2024.07.14

『CATCH THE WAVE 2024~決勝戦~』

日時
7月14日 日曜日
観衆
643人
場所
後楽園ホール
1,スクランブルwave(30分1本勝負)
本間多恵&〇関口翔&櫻井裕子(10分14秒、腕ひしぎ十字固め)笹村あやめ&花園桃花●&ななみ


 先発はななみと関口。二人が向き合うと、いきなり背後から花園がクラッカー爆弾。この流れからななみ組がトレイン攻撃。さらに関口の体の上に、櫻井、本間を乗せた状態で、花園がシャボン玉攻撃を食らわせる。
ななみが関口に逆エビ固め、続けてダイヤル固め。ななみと櫻井がタックル合戦。互角のぶちかましが続くも、その後、櫻井が打ち勝つ。櫻井はコブラツイスト。笹村がカット。
ななみがタックルで打ち返す。ななみが抱え上げると、その状態で、笹村がドロップキック。櫻井がファイナルカット。本間がトップロープからのミサイルキック。腕ひしぎを狙うが、笹村がロープ。突進する本間の足をカニはさみで引っかけ、ロープにもたれさせると、背後からブロンコバスター。
本間と笹村がエルボー合戦。本間がコーナーに誘い込んでぶら下がり式腕ひしぎ。さらにワキ固め。笹村がキューティースペシャルでやり返す。本間がバッククラッカーを放つも、アイルビーバックで蘇生すると、ラリアット。
続けて花園と関口に。関口のはワキ固めを狙うものの、花園がことごとく防ぐ。花園はスイングDDTを狙うが、今度は関口が防御して、ワキ固め。笹村がカット。
 花園がフットスタンプも2カウント。
花園は再びスイングDDTを失敗。ならばと、腕ひしぎに取る。本間、関口もカットに飛び出すと、笹村、ななみが腕ひしぎに取る。さらに3人合わせて、低空ドロップキック。
 今度は、本間組が花園を捕まえる。「私が一番腕十字してたー」と花園はアピールも、櫻井がビッグブーツ、本間の低空ドロップキック、関口が飛びつき腕ひしぎへ。ななみと笹村が蹴ってカットするが逆に花園の腕を伸ばす結果となり、ギブアップとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
○狐伯(6分18秒、変形エビ固め)梅咲遥●


 準決勝第1試合めはBブロック1位の梅咲とルチャブロック1位通過の狐伯による対戦。
いきなり狐伯が先制のドロップキック。梅咲も即座にドロップキックで返すが、狐伯がドロップキック。さらに低空ドロップキック。ブレンバスターもカウント2。
そしてフェイスロックと畳みかける。梅咲はフライングネックブリーカーからフットスタンプ。低空ドロップキックと次々と放つ。梅咲がロープに走ると、狐伯が追走。梅咲の足を引っ張って場外へ引きずり込む。狐伯がマットの上にボディスラム。カウント9でリングへ戻す。
梅咲がエルボー。狐伯もエルボーでお返しする。梅咲がエルボーを合計8連発。コーナーに振るが狐伯がブーメラン式ミサイルキックで返す。突進する狐伯を梅咲はブレンバスター。低空ドロップキック。キューティースペシャルは2カウント。
さらにトップロープからの旋回式プレスも2。狐伯は後方回転エビで切り返し、横十字固めと丸め込むがいずれも2。
ここからエビ固め合戦に移行するもどちらも決まらず。狐伯のジャックナイフ固めを梅咲がエビで切り返す。これも2で決まらず。狐伯はマヒストラルも2。
梅咲はランニングエルボー。ロープに走り、もう一発カウンターで放つ。突進を狐伯が切り返しルチャの入り方からブリッジして丸め込む、変形のエビ固め(名称はまだ未決定)によりカウント3。
 強敵である梅咲からの3カウントで狐伯が堂々の決勝進出。最後は狐伯が「やったー」と絶叫して引き揚げた。
3、CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
○上谷沙弥(13分56秒、ウラカンナラ・インベルディダ)青木いつ希●

 Aブロック1位の上谷と7・3新宿で4WAYによる決定戦を勝ち抜いたCブロック突破の青木が準決勝で対決。
上谷、青木が入場すると、二人への声援が交差する。期待感が充満するリング上。青木が手を差し伸べると、上谷のほうから「よろしくお願いしまーす!」と絶叫シャウト。これに対して青木が首を振ると、倍の音量で「よろしくお願いしまーす!」返し。さすがの上谷も悶絶。
ゴングと同時に青木、上谷コールが交差。
 腕の取り合いから青木がヘッドロック。ショルダータックル。上谷が跳ね起きを見せると、アームホイップから低空ドロップキック。これで青木を場外へ落とすと、エプロンからスライディングキック狙うも青木が阻止。エプロンでのエルボー合戦から青木がバックドロップを背中から打ち付ける。
青木は後頭部へのダブルニーからブレンバスターホールドは2カウント。
 青木は「どうした。オラ!」とキックを連発。さらに背後からサッカーボールキック。上谷がカウント1で返すと、もう一発、髪をつかんでエルボー。上谷もエルボー返し。青木はストンピング。ボディスラム。カウント2。
そして、逆エビに捕らえる。逆片エビに移行するも上谷がロープをつかむ。青木は執ように背中へのニー。ストンピングを落とす。
 上谷がヒザを付きながら、エルボーを連打も青木が一発のエルボーで打ち返す。青木が突進すると、上谷がドロップキック。青木が場外転落すると、上谷がすかさずエプロンからプランチャ。
リングへ戻った青木にエプロンからロープ越えのフライングボディプレスも2カウント。
 バイシクルキックを放つも、青木がブロックバスターで返す。再び背中へのニードロップ。
 上谷がエルボーを打ち込むが、青木は仁王立ちでノーダメージを誇示。青木が重いエルボーを放つ。上谷が起き上がると、エルボーを連打。片ヒザをつく青木。最後の振りかぶった一撃で青木が崩れ落ちる。
青木も重い一発でお返しすると、上谷も崩れる。青木が投げっぱなしジャーマン。これを上谷が着地するとフライングニールキック。さらにスワンダイブ式
ボディプレスも2カウント。
 ノーザンライトスープレックスホールドも2。青木は大外刈り。助走をつけてのランニングニードロップ。セカンドロープから「上谷つぶれろー!」と叫んでのフライングボディプレス。そしてX字固め。腰を落としてかなり絞ったものの、上谷がなんとかロープブレイク。
青木はボディスラム。コーナーに上がるが、上谷が迎撃で雪崩式フランケンシュタイナー狙い。これを抜け出した青木が雪崩式ブロックバスター。カウント2。青木はジャパニーズオーシャンバックドロップの体勢に入るが、上谷は脱するとスピンキックから両手掴みフロントキック。青木がすぐにラリアットをぶち込む。ダブルダウン。両者への大コールが再び交差する。
両者、立ち上がると走り込むが上谷がハイキック。青木がフラフラになりながらも、ラリアット2連発。青木はバックを取ろうとするが、上谷が回転エビで丸め込む。2カウント。青木が投げっぱなしジャーマンを狙うが、上谷がそのまま飛びついてのウラカンラナで一気に3カウント! 上谷が決勝へ進出を決めた。
 上谷が青木のもとへ行くも青木は目つき。上谷は再度、握手を求めたが、青木は胸を小突いて、リングを降りた。
4, Resurrection wave〜桜花由美復帰戦〜(30分1本勝負)
〇桜花由美&ゆづき&YUNA(13分42秒、体固め)尾﨑妹加&リアラ&香藤満月●
※ビッグブーツ。

 7・3新宿で発表した通り、桜花がこの日より、本格復帰。「ストレスがたまりまくっているので、人の顔を早く蹴りたい」と語っていたが果たしてストレスを吐き出すことはできたのか。
黒のガウン、青のコスチュームで登場すると、おなじみの足をロープに挙げてのストレッチ。何から何までそのままの桜花の姿がリングにはあった。
妹加組は「桜花さん復帰おめでとうございますー」と握手を求めながら桜花へ奇襲。妹加&香藤のダブルタックルから祝福のトレイン攻撃。さらにラ・カチョーラで桜花を南側に張り付ける。3人は客席へ向けて、「桜花さん、復帰おめでとー」と祝福アピール。
リアラは桜花の黄金の足をロープに引っ掛けると、蹴りを見舞って、間接的に桜花の膝を攻撃。ストンピングから低空ドロップキック。串刺しドロップキックから三段式キック。フェースバスターで畳みかけるが2カウント。
リアラ&妹加が合体のクロスライン。これをかいくぐった桜花はダブルフェイスバスター。「よくもやってくれたな」とリアラをコーナーに振ると、串刺しビッグブーツ。さらに蹴った足でリアラの顔面をグリグリと踏みつける。
さらにはコーナーのリアラにランニングブーツ。センターでも、もう一発ランニングブーツを決めた。カットに入った香藤、妹加にビッグブーツ。さらには味方であるYUNA、ゆづきにもどんどんストレス発散とばかりに顔面ブーツを決める。
続いて、ゆづきと香藤。香藤が追走式タックル。ゆづきも串刺しラリアットでお返し。タックル合戦は、互角のぶつかり合いを見せたが、ここからゆづきが打ち勝つ。
今度は香藤が廻しを取るポーズを見せ、そのまま投げ飛ばす。ゆづきもタックルでお返し。
 YUNAが香藤へドロップキック。香藤がタックル。YUNAと妹加。YUNAがドロップキックを放つも倒れず。ならばと首固め、スクールボーイと丸め込みを続けるも2カウント。
再び桜花が登場。桜花が妹加にビッグブーツ。妹加が突進するもスタンガンでロープに打ち付けると、もう一度、ビッグブーツ。
 桜花がバックドロップも2。妹加が桜花を持ち上げようとするがこれは未遂に。妹加がエルボー。桜花も打ち返す。妹加がエルボー、桜花がビッグブーツの打ち合いに。桜花がビッグブーツを空振りすると、妹加は背後からラリアット。そして今度こそと持ち上げる。アルゼンチンバックブリーカーで絞り上げると、前に落としてセントーン。2カウント。
香藤が桜花へボディプレス。なんと3連発。妹加、リアラが香藤へおんぶ式に乗ると、合体ボディプレス。
 YUNAが香藤にドロップキックを放ち、桜花をアシスト。息を吹き返した桜花がかかと落とし。妹加がラリアットでカット。
香藤がエルボードロップも2。YUNAが香藤を捕獲したが、桜花のビッグブーツが誤爆。
 香藤がショルダータックル。2カウント。桜花が顔面突き上げ式のキック。これを2連発。
そしてトドメとばかり、ストレス解消のビッグブーツで3カウント。顔面キック祭りと化した桜花の復帰戦は祝福ムードに包まれて終了した。
・バックステージ
桜花「(ストレス解消となりましたか?)まだまだ、まだまだ、ほんの序の口です。これからもどんどん人の顔を蹴って、ストレスを発散したいと思います!(久々に観客の前で、リングの上で試合を行った感触は?)楽しいです。やっぱり私はリングの上が一番楽しいと思っています! このままレスラーとして進んでいこうと思います。(今後の目標は)エリザベスのベルトもReginaも、これからベルトを総取りしていきます!」
5,ゴキゲンwave(20分1本勝負)
〇米山香織&チェリー(7分20秒、ジャックナイフ固め)SAKI&世羅りさ●

 いきなりゴキゲンBBAが奇襲をかける。SAKIにクロスラインからBBAポーズ。世羅、SAKIがダブルのタックルでお返しすると、米山&チェリーをダブルのカンパーナに捕らえる。
世羅がヘア投げ。米山が脱出するようにチェリーにタッチ。チェリーがアンクルホールド。世羅がカットに入ると、世羅の腕を強引に取って、チェリー&世羅によるクロスライン。2カウント。チェリーがボディへのパンチ。世羅がセラリズムバスター。ジャイアントスイングに捕らえる。
SAKIにタッチ。「まだまだ回すぞ」とSAKI。SAKIは変形ジャイアントスイング。回し切った後、フォールに持っていき、2カウント。
チェリーがエルボーからコルバタで切り返す。米山がモンゴリアンチョップを連打からぐるぐるパンチ。SAKIはビッグブーツ、アトミックドロップ。世羅がワンツースタイルのエルボー。米山はモンゴリアンチョップで返そうとするが、それを遮ってのカウンターエルボー。このピンチにチェリーが世羅の足を引っ張り、米山が低空ドロップキック。ダブルのどっこいしょからゴキゲンBBAのコーナー連携。これをSAKIが阻止すると、同時の串刺し攻撃から、リバーススプラッシュとリバースダブルニードロップ。
世羅が持ち上げるも、米山が米―ZOU狙い。世羅がセラリズムバスターも2。世羅&SAKIのダブルによるランニングブレーンバスターは未遂に。SAKIの羽交い絞めによる世羅の「持っとけよ」はエルボーが誤爆。このスキにチェリーが世羅に春夜恋。さらに米山がジャックナイフ固めに決めて、3カウント。現waveタッグ王者からの3カウントとなった。
チェリー「米ちゃんやったよ、ゴキゲンBBAがカラミネンス、コテンパンにしてやりましたー。あれ? これはもしかしてタイトルマッチ、挑戦できるんじゃないですか!?」
ここで戦況を見つめていた本間&妹加がリングイン。
 本間「失礼します。私たちSPiCEAP、わたしたち、waveさんにタッグで乗り込もうと思っているんですが、私たちもタッグのベルト、挑戦したいと思っております」
チェリー「せっかくのゴキゲンBBAのいいところ、つぶしに来てんじゃないよ、GAMIさん、これどうしたらいいですか?」
二上会長「3WAYでやりましょう、waveはやりたいって言ったら基本なんでもできるんですよ。あ、一応、8月1日、(新宿FACEは)空いていますよね。忙しいSAKIさん空いてますよね。アメリカとか入ってないですよね?(6人とも空いている意思表示)じゃあ、8月1日やりましょう」
 こうして8・1新宿大会でタッグの3WAYによるタイトルマッチが決定。
 チェリーは「私たち勝ったから手を挙げて帰りましょう」と、勝ち名乗りを挙げてリングを後にした。
6,CATCH THE WAVE 2024・YOUNGブロック~優勝決定戦~(時間無制限1本勝負)
○炎華(13分33秒、タイムマシンに乗って)八神蘭奈●
※炎華がYOUNGブロック優勝。


 YOUNGブロックで勝ち残った炎華と八神が決勝戦を争うことになった。waveのYOUNGを背負う炎華か、またはリーグ戦を無傷で突っ走った八神か、果たして優勝はどちらの手に?
まずは、八神がローキックで探りを入れる。ロックアップからバックの取り合い。炎華がロープを持ち、回転して回避。八神がヘッドロック。炎華がロープに振ろうとするも力づくで締め上げて振りほどけず。
炎華がアームホイップ。八神もアームホイップで返す。八神がドロップキック。「挙げるぞー」とアピールして、ボディスラム。「もう一発」と二発目を投げる。
 さらにコーナーに押し込んでストンピング。「こんなもんか、おい」と挑発。炎華はエルボー。八神も打ち返す。ここからエルボーの打ち合いに。炎華はリストロック式のエルボーを連打してお返し。炎華はコーナーへ振り、側転エルボーを狙ったがかわされて失敗。八神は串刺しエルボーからドロップキック。
さらに腕へのエルボーから腕ひしぎを仕掛けるが、炎華はすぐさまロープへ。八神はサッカーボールキック。2カウント。炎華は腕を取ると、コーナーを使ってのアームホイップからの低空ドロップキック。
 トップロープに上ると、八神が突進する。炎華はロープを側転してリングへ着地すると、ドロップキック。そして今度は側転エルボーを決めると、ドロップキック。2カウント。すかさずワキ固め。八神は腕を伸ばしてロープに。
炎華はドロップキック。2カウント。これに対して八神はミドルキックを連発。3発目で倒す。
 さらに串刺しハイキック。正面へのサッカーボールキックから腕ひしぎに捕らえる。炎華は必死にロープへ。
 炎華がエルボー。八神も打ち返す。打ち合いが続く。炎華がエビ固めの要領で足を取って、裏アキレス腱固め。
10分経過。八神がロープへ逃れると、炎華はサルトモルタルからブーメラン式ボディアタック。トップロープからミサイルキック。2カウント。今度は八神が丸め込む。2カウント。八神は腕ひしぎに取るが炎華はもがきながらロープへ。
 八神はダメージの残る炎華の腕へのドロップキック。2カウント。場内は「炎華」コールに包まれる。
 炎華がスクールボーイ、ジャックナイフ固め。ジャパニーズレッグロールと丸め込みで反撃するも2カウント。
八神がミドルキックからゼロ戦キック。2カウント。炎華は八神のローキックをふせぐとタイムマシンに乗ってで切り返して3カウントを奪取!こうして炎華がヤングブロック優勝の栄誉と賞金の50万円を獲得した。
 試合後、八神が一本指を立てて、「もう一度」とアピールすると、これに炎華も指を立てて呼応した。
・バックステージ
炎華「試合内容としては結構、やられてしまうことが多くて、悔しい部分もあったんですけど、waveのヤングは一人になって、やっぱりwaveを背負っていかなければいけないから、絶対優勝してやると思っていて。今はすごくうれしいです。(対戦相手の八神について)腕十字とか、動画とか見ましたけど、勉強しきれていなかった部分もあるので、試合後、もう一回やろうって言ってくれたので、次も絶対勝つぞと言う気持ちで、また勉強してもう一回、戦いたいと思いました。(優勝賞金50万円の使い道は?)きゅうりをいっぱい買いたいです。あとは学費です!」
7,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック優勝決定戦〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
○<王者>宮崎有妃(14分2秒、体固め)Himiko〈挑戦者〉●
※直伝デスバレーボム。第18代エリザベス王者・宮崎が初防衛に成功、ならびにエリザベスブロック優勝。もう一人はシン・広田さくら。


 7・3新宿にて決まった優勝決定戦カード。宮崎はエリザベス王座の防衛戦を兼ねることとなった。
まずは手四つ合戦からスタート。宮崎が二人まとめて絞るが、広田とHimikoが絞り返す。そして「Himiko、行くぞ!」と共闘を呼びかけ、トレイン攻撃。しかし、背後から丸め込んで裏切り。Himikoがクレームを入れると、「今までさんざんやってたから、体がそうなっちゃってるの…」と必死に言い訳。
気を取り直して、再度、二度目のトレインを狙うが、Himikoが背後を振り向き、広田の丸め込みを見破る。広田は腹筋しているふりでごまかす。
ここから、Himikoと宮崎のバックの取り合い。宮崎がいきなりの張り手。広田が宮崎の足を引っ張る。
宮崎は場外へ。Himikoが広田へアームホイップ。Himikoが腕を取ると、「回れ回れ」とTOMMYレフェリーが指示。すると、広田はリングを徘徊。「違う違う」とTOMMYレフェリー。言葉を理解して、前転して回避するも、後転もしてしまい、元通りに。
広田は意を決して、ロープを伝い、なんとトップロープ上で前転と後転を披露。さらにロープ渡りからトップロープジャンプにも成功。宮崎が飛び込んでくると、Himikoとともに巻き込んでヘッドシザース。さらに宮崎へフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。
広田がブレンバスターで投げようとするが持ち上がらず。宮崎はHimikoへダブルを呼びかけ、ダブルブレンバスター狙いも、広田がダブルDDTからボ・ラギノール。宮崎&Himikoが場外転落。ここで助走をつけてのトペ狙いも、腰がひっかっかり、未遂に終わる。
3人がリングへ戻ると、宮崎がHimikoへボディスラムからキャメルクラッチに固める。宮崎が「キック来い!」と広田に指示。
 広田はロープワークを続けてキックに行くかと思えば立ち留まり、「絞れ絞れ!」と檄。宮崎が「そうじゃない、ドロップキック来い!」と再度、わかりやすく指示を送る。
 すると広田は宮崎の背後にドロップキック。倒れ込む宮崎&Himikoへ側転からのボ・ラギノールを連発。
さらに宮崎とHimikoを上下に乗せてカンチョーを連打。
 またも宮崎とHimikoが場外へ落ちると、今度は助走をつけてのプランチャに成功。リングへ戻ると、Himikoが宮崎へドロップキックから串刺しエルボー。広田がカット。「宮崎さん、チャンスです」と呼び込むと、宮崎がトップロープへ。広田は背後からボ・ラギノールを打ち込んで裏切り。
宮崎を振り落とすと、今度はHimikoにダブルを指示。広田&Himikoがファンタスティックフリップを投下しようとするが、完全に読まれてすかされる。
 宮崎はすかさず広田を捕まえてシーソープレスを仕掛けるも、これも失敗。あきらめずに再度、シーソープレスを狙うがHimikoの剣山の餌食となる。
さらに反動により宮崎のニーも食らう羽目に。宮崎はHimikoにボディスラム。続けてムーンサルトを投下も、これは自爆。広田が背後からボ・ラギノール。
 Himikoが宮崎にフェースバスター。さらに広田を場外へ出す。Himikoはダブルアームの体勢。ここにすぐさま場外から戻ってきた広田がシャイニングウィザード。2カウント。
宮崎が串刺しラリアットからラリアットを広田へ見舞う。さらに投げっぱなしジャーマンも広田はFFDで切り返す。2カウント。
広田はへな拳をHimiko、宮崎に乱打。そしてロケットカンチョーを二人に命中させる。ここでセカンドロープからホイップ式のロケットカンチョーを狙ったが、これは失敗。宮崎が広田、Himikoに串刺しラリアットを連打。しかし、Himikoがそのダメージにより、まさかのFFDで宮崎に覆いかぶさるも2カウント。
 宮崎は直伝デスバレーを狙うが、広田がボ・ラギノールを決めて阻止。宮崎は二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
 さらに「終わり!」と広田をゴンゾ・ボムでマットに突き刺すがHimikoがカット。ならばとHimikoにラリアットから直伝デスバレーボムを決めて3カウント。宮崎がRegina王座&エリザベス王座の二冠王者の地位を守り抜き、さらにエリザベスブロックの優勝を果たした。
・バックステージ
宮崎「いやあ、余裕でしょう。やっぱりcatchの決勝、めちゃくちゃ気合が入っているんで。波女で一番強いのと、Reginaを賭けて戦うのが決まっているので、あほな試合はしてられないです。あとはこの後の決勝、誰が波女になるかを待つだけです。私は絶対負けません。ありがとうございました」
<b>8,CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜決勝戦〜(時間無制限1本勝負)
〇上谷沙弥(13分42秒、エビ固め)狐伯●
※スタークラッシャー。上谷が第15代波女となる。


 まずは両者がガッチリと握手でスタート。ともにキックの攻防から、狐伯はエプロンへエスケープ。上谷はドロップキックで場外へ落とす。
そしていきなりスワンダイブ式のプランチャで先制。リングへ戻った狐伯にストンピング。ボディスラムから複合技のジャベへ。
ロープに逃れると上谷は串刺しドロップキックからストンピング、フォールに行くも2カウント。
狐伯は上谷の足をすくうと、低空DDT。さらに低空ドロップキック。ドロップキックからフォールも2。
狐伯は首を取ってのゆりかもめ。そして三角締めに移行。そこから胴締めスリーパーへ。締め技を続けた狐伯だったが、上谷がロープブレイク。
エプロンの上谷にドロップキックも自爆。狐伯もエプロンへ。上谷がかかと落としからバイシクルキック。
狐伯がエプロン上でのDDTへ。上谷が場外転落。上谷が場外に狐伯を引きずり出すと、ブレンバスター。カウント8で両者リング内へ。ヒザを付いた状態でのエルボー合戦。
上谷が気力を振り絞ってスピンキックをヒット。ダブルダウン状態に。上谷が力を込めたガッツポーズで先に立ち上がり、コーナーへ上る。狐伯が迎撃し雪崩式アームホイップで投げつける。上谷が蘇生すると、トップロープに上る。
ふたたび、狐伯が迎撃に上ると、コーナー上でのヘッドバットから背後に回ってスリーパー。さらにアストロシザースで投げつける。2カウント。
狐伯がダブルアームTを狙うが、上谷が逃れると、ドロップキックからロコモーション式のフィッシャーマンズスープレックス。2カウント。
ここでスタークラッシャーを狙うが、狐伯が首固め。2カウント。ノーザンライトスープレックスも2。
上谷はバイシクルキックからスピンキック。そして旋風脚。
怒涛の流れを見せた上谷が、トドメのスタークラッシャーを決めて3カウントを奪取!
両者、2戦目とは思えないスタミナと、そこ力を見せつけた熱戦となったが、上谷が制して第15代波女に輝いた。
・表彰式
 恒例の表彰式。二上会長がリングイン。その前に発表ごととして、8・1新宿で決定カードを一つ発表。
スクリーンに中島安里紗の参戦が発表される。そして「▼モシャスwave シン・広田さくら対中島安里紗」が明らかになると、大・広田コールに包まれる。「何の広田コールやねん」と二上会長。そしてタッグの3WAY戦(カラミネンス対米山&チェリー対本間&妹加)も決定事項として、発表された。
続いて表彰式へ。「」内は二上会長の発言。
 まずは総評として、ななみ・17歳からHimiko・52歳まで、幅広い年齢層の参加となったことを振り返る。
「若い人から熟女の方まで頑張っていただいたと思います」
 ここから各賞の発表へと移る。
〇殊勲賞 八神蘭奈
 「29人中、一度もリーグ戦に負けていない選手」。八神がリングへ上がると、「あんただけ一回も負けていない。今日初めて負けた」とトロフィー、賞金を授与。
〇技能賞 関口翔
「私の中で圧倒的です」とその理由を語ると、関口に「あんたすごいよ、また泣く。また泣く。ごめんなさい」と、すぐに感極まってしまう関口をフォロー。
〇敢闘賞 花園桃花
「すごく悩んだけど、ウチは脱力系女子プロレスなんです。その中でも極めて脱力でしたが、現役のチャンピオン(梅咲)から3取ったり、斬新なことしてくれました」と花園を評価した。
〇ベストバウト賞 青木いつ希対関口翔(5・5後楽園ホール)
「ものすごく悩みました。候補に挙げたのは青木対関口、上谷対櫻井、妹加対花園、妹加対梅咲。私の主観です」と青木対関口が受賞。
〇ベストパフォーマンス賞 シン・広田さくら&狐伯対宮崎有妃&炎華(6・16アミスタ)
「キャッチ関係なく、一試合だけ、catchとかけ離れた試合が生まれましてセコンドやバックステージで見てる人が腹を抱えて笑ったというwaveだらけのタッグマッチ。賞金も何もないから、みんなで焼肉でも食べに行きましょう。ユーチューブ見てください。すごくアホです。(セコンドの)Chi Chiさん、妹加さんも大笑いしてました」
〇YOUNGブロック優勝 炎華
 メダルとともに、賞金50万円が送られる。
〇エリザベスブロック優勝 宮崎有妃
 メダルとともに、賞金50万円が送られる。
〇3位 梅咲遥、青木いつ希
 メダルを授与。
〇準優勝 狐伯
 メダルの授与の際、「よく頑張った」と二上会長はねぎらった。
〇優勝 上谷沙弥
 優勝トロフィーとともに100万円が贈呈される。上谷が100万円を広げて、左うちわで喜びを示す。
上谷「みなさん、改めまして、第15代波女となりました上谷沙弥です! まずは狐伯、本当に決勝、狐伯と当たることができて、waveを十分体感することができました。本当にありがとう。(狐伯と握手)
Regina王者、宮崎がリングイン。
宮崎「上谷、waveのなかで狐伯と試合して体感した? waveには私、広田さくら、この2大巨頭がいることを忘れるんじゃねえよ。オマエ、敵に背を向けるなよ。きょう、ずっと見てました。狐伯の波女になりたいという気持ち、私から奪いたい気持ち伝わりました。準優勝だけどおめでとう。そして上谷、私はキャッチの最中、あなたのプロレスが好きって言ったよね。ちょっと待って。(いきなり宮崎がコーナーへ上がり、上谷の入場シーンをマネて)このポーズ、わかる? あの角度、好き。2回目の角度。さっきも見てて好きーって思ってた。まあでも、いつできます?」 
二上会長「まず順序で行くと小波女とReginaやってほしいんです。それが8月1日です、その後、11月4日後楽園しかなくて、それまで待ってて」
宮崎「今…7月…。11月…。どうしてもこいつとベルトを賭けてやりたいやつが…」
二上会長「その間にやってください。Reginaは(チャンピオンが挑戦者を)指名するのはいいから」
宮崎「もし、もしもだよ、戦う前にこういうこと言うやつはいないけど、炎華に負けたとしたら、普通のシングルでもいいんですけど、
もし勝ったらどうしても試合したい人がいます。ちょっと空きすぎてて、11月まで待てないなと思って。あのー、あのー、…花園桃花」
 まさかの王者からの呼びかけに花園がリングへ。
花園「私、波女でもないし、脱力系だけど、有妃に指名されたからにはいい試合しちゃいますよ」
 宮崎は7・3新宿に次いでキスしようとするが、花園はおあずけに。
花園「そのキスは私がそのベルトを獲ってからね、有妃、愛してる」
宮崎「(上谷に)もし負けたら花園だけど大丈夫?」
 最後に宮崎と上谷が記念撮影。宮崎が11・4後楽園までReginaを保持していた場合は、上谷とのRegina戦が行われることとなった。
最後は決め台詞を上谷と狐伯で振り分けて締めることとなった。
上谷「最後に、今を信じて、明日に輝け、誰を信じるか自分で決めろ!」
狐伯「これがwaveだー!」
・バックステージ
上谷「第15代波女になりました、スターダムの上谷沙弥です。決勝で狐伯と当たることができて、本当にwaveをたくさん体感することができて、最高でしたし、楽しかった!自分は他団体参戦が初めてだったので、アットホームな感じと言うか、みなさんとの距離が近くて、パワーが、エナジーをこの距離で感じることができて、力になることができました。そして波女になったからには、Reginaのベルトに挑戦する権利があるということで宮崎選手に声をかけさせていただきました。Reginaは女王っていう意味ですよね。ちょっと先になるみたいですけど、絶対巻いてスターダムに帰ります。
(100万円の使い道は?)ブランドものが好きなので、ヴィトンとか買いたいなって思ったんですけど、最近、貯金にハマり始めてて、積み立てNISAの口座を作ったので、貯金して何倍にもしたいと思います!」
2024.07.03

『ReAL NAMI NO HI 24』

日時
7月3日 水曜日
観衆
258人
場所
新宿FACE
・オープニング
今日はリアル「波の日(7月3日)」による開催。CATCH THE WAVEの各ブロック進出者が決まるオープニングに、二上会長と桜花がリング上から挨拶を行った。

二上会長「ちょっと今月頭に少し残念な情報がありました。弊社所属の田中きずなが退団致しまして、契約終了をしました。『円満退社』です、お察しください。わかる人はわかると思います。お察しください。私からは以上です! …ただひとつ、各団体さんから(waveに)出ていただいてる選手からすごく嬉しいことを言われまして。この報告をさせていただいた時に、『私もwaveのつもりでこれからも一緒に頑張ります』という言葉をいただいたんです…(涙声となり、この後の言葉が続かず)」
桜花「もらい泣きしちゃいました(苦笑)。えー、私事ではあるんですが…」
GAMI「え、もう終わり!? そんなぶった切った? 年だから涙もろいねん(苦笑)。とにかく頑張ります、っていうことを言いたかったんです!(拍手)もうひとつのさみしいお知らせをどうぞ」
桜花「私事ではあるんですが、本当は『おめでとー!』という、拍手がほしかったんですが、私のところにコウノトリはきてくれませんでした。(涙声で)1年半欠場させていただいたんですが、科学の力や医学の力もいろいろ使ってみたんですが、歳は歳です。奇跡は私には来ないのか、もしかしたら1年後とかに来るかもしれない奇跡に期待していても、イライラしてストレスが溜まって、今は人の顔を蹴りたいです。だから、7月14日(後楽園で)本格復帰します! 妊活も一旦、中止して人の顔を蹴って、プロレスラーの桜花由美として今後よろしくお願いします。いろいろありますが、今日は控室、かなりピリピリしてます。(CATCHの)1位決まる日なので。きょうは、推し選手を応援してくだささい。大きな声援で、最後まで楽しんでってください」
1,サバイバルwave(60分勝負)
尾崎妹加&〇花園桃花&梅咲遥&ななみHimiko&しゃあ &香藤満月(28分16秒、逆さ抑え込み)宮崎有妃●&アマポーラ&SAKI&櫻井裕子&杏ちゃむ&リアラ&ゆづき
※オーバーザトップルールありのイリミネーションルールを採用。相手チームが全滅したら終了。
退場順=①アマポーラ②ゆづき③④杏ちゃむ、リアラ(同時)⑤⑥香藤、Himiko(同時)⑦しゃあ⑧ななみ⑨梅咲⑩櫻井⑪SAKI⑫尾崎⑬宮崎


CATCHの参加メンバーで、ブロック敗退が決まったメンバーによる7対7のイリミネーションマッチ。シルエタは負傷欠場により代わりにアマポーラがメンバーに加わった。
負け抜け勝ち残り、オーバーザトップルールありのイリミネーションルールを採用。最後の1人になったら終了となる。青コーナー側は7人がトレインで入場した。
まず、14人がそれぞれ「よろしくお願いします!」と挨拶。先発はしゃあとリアラ。互いにマウントエルボー。しゃあが側転からアームホイップ。続いて、ゆづきと香藤。ロックアップでお互い吠えながら押し合って力比べ。今度はまわしを取り合う体勢から、香藤が投げ飛ばす。ゆづきもエルボーで反撃。エルボーの打ち合い。さらにタックル合戦となり、ゆづきが倒すことに成功。杏ちゃむがダイビングクロスボディ、アームホイップから低空ドロップキック。これに対してゆづきはボディスラムからボディプレス。
ななみがタックル連発からダイヤル固め。杏ちゃむはこの流れをスイングDDTで断ち切り、低空ドロップキック。アマポーラがタックルで倒し、セントーン。ななみが反撃のタックル。Himikoがギロチンドロップから低空ドロップキック。
アマポーラはHimikoをマットにたたきつけると、回転式の裏4の字。尾崎がカット。さらに、宮崎、アマポーラ、櫻井、しゃあがリング内、場外でも尾崎、梅咲、ゆづきが固める。
そんな中、花園がシャボン玉を飛ばしてカットに入る。ここで宮崎が梅咲にはずかし固めを狙うが、すぐさま後転で脱出して低空ドロップキック、さらにはミサイルキック。
10分経過。
今度は梅咲がミサイルキックも、宮崎が串刺しラリアットからはずかし固めを再度チャレンジ。カットに入られると、「だったら、誰か代わりを出せ」と要求する宮崎にHimikoが転がり込んで前に出る。「ババアにはやらねーよ」と拒否される。
すると、今度は若いしゃあが飛び込む。しゃあにはずかし固めをかけようとするが、なんと、梅咲が割って入り、「そういうのはダメなんじゃないですか?」とまさかの警告。宮崎は意に介さず、続行しようとすると、梅咲が「はずかし固めは遥にやる技じゃないんですか??」と問いかける。
宮崎は「そうだったよね、私どうかしてた。ごめん」と謝罪。…と見せかけて、目潰しからはずかし固め。これは完全に決まったものの、Himiko以外のそこに全員が割って入りカットする。
宮崎は梅咲をセットしようとして、アマポーラがコーナーに上るが、宮崎を振り払った梅咲が場外に落として一人目の脱落。続けて、この勢いで梅咲がゆづきにジャックナイフを固めると3カウント。
15分経過。
リアラがHimikoに串刺しドロップキック、リアラ&杏ちゃむでラ・カチョーラに取るも、
梅咲とHimikoが背後からドロップキックを見舞い、杏ちゃむとリアラが脱落。
さらに梅咲&Himiko&香藤が櫻井&SAKI&宮崎にトレイン攻撃。宮崎が香藤&Himikoにダブルラリアットから二人まとめてフォール。香藤&Himikoが脱落。
櫻井がSAKIを呼び込み、COLOR’S連携。ダブルのビッグブーツを尾崎に決める。しゃあがSAKI&櫻井2人まとめてミサイルキックを決めるも、いきなり、宮崎がしゃあを捕まえると、そのまま場外に投げ飛ばし、しゃあが脱落。さらにななみも同じく投げ落とそうとするも、ななみがこらえる。自らロープへ走るも、櫻井が足を引っ張って、勢いを止めると、宮崎がななみに外道クラッチで3カウント。
梅咲は宮崎へフランケンシュタイナーから場外プランチャを狙う。周りの「飛ぶな」の声に我に返るも、花園が背中を押し込み、プランチャを敢行する形となり、。オーバー・ザ・トップロープで失格。櫻井が尾崎にビッグブーツ、SAKIがチョキパンチ。花園はグーパンチで返してしまい、レフェリーが注意。
SAKIがリバース・スプラッシュを狙うが、尾崎がカットしてSAKIがエプロンに出る。尾崎は櫻井とSAKIにダブルラリアットを狙うが、櫻井に決まり、そのまま場外転落して失格。
SAKIが尾崎にみちのくドライバーⅡを決めるも、逆に尾崎が丸め込んで3カウント。さらに宮崎が外道クラッチで丸め込んで、尾崎も連続で失格。
残りは宮崎と花園と言う状況に。花園は「宮崎さん、今日は初めて試合しましたね。私ずっと前からあこがれてて、好きだったんです! 今日は仲良くなれたらいいなと思っていて…」とここにきて、まさかの告白。宮崎も「今日、ずっとこの人の見てて、カワイイなあって」と回答。相思相愛がと思われたが、双方が抱き着く状態から、花園はグーパンチを叩き込もうとするが、見破っていた宮崎がそれを受け止めて逆グーパンチ。
宮崎は「コイツのは全部ウソだぞ!」とトップロープに上るものの、花園が「有妃、それだけはやめて!」とコーナーの宮崎を肩車。数歩歩いたところで、そのまま重さで押しつぶされる。
宮崎は「オマエ、調子乗ってんな!」とツッコんだところ、花園が泣き出し場内はブーイングに包まれ、「謝れ」コールが充満。花園は「私のこと好きって言ったのにちゃんと謝って!」と要求。宮崎が謝るが、そこに花園がまたもエルボー。これも宮崎は呼んでいて、逆エルボー。
ここで、ムーンサルトプレスを狙うが、これは自爆。花園はクラッカー爆弾から突進も、宮崎が泣き出す。場内ブーイングと「謝れ」コールが渦巻く。
花園は「さっき殴ろうとしたけど、あれはウソ! 世界で一番カッコイイし、強いし、かわいいし、好きだよ有妃!」と口づけをかわして、宮崎はそれに応える。その状態のまま、両者が抱き着こうとしたところ、花園はついにグーパンチを打ち込みに成功。ここから逆さ押さえ込みで3カウント。最後の最後に一発を打ち込んだ花園の一人残りで勝利となった
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<2勝1敗=4点>炎華(5分11秒、タイムマシーンに乗って)YUNA<1勝2敗1分=3点>
※炎華がAブロック1位通過。7・14後楽園での八神蘭奈と優勝決定戦を行う。


ヤングAブロック最終戦。YUNAが勝てば5点でAブロック1位、炎華が勝てば4点で逆転の1位通過となる。
まずはYUNAがドロップキックで奇襲するも、そこからエルボーの打ち合いとなる。今度は互いに追走ドロップキックを打ち合う。炎華が側転エルボーを狙うが、かわしたYUNAがドロップキックからボディスラム、さらには弓矢固め。
炎華はドロップキックで反撃すると、側転エルボーを今度は成功させ、ドロップキック。YUNAもドロップキックをお返し、逆片エビ固め。
炎華がサマーソルトドロップからアームホイップ、ジャックナイフ固めと追い込むも2カウント。さらにレッグロールクラッチを狙ったが、YUNAが押しつぶすも2カウント。
再度、ジャパニーズレッグロールクラッチを決めた炎華はこれを返されると、かつての渋谷シュウの得意技だったタイムマシーンに乗ってを決めて3カウントを決めた。
これで炎華は4点となり、YUNAを逆転。ヤングAブロック突破となった。
・バックステージ
炎華「ゆづきさんとは何度も対戦したことあったんですけど、しゃあさんとYUNAさんは初めてでした。初めての相手はすごく緊張しますし、いい試合ができたか、納得がいく試合ができたかといえばそうではないですけど、去年は悔しさが残ったので、去年以上の力を出そうと思いました。今、新体制になってから初めての大会、思うことはたくさんあるけど、waveのヤングは自分しかいない。自分がもっともっと勝てるようになっていかなければならないので、相手がスターダムの選手とか関係なく、絶対に自分が優勝して、小波女になって、Reginaにも挑戦して、ベルトがほしいです。頑張ります!」
3,CATCH THE WAVE 2024・YOUNGブロックB~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
八神蘭奈(10分46秒、腕ひしぎ十字固め)ChiChi
※八神がBブロック1位通過。7・14後楽園での炎華と優勝決定戦を行う。


勝ったほうがヤングBブロック突破となるこの一戦。
開始と同時に、八神がローキック。さらにキックの打ち合いはともにかわす。そして、八神が腕攻めへ。
ここから腕にニーを打ち付け、足で挟み込んでツイストを決める。
八神が串刺し低空ドロップキック。背中にローキックを放つと、ChiChiは「もっと来いよ!」と背中を突き出して吠える。八神は走り込んでのローキックを狙うが、CATCHしたChiChiがレッグロック、逆片エビ固めへ。ロープブレイク。
八神は串刺しエルボー、ドロップキック。
5分経過。
ここからエルボー合戦。八神がエルボー連打も、ChiChiがビッグブーツを打ち返す。八神がドロップキックもカウント2。さらに連打も、ChiChiは八神の左足をロープにかけると、これを蹴り、さらに左足への低空ドロップキックと足殺し。ChiChiの突進に、八神がローキック。ChiChiもトラースキック。ChiChiがスピンキックを2連発。
八神がダメージを回復すると、左右の掌底を決めて零戦キック。ビート・ストライクを狙うが、これを読んでいたChiChiが丸め込む。カウント2。
ここで八神が腕ひしぎ十字固め。なんとか腕のロックを外してギブアップを奪った。
この結果、八神がヤングBブロックが1位通過。7・14後楽園のヤングブロック決勝は炎華vs八神に決定となった。炎華はエプロンに立つ。八神は炎華にグーのポーズを示したが、炎華は振り払い、早くも両者が意識を高めた。
▼バックステージ
八神「ヤングブロックの中でも一番キャリアが下で、スターダムでも下から2番目で、初めて他団体というチャンスをもらって、令和5年組の中心になれるようにとこのブロック頑張ってきました。炎華選手は動きが早くて、今回のブロックでは当たらなかったタイプの選手です。いろんな対策を練って闘いたいと思います。今日は髪の色も変えて気合を入れてきました。決勝もその先も見据えてるので、これからの八神蘭奈に付いてきて下さい」
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
<-0点>シン・広田さくら(7分24秒、ジャックナイフ固め)米山香織●〈ー2点〉、チェリー●〈−2点〉
※2人同時にフォール。この結果、7・14後楽園大会でエリザベス優勝決定戦は宮崎有妃対シン・広田さくら対Himikoに決定。


3人ともマイナス1点という0点にも満たない状況のなか、この試合に勝利した選手がwave7・14後楽園でのエリザベス優勝決定戦に出場となる。
チェリーがいつものように「ゴキゲンBBAで広田さんをやっつけよう!」と提案するも、米山は「いっつもそんなこと言って、裏切るよね!」とまさかの広田と結託。連携でチェリーを倒すと、「シン・ゴキゲンBBA」ポーズを取る。
しかし、トレイン攻撃と見せかけると、広田が米山を丸め込むいつものパターンに。チェリーは「この人でなしが!純情な米たんを騙しやがって!」と広田を攻撃。ここでようやくいつものゴキゲンBBA連携からゴキゲンBBAポーズ。
しかし、トレイン攻撃と見せかけると、広田が米山を丸め込むいつものパターンに。チェリーは「この人でなしが!純情な米たんを騙しやがって!」と広田を攻撃。ここでようやくいつものゴキゲンBBA連携からゴキゲンBBAポーズ。
ここで二人のハイタッチと見せかけ、チェリーが米山を広田に投げつける。米山は「ひどいー! もう誰も信じられない~!」と叫んで場外へ。
広田はチェリーも場外へ落とすと、まさかのラ・ケブラーダを狙うも、ロープに当たってまったく飛べずに転落。リングに戻ったチェリーが広田へ熟女にドーンからアンクルホールド。米山がカットに入るが、2人まとめてアンクルホールドに決める。なんとかロープ
へ逃れると、米山がチェリーにモンゴリアンチョップからぐるぐるパンチ、セントーン。広田がボ・ラギノールでカットし、チェリーにシャイニング・ウィザード。
コーナーに上ると、ホップして、四つん這い状態の二人へダイビング・ボ・ラギノールを狙うが、これはかわされて自爆。チェリーがエクスプロイダー。米山も乗せた状態でダブル・フットスタンプ。チェリーの熟女にドーンが広田に決まるも、広田が2人まとめてジャックナイフ固めで丸め込む。すると、二人は身動きが取れず3カウント。

これにより広田は0点に。何度となく、-2点となり、リーグ戦出場はく奪のピンチに立たされながらも、土壇場で残り続け、最後は決定戦にまでコマを進めた。これで、7・14後楽園では王者・宮崎vsHimikovs広田のエリザベス王座戦となった。
▼バックステージ
広田「今年のエリザベスブロックは…ワケがわからなかったです! ゲスト選手が噛んでくるんで、私も何人かとやりましたけどベルトがなくなり、マイナス2点に追いやられ、結局はマイナスのまま勝ち上がりました。最後は…執念だろうなあ。今や宮崎さん、Himikoは手の内が完璧にわかってるわけですよ。まだ最後の最後に秘策を練っていく私が、一番ベルトに近いんじゃないかな。みんなの応援のおかげだと思うので。最終決戦が7月14日、みなさまの熱き、清き、応援を何卒! シン・広田さくらによろしくお願いします!」
宮崎「今の試合見てても、これは完全に余裕だなと。私は勝ってこのベルトを軽く防衛したいと思います。後楽園はReginaとの2冠のまま、防衛して駆け抜けたいと思います」
Himiko「(7・14後楽園は)とにかく強い広田さん、宮崎さんが相手なので、エリザベスブロック、毎試合、自分は成長しながらしぶとく残ってきたと思うので。このしぶとさを武器に、7月14日、必ずベルトを取りたいと思います。Himikoにはみなさんの声援が必要です。自分の応援をしに、会場に足を運んでください。必ずテッペンを取ります!」
5,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
狐伯(8分14秒、変形エビ固め)本間多恵
※狐伯がルチャブロック1位通過。7・14後楽園での準決勝で梅咲と対戦。

ルチャブロック1位決定戦。4点で並んだ狐伯と本間がリーグ戦を経て、決定戦で再戦。まずはともにルチャの風を吹かしあう攻防を繰り広げる。狐伯が丸め込みを連発。
これに対して、本間はミサイルキックから丸め込むが、カウント2。串刺しエルボーから低空ドロップキック、レッグロックを決める。狐伯は低空ドロップキックから低空DDT。
横回転のヘッドシザースから低空ドロップキック。ここからエルボーの打ち合い。エルボーを連打する本間に、狐伯がランニングエルボー、ブレーンバスター。カウント2。
狐伯が低空ランニングニーアタック、ノーザンライト・スープレックスホールドもカウント2。本間が腕ひしぎ十字固めへ持ち込み、三角絞めから丸め込むに切り替えるがカウント2。
本間が串刺し低空ドロップキック。ミサイルキックからフォールも、逆に狐伯が丸め込む。オクラホマロールは本間が押しつぶして回転させず。そのままフォールもカウント2。
本間がコードブレーカーから垂直に落ちるDDTを決めるもカウント2。
本間が背後から攻撃を狙うも、狐伯が低空タックルからブリッジして固める、ルチャの技を公開して3カウント。まさにルチャブロックにふさわしいフィニッシュを見せ、リーグ戦突破を決めた。
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
青木いつ希(12分18秒、ジャパニーズオーシャンバックドロップホールド)関口翔
※負け抜け方式。退場順①=沙恵②笹村あやめ。青木がCブロック優勝。7•14後楽園での準決勝で上谷と対戦。



2017年組が並ぶCブロックは4選手が同点で並んだため、4WAY戦による1位決定戦に。負け抜け方式となり、最後の1人になった選手が勝ち抜けとなる。
まずは青木と沙恵のエルボーの。背後から関口と笹村が同時にスクールボーイ。カウント2。笹村が青木にいつものごとく、強烈なエルボーも、青木も打ち返すと、タックル。笹村も「なめんじゃねえ!」とタックルを返す。
ここに関口がドロップキックで二人の間に割って入るが、笹村がボディスラム。関口はトップロープを使ってアームブリーカーからドロップキック。
沙恵がガットショットからDDT、関口はスクールボーイで切り返す。沙恵が低空トラースキック、低空ビッグブーツ。カウント2。
沙恵がぶら下がり式首4の字へ。青木と笹村は再びエルボーの打ち合い。青木がエルボーを連打。さらに突進するも、笹村がカウンターのブロックバスター・ホールド。
カウント2。青木もブレーンバスター・ホールドでお返しするもカウント2。
関口と笹村が青木をコーナーに振ってトレイン攻撃を狙い。青木は2人ではなく、3人まとめてDDT&河津落とし。沙恵が3人それぞれにビッグブーツ、さらにボディスラムで3人を乗せていく。
沙恵がミサイルキック、笹村が大外刈り、関口がミサイルキック、青木がラリアット。
それぞれ得意技を決め合うと、関口が青木にフライング・フォアアーム。笹村がダイビング・ダブルフットスタンプでその中に割って入って打ち込むと、ついに4者がダウン。
ダウンカウントが進む中、なんとかそれぞれが立ち上がると、沙恵が笹村にビッグブーツからカミカゼを決める。しかし、そのまま笹村が
ブリッジで固めて3カウント。まずは沙恵が失格。
3人で試合は続行。関口が青木にコードブレーカーからワキ固め。笹村のダブルニー&関口の619が青木にヒット。関口は青木にデスロック、さらに笹村にフロント・ネックロック。
笹村と関口がアイルビーバックの応酬。青木が関口にジャーマン。関口が腕ひしぎ十字固め、三角絞めへ。笹村がカット。関口にブレーンバスター。カウント2。笹村が熨斗紙。しかし、関口が一瞬にスキを突いて笹村に飛びつき腕ひしぎ十字固め。
笹村が脱落。
ここで、関口と青木に。関口が変型ワキ固め。大外刈り2連発からグラウンドの羽根折り固め。青木はラリアット、投げっぱなしジャーマン。関口が首固め。青木がキックアウトすると、正面からのラリアット。カウント2。ここで切り札のジャパニーズ・オーシャン・バックドロップ・ホールドを決めて、3カウントを奪い取った。
2017年組の戦いを制した青木がCブロックの1位通過を決めた。
7,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
上谷沙弥(17分25秒、エビ固め)世羅りさ
※上谷が1位通過。7•14後楽園での準決勝で青木と対戦。


Aブロックは世羅と上谷による1位決定戦。勝ったほうが決勝トーナメント進出となる。
世羅の入場時にいきなり、上谷がドロップキックで奇襲を賭ける。そこから場外戦に突入。世羅は上谷を客席に投げつける。リングへ戻すと、串刺しエルボー。
さらにダブルニーを投下。そして、ジャイアントスイング。上谷はエルボーで返していくも、世羅もエルボーで返す。
世羅はセラリズムバスターから、リバーススプラッシュニーもカウント2。さらに逆エビ固め。世羅が串刺しジャンピングニーからトップロープに上るも、上谷がドロップキックで迎撃すると、戦場はエプロンに移る。
世羅がエプロンでの羅紗鋏を狙うが、上谷が足をバタつかせて逃れるとエルボー連打。
ビッグブーツ狙いも、世羅がキャッチすると、顔から叩きつけてのダブルニードロップ。
再び場外戦。カウンター席に戦場が移ると、世羅が羅紗鋏を狙うが、これを逃れた上谷がビッグブーツから低空ドロップキック。
そしてカウンター席からダイブしてのプランチャ。両者カウント9ギリギリでリングに戻る。
上谷がフィッシャーマンズ・スープレックス3連発。カウント2。世羅がワンツー・エルボー連打からエアーズロックもカウント2。
世羅がロープに振ると、上谷がフライングニールキックを返る。両者ダウン。
上谷はヒザを付いた状態の世羅にエルボー連打。世羅がファルコンアロー。さらには雪崩式羅紗鋏を決める。カウント2。
世羅がダイビングニードロップを放つも自爆。世羅の突進に、上谷がウラカンナラに切り返すも、世羅が丸め込む。さらに羅紗鋏もカウント2。
上谷がジャンピングハイキックからスピンキック。
半身の体勢の世羅にコークスクリューキック。最後はスタークラッシャーで3カウント。
大熱戦となったAブロックを制したのは上谷だった。場内は大・上谷コールに包まれた。
・抽選会
リングアナのアナウンスにより、7・14後楽園の決勝トーナメント進出者である狐伯、上谷、青木、梅咲がリングイン。リング上での組み合わせ抽選に入った。
チェーン綱引きの結果、準決勝の組み合わせは狐伯vs梅咲、青木vs上谷に決定した。
狐伯が締めのマイク。
「waveのリングなので、狐伯が締めたいと思います。この組み合わせ、7月14日後楽園では誰が決勝に進むか。宮崎さんとのRegina戦を誰が獲得するか。…今大事なかっこいいところで言葉が出なかったんですけど、しっかり見に来てください」
最後は欠場中のシルエタを除く、今年のCATCH参戦28選手による記念撮影からのエンディングとなった。
▼バックステージ
青木「Cブロック、またの名を2017年同期ブロック、制したのは青木いつ希! 全員同点という大変なことになりましたけど、結局、制したのは青木。今年はキャッチ、波女を青木がいただこうと思います。(7・14後楽園では上谷が相手だが?)上谷選手、はじめまして。参戦すると聞いてから意識しなかった人はいなかったんじゃないですか? その中の一人、青木です。この14日まで、上谷沙弥の気になる相手として歩んでいこうと思います。
そして必ず勝ちます。みなさん、2024年、今年のCATCH THE WAVEは、ついに、青木が制するときですからね! よろしくお願いしまーす!」
上谷「決勝トーナメント、進出決定しましたー! 世羅りさ、強くて、前回(公式戦で)やられてたぶん、絶対にやり返そうと思ったし、こんなにバチバチやり合える相手を見つけられたのは大きな財産だった。そして準決勝の青木いつ希? うるさくて暑苦しくて、メチャクチャ面白そうなヤツじゃんかよ! スターダム代表として出てるんで、優勝しないわけにはいかないです。青木いつ希、楽しみにしてるからな!」
狐伯「(記者に)ルチャブロック、強敵でしたよね? だけど、頑張ったと思います。本間さんに2勝したのと、シルエタに勝ったの。(今日の決め技は?)今日と同じ技なんですけど、メキシコ人からパクらせていただきました。名前は…まだないです! (7・14後楽園の梅咲戦は?)梅咲も強敵ですけど、シングルで何度か勝ったことがあるから自分を信じて勝ちたいと思います。この波女、優勝して100万円はもちろんもらうんですけど、
宮崎さんからReginaを取るのは狐伯だと思ってるので。最後まで応援よろしくお願いします!」
梅咲「今回、SAKIさん、妹加さん、花園さんとさせていただきましたけど、まさか花園さんに負ける…というのは想定外でしたけど、しっかり1位通過できてよかったです。(7・14後楽園では狐伯との対戦だが?)狐伯さんとは周年のときにもシングルをやらせてもらったので、その時を振り替えりつつ、しっかり3カウントを取りたいと思います。今回のCATCHはイチゴがシャツに書かれてるので、『ミスいちご』としてしっかり波女になって、100万円を取りたいと思います!」
2024.06.23

「SHIZUOKA WAVE〜FUJI・7〜」

日時
6月23日 日曜日
観衆
234人
場所
ふじさんメッセ
taisenn
1、SHIZUOKA・チャレンジwave(15分1本勝負)
⚪︎本間多恵(12分11秒 タエロック)炎華⚫︎
taisenn
2、CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
△<2勝1分=5点>八神蘭奈 (時間切れドロー)ChiChi<2勝1分=5点>△
※同点の為、7・3新宿大会で1位決定戦を行う。
taisenn
3、CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
△<-1点>シン・広田さくら(12分52秒 場外リングアウト)△<-1点>チェリーvs<ゲスト>伊藤薫△
※広田、チェリー、米山が−1で同点の為、7・3新宿大会で7・14後楽園大会の残り1枠を決める。
taisenn
4、CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
⚪︎<2勝1敗=4点>狐伯(12分15秒 ジャックナイフ固め)ダーク・シルエタ<1勝2敗=2点>⚫︎
※狐伯と本間が4点で並んだ為、7・3新宿大会で1位決定戦を行う。
taisenn
5、CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
△<1勝1敗1分=3点>青木いつ希(時間切れドロー)沙恵<3分=3点>△
※青木、沙恵、関口、笹村が3点で並んだ為、4WAYで1位決定戦を行う。
taisenn
6、CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
⚪︎<2勝1敗=4点>世羅りさ(13分20秒 13分20秒 片エビ固め)上谷沙弥<2勝1敗=4点>⚪︎
※羅紗鋏。世羅と上谷が同点になった為、7・3新宿大会で1位決定戦を行う。
taisenn
7、SHIZUOKA・デンジャラスwave(30分1本勝負)
⚪︎宮崎有妃&夏実もち(24分28秒 片エビ固め)DASH・チサコ&柊くるみ⚫︎
※囲碁デスバレーボム
2024.06.16

「Detras de Lazona vol.22」

日時
6月16日 日曜日
観衆
54人
場所
アミスタ
・抽選
 スクランブルwaveに出場する4選手が入場。waveロゴの幕の下にチェーンがあり、それを引き合ってカードが決定。抽選の結果、宮崎と炎華、狐伯と広田が引き合い、タッグチームが決定。この結果、宮崎&炎華対広田&狐伯というカードが決定した。

1,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
〈2勝=4点〉 ChiChi(9分41秒、グラウンド卍固め)香藤満月<1分2負=1点>
※香藤は1点でリーグ戦終了。


 香藤はこれまで1敗1分けの1点、Chi Chiは前日、初の公式戦で2点をゲット。香藤はこれが最終戦となる。
 まずは両者握手。ロックアップから香藤が押し込むもクリーンに分かれる。
再度、ロックアップでの押し合い。Chi Chiが体を入れ替えてエルボー一撃。
香藤は手四つを要求。Chi Chiが応える。香藤がフィンガーロックで押し込むと、Chi Chiはブリッジから上体を起こす。香藤はタックルで倒す。Chi Chiは跳ね起きすると、館内から拍手が沸き起こる。
エルボー合戦からChi Chiがビッグブーツ、そしてドロップキック。ストンピングを連打する。串刺しエルボーを2連発からギロチンドロップ。キャメルクラッチを繰り出す。そして、「よっしゃ投げるぞ」とアピールして、香藤の巨体をボディスラムで投げようと挑むが、逆に投げつけられる。
 もう一度、香藤がボディスラムで投げつけると、さらにあと二発続け、合計4発投げつける。
 走り込んでのボディプレスは2カウント。巨体が空から降ってきたChi Chiは悶絶。続けて、ロープの振り合いから体を入れ替えたChi Chiは卍固めに取るが、香藤は上体を起こして、振りほどく。5分経過。香藤の串刺しコーナーアタックはChi Chiが足を出して阻止。Chi Chiがミサイルキック。さらに串刺し式ビッグブーツを連打。さらにセンターでもビッグブーツを一撃。カウント2。バックドロップ狙いでバックに回るが、香藤が後頭部にエルボーを落とす。Chi Chiはエルボー。香藤も打ち返す。
Chi Chiがエルボーを連打するも、香藤も打ち返すと、ロープに振ってのタックル。串刺しタックルから低空ドロップキック。2カウント。
そして逆エビ固め。Chi Chiが辛うじてロープブレイク。Chi Chiは回転エビでの丸め込みを狙うが、香藤が途中で腰を落とす。Chi Chiはトラースキックからビッグブーツも2。残り1分。トップロープからミサイルキック。残り時間が少ない中、Chi Chiは卍固めで勝負をかける。先ほどは上体を起こされたが、このままグラウンド卍へ移行する。
残り30秒。香藤が耐え抜くかと思われたが、Chi Chiは力を振り絞り、時間切れ寸前でギブアップ勝利。これでChi Chiは前日に続き、2点獲得の4点となり、6・23ふじさんメッセでの対決で同じく4点の八神と対戦し、1位通過を賭けることとなった。香藤はリーグ戦を1点で終了した。

・バックステージ

Chi Chi「今日は体重差もだいぶあって、結構きつい戦いになって、本当はもっと早く終わらせるつもりが、ギリギリになってしまって焦ったんですけど、本当にもう死ぬ気で卍を絞ったので、なんとか勝てました。(八神戦について)スターダムでいろいろもまれていると思いますが、自分もデビューしてから1年ちょっと、本当にレジェンドの方にもまれにもまれ、フルボッコにされ、経験値としては同期の中で一番得ているのではないかと思っているので、すべてをぶつけて優勝を目指していきたいと思っています」

2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<1勝1分1負=3点>しゃあ(時間切れ引き分け)ゆづき<2分1負=2点>
※しゃあは3点、ゆづきは2点でリーグ戦終了。


 ゆづきは1敗1分で1点、しゃあは1勝1敗で2点、これがともに最終戦となる。まずは手四つを要求するゆづき。左手を取って絞る。しゃあが右手を取ろうとジャンプするが、リーチの差で届かず。今度は、両手での力比べ。ゆづきが有利となり、腕をクロスさせてのサーフボード。ここから羽根り固めに持っていく。続けて、ロープに顔をこすりつけて、ヘアホイップ。コーナーで顔面を踏みつける。
ゆづきはフェースクラッシャーから鎌固め。ゆづきの髪を引っ張って脱出したしゃあは「鎌固めは私のものだー」と鎌固め返し。しゃあはトップロープに上るが、ゆづきがロープをゆらすと、バランスを崩す。ゆづきはタックル。ロープに振ってラリアット狙いも、しゃあが腕を取っての腕ひしぎで切り返す。
ロープに逃れられると、背後からスリーパーに取るが、ゆづきは上体を起こす。おんぶの形となり、コーナーにぶつけて回避。ゆづきは続けて串刺しスピアー。
5分経過。
ゆづきのラリアットは空振り、しゃあはフライングネックブリーカー3連発。2カウント。しゃあはトップロープに上るが、ゆづきが迎撃し、デッドリードライブで投げつける。バックを取ってのジャーマン狙いは、しゃあが耐えるも、強引に投げつける。2カウント。ゆづきはブレンバスター。エルボー、しゃあも連打で打ち返す。しゃあのブレンバスター狙いはゆづきが腰を落とす。
しゃあはゆづきのストマックへニーを当てて、再度、ブレンバスターを狙うがこれをゆづきが腰を落として拒否。しゃあは転がせてフォールから腕ひしぎ。ゆづきがロープブレイク。トップロープからミサイルキック。2カウント。
残り1分。しゃあのムーンサルトは自爆。ゆづきはすかさず横入り式エビ固め。2カウント。ファイナルカットも2。ブレンバスターで投げようとするが、しゃあが首固め。これも2カウント。残り時間が迫る中、しゃあはドロップキックからボディスラムで投げたところでタイムアップとなった。ゆづきは2点、しゃあは3点でともにリーグ戦が終了した。


3,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
<1勝1分1負=3点>関口翔(11分30秒、両者リングアウト)沙恵〈2分=2点〉
※関口は3点でリーグ戦終了。


 関口は1勝1敗の2点でこれが最終戦。沙恵は昨日の引き分け1点に次いでこれが2戦目となる。沙恵はオーバーマスクをかぶって登場。関口の握手を沙恵は拒否。
 バックの取り合いから、関口は腕を取る。沙恵はトーホールド。その後もグラウンドの攻防が続く。関口がロープに振ると、沙恵がタックル。関口が場外へ吹っ飛ぶ。場外の関口が「来いよ」と挑発。沙恵も「おまえがこっちに来いよ」と返す。関口「あおるねえ。来いよ」沙恵「いいよ、行ってやるよ」と沙恵が場外へ出ると、すかさず関口がリングへ戻り「こっち来いよー」と挑発。エプロンへ戻った沙恵にドロップキック。エプロンに沙恵の腕をぶら下げてフットスタンプ。さらに鉄柱に腕を打ち付ける。リングへ戻り、セカンドロープからミサイルキックも2。ロープに沙恵を張り付け、右腕にドロップキック。2カウント。
 さらに関口は足で右腕へののアームブリーカー。ストンピングを右腕に落とす。そして三角締めと右腕へ集中攻撃。沙恵が苦痛にゆがみながらも、なんとかロープへ。
 関口はエルボーを打ち込み続けるも、沙恵が背後から引っ張り倒すと、ボディスラム。ギロチンドロップを落とすが2。コーナーに押し込んで、足で顔面を踏みつける。
 沙恵はエルボー。関口もエルボー返し。沙恵は顔面をつかんでかきむしる。
関口はブーメランアタックからドロップキック。沙恵がフォールを返したところをワキ固めに取る。関口が再び沙恵の右腕を捕らえてコードブレーカー。エルボーを打ち込み、「来いよ」と檄。沙恵はビッグブーツ。ここからエルボーとビッグブーツの打ち合いに。沙恵が串刺しエルボーからのスピアー。さらにコーナーへ誘い出すと、タランチュラ。続けてビッグブーツを打ち込む。
2カウント。「しぶといな、おい」と沙恵。沙恵が持ち上げるも、体を入れ替えた関口がスリーパー。沙恵がコーナーにぶつけて回避。ビッグブーツでエプロンへ落とす。

エプロンでの攻防となり、関口はコードブレーカー。ここから場外戦となり、沙恵は会場の柱へ関口をぶつける。そしてイスを乱打。関口もイスを持って打ち返す。カウントが進む中、沙恵はリングへ飛び込もうとダイブするが、関口が足を引っ張る。結局、足が入りきらずカウント10。両者リングアウトとなったが、試合後もリング上で打ち合う大乱闘に発展。セコンド陣が必死に止めに行くが両者1点ずつと言う結果となった。


4,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
<2勝1負=4点>梅咲遥(7分15秒、ラ•マヒストラル)尾崎妹加<1勝1分1負=3点>
※梅咲が4点でBブロック1位通過が決定。尾崎は3点でリーグ戦終了。


 すでに3点獲得の妹加は勝てば堂々の1位通過。梅咲が勝てば、4点で妹加を追い抜くが果たして…。
両者クリーンに握手。妹加はラリアット、梅咲はドロップキックを狙うが、ともにかいくぐる。エルボー合戦から、妹加が串刺しラリアット。二発目は梅咲がキックで防ぎ、コルバタからドロップキック。妹加は場外へエスケープ。梅咲も追いかけ、鉄柱に当てるが、妹加はエルボーを乱打。場外ボディスラムを決めてからリング内へ。
妹加がエルボーを落とすも2。梅咲がフライングネックブリーカーからフットスタンプ。妹加はアルゼンチンで持ち上げようとするが、梅咲はなんとか回避。それでも妹加は串刺しラリアット。梅咲は串刺しドロップキックでやり返す。さらに低空での顔面ドロップキックを浴びせる。続けて、エルボー合戦
から、「どーした、オラー!」と妹が檄。そして重いエルボーを3連発。梅咲も打ち返すが、妹加はまたも重いエルボーで梅咲を倒す。妹加はブレンバスター狙いも梅咲が投げ返す。梅咲の突進を妹加は担ぎ上げてアルゼンチンバックブリーカーへ移行。さんざん、絞ってから前方へ投げつけるもカウント2。
5分経過。妹加がセカンドロープからダイビングセントーンは自爆。梅咲がミサイルキックからキューティースペシャル。続いてジャーマン狙いもエルボーで阻止される。ならばと逆さ押さえ込みを狙うが、これも力で阻止される。
梅咲はエルボーから走りこんでのカウンターエルボー。妹加もラリアットを食らわせると、梅咲を引きずってコーナー付近へ。セカンドロープからのダイビングセントーンをさく裂させ、カバーに行くが、これを梅咲は切り返してのフォール返し。妹加は2カウントではねのけたが、この勢いでマヒストラルを決めるとついに3カウント。大熱戦に終止符を打った。
妹加は3点で終了、梅咲は合計4点で1位通過が決定。「お前絶対勝てよ、宮崎さんのとこまで行って絶対倒せよ、そのベルト私が挑戦する」と妹加は言い残してリングを後にした。

・バックステージ

梅咲「Bブロック優勝しました、梅咲遥です、イエーイ。みなさん、せーの、(記者「おめでとー!」)ありがとうございます。SAKIさん、妹加さん、花園桃花さん、どんな戦いになるかと思っていたんですけど、花園さんには負けるし、何が原因なのか自分でもつかみ切れていないんですけど、とりあえず1位通過できたので、あとは誰がブロックで勝ち上がってくるのか。自分は後楽園の決勝しか見ていないので、決勝トーナメント
でちゃんと決勝行けるように頑張りますので、引き続き、応援よろしくお願いします。
(今日の妹加戦について)妹加さんとはタッグで当たることがベルト戦線で多くて、シングルは一回もなかったのでどんな感じになるのか、読めない部分が結構あったんですけど、最初から力で勝ちに行くつもりは全くなく、スキを
突いて丸め込む作戦しか考えていなかったので、それが今日はいいふうに流れたなと思います!」

・インフォメーション

 リーグ戦の経過をおさらいするとともに、ふじさんメッセ大会のカードを発表。
 ・広田対チェリー対<ゲスト>伊藤薫
 ・狐伯対シルエタ
 ・世羅対上谷
 ・Chi Chi対八神
 ・青木対沙恵
 なお、宮崎と炎華のカードは近日中の発表となる。来週土日の静岡県は曇りとのこと。
 
5,スクランブルwave(20分1本勝負)
シン・広田さくら&狐伯(15分58秒、ヨーロピアンクラッチ)宮崎有妃&炎華︎
※試合前、抽選で組み合わせが決定。


 激闘のリーグ戦を終え、メインはスクランブルwave。広田と狐伯による広田のテーマ曲に合わせてのポージングを取る。
 広田&狐伯は先発を決める際、「任してください、行きます」と狐伯が手を挙げる。広田は「ふじさんのカード聞いた? 聞いててさ、私のカード知ってる? 伊藤薫さんと…それを聞いての直後だから、ちょっと頼むわ」と直前の発表に動揺を隠せない様子。
狐伯「動揺してるんですね」広田「ちょっと落ち着けよう」というやり取りがあり、先発は炎華と狐伯でスタート。
 炎華コールにリズムを取る炎華。狐伯が腕を取りグラウンドからアームロックへ。狐伯は一回転して腕のねじれを回避すると、アームホイップ。ドロップキック。宮崎へタッチ。宮崎がエプロンの広田に一撃。広田は場外へ。狐伯に対して首投げからキャメルクラッチに捕らえる。宮崎が狐伯の髪をつかむと、広田がカットに入る…かと思えば、ロープワークを何往復もしたのち、「逃げろ逃げろ」と檄を飛ばすのみ。
宮崎「何かすると思っただろ」広田「何もしねーよ」 
宮崎の串刺しラリアットは狐伯が回避し、バックを取る。広田がすかさず入ってきてボ・ラギノール。狐伯&広田がトレイン攻撃で広田のタックルから狐伯のドロップキック。狐伯はブレンバスター狙いから逆さ押さえ込み狙い。いづれも宮崎が堪えると、炎華が入り、狐伯へコルバタ。狐伯は炎華の足をすくって低空DDTから低空ドロップキック。続けて、広田が宮崎の腕をつかんでロープ渡り。今日は、ジャンプを二度にわたり成功したが、さらに観客の「もう一回」コールに触発され、3度目で失敗。
5分経過。
宮崎&炎華のダブルブレンバスターをダブルDDTで切り返して、四つん這い
状態の二人へダブルボ・ラギノールを決める。宮崎、炎華は場外転落。広田がトペ狙いもこれは腰がロープに絡んで不発。宮崎&炎華は合体シーソープレスの体勢に入るも、広田が足をすくいバランスを崩す。マットに寝そべる宮崎へ「いつもより高くジャンプするぞー!」と高田純次を仕掛けると、今日は宮崎のボディに足が引っ掛かることなく、ジャンプに成功。しかしフィニッシュシーンで剣山を食らい不成功に終わる。「まさかこの技が見破られるとは…オマエが代わりににやるってことかー!」と広田は宮崎に高田純次を指示。
宮崎はジャンプをして、ロープから戻ってきたが、ここで広田が起き上がってストンピング。
「これはな―、年齢制限があって、二冠で挑戦待ってる人がやっちゃダメでしょう。おばさんに変わりはないですよー。もっと高田純次にふさわしい選手いるでしょー」と広田が若い選手からの立候補を待つ。すると、炎華が「若いので…」と手を挙げる。広田は「誰がやらせるか、てめー。なんか若いとか鼻につく」とすかさず却下。「ずっとやりかったヤツ、手をケガして、それでもリングに上がった狐伯、やるかー」と狐伯を指名する。しかし、狐伯は「そういうのやってないんで」とつれない態度。「おまえ、恥かかせやかがってー!」と広田が困惑していると、シビレを切らした宮崎が「タニーちゃん!」と、ゆづきのセコンドに来ていたタニーマウスをリングへ呼び込む。ここで「ヒュ~」
と広田を飛び越える懐かしのNEOマシンガンズ連携。さらに合体攻撃からフォールに入り、「スリーだろー!」ポーズ。
一通り終えると、炎華がドロップキック。広田はエルボーで返す。炎華もエルボー。広田は「いつの間にか、いいエルボーができるうようになったな…」と話しているところで再度、エルボー。広田が「エルボーは己の魂…」と講釈をたれようとしたところ、さらにエルボーを打つ。「この先、どんどん壁に
ぶち当たって…」と話し始めたところで、またもエルボー。「いましゃべってるところ…」とクレーム入れようとしたところでもエルボー。さらに口封じのドロップキック。狐伯がカットに入ると、宮崎と炎華がクロスラインを決めようとする。しかし、狐伯がアームホイップでそれぞれ投げつけると、さらにダブルの低空ドロップキック。
炎華は広田へ逆さ押さえ込みも2。さらにSTFで絞る。狐伯がカット。狐伯が炎華にエルボー。味方の広田にも檄のエルボー。「しっかりやって」と狐伯。炎華はブレンバスターへ行こうとするが、広田が首固めで丸め込む。
狐伯がカットに入るが味方の広田をも痛打。「よけいなことすんな、でしゃばりが」と広田は喝。炎華は広田へ回転エビも2カウント。今度は狐伯がカットに入らず。「なんで来ないんだよー」と広田は抗議。広田は炎華の後方回転エビを防ぐと、シャイニングウイザードを敢行。「自分でなんとかしたら」とここで狐伯にタッチ。狐伯がドロップキック。コーナーに振るも、炎華はブーメランアタック。さらにコルバタから側転エルボー。ドロップキックと畳みかける。
エプロンから炎華が狐伯を突き落そうとする。宮崎が広田をボディアタック。宮崎&炎華のシーソープレスは広田が剣山で回避。狐伯がミサイルキック。狐伯&広田によるシーソープレスは炎華が剣山で返す。宮崎は広田へ串刺しラリアット。狐伯にもラリアットを決めて、炎華をカバーに乗せるも2カウント。 15分経過。炎華はトップロープへ。広田が突っ込むと、1回転して着地。広田がトップロープに上ると、宮崎がロープを揺らす。広田は股間を打ち場外転落。炎華は狐伯へ回転エビ。狐伯も切り返す。エビ固め合戦となるが、ともに2カウント。炎華はジャパニーズレッグロールクラッチも、狐伯がヨーロピアンに切り返して逆転の3カウント。20分を超える壮絶な試合を狐伯が勝利で飾った。

勝利の狐伯がマイク。
狐伯「広田さん、自分はラリアットも食らって一番ダメージありますよね。何一番、ダメージあるようにしてるんですか」
広田「あんたのダメなことはそういうところだよ。自分のことで精いっぱいであそこで何が起こったかわかっていない。
見てないから、そういうところ」
狐伯「全然見てないです。広田さんふじさんメッセ頑張ってください。試合前は淡水化物、大事なんですけど、あまり食べな
いほうがいいと思います。みんなのために」
広田「やられる前提じゃねえか!」
狐伯「自分はCATCHはまだ一戦残っていて、(ふじさんメッセで)シルエタとやるんですけど、自分は勝つので、広田さんも頑張ってください」
こうして狐伯は6・23ふじさんメッセで伊東薫と当たる広田へエールを送り、大会のシメとなった。
2024.06.15

『帰ってきたCHIBAWAVE JUNE』

日時
6月15日 土曜日
観衆
77人
場所
2AWスクエア
1,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
〈1勝=2点〉ChiChi(6分40秒、体固め)リアラ<1負1分=1点>

 Chi Chiが遅ればせながら、初の公式戦。一方、リアラは1分の1点でこれが2戦目となる。ChiChiの所属であるエボ女ではセミレギュラー的に参戦しているリアラだが、果たして…。
まずはリアラから握手を求め、Chi Chiもそれに応えるといきなりの首固め。さらに横入り式エビ固め。さらにエルボーと序盤から積極的に攻めていくリアラ。Chi Chiもエルボーでお返し。リアラはロープに飛ばすが、Chi Chiはカウンターキック。ボディスラムからフォールも1。
Chi Chiは串刺しエルボーを2連発からキャメルクラッチへ。もう一度、ボディスラムからギロチンドロップキックを降下も2。
Chi Chiはスリーパーに取るもロープブレイク。「一発行くぞー!」の声でロープに振るもリアラがドロップキックで返す。Chi Chiが倒れずに吠えると、リアラはもう一発。さらに3発目でついに倒すことに成功。アンクルホールドから、串刺しエルボー。2発目を狙ったが、Chi Chiがキックで返し、さらにミサイルキック。
そして串刺しのビッグブーツ2連発。顔面ウォッシュから、ロープに振ろうとするが、リアラは体を入れ替えて、アンクルホールドで締め上げる。
5分経過。
Chi Chiがロープに手を伸ばす。ロープブレイクにもたれるChi Chiの背後からドロップキック。そして低空ドロップキック。
Chi Chiはトラースキックで返すと、さらに正面からのビッグブーツ。ノーザンライトスープレックスは2。ここで弧を描くバックドロップを決めて3カウント。Chi Chiが初戦で1勝をもぎ取った。
・バックステージ
Chi Chi「リアラはエヴォリューションのメンバー、(仮)でもあるので、一回オーディション落ちてて、意気込みを語って、這い上がってきたので、そこはエヴォリューション所属としても、リーグ戦の初戦としてもつぶして行かなきゃいけないと思って、全力で戦わせていただきました。まあ、アンクル(ホールド)が効きましたね、結構…。(リーグ戦残り試合の抱負は?)明日がディアナの満月選手との試合になりますね。96キロ? あるので自分と多分、40キロくらい差があるので、実質2対1みたいな感じにはなってしまうんですけど、自分は大きな選手と、キャリアのある選手、レジェンド級の選手とたくさん戦ってきたので、そこの経験値が違うと思うので、そこで、うまく丸め込んでいけたらいいなと思います。力では勝てないと思うので。頭を使って戦っていきたいなと思います。あと、スターダムの八神蘭奈選手、初めてですけど…満月さんとも初めてですけど、蹴りが得意なので、ただもう私も同期ではあるんですけど、私のほうが9カ月くらい早くデビューしているので、9カ月ってもう全然違うと思うので、その9カ月で養った経験値と、すべてをぶつけていきたいと思います」
2,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
<-1点>シン・広田・さくら(11分30秒、エビ固め)米山香織〈-1点〉
※もう一人はアマポーラ<ゲスト>。

 数年ぶりに来日したアマポーラが来日第一戦で、まさかのエリザベスブロック参戦となった。そして広田はー2点であり、この試合に負ければリーグ戦失格となる。アマポーラのセコンドにはシルエタとともに、アマポーラいわく「とてもトモダチ」である二上会長が就く。
米山「今日は、アマポーラさんのために、メキシコ語勉強してきました。オラ―、コモエスタ―、 ビエン?(こんちにわ、元気ですか?)」
アマポーラ「ビエン、イ、トゥ?(元気です、あなたは?)」
米山「ビエン、グラシアース(元気です、ありがとう)」と意気投合。まずは二人で広田狙い。広田は必死に防御。すると、米山が再び話しかける。
米山「今日は広田さんのために、日本語も勉強してきました。いまマイナス2点、今日負けたらリーグ戦脱落。ライバルを減らしたいので、あなたを狙っていきたいです」
広田「あんたさあ、ポーラさん何もわからないじゃないの、せっかくメキシコから来たのに。私がいま訳してあげるから。ムーチョグスト、米ちゃん、いますごいポーラの悪口、悪口!」
アマポーラ「(日本語で)ナニー!」
米山とアマポーラが広田と連携でダブルのキック。米山を場外へ落とす。ハイタッチすると、広田は「ビバ、メヒコー!」。今度は広田がアマポーラに攻撃を加えようとロープに走るも、場外の米山が足を引っ張り、倒れた広田にアマポーラが低空ドロップキック。広田をロープに張り付け、米山がラ・カチョーラ。そして「ビバ、メヒコー!」とアピール。反対側の場所でも再度、ラ・カチョーラ。
アマポーラは広田にカウンターエルボー。広田がスタナーで返すと、プロレスLOVEポーズ。「わかってるだろ、そのまま寝とけよー」と日本語でアピールすると、アマポーラは寝たまま。ここで、高田純次の流れに持っていくが、剣山でカットされる。
広田「ちょっと待って、まさかそんなに激しく来るとは。オマエが代わりにやるっていうのか―」
広田が寝ると、アマポーラが途中までは高田純次のフォームをするものの、最後はストンピング。ブーイングが起きる場内。クレームを入れようとする広田だが、アマポーラはさらに激しくストンピング。「5分経過、シンコミヌートス」というリングアナの案内に、広田は「あーこわ。ミノトスミノトス。意味が分からないくてもしょうがない。高田純次をやってくれる人は誰なんだー!」とアピールする。米山が「はーい」と名乗りを上げるも、「オマエは引っ込んでろ―」と却下。「いま(アマポーラが)やる気になってただろ。もう一回ね、モヒート、モヒート」。ここで再びアマポーラが高田純次に行くかと思えば寝ている広田にセントーン。カバーに入ると、米山がカット。広田&米山がロープに振るも、アマポーラはダブルのラリアットで回避。米山が広田をエビに丸めようとするも、回転途中でアマポーラがストンピングを決めてカット。米山はアマポーラへアームホイップを成功させる。
ここで広田は米山の腕を取ると、ロープ渡り。ジャンプも成功したが、二度目は失敗。
広田はボ・ラギノールを挟んで、「ビバメヒコー!」と叫んでの吊り天井狙い。アマポーラが「ガンバレ!」と檄を飛ばしていたが、なかなか持ち上がらないのを見かねてカット。
アマポーラは広田へのど輪落としからのメキシコ流裏4の字。米山がカット。
米山がアマポーラへモンゴリアンチョップ、アマポーラもチョップで返す。広田がトップロープからフライングボディアタックで二人まとめてフォールも2カウント。
アマポーラは広田へスピアー。広田、米山がアマポーラへドロップキックを連発。アマポーラが場外へ。広田と米山のエビ固め合戦はいずれも2。さらにエビ固め合戦が続いたが広田はうまく足を使ってのエビ固めで米山を丸め込んで3カウントを入れた。
・バックステージ
広田「(-2点からまたも勝利で何とかリーグ戦脱落を免れたが?)はい、もうねー、私は
しぶといよ。今日はねえ、もう何といっても、髪の毛切ったの。(はい、それは感じていました)(笑)。もうねえ、だからねえ、私の意気込み、もう少しもうそろそろ気合入れなきゃいけないなあっていう、その意気込みですよ。ここからですよ。今日ねえ、私がー1点になって米ちゃんが0点でしょ。(いえ、米山選手は今日負けてー1点かと…)あ、そうか!同点か。そして、宮崎さんが0点でしょ。すっごいまだまだ低レベルな争いが…。まだまだ、でもこうやって、1回勝てばものすごい僅差でもう、逆転もありえるっていうことで、これギリギリまでねえ、エリザベスはわからないですね。本当にあきらめないで、私、応援してくれている人、あきらめないで。わたしもあきらめないから。髪の毛も切って、かわいくなったことだし! ショートは素材の良さが引き立つんで、私もこれからだと思っているんで、お見逃しなく」
3,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
<1勝1分=3点>尾崎妹加(8分22秒、エビ固め)花園桃花<1勝2負=2点>

 花園はこれが最終戦。まずは「よろしくー」と握手を求め、妹加も返す。ロックアップで試合開始。花園は押し込もうとするが、まったく動かず。
「どーした、オラー」と妹加。今度はタックルを放つが、妹加には通用せず。3度にわたってタックルを放つも、妹加は倒れず。花園は「無理無理」とあきらめる。花園は「オマエが走れよー」とタックルを要求。妹加が後ろを向いた瞬間、髪を引っ張る。
そして場外へ落とすと、凶器のビッグフラワーで殴打。「よし勝った!」とリングに入る。場外カウントは進み、リングへ入ろうとした妹加に花園はリング内からビッグフラワーで殴打して中に入れず。カウント9ギリギリで妹加は殴打されながらも強引にリングイン。
花園はリング内でもビッグフラワーで殴打から、コーナーに押し込んで、顔面を踏みつける。レフェリーの注意に振り向き「何もしてないだろ」と言いながらも、花園は背後でシャボン玉を発射させ、妹加の顔面に舞い散る。「寝てもらっていいですか?」と妹加を寝させると逆エビを狙いに行く。
妹加が丸め込むが、2カウント。花園はストンピングからスイングDDT狙いでコーナーに座る。これを妹加がブレンバスターで切り返しさらにセントーンを2連発。
妹加のアルゼンチンバックブリーカー狙いは花園が足を必死にバタつかせて阻止。花園は「今度こそー!」と妹加を捕まえると、再びコーナーからのスイングDDT狙いも再度、ブレンバスターで投げられる。すると、花園は「うえ~ん」と泣き出す。「え、悪いの?」と妹加。館内の「謝れ」コールに「大丈夫?」と様子をうかがう。ここで花園は「あ!」と違う方向を指さしての首固め。これを3連発も決めたが妹加はいずれもカウント2。
妹加はアルゼンチンを成功させると、さんざん締め上げ、コーナーへ投げつける。セカンドロープブレイクからダイビングセントーンを投下したが、これは失敗。
花園は3度目の正直でスイングDDTを狙うが、これも妹加はブレンバスターで投げ返す。
その勢いで、セカンドロープからのダイビングセントーンを投下したが2カウント。妹加が突進すると、花園はクラッカー爆弾で威嚇。妹加は一瞬ひるんだものの、すぐさまラリアットをぶち込んでエビに固めて3カウント。妹加はこれで3点となり、一戦を残すのみとなった。
・バックステージ
妹加「今日対戦相手だった花園桃花、初シングルだったんですよ。明日当たる梅咲遥とは
前回、(花園が)勝ってるっていうことでちょっとビビっていたんですけど、今日、勝った
ということで、花園に勝った私は、明日の梅咲にも勝てると思います。勝ったら私、ブロック優勝できるんで、この調子で明日も勝ちます。今3点なんで、5点にしてやり
ます!」
4,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
<1勝2敗=2点>ななみ(11分12秒、ノーザンライトスープレックスホールド)櫻井裕子<1勝2負=2点>

ともに2戦を消化しており、これがリーグ最終戦。開始早々、両者がタックル合戦もともに倒れず。続けてエルボー合戦へ移行。
ななみがエルボーで押し込む。続けてタックルで倒すと、櫻井がボディスラム。ななみも投げ返す。ななみがコーナーに上がり、スリーパーで吊り上げる。そして再びタックルを決めたが2カウント。
櫻井はコブラツイスト。そして串刺しエルボーからタックル。ななみはエルボー。ならばと、ビッグブーツで返す櫻井。この意地の攻防が続く。
ななみは背後からスリーパーに取ると、グラウンド式へ移行。ロープブレイクとなると、ななみがコーナーへ。
櫻井はエルボーで迎撃し、デッドリードライブ。さらにビッグブーツからスタンディング式のドラゴンスリーパー。
ななみがロープに逃れると、再度、ランニング式のビッグブーツ。ななみが丸め込みで流れを変えるも、櫻井が追走式エルボー。そして変形のフェースバスター。
ななみは2で返す。櫻井はもう一度、ドラゴンスリーパーに決めるが、ななみも体を入れ替えてスリーパーで切り返す。これもグラウンド式へ移行する。櫻井はロープへ。
ななみがロープに走るも、櫻井が追走式ラリアット。櫻井はファイナルカット。ななみも裏投げ。
10分経過。
さらにななみはセカンドロープ、さらにはトップロープからフライングボディプレスと連続で畳みかけるも2。
ならばと、ノーザンライトスープレックスを決めて3カウントを奪った。ななみは公式戦最後に勝利となり、2点で終了。同じく櫻井も2点で終了した。
・バックステージ
ななみ「1回戦、2回戦、負けてしまって、最後櫻井さんということで、シングルは今までは3回、4回くらい、結構やらせていただいていたんですけど、お互いリーグ戦最後と言うこともあって、緊張もしてましたし、負けたくないって気持ちが裕子さんの中にも多分あったと思います。でもその中で勝てたのは自分が今まで裕子さんに負けたりとか、引き分けで終わって悔しい思いをすごく重ねていたから、その分、今日は勝てたのかなって思います。最後、握手したかったんですけど、払われてしまって。それはきっと、今日で終わりじゃないっていう意味だと自分は勝手にとらえています。これからも裕子さんとたくさん戦います」
5,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
<1勝1負1分=3点>笹村あやめ(10分14秒、両者リングアウト)沙恵〈1分=1点〉


沙恵はこの日、リーグ戦初参戦。そして笹村はこれが最終戦となる。同期対決でもあるこの一戦、沙恵は握手を拒否。
まずはタックル合戦は沙恵が吹っ飛ばす。笹村は低空ドロップキックも、2発目はすかされる。沙恵が攻撃を続けようとするも、笹村は場外へエスケープ。「下げろー」と笹村。
沙恵はリングへ入ろうとする笹村をストンピングでまたも場外へ落とすも即座にリングイン。沙恵はコーナーにぶつけてから、顔面ウォッシュ。
笹村のエルボーに対して、沙恵はキックで反撃。笹村はエルボーを連打。沙恵はキックから、ボディスラム。ギロチンを降下も2。続けてスリーパー。
笹村はロープに逃れる。笹村は沙恵のキックをかわすと、コーナーを使ってのドロップキック。沙恵が顔面キック。
コーナーに振るも、笹村はタランチュラで切り返す。続けてミサイルキックは空振り。沙恵がランニングキックで場外へ落とす。
ここから場外戦。鉄柱へぶつける。笹村は先にリングに戻ると、上がろうとする沙恵に低空ドロップキック。さらにはプランチャ。そしてミサイルキックを放つ。続けてノーザンライトスープレックスは2カウント。笹村はエルボーの連打からトップロープへ。沙恵が蹴り落とし再び場外へ。笹村がエルボーから場外ブレンバスター。
そして椅子で乱打。沙恵が倒れている間に、笹村は館内のエアコンのに上っての宇宙人プランチャ。さらにイスを連打すると沙恵も息を吹き返してやり返す。ここで10カウントが打ち鳴らされ、両者リングアウトの裁定が下された。
6,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
<1勝2敗=2点>杏ちゃむ(10分、あの技<省略>)狐伯<1勝1負=2点>

6・1岡山で復帰した狐伯は6・7新宿よりようやくリーグ戦開始。この日は2戦目の杏ちゃむ戦。杏ちゃむはこれが最終戦。まずは互いにルチャの風を吹かせる攻防を見せる。
狐伯は顔面ウォッシュを決めると、串刺しドロップキックを2連発。
続けてドロップキックは空振りとなり、杏ちゃむがセントーンからアームバー。さらに顔面ドロップキックを浴びせると、狐伯は場外転落。
。杏ちゃむは場外の通路から走り込んで、エプロンの狐伯へスライディングキック。場内へ戻りカバーも2カウント
続けての腕ひしぎ狙いは、狐伯が上に乗りフォール。エビ固め合戦はともに2カウント。
5分経過。
狐伯は足をすくうと、ドロップキック。エルボー合戦へ突入。両者互角の打ち合いとなる。狐伯はDDT、杏ちゃむは延髄蹴り。スワントーンボムを投下したがこれは自爆。
狐伯は三角締めを決めたがロープブレイクに。狐伯は顔面キック。エルボーからロープへ持たれかかる杏ちゃむへ背後からのニー。そして正面からもニーを打ち込む。2カウント。
狐伯がノーザンライトスープレックスを決めたが2カウント。杏ちゃむはトラースキック
からバズソーキック。
フォールを返すとすかさずワキ固めに取る。これは狐伯がロープへ逃れたが、立て続けに杏ちゃむは腕と足を決める複合技の「あの技」へ。これがガッチリ決まり、狐伯はギブアップとなった。
杏ちゃむは最優先で勝ち点2点を獲得し、ルチャブロック終了となった。リーグ戦はこれで6・23ふじさんメッセの狐伯対ダークシルエタ戦のみとなった。
・バックステージ
杏ちゃむ「自分はリーグ戦で先に2回負けてしまって、即リーグから負けてしまって、上に行けないという状態だったんですけど、今回、狐伯は自分の同期として、絶対に負けたくないと思ったし、(6.1)岡山大会で私が1本取って向こうに1本取られて、1-1の状態で同期に挑むというのは本気で勝ちたいと思って、ここで勝てて良かったと思うし、狐伯はまだまだリーグが残っているので、そこは同期として上に上がってほしいなと思います。本当に今回の結果は悔しいけど、でも、もっと次に頑張りたいなと思います」
7,CHIBA・スクランブルwave(30分1本勝負)
〇宮崎有妃&ダーク・シルエタ&香藤満月(20分8秒、片エビ固め)炎華●&青木いつ希&関口翔
※ラリアット。


リーグ戦が並ぶ中、この日のメインとなったのはスクランブルwave。メンバーを見るとまさにスクランブルな顔ぶれが並ぶ。
まずは炎華組から入場。炎華をセンターに3人でポーズを作ると「かわいいー」の合唱となる。6人が入場し、「お願いしますー!」と大声で先制をかける香藤。これに青木が倍返しの音量で「よろしくお願いしまーす!」と言い放つ。
「おけー、出ます」と青木。宮崎組は香藤が先発。「よっしゃ行くぞー!」と天を見上げて吠える青木。ロックアップから「ウワー!」と吠える香藤。これに対して「ウワー!」と吠え返す青木。さらにお互い、顔を突き合わせて「ウワー!」と絶叫し合うと、互いにタッチに戻る。
「ナンデー?」と疑問を投げかけるシルエタ。いっぽう、青木は炎華にタッチ。ロックアップ。炎華が押し込んでエルボーを放つ。シルエタはアームホイップからトーホールド。
インディアンデスロックとキャメルの複合ジャベに持っていき、さらにここから弓矢固めに移行。ヘッドロック。
腕の取り合いは炎華が回転して取り返す。炎華はアームホイップからコルバタ。側転エルボーからアームホイップ。
さらに互いに足を取り合いルチャの攻防。宮崎とシルエタのダブルは炎華が分断。シルエタをコルバタで投げる。
さらに宮崎の腕を取り、足でシルエタを固定し、二人をまとめて投げる。関口がシルエタへ串刺しエルボーからフェースバスター。
さらにネックブリーカー。関口のエルボーに対して、シルエタはチョップ。さらにニールキック。そして三点式のミサイルキック。続いて、香藤がボディプレスも2カウント。
香藤は関口へボディスラム4連発。続けてボディプレス。2発目は自爆。関口が低空ドロップキックからワキ固め。香藤がなんとか頑張ってロープへたどり着く。
関口が619。青木が飛び出し、関口がおんぶされる。青木は「2017年仲良しプレスー!」と叫んで合体プレス。成功すると、両者がハイタッチ。宮崎がエプロンから「大好きな同期とダブルできてよかったねー。成功したからうれしくて泣いちゃうかも」と声をかけるも、関口は「泣かないですよー!」と涙をこらえ、エルボーを落としてから青木にタッチ。
シルエタが青木へカットに入り、香藤&シルエタでコーナートレイン狙い。青木がこれを防いで、一人STO&DDTで二人まとめて倒しにかかる。
香藤が青木へエルボー連発にも「効きませんー!」とアピール。そして重い一発を打ち返す。さらに両手を広げると香藤が連発で決める。そして、青木が打ち返す。
「終わりか、おい!」と青木が檄を飛ばす。香藤がエルボー連打。ロープに振るもタックルで青木が返す。香藤ががボディスラムからのボディプレスも2カウント。
宮崎と青木。宮崎がラリアット。青木もラリアットでお返し。さらにもう一発、宮崎も打ち返す。二人とも倒れない。今度は相打ち。まだ倒れない。さらに相打ちとなるも、意地でともに倒れず。最後は青木のラリアットが打ち勝った。青木が宮崎へ背後へのニー。
関口のミサイルキックのアシストから青木が投げっぱなしジャーマン。炎華にタッチ。炎華はコーナーからウルトラコルバタを宮崎に決める。宮崎は場外転落。炎華がトップロープから場外プランチャでダイブ。炎華がトップロープへ。宮崎が迎撃も、青木&関口がカットに入り、背中から投げ飛ばす。炎華がミサイルキック。関口と青木がトレイン攻撃から炎華が側転エルボー。しかし、フライングボディアタックは宮崎にキャッチされる。
青木と関口が押し倒すも2カウント。香藤が炎華へボディスラム。この上にシルエタがボディプレス。さらにその上に香藤のボディプレス。さらにその上から宮崎のセカンドロープからのダイビングボディプレス。関西で言う「千枚漬け」状態。一番下の炎華が悶絶する。宮崎は青木&関口にダブルラリアット。さらにムーンサルトを敢行するも自爆。
炎華が宮崎へジャパニーズレッグロールクラッチも2。6人が入り乱れるなか青木のラリアットが炎華に誤爆。宮崎が炎華へ外道クラッチも2カウント。えびす落としも炎華がブリッジで返す。驚異的な粘りを見せた炎華だが、最後は宮崎がロープを何往復もしてからのラリアットで止めを刺した。
最後は宮崎がマイクでシメ。
「本日はご来場ありがとうございます。CATCHも終盤になってきて、なんとなく結果が見えるところ、まだ、なにがあるかわからないところ、よく優勝して戦う選手、YOUNGで一人、波女取った人で一人、誰がいいですかって聞かれます。私が答えるのは、魅力的な選手が多いから、選べないけど、私waveなんで、ヤングでは炎華、普通のでは狐伯、が勝ってほしいと言います。
でも本当に日々SNSとかやってるんで、すごく見るけど、catchを意識していろんなところで戦ってくれる人とかいるから…(関口に)今日は泣かなくてよかったね。あ、今日勝ってたらマイクで締めれるから…残念でした、すいません。この間(関口の)マイクがありまして、この会場がね、みんな清い心になって、帰ったよね。でもあの気持ちわかるよね。あんたのマイクはすげーよ。あれは涙をそそるよ。私にはそんな力はないけど、でも、私は波女になった人、ベルトしっかり持って待ってます。ここが何点とか、ここがこう勝ったらこう点数になるとか、見てません。エリザベスで手一杯です。
2024年、7月、8月、一番乗りに乗っているヤツが、プロレスの神様がほほ笑むヤツが、チャンピオンになると信じています。全部の結果が出るまで見ません。計算しません。今日はありがとう。(関口に)素敵な同期と…私だって、そう思っているよ。永島、加藤、倉垣、里村、大事に思っているよ。でも、涙腺ゆるすぎるぞ、オマエ。(前回のマイクは)涙があったから良かったけど、文字に起こしたらグダグダだぞ(館内・笑)。
あなたたちと試合すると楽しいよ。炎華、大丈夫か、(リング中央で青木&関口にもたれかかる炎華に)いつまでまえてるんだオマエ。日々の若手の成長も楽しく見ています。オマエ勝ちあがって来いよ、まだチャンスあるのか知らないけど勝ち上がって来いよ、Reginaチャンピオンとして受けて立ちます」
2024.06.07

『KABUKICHO WEEKENDER’24』

日時
6月7日 金曜日
観衆
271人
場所
新宿FACE
1,Future wave(10分1本勝負)
△炎華&Chi Chi(時間切れ引き分け)ななみ&香籐満月△

 まずは奇襲をかけた炎華&Chi Chiがダブルのドロップキック。これに対してディアナ組がタックル攻撃。香藤がななみを担ぎ上げ、連携式のボディスラムを炎華へ落とす。さらに香藤がななみをおんぶしておんぶ式プレスと続く。香藤は炎華へカニばさみ。さらにサーフボードにとらえる。ストンピングからヘアホイップ。続いてななみがコーナーに炎華を押し込む。ボディスラムから逆エビ固め。炎華はロープに。
ななみはボディスラム。2カウント。香藤がロープへ振るも炎華はボディアタック。しかし、香藤は倒れず、これをキャッチして前へ落とす。しかし、ボディプレスは失敗。炎華は低空ドロップキックからChi Chiへタッチ。Chi Chiはランニング式のビッグブーツを連打。
これに対して、香藤はエルボーの連打からベイダーアタック。そして逆エビへ。さらに逆片エビへ移行。Chi Chiはなんとかロープをつかむ。香藤はボディスラムからボディプレス。2カウント。
ななみがタックル。コーナーに振るも、体を入れかえたChi Chiが
卍固め。これをななみが体を持ち上げてChi Chiをコーナーにぶつけて回避。それでもChi Chiはトラースキックからのビッグブーツもカウント2。
炎華がななみへドロップキック。さらにティヘラ。ドロップキック×2。さらにエルボーを連打するも香藤が背後からカットに入る。
炎華とChi Chiの同士討ちを呼び込むと、ななみが丸め込みを連発。いずれも2カウント。炎華が体を入れ替えるも、側転エルボーは失敗。
ななみがタックル。カウント2。残り1分。香藤がベイダータックルから低空ドロップキック。2カウント。ボディスラムからボディプレスと続けるもカウント2。ここでChi Chiのアシストから炎華が香藤を回転エビに丸めたが、タイムアップのドローとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
△<1勝1分=3点>YUNA(時間切れ引き分け)ゆづき<2分=2点>


 ヤングブロックはYUNAとゆづきの対決。まずは両者の握手からスタート。
ロックアップから、ロープに押し込むゆづき。グラウンドでバックの取り合いから
YUNAがカニばさみ。ここから腕ひしぎを狙うが、ゆづきがクラッチを切らず。
それでもYUNAが腕を取ると、同時にゆづきはロープに足を伸ばす。YUNAがドロップ
キック×3連発。4発目をゆづきがかわしてキャメルクラッチ。
そしてヘアホイップを連発。コーナーに押し込み、ボディスラム。YUNAが丸め込んで流れを変えると、ドロップキック×3。そしてワキ固めに捕らえる。ゆづきがロープをつかむ。YUNAがドロップキック。ゆづきもエルボー。YUNAも返し、エルボー合戦へ。ゆづきが打ち勝つ。5分経過。ロープにYUNAをもたれさせて、背後からタックル。2カウント。
ゆづきはコーナーに押し込んでタックルを浴びせ、リング中央に戻って、ランニング式タックル。そこからブレンバスターも2カウント。さらに逆エビに捕らえると、YUNAが必死にもがく。ゆづきは腰を落とすも、YUNAはロープの方向へにじり寄る。何とかロープへたどり着く。ゆづきはボディスラム。その後、ボディプレスは自爆。すかさずYUNAが横入り式エビ固めも2。ここからドロップキックを連打。さらにエルボーから走り込むがゆづきがタックル。ゆづきは持ち上げるも、YUNAが回転エビで切り返す。2カウント。
YUNAが首固め。そしてワキ固めへ捕らえるも、ゆづきはロープへ。YUNAがエルボーを連打。ゆづきがエルボーで返す。YUNAが負けじとエルボーを連打した
ところでタイムアップのドローとなった。
 これでゆづきは2点、YUNAは3点となった。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
<2勝=4点>八神蘭奈(6分37秒、片エビ固め)リアラ<1敗1分=1点>
※ビート・ストライク


 八神とリアラの異色対決が実現するのもCATCHならではの醍醐味。
「行くぞ!」と気合を入れたリアラ。「お願いします!」と握手を求めると、八神も応える。
グラウンドで腕、そしてバックの取り合い。八神がヘッドロックからグラウンドも
リアラがヘッドシザースで技を解く。八神がドロップキック。そして、背後からのサッカーボールキック。ボディスラムを2連発。2カウント。
さらにコーナーへ押し込んでストンピング。八神が「来いよ!」と両手を広げると、リアラがエルボーを連打。これに対して八神もエルボーを倍返し。それでもリアラはドロップキック。コーナーに振り、走り込んで串刺しドロップキック。さらに三点飛びのドロップキックからフェースクラッシャー。アンクルホールド狙いも八神がすかさずロープブレイク。
八神はボディスラムで反撃。ドロップキック。さらに走り込んでのヒザ攻撃から背後へのサッカーボールキック。リアラは背後から足を取り、裏アキレス腱固め。八神がロープに手をかける。リアラは背中へのドロップキックからボディスラム。2カウント。
5分経過。両者、エルボーを連打。リアラはロープに飛ぶが八神がドロップキック。リアラが首固め、スクールボーイ、横入り式エビと立て続けに丸めるも2カウント。八神は走り込むリアラにハイキック。さらにビート・ストライクで3カウントを決めた。
これで八神が2勝、4点を獲得した。
・バックステージ
八神「最初はキャバ嬢レスラーとか言って、どんな人が来るんだろうって正直思ったんですけど、気持ちの面は強いし、どんなに自分が硬い蹴りとか攻撃しても目の火は消えてなかったというか、すごい動機として心が強い人だと思いました。次、エヴォ女のChi Chiさん、同期として評判がいいのは聞いてますし、いろんな人と戦っていて、次合うまでに向こうも私もめっちゃ成長して戦うと思うので、絶対負けないで、勝ってリーグ戦優勝したいと思います!」
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
○<0点>米山香織vs&○<1点>Himiko(7分1秒、リングアウト)チェリー<-1点>●


 エリザベスブロックはー1点の米山&Himikoという中に0点のチェリーという成績。敗れればー2点となる米山とHimikoは負けだけは避けたいところだ。Himikoは「お願いします!」と手を差し伸べながら、いきなり米山、チェリーに奇襲をかける。
そして二人へのダブルのフェースバスター。米山&チェリーが場外へ落ちると、コーナーに上り、プランチャ狙いも、トップロープからセカンドロープ、セカンドロープからサードロープへと降りていき、さらにはエプロンにまで下りる。結局、プランチャでは飛ばずに、エプロンから場外へ降り、二人と対峙すると、米山&チェリーからストンピングを食らう。場外戦を続けようとしたゴキゲンBBAだが、レフェリーのカウントが進んでいくため、リングにHimikoを挙げる。
そして、合体クロスラインからゴキゲンBBAポーズを取る。ここでチェリーが米山をHimikoの上に押しつぶして、上からニーを浴びせてフォール。カウント2。
チェリーはHimikoへボディへのパンチからチョーク攻撃。そして石黒レフェリーをも押しつぶし、ニーを浴びせてのフォール。もちろん、カウントは入らず。これに怒ったHimikoがチェリーを丸め込むと石黒レフェリーは高速カウントをたたく。カウント2で返すもクレームを入れるチェリー。今度はチェリーが丸め込むと石黒レフェリーは低速カウント。自業自得の結末に。
Himikoはチェリーをとらえると、かわず落としからグランド卍を決めたが、米山がカット。米山がモンゴリアンチョップを放つも、Himikoは一本背負いで返す。そしてフェースバスター。Himikoはダブルアームスープレックスの体勢に入るが、場外からチェリーが飛び込んでカット。チェリーがアンクルホールド。米山がカットに入ると、二人の足を捕らえてダブルアンクルホールド。米山とHimiko、仲良くロープに逃れる。
チェリーは「足がいてえか、じゃあ走れ」と米山をコーナーへ振り、「Himiko、てめえもだ」Himikoも走らせるが、米山が体を入れ替え、チェリーとHimikoを何度も同士討ちのようにぶつけ合う。翻弄されたチェリーだが、Himikoへ裏拳を放つと、ゴキゲンBBAによるダブルどっこいしょ。
米山&チェリーはコーナーに上り、いつもの合体攻撃を狙うが、米山が裏切り、チェリーを場外へ落とす。そしてダイビングセントーンを投下も2。
米山は続けて攻撃を狙うが、今度は場外からチェリーが米山の足を引っ張る。米山とチェリーは場外へ。
Himikoはトペのふりを見せるも飛ばず。そのままゴロゴロと場外へ降りるも、チェリーがHimikoに熟女が熟女にドーン!を場外で連打。カウント8で入ろうとするチェリーの足をHimikoが引っ張る。
その間に米山とHimikoがリングへ入り、チェリーのみリングアウト負け。米山&Himikoの勝利となった。
 この結果、米山は0点、Himikoは1点、チェリーはー1点となった。
・バックステージ
米山「やったー! 今まで得点なのにー1点とかになっていたのが、ようやく0に戻れたので、また0からの再スタートとして頑張ります!」
Himiko「大ベテランの方のブロックに入ってますので、何とかしてとにかくどんな気持でも勝とうと思ってまして、とにかく勝ちにこだわって頑張って見ましたら、なんと(1点で)トップじゃないですか?? 宮崎さんとタイでトップになりましたので、楽しみにしていてください。これから何試合残ってるかわからないですけど、Himiko、てっぺん目指して頑張ってますので、応援よろしくお願いします!」
5,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<1点>宮崎有妃(13分1秒、外道クラッチ)永島千佳世<王者・ゲスト>
※もう一人は<-2点>シン・広田さくら。


 王者・永島はこれが初防衛戦。さらにこの試合はエリザベスブロック公式戦も兼ねて行われる。広田はー2点のため、この試合で敗れると出場権はく奪となる。なお、王者以外が勝利してもベルトは移動となる。
まず、広田の握手に永島は無視。宮崎は応える。広田が地声でアピール。
「最初に言っておきます。せっかくのタイトルマッチですが自分はー2点なので、タイトルを狙いに行きません。今日は勝ちにいきませんので。このあまり見たことのないシングルが見れるんです、どうぞ」と宮崎と永島によるシングル対決を促すも、「ふざけんなー」と宮崎&永島が広田を攻撃。
しかし、広田は「永島さん、一緒に戦いましょう!」と、永島に共闘を呼び掛ける。広田が宮崎をコーナーに振り、トレイン攻撃を狙う。まずは永島が串刺しエルボー。しかし、広田が裏切りの丸め込み。永島が広田へクレーム。「こいつのこと絶対信用できない」と宮崎も客席へアピール。
広田は「あの、その、もう一回だー!」と強引に宮崎をコーナーへ振る。再びトレイン攻撃。しかし永島はコーナーを飛び越え、エプロンへ飛び降りる。広田はすでに丸め込む態勢に入っており、マットで寝そべる。「何寝てるの」と永島。しかし、秒で気を取り直した広田は永島、宮崎の腕を捕らえて、ロープ渡り。しかしジャンプに失敗。
その間に永島が宮崎にコルバタ。広田が永島へボ・ラギノールを狙うも、永島が両手をつかみカット。永島はフェースバスター。なぜかやられた広田がプロレスLOVEポーズ。今度は自らフェースバスターを決めて再びプロレスLOVEポーズ。宮崎が割って入り、広田をインディアンデスロックに固める。
カットに来た永島を持ち上げようとしたが卍固めに移行される。しかしインディアンデスロックは極まったまま。なんとか、それぞれの体が崩れると、広田はカニ挟みで永島を宮崎の上に乗せる。
宮崎の上に永島が乗った形となり、広田は上下にボ・ラギノールを決める。このダメージで二人が場外へ落ちると、すかさず広田はトペを狙うがロープに引っかかる。ここで宮崎は場外でセコンドに付いていた朱里を捕まえる。すかさず宮崎は朱里を倒立状態に捕らえると、広田がボ・ラギノールを乱打。まさかの状況に朱里は悲鳴を挙げる。
その間に永島がリングイン。宮崎がリングに戻ろうとするも、永島が中に入れず。それでもリングアウトギリギリに宮崎が生還し、すかさず永島をエビに固める。すると、広田がそれぞれの体を浮かし合い、エビ固め合戦を演出。カウント2でともに返す。
永島はトップロープへ。広田が「宮崎さん、ブレンバスター」とアピール。宮崎も迎撃でコーナーを上っていく。宮崎が上った瞬間、広田が背後から宮崎を落とす。ここで永島はダイビングフットスタンプを狙ったが失敗。宮崎が広田と合体式シーソープレス。広田をのけさせて、宮崎自らがフォールも2。
宮崎が永島へコーナーラリアット。広田はボ・ラギノール。広田は「宮崎さん、ムーンサルト!」と指示。宮崎はトップロープへに上るも「そこで試合が終わるのを見てろ!」とコーナーの反対側に永島を持っていき、決めにかかるが、永島がワキ固めで切り返す。広田がロープに逃れると、永島が丸め込む。広田も丸め込み返すが、ともに2。
宮崎が倒立式に永島を捕らえると、広田はボ・ラギノールを連発。宮崎との合体式シーソープレスは剣山で返される。宮崎はスタナーも永島がキック。またもスタナーへ行くも永島は投げっぱなしジャーマン。ここで宮崎と永島による、投げっぱなしジャーマン合戦へ突入。
。両者ダウンとなり、ダウンカウントが進む。なんとか立ち上がる両者。狙いすましていた広田がサードロープからロケット式ボ・ラギノールを2連打。トドメとばかりにセカンドロープからホッピング式でロケット弾を狙うもこれは自滅。宮崎が広田をボディスラム。永島がフットスタンプ。宮崎はムーンサルトを狙ったが自爆。広田がうずくまる宮崎を跳び箱式にジャンプしてボ・ラギノールを狙ったが、永島は前にたたき落とす。
広田は宮崎の上に乗った状態に。永島は二人まとめてのダイビングフットスタンプから広田へフィッシャーマンズバスターも2。永島は宮崎へウラカンラナ。宮崎は丸め返すが2。永島が広田へ突進するもFFD。
これを永島が切り返してフォールの体勢へに持っていく。その永島を宮崎が外道クラッチに丸め込んで3カウント。これで宮崎が新エリザベス王者となった。
広田はかろうじてー2点をキープ。ディアナ株式会社を代表として、ななみが認定証とトロフィーを授与。宮崎はまさかのReginaとの2冠王となった。
・バックステージ
宮崎「2冠王ですね、ついにエリザベスが(腰に)来ました。初日、CATCHの後楽園の時に、永島に取られたから、そんなにすごく(waveに)参戦する選手じゃないから焦ってましたけど、取り返せてよかったと思います。リーグ戦も1点となって、私がトップじゃん。このエリザベスブロック、私いまトップです。1点!このベルト持ったままCATCHを終えて、(賞金の)20万だっけな、もらうんで、それはこの2本のベルトを磨くために
使いますかね!」
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
○<1勝1負1分=3点>SAKI(5分12秒、体固め)花園桃花<1勝1負=2点>●
※ダイビングニードロップ。

 花園は初の公式戦。いっぽうのSAKIはこれが早くも最終戦となる。SAKIは花園軍団の一員であり、軍団同士の対決でもある。花園は持参してきたお友達のシャボン玉で威嚇攻撃。いっぽうのSAKIはこちらも持参してきた犬の兼平くんを歩かせる。
「ごあいさつは?」と花園のほうへ向かって兼平くんを前進させるSAKI。犬を挟んでそのまま試合開始。すると、いきなり花園が兼平くんを蹴ると大ブーイング。ここから試合は急激に動き出し、SAKIのチョキパンチに対して、花園も掟破りのチョキパンチで対抗。しかし、SAKIのチョキパンチがボディへクリーンヒットすると、花園は泣きじゃくる。
館内の「あやまれ」コールにSAKIは「ごめんね」とハグ…と見せかけて、そのままフォールに持っていくも2カウント。花園は突進してきたSAKIへカウンターのグーパンチ。
今度はSAKIが泣きじゃくると、再び「あやまれ」コール。「泣いてんじゃねえ」と容赦なく顔面キックを浴びせる花園。「終わりにしまーす」とこれまた持参してきたアイテムでの攻撃。しかし、間一髪、SAKIがこれをつかむ。
制止に入ったTOMMYレフェリーが吹っ飛ばされ、コーナーにうずくまると、さらにアイテムを浴びたSAKIが乗っかかり下敷きに。今度はクラッカー爆弾をさく裂させるがこれもレフェリーに誤爆。
SAKIはそのスキに花園を丸め込むがレフェリー不在でフォールが取れず。「Tommyさん、しっかりフォール取ってください!」とSAKI。
花園はそのスキにSAKIを丸め込むがカウント2。SAKIがビッグブーツからジャイアントスイングで花園を回しにかかる。両者、目が回ってダウン状態となる。花園が先にフォールへ行くもカウント2。花園が再び犬の兼平くんを持ち出し、リング中央に置き、ここからセカンドロープに上る。
スイングDDTを狙うも、SAKIが回転途中で体を入れ替えて、えびす落としを決める。リング中央で投げたため、兼平くんが下敷きに。さらにランニング式ブレンバスターを決めるも2カウント。SAKIは兼平くんを花園の体に乗せて、トップロープへ。
そしてダイビングニードロップを落とし、カウント3を決めたが、兼平君に対して「足が折れてるー」と心配していた。これでSAKIは1勝1敗1分の3点で公式戦終了。あとはほかのメンバーの結果待ちとなった。
・バックステージ
SAKI「花園桃花というのは、私、花園軍団の一員なんですけど、花園軍団の団長であって、COLOR’Sとは違うまた、絆がすごく深いものがあって。その絆を、そして兼平くんの足を折って、壊そうとしたのは団長だから、私は必ず…(「決勝に」と言おうとしたが)でも、もうBブロック見守るしかないんですよね…」
7,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
○<1勝=2点〉狐伯(4分40秒、回転エビ固め)本間多恵<2勝1敗=4点>●

 6・1岡山で復帰した狐伯はこれが初戦となる。ヘッドロックから狐伯がアームホイップを連発。本間も切り返して対抗し、ともルチャの風を吹かせる攻防を見せる。手四つの体勢から、本間が腕を取る。コーナーに振り、ランニングエルボー。低空ドロップキック。
さらに負傷箇所である手へのストンピング。本間がワキ固めからアームバー。そして
両手を踏んづけてのダンスからジャンプしての踏みつけは狐伯が手を引いて回避。
本間がコーナーへ振るも、狐伯はブーメラン式ミサイルキックで反撃。背後から低空ドロップキックを浴びせるも二発目は自爆。本間がメジャモ☆タエ狙いも狐伯はロープに逃れる。
本間がミサイルキック。2カウント。狐伯もDDT。本間は飛びつき式腕ひしぎを狙うも狐伯が前に押しつぶして丸め込む。2カウント。本間は再度、腕ひしぎ狙いも狐伯が丸め込んで3カウントを取った。
ようやく初公式戦となった狐伯がまず幸先の良いスタートを切った。
・バックステージ
狐伯「やっと今日初戦、もう終わる人もいるし、多恵さんは今日最終戦だけど、無事、全勝回避できました。(左手が)いてー。手の具合は無事、岡山で復帰できて、まあ、大丈夫です。手は気にしていないです。自分欠場中、一番試合を見ていた人だと思うので、もっともっと研究して、リーグ優勝、波女優勝、100万円獲得、Regina挑戦、突っ走りたいと思います!」
7,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
○<2勝=4点>上谷沙弥(10分40秒、片エビ固め)櫻井裕子<1勝1負=2点>●
※スタークラッシャー。

 櫻井から握手を求め、両者、握手でゴング。上谷コールと裕子コールが交差。ロックアップから腕を取る上谷。櫻井も取り返し、まずは腕の取り合い。櫻井はヘッドロック。
上谷はロープに振り、帰ってきた櫻井をジャンプ。さらにエルボーを狙う櫻井を一回転して回避。それでも櫻井はエルボーを決めると、ボディスラム。
これを4連発で決める。櫻井は首4の字を狙うが、上谷は足をロープへ伸ばす。櫻井が突進するも、上谷はエプロンへエスケープ。
上谷がドロップキック。櫻井が場外へ落ちると、エプロンからプランチャで追撃。なんとかリングへ戻った櫻井にスワンダイブ式のフライングボディプレスも2。
トラースキックを浴びせ、追走式エルボー。櫻井も追走式エルボーで返す。上谷がバイシクルキック、櫻井もビッグブーツ。
ここから互いにバイシクルキック、ビッグブーツでの蹴り合いが続く。さらに互いの蹴りでダウンを取り合うと、最後は同士討ちで両者ダウン。5分経過。
ともに起き上がると、上谷は走り込むが櫻井がボディスラムからスタンディングのドラゴンスリーパー。上谷はコーナーを回転して一回転すると、体勢を立て直し、逆転のドラゴンスリーパー。
そしてフットスタンプを落とす。さらにフライングニールキック。トップロープからミサイルキック。2カウント。フィッシャーマンズスープレックスも2。
裕子コールが館内にこだまする。櫻井もブレンバスターで反撃。
再びドラゴンスリーパー。グラウンドに移行し、胴締め式に決めるも上谷はロープへ。
櫻井のランニングビッグブーツは2カウント。
しかし、上谷も、バイシクルキック、スピンキックと旋風脚で畳みかけるも2カウント。上谷がブレンバスターの要領で持ち上げるが、櫻井が丸め込む。2カウント。
さらに櫻井はスピアー気味に一回転して丸め込むが、これを横入り式エビ固めで切り返される。2カウント。
。勝負をかけた上谷が櫻井の突進を切り返し、スタークラッシャーを決めて3カウント。これで2戦2連勝を築いた。試合後
は互いににらみ合い。ともに闘争心は衰えていなかった。
・バックステージ
上谷「櫻井裕子相手に2点ゲットしました。これで2連勝ということで、次勝てば決勝進出は確実なんじゃないでしょうか。相手は世羅りさ、スターダムに参戦していますけど、なかなか当たる機会がなかったからこの機会、めちゃくちゃ楽しみにしているし、シングルマッチと言うことでサシでゆっくりやりあおうじゃねえか」
9,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝1負=2点〉笹村あやめ(13分56秒、エビ固め)青木いつ希<1勝1敗=2点>●

 昨年、ベストバウト賞を獲得したこの試合が今大会のメインとなった。青木はこれが復帰戦の舞台となる。
客席から「青木、おかえりー」の声が響くと青木は「ただいまー!」と返す。復帰一発目の「よろしくお願いしまーす!」に対して「おかえりー!」と笹村も手を握り返す。
「よっしゃ行くぞ、新宿ー!」と気合の青木に館内は青木コールで歓迎。まずは笹村がエルボー。青木もやり返す。笹村はもう一発。青木もやり返す。やはりこの二人と言えば、エルボーの打ち合い
互いのエルボー合戦が続く。笹村が低空ドロップキックから、後頭部へストンピング。そしてノーザンライトスープレックス。2カウント。
笹村がキャメルクラッチ。青木は手でロープをつかむと、反撃のトラースキック。コーナーエルボーは自爆。笹村がセカンドロープからミサイルキック。そして、サーフボードにとらえる。青木もサーフボード返し。またも笹村が体を入れ替える。
笹村はコーナーに青木を押し込んで顔面ウォッシュ。再びエルボーからストンピングを連打。青木はヒザつきのエルボー。笹村は首投げから低空ドロップキック。
ふたたびキャメルクラッチ。腕を固めるも青木はロープへにじり寄る。笹村がブレンバスターを狙いに行くが、青木はエルボーで回避し、大外刈り。背中へのニーから高速ブレンバスターホールド。2カウント。
ランニングのニードロップから「笹村、つぶれろー」と叫んで、セカンドロープからのボディプレス。エルボーを打つが笹村も回転エビからフットスタンプ。
さらにエルボーを連打。ジャーマン狙いは青木が堪えると、背中へエルボー。突進をかわした青木が投げっぱなしジャーマン。ダブルダウン。
スタンディングとなると、笹村がエルボー。青木も打ち返す。笹村がさらに打つと青木が崩れるも、すぐに立ち上がり、意地を見せる。今度は青木がリストロックからのエルボー。笹村も打ち返す。
壮絶な打ち合いの中、ヒザをつく青木。立ち上がると、エルボーを6連打。さらに強烈な一発からジャーマンも2カウント。
青木はトップロープからフライングボディプレスも笹村が剣山。笹村が立ち上がる。青木の突進をキューティスペシャルで切り返すも2。青木もブレンバスターからラリアット。2カウント。ダブルダウン。
笹村がエルボーからタックル。青木もラリアット。2カウント。青木がラリアット狙いも笹村はエビ固めで丸め込む。そしてブレンバスター。
青木が丸め込みで切り返すも2。
笹村はラリアット。トップロープからダイビングフットスタンプ。これも2カウント。そして自らロープに走ってラリアット。大消耗戦の3カウントを奪った。
笹村「青木、おかえりー! おまえさ、本当にいなかったの、3週間だけ? 2年も3年もいないくらい寂しくなったからお互いケガには気をつけて高めていけたらいいなと思ってるよ」
青木「(マイクを放り投げ、地声で)こんなもんいらんわー! おー! 2年も3年もいない気持ちになったのはこっちだー! 今日はデビュー戦くらい緊張した。でも、みんな、青木、帰ってきたぞー、ただいまー!」
 場内に青木コールが充満する。
笹村「おまえは泣くなよ、絶対に。前回、関口翔が泣いてるからさ、今日も泣くと思ったけど…」
青木「でもな、復帰戦でお前に負けたのはくやしいから、何回でもやってやるー!」
 青木が退場。
笹村「復帰戦だろうが、他団体だろうが、新宿大会、メインで笹村が勝ったぞー!
ここ新宿だけど、千葉の締めやりたいと思ったけど、私やさしいから狐伯、CATCH始まったんでしょ、私今日、2戦目だから(締めを)譲ってあげるよ、復帰おめでとー!」
ここでマイクを狐伯に手渡す。
狐伯「ありがとうございます。6月2日に復帰しまして、初戦、1勝しました狐伯が締めようと思ったんですけど、その前に! 6月と言えば、waveのリングアナ、野中美智子さん、リングへ上がってください」
ここでバースデーソングが流れると、セコンド陣がケーキを用意。すかさず宮崎が野中リングアナをはずかし固めに捕らえて祝福。
「この後、旦那と飯食いに行くんですよ」と言う野中リングアナに「関係ねえよ」と桜花。ろうそくの火を消した後、恒例の顔面ケーキ爆弾の祝福を浴びた。
最後は野中リングアナが挨拶。「今年3月に15周年を迎えて、20年、30年とこのの声が続く限り、waveでリングアナを続けたいと思っています。それと、ショウガールズのお笑いのグループもやってまして、テレビ出演などのオファーも決まり、みなさんに言い報告ができるかなと思っておりますので、こちらのほうも応援よろしくお願いします!」
・バックステージ
笹村「CATCHも大事ですけど、今日は、青木の復帰戦を戦えたことは私はすごくうれしくて、3週間いないだけだったけど、すごくさみしかったので、これからケガにお互い気を付けて、もっとプロレス界を盛り上げていけたらいいなって思っております。ラストCブロック、沙恵、残っているので、同期だし、レスラーのなかでデビューが私と一番近いし誕生日も2週間違いという、ライバルといえばライバルなので、次も油断せず勝ちに行きたいと思います!」
2024.06.02

『OKAYAMA WAVE 〜うったて〜弐』

taisenn
1,OKAYAMAスクランブルWAVE 20分1本勝負
◯SAKI&本間多恵(17分52秒 体固め)炎華●&ダーク・シルエタ
※ランニング・ブレーンバスター
taisenn
OKAYAMAチャレンジWAVE 15分1本勝負
◯夏実もち (10分00秒 エビ固め)しゃあ●
※メタボリックサンド
taisenn
3,CATCH THE WAVE2024 エリザベスブロック 15分1本勝負
△シン・広田さくら《−2点》vs チェリー《0点》△ vs KAZUKI△
(15分00秒 時間切れ引き分け)
※引き分けの為、全員0点
taisenn
4、OKAYAMAプレミアム WAVE〜狐伯復帰戦 60分3本勝③◯狐伯&宮崎有妃&櫻井裕子 (9分47秒 体固め) 世羅りさ&柊くるみ&杏ちゃむ●
※直伝ダブルアームT
※2−1で狐伯&宮崎有妃&櫻井裕子組の勝利

①◯宮崎有妃 vs 柊くるみ●
(8分46秒 エビ固め)
※ラリアットからの押さえ込みを切り返して

②◯杏ちゃむ(2分12秒 腕固め)狐伯●
taisenn
taisenn
2024.05.26

『大阪ラプソディーvol.61』

日時
5月26日 日曜日
観衆
173人
場所
taisenn
1、OSAKA・チャレンジwave(15分1本勝負)
◯柊くるみ(8分37秒 インプラント)炎華●
taisenn
2、OSAKA・UKwave(10分間勝負)
△チェリー(1-1)関口翔△
※勝敗はKO、ギブアップのみとなり、10分間で多くKO、ギブアップを取った選手の勝利となる。
①◯チェリー(6分28秒 さくらんぼ狩り)関口●
②◯関口(9分00秒 SGクラッチ)チェリー●
taisenn
3、OSAKA・スクランブルwave(30分1本勝負)
◯宮崎有妃&夏実もち&香藤満月(17分27秒 片エビ固め)シン・広田さくら●&高瀬みゆき&梅咲遥
※直伝デスバレーボム
taisenn
4、CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
◯倉垣翼(6分58秒 エビ固め)<−1点>米山香織●
※ぐるんちょを切り返して。もう1人は〈0点〉Himiko
taisenn
5、CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
◯〈2勝=4点〉本間多恵(13分01秒)〈1勝1敗=2点〉●
※ラ・マヒストラルを潰して。
taisenn
6、CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
◯〈1勝1敗=2点〉世羅りさ(14分26秒 片エビ)ななみ〈2敗=0点〉●
※ダイビング・ニードロップ
2024.05.25

『GIFU WAVE~おんさい~』

taisenn
1、GIFU・チャレンジwave(15分1本勝負)
◯ダーク・シルエタ(9分29秒 Oristo Negro)炎華●
taisenn
2、 CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
◯〈0点〉 Himiko(12分49分 場外カウント勝ち)〈0点〉宮崎有妃●、〈0点〉チェリー●
taisenn
3、CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
◯〈1勝=2点〉花園桃花(10分06秒 サイコパスクラッチ)梅咲遥〈1勝1敗=2点〉●
taisenn
4、TOKAI・プレミアムwave(30分1本勝負)
◯小仲・ペールワン(13分16秒 体固め)シン・広田さくら●
※電光石火ジャックナイフを切り返す
taisenn
5、GIFU・スクランブルwave(60分3本勝負)
◯世羅りさ&藤田あかね&沙恵(2-1)夏実もち&優宇&ななみ●
①◯世羅(3分44秒 エビ固め)ななみ●
※羅紗鋏
②◯ななみ(8分58秒 セブンスリーホールド)世羅●
③◯沙恵(3分17秒 エビ固め)もち●
※優宇の誤爆から
taisenn
2024.05.19

『帰ってきたCHIBA WAVE MAY 』

日時
5月19日 日曜日
観衆
120人
場所
2AWスクエア
・入場式
 スターダムから2選手が参戦。さらには笹村あやめも本拠地・2AWで初公式戦という話題豊富な2AWスクエア大会。入場式の挨拶は、上谷と八神が務める。
「みなさんこんにちわ。スターダムのと上谷沙弥と八神蘭奈です。よろしくお願いします」とまずは二人で自己紹介。
上谷「私自身、他団体の女子のリングに上がらせていただくのは初めてなので、とっても新鮮な気持ちですし、ワクワクしております。CATCH THE WAVE、スターダムを代表して盛り上げて、必ず優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いしまーす!」
 八神「私も他団体参戦が初めてですし、もうすぐデビューして5カ月なので、スターダム新人代表としてヤングブロック優勝できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
・青木欠場挨拶
 入場式に次いで、青木が欠場の挨拶。
「(地声で)みなさーん、こんばんわー。(マイクで)この度、5月19日本日千葉大会、25日岐阜大会、26日大阪大会に参戦予定でしたけど左肩を負傷しまして、欠場させていただきます。本日も申し訳ございませんでした。ただ、見ての通り、めちゃ元気なので、一日でも早く回復して、CATCHもケガが治り次第、カードを組んでいただけるとのことなので、CATCHもまだまだまだ、青木も可能性がありまくりますので、みなさん、復帰した際のぜひ、青木の応援を、そして、CATCHの全試合を最高潮の応援をよろしくお願いしまーす!」
1,CHIBA・スクランブルwave(20分1本勝負)
◯SAKI&大空ちえ(10分18秒、チョロイルド)夏実もち●&リアラ

 握手と見せかけ、SAKIとちえがチョキパンチ。もちとリアラはグーパンチで反撃。リアラ&もちがコーナートレインからダブルのフェースバスター。リアラはちえをダイヤル固めで回して行く。ボディスラムの体勢に入るも、ちえが投げ返す。SAKIがヘアホイップ。コーナーに追い詰め、足を乗せて全体重を浴びせていく。そしてカニばさみに捕らえて、ちえの低空ドロップキックからダイヤル固め。回されたリアラは悶絶し「やばい」。先ほどは自らダイヤル固めで回しているだけに、苦しそう。「吐きそうなんですけど」とSAKI。
SAKIのエルボー連打に対して、リアラはコーナーエルボーからのフェースバスター。これに対してSAKIはちえとのダブルタックルの連携に出る。ちえがロープ渡り。アームホイップからの低空ドロップキック。リアラはドロップキックで返す。もちがタックル。SAKIとちえがクロスラインに出るも、もちがかいくぐると同士討ちにさせる。
もちはSAKIとちえ、二人に対してのフライングネックブリーカー。さらにちえにランニングタックル。2カウント。ちえはローリングエルボーからフライングタックル2連発。さらにセカンドからのフライングタックルを決めるが2カウント。
 SAKIがビッグブーツ。ブレンバスター。もちがタックルで返す。もちとリアラがサンドイッチ式のモンゴリアンチョップ。もちがDDT。セカンドからのコーナースプラッシュもカウント2。
リアラのアシストからもちがエビに丸めるも2。ちえが延髄蹴りで勢いを止める。SAKIがビッグブーツ。さらにみちのくドライバーⅡも2カウント。アトミックドロップを放つも、もちはルーテーズプレスで切り返したが2。もちの裏拳をかわしたSAKIがチョロイルドに丸め込んで3カウント。一瞬のスキをついての勝利だった。
2,チャレンジwave(15分1本勝負)
〇本間多恵(10分36秒、メジャモ★タエ)炎華●

 まずはロックアップ。「押せー」と本間。腕を取ると、炎華も取り返す。本間が取るも、再び腕を取るが、炎華はロープを使って一回転して腕のねじりを回避。炎華が腕を取ると、本間もロープをつかんで一回転を狙うが「できるか-!」とストンピング。炎華はドロップキックを空振り。そして両者がルチャムーブを見せる。本間「いいね、ルチャ好き?」炎華「はい、よろしくお願いします」。ここから握手と見せかけ、本間がストンピング。本間は炎華をロープに絡めて、ラ・カチョーラ。これを各方向に見せびらかせる。本間は「カメラ、ズームアップ!」と客席へアピール。さらに背後からのドロップキック。今度は炎華をコーナーに押し込んでセカンドロープに上ってパンチを連打。炎華の足をロープにかけて、ドロップキック。
炎華はティヘラで反撃。側転エルボーは失敗するも、本間の背後から足をかけて後方回転式のSTFに入る。炎華はトップロープに上ると、本間が突進。ロープを伝って着地すると、ドロップキック。今度は側転エルボーを成功させ、ドロップキック4連発。本間はエルボーで動きを止めて低空ドロップキック。炎華がエルボー。「来いよ」と本間。連発すると「そんなもんか、来いよ」とさらに檄を飛ばすと、炎華が力強い一撃。そして炎華が「おまえが来いよ!」と挑発。本間はエルボーへ行かず、低空ドロップキックを足に見舞う。
本間はアンクルホールドから裏アキレス腱固めに移行。炎華が必死にロープをつかむ。
本間はトップロープからミサイルキック。2カウント。スクールボーイからストレッチマフラー。これは炎華がロープに逃れたが、足を取ると、メキシコ遠征で取得した技であるメジャモ☆タエに決める。これでギブアップとなった。
香藤は一本背負いからカニはさみ。そして吊り天井。再びストンピング。コーナーに振り、ベイダータックルは八神が身をかわす。八神はランニングエルボーからドロップキック。ミドルキックを3連打。コーナーに追い詰め、ミドルキックを連打。さらに腕ひしぎ。これを香藤が片腕で持ち上げて落とすと、フライングボディプレス。カウント2。コーナータックルから低空ドロップキック。2カウント。
香藤は逆エビ固めで絞るが、八神はロープへにじり寄る。香藤はヒップドロップ。背後からタックルを決め、フライングボディプレス。2カウント。残り3分。香藤はランニングタックル。2カウント。八神は首固めからスクールボーイ。いずれもカウント2で返され、2度目のスクールボーイを狙うも、回転の途中で、香藤はヒップドロップを落とす。2カウント。
八神はフライングニールキックからハイキック。そしてビート・ストライクを決めて3カウント。まずは勝ち点2を獲得した。
・バックステージ
八神 はじめて、すごい大きい選手と戦って、一発一発の技が強くって、フォールを返すのも大変だったんですけど、ギリギリ勝つことができました。
 ――wave初参戦となりましたが、その印象は?
八神 一致団結力がすごいというか、ファミリーみたいな感じですごいなと思いました。
 ――優勝すると、優勝賞金50万円獲得になりますが、使い道は?
八神 ずっと決めてて、私スターダムでGod's Eyeというユニットに入ってるんですけど、そのメンバーで合宿に行きたいです。
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
〇<1点>宮崎有妃(13分19秒、体固め)シン・広田さくら<-2点>●
※もう1人はHimiko〈−1点〉。直伝デスバレーボム。


 昨日の川崎大会で、勝ちを拾い、-2点から-1点となった広田。それでも、今日負ければ再び-2点となる。―3点だと出場権がはく奪になるだけに、広田の負けられない戦いは続く。
試合開始早々、広田は「最初にふたりに言っときたいけど、絶対、失格になりたくないんです。今日は負けないようにしないために、勝ちを狙いに行かないようにします。勝とうと思わないので、二人で直接やってください。二人だけでやってもらったら」と宮崎とHimikoに戦いを促す。
 宮崎が「あほかー!ダブルー」とHimikoとダブルでキック。宮崎は場外にHimikoを落とす。
リング内は宮崎と広田に。広田が背後からボ・ラギノールを狙うも、宮崎がすかす。そして両手を踏みつけて、全体重を乗せると、ボディスラム。ギロチンドロップを降下させるも失敗。広田は「昨日のダメージがまだ残っているようだな」と宮崎をロープにもたれさせ、背後からボ・ラギノールを打ち込もうとするが、Himikoがドロップキックでカット。宮崎とHimikoはタックルで互角にぶつかり合う。宮崎がラリアット。広田と呼び込むと、合体式のシーソープレス。
 宮崎は「キャメルー!」とアピールし、Himikoへキャメルクラッチ。広田はHimikoの足にインディアンデスロック。「オマエもだー」と体を反らして首を決めようとするが、逆にHimikoに捕らえられる。
Himikoがコーナーに振るも広田はすかしてフェースバスターからのプロレスLOVEポーズ。その間に宮崎はイスをセッティング。レフェリーが注意を促すも、広田は「これはそういうんじゃないんだ」と説明。宮崎は養生テープでHimikoをイスに括り付ける。
そして、目の前ではずかし固め。Himikoは「おったまげー」とそのまま背後に倒れる。
「おったまげただろー!」と広田。続けて、宮崎と広田によるコーナートレイン。先に宮崎が行き、広田が続くが、トレインのふりをして、宮崎を背後から丸め込んでフォール。「ねえ、広田」「あ、いや、ちょっと反射的な…」と言い訳。
広田は「もう一回ダブル―!」と、再びトレインのふりして、丸め込もうとするも、宮崎が後ろを振り返って見破る。「次は大丈夫だから…」と言う広田を無視して、宮崎はHimikoをキャメルクラッチにとらえる。広田はロープを何度も往復。その勢いで、ドロップキックを決めるのかと思えば、途中で止まり、「しぼれしぼれー」と宮崎を応援。宮崎は「おい、キック来いって」。広田は背後から宮崎にストンピング。宮崎は広田へラリアットを狙うがすかしたタイミングでHimikoがかわず落とし。グランド卍に決める。宮崎はロープに逃れると、目突きからえびす落としで逆転。トップロープに上り、ムーンサルトを狙ったが失敗。
Himikoはフェースバスターからセカンドロープへ上る。宮崎は「てめえ、よくもやったな」と迎撃に出ようとするが、Himikoは「宮崎さん、ちょっと待って。広田さんはどこですか?」と姿の見えなくなった広田に疑問を呈す。宮崎も「どこいった?」と探すスキにHimikoはコーナーを降りてスクールボーイ。2カウント。宮崎はラリアット。ここからデスバレーを狙うべく、抱えあげると「ちょっと待って、広田さんはどこ?」と再び疑問。「そうなんだよね」と宮崎はHimikoを降ろす。「広田さんは?」「本当にいない」と二人で探し合う。Himikoはレフェリーにも「探してください」と言うと、3人が場外に降りて捜索開始。しばらくして、レフェリーが「いたぞー」と、リングの下に隠れていた広田を発見。広田はそそくさとリングへ戻る。
宮崎が「コーナーのぼれー!」と指示。広田は「はい!」と即座に上ると、Himikoをボディスラムでセッティングして広田をシーソープレス。しかし、これは投げられず失敗。宮崎だけがHimikoの上体に乗ると、広田は二人へのボ・ラギノールを上下に決める。さらに二人へダブルフェースバスター。プロレスLOVEポーズ。そしてシャイニングウイザードをHimikoにヒット。宮崎はシャイニングウイザードをカットし、広田へフェイスバスター。逆プロレスLOVEポーズ。ポーズを決めている背後から広田はボ・ラギノール。
「かつぐぞー」と宮崎を持ち上げるも崩れる。宮崎はトップロープへ上ろうとするが広田は背後からボ・ラギノールを連発。その勢いで宮崎はトップロープまでたどり着くと、
広田がボ・ラギノールスープレックスを決めたがカウント2。
 残り3分。ロープを使ってのロケット式ボ・ラギノール狙いもHimikoがカットで未遂に。Himikoにボ・ラギノールを決め、場外へ落とす。
ここで昨日の川崎大会同様、ロープを使ってのロケット式ボ・ラギノールを2連発。そして今日は3発目も成功。ここでコーナーに上り、ホッピング。昨日同様、最後はコーナーからのロケット式を決めようとするが、ロケット発射した瞬間、間一髪、宮崎が回避。このままイッキに直伝デスバレーボムを決めて3カウントを奪った。これにより宮崎は勝ち点1点、いっぽうの広田は再びー2点の土俵際となった。
・バックステージ
宮崎 もう昨日からっすごくお尻がいたくて、なにをするにもいたくって、このお尻の、いや、肛門の恨みは、必ず広田から勝って収めたいと思っていたので。最初広田が勝ちも負けもせず、勝敗の関係ないところでいたいと言ったんですけど、私が狙っていたのは広田なんで、無事、広田を倒して1点、昨日取られた広田への1点を獲れてよかったです。そして、広田が今日、またマイナス2点になったので、アイツを失格させるつもりです。
5,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝=2点〉上谷沙弥(8分33秒、片エビ固め)ななみ〈1敗=0点〉●
 ※スタークラッシャー。


 上谷、ななみとも、これがリーグ戦初戦となる。
 ななみが握手を求めると、これに応える上谷。ロックアップ。まずはロープブレイク。クリーンに分かれるも、ななみがエルボーからタックル。上谷はアームホイップから低空ドロップキック。さらにヘアホイップ。ボディスラム。2カウント。逆片エビで絞ると、ななみはロープに逃れる。上谷は背後からドロップキックも2カウント。
コーナーに振って串刺し式ジャンピングニー。もう一度、コーナーへ振ろうとするが、ななみが振り返してタックル。さらにリング中央でもう一発。後からななみがスリーパーに決めて絞るも、上谷がロープをつかむ。
上谷はエルボー。ななみもエルボー。上谷はフライングニールキック。さらにスワンダイブ式のフライングボディアタック。ノーザンライトスープレックスを決めるもカウント2。ななみは首固めで流れを変えて、タックルからスクールボーイ。2カウント。ジャパニーズレッグロールクラッチも2カウント。裏投げを決め、トップロープからのフライングボディプレスもカウント2。ノーザンライトスープレックスも2。猛攻に耐えた上谷はバイシクルキックからスピンキック。旋風脚と畳みかける。
そして、スタークラッシャーでカウント3。まずは勝ち点2を獲得した。
・バックステージ
上谷 wave初戦、2点ゲットしましたー! 私自身、他団体のリングに上がるのはじめてだったので、全てが新鮮で新しい世界、刺激そのものでした。初戦はディアナのななみでしたけど、結果はいま見た通り圧勝だったんだけど、ディアナの希望の星だけあって、エネルギーバンバンにもらっちゃったんで、また次2戦目見ててください。大きなビッグウエーブ起こしますよ!
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
〇<1勝1敗=2点>関口翔(12分19秒、カケラホマ)笹村あやめ〈1敗=0点〉●

 笹村もこれがリーグ初戦。本拠地である2AWからのスタートとなる。関口と2017年同期組による対決となった。
まずはグラウンドからスタート。笹村がマウントポジション。関口はカメの状態となって抜け出す。関口が腕を取る。笹村はヘッドロック。タックルからボディスラム。さらに低空ドロップキック。2カウント。
 コーナーに突進も関口はかわし、エプロンからコードブレーカー。トップロープへのぼると、笹村が裏拳でカット。エプロンでの攻防では関口がコードブレーカー。笹村が場外へ落ちると、エプロンから場外フットスタンプ。カウント9でリングへ戻った笹村へミサイルキック。さらにワキ固め。なんとかロープへ逃れる。笹村がボディスラム。
関口は腕ひしぎを下の状態から決める。笹村はそのままフォールも2。フォールを返すと同時に、関口が腕を絞りに行くがクラッチが切れた瞬間にロープブレイクへ。
 5分経過。関口が笹村の腕をロープに絡めて蹴る。さらに左腕のみロープに絡め、エプロンからドロップキック。今度は正面から右腕へドロップキック。さらに逆片エビに決めるもロープブレイク。笹村は低空ドロップキックを連発して回避。エルボーを連打。背後からキック、さらに正面から低空ドロップキック。トップロープに上ると、ミサイルキック。2カウント。
 関口がエルボー。笹村も打ち返す。ここから打ち合いが続く。関口が連打すると、笹村はアイルビーバック。笹村もエルボーを連打すると、関口もアイルビーバック。
笹村はフィッシャーマンズスープレックス。カウント2。関口は腕へコードブレーカー。笹村は「負けるかー!」と叫んでのラリアット。ダブルダウン。
 「行くぞー!」と笹村がタックル。関口は延髄蹴り。笹村はフットスタンプも自爆。それでもブロックバスターホールド。関口はワキ固めからカケラホマで逆転勝利を奪った。
関口がマイクを握る。
「CATCH THE WAVE Cブロック、2戦目、関口翔が勝利したぞー。丸め込みで3だけど、プロレスはリングで3カウント取れば勝ちだから今日は自分の勝ちです!(笹村「うるせー、わかってるよー!」)このCブロック、2017年の同期で戦えて自分はとてもうれしいです。今日、青木も観にきてるし、笹村とこの大会で闘えてうれしかったです。ありがとうー! みんなでリング上がるか。(青木もリングへ)我々のブロックにはまだ沙恵がいて、もう一人いるけど、自分は同期が好きだし(「知ってるー」と笹村が抱き着く)、同期で集まれるだけでも、うれしくて(感極まって泣き出す)、泣かないでおこうと思ったのに、今日、メインでめっちゃ緊張したし、でも、初戦で負けた青木もいるし、がんばらなきゃと思いながら、我々で絶対、もっともっとwaveも、女子プロ団体も、盛り上げていきましょうー! これがwaveだー! でサクッと締めたいと思います!」
最後は関口を真ん中に、笹村、青木の2017年同期組による「これがwaveだー!」でエンディングとなった。
・バックステージ
関口 去年も今年もCATCHに出て、今年は同期のブロックということで、自分は同期という3文字が大好きなくらい、同期に思い入れがあって。負けたくないけど、やっぱり負けるところもあるし、でも勝てるところもあるし、今日はその勝てるところを一瞬、笹村から勝てて、2点取れたのは本当に大きいと思うし、初戦は青木に負けたけど、負けたからこそ、自分は焚きつけられたものがあって、よりいっそうCATHを盛り上げたくなったし、出させてもらっているwaveにも愛が深まったので、あと一戦、沙恵に勝って、決勝に行きたいと思います!