戦の方法は、後日発表される)。
◎前説
6・1新宿で開幕したCATCH THE WAVE 2021。公式戦2日目は、コンプライアンス・ブロックのハイビスカスみぃvs梅咲遥、ジェラシー・ブロックの渡辺智子vsYAKO、ポテンシャル・ブロックの旧姓・広田レジーナさくらvs桃野美桜、ガトリング・ブロックの野崎渚vs青木いつ希の4試合が組まれた。前説は、野中美智子リングアナウンサーと、本日公式戦のない宮崎有妃が担当。改めて、CATCH THE WAVE開幕中の試合順はテーマ曲が鳴った時点でわかることがナウンスされた。
1、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
△野崎渚<3点>(時間切れ引き分け)青木いつ希△<1点>

初戦のSAKI戦に快勝し、幸先いいスタートを切った野崎渚が第1試合に登場。対するのは青木いつ希。青木は初戦の優宇に敗れ、すでにあとがない状況。

ロックアップのあと、青木がヘッドロック。ロープに飛ばして脱出する野崎だったが、青木がショルダータックル。
すぐに野崎もガットショットでやり返し、コーナーホイップから串刺しビッグブーツ。ハーフハッチでカウント2。キャメルクラッチ、クロスフェースで捕獲する。青木がロープ。続く野崎のフロントキックはカウント2。リバース・インディアンデスロックから鎌固めへ。耐えられると顔面バーン!を2連発。返されると、スリーパーで捕獲する野崎。大外刈りでカウント2。ボディーシザースからダイヤル固め、そしてスリーパーへ。これはロープに助けられる青木。
野崎はフロントキック、おしゃれキックを放つが、青木がアンクルホールドで形勢逆転。そしてヒザへの低空ドロップキック。「宮崎さんが!」とTommyレフェリーの注意をそらしながら、野崎の足を痛めつけていく。そして串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスを放つ。カウント2。さらにニークラッシャー、リバース・インディアンデスロックで締め上げる。
これはなんとか野崎がロープ。その後も青木は容赦ないヒザ攻め。たまらず野崎が場外に逃げ込む。

残り5分から、青木が串刺しラリアット。ブレーンバスターホールドでカウント2。コーナーに登るも、野崎が追いかける。落とした青木がセカンドからのフロッグスプラッシュ。寸前でかわした野崎がダブルニーアタック。ノアールランサーへ。だがカバーに行けず。
フォアアームの打ち合いから、青木が串刺しラリアット。ガードした野崎が関節技を狙うが、これはニアロープ。すぐに野崎はザキゴエ、そしてノアールランサーにつなげる。これもニアロープ。再び走る野崎に青木がラリアット。ぶっこ抜きジャーマンでダブルダウン。

先に仕掛けたのは野崎。ビールマンキック、ノアールランサーでカウント2。もう一発狙うが、青木もかわして大外刈り。フロッグスプラッシュを投下したところで時間切れのゴングが鳴らされた。
◎野崎バックステージ
――引き分けは想定外だったと思うが。
野崎「そうですね。勝ちしか見えてなかったので、はあ…なんなんですかね。正直、初戦の青木の闘い見てて、あのままだったら私ぜんぜん余裕で勝てると思ってたから、別に余裕持ってたわけじゃないんですけど、私の知ってる青木は今日みたいな青木だったので、なんかやっと彼女のキャッチに向けての自分のコンディションの作り方、持っていき方ができあがったのかなっていうのを2戦目にしてなんですけど見れたのはよかったのかなとは思うんですが、やっぱり勝ちにこだわらなきゃいけないリーグ戦で勝てなかったのはすごい悔しいですね」

――残り1戦は優宇選手とだが。

野崎「ガトリングではなくラストが大砲という感じに…。優宇ちゃんが一番闘いにくい選手で、過去に私、シングルで負けてたりもするので、そうですね…日があくんですけど、22日か。22日までに大砲に打ち勝つガトリング砲になります」
◎青木バックステージ
――勝ち星にはならなかったが、引き分けで1点取りました。
青木「いや、でもそれでうれしいなんて絶対言いません。自分こないだゼロ点だし、ラストライド、ドンで負けて今日こそ勝って、こないだ2点を取った野崎さんを撃破して自分もブロックの中で同率1位になるって計画だったし、自分はそれでしか喜んじゃいけないと思って。だから悔しくて、悔しくてたまらないです。自分が決めきれなかったことが、すごく悔しくて、今度は野崎さんも残り1戦。次勝ったら、勝ったら?野崎さんの優勝が近づいちゃうじゃないですか。うー悔しい! 悔しいです!! 自分に一番腹が立っています」
2、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○ハイビスカスみぃ<2点>(9分54秒、首固め)梅咲遥●<0点>

開幕戦ではともに黒星発進となったハイビスカスみぃと梅咲遥が対戦。いきなりみぃ劇場が開演となる。

みぃ「梅咲遙さんとやら、キミはいまいくつやて?」

梅咲「二十歳です」

みぃ「二十歳…若いねぇ。で、キャリアは?」

梅咲「キャリアは…2年ちょっとです」

みぃ「2年ちょっと! 20歳でプロレスのキャリアが2年ちょっと。そんな小娘に、この今年キャリア20年目の私が負けるわけないやろがい! おい、どっからでもかかってこい!」

梅咲「いややや。キャリア20年とか言ってて、キャッチの開幕戦でシューズ忘れるとか普通に考えてやばいでしょ!」

みぃ「わす、わす、忘れちゃったけど、でもそんなんさ、人は忘れるものじゃん。そんなのキャリアとか関係ないよ。だって私、持ってきたし、ちゃんと今日。コスチュームも完璧やし。何も忘れてない。今日の私にぬかりはない!」

梅咲「この人、今日キャッチのTシャツ忘れて、忘れたって騒いでたんです。でも『入場式ないから大丈夫だ、安心した』というのが聞こえたんですよ」

みぃ「きさまーーー!」

梅咲「キャリア20年で忘れ物ばっかり」

みぃ「言わなければバレなかったものを! チクショー!」

そう叫びながらフォアアームで襲いかかるみぃ。かわした梅咲がヘッドロック。続くショルダータックルはみぃが受け止める。諦めた梅咲がみぃの足をグリグリ踏みつけ、ドロップキックを連発する。
「もう起きない!」と抵抗するみいにフットスタンプを放つ梅咲。リバース・インディアンデスロックから弓矢固めへ。梅咲が張り付けドロップキックにつなげる。

劣勢のみぃは梅咲の胸をわしづかみ!? コーナーに登ってファンにアピールする。しかも恥ずかしがる梅咲には「こんな露出したコスチューム着ているくせに!」と捨て台詞。ペースを握ったみぃはサマーソルトドロップにつなげるも、当たっていない…。それでも何事もなかったかのようにカバーするみぃ。当然ながらカウント2。
続いて、みぃはブレーンバスターを予告。これは梅咲が逆にブレーンバスター。串刺し攻撃を狙う。回避したみぃがネックブリーカードロップ。コーナーに登ってそのまま降りるみぃ。梅咲が迎撃して逆エビ固め。

なんとかみぃが耐えて、ネックブリーカードロップ。再びコーナーに登って、そのまま降りるみぃ。今度は梅咲のドロップキックをかわして、みぃが逆に低空ドロップキック。ならばとフォアアームを叩き込む梅咲。強がるみぃだったが、ぶっ倒れる。
レフェリーがチェックに入り、試合を止めようとする。慌ててみぃは「そこまでじゃないです。でも相当これはやばいかもしれない。もしいまコーナーに登られて、ミサイルキックの一つでもやられたら私…」と言い訳しているところに梅咲がストンピング。コーナーに登るも、みぃが距離を取る。当然のとこながら梅咲のダイビング・ボディーアタックは飛距離が足らず。豪快に自滅。

ならばと梅咲がブレーンバスターでカウント2。ダブルリスト・アームサルトを狙うも、これをかわしたみぃが目突きからの首固めで2点を獲得した。
◎バックステージ
――リーグ戦初勝利です。
みぃ「そうですね。初日は負けちゃったんですけどやっぱり梅咲とは年も離れていますし、キャリアも結構ね差があるので順当かなと思ってますけど、どうですか?」

――相手はやりづらいだろうなと思って見ていました。
みぃ「そうですね。梅咲はやりづらかったでしょうけど、私は大好物で楽しく試合をさせていただきました」

−−残り1戦になったが。
みぃ「次勝ったらまだ行けるんですかね?」

――他の選手次第なところもでてきたが。

みぃ「そうなんですね。今日勝ったのに? なるほどやっと並んだ感じですね。じゃあ他の2人の負けを祈っております」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○渡辺智子<2点>(11分6秒、エビ固め)YAKO●<0点>
※ラリアット


ジェラシー・ブロック公式戦は、渡辺智子とYAKOの主婦対決。開始早々ヒップアタックで飛び込んで行くYAKO。ロープに振ろうとするが、踏ん張った渡辺がショートレンジ・ラリアット。カウンターのラリアットをお見舞いする。今度は渡辺がロープに飛ばすが、YAKOがヒップアタック→DDTへ。そして、鎌固めで捕獲。
耐えた渡辺が変形腕固めで攻守逆転、ダブルリスト・アームサルトでカウント2。キャメルクラッチへ。耐えられると、バックエルボードロップ、ボディープレスでカウント2。サソリ固めでステップオーバー。

なんとかYAKOがブレイクすると、渡辺は張り付けラリアット。サーフボードストレッチ、ボディーシザースで捕獲する。

さらに渡辺はコーナーホイップするも、YAKOがヒップアタックで迎撃し、流れを変える。チンクラッシャーからヒップバットでカウント2。バックドロップの体勢。
これを踏ん張る渡辺。YAKOのヒップアタックをジャーマンに切り返し、串刺しラリアット、バックを取る。

これを回転エビ固めに切り返すYAKO。ブーメラン式ドロップキック、ダブルリスト・アームサルトでカウント2。さらにバックを取るが、渡辺がフェースクラッシャーに切り返す。ラリアットの体勢で突っ込むも、かいくぐったYAKOがバックドロップでカウント2。旋回式ダイビング・ボディープレスもカウント2止まり。

さらにはダブルアームの体勢。堪えられると回転足折り固めでカウント2。再びYAKOはダブルアームの体勢。踏ん張る渡辺。渡辺がラリアットを放って、スクリュードライバー。返されると、もう一発!を狙うが、これをボディープレスに切り返すYAKO。ならばと渡辺がショートレンジ・ラリアットを叩き込み、先輩主婦の意地を見せた。
試合後、この日は公式戦がない桜花由美がマイクを取る。

桜花「(YAKOに向かって)お前に一つ言いたいことがある。ブスのくせに結婚できてよかったな。私は結婚ができないんじゃないんだよ。結婚しないだけなの。わかった? おいブス! 起きろ、ブス!!」

YAKO「オメーな、そういうのはな、結婚できないヤツの言い訳っていうんだよ!」

乱闘となる両者を引き離すセコンド。試合を終えたばかりの渡辺も桜花を止めに入り、「結婚だけがすべてじゃないから」と諭すも、桜花は「結婚してる人に言われてもぜんぜん意味ない!」と逆ギレした。注目の桜花vsYAKOは6・29蕨でおこなわれる。
◎バックステージ
渡辺「とりあえず2点取れたのであと1回勝てばいいんだよね」

――他の選手の得点状況も関係あるが、残りの試合を勝つのはマストです。
渡辺「なんか桜花選手に負けたでしょ? 結婚してないでしょ? YAKO結婚してるでしょ。まだ新婚みたいだから勝ったでしょ? 次、米山選手でしょ? あの人結婚してないよね?」

―はい。
渡辺「ちょっと不安しかないですね。結婚してない人に弱い感じがします。でも大丈夫です。私狙っているので。やります。年齢関係ないと思うので、。チャンスいただいたからには同じような年齢の人にも勇気を与えられるような試合をしたいと思っています。勝ちますよ」
4、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら<2点>(11分58秒、エビ固め)桃野美桜●<2点>
※桃野のJKボムを切り返して


現レジーナが若手を相手にまさかの黒星という波乱の幕開けとなった今年のCATCH THE WAVE。もう負けは許されない広田と対峙するのは、サクパラダイスの一員でもある桃野美桜。
「お願いします」とにらみ合った両者だったが、広田が「私たちぃ〜」と声を上げると、2人でサクパラダイスの合い言葉で気合を入れる。組み合うと広田がスピニングトーホールド。桃野もとりかえす。すぐに広田は弓矢固めへ。桃野が体勢を入れ替えカバーする。カウント2。

桃野はドロップダウンから広田をかわして、低空ドロップキック。広田もこれをかわす。すぐに桃野はコーナーホイップして串刺し攻撃。かわした広田がフェースクラッシャー。LOVEポーズを決めようとしたが、スタミナ切れでポーズを取ることすらできない。そこに桃野がドロップキック! 吹っ飛ばされた広田は道場の壁に激突してしまう。心配した桃野がリング下をのぞくと、広田が桃野を場外に引っ張り出す。場外カウントアウト勝ちを狙うというレジーナらしくない作戦だったが、なんとか桃野がカウント8でカムバック。
「本気で心配したのに…」と、嘆く桃野に、広田はワキ固め、ロープを使ったアームブリーカー、ショルダーアームブリーカーで追い打ちをかける。

だが、桃野もカニばさみ、低空ドロップキックで流れを変える。コーナーに登る桃野に広田がへな拳。桃野も広田を突き落とし、ダイビング・ボディーアタック4連発。キックアウトした広田がワキ固めへ。腕十字は桃野がロープ。
すぐに広田は夜叉スープレックスでカウント2。夜叉ロックの体勢。崩れるとグラウンドコブラで捕獲する。なんとか桃野がロープ。へなーらサンセットを狙うが、桃野が回転エビ固めに切り返す。桃野がカサドーラからのフットスタンプを連発。ブレーンバスターでカウント2。続くダイビング・ボディープレスは広田が剣山。
攻勢に転じた広田はランニング・エルボーへ。夜叉ロックを狙うが、切り返した桃野がカウント2。さらにネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固めへ。キックアウトされると低空ドロップキックを放つ。
返す。ならばと桃野は掟破りのへなーらサンセット。キックアウトされるとドロップキックでカウント2。すぐにJKボムの体勢に入るも、切り返した広田が3カウント。
◎エンディング
広田「見た? 見たでしょ? たとえ18歳くらいのヤツに2分で負けたって、私が本気出せばこんなもんですよ! だからレジーナ出なくていいじゃんってずっと言ってる…。だけど、そこで出場して負けても勝ってもこのレジーナがこういう闘いをしてるっていうことをみなさんに見せることに意義があると私は思っています。今日、みんなキャッチは2戦目ですが、これでまたいろいろ見えなくなったり、全体的に誰がくるのか、他のブロックでも波乱があったと思います。
目を離すんじゃねーぞぉ! もっと面白くしてやるからな! 次回のCATCH THE WAVEも楽しみにしていてください!! ご来場、そしてご視聴ありがとうございました。気持ちよく締めたいと思います、これがー、waveだー!」
◎バックステージ
――ようやく初勝利。
広田「わかってますよ。追い込まれているのは私が一番わかっていて、でもそうなった私が踏ん張ってこそこのキャッチが面白くなるのわかっているので、絶対今日は相手が誰であろうが勝たなきゃいけないと思って、リングに上がりました」

――桃野美桜戦はどうだった?

広田「ギリギリですよ。ギリギリでしたよ。絶対に桃野とは勝率は私いいんですよ。結構勝っているんですよ。だから桃野がここに来たと言うことは行けるなってちょっと思っていました。でもギリギリのところでしたね」

――桃野選手がへなーらサンセットを使って思うんですけど。

広田「使ってましたよ。使ってましたよね、あれね? あげないからね! あのへなーらはね。私がどれだけつらい思いをして習得したか。仕掛けてきたってことはキャッチが終わっても、アイツとはサクバラダイスでありながら、アイツが仕掛けてきたから私も心してアイツと位置を保っていきたいと思います」

――残り1戦(高瀬戦)となりましたが。

広田「同じブロックで桃野と高瀬がこの前のFACEで勝敗は桃野の勝ちにしろ、キャッチの中でもものすごい好勝負だったと。私も見ていて思ったし、まわりの評価もそういう評価だったので、桃野を下して次はキャッチのトップクラブの名勝負をやった高瀬を下してそれでやっと初戦で秒殺だったの名誉挽回につながるんじゃないかと。まあやったりますよ」
2021.06.01

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~開幕戦~』

日時
6月1日  火曜日
観衆
163人
場所
◎CATCH THE WAVE2021概要
CATCH THE WAVE2021が今大会より開幕。本戦は全4ブロック(各4選手)の15分1本勝負のリーグ戦形式で、通常のプロレスルールで争われる(ただし場外カウントは10まで)。勝ち2点、あらゆる引き分け1点、負け0点となり、各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。決勝戦は7・1新宿大会。優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、100万円の賞金が与えられる(決勝戦の方法は、後日発表される)。各ブロックの選手は以下の通り。

【ジェラシー・ブロック】
桜花由美、渡辺智子、米山香織、YAKO
【コンプライアンス・ブロック】
宮崎有妃、ハイビスカスみぃ、梅咲遥、門倉凛
【ガトリング・ブロック】
野崎渚、SAKI、青木いつ希、優宇
【ポテンシャル・ブロック】
旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆき、稲葉ともか

◎選手入場式

大会に先立ち、CATCH THE WAVE2021選手入場式がおこなわれ、全16選手がリングへ。キャッチ初参戦となる渡辺智子、青木いつ希、稲葉ともかが選手宣誓をおこなった。

一同「宣誓!」

青木「われわれ選手一同は清く」

渡辺「正しく」

稲葉「美しく、押忍!」

青木「CATCH THE WAVE2021を正々堂々と闘いぬくことを誓います」

渡辺「令和3年6月1日」

青木「ショーンキャプチャー・青木いつ希」

渡辺「マーベラス・渡辺智子」

稲葉「JUST TAP OUT・稲葉ともか、押忍!」
1、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○稲葉ともか<2点>(2分22秒、片エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●<0点>
※一撃必殺!ともか蹴り


2年ぶり12回目の開催となるCATCH THE WAVE2021の開幕試合に、16代目レジーナの旧姓・広田レジーナさくらがいきなり登場。広田の初戦となるのは、ヤングブロックを勝ち抜いてきた稲葉ともかだ。稲葉のセコンドにはJUST TAP OUTの女子メンバーが勢揃い。広田にプレッシャーをかけていく。だが、広田は気にする様子もなく「ベルトを外します。みんなが競い合う、このベルトを、Tommyさんに渡します」と、らしさ全開。
ゴングを迎えると、早速、稲葉が関節技を仕掛けて行く。広田が慌ててブレイク。ならばと稲葉はヘッドロックでグラウンドへ。広田が脱出し、フォアアームの打ち合い。
稲葉のハイキックをかいくぐる広田。そしてボ・ラギノールを狙うが、読んだ稲葉がともか蹴り。これが命中。ロープに走るも、広田がふらふらドーン。
なんとかキックアウトした稲葉がジャンピング・ハイキックを放つと、必殺のともか蹴りを炸裂させ、レジーナから大金星! CATCH THE WAVE波乱の幕開けとなった。
◎稲葉バックステージ
稲葉「キャッチの初戦、チャンピオンと闘えることを嬉しく思いましたけど、目指すのは優勝で。いきなりチャンピオンから勝てたのは大きいと思います。結構対策をしてきたつもりでしたけど、真剣に勝負してくれたと思うので嬉しかったですね」
2、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○優宇<2点>(4分16秒、体固め)青木いつ希●<0点>
※ラストライド

第2試合は、ガトリング・ブロックの優宇vs青木いつ希戦。青木はwave認定タッグ王者としてCATCH THE WAVE初参戦、優宇は2度目の参戦となる。
ゴングと同時に青木がショルダータックル。だが、優宇はビクともしない。逆に青木が「お前が来い!」と挑発する。優宇が応じると、かわした青木がスクールボーイでカウント2。ジョン・ウー、串刺しバックエルボーを放つ。
優宇も反撃にかかる。エプロン上での攻防となり、逆水平チョップを打ち込んでいく。青木はフォアアームで応戦し、ラリーとなる。ならばと優宇はエプロンでのサイドバスターを放つと、リングに戻ってキャノンボール。そして「終わり!」とラストライドの体勢。
これは未遂に終わるも、すぐに優宇がセントーン。これも青木がかわして、大外刈りを敢行。アイルビーバックからのスピアでカウント2。さらに青木は張り付けラリアット、正調ラリアットで飛び込む。キックアウトされると、すぐに走るも、優宇がカウンターのスパインバスター。ラストライドで3カウント!
◎優宇バックステージ
優宇「いつ希? 自分が欠場してる間にベルト取ったりしてて、ちょっと怖い相手だなって思ってましたけど、今ここで負けるわけにはいかないし、私もキャリア6年目。しっかり優勝して波女になって、箔をつけて、女子プロレス界の上にいきたいと思うんで。みんながガトリング砲なら、私は大砲で。ひとりひとり的確にブッ潰してやる」
3、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○米山香織<2点>(4分1秒、エビ固め)YAKO●<0点>
※YAKOの後方回転エビ固めを切り返して


ジェラシー・ブロック初戦は、米山香織vsYAKOの一戦。ジェラシーには既婚者のレスラーが2人エントリーしており、その一人がYAKOとなる。なお米山は5年ぶり2度目のキャッチ、YAKOはヤングブロックに過去2度出場。3回目の出場にして本戦参戦となる。
試合はクリーンな握手でゴングとなる。まずは米山が「YAKO、久しぶり。私に対してジェラシーとかいっぱいあると思うけど、正々堂々とかかってこい!」と力比べを挑もうとする。その手を払ったYAKOが「米山さん、ジェラシーなのは米山さんのほうじゃないですか? 私は去年結婚したんです。四十何歳でプロレスだけで終わるようなババアには負けないんだよ!」とヒップアタック、ヘアーホイップ、鎌固めへ。
だが、YAKOの「どうした行き遅れ!」の発言に米山にもスイッチが入る。米山はモンゴリアンチョップを見舞うと、ぐるぐるパンチ、クロスチョップを放ってセントーン。そして「独身最高!」を高々と叫んで、観客を味方につける。さらには「結婚はな人生の墓場なんだよ!」と追い打ちをかける米山。
一方、YAKOはランニング・ヒップバットで応戦。カウント2。ぶっこ抜きジャーマン、ブロックバスターホールドでカウント2。

丸め込みの応酬から、米山が後方回転エビ固めを狙う。YAKOも読みかわし、後方回転エビ固めの体勢。これを切り返した米山が強引に押さえ込み、独身の意地を見せた。
◎米山バックステージ
米山「ジェラシー・ブロックだから、みんな私にジェラシーしてるのかと思ったんですけど、YAKOは結婚したって言うし…。その嫉妬心が勝利につながったと思います! なんかオシリが壁みたいで痛かったー! リーグ戦は優勝したいです! 勝ち上がる楽しみもありますけど、やっぱり賞金っていうのも大きいですよね!」
4、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○門倉凛<2点>(4分21秒、ラ・マヒストラル)梅咲遥●<0点>

コンプライアンス・ブロックの初戦は、門倉凛vs梅咲遥の一戦。門倉は3度目のキャッチとなり、梅咲は前回のヤングブロックに出場。本戦参加は初となる。

門倉はリングコールが終わるやいなや奇襲。キャノンボール、ミサイルキックで先制に成功する。梅咲も「ナめんな!」とフォアアーム合戦を挑む。そしてマットに門倉の後頭部を叩きつけ、ロープに走るも、門倉が追走式で妨害。だが、梅咲もその場ドロップキック、低空ドロップキックでやり返す。
門倉はDDT、梅咲はブレーンバスターで応戦する。小刻みにフォアアームを放って行く梅咲。ロープに走るも、門倉は追走式のネックブリーカードロップ、ドロップキックで攻守逆転。低空ドロップキックにつなげる。
門倉のセカンドからのフットスタンプは当たりが浅くカウント2。すぐさまウルトラリンを投下するも、寸前でかわした梅咲がバッドボーイ、ラ・マヒストラルでカウント2。ならばと梅咲はダブルリストアームサルトの体勢。
これを首固めに切り返す門倉。逆に、門倉がダブルリストアームサルトを狙うが、梅咲も切り返し、丸め込みの応酬となる。いずれもカウント2止まり。すぐに走る梅咲に門倉がトラースキック、ダブルリストアームサルトを敢行。返されると、速攻のラ・マヒストラルで勝負あり。
◎門倉バックステージ
門倉「梅咲遥、さすタッグチャンピオンになるだけあって強いですね。高瀬の隣りにいるとどんどん強くなるのか、強烈でしたよ。でもいいスタートが切れたと思います」
5、ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○桃野美桜<2点>(14分54秒、エビ固め)高瀬みゆき●<0点>
※JKボム

第5試合は、高瀬みゆきvs桃野美桜の一戦。高瀬は3回目、桃野は2度目のキャッチとなる。また2人のシングルはこれで2回目。前回はドローに終わっている。

試合前、2人はがっちり握手。ゴングと同時に桃野がドロップキック。読みかわす高瀬。すぐに桃野がドロップキック、高瀬もショルダータックルでやり返す。ロープに走る高瀬に桃野がカウンターのドロップキック。カウント2。
フォアアームの打ち合いから桃野がダブルチョップ。ロープに走るも高瀬がショルダータックルで迎撃。キャメルクラッチ、逆エビ固めで主導権を握る。桃野に反撃の隙を与えない高瀬は、カナディアン・バックブリーカーにつなげる。これも耐えられるとセカンドからのギロチンドロップでカウント2。
ロープに走る高瀬だったが、桃野がカニばさみ、低空ドロップキック3連発で攻守逆転。高瀬は場外へ。リングに戻ろうとする高瀬を蹴り落とした桃野が三角跳びプランチャで追い打ちをかける。リングに戻った桃野はミサイル2連発でカウント2。
ロープに走る桃野に高瀬が追走してラリアット。逆に高瀬が走ると、桃野が追走式のドロップキックを放つ。そして、JKボムを狙うが、これを高瀬がフェースクラッシャーに切り返す。逆逆エビ固めで絞り上げる高瀬だったが、なんとか桃野がロープ。

コーナーに登る高瀬に桃野が食らいつく。雪崩式アームホイップを敢行し、すぐにコーナーに登るも、今度は高瀬が雪崩式ブレーンバスターでやり返す。
ダブルダウンとなり、カウント9ギリギリで立ち上がる両者。フォアアームの打ち合いを展開する。残り3分から高瀬が逆水平チョップ。桃野はフォアアーム3連発で返す。ならばと高瀬はチョップとエルボーを交互に放って行く。
高瀬はカウンターのパワースラム。ローリングストーンでカウント2。一方、桃野はカサドーラ、ネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固めへ。キックアウトされると低空ドロップキックでカバーする。カウント2。すぐに走る桃野だったが、高瀬がラリアット。これもカウント2止まり。今度は高瀬が走るも、桃野がカウンターの首固め。最後は桃野がJKボムでトドメを刺した。
◎桃野バックステージ
桃野「勝ちました! 苦しかった…。高瀬とは2回目のシングルで、1回目ドローで、今日はキャッチってことでちゃんと決着つけなきゃいけないと思ったけど、イヤー、苦しかった! でも苦しいときの桃野美桜が出す力ってハンパないんですよ。それをキャッチという舞台でわかってもらえたと思います。あと2試合、ちゃんと勝利で優勝して、波女になりたいです。なります!」
6、コンプライアンス・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○宮崎有妃<2点>(10分21秒、体固め)ハイビスカスみぃ●<0点>
※ムーンサルト・プレス

第6試合は宮崎有妃vsハイビスカスみぃの一戦。宮崎は3度目、みぃは2016年大会以来、3度目の参戦となる。

クリーンな握手でゴングとなる。しかし、いきなりみぃが「ちょっと待て」とシューズを脱ぎはじめる。素足になってようやく「よし、かかって来い!」と構える。
宮崎が「(シューズを)はけよ。危ないから」と促すも、みぃは「ちょっとお時間いいですか? あの、実は今日試合なのに、シューズを大阪に忘れてきちゃったんですよ。でもね、こんなキャッチの開幕戦でブーツ忘れるなんてありえないんです。でも、起こっちゃったんです。私が悪いんじゃなくて、神様が『はくな』って言ってると思うんです。だからはかないで、やります。かかって来い!」と、素足で挑む構え。
すると宮崎も「そういうリスク背負うなら…私はサポーターをつけない! 感動したぞ」とヒザのサポーターを脱ぎはじめる。

素足とヒザサポなしという、ちょっと変わった状態でスタートとなる。ようやくにらみ合うも、やはり宮崎は気になるようで…「取りに行けよ」と試合を止める。みぃは「大阪ですから行けないんですよ」と返すも、宮崎は「私はここで待つ。(お客さんにも)どうですか、待ちましょうよ」と譲らない。5時間はかかると抵抗したみぃだったが、宮崎の熱意に根負けし、リングを降りるも、Tommyレフェリーが容赦なく場外カウントが数えはじめる。慌ててリングに戻るみぃ。
今度こそ試合となり、チョップ合戦。ヒートアップしたみぃがTシャツを脱いでチョップ受ける。だが、痛かったのか、何事もなかったかのようにまたTシャツを着て試合に挑む。みぃは宮崎のサポーターのないヒザにチョップ。宮崎はみぃの素足を踏みつける。

宮崎が串刺し攻撃を狙うが、切り返したみぃが素足で宮崎の顔面を踏みつける。そして、みぃが「よっしゃ、決めるぞ、はずかし固め!」と、掟破りかと思いきや、自らはずかし固めにかかりにいく。宮崎が拒否すると「まだいけるでしょ?」とみぃ。宮崎は「お前はもう需要からはずれてるんだよ」と突き放すが、みぃも「そんな…私には需要がある。考え直してください」と粘る。ならばと宮崎がビッグヒップでカウント2。
さらに宮崎は串刺し攻撃を狙うが、みぃがガットショット、フェースクラッシャーでカウント2。みぃはコーナーに登るも、そのまま降りて突進。宮崎がラリアット。そしてジャーマンでコーナーに叩きつける。ムーンサルト・プレスの体勢に入ると、みぃが慌てて投げ落とす。

今度はみぃが大外刈り。ダイビング・ボディープレスを放つも、飛距離が足らず。それでもカバーしにいき、カウント2。みぃは「こうなったらはずかし固め!」と再びかかりにいくが、宮崎はダブルアーム・スープレックスを敢行。続けざまにえびす落としを狙う宮崎。これもみぃが抵抗し、カウント2。ロープに走るも、宮崎がカウンターのえびす落としに切り返す。改めて宮崎はムーンサルト・プレスの体勢。

するとみぃは「いま何しようとしてます? ムーンサルト? 食らったら私、返せないと思うので、最後に私のお願い聞いてもらっていいですか? では、最後に私にはずかし固めを…」と、ここまで言ったところで、宮崎がムーンサルト・プレスを投下させ、ジ・エンド。
◎宮崎バックステージ
宮崎「いやあね、最近ヒザ悪いんでサポーターを外すのは私なりのリスクだったんで。前にキャッチでやったときはハイビスカスみぃに負けたので。メチャメチャ前の話だけど、今日はコスチューム新しくしたの、気合入ってるのよくわかるでよ。今年は勝ちますよ。波女、必ず取って、私と広田のチャンピオンシップ、やりたいですね。必ず波女になれると思います」
7、ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○桜花由美<2点>(8分24秒、エビ固め)渡辺智子●<0点>
※ビッグブーツ


桜花は2009年、2015年と優勝。3度目の波女獲得に挑む。一方、大ベテランの渡辺智子はCATCH THE WAVE初参戦となる。
ゴングと同時に渡辺が奇襲。ラリアット。スクリュードライバーと速攻決着を仕掛けて行く。なんとかこれを凌いだ桜花。コーナーホイップされるも、ガットショットからブラ下がりブラディーEXで攻守を入れ替える。そして串刺しビッグブーツ。もう一発を狙うも、渡辺が追走しラリアット、サソリ固めへ。
耐えた桜花がバックドロップ、ビッグブーツで反撃開始。カカト落としはカウント2。さらにビッグブーツを叩き込む。キックアウトされるとポキへ。耐えられると、桜花が渡辺をロープに飛ばす。
これを渡辺がブーメランアタックで切り返して形勢逆転。そしてコーナーへ。これを桜花がビッグブーツで妨害する。そして、雪崩式ブレーンバスターを敢行。カウント2。続くビッグブーツもカウント2止まり。ならばと桜花はタイガーSHの体勢。
踏ん張った渡辺がショートレンジラリアット。スクリュードライバーであわやの場面を作り出す。さらに渡辺はGO To HELLを狙うが、着地した桜花がショートレンジのビッグブーツ。
渡辺もショートレンジラリアットでやり返す。カウント2。再びGO To HELLの体勢に入った渡辺だったが、桜花が回避しビッグブーツで3カウント! 3度目の波女戴冠に向け、白星スタートを切った。
◎試合後、既婚のYAKOが乱入。桜花のジェラシーに火をつける!?
試合後、乱入したのはYAKO。桜花にヒップアタックを放ったあと「桜花、久しぶりだな! 私はな、昔からお前のことが大嫌いだったんだよ」とマイク。
桜花も「クソブス!」と言い返すが、YAKOはひるまず「ああ、ブスで結構だよ。今日はCATCH THE WAVE初戦、私、負けたけど、CATCH THE WAVE優勝してwaveの会社をのっとってやるよ、私がよ!」と言い放つ。さらに「あともう1つ、ちょっとご挨拶遅れましたけど、私、結婚しましたーーー! 見えます? これ?」と指輪を見せつける。
「なんだ、こりゃ!」と襲いかかろうとする桜花を渡辺&広田が止めに入る。渡辺が「人生結婚だけじゃないから、自信を持ちなさい」となだめるが、人妻に囲まれた桜花は、「既婚者に言われても説得力ない! ボケ!」と荒れたまま退場した。
◎桜花バックステージ
桜花「YAKO、なんだ自慢しに来たのか? 確かにジェラシー感じてたけど、マジでムカつくなクソブス! 既婚者には言われたくない。私はこれを優勝して、既婚者の広田からレジーナを取るから」
8、ガトリング・ブロック公式戦(15分1本勝負)
○野崎渚<2点>(10分33秒、片エビ固め)SAKI●<0点>
※ノアールランサー・ハイ

メインイベントは、野崎渚vsSAKIのピアレスティーンズロード対決に。野崎は今回が4度目のキャッチとなるが、いまだ波女の称号は獲得しておらず。一方、対戦相手のSAKIはこれが2度目の参戦となる。2人は今年(21年)4・1新宿で初シングル。そのときはドローに終わっている。
ロックアップで組み合ったあとエルボー合戦となる。SAKIがボディーブローを放って、アトミックドロップ。ロープに走るも、野崎がカニばさみ。おしゃれキックにつなげる。コーナーに登るも、SAKIが落として場外戦へ。野崎のザキゴエ、低空ドロップキックが決まる。SAKIもブレーンバスターでやり返して、リングに戻る。
SAKIはリバーススプラッシュを敢行。もう一度コーナーに登るも、野崎が追いかけ阻止すると、ビールマンキック、ランニング・ダブルニーアタックでカウント2。ロープに走るも、SAKIがニーリフトで迎え撃ち、ブレーンバスターにつなげる。

今度はSAKIがロープに走る。これを野崎がビッグブーツで迎撃すると、SAKIもビッグブーツでやり返す。すぐに野崎は顔面へのビールマンキック、ノアールランサーでカウント2。
5分経過。走る野崎にSAKIがファルコンアロー。キックアウトした野崎がドラゴンスリーパーで捕獲する。なんとか耐えるSAKI。続くフロントキックはカウント2。野崎もやり返す。ラリーとなり、野崎がショートレンジのノアールランサー・ハイ。もう一発狙うが、これはSAKIがかわして、ランニング・ブレーンバスターでやり返す。
ダブルダウンが宣告されるなか、先に立ち上がったSAKIがコーナーへ。野崎が追いかけ雪崩式ブレーンバスターで投げ落とす。野崎がコーナーに向かうと、今度はSAKIが雪崩式ブレーンバスターでやり返す。そしてビッグブーツで追い打ち。キックアウトされるとランニング・ブレーンバスターを敢行する。
キックアウトした野崎がスリーパーで捕獲。そのままドルミルへ。なんとかSAKIがロープ。ケンカキック2連発で追い打ちをかける野崎。続けざまにビッグブーツで飛び込むが、かわしたSAKIが丸め込む。カウント2。

すぐ走るも、野崎がカウンターのノアールランサー・ハイ。返されると、野崎がダメ押しのノアールランサー・ハイの3連発で仕留めた。
◎エンディング
試合後、野崎がマイクを取る。

野崎「2年ぶりの、12回目の開催となりました。CATCH THE WAVE初戦、勝ち点2ゲットしましたー! まさか初戦からSAKIちゃんとやるとは思ってなくて、4月1日、同じ会場でやったときは15分ドローだったから、何がなんでも勝たなきゃっていう思いが、SAKIちゃんにもあったように、今日4月1日よりメチャクチャ、ダメージ残っています。でも、SAKIちゃん! まだまだ初戦私、勝ったから勝ち点次第でもう1回あるかもしれないから、準備しといてね。そして、2年前、キャッチの決勝で、私、この会場でムチャクチャを悔しい経験をしました。2年前のキャッチの決勝、絶対忘れなくて、思い出すだけで後悔して、その悔しさを今回のキャッチで、すべて最高の思い出に塗り替えたいと思うので、みなさん応援よろしくお願いします! ということで、キャッチ中、みんながライバルということで、リングに上がったりとかは誰もせず、私1人で締めさせていただきたいと思います。みなさん準備はいいですか? いいですか? オッケー、行きます。これが、waveだーーー! ありがとうございました」
◎野崎バックステージ
野崎「ありがとうございます。さっきリング上で言った通り、2年前のキャッチの悔しさ、まぁ、メンバーぜんぜん違うんですけど、あの悔しさを、屈辱を塗り替えるには、今回、波女になるしかないと思ってるので、初戦、ほんとちょっと何度も危ない部分ありましたけど、無事、勝ち点2、2ですよね? とることができて、とりあえずいまよかったなという気持ちですね」
2021.05.28

株式会社Forest Connectionプレゼンツ『CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~優勝決定戦』

◎前説
野中美智子リングアナと、蕨限定スペシャルゲストの野崎渚が前説。ヤングブロック最終戦の見どころを紹介しながら、6・1新宿で開幕する本戦の公式ルールについても改めて発表した
1、ヤングwave(20分1本勝負)
○大空ちえ&柳川澄樺&宝山愛(8分1秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)塚田しずく●&稲葉ともか&三浦亜美

第1試合は、ヤングブロック公式戦を終了した6選手が6人タッグマッチで激突。今大会での優勝決定戦を控えている稲葉ともか、Bブロック代表の可能性を残す大空ちえも名を連ねての試合となった。
先発は塚田と宝山でスタートとなる。ロックアップで押し合う。塚田が制するが、宝山が体勢を入れ替え小刻みエルボー。塚田もやり返す。今度は宝山が首投げ。ロープに走るも、塚田がドロップダウン。これを側転でかわした宝山がドロップキックをお見舞い。
柳川が出て行き首投げ、ボディースラム。そしてトレイン攻撃につなげる。カウント2。続く大空はボディースラムを2発放って、宝山に戻す。

宝山は塚田に小刻みエルボー、ボディースラムでカバーする。カウント2。ロープに飛ばすも、塚田がドロップキックで迎撃し、ようやく三浦と交代。
逆襲に出る三浦は宝山→柳川→大空に豪快なショルダータックル。改めて宝山をボディースラムで叩きつける。

宝山もクロスボディーでやり返すと、続く柳川がドロップキック、フェースクラッシャー、鎌固めで反撃。すかさず稲葉がカットに入る。ならばと走る柳川に三浦がボディーアタック。ボディースラムでお返し。アルゼンチン・バックブリーカーで捕獲する。これは大空がストンピングでカット。
続いて柳川が三浦をコーナホイップするも、反動を利用した三浦がショルダータックルでやり返す。
かわった稲葉が柳川にアンクルホールド。ブレイクされると、ストンピングを連発。ロープに走る稲葉だったが、柳川がカウンターのスピンキック。大空がボディースラムで続く。すぐに走るも、稲葉がカウンターの正拳突き。ボディースラムで叩きつける。
塚田が出て行き、大空にドロップキックを連発していく。カウント2。ボディースラムもカウント2。走る塚田に大空がカウンターのドロップキック。これで流れが変わり、セカンドからのドロップキックでカウント2。フィッシャーマンSHは三浦&稲葉が一斉にカットに入る。ならばと宝山&柳川も出て行き、三浦&稲葉を排除。塚田を孤立させると、大空が改めてフィッシャーマンSHを放ち、3カウントを奪った。
2、 CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<3点>(2−1)月山和香<3点>
①○Yappy(4分12秒、体固め)月山●
※ファイナルカット
②○Yappy(6分44秒、体固め)月山●
※ウエストランド
③○月山(7分55秒、回転エビ固め)Yappy●

Bブロックは現在、大空ちえが4点でトップ。この試合の結果でBブロックの代表が決まる。大空に並ぶにはYappyは最低でも3点以上、月山和香は2点以上が必要となる。
握手はなし。ゴングと同時に仕掛けたのはYappy。豪快なショルダータックルを連発し、スタートダッシュをかける。だが、カウント2止まり。すぐにロープに走るも、月山がドロップキック。カウント2。さらにドロップキック4連発でやり返す。カウント2。ならばとクロスボディーを放つが、Yappyがキャッチしバックブリーカーに切り返す。そして、変形キャメルクラッチへ。
耐えられると、串刺しボディーアタック、ギロチンドロップを投下。寸前でかわした月山が低空ドロップキック、フットスタンプを連発する。

これを凌いだYappyはフォアアームで反撃。走るYappyに月山がスクールボーイ。キックアウトされると低空ドロップキック。ボディースラムで持ち上げるも、Yappyが体を浴びせてカバーする。
キックアウトされるとヒップドロップ3連発につなげるYappy。カウント2。ならばとファイナルカットで3カウントを奪った。

先制を許した月山だったが、パロスペシャルで巻き返しにかかる。なんとかYappyがロープに逃れると、月山がドロップキックで追い打ちをかける。だが、カウント2止まり。


一方、Yappyは串刺し攻撃を狙うが、月山が迎撃。Yappyもブロンコバスター応戦する。ギロチンドロップを返されるとウエストランド(エアプレーンスピンから前方に叩きつける技)で3カウント。
3点目を狙うYappyは、セカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを狙うが、月山がスクールボーイに切り返す。何度も繰り出していくが、いずれもカウント2止まり。Yappyがファイアーマンキャリーで担ぐも、これを回転エビ固めに切り返した月山が押さえ込んで、3カウント。

試合が続き、焦るYappyがボディースラムからギロチンドロップ。串刺し攻撃を狙うが、かわした月山がパロスペシャルで捕獲する。苦悶の表情を浮かべながらもYappyは後ろに倒れてなんとか脱出。

残り30秒から月山は丸め込みを連発。最後まで攻めの姿勢を貫いたが、10分が終了した。この結果、両者ともに合計3点でリーグ戦を終了。Bブロック代表は大空に決定した。
◎Yappyバックステージ
――惜しくも1点足りず…。
Yappy「惜しかったですね! あと1点だ。あぁ、でもYappyのせいだったね。最初の柳川さんと試合でYappyは遊びすぎ。ちえさんも遊びすぎ。いまだけ真面目に闘いましたから、あーー、間に合わなかった。あと1点だ。でもね、勉強しました。Yappyはいつも真面目に闘います。大空さん、どこか? おめでとうございました」
◎月山バックステージ
――最終戦お疲れさまでした。目標は2点だったと思うんですが、1点足らず、残念な結果に終わってしまいました。
月山「これがいまの実力だと思います。ありがとうございました」
3、メモリアルwave(20分1本勝負)
○優宇&門倉凛(9分35秒、エビ固め)松屋うの●&桃野美桜
※ラストライド


6月27日に引退する松屋うのがwaveに参戦。2016年デビューの優宇、桃野美桜、門倉凛と同期タッグが組まれた。

桃野&松屋組が奇襲を仕掛けてゴング。桃野が優宇&門倉に串刺しドロップキック、松屋も続くが、かわされ逆にトレイン攻撃の標的に。どさくさに紛れて桃野も参加!? 松屋をロープに張り付け、ファンサービス。
反撃にかかる松屋。ロープに走るも門倉がエプロンから足止め。優宇が走るも、門倉に誤爆してしまう。

桃野vs優宇に移行。優宇は桃野にもショルダータックルをお見舞い。かわった門倉が串刺し攻撃を狙うが、桃野が回転エビ固めに切り返してカウント2。低空ドロップキックを放って、松屋と交代。
ドロップキックで飛び込む松屋だったが、門倉が払い落として低空ドロップキック。セカンドからフットスタンプを投下するが、今度は松屋がかわす。そして、ブラ下がり腕十字、ショルダーアームブリーカーにつなげる松屋。さらに松屋はドロップキック、羽折固めへ。耐えられると、かわった桃野がダイビング・クロスボディー、ドロップキック、低空ドロップキックと波状攻撃。カウント2。フォアアームの打ち合いとなり、門倉がネックブリーカードロップ、顔面ドロップキック、変形ダブルリストアームサルトでカウント2。
優宇が出て行き、桃野に旋回式サイドバスター。セントーンを放つが、寸前で桃野がかわす。攻勢に転じた桃野のミサイルキックはカウント2。もう一度コーナーに登るが門倉が足止め。優宇が追いつくも、桃野はパワーボムを狙う。松屋も加勢にまわるが、これは未遂。なんとか優宇をコーナーから引っぺがし、ダイビング・ボディープレスを投下させる桃野。
続いて松屋が出て行き、大外がりの体勢。踏ん張った優宇が払い腰。松屋も三角締め、腕十字へ。なんとか優宇がロープ。松屋のスピアが決まる。キックアウトされると松屋スペシャルを狙うが、門倉がカット。松屋の大外刈りから松屋&桃野がダブルの体勢。これを優宇がクロスボディーで迎撃していく。

流れが変わり、門倉→優宇のキャノンボールが松屋に決まる。カウント2。優宇がセカンドからのボディープレスを放つも、返されると最後はラストライドでトドメを刺した。
試合後、マイクを握ったのは優宇。

優宇「松屋選手! いや、チャコちゃーん! あっ、プロレス教室のときに『呼んで』って言われたあだ名。一緒に前転したり、まだ受け身ができないときから『一緒にプロレスラーになろう』って言って、お互い違う団体でデビューしたけど、こうやってwaveさんの力でチャコちゃんが引退する前に最初で最後かもしれないこの同期タッグできてよかったです。私はもう少し、まだまだこの女子プロのリングで頑張っていくよ。ケガなく、1カ月後、楽しく引退してください」

門倉「松屋選手、あと1カ月。今日本当に対戦できて、本当にうれしかった。数少ない同期。本当に当たること、なかなかないのでありがとうございました。無事にリング降りてください。応援してます」
桃野「2016年デビュー? 美桜だけ若くて、まあ美桜はまだまだこれからの人だと思ってるから、それに同期というのあまり意識したことなかったけど、今日こうやってwaveさんが機会作ってくれて、松屋うの選手の、心に残ってたらうれしいなと思います。今日はありがとうございました」
松屋「引退を発表してから、引退までがそんなに長くなくて、こうやってwaveさんが他団体の同期デビューの方とタッグを組んでくれて、まさに自分にとってのメモリアルだなと思って、本当にうれしく思いました。本当に優宇さんとはプロレス教室で、先輩なんですけど、先にデビューされて、そのあとも自分もデビューしたくて、場所は違えど、いつか絶対試合をしたいなって本当に思っていたので、なかなか機会がなくて、でも今日、こうやって試合で当たれて、そして思い切りぶつかれてすごくうれしかったです。あの、みなさんに比べて私はちょっと年が、結構アレなんですけれども(苦笑)、でもまあ、プロレスは引退しますけれども、みなさんの今後の活躍、本当に期待して、心から応援してますので本当に今日はありがとうざいました」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
○稲葉ともか(11分24秒、Tロック)大空ちえ●
※稲葉がヤングブロック優勝


5・15新木場で開幕したCATCH THE WAVEヤングブロック。Aブロックは稲葉ともかが同点決定戦のうえ代表枠を獲得。Bブロックは、Yappy、月山の猛追を逃げ切った大空が代表となった。

試合前、握手を求める大空だったが、稲葉は拒否してゴング。慎重に組み合い、グラウンドとなる。大空が腕十字を狙うが、稲葉もガード。
リストロックの取り合いから稲葉がヘッドロック。グラウンドとなるも、すぐに距離を取る大空。

改めてロックアップ。稲葉が押し込み、大空の頭をなでなで。大空が押し返し、小刻みエルボー。ドロップキック3連発につなげる。カウント2。そしてロープを使ったパロスペシャルへ。張り付けドロップキックでカウント2。
稲葉も足攻めで反撃にかかる。ロープに飛ばすも、大空がぶら下がり腕十字へ。リング内に移ってワキ固めで捕獲する。耐えられると大空が小刻みにフォアアーム。稲葉もやり返していく。走る大空に、稲葉がカニばさみ。そしてアンクルホールドへ。足攻めで流れを変える稲葉。なんとか大空がロープ。
走る稲葉に大空がジャンピング・ショルダーアタック。コーナーホイップするが、稲葉が切り返す。だが、大空もセカンドロープに飛び乗りドロップキックでカウント2。飛びつき回転エビ固めでカウント2。

稲葉はアンクルホールドで形勢逆転。大空がロープ。稲葉は正拳からヒザ十字へ。再びアンクルホールドに移行する稲葉。そこからTロックに移行し、ギブアップを奪った。
◎エンディング
ヤングブロック表彰式がおこなわれ、スーツ姿の桜花由美社長がリングへ。

桜花「賞金を渡す前に、まず一つ、いまからヤングブロック、15日からはじまったリーグ戦の中のベストバウトを発表しようと思います。なので呼ばれた選手はリングに上がってください。ヤングのリーグ戦の全試合の中で技ではなく、勝ちに一番こだわる、一番泥臭く、一番必死さが伝わる、感動した試合です。5月18日、ヤングブロックB◎大空ちえvs月山和香。(月山がリングに上がり、大空を支える)ベストバウト賞、おめでとうございます(金一封が渡される)。稲葉ともか選手、小波女、優勝おめでとうございます。優勝賞金となります。本当におめでとうございます」
稲葉「ありがとうございます!(賞金の中身を確認し)本物の50万円だぁ…。この50万円でTAKAみちのく代表においしいご飯を食べさせてあげたいと思います。そして、本戦初戦の広田選手。アナタの空気には飲まれません! 必ずアナタに勝ちます!!」
名前を出された広田がリングに上がる。そして「押忍!」と一言。広田の思わぬ切り返しに戸惑う稲葉だったが、「本戦、めざすは優勝。そして波女の称号。そして賞金を100万円を手に入れます。本戦も優勝するのはこの稲葉ともかなんで、応援よろしくお願いします!」と力強く宣言した。
記念撮影がおこなわれたあと、改めて稲葉が「自分事ではありますが、明日、自分は後楽園ホールにて大事な試合があります。このいい波に乗った勢いで、鈴木みのる選手に挑みます。応援よろしくお願いします! 本日はご来場いただき、ありがとうございました。一撃必殺ともか蹴り。押忍!」と大会を締めくくった。
◎稲葉バックステージ
――おめでとうございます。いかがでしたか、大空選手は?
稲葉「そうですね、当日、今日相手が決まったのでギリギリまで相手は誰なのかなってすごく楽しみにしてたんですけど、大空ちえ選手…いや気持ちが強いですね。勝ちたいという気持ちが強く伝わってきて、ちょっと危なかったかなって思うシーンもあったんですけど、勝ったのは自分なので」

――リーグ戦を通して、本戦での優勝まで口にしていたのは稲葉選手だったんですが、有言実行できたいまの気持ちは?

稲葉「そうですね。ヤングブロックといっても、キャリア変わらないですけど、自分はこのヤングブロックの中で、誰よりも一番、経験してると思うので、ヤングブロックですけど、気持ちはヤングでもなかったかもしれません。もう勝つのは当たり前、決勝行くのも当たり前、ヤングブロック優勝するのも当たり前ってずっとはじまる前から言っていて、目指すは本戦優勝なので、またこれは有言実行したいと思います」

――ヤングの中では蹴りを使わなかったが、本戦ではどうする?

稲葉「そうですね…。使うつもりもないと言いたいのですが、相手は先輩方、キャリアが何年の先輩方ばかりなので、そうも言ってはられないかもしれませんが、なるべくは蹴りを使わず勝ちたいと思います」

――初戦は広田選手ですが、改めていかがですか。
稲葉「そうですね、広田選手の試合を何回か見てきましたが、すごい空気じゃないですか。ちょっと正直、苦手だなっていう思いはありますが、あの空気には飲まれず、自分のスタイル、JUST TAP OUTのスタイルを貫いて勝ちたいと思います」
2021.05.25

「CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~」

◎前説
野中美智子リングアナウンサーと野崎渚が前説を担当。まずはケガでCATCH THE WAVE YOUNG BLOCKを欠場することになった向後桃を呼び込んだ。
向後「本日は……すみません……。本日はご来場いただき、ありがとうございます。ケガで欠場となってしまい、申し訳ありません。プロレスをはじめて、私、2年経つんですけど、やっとつかんだCATCH THE WAVEヤングブロック出場というチャンスが、こんな形になってしまい、本当に、本当に悔しいです。楽しみにしてくださっていた皆様、本当に申し訳ありません。しっかり治して、また最高のドロップキックができるようになるまで、待っていてください。今日はこの悔しさを全部、全部、応援にぶつけたいと思います。みなさん一緒に全力で今日のCATCH THE WAVEヤングブロックと、えっと塚田選手と宝山選手のシングル、全力で応援しましょう。ありがとうございました!」
1、CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
宝山愛<2点>(2−1)塚田しずく<1点>
①○宝山(0分40秒、エビ固め)塚田●
※塚田のエビ固めを切り返して
②○宝山(4分25秒、体固め)塚田●
※飛行機投げ
③○塚田(7分17秒、腕固め)宝山●
※宝山愛が特別にヤングブロック出場

向後桃の負傷欠場により塚田しずくの公式戦は消滅。今大会は、マーベラスの宝山愛とのシングルマッチをおこなう予定だったが、試合前に二上美紀子会長が天の声。

二上会長「プロデューサーからの提案なんですが、この試合、プロデューサーの権限で、CATCH THE WAVEの本戦にしたいと思います。どうでしょうか?(拍手が起こる)愛ちゃん×3、えっとね、4点取ったら、優勝のチャンスが出てきます。はい、頑張りましょう。以上」

これにより、宝山のヤングブロック出場が急きょ決定。1試合のみだが、4フォール以上取れば、優勝の可能性を残す形でのゴングとなった。

その宝山がゴングと奇襲のドロップキックを放っていく。塚田もドロップキックでやり返す。宝山が水車落としを放つも、塚田が切り返す。だが、さらに宝山が体勢を入れ替え、3カウント。いきなりの先制に成功する。
試合が再開され、今度はロックアップ。もつれる両者。グラウンドの攻防となり、宝山がスリーパー。塚田も慌てて脱出する。今度は塚田がフロントネックロックで絞り上げる。だが、これを凌いだ宝山が飛行機投げから押さえ込み、3カウント。

勢いに乗る宝山はヘアーホイップ。塚田もやり返して、ストンピングを連発していく。フェースクラッシャーからリバース・インディアンデスロック。弓矢固めへ。宝山が切り返してカバーする。キックアウトされると、すぐにキャメルクラッチで捕獲。耐えられると、宝山がほどいて、逆エビ固めへ。塚田が慌ててロープ。すぐさま宝山は貼り付けドロップキック、正調ドロップキックで追い打ちをかける。
一方の塚田もドロップキックでやり返す。キックアウトされるとドロップキック4連発でお返し。これも返されると腕固めに移行し、ギブアップを奪った。

残り3分となり、塚田がロープに飛ばして、ドロップダウン。宝山が飛び越えクロスボディー。カウント2。さらに4連発、放っていく。
エルボーの打ち合いから宝山が逆さ押さえ込みを狙う。どちらも譲らず。塚田のドロップキックからもつれる両者。宝山のドロップキックもカウント2止まり。
逆さ押さえ込みに持ち込む。キックアウトした宝山の逆さ押さえ込みが決まったところで時間となった。この結果により宝山は2点、塚田は1点でリーグ戦を終了。
◎塚田バックステージ
――今日が最終戦で、とりあえず1点。
塚田「『1点だけでも…』とか言ってたんですけど、やっぱり悔しいです。同期だからってわけじゃないんですけど、同期なんで負けたのがやっぱり悔しいです」

――リーグ戦を振り返って。
塚田「成長してましたかね? どうなんですかね…できなかった気がします」
◎宝山バックステージ
――急きょCATCH THE WAVEに参戦となったが。
宝山「もともと自分が腰を悪くしてなかったら、キャッチにイチから参加できてたのに…って、自分の中ではすごく最初は悔しかったんですけど、waveさんに出れたことがすごくうれしかったので、しかもこんな形で初勝利も奪うことができて、すごくうれしいです」

――同期の塚田選手はどうだった?

宝山「自分が先にデビューはしてるんですけど、同期は同期なので。すごく粘り強かったと思います。同期…他の他団体さんとかで同期と対戦したことはあるんですけど、塚田さんも対戦してみたくて、自分も今回の試合が決まってすごくワクワクしてどんな試合になるのか楽しみで来たんですけども、自分が思っていた以上にやっぱり向こうもすごくライバル意識が高くて。すごく食いついてたイメージが強いです。自分も本当に負けたくないので、やっぱり同期ですから絶対に負けないという気持ちが強かったんで」

――ひとまず初勝利おめでとうございます。

宝山「ありがとうございます。初勝利したというのも、まだ実感がわかなくて、自分でもまだわかってないんですけど、本当にとにかくうれしいです! うれしいです、はい!」
2、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
柳川澄樺<3点>(1−1)月山和香<2点>
①○月山(7分0秒、キャメルクラッチ)柳川●
②○柳川(9分0秒、回転式鎌固め)月山●


現在2点の柳川澄樺は、今大会が最終戦。Bブロック1位通過を目指し、最低でも3点以上はこの試合で奪っておきたいところ。月山は、現在1点で残り1試合を残している状況となる。

試合はリストロック、ヘッドロックの取り合いでスタート。月山がアームホイップで投げ飛ばす。柳川はフルンテルソンからの首投げ。そして、ヘッドシザース、ボディーシザースで絞り上げる。月山も脱出し、エビ固めの応酬。いずれもカウント2。
柳川がショルダータックルを連発。カウント2。サーフボードストレッチへ。耐えられると逆エビ固めで捕獲する。

エスケープした月山が地獄突きからヒザ蹴り、パロスペシャルへ。ドロップキックを放つが、柳川がかわしてボディースラムの体勢。これを月山が首固めに切り返す。カウント2。月山はボディースラムで叩きつけたあと、スリーパー式のキャメルクラッチへ。ギブアップを奪った。
試合が再開される。柳川は串刺し攻撃をかわして、串刺しニーを背中にお見舞い。カウント2。フォアアームの打ち合いとなり、柳川がヘッドバット、フェースクラッシャー、回転式鎌固めへ。柳川がギブアップを奪い返した。

月山はスクールボーイを連発。残り30秒となり、月山がボディースラムの体勢。柳川がこらえて、逆にボディースラムで叩きつける。カウント2。残り10秒から柳川がボディースラムを放ったところでゴングとなった。
◎柳川バックステージ
――本日が最終戦。Bブロック1位通過はならなかったが。
柳川「今日は自分が勝ち点を3点取らないと絶対に決勝にいけないとわかってて、挑んだんですけど、最初から勝ち点を伸ばしていこうと思ってたんですけど、私、月山選手ひょっこり小悪魔とか言って、ふざけてるのかなって思ってたんですけど、ぜんぜんそんなことなくて、すごくパワフルな選手でちょっと中盤圧倒されてしまいました。結果、引き分けになってしまって、今回決勝には進めなくなってしまったんですけど、でもこの3戦でいろんな方と闘わせていただきまして、それでかなり経験値が上がる試合だったと思うので、今後は自分のJUST TAP OUTでの試合だったり、他の団体さんに出させていただいたときには今回のリーグ戦の経験を生かして頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
◎月山バックステージ
――今日は勝ち点1でドローだったが。
月山「自分はあと1試合あるんですけど、でも今日もっと点数上げて、差をつけて、決勝に行きたかったから…悔しいですね」

――気持ちを切り替えて残り1戦?

月山「次、Yappyさんなんですけど、生まれ持った体は変えられないから、大きくなることはできないから、私は自分を大切にしたいから、頑張ります」
3、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<1点> (0−0)大空ちえ<4点>


大空ちえは現在4点でBブロック単独首位。今大会が公式戦最終日となる。対戦相手のYappyは現在1点。残り1試合を残している。

序盤からYappyが飛ばす。ぶら下がりスリーパーで捕獲する。大空も投げ落とし、脱出に成功。形勢逆転のキャメルクラッチへ。Yappyがブレイクすると大空がドロップキックで追い打ちをかける。
フォアアームの打ち合いはYappy優勢。ショルダータックルにつなげる。ブロンコバスターを狙うが、読んだ大空がフットスタンプ。そしてクロスボディーを狙う。これをキャッチしたYappyがダブルチョップ。串刺しボディーアタックをお見舞い。そして、ブロンコバスター、ギロチンドロップでカウント2。
大空も得意のフィッシャーマンSHの体勢。耐えられるとワキ固めに移行。5分経過。なんとかYappyがロープ。大空はドロップキックで追撃にかかる。セカンドからのドロップキックでカウント2。Yappyも串刺しヒップアタック、ヒップドロップで反撃。押さえ込むが、大空も返していく。ならばとYappyはファイアーマンキャリー。これをスリーパーに切り返す大空。Yappyは後ろに叩きつけて脱出する。
攻勢に転じたYappyはエアプレーンスピンでカウント2。チョークスラムを狙うが、大空も切り返してカウント2。大空のダイヤル固めはカウント2止まり。突進する大空にYappyがカウンターのラリアット。返されると、もう一発ラリアットを叩き込む。
残り1分となり、Yappyはセカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを狙う。寸前でかわした大空が馬乗りのフォアアーム。Yappyもやり返す。そしてギロチンドロップでカウント2。もう一度、Yappyがセカンドロープからのタラ・サ・インピエルノを放ったところでドローとなった。これで大空は4点で公式戦を終了。Yappyは残り1戦で逆転勝利を目指す。
◎大空バックステージ
――今日が最終戦でまさかのゼロ点となったが。
大空「引き分けは勝ったうちに入らないし、むしろ負け同然なので、この結果は本当に悔しいし、4点じゃ決勝に進めるかまだまだ不安ですし、次の試合(5・28蕨のYappyvs月山戦)次第ですが、不安でしょうがないです。1点でも取っておきたかったので。今日は本当にむちゃくちゃ悔しいです」

ーーひとまずトップは変わらないが?

大空「最終決戦どうなるかわからないし、もう祈るしかないです」
◎Yappyバックステージ
――引き分けに終わってしまいました。
Yappy「あと2秒でね! もう勝ったのに、遅いよ。Yappyはまだ1ポイントか。くそー、悔しいよ、悔しい。きっと勝ちと思った。2秒遅かったから。悔しい本当に。でもね、次はね、次の試合絶対、勝ちますよ。次は絶対勝ちます」
4、CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
稲葉ともか<5点>(1−1)三浦亜美<5点>
①○三浦(6分45秒、アルゼンチン・バックブリーカー)稲葉●
②○稲葉(8分48秒、アンクルホールド)三浦●


Aブロックともに4点で首位の稲葉ともかと三浦亜美が、同ブロック1位通過をかけて激突。すでに塚田が1点、向後が2点、特別参加の宝山が2点で終了しているため、この試合に勝った選手がAブロックの代表の座を手にすることとなる。

三浦が「よろしくお願いします!」と握手を求めるが、稲葉が拒否してゴング。リストロックの取り合いから稲葉がフロントネックロック。脱出した三浦がリストロックへ。取り合いとなり、稲葉がヘッドロック。三浦も取り返す。そしてショルダータックル3連発でカウント2。ボディースラムもカウント2。逆エビ固めへ。
ブレイクされると逆水平チョップを連発。ロープに走る三浦だったが、稲葉がカニばさみ。そして、レッグロックで締め上げる。耐えられると走る稲葉。

だが、三浦もショルダータックルで迎撃。串刺し式、さらにもう一発お見舞いする。ボディースラム3連発も返されると、アルゼンチン・バックブリーカーで担いでギブアップを奪った。
先手を許した稲葉も正拳突き3連発で形勢逆転。ヒザへのエルボードロップから足を極めていく。なんとか三浦がロープ。ならばと稲葉はアンクルホールドへ。稲葉がギブアップを取り返した。
残り1分となり、稲葉は再び足を取りに行く。これは三浦がロープ。フォアアームの打ち合いから稲葉がアキレス腱固めへ。ここで時間を迎えた。

稲葉、三浦ともに5点となり、CATCH THE WAVEヤングブロック公式ルールに則り、首位同士の決定戦がおこなわれることに…。
◎CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~A1位決定戦(時間無制限1本勝負)
○稲葉ともか(3分43秒、Tロック)三浦亜美●
※稲葉がAブロック代表となり、決勝進出


ゴングと同時に三浦がショルダータックルで猛ラッシュ。カウント2。ドロップキックもカウント2。アルゼンチン・バックブリーカーで捕獲するも、稲葉がスリーパーに切り返す。しつこく絡みついていく。
なんとか脱出した三浦が走る。稲葉は正拳突き2発でカウント2。ヒザ十字、アンクルホールドに移行する。そして、Tロックへ。絞り上げて稲葉がギブアップを奪った。
◎エンディング
Aブロック代表を決めた稲葉がマイクを握る。

稲葉「決勝進出、決定しましたーーー! ヤングブロック、優勝するのはこの稲葉ともかです。優勝して賞金50万円手に入れて、本戦出場して、この勢いのまま本戦も優勝するのは、この稲葉ともかなんで応援よろしくお願いします。本日はご来場ありがとうございました! 一撃必殺ともか蹴り! 押忍!」
◎稲葉バックステージ
――Aブロック1位通過おめでとうございます。
稲葉「ありがとうございます。そうですね。自分、このヤングブロックが決定したときから勝って当たり前、優勝して、当たり前って言ってたんですけど、参戦して1戦目は塚田選手として3―0で勝って、2戦目は向後選手として1−0でギリギリ勝って、3戦目に三浦亜美選手…見ての通り、体が大きくて、身長も高くて、パワーファイターだなって思ったんですけど、まさか1得点取られるとは思ってなかったので、ちょっとそこは悔しいですけど、まあ、うーん…。サドンデスに入っちゃって、勝ったには勝ったけど悔しい勝ち方ですね。三浦選手、パワーがすごすぎる。こんなこと言っていいかわからないですけど、自分パワーファイターの方、苦手なのでちょっとそこは弱点突かれたというか、悔しいな…。もっともっと練習してお互いパワーアップしたときにリングで再会したいなと思いました」

――ともか蹴りを出さすにリーグ戦を終了したが、テーマがあった?

稲葉「そうですね。基本自分はファイトスタイルが蹴りで、蹴りを主としたファイトスタイルなんですけど、そうですね…。自分の代表、TAKAみちのく代表から『お前は蹴りしかない』っていままで言われてたんですね。それがものすごく悔しくて、で、このヤングブロック参戦、出場が決定して、ここでちょっと自分に試練を与えて、優勝して、TAKAみちのく代表にちょっと見せつけたいかなっていうアレで、蹴りを使わずに優勝するっていう試練、自分で決めたんですけど、まあ目標を決めたんですけど、あと決勝戦。もちろん蹴りを使うつもりもないですし、このまま関節技で勝って、決勝優勝して、本戦に進みたいと思います」

――稲葉選手の予想だとBブロック誰が上がってくると思う?
稲葉「そうですね。自分は、JUST TAP OUTの柳川澄樺と決勝で当たりたいと思ってたんですけど、今日で決まっちゃったのかな、決勝進出ならずで…。悔しいですね。うーん、そうですね、まあ体の大きいYappy選手かなー。誰でもいいです。誰が相手でも勝つのは自分なんで」
◎三浦バックステージ
――サドンデスで惜しくも敗れてしまったが。
三浦「はい…。めちゃくちゃ悔しいです。ああ…。試合が終わったときに、ともかさんのニヤついた顔がまたムカつきました。また闘う機会があったら次こそは勝ちたいなと思います」

――ヤングブロックを振り返って。
三浦「一戦目、向後桃選手と当たって、すごいいつも練習してるのに見たことない怖さを見て、2対2で。次は塚田しずく選手。まだデビューしたばかりでしたが、デビューしたばかりこその負けたくない気持ちがすごく伝わった試合でした。今日の稲葉ともか選手、すごい悔しいです。本当に悔しいです。はあぁ…あと、もうちょっとだったんで。こうなったら、Bブロックの決勝進出者が決まったら、絶対に勝ってほしいなって思います」
2021.05.18

「CATCH THE WAVE 2021~YOUNG BLOCK~」

◎オープニング
5・15新木場大会で開幕したCATCH THE WAVEヤングブロックの2日目。大会に先立ち、野中美智子リングアナウンサーが恒例の前説。今大会は特別に野崎渚も一緒におこなった。
開始時刻になると入場式がおこなわれ、ヤング8名がリングに勢揃い。
全対戦カードが発表されたあと、選手を代表し、今大会が初戦となるYappyが「みなさん、よーこそー。41歳のYappyだよ。何歳? 何歳? 何歳?(とエントリー選手たちに聞いてまわる)この赤ん坊たちに負けないよ! それではみなさま、最後まで応援よろしくお願いします!」とマイク。
1、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
大空ちえ<4点>(2—1)月山和香<1点>
①○月山(5分28秒、キャメルクラッチ)大空●
②○大空(6分12秒、羽折り固め)月山●
③○大空(8分5秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)月山●


初戦の柳川澄樺戦で2フォールを奪い、自身初の勝利をあげたPURE-Jの大空ちえが第1試合に登場。アクトレスガールズの月山和香と2戦目をおこなう。一方、月山は今大会が初日。5・15新木場では桜花由美を相手に同一ルールで試運転をおこない、善戦。桜花に「小波女になれる素質、持ってる」と言わしめた。
開始と同時にドロップキックの相打ちを繰り返す大空と月山。力比べから大空がリストロック。月山も取り返す。そして、大空が拝み渡りからのアームホイップ、フライングメイヤー、スリーパーで捕獲する。これは月山がロープ。

月山もスクールボーイ2連発。地獄突きからボディースラムでカウント1。ならばとキャメルクラッチで絞り上げる。

耐えた大空も小刻みエルボーで反撃。ドロップキック3連発につなげる。キックアウトされると、もう一発を狙うが、かわした月山がキャメルクラッチ。耐えられるとドロップキックでやり返す。カウント2。もう一度ドロップキックの体勢に入るが、これを払い落とした大空がドロップキック。カウント2。
コーナーに向かう大空だったが、これを阻止した月山がフォアアーム合戦を挑む。激しく打ち合い、月山がカバー。カウント2。すぐさま月山はキャメルクラッチに移行し、ギブアップを奪った。

試合が続行され、今度は大空がワキ固めへ。そこから羽折固めにつなげてギブアップを奪い返した。

続いて大空がフライングショルダーを連発。ワキ固めは月山もロープ。残り3分から月山が回転エビ固め。カウント2。大空もコーナーからの前方回転エビ固めへ。これもカウント2とまり。ならばとセカンドからのミサイルキックを投下。もう一発放って、フィッシャーマンSHにつなげて3カウント。

勝ち点を重ねたい大空はもう一度、フィッシャーマンSHを狙うも、これは月山が首固めに切り返す。月山もオクラホマロールを狙うが、そこから丸め込みの応酬に。いずれもカウント2。すぐさまボディースラムで叩き付ける。カウント2。

残り時間が少なくなるなか、大空がもう一度フィッシャーマンの体勢。これを切り返す月山。ならばと大空がボディースラムで叩きつけたところで10分間が終了した。これで大空は得点を4に伸ばし、Bブロック首位となった。
◎大空バックステージ
大空「この2戦目だったんですけど、1戦目も勝利して、2戦目も勝利できたのは非常に励みになります。この先もまだまだ手強い選手がいるんですけども、この調子で勝ち進んでいきたいと思います」
◎月山バックステージ
——初戦を落としたが。
月山「悔しいです。もっとできると思いましたー(涙)。悔しいです!」

——10分間でというルールだったが。
月山「10分間で、もっとスタミナがあると思ったし、もっとダメージ与えられると思ったし、悔しいです」
2、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
稲葉ともか<4点>(1−0)向後桃<2点>
①○稲葉(9分54秒、Tロック)向後●


公式戦初日を終え、Aブロック首位となったのはJUST TAP OUTの稲葉ともか。得意の蹴りを封印し、塚田しずくを相手に3ギブアップを奪い、勝ち点3を獲得している。対するは、アクトレスガールズの向後桃。向後は初戦で後輩・三浦亜美を相手に1フォール、1ギブアップの勝ち点2という状況だ。

試合はバックの取り合いから向後がグラウンドに持ち込む。主導権争いからリストロックの取り合いに。稲葉がヘッドロックで捕獲する。これを脱出した向後が串刺し攻撃をかわしてアームホイップ、低空ドロップキックを放って足攻めを展開。足4の字固めで捕獲する向後。逃げられるとアキレス腱固めに移行する。

これもなんとかブレイクした稲葉が小刻みエルボーから走る。だが、向後がドロップキックで迎撃。キックアウトされるとドロップキック2連発。カウント2。
思わぬ劣勢を強いられた稲葉だったが、カニばさみで流れを変えると、ヒザへのエルボードロップで反撃にかかる。そしてアンクルホールドへ。そしてレッグロック、ヒザへのエルボードロップと足攻めでやり返す。

残り3分となるなか、稲葉がリバース・インディアンデスロック。なんとか向後がロープ。すぐに走る稲葉に向後がカニばさみ、619を敢行。これをキャッチした稲葉がアンクルホールドで捕獲する。これも向後がロープ。
残り1分となり、稲葉が正拳突きをボディーと喉元にそれぞれお見舞い。キックアウトされるとヒザ十字へ。耐えられると、Tロックで捕獲し、ギリギリのところでギブアップを奪った。
◎バックステージ
——2勝目おめでとうございます。
稲葉「ありがとうございます。向後桃選手は、自分にはない手足の長さ。手足が長いんで、その長い手足をどう使ってくるのか、凄く楽しみだったんですけど、いやー、やっぱり足攻め、効きましたし、何より一番ドロップキックがすっごく効きましたね。あの長い足でドロップキックされてちょっと危なかったんですけど、足関節に関しては自分に勝てると思わないでほしいですね」

——勝ち点1しか取れなかったことは?
稲葉「そうですね。2、3点は取れるかなって思ってたんですけど、まあちょっと自分が甘くみてたかなって思うんですけど、まあ勝ちは勝ちですし、大事な1点取れたのでよかったと思います」
◎バックステージ
向後「なんか初戦で稲葉さんが塚田さんから3点取ってるので、ここで私が稲葉さんより多く点を取って、ひっくり返したかったんですけど…。私、初戦2点なので、逆に取られてしまって凄く悔しいです。本当に…」

——残り1試合。

向後「残り1試合ですね」

——かなり厳しくなったが。
向後「でも諦めてないんで、絶対残り1試合で私が大量得点して、ヤングで優勝したいと思います」
3、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
三浦亜美<4点>(2−0)塚田しずく<0点>
①○三浦(3分27秒、エビ固め)塚田●
※塚田の丸め込みを切り返して
②○三浦(6分32秒、コンバイン)塚田●


CATCH THE WAVE初参戦となったwave待望の新人・塚田しずくだが、初戦の稲葉ともか戦ではフォールを奪うことはできずに0点という厳しい状況。一方の三浦亜美(アクトレスガールズ)は、試合前の段階で2点を獲得しており、一つ前の試合で、稲葉が4点となったため、この試合では最低でも2点はゲットしたいところだ。

開始と同時に塚田がドロップキックで飛び込んで行く。これを払い落とした三浦が馬乗りに。塚田が形勢を入れ替えカウント2。スクールボーイはニアロープ。すぐに塚田はドロップキックで追い打ちをかけるも、ロープまで飛ばされた三浦がその反動を利用して豪快なショルダータックル、ボディースラムでやり返す。カウント2。
勢いに乗る三浦は串刺しボディーアタックで飛び込んで行くも、寸前でかわした塚田がドロップキックを連発。カウント2。痛苦ボディースラムを返されると、すぐに弓矢固めへ。耐えられるとヘアーホイップ2連発につなげる。

劣勢の三浦だったがボディースラムで反撃。逆エビ固めを狙うが、切り返した塚田が馬乗りエルボー。三浦もやり返す。さらに塚田がやり返し、丸め込みへ。切り返した三浦が力技で押さえ込んで、まずは3カウントを奪った。

試合は続き、三浦がボディースラム3連発。カウント2。串刺しボディーアタック、ショルダータックルでカウント2。逆エビ固めへ。なんとかロープ。三浦はリング中央に塚田を戻して、もう一度、逆エビ固めへ。これも塚田がブレイクする。走る三浦を塚田が足をすくってストンピング。ロープに走るも、三浦も追走式ボディーアタック。カウント2。
ならばと塚田は小刻みにエルボー。キックアウトした三浦も逆水平チョップで応戦していく。これはカウント2。そこからコンバインへとつなげると、これで塚田がギブアップ。

塚田はドロップキックで反撃にかかる。三浦にボディースラムに、塚田もボディースラムで応戦するが、カウント2止まり。エルボーの打ち合いから、塚田が腕固めへ。これは三浦がロープ。三浦のボディースラムもカウント2止まり。
ここで塚田はドロップキック5連発。だが、スタミナを消耗してしまった塚田に三浦がアルゼンチン・バックブリーカーで捕獲。なんとか耐えきった塚田がエルボーでやり返したところで10分が終了した。
◎バックステージ
——2勝目となったが。
三浦「やっぱり彼女はいま一番焦っているんじゃないかと思うんですよ。前回も3点取られて、0点だったので、ここから絶対私に負けたくないっていう気持ちでくると思ったので、手強かったです」

——トップ(稲葉)にならんだが。
三浦「やっと並べました。もう次は稲葉さんとのシングルなのでそれに向けて頑張りたいと思います」
◎バックステージ
——三浦戦を終えて。
塚田「本戦に上がりたかったので、1点でも3点取れたので、取りたかったんですけど、ぜんぜんダメでした…」

——腕を攻めていたが、練習した?
塚田「咄嗟で覚えてないです」

——残り1試合となるが。

塚田「まだ本戦に出たいというのは諦めてないんですけど、とりあえず1点をとって終われるように、成長したっていうのを見せられるヤングブロックにしたいと思っています」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
Yappy<1点> (1−1)柳川澄樺<2点>
①○Yappy(6分38秒、片エビ固め)柳川●
※ファイナルカット
②○柳川(8分18秒、鎌固め)Yappy●

P’sParty所属のYappyはこの日が初日。すでに初戦を消化しているJUST TAP OUTの柳川澄樺との対戦となった。柳川は、初戦の大空戦に敗れはしているが、1点を獲得している状況だ。

まずはロックアップ。フィジカル的にまさるYappyが一気に押し込む。そして胸元にダブルチョップで、ご挨拶。
続いてリストロック、ヘッドロックの取り合いとなる。柳川がコーナーホイップ。突進するも、Yappyが強烈ヒップで迎撃する。さらにヒップバットから串刺しヒップアタックでカウント2。

エルボーの打ち合い挟んで、柳川が払い腰を2連発。カバーはカウント2。Yappyも柳川をコーナーにセットし、ボディーアタックでカウント2。起き上がれない柳川にヒップドロップで追い打ちをかける。
劣勢を強いられる柳川だったが、ヘッドバットからドロップキック2連発。カウント2。Yappyもハーフスラムバスターからヒップバット、ランニング・ヒップアタックで飛び込む。これは未遂となるも、すぐにブロンコバスターを敢行。ギロチンドロップを投下する。キックアウトされるも、速攻ファイナルカットにつなげて3カウント。

試合は続く。柳川もドロップキック2発で反撃にかかる。スピンキック、フェースクラッシャー、CRBへ。これはYappyがロープ。ならばと鎌固めで捕獲し、ギブアップを奪った。
1対1の状況のなか、Yappyがショルダータックル。柳川も串刺し式のコンテンポラリーキックでカウント2。走る柳川を担ぐYappy。だが柳川が回転エビ固めに切り返す。残り1分からYappyがボディーアタック。ヒップドロップでカウント2。焦るYappyだったが、柳川も粘り、時間を迎えた。
◎バックステージ
——ドローという結果だったが。
柳川「Yappy選手とははじめて対戦した相手だったんですけど、すごいパワーのある選手で一つひとつの技の重みが強くて返すのが精一杯なところがあって、自分なりにあんまり攻めきれなかったなというのがすごい悔やまれます。まだ次、最終戦、残っているのでそこで勝ち点を多くとって決勝にいける望みはあると思うので、しっかりと点数を稼いでいきたいと思います。ありがとうございました」
◎バックステージ
——初戦、引き分け。
Yappy「はい。ドローだったので、私勝ちそうと思ったのに。このリーグ戦で一番年上だから、私の力をみせたい。みんなYappyは年上だからプロレスやれるからみんなに見せて、次は絶対勝ちます。赤ん坊たちに負けないです」

——10分間という試合形式は?
Yappy「はじめてこのルールはやりました。大変ですね。たぶんみんなのパワーの試合ですね。たぶんYappyはみんなよりパワーがあるから、勝たなきゃならないです」
◎全試合終了後の大空バックステージ
——現在Bブロックは大空選手が4点でトップとなったが。
大空「このまま勝ち点取りまくって、優勝目指していきたいと思います。初勝利から今回も勝って、流れに乗っているので絶対優勝目指して頑張ります!」

——残りはYappy選手だが、試合を見てどう?
大空「試合を見てパワフルな感じなので、担がれないように、隙をみたら丸め込んでいきたいと思います」

——初勝利からリーグ戦優勝へ?
大空「そのまま優勝できれば自分の自信につながりますので、このまま優勝目指して突っ走りたいと思います」
2021.05.15

「Saturday Night Fever 21 May.」

◎オープニング
今大会よりCATCH THE WAVE 2021のYOUNGブロックが開幕。まずはYOUNGにエントリーした選手たちによる入場式がおこなわれ、三浦亜美、柳川澄樺、稲葉ともか、大空ちえ、向後桃、月山和香、塚田しずくが登場(Yappyは5・18蕨からの参戦となるため欠席)。それぞれの50万円の使い道は以下。

三浦「引越費用にあてたいと思います」

柳川「道場に冷暖房がないので、冷暖房付けたいと思います」

稲葉「いつもお世話になっているTAKAみちのく代表に、おいしいご飯を食べさせてあげたいと思います」

大空「自分のグッズ製作にあてたと思います」

向後「前から飼いたかった豆柴ちゃんと飼います。名前は豆大福です!」

月山「団体への賄賂に使いたいと思います」

塚田「コスチュームを作りたいと思います」

Yappy「二輪車免許をとって、単車を買います」(野中美智子リングアナが代読)

なお、YOUNGブロックは、Aブロック(三浦、稲葉、向後、塚田)とBブロック(Yappy、柳川、大空、月山)の2ブロック制で争われる。今大会(5・15新木場)含め、5・18蕨、5・25蕨、5・28蕨の4大会でリーグ戦をおこない、試合はすべて10分間勝負。通常のプロレスルールで、場外カウントは10カウント、10分間に何回フォール、ギブアップを取っても試合は続行される。各ブロックで一番、フォール数の多い選手が決勝進出となり、同点の場合は、再度同点者同士で試合をおこない勝利した選手が決勝進出となる。優勝決定戦は5・28蕨。決勝戦のみ時間無制限1本勝負。優勝者には小波女の称号と、優勝賞金50万円が与えられ、6・1新宿大会から開幕するCATCH THE WAVE 2021の本戦に出場する権利が与えられることがアナウンスされた(広田ブロックにエントリー)。
1、チャレンジwave(10分間勝負)
桜花由美(3-0)月山和香
①桜花(2分33秒、ブラディーEX)月山
②桜花(3分20秒、体固め)月山
※ビッグブーツ
③桜花(8分39秒、体固め)月山
※カカト落とし


YOUNGブロックにエントリーしている月山和香が登場。この日は公式戦がなく、桜花由美の胸を借りる。

月山はリングに上がるなり、マイクを握り、「私はYOUNGで勝ちたい! 桜花選手から1フォールでも取ったら、小波女になれると思う。お願いします!!」と、今年のYOUNGブロックの公式ルールである10分間勝負を桜花に提案。その熱意を受け止めた桜花が「オッケー」と快諾し、ゴングとなった。
ロックアップから桜花が押し込む。続いて手四つの力比べ。月山が足を踏んでドロップキック8連発。返されると、小刻みにエルボーを放っていく。改めてドロップキックを放つが、払い落とした桜花がブラディーEXへ。早々に月山はギブアップ。桜花が1本を先取した。
試合が再開され、月山は嘘泣き。桜花を油断させたあと持参した槍で突く。しかし、2度目は桜花も蹴り落とす。そして月山にビッグブーツのお仕置き。これで3カウントを奪う。

あっという間に2本を取られてしまった月山。桜花に変形サーフボードストレッチを仕掛ける。串刺しドロップキックでカウント2。5分経過。桜花がボディースラムで叩き付ける。キックアウトされると、コーナーホイップ。すぐさま串刺しビッグブーツにつなげる。返されるとバックドロップを狙うが、切り返した月山がカウント2。クロスボディー4連発で反撃にかかる。パロスペシャルで捕獲したあと、スクールボーイ、オクラホマスタンピード、回転エビ固めでカウント2を量産していく。
桜花もスタンガンで形勢逆転。ビッグブーツでカウント2。カカト落としで3カウントを奪った。
桜花はなおも攻撃の手を緩めず。ブレーンバスターを狙うが、これを首固めに切り返す月山。キックアウトした桜花がすぐにビッグブーツでやり返す。残り1分のコール。もう一発ビッグブーツを叩き込む桜花。これを執念で返す月山。ならばと桜花は垂直落下ブレーンバスターを敢行。続くビッグブーツもたたき込むが、月山が返したところでゴングが鳴らされた。

試合後、桜花は「月山和香…選手、自分で起きろ、体を起こせ。キャッチに出るんでしょ? 今日は1本も取れなかったけど、キャラがなくてもアンタ、小波女になれる素質持ってるんじゃない? だから本戦に上がってきて、一緒に決勝で闘いましょ!」と月山の健闘を称えた。
2、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
三浦亜美<2点>(2ー2)向後桃<2点>
①向後(5分45秒、変形腕固め)三浦
②三浦(7分20秒、コンバイン)向後
③三浦(8分12秒、片エビ固め)向後
※アバランシュホールド
④向後(8分58秒、エビ固め)三浦
※ウラカンラナ


いよいよCATCH THE WAVE 2021が開幕! 今年は、三浦亜美vs向後桃のアクトレスガールズ対決で幕開けとなった。

クリーンな握手から三浦がショルダータックル6連発。早速、向後をコーナーホイップするも、向後が切り返してアームホイップ。アームロックで捕獲する。三浦がロープ。
攻守が入れ替わり向後はショルダー・アームブリーカーを連発。そして串刺しドロップキック、正調ドロップキックでカウント2。三浦もエルボーでやり返そうとするが、向後の腕攻めが効いており、力が入らない。

このチャンスに向後はドロップキック、ワキ固めにつなげる。なんとか三浦がロープ。すぐに走る向後だったが、三浦がショルダータックルで迎撃。逆エビ固めへ。なんとか向後がロープ。
反撃に転じた向後が腕を取っていく。変形腕固めに移行し、ギブアップで先制。すぐに試合が再開され、向後は再び腕攻めへ。三角締めに捕らえたが、三浦は担いで脱出。そして、串刺しボディーアタックでやり返す。キックアウトされると逆エビ固めへ。今度は向後がロープに逃れる。
ならばとショルダータックルを放つ三浦。キックアウトされるとそのままコンバイン(抱え込み式逆エビ固め)へ。向後からギブアップを取り返した。さらに三浦はアルゼンチン・バックブリーカー、アバランシュホールドで3カウント。2対2のイーブンに持ち込む。

今度はパワーボムを狙う三浦だったが、向後がウラカンラナで取り返す。残り時間が少なくなるなか、再び三浦はコンバインへ。向後がなんとかロープ。もう一度、三浦はアルゼンチン・バックブリーカー。これを丸め込みで返す向後だったが、カウント2止まり。すぐに走る三浦に向後がドロップキックを放って10分が終了となった。
◎バックステージ
向後「今回、同じ団体の後輩の子と、三浦亜美選手と闘ったんですけど、いやー、やっぱり強くて、悔しいけどすごく強かったです。でも、私が本当は取りたかったです。ですけど、ギリギリで引き分けてしまいました」

——変則ルールだったが。
向後「そうですね、はじめてで、スリーが入ってもギブアップしてもその次があるっていうルールは、本当にはじめてで、すごく大変で、すごく体中、痛くて本当に大変だったんですけど、でも面白かったです。こんなルールで試合したことないので」

——YOUNGでライバル視してる選手は?

向後「同じ団体の後輩には一番負けたくないと思っていて、今日一つでも多く取りたいと思ってたんですけど、三浦選手です。頑張ります」
◎バックステージ
三浦「すごく緊張しました。やったことのないルールで、フィニッシュが決まってもずっと続けなきゃいけないというのが、本当に…次、技どうしようみたいに迷いそうになってすごく緊張しました」

——対戦相手は先輩だったが。

三浦「そうですね、向後桃さんとは練習でも一緒にしてるので、お互い手の内をわかりあってると思ってたんですけど、結構、最後、はじめて入られたような丸め込みとか、ウラカン?に入られたりとか、ビックリしました」

——YOUNGでライバル視してるのは?
三浦「同じブロックの稲葉ともか選手ですかね。今日しずくさんとの試合を見て貫録がすごい。YOUNGなのにすごく貫録があって、自分パワー系だけど、まだあの余裕がないので、すごいああいう感じの余裕のあるというかっていうかそういうのが凄い。(今日は)私のパワーで、余裕で勝てると思ったんですけど、向後さんに負けてしまって、負けてないわ。ドローだわ。そうですね。(意識するのは)稲葉ともか選手です」
3、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~B(10分間勝負)
大空ちえ<2点>(2-1)柳川澄樺<1点>
①大空(7分5秒、エビ固め)柳川
※丸め込みの応酬から
②柳川(7分53秒、体固め)大空
※スピンキック
③大空(8分43秒、フィッシャーマン・スープレックス・ホールド)柳川


PURE-Jからの唯一の参戦となった大空ちえと、JUST TAP OUTの柳川澄樺が対戦。握手を求める大空だったが、柳川が拒否してゴングを迎える。

ロックアップから大空がリストロック。柳川も取り返す。柳川はコンテンポラリーダンスで培った柔軟性を活かしたムーブメントで観客を魅了。そしてヘッドロックで絞り上げたあとフライングメイヤー。サーフボードストレッチへ。耐えられるとストンピング、フライングメイヤーからダイナミックなヒップトス2連発。ボディースラムで叩き付ける。
一方、大空もモンゴリアンチョップで隙を作ると低空ドロップキックでやり返す。そして、拝み渡りへ。アームホイップにつなげる。

フォアアームの打ち合いから柳川がフェースクラッシャー、変形鎌固めへ。5分経過。なんとか大空がロープ。すぐに走る柳川だったが、大空がカウンターのドロップキック、セカンドからのドロップキックでカウント2。
ならばと柳川はスピンキック2連発をお見舞い。カウント2。大空も首固めでやり返す。キックアウトした柳川はバックエルボーから大空をロープに飛ばすも、大空が回転エビ固めに切り返す。ここからエビ固めの応酬となり、大空が強引に押さえ込んで1本目を先取。
試合が再開され、柳川は串刺し式のスピンキック、フェースクラッシャー、スピンキックと猛攻。3カウントを奪い返し、1対1のイーブンに持ち込む。
大空もすぐに丸め込むがカウント2。柳川が小刻みエルボー、大空もやり返し得意のフィッシャーマンSHにつなげて3カウント。
続く大空はジャンピング・ショルダー。キックアウトされるとワキ固めへ。柳川がロープに逃れたところで残り30秒。柳川が最後の反撃。小刻みエルボーからヘッドバット。ボディースラムでカバーするも、ここで10分のゴングが鳴らされた。
◎バックステージ
大空「柳川選手と初対戦だったんですけど、蹴りとかすごい強烈だったんですけど、やっぱり受けたくなかったので、必死に食らいつくしかなかったので、諦めたくないという一心のみで動いてました」

——変則ルールだったが。

大空「そうですね、何もかもがはじめてだったので、1本とっても何も安心できなかったので、次、次と思ったんですけど、最後の最後はフィッシャーマンで取りたかったので、絶対これで取るっていう気持ちだったので、フィッシャーマン最後に出させていただきました」

——YOUNGでライバル視するのは?

大空「みなさんですね。全員に勝って優勝目指したいと思っています。で、自分、いままで勝利したことがなかったので、これ初勝利あげられたことが何よりうれしかったです」

——50万円の使い道は?

大空「自分、グッズが出せてないので、そちらの製作費用にあてたいと思います」
4、CATCH THE WAVE2021~YOUNG BLOCK~A(10分間勝負)
稲葉ともか<3点>(3-0)塚田しずく<0点>
①稲葉(6分42秒、アンクルホールド)塚田
②稲葉(7分52秒、変形アンクルホールド)塚田
③稲葉(9分57秒、Tロック)塚田


wave4・1新宿でデビューした待望の新人・塚田しずく。YOUNGブロックにエントリーした選手のなかで、塚田はもっともキャリアの浅い選手となる。初戦の相手は、JUST TAP OUTの稲葉ともか。空手技を得意とする実力派だ。
序盤は慎重な滑り出し。組み合いながらも、主導権を争う両者。まずは塚田がスピニング・トーホールド。稲葉も取り返しリストロック、ヘッドロックで絞り上げる。グラウンドに持ち込むが、塚田がフォールに持ち込む。カウント1。
今度はロックアップから稲葉がヘッドロックへ。ショルダータックル、ボディ-スラム3連発で攻勢。

だが、4 発目は塚田も回避し、ドロップキック。ボディースラムでやり返す。キックアウトされるとボディーシザースで絞り上げる。耐えられると低空ドロップキックで追撃。正調ドロップキックを放つが、稲葉が払い落としてストンピング。
攻勢に転じた稲葉はヘッドロック、ヒザへのエルボードロップで反撃にかかる。足攻めを展開していき、リバース・インディアンデスロックからアンクルホールドへ。しっかり極めて、まずはギブアップを奪ってみせた。
試合が再開され、塚田はエルボーでやり返す。弓矢固めを狙うが、稲葉が回避し、アンクルホールドからの変形バージョンへと移行。これも塚田がギブアップ。

2本をリードされた塚田だったが、意地を見せる。丸め込みを連発するもいずれもカウント2。稲葉がコーナーに振るも、切り返してドロップキック。カウント2。
残り1分から稲葉が正拳突き2発。カウント2。ヒザ十字で捕獲する。そしてアンクルホールド、Tロックに移行。残りわずかながらも、塚田がギブアップし、稲葉が3ポイントをゲットした。
◎バックステージ
稲葉「初の出場決定したからには、狙うは優勝。まあ、でもTAKAみちのく代表から教えてもらった技術やら、優勝して当たり前だと思っているので、あとは先、もっともっと前に進んで、狙うはYOUNGではなく、CATCH THE WAVE優勝ですね」

——今日の相手は?

稲葉「4月1日にデビューしたばかりで、うーん。まあ自分は蹴りを使うファイトスタイルなんですけど、蹴りを使うまでもないかなって思いましたが、気持ち強いですね。負けたくない勝ってやるという気持ちが強かった。まあでも3-0で自分が勝ったので、このあと2試合、頑張っていきたいですね」

——YOUNGブロックで意識する選手は?

稲葉「みんなキャリアが変わらないので、うーん。みーんな…ですけど、とくに三浦亜美選手はちょっと気をつけたいなと思いますね」

——なぜ?
稲葉「大きいですし、結構、よく聞く名前だなってところですかね」
5、スクランブルwave(30分1本勝負)
△旧姓・広田レジーナさくら&宮崎有妃&野崎渚(時間切れ引き分け)門倉凛&青木いつ希&高瀬みゆき△


メインイベントは6月1日から開幕するCATCH THE WAVE本戦に出場する選手たちによる前哨戦ともいえる6人タッグマッチ。

先発は野崎vs門倉。手四つの力比べで組み合うも、青木&高瀬が乱入。早々に野崎に焦点をしぼり、張り付けドロップキックを高瀬→門倉でお見舞い。ドロップキックが苦手な青木はボディーアタックで飛び込んで行く。続く門倉のドロップキックに野崎も応戦。そこに、なぜかレジーナ広田もドロップキックで飛び込んでいく。これに青木も触発されドロップキックを試みるが、飛距離が足らず…。
改めて野崎vs門倉。野崎のハーフハッチはカウント2。顔面バーン!からトレイン攻撃につなげ、宮崎が串刺しボディーアタック、広田がボ・ラギノール、野崎が串刺しビッグブーツで飛び込む。カウント2。
続いて宮崎が出ていき、門倉にはずかし固めの体勢。青木&高瀬が助けに入り、どさくさ紛れに広田をセットする。宮崎が気付いて、広田を放り投げる。改めて宮崎は門倉にはずかし固め! 完璧に決まるも、すぐに青木が救出する。怒った門倉がドロップキックでやり返して、青木にチェンジ。

宮崎と青木は、ショルダータックル合戦。豪快な肉弾戦が繰り広げられるも、宮崎が意表を突いたカニばさみ。そして、広田を青木に投下しようとしたが、これは未遂。逆に青木が広田に大外刈りを放って高瀬にチェンジとなる。
高瀬は広田をコーナーに逆さ吊り。トレイン攻撃を浴びせていく。一方、広田も高瀬にネックブリーカードロップを放って、ロメロスペシャルを狙うが持ち上がらない。すると広田は観客に向かって「お前らな、あおるだけあおって! できると思ってあおったな。ああ、できねーよ!」と逆ギレ。それでも、もう一度ロメロスペシャルの体勢。今度は宮崎&野崎が助っ人に入り完成させる。
耐えられるとロープに飛ばすも、高瀬がドロップキックを放って門倉にタッチ。

門倉はドロップキック、ボディースラムにつなげる。カウント2。フライングメイヤーから低空ドロップキックでカウント2。広田もフライングメイヤーから耳元への大声で反撃。そして滞空時間の長いボディースラムを狙うが、耐えきれず倒れ込む広田。門倉がカバーしカウント2。
すぐさま門倉はグラウンド卍固めへ。耐えた広田がフェースクラッシャーでやり返して、高田純次へ。これを門倉が迎撃すると、広田は「そんなんじゃ上にのぼれねーよ。余裕ねーんだもん。私は高田純次で頂点のぼったヤツ知ってるぞ。なあ野崎!」と振るも、野崎は「高田純次で頂点なんかとってません」とキッパリ。

試合が再開され、安心した門倉がネックブリーカーを放って串刺し攻撃へ。続く青木の串刺しエルボーは門倉に誤爆してしまうが、ここから門倉&青木の連係が決まる。
続く高瀬は逆水平チョップを広田に連発。串刺し攻撃を狙うが、かわした広田がフェースクラッシャー。高瀬もやり返していく。ロープに飛ばすも、広田がトペ・レベルサで形勢逆転。すかさずボ・ラギノールでお仕置きする。そこから広田は拝み渡りへ。ロープを揺らされ転落すると、高瀬が突っ込む。これをかわした広田。高瀬が場外に落ちると、トペ・スイシーダを狙う。だが、これも失敗。

リングに戻って攻守が入れ替わる。高瀬がセカンドからのギロチンドロップを投下する。だが、さきほどまでのボ・ラギノールが効いており、高瀬、悶絶…。それを見た広田がダメ押しのボ・ラギノール。
すかさず宮崎が出ていき、高瀬をコーナーホイップ。だが、高瀬もブーメラン・ドロップキックに切り返す。宮崎もラリアットで応戦。カウント2。

続く野崎は高瀬にストンピング。スリーパーで捕獲する。ケンカキック、おしゃれキックにつなげる。この高瀬の劣勢に、門倉が加勢に入る。門倉のトラースキックから高瀬のスタナーが決まる。
ようやく交代となり、青木が串刺しラリアット、フェースクラッシャー、ダブルニードロップと逆襲。エルボーのラリーから走る青木。野崎がビッグブーツで迎撃する。今度は野崎が走るも、青木がラリアット。カウント2。

ならばと野崎がスリーパーで捕獲すると、青木がコーナーに叩き付けて脱出。串刺しラリアットを決めると、門倉がキャノンボールで飛び込む。そして、青木のセカンドロープからのボディープレスと波状攻撃。なおも走る青木だったが、キャッチした野崎がドルミルへ。これは高瀬がカット。野崎のノアールランサーはカウント2。
続く広田はシャイニング・ウィザードを敢行。広田のバックドロップもカウント2止まり。門倉のドロップキック、高瀬のギロチンドロップ、青木のラリアットが決まる。カウント2。ならばと広田はへな拳、ボ・ラギノール、へなーらサンセットと波状攻撃。そこから夜叉ロックの体勢に入る。

これを回避する青木。逆に青木はパワーボム。門倉のダイビング・フットスタンプを挟んで、ダイビング・ディープレスを投下する。カウント2。続く高瀬のドロップキック、野崎のビッグブーツ、門倉のトラースキックはいずれも広田に誤爆していく。フラフラになった広田のふらふらどーんは青木に決まる。カウント2。

トリプル攻撃を狙う門倉&青木&高瀬だったが、宮崎がクロスボディーで迎撃してみせる。そして青木を捕獲すると、野崎がおしゃれキック。宮崎がムーンサルト・プレスを狙うが、青木が場外に落として、門倉がプランチャ・スイシーダ。リングに戦場を移し、青木が張り付けラリアットにつなげる。続くラリアットはカウント2。ならばと門倉がミサイルキックで追撃。DDT、低空ドロップキックでカウント2。

残り5分となり、宮崎が投げっぱなしジャーマン。コーナーに向かうも、門倉がまたもや突き落とす。そして、プランチャを狙うが今度は広田が足止め。野崎の雪崩式ブレーンバスターと宮崎のパワーボムの合体技が決まる。そして、宮崎は「今度こそ!」とムーンサルト・プレスを投下。しかし、寸前でかわした門倉がウラカンラナ。キックアウトされるとトラースキック、逆打ちを狙うが、宮崎もえびす落としに切り返す。

野崎はビールマンキック、ザキゴエで追撃にかかる。残り3分からノアールランサーでカウント2。野崎が門倉を捕獲すると、広田がスワンダイブの体勢。だが、広田は転落し未遂に終わる。

高瀬が出ていき、野崎に逆水平チョップをお見舞い。ラリアットでカウント2。パワースラムから高瀬が変形グラウンド卍固めへ。耐えられると、高瀬はカミカゼ、セカンドからのギロチンドロップでカウント2。

今度は野崎がビッグブーツで反撃。高瀬もショートレンジラリアットでやり返す。野崎がカウンターのビッグブーツ、低空ドロップキックからノアールランサーでカウント2。もう一発狙ったが、高瀬がかわしてドローとなった。
◎エンディング
広田「とりあえず、みなさん30分間お疲れさまでした。YOUNGで若い感じのヤツ見せつけられて、本戦の私たちはな、これくらいの意地、見せないとな。もう1ミリも体力が残ってないから、あのー、GAMIさんがいよいよキャッチ本戦の詳細発表してくれますので、GAMIさん、ヒザ大丈夫ですか? リングに上がってください」

二上美紀子会長「全試合いっぱいいっぱいやってみました。っていうか、予定になかったよ。アンタらが頑張りすぎたから。こんなオバさんたちでもこれくらい一生懸命、汗かいてくれたら、ホンマにヘロヘロ。YOUNGもこれくらい動きましょう。みなさん頑張ってくださいね。CATCH THE WAVEの本戦のブロック分け発表したいと思います。その前にですね、各ブロックの名前をまず発表していただきましょうかね。桜花さんから」

桜花「えー、私のブロック名は、ジェラシー・ブロックです。まあ、あとでメンバーを聞いたらわかるので」

宮崎「私のブロック名は、コンプライアンス・ブロック」

野崎「私は、この試合でもみなさん見てくれたと思うんですけど、打って、打って、打ちまくっていきたい気持ちを込めて、ガトリング・ブロックにしたいと思います」

広田「私のブロックだけもうアーカイブに残っていないYouTubeで発表はしてあるんですけど、潜在能力とか、これからの未来という意味があります。ポテンシャル・ブロックにします」
二上会長「じゃあ、発表します。桜花さんのジェラシー・ブロックいきます。渡辺智子さん、米山(こめやま)香織さん、YAKO。既婚者が2人も入っております。次、行きます。宮崎ブロックです。コンプライアンス・ブロック=宮崎有妃、ハイビスカスみぃ、梅咲遥、門倉凛。野崎のガトリング・ブロック=野崎渚、SAKI、青木いつ希、優宇。広田のポテンシャル・ブロック=旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆき、YOUNGの優勝者がここに入ります。もう一度説明しておくと、ブロック優勝は各賞金50万円。優勝された人は、波女の称号とレジーナへの挑戦権と、100万円が手に入ります。では、みなさん頑張ってください。以上。誰が締めます? やっぱレジーナが?」
広田「頂点である私が締めさせていただきます。みんな私のベルトを争うブロックがはじまります。今日からYOUNGがはじまりました。見ていただいた方、配信をご覧になってる方、わかると思いますが、この世の中で、この状況の中で、こういうブロックという続きのある闘いがはじまるということのリスク、それを応援するというリスク、高いなか、みなさん理解あると思うんですけど、それを続けられるように最後まで誰一人、脱落することなく、ケガとかでね、大会も中止になることなく、続けていけるよう私たちも精一杯、頑張りますので、みなさんも最後まで応援よろしくお願いします。まずはYOUNG、今日も見て頂いたように、いまこそ若い何も飾り気のないガムシャラな闘いが必要だと思います。そして私たちもいぶし銀の本戦に突入していきます。今日はもうオバちゃんたち頑張っただろ、ほらみんな中央に集まって締めようぜ。30分闘いきったことを褒め称えようぜ! な、頑張ったよな。それでは、みなさん。心の中で拳を突き上げていただきまして、叫びましょう。これが、waveだー!」
2021.05.01

「NAMI☆1~May.~21」

日時
5月1日  土曜日
観衆
142人(札止め)
場所
◎オープニング
今大会は第2試合の塚田しずくvs米山香織を除いて、全カードが入場時のテーマ曲で判明する、という“ドキドキわくわくサプライズ大会”となることを、野中美智子リングアナウンサーが発表。参戦選手として、桜花由美、旧姓・広田レジーナさくら、宮崎有妃、野崎渚、優宇、桃野美桜、門倉凛、高瀬みゆき、青木いつ希、向後桃、稲葉ともか、三浦亜美の名前を読み上げ、大会がスタートとなった。
1、艶やかwave(20分1本勝負)
○桜花由美&野崎渚(18分49秒、片エビ固め)向後桃●&三浦亜美
※ビッグブーツ


一人ずつの入場となり、三浦亜美、向後桃、野崎渚、桜花由美の順で入場。カードはwaveの桜花&野崎と、アクトレスガールズの向後&三浦のタッグマッチとなることが判明。

先発は桜花vs向後。ロックアップから桜花が押し込む。続いて手四つの力比べ。そこからリストロック、ヘッドロックに切り返す向後。桜花がコーナーホイップすると、向後はセカンドロープに飛び乗り、回避。だが、そのあとのドロップキックはかわされる。
野崎vs三浦に移行。野崎がヘッドロック。三浦がロープに飛ばすも、野崎がショルダータックル。三浦もアームホイップからショルダータックルでやり返し、滞空時間の長いボディースラムで叩き付ける。
続いて向後が野崎に首投げを連発。野崎も攻勢に転じると、コーナーに押し込みブレイジングチョップを連発する。そしてコーナーホイップから串刺しビッグブーツを狙うが、これを寸前でかわす向後。そして、野崎のヒザをロープに固定しドロップキック。ボディースラムの体勢に。これは野崎が堪えてストマックブロックに切り返す。
劣勢の向後だったが、小刻みにフォアアーム。受け止めた野崎がハーフハッチ、スリーパーへ。これを向後がチンクラッシャーで脱出。なおも野崎がスリーパーで捕獲する。コーナーに叩き付けてようやく脱出した向後が串刺しドロップキックにつなげる。アームホイップ、低空ドロップキックを放って三浦とタッチ。
三浦は野崎に串刺しボディーアタック、ショルダータックルで反撃にかかる。そしてアルゼンチン・バックブリーカーの体勢へ。堪える野崎に三浦が逆水平チョップ。野崎もブレイジングチョップでやり返す。

野崎が打ち勝ち、wave勢がトレイン攻撃。続く野崎のおしゃれキック、ビッグブーツはカウント2。10分経過。ミサイルキックもカウント2止まり。
続いて桜花が出ていきダイビング・サンマドロップでカウント2。変形ポキで三浦の顔をかきむしる。Tommyレフェリーが「アクトレス!」と厳重注意。なんとか三浦がロープ。

今度はショルダータックルの打ち合いとなるが、これは互角。最終的には三浦が制して抱え込み式逆エビ固めへ。アルゼンチン・バックブリーカーにつなげる。
ならばとwave勢はダブルのクローズラインの体勢。これを三浦がかいくぐり、アクトレスガールズでドロップキック。

向後がドロップキックからボディースラムの体勢。踏ん張った桜花が逆にスラムで叩き付ける。カウント2。串刺し攻撃を狙うが、かわした向後が旋回式ボディーアタック。ボディースラムで応戦。さらにドロップキックを放つが、桜花もすぐにビッグブーツでやり返す。
向後は619からスワンダイブ・ボディーアタックを敢行。三浦のアバランシュホールドを挟んで、ラ・マヒストラルへ。カウント2。
桜花の劣勢を見かねた野崎が向後にフェースバスター、三浦にビールマンキックをお見舞い。復活した桜花が垂直落下ブレーンバスターの体勢。これを首固めに切り返す向後。キックアウトした桜花がビッグブーツ。走る桜花に向後がドロップキック。今度は向後がロープに走るが、桜花がスタンガンで迎撃しケンカキック。さらに桜花&野崎でダブルのキックを見舞う。改めて桜花がビッグブーツで飛び込むと、なんとか返す向後だったが、すぐに桜花がダメ押しのビッグブーツを叩き込み勝利を収めた。
◎試合後のマイク/ヤングブロック最後の出場者が決定!
試合後、桜花がマイクを取る。

桜花「向後桃、かわいい顔して、気が強くて、生意気でいいじゃん。5月15日から今年のwaveのCatch the WAVE2021がはじまります。ヤングブロック、まだ一枠、残ってるんだよねぇ。かわいい顔して、口から血を出してる、向後桃選手! Catch the WAVEのヤングブロック出場しませんか?」

向後「ぜひよろしくお願いします!」

桜花「キミのその性格の悪いところ(向後が食ってかかる)、悪かったよね? 悪い、悪い。ヤングブロックで優勝して本戦に上がってきてください。三浦もな、上がって来いよ。それではCatch the WAVEヤングの最後の一枠、向後桃選手に決定しました。よろしくお願いします」
2、チャレンジwave(15分1本勝負)
○米山香織(8分55秒、後方回転エビ固め)塚田しずく●


米山香織がPURE-J認定無差別級王者だった場合は、タイトルマッチとしておこなわれる予定だったこのシングルマッチ。米山がPURE-J4・11板橋でライディーン鋼にベルトを奪われたため、通常のシングルマッチに。
スタートは互いに慎重モード。ファーストコンタクトを終えると、米山が「はじめまして。力で勝負だ!」と力比べを挑むが、組んだ瞬間、塚田の足を踏みつける。塚田もひるまずドロップキックでやり返す。お転婆ダッシュから弓矢固めへ。張り付けドロップキックにつなげる。カウント2。
米山は鼻をつまんで反撃開始。ヘアーホイップで投げ捨てる。セコンドの桜花が「ブス!」を連呼すると、米山は塚田を「誰がブスだ!」と踏みつける。そしてボディーシザースへ。耳元で「ギブアップーーーー!?」と迫るも、塚田も耐えきり、リバース・インディアンデスロック。そしてもう一度弓矢固めの体勢。今度は米山が切り返しカウント2。
そして米山はキャメルクラッチで変顔攻撃。塚田もキャメルクラッチでの変顔返し。そこから串刺しドロップキックにつなげる塚田。
ならばと米山はモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ、クロスチョップからコーナーホイップ。塚田がブーメランアタックで流れを変える。ボディースラムでからドロップキックを狙うが、米山が払い落として逆エビ固め。なんとか塚田がロープ。続く米山のセントーンはカウント2。
劣勢の塚田だったが、丸め込みで逆転勝利を狙う。いずもれカウント2に終わると、腕をグルグルまわしてフォアアームを叩き込む。もう一度、フォアアームを狙うが、かいくぐった米山が後方回転エビ固めで技アリ勝利!
3、チャレンジwave(15分1本勝負)
○宮崎有妃(10分0秒、体固め)稲葉ともか●
※えびす落とし

第3試合。先に流れたのは稲葉ともかのテーマ曲。稲葉は今年のCatch the WAVEヤングブロックへの出場が決定している。あとからの入場となったのは宮崎有妃。宮崎が握手を求めてリング中央に立つも、稲葉が拒否してゴングとなる。
リストの取り合いから稲葉がヘッドロック。宮崎がコーナーに飛ばして脱出すると、稲葉はショルダータックル。すると宮崎が「倒れるか、ボケ!」と早速はずかし固めへ。セコンドの野崎が「稲葉、若いです。ダメダメ。たぶんですけど、若いですから」と止めに入る。
いったんは諦めた宮崎だったが、もう一度、はずかし固めの体勢に。仕方なく宮崎が「お前いくつだ!」と尋ねると、稲葉は「18歳です!」と答える。「18は若い…」と頭をかかえる宮崎。

これで攻守が入れ替わり、稲葉がヒザへのエルボードロップ。宮崎も反撃に転じて「はずかし固めがダメならば…」とビッグヒップでカウント2。そして逆エビ固め、キャメルクラッチへ。なんとか稲葉がロープ。
5分経過。稲葉のミドルキックに、宮崎はエルボー返し。ボディースラムからギロチンドロップ。かわした稲葉がサッカーボールキック、アキレス腱固めで捕獲する。
これをしのいだ宮崎に稲葉が二段蹴り、キックのコンビネーションからミドルキック。ロープに走るも、宮崎がカウンターのラリアット。
ムーンサルト・プレスの体勢に入る宮崎だったが、稲葉が投げ落とす。ロープに飛ばして変形のヒザ蹴り。そしてコーナーの宮崎にハイキックを放つ。これはカウント2。すぐに一撃必殺ともか蹴りで飛び込むも、回避した宮崎がぶっこ抜きジャーマン。串刺しラリアットでカウント2。最後は、えびす落としでトドメを刺した。
4、サクパラダイスプレゼンツ〜スクランブルwave(30分1本勝負)
○旧姓・広田レジーナさくら&桃野美桜&高瀬みゆき(18分26秒、ふらふらドーン)門倉凛&青木いつ希●&優宇


メインイベントは、旧姓・広田レジーナさくらのサクパラダイスプレゼンツとしておこなわれ、まずはその広田が一番に入場。マイクを握る。

広田「満員のお客様、そして、おそらく2億人くらいが見てくれている配信を見ているみなさん! 第16代レジーナ、かつサクパラダイス軍団長、旧姓・広田レジーナさくらです。今日、みなさんお待ちかねです。サクパラダイス軍、新メンバーを発表します! せっかくね、入場曲が流れて、はじめて組み合わせがわかる今日のシステムになっているので、みなさん誰がメンバーか、最後まで楽しみにしていてくださいよ」
そうアピールしたあと、青木いつ希、桃野美桜、門倉凛の順で入場。すでに桃野はサクパラ軍入りしているので、残り2人のうちのどちらかが新メンバーということ流れに。そこにかかったのは優宇のテーマ曲。サクパラダイス軍のTシャツを着ている。てっきり優宇が新メンバーかと思いきや、最後の登場となった高瀬みゆきもサクパラダイス軍のTシャツを着ている。
野中リングアナが「サクパラダイス軍は………高瀬みゆきぃぃぃ!」とコールすると、なぜか悔しそうにTシャツを破ろうとする優宇。逆に広田は「なんで(Tシャツ)着た?」と、驚きながらも止めに入る。そして優宇のサクパラTシャツを脱がせ「XLサイズがXXLサイズになりました」と、会場の笑いを誘う。
サクパラ軍は「サクサクパラパラサクパラパラ……」と謎の掛け声とともに奇襲をしかける。だが、返り討ちに遭い、早々に広田が孤立。門倉がカニばさみから低空ドロップキック。門倉&青木でダブルのクローズラインを敢行。これを走り切った広田がフェースクラッシャーでやり返す。
ここで広田は門倉と青木に「あさって名古屋でタイトルマッチだろ?(5・3名古屋でwave認定タッグ選手権試合◎<王者組>門倉&青木vs沙恵&杏夏<挑戦者組>)。どうせ相手の研究とかしてねーだろ。そんなバカみたいな顔して。ちゃんと頑張ってるみたいだから戦略を教えてやる。アイツらは名古屋出身だ。私も愛知出身だし、アイツらは名古屋弁で攻めてくるだろうから、私は名古屋弁でやってやるよ。アンタら真面目にやらんと、足下すくわれんからなぁ」と、名古屋弁で説教だけして、自コーナーに戻ろうとするが、門倉&青木につかまりダブルのショルダータックル。続く優宇がボディープレスで追い打ちをかける。
一方、広田も攻勢に転じると、拝み渡りに連行。高瀬、桃野も後ろから続く。3人同時にロープジャンプを試みるが、これは高瀬のみが成功する。

続いて高瀬vs青木となり、高瀬がドロップキック、青木はショルダータックル→ボディープレスでお返しする。キックアウトされるとキャメルクラッチで捕獲。広田は高瀬の助けに入ったかのようにロープワーク。だが、ただ応援するだけ。観客の笑いを誘う。
逆に青木が高瀬をロープに飛ばす。高瀬がドロップキックでやり返し、「サクパラダイス・チェンジ!」と自コーナーに逃げ込む。

かわった桃野がドロップキックで反撃開始。串刺し攻撃を狙うが、青木がショルダータックルで迎撃する。優宇が出ていき、桃野、高瀬を次々マットに叩き付ける。広田が出ていくと、思い切りリングでジャンプ。その振動で広田が転んだところで、サクパラ軍にまとめてボディープレスをお見舞いする。さらに優宇は桃野にアバランシュホールド、手つなぎ式の逆水平チョップをお見舞い。
桃野も足を踏みつけ攻勢に転じると、優宇をロープに飛ばそうとする。優宇が踏ん張ると、広田が加わりダブルを狙うも、これは未遂。仕方なく桃野が単独の旋回式ヘッドシザースを狙うが、これも踏ん張る優宇。崩れる桃野&広田の上にセントーンを投下する(桃野は寸前で回避)。

改めて桃野が優宇に旋回式ボディーアタックを投下。そこから桃野&高瀬でツープラトンのブレーンバスターを狙うが、優宇の巨体は持ち上がらない。広田も加わり、3人でブレーンバスターにトライするも、逆に優宇が桃野&高瀬をぶっこ抜き、広田のみが取り残されるという謎の展開に。
試合は続行され、桃野、高瀬、広田がコーナーに飛ばされる。青木がバックエルボーで飛び込んで行く。続いて門倉が飛び込むが、サクパラ軍にかわされコーナーに自滅。再び青木がサクパラ軍をコーナーに投下していく。もう一度、青木が突っ込むも、今度はサクパラ軍にかわされ、門倉に誤爆!
続く優宇の串刺し攻撃も門倉に誤爆する。謝る優宇の背後から広田がボ・ラギノール。すかさず桃野が門倉にミサイル発射。かわった高瀬がマシンガンチョップにつなげる。張り付けラリアット。ラリアットでカウント2。ファイアーマンキャリーで担ぐも回転エビ固めに切り返す門倉。
逆に門倉がトラースキックから攻め込むも、続くブレーンバスターは、高瀬が敢行する。ロープに走る高瀬に門倉がネックブリーカードロップ、低空ドロップキック。変形のダブルリストアームサルトでカウント2。
青木が出ていき、高瀬に串刺しラリアット、ブレーンバスターホールドでカウント2。ダブルニードロップもカウント2止まり。

一方、高瀬もブーメラン式ドロップキックで攻勢に転じると、串刺しラリアットでお返し。ジャンピング・エルボーアタックでカウント2。エルボーの打ち合いから高瀬が逆水平チョップ、エルボーと追い込んでいく。ロープに走るも、青木がカウンターのラリアット。今度は青木が走ると、高瀬がパワースラムで切り返す。
広田が出ていき、串刺しボディーアタック。これをかわした青木が串刺しラリアット。ロープに走る青木だったが、高瀬がラリアットで足止め。桃野の低空ドロップキックを挟んで、広田がボ・ラギノール。場外に青木を落とすと、トペ・スイシーダで追い打ちをかける。

リングに戻った桃野がコーナーへ。広田がボ・ラギノールでダイビング・ボディーアタックを発射させる。高瀬も同じく広田のボ・ラギノールでミサイル発射。すかさず広田がシャイニング・ウィザードでカウント2。へなーらサンセットの体勢に入るも、優宇が阻止。ならばと高瀬が優宇にドロップキックで飛び込むと、倒れる優宇に広田が巻き込まれて押しつぶされる。間髪入れずに桃野がフットスタンプで飛び込んだが、優宇にかわされ広田に誤爆。
これで流れが変わり、優宇が広田にドロップキック。コーナーに吹っ飛ばすと、門倉→優宇でキャノンボールを連射する。改めて青木がセカンドからのボディープレスを投下するも、カウント2。

桃野&高瀬が助けに入り、青木をロープに飛ばす。青木がロープをつかんで回避すると、すぐに優宇が出ていき桃野&高瀬を排除。サクパラ軍の分断に成功すると、青木&優宇が広田を担ぎ上げ、門倉がミサイルキック。仕留めに掛かる青木だったが、広田がふらふらドーンで大逆転勝利を収めた。

試合後、広田がヨレヨレの声で「お前ら三人の心にはパラダイスの心、1ミリも感じねーよ。お前らなんて、仲間じゃねぇ! おい凛、青木。お前らタイトルマッチあって、それで獲れると思うなよ! そんななぁ、タイトルマッチ甘く見るなよ。今日みたいに簡単にいくと思うな。私から言えることが以上だ。わかったら、とっとと帰れ! 早く帰れ!(タイトルマッチ)頑張れ。(門倉&凛&優宇が退場)うるさいよ、早く帰れよ、アンタたち。サクパラはこれでSAKIもいるので、4人になりました。幸せしか感じません。明るい未来が待っています。今日はありがとうございました。なんかまだ早く帰りたいんだけど、なんか言うことがあるみたいだから、2人はもう大丈夫。ありがとう」とマイク。
◎エンディング/Catch the WAVE2021詳細発表!
桜花由美社長がリングに上がる。

桜花「別に広田さんに言いたいことはないよ。言いたいことはないから大丈夫。いてもいいよ。それでは、今年のCatch the WAVE2021ヤングブロック、今日で全員そろいました。なので、詳細を発表したいと思います。5月15日新木場大会からヤングブロックのリーグ戦がおこなわれます。ヤングのメンバーはwaveから塚田しずく、そして私ゲリラオファーに行きまくりまして、オッケーもらった選手がいます。JUST TAP OUTから稲葉ともか選手。そして、アクトレスから三浦亜美選手、そしてそして、今日オッケーもらった向後桃選手、今日はいないんですけれども、もう一人アクトレスから月山和香選手。P’sPartyからYappy選手。PURE-Jから大空ちえ選手。そしてJUST TAP OUTからもう1人からお願いをしていたんですけれども、今日発表いたします。柳川澄樺選手、上がって来てください。ヤングブロック出場よろしくお願いします!」

会場に訪れていた柳川がリングへ。

柳川「はじめまして。プロフェッショナル・レスリングJUST TAP OUTの柳川澄樺と申します。とてもいまビックリしていますが、出場が決まったからにはヤングブロックで結果を残して、優勝して本戦に出られるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いします!」
桜花「こちらの計8選手でヤングブロックを開催したいと。ヤングブロックは…(まだダウン状態の広田を見つけ)邪魔(苦笑)。はい、ヤングブロックは2ブロックにわけてやります。ヤングブロックのリーグ戦の時間は10分間勝負となって、何回フォールをとっても試合を続行し、全部のトータルの合計で勝った数の多い選手がブロックの優勝者となります。そして、ヤングブロックは、5月18日蕨大会、5月25日蕨大会、5月28日蕨大会でおこなわれ、決勝も28日におこないます。決勝戦のみ時間無制限1本勝負になります。そして優勝者は6月1日新宿大会からはじまるCatch the WAVE2021本戦に出場する権利が与えられます。ブロック分け、組み合わせ日程等はまた後日発表したいと思います。こちらがヤングブロックとなります。そしてCatch the WAVE本戦の方は私、出場するので、ウチの二上美紀子会長から発表があります。よろしくお願いします。上がれますか?」
しかし、ここでリングに向かう二上会長を誰かが踏んでしまうというアクシデント発生。

桜花「入れて、入れて、入れて。入れてちょうだい。よろしくお願いします。大丈夫 ?お婆ちゃん大丈夫?」

二上会長「はい、Catch the WAVE2021、詳細を発表します。詳細の発表の前に抽選しましょう。ヤングブロック優勝の人が一人だけ本戦に上がります。その本戦に一人上がるってことは、前回の大会で言いました桜花ブロック、宮崎ブロック、広田ブロック、野崎ブロックこの4ブロックのうち、一人、ヤングが入るということで、そこの一人をどのブロックにするかを今日、抽選で決めます」

桜花、広田、宮崎、野崎がリングに上がる。それぞれ二上会長が持った封筒を引いていき、その結果、広田ブロックにヤング優勝者が入ることが決定。喜ぶ広田だったが、二上会長もヤングに向かって「よかったな、ヤング。意外とすぐ勝てるで」と声をかけた。
二上会長「本戦の方は6月1日からです。先に日程を発表しましょう。本戦が6月1日新宿FACE、6月8日、14日、22日、29日が蕨です。7月1日が新宿FACE大会で、決勝となります。で、ですね、今年はwaveではいままでやってこなかったことなんですが、2年ぶりなんで、協賛をたくさん集めてみました。協賛していただいた会社様の名前をいま一気に発表します」

二上会長が全58社の名前を読み上げ、さらにメインスポンサーとして株式会社ForestConnectionが発表された。
二上会長「今年のCatch the WAVEは波女の称号と、優勝したらレジーナに挑戦されます。あと賞金が100万円です。賞金100万円、これは変わらずです。それ以外にブロック優勝に50万円ずつ。で、ヤングブロックも優勝で50万円です。全部で…えーっと、350万?(選手たちが喜ぶと)はい、集めたんで。なので、ヤングで優勝して、ブロックで優勝して、波女取ったら、なんと200万円です。今年はそんな感じで、みなさん金に目がくらんで頑張ってくれると思うので、期待してください。新宿FACE大会は普段通りソーシャル・ディスタンスなんですが、蕨大会は50人限定です。50人しか生観戦できません。なので今年は配信をすべての大会、生配信、ライブ配信やります。生配信はですね、ふだん3500円でやってるんですけども、がくっと値段を下げて1980円でやります。来れない人はぜひ生配信を買ってください。よろしくお願いします。以上ですかね? 本戦ね、今日出てる人たちね、出れますよ。すごくざっくりですけど、そこらへんいてる人、全員出れます。(青木がゲリラオファーされたかった…とつぶやくと)ゲリラオファーはヤングだけなんで、ぶっちゃけゲリラオファーしたのコメヤマ(米山)だけです。ボスも出るからね。みなさん会社には話を通しています。大丈夫です。以上です。それ以外にも何人か声かけているので、詳細は(5月)15日に発表できればいいですね。5月15日には全カード発表できるようにしたいと思います。今年のCatch the WAVEのTシャツもちょっとかわいいヤツ、カッコいいヤツを考えていますので、ぜひそちらも買ってください。あとは次回大会が5月15日、Catch the WAVE。今日はすごくふざけてました。1試合目からメインまで、waveぽかったですが、次の15日からはまったくふざけない大会になると思うので、皆さん本当に肩がこりそうな試合ばかりです。覚悟してください。ガチガチの固いことをやってしまいましたので、ほんわかしたことで終わりましょうか。本日、誕生日の人がいまして、ぜんぜん選手でもなんでもないんですが、受付のリナコさんが…(驚きながら金庫を持って現れる)金庫は置いて来てください(苦笑)。ぜんぜん関係のない一般の人なんですが、ウチにはなくてはならない受付のオバさんをやっていただいています。リナコさんです。パンチさんの奥さんです。年齢を聞いたところ、かたくなに28歳というので、年齢は聞かないことにします。肩こりが非常に多いということで、入浴剤を。そして、緑色が好きということなので。卓上ブーケを作っていただきました。おめでとうございます。あの『好きなお花の色は?』って聞いたときに、『緑』って言われたら、『葉っぱしかないやん』って思ったんですけど、うまいことやってくれました。じゃあスミマセン一言…」
受付のリナコさん「みなさま、お時間割いていただいて本当に申し訳ございません。こんなコロナ禍ですが、こんなに残っていただき、本当に申し訳ないです。ありがとうございます。waveさんの受付やらせていただいて、2年くらい立つんですが、本当に温かい会社で、waveさんの会場に来るのが毎回楽しみです。GAMIさんとか、選手の方々とお話できるのが凄く楽しいので、ファンの方々もそれ以上に楽しんでいただけてるんだと思います。その受付で、お客様がみなさんがイヤな思いをしないように気持ちよく会場に入っていただけるように、これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました」
二上会長「みなさん上がってください。せっかくなので『これが、waveだ!』をお願いします。いいですか、ここwaveなんでなんでもやらせますよ。ここwaveですよ。逃げれるものなら、逃げてみてください。waveですからね」

追い詰められた受付のリナコさんが仕方なく「すみません、みなさん最後もよろしくお願いします。では行きます。これがwaveだ!」と控えめに大会を締めた。