2024.11.16

『Saturday Night Fever 24 Nov.』

日時
11月16日 土曜日
観衆
138人
場所
新木場1stRING
今年もNEXTの季節がやってきた。今年は全16選手が参加し、1回戦は11・16新木場大会にて開催。10分1本勝負で行われ、引き分けの場合は、キャリアが1日でも浅い選手の勝利となる。なお、2回戦は15分1本勝負、準決勝は20分1本勝負、決勝は時間無制限1本勝負となる。新木場大会の後は、11・27アミスタ大会、12・1新宿大会、12・15大阪大会と続く。優勝者は上谷の持つRegina王座への挑戦権が獲得できる。
まずはNEXTに参戦する全16選手が入場。リング中央に用意されたチェーンで組み合わせ抽選会が行われる。その結果、1回戦の8試合が決定した。特に歓声が上がったのは宮崎対渡辺、コグマ対関口、梅咲対ななみ。ほかにも興味深い顔合わせが続々と実現する運びとなった。
▼Regina di WAVE時期挑戦者決定トーナメントNEXT1回戦10分1本勝負
青木いつ希(8分20秒、チキンウイングフェースロック)香藤満月
※青木が2回戦進出。


 オープニングは青木対香藤の元気印対決。「満月、10分負けるな」の声に青木は「やかましいわ!」とその方向に反応する。
「お願いします」と大声の香藤に、青木はいつものように倍返し。ゴングが鳴ると青木は「よっしゃ行くぞ、新木場―!」と静寂を打ち破るシャウトで気合を込める。ロックアップでは両者ともに吠えながら腕に力を投入する。青木がロープに押し込む。
続いて、ヘッドロック合戦から、タックル合戦。どちらも互角の展開に、青木が「来い、オラ―!」と、香藤をと挑発。香藤は自らロープに飛んで、タックルを見舞う。さらに2発目も打ち込むが、青木は倒れない。青木も自ら走ってタックルに行くが、こちらも倒れず。合計7発、どちらも倒れない展開から、8発目にしてようやく香藤が打ち勝つ。ボディプレスをかわした青木が「でけえなー、このデカブツ」とぼやきながらストンピング。
串刺しエルボーからボディプレス。青木が「このデカブツ投げるぞー!」と宣言してボディスラムで投げを試みるが、さすがに無理。青木のタックルを逆に弾き飛ばした香藤は、ボディプレスを3連発。
 香藤の逆エビは青木がロープに逃れる。青木は腕を取り、エルボーを落とす。さらに腕を絞っていく。5分経過。
 香藤はエルボー。青木も打ち返す。青木はリストロック式に移行し、強烈なエルボーを3連発。青木の突進を香藤がボディスラムで切り返すと、全体重を乗せたセントーン。
2カウント。
残り3分。香藤がセカンドロープからのダイビングボディプレス、これもカウント2。
青木は大外刈り。背後からのランニングニー。これも香藤は執念でフォールを返す。こうなると時間切れ勝利も見えてきたが、青木は焦らずトラースキックから、スタンディング式のチキンウイングフェースロック。この秘密兵器を披露して、1回戦を突破した。
 ちなみに前説で広田がNEXT参加者で一番注目している選手と答えていたのが青木。
「前からそう言ってるの。でも本人も、お客さんもそのことは知らないし話題にもならない」のだとか。それはともかく、青木が安定の実力を見せて2回戦へコマを進めた。
・バックステージ
青木「いやー、香藤満月。2年目とはいえ、デカいので、公式の体重だけでも30キロ差くらいあるんで、やっぱり簡単にはいかないところはありましたね。でも、自分は当たるだけ、ぶつかるだけじゃないですし、そういうのも師匠から教えてもらっている戦い方を駆使しました。NEXTの頂点取って、上谷の持つベルト、後楽園のリベンジをしなきゃいけないと思っているので。(2回戦は狐伯選手ですが?)いやー、今日は第1試合だったので、ずっと(後の)試合を見ていたんですけど、正直、狐伯と清水ひかりの試合はスピード感とか動きがすごくて、最近の狐伯、動き、ノリがあるというか、勢いがすごいので、でもその勢いを自分が超えるというか、上回ってNEXTを勝ち進みたいと思います」
▼同1回戦10分1本勝負
YuuRI(時間切れ引き分け)尾崎妹加
※キャリアの浅いYuuRIの勝利。YuuRIが2回戦進出。

 まずは先手の取り合い。妹加がラリアットを1発お見舞いしてスタート。さらに串刺しラリアットからのエルボー、セントーンを投下。さらには逆エビ固めに決める。
ブレーンバスター合戦では妹加がぶっこ抜く。続いてエルボー合戦。妹加が再びアルゼンチンバックブリーカーに取り、今度は成功。そしてそのままヒザを突き出して、バックブリーカーに落とす。さらにセカンドロープからのダイビングセントーン。2カウント。
妹加はエルボーを連打、YuuRIは妹加の足を引っこ抜いて動きを止めると、背後からサッカーボールキック。正面から低空ドロップキック、さらに619を決める。
YuuRIはトップロープからミサイルキック、2カウント。続けて、トップロープに上るも、妹加もコーナーに上がり、雪崩式サイドスープレックスで投げつける。YuuRIはランニングから背後に回ると、スリーパーに取り、そのままグラウンド式チョークスリーパー。
かなり絞りこんだが、妹加はパワーでおんぶ式に持ち上げると、そのまま背後に落として脱出。
さらに妹加が起き上がりこぼし式ラリアット3連発。これもYuuRIは2で返す。
妹加はスリーパーに取るが残り時間は1分のアナウンス。ここで妹加は自ら技を解き、ラリアット。
2発目を狙ったが、YuuRIがバックに回ると投げっぱなしジャーマン、2カウント。
残り30秒。妹加はラリアット、2カウント。残り10秒で旋回式アルゼンチンバスターで抑え込んだところ、2カウントまで入ったところで、時間切れ。
あと1秒あればというところだったが、時間が足りず。
この結果、妹加は2015年デビュー、YuuRIは2020年デビューということで、NEXTルールにより、YuuRIが2回戦進出となった。
・バックステージ
YuuRI「くじで引いて、誰が当たるかわからないというところで、妹加さんと当たるってなった時、パワー差とか…二度くらいシングルしたことあったんですけど、強いのはもうわかっているので、自分の中では今日、10分1本勝負だったので、負けないことが大事かなっていうのに重きを置きながら…。でも、受け続けていたら、それも返せなくなったらそれはダメなので、最後も危なかったです。10分でよかったなというのが本当のところです。で、1回戦突破となって、自分、『一番くじ』ってあるじゃないですか。あれを、一発で特賞を2回引いちゃうような、くじ運強い女なのに、正直、一番当たりたくなかった渡辺智子さん…にあたってしまって。今回は10分とういうのがあったかもしれないけど、2回戦は15分…不安でいっぱいです。めちゃくちゃ強いのは十分わかってます。過去戦ってボロボロになって、ぼろくそに泣いてっていうのがあるので、正直、怖いです。
でも日にちがまだあるので、その日までちゃんと自分の対策を練って、自分はチャンピオンに返り咲く目標があるので、その目標に向かってガンバレ!を燃やします。YuuRIのガンバレ!は止まらない。見ててくれ!」
▼同1回戦10分1本勝負
渡辺智子(1分56秒、目つきからの首固め)宮崎有妃
※渡辺が2回戦進出。


 前Regina王者である宮崎はNEXTトーナメントで優勝して再び上谷の前に立ちはだかりたいところであるが、1回戦でいきなり実力者・渡辺と激突。
宮崎はその対策として、いきなり赤い布を持ち込んでリングイン。
そして赤の花道に赤の布を被った状態で寝ころび、渡辺を待った。
渡辺が入場する時、いきなり遅いかかる宮崎。まさか花道で寝ているとは知らず、呆気にとられる渡辺。
出鼻をくじいて、いい流れを作った宮崎はリングへ渡辺を連れ込む。しかし、ロープに飛ばすと、ラリアットを食らう。
それでも宮崎は直伝デスバレーで短期決戦に挑む。2カウント。今度はトップロープからのムーンサルトを狙ったが、これは自爆。宮崎は目つきから丸め込むがカウント2。ラリアットは両者相打ちとなる。
宮崎はフォールに行くが渡辺が切り返して抑え込むも2カウント。再び宮崎が目突きに行くと、これを渡辺は手刀で防ぐ。そして逆に渡辺が目突きを決めると、そのまま首固めに丸め込み、アッという間に3カウント。
したたかな作戦で1回戦を突破した。宮崎は早くもここで姿を消した。
・バックステージ
渡辺「まあ、1回戦は絶対(突破するって)決めてたんで。まあ、私はもうベルトしか見えてなかったので。マーベラスでもシングルのベルト巻けなかったし、全女の時も巻けなかったし。いよいよじゃないですか?
年齢関係ないですよね? そう思うんですよ、私は。ただねー、ドローになったら若い子が勝利じゃないですか。これ、たまにちょっと変えてほしいなっていうのがあって。長いキャリアのほうが勝ちっていうのもあっていいかなって。(記者に)そう思いません? 若い子ばかりオマケ付きじゃないですか。なんで私たちはそうやってもらえないんでしょうね。(2回戦のYuuRI戦について?)あのねー、何年か前に…当たってるんですよ。マーベラスだったり、伊藤道場とかで。その時は全然だったんですけど、どっかで試合見たときに一つ一つの蹴りとかがすごく重くなってて、体もちょっと大きくなっていたので、楽しみですね。楽しみしかないですね」
▼同1回戦10分1本勝負
桜花由美(7分56秒、エビ固め)チェリー
※ビッグブーツ。桜花が2回戦進出。


 チェリーは桜花に対して「歳は上ですよ、でも、キャリアは下」とアピール。
その言葉をかき消すように、桜花はいきなりビッグブーツも2カウント。
チェリーも負けじと、いきなりの春夜恋狙いも桜花が途中で腰を落として回転させずにフォールへ。2カウント。
場外へ降りるチェリー。「上がって来いよ」「お前が降りて来いよ」というやり取りがあり、その挑発に桜花が場外へ降りると、チェリーは即リングへ上がり、通せんぼ作戦。
桜花はチェリーの足を引っ張るも、うまく場外に引き込めず。カウントは18まで進んだが、スキを突いて桜花が辛うじてリングイン。
それでも、チェリーはビッグブーツを空振りさせて場外へ落とすと、今度は北側のステージ上に持っていく。
そして客席のイスに座らせると、用意していたガムテープでグルグル巻きにして固定し身動きを取れなくする。
場外カウントが進むなか、桜花はイスごとリングへ戻ろうとする。イスが引っ掛かり、なかなかリングに入れないが、なんとか強引に19で見事に生還。イスに巻かれたグルグル巻きのテープをレフェリーが外す。
チェリーは桜花の顔面をマットに殴打。そしてはがしたガムテ―プをムチのようにふるって攻撃。さらにボディへのパンチから腕決め逆片エビ固め。残り5分。
チェリーはコーナーに振ろうとするが、桜花が逆転して串刺しブーツ。さらに顔面を足で押し付ける。さらにはランニング式ビッグブーツ。2カウント。今度はトップロープからのサンマドロップ狙いも、チェリーが追いかけて阻止。
ならばとコーナー上のブラディーEXで絞る。チェリーはコルバタ。一回転して足をつかんでのヒールホールドで絞める。桜花はスタンガン。
ビッグブーツと追い込む。チェリーは熟女でドーン!を3連発。
コルバタからフォールを狙うが、これを返した桜花が正面から至近距離のカウンター式ビッグブーツ! 粘るチェリーに止めを刺した。
・バックステージ
「なんとか、なんとか、(3カウントが)取れました。もうチェリーさん、卑怯ですよ、卑怯! 本当危なかったわー。
(2回戦は梅咲遥戦ですが?)梅咲はねー、若さやかわいさではね、ちょっと私のほうが劣ってるかもしれないけど、まあ、キャリアでちょっと次は15分なので、15分以内に仕留めたいと思います」
▼同1回戦10分1本勝負
コグマ(7分52秒、120%スクールボーイ)関口翔
※コグマが2回戦進出。
 

 ある意味、今大会で一番予想の付きにくい好カードが実現。まずは両者、握手するも、コグマは早くも、クマ!ポーズを取らせようとする。
これに対して関口も「翔」コールを扇動する。両者のコールが交差するなか、まずは関口がロープに振るも、コグマはスライディングで場外へ。関口は追いかけるも、コグマが姿をくらます。関口は北側客席まで探しに行くも見当たらず。
すると、南側からコグマの姿が。「こっちこっち」と手招きする。翻弄されながらもリングに戻った関口に、エプロンでの回転エビから、低空ドロップキック。そして「強制クマ―!」と強制クマに捕らえる。関口は手を噛んで脱出。
そしてエプロン上でアームブリーカー。側面からドロップキック。リングに戻ってフォールも2カウント。
関口はストンピング。コグマの「クマ!」ポーズに「なめとんのかー!」とエルボー。コグマはDDT。
串刺しタックルから、ダイビングボディアタック。2カウント。
関口はエルボーを放とうとするが、コグマがガード。これが2度続き、3発目はフェイントしてからエルボーを決める。
今度はコグマがバックを取るも関口がフライングメーヤーで切り返して、低空ドロップキック。ワキ固め。続けてミサイルキックを放つ。今度は関口が変形のサーフボード。長時間絞るも、コグマはなんとかロープに逃れる。残り3分。
コグマはエビ固め、ここから両者丸め込み合戦となるがいずれも2。関口が腕を取っての回転エビも2カウント。
ここでコグマは120%スクールボーイに取り、3カウントを決めた。これでコグマが2回戦へ進出となった。
・バックステージ
「クマ! 今日は強制クマ!ができたんで満足です。関口翔選手とは以前、戦ったことがあるような気がするんですけど、その時は(髪が)黒かったんで違う人かな…? まあ、無事にクマできて、勝って2回戦に行けます。(初参戦となるwaveについては?)楽しかったです。スターダムとはまた違うワチャワチャ感というか、懐かしい感じがしました。(2回戦の炎華について?)炎華選手にひとこと、『やらぬなら、やるまで待とう、クママギス』。クマ!」
▼同1回戦10分1本勝負
狐伯(8分17秒、パケーテ)清水ひかり
※狐伯が2回戦進出。


 まずはゴングと同時に、両者ともに突っ込み合おうとするも、ともに動きを止める。
清水がアームホイップから飛び蹴り。これに対して狐伯も飛び蹴りで対抗。
狐伯はヘアホイップ、コーナーからのヘアホイップ。さらに足を払うと低空DDT。そしてランニング式ロケットキック。清水は足をすくって飛びつき十字固め。ここからエビ固め合戦となるがともに決まらず。
狐伯が横入り式エビ固めを狙うも、清水は途中で腰を落としてフォール。2カウント。清水はカラド―ラを決めるも2カウント。ここから再びエビ固め合戦。
狐伯はパワースラム。清水もパワースラムで対抗。
ともにヒザを付いた状態でエルボー合戦。ここからスタンディングでのエルボーの打ち合いに。狐伯がエルボーで打ち勝つと、ブレーンバスターで投げるも、カウント2。5分経過。狐伯が背後、そして正面からのロケットキック。さらにはカミゴエ。2カウント。ミサイルキックも2。
そしてブレーンバスター。コーナーに上るが、清水は迎撃のPKF。これで狐伯の動きを止めると、デッドリードライブ。さらにはPK。残り3分。
清水はトップロープからダイビングフットスタンプを敢行するが2。バズソーキックも2。狐伯も丸め込みを連発するが、清水は2カウントで返す。
ここで清水が飛び込むと、狐伯はパケーテで切り返してこれで3カウント。一瞬のスキを突いて、狐伯が2回戦へコマを進めた。
 狐伯は自らを鼓舞するように吠えてから花見を引き揚げた。
・バックステージ
狐伯「(1回戦突破おめでとうございます)ありがとうございます。(パンパン!と自ら拍手)これは当然の結果です。私は優勝しか目指していないので。(お互いスピーディーな戦いでしたね?)最初から、もうスピードで行こうと思ったんですけど、読まれていましたね。いや、読まれていたのか、同じ気持ちだったのかわからないですけど、結構熱い気持ちになったけど、
自分はNEXT勝ち上がっていかなきゃいけないと思っているので、自分の気持ちのほうが強かったということですね。(2回戦は青木いつ希戦ですが…)これがちょっと結構な強敵ですが、私は3回戦、4回戦、5回戦…? 何回戦あるのかわからないですけど、青木で止まっているわけにはいかないので、ぶっ倒したいと思います」
・インフォメーション
 6試合経過の時点でインフォメコーナーへ。欠場中の旧姓・広田さくらがリングイン。
新グッズや売店の情報を伝える。新グッズとしては、パーカーの受注生産が始まるとのこと。
さらにFC限定のクリスマス&忘年会は12・21土曜日に開催される。同時にFC入会キャンペーンを開始。キャンペーン中は入会金2200円が無料となる。
いま入会すればFC限定イベントに参加も可能。ほかにも2・1新木場での宮崎&炎華バースデー大会のチケット発売が開始。
炎華シート、宮崎シートの特典などをお知らせした。
 また広田の現在における状況を報告。広田は「年内はまだ無理と思いますが、リハビリを頑張っていますので引き続き、応援よろしくお願いします」と挨拶した。
▼同1回戦10分1本勝負
梅咲遥(7分21秒、原爆固め)ななみ
※梅咲が2回戦進出。


 セミは梅咲対ななみのディアナ同門対決。waveのリングでは独特の存在感を発揮しているななみに注目が集まる。
まずはななみが突進してエルボー。これに梅咲もエルボー返し。
ななみの追走式エルボーに対して、梅咲は追走式ドロップキック。さらに空中でタメを作っての低空ドロップキックを決めた。2カウント。
梅咲がトップロープ。ななみはデッドリードライブで切り返す。さらにタックルを打ち込み、2カウント。ななみはスリーパー。
ロープに逃れた梅咲はフライングネックブリーカーからミサイルキックを投下する。
バックの取り合いから梅咲は重いエルボー3連発。
これに対して、ななみは背後からスリーパー。
さらにグラウンド式へ移行する。梅咲はグルグルとリング上を動き回ってなんとかロープを掴む。
ななみはセカンドからボディプレスもカウント2。
今度はトップロープへ。梅咲が迎撃して、雪崩式変形ブレーンバスター。5分経過。梅咲がエルボーを連打。
ななみも打ち返す。梅咲はさらに倍返し
。ここでななみがタックルで梅咲を吹っ飛ばすと、ノーザンライトスープレックス。
続けての裏投げは梅咲がエビ固めで切り返すも2。梅咲がエルボーからキューティースペシャルも2。続けて梅プレスも2でキックアウト。ななみが驚異の粘りを見せる。梅咲はダメ押しとばかりにジャーマンを繰り出し、ようやく3カウント。粘るななみの追走を振り切った。
・バックステージ
「まさかの同じディアナのななみとシングルだったんですけど、自分、明日も2AWさんで、笹村さんがいまディアナのシングルのベルトを持っているんですけど、シングル戦線は負けてられないので、今回しっかりななみに勝つことができました。2回戦は桜花選手とシングルで、桜花選手とは茨城県出身というのが同じなんですけど、(桜花が出身の)古河が本物なのか、(梅咲が出身の)牛久市が本物なのか、この戦いで決着をつけてやろうと思います。応援よろしくお願いします」
▼同1回戦10分1本勝負
炎華(時間切れ引き分け)柊くるみ
※キャリアの浅い炎華の勝利。炎華が2回戦進出。

 炎華の1回戦に立ちはだかるのはくるみ。くじ引きの結果、炎華がメインを務めることに。なんとしても1回戦を突破したい炎華にいきなり難敵が現れた。
まず、炎華がドロップキック4連発。しかし、くるみは倒れない。
5発目のドロップキックを振り払うと、フットスタンプを投下する。
炎華は必死によけて、今度はアームホイップに取ろうとする。くるみは投げさせず、タックルで倒す。
くるみは炎華を軽々と持ち上げると、滞空時間を取ってからのボディスラム。そして今度こそ、フットスタンプを落とした。
さらにキャメルクラッチに取る。炎華がロープを掴むと、背中へのフットスタンプ。さらにストンピングを背中へ落としていく。
くるみは逆エビならぬコの字固め。ものすごい反り具合となるも、炎華は必死に耐え抜く。痛みに耐えながら必死に立ちあがってエルボーを打ち込むが一発で返される。
炎華のボディアタックはキャッチされるも、即座にDDTに切り返す。さらに串刺しドロップキック。
くるみが突進すると、側転で切り返してのドロップキックから、側転エルボー、低空ドロップキックを決めた。2カウント。
炎華は思い切って、ボディスラムの体勢も持ち上がらず。逆に軽々と投げられる。くるみは逆エビに取ろうとするが、炎華はエビ固めに切り返すとコーナー・ティヘラ。
くるみが場外へ転落すると、トップロープからのプランチャを敢行。
場外カウントが進んでいき、リングへ戻ろうとするくるみを炎華は足で蹴りで阻止するも、カウント14でリングイン。
炎華は低空ドロップキックを連発で打っていくと、ミサイルキック。2カウント。さらにSTFで絞り上げるも、ロープブレイク。残り1分。
時間切れが迫る中、くるみはトラースキックからサマーソルトドロップで猛ラッシュ。カウント2で炎華が肩を挙げると、観客から拍手が起きる、残り30秒。さらにカナディアン式フェイスバスターを決めるがこれも2カウントで炎華が踏ん張る。
くるみはラリアットを見舞ったが、キックアウトしたところで10分が経過。炎華が先輩のくるみに対して、時間切れのドローに持ち込んだ。
くるみは2010年デビュー、炎華は2023年デビューということで、NEXTルールにより炎華が2回戦へ進出した。
試合後、2回戦へ進出した8選手がリングへ上がる。11・17アミスタ大会への抽選へと移行。その結果、下記のカードが決定した。
・狐伯 対 青木いつ希
・渡辺智子 対 YuuRI
・炎華 対 コグマ
・桜花由美 対 梅咲遥
この2回戦4カードが次回大会である11・27アミスタ大会にて行われる(2回戦は各試合15分1本勝負)。
最後は殊勲の炎華がマイクでシメの挨拶。
「炎華、2回戦進出しましたー! 勝ってはいないし、最後はボロボロだったけど、キャリアが若いというのも今回のトーナメントの武器だと自分は思っているので、この武器を生かしつつ、優勝して上谷さんのベルトに挑戦…します! (2回戦で当たるコグマがクマのポーズをさせようとする)クマはしません!(ブーイングが起きても)ヤです! 今日NEXT開幕して、15日の決勝までNEXT盛り上げていくので、最後まで応援よろしくお願いします」
・バックステージ
「くるみさんは大阪でシングルやらせていただいてて、その時もボロボロで負けていて、くじ引きでくるみさんで、しかもメインで本当に緊張したんですけど、今回NEXT開幕してwave所属の若手として、自分が盛り上げていきたいという気持ちと、スターダムにベルトが行ってしまったということで、自分が挑戦したいという気持ちを全部ぶつけて試合しました。最後はボロボロでしたけど、キャリアが若いというのも武器なので、勝ちは勝ちということで2回戦も頑張りたいと思います。
(2回戦はコグマ戦となりましたが?)くじ引いた時に『クマやる?』って感じのことをやられたんですけど、自分は絶対やらないし、コグマさんが所属しているスターダムさんにベルトが流れたので、スターダム対waveみたいな感じで、所属の私が絶対に勝ちたいと思います」
2024.11.04

『2024 Prime WAVE』

日時
11月4日 月曜日祝日
観衆
735人
場所
後楽園ホール
1,Prime Young wave(10分1本勝負)
△炎華(時間切れ引き分け)咲蘭△


 年内にアイスリボン退団を表明している咲蘭がwave参戦。炎華と注目のシングル一騎打ちで後楽園大会がスタート。
 両者、ドロップキックは相打ち。エルボー合戦から、炎華がエルボーを連打。咲蘭がカニばさみ。両手を踏みつけ、ストンピングを落とす。
さらにエプロンにも持っていき、その両手に尻餅をつく。炎華も反撃に移り、ドロップキックを連発し、STFに固める。
咲蘭がロープに逃れると、炎華はエプロンでの磔から背面にドロップキック。カウント2。
ストンピングの連打から、ヘアホイップ。
咲蘭も髪をつかみ返してヘアホイップ。さらにねじりを増してのヘアホイップと連発する。続いて全体をかけての踏みつけからキャメルクラッチ。
ここでもまた髪をつかむ。炎華がロープに逃れる。炎華は起き上がると、巧みなロープワークからドロップキック。
側転エルボーを狙うも、これはすかされる。
咲蘭がコーナーに振ると、炎華はブーメラン式ミサイルキックで返す。
炎華が側転エルボーからドロップキック。そしてSTFに固める。ロープブレイク。咲蘭がドロップキックからマウントパンチ。
炎華もマウントパンチでやり返す。
残り時間3分。両者、マウントの取り合いから、咲蘭がグラウンド式スリーパーに取っていく。辛うじて炎華はロープに。
ロープにもたれる炎華に対して、咲蘭が619。セカンドロープからのダイビングフットスタンプは2。
残り1分。
咲蘭がジャパニーズレッグロールクラッチもカウント2。咲蘭が丸め込んでいくが、炎華も切り返してのエビ固めも2カウント。
ここからエビ固め合戦となるも、10分が経過。ドローという結果に終わった。
2,チャレンジ・サバイバルwave(30分勝負)
櫻井裕子(21分19秒、オーバー・ザ・トップロープ)桜花由美、ななみ
※時間差バトルロイヤル。通常ルールに加えオーバー・ザ・トップロープルールを採用。負け抜け勝ち残りとなる。
退場順=①梅咲②真琴③チェリー④清水⑤青木⑥関口⑦藤田⑧花園
1分おきに選手が入場する時間差バトル。オーバー・ザ・トップロープは失格となる。まずは1人目の梅咲と2人目の青木でスタート。
 青木がまずは梅咲へタックルで打ち勝つと、串刺し背面タックル、フェースバスター、ボディプレスと畳みかける。
1分が経過。3人目で桜花が早くも登場となる。ちょうど、梅咲がブレンバスターでフォールに行った際に桜花がカット。青木&梅咲の連携をかいくぐった桜花がダブルのフェースバスター。
続いて4人目で櫻井が登場。リングインしてすぐさま、青木にコブラツイスト。
その背後から、梅咲が二人まとめてスクールボーイ狙い。櫻井と青木がこらえる。その3人へそれぞれ、桜花がビッグブーツを放って、まとめてフォールにいくが2カウント。
5人目は清水の登場。4人それぞれをコーナーに振ってまとめると、PKFが青木にのみ命中。櫻井が青木にボディスラムを決め、残の4人でCOLOR’S連携のイロトリドリを決める。
さらにワー!プレスからフォールも2カウント。
6人目の関口が入り、カットに。関口は「コイツだー!」と梅咲に照準を絞り、フライングネックブリーカー。
さらに青木との連携で、桜花を蹴散らしてハイタッチ。
しかし、その瞬間、関口が青木を裏切りフォールに持っていく。2カウント。7人目のチェリーが登場。
いきなり持参してきた魔法の杖で各選手を攻撃。「凶器だろー!」と、青木が抗議。チェリーは清水の手を強引に持って、青木にダブルのクロスライン。青木がダウンすると、ほかの選手も次々とその上に乗せていく。
全員を重ねて乗せた状態のまま、まとめてのアンクルホールドを決める。
ここで8人目、救世主・ななみがリングイン。コーナーに各選手を振っていき、関口にダイヤル固めを決める。9人目の花園が登場。いきなりのシャボン玉&フラワーで関口を攻撃すると、さらにキャメルクラッチ。
「やっていいですか?」と、確認してからのスイングDDT狙いも、逆に関口に雪崩式ブレンバスターを食らう。
ここでラストとなる10人目の藤田あかねが登場。まずは自己PR。「ちょっとすいません、私、プロミネンス脱退しまして今日からただのフリーとして活動していくことになりました。景気づけに優勝して、これから一人でやっていきますので、これからもよろしくお願いします」と決意表明した。
しかし、挨拶が長すぎたためか、全員から標的に合い、いきなりリングから落とされそうになる。かろうじて耐える。
11人目、waveへ久々登場の真琴。コスチュームの色がほぼ被りの桜花を見て、「桜花さん、タッグお願いします」と共闘を呼びかける。そして、桜花&真琴がビッグブーツで各選手を蹴散らす。
梅咲のみビッグブーツを浴びずにリングへ残る。
場外へ落ちた選手たちを見ると、我慢できなくなったのか、トップロープへかけ上ると、場外プランチャを決めるも、全選手でキャッチしてOTTにはならず、リングに入れる。
 ここで各選手もリングへ戻り、気が付けば、4人がそれぞれの選手をヘッドロックに決めて、リング中央で鉢合わせ。
ここで桜花、梅咲を除く全員がリングに倒れる。輪が出来上がり、その輪の中で、梅咲が桜花にエストレージャを完成させる。カウント2で桜花が返す。
ここで桜花がビッグブーツで各選手を場外へ蹴散らすと、再び梅咲が我慢できずに場外ダイブのプランチャ。今度は普通に足がついてしまい、OTTで失格第1号に。
 真琴が関口と藤田をビッグブーツで蹴散らし、関口にダブルアームスープレックス。さらにタランチュラで捕獲したが、さすがにエプロン際で決める技だけに、周りから落とされて失格。
その後、チェリーが清水にバックを取られて、ジャーマンを狙われる。しかし上がらず、各選手が背後からフォローに行くが、挙げることができず、次々に選手たちが助太刀に入り、数珠繋ぎのような状態に。残った桜花は「よっしゃ、ここは」
と気合を込めたが、やはり上がらず。先頭にいたチェリーが振り向くと、技を解いて、順番に熟女でドーンを連射。最後に残った桜花には「熟女が熟女にドーン!」を打ち込むがこれは失敗に終わる。
桜花も掟破りの「熟女が熟女にドーン!」で対抗するも、こちらも空振り。その桜花を春夜恋に捕らえたチェリーだが、そのまま全員から抑え込まれて失格。ここから各選手が丸め込み合戦に突入するが、どれもカウント2で返して決まらず。「もういいだろー!」と青木がツッコむ。
「オマエ丸め込んだか?」とななみに問いかけると、「込んでないです!」と答える。「よっしゃオマエだー!」と青木&関口がななみに照準を絞り、青木の大外刈りから、関口のセントーン。そして「2017年組仲良しプレスー!」を決めて、「チーム・ホカクドウ」ポーズ。後ろから、清水、桜花が同じようにポーズを決めるが、「改めまして、2017年組いくぞー!」
と青木が桜花の背面へニー、関口がエプロンからのドロップキック。続けて清水が桜花へ突進するも、身をかわされ、落とされそうになる。両手でロープをつかんだ清水が「アイルビー・バックー!」となんとか体勢を持ち直してリングインしようとするも、結局、青木に蹴落とされる。清水が失格。桜花と櫻井がダブルのビッグブーツで青木&関口をエプロンへ落としていくも、二人ともなんとかロープをつかんで転落を阻止。ここで花園が爆弾を投下し、青木、関口がビビって手を離し、失格。
藤田が桜花を捕らえボディスラム。さらに花園を持ち上げ、パワーボムで桜花のもとへ落とす。カウント2。藤田は桜花を抱え上げる。着地した桜花はビッグブーツで藤田を押さえ込んだ。
 残るは4人。桜花と櫻井が手を組むと、ななみも花園と組む。桜花&櫻井がダブルのビッグブーツを浴びせる。ななみはさらに一人で二人のビッグブーツを食らう。花園が「よってたかって、みんなでいじめて恥ずかしくないのか、1対2でやってやるよ!」とアピール。「来い!」と手を広げたが、背後からまさかのななみによるスクールボーイで丸め込まれて失格。
残りは3人。ななみと櫻井がエルボー合戦。桜花が飛び込むとななみ&櫻井でダブルタックル。再びエルボー合戦。殴り合いからやがて落とし合いとなり、エプロンでの攻防へ。このチャンスに桜花がビッグブーツでまずは、ななみを蹴落とし、ななみが失格。さらに櫻井が背後から桜花を場外へ蹴落とす。こうして一人残りで櫻井が優勝となった。
二上会長が「このバトルの優勝者には、Reginaか、DUAL SHOCK挑戦の権利を与えられます」と意外過ぎるご褒美を発表。
櫻井は「3月に挑戦したReginaにもう一度挑戦したい気持ちもありますが…、最高のパートナーを見つけてきました! 宮崎さんと組んでDUAL SHOCKに挑戦させてください!」と宮崎とのタッグで挑戦を表明した。
 二上会長は「裕子ロケット? わかった、裕子ロケット踏まえて、次挑戦してください」と挑戦権を与えた。
3、Prime コミカルwave(30分1本勝負)
松本浩代(10分25秒、体固め)小仲=ペールワン
※Xは松本都+松本浩代。浩代がペールワンの上に都をボディスラムしてフォール。


 広田が自主興行で肩をケガして欠場。続いて代打出場となったウナギ・サヤカがCMLL遠征でろっ骨をケガをしてしまったため、欠場に。まずは広田とウナギがお詫びの挨拶。

広田「改めまして、アジャコングへのカンチョーにより」
ウナギ「メキシコ遠征中であばらがポキッと折れて欠場となりました」
二人「このたびは代打による代打の欠場に誠に申し訳ありませんでした」
 とともに欠場のお詫び。そして、「一番謝らなきゃいけない相手」(広田)のXを前にまずは、小仲=ペールワンが登場。
続いて、出てきたXが、松本都! いろんなどよめきの中リングへ上がるも、リングへ入る直前につまづき、早くも暗雲たちこめる。
「まじめにやれよ、都ー! お前、Xかこのやろー」とセコンドの広田が突っ込む。
ゴングと同時にペールワンがジャイアントスイング。さらに持ち上げエアプレーンスピン。回転技を連続する。なんとか都がスクールボーイも2。ここからエルボー合戦。都が回し蹴りからシャイニングウイザード狙い。これをカットしたペールワンが再びエアプレーンスピン。そのままリングへ降ろそうとしたスキに、都は強引にグランド卍。ペールワンがロープブレイク。
都はトップロープに上り、Y字バランスを決めると、ペールワンがそこからエアプレーンスピンに持っていく。途中から回転の向きを変えるおまけつき。都がカウント2で返すと、再びジャイアントスイング。
転技をひたすら繰り出すペールワン、さすがに自分自身もダウン。都が場外へ逃げようとするが、セコンドの広田&ウナギに戻される。「誰か助けて―!」と叫んだ瞬間、ゴジラ音楽が流れる。
すると、もう一人の「X」、松本浩代が登場。Xとは、松本都+松本浩代だった!
 「松本、いらっしゃいー!」と手を広げて歓迎する都に浩代はビンタ。
浩代がペールワンにタックル。「ダブルー!」とアピールする都に「触んなー!」とチョップで倒す。ペールワンはその間にコーナーにて、ヨガ式倒立。ならばと、都も別コーナーでY字バランス。
浩代は「松本コール」に合わせて、頑張ってロープに乗る。「無理かも…」と言いつつ、広田、石黒レフェリーが両サイドからアシスト。
ここからロープ渡りで渡ろうとする。なんとか数歩、歩いて一応、成功する。
浩代はリングに降りると、ペールワン&都へダブルバックドロップ。都をフォールに行くが、「味方同士」と言われてカウントは認められず。
ペールワンが浩代にエビ固めからエアプレーン狙い。浩代はこれを阻止してバックに回ると、都もバックに回る。ペールワンもバックに回るが、誰も投げられず。
ここで広田が割って入り、カンチョー狙いも、なんと浩代に命中。「今度こそ今度こそ」と言いながら、続いて都に命中。
ペールワンがトップロープ。ここで広田&ウナギが背後から自撮り棒を使ってのカンチョー。この間に浩代が雪崩式ブレンバスターを狙う。
都は二人を根こそぎパワーボムで投げつけようとするが、浩代のみしか投げられず。ペールワンはトップロープから手刀を落とす。浩代がカットに入り、都がフットスタンプ。
ペールワンが回し蹴りに来たところを都が防御し、そのまま足を持ち上げてY字の状態に。都も自らY字となり、浩代コールが起きる。ならばと、浩代もY字を示してからのダブルラリアット。
そして、都に旋回式ライガーボムをペールワンの上に落として3カウント。なんとかハチャメチャの試合にピリオドを打った。
4,Prime challenge wave〜legacy〜(30分1本勝負)
『極悪同盟』ダンプ松本&〇ZAP(6分25秒、片エビ固め)狐伯●&香藤満月
※ラリアット。

 狐伯にとって、ダンプとの初遭遇。ダンプは久々のwave参戦となるが、果たして…。まず、いきなりダンプがレフェリーへ竹刀攻撃。そしてそのまま狐伯&香藤へ奇襲をかけてスタート。
場外戦のなかゴングが鳴る。場外でもダンプの竹刀を浴びる狐伯。さらにZAPのイス攻撃を食らう。これで狐伯はいきなりの流血に追い込まれる。
エプロンまで戻った狐伯に、さらなる凶器攻撃。場内のブーイングを浴びる。ダンプはさらにフォーク連打で額に突き刺す。
狐伯もエルボーで返すが、ZAPにつかまり、再び凶器に餌食に。ダンプがラリアット。狐伯コールが起きる。しかしダンプの凶器攻撃は収まらない。
石黒レフェリーにも一撃。カットに入った香藤にも竹刀攻撃。
狐伯がダウン。ZAPが抱え上げる。ダンプが竹刀で叩きつける。
香藤がたまらずカットに入り、ZAPにドロップキックからボディプレス。しかし、ZAPもラリアットで返す。
狐伯はZAPにカサドーラ。続けて、ロープに走ったが、ここでまたもダンプの竹刀を浴びる。
ここでダンプが一斗缶を持ち出すも、これを狐伯が受け止め、それぞれに一撃。なんとかやり返すことに成功。
香藤も助太刀に入り、ZAPにボディプレス。
狐伯はトップロープからボディプレスを狙うがZAPの剣山を浴びる。
ここで再びダンプが竹刀。ZAPも竹刀からラリアット。
これで3カウントとなった。
ブーイングが起きる場内。ダンプはそのブーイングに両手を広げて応える。そしてマイクを持つ。
「wave、久々にオファーが来ました。GAMIさん、寝てたんじゃねえの? ダンプのこと忘れてたのかよ? 今日もたくさんのお客さん、ありがとうございます! (狐伯に)おい、どうだ、流血した気分は? 気持ちいいだろ、燃えるだよ、狐伯が前、ミコトという名前でマーベラスにいるとき、
礼儀正しかった。挨拶できる礼儀正しい選手でした。いまも礼儀正しい狐伯となって頑張っている、礼儀正しい人は先輩にもかわいがられるし、しかも伸びるんだよ、狐伯は血だらけになっても向かってきたからな。

(香藤に)おデブちゃん。がんばれ。がんばれ。もうちょっとがんばれ。(頭に手を当てて)がんばりなさい。今日はありがとうございました。またwaveに呼んでもらえることを望んでおります」
・バックステージ
狐伯「初の極悪同盟、みんなに応援されていたけど、何にもできなくて、でもこれが、自分が見ていたプロレスだったから…こんな後楽園っていう舞台で対戦させていただいて、いまはうれしいという気持ちだけど、次やった時…ボコボコにできるよね?」
香藤「私がこのカードに組まれた意味を組まれた時からずっと考えていました。ディアナにはジャガー横田選手がいるんですが、ジャガーさんよりも怖くて、違う強さがあって、手も足もでなくてとても悔しいので、やり返すチャンスをいただけたらその時はもっともっと自分の力を出して全力でぶつかっていきたいです」
狐伯「自分たちでそのチャンスを取りに行こう!」
5,DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<DUALSHOCK WAVE優勝・挑戦者組>〇本間多恵&尾﨑妹加(19分26秒、新時代)SAKI●&世羅りさ<王者組>
※第36代王者組が3度目の防衛に失敗。本間&妹加組が第37代王者組となる。

 DHAUSHOCKWAVE覇者の本間&妹加がwaveタッグへ挑戦。カラミネンスにはプロミネンス&COLOR’S勢がセコンドに付き、二人をロープ上げで招き入れる。
まずは挑戦者組のほうから握手を求める。本間が「SAKI!」と呼び込む。
 「多恵」「SAKI」コールが交差する。いきなり世羅がカットに入り、ダブルを狙うが、本間がカラミネンスの攻撃をかわし、逆に二人をコーナーへ振る。すかさず、妹加が串刺しタックル。
本間が別コーナーで待機し、カラミネンスへダブルのぶら下がり腕ひしぎ。ここからSAKIへアームブリーカー。
SAKIがチョキパンチで返す。SAKIは片腕と片足を持っての変形ジャイアントスイング。
。世羅にタッチ。世羅は本間のシューズにパンチを連打し、グーパンチのアピール。ここから逆エビに決める。
SAKIも飛び出し、カットに来た妹加を捕らえ、ここでダブルのカンパーナを完成させる。世羅が背中へのニー。2カウント。
世羅が本間を磔攻撃。背中へのエルボー。ここで本間がコルバタで流れを変えてドロップキック。妹加にタッチ。
妹加が世羅へタックル。カットに来たSAKIを捕らえて、世羅に投げつけてのボディスラム。続けて二人まとめてセントーンを投下。
妹加が世羅へ串刺しラリアットからエルボー。世羅もセラリズムバスターで返す。SAKIへタッチ。
SAKIがビッグブーツ。カニばさみから後頭部へのニー。背後からのビッグブーツ。妹加も背後からラリアット。そしてバックブリーカーに捕らえるも、世羅がカット。
妹加がサイドスープレックスからダイビングセントーン。2カウント。続いて本間がドロップキック。トップロープからのからミサイルキック。2カウント。
さらにワキ固め。メ・ジャモ・タエに移行したところで、SAKIがロープへ逃れる。本間の低空ドロップキックをかわしたSAKIは後頭部ニー。
SAKIがスイング式リバースバスター。エルボー合戦に移行し、お互いが意地の張り合いを見せる。
SAKIはロープ上段を使い、リバウンド式ブレンバスター。さらにアトミックドロップ。カットに来た妹加を場外へ落とす。
本間がエルボーを放つと、SAKIがフェイスロックに捕らえる。妹加かがカット。ここでSPiCEAPが合体式619でフォールも2カウント。
世羅がカットに入り、カラミネンスが対角コーナーニー攻撃からダブルのコーナープレスも2カウント。
 妹加がダブルのラリアットで流れを変えて、合体の特攻バスターを決めたが2カウント。
15分経過。
 妹加がマイカバスターを狙うが、世羅が背後からカット。本間がSAKIの腕を捕らえてトップロープからの雪崩式腕ひしぎ。決めた瞬間、世羅がダイビングニードロップでカット。カットに来た妹加に世羅がセラリズムバスター。
 リング上は本間とSAKI。エルボーとキックの打ち合いに。SAKIがビッグブーツも1カウント。本間がワキ固め。ロープに逃れたSAKIはえびす落とし。続けてケンタッキーボムも2。SAKIが今度はランニング式ブレンバスターを狙いに行くが、宙で切り返した本間が新技で
ある新時代を決めて3カウントを奪った。ついにSPiCEAPがベルト獲得となった。
本間「カラミネンスからSPiCEAP、勝ちましたー! SAKIー、SAKIー、SAKIー! と世羅。もちろん、世羅さんにもお世話になっておりますけど、SAKIさんは元いた団体の先輩で、私には団体内に先輩いなくて、いつも自分が上でした。そんななかにSAKIっていう先輩が自団体にできたことが自分にとって、どれだけ支えで、どれだけのエネルギーをもらったか。私はそれをリングの上で勝負して、勝って伝えたかった。でもそれができなかった。私がケガしていたからね。でも巡り巡って、同期の大事にしているSPiCEAPで、特別な先輩、SAKI、そしてカラミネンスを超えられたことを誇りに思います。妹加、いつもありがとう。あとどの試合かわからないけど、櫻井が出しゃばっていたみたいだけど…」
妹加「自分たちが試合前だったんであまり聞こえなかったんですけど、試合で勝ったんだって。勝ったからシングルかタッグ挑戦できるってなって、タッグを選んでってことまで聞こえてきたけど、本当のこと?」
櫻井がエプロンサイドへ。
櫻井「私はカラミネンスと試合がしたくて、宮崎さんと挑戦するって言ったんだよ。それはでも違うでしょ、waveのベルトが欲しいんだよ私は」
妹加「たった今取ったばかりなのに、後輩のオマエに渡すわけないだろ!」
櫻井「私のパートナーは宮崎さんだぞ。お前らの先輩だろ! 私がバトルで優勝したから、この権利を手に入れたんだよ」
本間「まあ、宮崎さん一緒ならやっていいよ」妹加「確かに宮崎さんともう一回試合したいから、いいよ」
櫻井「どいつもこいつも宮崎酸と試合したいって…私だろ。私。おめーらから勝つのはこの私だよ。SAKIさんの分まで私がこの仇を取ってやるよ」
本間「わかったよ、その意気込みだけは勝ってやるよ。でもリングで証明しないと何の意味もないから。バイバイ」
・バックステージ
本間「やった、妹加ありがとうー! 長かった。タッグって本当に可能性が無限大だっていうことを、でもこれを教えてくれたのはSAKIなんですよ。
SAKIと出会って、タッグの面白さだったり、自分ひとりでかなえていけないっていう夢をかなえていけるってことを教えてくれたのは特別な先輩のSAKIなんですよ。今このベルトを巻けてることにwaveさんにもアクトレスガールズにも、世羅さんにも、もちろんSAKIにも感謝でいっぱいですね」
妹加「せっかく二人で久しぶりにベルトを巻いたんで、たくさんたくさん、できるだけ長くベルトを巻いていたいよね」
本間「防衛戦いっぱいしたいよね、さっそく、櫻井とね…宮崎さんとだったらね。やりたいよね」
妹加「しかもシングルのチャンピオンだしね」
本間「はっきり言います。宮崎さん狙いで行きます。すぐやりたいよね」
妹加「いつでも準備万端なので待ってます。これからもSPiCEAPから目を離さないでください」
本間「新時代の幕開けです」
6,Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
○<挑戦者・第15代波女>上谷沙弥(22分51秒、ウラカンラナ)宮崎有妃<王者>●
※第21代王者・宮崎が7度目の防衛に失敗。上谷が第22代王者となる。


 まずは宮崎が旧・上谷ポーズを決めて入場。
これに対して、上谷も黒に染まった今の姿をそのまま映し出す。セコンドには渡辺桃が付く。
記念撮影から両者がコーナーに戻ると、二人への声援が交差する。
上谷が握手を求めると、宮崎が応えようとする。これを上谷が拒むと、アカンベーのポーズ。宮崎はその指を持つと、なんと口に入れてなめ始める。
あわてて指を離そうとする上谷だが、この動乱から宮崎はいきなりの恥ずかし固めをトライ。なんとか暴れて阻止する上谷。宮崎の突進をショルダースルーでエプロンへ落とすと、その場でブレンバスター。
場外へ落ちた宮崎へスワンダイブ式のプランチャ。そして、イスをリングに入れると、両手を挙げてのポーズ。さらにそのイスに座る。
リングへ戻った宮崎をカニはさみからイスに痛打させ、低空ドロップキック。コーナーに振っての串刺しニー狙いは、宮崎がそのまま持ち挙げて落とす。上谷がエルボーを連打。宮崎は低空ブレンバスターで切り返す。
宮崎は目つきから恥ずかし固め狙いも、これは上谷が一回転して防御。すると、客席からはブーイング。
ならばと、宮崎はビッグヒップを連打。そして「移動式恥ずかし固め行くぞー!」と宣言して場外へ落とす。二人はそのまま花道の奥へと消える。すると、しばらくすると、台車の上に、変形恥ずかし固めを上谷に決められた宮崎の姿が。それを渡辺桃が台車で運ぶ。
リングへ戻ると、上谷がストンピング。しかし、上谷にはブーイングが飛ぶ。意味が分からない上谷に、宮崎が「ちょっと待って、オマエは何しにこのリングに上がってるんだよ。お客さんが何を見たいかわかってるのか」と問いかける。「わからない」と手を広げる上谷。「上谷の恥ずかし固め見たいよね?」と宮崎は客席に尋ねると、なんと「見たい」コールが大爆発
ここで宮崎は強引に恥ずかし固めの体勢に取り「カメラの準備をしろー」とアピール。両足を絡めていくが、上谷は必死にロックする。
 あと一歩のところで、上谷は回転して防御。客席からは「もう一回」コールが起こる。
宮崎は「上谷、分かったよ、そんなに嫌なら」と、ボディスラム。ここで「布持ってこい―」アピール。「今から後楽園のお客さんに、人間浮遊を見せます。ミュージックスタート!」といつものようにBGMが鳴り、上谷に布をかける。
宮崎が曲に合わせて振り付け。しかし、両手をつけるも浮いてこず。「もう一回」コールが起きる。ここで二度目のチャレンジも、まったく上がらず。ブーイングの場内。
 「えっと、あの、上谷さあ、あ、おっけおっけ、私のほうが間違ってたね。こうやってぐーっとね。わかった。私がやる」
 再び音楽が鳴る。宮崎が布に隠れる。ここで上谷コール。どうしてよいかわからない、上谷にセコンドにより桃までリングへ引きずり込まれる。
見よう見まねで二人がかりで、布に手を押さえると、布が宙に浮き上がる。しかし、二人はこれ以上やってられないとばかりにストンピング。
場内は大ブーイング。上谷&桃が場外へ宮崎を落とす。宮崎がイスを持ち出し、上谷を殴打。イスをさらに投げつける。
今度は宮崎がラダーをリングへ持ち込み、上谷をリングへ入れる。そして上谷のボディへイスを乗せて、「ブレンバスター!」と宣言し、ラダーにブレンバスター。ラダーが上谷へ命中する。さらにコーナーへ宙づりにすると、顔面の前にイスを横位置に張り付け、ラダーを投げつける。
 15分経過。ロープにラダーを立てて、宮崎がさらに狙いを定めるが、上谷が串刺しニーで切り返す。そしてラダーを宮崎の顔面にたたきつける。
さらにミサイルキックを打ち放つと、宮崎もラリアットで返す。2カウント。
再び、宮崎はお気に入りの旧・上谷ポーズからムーンサルトを決めようとするが、上谷がコーナーに上って追いつき、雪崩式フランケン狙い。これを踏ん張った宮崎だが、上谷が強引に雪崩式フランケンに成功。さらにそこから一回転してフォールに行く宮崎。カウント2。
 宮崎はラリアット。これに対して、上谷はフライングニールキック。両者ダウン。上谷は旋風脚。宮崎もラリアット。上谷がバイシクルキックも2。
宮崎は顔面かきむしりからゴンゾ・ボム。2カウントでセコンドの桃が乱入してカット。宮崎が桃にラリアット。「裕子!」と櫻井を呼び込む。櫻井がスタンバイすると、裕子ロケット。今回は櫻井が耐えき、その反動で串刺しラリアット。ついに裕子ロケットが成功した。
この流れで宮崎がムーンサルトを猛爆。カウント2。ここでエビ固め合戦から宮崎が外道クラッチも2カウント。今度は上谷がウラカンラナを決めると、ついに3カウント。こうして、宮崎政権がストップ。waveの頂点であるReginaの新王者として、上谷の名前が連ねられた。
 上谷は正式に第22代Regina王者となり、阿部由美子社長から認定証を受け取る際にアカンベーのポーズ。思わず阿部社長も親指を下にした。
「この私が、第22代Reginaのチャンピオンだー!
宮崎有妃、今回こそ、waveを堪能させてもらったよ。初めての経験、楽しかった。スターダム所属のこの私がwaveを支配したわけだけど、私に勝てそうなやついるの? おいおいおい、狐伯? ビビって逃げちゃったのかなあ。あー、いたわ。ということで度胸ある奴いたら、いつでもかか「って来いよ。後楽園のしもべたちよ、永遠にさよなら」
こうして上谷はリングを降りる。代わって、宮崎の前に立ったのは櫻井。
櫻井「こんなタイトルマッチの後にすいません。今日バトルで優勝して、好きな権利を選んでいいと言われたので、DUAL SHOCK、宮崎さんと挑戦したいってGAMIさんがOKしてくれました。満身創痍のところにすいません」
宮崎「満身創痍だし…。裕子、私は今日バトルで裕子勝ったって今知った。おめでとう。試合前、伝えたくても私、集中してダンスの練習していたから、それは声かけられないよね。ユーチューブ見ながらずっとやってたもんね。おめでとう。実は私はシングルプレーヤーじゃなくて、タッグプレーヤーなのはみなさん、ご存じですか。今日、裕子ロケット成功したよね。完璧だった? ありがとう。いいよ、
DUAL SHOCKやろうじゃないの。楽しみだよ。裕子とはタッグの必殺技、『必ず殺す』と書いて必殺技。必ず食らわせてやる。ションベンでもちびってろ」
SPiCEAPがエプロンへ。
妹加「宮崎さん、私たちは櫻井裕子には興味ないんですよ。宮崎さんを特攻バスターで沈めてやりますよ」
宮崎「そんなこと言われたらおしっこちびっちゃうよ。でもなあ、私たちが勝ったほうがおもしろいんだよ。裕子との15回目で成功した裕子ロケットのほうが感動するんだよ、オマエらにできるかなあ。わかったよ、挑戦してやるよ。楽しみに待ってやるよ」
 さらに狐伯もリングイン。
「宮崎さん、今日は宮崎さんが勝って、自分も勝ってから言いたかったんですが、宮崎さんからベルト取るの、絶対的に狐伯だと思ってました。
でも今日、宮崎さんは上谷に負けました。でも次、別に(挑戦者は)決まってないんですよね。(「NEXT」の指摘)そうだ、waveの冬と言えばNEXT。
自分、出場しますか?(二上会長「当たり前やろ」)自分がNEXT優勝して必ず優勝して、上谷から勝って、ベルトを持って宮崎さんの前に立ちます。宮崎さんに勝ってそこで真のReginaになるつもりなので、よろしくお願いします」

 こうして様々な選手たちの自己主張や人間模様が交差する中、エンディングを迎えた。
2024.10.31

「Detras de Lazona vol.29」

日時
10月30日 水曜日
観衆
80人※満員札止め
場所
POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
taisenn
1 ハロウィン wave(15分1本勝負)
◯梅咲遥(9分46秒 ラ・マヒストラル)炎華●
taisenn
2、ハロウィン3wave(15分1本勝負)
◯本間多恵(12分27秒 素敵な丸め込み)桜花由美●vs清水ひかり●
※3WAY。Wフォール
taisenn
3、ハロウィンwave(20分1本勝負)
SAKI&◯チェリー(16分25秒 スクールボーイ)尾﨑妹加&香藤満月●
taisenn
4、ハロウィンwave(20分1本勝負)
宮崎有妃&◯世羅りさ(12分39秒 体固め)狐伯&花園桃花●
※ダイビング・ダブルニードロップ
2024.10.16

『Weekday wave vol.127』

日時
10月16日 水曜日
観衆
98人
場所
新木場1stRING
taisenn
1、スクランブルwave(20分1本勝負)
○桜花由美&咲蘭(19分26秒、エビ固め)宮崎有妃&櫻井裕子●
※ビッグブーツ
taisenn
2、コミカルwave~サクパラダイスの友情~(15分1本勝負)
○桃野美桜(11分44秒、ウラカン・ラナ)香藤満月●
※スローモーションルールを採用
taisenn
3、スクランブルwave(45分3本勝負)
SAKI&青木いつ希&関口翔(2-1)炎華&本間多恵&マコトユマ
①SAKI(1分47秒、体固め)本間
※ランニング・ブレーンバスター
②本間(16分53秒、エビ固め)SAKI
③SAKI(5分14秒、体固め)炎華
※ランニング・ブレーンバスター
taisenn
4、Legacy Challenge wave(15分1本勝負)
○渡辺智子(10分48秒、ストレッチマフラーホールド)狐伯●
taisenn
taisenn
2024.10.01

『PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Oct.~’24』

日時
10月1日 火曜日
観衆
152人
場所
新宿FACE
1,スクランブルwave(20分1本勝負)
〇桜花由美&咲蘭(16分24秒、エビ固め)夏実もち●&柊くるみ
※ビッグブーツ。


DUAL SHOCK WAVEで個性を際立たせていた桜花&咲蘭「人生サンブンノイチ」がリーグ戦とは関係なしに登場。相手はプロミネンスのもち&くるみ。アイスリボンファンにとっては、感慨深い顔合わせとなりそうだ。
いつものように咲蘭ダンスを一緒に踊る桜花が、もち&くるみにも強要。もちは少しだけマネようとし、くるみはただ見物。
 元気よく「お願いします」と握手を求める咲蘭…と思えば、「もち出て来いよ」と挑発する。
ロックアップから咲蘭がエルボー。さらに連打で叩き込む。もちは鼻フック。
桜花が飛び出しカットに入ると、咲蘭とトレイン連携。そして桜花が咲蘭を持ち上げ、合体式ドロップキック。
 そして「人生サンブンノイチ」ポーズをリング中央で決める。
続けて、「お久しぶりですー!」と咲蘭がもちの手を足で踏みつけようとしたが、手を引っ込められる。
 もちは「てめえはそんなことやってるのかいつも」と、ボディスラムから、くるみも入ってきて二人がかりでの手へのストンピング。
右手への噛みつきからくるみにタッチ。くるみが大きく抱え上げてのボディスラム。さらに全体重を乗せて背中へのフットスタンプ。これを連発で決める。
 続けてキャメルクラッチ。今度はもちが「泣かしてやるぞ」と髪をつかむ。串刺しタックルからフェースバスター。
さらに手への踏みつぶし。続けてくるみも踏みつぶす。咲蘭が丸め込んでエビ固めで流れを変えると、ドロップキックを放って、桜花にタッチ。
桜花はくるみ&もちにダブルフェースバスターからくるみの手へストンピング。串刺しビッグブーツを決めると、足で顔面に押し込む。さらに自ら走ってのビッグブーツ。2カウント。
「あげるぞー!」と、バックドロップ狙いも、くるみが回避。桜花が走り込むがくるみのパワースラムで返される。続けてサマーソルトドロップを浴びる。
くるみは串刺しベイダータックル。しかし、コーナートペコンは失敗。桜花がコーナーに上るが、もちがカット。動きの止まったところでくるみが近づくが、桜花はぶら下がり式ブラディーEXに切り返す。
そしてくるみが突進してきたところをバックドロップに成功。2カウント。
咲蘭がドロップキック。くるみは倒れない。ならばと、2発、3発と打つもくるみは倒れず。
咲蘭はエルボーを連打。「あげるぞー」と持ち上げを狙う。桜花のビッグブーツのアシストからドロップキックも2カウント。
 咲蘭がおんぶ式スリーパー。くるみは立ち上がり、強引に投げ飛ばすと、その場飛びフットスタンプ。続いてもちがヒップドロップを連発。
もちが「泣いてるだけか、オラ―」と言うと、咲蘭は「なめんじゃねえ」とエルボーで返す。これに対して、もちも延髄蹴り。「つぶれてもらうぞー!」とトップロープに上るも、コーナースプラッシュは自爆させ、おんぶ式のスリーパーに取る。ロープブレイクに。
桜花がビッグブーツから咲蘭が619。2カウント。
 咲蘭がもちを頑張って持ち上げ、ボディスラム。カサドーラ式フットスタンプ。そしてフットからエビ固めのコンビネーションを数回、繰り広げる。
桜花がビッグブーツ。2カウント。もちがドラゴンスクリュー。そのままもちがエビ固めも2。桜花はDDTで切り返し、カカト落とし。
 2カウント。そしてランニング式ビッグブーツも2。
咲蘭をコーナーに上らせ、肩口に立たせての合体式フットスタンプ。
 ここでくるみが割って入り、桜花へ串刺しタックルからもち&くるみがダブルでのヒップドロップ。
もちが突進したところを桜花はネックハンギングボムで切り返す。2カウント。15分経過。
もちももっちりバディシザースドロップ、2カウント。もちがトップロープに上がり、くるみとの合体式インプラント。2カウント。
もちがくるみへ桜花をホイップするも、反転される。くるみのラリアットがもちに命中。
その間に桜花がビッグブーツでもちを仕留めた。
2,SEXYチャレンジwave(15分1本勝負)
梅咲遥(11分40秒、Yシャツ脱衣により)夏すみれ
※急遽、Yシャツマッチに変更。


まずは梅咲がいつものように入場する。これに対して、夏は入場カーテンが開くと、Yシャツに身を包んでいる。Chi Chiも同じくYシャツ姿で帯同。
夏「待てよ、コラ、何しに来てんねん。野中さん、もう一回読み上げてもらっていいですか。
(野中「SEXYチャレンジwave」です)何じゃその恰好。waveにおけるセクシー。それはYシャツしかないだろ! 控室に置いといただろ、なんで着てないんだよ、Yシャツをなめてるのか! ここにいるChi Chiはなあ、私の10周年興行でキャリア初勝利がYシャツマッチなんだよ。その後、仕事量激増、大量に試合をこなし、他団体にもどんどん呼ばれている。
そして、レジェンド、長与千種にも勝っている。それってYシャツのおかげだよな!」
Chi Chi「そうです!」
夏「Yシャツやってよかったよな」
Chi Chi「良かったです」
夏「Yシャツやって、いま幸せか?」
Chi Chi「とっても幸せです!」
夏「それじゃ、仕切り直し、これがセクシーチャレンジwaveの始まりだー!」

ということで急遽、Yシャツマッチとして組まれることになり、一度、両者が退場。
Yシャツマッチルールとして、両者Yシャツとして入場。
通常ルールに加え、袖から脱げた時点で負け。
そして場外に落ちた時点で水鉄砲が飛び交うランバージャックルールも採用された。
再び入場となり、夏は改めてYシャツ姿で登場。水鉄砲隊として、二上会長、世羅も後に続く。夏はリング中央でセクシーポージング。
続いて仕切り直しで再度、梅咲のテーマが鳴る。カーテンが開くと、そこにはYシャツ姿の梅咲が。
どよめく館内。梅咲は少し恥ずかしげに歩きながら入場。先ほどとは違い、リングへ上がってから、両手もあまり上げない。
梅咲の握手に夏は、セクシーポーズでの握り返し。手にはキスの洗礼。ゴングが鳴ると、いきなりロープを使ってのポールダンス。「ハルカコール」に梅咲も、ぎごちなくポールダンス。さらに「すみれコール」に夏がセクシーポーズを取る。
「ハルカコール」に梅咲は「怒られるよ」とさすがにこれはNG。
 ロックアップから、ロープに。夏がさっそく場外へ落としにかかる。梅咲はエプロンでもがいて、なんとかこれは回避。梅咲がバックを取るが、夏も腕を取り返す。そして腕の取り合い。
ロープでクリーンに分かれる。
 夏が「こんな攻防誰も見たくないんだよ!」と図星なコメント。アームホイップ合戦からタックル合戦。
ここで梅咲が落ちそうになるが、エプロン際からカムバック。今度はタックルで夏も落ちそうにが、エプロン際で何とか、足をバタつかせながらも耐える。
しかし梅咲の低空ドロップキックでついに場外へ。
ここで水鉄砲の刑に。「ちょっと待って」と夏が逃げるも、すでにYシャツはびしょぬれで中が透けて見える状態に。
リングへ戻った夏に、梅咲はストンピングを決めながらも「すべるんですけど」と気を付けながら打ち込んでいく。ここから弓矢固めへ。
そして、夏を磔にしておいてから、「Yシャツマッチ行くぞー!」とアピールし、背後からドロップキック。
 コーナーでの攻防から、夏が切り返し、ロープを使って足で蹴り上げ、梅咲をコーナーに座らせるとブロンコバスター。固定しておいて、股間での攻撃を連続する。悶絶する梅咲。「はるかちゃん、お気は確かですか?」と上体を起こすも、梅咲は体勢を切り返してキューティースペシャル。
トップロープに上がるも、夏がエルボーで突き落す。エプロンの梅咲がロープを右手一本で掴むも、「カウントダウンいきますよ~」と指を一本づつ取っていく。「終わりだー」と残り一本になった際、走り込んで体重を浴びせに行くが、梅咲がそらしてエプロンでの攻防に。
エルボー合戦が繰り広がられる。梅咲が倒れたところを、夏がスライディングキックで場外へ落とすことに成功。水鉄砲隊が水を噴射する。あっという間に梅咲がびしょぬれに。
「お前もだー!」と梅咲が夏の足を引っ張り、2人とも水鉄砲の餌食に。梅咲は「寒い、やりすぎ」と、びしょ濡れ姿で場外を逃げ回る。夏は逃げまどうも、二上会長も追いかける。
夏が二上会長に羽交い絞めにされると、梅咲は「絶対持っとけよ!」と至近距離からの水鉄砲攻撃。
さらにペットボトルの水をスタンバイ。夏は最前列のお客さんの前に座る。ここで噴射し、夏&お客さんともども吹きかけられる。
リングに戻り、梅咲がなんとか滑らずにこらえてのブレンバスター。夏はブリッジでカウントを返す。夏は首固め。続けて走り込んだが足を滑らせる。梅咲がそのままカバーに入ったが2カウント。
梅咲が逆さ押さえ込みも2カウントで返す。しかし、そのまま腕からYシャツを脱がして脱衣により梅咲の勝利となった。
夏「おい、おちょちょ。初めてのYシャツマッチでこの私を倒すなんてやるじゃねえか。おまえもYシャツマッチから抜けだせねえ体になったみたいだな。私に勝ったからには次、オマエにもっと
刺激的な極寒Yシャツマッチ、プレゼントしていやるよ。年明けの真冬、オマエ、免疫力だけ鍛えておけ!」

 夏の予告する、「極寒Yシャツマッチ」とは? 震えて待て!
3,ヤングライバルwave(20分1本勝負)
さくらあや&Chi Chi&〇香藤満月(12分18秒、フルムーンバックブリーカー)炎華●&マコトユマ&リアラ



まずは炎華組が先制を狙うがこれをさくら組がすかすと、リアラにトレイン攻撃。さらにさくら&Chi Chiが香藤に飛び乗ってのトリプルボディプレス。2カウント。
これに対して、リアラが香藤を磔にすると、3人がそれぞれ背後からドロップキック。
続けてパラダイスロックで身動き取れなくすると、3人同時に低空ドロップキック。
「首詰まった」と香藤。香藤はリアラにタックルからヒップドロップでお返し。香藤からChi Chiへ。
Chi Chiが串刺しビッグブーツを連発。卍固めに取る。続いてリアラをロープにもたれさせてランニング式ビッグブーツ。2カウント。
リアラはヘッドバット、旋回式フェースバスター、スタナーと連打する。マコトにタッチ。マコトがドロップキック。
3連発からボディスラム。さらに低空ドロップキック、スパインバスター、カウント2。ChiChiは延髄蹴りで反撃。ノーザンライトスープレックスは2カウント。Chi Chiからさくらへスイッチ。
さくらはドロップキック。背後からキック。エルボー合戦となり、マコトもエルボーを連打する。
 マコトがボディアタック。2カウント。低空ドロップキック。飛行機投げも2。さくらはミドルキック。
マコトが持ち上げ、コーナーでの串刺しドロップキック。マコトから炎華へ。
炎華が側転エルボーからドロップキック。さくらもミドルキック。
さくらから香藤へ。香藤が自ら走ってのドロップキック。ヒップドロップ。ボディスラムからさくらがディスティニーハンマー、Chi Chiがミサイルキックと続く。最後に香藤がボディプレス。
炎華からリアラへ。リアラが香藤の足元へ低空ドロップキック。続けて、3人がかりで合体低空ドロップキック。
マコトが香藤を捕まえて、炎華がミサイルキック。2カウント。
炎華が香藤へ低空ドロップキックを足に決め、さらに低空ドロップキック。香藤の上に乗ると、マウントパンチ。
続けて、ボディアタック狙いも香藤がキャッチすると、バックブリーカー。そして香藤組がトレイン攻撃。
Chi Chiがボディスラム。セカンドロープから香藤のボディプレスも2。6人が入り乱れる中、香藤が炎華を羽交い絞め。Chi Chiがビッグブーツを狙ったが誤爆。
それでも、さくらがうまくカットに入ると、香藤が炎華を持ち上げ、フルムーンバックブリーカーでギブアップ勝利を奪った。
レザレクションwave〜清水ひかり復帰戦〜(30分1本勝負)
4,宮崎有妃&〇シン・広田さくら&狐伯(17分16秒、体固め)清水ひかり●&SAKI&櫻井裕子
※FFD


 頸椎ヘルニアで欠場が続いていた清水ひかりが1年ぶりの復帰。網倉含めたCOLOR’Sの3人がロープ上げしてリングへ迎え入れる。
そしてCOLOR’Sダンスを披露。SAKIの後、最後にコールを受けた。客席から
「おかえりー」の声が鳴り響く。
試合前、セコンドの網倉が清水の背中をたたき、気合を込める。思わず気合が込められすぎたのか、背中は真っ赤に。
 試合前の握手となり、広田は「清水がいるぞ清水がー」とうれしそう。清水は「お願いしまーす!」と歓喜の握手を求める。
先発は清水と狐伯。大「ひかりコール」が鳴り響く。まずはロックアップ。腕を取られるが、一回転して取り返す。
コーナーに控える宮崎と広田も清水に檄。清水はロープに走り、側転を見せるが、狐伯がドロップキック。
SAKI、櫻井も加わり、3人連携。清水が狐伯の足を引っ掛けて、SAKIと櫻井がダブルのカウンターキック。
そしてイロトリドリ。続けて3人がかりでのあーみんプレスは失敗。狐伯が狐伯ロール。清水が飛び出してきた広田にドロップキック。
広田が櫻井をとらえロープ渡りもSAKI、清水がロープを引っ張る。広田がエプロン転落。ここでセコンドのあーみんも入って4人でのCOLOR’Sポーズ。
続けて、櫻井が串刺しエルボーを狙うも、広田が身をかわし、フェースバスターからプロレスLOVEポーズ。
広田がシーソー式カンチョーを狐伯、宮崎にセットして2連発。今度は宮崎を飛ばそうと、広田、狐伯がシーソーの体勢に入ったが、二人がかりでも持ち上がらず。
清水、櫻井のダブルブレーンバスター狙いを切り返した広田が四つん這いの二人へダブルボ・ラギノール。
 wave組はトリプル連携を狙うが、まったくバラバラでタイミングが合わず。宮崎の「考えて」という問いに、広田は「お前がジャンプしないからだ」と櫻井のせいに。
気を取り直して2度目を狙うも、やはり失敗に。
ならばと直接、フットスタンプでそれぞれ櫻井に乗っかる。さらに3人が横一列になり、あーみんプレスならぬ「ウイ・アー・wave!!」がまったくバラバラに決まる。
狐伯は櫻井にエルボー。櫻井はビッグブーツ。SAKIがコーナーニーから水平に狐伯を乗せてストマックニー。
続くコーナースプラッシュは失敗。
狐伯はSAKIへ低空DDTからロケット二ー。タッチした宮崎が突進するが、それをSAKIが防ぐとCOLOR’Sトレイン。
宮崎は櫻井、SAKIとラリアットを打ち込み反撃。しかし、清水にはラリアットに行かず、ハグで抱える。
宮崎は広田を呼び込み、シーソープレスを狙ったが、SAKIが剣山でカット。再度、シーソープレスに行くもまた、SAKIが剣山。
宮崎がSAKIにラリアット。すると、「裕子、来い」となんと相手チームの櫻井を呼び込む。まさかの裕子ロケット発射か? 戸惑いながらもその体勢に入る櫻井。
しかし、宮崎のミサイルキックで櫻井はそのままマットにめり込み、裕子ロケットは全く届かず。SAKIが櫻井を場外へ落とす。
 ここでSAKIロールと清水のヒップアタックを交互に放つ、ぎゃらぱん連携。
清水はPKF狙いも、宮崎が足を捕らえる。しかし、清水は卍固めで切り返す。ロープに逃れられると、コルバタで追い打ちをかけた。
 そして今度こそコーナーに振ってPKFを成功させる。10分経過。
宮崎は串刺しラリアット。狐伯と新型の合体回転式プレスは自爆。清水はフットスタンプも自爆。宮崎が回転エビの体勢に行くが、うまく切り返してのフットスタンプ。
清水がトップロープから雪崩式フランケンシュタイナー。
カウント2。続けてバックを取るが、広田が背後からカンチョー。
宮崎が清水を倒立させ、広田がカンチョー爆撃。
 宮崎は「布持ってこいー!」とアピール。「ミュージックスタート!」と同時に、広田と狐伯がサイドに構える。
宮崎が手をそろえると、布が宙に浮き始める。ここで布を取ると、四つん這いで足を挙げている清水の姿があらわに。
広田がボ・ラギノールを決めると、清水は場外転落。ここで広田がトペを敢行するも、これは自爆となる。その間に清水がテーブル席に乗り、その場からプランチャ。
 リングへ戻ると、SAKIとダブルのブレンバスターからダイビングフットスタンプも2。清水はスクールボーイを連発。そして、稲妻レッグラリアット。
 狐伯が広田を踏み台にしてのドロップキックでカットに入る。広田がシャイニングウイザードも2。宮崎がカットに入ったSAKIと櫻井にダブルラリアット。
ここで、広田がセカンドロープの中央からにタイミングをはかりだす。
そして、反対側にいる清水へ超長距離でのロケットカンチョー。しかし、あとわずかだけ届かず。
 櫻井がビッグブーツ。SAKIがアトミックドロップ。清水がネックスクリューと連続攻撃。広田はフラフラの状態。
カットに入った宮崎にも清水はハイキック。しかし広田がここで清水に覆いかぶさってきて、そのままFFDで3カウントとなった。
敗れはしたものの、無事に復帰戦を終えた清水がマイクを握る。
「帰ってきたぞー。みんなありがとうございます。プロレスを続けさせてくださって、ありがとうございます。また大好きなwaveさんに、大好きなCOLOR’Sと一緒に復帰することができました。プロレスができて幸せです。これからも大好きなプロレスをやっていくので、COLOR’Sもwaveさんも、プロレスをやってるみなさんの応援をよろしくお願いします」
 宮崎「次はお前だぞ、わかってるのか!」
 網倉「はい!」

 ここで二上会長会長もリングイン。
「清水の復帰にあたって欠場中にガチャガチャでエイドをやっていました。清水が復帰したので、これにて終了。網倉はふくよかになってきたんで、これで運動に使ってください」とこれまでのエイド金を清水と網倉に贈呈。「網倉は復帰するまでガチャガチャ続けるので、みなさんこれからも回してください」と付け加えた。
 こうして清水の復帰戦は幸せに包まれたまま終了となった。
・バックステージ
清水「長い間、欠場している間もずっと応援してくださっていたみなさん、ありがとうございました。プロレスをしている最中が何もかも忘れて楽しめて、お客さんたちもそうだと思って、この空間がすごく好きで、これからもこの空間で生きていきたいなってリングに上がって思うことができました。これからも、いま、頑張っているプロレスラーを応援してくださっている暖かい空気の中で…(涙ぐむ)、これからも応援よろしくお願いします」
網倉「ひかりさん、まず復帰おめでとうございます。これでCOLOR’Sが3人そろって、今まで二人で、これで3人になって、いよいよ次は4人になるのをみなさん、待ってくれてると思うし、COLOR’Sのメンバーもそうやって思ってくれていると思います。だから、ひかりさんの今日の復帰戦を見て、私の復帰への背中も押してくれたと思うので、COLOR’Sで、復帰できるよう、私も頑張ります!」
櫻井「おかえりなさい。一人ひとりと欠場しちゃっても、COLOR’Sとして活動しているからこそ、ひかりさんとあーみんが帰ってくる場所を絶対に守るぞという気持ちでこの1年くらい頑張ってきて、今日があって本当に良かったなって思ったし、この先、あーみんが帰ってくる場所をこれからも守り続けたいと思いました! 頑張って強くなって、先輩超えして、SAKIさんの隣に先に立つぞ!」
SAKI「私、ひーちゃん、裕子、3人そろってレギュラーで出させていただくのって、waveさんだけなんですよ。4人そろってレギュラーで出させていただいているのもwaveさんだけなので、次は4人そろって、COLOR’S対waveで今日のリベンジをするためにも、ひーちゃん再スタート切ったから、私たちもっともっと強くならないと。復帰戦で負けたのに、泣いて満足してちゃだめだから、あーみんの
ためにももっともっと強くならなきゃ。3人そろって強くなって次は4人で、COLOR’S対waveで、waveに勝とう!絶対だよ」
清水「COLOR’Sがんばるぞ、」
全員「オー!!!」
5,DUALSHOCK WAVEトーナメント~決勝戦(時間無制限1本勝負)
<SPiCEAP>本間多恵&〇尾﨑妹加(17分28秒、片エビ固め)青木いつ希&関口翔●<チームホカクドウ>

DUALSHOCK WAVEもいよいよ決勝戦。10・22刈谷を経て、最後に残ったのはSPiCEAPとチームホカクドウ。
※ウエイトリフティングスラム
先発は青木と妹加。ロックアップから、青木がロープをつかみ、「ブレイクブレイク!」と絶叫。
 今度は青木がヘッドロック。タックル合戦は互角。再度、ぶちかませ合うが、それも互角。青木は「お前が来い!」と挑発。妹加が飛び込むと蹴りでカット。
「バカタレがー!」と、青木が飛び込むと妹加はタックルで吹っ飛ばす。すかさず、青木もタックル返し。
 本間と関口。関口がアームホイップからのドロップキック。本間がコーナーに振り、串刺しエルボーを狙ったが、関口がエプロンに出て防御。本間が外に落とすと、プランチャを敢行。
リングに戻った関口へ、今度こそ、串刺しエルボーから正面に回っての低空ドロップキック。ロープに振ると、関口がブーメランアタックで返す。そして、正面から低空ドロップキック。
青木が飛び出すも、これを捕らえてSPiCEAPがダブル攻撃を狙う。青木はこれを阻止にしてハチ合わせにさせて、低空ドロップキックを本間に打ち込む。
妹加を本間の上に投げてのフェースバスター。さらにその上にニーを降下。
 青木がエルボーを狙うと、本間がワキ固めで切り返す。ロープに逃れると、低空ドロップキック。
トップロープへ上るも、関口が背後からカット。青木がデッドリードライブ。カバーに入ろうとすると、本間がジャックナイフで切り返す。
 ここから妹加がラリアット。青木もラリアット。さらに同士討ち。再度、同士討ちが続く。意地の張り合いとなるが、妹加がラリアットで打ち勝つ。
さらに本間を抱きかかえての619。
妹加がエルボー。青木もエルボー返し。青木がエルボー3連発から大外刈り。ロープにもたれた妹加の背後へランニングニー。関口も619で続く。
 ホカクドウはダブルの低空ドロップキック。青木がニーを降下。青木がトップロープからボディプレス。
本間がカット。
関口がドロップキックからセントーン。さらに腕を取っての逆エビ固め。本間が飛びつき腕十字でカットに来た妹加を動けなくする。
 青木と本間のエルボー合戦を経て、SPiCEAPが合体フェースバスター。妹加がサイドスープレックス。
妹加がセカンドロープからセントーンを投下。二度目を狙うが、青木が迎撃にコーナーへ上ると、体を入れ替えて、雪崩式ブロックバスター。
 関口もトップロープからミサイルキック。本間がカット。妹加がラリアット。
青木が投げっぱなしジャーマンでアシストすると、その青木に本間がミサイルキック。
さらに関口が本間に旋回式エースクラッシャー。
ここで、4人がダウン。
関口と妹加がヒザを付いた状態でエルボー合戦。ここから関口が妹加の右腕攻撃をし始める。右腕のコードブレーカー。
関口が突進すると、妹加は左でのラリアットを放つ。さらに本間が飛びつきの腕ひしぎで妹加の動きを止める。青木も飛び出すと、本間が青木、関口へダブルのコードブレーカー。
妹加が関口をコーナーに押し込むと、マイカバスターに持ち上げる。本間がそのままミサイルキックで合体式に投げ飛ばす。
カウント2で青木がカット。関口が逆転のカケラホマも2カウント。妹加はスライディングDから右でのラリアット。
ウエイトリフティングスラムでついに粘る関口から3カウント。DUAL SHOCK WAVE2024覇者はSPiCEAPとなった。
表彰状を手にした二上会長がヒョウ柄のジャケット姿でリングイン。思わず自ら「すいません」と謝る。
そして賞状の読み上げも、動揺が隠せず。夏から「ガラに飲まれすぎ!」とツッコミが入る。
 続いてトロフィーの授与と移った。
妹加「SPiCEAP、優勝したぞー、チームホカクドウ、強敵だった。決勝戦にふさわしい二人じゃないかなと思いました。翔、私たちがカラミネンスに絶対勝つから、いつ希、翔、一番最初に挑戦してきていいよ」
本間「このトーナメントが始まって目指していたのが優勝一つ、全勝優勝。そして、私たちが見据えていたのは、その先のカラミネンス、上がってきましたよ。今度は正々堂々、2対2、挑戦させてくださいよ」
 カラミネンスがリングへ。
SAKI「みんな気づいてるかもしれないけど、私たちこの通り、最近、すごく仲良しです。今度、泊まりに行く約束もしました。世羅ぽんの家に泊まりに行く約束をしました。それくらい仲良しだから、ベルトを獲られるわけにはいけません。でないと、家でけんかになるから」
世羅「殴り合いになるからね。絶対防衛しよう。優勝おめでとう、去年の優勝は我々なんで、去年の優勝対今年の優勝、楽しみにしてます」
本間「11・4後楽園、みなさん見に来てください。私たちが新王者になります。妹加が勝ったので、妹加が締めなよ」
最後は妹加による、「これが、俺も、waveだー!」という妹加流シメでエンディングとなった。
本間「トーナメント1回戦からえーがた(梅咲&ななみ)の二人、ずっと戦ったことのある後輩だけど、強いの知ってたんで、それを突破したことから自分たちの自信になったかな。その勝ちが優勝につながったと思います。めちゃめちゃうれしいです」
妹加「私たち、二人とも同期で丸9年で足すと18年になるので、トーナメント負けれなかったですね。唯一、準決勝の智子さんと狐伯だけはあえてドローに持ち込むという作戦もあったんですが、あえて、自分たちを鼓舞して勝って上に上がろうってことで、敗者復活もなく、全部、勝ちで上がってきたんで、それが自分たちの強みだと思いますね」
 --決勝の青木&関口組について。
妹加「一応、下なんですけど、めちゃくちゃ強かったよね」
本間「あそこもやっぱり絆が強いんで、同期だしね。自分たちよりはないだろうというのは自分自身は思っているんですけど、控室でいる二人の雰囲気とか見てても、とってもつながりあってるんだなっていうのは感じていたので、そことの闘いだろうなとは思っていました。図太いですよね。今日、思ったけど、敗者復活で上がってきているしね。そういうところになると、そういう人たちの持っている勢いが恐怖にもなるんですけど、妹加がしっかり決めてくれたので、カラミネンスに気持ちよくいけるなって思いますね」
――その対カラミネンス戦への意気込みを。
本間「そのお泊り…?」
妹加「それどっちなんだろうね。もし11月4日より先か後かで。もし絆深めてこられたら、嫌だよね」
本間「どっちにせよ関係ないんで。じぶんたちの絆、本当にずっとずっと一生懸命やってきてて、自分がしんどいなかで助けてもらったしそういう中でやってきたので。ただ、めちゃめちゃ強いのはわかってます。今のカラミネンスから優勝してタッグ王者になるっていうのが私たちにとって、とっても大事なことだと思うし、とっても、ワンステップどころかツーステップ、スリーステップにつながっていくという、未来への扉だと思っているので、プライベートでもお世話になっている先輩方なので、SPiCEAPというものを見せまくって、お泊り行ったときに大乱闘していただければ」
――waveに出て一つ結果が出たことについては?
本間「いや、めっちゃ、うれしいですね。(涙ながら)ちょっと前に同期の(角田)菜穂ちゃんが引退して、自分的にはしんどかったので。いま、ほかのところで頑張っている同期もいて、妹加もシングルを巻いて。自分は今ベルトを巻けていないし、結果を出せてないので、それが悔しくて悔しくて。それでも応援してくれるファンの方もたくさんいるし、頑張ってね、みんなでベルト巻こうねって同期の人たち言ってくれて。何が何でも結果を出したくて。それで今日、妹加と優勝して11月4日ベルトを巻く光がようやくが生まれたのでみんなにベルト姿を見ていただければ嬉しいし、これを機に防衛戦
をいっぱいしていきたいなと…。ごめんなさい、大丈夫です」
妹加「waveさんって先輩がたくさんいるイメージで。1戦1戦が勉強になるし、スキルアップして経験が詰める。今年の始めに出させてもらってから、まだ成長できるんだなって時間しているので、ベルトを巻いて、1戦1戦防衛していきたいと思います」
2024.09.29

『大阪ラプソディーvol.62』

日時
9月29日 日曜日
観衆
198人
場所
taisenn
1.OSAKA・Future(20分1本勝負)
◯尾崎妹加&ラム会長(13分40秒 片エビ固め)炎華●&高瀬みゆき
※マイカバスター
taisenn
2.OSAKA・パワーwave(15分1本勝負)
△柊くるみ(7分45秒 両者場外リングアウト)谷もも△
taisenn
3.OSAKA・コミカルwave(15分1本勝負)
△シン・広田さくら(7分45秒 両者場外リングアウト)夏実もち△
taisenn
4、タッグマッチ(30分1本勝負)
◯柊くるみ&夏実もち(10分24秒 体固め)シン・広田さくら●&谷もも
※ダイビング・ボディプレス
※急遽タッグマッチに移行し、通常ルールに加え場外カウントは3つの特別ルールを採用。
taisenn
5、OSAKA・スクランブルwave(30分1本勝負)
桜花由美&◯渡辺智子&咲蘭(15分10秒 体固め)狐伯●&青木いつ希&関口翔
※スクリュードライバー
taisenn
6.Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>◯宮崎有妃(19分20秒 外道クラッチ)花園桃花●<挑戦者>
※第21代王者6度目の防衛に成功。
2024.09.22

刈谷プロレス祭り『KARIYA WAVE Vol.4 』

taisenn
1、KARYIA・スクランブルwave(20分1本勝負)
◯夏すみれ&青木いつ希(16分31秒 片エビ固め)炎華●&梅咲遥
※シャイニング・ウィザード
taisenn
2.、KARIYA・チャレンジwave(15分1本勝負)
◯桜花由美(13分27秒 体固め)マコトユマ●
※ビッグブーツ
taisenn
3、DUALSHOCK WAVEトーナメント~準決勝(20分1本勝負)
<SPiCEAP>◯本間多恵&尾﨑妹加(13分37秒 体固め)<じょうじょう>狐伯●&渡辺智子
※特攻バスター
taisenn
4.東海・プレミアムwave(30分1本勝負)
◯シン・広田さくら(15分25秒 華麗な丸め込み)小仲=ペールワン●
※ジャイアントスイングを切り返して
taisenn
5. KARIYA・スクランブルwave(60分3本勝負)
◯宮崎有妃&櫻井裕子&沙恵(2-1)夏実もち&柊くるみ&マリ卍●

①◯マリ卍(8分54秒 横入り式十字固め)沙恵●
②◯沙恵(3分17秒 体固め)マリ卍●
※ビッグブーツ
③◯宮崎(8分8秒 体固め)もち●
※直伝デスバレー・ボム
taisenn
2024.09.18

「Detras de Lazona vol.28」

日時
9月18日 水曜日
観衆
48人
場所
POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
1,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<じょうじょう>〇狐伯&渡辺智子(13分36秒、エビ固め)桜花由美&咲蘭●<人生サンブンノイチ>
※直伝ダブルアームT。この後、桜花由美&咲蘭、炎華&マコトユマ、夏すみれ&リアラによる
敗者復活の抽選が行われ、当たりのチェーンを引いた夏&リアラが準決勝戦に進出。



 まずは試合に先立ち、DUAL SHOCK WAVEルールが説明された。
「DUALSHOCK WAVEトーナメント準決勝戦ルール。20分1本勝負の通常のプロレスルールで行われ、ありとあらゆる引き分けの場合は、2人のキャリアを足して1日でも若いチームの勝利となる。桜花&咲蘭vs狐伯&渡辺組の試合終了後、敗者チームと炎華&マコト組と夏&リアラ組の3チームで敗者復活の抽選を行い、当日青木&関口組と準決勝を行う。炎華&マコト組と夏&リアラ組がハズレを引いた場合はチーム内でのシングルマッチを当日行う」
 さて、抽選会が行われる、その前に、この試合に勝ち、準決勝にコマを進めるのはどちらのチームか?
まず、人生サンブンノイチは、いつもの咲蘭ダンスに桜花も完コピ。タッグを重ねるごとに、そのダンスも磨きがかかっている模様。
先発は「行きます!」と狐伯が手を挙げると、桜花も呼応するように、「行きます!」
と手を挙げて開始。桜花がいきなりのビッグブーツで奇襲をかけるも2カウント。
さらに垂直落下ブレーンバスターと畳みかけるも2で渡辺がカット。短期決戦を狙う桜花に意表を突かれた狐伯は必死に渡辺へタッチを求める。これを桜花がカット。
咲蘭に交代すると、ドロップキック。狐伯がボディスラムで返す。咲蘭がコーナーに振ると、狐伯がブーメラン式ドロップキック。ここでようやく渡辺にタッチ。
渡辺が投げっぱなし式のダブルリストアームサルトからボディスラム。逆エビに決める。咲蘭がロープへ。
渡辺は再び逆エビを狙うも、咲蘭がエビ固めで切り返す。今度は渡辺がキャメルクラッチ。桜花がカット。
渡辺&狐伯が合体式ドロップキックから、今度は、ダブルでの背面エルボーを決めた。
続けてトレイン攻撃に移り、狐伯が串刺しドロップキック、渡辺も串刺しエルボ―。
―。ここで決めるぞ、とばかりに、渡辺がコーナーに振ると、咲蘭が突然、泣き出す。
手を緩めない渡辺がトップロープに上がると、さらに号泣。場内は「泣かした」コール。
あわてて桜花が「わかるよ、鬼みたいだもんね。咲蘭のお母さんみたいな人だよね、でも大丈夫大丈夫」となだめる。
咲蘭も「頑張る!」と気を取り直す。ここで渡辺が走り込んだところ、再び号泣。またも泣き出す咲蘭に渡辺も気が緩んだか、攻撃せず。
もう一度、自らロープに走り帰ってきたところで、咲蘭が低空ドロップキック。続けて渡辺の両手へのストンピング。
さらに自ら走ってのドロップキックからワキ固め。泣いていたのは油断させる作戦だったかも??
桜花も飛び込み、ランニング式ビッグブーツから咲蘭の619と連携を見せる。桜花が串刺し式ビッグブーツ。コーナーから走り込んでのビッグブーツと連発。
トップロープに上ると渡辺が張り手で動きを止める。桜花は「うえ~ん」とウソ泣き。渡辺が突っ込んできたところを捕らえて、雪崩式ブラディーEX。続けてバックドロップ。2カウント。
渡辺のラリアットをかいくぐるも、狐伯がコーナーから飛び出し、援護射撃のスワンダイブ式ドロップキック。渡辺がラリアットから狐伯にタッチ。狐伯が手へのストンピングから低空ドロップキック。ここでバックの取り合いから桜花がクロスアーム式DDT。カカト落とし。
10分経過。さらにネックハンギングボムも2。タッチした咲蘭がカサドーラ式フットスタンプで流れを変える。さらにこれを狐伯、渡辺に2連発。ダメ押しで狐伯にもう一度決めるも2カウント。
ここで咲蘭が桜花の肩に乗っかり、ファンタスティック式のフットスタンプも2。再度、咲蘭のダイビングフットスタンプは2。残り3分。渡辺のラリアットは狐伯に誤爆。しかし、桜花のビッグブーツも咲蘭と同士討ち。渡辺が咲蘭へセカンドロープからのダイビングボディプレスで援護すると、狐伯がマヒストラルで丸め込んだが2。
咲蘭が丸め込みでお返しす
るがこれも2。渡辺がラリアットから狐伯がロケットニーアタックも2。
 トドメは直伝ダブルアームTで3カウントが決まった。これでじょうじょうが準決勝進出。
ここで敗者復活の抽選会へ突入。桜花&咲蘭はそのままリングへ残る。これで当たりを引いたチームがメインでホカクドウと対戦できる。夏&リアラ、炎華&マコトユマもリングへ。
この結果、夏&リアラが当たりを引き、準決勝進出が決定。外れを引いたTKDJはこの後、シングルで対戦することになり、すでに1試合を消化している桜花&咲蘭はこれで終了となった。
1,スクランブルwave(30分1本勝負)
SAKI&〇梅咲遥&ななみ(14分46秒、体固め)宮崎有妃&シン・広田さくら●&櫻井裕子
※ふらふらドーン


 突如、降ってわいた「ゆうこロケット」ブーム。同じCOLOR’SのSAKIをも巻き込む6人タッグ戦となった。この日こそ、ゆうこロケットがさく裂するか?
まずは「いきます!」とななみが手を挙げて、SAKI組は先発が決定。一方、宮崎組は宮崎自らが先発を買って出る。まずはロックアップ。
エプロンでは、広田がカンチョーのポーズでななみを待ち受ける。押し込む宮崎と必死にこらえるななみ。しかし、ロープ寸前でななみが体を入れ替え、宮崎が餌食となる。悶絶する宮崎。
その宮崎へSAKI組がコーナートレイン。SAKI、梅咲と続くが、ななみは失敗に終わり、逆トレインを食らう。
ななみは宮崎にタックルで突進。3発打ち込んだが、宮崎は倒れず互角に。それでもめげず、ななみがタックルに挑み、ようやく倒すことに成功。
宮崎は串刺しエルボーでダメージを与えると、「布持ってこい!」とセコンドへ指示。櫻井が赤い布を手渡す。石黒レフェリーも「凶器ではない」とこれを黙認。
宮崎の「ミュージックスタート!」のアピールとともに、「オリーブの首飾り」が流れ、ななみに覆いかぶせる。しかし、宮崎が念を込めるも、まったく布の中身が浮いてこない。
仕方なく、布を挙げてやり方をレクチャー。宮崎が四つん這いになり、足の挙げ方を教える。
ネタがバレバレに。
そして、再び布をかぶせて、念をこめる。それでもななみは全く動かず。今度は広田が「代われ代われ」と、代わりに布のなかへ入る。すると今度は、すぐに宙に浮き始める。
宮崎がさらに念を込めるが、そのスキにななみがスクールボーイ。2カウント。
宮崎はDDT。ななみもタックルで返す。宮崎が広田に助けを求めるが、広田はまだ布の中。
櫻井が布を挙げて、広田を呼び込み、布でのクロスライン狙い。
ななみをロープに振るも、梅咲がドロップキックでカット。ななみが櫻井へ串刺しタックルから、もう一発タックルへ。
ななみからSAKIへタッチ。SAKIがブレーンバスターで投げようとするが、櫻井がこらえてビッグブーツ。SAKIもビッグブーツで返す。
梅咲も登場。櫻井がSAKI、梅咲と1対2のエルボー合戦。SAKIと梅咲がチョキパンチをダブルで決める。櫻井はSAKIへファイナルカットで切り返す。2カウント。SAKIが四つん這い状態でいると、すかさず広田が入り、側転式ボ・ラギノール。
エプロンのななみが広田を背後から捕まえ、、梅咲がドロップキック。しかし、広田は梅咲の足を引っかけると、SAKIの上に乗っからせる。
ここで四つん這いの梅咲、SAKIへ上下式のボ・ラギノール。
しかし、さんざん打ち込んだ後、「なんかさあ、二人のケツにはもうあきたんだよ、やりすぎてんだよ」と急に居直る。さらに「新しいケツを求めてるんだよ!」とコーナーのななみに狙いを定める。ななみは必死に逃げ、コーナーポストにぶら下がる執念を見せる。背後からSAKIが広田へアトミックドロップ。タッチに行こうと背中を見せたSAKIへ広田がボ・ラギノール。この攻防が3度続く。
ここで、SAKIが片ビザを付くと、広田はシャイニングウイザードを敢行しようとしたが、足を踏み外して失敗。SAKIはビッグブーツから梅咲へタッチ。梅咲が串刺しドロップキック、低空ドロップキック。ななみを呼び込み、ななみが串刺しタックル、梅咲が串刺しドロップキック。
さらに二人がコーナー攻撃を狙うも、広田が身をかわし、足で引っかける。四つん這い状態のななみ、梅咲へカンチョー攻撃をうかがうが、梅咲は足で必死の防御。広田が梅咲の足を引っかけると、619からシャイニングウイザード。
四つん這いのななみに今度こそ、ボ・ラギノールを仕掛けようとするが、間一髪、SAKIがビッグブーツでカット。
 そして、広田をコーナーへ水平に乗せると、ニーからのコーナースプラッシュ。続けて、梅咲が梅スプラッシュも2。
梅咲がバックに取るが宮崎がラリアットでカット。ここで、「ゆうこ、行くぞー!」と、櫻井
を呼び込んでゆうこロケットの体勢へ。リング中央で握りこぶしを作り、飛び出す気満々の櫻井だが、いつも以上にミサイルキックの威力がすごくて、ダメージ大となり、櫻井がマットにのめり込む。すると、「宮崎さん、私にしてください!」とまさかの広田が構える。
宮崎が「広田ロケット!」と広田へミサイルキックを打ち込んだが、広田もマットにのめり込んでしまい、完全にダウン。
梅咲が広田を丸め込むも2。櫻井がカットに入り、梅咲へ串刺しブーツ。SAKIも飛び出し、広田へ串刺しブーツ。ここで梅咲と広田がエルボー相打ち。ともにフラフラの状態となり、どちらもFFDとなるが、梅咲が押し倒して、3カウントとなった。
3,YOUNGライバルwave(15分1本勝負)
炎華(7分12秒、タイムマシンに乗って)マコトユマ


 DUAL SHOCK WAVE敗者復活抽選の結果、外れた炎華とマコトは、ルールにより、
パートナー同士の対決が組まれた。またサブタイトルは「YOUNGライバルwave」に。
ゴングと同時に両者が走り込んでエルボ―合戦。そして炎華のドロップキックをマコトは炎華がかわしてフォールに行くが、これを切り返した炎華はすかさず低空ドロップキック。
炎華の突進するも、両足をキャッチしたマコトは逆エビに固めようとする。炎華はすかさずロープをつかむ。マコトはあきらめずに足を取りに行くと、今度は丸め込んでのエビ固めで切り返される。カウント2。
炎華が突進すると、マコトはまたも、足を奪いに行き、ついに逆エビに成功。炎華がロープへ。
マコトは炎華をコーナーへ追い込み、ストンピングを連打。反対のコーナーへ振ると、炎華はブーメランアタックで切り返すも2。
 炎華は側転エルボーを狙うも失敗。ならばと、串刺しドロップキックを挟み、もう一度、側転エルボーに行くと、今度は成功させる。
続いて、正面からドロップキック。さらにSTFへ。マコトがロープブレイク。
炎華はセカンドロープからミサイルキック。再びエルボ―合戦へ。マコトが捕らえてコーナーに持っていく。
さらにはタックル。そしてもう一度逆エビで絞り込む。
 5分経過。ここから逆片エビへ移行したがロープへ。マコトはボディスラムからフォールも2。
マコトがボディスラム、炎華も首固め。さらにジャパニーズレッグロールもマコトがもう一回転して切り返すが2。炎華はタイムマシンの乗ってを繰り出して3カウントで勝負を決めた。試合後、何やら話し合い、二人の絆を確かめ合った。
4,DUALSHOCK WAVEトーナメント~準決勝(20分1本勝負)
<チームホカクドウ>〇青木いつ季&関口翔(16分14秒、片エビ固め)夏すみれ&リアラ●<CABARET NIGHT CLUB>
※ラリアット。青木&関口が決勝戦に進出。


 14日アミスタ大会では、本間組に敗れたCABARET NIGHT CLUBだったが、敗者復活で残ったため、ここに準決勝への登場となった。
試合前、夏は青木との握手に「握手しなかったら(大声シャウトを)言ってこないからやらなくていい」をリアラにアドバイス。「ほらこういう感じだよ、たまにはしっかり…」と説明しているところで、青木が自ら「よろ…」と切り出す。
ここで夏はキックアウトでシャウトをカット。さらに関口にもエルボーを決めて試合開始。
倒れている青木に、いきなりリアラがパラダイスロックにかけて身動きが取れなくすると、すかさず夏が持ち込んでいたシャンパンを取り出してマーライオン。
リアラが低空ドロップキックからバックを取るが、ここで青木が正面に回ると、「よろしくお願いしまーす!」と大声シャウト。
続けて、関口がボディスラム。1で返すリアラ。関口がエルボーからドロップキック。
さらにはセントーンを2発投下したが、カウント2。
関口がエプロンの夏にエルボーでカット。そしてリアラをロープにもたれせて、青木が背後からニー。「翔もいこぜー」と青木が指示して、関口も背中へニーを当てる。
ここで「チームホカクドウ!」と二人がポージング。そして、再び青木がコーナーの夏にエルボーでカット。夏は場外へ。
「負けるかー!」と立ち上がったリアラがエルボーを連発。何度も打ち込むものの、青木が1発の重いエルボーで返す。
 またも青木が夏へのエルボー。夏はまたも場外へ。関口&青木はリアラをコーナーで顔面を足で踏みつける。
「負けねえんじゃねえのか、おい」と青木が挑発しながら、ストンピング。関口がブレーンバスター。2カウント。さらにボディスラム。リアラが体を入れ替えると、ドロップキック。夏へタッチ。夏がカウンターキックからネックブリーカードロップ。さらにブレンバスターホールドも2カウント。
続けてコーナーへ振り、関口の右足をセカンドロープに引っ掛け、足の付け根に蹴りを見舞う。青木がカットに入るも、そのまま押されてコーナーで同士討ち。宙づりとなった関口にそのまま背中へ当てるブロンコバスター。コーナーから落下した関口へ股間での攻撃を決める。
そのまま関口へ座ってフォールも2。今度はエビ固め合戦へと移行。しかし、どちらも決まらず2カウント。何度も丸め込んでの固め合いとなるが、どちらもカウント2で返し合う。精魂尽き果てた夏、関口、さらには石黒レフェリーに賞賛の拍手が起きる。
関口がドロップキックからのネックブリーカードロップ。さらにミサイルキックを投下。
続いて青木が串刺しタックルから、ブレンバスター、ボディプレスと速攻で決める。2カウント。スタンディングへ移ると、青木がエルボー。夏もエルボー。両者のエルボー合戦となる。
さらに両者の打ち合いから夏がビッグブーツ。青木が重いエルボー。夏がビッグブーツ。
青木がエルボー連打、3連発。夏もビッグブーツでお返し。
10分経過。青木が大外刈りを放つも2カウント。夏がドラゴンスリーパーを決めるが、これはロープへ。
夏が青木にビッグブーツ、リアラもドロップキックでアシスト。ここからダブルのブレーンバスター。2カウント。

リアラが串刺しエルボーからフェースバスター。さらに連続エルボー。青木がボディスラム。リアラが「負けるかー!」と宣言してのエルボー。青木もエルボー返しから、ブレーンバスターホールドも2。青木が逆エビ、リアラがロープ付近へ逃れると、リング中央に引き戻す。夏がカット。
 青木が夏の足を引っかけてロープにもたれさせると、背中にニー。関口も619と畳みかけ、さらに合体ドロップキック。
 
 続けて青木がリアラを持ち上げて、ブロックバスター。2カウント。青木が突進すると、夏が飛び出してミストを吹きかける。この間にリアラがスクールボーイ。2カウント。
 夏がシャイニングウイザードを仕掛け、倒れ込んだ青木をリアラが押さえ込んだが、カウント2。リアラはスタナーを仕掛けに行くが、そのままロープ際に押しこまれ、エプロンの関口が逆にスタナー。
 青木がエルボーからボディスラム。さらにダイビングボディプレスでフォールに行くが、夏がムチでカット。ここでダメ押しのラリアットを決め、3カウントが入った。
リアラが串刺しエルボーからフェースバスター。さらに連続エルボー。青木がボディスラム。リアラが「負けるかー!」と宣言してのエルボー。青木もエルボー返しから、ブレーンバスターホールドも2。青木が逆エビ、リアラがロープ付近へ逃れると、リング中央に引き戻す。夏がカット。
 青木が夏の足を引っかけてロープにもたれさせると、背中にニー。関口も619と畳みかけ、さらに合体ドロップキック。
 
 続けて青木がリアラを持ち上げて、ブロックバスター。2カウント。青木が突進すると、夏が飛び出してミストを吹きかける。この間にリアラがスクールボーイ。2カウント。
 夏がシャイニングウイザードを仕掛け、倒れ込んだ青木をリアラが押さえ込んだが、カウント2。リアラはスタナーを仕掛けに行くが、そのままロープ際に押しこまれ、エプロンの関口が逆にスタナー。
 青木がエルボーからボディスラム。さらにダイビングボディプレスでフォールに行くが、夏がムチでカット。ここでダメ押しのラリアットを決め、3カウントが入った。
青木組はこれで決勝進出へ一番乗り。
 青木がマイクを握る。「チームホカクドウが勝ったぞー! 私たちチームホカクドウは、10月1日、新宿フェイスで決勝戦。そのためには9月22日、刈谷でどのチームがあたってくるか、私はしっかり見ろくから、(関口に)こっちでしっかり頑張って、お互い頑張ろうね」
 関口「我々、一回戦負けましたが、敗者復活で上がって、決勝まで上がってます。絶対に勝って、(鳴き声で)天下取るぞー」
 青木「あー! 泣いちゃったー! 10月1日もちろん優勝して、11月4日後楽園ホールで、二人でベルト巻くぞー!」
 こうしてホカクドウのマイクから「これがwaveだー!」のエンディングとなった。
2024.09.14

「Detras de Lazona vol.27」

日時
9月14日 土曜日
観観衆
52人
場所
POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
試合に先立ち、2005年9月14日に亡くなられた未来さんの10カウントゴング、また
1分間の黙とうが行なわれた。
・入場式
 まずは全選手が入場し、全カードが発表される。
 挨拶を務めたのは桜花。
 「みなさん、こんばんわ。本日はwave大会ご来場いただき、誠にありがとうございます。本日、所属の狐伯がスターダム大阪大会参戦のため欠場となります。(ここで狐伯が勝った情報が伝えられる)おっ! マジですか?
狐伯がスターダム大阪大会で勝ったそうです。スターダムでアピールできたのではないかと思います。そんな所属の狐伯はいないんですけど、waveらしく、今日の大会も盛り上がっていきたいと思います。盛り上がる準備はできていますか?(観客から拍手と歓声)
今日はいま開催中のDUALSHOCK WAVE2回戦があります。勝ったチームが準決勝進出となりますので、自分が応援しているチームにご声援よろしくお願いします。選手一同、盛り上げていきますので、お客様も大盛り上がりでよろしくお願いします」
1,チャレンジwave(15分1本勝負)
桜花由美(13分、体固め)香藤満月
※ビッグブーツ。


 まずはロックアップで開始。香藤がロープに押し込むと、気合を込めて絶叫する。
「うっせーなー」と苦痛の表情を見せる桜花。
「来いよ」という桜花の手四つにジャンプするも届かず。
桜花はボディへのパンチから、腕を取り、噛みつき攻撃。観客から大ブーイング。
さらにストンピングを連打。うつ伏せの香藤に全体重をかけて、ニードロップを投下。
桜花がロープに振ると、香藤がぶちかましタックルで返す。香藤が「お前が走れ!」と指示すると、桜花は「はあ~い」と走ってのタックル。
互角になり、再度桜花が走り込むと、香藤が打ち勝つ。
香藤はヒップドロップ2連発から胴締めへ。サーフボードに取ると、桜花の体を宙に浮かせる。
そして逆エビから逆片エビへ。ロープエスケープ。
桜花はストンピングからボディスラム狙い。
しかし持ち上がらず、逆に香藤が持ち上げる。さらにボディプレスを3連発。
続けて「あげるぞー!」とバックドロップ狙い。
持ち上がらないとわかると、正面からエルボー。香藤も串刺しタックルで返す。2カウント。
香藤がボディスラム2連発。逆片エビもロープブレイク。香藤はランニングしてのタックル狙い。
桜花がかわす。ならばと、香藤がエルボーを連打。桜花もエルボーで返す。
香藤がさらに重いエルボーを打つと、桜花はエルボーと見せかけ、フェイントからの足踏みつけ。
「バーカバーカ」と挑発するも、自ら走り込んだところ、タックルを食う。
桜花は再度、ランニング式ビッグブーツ。
そしてカウンターでもう一発打ち込むも2カウント。桜花はジャストフェイスロック。香藤がロープへにじり寄る。
桜花が走り込んだところを香藤が持ち上げて、ボディスラム。さらにボディプレスも2。
 香藤はセカンドロープからダイビングボディプレスも2カウント。残り3分。再び、コーナーへ上がるも、ダイビングボディプレスは自爆。桜花は突き上げ式の顔面キックからかかと落としも2カウント。
 桜花はタイガースープレックスの体勢に入るが持ち上げられず、クロスアーム式DDTに切り返す。
 そしてダメ押しで自ら走り込んでのビッグブーツで闘いに終止符を打った。
2,スクランブルwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&櫻井裕子(18分8秒、外道クラッチ)シン・広田さくら●&チェリー


 広田とチェリーは飾りつけ用のパーティーモールを持ち、互いに肩を組みながら登場。
そして二人一緒にコーナーに上ってアピール。さらにテーマ曲に乗ってのポーズもばっちり決めた。
モールを持った二人はレフェリーのボディチェックに「二人はつながってます」「固く結ばれています」と答える。
「悪いものではないです」とレフェリーのチェックは通過。宮崎は絆をアピールする二人に「気持ち悪い…」とポツリ。
これを聞いて、広田は「オマエらの絆は何もないくせに」、チェリーも、「髪の毛も結んできたし」と絆の深さをアピールする。
 広田&チェリーはモールをそれぞれ握ったまま、奇襲攻撃。櫻井にモールを使ってのクロスライン。ここから両者ともに反対側に走ろうとすると、さっそくモールが切れる。客席から「あーあ」の声。
ここで櫻井が広田へタックルからボディプレス。チェリーがちぎれたモールを握り、「広田」コールするも、誰もコールを送らない。
チェリーは「誰も応援してくれないじゃん!」と、さらに頑張ってコールし続けると、お客さんも付き合いだす。
 ここで広田は、「チェリー、応援はうれしいんだけど、腕を取られててどうしていいか、教えてもらっていいかな?」と教えを乞う。チェリーは「回ればいい」とアドバイス。しかし、宮崎の周りを一周し、まったく意味なし。「前に前に」と具体的に指示すると、広田は前転。しかし、勢いで後転してまい、同じ体勢に戻る。
宮崎はキャメルクラッチから髪をつかむ。チェリーはもう一度、「広田」コール。宮崎は飛び散っていたモールを広田の口に入れる。
 チェリーがカットに飛び込むかと思えば、目の前で「頑張れ頑張れ!」と応援のみ。
宮崎がラリアット。これを広田がカットしてフェースバスター。チェリーにタッチ。
チェリーがコルバタ。広田を呼び込み、クロスライン。チェリーが広田ごとフォールも2。
宮崎がコーナーに振るも、チェリーはウルトラコルバタで返す。さらにもう一発、コルバタ。
宮崎もラリアット。櫻井にタッチ。櫻井はビッグブーツからスクールボーイ。チェリ―は1回転して足を取ると、アンクルホールド。
カットに入ってきた広田を宮崎が捕らえてにコブラツイスト。チェリーと宮崎が技をかけている状態に。「広田を離せ」「お前が離せ」「せーので離すぞ、せーの!」と言うやり取りとなったが、二人とも離さず。「うそついてんじゃねーよ」「おまえこそ」とそれぞれがののしり合う。
 再度、「せーの!」で離すことで納得するも、またしてもどちらも離さず。櫻井は自力でロープに逃れる。宮崎&櫻井はチェリーへダブルのカウンターキックも2。
 チェリーはボディへパンチからブレンバスターホールドも2。広田へタッチ。
広田が櫻井の腕を取るも、櫻井は付き合わず。
「裕子さあ、あんた宮崎さんと組んでるからって調子乗ってるんじゃねえよ」と広田が問う。
「乗ってねえよ」(櫻井)「乗ってるよ」(広田)と言い合いに発展。何度も繰り返すうち、櫻井は「乗ってるよ」と口走ってしまう。
 広田は再びロープ渡り。ジャンプを成功させ、カットに来た宮崎もまとめてコルバタに取る。
 続けて、チェリーが加担してのシーソープレスは宮崎が櫻井の位置をずらして届かず。
倒れる二人に宮崎、櫻井はプレスの体勢。宮崎は「どっちに飛ぼうかなあ」と焦らせる。結局、宮崎は広田、櫻井はチェリーにボディプレス。櫻井はスタンディングのドラゴンスリーパー。そのままマットにたたきつける。
 その後、バックの取り合いに。宮崎がラリアットでカットに入る。ここで宮崎が赤い布を取り出し、「お前がやれ!」と櫻井に手渡す。呆然とする櫻井に、広田が「何やってんだ、貸せよ」と取り上げ、布を覆いかぶせる。
広田は「ミュージックスタート!」と指示。オリーブの首飾りが鳴るなか、櫻井の体が宙に浮くも、布を取ると、自力で浮かせているのがバレバレ。
 櫻井がコーナーに振ると、宮崎が反対側のコーナーへ。いま、巷で話題の「ゆうこロケット」の体勢に入るべく、ダブルを指示するも、広田が櫻井にスクールボーイを決めて未遂に。
チェリーがコーナーに座ったままの宮崎へ雪崩式フランケン。その間に、櫻井が広田へビッグブーツ、ブレンバスター。2カウント。
 櫻井がコーナーに振ると、再び、宮崎はコーナーへ上がり、「ダブルー!」と指示。「行くぞ、ゆうこロケット!」と櫻井の背中へミサイルキックを放つも、コーナーの広田にはまったく届かず。
それでも櫻井は頑張って立ち上がり、エルボーを打ち込む。
この流れから場外乱闘へ。広田がトペを狙うが、腰がロープに引っかかる。
 宮崎がエプロンで広田へDDTを決めると、マットにめり込む。広田がめり込んだままの体勢でいる間に、宮崎がイスにチェリーを座らせる。ここで広田を捕らえて、チェリーの目前で恥ずかし固め。チェリーは思わず、「おったまげー!」と背後へ倒れ込む。
 宮崎の突進をかわした広田は619。シャイニングウイザード。2カウント。へなーらを狙うも、そのまま倒れ込んで自爆。宮崎のえびす落としも広田がエビ固めに切り返す。2カウント。宮崎がラリアット。そのダメージで広田はFFD、2カウント。
 広田がウラカンで回ろうとするも、回転途中で阻止。宮崎がスクールボーイに決める。2カウント。
宮崎がダブルアームに捕らえようとするが、広田は中腰のまま、回転して防ぐ。宮崎が目突きからの首固めも2カウントで返して粘ったが、最後は外道クラッチで粘る広田にトドメを刺した。
 試合後は広田とチェリーが言い合い、絆はモールとともに砕け散った。
3,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<チームホカクドウ>青木いつ希&〇関口翔(13分52秒、カケラホマ)炎華●&マコトユマ<TKDJ>
※青木&関口組が準決勝進出。


 DUALSHOCK WAVEトーナメント2回戦ルールとして、15分1本勝負の通常のプロレスルールで行われ、ありとあらゆる引き分けの場合は、2人のキャリアを足して1日でも若いチームの勝利となる。10・1新宿大会で優勝チームが決まり、優勝チームは11・4後楽園大会でSAKI&世羅りさの持つベルトに挑戦できる。
まずはTKDJは入場と同時に、おなじみのマットに寝転がって頬を両手で抱えるポーズを見せる。
いっぽうのホカクドウはリング中央でのホカクドウポーズ。
まずはマコトの握手に対して、青木がいつもの大声シャウト。さらにコーナーの炎華にも耳元でシャウトを浴びせる。
炎華&マコトが奇襲をかけスタート。マコトが関口へのタックルから炎華とダブルのセントーン。
関口はマコトに鼻をフックして勢いを止めると、続いて青木も鼻フック。コーナーに控える炎華にも鼻フックを見舞う。青木&関口がダブルのキックからフェースバスター。
マコトのエルボーに青木が倍返し。青木がロープに走るも、炎華が背中を蹴ると、マコトがボディアタック。
 続いて、炎華がドロップキックからコルバタ。側転エルボーは青木が足を出してカット。青木が串刺しラリアットからフェースバスター、ボディプレス。2カウント。
青木が逆エビ固め。炎華がロープへ。青木&関口が互いにコーナーに分かれて、炎華とマコトをぶつけようとするも、体を入れ替える。炎華、マコトが青木、関口を鉢合わせに取る。さらにダブルのドロップキック。場外転落。炎華が青木、関口の二人へプランチャ。
そのまま、青木のリング生還をなんとか阻止しようとする炎華。何度も、リングへ戻ろうとする青木を足で阻止しようとする。青木は反対側へ走り込んで、なんとかリングイン。青木は炎華を持ち上げると、一周してからのブロックバスター。5分経過。
コーナーの炎華が突進してきた青木にウルトラコルバタ。
 続いてマコトがドロップキック3連発。青木がボディスラムでお返し。それでもマコトがエルボーを叩き込む。青木がエルボー返し。マコトがエルボ―を連打。炎華も飛びだしダブルのドロップキック。
マコトが青木を持ち上げ、ボディスラムに成功。
 マコトがエルボーを叩き込むも、青木もエルボーで返し、フットスタンプ。関口にタッチ。関口がドロップキック。鼻フックにとらえるも、マコトもエルボーを打ち込んでいく。マコトが首固めも2。関口がコードブレーカーからドロップキック。ワキ固めもロープブレイク。
関口がロープに振るが、マコトがドロップキック。炎華にタッチ。炎華がドロップキック×4。関口もドロップキック。残り5分。関口はコードブレーカーを決めるも、炎華がドロップキック。炎華はボディアタックから側転エルボー。STFで固める。関口は粘ってロープへ。
炎華がミサイルキック。2カウント。関口は逆さ押さえ込みからドロップキック。フェースバスター。
残り3分。関口はミサイルキック。2カウント。
炎華が回転エビ固め、関口もエビ固めで返す。ここからエビ固め合戦となるもいずれも決まらず。
炎華のカサドーラ。カウント2。関口はラリアットも、これを炎華が切り返してのエビ固めも2カウント。
さらにジャパニーズレッグロールクラッチも2。しかし、関口が逆転のカケラホマで3カウント。
あと一歩まで追い詰めた炎華だが、最後は青木&関口が準決勝進出を決めた。
4,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<SPiCEAP>本間多恵&〇尾﨑妹加(14分20秒、エビ固め)夏すみれ&リアラ●<CABARET NIGHT CLUB>

※SPiCEAPが準決勝進出。


 夏&リアラの入場時には照明が消えて、夜の街の雰囲気に。リアラのシャンパンは蛍光模様。夏はガウン、コスチュームだけでなく、シャンパン、バッグも紫で統一。SPiCEAPは妹加が本間を抱えるおなじみのポーズ。
先発は本間とリアラ。ロックアップからリアラも腕を取り返す。リアラのヘッドロック。
本間も取り返す。リアラのドロップキックは空振り。本間が低空ドロップキック。夏が本間を背中へのキックからリアラが首固め。これが一回では終わらず合計8連続。その都度、本間もカウント2でキックアウト。
決めたリアラもフラフラに。それでも、本間をパラダイスロックで固めると、夏がシャンパンを口に含み、ガラガラ潤してからマーライオン。
さらにコーナーの妹加にもミスト攻撃。夏&リアラが本間をダブルでコーナーに押し付ける。
CABARET NIGHT CLUBがコーナートレインも本間がかわすと、妹加が二人へ串刺しタックル。本間が反対側コーナーで待ち構え、二人まとめてぶら下がり腕ひしぎ。
本間はリアラへ腕へのストンピング。さらに鼻フック。「鼻が壊れたらどうするんだ」とコーナーの夏がクレーム。
続いて、妹加が首投げ3連発からセントーン。キャメルクラッチ。ここに本間が飛び出し、ロープを往復しての低空ドロップキックを打ち込む。
本間にタッチ。本間がストンピング。リアラを磔にすると、鼻への攻撃。さらに背中へのドロップキック。リアラはドロップキックを打ち込んでやり返し、ようやく夏へタッチ。
 夏は本間へネックブリーカーを連発。さらにリバースDDTからのブレンバスターホールド。
 そしてコーナーに押し込み、ボディへのパンチを連発する。レフェリーが反則カウントを入れると「好きにやらせろよ!」
本間も串刺しエルボーから低空ドロップキック。夏が2カウントで返した瞬間にワキ固めに取る。
 本間が続けてDDT。ミサイルキック。10分経過。
続く妹加も串刺しラリアット。さらに突進すると、夏がムチを取り出して一撃。夏がコーナーに
追い込み、ブロンコバスター。ここで股間を顔面に当てつける。
 続いて、リアラがドロップキック。フェースバスター。妹加がボディスラムで返す。エルボ―。
2カウント。残り3分。
妹加が持ち上げるも、リアラがドロップキック、さらにアンクルホールド。本間がカット。
夏がビッグブーツでアシスト。リアラもドロップキック。さらにダブルのブレンバスター。2カウントで妹加が肩を挙げる。
妹加が旋回式バックブリーカーからアルゼンチンバックブリーカーへ。夏がミストでカット。リアラがそのスキにエビ固めも2。
 妹加が夏&リアラへダブルのラリアット。サイドスープレックスもリアラが2で返す。残り1分。
再度、アルゼンチンに持ち上げると、その体勢から旋回式バスターを決めて3カウント。これにてSPiCEAPが準決勝へ進出した。
準決勝は9・18アミスタと9・22刈谷の2大会によって行われる。
 18日はすでに、桜花由美&咲蘭組対狐伯&渡辺智子組が決定。この試合が終わったのち、この敗者チームと、本日敗退した炎華&マコト組、夏&リアラ組によって敗者復活の抽選が行なわれることが発表された。
 また、敗者復活を引いたチームは改めて、18日にそのまま準決勝に出場することとなる。また、桜花組対狐伯組の敗者組が敗者復活を引いた場合、この日、続けて準決勝が行われることが伝えられた。
 なお、抽選で外れてしまったチームはそのチーム同士によるシングルマッチが行なわれる。
 ここで準決勝にコマを進めたチームから物言い。
本間「18、22日って準決勝の日、選べるんですか。あのー、私18日ダメなんですよ」
関口「自分も22日ダメなんですよ。18日で大丈夫ですか?」
本間「自分も22日で大丈夫ですか? 地元の愛知県なので…」
 この要望に二上会長もGOサインを出したことにより、9・18はチームホカクドウ、22日はSPiCEAPの準決勝カードが行われることになった。
 ‪また、二上会長から18日の追加カードとして、広田、宮崎、櫻井組対SAKI、梅咲、救世主・ななみが発表された。
「今日は櫻井のゆうこロケットの瞬間一番わいてたよ」(二上会長)ということで、櫻井が最後を締めることに。
「18日のカード決定したぞー! 宮崎さんと組んで、(ゆうこロケットを)リベンジすべく挑戦したけど、
うまくいかなかったので、18日はゆうこロケット成功するぞー!DUAL SHOCK WAVEのカードもいろいろ決まっていることですし、ぜひwave見に来てください」
 この挨拶後、「これがwaveだー!」で締めくくりとなった。
2024.09.01

PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Sep.~’24』

日時
9月1日 日曜日
観衆
184人
場所
新木場1stRING
・入場式
タッグの祭典・DUALSHOCK WAVEの季節がやってきた。今年は全10チームが参加。9・1新木場で開幕し、10・1新宿にて決勝が行われる。
 まずは試合に先立ち、トーナメント出場全10チームとWAVEタッグ王者組が入場。
全チーム入場後、リングアナが今シリーズのルールを説明。
「各試合10分1本勝負で争われ、時間切れ引き分けの場合、ありとあらゆるキャリアを足して、1日でも若いキャリアのチームが勝利」とアナウンスされた。
 この日はトーナメント1回戦5試合が行われ、勝者チームと敗者復活チームの計6チームが9・14アミスタでのトーナメント2回戦にコマを進める。決勝は10・1新宿となり、優勝チームはカラミネンスの持つWAVEタッグ王座の挑戦権を得ることができる。
入場式後、タッグ王者組であるカラミネンスが挨拶。
SAKI「みなさん本日はご来場ありがとうございます、こんにちわー!(観客から「こんにちわー!」の声)元気いっぱい。あ、こんばんわー!(観客から「こんばんわー!」の声)よくできましたー! 今日からDUAL SHOCK WAVEが始まるぞ、イエーイ!」
世羅「誰が勝ち上がってきても我々カラミネンスにはかなわないということで、今日から高みの見物させていただきますんで、せいぜい頑張ってください。というわけで本日、DUALSHOCK WAVE開幕みなさん頑張っていきましょー!」
そしてトーナメント抽選となり、カラミネンスは退場。10チームがチェーンを
引いた結果、下記のカードが決定した。

・ZONES&香藤満月 VS 炎華&マコトユマ
・桜花由美&咲蘭 VS シン・広田さくら&さくらあや
・梅咲遥&ななみ VS 本間多恵&尾崎妹加
・夏すみれ&リアラ VS 関口翔&青木いつ希
・夏実もち&柊くるみ VS 狐伯&渡辺智子
1,スクランブルwave(20分1本勝負)
〇SAKI&世羅りさ(15分8秒、チョロイルド)宮崎有妃&櫻井裕子●

 トーナメント開始に先立ち、トーナメント本線には出場しないカラミネンスが第1試合に登場。
 櫻井の握手に世羅は応えようとせず。SAKIの「そういうとこだよ」というツッコミが入り、素直に握手に応じる。
先発は世羅と宮崎。いきなり二人とも場外へ。早くもハードコアモード全開の両者。宮崎は「イス、どこだ」と探し回り、世羅はイスを見つけてリングへ持ち込む。一つを宮崎に手渡すも、SAKIが「だから辞めなさいって」と世羅のイスを奪い取り、注意を与える。
「オマエのせいだぞ」「オマエだ」と宮崎と世羅がともに責任を擦り付ける。
 なんとか向かい合った二人。まず、手四つから世羅が宮崎の手を踏みつける。
そして腕をねじると、コーナーに押し込む。ロープに飛ばすも、宮崎はラリアットで返す。すかさず逆片エビ狙いも、即座にSAKIがカットに入る。
宮崎は櫻井に「行ってこい」とタッチ。世羅が櫻井にエルボーを連打。ヘア投げからコーナーへ押し込む。
 SAKIにタッチ。櫻井をサーフボードから足で宙に浮かせる。そこからフォールも2カウント。櫻井はエルボー。SAKIがチョキパンチで返し、ボディスラム。世羅にスイッチ。
 世羅は櫻井のシューズの上から足首に向かってグーパンチ。これに対して櫻井はスクールボーイからドロップキック。
続けて宮崎がラリアット。さらに世羅を起こした状態でラリアット3連発。世羅があわてて宮崎を場外へ落とすと、そのまま花道から消え去る。宮崎が姿を消し、しばらくすると、ドアから戻ってきて、「おい、見つけたぞ」と抽選用のチェーンを持ち出し、場外で世羅を殴りつける。
 世羅はイスを持ち出して対抗し、振り下ろす。そのまま二人はリング上に凶器を持ち込む。
 宮崎は世羅の背後からチェーンで首を絞める。世羅も必死にイスで対抗するが、「離せ」とSAKIがカット。
世羅は「こいつが先にやってきたもん」とイスを手から離したスキに、宮崎が世羅の背後にイスを投げつける。
そして、布を持ち出すと、「ミュージックスタート!」と音響へ指示。「オリーブの首飾り」が流れ出し、布で覆いかぶせる。キリの良いところで、そのままフォールするも2カウント。世羅はセラリズムバスターで反撃。SAKIにタッチ。
 「恥かかせやがってー!」とSAKIが宮崎を捕まえる。宮崎はコーナーにSAKIを振ると、串刺しラリアット。さらにリング中央で自ら走り込んでのラリアット。
宮崎がセカンドロープに上るも、SAKIが背後から捕まえると、背中からマットに叩きつける。宮崎はドロップキックからムーンサルトを狙うが自爆。
SAKIが攻めようとするが、宮崎は目つきで動きを止め、えびす落とし。2カウント。
櫻井にタッチ。SAKIが立ち上がるのを待って、突進しようとタイミングをはかっていたところ、宮崎がトップロープに上り、「裕子ロケット!」とミサイルキックをかます。櫻井の背中にヒットするも、その反動でSAKIに届かせる作戦のつもりがまったく届かず。それでも櫻井は倒れた位置から頑張って飛び上がって、串刺しエルボー。さらにコブラツイスからグランドコブラも2カウント。さらにフェースバスターも2カウント。
 ここで世羅がカットに入る。世羅が宮崎、SAKIが櫻井を捕らえると、カラミネンスのコーナー連携を見せる。さらにダブルのコーナースプラッシュ、2カウント。
宮崎がダブルラリアットでカラミネンスの流れを止めると、櫻井はランニング式ビッグブーツをSAKIに決め、ファイナルカッターもカウント2。SAKIが櫻井をカニばさみで倒し、後頭部ニーを打ち込む。ここで宮崎がラリアットでアシスト。すかさず世羅も飛び出し、イスを持ち込んで宮崎をカット。
 この間に櫻井はSAKIへスクールボーイ。これをカウント2で返したSAKIがチョロイルドで切り返し、3カウント。王者組の貫禄を見せた。
2, DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
<TKDJ>炎華&マコトユマ(時間切れ引き分け)ZONES&香藤<やきそばまんじゅう>
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。炎華&マコトユマは845日、ZONES&
香藤は847日で炎華&マコトユマが2回戦進出となった。


 炎華&マコトユマの同期タッグは「TKDJ」。いっぽうはZONESの髪型から「やきそば」、&香藤の体型から「まんじゅう」で、「やきそばまんじゅう」と、それぞれのチーム名が付けられた。
炎華&マコトが先制のドロップキックで試合開始。ZONES&香藤もダブルのタックルで返す。香藤はマコトにヘアホイップを連発。「やきそば―」とZONESを呼び込むと、マコトを磔にして、二人がかりで顔面攻撃。マコトは香藤へボディアタックで反撃。
炎華にタッチ。炎華はドロップキックを打ち込むも、香藤は倒れず。コーナーに振っての側転エルボーは自爆。香藤は串刺しタックルからリング中央でのタックル。さらにボディスラム。ボディプレス。
炎華はエルボーを連打。カサドーラで丸め込むと、裏アキレス腱固め。セカンドローからのミサイルキック。2カウント。
 炎華はマコトにタッチ。炎華&マコトが香藤へサンドイッチ式の低空ドロップキック。
マコトがコの字固め。ZONESがカット。香藤がマコトへタックルからボディプレス。
香藤&ZONESのダブルタックルから香藤はボディプレスを2連発。
 5分経過。
 ZONESが「マコトユマー!」と叫んで、串刺しラリアットを連打。炎華がカットに入る。
炎華&マコトがダブルのドロップキック。さらに炎華は串刺しドロップキック。炎華はエルボーを打つが、ZONESの水平チョップで返される。
 炎華がドロップキック。しかし、ZONESは倒れず。ならばと、足へのドロップキックで
バランスを崩してからの低空ドロップキック。
炎華がエルボー。ZONESが炎華を持ち上げるとブロックバスター。ZONESがスピニングトーホールドからラリアット。カウント2。
 ZONESがトップロープに上るも、炎華がドロップキックで迎撃。炎華は側転エルボーからドロップキック。2カウント。自らコーナーに走り、ブーメランアタック。カウント2。
残り1分。
 炎華はトップロープからミサイルキックも2。残り10秒となり、ミサイルキックを放ったところでドローとなった。
 ドローとなったので、キャリア差により勝敗が決定。やきそばまんじゅうは847日、TKDJは845日、わずか2日差で炎華&マコトユマの勝利となり、2回戦進出となった。
3,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(人生サンブンノイチ)桜花由美&咲蘭(時間切れ引き分け)シン・広田さくら&さくらあや(広田・さくら)
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。桜花&咲蘭は9567日、広田&さくらは1万771日で桜花&咲蘭が2回戦進出となった。


 まずは桜花&咲蘭の「人生サンブンノイチ」が入場。咲蘭のダンスを桜花も完コピ。
続いて広田&さくらの広田・さくらが登場。
さくらあやは広田のポーズを見ながら、なんとか広田のテーマ曲に合わせてのポーズを完成させる。
先発は咲蘭とさくら。互角に腕を取り合う。続いて桜花と広田。桜花のブーツ、広田のカンチョーをそれぞれ見切って空振りに。すかさず桜花がアームホイップで投げつけ、互いに見合う。
桜花は広田をロープに振ると、その間に咲蘭の体を持ち上げて、合体式ドロップキック。続けて咲蘭はドロップキックを4連発。カウント2。
広田は強引にフェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズで反撃に出る。咲蘭を磔にすると、「オマエ何歳?」と尋ねると、咲蘭は「15歳」と返答。広田は気にせず、手でカンチョーのポーズ。
咲蘭は磔にされたまま、広田は自らロープに飛んだが、間一髪、桜花が飛び込み、ビッグブーツでカット。さらにランニング式ビッグブーツをぶち込むと、ロープにもたれ込んだ広田へ咲蘭も619。
桜花&咲蘭はダブルブレンバスター狙いも、広田はダブルDDTで返す。並んで四つん這いとなった桜花と咲蘭。チャンス到来で、広田はカンチョーを決めに行くが、さすがに忖度して、桜花のみに決める。
広田は咲蘭の手を取ると、ロープ渡り。さくらも桜花の手を握ると、後方からロープ渡りで続く。
広田はロープジャンプを成功させる。さくらはアームホイップで桜花を投げる。
2度目のジャンプに失敗した広田に、咲蘭は背後からドロップキック。さらに弓矢固め。ロープに逃れた広田は咲蘭の動きをかわして619。さくらにタッチ。
さくらは咲蘭にドロップキックからネックブリーカードロップ。正面からPK。咲蘭もエルボーで返す。さくらもエルボー返し。ともにエルボーの打ち合いとなり、さくらがミドルキックからボディスラム。
2カウント。
咲蘭がボディアタック。残り3分。ボディスラムからフォールも2。さくらが三角締めも桜花がカット。
咲蘭がカサドーラ式フットスタンプ。その後もフットスタンプとフォールを交互に打ち込むが2カウント。
咲蘭がセカンドロープからのダイビングフットスタンプも2。桜花にタッチ。桜花はがさくらに串刺しビッグブーツから顔面グリグリ攻撃。
 再度、ランニング式ビッグブーツ。桜花はバックドロップ狙い。これをさくらが防ぐと、広田へ桜花を投げ飛ばす。広田は桜花の背後に回ると、ボ・ラギノール。さらにさくらが広田の足を持つと、シーソープレス式カンチョー。
広田は「オマエもやれ!」と指示。再びシーソープレスの体勢を取ると、さくらもシーソーの反動からジャンプしてカンチョーを桜花へお見舞いした。
 続けて串刺しスピンキック。さらにさくらはミドルキック、前蹴り、ハイキックと蹴り技を連打。猛攻を続けたが、セカンドロープに上ったところで時間切れとなった。
ドローということで、キャリア差による勝敗が決められることとなり、人生サンブンノイチは9567日、広田・さくらは1万771日で桜花&咲蘭が2回戦進出となった。
4, DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
〇本間多恵&尾崎妹加(SPiCEAP)(9分19秒、片エビ固め)梅咲遥●&ななみ(えーがた)
※特攻バスターから。


 梅咲遥&ななみのディアナ組「えーがた」は入場と同時に、アルファベットAのポーズ。いっぽう、タッグチームとしての経験豊富な本間多恵&尾崎妹加の「SPiCEAP」が登場。
梅咲がドロップキック、ななみがタックルで奇襲をかけて試合開始。妹加を捕らえると、梅咲&ななみがコーナートレイン。梅咲はボディスラムを狙ったが、妹加がボディスラムで切り返す。妹加が梅咲をバックから持ち上げると、背後から本間がフェースバスター。そのまま妹加も前に落とす合体技を見せる。
梅咲と妹加はエルボー合戦。梅咲はコルバタから低空ドロップキック。ななみにタッチ。
 ななみが妹加とコンタクト。WWWD選手権の前哨戦でもある。まずはななみが串刺しラリアット。続くタックルは互角のぶつかり合い。それでもななみは自らロープへ走り、4度にわたり勝負を挑む。妹加は倒れず。
妹加はコーナーへななみを振ると、串刺しラリアット。ななみは背後に回り、スリーパーで流れを変えに出る。おんぶ式に切り替えるも、妹加は後方へ倒す。再度、ななみはスリーパーを決めるも、妹加はロープに手を伸ばす。
 妹加はラリアット、ななみも裏投げを決め、ダブルダウン。しばらくして両者が立ち上がると、ともにタッチ。
梅咲と本間。梅咲の突進に本間がワキ固め。ロープブレイクとなると、本間は串刺しエルボーを決める。梅咲はブレンバスターから低空ドロップキック。2カウント。梅咲はエルボーをカウンターで決めたが、続けて走り込んだところを本間はワキ固めで切り返す。
ななみがカットに入る。さらに串刺しラリアットでアシストすると、梅咲がキューティースペシャル。さらに梅プレスと続けたが、2カウント。本間も飛びつき腕ひしぎからフォールに行くも2。梅咲はスクールボーイ。妹加が背後からぶっこ抜きジャーマンでカット。すかさず、ななみがタックルで妹加を場外へ落とす。
ななみは本間を肩車。トップロープから梅咲が合体式でネックブリーカーを落とす。2カウント。
 妹加は場外から蘇生すると、梅咲とななみへダブルラリアット。さらに本間が妹加の補助付き619を決めたがカウント2。
残り1分。妹加は梅咲をコーナーに乗せ、マイカバスターの体勢から本間がミサイルキックを決める特攻バスター。これが見事に決まり、堂々、梅咲からの3カウントを奪った。
WWWDのベルトを賭けて戦う妹加とななみは試合後も挑発し合う。
妹加「DUAL SHOCK WAVE、勝ったぞー、トーナメントこの調子で勝ち進んで、カラミネンスのベルト、今度は2対2でリベンジでするぞ! そして私はWWWDシングル王者です。来週、アミスタで(ななみとの)防衛戦が決まってます。今日みたいにぐちゃぐちゃにしてやるよ」
ななみ「今日は負けましたけど、来週は妹加さんと一騎打ち。絶対にぶっ倒して、遥さんから奪ったディアナのベルト、取り戻すのはななみですから待っててください」
5,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(CABARET NIGHT CLUB)夏すみれ&リアラ(時間切れ引き分け)青木いつ希&関口翔(チームホカクドウ)
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。夏すみれ&リアラは4402日、青木いつ希&関口翔は5409日で夏&リアラが2回戦進出。


 夏&リアラはともにシャンパンを片手に登場。いっぽうのホカクドウはリング中央でホカクドウのポーズを決める。
リアラの握手に対して、青木は耳元に響くような大声シャウト。これにリアラも必死に「よろしくお願いしまーす!」と大声シャウトで対抗する。
先発は関口と夏。まずは関口がスクールボーイを連発。何度も何度も連発していき、夏は2カウントで返すものの、スタミナが切れていき、フラフラに。横十字固めはようやく夏が切り返してフォールも2カウント。
関口がチャンスとばかりに突っ込むと、夏はムチ攻撃でやり返す。リアラへタッチ。リアラは関口をパラダイスロックで固め、身動きが取れなくすると、夏がマーライオンによるシャンパン攻撃。顔面ずぶぬれとなる関口。
「鼓膜が―」と関口は悶えつつ、リアラの腕を取りに行く。腕ひしぎを狙うも防御されると腕へのニーを落とし込む。
 さらにリアラをロープへ磔にすると、エプロンに出て側面からのドロップキック。リングへ戻ると、リアラはドロップキック。夏へタッチ。夏がカウンターキックからネックブリーカードロップ。関口も夏の腕へのコードブレーカーからドロップキック。
夏がカニばさみからコーナーに押し込んでの顔面ウォッシュ。さらにブロンコバスターを決めると、下腹部を顔面へこすりつける。
 5分経過。フォールに行くも、青木がカット。関口がグラウンドから腕を取り込みに行くが。夏も必死に防御。
なんとか夏はロープへたどり着いたが、青木が背後から夏の背中へニー、関口も背中へのニー。さらに正面へ回り、ダブルの低空ドロップキック。続けて関口がミサイルキック。2カウント。青木へタッチ。
青木が串刺しエルボー、フェースバスター、ボディプレスと連続攻撃。カウント2。
夏はネックブリーカーで返すが、青木は大外刈り。夏はフルネルソン式DDT。さらにはシャイニングウイザード。
ここでダブルダウン状態に。
夏のアシストを受けて、リアラがドロップキック。正式にタッチすると、リアラは青木へドロップキックから串刺しエルボー。さらに三段式蹴りからフェースバスター。残り2分。
青木がボディスラム。リアラがエルボーを連打するも青木も重いエルボーで返す。ここで逆エビ固めに固めるも、夏がカット。
関口のボディスラムから青木がダイビングボディプレス。
 残り30秒。
青木がジャーマン狙いでバックに回るが、リアラがバックを取り返す間に、夏がシャンパンを青木に吹きかける。
このタイミングでリアラが丸め込んだが、あと1カウントのところでドローとなった。
ドローにより、キャリア差での勝敗が争われることとなり、夏すみれ&リアラ(CABARET NIGHTCLUB)は4402日、青木いつ希&関口翔(チームホカクドウ)は5409日でCABARET NIGHT CLUBが2回戦進出となった。
6,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(じょうじょう)狐伯&〇渡辺智子(8分59秒、体固め)夏実もち●&柊くるみ(unstoppable)
※ラリアットから。狐伯&渡辺智子が2回戦進出。


 狐伯組は渡辺のキャリアがとてつもなく長いため、短期決戦を望みたいところ。
まずは渡辺とくるみが向き合うと、両者のラリアットによるぶつかり合いでスタート。ここから両者、エルボーの打ち合いからタックル合戦に移行するが、いずれも互角の展開。
渡辺がラリアットを決める。くるみも投げっぱなしジャーマン。すると、渡辺も投げっぱなしジャーマンで投げ返す。早くも両者ダウン状態に。ともにタッチ。
狐伯ともち。狐伯がもちの足をつかんで倒すと、低空ドロップキック。さらに顔面ドロップキック。
2カウント。もちはボディスラム。もち&くるみがダブルヒップドロップ。くるみがその場飛びのフットスタンプを連発。くるみが何度もフォールに行くが2カウント。
くるみ&もちがサンドイッチ式のドロップキックも2カウント。
 くるみはボディスラム。くるみがバックから持ち上げると、もちがフェースバスターに捕らえる合体技も2カウント。
続けて、くるみのツームストンパイル狙いは狐伯が回避。狐伯はトップロープに上ったが、すかさずくるみがデッドリードライブ。2カウント。
5分経過。
くるみはフットスタンプからセントーンも2。もちにタッチ。
狐伯はロープにもたれかかると、もちは背後からタックル。ヨーロピアンクラッチに固めるも2カウント。
 もちはバックドロップ。さらにくるみとのコーナートレイン。
狐伯はうまく逃れると、くるみともち、それぞれにドロップキック。狐伯が渡辺にタッチ。渡辺がもちへ串刺しラリアット。さらにロープにもたれさせた状態で4連発。もちは、もっちりバディシザースで切り返すもカウント2。
狐伯がミサイルキックでアシストに入ると、渡辺がセカンドロープからのダイビングボディプレスも2。
 くるみが割って入り、トラースキックを渡辺に狙ったがもちに誤爆。渡辺がもちへラリアット。もちが体を入れ替えフォールに行くが、2カウント。
もちの裏拳はくるみと同士打ちとなり、その間に渡辺がラリアットを決めて、3カウントを入れた。
 この結果、狐伯&渡辺が2回戦進出となった。
試合後、敗者組の5チームが登場。チェーンを引き、あたりくじを引いたチームが敗者復活が決まる仕組みとなる。その結果、青木&関口のホカクドウがあたりくじを引き、2回戦進出を決めた。その瞬間、青木は「優勝だー!」と吠える。
続いて、9・14アミスタで行われる2回戦の抽選が行なわれる。
 その結果、下記のカードが決定した。
 
 ・炎華&マコトユマ<TKDJ> VS 青木いつ希&関口翔<チームホカクドウ>
・狐伯&渡辺智子<じょうじょう> VS 桜花由美&咲蘭<人生サンブンノイチ>
・夏すみれ&リアラ<CABARET NIGHTCLUB> VS 本間多恵&尾崎妹加<SPiCEAP>
ここで、咲蘭がスケジュールの都合で14日の大会に出場できないことが判明。それにより、狐伯組対桜花組のカードは18日に変更となった。

 最後は2回戦進出を決めた狐伯がマイク。
狐伯「まだ一戦目ですけど、自分たち『じょうじょう』がDUAL SHOCKのタッグチャンピオンになる、第一歩です。(渡辺に)もうちょっとカットしてほしかったです」
渡辺「みんなが時間伸ばそう伸ばそうとするから。今日、Xで見たけど、自分はキャリア1万4千日越えてるんで(場内・笑)」
狐伯「自分たち『じょうじょう』は勝つしかないんで。『じょうじょう』はこの上なく最高のタッグパートナー
という意味で付けました。ここにいるどのチームより最高のタッグなので優勝、勝つ、のみです。自分たちが勝っていくので、どの会場でも応援してください」
最後は「これがwaveだー!」でエンディングとなった。