2024.08.01
PHASE2 Reboot 5th『NAMI☆1~Aug.~’24』
日時
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8月1日 木曜日
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観衆
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217人
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場所
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新宿FACE
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1,SUMMER SCRAMBLE wave(20分1本勝負)
〇梅咲遥&香藤満月(11分44秒、片エビ固め)櫻井裕子&リアラ●
※梅スプラッシュ。
先発は梅咲と櫻井。腕の取り合いから櫻井がグラウンドのヘッドロック。梅咲はヘッドシザースに切り返す。
続いては香藤とリアラ。香藤がエルボーでリアラを倒すと、ロープに磔。
梅咲を呼び込んでのダブル攻撃。
その後、カニばさみに捕らえて、足で持ち上げてサーフボードへ。さらにヘアホイップ。逆エビに絞る。ロープに飛ばし、リアラが飛びかかるも、そのままコーナーにぶつける。リアラはサードロープに足をかけてのキックからフェースバスター。
さらにアンクルホールドへ。香藤がロープに逃れると、櫻井がタックル。香藤はまったくひるまず。
櫻井が突進すると、今度は香藤がタックルでぶちかます。櫻井はコブラツイストからグラウンドコブラも2。櫻井&リアラはコーナートレイン。さらに櫻井がタックルで先ほどのお返し。
続けて、櫻井の突進に香藤はタックルで吹っ飛ばすと、フライングボディプレス。
梅咲がドロップキックから低空ドロップキック。梅咲と櫻井はスタンディングでのエルボー合戦。櫻井がボディスラムからスタンディングのドラゴンスリーパー。
櫻井が突進すると、梅咲はパワースラムで切り返す。梅咲の突進を、櫻井はブレンバスターで投げ返す。
リアラが丸め込みを連発。2カウント。4者が入り乱れ、櫻井がリアラにビッグブーツ。リアラが突進すると梅咲はカウンターエルボーをクリーンヒットさせる。
香藤が梅咲をおんぶしてのおんぶ式プレスは2。
梅咲はリアラに滞空時間の長いブレンバスターを決めたがカウント2。最後は梅咲が梅スプラッシュでリアラから3カウントを奪った。
2,OHKA YUMI〜anniversary wave 23th〜(30分1本勝負)
笹村あやめ&〇関口翔(13分44秒、カケラホマ)桜花由美●&桃野美桜
桜花がデビューからこの8月で、23周年記念となり、桃野とのBOSS to Mammyが久々の復活。
また欠場の青木に代わり、笹村が代役に収まった。
久々となるBOSS to Mammyの曲に乗り、BOSS to MammyTシャツ姿の桜花&桃野が入場。
おなじみのマミー(桜花)がボスを肩車しながら登場した。
笹村&関口は「よろしくお願いしまーす!」と欠場中である青木調の握手。一方のボスマミ、「ハグしましょう」という桜花に「いーよ、この試合やりたいから」と拒否する桃野という、これまたいつもの光景。
いきなり桜花が背後から奇襲し、試合開始。桃野との合体ドロップキックから桃野を投げつける。コーナーに控える桜花は、「チェンジチェンジ! ダブル!」とやる気満々の様子で、桃野は「マジ、調子狂う!」と困惑する。
コーナーでの攻撃の中、桜花が抱きつこうとするも、桃野がすかして串刺しドロップキック、さらに笹村の足を払って桜花に突っ込ませる。関口と笹村が「桜花さん、23周年おめでとう!」とロープ磔のポーズ、背後から桃野も加わる。
笹村がスリーパー。桜花が「助けに来てよ」と言うも、桃野はコーナーでひもを結ぶふり。
関口が桜花にコーナーエルボーからフェースバスター。「青木、技借りるね」と断ってから逆エビ。桃野がカットに入り、関口にパンチも、余計に締まってしまう。
桜花は関口&笹村のクロスラインをかいくぐり、ダブルフェースバスター。
さらにコーナーに振ってのランニングブーツ。さらにもう一発を決める。
続いて桃野がボディアタック。低空ドロップキックを2連発。関口もフライングネックブリーカーから「青木、技借りるぞ、つぶれろー」と叫んでのセントーン。笹村と桃野がエルボー合戦。
「青木、技かりるねー」と桃野も言い放ち、笹村とのエルボー合戦。
相互に走り回る中、笹村が捕らえてキューティースペシャル。カウント2。フットスタンプは自爆。
桜花とカタパルト式の串刺しドロップキックを決め、桃野がスリングブレイド。カウント2。桜花がビッグブーツ、バックドロップで続く。
笹村は桜花にぶっこ抜きのブレーンバスター、関口がドロップキック。関口が大外刈りもカウント2。
さらに619を狙うと、笹村が背後からダブルニーアタックを合わせ、関口がミサイルキック。カウント2。桜花はクロスアームDDTからカカト落とし。カウント2。
桃野を呼び込むと肩車式ファンタスティックフリップ。笹村がレフェリーを脅かしてカウントを阻止。
ボスマミがダブルのブレンバスター連携を狙うも、桜花がこらえきれず、単独での投げに。
笹村がアイルビーバック。
桃野がホイップして、桜花がビッグブーツ。
しかし、2発目は桃野に誤爆。桜花が関口にネックハンギングボムも笹村がカット。最後は桃野のスワンダイブ式ドロップキックが桜花に誤爆したところを、関口がカケラホマで丸め込んで3カウント。
桜花は試合後、フラフラの状態で桃野に駆け寄るも、桃野は桜花を残して1人でリングを後に。随所にボスマミらしさを見せた、桜花の23周年となった。
3,REMIUM wave~狐伯デビュー6周年記念試合(15分1本勝負)
狐伯(時間切れ引き分け)星来芽依
狐伯のデビュー6周年の相手に選ばれたのは現・スターダムの星来芽依。かつてはマーベラスで同期だった間柄。3年ぶりとなる再会はwaveのリング上となった。
芽依のセコンドにはキッドとすずが着く。
「狐伯」コールから試合スタート。ともにロープに飛ばさせず、腕を取らせずといった展開から、狐伯が低空ドロップキックを狙うが、芽依がかわして同時に跳ね起き。場内から拍手を浴びる。
芽依はヘア投げからロープに張り付けて至近距離のドロップキックを3連発。狐伯は
ブーメラン式ミサイルキック。低空ドロップキックとつなげる。「お返しだー」とヘアホイップ。コーナーに押しつけての顔面ウォッシュ。芽依が二段目からのブーメラン式ドロップキック。流星龍、飛びつきフェースクラッシャー。カウント2。
狐伯はカニはさみから低空コルバタ、そして低空ドロップキック。
トップロープに上ると芽依が下からのドロップキックで迎撃。場外へ突き落す。芽依がエプロンからドロップキックも空振り。両者、場外へ。
狐伯は場外ドロップキック。芽依もドロップキックでお返し。
狐伯はブレンバスター。
リングへ戻った狐伯はミサイルキック。芽依がソバット。狐伯が追走式ドロップキック。メイも負けじと、追走式ラリアット。
狐伯が珍しいショートレンジラリアット。芽依が追走式ドロップキック。
ダブルダウン。10分経過。
カウント8で両者、ヒザを付いた状態でエルボーの打ち合いに。ここからスタンディングでの打ち合いと続き、狐伯が最後に打ち勝つ。
残り時間3分。今度は芽依がエルボーを何倍にもして打ち返す。ドロップキック。両者の丸め込み合戦
はいずれも2。芽依が投げっぱなしジャーマンからトラースキック。狐伯はノーランライトスープレックスで投げるが2。
残り1分。両者エルボーの打ち合いが続く。芽依がエルボーを連打も、狐伯が低空ニーアタック。カウント2。
残り時間が10秒を切る中、直伝・ダブルアームTが完璧に決まるも、カウントの最中にゴングが鳴らされ、15分時間切れの結果となった。
狐伯は芽依の耳元で何かをささやく。芽依は「もう一回」と指を1本立ててアピールした。
▼バックステージ
狐伯「久しぶりすぎて、前に同じ団体にいたときだったら、もっとお互いのやることとかわかってたと思うんですけど、ちょっとラグが空きすぎて。これは別にマイナスじゃなくて、これからもっとお互いのことがもっとわかっていけばいいと思うので。自分たちがやりたかったシングル、これはゴールじゃなくて、またスタートに立ったと思います!」
星来「狐伯と3年以上ぶりのシングル。闘ってみて、3年前に闘ってた狐伯と全然変わってたなって思いました。
パワーもあって、今回ドローでしたけど、そのパワーに負けてたなって自分で思いました。スピードだけじゃダメだなって。また狐伯とシングルができるのであれば、芽依はこのベルトを懸けて、もう一度シングルをやりたい。waveさん、スターダムの社長さん、この機会を与えていただいて、ありがとうございました。ぜひ(再戦の)ご検討よろしくお願いします」
4,モシャスwave(15分1本勝負)
中島安里紗(10秒、エビ固め)シン・中島安里紗(広田さくら)
※エルボー。広田の要望により再試合。
■再試合(時間無制限1本勝負)
中島安里紗(10分53秒、体固め)シン・中島安里紗(広田さくら)
※投げっぱなしドラゴンスープレックス
シードリング8・23後楽園で引退となる中島がwaveへ最後の登場。その送り出しとして、モシャスwaveが実現。ということで、全身、中島に扮したシン・中島安里紗が登場。
本物の中島は、お気に召さない様子。
広田が握手を求めたが、いきなりエルボーの連打でKOすると、そのままフォールして3カウント。
10秒での決着となった。
中島は不機嫌な様子でリングを後にしようとするが、広田がマイク。「あんたさあー。ちょっと、人のアゴどうしてくれてんの。そんなにねえ、ただあんたのマネして入場しただけじゃん。そんな嫌だった?」
中島「全然似てねえし」
広田「似てねえとおもってるやつ一人もいねえぞ。(場内は大「似てる」コールに)あんた意外と
根性ないもんね、(この辺からしゃくれ声に。おそらく中島の声マネ)小心者だから、帰ってもいいんだけど、もう一回、やるんですか? いいんですね?」。中島がしぶしぶリングへ戻ると、桜花が「もう一回」とGOサイン。再試合となった。
再び中島がエルボーも、今度はまさかの打ち合いに。広田もエルボーを連発するが、中島が一発の重いエルボーで打ち倒す。広田がカウント2で返し、場内大歓声。
中島の突進はかわして、フェースクラッシャーからプロレスLOVEポーズ。腕を取ると、ロープ渡り。ロープジャンプでは股間を痛打。
広田は中島を磔式ボ・ラギノール狙い。間一髪のところで、南月がドロップキック。
ならばと別の方向に磔し、再度、磔式ボ・ラギノールを狙うと、今度は笹村がリングに入りカット。
南月と笹村がダブルブレンバスターを狙うが、広田がダブルDDTからダブルボ・ラギノール。
背後から中島がジャーマンで投げ飛ばし、ランニングキックを見舞う。トップロープに上ると、「お。やるってこと?」と、腕を持たせてロープ渡りをさせようとする。中島が拒否すると場内大ブーイング。
「怖いんでしょ」「怖くねえよ!」とやり取りがあり、笹村がエプロンからアシストしてロープ渡り。
反対のコーナーまで歩く。中島が串刺しエルボーからぶっこ抜きジャーマン狙い。広田がカサドーラからフットスタンプ。
トップロープに上るも、上段でのエルボー合戦。広田が打ち勝つ。コーナーに宙吊りにした中島に広田が上から「ほ~れほれ、こわいか?」とゆっくり足を下げていき、ダブルフットスタンプを敢行するふりをするが、体勢を逆にされて中島が宙吊りダブルフットスタンプを決める。
ボ・ラギノールをかわした中島がフロント・ハイキック、「ありがとう、みんな最後に上がれー!」とトレインを
要求。桃野、香藤、清水、関口、梅咲、櫻井、リアラ、すべてが中島の目前で、その圧とオーラに怖がって拒否。
広田が「勝手に盛り上がるんじゃない。この腰抜けども。いつも上がらねえと思ったらこういう時に上がりやがって、上がったら上がったで何もしないのはただの出たがりだろー、もう一回、来いー!」と再度トレイン要求。
すると、中島がすかして逆トレイン。広田がなぜか総出のトレイン攻撃を食らう羽目に。最後に中島が懇親のフロントハイ
キックをぶちかますも2カウント。
広田は「ありさ、ありがとー!」と、へなーラを狙うも一人でぶっ倒れる。中島はその場フットスタンプを打ち込み、
さらにはダイビングフットスタンプも2カウント。
中島はドラゴンスープレックスで決着を狙うが、広田がすでにフラフラの状態で決まらず。FFDとなったが、カウント2。
広田はボ・ラギノールも中島は怒りのカウンターエルボーからドラゴンスープレックスで3カウント。
引退を迎える中島へ、二上会長からプレゼントの贈呈。
「お疲れさまでした。平和なwaveにバイオレンスの風が吹き荒れました。つまらないものですが…(とメダルを取り出す)。
中島安里紗といえば、CATCH THE WAVEでメダルを置き去りに…この人ですからね。毎回、説明するようにしてるの、一時期、出禁にしてました」と、最後に金メダル(置き去りの時は銀メダル)を贈呈され、さらには金一封を贈呈される。もちろん置き去りにすることなく、嬉しそうに受け取る中島。
二上会長「どころで、何が悪くて引退するの?」客席から「性格!」の声が飛び、「第二の人生もその性格のままで…
お疲れ様です!」とエールを送った。
▼バックステージ
中島「ありがとうございました。引退まで2カ月切りましていろんな団体に呼んでもらってますけど、最後こうやってwaveさんにも
参戦できて、うれしかったです。今回、相手が広田さんということで、本当、全然似てないし…」
広田が割って入ってくる。
広田「なんなのよ、アンタ!」
中島「こっちこそ、何なのよですよ、私、そんなアゴ出してないから!」
広田「モシャスで何10年とやってるんで。それで拍手喝采浴びてるから、似てるってことですよ」
中島「似てますか、似てないですよ。この人はデビュー前から知っていて、『全部広田』と言うDVDを見ていて…」
広田「あら、そうなの?やーだ(ちょっと素に)」
中島「本当の天才だと思ってたので、自分がやってもらえる日がくると思わなかったけど、似てない!」
広田「ほかのレスラーにやるような同じ威力で来るのはどうなのよ。だからってさあ、それだけ見ていたっていうんだったら
もう46だし、ちょっとくらい手加減しなさいよ! アンタのそういうところが性格が悪いって言われてるのよ!」
中島「大好きだからこそ、手は抜けないしね、これからもバイオレンスを取り入れた広田さくらを楽しみにしてます!」
広田「あんた、メダル持って帰りなさいよ」
中島「すっごいうれしい。でも、今回はメダル、銀だったらまた置いて帰ると思いますけど」
広田「ぜいたく言ってんじゃないわよ」
中島「金だったのでもらって帰ります。waveさんありがとう!」
5,DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>SAKI&〇世羅りさ(13分46秒、エビ固め)米山香織&チェリー●<挑戦者組>
※春夜恋を押しつぶしてフォール。第36代王者組が2度目の防衛に成功。
もう一つの挑戦者は本間多恵&尾崎妹加組。
第36代王者組2度目の防衛戦は、3WAYによる防衛戦に。
先発は世羅、チェリー、妹加。3人による手四つ。妹加が力を込める。世羅&妹加が共闘してチェリーへダブルタックル。ここから3人によるフォールの奪い合いに。続いて、SAKIと米山と本間。SAKI&本間が米山をダブルキック。
SAKIがキャメルクラッチから本間がロープ往復ドロップキックでSAKIを攻撃。今度は米山&チェリーがクロスラインからゴキゲンBBAポーズ。本間&尾崎がトレイン攻撃から、本間がカラミネンスの2人まとめてぶらさがり式腕ひしぎ十字固め。
カラミネンスが場外へ。本間がセカンドロープからのプランチャ狙いも、米山がカット。場外戦へ。
カラミネンスが米山をリングへ挙げると、ぐるぐるパンチ狙いも阻止。カラミネンスがダブル正拳突きからチョキとパーでアピール。
本間が米山にDDT。合体フェースバスターも2カウント。5分経過。米山がダブルのコーナーホイップ。
チェリーがダブルのネックブリーカー。二人の上に乗っての逆エビ固め。
SAKIと世羅はダブルのカンパーナ。本間がSAKIにワキ固め。SAKIがブレンバスター。米山とチェリーが横取りフォールも2。
妹加が世羅にヌカドーラから本間がジャックナイフの連携も2。
本間が世羅にミサイルキック。妹加がラリアット。本間が低空ドロップキック。SAKIが背後からスクールボーイ狙う。世羅がダブルのグーパンチからコーナーに詰めて対角線連携。フォールを米山、チェリーが横取りするも2。
ゴキゲンBBAがSAKIにダブルの「どっこいしょ!」。連続してのダイビング。まずは米山が飛ぼうとすると、妹加がカット。
本間も割って入り、妹加が米山&チェリーをコーナーから抱え上げ、ダブルのアルゼンチン。世羅がカット。
世羅が妹加にワンツーエルボー。妹加がラリアット。さらにセントーンを狙ったが、自爆となり、世羅がエビ固めも2。
世羅とSAKIがランニング式ブレンバスターを狙うが本間がカット。妹加はダブルラリアット。尾崎が抱え上げる合体619。
コーナーに上ったところにゴキゲンBBAが介入し、チェリーと米山が同時にチェリートーンボム&ダイビング千豚♪。世羅&SAKI
がカット。世羅がハリケーンドライバーもカウント2。
世羅&SAKIがチェリーにランニング式ダブルブレンバスター。米山がカット。世羅の「絶対持っとけよ」エルボーがSAKIに誤爆。
このスキにチェリーが春夜恋で丸め込もうとするが、世羅がそのまま押しつぶして3カウント。
この結果、カラミネンスが2度目の防衛に成功となった。
▼バックステージ
世羅「勝った、勝ったけど…急いで書いたのんだろうね…。認定証、なんか字がおかしいんだけど、本当はリング上で言いたかった
んだけど、これ二回目なんだけど」
SAKI「なんだこれ、オモロ! だから、次も防衛して、どこを間違えるか楽しみにしよう」
世羅「毎回、違う形になってるけど…違うのよ! 3WAYで防衛したのよ、スゴくない? もっと褒めてくれていいよ?」
前回負けたのが悔しくて研究してきたんだけど、研究しすぎて、ちょっとSAKIぽんのことが見てなかったんだわ」
SAKI「いつもだよ、割りと入るよ、視界に」
世羅「あれ、うまく見えなかったんだよ、相手しか見えてなくて…次は仲良く3度目の防衛しようよ!
SAKI「まだ3回目?」
世羅「もう8回くらい防衛している気がするけど、まだまだ最多防衛には遠いので、仲良くする必要があります!」
SAKI「どうしたら視界に入るのかな? もっと焼いてこようかな」
世羅「一緒にどっか行こうか。(記者に)あ、行かなくていいの?(メインが)始まってるよ! (SAKIへ)行こう行こう!」
6,Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>宮崎有妃(17分6秒、体固め)炎華<挑戦者・2024年度小波女>
※ムーンサルトプレス。第21代王者・宮崎が5度目の防衛に成功。
小波女に輝いた炎華がその権利としてReginaへ挑戦。宮崎は波女となった上谷と11・4後楽園で対戦するが、その前に炎華が、デビュー1年4カ月でReginaに初挑戦となった。
炎華が先制のプランチャ。リングへ戻ると、ヒザ十字を決めるが、宮崎が反撃のラリアット。2カウント。
宮崎はキャメルクラッチからボディスラム。ミサイルキック。2カウント。逆片エビに固めて絞り上げる。
ロープに逃れると、「どーしたー」と蹴り飛ばす宮崎。
「オマエがチャンピオンなんだろ、え?」と宮崎はコーナーで顔面を踏みつける。炎華はドロップキックで反撃すると、エルボーを連打。
宮崎も打ち返す。炎華は立ち上がり、何度も振りかぶって打ちまくる。そしてボディスラムを狙うがこれは投げ返される
炎華が前方回転からのヒザ十字固め。さんざん、足をいたぶったがロープブレイク。炎華はミサイルキック。
宮崎も串刺しラリアット。炎華は側転エルボーも蹴り飛ばされる。宮崎は逆片エビもロープに。
宮崎はムーンサルトも自爆。炎華はコルバタ。サルトモルタル、ウルトラコルバタとルチャの技を次々と繰り出す。
宮崎はムーンサルトも自爆。炎華はコルバタ。サルトモルタル、ウルトラコルバタとルチャの技を次々と繰り出す。
さらにトップロープからのプランチャとつないだ。
リングに戻る宮崎へコードブレーカーから側転式の串刺しフットスタンプ。セカンドロープに上った炎華に宮崎も迎撃。雪崩式回転エビも2カウント。
炎華はジャパニーズレッグロールも2。コルバタから、トップロープへ。宮崎がカットし、雪崩式ブレンバスターで投げられる。カウント2で自ら炎華をを起こす。
「どーした、炎華!」と宮崎が檄。場内は「炎華」コール。「みんなお前のこと応援してるぞ」というと「負けるかー」と不屈の闘志で立ち上がりエルボーを連打。宮崎が一発のエルボーで返す。
宮崎はゴンゾ・ボムの体勢に入るも、回転エビで切り返す。
宮崎はラリアット。ネックスクリュー。串刺しラリアットからさらにラリアット。2カウント。
ここで最後にムーンサルトで止めを刺した。
二上会長がマイク。
「炎華さん、よく頑張りましたよ。ちょっと、でも2年目の選手に対してはかなり厳しいことされましたよね。
次(の挑戦者)、花園行きますか。一応、日程的に決めてるんですが、9月の29日、大阪。いま彼女が欠場中なので、復帰できたらやりましょう。それで宮崎が勝ったら、11月4日。上谷さんがヒールになろうがコミカルになろうがタイトルマッチはやりますので安心してください。もし花園が勝ったりしたら花園対上谷(笑)。そうなったら仕方ないけど、宮崎さん、頑張って阻止していただいて。それで、8月1日と12日のアミスタ大会で、旗揚げ月間が終わります。12日、3興行ありますけど、真ん中の15時の大会でwaveにしかできないアホなことを思いつきまして。宮崎対シン・広田、60分シングルでアイアンマンマッチ、やりましょう」
ここでまだシン・中島姿の広田が登場。
広田「時間無制限、場外カウントなしでいいんですね」
二上会長「人の話聞いてました? 60分間」
広田「ああ、終わらないやつだ
二上会長「でも、アミスタから一歩でも出たらノーコンテストとなってギャラ払いません。それも踏まえて60分やってください。それでは有妃ちゃん、締めてください」」
宮崎「本日はご来場誠にありがとうございます。私は先輩がいるから後輩がいるではなく、後輩がいるから先輩でいられると思っています。
炎華、今日本当にありがとう。ずっと緊張していたもんね。ありがとう。
まだ1年4カ月でしょ? マジで足首もヒザも痛いし、すげー後輩だなと思ってます。炎華と試合できて、炎華とベルトを懸けてやれて、本当に良かったと思います。ありがとうございます。1分でも長く売店で稼ぐために締めさせてもらいます。いくぞ! これが、waveだ!」
宮崎が倒れた炎華を背負って、そしてカーテンの前でともに観客へお辞儀をしてのエンディングとなった。
▼バックステージ
宮崎「いろいろあったって、炎華に技を教えてるのは全部私なんです。それを彼女なりに一生懸命考えて、
試合を組み立てて。狐伯とかにも桜花にもいっぱい相談したって聞きました。内容は聞かなかったけど。
私、全然ピンピンしてないですよ。そんなのね、私がプロレスやって30年目、辞めてたのが4年で26年?
すぐ後ろにきてるなと思ってます。何が違うかって、やっぱり修羅場の数とか、そういうものが違うだけで。
技術なんて、もうあの子の方が動けるし、私のほうが1発1発重いだけで。今日、危ないって思ったことも
たくさんありました。プロレスの勘だけで肩を上げて、威厳を守れたのかなって思います。正直、めちゃ
めちゃホッとしてますよ。だってまだヒザと足首痛いのは、炎華は私を徹底的に攻撃したから。メッチャ
嬉しいです。無事防衛できて本当によかったです。今欠場中だけど、次は花園。私は上谷とやらないといけ
ないんで。上谷がどんなヒールになろうが、あのポーズ(上谷の入場ポーズのマネ)を上谷に見せたいんでね。
11月4日までベルトを絶対に防衛していきたいと思います」
炎華「シングルのベルト自体挑戦させていただけるのが2回目、初めて自団体のトップのベルトに挑戦させて
いただいて。小波女、POPも取って、この流れで絶対取ってやると思ってたので。今は悔しい気持ちでいっぱい
です。宮崎さんは何十年も先輩だけど、関係なしに自分なりにもっと出来ることがあったんじゃないかなって
反省しています。(Reginaの重みは?)自団体の若手が一人になって、自分が団体を盛り上げていきたいって
思ってる中のRegina戦で。団体のトップのベルト、挑戦いただけると決まったときから緊張でどうなるかって
思ったし、いろんなものを自分なりに背負って試合しなきゃいけないと重みを感じました。(いつかは巻ける
という確信は?)まだ自分に足りないものがたくさんあって、反省点も悔しい部分もたくさんあります。それ
を改善していって、まだ挑戦させていただいたときに、自分が絶対にReginaを取ってやると思いました」
2024.07.14
『CATCH THE WAVE 2024~決勝戦~』
日時
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7月14日 日曜日
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観衆
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643人
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場所
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後楽園ホール
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1,スクランブルwave(30分1本勝負)
本間多恵&〇関口翔&櫻井裕子(10分14秒、腕ひしぎ十字固め)笹村あやめ&花園桃花●&ななみ
先発はななみと関口。二人が向き合うと、いきなり背後から花園がクラッカー爆弾。この流れからななみ組がトレイン攻撃。さらに関口の体の上に、櫻井、本間を乗せた状態で、花園がシャボン玉攻撃を食らわせる。
ななみが関口に逆エビ固め、続けてダイヤル固め。ななみと櫻井がタックル合戦。互角のぶちかましが続くも、その後、櫻井が打ち勝つ。櫻井はコブラツイスト。笹村がカット。
ななみがタックルで打ち返す。ななみが抱え上げると、その状態で、笹村がドロップキック。櫻井がファイナルカット。本間がトップロープからのミサイルキック。腕ひしぎを狙うが、笹村がロープ。突進する本間の足をカニはさみで引っかけ、ロープにもたれさせると、背後からブロンコバスター。
本間と笹村がエルボー合戦。本間がコーナーに誘い込んでぶら下がり式腕ひしぎ。さらにワキ固め。笹村がキューティースペシャルでやり返す。本間がバッククラッカーを放つも、アイルビーバックで蘇生すると、ラリアット。
続けて花園と関口に。関口のはワキ固めを狙うものの、花園がことごとく防ぐ。花園はスイングDDTを狙うが、今度は関口が防御して、ワキ固め。笹村がカット。
花園がフットスタンプも2カウント。
花園は再びスイングDDTを失敗。ならばと、腕ひしぎに取る。本間、関口もカットに飛び出すと、笹村、ななみが腕ひしぎに取る。さらに3人合わせて、低空ドロップキック。
今度は、本間組が花園を捕まえる。「私が一番腕十字してたー」と花園はアピールも、櫻井がビッグブーツ、本間の低空ドロップキック、関口が飛びつき腕ひしぎへ。ななみと笹村が蹴ってカットするが逆に花園の腕を伸ばす結果となり、ギブアップとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
○狐伯(6分18秒、変形エビ固め)梅咲遥●
準決勝第1試合めはBブロック1位の梅咲とルチャブロック1位通過の狐伯による対戦。
いきなり狐伯が先制のドロップキック。梅咲も即座にドロップキックで返すが、狐伯がドロップキック。さらに低空ドロップキック。ブレンバスターもカウント2。
そしてフェイスロックと畳みかける。梅咲はフライングネックブリーカーからフットスタンプ。低空ドロップキックと次々と放つ。梅咲がロープに走ると、狐伯が追走。梅咲の足を引っ張って場外へ引きずり込む。狐伯がマットの上にボディスラム。カウント9でリングへ戻す。
梅咲がエルボー。狐伯もエルボーでお返しする。梅咲がエルボーを合計8連発。コーナーに振るが狐伯がブーメラン式ミサイルキックで返す。突進する狐伯を梅咲はブレンバスター。低空ドロップキック。キューティースペシャルは2カウント。
さらにトップロープからの旋回式プレスも2。狐伯は後方回転エビで切り返し、横十字固めと丸め込むがいずれも2。
ここからエビ固め合戦に移行するもどちらも決まらず。狐伯のジャックナイフ固めを梅咲がエビで切り返す。これも2で決まらず。狐伯はマヒストラルも2。
梅咲はランニングエルボー。ロープに走り、もう一発カウンターで放つ。突進を狐伯が切り返しルチャの入り方からブリッジして丸め込む、変形のエビ固め(名称はまだ未決定)によりカウント3。
強敵である梅咲からの3カウントで狐伯が堂々の決勝進出。最後は狐伯が「やったー」と絶叫して引き揚げた。
3、CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
○上谷沙弥(13分56秒、ウラカンナラ・インベルディダ)青木いつ希●
Aブロック1位の上谷と7・3新宿で4WAYによる決定戦を勝ち抜いたCブロック突破の青木が準決勝で対決。
上谷、青木が入場すると、二人への声援が交差する。期待感が充満するリング上。青木が手を差し伸べると、上谷のほうから「よろしくお願いしまーす!」と絶叫シャウト。これに対して青木が首を振ると、倍の音量で「よろしくお願いしまーす!」返し。さすがの上谷も悶絶。
ゴングと同時に青木、上谷コールが交差。
腕の取り合いから青木がヘッドロック。ショルダータックル。上谷が跳ね起きを見せると、アームホイップから低空ドロップキック。これで青木を場外へ落とすと、エプロンからスライディングキック狙うも青木が阻止。エプロンでのエルボー合戦から青木がバックドロップを背中から打ち付ける。
青木は後頭部へのダブルニーからブレンバスターホールドは2カウント。
青木は「どうした。オラ!」とキックを連発。さらに背後からサッカーボールキック。上谷がカウント1で返すと、もう一発、髪をつかんでエルボー。上谷もエルボー返し。青木はストンピング。ボディスラム。カウント2。
そして、逆エビに捕らえる。逆片エビに移行するも上谷がロープをつかむ。青木は執ように背中へのニー。ストンピングを落とす。
上谷がヒザを付きながら、エルボーを連打も青木が一発のエルボーで打ち返す。青木が突進すると、上谷がドロップキック。青木が場外転落すると、上谷がすかさずエプロンからプランチャ。
リングへ戻った青木にエプロンからロープ越えのフライングボディプレスも2カウント。
バイシクルキックを放つも、青木がブロックバスターで返す。再び背中へのニードロップ。
上谷がエルボーを打ち込むが、青木は仁王立ちでノーダメージを誇示。青木が重いエルボーを放つ。上谷が起き上がると、エルボーを連打。片ヒザをつく青木。最後の振りかぶった一撃で青木が崩れ落ちる。
青木も重い一発でお返しすると、上谷も崩れる。青木が投げっぱなしジャーマン。これを上谷が着地するとフライングニールキック。さらにスワンダイブ式
ボディプレスも2カウント。
ノーザンライトスープレックスホールドも2。青木は大外刈り。助走をつけてのランニングニードロップ。セカンドロープから「上谷つぶれろー!」と叫んでのフライングボディプレス。そしてX字固め。腰を落としてかなり絞ったものの、上谷がなんとかロープブレイク。
青木はボディスラム。コーナーに上がるが、上谷が迎撃で雪崩式フランケンシュタイナー狙い。これを抜け出した青木が雪崩式ブロックバスター。カウント2。青木はジャパニーズオーシャンバックドロップの体勢に入るが、上谷は脱するとスピンキックから両手掴みフロントキック。青木がすぐにラリアットをぶち込む。ダブルダウン。両者への大コールが再び交差する。
両者、立ち上がると走り込むが上谷がハイキック。青木がフラフラになりながらも、ラリアット2連発。青木はバックを取ろうとするが、上谷が回転エビで丸め込む。2カウント。青木が投げっぱなしジャーマンを狙うが、上谷がそのまま飛びついてのウラカンラナで一気に3カウント! 上谷が決勝へ進出を決めた。
上谷が青木のもとへ行くも青木は目つき。上谷は再度、握手を求めたが、青木は胸を小突いて、リングを降りた。
4, Resurrection wave〜桜花由美復帰戦〜(30分1本勝負)
〇桜花由美&ゆづき&YUNA(13分42秒、体固め)尾﨑妹加&リアラ&香藤満月●
※ビッグブーツ。
7・3新宿で発表した通り、桜花がこの日より、本格復帰。「ストレスがたまりまくっているので、人の顔を早く蹴りたい」と語っていたが果たしてストレスを吐き出すことはできたのか。
黒のガウン、青のコスチュームで登場すると、おなじみの足をロープに挙げてのストレッチ。何から何までそのままの桜花の姿がリングにはあった。
妹加組は「桜花さん復帰おめでとうございますー」と握手を求めながら桜花へ奇襲。妹加&香藤のダブルタックルから祝福のトレイン攻撃。さらにラ・カチョーラで桜花を南側に張り付ける。3人は客席へ向けて、「桜花さん、復帰おめでとー」と祝福アピール。
リアラは桜花の黄金の足をロープに引っ掛けると、蹴りを見舞って、間接的に桜花の膝を攻撃。ストンピングから低空ドロップキック。串刺しドロップキックから三段式キック。フェースバスターで畳みかけるが2カウント。
リアラ&妹加が合体のクロスライン。これをかいくぐった桜花はダブルフェイスバスター。「よくもやってくれたな」とリアラをコーナーに振ると、串刺しビッグブーツ。さらに蹴った足でリアラの顔面をグリグリと踏みつける。
さらにはコーナーのリアラにランニングブーツ。センターでも、もう一発ランニングブーツを決めた。カットに入った香藤、妹加にビッグブーツ。さらには味方であるYUNA、ゆづきにもどんどんストレス発散とばかりに顔面ブーツを決める。
続いて、ゆづきと香藤。香藤が追走式タックル。ゆづきも串刺しラリアットでお返し。タックル合戦は、互角のぶつかり合いを見せたが、ここからゆづきが打ち勝つ。
今度は香藤が廻しを取るポーズを見せ、そのまま投げ飛ばす。ゆづきもタックルでお返し。
YUNAが香藤へドロップキック。香藤がタックル。YUNAと妹加。YUNAがドロップキックを放つも倒れず。ならばと首固め、スクールボーイと丸め込みを続けるも2カウント。
再び桜花が登場。桜花が妹加にビッグブーツ。妹加が突進するもスタンガンでロープに打ち付けると、もう一度、ビッグブーツ。
桜花がバックドロップも2。妹加が桜花を持ち上げようとするがこれは未遂に。妹加がエルボー。桜花も打ち返す。妹加がエルボー、桜花がビッグブーツの打ち合いに。桜花がビッグブーツを空振りすると、妹加は背後からラリアット。そして今度こそと持ち上げる。アルゼンチンバックブリーカーで絞り上げると、前に落としてセントーン。2カウント。
香藤が桜花へボディプレス。なんと3連発。妹加、リアラが香藤へおんぶ式に乗ると、合体ボディプレス。
YUNAが香藤にドロップキックを放ち、桜花をアシスト。息を吹き返した桜花がかかと落とし。妹加がラリアットでカット。
香藤がエルボードロップも2。YUNAが香藤を捕獲したが、桜花のビッグブーツが誤爆。
香藤がショルダータックル。2カウント。桜花が顔面突き上げ式のキック。これを2連発。
そしてトドメとばかり、ストレス解消のビッグブーツで3カウント。顔面キック祭りと化した桜花の復帰戦は祝福ムードに包まれて終了した。
・バックステージ
桜花「(ストレス解消となりましたか?)まだまだ、まだまだ、ほんの序の口です。これからもどんどん人の顔を蹴って、ストレスを発散したいと思います!(久々に観客の前で、リングの上で試合を行った感触は?)楽しいです。やっぱり私はリングの上が一番楽しいと思っています! このままレスラーとして進んでいこうと思います。(今後の目標は)エリザベスのベルトもReginaも、これからベルトを総取りしていきます!」
5,ゴキゲンwave(20分1本勝負)
〇米山香織&チェリー(7分20秒、ジャックナイフ固め)SAKI&世羅りさ●
いきなりゴキゲンBBAが奇襲をかける。SAKIにクロスラインからBBAポーズ。世羅、SAKIがダブルのタックルでお返しすると、米山&チェリーをダブルのカンパーナに捕らえる。
世羅がヘア投げ。米山が脱出するようにチェリーにタッチ。チェリーがアンクルホールド。世羅がカットに入ると、世羅の腕を強引に取って、チェリー&世羅によるクロスライン。2カウント。チェリーがボディへのパンチ。世羅がセラリズムバスター。ジャイアントスイングに捕らえる。
SAKIにタッチ。「まだまだ回すぞ」とSAKI。SAKIは変形ジャイアントスイング。回し切った後、フォールに持っていき、2カウント。
チェリーがエルボーからコルバタで切り返す。米山がモンゴリアンチョップを連打からぐるぐるパンチ。SAKIはビッグブーツ、アトミックドロップ。世羅がワンツースタイルのエルボー。米山はモンゴリアンチョップで返そうとするが、それを遮ってのカウンターエルボー。このピンチにチェリーが世羅の足を引っ張り、米山が低空ドロップキック。ダブルのどっこいしょからゴキゲンBBAのコーナー連携。これをSAKIが阻止すると、同時の串刺し攻撃から、リバーススプラッシュとリバースダブルニードロップ。
世羅が持ち上げるも、米山が米―ZOU狙い。世羅がセラリズムバスターも2。世羅&SAKIのダブルによるランニングブレーンバスターは未遂に。SAKIの羽交い絞めによる世羅の「持っとけよ」はエルボーが誤爆。このスキにチェリーが世羅に春夜恋。さらに米山がジャックナイフ固めに決めて、3カウント。現waveタッグ王者からの3カウントとなった。
チェリー「米ちゃんやったよ、ゴキゲンBBAがカラミネンス、コテンパンにしてやりましたー。あれ? これはもしかしてタイトルマッチ、挑戦できるんじゃないですか!?」
ここで戦況を見つめていた本間&妹加がリングイン。
本間「失礼します。私たちSPiCEAP、わたしたち、waveさんにタッグで乗り込もうと思っているんですが、私たちもタッグのベルト、挑戦したいと思っております」
チェリー「せっかくのゴキゲンBBAのいいところ、つぶしに来てんじゃないよ、GAMIさん、これどうしたらいいですか?」
二上会長「3WAYでやりましょう、waveはやりたいって言ったら基本なんでもできるんですよ。あ、一応、8月1日、(新宿FACEは)空いていますよね。忙しいSAKIさん空いてますよね。アメリカとか入ってないですよね?(6人とも空いている意思表示)じゃあ、8月1日やりましょう」
こうして8・1新宿大会でタッグの3WAYによるタイトルマッチが決定。
チェリーは「私たち勝ったから手を挙げて帰りましょう」と、勝ち名乗りを挙げてリングを後にした。
6,CATCH THE WAVE 2024・YOUNGブロック~優勝決定戦~(時間無制限1本勝負)
○炎華(13分33秒、タイムマシンに乗って)八神蘭奈●
※炎華がYOUNGブロック優勝。
YOUNGブロックで勝ち残った炎華と八神が決勝戦を争うことになった。waveのYOUNGを背負う炎華か、またはリーグ戦を無傷で突っ走った八神か、果たして優勝はどちらの手に?
まずは、八神がローキックで探りを入れる。ロックアップからバックの取り合い。炎華がロープを持ち、回転して回避。八神がヘッドロック。炎華がロープに振ろうとするも力づくで締め上げて振りほどけず。
炎華がアームホイップ。八神もアームホイップで返す。八神がドロップキック。「挙げるぞー」とアピールして、ボディスラム。「もう一発」と二発目を投げる。
さらにコーナーに押し込んでストンピング。「こんなもんか、おい」と挑発。炎華はエルボー。八神も打ち返す。ここからエルボーの打ち合いに。炎華はリストロック式のエルボーを連打してお返し。炎華はコーナーへ振り、側転エルボーを狙ったがかわされて失敗。八神は串刺しエルボーからドロップキック。
さらに腕へのエルボーから腕ひしぎを仕掛けるが、炎華はすぐさまロープへ。八神はサッカーボールキック。2カウント。炎華は腕を取ると、コーナーを使ってのアームホイップからの低空ドロップキック。
トップロープに上ると、八神が突進する。炎華はロープを側転してリングへ着地すると、ドロップキック。そして今度は側転エルボーを決めると、ドロップキック。2カウント。すかさずワキ固め。八神は腕を伸ばしてロープに。
炎華はドロップキック。2カウント。これに対して八神はミドルキックを連発。3発目で倒す。
さらに串刺しハイキック。正面へのサッカーボールキックから腕ひしぎに捕らえる。炎華は必死にロープへ。
炎華がエルボー。八神も打ち返す。打ち合いが続く。炎華がエビ固めの要領で足を取って、裏アキレス腱固め。
10分経過。八神がロープへ逃れると、炎華はサルトモルタルからブーメラン式ボディアタック。トップロープからミサイルキック。2カウント。今度は八神が丸め込む。2カウント。八神は腕ひしぎに取るが炎華はもがきながらロープへ。
八神はダメージの残る炎華の腕へのドロップキック。2カウント。場内は「炎華」コールに包まれる。
炎華がスクールボーイ、ジャックナイフ固め。ジャパニーズレッグロールと丸め込みで反撃するも2カウント。
八神がミドルキックからゼロ戦キック。2カウント。炎華は八神のローキックをふせぐとタイムマシンに乗ってで切り返して3カウントを奪取!こうして炎華がヤングブロック優勝の栄誉と賞金の50万円を獲得した。
試合後、八神が一本指を立てて、「もう一度」とアピールすると、これに炎華も指を立てて呼応した。
・バックステージ
炎華「試合内容としては結構、やられてしまうことが多くて、悔しい部分もあったんですけど、waveのヤングは一人になって、やっぱりwaveを背負っていかなければいけないから、絶対優勝してやると思っていて。今はすごくうれしいです。(対戦相手の八神について)腕十字とか、動画とか見ましたけど、勉強しきれていなかった部分もあるので、試合後、もう一回やろうって言ってくれたので、次も絶対勝つぞと言う気持ちで、また勉強してもう一回、戦いたいと思いました。(優勝賞金50万円の使い道は?)きゅうりをいっぱい買いたいです。あとは学費です!」
7,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック優勝決定戦〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
○<王者>宮崎有妃(14分2秒、体固め)Himiko〈挑戦者〉●
※直伝デスバレーボム。第18代エリザベス王者・宮崎が初防衛に成功、ならびにエリザベスブロック優勝。もう一人はシン・広田さくら。
7・3新宿にて決まった優勝決定戦カード。宮崎はエリザベス王座の防衛戦を兼ねることとなった。
まずは手四つ合戦からスタート。宮崎が二人まとめて絞るが、広田とHimikoが絞り返す。そして「Himiko、行くぞ!」と共闘を呼びかけ、トレイン攻撃。しかし、背後から丸め込んで裏切り。Himikoがクレームを入れると、「今までさんざんやってたから、体がそうなっちゃってるの…」と必死に言い訳。
気を取り直して、再度、二度目のトレインを狙うが、Himikoが背後を振り向き、広田の丸め込みを見破る。広田は腹筋しているふりでごまかす。
ここから、Himikoと宮崎のバックの取り合い。宮崎がいきなりの張り手。広田が宮崎の足を引っ張る。
宮崎は場外へ。Himikoが広田へアームホイップ。Himikoが腕を取ると、「回れ回れ」とTOMMYレフェリーが指示。すると、広田はリングを徘徊。「違う違う」とTOMMYレフェリー。言葉を理解して、前転して回避するも、後転もしてしまい、元通りに。
広田は意を決して、ロープを伝い、なんとトップロープ上で前転と後転を披露。さらにロープ渡りからトップロープジャンプにも成功。宮崎が飛び込んでくると、Himikoとともに巻き込んでヘッドシザース。さらに宮崎へフェースバスターからプロレスLOVEポーズ。
広田がブレンバスターで投げようとするが持ち上がらず。宮崎はHimikoへダブルを呼びかけ、ダブルブレンバスター狙いも、広田がダブルDDTからボ・ラギノール。宮崎&Himikoが場外転落。ここで助走をつけてのトペ狙いも、腰がひっかっかり、未遂に終わる。
3人がリングへ戻ると、宮崎がHimikoへボディスラムからキャメルクラッチに固める。宮崎が「キック来い!」と広田に指示。
広田はロープワークを続けてキックに行くかと思えば立ち留まり、「絞れ絞れ!」と檄。宮崎が「そうじゃない、ドロップキック来い!」と再度、わかりやすく指示を送る。
すると広田は宮崎の背後にドロップキック。倒れ込む宮崎&Himikoへ側転からのボ・ラギノールを連発。
さらに宮崎とHimikoを上下に乗せてカンチョーを連打。
またも宮崎とHimikoが場外へ落ちると、今度は助走をつけてのプランチャに成功。リングへ戻ると、Himikoが宮崎へドロップキックから串刺しエルボー。広田がカット。「宮崎さん、チャンスです」と呼び込むと、宮崎がトップロープへ。広田は背後からボ・ラギノールを打ち込んで裏切り。
宮崎を振り落とすと、今度はHimikoにダブルを指示。広田&Himikoがファンタスティックフリップを投下しようとするが、完全に読まれてすかされる。
宮崎はすかさず広田を捕まえてシーソープレスを仕掛けるも、これも失敗。あきらめずに再度、シーソープレスを狙うがHimikoの剣山の餌食となる。
さらに反動により宮崎のニーも食らう羽目に。宮崎はHimikoにボディスラム。続けてムーンサルトを投下も、これは自爆。広田が背後からボ・ラギノール。
Himikoが宮崎にフェースバスター。さらに広田を場外へ出す。Himikoはダブルアームの体勢。ここにすぐさま場外から戻ってきた広田がシャイニングウィザード。2カウント。
宮崎が串刺しラリアットからラリアットを広田へ見舞う。さらに投げっぱなしジャーマンも広田はFFDで切り返す。2カウント。
広田はへな拳をHimiko、宮崎に乱打。そしてロケットカンチョーを二人に命中させる。ここでセカンドロープからホイップ式のロケットカンチョーを狙ったが、これは失敗。宮崎が広田、Himikoに串刺しラリアットを連打。しかし、Himikoがそのダメージにより、まさかのFFDで宮崎に覆いかぶさるも2カウント。
宮崎は直伝デスバレーを狙うが、広田がボ・ラギノールを決めて阻止。宮崎は二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
さらに「終わり!」と広田をゴンゾ・ボムでマットに突き刺すがHimikoがカット。ならばとHimikoにラリアットから直伝デスバレーボムを決めて3カウント。宮崎がRegina王座&エリザベス王座の二冠王者の地位を守り抜き、さらにエリザベスブロックの優勝を果たした。
・バックステージ
宮崎「いやあ、余裕でしょう。やっぱりcatchの決勝、めちゃくちゃ気合が入っているんで。波女で一番強いのと、Reginaを賭けて戦うのが決まっているので、あほな試合はしてられないです。あとはこの後の決勝、誰が波女になるかを待つだけです。私は絶対負けません。ありがとうございました」
<b>8,CATCH THE WAVE 2024決勝トーナメント〜決勝戦〜(時間無制限1本勝負)
〇上谷沙弥(13分42秒、エビ固め)狐伯●
※スタークラッシャー。上谷が第15代波女となる。
まずは両者がガッチリと握手でスタート。ともにキックの攻防から、狐伯はエプロンへエスケープ。上谷はドロップキックで場外へ落とす。
そしていきなりスワンダイブ式のプランチャで先制。リングへ戻った狐伯にストンピング。ボディスラムから複合技のジャベへ。
ロープに逃れると上谷は串刺しドロップキックからストンピング、フォールに行くも2カウント。
狐伯は上谷の足をすくうと、低空DDT。さらに低空ドロップキック。ドロップキックからフォールも2。
狐伯は首を取ってのゆりかもめ。そして三角締めに移行。そこから胴締めスリーパーへ。締め技を続けた狐伯だったが、上谷がロープブレイク。
エプロンの上谷にドロップキックも自爆。狐伯もエプロンへ。上谷がかかと落としからバイシクルキック。
狐伯がエプロン上でのDDTへ。上谷が場外転落。上谷が場外に狐伯を引きずり出すと、ブレンバスター。カウント8で両者リング内へ。ヒザを付いた状態でのエルボー合戦。
上谷が気力を振り絞ってスピンキックをヒット。ダブルダウン状態に。上谷が力を込めたガッツポーズで先に立ち上がり、コーナーへ上る。狐伯が迎撃し雪崩式アームホイップで投げつける。上谷が蘇生すると、トップロープに上る。
ふたたび、狐伯が迎撃に上ると、コーナー上でのヘッドバットから背後に回ってスリーパー。さらにアストロシザースで投げつける。2カウント。
狐伯がダブルアームTを狙うが、上谷が逃れると、ドロップキックからロコモーション式のフィッシャーマンズスープレックス。2カウント。
ここでスタークラッシャーを狙うが、狐伯が首固め。2カウント。ノーザンライトスープレックスも2。
上谷はバイシクルキックからスピンキック。そして旋風脚。
怒涛の流れを見せた上谷が、トドメのスタークラッシャーを決めて3カウントを奪取!
両者、2戦目とは思えないスタミナと、そこ力を見せつけた熱戦となったが、上谷が制して第15代波女に輝いた。
・表彰式
恒例の表彰式。二上会長がリングイン。その前に発表ごととして、8・1新宿で決定カードを一つ発表。
スクリーンに中島安里紗の参戦が発表される。そして「▼モシャスwave シン・広田さくら対中島安里紗」が明らかになると、大・広田コールに包まれる。「何の広田コールやねん」と二上会長。そしてタッグの3WAY戦(カラミネンス対米山&チェリー対本間&妹加)も決定事項として、発表された。
続いて表彰式へ。「」内は二上会長の発言。
まずは総評として、ななみ・17歳からHimiko・52歳まで、幅広い年齢層の参加となったことを振り返る。
「若い人から熟女の方まで頑張っていただいたと思います」
ここから各賞の発表へと移る。
〇殊勲賞 八神蘭奈
「29人中、一度もリーグ戦に負けていない選手」。八神がリングへ上がると、「あんただけ一回も負けていない。今日初めて負けた」とトロフィー、賞金を授与。
〇技能賞 関口翔
「私の中で圧倒的です」とその理由を語ると、関口に「あんたすごいよ、また泣く。また泣く。ごめんなさい」と、すぐに感極まってしまう関口をフォロー。
〇敢闘賞 花園桃花
「すごく悩んだけど、ウチは脱力系女子プロレスなんです。その中でも極めて脱力でしたが、現役のチャンピオン(梅咲)から3取ったり、斬新なことしてくれました」と花園を評価した。
〇ベストバウト賞 青木いつ希対関口翔(5・5後楽園ホール)
「ものすごく悩みました。候補に挙げたのは青木対関口、上谷対櫻井、妹加対花園、妹加対梅咲。私の主観です」と青木対関口が受賞。
〇ベストパフォーマンス賞 シン・広田さくら&狐伯対宮崎有妃&炎華(6・16アミスタ)
「キャッチ関係なく、一試合だけ、catchとかけ離れた試合が生まれましてセコンドやバックステージで見てる人が腹を抱えて笑ったというwaveだらけのタッグマッチ。賞金も何もないから、みんなで焼肉でも食べに行きましょう。ユーチューブ見てください。すごくアホです。(セコンドの)Chi Chiさん、妹加さんも大笑いしてました」
〇YOUNGブロック優勝 炎華
メダルとともに、賞金50万円が送られる。
〇エリザベスブロック優勝 宮崎有妃
メダルとともに、賞金50万円が送られる。
〇3位 梅咲遥、青木いつ希
メダルを授与。
〇準優勝 狐伯
メダルの授与の際、「よく頑張った」と二上会長はねぎらった。
〇優勝 上谷沙弥
優勝トロフィーとともに100万円が贈呈される。上谷が100万円を広げて、左うちわで喜びを示す。
上谷「みなさん、改めまして、第15代波女となりました上谷沙弥です! まずは狐伯、本当に決勝、狐伯と当たることができて、waveを十分体感することができました。本当にありがとう。(狐伯と握手)
Regina王者、宮崎がリングイン。
宮崎「上谷、waveのなかで狐伯と試合して体感した? waveには私、広田さくら、この2大巨頭がいることを忘れるんじゃねえよ。オマエ、敵に背を向けるなよ。きょう、ずっと見てました。狐伯の波女になりたいという気持ち、私から奪いたい気持ち伝わりました。準優勝だけどおめでとう。そして上谷、私はキャッチの最中、あなたのプロレスが好きって言ったよね。ちょっと待って。(いきなり宮崎がコーナーへ上がり、上谷の入場シーンをマネて)このポーズ、わかる? あの角度、好き。2回目の角度。さっきも見てて好きーって思ってた。まあでも、いつできます?」
二上会長「まず順序で行くと小波女とReginaやってほしいんです。それが8月1日です、その後、11月4日後楽園しかなくて、それまで待ってて」
宮崎「今…7月…。11月…。どうしてもこいつとベルトを賭けてやりたいやつが…」
二上会長「その間にやってください。Reginaは(チャンピオンが挑戦者を)指名するのはいいから」
宮崎「もし、もしもだよ、戦う前にこういうこと言うやつはいないけど、炎華に負けたとしたら、普通のシングルでもいいんですけど、
もし勝ったらどうしても試合したい人がいます。ちょっと空きすぎてて、11月まで待てないなと思って。あのー、あのー、…花園桃花」
まさかの王者からの呼びかけに花園がリングへ。
花園「私、波女でもないし、脱力系だけど、有妃に指名されたからにはいい試合しちゃいますよ」
宮崎は7・3新宿に次いでキスしようとするが、花園はおあずけに。
花園「そのキスは私がそのベルトを獲ってからね、有妃、愛してる」
宮崎「(上谷に)もし負けたら花園だけど大丈夫?」
最後に宮崎と上谷が記念撮影。宮崎が11・4後楽園までReginaを保持していた場合は、上谷とのRegina戦が行われることとなった。
最後は決め台詞を上谷と狐伯で振り分けて締めることとなった。
上谷「最後に、今を信じて、明日に輝け、誰を信じるか自分で決めろ!」
狐伯「これがwaveだー!」
・バックステージ
上谷「第15代波女になりました、スターダムの上谷沙弥です。決勝で狐伯と当たることができて、本当にwaveをたくさん体感することができて、最高でしたし、楽しかった!自分は他団体参戦が初めてだったので、アットホームな感じと言うか、みなさんとの距離が近くて、パワーが、エナジーをこの距離で感じることができて、力になることができました。そして波女になったからには、Reginaのベルトに挑戦する権利があるということで宮崎選手に声をかけさせていただきました。Reginaは女王っていう意味ですよね。ちょっと先になるみたいですけど、絶対巻いてスターダムに帰ります。
(100万円の使い道は?)ブランドものが好きなので、ヴィトンとか買いたいなって思ったんですけど、最近、貯金にハマり始めてて、積み立てNISAの口座を作ったので、貯金して何倍にもしたいと思います!」
2024.07.03
『ReAL NAMI NO HI 24』
日時
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7月3日 水曜日
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観衆
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258人
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場所
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新宿FACE
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・オープニング
今日はリアル「波の日(7月3日)」による開催。CATCH THE WAVEの各ブロック進出者が決まるオープニングに、二上会長と桜花がリング上から挨拶を行った。
二上会長「ちょっと今月頭に少し残念な情報がありました。弊社所属の田中きずなが退団致しまして、契約終了をしました。『円満退社』です、お察しください。わかる人はわかると思います。お察しください。私からは以上です! …ただひとつ、各団体さんから(waveに)出ていただいてる選手からすごく嬉しいことを言われまして。この報告をさせていただいた時に、『私もwaveのつもりでこれからも一緒に頑張ります』という言葉をいただいたんです…(涙声となり、この後の言葉が続かず)」
桜花「もらい泣きしちゃいました(苦笑)。えー、私事ではあるんですが…」
GAMI「え、もう終わり!? そんなぶった切った? 年だから涙もろいねん(苦笑)。とにかく頑張ります、っていうことを言いたかったんです!(拍手)もうひとつのさみしいお知らせをどうぞ」
桜花「私事ではあるんですが、本当は『おめでとー!』という、拍手がほしかったんですが、私のところにコウノトリはきてくれませんでした。(涙声で)1年半欠場させていただいたんですが、科学の力や医学の力もいろいろ使ってみたんですが、歳は歳です。奇跡は私には来ないのか、もしかしたら1年後とかに来るかもしれない奇跡に期待していても、イライラしてストレスが溜まって、今は人の顔を蹴りたいです。だから、7月14日(後楽園で)本格復帰します! 妊活も一旦、中止して人の顔を蹴って、プロレスラーの桜花由美として今後よろしくお願いします。いろいろありますが、今日は控室、かなりピリピリしてます。(CATCHの)1位決まる日なので。きょうは、推し選手を応援してくだささい。大きな声援で、最後まで楽しんでってください」
1,サバイバルwave(60分勝負)
尾崎妹加&〇花園桃花&梅咲遥&ななみHimiko&しゃあ &香藤満月(28分16秒、逆さ抑え込み)宮崎有妃●&アマポーラ&SAKI&櫻井裕子&杏ちゃむ&リアラ&ゆづき
※オーバーザトップルールありのイリミネーションルールを採用。相手チームが全滅したら終了。
退場順=①アマポーラ②ゆづき③④杏ちゃむ、リアラ(同時)⑤⑥香藤、Himiko(同時)⑦しゃあ⑧ななみ⑨梅咲⑩櫻井⑪SAKI⑫尾崎⑬宮崎
CATCHの参加メンバーで、ブロック敗退が決まったメンバーによる7対7のイリミネーションマッチ。シルエタは負傷欠場により代わりにアマポーラがメンバーに加わった。
負け抜け勝ち残り、オーバーザトップルールありのイリミネーションルールを採用。最後の1人になったら終了となる。青コーナー側は7人がトレインで入場した。
まず、14人がそれぞれ「よろしくお願いします!」と挨拶。先発はしゃあとリアラ。互いにマウントエルボー。しゃあが側転からアームホイップ。続いて、ゆづきと香藤。ロックアップでお互い吠えながら押し合って力比べ。今度はまわしを取り合う体勢から、香藤が投げ飛ばす。ゆづきもエルボーで反撃。エルボーの打ち合い。さらにタックル合戦となり、ゆづきが倒すことに成功。杏ちゃむがダイビングクロスボディ、アームホイップから低空ドロップキック。これに対してゆづきはボディスラムからボディプレス。
ななみがタックル連発からダイヤル固め。杏ちゃむはこの流れをスイングDDTで断ち切り、低空ドロップキック。アマポーラがタックルで倒し、セントーン。ななみが反撃のタックル。Himikoがギロチンドロップから低空ドロップキック。
アマポーラはHimikoをマットにたたきつけると、回転式の裏4の字。尾崎がカット。さらに、宮崎、アマポーラ、櫻井、しゃあがリング内、場外でも尾崎、梅咲、ゆづきが固める。
そんな中、花園がシャボン玉を飛ばしてカットに入る。ここで宮崎が梅咲にはずかし固めを狙うが、すぐさま後転で脱出して低空ドロップキック、さらにはミサイルキック。
10分経過。
今度は梅咲がミサイルキックも、宮崎が串刺しラリアットからはずかし固めを再度チャレンジ。カットに入られると、「だったら、誰か代わりを出せ」と要求する宮崎にHimikoが転がり込んで前に出る。「ババアにはやらねーよ」と拒否される。
すると、今度は若いしゃあが飛び込む。しゃあにはずかし固めをかけようとするが、なんと、梅咲が割って入り、「そういうのはダメなんじゃないですか?」とまさかの警告。宮崎は意に介さず、続行しようとすると、梅咲が「はずかし固めは遥にやる技じゃないんですか??」と問いかける。
宮崎は「そうだったよね、私どうかしてた。ごめん」と謝罪。…と見せかけて、目潰しからはずかし固め。これは完全に決まったものの、Himiko以外のそこに全員が割って入りカットする。
宮崎は梅咲をセットしようとして、アマポーラがコーナーに上るが、宮崎を振り払った梅咲が場外に落として一人目の脱落。続けて、この勢いで梅咲がゆづきにジャックナイフを固めると3カウント。
15分経過。
リアラがHimikoに串刺しドロップキック、リアラ&杏ちゃむでラ・カチョーラに取るも、
梅咲とHimikoが背後からドロップキックを見舞い、杏ちゃむとリアラが脱落。
さらに梅咲&Himiko&香藤が櫻井&SAKI&宮崎にトレイン攻撃。宮崎が香藤&Himikoにダブルラリアットから二人まとめてフォール。香藤&Himikoが脱落。
櫻井がSAKIを呼び込み、COLOR’S連携。ダブルのビッグブーツを尾崎に決める。しゃあがSAKI&櫻井2人まとめてミサイルキックを決めるも、いきなり、宮崎がしゃあを捕まえると、そのまま場外に投げ飛ばし、しゃあが脱落。さらにななみも同じく投げ落とそうとするも、ななみがこらえる。自らロープへ走るも、櫻井が足を引っ張って、勢いを止めると、宮崎がななみに外道クラッチで3カウント。
梅咲は宮崎へフランケンシュタイナーから場外プランチャを狙う。周りの「飛ぶな」の声に我に返るも、花園が背中を押し込み、プランチャを敢行する形となり、。オーバー・ザ・トップロープで失格。櫻井が尾崎にビッグブーツ、SAKIがチョキパンチ。花園はグーパンチで返してしまい、レフェリーが注意。
SAKIがリバース・スプラッシュを狙うが、尾崎がカットしてSAKIがエプロンに出る。尾崎は櫻井とSAKIにダブルラリアットを狙うが、櫻井に決まり、そのまま場外転落して失格。
SAKIが尾崎にみちのくドライバーⅡを決めるも、逆に尾崎が丸め込んで3カウント。さらに宮崎が外道クラッチで丸め込んで、尾崎も連続で失格。
残りは宮崎と花園と言う状況に。花園は「宮崎さん、今日は初めて試合しましたね。私ずっと前からあこがれてて、好きだったんです! 今日は仲良くなれたらいいなと思っていて…」とここにきて、まさかの告白。宮崎も「今日、ずっとこの人の見てて、カワイイなあって」と回答。相思相愛がと思われたが、双方が抱き着く状態から、花園はグーパンチを叩き込もうとするが、見破っていた宮崎がそれを受け止めて逆グーパンチ。
宮崎は「コイツのは全部ウソだぞ!」とトップロープに上るものの、花園が「有妃、それだけはやめて!」とコーナーの宮崎を肩車。数歩歩いたところで、そのまま重さで押しつぶされる。
宮崎は「オマエ、調子乗ってんな!」とツッコんだところ、花園が泣き出し場内はブーイングに包まれ、「謝れ」コールが充満。花園は「私のこと好きって言ったのにちゃんと謝って!」と要求。宮崎が謝るが、そこに花園がまたもエルボー。これも宮崎は呼んでいて、逆エルボー。
ここで、ムーンサルトプレスを狙うが、これは自爆。花園はクラッカー爆弾から突進も、宮崎が泣き出す。場内ブーイングと「謝れ」コールが渦巻く。
花園は「さっき殴ろうとしたけど、あれはウソ! 世界で一番カッコイイし、強いし、かわいいし、好きだよ有妃!」と口づけをかわして、宮崎はそれに応える。その状態のまま、両者が抱き着こうとしたところ、花園はついにグーパンチを打ち込みに成功。ここから逆さ押さえ込みで3カウント。最後の最後に一発を打ち込んだ花園の一人残りで勝利となった
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
<2勝1敗=4点>炎華(5分11秒、タイムマシーンに乗って)YUNA<1勝2敗1分=3点>
※炎華がAブロック1位通過。7・14後楽園での八神蘭奈と優勝決定戦を行う。
ヤングAブロック最終戦。YUNAが勝てば5点でAブロック1位、炎華が勝てば4点で逆転の1位通過となる。
まずはYUNAがドロップキックで奇襲するも、そこからエルボーの打ち合いとなる。今度は互いに追走ドロップキックを打ち合う。炎華が側転エルボーを狙うが、かわしたYUNAがドロップキックからボディスラム、さらには弓矢固め。
炎華はドロップキックで反撃すると、側転エルボーを今度は成功させ、ドロップキック。YUNAもドロップキックをお返し、逆片エビ固め。
炎華がサマーソルトドロップからアームホイップ、ジャックナイフ固めと追い込むも2カウント。さらにレッグロールクラッチを狙ったが、YUNAが押しつぶすも2カウント。
再度、ジャパニーズレッグロールクラッチを決めた炎華はこれを返されると、かつての渋谷シュウの得意技だったタイムマシーンに乗ってを決めて3カウントを決めた。
これで炎華は4点となり、YUNAを逆転。ヤングAブロック突破となった。
・バックステージ
炎華「ゆづきさんとは何度も対戦したことあったんですけど、しゃあさんとYUNAさんは初めてでした。初めての相手はすごく緊張しますし、いい試合ができたか、納得がいく試合ができたかといえばそうではないですけど、去年は悔しさが残ったので、去年以上の力を出そうと思いました。今、新体制になってから初めての大会、思うことはたくさんあるけど、waveのヤングは自分しかいない。自分がもっともっと勝てるようになっていかなければならないので、相手がスターダムの選手とか関係なく、絶対に自分が優勝して、小波女になって、Reginaにも挑戦して、ベルトがほしいです。頑張ります!」
3,CATCH THE WAVE 2024・YOUNGブロックB~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
八神蘭奈(10分46秒、腕ひしぎ十字固め)ChiChi
※八神がBブロック1位通過。7・14後楽園での炎華と優勝決定戦を行う。
勝ったほうがヤングBブロック突破となるこの一戦。
開始と同時に、八神がローキック。さらにキックの打ち合いはともにかわす。そして、八神が腕攻めへ。
ここから腕にニーを打ち付け、足で挟み込んでツイストを決める。
八神が串刺し低空ドロップキック。背中にローキックを放つと、ChiChiは「もっと来いよ!」と背中を突き出して吠える。八神は走り込んでのローキックを狙うが、CATCHしたChiChiがレッグロック、逆片エビ固めへ。ロープブレイク。
八神は串刺しエルボー、ドロップキック。
5分経過。
ここからエルボー合戦。八神がエルボー連打も、ChiChiがビッグブーツを打ち返す。八神がドロップキックもカウント2。さらに連打も、ChiChiは八神の左足をロープにかけると、これを蹴り、さらに左足への低空ドロップキックと足殺し。ChiChiの突進に、八神がローキック。ChiChiもトラースキック。ChiChiがスピンキックを2連発。
八神がダメージを回復すると、左右の掌底を決めて零戦キック。ビート・ストライクを狙うが、これを読んでいたChiChiが丸め込む。カウント2。
ここで八神が腕ひしぎ十字固め。なんとか腕のロックを外してギブアップを奪った。
この結果、八神がヤングBブロックが1位通過。7・14後楽園のヤングブロック決勝は炎華vs八神に決定となった。炎華はエプロンに立つ。八神は炎華にグーのポーズを示したが、炎華は振り払い、早くも両者が意識を高めた。
▼バックステージ
八神「ヤングブロックの中でも一番キャリアが下で、スターダムでも下から2番目で、初めて他団体というチャンスをもらって、令和5年組の中心になれるようにとこのブロック頑張ってきました。炎華選手は動きが早くて、今回のブロックでは当たらなかったタイプの選手です。いろんな対策を練って闘いたいと思います。今日は髪の色も変えて気合を入れてきました。決勝もその先も見据えてるので、これからの八神蘭奈に付いてきて下さい」
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
<-0点>シン・広田さくら(7分24秒、ジャックナイフ固め)米山香織●〈ー2点〉、チェリー●〈−2点〉
※2人同時にフォール。この結果、7・14後楽園大会でエリザベス優勝決定戦は宮崎有妃対シン・広田さくら対Himikoに決定。
3人ともマイナス1点という0点にも満たない状況のなか、この試合に勝利した選手がwave7・14後楽園でのエリザベス優勝決定戦に出場となる。
チェリーがいつものように「ゴキゲンBBAで広田さんをやっつけよう!」と提案するも、米山は「いっつもそんなこと言って、裏切るよね!」とまさかの広田と結託。連携でチェリーを倒すと、「シン・ゴキゲンBBA」ポーズを取る。
しかし、トレイン攻撃と見せかけると、広田が米山を丸め込むいつものパターンに。チェリーは「この人でなしが!純情な米たんを騙しやがって!」と広田を攻撃。ここでようやくいつものゴキゲンBBA連携からゴキゲンBBAポーズ。
しかし、トレイン攻撃と見せかけると、広田が米山を丸め込むいつものパターンに。チェリーは「この人でなしが!純情な米たんを騙しやがって!」と広田を攻撃。ここでようやくいつものゴキゲンBBA連携からゴキゲンBBAポーズ。
ここで二人のハイタッチと見せかけ、チェリーが米山を広田に投げつける。米山は「ひどいー! もう誰も信じられない~!」と叫んで場外へ。
広田はチェリーも場外へ落とすと、まさかのラ・ケブラーダを狙うも、ロープに当たってまったく飛べずに転落。リングに戻ったチェリーが広田へ熟女にドーンからアンクルホールド。米山がカットに入るが、2人まとめてアンクルホールドに決める。なんとかロープ
へ逃れると、米山がチェリーにモンゴリアンチョップからぐるぐるパンチ、セントーン。広田がボ・ラギノールでカットし、チェリーにシャイニング・ウィザード。
コーナーに上ると、ホップして、四つん這い状態の二人へダイビング・ボ・ラギノールを狙うが、これはかわされて自爆。チェリーがエクスプロイダー。米山も乗せた状態でダブル・フットスタンプ。チェリーの熟女にドーンが広田に決まるも、広田が2人まとめてジャックナイフ固めで丸め込む。すると、二人は身動きが取れず3カウント。
これにより広田は0点に。何度となく、-2点となり、リーグ戦出場はく奪のピンチに立たされながらも、土壇場で残り続け、最後は決定戦にまでコマを進めた。これで、7・14後楽園では王者・宮崎vsHimikovs広田のエリザベス王座戦となった。
▼バックステージ
広田「今年のエリザベスブロックは…ワケがわからなかったです! ゲスト選手が噛んでくるんで、私も何人かとやりましたけどベルトがなくなり、マイナス2点に追いやられ、結局はマイナスのまま勝ち上がりました。最後は…執念だろうなあ。今や宮崎さん、Himikoは手の内が完璧にわかってるわけですよ。まだ最後の最後に秘策を練っていく私が、一番ベルトに近いんじゃないかな。みんなの応援のおかげだと思うので。最終決戦が7月14日、みなさまの熱き、清き、応援を何卒! シン・広田さくらによろしくお願いします!」
宮崎「今の試合見てても、これは完全に余裕だなと。私は勝ってこのベルトを軽く防衛したいと思います。後楽園はReginaとの2冠のまま、防衛して駆け抜けたいと思います」
Himiko「(7・14後楽園は)とにかく強い広田さん、宮崎さんが相手なので、エリザベスブロック、毎試合、自分は成長しながらしぶとく残ってきたと思うので。このしぶとさを武器に、7月14日、必ずベルトを取りたいと思います。Himikoにはみなさんの声援が必要です。自分の応援をしに、会場に足を運んでください。必ずテッペンを取ります!」
5,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
狐伯(8分14秒、変形エビ固め)本間多恵
※狐伯がルチャブロック1位通過。7・14後楽園での準決勝で梅咲と対戦。
ルチャブロック1位決定戦。4点で並んだ狐伯と本間がリーグ戦を経て、決定戦で再戦。まずはともにルチャの風を吹かしあう攻防を繰り広げる。狐伯が丸め込みを連発。
これに対して、本間はミサイルキックから丸め込むが、カウント2。串刺しエルボーから低空ドロップキック、レッグロックを決める。狐伯は低空ドロップキックから低空DDT。
横回転のヘッドシザースから低空ドロップキック。ここからエルボーの打ち合い。エルボーを連打する本間に、狐伯がランニングエルボー、ブレーンバスター。カウント2。
狐伯が低空ランニングニーアタック、ノーザンライト・スープレックスホールドもカウント2。本間が腕ひしぎ十字固めへ持ち込み、三角絞めから丸め込むに切り替えるがカウント2。
本間が串刺し低空ドロップキック。ミサイルキックからフォールも、逆に狐伯が丸め込む。オクラホマロールは本間が押しつぶして回転させず。そのままフォールもカウント2。
本間がコードブレーカーから垂直に落ちるDDTを決めるもカウント2。
本間が背後から攻撃を狙うも、狐伯が低空タックルからブリッジして固める、ルチャの技を公開して3カウント。まさにルチャブロックにふさわしいフィニッシュを見せ、リーグ戦突破を決めた。
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
青木いつ希(12分18秒、ジャパニーズオーシャンバックドロップホールド)関口翔
※負け抜け方式。退場順①=沙恵②笹村あやめ。青木がCブロック優勝。7•14後楽園での準決勝で上谷と対戦。
2017年組が並ぶCブロックは4選手が同点で並んだため、4WAY戦による1位決定戦に。負け抜け方式となり、最後の1人になった選手が勝ち抜けとなる。
まずは青木と沙恵のエルボーの。背後から関口と笹村が同時にスクールボーイ。カウント2。笹村が青木にいつものごとく、強烈なエルボーも、青木も打ち返すと、タックル。笹村も「なめんじゃねえ!」とタックルを返す。
ここに関口がドロップキックで二人の間に割って入るが、笹村がボディスラム。関口はトップロープを使ってアームブリーカーからドロップキック。
沙恵がガットショットからDDT、関口はスクールボーイで切り返す。沙恵が低空トラースキック、低空ビッグブーツ。カウント2。
沙恵がぶら下がり式首4の字へ。青木と笹村は再びエルボーの打ち合い。青木がエルボーを連打。さらに突進するも、笹村がカウンターのブロックバスター・ホールド。
カウント2。青木もブレーンバスター・ホールドでお返しするもカウント2。
関口と笹村が青木をコーナーに振ってトレイン攻撃を狙い。青木は2人ではなく、3人まとめてDDT&河津落とし。沙恵が3人それぞれにビッグブーツ、さらにボディスラムで3人を乗せていく。
沙恵がミサイルキック、笹村が大外刈り、関口がミサイルキック、青木がラリアット。
それぞれ得意技を決め合うと、関口が青木にフライング・フォアアーム。笹村がダイビング・ダブルフットスタンプでその中に割って入って打ち込むと、ついに4者がダウン。
ダウンカウントが進む中、なんとかそれぞれが立ち上がると、沙恵が笹村にビッグブーツからカミカゼを決める。しかし、そのまま笹村が
ブリッジで固めて3カウント。まずは沙恵が失格。
3人で試合は続行。関口が青木にコードブレーカーからワキ固め。笹村のダブルニー&関口の619が青木にヒット。関口は青木にデスロック、さらに笹村にフロント・ネックロック。
笹村と関口がアイルビーバックの応酬。青木が関口にジャーマン。関口が腕ひしぎ十字固め、三角絞めへ。笹村がカット。関口にブレーンバスター。カウント2。笹村が熨斗紙。しかし、関口が一瞬にスキを突いて笹村に飛びつき腕ひしぎ十字固め。
笹村が脱落。
ここで、関口と青木に。関口が変型ワキ固め。大外刈り2連発からグラウンドの羽根折り固め。青木はラリアット、投げっぱなしジャーマン。関口が首固め。青木がキックアウトすると、正面からのラリアット。カウント2。ここで切り札のジャパニーズ・オーシャン・バックドロップ・ホールドを決めて、3カウントを奪い取った。
2017年組の戦いを制した青木がCブロックの1位通過を決めた。
7,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック~1位決定戦~(時間無制限1本勝負)
上谷沙弥(17分25秒、エビ固め)世羅りさ
※上谷が1位通過。7•14後楽園での準決勝で青木と対戦。
Aブロックは世羅と上谷による1位決定戦。勝ったほうが決勝トーナメント進出となる。
世羅の入場時にいきなり、上谷がドロップキックで奇襲を賭ける。そこから場外戦に突入。世羅は上谷を客席に投げつける。リングへ戻すと、串刺しエルボー。
さらにダブルニーを投下。そして、ジャイアントスイング。上谷はエルボーで返していくも、世羅もエルボーで返す。
世羅はセラリズムバスターから、リバーススプラッシュニーもカウント2。さらに逆エビ固め。世羅が串刺しジャンピングニーからトップロープに上るも、上谷がドロップキックで迎撃すると、戦場はエプロンに移る。
世羅がエプロンでの羅紗鋏を狙うが、上谷が足をバタつかせて逃れるとエルボー連打。
ビッグブーツ狙いも、世羅がキャッチすると、顔から叩きつけてのダブルニードロップ。
再び場外戦。カウンター席に戦場が移ると、世羅が羅紗鋏を狙うが、これを逃れた上谷がビッグブーツから低空ドロップキック。
そしてカウンター席からダイブしてのプランチャ。両者カウント9ギリギリでリングに戻る。
上谷がフィッシャーマンズ・スープレックス3連発。カウント2。世羅がワンツー・エルボー連打からエアーズロックもカウント2。
世羅がロープに振ると、上谷がフライングニールキックを返る。両者ダウン。
上谷はヒザを付いた状態の世羅にエルボー連打。世羅がファルコンアロー。さらには雪崩式羅紗鋏を決める。カウント2。
世羅がダイビングニードロップを放つも自爆。世羅の突進に、上谷がウラカンナラに切り返すも、世羅が丸め込む。さらに羅紗鋏もカウント2。
上谷がジャンピングハイキックからスピンキック。
半身の体勢の世羅にコークスクリューキック。最後はスタークラッシャーで3カウント。
大熱戦となったAブロックを制したのは上谷だった。場内は大・上谷コールに包まれた。
・抽選会
リングアナのアナウンスにより、7・14後楽園の決勝トーナメント進出者である狐伯、上谷、青木、梅咲がリングイン。リング上での組み合わせ抽選に入った。
チェーン綱引きの結果、準決勝の組み合わせは狐伯vs梅咲、青木vs上谷に決定した。
狐伯が締めのマイク。
「waveのリングなので、狐伯が締めたいと思います。この組み合わせ、7月14日後楽園では誰が決勝に進むか。宮崎さんとのRegina戦を誰が獲得するか。…今大事なかっこいいところで言葉が出なかったんですけど、しっかり見に来てください」
最後は欠場中のシルエタを除く、今年のCATCH参戦28選手による記念撮影からのエンディングとなった。
▼バックステージ
青木「Cブロック、またの名を2017年同期ブロック、制したのは青木いつ希! 全員同点という大変なことになりましたけど、結局、制したのは青木。今年はキャッチ、波女を青木がいただこうと思います。(7・14後楽園では上谷が相手だが?)上谷選手、はじめまして。参戦すると聞いてから意識しなかった人はいなかったんじゃないですか? その中の一人、青木です。この14日まで、上谷沙弥の気になる相手として歩んでいこうと思います。
そして必ず勝ちます。みなさん、2024年、今年のCATCH THE WAVEは、ついに、青木が制するときですからね! よろしくお願いしまーす!」
上谷「決勝トーナメント、進出決定しましたー! 世羅りさ、強くて、前回(公式戦で)やられてたぶん、絶対にやり返そうと思ったし、こんなにバチバチやり合える相手を見つけられたのは大きな財産だった。そして準決勝の青木いつ希? うるさくて暑苦しくて、メチャクチャ面白そうなヤツじゃんかよ! スターダム代表として出てるんで、優勝しないわけにはいかないです。青木いつ希、楽しみにしてるからな!」
狐伯「(記者に)ルチャブロック、強敵でしたよね? だけど、頑張ったと思います。本間さんに2勝したのと、シルエタに勝ったの。(今日の決め技は?)今日と同じ技なんですけど、メキシコ人からパクらせていただきました。名前は…まだないです! (7・14後楽園の梅咲戦は?)梅咲も強敵ですけど、シングルで何度か勝ったことがあるから自分を信じて勝ちたいと思います。この波女、優勝して100万円はもちろんもらうんですけど、
宮崎さんからReginaを取るのは狐伯だと思ってるので。最後まで応援よろしくお願いします!」
梅咲「今回、SAKIさん、妹加さん、花園さんとさせていただきましたけど、まさか花園さんに負ける…というのは想定外でしたけど、しっかり1位通過できてよかったです。(7・14後楽園では狐伯との対戦だが?)狐伯さんとは周年のときにもシングルをやらせてもらったので、その時を振り替えりつつ、しっかり3カウントを取りたいと思います。今回のCATCHはイチゴがシャツに書かれてるので、『ミスいちご』としてしっかり波女になって、100万円を取りたいと思います!」
2024.06.15
『帰ってきたCHIBAWAVE JUNE』
日時
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6月15日 土曜日
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観衆
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77人
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場所
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2AWスクエア
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1,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
〈1勝=2点〉ChiChi(6分40秒、体固め)リアラ<1負1分=1点>
Chi Chiが遅ればせながら、初の公式戦。一方、リアラは1分の1点でこれが2戦目となる。ChiChiの所属であるエボ女ではセミレギュラー的に参戦しているリアラだが、果たして…。
まずはリアラから握手を求め、Chi Chiもそれに応えるといきなりの首固め。さらに横入り式エビ固め。さらにエルボーと序盤から積極的に攻めていくリアラ。Chi Chiもエルボーでお返し。リアラはロープに飛ばすが、Chi Chiはカウンターキック。ボディスラムからフォールも1。
Chi Chiは串刺しエルボーを2連発からキャメルクラッチへ。もう一度、ボディスラムからギロチンドロップキックを降下も2。
Chi Chiはスリーパーに取るもロープブレイク。「一発行くぞー!」の声でロープに振るもリアラがドロップキックで返す。Chi Chiが倒れずに吠えると、リアラはもう一発。さらに3発目でついに倒すことに成功。アンクルホールドから、串刺しエルボー。2発目を狙ったが、Chi Chiがキックで返し、さらにミサイルキック。
そして串刺しのビッグブーツ2連発。顔面ウォッシュから、ロープに振ろうとするが、リアラは体を入れ替えて、アンクルホールドで締め上げる。
5分経過。
Chi Chiがロープに手を伸ばす。ロープブレイクにもたれるChi Chiの背後からドロップキック。そして低空ドロップキック。
Chi Chiはトラースキックで返すと、さらに正面からのビッグブーツ。ノーザンライトスープレックスは2。ここで弧を描くバックドロップを決めて3カウント。Chi Chiが初戦で1勝をもぎ取った。
・バックステージ
Chi Chi「リアラはエヴォリューションのメンバー、(仮)でもあるので、一回オーディション落ちてて、意気込みを語って、這い上がってきたので、そこはエヴォリューション所属としても、リーグ戦の初戦としてもつぶして行かなきゃいけないと思って、全力で戦わせていただきました。まあ、アンクル(ホールド)が効きましたね、結構…。(リーグ戦残り試合の抱負は?)明日がディアナの満月選手との試合になりますね。96キロ? あるので自分と多分、40キロくらい差があるので、実質2対1みたいな感じにはなってしまうんですけど、自分は大きな選手と、キャリアのある選手、レジェンド級の選手とたくさん戦ってきたので、そこの経験値が違うと思うので、そこで、うまく丸め込んでいけたらいいなと思います。力では勝てないと思うので。頭を使って戦っていきたいなと思います。あと、スターダムの八神蘭奈選手、初めてですけど…満月さんとも初めてですけど、蹴りが得意なので、ただもう私も同期ではあるんですけど、私のほうが9カ月くらい早くデビューしているので、9カ月ってもう全然違うと思うので、その9カ月で養った経験値と、すべてをぶつけていきたいと思います」
2,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
<-1点>シン・広田・さくら(11分30秒、エビ固め)米山香織〈-1点〉
※もう一人はアマポーラ<ゲスト>。
数年ぶりに来日したアマポーラが来日第一戦で、まさかのエリザベスブロック参戦となった。そして広田はー2点であり、この試合に負ければリーグ戦失格となる。アマポーラのセコンドにはシルエタとともに、アマポーラいわく「とてもトモダチ」である二上会長が就く。
米山「今日は、アマポーラさんのために、メキシコ語勉強してきました。オラ―、コモエスタ―、 ビエン?(こんちにわ、元気ですか?)」
アマポーラ「ビエン、イ、トゥ?(元気です、あなたは?)」
米山「ビエン、グラシアース(元気です、ありがとう)」と意気投合。まずは二人で広田狙い。広田は必死に防御。すると、米山が再び話しかける。
米山「今日は広田さんのために、日本語も勉強してきました。いまマイナス2点、今日負けたらリーグ戦脱落。ライバルを減らしたいので、あなたを狙っていきたいです」
広田「あんたさあ、ポーラさん何もわからないじゃないの、せっかくメキシコから来たのに。私がいま訳してあげるから。ムーチョグスト、米ちゃん、いますごいポーラの悪口、悪口!」
アマポーラ「(日本語で)ナニー!」
米山とアマポーラが広田と連携でダブルのキック。米山を場外へ落とす。ハイタッチすると、広田は「ビバ、メヒコー!」。今度は広田がアマポーラに攻撃を加えようとロープに走るも、場外の米山が足を引っ張り、倒れた広田にアマポーラが低空ドロップキック。広田をロープに張り付け、米山がラ・カチョーラ。そして「ビバ、メヒコー!」とアピール。反対側の場所でも再度、ラ・カチョーラ。
アマポーラは広田にカウンターエルボー。広田がスタナーで返すと、プロレスLOVEポーズ。「わかってるだろ、そのまま寝とけよー」と日本語でアピールすると、アマポーラは寝たまま。ここで、高田純次の流れに持っていくが、剣山でカットされる。
広田「ちょっと待って、まさかそんなに激しく来るとは。オマエが代わりにやるっていうのか―」
広田が寝ると、アマポーラが途中までは高田純次のフォームをするものの、最後はストンピング。ブーイングが起きる場内。クレームを入れようとする広田だが、アマポーラはさらに激しくストンピング。「5分経過、シンコミヌートス」というリングアナの案内に、広田は「あーこわ。ミノトスミノトス。意味が分からないくてもしょうがない。高田純次をやってくれる人は誰なんだー!」とアピールする。米山が「はーい」と名乗りを上げるも、「オマエは引っ込んでろ―」と却下。「いま(アマポーラが)やる気になってただろ。もう一回ね、モヒート、モヒート」。ここで再びアマポーラが高田純次に行くかと思えば寝ている広田にセントーン。カバーに入ると、米山がカット。広田&米山がロープに振るも、アマポーラはダブルのラリアットで回避。米山が広田をエビに丸めようとするも、回転途中でアマポーラがストンピングを決めてカット。米山はアマポーラへアームホイップを成功させる。
ここで広田は米山の腕を取ると、ロープ渡り。ジャンプも成功したが、二度目は失敗。
広田はボ・ラギノールを挟んで、「ビバメヒコー!」と叫んでの吊り天井狙い。アマポーラが「ガンバレ!」と檄を飛ばしていたが、なかなか持ち上がらないのを見かねてカット。
アマポーラは広田へのど輪落としからのメキシコ流裏4の字。米山がカット。
米山がアマポーラへモンゴリアンチョップ、アマポーラもチョップで返す。広田がトップロープからフライングボディアタックで二人まとめてフォールも2カウント。
アマポーラは広田へスピアー。広田、米山がアマポーラへドロップキックを連発。アマポーラが場外へ。広田と米山のエビ固め合戦はいずれも2。さらにエビ固め合戦が続いたが広田はうまく足を使ってのエビ固めで米山を丸め込んで3カウントを入れた。
・バックステージ
広田「(-2点からまたも勝利で何とかリーグ戦脱落を免れたが?)はい、もうねー、私は
しぶといよ。今日はねえ、もう何といっても、髪の毛切ったの。(はい、それは感じていました)(笑)。もうねえ、だからねえ、私の意気込み、もう少しもうそろそろ気合入れなきゃいけないなあっていう、その意気込みですよ。ここからですよ。今日ねえ、私がー1点になって米ちゃんが0点でしょ。(いえ、米山選手は今日負けてー1点かと…)あ、そうか!同点か。そして、宮崎さんが0点でしょ。すっごいまだまだ低レベルな争いが…。まだまだ、でもこうやって、1回勝てばものすごい僅差でもう、逆転もありえるっていうことで、これギリギリまでねえ、エリザベスはわからないですね。本当にあきらめないで、私、応援してくれている人、あきらめないで。わたしもあきらめないから。髪の毛も切って、かわいくなったことだし! ショートは素材の良さが引き立つんで、私もこれからだと思っているんで、お見逃しなく」
3,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
<1勝1分=3点>尾崎妹加(8分22秒、エビ固め)花園桃花<1勝2負=2点>
花園はこれが最終戦。まずは「よろしくー」と握手を求め、妹加も返す。ロックアップで試合開始。花園は押し込もうとするが、まったく動かず。
「どーした、オラー」と妹加。今度はタックルを放つが、妹加には通用せず。3度にわたってタックルを放つも、妹加は倒れず。花園は「無理無理」とあきらめる。花園は「オマエが走れよー」とタックルを要求。妹加が後ろを向いた瞬間、髪を引っ張る。
そして場外へ落とすと、凶器のビッグフラワーで殴打。「よし勝った!」とリングに入る。場外カウントは進み、リングへ入ろうとした妹加に花園はリング内からビッグフラワーで殴打して中に入れず。カウント9ギリギリで妹加は殴打されながらも強引にリングイン。
花園はリング内でもビッグフラワーで殴打から、コーナーに押し込んで、顔面を踏みつける。レフェリーの注意に振り向き「何もしてないだろ」と言いながらも、花園は背後でシャボン玉を発射させ、妹加の顔面に舞い散る。「寝てもらっていいですか?」と妹加を寝させると逆エビを狙いに行く。
妹加が丸め込むが、2カウント。花園はストンピングからスイングDDT狙いでコーナーに座る。これを妹加がブレンバスターで切り返しさらにセントーンを2連発。
妹加のアルゼンチンバックブリーカー狙いは花園が足を必死にバタつかせて阻止。花園は「今度こそー!」と妹加を捕まえると、再びコーナーからのスイングDDT狙いも再度、ブレンバスターで投げられる。すると、花園は「うえ~ん」と泣き出す。「え、悪いの?」と妹加。館内の「謝れ」コールに「大丈夫?」と様子をうかがう。ここで花園は「あ!」と違う方向を指さしての首固め。これを3連発も決めたが妹加はいずれもカウント2。
妹加はアルゼンチンを成功させると、さんざん締め上げ、コーナーへ投げつける。セカンドロープブレイクからダイビングセントーンを投下したが、これは失敗。
花園は3度目の正直でスイングDDTを狙うが、これも妹加はブレンバスターで投げ返す。
その勢いで、セカンドロープからのダイビングセントーンを投下したが2カウント。妹加が突進すると、花園はクラッカー爆弾で威嚇。妹加は一瞬ひるんだものの、すぐさまラリアットをぶち込んでエビに固めて3カウント。妹加はこれで3点となり、一戦を残すのみとなった。
・バックステージ
妹加「今日対戦相手だった花園桃花、初シングルだったんですよ。明日当たる梅咲遥とは
前回、(花園が)勝ってるっていうことでちょっとビビっていたんですけど、今日、勝った
ということで、花園に勝った私は、明日の梅咲にも勝てると思います。勝ったら私、ブロック優勝できるんで、この調子で明日も勝ちます。今3点なんで、5点にしてやり
ます!」
4,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
<1勝2敗=2点>ななみ(11分12秒、ノーザンライトスープレックスホールド)櫻井裕子<1勝2負=2点>
ともに2戦を消化しており、これがリーグ最終戦。開始早々、両者がタックル合戦もともに倒れず。続けてエルボー合戦へ移行。
ななみがエルボーで押し込む。続けてタックルで倒すと、櫻井がボディスラム。ななみも投げ返す。ななみがコーナーに上がり、スリーパーで吊り上げる。そして再びタックルを決めたが2カウント。
櫻井はコブラツイスト。そして串刺しエルボーからタックル。ななみはエルボー。ならばと、ビッグブーツで返す櫻井。この意地の攻防が続く。
ななみは背後からスリーパーに取ると、グラウンド式へ移行。ロープブレイクとなると、ななみがコーナーへ。
櫻井はエルボーで迎撃し、デッドリードライブ。さらにビッグブーツからスタンディング式のドラゴンスリーパー。
ななみがロープに逃れると、再度、ランニング式のビッグブーツ。ななみが丸め込みで流れを変えるも、櫻井が追走式エルボー。そして変形のフェースバスター。
ななみは2で返す。櫻井はもう一度、ドラゴンスリーパーに決めるが、ななみも体を入れ替えてスリーパーで切り返す。これもグラウンド式へ移行する。櫻井はロープへ。
ななみがロープに走るも、櫻井が追走式ラリアット。櫻井はファイナルカット。ななみも裏投げ。
10分経過。
さらにななみはセカンドロープ、さらにはトップロープからフライングボディプレスと連続で畳みかけるも2。
ならばと、ノーザンライトスープレックスを決めて3カウントを奪った。ななみは公式戦最後に勝利となり、2点で終了。同じく櫻井も2点で終了した。
・バックステージ
ななみ「1回戦、2回戦、負けてしまって、最後櫻井さんということで、シングルは今までは3回、4回くらい、結構やらせていただいていたんですけど、お互いリーグ戦最後と言うこともあって、緊張もしてましたし、負けたくないって気持ちが裕子さんの中にも多分あったと思います。でもその中で勝てたのは自分が今まで裕子さんに負けたりとか、引き分けで終わって悔しい思いをすごく重ねていたから、その分、今日は勝てたのかなって思います。最後、握手したかったんですけど、払われてしまって。それはきっと、今日で終わりじゃないっていう意味だと自分は勝手にとらえています。これからも裕子さんとたくさん戦います」
5,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
<1勝1負1分=3点>笹村あやめ(10分14秒、両者リングアウト)沙恵〈1分=1点〉
沙恵はこの日、リーグ戦初参戦。そして笹村はこれが最終戦となる。同期対決でもあるこの一戦、沙恵は握手を拒否。
まずはタックル合戦は沙恵が吹っ飛ばす。笹村は低空ドロップキックも、2発目はすかされる。沙恵が攻撃を続けようとするも、笹村は場外へエスケープ。「下げろー」と笹村。
沙恵はリングへ入ろうとする笹村をストンピングでまたも場外へ落とすも即座にリングイン。沙恵はコーナーにぶつけてから、顔面ウォッシュ。
笹村のエルボーに対して、沙恵はキックで反撃。笹村はエルボーを連打。沙恵はキックから、ボディスラム。ギロチンを降下も2。続けてスリーパー。
笹村はロープに逃れる。笹村は沙恵のキックをかわすと、コーナーを使ってのドロップキック。沙恵が顔面キック。
コーナーに振るも、笹村はタランチュラで切り返す。続けてミサイルキックは空振り。沙恵がランニングキックで場外へ落とす。
ここから場外戦。鉄柱へぶつける。笹村は先にリングに戻ると、上がろうとする沙恵に低空ドロップキック。さらにはプランチャ。そしてミサイルキックを放つ。続けてノーザンライトスープレックスは2カウント。笹村はエルボーの連打からトップロープへ。沙恵が蹴り落とし再び場外へ。笹村がエルボーから場外ブレンバスター。
そして椅子で乱打。沙恵が倒れている間に、笹村は館内のエアコンのに上っての宇宙人プランチャ。さらにイスを連打すると沙恵も息を吹き返してやり返す。ここで10カウントが打ち鳴らされ、両者リングアウトの裁定が下された。
6,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
<1勝2敗=2点>杏ちゃむ(10分、あの技<省略>)狐伯<1勝1負=2点>
6・1岡山で復帰した狐伯は6・7新宿よりようやくリーグ戦開始。この日は2戦目の杏ちゃむ戦。杏ちゃむはこれが最終戦。まずは互いにルチャの風を吹かせる攻防を見せる。
狐伯は顔面ウォッシュを決めると、串刺しドロップキックを2連発。
続けてドロップキックは空振りとなり、杏ちゃむがセントーンからアームバー。さらに顔面ドロップキックを浴びせると、狐伯は場外転落。
。杏ちゃむは場外の通路から走り込んで、エプロンの狐伯へスライディングキック。場内へ戻りカバーも2カウント
続けての腕ひしぎ狙いは、狐伯が上に乗りフォール。エビ固め合戦はともに2カウント。
5分経過。
狐伯は足をすくうと、ドロップキック。エルボー合戦へ突入。両者互角の打ち合いとなる。狐伯はDDT、杏ちゃむは延髄蹴り。スワントーンボムを投下したがこれは自爆。
狐伯は三角締めを決めたがロープブレイクに。狐伯は顔面キック。エルボーからロープへ持たれかかる杏ちゃむへ背後からのニー。そして正面からもニーを打ち込む。2カウント。
狐伯がノーザンライトスープレックスを決めたが2カウント。杏ちゃむはトラースキック
からバズソーキック。
フォールを返すとすかさずワキ固めに取る。これは狐伯がロープへ逃れたが、立て続けに杏ちゃむは腕と足を決める複合技の「あの技」へ。これがガッチリ決まり、狐伯はギブアップとなった。
杏ちゃむは最優先で勝ち点2点を獲得し、ルチャブロック終了となった。リーグ戦はこれで6・23ふじさんメッセの狐伯対ダークシルエタ戦のみとなった。
・バックステージ
杏ちゃむ「自分はリーグ戦で先に2回負けてしまって、即リーグから負けてしまって、上に行けないという状態だったんですけど、今回、狐伯は自分の同期として、絶対に負けたくないと思ったし、(6.1)岡山大会で私が1本取って向こうに1本取られて、1-1の状態で同期に挑むというのは本気で勝ちたいと思って、ここで勝てて良かったと思うし、狐伯はまだまだリーグが残っているので、そこは同期として上に上がってほしいなと思います。本当に今回の結果は悔しいけど、でも、もっと次に頑張りたいなと思います」
7,CHIBA・スクランブルwave(30分1本勝負)
〇宮崎有妃&ダーク・シルエタ&香藤満月(20分8秒、片エビ固め)炎華●&青木いつ希&関口翔
※ラリアット。
リーグ戦が並ぶ中、この日のメインとなったのはスクランブルwave。メンバーを見るとまさにスクランブルな顔ぶれが並ぶ。
まずは炎華組から入場。炎華をセンターに3人でポーズを作ると「かわいいー」の合唱となる。6人が入場し、「お願いしますー!」と大声で先制をかける香藤。これに青木が倍返しの音量で「よろしくお願いしまーす!」と言い放つ。
「おけー、出ます」と青木。宮崎組は香藤が先発。「よっしゃ行くぞー!」と天を見上げて吠える青木。ロックアップから「ウワー!」と吠える香藤。これに対して「ウワー!」と吠え返す青木。さらにお互い、顔を突き合わせて「ウワー!」と絶叫し合うと、互いにタッチに戻る。
「ナンデー?」と疑問を投げかけるシルエタ。いっぽう、青木は炎華にタッチ。ロックアップ。炎華が押し込んでエルボーを放つ。シルエタはアームホイップからトーホールド。
インディアンデスロックとキャメルの複合ジャベに持っていき、さらにここから弓矢固めに移行。ヘッドロック。
腕の取り合いは炎華が回転して取り返す。炎華はアームホイップからコルバタ。側転エルボーからアームホイップ。
さらに互いに足を取り合いルチャの攻防。宮崎とシルエタのダブルは炎華が分断。シルエタをコルバタで投げる。
さらに宮崎の腕を取り、足でシルエタを固定し、二人をまとめて投げる。関口がシルエタへ串刺しエルボーからフェースバスター。
さらにネックブリーカー。関口のエルボーに対して、シルエタはチョップ。さらにニールキック。そして三点式のミサイルキック。続いて、香藤がボディプレスも2カウント。
香藤は関口へボディスラム4連発。続けてボディプレス。2発目は自爆。関口が低空ドロップキックからワキ固め。香藤がなんとか頑張ってロープへたどり着く。
関口が619。青木が飛び出し、関口がおんぶされる。青木は「2017年仲良しプレスー!」と叫んで合体プレス。成功すると、両者がハイタッチ。宮崎がエプロンから「大好きな同期とダブルできてよかったねー。成功したからうれしくて泣いちゃうかも」と声をかけるも、関口は「泣かないですよー!」と涙をこらえ、エルボーを落としてから青木にタッチ。
シルエタが青木へカットに入り、香藤&シルエタでコーナートレイン狙い。青木がこれを防いで、一人STO&DDTで二人まとめて倒しにかかる。
香藤が青木へエルボー連発にも「効きませんー!」とアピール。そして重い一発を打ち返す。さらに両手を広げると香藤が連発で決める。そして、青木が打ち返す。
「終わりか、おい!」と青木が檄を飛ばす。香藤がエルボー連打。ロープに振るもタックルで青木が返す。香藤ががボディスラムからのボディプレスも2カウント。
宮崎と青木。宮崎がラリアット。青木もラリアットでお返し。さらにもう一発、宮崎も打ち返す。二人とも倒れない。今度は相打ち。まだ倒れない。さらに相打ちとなるも、意地でともに倒れず。最後は青木のラリアットが打ち勝った。青木が宮崎へ背後へのニー。
関口のミサイルキックのアシストから青木が投げっぱなしジャーマン。炎華にタッチ。炎華はコーナーからウルトラコルバタを宮崎に決める。宮崎は場外転落。炎華がトップロープから場外プランチャでダイブ。炎華がトップロープへ。宮崎が迎撃も、青木&関口がカットに入り、背中から投げ飛ばす。炎華がミサイルキック。関口と青木がトレイン攻撃から炎華が側転エルボー。しかし、フライングボディアタックは宮崎にキャッチされる。
青木と関口が押し倒すも2カウント。香藤が炎華へボディスラム。この上にシルエタがボディプレス。さらにその上に香藤のボディプレス。さらにその上から宮崎のセカンドロープからのダイビングボディプレス。関西で言う「千枚漬け」状態。一番下の炎華が悶絶する。宮崎は青木&関口にダブルラリアット。さらにムーンサルトを敢行するも自爆。
炎華が宮崎へジャパニーズレッグロールクラッチも2。6人が入り乱れるなか青木のラリアットが炎華に誤爆。宮崎が炎華へ外道クラッチも2カウント。えびす落としも炎華がブリッジで返す。驚異的な粘りを見せた炎華だが、最後は宮崎がロープを何往復もしてからのラリアットで止めを刺した。
最後は宮崎がマイクでシメ。
「本日はご来場ありがとうございます。CATCHも終盤になってきて、なんとなく結果が見えるところ、まだ、なにがあるかわからないところ、よく優勝して戦う選手、YOUNGで一人、波女取った人で一人、誰がいいですかって聞かれます。私が答えるのは、魅力的な選手が多いから、選べないけど、私waveなんで、ヤングでは炎華、普通のでは狐伯、が勝ってほしいと言います。
でも本当に日々SNSとかやってるんで、すごく見るけど、catchを意識していろんなところで戦ってくれる人とかいるから…(関口に)今日は泣かなくてよかったね。あ、今日勝ってたらマイクで締めれるから…残念でした、すいません。この間(関口の)マイクがありまして、この会場がね、みんな清い心になって、帰ったよね。でもあの気持ちわかるよね。あんたのマイクはすげーよ。あれは涙をそそるよ。私にはそんな力はないけど、でも、私は波女になった人、ベルトしっかり持って待ってます。ここが何点とか、ここがこう勝ったらこう点数になるとか、見てません。エリザベスで手一杯です。
2024年、7月、8月、一番乗りに乗っているヤツが、プロレスの神様がほほ笑むヤツが、チャンピオンになると信じています。全部の結果が出るまで見ません。計算しません。今日はありがとう。(関口に)素敵な同期と…私だって、そう思っているよ。永島、加藤、倉垣、里村、大事に思っているよ。でも、涙腺ゆるすぎるぞ、オマエ。(前回のマイクは)涙があったから良かったけど、文字に起こしたらグダグダだぞ(館内・笑)。
あなたたちと試合すると楽しいよ。炎華、大丈夫か、(リング中央で青木&関口にもたれかかる炎華に)いつまでまえてるんだオマエ。日々の若手の成長も楽しく見ています。オマエ勝ちあがって来いよ、まだチャンスあるのか知らないけど勝ち上がって来いよ、Reginaチャンピオンとして受けて立ちます」
2024.06.07
『KABUKICHO WEEKENDER’24』
日時
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6月7日 金曜日
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観衆
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271人
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場所
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新宿FACE
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1,Future wave(10分1本勝負)
△炎華&Chi Chi(時間切れ引き分け)ななみ&香籐満月△
まずは奇襲をかけた炎華&Chi Chiがダブルのドロップキック。これに対してディアナ組がタックル攻撃。香藤がななみを担ぎ上げ、連携式のボディスラムを炎華へ落とす。さらに香藤がななみをおんぶしておんぶ式プレスと続く。香藤は炎華へカニばさみ。さらにサーフボードにとらえる。ストンピングからヘアホイップ。続いてななみがコーナーに炎華を押し込む。ボディスラムから逆エビ固め。炎華はロープに。
ななみはボディスラム。2カウント。香藤がロープへ振るも炎華はボディアタック。しかし、香藤は倒れず、これをキャッチして前へ落とす。しかし、ボディプレスは失敗。炎華は低空ドロップキックからChi Chiへタッチ。Chi Chiはランニング式のビッグブーツを連打。
これに対して、香藤はエルボーの連打からベイダーアタック。そして逆エビへ。さらに逆片エビへ移行。Chi Chiはなんとかロープをつかむ。香藤はボディスラムからボディプレス。2カウント。
ななみがタックル。コーナーに振るも、体を入れかえたChi Chiが
卍固め。これをななみが体を持ち上げてChi Chiをコーナーにぶつけて回避。それでもChi Chiはトラースキックからのビッグブーツもカウント2。
炎華がななみへドロップキック。さらにティヘラ。ドロップキック×2。さらにエルボーを連打するも香藤が背後からカットに入る。
炎華とChi Chiの同士討ちを呼び込むと、ななみが丸め込みを連発。いずれも2カウント。炎華が体を入れ替えるも、側転エルボーは失敗。
ななみがタックル。カウント2。残り1分。香藤がベイダータックルから低空ドロップキック。2カウント。ボディスラムからボディプレスと続けるもカウント2。ここでChi Chiのアシストから炎華が香藤を回転エビに丸めたが、タイムアップのドローとなった。
2,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックA(10分1本勝負)
△<1勝1分=3点>YUNA(時間切れ引き分け)ゆづき<2分=2点>
△
ヤングブロックはYUNAとゆづきの対決。まずは両者の握手からスタート。
ロックアップから、ロープに押し込むゆづき。グラウンドでバックの取り合いから
YUNAがカニばさみ。ここから腕ひしぎを狙うが、ゆづきがクラッチを切らず。
それでもYUNAが腕を取ると、同時にゆづきはロープに足を伸ばす。YUNAがドロップ
キック×3連発。4発目をゆづきがかわしてキャメルクラッチ。
そしてヘアホイップを連発。コーナーに押し込み、ボディスラム。YUNAが丸め込んで流れを変えると、ドロップキック×3。そしてワキ固めに捕らえる。ゆづきがロープをつかむ。YUNAがドロップキック。ゆづきもエルボー。YUNAも返し、エルボー合戦へ。ゆづきが打ち勝つ。5分経過。ロープにYUNAをもたれさせて、背後からタックル。2カウント。
ゆづきはコーナーに押し込んでタックルを浴びせ、リング中央に戻って、ランニング式タックル。そこからブレンバスターも2カウント。さらに逆エビに捕らえると、YUNAが必死にもがく。ゆづきは腰を落とすも、YUNAはロープの方向へにじり寄る。何とかロープへたどり着く。ゆづきはボディスラム。その後、ボディプレスは自爆。すかさずYUNAが横入り式エビ固めも2。ここからドロップキックを連打。さらにエルボーから走り込むがゆづきがタックル。ゆづきは持ち上げるも、YUNAが回転エビで切り返す。2カウント。
YUNAが首固め。そしてワキ固めへ捕らえるも、ゆづきはロープへ。YUNAがエルボーを連打。ゆづきがエルボーで返す。YUNAが負けじとエルボーを連打した
ところでタイムアップのドローとなった。
これでゆづきは2点、YUNAは3点となった。
3,CATCH THE WAVE 2024 ・YOUNGブロックB(10分1本勝負)
<2勝=4点>八神蘭奈(6分37秒、片エビ固め)リアラ<1敗1分=1点>
※ビート・ストライク
八神とリアラの異色対決が実現するのもCATCHならではの醍醐味。
「行くぞ!」と気合を入れたリアラ。「お願いします!」と握手を求めると、八神も応える。
グラウンドで腕、そしてバックの取り合い。八神がヘッドロックからグラウンドも
リアラがヘッドシザースで技を解く。八神がドロップキック。そして、背後からのサッカーボールキック。ボディスラムを2連発。2カウント。
さらにコーナーへ押し込んでストンピング。八神が「来いよ!」と両手を広げると、リアラがエルボーを連打。これに対して八神もエルボーを倍返し。それでもリアラはドロップキック。コーナーに振り、走り込んで串刺しドロップキック。さらに三点飛びのドロップキックからフェースクラッシャー。アンクルホールド狙いも八神がすかさずロープブレイク。
八神はボディスラムで反撃。ドロップキック。さらに走り込んでのヒザ攻撃から背後へのサッカーボールキック。リアラは背後から足を取り、裏アキレス腱固め。八神がロープに手をかける。リアラは背中へのドロップキックからボディスラム。2カウント。
5分経過。両者、エルボーを連打。リアラはロープに飛ぶが八神がドロップキック。リアラが首固め、スクールボーイ、横入り式エビと立て続けに丸めるも2カウント。八神は走り込むリアラにハイキック。さらにビート・ストライクで3カウントを決めた。
これで八神が2勝、4点を獲得した。
・バックステージ
八神「最初はキャバ嬢レスラーとか言って、どんな人が来るんだろうって正直思ったんですけど、気持ちの面は強いし、どんなに自分が硬い蹴りとか攻撃しても目の火は消えてなかったというか、すごい動機として心が強い人だと思いました。次、エヴォ女のChi Chiさん、同期として評判がいいのは聞いてますし、いろんな人と戦っていて、次合うまでに向こうも私もめっちゃ成長して戦うと思うので、絶対負けないで、勝ってリーグ戦優勝したいと思います!」
4,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック(15分1本勝負)
○<0点>米山香織vs&○<1点>Himiko(7分1秒、リングアウト)チェリー<-1点>●
エリザベスブロックはー1点の米山&Himikoという中に0点のチェリーという成績。敗れればー2点となる米山とHimikoは負けだけは避けたいところだ。Himikoは「お願いします!」と手を差し伸べながら、いきなり米山、チェリーに奇襲をかける。
そして二人へのダブルのフェースバスター。米山&チェリーが場外へ落ちると、コーナーに上り、プランチャ狙いも、トップロープからセカンドロープ、セカンドロープからサードロープへと降りていき、さらにはエプロンにまで下りる。結局、プランチャでは飛ばずに、エプロンから場外へ降り、二人と対峙すると、米山&チェリーからストンピングを食らう。場外戦を続けようとしたゴキゲンBBAだが、レフェリーのカウントが進んでいくため、リングにHimikoを挙げる。
そして、合体クロスラインからゴキゲンBBAポーズを取る。ここでチェリーが米山をHimikoの上に押しつぶして、上からニーを浴びせてフォール。カウント2。
チェリーはHimikoへボディへのパンチからチョーク攻撃。そして石黒レフェリーをも押しつぶし、ニーを浴びせてのフォール。もちろん、カウントは入らず。これに怒ったHimikoがチェリーを丸め込むと石黒レフェリーは高速カウントをたたく。カウント2で返すもクレームを入れるチェリー。今度はチェリーが丸め込むと石黒レフェリーは低速カウント。自業自得の結末に。
Himikoはチェリーをとらえると、かわず落としからグランド卍を決めたが、米山がカット。米山がモンゴリアンチョップを放つも、Himikoは一本背負いで返す。そしてフェースバスター。Himikoはダブルアームスープレックスの体勢に入るが、場外からチェリーが飛び込んでカット。チェリーがアンクルホールド。米山がカットに入ると、二人の足を捕らえてダブルアンクルホールド。米山とHimiko、仲良くロープに逃れる。
チェリーは「足がいてえか、じゃあ走れ」と米山をコーナーへ振り、「Himiko、てめえもだ」Himikoも走らせるが、米山が体を入れ替え、チェリーとHimikoを何度も同士討ちのようにぶつけ合う。翻弄されたチェリーだが、Himikoへ裏拳を放つと、ゴキゲンBBAによるダブルどっこいしょ。
米山&チェリーはコーナーに上り、いつもの合体攻撃を狙うが、米山が裏切り、チェリーを場外へ落とす。そしてダイビングセントーンを投下も2。
米山は続けて攻撃を狙うが、今度は場外からチェリーが米山の足を引っ張る。米山とチェリーは場外へ。
Himikoはトペのふりを見せるも飛ばず。そのままゴロゴロと場外へ降りるも、チェリーがHimikoに熟女が熟女にドーン!を場外で連打。カウント8で入ろうとするチェリーの足をHimikoが引っ張る。
その間に米山とHimikoがリングへ入り、チェリーのみリングアウト負け。米山&Himikoの勝利となった。
この結果、米山は0点、Himikoは1点、チェリーはー1点となった。
・バックステージ
米山「やったー! 今まで得点なのにー1点とかになっていたのが、ようやく0に戻れたので、また0からの再スタートとして頑張ります!」
Himiko「大ベテランの方のブロックに入ってますので、何とかしてとにかくどんな気持でも勝とうと思ってまして、とにかく勝ちにこだわって頑張って見ましたら、なんと(1点で)トップじゃないですか?? 宮崎さんとタイでトップになりましたので、楽しみにしていてください。これから何試合残ってるかわからないですけど、Himiko、てっぺん目指して頑張ってますので、応援よろしくお願いします!」
5,CATCH THE WAVE 2024・エリザベスブロック〜WWWD世界エリザベス選手権試合(60分1本勝負)
<1点>宮崎有妃(13分1秒、外道クラッチ)永島千佳世<王者・ゲスト>
※もう一人は<-2点>シン・広田さくら。
王者・永島はこれが初防衛戦。さらにこの試合はエリザベスブロック公式戦も兼ねて行われる。広田はー2点のため、この試合で敗れると出場権はく奪となる。なお、王者以外が勝利してもベルトは移動となる。
まず、広田の握手に永島は無視。宮崎は応える。広田が地声でアピール。
「最初に言っておきます。せっかくのタイトルマッチですが自分はー2点なので、タイトルを狙いに行きません。今日は勝ちにいきませんので。このあまり見たことのないシングルが見れるんです、どうぞ」と宮崎と永島によるシングル対決を促すも、「ふざけんなー」と宮崎&永島が広田を攻撃。
しかし、広田は「永島さん、一緒に戦いましょう!」と、永島に共闘を呼び掛ける。広田が宮崎をコーナーに振り、トレイン攻撃を狙う。まずは永島が串刺しエルボー。しかし、広田が裏切りの丸め込み。永島が広田へクレーム。「こいつのこと絶対信用できない」と宮崎も客席へアピール。
広田は「あの、その、もう一回だー!」と強引に宮崎をコーナーへ振る。再びトレイン攻撃。しかし永島はコーナーを飛び越え、エプロンへ飛び降りる。広田はすでに丸め込む態勢に入っており、マットで寝そべる。「何寝てるの」と永島。しかし、秒で気を取り直した広田は永島、宮崎の腕を捕らえて、ロープ渡り。しかしジャンプに失敗。
その間に永島が宮崎にコルバタ。広田が永島へボ・ラギノールを狙うも、永島が両手をつかみカット。永島はフェースバスター。なぜかやられた広田がプロレスLOVEポーズ。今度は自らフェースバスターを決めて再びプロレスLOVEポーズ。宮崎が割って入り、広田をインディアンデスロックに固める。
カットに来た永島を持ち上げようとしたが卍固めに移行される。しかしインディアンデスロックは極まったまま。なんとか、それぞれの体が崩れると、広田はカニ挟みで永島を宮崎の上に乗せる。
宮崎の上に永島が乗った形となり、広田は上下にボ・ラギノールを決める。このダメージで二人が場外へ落ちると、すかさず広田はトペを狙うがロープに引っかかる。ここで宮崎は場外でセコンドに付いていた朱里を捕まえる。すかさず宮崎は朱里を倒立状態に捕らえると、広田がボ・ラギノールを乱打。まさかの状況に朱里は悲鳴を挙げる。
その間に永島がリングイン。宮崎がリングに戻ろうとするも、永島が中に入れず。それでもリングアウトギリギリに宮崎が生還し、すかさず永島をエビに固める。すると、広田がそれぞれの体を浮かし合い、エビ固め合戦を演出。カウント2でともに返す。
永島はトップロープへ。広田が「宮崎さん、ブレンバスター」とアピール。宮崎も迎撃でコーナーを上っていく。宮崎が上った瞬間、広田が背後から宮崎を落とす。ここで永島はダイビングフットスタンプを狙ったが失敗。宮崎が広田と合体式シーソープレス。広田をのけさせて、宮崎自らがフォールも2。
宮崎が永島へコーナーラリアット。広田はボ・ラギノール。広田は「宮崎さん、ムーンサルト!」と指示。宮崎はトップロープへに上るも「そこで試合が終わるのを見てろ!」とコーナーの反対側に永島を持っていき、決めにかかるが、永島がワキ固めで切り返す。広田がロープに逃れると、永島が丸め込む。広田も丸め込み返すが、ともに2。
宮崎が倒立式に永島を捕らえると、広田はボ・ラギノールを連発。宮崎との合体式シーソープレスは剣山で返される。宮崎はスタナーも永島がキック。またもスタナーへ行くも永島は投げっぱなしジャーマン。ここで宮崎と永島による、投げっぱなしジャーマン合戦へ突入。
。両者ダウンとなり、ダウンカウントが進む。なんとか立ち上がる両者。狙いすましていた広田がサードロープからロケット式ボ・ラギノールを2連打。トドメとばかりにセカンドロープからホッピング式でロケット弾を狙うもこれは自滅。宮崎が広田をボディスラム。永島がフットスタンプ。宮崎はムーンサルトを狙ったが自爆。広田がうずくまる宮崎を跳び箱式にジャンプしてボ・ラギノールを狙ったが、永島は前にたたき落とす。
広田は宮崎の上に乗った状態に。永島は二人まとめてのダイビングフットスタンプから広田へフィッシャーマンズバスターも2。永島は宮崎へウラカンラナ。宮崎は丸め返すが2。永島が広田へ突進するもFFD。
これを永島が切り返してフォールの体勢へに持っていく。その永島を宮崎が外道クラッチに丸め込んで3カウント。これで宮崎が新エリザベス王者となった。
広田はかろうじてー2点をキープ。ディアナ株式会社を代表として、ななみが認定証とトロフィーを授与。宮崎はまさかのReginaとの2冠王となった。
・バックステージ
宮崎「2冠王ですね、ついにエリザベスが(腰に)来ました。初日、CATCHの後楽園の時に、永島に取られたから、そんなにすごく(waveに)参戦する選手じゃないから焦ってましたけど、取り返せてよかったと思います。リーグ戦も1点となって、私がトップじゃん。このエリザベスブロック、私いまトップです。1点!このベルト持ったままCATCHを終えて、(賞金の)20万だっけな、もらうんで、それはこの2本のベルトを磨くために
使いますかね!」
6,CATCH THE WAVE 2024 ・Bブロック(15分1本勝負)
○<1勝1負1分=3点>SAKI(5分12秒、体固め)花園桃花<1勝1負=2点>●
※ダイビングニードロップ。
花園は初の公式戦。いっぽうのSAKIはこれが早くも最終戦となる。SAKIは花園軍団の一員であり、軍団同士の対決でもある。花園は持参してきたお友達のシャボン玉で威嚇攻撃。いっぽうのSAKIはこちらも持参してきた犬の兼平くんを歩かせる。
「ごあいさつは?」と花園のほうへ向かって兼平くんを前進させるSAKI。犬を挟んでそのまま試合開始。すると、いきなり花園が兼平くんを蹴ると大ブーイング。ここから試合は急激に動き出し、SAKIのチョキパンチに対して、花園も掟破りのチョキパンチで対抗。しかし、SAKIのチョキパンチがボディへクリーンヒットすると、花園は泣きじゃくる。
館内の「あやまれ」コールにSAKIは「ごめんね」とハグ…と見せかけて、そのままフォールに持っていくも2カウント。花園は突進してきたSAKIへカウンターのグーパンチ。
今度はSAKIが泣きじゃくると、再び「あやまれ」コール。「泣いてんじゃねえ」と容赦なく顔面キックを浴びせる花園。「終わりにしまーす」とこれまた持参してきたアイテムでの攻撃。しかし、間一髪、SAKIがこれをつかむ。
制止に入ったTOMMYレフェリーが吹っ飛ばされ、コーナーにうずくまると、さらにアイテムを浴びたSAKIが乗っかかり下敷きに。今度はクラッカー爆弾をさく裂させるがこれもレフェリーに誤爆。
SAKIはそのスキに花園を丸め込むがレフェリー不在でフォールが取れず。「Tommyさん、しっかりフォール取ってください!」とSAKI。
花園はそのスキにSAKIを丸め込むがカウント2。SAKIがビッグブーツからジャイアントスイングで花園を回しにかかる。両者、目が回ってダウン状態となる。花園が先にフォールへ行くもカウント2。花園が再び犬の兼平くんを持ち出し、リング中央に置き、ここからセカンドロープに上る。
スイングDDTを狙うも、SAKIが回転途中で体を入れ替えて、えびす落としを決める。リング中央で投げたため、兼平くんが下敷きに。さらにランニング式ブレンバスターを決めるも2カウント。SAKIは兼平くんを花園の体に乗せて、トップロープへ。
そしてダイビングニードロップを落とし、カウント3を決めたが、兼平君に対して「足が折れてるー」と心配していた。これでSAKIは1勝1敗1分の3点で公式戦終了。あとはほかのメンバーの結果待ちとなった。
・バックステージ
SAKI「花園桃花というのは、私、花園軍団の一員なんですけど、花園軍団の団長であって、COLOR’Sとは違うまた、絆がすごく深いものがあって。その絆を、そして兼平くんの足を折って、壊そうとしたのは団長だから、私は必ず…(「決勝に」と言おうとしたが)でも、もうBブロック見守るしかないんですよね…」
7,CATCH THE WAVE 2024・ルチャブロック(15分1本勝負)
○<1勝=2点〉狐伯(4分40秒、回転エビ固め)本間多恵<2勝1敗=4点>●
6・1岡山で復帰した狐伯はこれが初戦となる。ヘッドロックから狐伯がアームホイップを連発。本間も切り返して対抗し、ともルチャの風を吹かせる攻防を見せる。手四つの体勢から、本間が腕を取る。コーナーに振り、ランニングエルボー。低空ドロップキック。
さらに負傷箇所である手へのストンピング。本間がワキ固めからアームバー。そして
両手を踏んづけてのダンスからジャンプしての踏みつけは狐伯が手を引いて回避。
本間がコーナーへ振るも、狐伯はブーメラン式ミサイルキックで反撃。背後から低空ドロップキックを浴びせるも二発目は自爆。本間がメジャモ☆タエ狙いも狐伯はロープに逃れる。
本間がミサイルキック。2カウント。狐伯もDDT。本間は飛びつき式腕ひしぎを狙うも狐伯が前に押しつぶして丸め込む。2カウント。本間は再度、腕ひしぎ狙いも狐伯が丸め込んで3カウントを取った。
ようやく初公式戦となった狐伯がまず幸先の良いスタートを切った。
・バックステージ
狐伯「やっと今日初戦、もう終わる人もいるし、多恵さんは今日最終戦だけど、無事、全勝回避できました。(左手が)いてー。手の具合は無事、岡山で復帰できて、まあ、大丈夫です。手は気にしていないです。自分欠場中、一番試合を見ていた人だと思うので、もっともっと研究して、リーグ優勝、波女優勝、100万円獲得、Regina挑戦、突っ走りたいと思います!」
7,CATCH THE WAVE 2024 ・Aブロック(15分1本勝負)
○<2勝=4点>上谷沙弥(10分40秒、片エビ固め)櫻井裕子<1勝1負=2点>●
※スタークラッシャー。
櫻井から握手を求め、両者、握手でゴング。上谷コールと裕子コールが交差。ロックアップから腕を取る上谷。櫻井も取り返し、まずは腕の取り合い。櫻井はヘッドロック。
上谷はロープに振り、帰ってきた櫻井をジャンプ。さらにエルボーを狙う櫻井を一回転して回避。それでも櫻井はエルボーを決めると、ボディスラム。
これを4連発で決める。櫻井は首4の字を狙うが、上谷は足をロープへ伸ばす。櫻井が突進するも、上谷はエプロンへエスケープ。
上谷がドロップキック。櫻井が場外へ落ちると、エプロンからプランチャで追撃。なんとかリングへ戻った櫻井にスワンダイブ式のフライングボディプレスも2。
トラースキックを浴びせ、追走式エルボー。櫻井も追走式エルボーで返す。上谷がバイシクルキック、櫻井もビッグブーツ。
ここから互いにバイシクルキック、ビッグブーツでの蹴り合いが続く。さらに互いの蹴りでダウンを取り合うと、最後は同士討ちで両者ダウン。5分経過。
ともに起き上がると、上谷は走り込むが櫻井がボディスラムからスタンディングのドラゴンスリーパー。上谷はコーナーを回転して一回転すると、体勢を立て直し、逆転のドラゴンスリーパー。
そしてフットスタンプを落とす。さらにフライングニールキック。トップロープからミサイルキック。2カウント。フィッシャーマンズスープレックスも2。
裕子コールが館内にこだまする。櫻井もブレンバスターで反撃。
再びドラゴンスリーパー。グラウンドに移行し、胴締め式に決めるも上谷はロープへ。
櫻井のランニングビッグブーツは2カウント。
しかし、上谷も、バイシクルキック、スピンキックと旋風脚で畳みかけるも2カウント。上谷がブレンバスターの要領で持ち上げるが、櫻井が丸め込む。2カウント。
さらに櫻井はスピアー気味に一回転して丸め込むが、これを横入り式エビ固めで切り返される。2カウント。
。勝負をかけた上谷が櫻井の突進を切り返し、スタークラッシャーを決めて3カウント。これで2戦2連勝を築いた。試合後
は互いににらみ合い。ともに闘争心は衰えていなかった。
・バックステージ
上谷「櫻井裕子相手に2点ゲットしました。これで2連勝ということで、次勝てば決勝進出は確実なんじゃないでしょうか。相手は世羅りさ、スターダムに参戦していますけど、なかなか当たる機会がなかったからこの機会、めちゃくちゃ楽しみにしているし、シングルマッチと言うことでサシでゆっくりやりあおうじゃねえか」
9,CATCH THE WAVE 2024 ・Cブロック(15分1本勝負)
〇〈1勝1負=2点〉笹村あやめ(13分56秒、エビ固め)青木いつ希<1勝1敗=2点>●
昨年、ベストバウト賞を獲得したこの試合が今大会のメインとなった。青木はこれが復帰戦の舞台となる。
客席から「青木、おかえりー」の声が響くと青木は「ただいまー!」と返す。復帰一発目の「よろしくお願いしまーす!」に対して「おかえりー!」と笹村も手を握り返す。
「よっしゃ行くぞ、新宿ー!」と気合の青木に館内は青木コールで歓迎。まずは笹村がエルボー。青木もやり返す。笹村はもう一発。青木もやり返す。やはりこの二人と言えば、エルボーの打ち合い
互いのエルボー合戦が続く。笹村が低空ドロップキックから、後頭部へストンピング。そしてノーザンライトスープレックス。2カウント。
笹村がキャメルクラッチ。青木は手でロープをつかむと、反撃のトラースキック。コーナーエルボーは自爆。笹村がセカンドロープからミサイルキック。そして、サーフボードにとらえる。青木もサーフボード返し。またも笹村が体を入れ替える。
笹村はコーナーに青木を押し込んで顔面ウォッシュ。再びエルボーからストンピングを連打。青木はヒザつきのエルボー。笹村は首投げから低空ドロップキック。
ふたたびキャメルクラッチ。腕を固めるも青木はロープへにじり寄る。笹村がブレンバスターを狙いに行くが、青木はエルボーで回避し、大外刈り。背中へのニーから高速ブレンバスターホールド。2カウント。
ランニングのニードロップから「笹村、つぶれろー」と叫んで、セカンドロープからのボディプレス。エルボーを打つが笹村も回転エビからフットスタンプ。
さらにエルボーを連打。ジャーマン狙いは青木が堪えると、背中へエルボー。突進をかわした青木が投げっぱなしジャーマン。ダブルダウン。
スタンディングとなると、笹村がエルボー。青木も打ち返す。笹村がさらに打つと青木が崩れるも、すぐに立ち上がり、意地を見せる。今度は青木がリストロックからのエルボー。笹村も打ち返す。
壮絶な打ち合いの中、ヒザをつく青木。立ち上がると、エルボーを6連打。さらに強烈な一発からジャーマンも2カウント。
青木はトップロープからフライングボディプレスも笹村が剣山。笹村が立ち上がる。青木の突進をキューティスペシャルで切り返すも2。青木もブレンバスターからラリアット。2カウント。ダブルダウン。
笹村がエルボーからタックル。青木もラリアット。2カウント。青木がラリアット狙いも笹村はエビ固めで丸め込む。そしてブレンバスター。
青木が丸め込みで切り返すも2。
笹村はラリアット。トップロープからダイビングフットスタンプ。これも2カウント。そして自らロープに走ってラリアット。大消耗戦の3カウントを奪った。
笹村「青木、おかえりー! おまえさ、本当にいなかったの、3週間だけ? 2年も3年もいないくらい寂しくなったからお互いケガには気をつけて高めていけたらいいなと思ってるよ」
青木「(マイクを放り投げ、地声で)こんなもんいらんわー! おー! 2年も3年もいない気持ちになったのはこっちだー! 今日はデビュー戦くらい緊張した。でも、みんな、青木、帰ってきたぞー、ただいまー!」
場内に青木コールが充満する。
笹村「おまえは泣くなよ、絶対に。前回、関口翔が泣いてるからさ、今日も泣くと思ったけど…」
青木「でもな、復帰戦でお前に負けたのはくやしいから、何回でもやってやるー!」
青木が退場。
笹村「復帰戦だろうが、他団体だろうが、新宿大会、メインで笹村が勝ったぞー!
ここ新宿だけど、千葉の締めやりたいと思ったけど、私やさしいから狐伯、CATCH始まったんでしょ、私今日、2戦目だから(締めを)譲ってあげるよ、復帰おめでとー!」
ここでマイクを狐伯に手渡す。
狐伯「ありがとうございます。6月2日に復帰しまして、初戦、1勝しました狐伯が締めようと思ったんですけど、その前に! 6月と言えば、waveのリングアナ、野中美智子さん、リングへ上がってください」
ここでバースデーソングが流れると、セコンド陣がケーキを用意。すかさず宮崎が野中リングアナをはずかし固めに捕らえて祝福。
「この後、旦那と飯食いに行くんですよ」と言う野中リングアナに「関係ねえよ」と桜花。ろうそくの火を消した後、恒例の顔面ケーキ爆弾の祝福を浴びた。
最後は野中リングアナが挨拶。「今年3月に15周年を迎えて、20年、30年とこのの声が続く限り、waveでリングアナを続けたいと思っています。それと、ショウガールズのお笑いのグループもやってまして、テレビ出演などのオファーも決まり、みなさんに言い報告ができるかなと思っておりますので、こちらのほうも応援よろしくお願いします!」
・バックステージ
笹村「CATCHも大事ですけど、今日は、青木の復帰戦を戦えたことは私はすごくうれしくて、3週間いないだけだったけど、すごくさみしかったので、これからケガにお互い気を付けて、もっとプロレス界を盛り上げていけたらいいなって思っております。ラストCブロック、沙恵、残っているので、同期だし、レスラーのなかでデビューが私と一番近いし誕生日も2週間違いという、ライバルといえばライバルなので、次も油断せず勝ちに行きたいと思います!」