2024.10.16

『Weekday wave vol.127』

日時
10月16日 水曜日
観衆
98人
場所
新木場1stRING
taisenn
1、スクランブルwave(20分1本勝負)
○桜花由美&咲蘭(19分26秒、エビ固め)宮崎有妃&櫻井裕子●
※ビッグブーツ
taisenn
2、コミカルwave~サクパラダイスの友情~(15分1本勝負)
○桃野美桜(11分44秒、ウラカン・ラナ)香藤満月●
※スローモーションルールを採用
taisenn
3、スクランブルwave(45分3本勝負)
SAKI&青木いつ希&関口翔(2-1)炎華&本間多恵&マコトユマ
①SAKI(1分47秒、体固め)本間
※ランニング・ブレーンバスター
②本間(16分53秒、エビ固め)SAKI
③SAKI(5分14秒、体固め)炎華
※ランニング・ブレーンバスター
taisenn
4、Legacy Challenge wave(15分1本勝負)
○渡辺智子(10分48秒、ストレッチマフラーホールド)狐伯●
taisenn
taisenn
2024.10.01

『PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Oct.~’24』

日時
10月1日 火曜日
観衆
152人
場所
新宿FACE
1,スクランブルwave(20分1本勝負)
〇桜花由美&咲蘭(16分24秒、エビ固め)夏実もち●&柊くるみ
※ビッグブーツ。


DUAL SHOCK WAVEで個性を際立たせていた桜花&咲蘭「人生サンブンノイチ」がリーグ戦とは関係なしに登場。相手はプロミネンスのもち&くるみ。アイスリボンファンにとっては、感慨深い顔合わせとなりそうだ。
いつものように咲蘭ダンスを一緒に踊る桜花が、もち&くるみにも強要。もちは少しだけマネようとし、くるみはただ見物。
 元気よく「お願いします」と握手を求める咲蘭…と思えば、「もち出て来いよ」と挑発する。
ロックアップから咲蘭がエルボー。さらに連打で叩き込む。もちは鼻フック。
桜花が飛び出しカットに入ると、咲蘭とトレイン連携。そして桜花が咲蘭を持ち上げ、合体式ドロップキック。
 そして「人生サンブンノイチ」ポーズをリング中央で決める。
続けて、「お久しぶりですー!」と咲蘭がもちの手を足で踏みつけようとしたが、手を引っ込められる。
 もちは「てめえはそんなことやってるのかいつも」と、ボディスラムから、くるみも入ってきて二人がかりでの手へのストンピング。
右手への噛みつきからくるみにタッチ。くるみが大きく抱え上げてのボディスラム。さらに全体重を乗せて背中へのフットスタンプ。これを連発で決める。
 続けてキャメルクラッチ。今度はもちが「泣かしてやるぞ」と髪をつかむ。串刺しタックルからフェースバスター。
さらに手への踏みつぶし。続けてくるみも踏みつぶす。咲蘭が丸め込んでエビ固めで流れを変えると、ドロップキックを放って、桜花にタッチ。
桜花はくるみ&もちにダブルフェースバスターからくるみの手へストンピング。串刺しビッグブーツを決めると、足で顔面に押し込む。さらに自ら走ってのビッグブーツ。2カウント。
「あげるぞー!」と、バックドロップ狙いも、くるみが回避。桜花が走り込むがくるみのパワースラムで返される。続けてサマーソルトドロップを浴びる。
くるみは串刺しベイダータックル。しかし、コーナートペコンは失敗。桜花がコーナーに上るが、もちがカット。動きの止まったところでくるみが近づくが、桜花はぶら下がり式ブラディーEXに切り返す。
そしてくるみが突進してきたところをバックドロップに成功。2カウント。
咲蘭がドロップキック。くるみは倒れない。ならばと、2発、3発と打つもくるみは倒れず。
咲蘭はエルボーを連打。「あげるぞー」と持ち上げを狙う。桜花のビッグブーツのアシストからドロップキックも2カウント。
 咲蘭がおんぶ式スリーパー。くるみは立ち上がり、強引に投げ飛ばすと、その場飛びフットスタンプ。続いてもちがヒップドロップを連発。
もちが「泣いてるだけか、オラ―」と言うと、咲蘭は「なめんじゃねえ」とエルボーで返す。これに対して、もちも延髄蹴り。「つぶれてもらうぞー!」とトップロープに上るも、コーナースプラッシュは自爆させ、おんぶ式のスリーパーに取る。ロープブレイクに。
桜花がビッグブーツから咲蘭が619。2カウント。
 咲蘭がもちを頑張って持ち上げ、ボディスラム。カサドーラ式フットスタンプ。そしてフットからエビ固めのコンビネーションを数回、繰り広げる。
桜花がビッグブーツ。2カウント。もちがドラゴンスクリュー。そのままもちがエビ固めも2。桜花はDDTで切り返し、カカト落とし。
 2カウント。そしてランニング式ビッグブーツも2。
咲蘭をコーナーに上らせ、肩口に立たせての合体式フットスタンプ。
 ここでくるみが割って入り、桜花へ串刺しタックルからもち&くるみがダブルでのヒップドロップ。
もちが突進したところを桜花はネックハンギングボムで切り返す。2カウント。15分経過。
もちももっちりバディシザースドロップ、2カウント。もちがトップロープに上がり、くるみとの合体式インプラント。2カウント。
もちがくるみへ桜花をホイップするも、反転される。くるみのラリアットがもちに命中。
その間に桜花がビッグブーツでもちを仕留めた。
2,SEXYチャレンジwave(15分1本勝負)
梅咲遥(11分40秒、Yシャツ脱衣により)夏すみれ
※急遽、Yシャツマッチに変更。


まずは梅咲がいつものように入場する。これに対して、夏は入場カーテンが開くと、Yシャツに身を包んでいる。Chi Chiも同じくYシャツ姿で帯同。
夏「待てよ、コラ、何しに来てんねん。野中さん、もう一回読み上げてもらっていいですか。
(野中「SEXYチャレンジwave」です)何じゃその恰好。waveにおけるセクシー。それはYシャツしかないだろ! 控室に置いといただろ、なんで着てないんだよ、Yシャツをなめてるのか! ここにいるChi Chiはなあ、私の10周年興行でキャリア初勝利がYシャツマッチなんだよ。その後、仕事量激増、大量に試合をこなし、他団体にもどんどん呼ばれている。
そして、レジェンド、長与千種にも勝っている。それってYシャツのおかげだよな!」
Chi Chi「そうです!」
夏「Yシャツやってよかったよな」
Chi Chi「良かったです」
夏「Yシャツやって、いま幸せか?」
Chi Chi「とっても幸せです!」
夏「それじゃ、仕切り直し、これがセクシーチャレンジwaveの始まりだー!」

ということで急遽、Yシャツマッチとして組まれることになり、一度、両者が退場。
Yシャツマッチルールとして、両者Yシャツとして入場。
通常ルールに加え、袖から脱げた時点で負け。
そして場外に落ちた時点で水鉄砲が飛び交うランバージャックルールも採用された。
再び入場となり、夏は改めてYシャツ姿で登場。水鉄砲隊として、二上会長、世羅も後に続く。夏はリング中央でセクシーポージング。
続いて仕切り直しで再度、梅咲のテーマが鳴る。カーテンが開くと、そこにはYシャツ姿の梅咲が。
どよめく館内。梅咲は少し恥ずかしげに歩きながら入場。先ほどとは違い、リングへ上がってから、両手もあまり上げない。
梅咲の握手に夏は、セクシーポーズでの握り返し。手にはキスの洗礼。ゴングが鳴ると、いきなりロープを使ってのポールダンス。「ハルカコール」に梅咲も、ぎごちなくポールダンス。さらに「すみれコール」に夏がセクシーポーズを取る。
「ハルカコール」に梅咲は「怒られるよ」とさすがにこれはNG。
 ロックアップから、ロープに。夏がさっそく場外へ落としにかかる。梅咲はエプロンでもがいて、なんとかこれは回避。梅咲がバックを取るが、夏も腕を取り返す。そして腕の取り合い。
ロープでクリーンに分かれる。
 夏が「こんな攻防誰も見たくないんだよ!」と図星なコメント。アームホイップ合戦からタックル合戦。
ここで梅咲が落ちそうになるが、エプロン際からカムバック。今度はタックルで夏も落ちそうにが、エプロン際で何とか、足をバタつかせながらも耐える。
しかし梅咲の低空ドロップキックでついに場外へ。
ここで水鉄砲の刑に。「ちょっと待って」と夏が逃げるも、すでにYシャツはびしょぬれで中が透けて見える状態に。
リングへ戻った夏に、梅咲はストンピングを決めながらも「すべるんですけど」と気を付けながら打ち込んでいく。ここから弓矢固めへ。
そして、夏を磔にしておいてから、「Yシャツマッチ行くぞー!」とアピールし、背後からドロップキック。
 コーナーでの攻防から、夏が切り返し、ロープを使って足で蹴り上げ、梅咲をコーナーに座らせるとブロンコバスター。固定しておいて、股間での攻撃を連続する。悶絶する梅咲。「はるかちゃん、お気は確かですか?」と上体を起こすも、梅咲は体勢を切り返してキューティースペシャル。
トップロープに上がるも、夏がエルボーで突き落す。エプロンの梅咲がロープを右手一本で掴むも、「カウントダウンいきますよ~」と指を一本づつ取っていく。「終わりだー」と残り一本になった際、走り込んで体重を浴びせに行くが、梅咲がそらしてエプロンでの攻防に。
エルボー合戦が繰り広がられる。梅咲が倒れたところを、夏がスライディングキックで場外へ落とすことに成功。水鉄砲隊が水を噴射する。あっという間に梅咲がびしょぬれに。
「お前もだー!」と梅咲が夏の足を引っ張り、2人とも水鉄砲の餌食に。梅咲は「寒い、やりすぎ」と、びしょ濡れ姿で場外を逃げ回る。夏は逃げまどうも、二上会長も追いかける。
夏が二上会長に羽交い絞めにされると、梅咲は「絶対持っとけよ!」と至近距離からの水鉄砲攻撃。
さらにペットボトルの水をスタンバイ。夏は最前列のお客さんの前に座る。ここで噴射し、夏&お客さんともども吹きかけられる。
リングに戻り、梅咲がなんとか滑らずにこらえてのブレンバスター。夏はブリッジでカウントを返す。夏は首固め。続けて走り込んだが足を滑らせる。梅咲がそのままカバーに入ったが2カウント。
梅咲が逆さ押さえ込みも2カウントで返す。しかし、そのまま腕からYシャツを脱がして脱衣により梅咲の勝利となった。
夏「おい、おちょちょ。初めてのYシャツマッチでこの私を倒すなんてやるじゃねえか。おまえもYシャツマッチから抜けだせねえ体になったみたいだな。私に勝ったからには次、オマエにもっと
刺激的な極寒Yシャツマッチ、プレゼントしていやるよ。年明けの真冬、オマエ、免疫力だけ鍛えておけ!」

 夏の予告する、「極寒Yシャツマッチ」とは? 震えて待て!
3,ヤングライバルwave(20分1本勝負)
さくらあや&Chi Chi&〇香藤満月(12分18秒、フルムーンバックブリーカー)炎華●&マコトユマ&リアラ



まずは炎華組が先制を狙うがこれをさくら組がすかすと、リアラにトレイン攻撃。さらにさくら&Chi Chiが香藤に飛び乗ってのトリプルボディプレス。2カウント。
これに対して、リアラが香藤を磔にすると、3人がそれぞれ背後からドロップキック。
続けてパラダイスロックで身動き取れなくすると、3人同時に低空ドロップキック。
「首詰まった」と香藤。香藤はリアラにタックルからヒップドロップでお返し。香藤からChi Chiへ。
Chi Chiが串刺しビッグブーツを連発。卍固めに取る。続いてリアラをロープにもたれさせてランニング式ビッグブーツ。2カウント。
リアラはヘッドバット、旋回式フェースバスター、スタナーと連打する。マコトにタッチ。マコトがドロップキック。
3連発からボディスラム。さらに低空ドロップキック、スパインバスター、カウント2。ChiChiは延髄蹴りで反撃。ノーザンライトスープレックスは2カウント。Chi Chiからさくらへスイッチ。
さくらはドロップキック。背後からキック。エルボー合戦となり、マコトもエルボーを連打する。
 マコトがボディアタック。2カウント。低空ドロップキック。飛行機投げも2。さくらはミドルキック。
マコトが持ち上げ、コーナーでの串刺しドロップキック。マコトから炎華へ。
炎華が側転エルボーからドロップキック。さくらもミドルキック。
さくらから香藤へ。香藤が自ら走ってのドロップキック。ヒップドロップ。ボディスラムからさくらがディスティニーハンマー、Chi Chiがミサイルキックと続く。最後に香藤がボディプレス。
炎華からリアラへ。リアラが香藤の足元へ低空ドロップキック。続けて、3人がかりで合体低空ドロップキック。
マコトが香藤を捕まえて、炎華がミサイルキック。2カウント。
炎華が香藤へ低空ドロップキックを足に決め、さらに低空ドロップキック。香藤の上に乗ると、マウントパンチ。
続けて、ボディアタック狙いも香藤がキャッチすると、バックブリーカー。そして香藤組がトレイン攻撃。
Chi Chiがボディスラム。セカンドロープから香藤のボディプレスも2。6人が入り乱れる中、香藤が炎華を羽交い絞め。Chi Chiがビッグブーツを狙ったが誤爆。
それでも、さくらがうまくカットに入ると、香藤が炎華を持ち上げ、フルムーンバックブリーカーでギブアップ勝利を奪った。
レザレクションwave〜清水ひかり復帰戦〜(30分1本勝負)
4,宮崎有妃&〇シン・広田さくら&狐伯(17分16秒、体固め)清水ひかり●&SAKI&櫻井裕子
※FFD


 頸椎ヘルニアで欠場が続いていた清水ひかりが1年ぶりの復帰。網倉含めたCOLOR’Sの3人がロープ上げしてリングへ迎え入れる。
そしてCOLOR’Sダンスを披露。SAKIの後、最後にコールを受けた。客席から
「おかえりー」の声が鳴り響く。
試合前、セコンドの網倉が清水の背中をたたき、気合を込める。思わず気合が込められすぎたのか、背中は真っ赤に。
 試合前の握手となり、広田は「清水がいるぞ清水がー」とうれしそう。清水は「お願いしまーす!」と歓喜の握手を求める。
先発は清水と狐伯。大「ひかりコール」が鳴り響く。まずはロックアップ。腕を取られるが、一回転して取り返す。
コーナーに控える宮崎と広田も清水に檄。清水はロープに走り、側転を見せるが、狐伯がドロップキック。
SAKI、櫻井も加わり、3人連携。清水が狐伯の足を引っ掛けて、SAKIと櫻井がダブルのカウンターキック。
そしてイロトリドリ。続けて3人がかりでのあーみんプレスは失敗。狐伯が狐伯ロール。清水が飛び出してきた広田にドロップキック。
広田が櫻井をとらえロープ渡りもSAKI、清水がロープを引っ張る。広田がエプロン転落。ここでセコンドのあーみんも入って4人でのCOLOR’Sポーズ。
続けて、櫻井が串刺しエルボーを狙うも、広田が身をかわし、フェースバスターからプロレスLOVEポーズ。
広田がシーソー式カンチョーを狐伯、宮崎にセットして2連発。今度は宮崎を飛ばそうと、広田、狐伯がシーソーの体勢に入ったが、二人がかりでも持ち上がらず。
清水、櫻井のダブルブレーンバスター狙いを切り返した広田が四つん這いの二人へダブルボ・ラギノール。
 wave組はトリプル連携を狙うが、まったくバラバラでタイミングが合わず。宮崎の「考えて」という問いに、広田は「お前がジャンプしないからだ」と櫻井のせいに。
気を取り直して2度目を狙うも、やはり失敗に。
ならばと直接、フットスタンプでそれぞれ櫻井に乗っかる。さらに3人が横一列になり、あーみんプレスならぬ「ウイ・アー・wave!!」がまったくバラバラに決まる。
狐伯は櫻井にエルボー。櫻井はビッグブーツ。SAKIがコーナーニーから水平に狐伯を乗せてストマックニー。
続くコーナースプラッシュは失敗。
狐伯はSAKIへ低空DDTからロケット二ー。タッチした宮崎が突進するが、それをSAKIが防ぐとCOLOR’Sトレイン。
宮崎は櫻井、SAKIとラリアットを打ち込み反撃。しかし、清水にはラリアットに行かず、ハグで抱える。
宮崎は広田を呼び込み、シーソープレスを狙ったが、SAKIが剣山でカット。再度、シーソープレスに行くもまた、SAKIが剣山。
宮崎がSAKIにラリアット。すると、「裕子、来い」となんと相手チームの櫻井を呼び込む。まさかの裕子ロケット発射か? 戸惑いながらもその体勢に入る櫻井。
しかし、宮崎のミサイルキックで櫻井はそのままマットにめり込み、裕子ロケットは全く届かず。SAKIが櫻井を場外へ落とす。
 ここでSAKIロールと清水のヒップアタックを交互に放つ、ぎゃらぱん連携。
清水はPKF狙いも、宮崎が足を捕らえる。しかし、清水は卍固めで切り返す。ロープに逃れられると、コルバタで追い打ちをかけた。
 そして今度こそコーナーに振ってPKFを成功させる。10分経過。
宮崎は串刺しラリアット。狐伯と新型の合体回転式プレスは自爆。清水はフットスタンプも自爆。宮崎が回転エビの体勢に行くが、うまく切り返してのフットスタンプ。
清水がトップロープから雪崩式フランケンシュタイナー。
カウント2。続けてバックを取るが、広田が背後からカンチョー。
宮崎が清水を倒立させ、広田がカンチョー爆撃。
 宮崎は「布持ってこいー!」とアピール。「ミュージックスタート!」と同時に、広田と狐伯がサイドに構える。
宮崎が手をそろえると、布が宙に浮き始める。ここで布を取ると、四つん這いで足を挙げている清水の姿があらわに。
広田がボ・ラギノールを決めると、清水は場外転落。ここで広田がトペを敢行するも、これは自爆となる。その間に清水がテーブル席に乗り、その場からプランチャ。
 リングへ戻ると、SAKIとダブルのブレンバスターからダイビングフットスタンプも2。清水はスクールボーイを連発。そして、稲妻レッグラリアット。
 狐伯が広田を踏み台にしてのドロップキックでカットに入る。広田がシャイニングウイザードも2。宮崎がカットに入ったSAKIと櫻井にダブルラリアット。
ここで、広田がセカンドロープの中央からにタイミングをはかりだす。
そして、反対側にいる清水へ超長距離でのロケットカンチョー。しかし、あとわずかだけ届かず。
 櫻井がビッグブーツ。SAKIがアトミックドロップ。清水がネックスクリューと連続攻撃。広田はフラフラの状態。
カットに入った宮崎にも清水はハイキック。しかし広田がここで清水に覆いかぶさってきて、そのままFFDで3カウントとなった。
敗れはしたものの、無事に復帰戦を終えた清水がマイクを握る。
「帰ってきたぞー。みんなありがとうございます。プロレスを続けさせてくださって、ありがとうございます。また大好きなwaveさんに、大好きなCOLOR’Sと一緒に復帰することができました。プロレスができて幸せです。これからも大好きなプロレスをやっていくので、COLOR’Sもwaveさんも、プロレスをやってるみなさんの応援をよろしくお願いします」
 宮崎「次はお前だぞ、わかってるのか!」
 網倉「はい!」

 ここで二上会長会長もリングイン。
「清水の復帰にあたって欠場中にガチャガチャでエイドをやっていました。清水が復帰したので、これにて終了。網倉はふくよかになってきたんで、これで運動に使ってください」とこれまでのエイド金を清水と網倉に贈呈。「網倉は復帰するまでガチャガチャ続けるので、みなさんこれからも回してください」と付け加えた。
 こうして清水の復帰戦は幸せに包まれたまま終了となった。
・バックステージ
清水「長い間、欠場している間もずっと応援してくださっていたみなさん、ありがとうございました。プロレスをしている最中が何もかも忘れて楽しめて、お客さんたちもそうだと思って、この空間がすごく好きで、これからもこの空間で生きていきたいなってリングに上がって思うことができました。これからも、いま、頑張っているプロレスラーを応援してくださっている暖かい空気の中で…(涙ぐむ)、これからも応援よろしくお願いします」
網倉「ひかりさん、まず復帰おめでとうございます。これでCOLOR’Sが3人そろって、今まで二人で、これで3人になって、いよいよ次は4人になるのをみなさん、待ってくれてると思うし、COLOR’Sのメンバーもそうやって思ってくれていると思います。だから、ひかりさんの今日の復帰戦を見て、私の復帰への背中も押してくれたと思うので、COLOR’Sで、復帰できるよう、私も頑張ります!」
櫻井「おかえりなさい。一人ひとりと欠場しちゃっても、COLOR’Sとして活動しているからこそ、ひかりさんとあーみんが帰ってくる場所を絶対に守るぞという気持ちでこの1年くらい頑張ってきて、今日があって本当に良かったなって思ったし、この先、あーみんが帰ってくる場所をこれからも守り続けたいと思いました! 頑張って強くなって、先輩超えして、SAKIさんの隣に先に立つぞ!」
SAKI「私、ひーちゃん、裕子、3人そろってレギュラーで出させていただくのって、waveさんだけなんですよ。4人そろってレギュラーで出させていただいているのもwaveさんだけなので、次は4人そろって、COLOR’S対waveで今日のリベンジをするためにも、ひーちゃん再スタート切ったから、私たちもっともっと強くならないと。復帰戦で負けたのに、泣いて満足してちゃだめだから、あーみんの
ためにももっともっと強くならなきゃ。3人そろって強くなって次は4人で、COLOR’S対waveで、waveに勝とう!絶対だよ」
清水「COLOR’Sがんばるぞ、」
全員「オー!!!」
5,DUALSHOCK WAVEトーナメント~決勝戦(時間無制限1本勝負)
<SPiCEAP>本間多恵&〇尾﨑妹加(17分28秒、片エビ固め)青木いつ希&関口翔●<チームホカクドウ>

DUALSHOCK WAVEもいよいよ決勝戦。10・22刈谷を経て、最後に残ったのはSPiCEAPとチームホカクドウ。
※ウエイトリフティングスラム
先発は青木と妹加。ロックアップから、青木がロープをつかみ、「ブレイクブレイク!」と絶叫。
 今度は青木がヘッドロック。タックル合戦は互角。再度、ぶちかませ合うが、それも互角。青木は「お前が来い!」と挑発。妹加が飛び込むと蹴りでカット。
「バカタレがー!」と、青木が飛び込むと妹加はタックルで吹っ飛ばす。すかさず、青木もタックル返し。
 本間と関口。関口がアームホイップからのドロップキック。本間がコーナーに振り、串刺しエルボーを狙ったが、関口がエプロンに出て防御。本間が外に落とすと、プランチャを敢行。
リングに戻った関口へ、今度こそ、串刺しエルボーから正面に回っての低空ドロップキック。ロープに振ると、関口がブーメランアタックで返す。そして、正面から低空ドロップキック。
青木が飛び出すも、これを捕らえてSPiCEAPがダブル攻撃を狙う。青木はこれを阻止にしてハチ合わせにさせて、低空ドロップキックを本間に打ち込む。
妹加を本間の上に投げてのフェースバスター。さらにその上にニーを降下。
 青木がエルボーを狙うと、本間がワキ固めで切り返す。ロープに逃れると、低空ドロップキック。
トップロープへ上るも、関口が背後からカット。青木がデッドリードライブ。カバーに入ろうとすると、本間がジャックナイフで切り返す。
 ここから妹加がラリアット。青木もラリアット。さらに同士討ち。再度、同士討ちが続く。意地の張り合いとなるが、妹加がラリアットで打ち勝つ。
さらに本間を抱きかかえての619。
妹加がエルボー。青木もエルボー返し。青木がエルボー3連発から大外刈り。ロープにもたれた妹加の背後へランニングニー。関口も619で続く。
 ホカクドウはダブルの低空ドロップキック。青木がニーを降下。青木がトップロープからボディプレス。
本間がカット。
関口がドロップキックからセントーン。さらに腕を取っての逆エビ固め。本間が飛びつき腕十字でカットに来た妹加を動けなくする。
 青木と本間のエルボー合戦を経て、SPiCEAPが合体フェースバスター。妹加がサイドスープレックス。
妹加がセカンドロープからセントーンを投下。二度目を狙うが、青木が迎撃にコーナーへ上ると、体を入れ替えて、雪崩式ブロックバスター。
 関口もトップロープからミサイルキック。本間がカット。妹加がラリアット。
青木が投げっぱなしジャーマンでアシストすると、その青木に本間がミサイルキック。
さらに関口が本間に旋回式エースクラッシャー。
ここで、4人がダウン。
関口と妹加がヒザを付いた状態でエルボー合戦。ここから関口が妹加の右腕攻撃をし始める。右腕のコードブレーカー。
関口が突進すると、妹加は左でのラリアットを放つ。さらに本間が飛びつきの腕ひしぎで妹加の動きを止める。青木も飛び出すと、本間が青木、関口へダブルのコードブレーカー。
妹加が関口をコーナーに押し込むと、マイカバスターに持ち上げる。本間がそのままミサイルキックで合体式に投げ飛ばす。
カウント2で青木がカット。関口が逆転のカケラホマも2カウント。妹加はスライディングDから右でのラリアット。
ウエイトリフティングスラムでついに粘る関口から3カウント。DUAL SHOCK WAVE2024覇者はSPiCEAPとなった。
表彰状を手にした二上会長がヒョウ柄のジャケット姿でリングイン。思わず自ら「すいません」と謝る。
そして賞状の読み上げも、動揺が隠せず。夏から「ガラに飲まれすぎ!」とツッコミが入る。
 続いてトロフィーの授与と移った。
妹加「SPiCEAP、優勝したぞー、チームホカクドウ、強敵だった。決勝戦にふさわしい二人じゃないかなと思いました。翔、私たちがカラミネンスに絶対勝つから、いつ希、翔、一番最初に挑戦してきていいよ」
本間「このトーナメントが始まって目指していたのが優勝一つ、全勝優勝。そして、私たちが見据えていたのは、その先のカラミネンス、上がってきましたよ。今度は正々堂々、2対2、挑戦させてくださいよ」
 カラミネンスがリングへ。
SAKI「みんな気づいてるかもしれないけど、私たちこの通り、最近、すごく仲良しです。今度、泊まりに行く約束もしました。世羅ぽんの家に泊まりに行く約束をしました。それくらい仲良しだから、ベルトを獲られるわけにはいけません。でないと、家でけんかになるから」
世羅「殴り合いになるからね。絶対防衛しよう。優勝おめでとう、去年の優勝は我々なんで、去年の優勝対今年の優勝、楽しみにしてます」
本間「11・4後楽園、みなさん見に来てください。私たちが新王者になります。妹加が勝ったので、妹加が締めなよ」
最後は妹加による、「これが、俺も、waveだー!」という妹加流シメでエンディングとなった。
本間「トーナメント1回戦からえーがた(梅咲&ななみ)の二人、ずっと戦ったことのある後輩だけど、強いの知ってたんで、それを突破したことから自分たちの自信になったかな。その勝ちが優勝につながったと思います。めちゃめちゃうれしいです」
妹加「私たち、二人とも同期で丸9年で足すと18年になるので、トーナメント負けれなかったですね。唯一、準決勝の智子さんと狐伯だけはあえてドローに持ち込むという作戦もあったんですが、あえて、自分たちを鼓舞して勝って上に上がろうってことで、敗者復活もなく、全部、勝ちで上がってきたんで、それが自分たちの強みだと思いますね」
 --決勝の青木&関口組について。
妹加「一応、下なんですけど、めちゃくちゃ強かったよね」
本間「あそこもやっぱり絆が強いんで、同期だしね。自分たちよりはないだろうというのは自分自身は思っているんですけど、控室でいる二人の雰囲気とか見てても、とってもつながりあってるんだなっていうのは感じていたので、そことの闘いだろうなとは思っていました。図太いですよね。今日、思ったけど、敗者復活で上がってきているしね。そういうところになると、そういう人たちの持っている勢いが恐怖にもなるんですけど、妹加がしっかり決めてくれたので、カラミネンスに気持ちよくいけるなって思いますね」
――その対カラミネンス戦への意気込みを。
本間「そのお泊り…?」
妹加「それどっちなんだろうね。もし11月4日より先か後かで。もし絆深めてこられたら、嫌だよね」
本間「どっちにせよ関係ないんで。じぶんたちの絆、本当にずっとずっと一生懸命やってきてて、自分がしんどいなかで助けてもらったしそういう中でやってきたので。ただ、めちゃめちゃ強いのはわかってます。今のカラミネンスから優勝してタッグ王者になるっていうのが私たちにとって、とっても大事なことだと思うし、とっても、ワンステップどころかツーステップ、スリーステップにつながっていくという、未来への扉だと思っているので、プライベートでもお世話になっている先輩方なので、SPiCEAPというものを見せまくって、お泊り行ったときに大乱闘していただければ」
――waveに出て一つ結果が出たことについては?
本間「いや、めっちゃ、うれしいですね。(涙ながら)ちょっと前に同期の(角田)菜穂ちゃんが引退して、自分的にはしんどかったので。いま、ほかのところで頑張っている同期もいて、妹加もシングルを巻いて。自分は今ベルトを巻けていないし、結果を出せてないので、それが悔しくて悔しくて。それでも応援してくれるファンの方もたくさんいるし、頑張ってね、みんなでベルト巻こうねって同期の人たち言ってくれて。何が何でも結果を出したくて。それで今日、妹加と優勝して11月4日ベルトを巻く光がようやくが生まれたのでみんなにベルト姿を見ていただければ嬉しいし、これを機に防衛戦
をいっぱいしていきたいなと…。ごめんなさい、大丈夫です」
妹加「waveさんって先輩がたくさんいるイメージで。1戦1戦が勉強になるし、スキルアップして経験が詰める。今年の始めに出させてもらってから、まだ成長できるんだなって時間しているので、ベルトを巻いて、1戦1戦防衛していきたいと思います」
2024.09.29

『大阪ラプソディーvol.62』

日時
9月29日 日曜日
観衆
198人
場所
taisenn
1.OSAKA・Future(20分1本勝負)
◯尾崎妹加&ラム会長(13分40秒 片エビ固め)炎華●&高瀬みゆき
※マイカバスター
taisenn
2.OSAKA・パワーwave(15分1本勝負)
△柊くるみ(7分45秒 両者場外リングアウト)谷もも△
taisenn
3.OSAKA・コミカルwave(15分1本勝負)
△シン・広田さくら(7分45秒 両者場外リングアウト)夏実もち△
taisenn
4、タッグマッチ(30分1本勝負)
◯柊くるみ&夏実もち(10分24秒 体固め)シン・広田さくら●&谷もも
※ダイビング・ボディプレス
※急遽タッグマッチに移行し、通常ルールに加え場外カウントは3つの特別ルールを採用。
taisenn
5、OSAKA・スクランブルwave(30分1本勝負)
桜花由美&◯渡辺智子&咲蘭(15分10秒 体固め)狐伯●&青木いつ希&関口翔
※スクリュードライバー
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6.Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>◯宮崎有妃(19分20秒 外道クラッチ)花園桃花●<挑戦者>
※第21代王者6度目の防衛に成功。
2024.09.22

刈谷プロレス祭り『KARIYA WAVE Vol.4 』

taisenn
1、KARYIA・スクランブルwave(20分1本勝負)
◯夏すみれ&青木いつ希(16分31秒 片エビ固め)炎華●&梅咲遥
※シャイニング・ウィザード
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2.、KARIYA・チャレンジwave(15分1本勝負)
◯桜花由美(13分27秒 体固め)マコトユマ●
※ビッグブーツ
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3、DUALSHOCK WAVEトーナメント~準決勝(20分1本勝負)
<SPiCEAP>◯本間多恵&尾﨑妹加(13分37秒 体固め)<じょうじょう>狐伯●&渡辺智子
※特攻バスター
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4.東海・プレミアムwave(30分1本勝負)
◯シン・広田さくら(15分25秒 華麗な丸め込み)小仲=ペールワン●
※ジャイアントスイングを切り返して
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5. KARIYA・スクランブルwave(60分3本勝負)
◯宮崎有妃&櫻井裕子&沙恵(2-1)夏実もち&柊くるみ&マリ卍●

①◯マリ卍(8分54秒 横入り式十字固め)沙恵●
②◯沙恵(3分17秒 体固め)マリ卍●
※ビッグブーツ
③◯宮崎(8分8秒 体固め)もち●
※直伝デスバレー・ボム
taisenn
2024.09.18

「Detras de Lazona vol.28」

日時
9月18日 水曜日
観衆
48人
場所
POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
1,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<じょうじょう>〇狐伯&渡辺智子(13分36秒、エビ固め)桜花由美&咲蘭●<人生サンブンノイチ>
※直伝ダブルアームT。この後、桜花由美&咲蘭、炎華&マコトユマ、夏すみれ&リアラによる
敗者復活の抽選が行われ、当たりのチェーンを引いた夏&リアラが準決勝戦に進出。



 まずは試合に先立ち、DUAL SHOCK WAVEルールが説明された。
「DUALSHOCK WAVEトーナメント準決勝戦ルール。20分1本勝負の通常のプロレスルールで行われ、ありとあらゆる引き分けの場合は、2人のキャリアを足して1日でも若いチームの勝利となる。桜花&咲蘭vs狐伯&渡辺組の試合終了後、敗者チームと炎華&マコト組と夏&リアラ組の3チームで敗者復活の抽選を行い、当日青木&関口組と準決勝を行う。炎華&マコト組と夏&リアラ組がハズレを引いた場合はチーム内でのシングルマッチを当日行う」
 さて、抽選会が行われる、その前に、この試合に勝ち、準決勝にコマを進めるのはどちらのチームか?
まず、人生サンブンノイチは、いつもの咲蘭ダンスに桜花も完コピ。タッグを重ねるごとに、そのダンスも磨きがかかっている模様。
先発は「行きます!」と狐伯が手を挙げると、桜花も呼応するように、「行きます!」
と手を挙げて開始。桜花がいきなりのビッグブーツで奇襲をかけるも2カウント。
さらに垂直落下ブレーンバスターと畳みかけるも2で渡辺がカット。短期決戦を狙う桜花に意表を突かれた狐伯は必死に渡辺へタッチを求める。これを桜花がカット。
咲蘭に交代すると、ドロップキック。狐伯がボディスラムで返す。咲蘭がコーナーに振ると、狐伯がブーメラン式ドロップキック。ここでようやく渡辺にタッチ。
渡辺が投げっぱなし式のダブルリストアームサルトからボディスラム。逆エビに決める。咲蘭がロープへ。
渡辺は再び逆エビを狙うも、咲蘭がエビ固めで切り返す。今度は渡辺がキャメルクラッチ。桜花がカット。
渡辺&狐伯が合体式ドロップキックから、今度は、ダブルでの背面エルボーを決めた。
続けてトレイン攻撃に移り、狐伯が串刺しドロップキック、渡辺も串刺しエルボ―。
―。ここで決めるぞ、とばかりに、渡辺がコーナーに振ると、咲蘭が突然、泣き出す。
手を緩めない渡辺がトップロープに上がると、さらに号泣。場内は「泣かした」コール。
あわてて桜花が「わかるよ、鬼みたいだもんね。咲蘭のお母さんみたいな人だよね、でも大丈夫大丈夫」となだめる。
咲蘭も「頑張る!」と気を取り直す。ここで渡辺が走り込んだところ、再び号泣。またも泣き出す咲蘭に渡辺も気が緩んだか、攻撃せず。
もう一度、自らロープに走り帰ってきたところで、咲蘭が低空ドロップキック。続けて渡辺の両手へのストンピング。
さらに自ら走ってのドロップキックからワキ固め。泣いていたのは油断させる作戦だったかも??
桜花も飛び込み、ランニング式ビッグブーツから咲蘭の619と連携を見せる。桜花が串刺し式ビッグブーツ。コーナーから走り込んでのビッグブーツと連発。
トップロープに上ると渡辺が張り手で動きを止める。桜花は「うえ~ん」とウソ泣き。渡辺が突っ込んできたところを捕らえて、雪崩式ブラディーEX。続けてバックドロップ。2カウント。
渡辺のラリアットをかいくぐるも、狐伯がコーナーから飛び出し、援護射撃のスワンダイブ式ドロップキック。渡辺がラリアットから狐伯にタッチ。狐伯が手へのストンピングから低空ドロップキック。ここでバックの取り合いから桜花がクロスアーム式DDT。カカト落とし。
10分経過。さらにネックハンギングボムも2。タッチした咲蘭がカサドーラ式フットスタンプで流れを変える。さらにこれを狐伯、渡辺に2連発。ダメ押しで狐伯にもう一度決めるも2カウント。
ここで咲蘭が桜花の肩に乗っかり、ファンタスティック式のフットスタンプも2。再度、咲蘭のダイビングフットスタンプは2。残り3分。渡辺のラリアットは狐伯に誤爆。しかし、桜花のビッグブーツも咲蘭と同士討ち。渡辺が咲蘭へセカンドロープからのダイビングボディプレスで援護すると、狐伯がマヒストラルで丸め込んだが2。
咲蘭が丸め込みでお返しす
るがこれも2。渡辺がラリアットから狐伯がロケットニーアタックも2。
 トドメは直伝ダブルアームTで3カウントが決まった。これでじょうじょうが準決勝進出。
ここで敗者復活の抽選会へ突入。桜花&咲蘭はそのままリングへ残る。これで当たりを引いたチームがメインでホカクドウと対戦できる。夏&リアラ、炎華&マコトユマもリングへ。
この結果、夏&リアラが当たりを引き、準決勝進出が決定。外れを引いたTKDJはこの後、シングルで対戦することになり、すでに1試合を消化している桜花&咲蘭はこれで終了となった。
1,スクランブルwave(30分1本勝負)
SAKI&〇梅咲遥&ななみ(14分46秒、体固め)宮崎有妃&シン・広田さくら●&櫻井裕子
※ふらふらドーン


 突如、降ってわいた「ゆうこロケット」ブーム。同じCOLOR’SのSAKIをも巻き込む6人タッグ戦となった。この日こそ、ゆうこロケットがさく裂するか?
まずは「いきます!」とななみが手を挙げて、SAKI組は先発が決定。一方、宮崎組は宮崎自らが先発を買って出る。まずはロックアップ。
エプロンでは、広田がカンチョーのポーズでななみを待ち受ける。押し込む宮崎と必死にこらえるななみ。しかし、ロープ寸前でななみが体を入れ替え、宮崎が餌食となる。悶絶する宮崎。
その宮崎へSAKI組がコーナートレイン。SAKI、梅咲と続くが、ななみは失敗に終わり、逆トレインを食らう。
ななみは宮崎にタックルで突進。3発打ち込んだが、宮崎は倒れず互角に。それでもめげず、ななみがタックルに挑み、ようやく倒すことに成功。
宮崎は串刺しエルボーでダメージを与えると、「布持ってこい!」とセコンドへ指示。櫻井が赤い布を手渡す。石黒レフェリーも「凶器ではない」とこれを黙認。
宮崎の「ミュージックスタート!」のアピールとともに、「オリーブの首飾り」が流れ、ななみに覆いかぶせる。しかし、宮崎が念を込めるも、まったく布の中身が浮いてこない。
仕方なく、布を挙げてやり方をレクチャー。宮崎が四つん這いになり、足の挙げ方を教える。
ネタがバレバレに。
そして、再び布をかぶせて、念をこめる。それでもななみは全く動かず。今度は広田が「代われ代われ」と、代わりに布のなかへ入る。すると今度は、すぐに宙に浮き始める。
宮崎がさらに念を込めるが、そのスキにななみがスクールボーイ。2カウント。
宮崎はDDT。ななみもタックルで返す。宮崎が広田に助けを求めるが、広田はまだ布の中。
櫻井が布を挙げて、広田を呼び込み、布でのクロスライン狙い。
ななみをロープに振るも、梅咲がドロップキックでカット。ななみが櫻井へ串刺しタックルから、もう一発タックルへ。
ななみからSAKIへタッチ。SAKIがブレーンバスターで投げようとするが、櫻井がこらえてビッグブーツ。SAKIもビッグブーツで返す。
梅咲も登場。櫻井がSAKI、梅咲と1対2のエルボー合戦。SAKIと梅咲がチョキパンチをダブルで決める。櫻井はSAKIへファイナルカットで切り返す。2カウント。SAKIが四つん這い状態でいると、すかさず広田が入り、側転式ボ・ラギノール。
エプロンのななみが広田を背後から捕まえ、、梅咲がドロップキック。しかし、広田は梅咲の足を引っかけると、SAKIの上に乗っからせる。
ここで四つん這いの梅咲、SAKIへ上下式のボ・ラギノール。
しかし、さんざん打ち込んだ後、「なんかさあ、二人のケツにはもうあきたんだよ、やりすぎてんだよ」と急に居直る。さらに「新しいケツを求めてるんだよ!」とコーナーのななみに狙いを定める。ななみは必死に逃げ、コーナーポストにぶら下がる執念を見せる。背後からSAKIが広田へアトミックドロップ。タッチに行こうと背中を見せたSAKIへ広田がボ・ラギノール。この攻防が3度続く。
ここで、SAKIが片ビザを付くと、広田はシャイニングウイザードを敢行しようとしたが、足を踏み外して失敗。SAKIはビッグブーツから梅咲へタッチ。梅咲が串刺しドロップキック、低空ドロップキック。ななみを呼び込み、ななみが串刺しタックル、梅咲が串刺しドロップキック。
さらに二人がコーナー攻撃を狙うも、広田が身をかわし、足で引っかける。四つん這い状態のななみ、梅咲へカンチョー攻撃をうかがうが、梅咲は足で必死の防御。広田が梅咲の足を引っかけると、619からシャイニングウイザード。
四つん這いのななみに今度こそ、ボ・ラギノールを仕掛けようとするが、間一髪、SAKIがビッグブーツでカット。
 そして、広田をコーナーへ水平に乗せると、ニーからのコーナースプラッシュ。続けて、梅咲が梅スプラッシュも2。
梅咲がバックに取るが宮崎がラリアットでカット。ここで、「ゆうこ、行くぞー!」と、櫻井
を呼び込んでゆうこロケットの体勢へ。リング中央で握りこぶしを作り、飛び出す気満々の櫻井だが、いつも以上にミサイルキックの威力がすごくて、ダメージ大となり、櫻井がマットにのめり込む。すると、「宮崎さん、私にしてください!」とまさかの広田が構える。
宮崎が「広田ロケット!」と広田へミサイルキックを打ち込んだが、広田もマットにのめり込んでしまい、完全にダウン。
梅咲が広田を丸め込むも2。櫻井がカットに入り、梅咲へ串刺しブーツ。SAKIも飛び出し、広田へ串刺しブーツ。ここで梅咲と広田がエルボー相打ち。ともにフラフラの状態となり、どちらもFFDとなるが、梅咲が押し倒して、3カウントとなった。
3,YOUNGライバルwave(15分1本勝負)
炎華(7分12秒、タイムマシンに乗って)マコトユマ


 DUAL SHOCK WAVE敗者復活抽選の結果、外れた炎華とマコトは、ルールにより、
パートナー同士の対決が組まれた。またサブタイトルは「YOUNGライバルwave」に。
ゴングと同時に両者が走り込んでエルボ―合戦。そして炎華のドロップキックをマコトは炎華がかわしてフォールに行くが、これを切り返した炎華はすかさず低空ドロップキック。
炎華の突進するも、両足をキャッチしたマコトは逆エビに固めようとする。炎華はすかさずロープをつかむ。マコトはあきらめずに足を取りに行くと、今度は丸め込んでのエビ固めで切り返される。カウント2。
炎華が突進すると、マコトはまたも、足を奪いに行き、ついに逆エビに成功。炎華がロープへ。
マコトは炎華をコーナーへ追い込み、ストンピングを連打。反対のコーナーへ振ると、炎華はブーメランアタックで切り返すも2。
 炎華は側転エルボーを狙うも失敗。ならばと、串刺しドロップキックを挟み、もう一度、側転エルボーに行くと、今度は成功させる。
続いて、正面からドロップキック。さらにSTFへ。マコトがロープブレイク。
炎華はセカンドロープからミサイルキック。再びエルボ―合戦へ。マコトが捕らえてコーナーに持っていく。
さらにはタックル。そしてもう一度逆エビで絞り込む。
 5分経過。ここから逆片エビへ移行したがロープへ。マコトはボディスラムからフォールも2。
マコトがボディスラム、炎華も首固め。さらにジャパニーズレッグロールもマコトがもう一回転して切り返すが2。炎華はタイムマシンの乗ってを繰り出して3カウントで勝負を決めた。試合後、何やら話し合い、二人の絆を確かめ合った。
4,DUALSHOCK WAVEトーナメント~準決勝(20分1本勝負)
<チームホカクドウ>〇青木いつ季&関口翔(16分14秒、片エビ固め)夏すみれ&リアラ●<CABARET NIGHT CLUB>
※ラリアット。青木&関口が決勝戦に進出。


 14日アミスタ大会では、本間組に敗れたCABARET NIGHT CLUBだったが、敗者復活で残ったため、ここに準決勝への登場となった。
試合前、夏は青木との握手に「握手しなかったら(大声シャウトを)言ってこないからやらなくていい」をリアラにアドバイス。「ほらこういう感じだよ、たまにはしっかり…」と説明しているところで、青木が自ら「よろ…」と切り出す。
ここで夏はキックアウトでシャウトをカット。さらに関口にもエルボーを決めて試合開始。
倒れている青木に、いきなりリアラがパラダイスロックにかけて身動きが取れなくすると、すかさず夏が持ち込んでいたシャンパンを取り出してマーライオン。
リアラが低空ドロップキックからバックを取るが、ここで青木が正面に回ると、「よろしくお願いしまーす!」と大声シャウト。
続けて、関口がボディスラム。1で返すリアラ。関口がエルボーからドロップキック。
さらにはセントーンを2発投下したが、カウント2。
関口がエプロンの夏にエルボーでカット。そしてリアラをロープにもたれせて、青木が背後からニー。「翔もいこぜー」と青木が指示して、関口も背中へニーを当てる。
ここで「チームホカクドウ!」と二人がポージング。そして、再び青木がコーナーの夏にエルボーでカット。夏は場外へ。
「負けるかー!」と立ち上がったリアラがエルボーを連発。何度も打ち込むものの、青木が1発の重いエルボーで返す。
 またも青木が夏へのエルボー。夏はまたも場外へ。関口&青木はリアラをコーナーで顔面を足で踏みつける。
「負けねえんじゃねえのか、おい」と青木が挑発しながら、ストンピング。関口がブレーンバスター。2カウント。さらにボディスラム。リアラが体を入れ替えると、ドロップキック。夏へタッチ。夏がカウンターキックからネックブリーカードロップ。さらにブレンバスターホールドも2カウント。
続けてコーナーへ振り、関口の右足をセカンドロープに引っ掛け、足の付け根に蹴りを見舞う。青木がカットに入るも、そのまま押されてコーナーで同士討ち。宙づりとなった関口にそのまま背中へ当てるブロンコバスター。コーナーから落下した関口へ股間での攻撃を決める。
そのまま関口へ座ってフォールも2。今度はエビ固め合戦へと移行。しかし、どちらも決まらず2カウント。何度も丸め込んでの固め合いとなるが、どちらもカウント2で返し合う。精魂尽き果てた夏、関口、さらには石黒レフェリーに賞賛の拍手が起きる。
関口がドロップキックからのネックブリーカードロップ。さらにミサイルキックを投下。
続いて青木が串刺しタックルから、ブレンバスター、ボディプレスと速攻で決める。2カウント。スタンディングへ移ると、青木がエルボー。夏もエルボー。両者のエルボー合戦となる。
さらに両者の打ち合いから夏がビッグブーツ。青木が重いエルボー。夏がビッグブーツ。
青木がエルボー連打、3連発。夏もビッグブーツでお返し。
10分経過。青木が大外刈りを放つも2カウント。夏がドラゴンスリーパーを決めるが、これはロープへ。
夏が青木にビッグブーツ、リアラもドロップキックでアシスト。ここからダブルのブレーンバスター。2カウント。

リアラが串刺しエルボーからフェースバスター。さらに連続エルボー。青木がボディスラム。リアラが「負けるかー!」と宣言してのエルボー。青木もエルボー返しから、ブレーンバスターホールドも2。青木が逆エビ、リアラがロープ付近へ逃れると、リング中央に引き戻す。夏がカット。
 青木が夏の足を引っかけてロープにもたれさせると、背中にニー。関口も619と畳みかけ、さらに合体ドロップキック。
 
 続けて青木がリアラを持ち上げて、ブロックバスター。2カウント。青木が突進すると、夏が飛び出してミストを吹きかける。この間にリアラがスクールボーイ。2カウント。
 夏がシャイニングウイザードを仕掛け、倒れ込んだ青木をリアラが押さえ込んだが、カウント2。リアラはスタナーを仕掛けに行くが、そのままロープ際に押しこまれ、エプロンの関口が逆にスタナー。
 青木がエルボーからボディスラム。さらにダイビングボディプレスでフォールに行くが、夏がムチでカット。ここでダメ押しのラリアットを決め、3カウントが入った。
リアラが串刺しエルボーからフェースバスター。さらに連続エルボー。青木がボディスラム。リアラが「負けるかー!」と宣言してのエルボー。青木もエルボー返しから、ブレーンバスターホールドも2。青木が逆エビ、リアラがロープ付近へ逃れると、リング中央に引き戻す。夏がカット。
 青木が夏の足を引っかけてロープにもたれさせると、背中にニー。関口も619と畳みかけ、さらに合体ドロップキック。
 
 続けて青木がリアラを持ち上げて、ブロックバスター。2カウント。青木が突進すると、夏が飛び出してミストを吹きかける。この間にリアラがスクールボーイ。2カウント。
 夏がシャイニングウイザードを仕掛け、倒れ込んだ青木をリアラが押さえ込んだが、カウント2。リアラはスタナーを仕掛けに行くが、そのままロープ際に押しこまれ、エプロンの関口が逆にスタナー。
 青木がエルボーからボディスラム。さらにダイビングボディプレスでフォールに行くが、夏がムチでカット。ここでダメ押しのラリアットを決め、3カウントが入った。
青木組はこれで決勝進出へ一番乗り。
 青木がマイクを握る。「チームホカクドウが勝ったぞー! 私たちチームホカクドウは、10月1日、新宿フェイスで決勝戦。そのためには9月22日、刈谷でどのチームがあたってくるか、私はしっかり見ろくから、(関口に)こっちでしっかり頑張って、お互い頑張ろうね」
 関口「我々、一回戦負けましたが、敗者復活で上がって、決勝まで上がってます。絶対に勝って、(鳴き声で)天下取るぞー」
 青木「あー! 泣いちゃったー! 10月1日もちろん優勝して、11月4日後楽園ホールで、二人でベルト巻くぞー!」
 こうしてホカクドウのマイクから「これがwaveだー!」のエンディングとなった。
2024.09.14

「Detras de Lazona vol.27」

日時
9月14日 土曜日
観観衆
52人
場所
POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
試合に先立ち、2005年9月14日に亡くなられた未来さんの10カウントゴング、また
1分間の黙とうが行なわれた。
・入場式
 まずは全選手が入場し、全カードが発表される。
 挨拶を務めたのは桜花。
 「みなさん、こんばんわ。本日はwave大会ご来場いただき、誠にありがとうございます。本日、所属の狐伯がスターダム大阪大会参戦のため欠場となります。(ここで狐伯が勝った情報が伝えられる)おっ! マジですか?
狐伯がスターダム大阪大会で勝ったそうです。スターダムでアピールできたのではないかと思います。そんな所属の狐伯はいないんですけど、waveらしく、今日の大会も盛り上がっていきたいと思います。盛り上がる準備はできていますか?(観客から拍手と歓声)
今日はいま開催中のDUALSHOCK WAVE2回戦があります。勝ったチームが準決勝進出となりますので、自分が応援しているチームにご声援よろしくお願いします。選手一同、盛り上げていきますので、お客様も大盛り上がりでよろしくお願いします」
1,チャレンジwave(15分1本勝負)
桜花由美(13分、体固め)香藤満月
※ビッグブーツ。


 まずはロックアップで開始。香藤がロープに押し込むと、気合を込めて絶叫する。
「うっせーなー」と苦痛の表情を見せる桜花。
「来いよ」という桜花の手四つにジャンプするも届かず。
桜花はボディへのパンチから、腕を取り、噛みつき攻撃。観客から大ブーイング。
さらにストンピングを連打。うつ伏せの香藤に全体重をかけて、ニードロップを投下。
桜花がロープに振ると、香藤がぶちかましタックルで返す。香藤が「お前が走れ!」と指示すると、桜花は「はあ~い」と走ってのタックル。
互角になり、再度桜花が走り込むと、香藤が打ち勝つ。
香藤はヒップドロップ2連発から胴締めへ。サーフボードに取ると、桜花の体を宙に浮かせる。
そして逆エビから逆片エビへ。ロープエスケープ。
桜花はストンピングからボディスラム狙い。
しかし持ち上がらず、逆に香藤が持ち上げる。さらにボディプレスを3連発。
続けて「あげるぞー!」とバックドロップ狙い。
持ち上がらないとわかると、正面からエルボー。香藤も串刺しタックルで返す。2カウント。
香藤がボディスラム2連発。逆片エビもロープブレイク。香藤はランニングしてのタックル狙い。
桜花がかわす。ならばと、香藤がエルボーを連打。桜花もエルボーで返す。
香藤がさらに重いエルボーを打つと、桜花はエルボーと見せかけ、フェイントからの足踏みつけ。
「バーカバーカ」と挑発するも、自ら走り込んだところ、タックルを食う。
桜花は再度、ランニング式ビッグブーツ。
そしてカウンターでもう一発打ち込むも2カウント。桜花はジャストフェイスロック。香藤がロープへにじり寄る。
桜花が走り込んだところを香藤が持ち上げて、ボディスラム。さらにボディプレスも2。
 香藤はセカンドロープからダイビングボディプレスも2カウント。残り3分。再び、コーナーへ上がるも、ダイビングボディプレスは自爆。桜花は突き上げ式の顔面キックからかかと落としも2カウント。
 桜花はタイガースープレックスの体勢に入るが持ち上げられず、クロスアーム式DDTに切り返す。
 そしてダメ押しで自ら走り込んでのビッグブーツで闘いに終止符を打った。
2,スクランブルwave(20分1本勝負)
○宮崎有妃&櫻井裕子(18分8秒、外道クラッチ)シン・広田さくら●&チェリー


 広田とチェリーは飾りつけ用のパーティーモールを持ち、互いに肩を組みながら登場。
そして二人一緒にコーナーに上ってアピール。さらにテーマ曲に乗ってのポーズもばっちり決めた。
モールを持った二人はレフェリーのボディチェックに「二人はつながってます」「固く結ばれています」と答える。
「悪いものではないです」とレフェリーのチェックは通過。宮崎は絆をアピールする二人に「気持ち悪い…」とポツリ。
これを聞いて、広田は「オマエらの絆は何もないくせに」、チェリーも、「髪の毛も結んできたし」と絆の深さをアピールする。
 広田&チェリーはモールをそれぞれ握ったまま、奇襲攻撃。櫻井にモールを使ってのクロスライン。ここから両者ともに反対側に走ろうとすると、さっそくモールが切れる。客席から「あーあ」の声。
ここで櫻井が広田へタックルからボディプレス。チェリーがちぎれたモールを握り、「広田」コールするも、誰もコールを送らない。
チェリーは「誰も応援してくれないじゃん!」と、さらに頑張ってコールし続けると、お客さんも付き合いだす。
 ここで広田は、「チェリー、応援はうれしいんだけど、腕を取られててどうしていいか、教えてもらっていいかな?」と教えを乞う。チェリーは「回ればいい」とアドバイス。しかし、宮崎の周りを一周し、まったく意味なし。「前に前に」と具体的に指示すると、広田は前転。しかし、勢いで後転してまい、同じ体勢に戻る。
宮崎はキャメルクラッチから髪をつかむ。チェリーはもう一度、「広田」コール。宮崎は飛び散っていたモールを広田の口に入れる。
 チェリーがカットに飛び込むかと思えば、目の前で「頑張れ頑張れ!」と応援のみ。
宮崎がラリアット。これを広田がカットしてフェースバスター。チェリーにタッチ。
チェリーがコルバタ。広田を呼び込み、クロスライン。チェリーが広田ごとフォールも2。
宮崎がコーナーに振るも、チェリーはウルトラコルバタで返す。さらにもう一発、コルバタ。
宮崎もラリアット。櫻井にタッチ。櫻井はビッグブーツからスクールボーイ。チェリ―は1回転して足を取ると、アンクルホールド。
カットに入ってきた広田を宮崎が捕らえてにコブラツイスト。チェリーと宮崎が技をかけている状態に。「広田を離せ」「お前が離せ」「せーので離すぞ、せーの!」と言うやり取りとなったが、二人とも離さず。「うそついてんじゃねーよ」「おまえこそ」とそれぞれがののしり合う。
 再度、「せーの!」で離すことで納得するも、またしてもどちらも離さず。櫻井は自力でロープに逃れる。宮崎&櫻井はチェリーへダブルのカウンターキックも2。
 チェリーはボディへパンチからブレンバスターホールドも2。広田へタッチ。
広田が櫻井の腕を取るも、櫻井は付き合わず。
「裕子さあ、あんた宮崎さんと組んでるからって調子乗ってるんじゃねえよ」と広田が問う。
「乗ってねえよ」(櫻井)「乗ってるよ」(広田)と言い合いに発展。何度も繰り返すうち、櫻井は「乗ってるよ」と口走ってしまう。
 広田は再びロープ渡り。ジャンプを成功させ、カットに来た宮崎もまとめてコルバタに取る。
 続けて、チェリーが加担してのシーソープレスは宮崎が櫻井の位置をずらして届かず。
倒れる二人に宮崎、櫻井はプレスの体勢。宮崎は「どっちに飛ぼうかなあ」と焦らせる。結局、宮崎は広田、櫻井はチェリーにボディプレス。櫻井はスタンディングのドラゴンスリーパー。そのままマットにたたきつける。
 その後、バックの取り合いに。宮崎がラリアットでカットに入る。ここで宮崎が赤い布を取り出し、「お前がやれ!」と櫻井に手渡す。呆然とする櫻井に、広田が「何やってんだ、貸せよ」と取り上げ、布を覆いかぶせる。
広田は「ミュージックスタート!」と指示。オリーブの首飾りが鳴るなか、櫻井の体が宙に浮くも、布を取ると、自力で浮かせているのがバレバレ。
 櫻井がコーナーに振ると、宮崎が反対側のコーナーへ。いま、巷で話題の「ゆうこロケット」の体勢に入るべく、ダブルを指示するも、広田が櫻井にスクールボーイを決めて未遂に。
チェリーがコーナーに座ったままの宮崎へ雪崩式フランケン。その間に、櫻井が広田へビッグブーツ、ブレンバスター。2カウント。
 櫻井がコーナーに振ると、再び、宮崎はコーナーへ上がり、「ダブルー!」と指示。「行くぞ、ゆうこロケット!」と櫻井の背中へミサイルキックを放つも、コーナーの広田にはまったく届かず。
それでも櫻井は頑張って立ち上がり、エルボーを打ち込む。
この流れから場外乱闘へ。広田がトペを狙うが、腰がロープに引っかかる。
 宮崎がエプロンで広田へDDTを決めると、マットにめり込む。広田がめり込んだままの体勢でいる間に、宮崎がイスにチェリーを座らせる。ここで広田を捕らえて、チェリーの目前で恥ずかし固め。チェリーは思わず、「おったまげー!」と背後へ倒れ込む。
 宮崎の突進をかわした広田は619。シャイニングウイザード。2カウント。へなーらを狙うも、そのまま倒れ込んで自爆。宮崎のえびす落としも広田がエビ固めに切り返す。2カウント。宮崎がラリアット。そのダメージで広田はFFD、2カウント。
 広田がウラカンで回ろうとするも、回転途中で阻止。宮崎がスクールボーイに決める。2カウント。
宮崎がダブルアームに捕らえようとするが、広田は中腰のまま、回転して防ぐ。宮崎が目突きからの首固めも2カウントで返して粘ったが、最後は外道クラッチで粘る広田にトドメを刺した。
 試合後は広田とチェリーが言い合い、絆はモールとともに砕け散った。
3,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<チームホカクドウ>青木いつ希&〇関口翔(13分52秒、カケラホマ)炎華●&マコトユマ<TKDJ>
※青木&関口組が準決勝進出。


 DUALSHOCK WAVEトーナメント2回戦ルールとして、15分1本勝負の通常のプロレスルールで行われ、ありとあらゆる引き分けの場合は、2人のキャリアを足して1日でも若いチームの勝利となる。10・1新宿大会で優勝チームが決まり、優勝チームは11・4後楽園大会でSAKI&世羅りさの持つベルトに挑戦できる。
まずはTKDJは入場と同時に、おなじみのマットに寝転がって頬を両手で抱えるポーズを見せる。
いっぽうのホカクドウはリング中央でのホカクドウポーズ。
まずはマコトの握手に対して、青木がいつもの大声シャウト。さらにコーナーの炎華にも耳元でシャウトを浴びせる。
炎華&マコトが奇襲をかけスタート。マコトが関口へのタックルから炎華とダブルのセントーン。
関口はマコトに鼻をフックして勢いを止めると、続いて青木も鼻フック。コーナーに控える炎華にも鼻フックを見舞う。青木&関口がダブルのキックからフェースバスター。
マコトのエルボーに青木が倍返し。青木がロープに走るも、炎華が背中を蹴ると、マコトがボディアタック。
 続いて、炎華がドロップキックからコルバタ。側転エルボーは青木が足を出してカット。青木が串刺しラリアットからフェースバスター、ボディプレス。2カウント。
青木が逆エビ固め。炎華がロープへ。青木&関口が互いにコーナーに分かれて、炎華とマコトをぶつけようとするも、体を入れ替える。炎華、マコトが青木、関口を鉢合わせに取る。さらにダブルのドロップキック。場外転落。炎華が青木、関口の二人へプランチャ。
そのまま、青木のリング生還をなんとか阻止しようとする炎華。何度も、リングへ戻ろうとする青木を足で阻止しようとする。青木は反対側へ走り込んで、なんとかリングイン。青木は炎華を持ち上げると、一周してからのブロックバスター。5分経過。
コーナーの炎華が突進してきた青木にウルトラコルバタ。
 続いてマコトがドロップキック3連発。青木がボディスラムでお返し。それでもマコトがエルボーを叩き込む。青木がエルボー返し。マコトがエルボ―を連打。炎華も飛びだしダブルのドロップキック。
マコトが青木を持ち上げ、ボディスラムに成功。
 マコトがエルボーを叩き込むも、青木もエルボーで返し、フットスタンプ。関口にタッチ。関口がドロップキック。鼻フックにとらえるも、マコトもエルボーを打ち込んでいく。マコトが首固めも2。関口がコードブレーカーからドロップキック。ワキ固めもロープブレイク。
関口がロープに振るが、マコトがドロップキック。炎華にタッチ。炎華がドロップキック×4。関口もドロップキック。残り5分。関口はコードブレーカーを決めるも、炎華がドロップキック。炎華はボディアタックから側転エルボー。STFで固める。関口は粘ってロープへ。
炎華がミサイルキック。2カウント。関口は逆さ押さえ込みからドロップキック。フェースバスター。
残り3分。関口はミサイルキック。2カウント。
炎華が回転エビ固め、関口もエビ固めで返す。ここからエビ固め合戦となるもいずれも決まらず。
炎華のカサドーラ。カウント2。関口はラリアットも、これを炎華が切り返してのエビ固めも2カウント。
さらにジャパニーズレッグロールクラッチも2。しかし、関口が逆転のカケラホマで3カウント。
あと一歩まで追い詰めた炎華だが、最後は青木&関口が準決勝進出を決めた。
4,DUALSHOCK WAVEトーナメント~2回戦(15分1本勝負)
<SPiCEAP>本間多恵&〇尾﨑妹加(14分20秒、エビ固め)夏すみれ&リアラ●<CABARET NIGHT CLUB>

※SPiCEAPが準決勝進出。


 夏&リアラの入場時には照明が消えて、夜の街の雰囲気に。リアラのシャンパンは蛍光模様。夏はガウン、コスチュームだけでなく、シャンパン、バッグも紫で統一。SPiCEAPは妹加が本間を抱えるおなじみのポーズ。
先発は本間とリアラ。ロックアップからリアラも腕を取り返す。リアラのヘッドロック。
本間も取り返す。リアラのドロップキックは空振り。本間が低空ドロップキック。夏が本間を背中へのキックからリアラが首固め。これが一回では終わらず合計8連続。その都度、本間もカウント2でキックアウト。
決めたリアラもフラフラに。それでも、本間をパラダイスロックで固めると、夏がシャンパンを口に含み、ガラガラ潤してからマーライオン。
さらにコーナーの妹加にもミスト攻撃。夏&リアラが本間をダブルでコーナーに押し付ける。
CABARET NIGHT CLUBがコーナートレインも本間がかわすと、妹加が二人へ串刺しタックル。本間が反対側コーナーで待ち構え、二人まとめてぶら下がり腕ひしぎ。
本間はリアラへ腕へのストンピング。さらに鼻フック。「鼻が壊れたらどうするんだ」とコーナーの夏がクレーム。
続いて、妹加が首投げ3連発からセントーン。キャメルクラッチ。ここに本間が飛び出し、ロープを往復しての低空ドロップキックを打ち込む。
本間にタッチ。本間がストンピング。リアラを磔にすると、鼻への攻撃。さらに背中へのドロップキック。リアラはドロップキックを打ち込んでやり返し、ようやく夏へタッチ。
 夏は本間へネックブリーカーを連発。さらにリバースDDTからのブレンバスターホールド。
 そしてコーナーに押し込み、ボディへのパンチを連発する。レフェリーが反則カウントを入れると「好きにやらせろよ!」
本間も串刺しエルボーから低空ドロップキック。夏が2カウントで返した瞬間にワキ固めに取る。
 本間が続けてDDT。ミサイルキック。10分経過。
続く妹加も串刺しラリアット。さらに突進すると、夏がムチを取り出して一撃。夏がコーナーに
追い込み、ブロンコバスター。ここで股間を顔面に当てつける。
 続いて、リアラがドロップキック。フェースバスター。妹加がボディスラムで返す。エルボ―。
2カウント。残り3分。
妹加が持ち上げるも、リアラがドロップキック、さらにアンクルホールド。本間がカット。
夏がビッグブーツでアシスト。リアラもドロップキック。さらにダブルのブレンバスター。2カウントで妹加が肩を挙げる。
妹加が旋回式バックブリーカーからアルゼンチンバックブリーカーへ。夏がミストでカット。リアラがそのスキにエビ固めも2。
 妹加が夏&リアラへダブルのラリアット。サイドスープレックスもリアラが2で返す。残り1分。
再度、アルゼンチンに持ち上げると、その体勢から旋回式バスターを決めて3カウント。これにてSPiCEAPが準決勝へ進出した。
準決勝は9・18アミスタと9・22刈谷の2大会によって行われる。
 18日はすでに、桜花由美&咲蘭組対狐伯&渡辺智子組が決定。この試合が終わったのち、この敗者チームと、本日敗退した炎華&マコト組、夏&リアラ組によって敗者復活の抽選が行なわれることが発表された。
 また、敗者復活を引いたチームは改めて、18日にそのまま準決勝に出場することとなる。また、桜花組対狐伯組の敗者組が敗者復活を引いた場合、この日、続けて準決勝が行われることが伝えられた。
 なお、抽選で外れてしまったチームはそのチーム同士によるシングルマッチが行なわれる。
 ここで準決勝にコマを進めたチームから物言い。
本間「18、22日って準決勝の日、選べるんですか。あのー、私18日ダメなんですよ」
関口「自分も22日ダメなんですよ。18日で大丈夫ですか?」
本間「自分も22日で大丈夫ですか? 地元の愛知県なので…」
 この要望に二上会長もGOサインを出したことにより、9・18はチームホカクドウ、22日はSPiCEAPの準決勝カードが行われることになった。
 ‪また、二上会長から18日の追加カードとして、広田、宮崎、櫻井組対SAKI、梅咲、救世主・ななみが発表された。
「今日は櫻井のゆうこロケットの瞬間一番わいてたよ」(二上会長)ということで、櫻井が最後を締めることに。
「18日のカード決定したぞー! 宮崎さんと組んで、(ゆうこロケットを)リベンジすべく挑戦したけど、
うまくいかなかったので、18日はゆうこロケット成功するぞー!DUAL SHOCK WAVEのカードもいろいろ決まっていることですし、ぜひwave見に来てください」
 この挨拶後、「これがwaveだー!」で締めくくりとなった。
2024.09.01

PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Sep.~’24』

日時
9月1日 日曜日
観衆
184人
場所
新木場1stRING
・入場式
タッグの祭典・DUALSHOCK WAVEの季節がやってきた。今年は全10チームが参加。9・1新木場で開幕し、10・1新宿にて決勝が行われる。
 まずは試合に先立ち、トーナメント出場全10チームとWAVEタッグ王者組が入場。
全チーム入場後、リングアナが今シリーズのルールを説明。
「各試合10分1本勝負で争われ、時間切れ引き分けの場合、ありとあらゆるキャリアを足して、1日でも若いキャリアのチームが勝利」とアナウンスされた。
 この日はトーナメント1回戦5試合が行われ、勝者チームと敗者復活チームの計6チームが9・14アミスタでのトーナメント2回戦にコマを進める。決勝は10・1新宿となり、優勝チームはカラミネンスの持つWAVEタッグ王座の挑戦権を得ることができる。
入場式後、タッグ王者組であるカラミネンスが挨拶。
SAKI「みなさん本日はご来場ありがとうございます、こんにちわー!(観客から「こんにちわー!」の声)元気いっぱい。あ、こんばんわー!(観客から「こんばんわー!」の声)よくできましたー! 今日からDUAL SHOCK WAVEが始まるぞ、イエーイ!」
世羅「誰が勝ち上がってきても我々カラミネンスにはかなわないということで、今日から高みの見物させていただきますんで、せいぜい頑張ってください。というわけで本日、DUALSHOCK WAVE開幕みなさん頑張っていきましょー!」
そしてトーナメント抽選となり、カラミネンスは退場。10チームがチェーンを
引いた結果、下記のカードが決定した。

・ZONES&香藤満月 VS 炎華&マコトユマ
・桜花由美&咲蘭 VS シン・広田さくら&さくらあや
・梅咲遥&ななみ VS 本間多恵&尾崎妹加
・夏すみれ&リアラ VS 関口翔&青木いつ希
・夏実もち&柊くるみ VS 狐伯&渡辺智子
1,スクランブルwave(20分1本勝負)
〇SAKI&世羅りさ(15分8秒、チョロイルド)宮崎有妃&櫻井裕子●

 トーナメント開始に先立ち、トーナメント本線には出場しないカラミネンスが第1試合に登場。
 櫻井の握手に世羅は応えようとせず。SAKIの「そういうとこだよ」というツッコミが入り、素直に握手に応じる。
先発は世羅と宮崎。いきなり二人とも場外へ。早くもハードコアモード全開の両者。宮崎は「イス、どこだ」と探し回り、世羅はイスを見つけてリングへ持ち込む。一つを宮崎に手渡すも、SAKIが「だから辞めなさいって」と世羅のイスを奪い取り、注意を与える。
「オマエのせいだぞ」「オマエだ」と宮崎と世羅がともに責任を擦り付ける。
 なんとか向かい合った二人。まず、手四つから世羅が宮崎の手を踏みつける。
そして腕をねじると、コーナーに押し込む。ロープに飛ばすも、宮崎はラリアットで返す。すかさず逆片エビ狙いも、即座にSAKIがカットに入る。
宮崎は櫻井に「行ってこい」とタッチ。世羅が櫻井にエルボーを連打。ヘア投げからコーナーへ押し込む。
 SAKIにタッチ。櫻井をサーフボードから足で宙に浮かせる。そこからフォールも2カウント。櫻井はエルボー。SAKIがチョキパンチで返し、ボディスラム。世羅にスイッチ。
 世羅は櫻井のシューズの上から足首に向かってグーパンチ。これに対して櫻井はスクールボーイからドロップキック。
続けて宮崎がラリアット。さらに世羅を起こした状態でラリアット3連発。世羅があわてて宮崎を場外へ落とすと、そのまま花道から消え去る。宮崎が姿を消し、しばらくすると、ドアから戻ってきて、「おい、見つけたぞ」と抽選用のチェーンを持ち出し、場外で世羅を殴りつける。
 世羅はイスを持ち出して対抗し、振り下ろす。そのまま二人はリング上に凶器を持ち込む。
 宮崎は世羅の背後からチェーンで首を絞める。世羅も必死にイスで対抗するが、「離せ」とSAKIがカット。
世羅は「こいつが先にやってきたもん」とイスを手から離したスキに、宮崎が世羅の背後にイスを投げつける。
そして、布を持ち出すと、「ミュージックスタート!」と音響へ指示。「オリーブの首飾り」が流れ出し、布で覆いかぶせる。キリの良いところで、そのままフォールするも2カウント。世羅はセラリズムバスターで反撃。SAKIにタッチ。
 「恥かかせやがってー!」とSAKIが宮崎を捕まえる。宮崎はコーナーにSAKIを振ると、串刺しラリアット。さらにリング中央で自ら走り込んでのラリアット。
宮崎がセカンドロープに上るも、SAKIが背後から捕まえると、背中からマットに叩きつける。宮崎はドロップキックからムーンサルトを狙うが自爆。
SAKIが攻めようとするが、宮崎は目つきで動きを止め、えびす落とし。2カウント。
櫻井にタッチ。SAKIが立ち上がるのを待って、突進しようとタイミングをはかっていたところ、宮崎がトップロープに上り、「裕子ロケット!」とミサイルキックをかます。櫻井の背中にヒットするも、その反動でSAKIに届かせる作戦のつもりがまったく届かず。それでも櫻井は倒れた位置から頑張って飛び上がって、串刺しエルボー。さらにコブラツイスからグランドコブラも2カウント。さらにフェースバスターも2カウント。
 ここで世羅がカットに入る。世羅が宮崎、SAKIが櫻井を捕らえると、カラミネンスのコーナー連携を見せる。さらにダブルのコーナースプラッシュ、2カウント。
宮崎がダブルラリアットでカラミネンスの流れを止めると、櫻井はランニング式ビッグブーツをSAKIに決め、ファイナルカッターもカウント2。SAKIが櫻井をカニばさみで倒し、後頭部ニーを打ち込む。ここで宮崎がラリアットでアシスト。すかさず世羅も飛び出し、イスを持ち込んで宮崎をカット。
 この間に櫻井はSAKIへスクールボーイ。これをカウント2で返したSAKIがチョロイルドで切り返し、3カウント。王者組の貫禄を見せた。
2, DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
<TKDJ>炎華&マコトユマ(時間切れ引き分け)ZONES&香藤<やきそばまんじゅう>
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。炎華&マコトユマは845日、ZONES&
香藤は847日で炎華&マコトユマが2回戦進出となった。


 炎華&マコトユマの同期タッグは「TKDJ」。いっぽうはZONESの髪型から「やきそば」、&香藤の体型から「まんじゅう」で、「やきそばまんじゅう」と、それぞれのチーム名が付けられた。
炎華&マコトが先制のドロップキックで試合開始。ZONES&香藤もダブルのタックルで返す。香藤はマコトにヘアホイップを連発。「やきそば―」とZONESを呼び込むと、マコトを磔にして、二人がかりで顔面攻撃。マコトは香藤へボディアタックで反撃。
炎華にタッチ。炎華はドロップキックを打ち込むも、香藤は倒れず。コーナーに振っての側転エルボーは自爆。香藤は串刺しタックルからリング中央でのタックル。さらにボディスラム。ボディプレス。
炎華はエルボーを連打。カサドーラで丸め込むと、裏アキレス腱固め。セカンドローからのミサイルキック。2カウント。
 炎華はマコトにタッチ。炎華&マコトが香藤へサンドイッチ式の低空ドロップキック。
マコトがコの字固め。ZONESがカット。香藤がマコトへタックルからボディプレス。
香藤&ZONESのダブルタックルから香藤はボディプレスを2連発。
 5分経過。
 ZONESが「マコトユマー!」と叫んで、串刺しラリアットを連打。炎華がカットに入る。
炎華&マコトがダブルのドロップキック。さらに炎華は串刺しドロップキック。炎華はエルボーを打つが、ZONESの水平チョップで返される。
 炎華がドロップキック。しかし、ZONESは倒れず。ならばと、足へのドロップキックで
バランスを崩してからの低空ドロップキック。
炎華がエルボー。ZONESが炎華を持ち上げるとブロックバスター。ZONESがスピニングトーホールドからラリアット。カウント2。
 ZONESがトップロープに上るも、炎華がドロップキックで迎撃。炎華は側転エルボーからドロップキック。2カウント。自らコーナーに走り、ブーメランアタック。カウント2。
残り1分。
 炎華はトップロープからミサイルキックも2。残り10秒となり、ミサイルキックを放ったところでドローとなった。
 ドローとなったので、キャリア差により勝敗が決定。やきそばまんじゅうは847日、TKDJは845日、わずか2日差で炎華&マコトユマの勝利となり、2回戦進出となった。
3,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(人生サンブンノイチ)桜花由美&咲蘭(時間切れ引き分け)シン・広田さくら&さくらあや(広田・さくら)
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。桜花&咲蘭は9567日、広田&さくらは1万771日で桜花&咲蘭が2回戦進出となった。


 まずは桜花&咲蘭の「人生サンブンノイチ」が入場。咲蘭のダンスを桜花も完コピ。
続いて広田&さくらの広田・さくらが登場。
さくらあやは広田のポーズを見ながら、なんとか広田のテーマ曲に合わせてのポーズを完成させる。
先発は咲蘭とさくら。互角に腕を取り合う。続いて桜花と広田。桜花のブーツ、広田のカンチョーをそれぞれ見切って空振りに。すかさず桜花がアームホイップで投げつけ、互いに見合う。
桜花は広田をロープに振ると、その間に咲蘭の体を持ち上げて、合体式ドロップキック。続けて咲蘭はドロップキックを4連発。カウント2。
広田は強引にフェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズで反撃に出る。咲蘭を磔にすると、「オマエ何歳?」と尋ねると、咲蘭は「15歳」と返答。広田は気にせず、手でカンチョーのポーズ。
咲蘭は磔にされたまま、広田は自らロープに飛んだが、間一髪、桜花が飛び込み、ビッグブーツでカット。さらにランニング式ビッグブーツをぶち込むと、ロープにもたれ込んだ広田へ咲蘭も619。
桜花&咲蘭はダブルブレンバスター狙いも、広田はダブルDDTで返す。並んで四つん這いとなった桜花と咲蘭。チャンス到来で、広田はカンチョーを決めに行くが、さすがに忖度して、桜花のみに決める。
広田は咲蘭の手を取ると、ロープ渡り。さくらも桜花の手を握ると、後方からロープ渡りで続く。
広田はロープジャンプを成功させる。さくらはアームホイップで桜花を投げる。
2度目のジャンプに失敗した広田に、咲蘭は背後からドロップキック。さらに弓矢固め。ロープに逃れた広田は咲蘭の動きをかわして619。さくらにタッチ。
さくらは咲蘭にドロップキックからネックブリーカードロップ。正面からPK。咲蘭もエルボーで返す。さくらもエルボー返し。ともにエルボーの打ち合いとなり、さくらがミドルキックからボディスラム。
2カウント。
咲蘭がボディアタック。残り3分。ボディスラムからフォールも2。さくらが三角締めも桜花がカット。
咲蘭がカサドーラ式フットスタンプ。その後もフットスタンプとフォールを交互に打ち込むが2カウント。
咲蘭がセカンドロープからのダイビングフットスタンプも2。桜花にタッチ。桜花はがさくらに串刺しビッグブーツから顔面グリグリ攻撃。
 再度、ランニング式ビッグブーツ。桜花はバックドロップ狙い。これをさくらが防ぐと、広田へ桜花を投げ飛ばす。広田は桜花の背後に回ると、ボ・ラギノール。さらにさくらが広田の足を持つと、シーソープレス式カンチョー。
広田は「オマエもやれ!」と指示。再びシーソープレスの体勢を取ると、さくらもシーソーの反動からジャンプしてカンチョーを桜花へお見舞いした。
 続けて串刺しスピンキック。さらにさくらはミドルキック、前蹴り、ハイキックと蹴り技を連打。猛攻を続けたが、セカンドロープに上ったところで時間切れとなった。
ドローということで、キャリア差による勝敗が決められることとなり、人生サンブンノイチは9567日、広田・さくらは1万771日で桜花&咲蘭が2回戦進出となった。
4, DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
〇本間多恵&尾崎妹加(SPiCEAP)(9分19秒、片エビ固め)梅咲遥●&ななみ(えーがた)
※特攻バスターから。


 梅咲遥&ななみのディアナ組「えーがた」は入場と同時に、アルファベットAのポーズ。いっぽう、タッグチームとしての経験豊富な本間多恵&尾崎妹加の「SPiCEAP」が登場。
梅咲がドロップキック、ななみがタックルで奇襲をかけて試合開始。妹加を捕らえると、梅咲&ななみがコーナートレイン。梅咲はボディスラムを狙ったが、妹加がボディスラムで切り返す。妹加が梅咲をバックから持ち上げると、背後から本間がフェースバスター。そのまま妹加も前に落とす合体技を見せる。
梅咲と妹加はエルボー合戦。梅咲はコルバタから低空ドロップキック。ななみにタッチ。
 ななみが妹加とコンタクト。WWWD選手権の前哨戦でもある。まずはななみが串刺しラリアット。続くタックルは互角のぶつかり合い。それでもななみは自らロープへ走り、4度にわたり勝負を挑む。妹加は倒れず。
妹加はコーナーへななみを振ると、串刺しラリアット。ななみは背後に回り、スリーパーで流れを変えに出る。おんぶ式に切り替えるも、妹加は後方へ倒す。再度、ななみはスリーパーを決めるも、妹加はロープに手を伸ばす。
 妹加はラリアット、ななみも裏投げを決め、ダブルダウン。しばらくして両者が立ち上がると、ともにタッチ。
梅咲と本間。梅咲の突進に本間がワキ固め。ロープブレイクとなると、本間は串刺しエルボーを決める。梅咲はブレンバスターから低空ドロップキック。2カウント。梅咲はエルボーをカウンターで決めたが、続けて走り込んだところを本間はワキ固めで切り返す。
ななみがカットに入る。さらに串刺しラリアットでアシストすると、梅咲がキューティースペシャル。さらに梅プレスと続けたが、2カウント。本間も飛びつき腕ひしぎからフォールに行くも2。梅咲はスクールボーイ。妹加が背後からぶっこ抜きジャーマンでカット。すかさず、ななみがタックルで妹加を場外へ落とす。
ななみは本間を肩車。トップロープから梅咲が合体式でネックブリーカーを落とす。2カウント。
 妹加は場外から蘇生すると、梅咲とななみへダブルラリアット。さらに本間が妹加の補助付き619を決めたがカウント2。
残り1分。妹加は梅咲をコーナーに乗せ、マイカバスターの体勢から本間がミサイルキックを決める特攻バスター。これが見事に決まり、堂々、梅咲からの3カウントを奪った。
WWWDのベルトを賭けて戦う妹加とななみは試合後も挑発し合う。
妹加「DUAL SHOCK WAVE、勝ったぞー、トーナメントこの調子で勝ち進んで、カラミネンスのベルト、今度は2対2でリベンジでするぞ! そして私はWWWDシングル王者です。来週、アミスタで(ななみとの)防衛戦が決まってます。今日みたいにぐちゃぐちゃにしてやるよ」
ななみ「今日は負けましたけど、来週は妹加さんと一騎打ち。絶対にぶっ倒して、遥さんから奪ったディアナのベルト、取り戻すのはななみですから待っててください」
5,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(CABARET NIGHT CLUB)夏すみれ&リアラ(時間切れ引き分け)青木いつ希&関口翔(チームホカクドウ)
※ドローにより、合計キャリアにて勝敗が決定。夏すみれ&リアラは4402日、青木いつ希&関口翔は5409日で夏&リアラが2回戦進出。


 夏&リアラはともにシャンパンを片手に登場。いっぽうのホカクドウはリング中央でホカクドウのポーズを決める。
リアラの握手に対して、青木は耳元に響くような大声シャウト。これにリアラも必死に「よろしくお願いしまーす!」と大声シャウトで対抗する。
先発は関口と夏。まずは関口がスクールボーイを連発。何度も何度も連発していき、夏は2カウントで返すものの、スタミナが切れていき、フラフラに。横十字固めはようやく夏が切り返してフォールも2カウント。
関口がチャンスとばかりに突っ込むと、夏はムチ攻撃でやり返す。リアラへタッチ。リアラは関口をパラダイスロックで固め、身動きが取れなくすると、夏がマーライオンによるシャンパン攻撃。顔面ずぶぬれとなる関口。
「鼓膜が―」と関口は悶えつつ、リアラの腕を取りに行く。腕ひしぎを狙うも防御されると腕へのニーを落とし込む。
 さらにリアラをロープへ磔にすると、エプロンに出て側面からのドロップキック。リングへ戻ると、リアラはドロップキック。夏へタッチ。夏がカウンターキックからネックブリーカードロップ。関口も夏の腕へのコードブレーカーからドロップキック。
夏がカニばさみからコーナーに押し込んでの顔面ウォッシュ。さらにブロンコバスターを決めると、下腹部を顔面へこすりつける。
 5分経過。フォールに行くも、青木がカット。関口がグラウンドから腕を取り込みに行くが。夏も必死に防御。
なんとか夏はロープへたどり着いたが、青木が背後から夏の背中へニー、関口も背中へのニー。さらに正面へ回り、ダブルの低空ドロップキック。続けて関口がミサイルキック。2カウント。青木へタッチ。
青木が串刺しエルボー、フェースバスター、ボディプレスと連続攻撃。カウント2。
夏はネックブリーカーで返すが、青木は大外刈り。夏はフルネルソン式DDT。さらにはシャイニングウイザード。
ここでダブルダウン状態に。
夏のアシストを受けて、リアラがドロップキック。正式にタッチすると、リアラは青木へドロップキックから串刺しエルボー。さらに三段式蹴りからフェースバスター。残り2分。
青木がボディスラム。リアラがエルボーを連打するも青木も重いエルボーで返す。ここで逆エビ固めに固めるも、夏がカット。
関口のボディスラムから青木がダイビングボディプレス。
 残り30秒。
青木がジャーマン狙いでバックに回るが、リアラがバックを取り返す間に、夏がシャンパンを青木に吹きかける。
このタイミングでリアラが丸め込んだが、あと1カウントのところでドローとなった。
ドローにより、キャリア差での勝敗が争われることとなり、夏すみれ&リアラ(CABARET NIGHTCLUB)は4402日、青木いつ希&関口翔(チームホカクドウ)は5409日でCABARET NIGHT CLUBが2回戦進出となった。
6,DUALSHOCK WAVEトーナメント1回戦10分1本勝負
(じょうじょう)狐伯&〇渡辺智子(8分59秒、体固め)夏実もち●&柊くるみ(unstoppable)
※ラリアットから。狐伯&渡辺智子が2回戦進出。


 狐伯組は渡辺のキャリアがとてつもなく長いため、短期決戦を望みたいところ。
まずは渡辺とくるみが向き合うと、両者のラリアットによるぶつかり合いでスタート。ここから両者、エルボーの打ち合いからタックル合戦に移行するが、いずれも互角の展開。
渡辺がラリアットを決める。くるみも投げっぱなしジャーマン。すると、渡辺も投げっぱなしジャーマンで投げ返す。早くも両者ダウン状態に。ともにタッチ。
狐伯ともち。狐伯がもちの足をつかんで倒すと、低空ドロップキック。さらに顔面ドロップキック。
2カウント。もちはボディスラム。もち&くるみがダブルヒップドロップ。くるみがその場飛びのフットスタンプを連発。くるみが何度もフォールに行くが2カウント。
くるみ&もちがサンドイッチ式のドロップキックも2カウント。
 くるみはボディスラム。くるみがバックから持ち上げると、もちがフェースバスターに捕らえる合体技も2カウント。
続けて、くるみのツームストンパイル狙いは狐伯が回避。狐伯はトップロープに上ったが、すかさずくるみがデッドリードライブ。2カウント。
5分経過。
くるみはフットスタンプからセントーンも2。もちにタッチ。
狐伯はロープにもたれかかると、もちは背後からタックル。ヨーロピアンクラッチに固めるも2カウント。
 もちはバックドロップ。さらにくるみとのコーナートレイン。
狐伯はうまく逃れると、くるみともち、それぞれにドロップキック。狐伯が渡辺にタッチ。渡辺がもちへ串刺しラリアット。さらにロープにもたれさせた状態で4連発。もちは、もっちりバディシザースで切り返すもカウント2。
狐伯がミサイルキックでアシストに入ると、渡辺がセカンドロープからのダイビングボディプレスも2。
 くるみが割って入り、トラースキックを渡辺に狙ったがもちに誤爆。渡辺がもちへラリアット。もちが体を入れ替えフォールに行くが、2カウント。
もちの裏拳はくるみと同士打ちとなり、その間に渡辺がラリアットを決めて、3カウントを入れた。
 この結果、狐伯&渡辺が2回戦進出となった。
試合後、敗者組の5チームが登場。チェーンを引き、あたりくじを引いたチームが敗者復活が決まる仕組みとなる。その結果、青木&関口のホカクドウがあたりくじを引き、2回戦進出を決めた。その瞬間、青木は「優勝だー!」と吠える。
続いて、9・14アミスタで行われる2回戦の抽選が行なわれる。
 その結果、下記のカードが決定した。
 
 ・炎華&マコトユマ<TKDJ> VS 青木いつ希&関口翔<チームホカクドウ>
・狐伯&渡辺智子<じょうじょう> VS 桜花由美&咲蘭<人生サンブンノイチ>
・夏すみれ&リアラ<CABARET NIGHTCLUB> VS 本間多恵&尾崎妹加<SPiCEAP>
ここで、咲蘭がスケジュールの都合で14日の大会に出場できないことが判明。それにより、狐伯組対桜花組のカードは18日に変更となった。

 最後は2回戦進出を決めた狐伯がマイク。
狐伯「まだ一戦目ですけど、自分たち『じょうじょう』がDUAL SHOCKのタッグチャンピオンになる、第一歩です。(渡辺に)もうちょっとカットしてほしかったです」
渡辺「みんなが時間伸ばそう伸ばそうとするから。今日、Xで見たけど、自分はキャリア1万4千日越えてるんで(場内・笑)」
狐伯「自分たち『じょうじょう』は勝つしかないんで。『じょうじょう』はこの上なく最高のタッグパートナー
という意味で付けました。ここにいるどのチームより最高のタッグなので優勝、勝つ、のみです。自分たちが勝っていくので、どの会場でも応援してください」
最後は「これがwaveだー!」でエンディングとなった。
2024.08.12

「夏祭り〜Detras de Lazona vol.26」

日時
8月12日 月曜日・祝日
観衆
75人
場所
@POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
・入場式
1日3興行の3部はテーマ曲が鳴ると同時に、誰が登場するかわかる仕組み。カード発表は
当日となっており、「謎の夏祭りwave」と題された。

・入場式

 試合前に先立ち、全選手入場式。選手を代表して8月8日にデビュー6周年を迎えた狐伯が
務めた。
「みなさん、こんばんわ。(客席から「こんばんわー!」の声)元気だ、みんなが元気だ。
8月8日に6周年迎えましたー。ありがとうございます。6周年なんて皆様に比べたら、ペーペ
ーだと思っているので、7年目も自分は伸びしろがあると思うので、もっともっと頑張っていきたいです。ぜひみなさんも自分のことを見ていてください。それと、8月でwaveが17周年を迎えました。会社が17年持つことはすごいと思います。
waveも狐伯もまだまだ伸びしろがあると…、えー、先ほど伸びしろと言う言葉を覚えたてなので(笑)。みなさん、今日は対戦カードも順もわからないということで最後まで楽しんで、楽しい気持ちで帰ってください。自分たちも頑張るので、みなさんも応援、頑張ってください!」
1,謎の夏祭りwave(20分1本勝負)
SAKI&○世羅りさ(42秒、スリーパーホールド)宮崎有妃&シン・広田さくら●
▼再試合
○SAKI&世羅りさ(13分54秒、片エビ固め)宮崎有妃&シン・広田さくら●
※ランニング式ブレーンバスター

いきなり広田のテーマが鳴ると、「エーッ!」と言う戸惑いと、笑いが起きた。
60分戦い抜いてからわずか1時間半、第1試合に広田が元気な姿を見せるかと思えば、よぼよぼ
歩きで登場。テーマソングに合わせるポーズもキレが悪い。
さらに続いて宮崎のテーマが鳴り響くと、またも館内は笑いに包まれる。そして、テーマに合
わせて拍手が鳴り響く。やはり宮崎もお疲れモードの様子。

続いての入場テーマはSAKI。「おいー」と天を仰ぐ広田。さらに世羅のテーマが鳴ると、観客は
大歓声。カラミネンスが登場すると、まずはベルトを掲げて二人がポージング。
宮崎は「世羅、お昼スターダムだったよね、その時どうしたの?」
世羅「熱中症になって…」
宮崎「(お菓子を取り出し)食べな食べな。5時半くらいに会場に着いたんだよ(試合開始は6時)、
ちゃんと塩分取ったほうがいいよ」
広田「美味しいからね。私が言うのもなんだけど、今日あんまり無理しなくていいから」
宮崎「そんな試合しなくていいから」
広田「楽したい(笑)」
そんなやり取りのなか、試合開始。先発は広田と世羅。世羅がいきなりラリアットからフォールも2。
バックに回り、スタンディングのスリーパーが決まると、広田は悶絶。
一度は立ち上がった広田だがそのまま落ちてしまい、レフェリーが試合をストップ。なんと、42秒で
の決着となった。

意識を取り戻した広田がマイク。
「ちょっと待ってくれ。熱中症チーム待ってくれ。わかるよ、早く帰りたい気持ち。でも、
そんな締め落とさなくても良くない?私を見くびるんじゃないよ、何分やろうが私はプロのレスラー
なんだよ。スリーパーで落とされたからって引き下がらないよ。負けたら終わるのは
ルールだけど、17周年なんだよ、こんなんで終わって私たちギャラもらえると思うなよ。
オマエらもノーギャラだぞ」
セコンドの桜花も「そうだそうだ」と加勢。ノーギャラの言葉が効いたのか、カラミネンスも再試合
を認め、こうして再びゴングが鳴った。

今度はいきなり、広田が世羅にボ・ラギノールからフォールも2。
宮崎にタッチ。宮崎は世羅を場外へ落とす。しかし、場外ではカラミネンスが有利に進め、
広田と宮崎が鉢合わせにさせる。
世羅が宮崎をリングへ上げると、カラミネンスが二人がかりで、宮崎に往復のロープワークをさせる。
すると宮崎自ら加速し、まだまだ体力のあるところをアピール。しかし、徐々にスタミナ切れに。
フラフラの状態でもロープワークを続ける宮崎だったが、最後はダウン。
カラミネンスが宮崎を広田にタッチさせる。
同じ要領で、広田にも往復ロープワーク。戻ってくると背中を押して、延々とロープワークを続けさせる。
粘りの走りを見せたものの、最後はやはり、広田もダウン状態に。
世羅がフォールに行くもカウント2。
広田は立ち上がると世羅の腕を取ってロープ渡りへ。さらにロープジャンプも成功。スタミナ切れでも
驚異の動きを見せる。SAKIがカットに入って来ると、二人まとめて、ヘッドシザースで投げる。

続いて宮崎が世羅にラリアット、SAKIにもラリアット。
そして、「広田、布持ってこい!」と二部で使用した赤の布を取り出す。
世羅にかぶせると、「みなさんにマジックショーをお見せします。
ミュージックスタート!」と二部同様、BGM「オリーブの首飾り」が鳴り響く。
すると世羅が宙に浮き始める。ここで布を取ると四つん這いで足を挙げている状態の世羅が。
そのままフォールに行くと2カウント。
宮崎「世羅、一生懸命でエライな」とポツリ。
世羅はセラリズムバスター。続いて、SAKIがビッグブーツを連発。
宮崎はSAKIの足をつかむと、はずかし固め狙い。SAKIは一回転して回避。
宮崎は目つき。SAKIはエルボー。宮崎はキックからトレイン攻撃狙いもSAKIがバックに回る。
広田がカットに入るも、SAKIがかわして宮崎へ命中。
SAKI、世羅がダブルのカンパーナ。しかしSAKIは宮崎を持ち上げられず。ならばとキャメルクラッチで宮崎に
カンパーナ状態の広田をぶつける作戦に。
SAKIがバックに回るも宮崎が首投げからビッグヒップ。再びはずかし固め狙いも、SAKIが必死に開脚を
防ごうとする。しかし宮崎は力づくでギリギリ成功。

広田にタッチ。広田はSAKIへ側転ボ・ラギノール。
619もヘロヘロになりながらも、なんとか回って決めると、シャイニングウイザード。2カウント。
世羅が飛び出して、世羅&SAKIがダブルのブレンバスターに取ろうとするが、広田がダブル
DDTで切り返し、さらにはダブルボ・ラギノール。
場外へ落ちた二人に広田がプランチャで飛んでいくが、宮崎へ誤爆。リングへ戻ると、広田とSAKIがコーナー
での攻防から世羅が新幹線アタック。SAKIは広田へみちドラⅡを決めたが2カウント。
世羅&SAKIはトレイン狙いも宮崎がダブルラリアットでカットに入り回避。SAKIがトップロープに上るも、
広田が雪崩式ボ・ラギノール。2カウント。
世羅にもボ・ラギノール。SAKIがビッグブーツで広田の顔面を捕らえたが、FFDで切り返す。2カウント。
広田は再度、ボ・ラギノールを放つが、SAKIがビッグブーツ、2カウント。SAKIがランニング式ブレーンバ
スターで勝負に出ると、3カウントを奪った。
2,謎の夏祭りwave(15分1本勝負)
梅咲遥(10分18秒、ラ・マヒストラル)チェリー
※それそれ得意技が3つ封印され、『夏祭り』の流れている間のみ、使用できる特別ルール。


続いての試合はまず梅咲のテーマが鳴り響く。続いては、チェリーの曲が鳴り、チェリーが登場。
梅咲対チェリーによるシングルマッチとなった。

特別ルールとして、二人の得意技が使えない、得意技封印マッチであることが明かされる。ただし、互いの世代の曲がランダムに流れる。その曲はジッタリンジン、またはホワイトベリーの『夏祭り』。自分の世代の曲が流れている間は得意技が使うことができるという特殊ルール。互いに得意技は3つ封印となる。梅咲はエルボー、ドロップキック、
マヒストラル、チェリーは熟女でドーン!、チェリートーンボム、春夜恋が禁止とされた。
ロックアップからスタート。チェリーが「折るぞ!」と腕を取る。梅咲も取り返すが、チェリーも即座に「恥かかせやがって」と取り返す。
すぐに梅咲も腕を取るが、チェリーはヘッドロックへ。梅咲はアームホイップ。ここから「一発行くぞー!」とアピールするも、禁止技とされているため、ドロップキックにいけず。動きの止まった梅咲に、チェリーは足を取りアンクルホールド。ロープブレイクとなったものの、スタンディングとなり、梅咲はやることなくて、見よう見まねのラ
リアット。チェリーは腕を取ると、「ヤングでドーン!」を決める。これには館内も大ブーイング。レフェリーからイエローカードが一枚出される。
梅咲がバックを取り、インディアンデスロック。「いつもの行くぞー!」と弓矢固めに取る。ロープになると、今度はチェリーを磔にする。いつもならドロップキックを背中へ打ち込むのだが、仕方なくランニングして背中へダブルチョップ。
「思い出した、ネック(ブリーカー)行くぞー!」と技を思いつく。しかし、チェリーがキックからドロップキックでネック
ブリーカーを打たせない。ここでホワイトベリー版の『夏祭り』が鳴り始める。梅咲の技が解禁となり、一気にドロップキック10連発。カバーに行くと、チェリーが辛うじて2カウントで返す。
ここでジッタリンジン版の『夏祭り』が鳴り始め、チェリーの技が解禁となる。
チェリーは熟女でドーン!を10連発。さらにコーナーへ上がり、チェリトーンボムを仕掛けようとしたところで、曲が終わる。
仕方なくコーナーを降り、「渾身の逆エビだー!」と逆片エビへ。
梅咲がロープへ。チェリーはそのロープの手を踏みつける。チェリーが「曲が鳴ってねえんだよ、使うなよ」と梅咲を挑発しながら、エルボーを連打。自らロープへ走ったところで、ホワイトベリー版の『夏祭り』が流れ始め、梅咲がエルボーを連打。
何発も打ち込んだ後、マヒストラルに持っていこうとしたが、ここで曲が終わり、丸め込めず。思わず梅咲は「おい!」と音響にクレームを入れる。仕方なく、ブレンバスターで投げる。2カウント。梅咲が突進すると、ジッタリンジン版の『夏祭り』が流れ出し、チェリーは咄嗟に春夜恋で固めたが2カウント。梅咲とチェリーがエビ合戦、どちらも2カウント。
みたび、ホワイトベリー版の『夏祭り』が流れ、梅咲の得意技解禁となり、エルボーからドロップキック。そして低空ドロップキックに行くもこれはすかされる。しかしまだ音楽は流れており、すぐさまマヒストラルに取り3カウント。なんとか曲が流れている間に得意技で仕留めることができた。
3,謎の夏祭りwave(15分1本勝負)
渡辺智子(10分8秒、片エビ固め)櫻井裕子
※ラリアット。渡辺=Xとして、当日発表。


まずはテーマ曲が流れて、櫻井が登場。
続いて、対戦相手は「X」とコールされ、曲が流れると、渡辺智子が登場。
2部では人間凶器として登場した渡辺がXとして3部では正式な試合での参戦となった。
まずは櫻井が握手を求める。渡辺もしっかり握り返して試合開始。
まずは櫻井が「来いよ!」と手四つを要求。渡辺はそれに応えようとするが、少し届かず。
櫻井がタックル。渡辺は倒れない。ならばと続けてタックルを連打していき、3発目で倒すことに成功。
ここで渡辺を磔にすると、背後からドロップキック。フォールに行くが、カウント1で返す。
「一発挙げるぞー!」とアピールしてボディスラム狙いも、渡辺が投げ返す。さらに逆片エビ固め。
櫻井がロープに逃れる。ならばと、今度はサソリ固め狙いに行くが、櫻井も必死に防ごうと堪える。
それでもステップオーバー。櫻井がロープに近づくと、STFへ移行。何とかロープへにじり寄った。
渡辺がヘア投げ。さらにコーナーに押し込む。これに対して、櫻井が串刺しタックル。そしてコブラツイストへ。しばらくして、グランドコブラに移行したがカウント2。今度はコーナーに押し込むと顔面ウォッシュ。再度、コーナーに振るが、渡辺が振り返してのフェースクラッシャー。
エルボー合戦から、櫻井はエルボーに行くと見せかけてのローキック。
渡辺がラリアット。ボディプレス。2カウント。
櫻井が背後に回り、スリーパーからドラゴンスリーパー。渡辺がキックを顔面に当てて回避。
櫻井はビッグブーツからブレーンバスター。2カウント。
今度は渡辺もブレーンバスターでお返し。櫻井はビッグブーツをもう一発叩き込むが2カウント。
ここで渡辺が追走式ラリアットを決めて3カウントを奪った。
最後は櫻井が渡辺の握手を拒み、意地を見せた。
4,謎の夏祭りwave(15分1本勝負)
桜花由美(12分8秒、体固め)ラム会長
※ビッグブーツ


続いてはラム会長のテーマが鳴り響くと「オーッ!」という歓声が上がる。
続いては桜花のテーマが鳴り、これまた興味深いシングル対決となった。
まずは桜花のロックアップをラム会長が拒否すると、中指を立てる舌出しポーズ。
桜花は「来いよー!」とアピール。ビッグブーツを繰り出すが、ラム会長はこれをすかすと、再度、中指のポーズを取る。さらにお尻ぺんぺんポーズ。桜花は
たまらず、ラム会長の尻を蹴る。
ラム会長はカニ挟みからフットスタンプ。コーナーに桜花を追い詰め、
足を取ると、「今日はこの足を取ってブーツできなくしてやるー!」と宣言。
ヒザをロープに絡ませると、低空ドロップキック。桜花が日韓レフェリーに反則を取るようにアピール。反則を取らないレフェリーにラム会長は「子どもの時から知っているから(やさしい)」とフォローする。

ラム会長は「足4の字、普段やらないけどやってやる!」と、かなりスローで足4の字。少し形が違っており、うまく決まらず。それでも、試しながらやっているうちに一応、形が完成。桜花が立ち上がるたびに右足で蹴り飛ばす。
桜花は払い腰からワキ固め。さらにキャメルクラッチで顔面をかきむしる。
今度はロープへの磔。「よくないよくない」とラム会長。桜花はランニングエルボーを決める。2カウント。桜花のビッグブーツをかわすとラム会長がエルボーを打ち込む。
「あぶねー」と本音を漏らす。今度は串刺しビッグブーツもかわすと「桜花、見てろよ!」
と串刺しキック。そして顔面へのストンピング。さらにはダンスをしてからの串刺しキックを見舞う。
そして「みなさん、ご一緒にー。これが俺たちのwaveだー!」とコール。「俺たちの」
という新たなフレーズがくっついていた。
ラム会長は目つきを狙うが、リーチの差で桜花から逆に見舞われる。桜花が串刺しビッグブーツ。
さらに対角線から走り込んでのランニングブーツを決める。2カウント。
桜花はトップロープへ。「起きろー!」とアピールしてもラム会長はまったく起きず。
仕方なく、ロープを降りて迎えに行くと首固めで丸め込む。2カウント。低空ドロップキックからラム会長がトップロープに上がり、ラムちゃんカッターを敢行。
「どーですか、お客さーん」と問いかけてからダイビングボディアタックを敢行。さらに突進するが、桜花はスタンガンからランニング式ビッグブーツ。バックドロップ。2カウント。
会長が背後に回りおんぶ式スリーパー。桜花が持ち上げると、コーナーにに当てる。
「クソラムー!」と叫んでエルボーを振りかざすが、これをかわしたラム会長が「クソ桜花ー!」
と叫んでエルボー。
ラム会長はトップロープに上ると、フライングボディアタック。バックの取り合いから桜花が
クロスアーム式DDT、さらにはかかと落とし、2カウント。
ネックハンギングボムを狙うも、これはラム会長が丸め込んだが、走り込んだところをビッグブーツ。
チョークスラムと畳みかけるも2カウント。
残り3分。ここでダメ押しのビッグブーツを決めて3カウントとなった。

試合後、諭すように髪をつかむ桜花が逆ラム会長ポーズ。これには会場はブーイング。会長が中指
ポーズで挑発すると、桜花が追いかける。ラム会長は一目散にリングを降りた。
5,謎の夏祭りwave(20分1本勝負)
関口翔&青木いつ希(16分6秒、片エビ固め)狐伯&炎華●
※紫電改



最後はタッグマッチで締めくくり。青木、関口、炎華、狐伯とテーマ曲が続く。3部の最後を締めるのは、狐伯&炎華のwave純潔タッグとなった。対するは青木&関口のチーム・ホカクドウ。

青木の握手時は、耳をふさぐ炎華。狐伯もあわてて耳をふさぐ。さらに味方の関口にもシャウトを浴びせる。先発は狐伯と青木。青木は「よっしゃ行くぞ川崎ー!」とまずは気合を込めて試合開始。
狐伯のドロップキックは空を切るが、カニ挟みから低空ドロップキック。炎華にタッチすると、炎華もドロップキック。ボディスラムは青木が投げさせず。青木がタックル。続けて、青木&関口がトレイン攻撃。そして、「チーム・ホカクドウ!」とポーズを取る。

青木は狐伯に「おい、オマエ、6周年らしいな―」と磔に取る。青木が背後からタックル、関口はドロップキック。リング中央に倒れた狐伯に、青木が炎華を捕まえてボディスラムを投げる。
そして、「狐伯、6周年おめでとー!」と手洗い祝福。
関口が炎華にランニングキック。髪をねじると、ロープに括り付ける。さらにヘアホイップ。コーナーで顔面踏みつけに出る。青木にタッチ。炎華がエルボーで反撃。青木がフェースバスター、ボディプレス。
2カウント。さらに逆エビで絞める。続いて、串刺しタックルは自爆。炎華が側転エルボーを狙うも、青木に足を出され阻止される。ならばとコルバタ。さらには低空ドロップキック。狐伯にタッチ。
狐伯も青木に低空ドロップキック。青木はブレーンバスターで投げ返す。エルボー合戦。狐伯は足をすくい、低空DDTからランニング式ロケットキック。
青木が大外刈り。続く関口がドロップキックを2連発。延髄蹴り。狐伯もドロップキックを見舞うと、カサドーラで丸め込む。2カウント。
関口が青木へ三角締め。青木も炎華へ逆エビを決める。関口はそのままま腕ひしぎに移行したが、狐伯はロープエスケープ。狐伯はドロップキックで流れを変えると、続く炎華がドロップキック4連発。関口とスタンドでのエルボー合戦からお互いに追走式ドロップキック。
関口がフライングネックブリーカーから、変形の逆エビ固め。炎華を磔にして青木が背中へのダブルニー、関口が619。さらにSTOも2カウント。
関口がセカンドロープへ。ミサイルキック。2カウント。炎華がバックからのエビ固めで関口の勢いを止めると、ロープに当ててからのSTFという新しい入り方を見せる。
炎華はトップロープへ。狐伯が関口を肩車。炎華がフェースクラッシャーの合体攻撃。さらにはミサイルキック。2カウント。
狐伯&炎華のトレインを分断した青木が二人へSTO&DDTのダブル攻撃。
15分経過。関口がエルボー連打。炎華がジャックナイフも2カウント。関口がSTO、2カウント。
ここで、関口が新技である、紫電改を初公開して、3カウントを取った。
2024.08.12

「夏祭り〜Detras de Lazona vol.25」

日時
8月12日 月曜日・祝日
観衆
50人
場所
@POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
■アイアンマンwave(60分間勝負)
宮崎有妃(1-0)シン・広田さくら
※1本目:宮崎(48分44秒、首固め)広田
60分間の間により多くフォール、ギブアップを取った選手の勝利。
この結果、宮崎が1-0で勝利。



二分は宮崎対広田のワンマッチ大会。ルールはアイアンマンでの60分勝負となり、勝敗がついても1ポイントとなり、試合は続行。最終的に60分戦い抜いてのポイント数の高いほうの勝ちとなる。

入場式はもちろん、二人だけで行われた。まずは広田、続いて宮崎が登場。

二人が揃うと、まずはリングアナがルールを説明。最初は通常のプロレスルール。
15分経過後、1分間のスローモーションが発令。
その後、15分間は技の名前を言ってからしかフォールが取れない戦隊モノルールに突入。そして試合開始から30分後、再び1分間のスローモーションルールが発令。
その後の15分間はランバージャックお仕置きルールと人間凶器ルールが施される。
さらに45分経過後、1分間のスローモーションルールが発令され、ラスト15分は通常のプロレスルールとなる。
ほかに熱中症対策として、60分の間、2回ほど、水分と塩分タイムが取られる。
場外カウントはなし。さらに「建物からは出ないように」とリングアナが釘を刺す。
広田が「もし出たら?」と質問すると、「もうダメ、終わりになります。ここでルール追加になります。ギャラなしになります」とルールが追加された。

「試合に先立ち、この8月12日にデビュー28周年を迎えたシン・広田さくらからの挨拶がございます」とリングアナから紹介され、広田の挨拶へ。
「あれ?本当? ただいまご紹介あずかりました。そうなんですよ、29年前の今日、あれ? 28年前…? まあいいや、それくらい、28、29年前に日本武道館で、パートナーが長与千種選手、対戦相手にトップのアジャコング選手、後の田村様となる田村欣子選手とデビュー戦させていただきました。
(トーナメント)1回戦で負けました。私が。余談なんですが、ド新人で、ビッグマッチで、全女の最後のビッグマッチと呼ばれた、日本武道館大会で、トップのアジャコング選手とド新人の自分のデビュー戦ということで、長与選手が『ごめんな、デビュー戦で』と頭を下げたそうなんです。
それで、あんな素晴らしいデビュー戦をしていただいたのにお笑いレスラーになったと。それで、その後、『あんなレスラーになってごめんな』と再び頭を下げたそうです。でも、そのトータルで私というレスラーが成り立ってるのかなと。
今日は、ワンマッチ興行にこんなにたくさんの目撃者が来ていただいて、気合満々ですよ。たぶん、試合後、こんなに元気ないので、いまが一番元気満々ですよ、今日は何があるのか、わからないので、最後まで私たちのことを見守っていてください」
と、広田が気合満々をアピールして、アイアンマッチの開始となった。


通常と同じように広田、宮崎、それぞれが入場。試合前、両者がハグ、さらに二人は李日韓レフェリーと握手して試合スタートとなった。

最初の15分はプロレスルール。まずはグラウンドの展開。
広田がヘッドロックからグラウンドへ。宮崎もヘッドシザースで返すと、広田が脱出に成功。それぞれ跳ね起きをしてお互いにファイティングポーズ。

広田は「これからまだ59分くらいありますが、改めてお願いします」と握手を求めるが宮崎は握手に応じるふりをして、そのまま丸め込みを連発。それも、何発も何発も丸めこんでいき、広田はその都度、2カウントで返すもすでにフラフラの状態に。
広田が「ちょっと待ってくださいよ、さっき、あと59分くらいあるといいましたよね、そんな1分でそんなにやったら、あと59分、何するんですか。もうちょっとお互いの体力考えながらやさしくやりましょう」と宮崎を諭しにかかる。
しかし、宮崎は手を緩めることなく、串刺しラリアットからミサイルキック。さらに「もう1発ー」とアピール。まさかの大技ラッシュに、広田は「やめてー!」と叫び声になる。
宮崎は「起きろー!」とアピールしてトップロープに上るが、広田は「絶対起きないー!」
とまたも叫び声を上げる。
「宮崎さんさあ、昨日、ベルトなくなったからか知らないけど、そんなイキらないでくださいよ、いつも通りで大丈夫だから」「いや、勝たなきゃいけないから」「大丈夫だから、まだまだある、時間は。ゆっくり。もうちょっとコミュニケーション取ったほうがいいですね、親睦を深めて」と、トップロープ上の宮崎が座り始めると、広田はコーナーを挟んでその隣に座り、コミュニケーションが始まる。
広田「しばらくwaveの試合なかったんで、会うの久しぶりですよね」
宮崎「そうだね、久しぶりだね。子どもたち夏休みでしょ?」
広田「夏休みですよ、聞いてくださいよ。大事件があって。夏休み、いろんなところへ遊びに行かせてもらってるんですけど、きのがカブトムシを取りに行ったんですけど、元気なつがいが安く買えるってところがあって、一番元気なのを買ったんですよ、そしたら次の日、死んだ
んですよ、そんなことありますー!!」
宮崎「彼は、そんなつらいことがあったのても、今日も明るくふるまっているんだね」
広田「そうなんです-。川に魚を見にに行こうって、行った帰りに蜂に刺されたんですよ。
痛い痛いって言ったら、もう一発、刺されたんですよ、昔の人はいいこと言いますね。『泣きっ面に蜂』って」
宮崎「それを乗り越えて、いまそこにいるんだね」
広田「そういえば最近、米ちゃん(米山)もヒザをやって。我々同世代軒並みのダメになって。でも今日、応援に来たいってことで…」
宮崎「え? 来てるの?」
客席もざわつく。
広田「米ちゃん、出てきていいよー…、って来るかー!」
ここで宮崎をトップロープから落とす。場内は大ブーイング。「イクゾー!」とアピールするも、
宮崎に雪崩式ブレンバスターを食らう。それでも、反対のコーナーに座ると、スイングDDTを敢行。

広田は「ふざけんじゃねーぞ」と宮崎をロープに磔。「60分を記念して60発イクゾー! みなさんもご一緒にー」とボ・ラギノールを打ち始める。その数を観客も連呼。10…20…、とその数は増えていき、何度か疲れて挫折しそうになりながらも、59発までたどり着く。そして、タメを作ってラスト1発を決めようとすると、宮崎はお尻をかわす。
ここでようやく10分経過。
広田は「やめてよー、なんで一発くらい変わんねーだろー!」と言いながら、宮崎を場外へ落とす。トペ狙いに行く広田だが、宮崎は最前列の観客をタテにして飛ばせない作戦に出る。広田は客をまったく気にせず、そのままトペを敢行! とはいっても、腰をロープに当てて未遂に終わる。
ここから場外戦へ突入。机に打ち付ける宮崎。広田は客席をかき分け、壁側の鏡に二人の姿を映す。
「ブスがいるー!」と驚く広田。
さらに客席をかき分ける。広田はイスの上に載って、ロープ渡りを敢行。
宮崎もこれに対抗してイスに乗ると、ロープ渡り。「イス大丈夫か?」という観客の声に「ディアナさんのイスは頑丈なんだよ!」と答える。
二人はリングに戻り、宮崎が逆片エビ。さらにインディアンデスロックで全体重を広田に浴びせる。
「乗ってるだけだぞー!」と挑発する宮崎。広田は、それでも耐える。
なんとか耐え抜くと、宮崎がブレンバスター。2カウント。ここでダウンカウントが始まり、スローモーション
が発令。15分経過。スローモーションの曲が流れる中、宮崎のパンチ、広田のカンチョーはどちらも決まらず。
宮崎が持ち上げるも、広田がエビで丸め込みに行く。回転の途中でカンチョーを決めようとする広田だが宮崎が見破る。その両手を捕まえてロックしたところでスローモーション終了。広田が丸め込んでのエビ固め、
2カウント。
15分経過後は戦隊モノルールが発令。技の名前を言ってから出ないとフォールできないというルール。
「頭蓋骨をつぶす勢いのヘッドロック」と宮崎が締め上げれば、「ガイア時代、鏡の前で練習させられた基本技、
ナックルー!」と、ナックルで返す広田。
その瞬間、控え室で犬の鳴き声が響き渡る。広田が「うるせーぞ、犬ー!」と怒る。
宮崎「熱い魂のこもったナックルー!」
広田「『ボールを遠くに投げるように』と教えられたナックルー!」
宮崎「親泣かせのナックルー!」
広田「長与千種から直々に教えられたナックルー!」
これを広田は連打で決める。さらに攻撃は続く。
広田「若かりし頃、里村が使ったグルグルエルボーの後の顔までー!」
と、広田はグルグルエルボーからの鬼の形相。当時の里村を完コピ。
宮崎「試合前にトイレに行ったけど、手を洗うの忘れた目つきー!
そして、ラーメンマン直伝のキャメルクラッチ、折ってやるー!」
食らった広田は「折るな折るな!」と技の餌食となりながら叫ぶ。
宮崎「骨をも砕く串刺しラリアットー!」
広田「武藤敬司さん直伝の…控室に挨拶行って、『使っていいですか?』
と言ったら、『どうぞどうぞ』と結構、簡単に許可してくださったフェースクラッシャーからのイー・ヤー!」
広田「最近は女芸人・白木がやってるけど、私のほうが昔からやってて、ラジオ番組で本人から本当に許可をもあらった元祖・高田純次ー!」
と、ここで広田は得意の技が武藤、高田純次といった大物からのお墨付き技であったことを明かす。しかし、高田純次は剣山でふせがれる。
広田「くそー、見破られてしまった。だったら、おまえが代わりにやるっていうことかー」
宮崎「私はやらない。なぜなら高田純次に許可をもらってないからだ」
広田「そんなん言ったら、みんなそうじゃないですか」
とまだまだ戦隊もののラリーは続くものの、リングアナが口を挟む。
「それでは二人とも、すいません。水分と塩分の供給タイム、お願いします」
と、日韓レフェリーも含めて、もぐもぐタイムへと突入。セコンドから水やお菓子が受け渡される。観客も同じように給水タイムに。
広田「もうラスト20分くらいですよね?」
リングアナ「いままだ23分経過。あと37分頑張ってください」
まだ試合開始から半分も経っていないことに広田は困惑の表情。それでも、気を取り直し、試合再開。
広田「じゃあそろそろ…さっき高田純次しないっていうので、止まっているので…
じゃあ誰がやるっていうんだよー。おまえか、日韓がやるっていうのかー!」
日韓「おかしいよー、宮崎さんでしょ」
こう拒んだ日韓レフェリーだが、広田の圧にあらがえず、思わず高田純次を敢行。
自らカウントを取るも、広田は2カウントで返す。
広田「こういうときは地方興行で鉄板で受ける腕を取られた時の返し方ー!」
と宮崎の腕を取ると、レフェリーが「回れ回れ!」と指示。広田は宮崎の周りをぐるぐると回る。「違う違う!」とレフェリーが指摘すると、今度は前転をして、見事にねじれを解消。しかし、すぐに後転してしまい、元の状態に。
広田「なんてことだ、続いてはこれさえやっとけば絶対に沸くという、ロープの上での前転後転!」
これは見事に成功させ、確かに観客を沸かせることにも成功。
広田「新崎人生さんから直伝されてないけど、勝手に使っている拝み渡りー!」
とロープ渡りを見せると、
広田「オリジナルー! ぴょんぴょんー!」
と、ロープジャンプも成功。しかし、「もう一回!」コールで失敗に。「おまえたちのせいだー」と股間を打って悶絶する広田。
宮崎「ここでラーメンマン直伝のキャメルクラッチー!」
宮崎は広田の髪を取り、絞り上げると、さらに完全に顎をロック。今度は完璧に決まる。
宮崎「デビル雅美さんから教わった胴絞めー!」
広田「からの新人で教わった胴締め返し、ここ(ヒザ)をしっかり持つところがポイント!」
広田「もう新人しか使わない、トーホールド、膝の皿折るぞー!」
宮崎「そういう時はこう教わったー、こっちこそ膝の皿折るぞー!」
と宮崎が足を取り返す。
広田「こんな返し方教わった、ひっくり返しー!」
ここでスローモーションまで残り1分とコールされる。
広田「ラスト1分で奇跡を起こすぞ、上げるぞー! 弓矢固め―!」
スローモーションまで残り30秒。
広田「ヒザが割れる―!」と自ら技を解く。「腰が痛い」と宮崎。
ここでスローモーション発令。
宮崎がラリアット。広田がかわす。カンチョーは宮崎がかわす。
もう一発カンチョー狙いの広田をキックで阻止した宮崎は持ち上げる。
これを丸め込むと、広田は動作の途中でカンチョー狙い。宮崎は両手をキャッチ。
ここでスローモーションが終了。
広田が丸め込んでフォールも2カウント。
ここから新たにランバージャックルール。さらに人間凶器ルールも採用される。
まずはランバージャックとあり、場外にはバットを手にしたお仕置き隊が待機。
wave所属選手のほか、SAKI、櫻井、梅咲らがバットを構える。
まずはロックアップ。力を押し込んだ宮崎が場外へ落としにかかる。広田は落ちそうになるが、エプロンに逃げ込んで、転落を回避。その間に、一人目の人間凶器が入場。テーマ曲と同時に、炎華がリングへ入るも、簡単につかまる。
それでも、ドロップキックを連発するが、宮崎は倒れない。「何が人間凶器だー!」と炎華に対してトレイン攻撃。
そして、炎華を場外へ落とすと、お仕置き隊の餌食に。バットで代わる代わるお仕置きされるが、慌ててリングアナが「人間凶器にはやらないでください。かわいそうなんで」とアナウンス。
再び、炎華がリングへ戻ると、宮崎がはずかし固めを決める。
広田は「炎華だけ恥ずかしいわけにはいかないよ、私もやってあげるー」と隣でエアはずかし固めを行ない、ダブルはずかし固めという光景に。
ここで炎華の人間凶器は終了。
「二人目のの人間凶器はこの方です!」と続いては狐伯が登場。
狐伯が宮崎&広田へ、ダブルのアームホイップ。しかし、直後に狐伯が場外へ落とされて、お仕置き隊バットの餌食に。「だから、桜花さん、人間凶器なので、やらないでください。SAKIさんいいですか。あくまで宮崎さんと広田さんなので」
とリングアナが今度は名指しで注意。
続いて3人目の人間凶器が投入される。
今度は桜花がリングインすると、ビッグブーツを連打。
さらに広田に串刺しビッグブーツ、宮崎にも串刺しビッグブーツを決めた。
怒った宮崎は桜花を捕まえると、広田を呼び込み、倒立式ボ・ラギノールを決める。
さらには合体式シーソープレス。これは桜花がかわして自爆。もう一発
シーソープレスを狙うが、桜花が剣山を繰り出し、リバウンドで広田は
宮崎のヒザ攻撃を食らうことに。
それでもビッグブーツをすかすと、宮崎が桜花を場外へ落とす。お仕置き隊によって、
桜花がバットでボコボコに殴られる。リングアナも「人間凶器だから…いや、もういいです。やってください」とついにあきらめる。
「桜花さんも先ほど、率先していたんで」とあっさり、ルール変更。
そして、「最後の人間凶器はこの方です!」とテーマ曲が鳴り響く。
「だれ?」と顔を合わせる宮崎と広田。
ここで登場したのはまさかの渡辺智子。
渡辺はいきなり襲い掛かり、二人へダブルラリアット。転落した二人にお仕置き隊が襲い掛かる。
再びリングに戻り、宮崎&広田がロープに振ると、渡辺がブーメランアタック。
さらに広田にラリアットを決める。宮崎にも狙ったが、これは相打ち。宮崎が目つきからのラリアット。渡辺は場外へエスケープするが、誰もビビってお仕置きできず。
ここでリングアナが「一回落ち着いて、水分と塩分取りましょう」と二度目の給水タイムへ。この時点で「41分経過してます」。渡辺は「私まだ出てきたばかりなのにいいの?」とその輪に加わり、お菓子をほおばる。
終了後、宮崎が渡辺に串刺しラリアット、広田は背後から宮崎へ串刺しボ・ラギノール。
広田が渡辺を上、宮崎を下に乗せて、上下にボ・ラギノールの乱れ打ち。
さらに二人まとめての高田純次を狙ったが、さすがに厚みがあり、足が引っかかって失敗。
ここで渡辺がセカンドロープから飛ぼうとする。
しかし、広田が「せっかく来てくれたので」と二人が間を挟んで、ロープ渡りの実体験に。
渡辺は二人のアシストでロープ渡りをするも、ぴょんぴょんはさすがに失敗。
すると、ここでスローモーションが発令。広田のボ・ラギノールが渡辺に命中。
宮崎のラリアットもかいくぐり、ボ・ラギノール。さらに宮崎の眉間にもボ・ラギノールを乱発。怒った宮崎は持ち上げるが、広田は切り返し、エビの体勢。3回目にしてこの体勢からのボ・ラギノールを成功させる。
スローモーション終了。と同時に広田が丸め込むが2カウント。
45分経過。残り15分。残り時間は通常のプロレスルールに。
広田は「オマエいつまでいるんじゃー」コーナーにいた渡辺を場外へ蹴散らす。
宮崎は赤い布状のものをリングへ持ち込む。
「約45分間、しょうがないものを見ていただきありがとうございます。
ここでわたくし、みなさんに披露したいものがあります。ショータイムです」
ここでその布で広田を包み隠す。「やめろー」「広田が脱ぎます。ミュージック
スタート」とここでBGM「オリーブの首飾り」が鳴り響く。すると、布が全体的に浮いているように見える。ここで宮崎が布を取ると、ただ広田が四つん這いで足を挙げていただけ。
そのままひっくり返してフォールに行くと、ついに3カウント。
ここでようやく宮崎が1本を先取。試合は続行。
広田がウラカンを狙いに行くが、回転を阻止して、宮崎が逆エビに。
50分経過。
広田がロープへたどり着くと、「広田、テメー!」とラリアットに行くも空振り。ここで広田がイー・ヤー・ポーズを見せようとするが、疲れてしまい途中で止まる。
それでもボ・ラギノールから619。
さらにイー・ヤー・ポーズを今度はきちんと決めると、シャイニングウイザード、2カウント。
ここでサードロープに飛び乗ると、ロケット式ボ・ラギノール。この弾みで宮崎はロープに飛び、
その反動でラリアット。ダブルダウン。
宮崎がエルボー、広田も打ち返す。
宮崎は日韓レフェリーの手を掴みクロスライン。これを広田がかわすとダブルボ・ラギノール。
宮崎と日韓レフェリーがダウン。「オッケー、ダウン!」
なぜか広田がレフェリーとなり、ダウンカウントを数える。
宮崎が立ち上がると、スクールボーイ、首固めと丸めこみを連発していく。
広田はへな拳で宮崎をダウンさせると、先ほどの赤の布を持ち出す。
「時間も押し迫ってまいりましたが、残り時間の中でフォールを狙うのはこれしかありません。
私にもイリュージョン使えることを証明します。何ざわざわしてるんですか。ミュージックスタート」
再びBGM「オリーブの首飾り」が鳴り響く。
ここで宙に浮いているように見えたところで布を取ると、四つん這いで足を挙げている宮崎の姿があらわに。
ここですかさずフォールに行くが、逆に丸め込まれる。
宮崎は「終わりー!」とえびす落としを投下するが、カウント2。
宮崎がバックを取り、強引な投げっぱなしジャーマンへ。広田はFFDで覆いかぶさるもカウント2。
残り3分。
広田はトップロープからミサイルキック。2カウント。へな拳からボ・ラギノール。
そしてセカンドロープ上でホッピング。「イヤオー!」と叫んでのロケット式ボ・ラギノールを成功。
これも2カウント。
さらにヘナーらを狙うが押しつぶされる。2カウント、残り1分。
宮崎が目つきから首固め。2カウント。さらにラリアットを決める。これを合計3連発。
ダメ押しでラスト1発を決めたが、これを広田が2カウントで返したころで60分経過のアナウンスとなった。
60分戦い抜いた結果、1-0で宮崎の勝利となった。

マイクを持つも崩れる宮崎。それでもなんとか立ち上がる。
「ご来場の皆さん、ありがとうございます。
広田とは同級生の同じ年で、アイアンマンマッチ、まさかできるとは思ってもいませんでした。
調べによると、60分やった女子は私と広田と、14年前にチェリーちゃん、この3人だけです。
このなかでも、2回、チェリーともやって、広田ともやった私は最強でしょー!(場内拍手)
こんな闘い、広田でなきゃできなかった、ありがとう!
このあと18時から3部、私たちも出ます(客席から「エーッ!」の声)。
カード発表されてないけどメインでしょ、じゃないと休めないよ。では3部に控えたいと思います。
60分やると疲労がすごいよね、こんなババア二人の60分間勝負、見に来てくださって、ありがとう
ございましたー!」

こうして二人の戦いはエンディングとなった。
2024.08.12

「夏祭り〜Detras de Lazona vol.24」

日時
8月12日 月曜日・祝日
観衆
65人
場所
@POST DI AMISTAD(ディアナ道場)
・入場式
 この日は1日3興行の恒例・夏祭り大会。まずは12時スタートの第1部から開始。
試合前、出場全選手が入場。8・19にデビュー23年目を迎える桜花由美が挨拶。
「みなさん、こんにちわー。本日はアミスタ大会へのご来場、ありがとうございます。
本日は3大会あります。第1部がヤング的な大会となっております。
そこになぜ私がいるか、それは咲蘭と試合したかったからです。
咲蘭とは、両親と知り合いで咲蘭が生まれる前からごはん行ったりしてて、
生まれてからは何回も見に来てくれて。咲蘭がプロレスラーになってからは、ウチは中学生は
リングに上がれなくて、いま高校生になって、3年越しに上がることになったので、すごく
楽しみです。
本日は、私のデビュー23周年とwaveが大々的に発表してませんが、26日に17周年を迎えます。
本日は、3大会すべて趣向が違って17周年にふさわしい志向となっているので、全部3大会
見るように、まだ2部と3部のチケットを買っていない人はGAMIさんが売ってますので、それを買って楽しんでいってください」
1,YOUNG アジアwave (15分1本勝負)
狐伯(12分26秒、片エビ固め)シャンシャン
※フロッグ・スプラッシュ


シャンシャンはwave初登場。ディアナ所属で台湾出身レスラー。狐伯が胸を貸し、ヤング大会のオープニングにふさわしいカードとなった。
ロックアップから、狐伯がクリーンに分かれる。続いて、狐伯がネックロックに取り、グラウンドへ持ち込む。シャンシャンはエルボーで回避。
狐伯はコーナーにぶつけると、対角線へヘアホイップ。これを2連発決めた。さらに髪をつかんで磔にすると、客席からブーイングが飛ぶ。狐伯は気にせず、コーナーで全体重を乗せていく。さらにストンピングを連打。
今度は中央でインディアンデスロックの体勢へ入ると、弓矢固めへ。シャンシャンはロープに逃れると、フェースバスター。そして、キャメルクラッチへ。5分経過。
技を解くと、狐伯はエルボーを連打。シャンシャンが逆にコーナーに振り、ドロップキック。二発目は狐伯がかわすと、逆エビ固めから逆片エビへ移行。ロープへ。
コーナーへうずくまるシャンシャンへ、串刺し低空ドロップキック。これをシャンシャンがすかすとドロップキック。さらに低空ドロップキックを3連発。2カウント。
続けてシャンシャンがボディスラム狙いも、狐伯が腰を落として拒むと、エルボーを一撃。狐伯はあえて、「シャンシャン!」と呼び込むと、エルボー合戦に突入。シャンシャンはエルボー一発に倒れながらも、そのたびに立ち上がって打ち返す。狐伯の一発に何度も倒れ込むがそのたびに立ち上がって連打する。
シャンシャンはエルボー連打から走り込むが、カニ挟みで倒されて低空ドロップキックを浴びる。
狐伯は逆片エビで締め上げる。なんとかロープブレイクに。狐伯はボディスラムを狙うが、これをシャンシャンは首固めで返すと、さらにスクールボーイ、逆さ抑え込みと、丸め込みを連発。いずれも2カウント。狐伯が再び逆片エビに取る。シャンシャンが自力でロープに逃れる。シャンシャンは意地のボディスラム。2カウント。さらにスタナーからフライングネックブリーカードロップ。2カウント。
狐伯はエルボーを打ち込むと、ランニングニーアタック。シャンシャンは2で返すと、ブレンバスター。これもまた2で返す。
狐伯はトップロープからフロッグ・スプラッシュを決めてトドメを刺した。
2,YOUNG POWER WAVE
ZONES(11分46秒、監獄固め)香藤満月

まずは激しいタックル合戦からスタート。ともに一歩も引かないぶちかまし合い。
「まんじゅう、オマエ走ってこい!」とZONESが香藤をまんじゅう呼ばわり。
香藤が自ら走り、タックルをぶちかますと、今度は「やきそば、走ってこい!」とZONESをやきそば呼ばわり。
ZONESが走り込んでタックルを放つが、これも互角。今度は香藤が走り込んでタックルをぶちかますと、ついに倒すことに成功。そして、カニ挟みでグラウンドへ持ち込むと、吊り天井で絞り上げ、ZONESの体を宙に浮かせる。
じゅうぶんに絞り上げた後、コーナーに立ち、「やきそばー!」と髪をつかんでからのヘアホイップ。
さらに2発目を狙うと、ZONESが「辞めろマジで!」と拒む。香藤は「髪が弱点??」とひるむことなく、2発目のヘア投げ。そしてコーナーに追い込んで、全体重を足に乗せる。さらには逆片エビに取る。
ZONESがロープに逃れると、噛みつきで反撃。そして、「挙げるぞー!」と叫んで持ち上げようとする。しかし、巨漢の香藤は持ち上がらず。香藤が逆にボディスラム。
倒れているZONESへ、両足で乗っかると、全体重をかけていく。そのままロープを往復し、その都度、ZONESへ両足で乗っかる。さらに波乗りの要領でZONESに乗ると、体重を浴びせていく。
コーナーに振ると、ZONESが反動を生かしたタックルでやり返す。そして、ロープを揺らすZONESポーズ。
今度は、ストンピングから香藤の足にめがけてエルボー。続けて持ち上げるも、香藤が着地。香藤はショルダータックルから、ボディプレスを浴びせる。さらに2発目を狙ったが、これはZONESが間一髪かわして、スリングブレイド。
2カウント。ZONESがストレッチマフラーに取るが、ロープブレイク。
ZONESがセカンドロープから、香藤の左ヒザをめがけてダイビングエルボー。
ここからスタンディングの打ち合いへ移行。香藤のエルボーに、ZONESはチョップで対抗。香藤のエルボー連打には「負けるか、まんじゅう!」とチョップで返す。
さらにエルボーとチョップによる打ち合いが続く。ZONESが串刺しチョップを連打。これに対抗して香藤も串刺しラリアットからダイビングボディプレスを2連発。カウント2。

続けて香藤はセカンドロープからのボディプレスを敢行するも2カウント。ZONESはエルボースマッシュ3連発。さらにブロックバスター。2カウント。自ら走り込んでのラリアットも2。ここで監獄固めの体勢へ。香藤はエルボーを打ち込んで対抗するが、ZONESは腕に噛みつく。そして足を決めたまま、ネックロックに移行し、変形の監獄固めでギブアップを奪った。
3,YOUNG エモーショナルwave(15分1本勝負)
桜花由美(13分12秒、片エビ固め)咲蘭
※ビッグブーツ


wave初参戦となった咲蘭は、入場式で桜花が語ったように、両親と知り合いだった関係から、シングル実現へ至った。
まず、咲蘭がおなじみのダンスを披露。試合が始まると、まずはいきなり咲蘭が桜花にがドロップキックの奇襲。
二発目のドロップキックは桜花が防ぐも、すぐさま咲蘭がドロップキックを打ち返し、往復のフットスタンプ。さらに桜花の両手を足で押さえると、グリグリしてからの踏みつけストンピング。今度はエプロンに移動して、同じように両手へのでのストンピング。さらに何重にも髪を絞り込んでからヘアホイップ。そしてコーナーに全体重をかけていく。「クソガキが、コラ!」と耐える桜花。
さらに咲蘭はドロップキック3連発の後、ブレンバスター狙い。これは投げられず。ならばと今度は背後からスリーパーに捕らえる。桜花がコーナーに咲蘭を押し込んで脱出。ストンピングを放ちながら、「このクソガキ!」と叫んで全体重を乗せる。「どんな教育受けたらこんな悪い子になるんだ、親の顔が見てみたいわ」と桜花は客席に向かって言い放ちながらのストンピング。
さらに串刺しビッグブーツから、対角線に走り込んでのランニングビッグブーツ。顔面ブーツ2連発を決めたがカウント2。
続けて桜花がバックドロップ狙いに行くが、咲蘭が正面からのエルボーで回避。桜花も「このクソガキ!」とエルボーをぶっ放つ。咲蘭も「このババア!」と打ち返す。
「誰がババアだ」「このクソババア!」「このクソガキ!」とののしり合いながらの打ち合いが続く。
咲蘭はビッグブーツをすかすと、ドロップキック3連発。2カウント。すかさずワキ固めに移行。そして桜花を磔状態にすると、背後からドロップキック。さらには弓矢固めへ。締め上げると、セカンドロープからのフットスタンプ。これは桜花がすかす。桜花はコーナーに誘い込んで、ぶら下がり式のブラディーEX。桜花はアームホイップからクルスフィックス。咲蘭がロープへ逃れると、桜花はランニング式ビッグブーツ狙い、これを咲蘭がかわすと、背後からドロップキック、さらには619。2カウント。トップロープへ上ると、ダイビングフットスタンプ。桜花はカウント2でキックアウト。背後に回り、ブラディーEXでやり返す。さらにビッグブーツからコーナーから走ってのビッグブーツ。2カウント。
10分経過。咲蘭は桜花に飛びつき、カサドーラ式フットスタンプもカウント2。咲蘭がスクールボーイ。
逆さ押さえ込みと続ける。ヨーロピアン狙いに出たが、これは技の途中で桜花がエビ固めで切り返したが2カウント。
桜花はカカト押し、突き上げ式の顔面キックと畳みかけるも2。さらにカカト落としを投下したが、咲蘭はカウント2でブリッジ。ならばとダメ押しのビッグブーツを決めて完璧な3カウントを奪った。
最後は両者が無事、リングで出会えたことに感激してのハグ。桜花が咲蘭に肩を貸して、ともに引き揚げた。
4,YOUNG スクランブルPOPwave (30分1本勝負)
〇炎華&大空ちえ&神姫楽ミサ(14分7秒、ジャパニーズ・レッグロ―ル・クラッチ・ホールド)
ななみ&マコトユマ&SOY●


メインではSOY、マコトユマがwave初参戦。また、ななみは“救世主”とコールされた(アミスタ前大会で花園桃花に代わり当日、緊急参戦。そこで“救世主”と呼ばれた)。ななみがミサに握手を求めると、「JTO
なんで」と拒む。「なんで?」とななみ。先発はSOYが「自分が行きます!」と手を挙げる。一方はちえ。
「SOY」コールと「ちえ」コールが二分するなか、ロックアップ合戦。ミサ、炎華も背後から押し込んで、ちえがロープに押し込む。SOYをコーナーに振ると、トレイン攻撃から、3人でポーズを取る。SOYは
タックルで反撃し、スリーパーに取る。さらにコーナーに振るが、ちえが腕を取ると、ロープ渡り。渡った後、低空ドロップキックを決める。ちえの串刺しエルボーをSOYがすかすと、串刺しタックル。続いて、マコト
ユマが低空ドロップキックを4連発。続けてユマが抱え上げて、ちえをコーナーに押し込み、串刺しドロップキック。さらにななみ組によるトレイン攻撃。ユマがフォールも2。
ちえがユマにボディスラムで反撃。ユマもボディアタックでやり返す。ちえはローリングエルボー。
セカンドロープからショルダータックル。2カウント。ちえがミサにタッチ。ミサがドロップキック。
猪突猛進スピアー。続くセントーンはユマがかわす。ミサがエルボー。ミサの勢いを背後からななみがカットに入り、動きを止める。
この間にユマが低空ドロップキック。逆さ押さえ込み、スクールボーイ、首固めと丸め込みを連発。
いずれも2でミサが返す。ユマに代わったななみが串刺しタックルからショルダータックル。ミサは追走式ラリアットで流れを変えてセントーン3連発。
さらに低空ブレンバスター、ラリアット。カウント2で返したななみはノーザンライトで投げるも2カウント。
ダブルダウン。両者立ち上がり、SOYと炎華にそれぞれタッチ。
SOYのドロップキックに炎華は倒れず。SOYがエルボー。炎華が串刺しドロップキック。
SOYも串刺しタックル。エルボー合戦から、「いたくなーい!」と炎華が倍返し。ボディアタックはキャッチされる。その場で落とされると、SOYがセントーンを叩き込む。さらにボディプレスも2カウント。
SOYは逆エビ固め。ミサ&ちえがカットに入ると、二人がかりでカニ挟みサンドイッチ式の低空ドロップキック。
炎華がミサイルキック。さらに反対側のコーナーからもう一発、ミサイルキック。
ここでななみとユマが飛び出し、ダブルのタックルを炎華に決めてアシスト。SOYがチョークスラム。スパインバスター。2カウント。ここで、バックの取り合いとなるも、どちらも奪えない展開から、炎華がジャパニーズ・レッグロール・クラッチ・ホールドを見事に決めて3カウント。ヤングの6人が入り乱れた展開の中、最後は炎華が勝利を収めた。

炎華がマイクを持つ。
「メインエベント炎華が勝ちました。勝てたのはいいけど、POPのチャンピオンとしてここまで
ボコボコにされたのは悔しいです。自分はPOPのベルトを獲って、ヤングだけでなく、プロレス
界を盛り上げる人になりたいと思っているんで、応援してくださる方がいたらうれしいです。
今日、初めてwaveに上がってくれる人がいたのはとても嬉しくて、もっともっといろんな人と戦って、
経験値を上げて、もっともっと強くなります。今日は(ちえとの)POPタッグ嬉しかったです。あと、
2部、3部があるので、楽しい気持ちで帰ってください」