2024.09.18
「Detras de Lazona vol.28」
日時
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9月18日 水曜日
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観衆
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48人
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場所
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POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
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1,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<じょうじょう>〇狐伯&渡辺智子(13分36秒、エビ固め)桜花由美&咲蘭●<人生サンブンノイチ>
※直伝ダブルアームT。この後、桜花由美&咲蘭、炎華&マコトユマ、夏すみれ&リアラによる
敗者復活の抽選が行われ、当たりのチェーンを引いた夏&リアラが準決勝戦に進出。
まずは試合に先立ち、DUAL SHOCK WAVEルールが説明された。
「DUALSHOCK WAVEトーナメント準決勝戦ルール。20分1本勝負の通常のプロレスルールで行われ、ありとあらゆる引き分けの場合は、2人のキャリアを足して1日でも若いチームの勝利となる。桜花&咲蘭vs狐伯&渡辺組の試合終了後、敗者チームと炎華&マコト組と夏&リアラ組の3チームで敗者復活の抽選を行い、当日青木&関口組と準決勝を行う。炎華&マコト組と夏&リアラ組がハズレを引いた場合はチーム内でのシングルマッチを当日行う」
さて、抽選会が行われる、その前に、この試合に勝ち、準決勝にコマを進めるのはどちらのチームか?
まず、人生サンブンノイチは、いつもの咲蘭ダンスに桜花も完コピ。タッグを重ねるごとに、そのダンスも磨きがかかっている模様。
先発は「行きます!」と狐伯が手を挙げると、桜花も呼応するように、「行きます!」
と手を挙げて開始。桜花がいきなりのビッグブーツで奇襲をかけるも2カウント。
さらに垂直落下ブレーンバスターと畳みかけるも2で渡辺がカット。短期決戦を狙う桜花に意表を突かれた狐伯は必死に渡辺へタッチを求める。これを桜花がカット。
咲蘭に交代すると、ドロップキック。狐伯がボディスラムで返す。咲蘭がコーナーに振ると、狐伯がブーメラン式ドロップキック。ここでようやく渡辺にタッチ。
渡辺が投げっぱなし式のダブルリストアームサルトからボディスラム。逆エビに決める。咲蘭がロープへ。
渡辺は再び逆エビを狙うも、咲蘭がエビ固めで切り返す。今度は渡辺がキャメルクラッチ。桜花がカット。
渡辺&狐伯が合体式ドロップキックから、今度は、ダブルでの背面エルボーを決めた。
続けてトレイン攻撃に移り、狐伯が串刺しドロップキック、渡辺も串刺しエルボ―。
―。ここで決めるぞ、とばかりに、渡辺がコーナーに振ると、咲蘭が突然、泣き出す。
手を緩めない渡辺がトップロープに上がると、さらに号泣。場内は「泣かした」コール。
あわてて桜花が「わかるよ、鬼みたいだもんね。咲蘭のお母さんみたいな人だよね、でも大丈夫大丈夫」となだめる。
咲蘭も「頑張る!」と気を取り直す。ここで渡辺が走り込んだところ、再び号泣。またも泣き出す咲蘭に渡辺も気が緩んだか、攻撃せず。
もう一度、自らロープに走り帰ってきたところで、咲蘭が低空ドロップキック。続けて渡辺の両手へのストンピング。
さらに自ら走ってのドロップキックからワキ固め。泣いていたのは油断させる作戦だったかも??
桜花も飛び込み、ランニング式ビッグブーツから咲蘭の619と連携を見せる。桜花が串刺し式ビッグブーツ。コーナーから走り込んでのビッグブーツと連発。
トップロープに上ると渡辺が張り手で動きを止める。桜花は「うえ~ん」とウソ泣き。渡辺が突っ込んできたところを捕らえて、雪崩式ブラディーEX。続けてバックドロップ。2カウント。
渡辺のラリアットをかいくぐるも、狐伯がコーナーから飛び出し、援護射撃のスワンダイブ式ドロップキック。渡辺がラリアットから狐伯にタッチ。狐伯が手へのストンピングから低空ドロップキック。ここでバックの取り合いから桜花がクロスアーム式DDT。カカト落とし。
10分経過。さらにネックハンギングボムも2。タッチした咲蘭がカサドーラ式フットスタンプで流れを変える。さらにこれを狐伯、渡辺に2連発。ダメ押しで狐伯にもう一度決めるも2カウント。
ここで咲蘭が桜花の肩に乗っかり、ファンタスティック式のフットスタンプも2。再度、咲蘭のダイビングフットスタンプは2。残り3分。渡辺のラリアットは狐伯に誤爆。しかし、桜花のビッグブーツも咲蘭と同士討ち。渡辺が咲蘭へセカンドロープからのダイビングボディプレスで援護すると、狐伯がマヒストラルで丸め込んだが2。
咲蘭が丸め込みでお返しす
るがこれも2。渡辺がラリアットから狐伯がロケットニーアタックも2。
トドメは直伝ダブルアームTで3カウントが決まった。これでじょうじょうが準決勝進出。
ここで敗者復活の抽選会へ突入。桜花&咲蘭はそのままリングへ残る。これで当たりを引いたチームがメインでホカクドウと対戦できる。夏&リアラ、炎華&マコトユマもリングへ。
この結果、夏&リアラが当たりを引き、準決勝進出が決定。外れを引いたTKDJはこの後、シングルで対戦することになり、すでに1試合を消化している桜花&咲蘭はこれで終了となった。
1,スクランブルwave(30分1本勝負)
SAKI&〇梅咲遥&ななみ(14分46秒、体固め)宮崎有妃&シン・広田さくら●&櫻井裕子
※ふらふらドーン
突如、降ってわいた「ゆうこロケット」ブーム。同じCOLOR’SのSAKIをも巻き込む6人タッグ戦となった。この日こそ、ゆうこロケットがさく裂するか?
まずは「いきます!」とななみが手を挙げて、SAKI組は先発が決定。一方、宮崎組は宮崎自らが先発を買って出る。まずはロックアップ。
エプロンでは、広田がカンチョーのポーズでななみを待ち受ける。押し込む宮崎と必死にこらえるななみ。しかし、ロープ寸前でななみが体を入れ替え、宮崎が餌食となる。悶絶する宮崎。
その宮崎へSAKI組がコーナートレイン。SAKI、梅咲と続くが、ななみは失敗に終わり、逆トレインを食らう。
ななみは宮崎にタックルで突進。3発打ち込んだが、宮崎は倒れず互角に。それでもめげず、ななみがタックルに挑み、ようやく倒すことに成功。
宮崎は串刺しエルボーでダメージを与えると、「布持ってこい!」とセコンドへ指示。櫻井が赤い布を手渡す。石黒レフェリーも「凶器ではない」とこれを黙認。
宮崎の「ミュージックスタート!」のアピールとともに、「オリーブの首飾り」が流れ、ななみに覆いかぶせる。しかし、宮崎が念を込めるも、まったく布の中身が浮いてこない。
仕方なく、布を挙げてやり方をレクチャー。宮崎が四つん這いになり、足の挙げ方を教える。
ネタがバレバレに。
そして、再び布をかぶせて、念をこめる。それでもななみは全く動かず。今度は広田が「代われ代われ」と、代わりに布のなかへ入る。すると今度は、すぐに宙に浮き始める。
宮崎がさらに念を込めるが、そのスキにななみがスクールボーイ。2カウント。
宮崎はDDT。ななみもタックルで返す。宮崎が広田に助けを求めるが、広田はまだ布の中。
櫻井が布を挙げて、広田を呼び込み、布でのクロスライン狙い。
ななみをロープに振るも、梅咲がドロップキックでカット。ななみが櫻井へ串刺しタックルから、もう一発タックルへ。
ななみからSAKIへタッチ。SAKIがブレーンバスターで投げようとするが、櫻井がこらえてビッグブーツ。SAKIもビッグブーツで返す。
梅咲も登場。櫻井がSAKI、梅咲と1対2のエルボー合戦。SAKIと梅咲がチョキパンチをダブルで決める。櫻井はSAKIへファイナルカットで切り返す。2カウント。SAKIが四つん這い状態でいると、すかさず広田が入り、側転式ボ・ラギノール。
エプロンのななみが広田を背後から捕まえ、、梅咲がドロップキック。しかし、広田は梅咲の足を引っかけると、SAKIの上に乗っからせる。
ここで四つん這いの梅咲、SAKIへ上下式のボ・ラギノール。
しかし、さんざん打ち込んだ後、「なんかさあ、二人のケツにはもうあきたんだよ、やりすぎてんだよ」と急に居直る。さらに「新しいケツを求めてるんだよ!」とコーナーのななみに狙いを定める。ななみは必死に逃げ、コーナーポストにぶら下がる執念を見せる。背後からSAKIが広田へアトミックドロップ。タッチに行こうと背中を見せたSAKIへ広田がボ・ラギノール。この攻防が3度続く。
ここで、SAKIが片ビザを付くと、広田はシャイニングウイザードを敢行しようとしたが、足を踏み外して失敗。SAKIはビッグブーツから梅咲へタッチ。梅咲が串刺しドロップキック、低空ドロップキック。ななみを呼び込み、ななみが串刺しタックル、梅咲が串刺しドロップキック。
さらに二人がコーナー攻撃を狙うも、広田が身をかわし、足で引っかける。四つん這い状態のななみ、梅咲へカンチョー攻撃をうかがうが、梅咲は足で必死の防御。広田が梅咲の足を引っかけると、619からシャイニングウイザード。
四つん這いのななみに今度こそ、ボ・ラギノールを仕掛けようとするが、間一髪、SAKIがビッグブーツでカット。
そして、広田をコーナーへ水平に乗せると、ニーからのコーナースプラッシュ。続けて、梅咲が梅スプラッシュも2。
梅咲がバックに取るが宮崎がラリアットでカット。ここで、「ゆうこ、行くぞー!」と、櫻井
を呼び込んでゆうこロケットの体勢へ。リング中央で握りこぶしを作り、飛び出す気満々の櫻井だが、いつも以上にミサイルキックの威力がすごくて、ダメージ大となり、櫻井がマットにのめり込む。すると、「宮崎さん、私にしてください!」とまさかの広田が構える。
宮崎が「広田ロケット!」と広田へミサイルキックを打ち込んだが、広田もマットにのめり込んでしまい、完全にダウン。
梅咲が広田を丸め込むも2。櫻井がカットに入り、梅咲へ串刺しブーツ。SAKIも飛び出し、広田へ串刺しブーツ。ここで梅咲と広田がエルボー相打ち。ともにフラフラの状態となり、どちらもFFDとなるが、梅咲が押し倒して、3カウントとなった。
3,YOUNGライバルwave(15分1本勝負)
炎華(7分12秒、タイムマシンに乗って)マコトユマ
DUAL SHOCK WAVE敗者復活抽選の結果、外れた炎華とマコトは、ルールにより、
パートナー同士の対決が組まれた。またサブタイトルは「YOUNGライバルwave」に。
ゴングと同時に両者が走り込んでエルボ―合戦。そして炎華のドロップキックをマコトは炎華がかわしてフォールに行くが、これを切り返した炎華はすかさず低空ドロップキック。
炎華の突進するも、両足をキャッチしたマコトは逆エビに固めようとする。炎華はすかさずロープをつかむ。マコトはあきらめずに足を取りに行くと、今度は丸め込んでのエビ固めで切り返される。カウント2。
炎華が突進すると、マコトはまたも、足を奪いに行き、ついに逆エビに成功。炎華がロープへ。
マコトは炎華をコーナーへ追い込み、ストンピングを連打。反対のコーナーへ振ると、炎華はブーメランアタックで切り返すも2。
炎華は側転エルボーを狙うも失敗。ならばと、串刺しドロップキックを挟み、もう一度、側転エルボーに行くと、今度は成功させる。
続いて、正面からドロップキック。さらにSTFへ。マコトがロープブレイク。
炎華はセカンドロープからミサイルキック。再びエルボ―合戦へ。マコトが捕らえてコーナーに持っていく。
さらにはタックル。そしてもう一度逆エビで絞り込む。
5分経過。ここから逆片エビへ移行したがロープへ。マコトはボディスラムからフォールも2。
マコトがボディスラム、炎華も首固め。さらにジャパニーズレッグロールもマコトがもう一回転して切り返すが2。炎華はタイムマシンの乗ってを繰り出して3カウントで勝負を決めた。試合後、何やら話し合い、二人の絆を確かめ合った。
4,DUALSHOCK WAVEトーナメント~準決勝(20分1本勝負)
<チームホカクドウ>〇青木いつ季&関口翔(16分14秒、片エビ固め)夏すみれ&リアラ●<CABARET NIGHT CLUB>
※ラリアット。青木&関口が決勝戦に進出。
14日アミスタ大会では、本間組に敗れたCABARET NIGHT CLUBだったが、敗者復活で残ったため、ここに準決勝への登場となった。
試合前、夏は青木との握手に「握手しなかったら(大声シャウトを)言ってこないからやらなくていい」をリアラにアドバイス。「ほらこういう感じだよ、たまにはしっかり…」と説明しているところで、青木が自ら「よろ…」と切り出す。
ここで夏はキックアウトでシャウトをカット。さらに関口にもエルボーを決めて試合開始。
倒れている青木に、いきなりリアラがパラダイスロックにかけて身動きが取れなくすると、すかさず夏が持ち込んでいたシャンパンを取り出してマーライオン。
リアラが低空ドロップキックからバックを取るが、ここで青木が正面に回ると、「よろしくお願いしまーす!」と大声シャウト。
続けて、関口がボディスラム。1で返すリアラ。関口がエルボーからドロップキック。
さらにはセントーンを2発投下したが、カウント2。
関口がエプロンの夏にエルボーでカット。そしてリアラをロープにもたれせて、青木が背後からニー。「翔もいこぜー」と青木が指示して、関口も背中へニーを当てる。
ここで「チームホカクドウ!」と二人がポージング。そして、再び青木がコーナーの夏にエルボーでカット。夏は場外へ。
「負けるかー!」と立ち上がったリアラがエルボーを連発。何度も打ち込むものの、青木が1発の重いエルボーで返す。
またも青木が夏へのエルボー。夏はまたも場外へ。関口&青木はリアラをコーナーで顔面を足で踏みつける。
「負けねえんじゃねえのか、おい」と青木が挑発しながら、ストンピング。関口がブレーンバスター。2カウント。さらにボディスラム。リアラが体を入れ替えると、ドロップキック。夏へタッチ。夏がカウンターキックからネックブリーカードロップ。さらにブレンバスターホールドも2カウント。
続けてコーナーへ振り、関口の右足をセカンドロープに引っ掛け、足の付け根に蹴りを見舞う。青木がカットに入るも、そのまま押されてコーナーで同士討ち。宙づりとなった関口にそのまま背中へ当てるブロンコバスター。コーナーから落下した関口へ股間での攻撃を決める。
そのまま関口へ座ってフォールも2。今度はエビ固め合戦へと移行。しかし、どちらも決まらず2カウント。何度も丸め込んでの固め合いとなるが、どちらもカウント2で返し合う。精魂尽き果てた夏、関口、さらには石黒レフェリーに賞賛の拍手が起きる。
関口がドロップキックからのネックブリーカードロップ。さらにミサイルキックを投下。
続いて青木が串刺しタックルから、ブレンバスター、ボディプレスと速攻で決める。2カウント。スタンディングへ移ると、青木がエルボー。夏もエルボー。両者のエルボー合戦となる。
さらに両者の打ち合いから夏がビッグブーツ。青木が重いエルボー。夏がビッグブーツ。
青木がエルボー連打、3連発。夏もビッグブーツでお返し。
10分経過。青木が大外刈りを放つも2カウント。夏がドラゴンスリーパーを決めるが、これはロープへ。
夏が青木にビッグブーツ、リアラもドロップキックでアシスト。ここからダブルのブレーンバスター。2カウント。
リアラが串刺しエルボーからフェースバスター。さらに連続エルボー。青木がボディスラム。リアラが「負けるかー!」と宣言してのエルボー。青木もエルボー返しから、ブレーンバスターホールドも2。青木が逆エビ、リアラがロープ付近へ逃れると、リング中央に引き戻す。夏がカット。
青木が夏の足を引っかけてロープにもたれさせると、背中にニー。関口も619と畳みかけ、さらに合体ドロップキック。
続けて青木がリアラを持ち上げて、ブロックバスター。2カウント。青木が突進すると、夏が飛び出してミストを吹きかける。この間にリアラがスクールボーイ。2カウント。
夏がシャイニングウイザードを仕掛け、倒れ込んだ青木をリアラが押さえ込んだが、カウント2。リアラはスタナーを仕掛けに行くが、そのままロープ際に押しこまれ、エプロンの関口が逆にスタナー。
青木がエルボーからボディスラム。さらにダイビングボディプレスでフォールに行くが、夏がムチでカット。ここでダメ押しのラリアットを決め、3カウントが入った。
リアラが串刺しエルボーからフェースバスター。さらに連続エルボー。青木がボディスラム。リアラが「負けるかー!」と宣言してのエルボー。青木もエルボー返しから、ブレーンバスターホールドも2。青木が逆エビ、リアラがロープ付近へ逃れると、リング中央に引き戻す。夏がカット。
青木が夏の足を引っかけてロープにもたれさせると、背中にニー。関口も619と畳みかけ、さらに合体ドロップキック。
続けて青木がリアラを持ち上げて、ブロックバスター。2カウント。青木が突進すると、夏が飛び出してミストを吹きかける。この間にリアラがスクールボーイ。2カウント。
夏がシャイニングウイザードを仕掛け、倒れ込んだ青木をリアラが押さえ込んだが、カウント2。リアラはスタナーを仕掛けに行くが、そのままロープ際に押しこまれ、エプロンの関口が逆にスタナー。
青木がエルボーからボディスラム。さらにダイビングボディプレスでフォールに行くが、夏がムチでカット。ここでダメ押しのラリアットを決め、3カウントが入った。
青木組はこれで決勝進出へ一番乗り。
青木がマイクを握る。「チームホカクドウが勝ったぞー! 私たちチームホカクドウは、10月1日、新宿フェイスで決勝戦。そのためには9月22日、刈谷でどのチームがあたってくるか、私はしっかり見ろくから、(関口に)こっちでしっかり頑張って、お互い頑張ろうね」
関口「我々、一回戦負けましたが、敗者復活で上がって、決勝まで上がってます。絶対に勝って、(鳴き声で)天下取るぞー」
青木「あー! 泣いちゃったー! 10月1日もちろん優勝して、11月4日後楽園ホールで、二人でベルト巻くぞー!」
こうしてホカクドウのマイクから「これがwaveだー!」のエンディングとなった。
2024.09.14
「Detras de Lazona vol.27」
日時
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9月14日 土曜日
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観観衆
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52人
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場所
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POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
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試合に先立ち、2005年9月14日に亡くなられた未来さんの10カウントゴング、また
1分間の黙とうが行なわれた。
・入場式
まずは全選手が入場し、全カードが発表される。
挨拶を務めたのは桜花。
「みなさん、こんばんわ。本日はwave大会ご来場いただき、誠にありがとうございます。本日、所属の狐伯がスターダム大阪大会参戦のため欠場となります。(ここで狐伯が勝った情報が伝えられる)おっ! マジですか?
狐伯がスターダム大阪大会で勝ったそうです。スターダムでアピールできたのではないかと思います。そんな所属の狐伯はいないんですけど、waveらしく、今日の大会も盛り上がっていきたいと思います。盛り上がる準備はできていますか?(観客から拍手と歓声)
今日はいま開催中のDUALSHOCK WAVE2回戦があります。勝ったチームが準決勝進出となりますので、自分が応援しているチームにご声援よろしくお願いします。選手一同、盛り上げていきますので、お客様も大盛り上がりでよろしくお願いします」
1,チャレンジwave(15分1本勝負)
桜花由美(13分、体固め)香藤満月
※ビッグブーツ。
まずはロックアップで開始。香藤がロープに押し込むと、気合を込めて絶叫する。
「うっせーなー」と苦痛の表情を見せる桜花。
「来いよ」という桜花の手四つにジャンプするも届かず。
桜花はボディへのパンチから、腕を取り、噛みつき攻撃。観客から大ブーイング。
さらにストンピングを連打。うつ伏せの香藤に全体重をかけて、ニードロップを投下。
桜花がロープに振ると、香藤がぶちかましタックルで返す。香藤が「お前が走れ!」と指示すると、桜花は「はあ~い」と走ってのタックル。
互角になり、再度桜花が走り込むと、香藤が打ち勝つ。
香藤はヒップドロップ2連発から胴締めへ。サーフボードに取ると、桜花の体を宙に浮かせる。
そして逆エビから逆片エビへ。ロープエスケープ。
桜花はストンピングからボディスラム狙い。
しかし持ち上がらず、逆に香藤が持ち上げる。さらにボディプレスを3連発。
続けて「あげるぞー!」とバックドロップ狙い。
持ち上がらないとわかると、正面からエルボー。香藤も串刺しタックルで返す。2カウント。
香藤がボディスラム2連発。逆片エビもロープブレイク。香藤はランニングしてのタックル狙い。
桜花がかわす。ならばと、香藤がエルボーを連打。桜花もエルボーで返す。
香藤がさらに重いエルボーを打つと、桜花はエルボーと見せかけ、フェイントからの足踏みつけ。
「バーカバーカ」と挑発するも、自ら走り込んだところ、タックルを食う。
桜花は再度、ランニング式ビッグブーツ。
そしてカウンターでもう一発打ち込むも2カウント。桜花はジャストフェイスロック。香藤がロープへにじり寄る。
桜花が走り込んだところを香藤が持ち上げて、ボディスラム。さらにボディプレスも2。
香藤はセカンドロープからダイビングボディプレスも2カウント。残り3分。再び、コーナーへ上がるも、ダイビングボディプレスは自爆。桜花は突き上げ式の顔面キックからかかと落としも2カウント。
桜花はタイガースープレックスの体勢に入るが持ち上げられず、クロスアーム式DDTに切り返す。
そしてダメ押しで自ら走り込んでのビッグブーツで闘いに終止符を打った。
2,スクランブルwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&櫻井裕子(18分8秒、外道クラッチ)シン・広田さくら●&チェリー
広田とチェリーは飾りつけ用のパーティーモールを持ち、互いに肩を組みながら登場。
そして二人一緒にコーナーに上ってアピール。さらにテーマ曲に乗ってのポーズもばっちり決めた。
モールを持った二人はレフェリーのボディチェックに「二人はつながってます」「固く結ばれています」と答える。
「悪いものではないです」とレフェリーのチェックは通過。宮崎は絆をアピールする二人に「気持ち悪い…」とポツリ。
これを聞いて、広田は「オマエらの絆は何もないくせに」、チェリーも、「髪の毛も結んできたし」と絆の深さをアピールする。
広田&チェリーはモールをそれぞれ握ったまま、奇襲攻撃。櫻井にモールを使ってのクロスライン。ここから両者ともに反対側に走ろうとすると、さっそくモールが切れる。客席から「あーあ」の声。
ここで櫻井が広田へタックルからボディプレス。チェリーがちぎれたモールを握り、「広田」コールするも、誰もコールを送らない。
チェリーは「誰も応援してくれないじゃん!」と、さらに頑張ってコールし続けると、お客さんも付き合いだす。
ここで広田は、「チェリー、応援はうれしいんだけど、腕を取られててどうしていいか、教えてもらっていいかな?」と教えを乞う。チェリーは「回ればいい」とアドバイス。しかし、宮崎の周りを一周し、まったく意味なし。「前に前に」と具体的に指示すると、広田は前転。しかし、勢いで後転してまい、同じ体勢に戻る。
宮崎はキャメルクラッチから髪をつかむ。チェリーはもう一度、「広田」コール。宮崎は飛び散っていたモールを広田の口に入れる。
チェリーがカットに飛び込むかと思えば、目の前で「頑張れ頑張れ!」と応援のみ。
宮崎がラリアット。これを広田がカットしてフェースバスター。チェリーにタッチ。
チェリーがコルバタ。広田を呼び込み、クロスライン。チェリーが広田ごとフォールも2。
宮崎がコーナーに振るも、チェリーはウルトラコルバタで返す。さらにもう一発、コルバタ。
宮崎もラリアット。櫻井にタッチ。櫻井はビッグブーツからスクールボーイ。チェリ―は1回転して足を取ると、アンクルホールド。
カットに入ってきた広田を宮崎が捕らえてにコブラツイスト。チェリーと宮崎が技をかけている状態に。「広田を離せ」「お前が離せ」「せーので離すぞ、せーの!」と言うやり取りとなったが、二人とも離さず。「うそついてんじゃねーよ」「おまえこそ」とそれぞれがののしり合う。
再度、「せーの!」で離すことで納得するも、またしてもどちらも離さず。櫻井は自力でロープに逃れる。宮崎&櫻井はチェリーへダブルのカウンターキックも2。
チェリーはボディへパンチからブレンバスターホールドも2。広田へタッチ。
広田が櫻井の腕を取るも、櫻井は付き合わず。
「裕子さあ、あんた宮崎さんと組んでるからって調子乗ってるんじゃねえよ」と広田が問う。
「乗ってねえよ」(櫻井)「乗ってるよ」(広田)と言い合いに発展。何度も繰り返すうち、櫻井は「乗ってるよ」と口走ってしまう。
広田は再びロープ渡り。ジャンプを成功させ、カットに来た宮崎もまとめてコルバタに取る。
続けて、チェリーが加担してのシーソープレスは宮崎が櫻井の位置をずらして届かず。
倒れる二人に宮崎、櫻井はプレスの体勢。宮崎は「どっちに飛ぼうかなあ」と焦らせる。結局、宮崎は広田、櫻井はチェリーにボディプレス。櫻井はスタンディングのドラゴンスリーパー。そのままマットにたたきつける。
その後、バックの取り合いに。宮崎がラリアットでカットに入る。ここで宮崎が赤い布を取り出し、「お前がやれ!」と櫻井に手渡す。呆然とする櫻井に、広田が「何やってんだ、貸せよ」と取り上げ、布を覆いかぶせる。
広田は「ミュージックスタート!」と指示。オリーブの首飾りが鳴るなか、櫻井の体が宙に浮くも、布を取ると、自力で浮かせているのがバレバレ。
櫻井がコーナーに振ると、宮崎が反対側のコーナーへ。いま、巷で話題の「ゆうこロケット」の体勢に入るべく、ダブルを指示するも、広田が櫻井にスクールボーイを決めて未遂に。
チェリーがコーナーに座ったままの宮崎へ雪崩式フランケン。その間に、櫻井が広田へビッグブーツ、ブレンバスター。2カウント。
櫻井がコーナーに振ると、再び、宮崎はコーナーへ上がり、「ダブルー!」と指示。「行くぞ、ゆうこロケット!」と櫻井の背中へミサイルキックを放つも、コーナーの広田にはまったく届かず。
それでも櫻井は頑張って立ち上がり、エルボーを打ち込む。
この流れから場外乱闘へ。広田がトペを狙うが、腰がロープに引っかかる。
宮崎がエプロンで広田へDDTを決めると、マットにめり込む。広田がめり込んだままの体勢でいる間に、宮崎がイスにチェリーを座らせる。ここで広田を捕らえて、チェリーの目前で恥ずかし固め。チェリーは思わず、「おったまげー!」と背後へ倒れ込む。
宮崎の突進をかわした広田は619。シャイニングウイザード。2カウント。へなーらを狙うも、そのまま倒れ込んで自爆。宮崎のえびす落としも広田がエビ固めに切り返す。2カウント。宮崎がラリアット。そのダメージで広田はFFD、2カウント。
広田がウラカンで回ろうとするも、回転途中で阻止。宮崎がスクールボーイに決める。2カウント。
宮崎がダブルアームに捕らえようとするが、広田は中腰のまま、回転して防ぐ。宮崎が目突きからの首固めも2カウントで返して粘ったが、最後は外道クラッチで粘る広田にトドメを刺した。
試合後は広田とチェリーが言い合い、絆はモールとともに砕け散った。
3,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<チームホカクドウ>青木いつ希&〇関口翔(13分52秒、カケラホマ)炎華●&マコトユマ<TKDJ>
※青木&関口組が準決勝進出。
DUALSHOCK WAVEトーナメント2回戦ルールとして、15分1本勝負の通常のプロレスルールで行われ、ありとあらゆる引き分けの場合は、2人のキャリアを足して1日でも若いチームの勝利となる。10・1新宿大会で優勝チームが決まり、優勝チームは11・4後楽園大会でSAKI&世羅りさの持つベルトに挑戦できる。
まずはTKDJは入場と同時に、おなじみのマットに寝転がって頬を両手で抱えるポーズを見せる。
いっぽうのホカクドウはリング中央でのホカクドウポーズ。
まずはマコトの握手に対して、青木がいつもの大声シャウト。さらにコーナーの炎華にも耳元でシャウトを浴びせる。
炎華&マコトが奇襲をかけスタート。マコトが関口へのタックルから炎華とダブルのセントーン。
関口はマコトに鼻をフックして勢いを止めると、続いて青木も鼻フック。コーナーに控える炎華にも鼻フックを見舞う。青木&関口がダブルのキックからフェースバスター。
マコトのエルボーに青木が倍返し。青木がロープに走るも、炎華が背中を蹴ると、マコトがボディアタック。
続いて、炎華がドロップキックからコルバタ。側転エルボーは青木が足を出してカット。青木が串刺しラリアットからフェースバスター、ボディプレス。2カウント。
青木が逆エビ固め。炎華がロープへ。青木&関口が互いにコーナーに分かれて、炎華とマコトをぶつけようとするも、体を入れ替える。炎華、マコトが青木、関口を鉢合わせに取る。さらにダブルのドロップキック。場外転落。炎華が青木、関口の二人へプランチャ。
そのまま、青木のリング生還をなんとか阻止しようとする炎華。何度も、リングへ戻ろうとする青木を足で阻止しようとする。青木は反対側へ走り込んで、なんとかリングイン。青木は炎華を持ち上げると、一周してからのブロックバスター。5分経過。
コーナーの炎華が突進してきた青木にウルトラコルバタ。
続いてマコトがドロップキック3連発。青木がボディスラムでお返し。それでもマコトがエルボーを叩き込む。青木がエルボー返し。マコトがエルボ―を連打。炎華も飛びだしダブルのドロップキック。
マコトが青木を持ち上げ、ボディスラムに成功。
マコトがエルボーを叩き込むも、青木もエルボーで返し、フットスタンプ。関口にタッチ。関口がドロップキック。鼻フックにとらえるも、マコトもエルボーを打ち込んでいく。マコトが首固めも2。関口がコードブレーカーからドロップキック。ワキ固めもロープブレイク。
関口がロープに振るが、マコトがドロップキック。炎華にタッチ。炎華がドロップキック×4。関口もドロップキック。残り5分。関口はコードブレーカーを決めるも、炎華がドロップキック。炎華はボディアタックから側転エルボー。STFで固める。関口は粘ってロープへ。
炎華がミサイルキック。2カウント。関口は逆さ押さえ込みからドロップキック。フェースバスター。
残り3分。関口はミサイルキック。2カウント。
炎華が回転エビ固め、関口もエビ固めで返す。ここからエビ固め合戦となるもいずれも決まらず。
炎華のカサドーラ。カウント2。関口はラリアットも、これを炎華が切り返してのエビ固めも2カウント。
さらにジャパニーズレッグロールクラッチも2。しかし、関口が逆転のカケラホマで3カウント。
あと一歩まで追い詰めた炎華だが、最後は青木&関口が準決勝進出を決めた。
4,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<SPiCEAP>本間多恵&〇尾﨑妹加(14分20秒、エビ固め)夏すみれ&リアラ●<CABARET NIGHT CLUB>
※SPiCEAPが準決勝進出。
夏&リアラの入場時には照明が消えて、夜の街の雰囲気に。リアラのシャンパンは蛍光模様。夏はガウン、コスチュームだけでなく、シャンパン、バッグも紫で統一。SPiCEAPは妹加が本間を抱えるおなじみのポーズ。
先発は本間とリアラ。ロックアップからリアラも腕を取り返す。リアラのヘッドロック。
本間も取り返す。リアラのドロップキックは空振り。本間が低空ドロップキック。夏が本間を背中へのキックからリアラが首固め。これが一回では終わらず合計8連続。その都度、本間もカウント2でキックアウト。
決めたリアラもフラフラに。それでも、本間をパラダイスロックで固めると、夏がシャンパンを口に含み、ガラガラ潤してからマーライオン。
さらにコーナーの妹加にもミスト攻撃。夏&リアラが本間をダブルでコーナーに押し付ける。
CABARET NIGHT CLUBがコーナートレインも本間がかわすと、妹加が二人へ串刺しタックル。本間が反対側コーナーで待ち構え、二人まとめてぶら下がり腕ひしぎ。
本間はリアラへ腕へのストンピング。さらに鼻フック。「鼻が壊れたらどうするんだ」とコーナーの夏がクレーム。
続いて、妹加が首投げ3連発からセントーン。キャメルクラッチ。ここに本間が飛び出し、ロープを往復しての低空ドロップキックを打ち込む。
本間にタッチ。本間がストンピング。リアラを磔にすると、鼻への攻撃。さらに背中へのドロップキック。リアラはドロップキックを打ち込んでやり返し、ようやく夏へタッチ。
夏は本間へネックブリーカーを連発。さらにリバースDDTからのブレンバスターホールド。
そしてコーナーに押し込み、ボディへのパンチを連発する。レフェリーが反則カウントを入れると「好きにやらせろよ!」
本間も串刺しエルボーから低空ドロップキック。夏が2カウントで返した瞬間にワキ固めに取る。
本間が続けてDDT。ミサイルキック。10分経過。
続く妹加も串刺しラリアット。さらに突進すると、夏がムチを取り出して一撃。夏がコーナーに
追い込み、ブロンコバスター。ここで股間を顔面に当てつける。
続いて、リアラがドロップキック。フェースバスター。妹加がボディスラムで返す。エルボ―。
2カウント。残り3分。
妹加が持ち上げるも、リアラがドロップキック、さらにアンクルホールド。本間がカット。
夏がビッグブーツでアシスト。リアラもドロップキック。さらにダブルのブレンバスター。2カウントで妹加が肩を挙げる。
妹加が旋回式バックブリーカーからアルゼンチンバックブリーカーへ。夏がミストでカット。リアラがそのスキにエビ固めも2。
妹加が夏&リアラへダブルのラリアット。サイドスープレックスもリアラが2で返す。残り1分。
再度、アルゼンチンに持ち上げると、その体勢から旋回式バスターを決めて3カウント。これにてSPiCEAPが準決勝へ進出した。
準決勝は9・18アミスタと9・22刈谷の2大会によって行われる。
18日はすでに、桜花由美&咲蘭組対狐伯&渡辺智子組が決定。この試合が終わったのち、この敗者チームと、本日敗退した炎華&マコト組、夏&リアラ組によって敗者復活の抽選が行なわれることが発表された。
また、敗者復活を引いたチームは改めて、18日にそのまま準決勝に出場することとなる。また、桜花組対狐伯組の敗者組が敗者復活を引いた場合、この日、続けて準決勝が行われることが伝えられた。
なお、抽選で外れてしまったチームはそのチーム同士によるシングルマッチが行なわれる。
ここで準決勝にコマを進めたチームから物言い。
本間「18、22日って準決勝の日、選べるんですか。あのー、私18日ダメなんですよ」
関口「自分も22日ダメなんですよ。18日で大丈夫ですか?」
本間「自分も22日で大丈夫ですか? 地元の愛知県なので…」
この要望に二上会長もGOサインを出したことにより、9・18はチームホカクドウ、22日はSPiCEAPの準決勝カードが行われることになった。
また、二上会長から18日の追加カードとして、広田、宮崎、櫻井組対SAKI、梅咲、救世主・ななみが発表された。
「今日は櫻井のゆうこロケットの瞬間一番わいてたよ」(二上会長)ということで、櫻井が最後を締めることに。
「18日のカード決定したぞー! 宮崎さんと組んで、(ゆうこロケットを)リベンジすべく挑戦したけど、
うまくいかなかったので、18日はゆうこロケット成功するぞー!DUAL SHOCK WAVEのカードもいろいろ決まっていることですし、ぜひwave見に来てください」
この挨拶後、「これがwaveだー!」で締めくくりとなった。
2024.09.01
PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Sep.~’24』
日時
|
9月1日 日曜日
|
観衆
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184人
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場所
|
新木場1stRING
|
・入場式
タッグの祭典・DUALSHOCK WAVEの季節がやってきた。今年は全10チームが参加。9・1新木場で開幕し、10・1新宿にて決勝が行われる。
まずは試合に先立ち、トーナメント出場全10チームとWAVEタッグ王者組が入場。
全チーム入場後、リングアナが今シリーズのルールを説明。
「各試合10分1本勝負で争われ、時間切れ引き分けの場合、ありとあらゆるキャリアを足して、1日でも若いキャリアのチームが勝利」とアナウンスされた。
この日はトーナメント1回戦5試合が行われ、勝者チームと敗者復活チームの計6チームが9・14アミスタでのトーナメント2回戦にコマを進める。決勝は10・1新宿となり、優勝チームはカラミネンスの持つWAVEタッグ王座の挑戦権を得ることができる。
入場式後、タッグ王者組であるカラミネンスが挨拶。
SAKI「みなさん本日はご来場ありがとうございます、こんにちわー!(観客から「こんにちわー!」の声)元気いっぱい。あ、こんばんわー!(観客から「こんばんわー!」の声)よくできましたー! 今日からDUAL SHOCK WAVEが始まるぞ、イエーイ!」
世羅「誰が勝ち上がってきても我々カラミネンスにはかなわないということで、今日から高みの見物させていただきますんで、せいぜい頑張ってください。というわけで本日、DUALSHOCK WAVE開幕みなさん頑張っていきましょー!」
そしてトーナメント抽選となり、カラミネンスは退場。10チームがチェーンを
引いた結果、下記のカードが決定した。
・ZONES&香藤満月 VS 炎華&マコトユマ
・桜花由美&咲蘭 VS シン・広田さくら&さくらあや
・梅咲遥&ななみ VS 本間多恵&尾崎妹加
・夏すみれ&リアラ VS 関口翔&青木いつ希
・夏実もち&柊くるみ VS 狐伯&渡辺智子
1,スクランブルwave(20分1本勝負)
〇SAKI&世羅りさ(15分8秒、チョロイルド)宮崎有妃&櫻井裕子●
トーナメント開始に先立ち、トーナメント本線には出場しないカラミネンスが第1試合に登場。
櫻井の握手に世羅は応えようとせず。SAKIの「そういうとこだよ」というツッコミが入り、素直に握手に応じる。
先発は世羅と宮崎。いきなり二人とも場外へ。早くもハードコアモード全開の両者。宮崎は「イス、どこだ」と探し回り、世羅はイスを見つけてリングへ持ち込む。一つを宮崎に手渡すも、SAKIが「だから辞めなさいって」と世羅のイスを奪い取り、注意を与える。
「オマエのせいだぞ」「オマエだ」と宮崎と世羅がともに責任を擦り付ける。
なんとか向かい合った二人。まず、手四つから世羅が宮崎の手を踏みつける。
そして腕をねじると、コーナーに押し込む。ロープに飛ばすも、宮崎はラリアットで返す。すかさず逆片エビ狙いも、即座にSAKIがカットに入る。
宮崎は櫻井に「行ってこい」とタッチ。世羅が櫻井にエルボーを連打。ヘア投げからコーナーへ押し込む。
SAKIにタッチ。櫻井をサーフボードから足で宙に浮かせる。そこからフォールも2カウント。櫻井はエルボー。SAKIがチョキパンチで返し、ボディスラム。世羅にスイッチ。
世羅は櫻井のシューズの上から足首に向かってグーパンチ。これに対して櫻井はスクールボーイからドロップキック。
続けて宮崎がラリアット。さらに世羅を起こした状態でラリアット3連発。世羅があわてて宮崎を場外へ落とすと、そのまま花道から消え去る。宮崎が姿を消し、しばらくすると、ドアから戻ってきて、「おい、見つけたぞ」と抽選用のチェーンを持ち出し、場外で世羅を殴りつける。
世羅はイスを持ち出して対抗し、振り下ろす。そのまま二人はリング上に凶器を持ち込む。
宮崎は世羅の背後からチェーンで首を絞める。世羅も必死にイスで対抗するが、「離せ」とSAKIがカット。
世羅は「こいつが先にやってきたもん」とイスを手から離したスキに、宮崎が世羅の背後にイスを投げつける。
そして、布を持ち出すと、「ミュージックスタート!」と音響へ指示。「オリーブの首飾り」が流れ出し、布で覆いかぶせる。キリの良いところで、そのままフォールするも2カウント。世羅はセラリズムバスターで反撃。SAKIにタッチ。
「恥かかせやがってー!」とSAKIが宮崎を捕まえる。宮崎はコーナーにSAKIを振ると、串刺しラリアット。さらにリング中央で自ら走り込んでのラリアット。
宮崎がセカンドロープに上るも、SAKIが背後から捕まえると、背中からマットに叩きつける。宮崎はドロップキックからムーンサルトを狙うが自爆。
SAKIが攻めようとするが、宮崎は目つきで動きを止め、えびす落とし。2カウント。
櫻井にタッチ。SAKIが立ち上がるのを待って、突進しようとタイミングをはかっていたところ、宮崎がトップロープに上り、「裕子ロケット!」とミサイルキックをかます。櫻井の背中にヒットするも、その反動でSAKIに届かせる作戦のつもりがまったく届かず。それでも櫻井は倒れた位置から頑張って飛び上がって、串刺しエルボー。さらにコブラツイスからグランドコブラも2カウント。さらにフェースバスターも2カウント。
ここで世羅がカットに入る。世羅が宮崎、SAKIが櫻井を捕らえると、カラミネンスのコーナー連携を見せる。さらにダブルのコーナースプラッシュ、2カウント。
宮崎がダブルラリアットでカラミネンスの流れを止めると、櫻井はランニング式ビッグブーツをSAKIに決め、ファイナルカッターもカウント2。SAKIが櫻井をカニばさみで倒し、後頭部ニーを打ち込む。ここで宮崎がラリアットでアシスト。すかさず世羅も飛び出し、イスを持ち込んで宮崎をカット。
この間に櫻井はSAKIへスクールボーイ。これをカウント2で返したSAKIがチョロイルドで切り返し、3カウント。王者組の貫禄を見せた。
2, DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
<TKDJ>炎華&マコトユマ(時間切れ引き分け)ZONES&香藤<やきそばまんじゅう>
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。炎華&マコトユマは845日、ZONES&
香藤は847日で炎華&マコトユマが2回戦進出となった。
炎華&マコトユマの同期タッグは「TKDJ」。いっぽうはZONESの髪型から「やきそば」、&香藤の体型から「まんじゅう」で、「やきそばまんじゅう」と、それぞれのチーム名が付けられた。
炎華&マコトが先制のドロップキックで試合開始。ZONES&香藤もダブルのタックルで返す。香藤はマコトにヘアホイップを連発。「やきそば―」とZONESを呼び込むと、マコトを磔にして、二人がかりで顔面攻撃。マコトは香藤へボディアタックで反撃。
炎華にタッチ。炎華はドロップキックを打ち込むも、香藤は倒れず。コーナーに振っての側転エルボーは自爆。香藤は串刺しタックルからリング中央でのタックル。さらにボディスラム。ボディプレス。
炎華はエルボーを連打。カサドーラで丸め込むと、裏アキレス腱固め。セカンドローからのミサイルキック。2カウント。
炎華はマコトにタッチ。炎華&マコトが香藤へサンドイッチ式の低空ドロップキック。
マコトがコの字固め。ZONESがカット。香藤がマコトへタックルからボディプレス。
香藤&ZONESのダブルタックルから香藤はボディプレスを2連発。
5分経過。
ZONESが「マコトユマー!」と叫んで、串刺しラリアットを連打。炎華がカットに入る。
炎華&マコトがダブルのドロップキック。さらに炎華は串刺しドロップキック。炎華はエルボーを打つが、ZONESの水平チョップで返される。
炎華がドロップキック。しかし、ZONESは倒れず。ならばと、足へのドロップキックで
バランスを崩してからの低空ドロップキック。
炎華がエルボー。ZONESが炎華を持ち上げるとブロックバスター。ZONESがスピニングトーホールドからラリアット。カウント2。
ZONESがトップロープに上るも、炎華がドロップキックで迎撃。炎華は側転エルボーからドロップキック。2カウント。自らコーナーに走り、ブーメランアタック。カウント2。
残り1分。
炎華はトップロープからミサイルキックも2。残り10秒となり、ミサイルキックを放ったところでドローとなった。
ドローとなったので、キャリア差により勝敗が決定。やきそばまんじゅうは847日、TKDJは845日、わずか2日差で炎華&マコトユマの勝利となり、2回戦進出となった。
3,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(人生サンブンノイチ)桜花由美&咲蘭(時間切れ引き分け)シン・広田さくら&さくらあや(広田・さくら)
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。桜花&咲蘭は9567日、広田&さくらは1万771日で桜花&咲蘭が2回戦進出となった。
まずは桜花&咲蘭の「人生サンブンノイチ」が入場。咲蘭のダンスを桜花も完コピ。
続いて広田&さくらの広田・さくらが登場。
さくらあやは広田のポーズを見ながら、なんとか広田のテーマ曲に合わせてのポーズを完成させる。
先発は咲蘭とさくら。互角に腕を取り合う。続いて桜花と広田。桜花のブーツ、広田のカンチョーをそれぞれ見切って空振りに。すかさず桜花がアームホイップで投げつけ、互いに見合う。
桜花は広田をロープに振ると、その間に咲蘭の体を持ち上げて、合体式ドロップキック。続けて咲蘭はドロップキックを4連発。カウント2。
広田は強引にフェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズで反撃に出る。咲蘭を磔にすると、「オマエ何歳?」と尋ねると、咲蘭は「15歳」と返答。広田は気にせず、手でカンチョーのポーズ。
咲蘭は磔にされたまま、広田は自らロープに飛んだが、間一髪、桜花が飛び込み、ビッグブーツでカット。さらにランニング式ビッグブーツをぶち込むと、ロープにもたれ込んだ広田へ咲蘭も619。
桜花&咲蘭はダブルブレンバスター狙いも、広田はダブルDDTで返す。並んで四つん這いとなった桜花と咲蘭。チャンス到来で、広田はカンチョーを決めに行くが、さすがに忖度して、桜花のみに決める。
広田は咲蘭の手を取ると、ロープ渡り。さくらも桜花の手を握ると、後方からロープ渡りで続く。
広田はロープジャンプを成功させる。さくらはアームホイップで桜花を投げる。
2度目のジャンプに失敗した広田に、咲蘭は背後からドロップキック。さらに弓矢固め。ロープに逃れた広田は咲蘭の動きをかわして619。さくらにタッチ。
さくらは咲蘭にドロップキックからネックブリーカードロップ。正面からPK。咲蘭もエルボーで返す。さくらもエルボー返し。ともにエルボーの打ち合いとなり、さくらがミドルキックからボディスラム。
2カウント。
咲蘭がボディアタック。残り3分。ボディスラムからフォールも2。さくらが三角締めも桜花がカット。
咲蘭がカサドーラ式フットスタンプ。その後もフットスタンプとフォールを交互に打ち込むが2カウント。
咲蘭がセカンドロープからのダイビングフットスタンプも2。桜花にタッチ。桜花はがさくらに串刺しビッグブーツから顔面グリグリ攻撃。
再度、ランニング式ビッグブーツ。桜花はバックドロップ狙い。これをさくらが防ぐと、広田へ桜花を投げ飛ばす。広田は桜花の背後に回ると、ボ・ラギノール。さらにさくらが広田の足を持つと、シーソープレス式カンチョー。
広田は「オマエもやれ!」と指示。再びシーソープレスの体勢を取ると、さくらもシーソーの反動からジャンプしてカンチョーを桜花へお見舞いした。
続けて串刺しスピンキック。さらにさくらはミドルキック、前蹴り、ハイキックと蹴り技を連打。猛攻を続けたが、セカンドロープに上ったところで時間切れとなった。
ドローということで、キャリア差による勝敗が決められることとなり、人生サンブンノイチは9567日、広田・さくらは1万771日で桜花&咲蘭が2回戦進出となった。
4, DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
〇本間多恵&尾崎妹加(SPiCEAP)(9分19秒、片エビ固め)梅咲遥●&ななみ(えーがた)
※特攻バスターから。
梅咲遥&ななみのディアナ組「えーがた」は入場と同時に、アルファベットAのポーズ。いっぽう、タッグチームとしての経験豊富な本間多恵&尾崎妹加の「SPiCEAP」が登場。
梅咲がドロップキック、ななみがタックルで奇襲をかけて試合開始。妹加を捕らえると、梅咲&ななみがコーナートレイン。梅咲はボディスラムを狙ったが、妹加がボディスラムで切り返す。妹加が梅咲をバックから持ち上げると、背後から本間がフェースバスター。そのまま妹加も前に落とす合体技を見せる。
梅咲と妹加はエルボー合戦。梅咲はコルバタから低空ドロップキック。ななみにタッチ。
ななみが妹加とコンタクト。WWWD選手権の前哨戦でもある。まずはななみが串刺しラリアット。続くタックルは互角のぶつかり合い。それでもななみは自らロープへ走り、4度にわたり勝負を挑む。妹加は倒れず。
妹加はコーナーへななみを振ると、串刺しラリアット。ななみは背後に回り、スリーパーで流れを変えに出る。おんぶ式に切り替えるも、妹加は後方へ倒す。再度、ななみはスリーパーを決めるも、妹加はロープに手を伸ばす。
妹加はラリアット、ななみも裏投げを決め、ダブルダウン。しばらくして両者が立ち上がると、ともにタッチ。
梅咲と本間。梅咲の突進に本間がワキ固め。ロープブレイクとなると、本間は串刺しエルボーを決める。梅咲はブレンバスターから低空ドロップキック。2カウント。梅咲はエルボーをカウンターで決めたが、続けて走り込んだところを本間はワキ固めで切り返す。
ななみがカットに入る。さらに串刺しラリアットでアシストすると、梅咲がキューティースペシャル。さらに梅プレスと続けたが、2カウント。本間も飛びつき腕ひしぎからフォールに行くも2。梅咲はスクールボーイ。妹加が背後からぶっこ抜きジャーマンでカット。すかさず、ななみがタックルで妹加を場外へ落とす。
ななみは本間を肩車。トップロープから梅咲が合体式でネックブリーカーを落とす。2カウント。
妹加は場外から蘇生すると、梅咲とななみへダブルラリアット。さらに本間が妹加の補助付き619を決めたがカウント2。
残り1分。妹加は梅咲をコーナーに乗せ、マイカバスターの体勢から本間がミサイルキックを決める特攻バスター。これが見事に決まり、堂々、梅咲からの3カウントを奪った。
WWWDのベルトを賭けて戦う妹加とななみは試合後も挑発し合う。
妹加「DUAL SHOCK WAVE、勝ったぞー、トーナメントこの調子で勝ち進んで、カラミネンスのベルト、今度は2対2でリベンジでするぞ! そして私はWWWDシングル王者です。来週、アミスタで(ななみとの)防衛戦が決まってます。今日みたいにぐちゃぐちゃにしてやるよ」
ななみ「今日は負けましたけど、来週は妹加さんと一騎打ち。絶対にぶっ倒して、遥さんから奪ったディアナのベルト、取り戻すのはななみですから待っててください」
5,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(CABARET NIGHT CLUB)夏すみれ&リアラ(時間切れ引き分け)青木いつ希&関口翔(チームホカクドウ)
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。夏すみれ&リアラは4402日、青木いつ希&関口翔は5409日で夏&リアラが2回戦進出。
夏&リアラはともにシャンパンを片手に登場。いっぽうのホカクドウはリング中央でホカクドウのポーズを決める。
リアラの握手に対して、青木は耳元に響くような大声シャウト。これにリアラも必死に「よろしくお願いしまーす!」と大声シャウトで対抗する。
先発は関口と夏。まずは関口がスクールボーイを連発。何度も何度も連発していき、夏は2カウントで返すものの、スタミナが切れていき、フラフラに。横十字固めはようやく夏が切り返してフォールも2カウント。
関口がチャンスとばかりに突っ込むと、夏はムチ攻撃でやり返す。リアラへタッチ。リアラは関口をパラダイスロックで固め、身動きが取れなくすると、夏がマーライオンによるシャンパン攻撃。顔面ずぶぬれとなる関口。
「鼓膜が―」と関口は悶えつつ、リアラの腕を取りに行く。腕ひしぎを狙うも防御されると腕へのニーを落とし込む。
さらにリアラをロープへ磔にすると、エプロンに出て側面からのドロップキック。リングへ戻ると、リアラはドロップキック。夏へタッチ。夏がカウンターキックからネックブリーカードロップ。関口も夏の腕へのコードブレーカーからドロップキック。
夏がカニばさみからコーナーに押し込んでの顔面ウォッシュ。さらにブロンコバスターを決めると、下腹部を顔面へこすりつける。
5分経過。フォールに行くも、青木がカット。関口がグラウンドから腕を取り込みに行くが。夏も必死に防御。
なんとか夏はロープへたどり着いたが、青木が背後から夏の背中へニー、関口も背中へのニー。さらに正面へ回り、ダブルの低空ドロップキック。続けて関口がミサイルキック。2カウント。青木へタッチ。
青木が串刺しエルボー、フェースバスター、ボディプレスと連続攻撃。カウント2。
夏はネックブリーカーで返すが、青木は大外刈り。夏はフルネルソン式DDT。さらにはシャイニングウイザード。
ここでダブルダウン状態に。
夏のアシストを受けて、リアラがドロップキック。正式にタッチすると、リアラは青木へドロップキックから串刺しエルボー。さらに三段式蹴りからフェースバスター。残り2分。
青木がボディスラム。リアラがエルボーを連打するも青木も重いエルボーで返す。ここで逆エビ固めに固めるも、夏がカット。
関口のボディスラムから青木がダイビングボディプレス。
残り30秒。
青木がジャーマン狙いでバックに回るが、リアラがバックを取り返す間に、夏がシャンパンを青木に吹きかける。
このタイミングでリアラが丸め込んだが、あと1カウントのところでドローとなった。
ドローにより、キャリア差での勝敗が争われることとなり、夏すみれ&リアラ(CABARET NIGHTCLUB)は4402日、青木いつ希&関口翔(チームホカクドウ)は5409日でCABARET NIGHT CLUBが2回戦進出となった。
6,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(じょうじょう)狐伯&〇渡辺智子(8分59秒、体固め)夏実もち●&柊くるみ(unstoppable)
※ラリアットから。狐伯&渡辺智子が2回戦進出。
狐伯組は渡辺のキャリアがとてつもなく長いため、短期決戦を望みたいところ。
まずは渡辺とくるみが向き合うと、両者のラリアットによるぶつかり合いでスタート。ここから両者、エルボーの打ち合いからタックル合戦に移行するが、いずれも互角の展開。
渡辺がラリアットを決める。くるみも投げっぱなしジャーマン。すると、渡辺も投げっぱなしジャーマンで投げ返す。早くも両者ダウン状態に。ともにタッチ。
狐伯ともち。狐伯がもちの足をつかんで倒すと、低空ドロップキック。さらに顔面ドロップキック。
2カウント。もちはボディスラム。もち&くるみがダブルヒップドロップ。くるみがその場飛びのフットスタンプを連発。くるみが何度もフォールに行くが2カウント。
くるみ&もちがサンドイッチ式のドロップキックも2カウント。
くるみはボディスラム。くるみがバックから持ち上げると、もちがフェースバスターに捕らえる合体技も2カウント。
続けて、くるみのツームストンパイル狙いは狐伯が回避。狐伯はトップロープに上ったが、すかさずくるみがデッドリードライブ。2カウント。
5分経過。
くるみはフットスタンプからセントーンも2。もちにタッチ。
狐伯はロープにもたれかかると、もちは背後からタックル。ヨーロピアンクラッチに固めるも2カウント。
もちはバックドロップ。さらにくるみとのコーナートレイン。
狐伯はうまく逃れると、くるみともち、それぞれにドロップキック。狐伯が渡辺にタッチ。渡辺がもちへ串刺しラリアット。さらにロープにもたれさせた状態で4連発。もちは、もっちりバディシザースで切り返すもカウント2。
狐伯がミサイルキックでアシストに入ると、渡辺がセカンドロープからのダイビングボディプレスも2。
くるみが割って入り、トラースキックを渡辺に狙ったがもちに誤爆。渡辺がもちへラリアット。もちが体を入れ替えフォールに行くが、2カウント。
もちの裏拳はくるみと同士打ちとなり、その間に渡辺がラリアットを決めて、3カウントを入れた。
この結果、狐伯&渡辺が2回戦進出となった。
試合後、敗者組の5チームが登場。チェーンを引き、あたりくじを引いたチームが敗者復活が決まる仕組みとなる。その結果、青木&関口のホカクドウがあたりくじを引き、2回戦進出を決めた。その瞬間、青木は「優勝だー!」と吠える。
続いて、9・14アミスタで行われる2回戦の抽選が行なわれる。
その結果、下記のカードが決定した。
・炎華&マコトユマ<TKDJ> VS 青木いつ希&関口翔<チームホカクドウ>
・狐伯&渡辺智子<じょうじょう> VS 桜花由美&咲蘭<人生サンブンノイチ>
・夏すみれ&リアラ<CABARET NIGHTCLUB> VS 本間多恵&尾崎妹加<SPiCEAP>
ここで、咲蘭がスケジュールの都合で14日の大会に出場できないことが判明。それにより、狐伯組対桜花組のカードは18日に変更となった。
最後は2回戦進出を決めた狐伯がマイク。
狐伯「まだ一戦目ですけど、自分たち『じょうじょう』がDUAL SHOCKのタッグチャンピオンになる、第一歩です。(渡辺に)もうちょっとカットしてほしかったです」
渡辺「みんなが時間伸ばそう伸ばそうとするから。今日、Xで見たけど、自分はキャリア1万4千日越えてるんで(場内・笑)」
狐伯「自分たち『じょうじょう』は勝つしかないんで。『じょうじょう』はこの上なく最高のタッグパートナー
という意味で付けました。ここにいるどのチームより最高のタッグなので優勝、勝つ、のみです。自分たちが勝っていくので、どの会場でも応援してください」
最後は「これがwaveだー!」でエンディングとなった。
2024.08.12
「夏祭り〜Detras de Lazona vol.26」
日時
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8月12日 月曜日・祝日
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観衆
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75人
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場所
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@POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
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・入場式
1日3興行の3部はテーマ曲が鳴ると同時に、誰が登場するかわかる仕組み。カード発表は
当日となっており、「謎の夏祭りwave」と題された。
・入場式
試合前に先立ち、全選手入場式。選手を代表して8月8日にデビュー6周年を迎えた狐伯が
務めた。
「みなさん、こんばんわ。(客席から「こんばんわー!」の声)元気だ、みんなが元気だ。
8月8日に6周年迎えましたー。ありがとうございます。6周年なんて皆様に比べたら、ペーペ
ーだと思っているので、7年目も自分は伸びしろがあると思うので、もっともっと頑張っていきたいです。ぜひみなさんも自分のことを見ていてください。それと、8月でwaveが17周年を迎えました。会社が17年持つことはすごいと思います。
waveも狐伯もまだまだ伸びしろがあると…、えー、先ほど伸びしろと言う言葉を覚えたてなので(笑)。みなさん、今日は対戦カードも順もわからないということで最後まで楽しんで、楽しい気持ちで帰ってください。自分たちも頑張るので、みなさんも応援、頑張ってください!」
1,謎の夏祭りwave(20分1本勝負)
SAKI&○世羅りさ(42秒、スリーパーホールド)宮崎有妃&シン・広田さくら●
▼再試合
○SAKI&世羅りさ(13分54秒、片エビ固め)宮崎有妃&シン・広田さくら●
※ランニング式ブレーンバスター
いきなり広田のテーマが鳴ると、「エーッ!」と言う戸惑いと、笑いが起きた。
60分戦い抜いてからわずか1時間半、第1試合に広田が元気な姿を見せるかと思えば、よぼよぼ
歩きで登場。テーマソングに合わせるポーズもキレが悪い。
さらに続いて宮崎のテーマが鳴り響くと、またも館内は笑いに包まれる。そして、テーマに合
わせて拍手が鳴り響く。やはり宮崎もお疲れモードの様子。
続いての入場テーマはSAKI。「おいー」と天を仰ぐ広田。さらに世羅のテーマが鳴ると、観客は
大歓声。カラミネンスが登場すると、まずはベルトを掲げて二人がポージング。
宮崎は「世羅、お昼スターダムだったよね、その時どうしたの?」
世羅「熱中症になって…」
宮崎「(お菓子を取り出し)食べな食べな。5時半くらいに会場に着いたんだよ(試合開始は6時)、
ちゃんと塩分取ったほうがいいよ」
広田「美味しいからね。私が言うのもなんだけど、今日あんまり無理しなくていいから」
宮崎「そんな試合しなくていいから」
広田「楽したい(笑)」
そんなやり取りのなか、試合開始。先発は広田と世羅。世羅がいきなりラリアットからフォールも2。
バックに回り、スタンディングのスリーパーが決まると、広田は悶絶。
一度は立ち上がった広田だがそのまま落ちてしまい、レフェリーが試合をストップ。なんと、42秒で
の決着となった。
意識を取り戻した広田がマイク。
「ちょっと待ってくれ。熱中症チーム待ってくれ。わかるよ、早く帰りたい気持ち。でも、
そんな締め落とさなくても良くない?私を見くびるんじゃないよ、何分やろうが私はプロのレスラー
なんだよ。スリーパーで落とされたからって引き下がらないよ。負けたら終わるのは
ルールだけど、17周年なんだよ、こんなんで終わって私たちギャラもらえると思うなよ。
オマエらもノーギャラだぞ」
セコンドの桜花も「そうだそうだ」と加勢。ノーギャラの言葉が効いたのか、カラミネンスも再試合
を認め、こうして再びゴングが鳴った。
今度はいきなり、広田が世羅にボ・ラギノールからフォールも2。
宮崎にタッチ。宮崎は世羅を場外へ落とす。しかし、場外ではカラミネンスが有利に進め、
広田と宮崎が鉢合わせにさせる。
世羅が宮崎をリングへ上げると、カラミネンスが二人がかりで、宮崎に往復のロープワークをさせる。
すると宮崎自ら加速し、まだまだ体力のあるところをアピール。しかし、徐々にスタミナ切れに。
フラフラの状態でもロープワークを続ける宮崎だったが、最後はダウン。
カラミネンスが宮崎を広田にタッチさせる。
同じ要領で、広田にも往復ロープワーク。戻ってくると背中を押して、延々とロープワークを続けさせる。
粘りの走りを見せたものの、最後はやはり、広田もダウン状態に。
世羅がフォールに行くもカウント2。
広田は立ち上がると世羅の腕を取ってロープ渡りへ。さらにロープジャンプも成功。スタミナ切れでも
驚異の動きを見せる。SAKIがカットに入って来ると、二人まとめて、ヘッドシザースで投げる。
続いて宮崎が世羅にラリアット、SAKIにもラリアット。
そして、「広田、布持ってこい!」と二部で使用した赤の布を取り出す。
世羅にかぶせると、「みなさんにマジックショーをお見せします。
ミュージックスタート!」と二部同様、BGM「オリーブの首飾り」が鳴り響く。
すると世羅が宙に浮き始める。ここで布を取ると四つん這いで足を挙げている状態の世羅が。
そのままフォールに行くと2カウント。
宮崎「世羅、一生懸命でエライな」とポツリ。
世羅はセラリズムバスター。続いて、SAKIがビッグブーツを連発。
宮崎はSAKIの足をつかむと、はずかし固め狙い。SAKIは一回転して回避。
宮崎は目つき。SAKIはエルボー。宮崎はキックからトレイン攻撃狙いもSAKIがバックに回る。
広田がカットに入るも、SAKIがかわして宮崎へ命中。
SAKI、世羅がダブルのカンパーナ。しかしSAKIは宮崎を持ち上げられず。ならばとキャメルクラッチで宮崎に
カンパーナ状態の広田をぶつける作戦に。
SAKIがバックに回るも宮崎が首投げからビッグヒップ。再びはずかし固め狙いも、SAKIが必死に開脚を
防ごうとする。しかし宮崎は力づくでギリギリ成功。
広田にタッチ。広田はSAKIへ側転ボ・ラギノール。
619もヘロヘロになりながらも、なんとか回って決めると、シャイニングウイザード。2カウント。
世羅が飛び出して、世羅&SAKIがダブルのブレンバスターに取ろうとするが、広田がダブル
DDTで切り返し、さらにはダブルボ・ラギノール。
場外へ落ちた二人に広田がプランチャで飛んでいくが、宮崎へ誤爆。リングへ戻ると、広田とSAKIがコーナー
での攻防から世羅が新幹線アタック。SAKIは広田へみちドラⅡを決めたが2カウント。
世羅&SAKIはトレイン狙いも宮崎がダブルラリアットでカットに入り回避。SAKIがトップロープに上るも、
広田が雪崩式ボ・ラギノール。2カウント。
世羅にもボ・ラギノール。SAKIがビッグブーツで広田の顔面を捕らえたが、FFDで切り返す。2カウント。
広田は再度、ボ・ラギノールを放つが、SAKIがビッグブーツ、2カウント。SAKIがランニング式ブレーンバ
スターで勝負に出ると、3カウントを奪った。
2,謎の夏祭りwave(15分1本勝負)
梅咲遥(10分18秒、ラ・マヒストラル)チェリー
※それそれ得意技が3つ封印され、『夏祭り』の流れている間のみ、使用できる特別ルール。
続いての試合はまず梅咲のテーマが鳴り響く。続いては、チェリーの曲が鳴り、チェリーが登場。
梅咲対チェリーによるシングルマッチとなった。
特別ルールとして、二人の得意技が使えない、得意技封印マッチであることが明かされる。ただし、互いの世代の曲がランダムに流れる。その曲はジッタリンジン、またはホワイトベリーの『夏祭り』。自分の世代の曲が流れている間は得意技が使うことができるという特殊ルール。互いに得意技は3つ封印となる。梅咲はエルボー、ドロップキック、
マヒストラル、チェリーは熟女でドーン!、チェリートーンボム、春夜恋が禁止とされた。
ロックアップからスタート。チェリーが「折るぞ!」と腕を取る。梅咲も取り返すが、チェリーも即座に「恥かかせやがって」と取り返す。
すぐに梅咲も腕を取るが、チェリーはヘッドロックへ。梅咲はアームホイップ。ここから「一発行くぞー!」とアピールするも、禁止技とされているため、ドロップキックにいけず。動きの止まった梅咲に、チェリーは足を取りアンクルホールド。ロープブレイクとなったものの、スタンディングとなり、梅咲はやることなくて、見よう見まねのラ
リアット。チェリーは腕を取ると、「ヤングでドーン!」を決める。これには館内も大ブーイング。レフェリーからイエローカードが一枚出される。
梅咲がバックを取り、インディアンデスロック。「いつもの行くぞー!」と弓矢固めに取る。ロープになると、今度はチェリーを磔にする。いつもならドロップキックを背中へ打ち込むのだが、仕方なくランニングして背中へダブルチョップ。
「思い出した、ネック(ブリーカー)行くぞー!」と技を思いつく。しかし、チェリーがキックからドロップキックでネック
ブリーカーを打たせない。ここでホワイトベリー版の『夏祭り』が鳴り始める。梅咲の技が解禁となり、一気にドロップキック10連発。カバーに行くと、チェリーが辛うじて2カウントで返す。
ここでジッタリンジン版の『夏祭り』が鳴り始め、チェリーの技が解禁となる。
チェリーは熟女でドーン!を10連発。さらにコーナーへ上がり、チェリトーンボムを仕掛けようとしたところで、曲が終わる。
仕方なくコーナーを降り、「渾身の逆エビだー!」と逆片エビへ。
梅咲がロープへ。チェリーはそのロープの手を踏みつける。チェリーが「曲が鳴ってねえんだよ、使うなよ」と梅咲を挑発しながら、エルボーを連打。自らロープへ走ったところで、ホワイトベリー版の『夏祭り』が流れ始め、梅咲がエルボーを連打。
何発も打ち込んだ後、マヒストラルに持っていこうとしたが、ここで曲が終わり、丸め込めず。思わず梅咲は「おい!」と音響にクレームを入れる。仕方なく、ブレンバスターで投げる。2カウント。梅咲が突進すると、ジッタリンジン版の『夏祭り』が流れ出し、チェリーは咄嗟に春夜恋で固めたが2カウント。梅咲とチェリーがエビ合戦、どちらも2カウント。
みたび、ホワイトベリー版の『夏祭り』が流れ、梅咲の得意技解禁となり、エルボーからドロップキック。そして低空ドロップキックに行くもこれはすかされる。しかしまだ音楽は流れており、すぐさまマヒストラルに取り3カウント。なんとか曲が流れている間に得意技で仕留めることができた。
3,謎の夏祭りwave(15分1本勝負)
渡辺智子(10分8秒、片エビ固め)櫻井裕子
※ラリアット。渡辺=Xとして、当日発表。
まずはテーマ曲が流れて、櫻井が登場。
続いて、対戦相手は「X」とコールされ、曲が流れると、渡辺智子が登場。
2部では人間凶器として登場した渡辺がXとして3部では正式な試合での参戦となった。
まずは櫻井が握手を求める。渡辺もしっかり握り返して試合開始。
まずは櫻井が「来いよ!」と手四つを要求。渡辺はそれに応えようとするが、少し届かず。
櫻井がタックル。渡辺は倒れない。ならばと続けてタックルを連打していき、3発目で倒すことに成功。
ここで渡辺を磔にすると、背後からドロップキック。フォールに行くが、カウント1で返す。
「一発挙げるぞー!」とアピールしてボディスラム狙いも、渡辺が投げ返す。さらに逆片エビ固め。
櫻井がロープに逃れる。ならばと、今度はサソリ固め狙いに行くが、櫻井も必死に防ごうと堪える。
それでもステップオーバー。櫻井がロープに近づくと、STFへ移行。何とかロープへにじり寄った。
渡辺がヘア投げ。さらにコーナーに押し込む。これに対して、櫻井が串刺しタックル。そしてコブラツイストへ。しばらくして、グランドコブラに移行したがカウント2。今度はコーナーに押し込むと顔面ウォッシュ。再度、コーナーに振るが、渡辺が振り返してのフェースクラッシャー。
エルボー合戦から、櫻井はエルボーに行くと見せかけてのローキック。
渡辺がラリアット。ボディプレス。2カウント。
櫻井が背後に回り、スリーパーからドラゴンスリーパー。渡辺がキックを顔面に当てて回避。
櫻井はビッグブーツからブレーンバスター。2カウント。
今度は渡辺もブレーンバスターでお返し。櫻井はビッグブーツをもう一発叩き込むが2カウント。
ここで渡辺が追走式ラリアットを決めて3カウントを奪った。
最後は櫻井が渡辺の握手を拒み、意地を見せた。
4,謎の夏祭りwave(15分1本勝負)
桜花由美(12分8秒、体固め)ラム会長
※ビッグブーツ
続いてはラム会長のテーマが鳴り響くと「オーッ!」という歓声が上がる。
続いては桜花のテーマが鳴り、これまた興味深いシングル対決となった。
まずは桜花のロックアップをラム会長が拒否すると、中指を立てる舌出しポーズ。
桜花は「来いよー!」とアピール。ビッグブーツを繰り出すが、ラム会長はこれをすかすと、再度、中指のポーズを取る。さらにお尻ぺんぺんポーズ。桜花は
たまらず、ラム会長の尻を蹴る。
ラム会長はカニ挟みからフットスタンプ。コーナーに桜花を追い詰め、
足を取ると、「今日はこの足を取ってブーツできなくしてやるー!」と宣言。
ヒザをロープに絡ませると、低空ドロップキック。桜花が日韓レフェリーに反則を取るようにアピール。反則を取らないレフェリーにラム会長は「子どもの時から知っているから(やさしい)」とフォローする。
ラム会長は「足4の字、普段やらないけどやってやる!」と、かなりスローで足4の字。少し形が違っており、うまく決まらず。それでも、試しながらやっているうちに一応、形が完成。桜花が立ち上がるたびに右足で蹴り飛ばす。
桜花は払い腰からワキ固め。さらにキャメルクラッチで顔面をかきむしる。
今度はロープへの磔。「よくないよくない」とラム会長。桜花はランニングエルボーを決める。2カウント。桜花のビッグブーツをかわすとラム会長がエルボーを打ち込む。
「あぶねー」と本音を漏らす。今度は串刺しビッグブーツもかわすと「桜花、見てろよ!」
と串刺しキック。そして顔面へのストンピング。さらにはダンスをしてからの串刺しキックを見舞う。
そして「みなさん、ご一緒にー。これが俺たちのwaveだー!」とコール。「俺たちの」
という新たなフレーズがくっついていた。
ラム会長は目つきを狙うが、リーチの差で桜花から逆に見舞われる。桜花が串刺しビッグブーツ。
さらに対角線から走り込んでのランニングブーツを決める。2カウント。
桜花はトップロープへ。「起きろー!」とアピールしてもラム会長はまったく起きず。
仕方なく、ロープを降りて迎えに行くと首固めで丸め込む。2カウント。低空ドロップキックからラム会長がトップロープに上がり、ラムちゃんカッターを敢行。
「どーですか、お客さーん」と問いかけてからダイビングボディアタックを敢行。さらに突進するが、桜花はスタンガンからランニング式ビッグブーツ。バックドロップ。2カウント。
会長が背後に回りおんぶ式スリーパー。桜花が持ち上げると、コーナーにに当てる。
「クソラムー!」と叫んでエルボーを振りかざすが、これをかわしたラム会長が「クソ桜花ー!」
と叫んでエルボー。
ラム会長はトップロープに上ると、フライングボディアタック。バックの取り合いから桜花が
クロスアーム式DDT、さらにはかかと落とし、2カウント。
ネックハンギングボムを狙うも、これはラム会長が丸め込んだが、走り込んだところをビッグブーツ。
チョークスラムと畳みかけるも2カウント。
残り3分。ここでダメ押しのビッグブーツを決めて3カウントとなった。
試合後、諭すように髪をつかむ桜花が逆ラム会長ポーズ。これには会場はブーイング。会長が中指
ポーズで挑発すると、桜花が追いかける。ラム会長は一目散にリングを降りた。
5,謎の夏祭りwave(20分1本勝負)
関口翔&青木いつ希(16分6秒、片エビ固め)狐伯&炎華●
※紫電改
最後はタッグマッチで締めくくり。青木、関口、炎華、狐伯とテーマ曲が続く。3部の最後を締めるのは、狐伯&炎華のwave純潔タッグとなった。対するは青木&関口のチーム・ホカクドウ。
青木の握手時は、耳をふさぐ炎華。狐伯もあわてて耳をふさぐ。さらに味方の関口にもシャウトを浴びせる。先発は狐伯と青木。青木は「よっしゃ行くぞ川崎ー!」とまずは気合を込めて試合開始。
狐伯のドロップキックは空を切るが、カニ挟みから低空ドロップキック。炎華にタッチすると、炎華もドロップキック。ボディスラムは青木が投げさせず。青木がタックル。続けて、青木&関口がトレイン攻撃。そして、「チーム・ホカクドウ!」とポーズを取る。
青木は狐伯に「おい、オマエ、6周年らしいな―」と磔に取る。青木が背後からタックル、関口はドロップキック。リング中央に倒れた狐伯に、青木が炎華を捕まえてボディスラムを投げる。
そして、「狐伯、6周年おめでとー!」と手洗い祝福。
関口が炎華にランニングキック。髪をねじると、ロープに括り付ける。さらにヘアホイップ。コーナーで顔面踏みつけに出る。青木にタッチ。炎華がエルボーで反撃。青木がフェースバスター、ボディプレス。
2カウント。さらに逆エビで絞める。続いて、串刺しタックルは自爆。炎華が側転エルボーを狙うも、青木に足を出され阻止される。ならばとコルバタ。さらには低空ドロップキック。狐伯にタッチ。
狐伯も青木に低空ドロップキック。青木はブレーンバスターで投げ返す。エルボー合戦。狐伯は足をすくい、低空DDTからランニング式ロケットキック。
青木が大外刈り。続く関口がドロップキックを2連発。延髄蹴り。狐伯もドロップキックを見舞うと、カサドーラで丸め込む。2カウント。
関口が青木へ三角締め。青木も炎華へ逆エビを決める。関口はそのままま腕ひしぎに移行したが、狐伯はロープエスケープ。狐伯はドロップキックで流れを変えると、続く炎華がドロップキック4連発。関口とスタンドでのエルボー合戦からお互いに追走式ドロップキック。
関口がフライングネックブリーカーから、変形の逆エビ固め。炎華を磔にして青木が背中へのダブルニー、関口が619。さらにSTOも2カウント。
関口がセカンドロープへ。ミサイルキック。2カウント。炎華がバックからのエビ固めで関口の勢いを止めると、ロープに当ててからのSTFという新しい入り方を見せる。
炎華はトップロープへ。狐伯が関口を肩車。炎華がフェースクラッシャーの合体攻撃。さらにはミサイルキック。2カウント。
狐伯&炎華のトレインを分断した青木が二人へSTO&DDTのダブル攻撃。
15分経過。関口がエルボー連打。炎華がジャックナイフも2カウント。関口がSTO、2カウント。
ここで、関口が新技である、紫電改を初公開して、3カウントを取った。
2024.08.12
「夏祭り〜Detras de Lazona vol.24」
日時
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8月12日 月曜日・祝日
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観衆
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65人
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場所
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@POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
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・入場式
この日は1日3興行の恒例・夏祭り大会。まずは12時スタートの第1部から開始。
試合前、出場全選手が入場。8・19にデビュー23年目を迎える桜花由美が挨拶。
「みなさん、こんにちわー。本日はアミスタ大会へのご来場、ありがとうございます。
本日は3大会あります。第1部がヤング的な大会となっております。
そこになぜ私がいるか、それは咲蘭と試合したかったからです。
咲蘭とは、両親と知り合いで咲蘭が生まれる前からごはん行ったりしてて、
生まれてからは何回も見に来てくれて。咲蘭がプロレスラーになってからは、ウチは中学生は
リングに上がれなくて、いま高校生になって、3年越しに上がることになったので、すごく
楽しみです。
本日は、私のデビュー23周年とwaveが大々的に発表してませんが、26日に17周年を迎えます。
本日は、3大会すべて趣向が違って17周年にふさわしい志向となっているので、全部3大会
見るように、まだ2部と3部のチケットを買っていない人はGAMIさんが売ってますので、それを買って楽しんでいってください」
1,YOUNG アジアwave (15分1本勝負)
狐伯(12分26秒、片エビ固め)シャンシャン
※フロッグ・スプラッシュ
シャンシャンはwave初登場。ディアナ所属で台湾出身レスラー。狐伯が胸を貸し、ヤング大会のオープニングにふさわしいカードとなった。
ロックアップから、狐伯がクリーンに分かれる。続いて、狐伯がネックロックに取り、グラウンドへ持ち込む。シャンシャンはエルボーで回避。
狐伯はコーナーにぶつけると、対角線へヘアホイップ。これを2連発決めた。さらに髪をつかんで磔にすると、客席からブーイングが飛ぶ。狐伯は気にせず、コーナーで全体重を乗せていく。さらにストンピングを連打。
今度は中央でインディアンデスロックの体勢へ入ると、弓矢固めへ。シャンシャンはロープに逃れると、フェースバスター。そして、キャメルクラッチへ。5分経過。
技を解くと、狐伯はエルボーを連打。シャンシャンが逆にコーナーに振り、ドロップキック。二発目は狐伯がかわすと、逆エビ固めから逆片エビへ移行。ロープへ。
コーナーへうずくまるシャンシャンへ、串刺し低空ドロップキック。これをシャンシャンがすかすとドロップキック。さらに低空ドロップキックを3連発。2カウント。
続けてシャンシャンがボディスラム狙いも、狐伯が腰を落として拒むと、エルボーを一撃。狐伯はあえて、「シャンシャン!」と呼び込むと、エルボー合戦に突入。シャンシャンはエルボー一発に倒れながらも、そのたびに立ち上がって打ち返す。狐伯の一発に何度も倒れ込むがそのたびに立ち上がって連打する。
シャンシャンはエルボー連打から走り込むが、カニ挟みで倒されて低空ドロップキックを浴びる。
狐伯は逆片エビで締め上げる。なんとかロープブレイクに。狐伯はボディスラムを狙うが、これをシャンシャンは首固めで返すと、さらにスクールボーイ、逆さ抑え込みと、丸め込みを連発。いずれも2カウント。狐伯が再び逆片エビに取る。シャンシャンが自力でロープに逃れる。シャンシャンは意地のボディスラム。2カウント。さらにスタナーからフライングネックブリーカードロップ。2カウント。
狐伯はエルボーを打ち込むと、ランニングニーアタック。シャンシャンは2で返すと、ブレンバスター。これもまた2で返す。
狐伯はトップロープからフロッグ・スプラッシュを決めてトドメを刺した。
2,YOUNG POWER WAVE
ZONES(11分46秒、監獄固め)香藤満月
まずは激しいタックル合戦からスタート。ともに一歩も引かないぶちかまし合い。
「まんじゅう、オマエ走ってこい!」とZONESが香藤をまんじゅう呼ばわり。
香藤が自ら走り、タックルをぶちかますと、今度は「やきそば、走ってこい!」とZONESをやきそば呼ばわり。
ZONESが走り込んでタックルを放つが、これも互角。今度は香藤が走り込んでタックルをぶちかますと、ついに倒すことに成功。そして、カニ挟みでグラウンドへ持ち込むと、吊り天井で絞り上げ、ZONESの体を宙に浮かせる。
じゅうぶんに絞り上げた後、コーナーに立ち、「やきそばー!」と髪をつかんでからのヘアホイップ。
さらに2発目を狙うと、ZONESが「辞めろマジで!」と拒む。香藤は「髪が弱点??」とひるむことなく、2発目のヘア投げ。そしてコーナーに追い込んで、全体重を足に乗せる。さらには逆片エビに取る。
ZONESがロープに逃れると、噛みつきで反撃。そして、「挙げるぞー!」と叫んで持ち上げようとする。しかし、巨漢の香藤は持ち上がらず。香藤が逆にボディスラム。
倒れているZONESへ、両足で乗っかると、全体重をかけていく。そのままロープを往復し、その都度、ZONESへ両足で乗っかる。さらに波乗りの要領でZONESに乗ると、体重を浴びせていく。
コーナーに振ると、ZONESが反動を生かしたタックルでやり返す。そして、ロープを揺らすZONESポーズ。
今度は、ストンピングから香藤の足にめがけてエルボー。続けて持ち上げるも、香藤が着地。香藤はショルダータックルから、ボディプレスを浴びせる。さらに2発目を狙ったが、これはZONESが間一髪かわして、スリングブレイド。
2カウント。ZONESがストレッチマフラーに取るが、ロープブレイク。
ZONESがセカンドロープから、香藤の左ヒザをめがけてダイビングエルボー。
ここからスタンディングの打ち合いへ移行。香藤のエルボーに、ZONESはチョップで対抗。香藤のエルボー連打には「負けるか、まんじゅう!」とチョップで返す。
さらにエルボーとチョップによる打ち合いが続く。ZONESが串刺しチョップを連打。これに対抗して香藤も串刺しラリアットからダイビングボディプレスを2連発。カウント2。
続けて香藤はセカンドロープからのボディプレスを敢行するも2カウント。ZONESはエルボースマッシュ3連発。さらにブロックバスター。2カウント。自ら走り込んでのラリアットも2。ここで監獄固めの体勢へ。香藤はエルボーを打ち込んで対抗するが、ZONESは腕に噛みつく。そして足を決めたまま、ネックロックに移行し、変形の監獄固めでギブアップを奪った。
3,YOUNG エモーショナルwave(15分1本勝負)
桜花由美(13分12秒、片エビ固め)咲蘭
※ビッグブーツ
wave初参戦となった咲蘭は、入場式で桜花が語ったように、両親と知り合いだった関係から、シングル実現へ至った。
まず、咲蘭がおなじみのダンスを披露。試合が始まると、まずはいきなり咲蘭が桜花にがドロップキックの奇襲。
二発目のドロップキックは桜花が防ぐも、すぐさま咲蘭がドロップキックを打ち返し、往復のフットスタンプ。さらに桜花の両手を足で押さえると、グリグリしてからの踏みつけストンピング。今度はエプロンに移動して、同じように両手へのでのストンピング。さらに何重にも髪を絞り込んでからヘアホイップ。そしてコーナーに全体重をかけていく。「クソガキが、コラ!」と耐える桜花。
さらに咲蘭はドロップキック3連発の後、ブレンバスター狙い。これは投げられず。ならばと今度は背後からスリーパーに捕らえる。桜花がコーナーに咲蘭を押し込んで脱出。ストンピングを放ちながら、「このクソガキ!」と叫んで全体重を乗せる。「どんな教育受けたらこんな悪い子になるんだ、親の顔が見てみたいわ」と桜花は客席に向かって言い放ちながらのストンピング。
さらに串刺しビッグブーツから、対角線に走り込んでのランニングビッグブーツ。顔面ブーツ2連発を決めたがカウント2。
続けて桜花がバックドロップ狙いに行くが、咲蘭が正面からのエルボーで回避。桜花も「このクソガキ!」とエルボーをぶっ放つ。咲蘭も「このババア!」と打ち返す。
「誰がババアだ」「このクソババア!」「このクソガキ!」とののしり合いながらの打ち合いが続く。
咲蘭はビッグブーツをすかすと、ドロップキック3連発。2カウント。すかさずワキ固めに移行。そして桜花を磔状態にすると、背後からドロップキック。さらには弓矢固めへ。締め上げると、セカンドロープからのフットスタンプ。これは桜花がすかす。桜花はコーナーに誘い込んで、ぶら下がり式のブラディーEX。桜花はアームホイップからクルスフィックス。咲蘭がロープへ逃れると、桜花はランニング式ビッグブーツ狙い、これを咲蘭がかわすと、背後からドロップキック、さらには619。2カウント。トップロープへ上ると、ダイビングフットスタンプ。桜花はカウント2でキックアウト。背後に回り、ブラディーEXでやり返す。さらにビッグブーツからコーナーから走ってのビッグブーツ。2カウント。
10分経過。咲蘭は桜花に飛びつき、カサドーラ式フットスタンプもカウント2。咲蘭がスクールボーイ。
逆さ押さえ込みと続ける。ヨーロピアン狙いに出たが、これは技の途中で桜花がエビ固めで切り返したが2カウント。
桜花はカカト押し、突き上げ式の顔面キックと畳みかけるも2。さらにカカト落としを投下したが、咲蘭はカウント2でブリッジ。ならばとダメ押しのビッグブーツを決めて完璧な3カウントを奪った。
最後は両者が無事、リングで出会えたことに感激してのハグ。桜花が咲蘭に肩を貸して、ともに引き揚げた。
4,YOUNG スクランブルPOPwave (30分1本勝負)
〇炎華&大空ちえ&神姫楽ミサ(14分7秒、ジャパニーズ・レッグロ―ル・クラッチ・ホールド)
ななみ&マコトユマ&SOY●
メインではSOY、マコトユマがwave初参戦。また、ななみは“救世主”とコールされた(アミスタ前大会で花園桃花に代わり当日、緊急参戦。そこで“救世主”と呼ばれた)。ななみがミサに握手を求めると、「JTO
なんで」と拒む。「なんで?」とななみ。先発はSOYが「自分が行きます!」と手を挙げる。一方はちえ。
「SOY」コールと「ちえ」コールが二分するなか、ロックアップ合戦。ミサ、炎華も背後から押し込んで、ちえがロープに押し込む。SOYをコーナーに振ると、トレイン攻撃から、3人でポーズを取る。SOYは
タックルで反撃し、スリーパーに取る。さらにコーナーに振るが、ちえが腕を取ると、ロープ渡り。渡った後、低空ドロップキックを決める。ちえの串刺しエルボーをSOYがすかすと、串刺しタックル。続いて、マコト
ユマが低空ドロップキックを4連発。続けてユマが抱え上げて、ちえをコーナーに押し込み、串刺しドロップキック。さらにななみ組によるトレイン攻撃。ユマがフォールも2。
ちえがユマにボディスラムで反撃。ユマもボディアタックでやり返す。ちえはローリングエルボー。
セカンドロープからショルダータックル。2カウント。ちえがミサにタッチ。ミサがドロップキック。
猪突猛進スピアー。続くセントーンはユマがかわす。ミサがエルボー。ミサの勢いを背後からななみがカットに入り、動きを止める。
この間にユマが低空ドロップキック。逆さ押さえ込み、スクールボーイ、首固めと丸め込みを連発。
いずれも2でミサが返す。ユマに代わったななみが串刺しタックルからショルダータックル。ミサは追走式ラリアットで流れを変えてセントーン3連発。
さらに低空ブレンバスター、ラリアット。カウント2で返したななみはノーザンライトで投げるも2カウント。
ダブルダウン。両者立ち上がり、SOYと炎華にそれぞれタッチ。
SOYのドロップキックに炎華は倒れず。SOYがエルボー。炎華が串刺しドロップキック。
SOYも串刺しタックル。エルボー合戦から、「いたくなーい!」と炎華が倍返し。ボディアタックはキャッチされる。その場で落とされると、SOYがセントーンを叩き込む。さらにボディプレスも2カウント。
SOYは逆エビ固め。ミサ&ちえがカットに入ると、二人がかりでカニ挟みサンドイッチ式の低空ドロップキック。
炎華がミサイルキック。さらに反対側のコーナーからもう一発、ミサイルキック。
ここでななみとユマが飛び出し、ダブルのタックルを炎華に決めてアシスト。SOYがチョークスラム。スパインバスター。2カウント。ここで、バックの取り合いとなるも、どちらも奪えない展開から、炎華がジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールドを見事に決めて3カウント。ヤングの6人が入り乱れた展開の中、最後は炎華が勝利を収めた。
炎華がマイクを持つ。
「メインエベント炎華が勝ちました。勝てたのはいいけど、POPのチャンピオンとしてここまで
ボコボコにされたのは悔しいです。自分はPOPのベルトを獲って、ヤングだけでなく、プロレス
界を盛り上げる人になりたいと思っているんで、応援してくださる方がいたらうれしいです。
今日、初めてwaveに上がってくれる人がいたのはとても嬉しくて、もっともっといろんな人と戦って、
経験値を上げて、もっともっと強くなります。今日は(ちえとの)POPタッグ嬉しかったです。あと、
2部、3部があるので、楽しい気持ちで帰ってください」
2024.08.01
PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Aug.~’24』
日時
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8月1日 木曜日
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観衆
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217人
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場所
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新宿FACE
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1,SUMMER SCRAMBLE wave(20分1本勝負)
〇梅咲遥&香藤満月(11分44秒、片エビ固め)櫻井裕子&リアラ●
※梅スプラッシュ。
先発は梅咲と櫻井。腕の取り合いから櫻井がグラウンドのヘッドロック。梅咲はヘッドシザースに切り返す。
続いては香藤とリアラ。香藤がエルボーでリアラを倒すと、ロープに磔。
梅咲を呼び込んでのダブル攻撃。
その後、カニばさみに捕らえて、足で持ち上げてサーフボードへ。さらにヘアホイップ。逆エビに絞る。ロープに飛ばし、リアラが飛びかかるも、そのままコーナーにぶつける。リアラはサードロープに足をかけてのキックからフェースバスター。
さらにアンクルホールドへ。香藤がロープに逃れると、櫻井がタックル。香藤はまったくひるまず。
櫻井が突進すると、今度は香藤がタックルでぶちかます。櫻井はコブラツイストからグラウンドコブラも2。櫻井&リアラはコーナートレイン。さらに櫻井がタックルで先ほどのお返し。
続けて、櫻井の突進に香藤はタックルで吹っ飛ばすと、フライングボディプレス。
梅咲がドロップキックから低空ドロップキック。梅咲と櫻井はスタンディングでのエルボー合戦。櫻井がボディスラムからスタンディングのドラゴンスリーパー。
櫻井が突進すると、梅咲はパワースラムで切り返す。梅咲の突進を、櫻井はブレンバスターで投げ返す。
リアラが丸め込みを連発。2カウント。4者が入り乱れ、櫻井がリアラにビッグブーツ。リアラが突進すると梅咲はカウンターエルボーをクリーンヒットさせる。
香藤が梅咲をおんぶしてのおんぶ式プレスは2。
梅咲はリアラに滞空時間の長いブレンバスターを決めたがカウント2。最後は梅咲が梅スプラッシュでリアラから3カウントを奪った。
2,OHKA YUMI〜anniversary wave 23th〜(30分1本勝負)
笹村あやめ&〇関口翔(13分44秒、カケラホマ)桜花由美●&桃野美桜
桜花がデビューからこの8月で、23周年記念となり、桃野とのBOSS to Mammyが久々の復活。
また欠場の青木に代わり、笹村が代役に収まった。
久々となるBOSS to Mammyの曲に乗り、BOSS to MammyTシャツ姿の桜花&桃野が入場。
おなじみのマミー(桜花)がボスを肩車しながら登場した。
笹村&関口は「よろしくお願いしまーす!」と欠場中である青木調の握手。一方のボスマミ、「ハグしましょう」という桜花に「いーよ、この試合やりたいから」と拒否する桃野という、これまたいつもの光景。
いきなり桜花が背後から奇襲し、試合開始。桃野との合体ドロップキックから桃野を投げつける。コーナーに控える桜花は、「チェンジチェンジ! ダブル!」とやる気満々の様子で、桃野は「マジ、調子狂う!」と困惑する。
コーナーでの攻撃の中、桜花が抱きつこうとするも、桃野がすかして串刺しドロップキック、さらに笹村の足を払って桜花に突っ込ませる。関口と笹村が「桜花さん、23周年おめでとう!」とロープ磔のポーズ、背後から桃野も加わる。
笹村がスリーパー。桜花が「助けに来てよ」と言うも、桃野はコーナーでひもを結ぶふり。
関口が桜花にコーナーエルボーからフェースバスター。「青木、技借りるね」と断ってから逆エビ。桃野がカットに入り、関口にパンチも、余計に締まってしまう。
桜花は関口&笹村のクロスラインをかいくぐり、ダブルフェースバスター。
さらにコーナーに振ってのランニングブーツ。さらにもう一発を決める。
続いて桃野がボディアタック。低空ドロップキックを2連発。関口もフライングネックブリーカーから「青木、技借りるぞ、つぶれろー」と叫んでのセントーン。笹村と桃野がエルボー合戦。
「青木、技かりるねー」と桃野も言い放ち、笹村とのエルボー合戦。
相互に走り回る中、笹村が捕らえてキューティースペシャル。カウント2。フットスタンプは自爆。
桜花とカタパルト式の串刺しドロップキックを決め、桃野がスリングブレイド。カウント2。桜花がビッグブーツ、バックドロップで続く。
笹村は桜花にぶっこ抜きのブレーンバスター、関口がドロップキック。関口が大外刈りもカウント2。
さらに619を狙うと、笹村が背後からダブルニーアタックを合わせ、関口がミサイルキック。カウント2。桜花はクロスアームDDTからカカト落とし。カウント2。
桃野を呼び込むと肩車式ファンタスティックフリップ。笹村がレフェリーを脅かしてカウントを阻止。
ボスマミがダブルのブレンバスター連携を狙うも、桜花がこらえきれず、単独での投げに。
笹村がアイルビーバック。
桃野がホイップして、桜花がビッグブーツ。
しかし、2発目は桃野に誤爆。桜花が関口にネックハンギングボムも笹村がカット。最後は桃野のスワンダイブ式ドロップキックが桜花に誤爆したところを、関口がカケラホマで丸め込んで3カウント。
桜花は試合後、フラフラの状態で桃野に駆け寄るも、桃野は桜花を残して1人でリングを後に。随所にボスマミらしさを見せた、桜花の23周年となった。
3,REMIUM wave~狐伯デビュー6周年記念試合(15分1本勝負)
狐伯(時間切れ引き分け)星来芽依
狐伯のデビュー6周年の相手に選ばれたのは現・スターダムの星来芽依。かつてはマーベラスで同期だった間柄。3年ぶりとなる再会はwaveのリング上となった。
芽依のセコンドにはキッドとすずが着く。
「狐伯」コールから試合スタート。ともにロープに飛ばさせず、腕を取らせずといった展開から、狐伯が低空ドロップキックを狙うが、芽依がかわして同時に跳ね起き。場内から拍手を浴びる。
芽依はヘア投げからロープに張り付けて至近距離のドロップキックを3連発。狐伯は
ブーメラン式ミサイルキック。低空ドロップキックとつなげる。「お返しだー」とヘアホイップ。コーナーに押しつけての顔面ウォッシュ。芽依が二段目からのブーメラン式ドロップキック。流星龍、飛びつきフェースクラッシャー。カウント2。
狐伯はカニはさみから低空コルバタ、そして低空ドロップキック。
トップロープに上ると芽依が下からのドロップキックで迎撃。場外へ突き落す。芽依がエプロンからドロップキックも空振り。両者、場外へ。
狐伯は場外ドロップキック。芽依もドロップキックでお返し。
狐伯はブレンバスター。
リングへ戻った狐伯はミサイルキック。芽依がソバット。狐伯が追走式ドロップキック。メイも負けじと、追走式ラリアット。
狐伯が珍しいショートレンジラリアット。芽依が追走式ドロップキック。
ダブルダウン。10分経過。
カウント8で両者、ヒザを付いた状態でエルボーの打ち合いに。ここからスタンディングでの打ち合いと続き、狐伯が最後に打ち勝つ。
残り時間3分。今度は芽依がエルボーを何倍にもして打ち返す。ドロップキック。両者の丸め込み合戦
はいずれも2。芽依が投げっぱなしジャーマンからトラースキック。狐伯はノーランライトスープレックスで投げるが2。
残り1分。両者エルボーの打ち合いが続く。芽依がエルボーを連打も、狐伯が低空ニーアタック。カウント2。
残り時間が10秒を切る中、直伝・ダブルアームTが完璧に決まるも、カウントの最中にゴングが鳴らされ、15分時間切れの結果となった。
狐伯は芽依の耳元で何かをささやく。芽依は「もう一回」と指を1本立ててアピールした。
▼バックステージ
狐伯「久しぶりすぎて、前に同じ団体にいたときだったら、もっとお互いのやることとかわかってたと思うんですけど、ちょっとラグが空きすぎて。これは別にマイナスじゃなくて、これからもっとお互いのことがもっとわかっていけばいいと思うので。自分たちがやりたかったシングル、これはゴールじゃなくて、またスタートに立ったと思います!」
星来「狐伯と3年以上ぶりのシングル。闘ってみて、3年前に闘ってた狐伯と全然変わってたなって思いました。
パワーもあって、今回ドローでしたけど、そのパワーに負けてたなって自分で思いました。スピードだけじゃダメだなって。また狐伯とシングルができるのであれば、芽依はこのベルトを懸けて、もう一度シングルをやりたい。waveさん、スターダムの社長さん、この機会を与えていただいて、ありがとうございました。ぜひ(再戦の)ご検討よろしくお願いします」
4,モシャスwave(15分1本勝負)
中島安里紗(10秒、エビ固め)シン・中島安里紗(広田さくら)
※エルボー。広田の要望により再試合。
■再試合(時間無制限1本勝負)
中島安里紗(10分53秒、体固め)シン・中島安里紗(広田さくら)
※投げっぱなしドラゴンスープレックス
シードリング8・23後楽園で引退となる中島がwaveへ最後の登場。その送り出しとして、モシャスwaveが実現。ということで、全身、中島に扮したシン・中島安里紗が登場。
本物の中島は、お気に召さない様子。
広田が握手を求めたが、いきなりエルボーの連打でKOすると、そのままフォールして3カウント。
10秒での決着となった。
中島は不機嫌な様子でリングを後にしようとするが、広田がマイク。「あんたさあー。ちょっと、人のアゴどうしてくれてんの。そんなにねえ、ただあんたのマネして入場しただけじゃん。そんな嫌だった?」
中島「全然似てねえし」
広田「似てねえとおもってるやつ一人もいねえぞ。(場内は大「似てる」コールに)あんた意外と
根性ないもんね、(この辺からしゃくれ声に。おそらく中島の声マネ)小心者だから、帰ってもいいんだけど、もう一回、やるんですか? いいんですね?」。中島がしぶしぶリングへ戻ると、桜花が「もう一回」とGOサイン。再試合となった。
再び中島がエルボーも、今度はまさかの打ち合いに。広田もエルボーを連発するが、中島が一発の重いエルボーで打ち倒す。広田がカウント2で返し、場内大歓声。
中島の突進はかわして、フェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズ。腕を取ると、ロープ渡り。ロープジャンプでは股間を痛打。
広田は中島を磔式ボ・ラギノール狙い。間一髪のところで、南月がドロップキック。
ならばと別の方向に磔し、再度、磔式ボ・ラギノールを狙うと、今度は笹村がリングに入りカット。
南月と笹村がダブルブレンバスターを狙うが、広田がダブルDDTからダブルボ・ラギノール。
背後から中島がジャーマンで投げ飛ばし、ランニングキックを見舞う。トップロープに上ると、「お。やるってこと?」と、腕を持たせてロープ渡りをさせようとする。中島が拒否すると場内大ブーイング。
「怖いんでしょ」「怖くねえよ!」とやり取りがあり、笹村がエプロンからアシストしてロープ渡り。
反対のコーナーまで歩く。中島が串刺しエルボーからぶっこ抜きジャーマン狙い。広田がカサドーラからフットスタンプ。
トップロープに上るも、上段でのエルボー合戦。広田が打ち勝つ。コーナーに宙吊りにした中島に広田が上から「ほ~れほれ、こわいか?」とゆっくり足を下げていき、ダブルフットスタンプを敢行するふりをするが、体勢を逆にされて中島が宙吊りダブルフットスタンプを決める。
ボ・ラギノールをかわした中島がフロント・ハイキック、「ありがとう、みんな最後に上がれー!」とトレインを
要求。桃野、香藤、清水、関口、梅咲、櫻井、リアラ、すべてが中島の目前で、その圧とオーラに怖がって拒否。
広田が「勝手に盛り上がるんじゃない。この腰抜けども。いつも上がらねえと思ったらこういう時に上がりやがって、上がったら上がったで何もしないのはただの出たがりだろー、もう一回、来いー!」と再度トレイン要求。
すると、中島がすかして逆トレイン。広田がなぜか総出のトレイン攻撃を食らう羽目に。最後に中島が懇親のフロントハイ
キックをぶちかますも2カウント。
広田は「ありさ、ありがとー!」と、へなーラを狙うも一人でぶっ倒れる。中島はその場フットスタンプを打ち込み、
さらにはダイビングフットスタンプも2カウント。
中島はドラゴンスープレックスで決着を狙うが、広田がすでにフラフラの状態で決まらず。FFDとなったが、カウント2。
広田はボ・ラギノールも中島は怒りのカウンターエルボーからドラゴンスープレックスで3カウント。
引退を迎える中島へ、二上会長からプレゼントの贈呈。
「お疲れさまでした。平和なwaveにバイオレンスの風が吹き荒れました。つまらないものですが…(とメダルを取り出す)。
中島安里紗といえば、CATCH THE WAVEでメダルを置き去りに…この人ですからね。毎回、説明するようにしてるの、一時期、出禁にしてました」と、最後に金メダル(置き去りの時は銀メダル)を贈呈され、さらには金一封を贈呈される。もちろん置き去りにすることなく、嬉しそうに受け取る中島。
二上会長「どころで、何が悪くて引退するの?」客席から「性格!」の声が飛び、「第二の人生もその性格のままで…
お疲れ様です!」とエールを送った。
▼バックステージ
中島「ありがとうございました。引退まで2カ月切りましていろんな団体に呼んでもらってますけど、最後こうやってwaveさんにも
参戦できて、うれしかったです。今回、相手が広田さんということで、本当、全然似てないし…」
広田が割って入ってくる。
広田「なんなのよ、アンタ!」
中島「こっちこそ、何なのよですよ、私、そんなアゴ出してないから!」
広田「モシャスで何10年とやってるんで。それで拍手喝采浴びてるから、似てるってことですよ」
中島「似てますか、似てないですよ。この人はデビュー前から知っていて、『全部広田』と言うDVDを見ていて…」
広田「あら、そうなの?やーだ(ちょっと素に)」
中島「本当の天才だと思ってたので、自分がやってもらえる日がくると思わなかったけど、似てない!」
広田「ほかのレスラーにやるような同じ威力で来るのはどうなのよ。だからってさあ、それだけ見ていたっていうんだったら
もう46だし、ちょっとくらい手加減しなさいよ! アンタのそういうところが性格が悪いって言われてるのよ!」
中島「大好きだからこそ、手は抜けないしね、これからもバイオレンスを取り入れた広田さくらを楽しみにしてます!」
広田「あんた、メダル持って帰りなさいよ」
中島「すっごいうれしい。でも、今回はメダル、銀だったらまた置いて帰ると思いますけど」
広田「ぜいたく言ってんじゃないわよ」
中島「金だったのでもらって帰ります。waveさんありがとう!」
5,DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>SAKI&〇世羅りさ(13分46秒、エビ固め)米山香織&チェリー●<挑戦者組>
※春夜恋を押しつぶしてフォール。第36代王者組が2度目の防衛に成功。
もう一つの挑戦者は本間多恵&尾崎妹加組。
第36代王者組2度目の防衛戦は、3WAYによる防衛戦に。
先発は世羅、チェリー、妹加。3人による手四つ。妹加が力を込める。世羅&妹加が共闘してチェリーへダブルタックル。ここから3人によるフォールの奪い合いに。続いて、SAKIと米山と本間。SAKI&本間が米山をダブルキック。
SAKIがキャメルクラッチから本間がロープ往復ドロップキックでSAKIを攻撃。今度は米山&チェリーがクロスラインからゴキゲンBBAポーズ。本間&尾崎がトレイン攻撃から、本間がカラミネンスの2人まとめてぶらさがり式腕ひしぎ十字固め。
カラミネンスが場外へ。本間がセカンドロープからのプランチャ狙いも、米山がカット。場外戦へ。
カラミネンスが米山をリングへ挙げると、ぐるぐるパンチ狙いも阻止。カラミネンスがダブル正拳突きからチョキとパーでアピール。
本間が米山にDDT。合体フェースバスターも2カウント。5分経過。米山がダブルのコーナーホイップ。
チェリーがダブルのネックブリーカー。二人の上に乗っての逆エビ固め。
SAKIと世羅はダブルのカンパーナ。本間がSAKIにワキ固め。SAKIがブレンバスター。米山とチェリーが横取りフォールも2。
妹加が世羅にヌカドーラから本間がジャックナイフの連携も2。
本間が世羅にミサイルキック。妹加がラリアット。本間が低空ドロップキック。SAKIが背後からスクールボーイ狙う。世羅がダブルのグーパンチからコーナーに詰めて対角線連携。フォールを米山、チェリーが横取りするも2。
ゴキゲンBBAがSAKIにダブルの「どっこいしょ!」。連続してのダイビング。まずは米山が飛ぼうとすると、妹加がカット。
本間も割って入り、妹加が米山&チェリーをコーナーから抱え上げ、ダブルのアルゼンチン。世羅がカット。
世羅が妹加にワンツーエルボー。妹加がラリアット。さらにセントーンを狙ったが、自爆となり、世羅がエビ固めも2。
世羅とSAKIがランニング式ブレンバスターを狙うが本間がカット。妹加はダブルラリアット。尾崎が抱え上げる合体619。
コーナーに上ったところにゴキゲンBBAが介入し、チェリーと米山が同時にチェリートーンボム&ダイビング千豚♪。世羅&SAKI
がカット。世羅がハリケーンドライバーもカウント2。
世羅&SAKIがチェリーにランニング式ダブルブレンバスター。米山がカット。世羅の「絶対持っとけよ」エルボーがSAKIに誤爆。
このスキにチェリーが春夜恋で丸め込もうとするが、世羅がそのまま押しつぶして3カウント。
この結果、カラミネンスが2度目の防衛に成功となった。
▼バックステージ
世羅「勝った、勝ったけど…急いで書いたのんだろうね…。認定証、なんか字がおかしいんだけど、本当はリング上で言いたかった
んだけど、これ二回目なんだけど」
SAKI「なんだこれ、オモロ! だから、次も防衛して、どこを間違えるか楽しみにしよう」
世羅「毎回、違う形になってるけど…違うのよ! 3WAYで防衛したのよ、スゴくない? もっと褒めてくれていいよ?」
前回負けたのが悔しくて研究してきたんだけど、研究しすぎて、ちょっとSAKIぽんのことが見てなかったんだわ」
SAKI「いつもだよ、割りと入るよ、視界に」
世羅「あれ、うまく見えなかったんだよ、相手しか見えてなくて…次は仲良く3度目の防衛しようよ!
SAKI「まだ3回目?」
世羅「もう8回くらい防衛している気がするけど、まだまだ最多防衛には遠いので、仲良くする必要があります!」
SAKI「どうしたら視界に入るのかな? もっと焼いてこようかな」
世羅「一緒にどっか行こうか。(記者に)あ、行かなくていいの?(メインが)始まってるよ! (SAKIへ)行こう行こう!」
6,Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>宮崎有妃(17分6秒、体固め)炎華<挑戦者・2024年度小波女>
※ムーンサルトプレス。第21代王者・宮崎が5度目の防衛に成功。
小波女に輝いた炎華がその権利としてReginaへ挑戦。宮崎は波女となった上谷と11・4後楽園で対戦するが、その前に炎華が、デビュー1年4カ月でReginaに初挑戦となった。
炎華が先制のプランチャ。リングへ戻ると、ヒザ十字を決めるが、宮崎が反撃のラリアット。2カウント。
宮崎はキャメルクラッチからボディスラム。ミサイルキック。2カウント。逆片エビに固めて絞り上げる。
ロープに逃れると、「どーしたー」と蹴り飛ばす宮崎。
「オマエがチャンピオンなんだろ、え?」と宮崎はコーナーで顔面を踏みつける。炎華はドロップキックで反撃すると、エルボーを連打。
宮崎も打ち返す。炎華は立ち上がり、何度も振りかぶって打ちまくる。そしてボディスラムを狙うがこれは投げ返される
炎華が前方回転からのヒザ十字固め。さんざん、足をいたぶったがロープブレイク。炎華はミサイルキック。
宮崎も串刺しラリアット。炎華は側転エルボーも蹴り飛ばされる。宮崎は逆片エビもロープに。
宮崎はムーンサルトも自爆。炎華はコルバタ。サルトモルタル、ウルトラコルバタとルチャの技を次々と繰り出す。
宮崎はムーンサルトも自爆。炎華はコルバタ。サルトモルタル、ウルトラコルバタとルチャの技を次々と繰り出す。
さらにトップロープからのプランチャとつないだ。
リングに戻る宮崎へコードブレーカーから側転式の串刺しフットスタンプ。セカンドロープに上った炎華に宮崎も迎撃。雪崩式回転エビも2カウント。
炎華はジャパニーズレッグロールも2。コルバタから、トップロープへ。宮崎がカットし、雪崩式ブレンバスターで投げられる。カウント2で自ら炎華をを起こす。
「どーした、炎華!」と宮崎が檄。場内は「炎華」コール。「みんなお前のこと応援してるぞ」というと「負けるかー」と不屈の闘志で立ち上がりエルボーを連打。宮崎が一発のエルボーで返す。
宮崎はゴンゾ・ボムの体勢に入るも、回転エビで切り返す。
宮崎はラリアット。ネックスクリュー。串刺しラリアットからさらにラリアット。2カウント。
ここで最後にムーンサルトで止めを刺した。
二上会長がマイク。
「炎華さん、よく頑張りましたよ。ちょっと、でも2年目の選手に対してはかなり厳しいことされましたよね。
次(の挑戦者)、花園行きますか。一応、日程的に決めてるんですが、9月の29日、大阪。いま彼女が欠場中なので、復帰できたらやりましょう。それで宮崎が勝ったら、11月4日。上谷さんがヒールになろうがコミカルになろうがタイトルマッチはやりますので安心してください。もし花園が勝ったりしたら花園対上谷(笑)。そうなったら仕方ないけど、宮崎さん、頑張って阻止していただいて。それで、8月1日と12日のアミスタ大会で、旗揚げ月間が終わります。12日、3興行ありますけど、真ん中の15時の大会でwaveにしかできないアホなことを思いつきまして。宮崎対シン・広田、60分シングルでアイアンマンマッチ、やりましょう」
ここでまだシン・中島姿の広田が登場。
広田「時間無制限、場外カウントなしでいいんですね」
二上会長「人の話聞いてました? 60分間」
広田「ああ、終わらないやつだ
二上会長「でも、アミスタから一歩でも出たらノーコンテストとなってギャラ払いません。それも踏まえて60分やってください。それでは有妃ちゃん、締めてください」」
宮崎「本日はご来場誠にありがとうございます。私は先輩がいるから後輩がいるではなく、後輩がいるから先輩でいられると思っています。
炎華、今日本当にありがとう。ずっと緊張していたもんね。ありがとう。
まだ1年4カ月でしょ? マジで足首もヒザも痛いし、すげー後輩だなと思ってます。炎華と試合できて、炎華とベルトを懸けてやれて、本当に良かったと思います。ありがとうございます。1分でも長く売店で稼ぐために締めさせてもらいます。いくぞ! これが、waveだ!」
宮崎が倒れた炎華を背負って、そしてカーテンの前でともに観客へお辞儀をしてのエンディングとなった。
▼バックステージ
宮崎「いろいろあったって、炎華に技を教えてるのは全部私なんです。それを彼女なりに一生懸命考えて、
試合を組み立てて。狐伯とかにも桜花にもいっぱい相談したって聞きました。内容は聞かなかったけど。
私、全然ピンピンしてないですよ。そんなのね、私がプロレスやって30年目、辞めてたのが4年で26年?
すぐ後ろにきてるなと思ってます。何が違うかって、やっぱり修羅場の数とか、そういうものが違うだけで。
技術なんて、もうあの子の方が動けるし、私のほうが1発1発重いだけで。今日、危ないって思ったことも
たくさんありました。プロレスの勘だけで肩を上げて、威厳を守れたのかなって思います。正直、めちゃ
めちゃホッとしてますよ。だってまだヒザと足首痛いのは、炎華は私を徹底的に攻撃したから。メッチャ
嬉しいです。無事防衛できて本当によかったです。今欠場中だけど、次は花園。私は上谷とやらないといけ
ないんで。上谷がどんなヒールになろうが、あのポーズ(上谷の入場ポーズのマネ)を上谷に見せたいんでね。
11月4日までベルトを絶対に防衛していきたいと思います」
炎華「シングルのベルト自体挑戦させていただけるのが2回目、初めて自団体のトップのベルトに挑戦させて
いただいて。小波女、POPも取って、この流れで絶対取ってやると思ってたので。今は悔しい気持ちでいっぱい
です。宮崎さんは何十年も先輩だけど、関係なしに自分なりにもっと出来ることがあったんじゃないかなって
反省しています。(Reginaの重みは?)自団体の若手が一人になって、自分が団体を盛り上げていきたいって
思ってる中のRegina戦で。団体のトップのベルト、挑戦いただけると決まったときから緊張でどうなるかって
思ったし、いろんなものを自分なりに背負って試合しなきゃいけないと重みを感じました。(いつかは巻ける
という確信は?)まだ自分に足りないものがたくさんあって、反省点も悔しい部分もたくさんあります。それ
を改善していって、まだ挑戦させていただいたときに、自分が絶対にReginaを取ってやると思いました」
2024.07.14
『CATCH THE WAVE 2024~決勝戦~』
日時
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7月14日 日曜日
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観衆
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643人
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場所
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後楽園ホール
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1,スクランブルwave(30分1本勝負)
本間多恵&〇関口翔&櫻井裕子(10分14秒、腕ひしぎ十字固め)笹村あやめ&花園桃花●&ななみ
先発はななみと関口。二人が向き合うと、いきなり背後から花園がクラッカー爆弾。この流れからななみ組がトレイン攻撃。さらに関口の体の上に、櫻井、本間を乗せた状態で、花園がシャボン玉攻撃を食らわせる。
ななみが関口に逆エビ固め、続けてダイヤル固め。ななみと櫻井がタックル合戦。互角のぶちかましが続くも、その後、櫻井が打ち勝つ。櫻井はコブラツイスト。笹村がカット。
ななみがタックルで打ち返す。ななみが抱え上げると、その状態で、笹村がドロップキック。櫻井がファイナルカット。本間がトップロープからのミサイルキック。腕ひしぎを狙うが、笹村がロープ。突進する本間の足をカニはさみで引っかけ、ロープにもたれさせると、背後からブロンコバスター。
本間と笹村がエルボー合戦。本間がコーナーに誘い込んでぶら下がり式腕ひしぎ。さらにワキ固め。笹村がキューティースペシャルでやり返す。本間がバッククラッカーを放つも、アイルビーバックで蘇生すると、ラリアット。
続けて花園と関口に。関口のはワキ固めを狙うものの、花園がことごとく防ぐ。花園はスイングDDTを狙うが、今度は関口が防御して、ワキ固め。笹村がカット。
花園がフットスタンプも2カウント。
花園は再びスイングDDTを失敗。ならばと、腕ひしぎに取る。本間、関口もカットに飛び出すと、笹村、ななみが腕ひしぎに取る。さらに3人合わせて、低空ドロップキック。
今度は、本間組が花園を捕まえる。「私が一番腕十字してたー」と花園はアピールも、櫻井がビッグブーツ、本間の低空ドロップキック、関口が飛びつき腕ひしぎへ。ななみと笹村が蹴ってカットするが逆に花園の腕を伸ばす結果となり、ギブアップとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
○狐伯(6分18秒、変形エビ固め)梅咲遥●
準決勝第1試合めはBブロック1位の梅咲とルチャブロック1位通過の狐伯による対戦。
いきなり狐伯が先制のドロップキック。梅咲も即座にドロップキックで返すが、狐伯がドロップキック。さらに低空ドロップキック。ブレンバスターもカウント2。
そしてフェイスロックと畳みかける。梅咲はフライングネックブリーカーからフットスタンプ。低空ドロップキックと次々と放つ。梅咲がロープに走ると、狐伯が追走。梅咲の足を引っ張って場外へ引きずり込む。狐伯がマットの上にボディスラム。カウント9でリングへ戻す。
梅咲がエルボー。狐伯もエルボーでお返しする。梅咲がエルボーを合計8連発。コーナーに振るが狐伯がブーメラン式ミサイルキックで返す。突進する狐伯を梅咲はブレンバスター。低空ドロップキック。キューティースペシャルは2カウント。
さらにトップロープからの旋回式プレスも2。狐伯は後方回転エビで切り返し、横十字固めと丸め込むがいずれも2。
ここからエビ固め合戦に移行するもどちらも決まらず。狐伯のジャックナイフ固めを梅咲がエビで切り返す。これも2で決まらず。狐伯はマヒストラルも2。
梅咲はランニングエルボー。ロープに走り、もう一発カウンターで放つ。突進を狐伯が切り返しルチャの入り方からブリッジして丸め込む、変形のエビ固め(名称はまだ未決定)によりカウント3。
強敵である梅咲からの3カウントで狐伯が堂々の決勝進出。最後は狐伯が「やったー」と絶叫して引き揚げた。
3、CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
○上谷沙弥(13分56秒、ウラカンナラ・インベルディダ)青木いつ希●
Aブロック1位の上谷と7・3新宿で4WAYによる決定戦を勝ち抜いたCブロック突破の青木が準決勝で対決。
上谷、青木が入場すると、二人への声援が交差する。期待感が充満するリング上。青木が手を差し伸べると、上谷のほうから「よろしくお願いしまーす!」と絶叫シャウト。これに対して青木が首を振ると、倍の音量で「よろしくお願いしまーす!」返し。さすがの上谷も悶絶。
ゴングと同時に青木、上谷コールが交差。
腕の取り合いから青木がヘッドロック。ショルダータックル。上谷が跳ね起きを見せると、アームホイップから低空ドロップキック。これで青木を場外へ落とすと、エプロンからスライディングキック狙うも青木が阻止。エプロンでのエルボー合戦から青木がバックドロップを背中から打ち付ける。
青木は後頭部へのダブルニーからブレンバスターホールドは2カウント。
青木は「どうした。オラ!」とキックを連発。さらに背後からサッカーボールキック。上谷がカウント1で返すと、もう一発、髪をつかんでエルボー。上谷もエルボー返し。青木はストンピング。ボディスラム。カウント2。
そして、逆エビに捕らえる。逆片エビに移行するも上谷がロープをつかむ。青木は執ように背中へのニー。ストンピングを落とす。
上谷がヒザを付きながら、エルボーを連打も青木が一発のエルボーで打ち返す。青木が突進すると、上谷がドロップキック。青木が場外転落すると、上谷がすかさずエプロンからプランチャ。
リングへ戻った青木にエプロンからロープ越えのフライングボディプレスも2カウント。
バイシクルキックを放つも、青木がブロックバスターで返す。再び背中へのニードロップ。
上谷がエルボーを打ち込むが、青木は仁王立ちでノーダメージを誇示。青木が重いエルボーを放つ。上谷が起き上がると、エルボーを連打。片ヒザをつく青木。最後の振りかぶった一撃で青木が崩れ落ちる。
青木も重い一発でお返しすると、上谷も崩れる。青木が投げっぱなしジャーマン。これを上谷が着地するとフライングニールキック。さらにスワンダイブ式
ボディプレスも2カウント。
ノーザンライトスープレックスホールドも2。青木は大外刈り。助走をつけてのランニングニードロップ。セカンドロープから「上谷つぶれろー!」と叫んでのフライングボディプレス。そしてX字固め。腰を落としてかなり絞ったものの、上谷がなんとかロープブレイク。
青木はボディスラム。コーナーに上がるが、上谷が迎撃で雪崩式フランケンシュタイナー狙い。これを抜け出した青木が雪崩式ブロックバスター。カウント2。青木はジャパニーズオーシャンバックドロップの体勢に入るが、上谷は脱するとスピンキックから両手掴みフロントキック。青木がすぐにラリアットをぶち込む。ダブルダウン。両者への大コールが再び交差する。
両者、立ち上がると走り込むが上谷がハイキック。青木がフラフラになりながらも、ラリアット2連発。青木はバックを取ろうとするが、上谷が回転エビで丸め込む。2カウント。青木が投げっぱなしジャーマンを狙うが、上谷がそのまま飛びついてのウラカンラナで一気に3カウント! 上谷が決勝へ進出を決めた。
上谷が青木のもとへ行くも青木は目つき。上谷は再度、握手を求めたが、青木は胸を小突いて、リングを降りた。
4, Resurrection wave〜桜花由美復帰戦〜(30分1本勝負)
〇桜花由美&ゆづき&YUNA(13分42秒、体固め)尾﨑妹加&リアラ&香藤満月●
※ビッグブーツ。
7・3新宿で発表した通り、桜花がこの日より、本格復帰。「ストレスがたまりまくっているので、人の顔を早く蹴りたい」と語っていたが果たしてストレスを吐き出すことはできたのか。
黒のガウン、青のコスチュームで登場すると、おなじみの足をロープに挙げてのストレッチ。何から何までそのままの桜花の姿がリングにはあった。
妹加組は「桜花さん復帰おめでとうございますー」と握手を求めながら桜花へ奇襲。妹加&香藤のダブルタックルから祝福のトレイン攻撃。さらにラ・カチョーラで桜花を南側に張り付ける。3人は客席へ向けて、「桜花さん、復帰おめでとー」と祝福アピール。
リアラは桜花の黄金の足をロープに引っ掛けると、蹴りを見舞って、間接的に桜花の膝を攻撃。ストンピングから低空ドロップキック。串刺しドロップキックから三段式キック。フェースバスターで畳みかけるが2カウント。
リアラ&妹加が合体のクロスライン。これをかいくぐった桜花はダブルフェイスバスター。「よくもやってくれたな」とリアラをコーナーに振ると、串刺しビッグブーツ。さらに蹴った足でリアラの顔面をグリグリと踏みつける。
さらにはコーナーのリアラにランニングブーツ。センターでも、もう一発ランニングブーツを決めた。カットに入った香藤、妹加にビッグブーツ。さらには味方であるYUNA、ゆづきにもどんどんストレス発散とばかりに顔面ブーツを決める。
続いて、ゆづきと香藤。香藤が追走式タックル。ゆづきも串刺しラリアットでお返し。タックル合戦は、互角のぶつかり合いを見せたが、ここからゆづきが打ち勝つ。
今度は香藤が廻しを取るポーズを見せ、そのまま投げ飛ばす。ゆづきもタックルでお返し。
YUNAが香藤へドロップキック。香藤がタックル。YUNAと妹加。YUNAがドロップキックを放つも倒れず。ならばと首固め、スクールボーイと丸め込みを続けるも2カウント。
再び桜花が登場。桜花が妹加にビッグブーツ。妹加が突進するもスタンガンでロープに打ち付けると、もう一度、ビッグブーツ。
桜花がバックドロップも2。妹加が桜花を持ち上げようとするがこれは未遂に。妹加がエルボー。桜花も打ち返す。妹加がエルボー、桜花がビッグブーツの打ち合いに。桜花がビッグブーツを空振りすると、妹加は背後からラリアット。そして今度こそと持ち上げる。アルゼンチンバックブリーカーで絞り上げると、前に落としてセントーン。2カウント。
香藤が桜花へボディプレス。なんと3連発。妹加、リアラが香藤へおんぶ式に乗ると、合体ボディプレス。
YUNAが香藤にドロップキックを放ち、桜花をアシスト。息を吹き返した桜花がかかと落とし。妹加がラリアットでカット。
香藤がエルボードロップも2。YUNAが香藤を捕獲したが、桜花のビッグブーツが誤爆。
香藤がショルダータックル。2カウント。桜花が顔面突き上げ式のキック。これを2連発。
そしてトドメとばかり、ストレス解消のビッグブーツで3カウント。顔面キック祭りと化した桜花の復帰戦は祝福ムードに包まれて終了した。
・バックステージ
桜花「(ストレス解消となりましたか?)まだまだ、まだまだ、ほんの序の口です。これからもどんどん人の顔を蹴って、ストレスを発散したいと思います!(久々に観客の前で、リングの上で試合を行った感触は?)楽しいです。やっぱり私はリングの上が一番楽しいと思っています! このままレスラーとして進んでいこうと思います。(今後の目標は)エリザベスのベルトもReginaも、これからベルトを総取りしていきます!」
5,ゴキゲンwave(20分1本勝負)
〇米山香織&チェリー(7分20秒、ジャックナイフ固め)SAKI&世羅りさ●
いきなりゴキゲンBBAが奇襲をかける。SAKIにクロスラインからBBAポーズ。世羅、SAKIがダブルのタックルでお返しすると、米山&チェリーをダブルのカンパーナに捕らえる。
世羅がヘア投げ。米山が脱出するようにチェリーにタッチ。チェリーがアンクルホールド。世羅がカットに入ると、世羅の腕を強引に取って、チェリー&世羅によるクロスライン。2カウント。チェリーがボディへのパンチ。世羅がセラリズムバスター。ジャイアントスイングに捕らえる。
SAKIにタッチ。「まだまだ回すぞ」とSAKI。SAKIは変形ジャイアントスイング。回し切った後、フォールに持っていき、2カウント。
チェリーがエルボーからコルバタで切り返す。米山がモンゴリアンチョップを連打からぐるぐるパンチ。SAKIはビッグブーツ、アトミックドロップ。世羅がワンツースタイルのエルボー。米山はモンゴリアンチョップで返そうとするが、それを遮ってのカウンターエルボー。このピンチにチェリーが世羅の足を引っ張り、米山が低空ドロップキック。ダブルのどっこいしょからゴキゲンBBAのコーナー連携。これをSAKIが阻止すると、同時の串刺し攻撃から、リバーススプラッシュとリバースダブルニードロップ。
世羅が持ち上げるも、米山が米―ZOU狙い。世羅がセラリズムバスターも2。世羅&SAKIのダブルによるランニングブレーンバスターは未遂に。SAKIの羽交い絞めによる世羅の「持っとけよ」はエルボーが誤爆。このスキにチェリーが世羅に春夜恋。さらに米山がジャックナイフ固めに決めて、3カウント。現waveタッグ王者からの3カウントとなった。
チェリー「米ちゃんやったよ、ゴキゲンBBAがカラミネンス、コテンパンにしてやりましたー。あれ? これはもしかしてタイトルマッチ、挑戦できるんじゃないですか!?」
ここで戦況を見つめていた本間&妹加がリングイン。
本間「失礼します。私たちSPiCEAP、わたしたち、waveさんにタッグで乗り込もうと思っているんですが、私たちもタッグのベルト、挑戦したいと思っております」
チェリー「せっかくのゴキゲンBBAのいいところ、つぶしに来てんじゃないよ、GAMIさん、これどうしたらいいですか?」
二上会長「3WAYでやりましょう、waveはやりたいって言ったら基本なんでもできるんですよ。あ、一応、8月1日、(新宿FACEは)空いていますよね。忙しいSAKIさん空いてますよね。アメリカとか入ってないですよね?(6人とも空いている意思表示)じゃあ、8月1日やりましょう」
こうして8・1新宿大会でタッグの3WAYによるタイトルマッチが決定。
チェリーは「私たち勝ったから手を挙げて帰りましょう」と、勝ち名乗りを挙げてリングを後にした。
6,CATCH THE WAVE 2024・YOUNGブロック~優勝決定戦~(時間無制限1本勝負)
○炎華(13分33秒、タイムマシンに乗って)八神蘭奈●
※炎華がYOUNGブロック優勝。
YOUNGブロックで勝ち残った炎華と八神が決勝戦を争うことになった。waveのYOUNGを背負う炎華か、またはリーグ戦を無傷で突っ走った八神か、果たして優勝はどちらの手に?
まずは、八神がローキックで探りを入れる。ロックアップからバックの取り合い。炎華がロープを持ち、回転して回避。八神がヘッドロック。炎華がロープに振ろうとするも力づくで締め上げて振りほどけず。
炎華がアームホイップ。八神もアームホイップで返す。八神がドロップキック。「挙げるぞー」とアピールして、ボディスラム。「もう一発」と二発目を投げる。
さらにコーナーに押し込んでストンピング。「こんなもんか、おい」と挑発。炎華はエルボー。八神も打ち返す。ここからエルボーの打ち合いに。炎華はリストロック式のエルボーを連打してお返し。炎華はコーナーへ振り、側転エルボーを狙ったがかわされて失敗。八神は串刺しエルボーからドロップキック。
さらに腕へのエルボーから腕ひしぎを仕掛けるが、炎華はすぐさまロープへ。八神はサッカーボールキック。2カウント。炎華は腕を取ると、コーナーを使ってのアームホイップからの低空ドロップキック。
トップロープに上ると、八神が突進する。炎華はロープを側転してリングへ着地すると、ドロップキック。そして今度は側転エルボーを決めると、ドロップキック。2カウント。すかさずワキ固め。八神は腕を伸ばしてロープに。
炎華はドロップキック。2カウント。これに対して八神はミドルキックを連発。3発目で倒す。
さらに串刺しハイキック。正面へのサッカーボールキックから腕ひしぎに捕らえる。炎華は必死にロープへ。
炎華がエルボー。八神も打ち返す。打ち合いが続く。炎華がエビ固めの要領で足を取って、裏アキレス腱固め。
10分経過。八神がロープへ逃れると、炎華はサルトモルタルからブーメラン式ボディアタック。トップロープからミサイルキック。2カウント。今度は八神が丸め込む。2カウント。八神は腕ひしぎに取るが炎華はもがきながらロープへ。
八神はダメージの残る炎華の腕へのドロップキック。2カウント。場内は「炎華」コールに包まれる。
炎華がスクールボーイ、ジャックナイフ固め。ジャパニーズレッグロールと丸め込みで反撃するも2カウント。
八神がミドルキックからゼロ戦キック。2カウント。炎華は八神のローキックをふせぐとタイムマシンに乗ってで切り返して3カウントを奪取!こうして炎華がヤングブロック優勝の栄誉と賞金の50万円を獲得した。
試合後、八神が一本指を立てて、「もう一度」とアピールすると、これに炎華も指を立てて呼応した。
・バックステージ
炎華「試合内容としては結構、やられてしまうことが多くて、悔しい部分もあったんですけど、waveのヤングは一人になって、やっぱりwaveを背負っていかなければいけないから、絶対優勝してやると思っていて。今はすごくうれしいです。(対戦相手の八神について)腕十字とか、動画とか見ましたけど、勉強しきれていなかった部分もあるので、試合後、もう一回やろうって言ってくれたので、次も絶対勝つぞと言う気持ちで、また勉強してもう一回、戦いたいと思いました。(優勝賞金50万円の使い道は?)きゅうりをいっぱい買いたいです。あとは学費です!」
7,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック優勝決定戦〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
○<王者>宮崎有妃(14分2秒、体固め)Himiko〈挑戦者〉●
※直伝デスバレーボム。第18代エリザベス王者・宮崎が初防衛に成功、ならびにエリザベスブロック優勝。もう一人はシン・広田さくら。
7・3新宿にて決まった優勝決定戦カード。宮崎はエリザベス王座の防衛戦を兼ねることとなった。
まずは手四つ合戦からスタート。宮崎が二人まとめて絞るが、広田とHimikoが絞り返す。そして「Himiko、行くぞ!」と共闘を呼びかけ、トレイン攻撃。しかし、背後から丸め込んで裏切り。Himikoがクレームを入れると、「今までさんざんやってたから、体がそうなっちゃってるの…」と必死に言い訳。
気を取り直して、再度、二度目のトレインを狙うが、Himikoが背後を振り向き、広田の丸め込みを見破る。広田は腹筋しているふりでごまかす。
ここから、Himikoと宮崎のバックの取り合い。宮崎がいきなりの張り手。広田が宮崎の足を引っ張る。
宮崎は場外へ。Himikoが広田へアームホイップ。Himikoが腕を取ると、「回れ回れ」とTOMMYレフェリーが指示。すると、広田はリングを徘徊。「違う違う」とTOMMYレフェリー。言葉を理解して、前転して回避するも、後転もしてしまい、元通りに。
広田は意を決して、ロープを伝い、なんとトップロープ上で前転と後転を披露。さらにロープ渡りからトップロープジャンプにも成功。宮崎が飛び込んでくると、Himikoとともに巻き込んでヘッドシザース。さらに宮崎へフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。
広田がブレンバスターで投げようとするが持ち上がらず。宮崎はHimikoへダブルを呼びかけ、ダブルブレンバスター狙いも、広田がダブルDDTからボ・ラギノール。宮崎&Himikoが場外転落。ここで助走をつけてのトペ狙いも、腰がひっかっかり、未遂に終わる。
3人がリングへ戻ると、宮崎がHimikoへボディスラムからキャメルクラッチに固める。宮崎が「キック来い!」と広田に指示。
広田はロープワークを続けてキックに行くかと思えば立ち留まり、「絞れ絞れ!」と檄。宮崎が「そうじゃない、ドロップキック来い!」と再度、わかりやすく指示を送る。
すると広田は宮崎の背後にドロップキック。倒れ込む宮崎&Himikoへ側転からのボ・ラギノールを連発。
さらに宮崎とHimikoを上下に乗せてカンチョーを連打。
またも宮崎とHimikoが場外へ落ちると、今度は助走をつけてのプランチャに成功。リングへ戻ると、Himikoが宮崎へドロップキックから串刺しエルボー。広田がカット。「宮崎さん、チャンスです」と呼び込むと、宮崎がトップロープへ。広田は背後からボ・ラギノールを打ち込んで裏切り。
宮崎を振り落とすと、今度はHimikoにダブルを指示。広田&Himikoがファンタスティックフリップを投下しようとするが、完全に読まれてすかされる。
宮崎はすかさず広田を捕まえてシーソープレスを仕掛けるも、これも失敗。あきらめずに再度、シーソープレスを狙うがHimikoの剣山の餌食となる。
さらに反動により宮崎のニーも食らう羽目に。宮崎はHimikoにボディスラム。続けてムーンサルトを投下も、これは自爆。広田が背後からボ・ラギノール。
Himikoが宮崎にフェースバスター。さらに広田を場外へ出す。Himikoはダブルアームの体勢。ここにすぐさま場外から戻ってきた広田がシャイニングウィザード。2カウント。
宮崎が串刺しラリアットからラリアットを広田へ見舞う。さらに投げっぱなしジャーマンも広田はFFDで切り返す。2カウント。
広田はへな拳をHimiko、宮崎に乱打。そしてロケットカンチョーを二人に命中させる。ここでセカンドロープからホイップ式のロケットカンチョーを狙ったが、これは失敗。宮崎が広田、Himikoに串刺しラリアットを連打。しかし、Himikoがそのダメージにより、まさかのFFDで宮崎に覆いかぶさるも2カウント。
宮崎は直伝デスバレーを狙うが、広田がボ・ラギノールを決めて阻止。宮崎は二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
さらに「終わり!」と広田をゴンゾ・ボムでマットに突き刺すがHimikoがカット。ならばとHimikoにラリアットから直伝デスバレーボムを決めて3カウント。宮崎がRegina王座&エリザベス王座の二冠王者の地位を守り抜き、さらにエリザベスブロックの優勝を果たした。
・バックステージ
宮崎「いやあ、余裕でしょう。やっぱりcatchの決勝、めちゃくちゃ気合が入っているんで。波女で一番強いのと、Reginaを賭けて戦うのが決まっているので、あほな試合はしてられないです。あとはこの後の決勝、誰が波女になるかを待つだけです。私は絶対負けません。ありがとうございました」
<b>8,CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜決勝戦〜(時間無制限1本勝負)
〇上谷沙弥(13分42秒、エビ固め)狐伯●
※スタークラッシャー。上谷が第15代波女となる。
まずは両者がガッチリと握手でスタート。ともにキックの攻防から、狐伯はエプロンへエスケープ。上谷はドロップキックで場外へ落とす。
そしていきなりスワンダイブ式のプランチャで先制。リングへ戻った狐伯にストンピング。ボディスラムから複合技のジャベへ。
ロープに逃れると上谷は串刺しドロップキックからストンピング、フォールに行くも2カウント。
狐伯は上谷の足をすくうと、低空DDT。さらに低空ドロップキック。ドロップキックからフォールも2。
狐伯は首を取ってのゆりかもめ。そして三角締めに移行。そこから胴締めスリーパーへ。締め技を続けた狐伯だったが、上谷がロープブレイク。
エプロンの上谷にドロップキックも自爆。狐伯もエプロンへ。上谷がかかと落としからバイシクルキック。
狐伯がエプロン上でのDDTへ。上谷が場外転落。上谷が場外に狐伯を引きずり出すと、ブレンバスター。カウント8で両者リング内へ。ヒザを付いた状態でのエルボー合戦。
上谷が気力を振り絞ってスピンキックをヒット。ダブルダウン状態に。上谷が力を込めたガッツポーズで先に立ち上がり、コーナーへ上る。狐伯が迎撃し雪崩式アームホイップで投げつける。上谷が蘇生すると、トップロープに上る。
ふたたび、狐伯が迎撃に上ると、コーナー上でのヘッドバットから背後に回ってスリーパー。さらにアストロシザースで投げつける。2カウント。
狐伯がダブルアームTを狙うが、上谷が逃れると、ドロップキックからロコモーション式のフィッシャーマンズスープレックス。2カウント。
ここでスタークラッシャーを狙うが、狐伯が首固め。2カウント。ノーザンライトスープレックスも2。
上谷はバイシクルキックからスピンキック。そして旋風脚。
怒涛の流れを見せた上谷が、トドメのスタークラッシャーを決めて3カウントを奪取!
両者、2戦目とは思えないスタミナと、そこ力を見せつけた熱戦となったが、上谷が制して第15代波女に輝いた。
・表彰式
恒例の表彰式。二上会長がリングイン。その前に発表ごととして、8・1新宿で決定カードを一つ発表。
スクリーンに中島安里紗の参戦が発表される。そして「▼モシャスwave シン・広田さくら対中島安里紗」が明らかになると、大・広田コールに包まれる。「何の広田コールやねん」と二上会長。そしてタッグの3WAY戦(カラミネンス対米山&チェリー対本間&妹加)も決定事項として、発表された。
続いて表彰式へ。「」内は二上会長の発言。
まずは総評として、ななみ・17歳からHimiko・52歳まで、幅広い年齢層の参加となったことを振り返る。
「若い人から熟女の方まで頑張っていただいたと思います」
ここから各賞の発表へと移る。
〇殊勲賞 八神蘭奈
「29人中、一度もリーグ戦に負けていない選手」。八神がリングへ上がると、「あんただけ一回も負けていない。今日初めて負けた」とトロフィー、賞金を授与。
〇技能賞 関口翔
「私の中で圧倒的です」とその理由を語ると、関口に「あんたすごいよ、また泣く。また泣く。ごめんなさい」と、すぐに感極まってしまう関口をフォロー。
〇敢闘賞 花園桃花
「すごく悩んだけど、ウチは脱力系女子プロレスなんです。その中でも極めて脱力でしたが、現役のチャンピオン(梅咲)から3取ったり、斬新なことしてくれました」と花園を評価した。
〇ベストバウト賞 青木いつ希対関口翔(5・5後楽園ホール)
「ものすごく悩みました。候補に挙げたのは青木対関口、上谷対櫻井、妹加対花園、妹加対梅咲。私の主観です」と青木対関口が受賞。
〇ベストパフォーマンス賞 シン・広田さくら&狐伯対宮崎有妃&炎華(6・16アミスタ)
「キャッチ関係なく、一試合だけ、catchとかけ離れた試合が生まれましてセコンドやバックステージで見てる人が腹を抱えて笑ったというwaveだらけのタッグマッチ。賞金も何もないから、みんなで焼肉でも食べに行きましょう。ユーチューブ見てください。すごくアホです。(セコンドの)Chi Chiさん、妹加さんも大笑いしてました」
〇YOUNGブロック優勝 炎華
メダルとともに、賞金50万円が送られる。
〇エリザベスブロック優勝 宮崎有妃
メダルとともに、賞金50万円が送られる。
〇3位 梅咲遥、青木いつ希
メダルを授与。
〇準優勝 狐伯
メダルの授与の際、「よく頑張った」と二上会長はねぎらった。
〇優勝 上谷沙弥
優勝トロフィーとともに100万円が贈呈される。上谷が100万円を広げて、左うちわで喜びを示す。
上谷「みなさん、改めまして、第15代波女となりました上谷沙弥です! まずは狐伯、本当に決勝、狐伯と当たることができて、waveを十分体感することができました。本当にありがとう。(狐伯と握手)
Regina王者、宮崎がリングイン。
宮崎「上谷、waveのなかで狐伯と試合して体感した? waveには私、広田さくら、この2大巨頭がいることを忘れるんじゃねえよ。オマエ、敵に背を向けるなよ。きょう、ずっと見てました。狐伯の波女になりたいという気持ち、私から奪いたい気持ち伝わりました。準優勝だけどおめでとう。そして上谷、私はキャッチの最中、あなたのプロレスが好きって言ったよね。ちょっと待って。(いきなり宮崎がコーナーへ上がり、上谷の入場シーンをマネて)このポーズ、わかる? あの角度、好き。2回目の角度。さっきも見てて好きーって思ってた。まあでも、いつできます?」
二上会長「まず順序で行くと小波女とReginaやってほしいんです。それが8月1日です、その後、11月4日後楽園しかなくて、それまで待ってて」
宮崎「今…7月…。11月…。どうしてもこいつとベルトを賭けてやりたいやつが…」
二上会長「その間にやってください。Reginaは(チャンピオンが挑戦者を)指名するのはいいから」
宮崎「もし、もしもだよ、戦う前にこういうこと言うやつはいないけど、炎華に負けたとしたら、普通のシングルでもいいんですけど、
もし勝ったらどうしても試合したい人がいます。ちょっと空きすぎてて、11月まで待てないなと思って。あのー、あのー、…花園桃花」
まさかの王者からの呼びかけに花園がリングへ。
花園「私、波女でもないし、脱力系だけど、有妃に指名されたからにはいい試合しちゃいますよ」
宮崎は7・3新宿に次いでキスしようとするが、花園はおあずけに。
花園「そのキスは私がそのベルトを獲ってからね、有妃、愛してる」
宮崎「(上谷に)もし負けたら花園だけど大丈夫?」
最後に宮崎と上谷が記念撮影。宮崎が11・4後楽園までReginaを保持していた場合は、上谷とのRegina戦が行われることとなった。
最後は決め台詞を上谷と狐伯で振り分けて締めることとなった。
上谷「最後に、今を信じて、明日に輝け、誰を信じるか自分で決めろ!」
狐伯「これがwaveだー!」
・バックステージ
上谷「第15代波女になりました、スターダムの上谷沙弥です。決勝で狐伯と当たることができて、本当にwaveをたくさん体感することができて、最高でしたし、楽しかった!自分は他団体参戦が初めてだったので、アットホームな感じと言うか、みなさんとの距離が近くて、パワーが、エナジーをこの距離で感じることができて、力になることができました。そして波女になったからには、Reginaのベルトに挑戦する権利があるということで宮崎選手に声をかけさせていただきました。Reginaは女王っていう意味ですよね。ちょっと先になるみたいですけど、絶対巻いてスターダムに帰ります。
(100万円の使い道は?)ブランドものが好きなので、ヴィトンとか買いたいなって思ったんですけど、最近、貯金にハマり始めてて、積み立てNISAの口座を作ったので、貯金して何倍にもしたいと思います!」
2024.07.03
『ReAL NAMI NO HI 24』
日時
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7月3日 水曜日
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観衆
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258人
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場所
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新宿FACE
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・オープニング
今日はリアル「波の日(7月3日)」による開催。CATCH THE WAVEの各ブロック進出者が決まるオープニングに、二上会長と桜花がリング上から挨拶を行った。
二上会長「ちょっと今月頭に少し残念な情報がありました。弊社所属の田中きずなが退団致しまして、契約終了をしました。『円満退社』です、お察しください。わかる人はわかると思います。お察しください。私からは以上です! …ただひとつ、各団体さんから(waveに)出ていただいてる選手からすごく嬉しいことを言われまして。この報告をさせていただいた時に、『私もwaveのつもりでこれからも一緒に頑張ります』という言葉をいただいたんです…(涙声となり、この後の言葉が続かず)」
桜花「もらい泣きしちゃいました(苦笑)。えー、私事ではあるんですが…」
GAMI「え、もう終わり!? そんなぶった切った? 年だから涙もろいねん(苦笑)。とにかく頑張ります、っていうことを言いたかったんです!(拍手)もうひとつのさみしいお知らせをどうぞ」
桜花「私事ではあるんですが、本当は『おめでとー!』という、拍手がほしかったんですが、私のところにコウノトリはきてくれませんでした。(涙声で)1年半欠場させていただいたんですが、科学の力や医学の力もいろいろ使ってみたんですが、歳は歳です。奇跡は私には来ないのか、もしかしたら1年後とかに来るかもしれない奇跡に期待していても、イライラしてストレスが溜まって、今は人の顔を蹴りたいです。だから、7月14日(後楽園で)本格復帰します! 妊活も一旦、中止して人の顔を蹴って、プロレスラーの桜花由美として今後よろしくお願いします。いろいろありますが、今日は控室、かなりピリピリしてます。(CATCHの)1位決まる日なので。きょうは、推し選手を応援してくだささい。大きな声援で、最後まで楽しんでってください」
1,サバイバルwave(60分勝負)
尾崎妹加&〇花園桃花&梅咲遥&ななみHimiko&しゃあ &香藤満月(28分16秒、逆さ抑え込み)宮崎有妃●&アマポーラ&SAKI&櫻井裕子&杏ちゃむ&リアラ&ゆづき
※オーバーザトップルールありのイリミネーションルールを採用。相手チームが全滅したら終了。
退場順=①アマポーラ②ゆづき③④杏ちゃむ、リアラ(同時)⑤⑥香藤、Himiko(同時)⑦しゃあ⑧ななみ⑨梅咲⑩櫻井⑪SAKI⑫尾崎⑬宮崎
CATCHの参加メンバーで、ブロック敗退が決まったメンバーによる7対7のイリミネーションマッチ。シルエタは負傷欠場により代わりにアマポーラがメンバーに加わった。
負け抜け勝ち残り、オーバーザトップルールありのイリミネーションルールを採用。最後の1人になったら終了となる。青コーナー側は7人がトレインで入場した。
まず、14人がそれぞれ「よろしくお願いします!」と挨拶。先発はしゃあとリアラ。互いにマウントエルボー。しゃあが側転からアームホイップ。続いて、ゆづきと香藤。ロックアップでお互い吠えながら押し合って力比べ。今度はまわしを取り合う体勢から、香藤が投げ飛ばす。ゆづきもエルボーで反撃。エルボーの打ち合い。さらにタックル合戦となり、ゆづきが倒すことに成功。杏ちゃむがダイビングクロスボディ、アームホイップから低空ドロップキック。これに対してゆづきはボディスラムからボディプレス。
ななみがタックル連発からダイヤル固め。杏ちゃむはこの流れをスイングDDTで断ち切り、低空ドロップキック。アマポーラがタックルで倒し、セントーン。ななみが反撃のタックル。Himikoがギロチンドロップから低空ドロップキック。
アマポーラはHimikoをマットにたたきつけると、回転式の裏4の字。尾崎がカット。さらに、宮崎、アマポーラ、櫻井、しゃあがリング内、場外でも尾崎、梅咲、ゆづきが固める。
そんな中、花園がシャボン玉を飛ばしてカットに入る。ここで宮崎が梅咲にはずかし固めを狙うが、すぐさま後転で脱出して低空ドロップキック、さらにはミサイルキック。
10分経過。
今度は梅咲がミサイルキックも、宮崎が串刺しラリアットからはずかし固めを再度チャレンジ。カットに入られると、「だったら、誰か代わりを出せ」と要求する宮崎にHimikoが転がり込んで前に出る。「ババアにはやらねーよ」と拒否される。
すると、今度は若いしゃあが飛び込む。しゃあにはずかし固めをかけようとするが、なんと、梅咲が割って入り、「そういうのはダメなんじゃないですか?」とまさかの警告。宮崎は意に介さず、続行しようとすると、梅咲が「はずかし固めは遥にやる技じゃないんですか??」と問いかける。
宮崎は「そうだったよね、私どうかしてた。ごめん」と謝罪。…と見せかけて、目潰しからはずかし固め。これは完全に決まったものの、Himiko以外のそこに全員が割って入りカットする。
宮崎は梅咲をセットしようとして、アマポーラがコーナーに上るが、宮崎を振り払った梅咲が場外に落として一人目の脱落。続けて、この勢いで梅咲がゆづきにジャックナイフを固めると3カウント。
15分経過。
リアラがHimikoに串刺しドロップキック、リアラ&杏ちゃむでラ・カチョーラに取るも、
梅咲とHimikoが背後からドロップキックを見舞い、杏ちゃむとリアラが脱落。
さらに梅咲&Himiko&香藤が櫻井&SAKI&宮崎にトレイン攻撃。宮崎が香藤&Himikoにダブルラリアットから二人まとめてフォール。香藤&Himikoが脱落。
櫻井がSAKIを呼び込み、COLOR’S連携。ダブルのビッグブーツを尾崎に決める。しゃあがSAKI&櫻井2人まとめてミサイルキックを決めるも、いきなり、宮崎がしゃあを捕まえると、そのまま場外に投げ飛ばし、しゃあが脱落。さらにななみも同じく投げ落とそうとするも、ななみがこらえる。自らロープへ走るも、櫻井が足を引っ張って、勢いを止めると、宮崎がななみに外道クラッチで3カウント。
梅咲は宮崎へフランケンシュタイナーから場外プランチャを狙う。周りの「飛ぶな」の声に我に返るも、花園が背中を押し込み、プランチャを敢行する形となり、。オーバー・ザ・トップロープで失格。櫻井が尾崎にビッグブーツ、SAKIがチョキパンチ。花園はグーパンチで返してしまい、レフェリーが注意。
SAKIがリバース・スプラッシュを狙うが、尾崎がカットしてSAKIがエプロンに出る。尾崎は櫻井とSAKIにダブルラリアットを狙うが、櫻井に決まり、そのまま場外転落して失格。
SAKIが尾崎にみちのくドライバーⅡを決めるも、逆に尾崎が丸め込んで3カウント。さらに宮崎が外道クラッチで丸め込んで、尾崎も連続で失格。
残りは宮崎と花園と言う状況に。花園は「宮崎さん、今日は初めて試合しましたね。私ずっと前からあこがれてて、好きだったんです! 今日は仲良くなれたらいいなと思っていて…」とここにきて、まさかの告白。宮崎も「今日、ずっとこの人の見てて、カワイイなあって」と回答。相思相愛がと思われたが、双方が抱き着く状態から、花園はグーパンチを叩き込もうとするが、見破っていた宮崎がそれを受け止めて逆グーパンチ。
宮崎は「コイツのは全部ウソだぞ!」とトップロープに上るものの、花園が「有妃、それだけはやめて!」とコーナーの宮崎を肩車。数歩歩いたところで、そのまま重さで押しつぶされる。
宮崎は「オマエ、調子乗ってんな!」とツッコんだところ、花園が泣き出し場内はブーイングに包まれ、「謝れ」コールが充満。花園は「私のこと好きって言ったのにちゃんと謝って!」と要求。宮崎が謝るが、そこに花園がまたもエルボー。これも宮崎は呼んでいて、逆エルボー。
ここで、ムーンサルトプレスを狙うが、これは自爆。花園はクラッカー爆弾から突進も、宮崎が泣き出す。場内ブーイングと「謝れ」コールが渦巻く。
花園は「さっき殴ろうとしたけど、あれはウソ! 世界で一番カッコイイし、強いし、かわいいし、好きだよ有妃!」と口づけをかわして、宮崎はそれに応える。その状態のまま、両者が抱き着こうとしたところ、花園はついにグーパンチを打ち込みに成功。ここから逆さ押さえ込みで3カウント。最後の最後に一発を打ち込んだ花園の一人残りで勝利となった
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<2勝1敗=4点>炎華(5分11秒、タイムマシーンに乗って)YUNA<1勝2敗1分=3点>
※炎華がAブロック1位通過。7・14後楽園での八神蘭奈と優勝決定戦を行う。
ヤングAブロック最終戦。YUNAが勝てば5点でAブロック1位、炎華が勝てば4点で逆転の1位通過となる。
まずはYUNAがドロップキックで奇襲するも、そこからエルボーの打ち合いとなる。今度は互いに追走ドロップキックを打ち合う。炎華が側転エルボーを狙うが、かわしたYUNAがドロップキックからボディスラム、さらには弓矢固め。
炎華はドロップキックで反撃すると、側転エルボーを今度は成功させ、ドロップキック。YUNAもドロップキックをお返し、逆片エビ固め。
炎華がサマーソルトドロップからアームホイップ、ジャックナイフ固めと追い込むも2カウント。さらにレッグロールクラッチを狙ったが、YUNAが押しつぶすも2カウント。
再度、ジャパニーズレッグロールクラッチを決めた炎華はこれを返されると、かつての渋谷シュウの得意技だったタイムマシーンに乗ってを決めて3カウントを決めた。
これで炎華は4点となり、YUNAを逆転。ヤングAブロック突破となった。
・バックステージ
炎華「ゆづきさんとは何度も対戦したことあったんですけど、しゃあさんとYUNAさんは初めてでした。初めての相手はすごく緊張しますし、いい試合ができたか、納得がいく試合ができたかといえばそうではないですけど、去年は悔しさが残ったので、去年以上の力を出そうと思いました。今、新体制になってから初めての大会、思うことはたくさんあるけど、waveのヤングは自分しかいない。自分がもっともっと勝てるようになっていかなければならないので、相手がスターダムの選手とか関係なく、絶対に自分が優勝して、小波女になって、Reginaにも挑戦して、ベルトがほしいです。頑張ります!」
3,CATCH THE WAVE 2024・YOUNGブロックB~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
八神蘭奈(10分46秒、腕ひしぎ十字固め)ChiChi
※八神がBブロック1位通過。7・14後楽園での炎華と優勝決定戦を行う。
勝ったほうがヤングBブロック突破となるこの一戦。
開始と同時に、八神がローキック。さらにキックの打ち合いはともにかわす。そして、八神が腕攻めへ。
ここから腕にニーを打ち付け、足で挟み込んでツイストを決める。
八神が串刺し低空ドロップキック。背中にローキックを放つと、ChiChiは「もっと来いよ!」と背中を突き出して吠える。八神は走り込んでのローキックを狙うが、CATCHしたChiChiがレッグロック、逆片エビ固めへ。ロープブレイク。
八神は串刺しエルボー、ドロップキック。
5分経過。
ここからエルボー合戦。八神がエルボー連打も、ChiChiがビッグブーツを打ち返す。八神がドロップキックもカウント2。さらに連打も、ChiChiは八神の左足をロープにかけると、これを蹴り、さらに左足への低空ドロップキックと足殺し。ChiChiの突進に、八神がローキック。ChiChiもトラースキック。ChiChiがスピンキックを2連発。
八神がダメージを回復すると、左右の掌底を決めて零戦キック。ビート・ストライクを狙うが、これを読んでいたChiChiが丸め込む。カウント2。
ここで八神が腕ひしぎ十字固め。なんとか腕のロックを外してギブアップを奪った。
この結果、八神がヤングBブロックが1位通過。7・14後楽園のヤングブロック決勝は炎華vs八神に決定となった。炎華はエプロンに立つ。八神は炎華にグーのポーズを示したが、炎華は振り払い、早くも両者が意識を高めた。
▼バックステージ
八神「ヤングブロックの中でも一番キャリアが下で、スターダムでも下から2番目で、初めて他団体というチャンスをもらって、令和5年組の中心になれるようにとこのブロック頑張ってきました。炎華選手は動きが早くて、今回のブロックでは当たらなかったタイプの選手です。いろんな対策を練って闘いたいと思います。今日は髪の色も変えて気合を入れてきました。決勝もその先も見据えてるので、これからの八神蘭奈に付いてきて下さい」
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
<-0点>シン・広田さくら(7分24秒、ジャックナイフ固め)米山香織●〈ー2点〉、チェリー●〈−2点〉
※2人同時にフォール。この結果、7・14後楽園大会でエリザベス優勝決定戦は宮崎有妃対シン・広田さくら対Himikoに決定。
3人ともマイナス1点という0点にも満たない状況のなか、この試合に勝利した選手がwave7・14後楽園でのエリザベス優勝決定戦に出場となる。
チェリーがいつものように「ゴキゲンBBAで広田さんをやっつけよう!」と提案するも、米山は「いっつもそんなこと言って、裏切るよね!」とまさかの広田と結託。連携でチェリーを倒すと、「シン・ゴキゲンBBA」ポーズを取る。
しかし、トレイン攻撃と見せかけると、広田が米山を丸め込むいつものパターンに。チェリーは「この人でなしが!純情な米たんを騙しやがって!」と広田を攻撃。ここでようやくいつものゴキゲンBBA連携からゴキゲンBBAポーズ。
しかし、トレイン攻撃と見せかけると、広田が米山を丸め込むいつものパターンに。チェリーは「この人でなしが!純情な米たんを騙しやがって!」と広田を攻撃。ここでようやくいつものゴキゲンBBA連携からゴキゲンBBAポーズ。
ここで二人のハイタッチと見せかけ、チェリーが米山を広田に投げつける。米山は「ひどいー! もう誰も信じられない~!」と叫んで場外へ。
広田はチェリーも場外へ落とすと、まさかのラ・ケブラーダを狙うも、ロープに当たってまったく飛べずに転落。リングに戻ったチェリーが広田へ熟女にドーンからアンクルホールド。米山がカットに入るが、2人まとめてアンクルホールドに決める。なんとかロープ
へ逃れると、米山がチェリーにモンゴリアンチョップからぐるぐるパンチ、セントーン。広田がボ・ラギノールでカットし、チェリーにシャイニング・ウィザード。
コーナーに上ると、ホップして、四つん這い状態の二人へダイビング・ボ・ラギノールを狙うが、これはかわされて自爆。チェリーがエクスプロイダー。米山も乗せた状態でダブル・フットスタンプ。チェリーの熟女にドーンが広田に決まるも、広田が2人まとめてジャックナイフ固めで丸め込む。すると、二人は身動きが取れず3カウント。
これにより広田は0点に。何度となく、-2点となり、リーグ戦出場はく奪のピンチに立たされながらも、土壇場で残り続け、最後は決定戦にまでコマを進めた。これで、7・14後楽園では王者・宮崎vsHimikovs広田のエリザベス王座戦となった。
▼バックステージ
広田「今年のエリザベスブロックは…ワケがわからなかったです! ゲスト選手が噛んでくるんで、私も何人かとやりましたけどベルトがなくなり、マイナス2点に追いやられ、結局はマイナスのまま勝ち上がりました。最後は…執念だろうなあ。今や宮崎さん、Himikoは手の内が完璧にわかってるわけですよ。まだ最後の最後に秘策を練っていく私が、一番ベルトに近いんじゃないかな。みんなの応援のおかげだと思うので。最終決戦が7月14日、みなさまの熱き、清き、応援を何卒! シン・広田さくらによろしくお願いします!」
宮崎「今の試合見てても、これは完全に余裕だなと。私は勝ってこのベルトを軽く防衛したいと思います。後楽園はReginaとの2冠のまま、防衛して駆け抜けたいと思います」
Himiko「(7・14後楽園は)とにかく強い広田さん、宮崎さんが相手なので、エリザベスブロック、毎試合、自分は成長しながらしぶとく残ってきたと思うので。このしぶとさを武器に、7月14日、必ずベルトを取りたいと思います。Himikoにはみなさんの声援が必要です。自分の応援をしに、会場に足を運んでください。必ずテッペンを取ります!」
5,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
狐伯(8分14秒、変形エビ固め)本間多恵
※狐伯がルチャブロック1位通過。7・14後楽園での準決勝で梅咲と対戦。
ルチャブロック1位決定戦。4点で並んだ狐伯と本間がリーグ戦を経て、決定戦で再戦。まずはともにルチャの風を吹かしあう攻防を繰り広げる。狐伯が丸め込みを連発。
これに対して、本間はミサイルキックから丸め込むが、カウント2。串刺しエルボーから低空ドロップキック、レッグロックを決める。狐伯は低空ドロップキックから低空DDT。
横回転のヘッドシザースから低空ドロップキック。ここからエルボーの打ち合い。エルボーを連打する本間に、狐伯がランニングエルボー、ブレーンバスター。カウント2。
狐伯が低空ランニングニーアタック、ノーザンライト・スープレックスホールドもカウント2。本間が腕ひしぎ十字固めへ持ち込み、三角絞めから丸め込むに切り替えるがカウント2。
本間が串刺し低空ドロップキック。ミサイルキックからフォールも、逆に狐伯が丸め込む。オクラホマロールは本間が押しつぶして回転させず。そのままフォールもカウント2。
本間がコードブレーカーから垂直に落ちるDDTを決めるもカウント2。
本間が背後から攻撃を狙うも、狐伯が低空タックルからブリッジして固める、ルチャの技を公開して3カウント。まさにルチャブロックにふさわしいフィニッシュを見せ、リーグ戦突破を決めた。
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
青木いつ希(12分18秒、ジャパニーズオーシャンバックドロップホールド)関口翔
※負け抜け方式。退場順①=沙恵②笹村あやめ。青木がCブロック優勝。7•14後楽園での準決勝で上谷と対戦。
2017年組が並ぶCブロックは4選手が同点で並んだため、4WAY戦による1位決定戦に。負け抜け方式となり、最後の1人になった選手が勝ち抜けとなる。
まずは青木と沙恵のエルボーの。背後から関口と笹村が同時にスクールボーイ。カウント2。笹村が青木にいつものごとく、強烈なエルボーも、青木も打ち返すと、タックル。笹村も「なめんじゃねえ!」とタックルを返す。
ここに関口がドロップキックで二人の間に割って入るが、笹村がボディスラム。関口はトップロープを使ってアームブリーカーからドロップキック。
沙恵がガットショットからDDT、関口はスクールボーイで切り返す。沙恵が低空トラースキック、低空ビッグブーツ。カウント2。
沙恵がぶら下がり式首4の字へ。青木と笹村は再びエルボーの打ち合い。青木がエルボーを連打。さらに突進するも、笹村がカウンターのブロックバスター・ホールド。
カウント2。青木もブレーンバスター・ホールドでお返しするもカウント2。
関口と笹村が青木をコーナーに振ってトレイン攻撃を狙い。青木は2人ではなく、3人まとめてDDT&河津落とし。沙恵が3人それぞれにビッグブーツ、さらにボディスラムで3人を乗せていく。
沙恵がミサイルキック、笹村が大外刈り、関口がミサイルキック、青木がラリアット。
それぞれ得意技を決め合うと、関口が青木にフライング・フォアアーム。笹村がダイビング・ダブルフットスタンプでその中に割って入って打ち込むと、ついに4者がダウン。
ダウンカウントが進む中、なんとかそれぞれが立ち上がると、沙恵が笹村にビッグブーツからカミカゼを決める。しかし、そのまま笹村が
ブリッジで固めて3カウント。まずは沙恵が失格。
3人で試合は続行。関口が青木にコードブレーカーからワキ固め。笹村のダブルニー&関口の619が青木にヒット。関口は青木にデスロック、さらに笹村にフロント・ネックロック。
笹村と関口がアイルビーバックの応酬。青木が関口にジャーマン。関口が腕ひしぎ十字固め、三角絞めへ。笹村がカット。関口にブレーンバスター。カウント2。笹村が熨斗紙。しかし、関口が一瞬にスキを突いて笹村に飛びつき腕ひしぎ十字固め。
笹村が脱落。
ここで、関口と青木に。関口が変型ワキ固め。大外刈り2連発からグラウンドの羽根折り固め。青木はラリアット、投げっぱなしジャーマン。関口が首固め。青木がキックアウトすると、正面からのラリアット。カウント2。ここで切り札のジャパニーズ・オーシャン・バックドロップ・ホールドを決めて、3カウントを奪い取った。
2017年組の戦いを制した青木がCブロックの1位通過を決めた。
7,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
上谷沙弥(17分25秒、エビ固め)世羅りさ
※上谷が1位通過。7•14後楽園での準決勝で青木と対戦。
Aブロックは世羅と上谷による1位決定戦。勝ったほうが決勝トーナメント進出となる。
世羅の入場時にいきなり、上谷がドロップキックで奇襲を賭ける。そこから場外戦に突入。世羅は上谷を客席に投げつける。リングへ戻すと、串刺しエルボー。
さらにダブルニーを投下。そして、ジャイアントスイング。上谷はエルボーで返していくも、世羅もエルボーで返す。
世羅はセラリズムバスターから、リバーススプラッシュニーもカウント2。さらに逆エビ固め。世羅が串刺しジャンピングニーからトップロープに上るも、上谷がドロップキックで迎撃すると、戦場はエプロンに移る。
世羅がエプロンでの羅紗鋏を狙うが、上谷が足をバタつかせて逃れるとエルボー連打。
ビッグブーツ狙いも、世羅がキャッチすると、顔から叩きつけてのダブルニードロップ。
再び場外戦。カウンター席に戦場が移ると、世羅が羅紗鋏を狙うが、これを逃れた上谷がビッグブーツから低空ドロップキック。
そしてカウンター席からダイブしてのプランチャ。両者カウント9ギリギリでリングに戻る。
上谷がフィッシャーマンズ・スープレックス3連発。カウント2。世羅がワンツー・エルボー連打からエアーズロックもカウント2。
世羅がロープに振ると、上谷がフライングニールキックを返る。両者ダウン。
上谷はヒザを付いた状態の世羅にエルボー連打。世羅がファルコンアロー。さらには雪崩式羅紗鋏を決める。カウント2。
世羅がダイビングニードロップを放つも自爆。世羅の突進に、上谷がウラカンナラに切り返すも、世羅が丸め込む。さらに羅紗鋏もカウント2。
上谷がジャンピングハイキックからスピンキック。
半身の体勢の世羅にコークスクリューキック。最後はスタークラッシャーで3カウント。
大熱戦となったAブロックを制したのは上谷だった。場内は大・上谷コールに包まれた。
・抽選会
リングアナのアナウンスにより、7・14後楽園の決勝トーナメント進出者である狐伯、上谷、青木、梅咲がリングイン。リング上での組み合わせ抽選に入った。
チェーン綱引きの結果、準決勝の組み合わせは狐伯vs梅咲、青木vs上谷に決定した。
狐伯が締めのマイク。
「waveのリングなので、狐伯が締めたいと思います。この組み合わせ、7月14日後楽園では誰が決勝に進むか。宮崎さんとのRegina戦を誰が獲得するか。…今大事なかっこいいところで言葉が出なかったんですけど、しっかり見に来てください」
最後は欠場中のシルエタを除く、今年のCATCH参戦28選手による記念撮影からのエンディングとなった。
▼バックステージ
青木「Cブロック、またの名を2017年同期ブロック、制したのは青木いつ希! 全員同点という大変なことになりましたけど、結局、制したのは青木。今年はキャッチ、波女を青木がいただこうと思います。(7・14後楽園では上谷が相手だが?)上谷選手、はじめまして。参戦すると聞いてから意識しなかった人はいなかったんじゃないですか? その中の一人、青木です。この14日まで、上谷沙弥の気になる相手として歩んでいこうと思います。
そして必ず勝ちます。みなさん、2024年、今年のCATCH THE WAVEは、ついに、青木が制するときですからね! よろしくお願いしまーす!」
上谷「決勝トーナメント、進出決定しましたー! 世羅りさ、強くて、前回(公式戦で)やられてたぶん、絶対にやり返そうと思ったし、こんなにバチバチやり合える相手を見つけられたのは大きな財産だった。そして準決勝の青木いつ希? うるさくて暑苦しくて、メチャクチャ面白そうなヤツじゃんかよ! スターダム代表として出てるんで、優勝しないわけにはいかないです。青木いつ希、楽しみにしてるからな!」
狐伯「(記者に)ルチャブロック、強敵でしたよね? だけど、頑張ったと思います。本間さんに2勝したのと、シルエタに勝ったの。(今日の決め技は?)今日と同じ技なんですけど、メキシコ人からパクらせていただきました。名前は…まだないです! (7・14後楽園の梅咲戦は?)梅咲も強敵ですけど、シングルで何度か勝ったことがあるから自分を信じて勝ちたいと思います。この波女、優勝して100万円はもちろんもらうんですけど、
宮崎さんからReginaを取るのは狐伯だと思ってるので。最後まで応援よろしくお願いします!」
梅咲「今回、SAKIさん、妹加さん、花園さんとさせていただきましたけど、まさか花園さんに負ける…というのは想定外でしたけど、しっかり1位通過できてよかったです。(7・14後楽園では狐伯との対戦だが?)狐伯さんとは周年のときにもシングルをやらせてもらったので、その時を振り替えりつつ、しっかり3カウントを取りたいと思います。今回のCATCHはイチゴがシャツに書かれてるので、『ミスいちご』としてしっかり波女になって、100万円を取りたいと思います!」