2021.01.13

wave大会追加日程。チケットは1・16新宿大会で先行販売。

▼wave大会追加日程。チケットは1・16新宿大会で先行販売。
◎3・14(日)12:00開場・12:30開始@新木場1stRING
『White wave 2021』
▼チケット料金
■SRS席=7,700円
■RS席=5,500円
■指定席=4,400円
※当日550円アップ。

※チケットは1・16新宿大会から先行発売。事務所取り扱いは1・18から。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.01.12

wave1・16新宿大会から広田のリングネーム改名!今回決定対戦カード!

▼ wave1・16新宿大会から広田のリングネーム改名!今回決定対戦カード!
◎1・16(土)開場17:15・開始18:00※時間変更済み@新宿FACE
『KABUKI-CHO WEEK ENDER Jan.』

旧姓・広田さくらがReginaを保持している間は旧姓・広田レジーナさくらにリングネームを改名する。

▼今回決定対戦カード
■スクランブル wave(20分1本勝負)
旧姓・広田レジーナさくら&野崎渚 vs KAORU&DASH・チサコ

■チャレンジ wave(20分1本勝負)
宮崎有妃&Sareee vs梅咲遥&金子夏穂

▼既報対戦カード
■DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>桜花由美&桃野美桜 vs 門倉凛&青木いつ希<挑戦者組>
※第24代王者組の2度目の防衛戦


▼前売りチケット料金
■SRS席=7700円※残り僅か
■カウンター席=7700円※残り僅か
■RS席=5500円
■指定席=4400円
■レディースシート=2200円※残り僅か
※当日各550円アップ。別途ドリンク代500円必要。ソフトドリングのみの提供。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.01.08

waveの今後の大会は予定通り開催、緊急事態宣言発令に伴い一部開催時間変更/時間変更に伴い、ご来場が難しいお客様へ

▼waveの今後の大会は予定通り開催、緊急事態宣言発令に伴い一部開催時間変更
8日から緊急事態宣言が発令されましたがwave大会は予定通り開催致します。
ですが、発令に伴い夜の大会の1・16新宿大会及び2・1新宿大会の開催時間を変更さ
せて頂きます。
発令中は売店でのサイン入れは禁止とさせて頂きます。
20時までの大会開催となりますので、終了売店がない場合がございます。
なお新宿FACEのドリンクはアルコールの販売を中止し、ソフトドリンクのみの提供と
なります。
また何か変更点がある場合はその都度発表させて頂きますので、よろしくお願いいた
します。
皆様のご協力とご理解のほどよろしくお願いいたします。

▼1・16新宿大会及び2・1新宿大会の開催時間を変更
◎1・16(土)@新宿FACE
『KABUKI-CHO WEEK ENDER Jan.』

▼時間変更前
開場17:45・開始18:30
▼時間変更後
開場17:15・開始18:00

◎2・1(月)@新宿FACE
『NAMI☆1~Feb.~’20』
▼時間変更前
開場18:15・開始19:00
▼時間変更後
開場17:30・開始18:00


『時間変更に伴い、ご来場が難しいお客様へ』
以下の方法で対応させて頂きます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。


▼ご購入頂いたお客様の返金方法
一度受付アドレスにご連絡頂き1・16新宿大会、または2・1新宿大会のチケットと振
込先書いた紙を株式会社ZABUNに郵送してください
①お名前
②振込先
③ご連絡先
④1・16新宿大会、または2・1新宿大会のチケットを同封
※事務所お取り置きチケット場合はその旨をお伝え下さい
◆宛先
株式会社 ZABUN
〒164-0012東京都中野区本町3-26-7-103
TEL:03-6300-5226
※確認でき次第お振込みにて返金させて頂きます。



▼ご購入いただいたチケットの振替方法
受付メールアドレス宛に、下記内容をメールしてください。
①お名前
②1・16新宿大会、または2・1新宿大会のご購入して頂いたチケットの席種
※事務所お取り置きチケット(購入済み)場合はその旨をお伝え下さい
③ご連絡先
④振替方法
wave事務局にお持ちのチケットを送って頂き、ご希望大会の当日に同じ席種のチケッ
トをお渡しいたします。


受付メールアドレス: info@pro-w-wave.com

■払い戻し期間
1・16新宿大会=1月15日チケット必着
2・1新宿大会=1月31日チケット必着

■振替期間
3月31日までにご希望の大会のご連絡ください。今後発表の大会に使用可。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2021.01.02

年始 のwave事務局お休みのお知らせ

▼年始 のwave事務局お休みのお知らせ
プロレスリングwave の事務局は本日2日より5日までお休みを致します。
メール予約は随時受付ていますが、返信は6日からとなります。
よろしくお願い致します。
2021.01.02

TommyレフェリーがwaveとMarvelousのダブル所属となった。

▼ TommyレフェリーがwaveとMarvelousのダブル所属となった。
wave1•1新木場大会でTommyレフェリーが waveとMarvelousのダブルで所属になった事を発表しました。
よろしくお願い致します。
2021.01.01

「NAMI☆1〜Jan〜2021年新春・波始め〜今年こそBIG WAVE 到来宣言!」

◎2021年の書き初め

プロレスリングwaveが2年連続の元旦興行を開催。今大会は野中美智子リングアナウンサーにかわり、大ベテランのパンチ田原リングアナウンサーが担当。これまでも裏方としてwaveの大会をサポートすることはあったが、リングコールは今回がはじめてとなる。

オープニングには、桜花由美、旧姓・広田さくら、宮崎有妃、野崎渚のwave所属選手がお正月らしい音楽のなか登場。新春恒例の書き初めを披露した。

桜花「皆様、新年明けましておめでとうございます。本日はたくさんのご来場、誠にありがとうございます。2021年元日こんなにたくさん、ご来場本当に、元日からありがとうございます。それでは私の…いいですか? 発表して(笑)。バタバタしてて、ハマちゃん出て来そうになっちゃって、バタバタしちゃって。すみません! 私の2021年のひと言の漢字は、ジャン!『祝』です。私、今年20周年イヤーでございます。プロレス界に入ってもう20年です。ビックリするぐらい私、プロレス界にいさせていただいて、プロレスリングwaveという団体を立ち上げて、株式会社ZABUNの社長になって、本当に濃い200年間を過ごしていると思います。なので今年は8月に後楽園ホール大会をやる予定です。私の20周年です。いまコロナ禍で周年とかなくなってしまっているのですが、今年の8月こそは20周年はやりたいし、たくさん人も入れたい。ソーシャルディスタンスではなくなるように願っています。本当に20周年を無事に迎えられるように今年は頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします」
野崎「皆様、明けましておめでとうございます。前チャンピオンの野崎渚です。私の今年の漢字はコチラです! 『進(む)』という字ですね。(パンチ田原リングアナが『waveは字の上手な方はいらっしゃらない感じですか?』)ははは! 急いで書いたんですみません。味がある、ということで。桜花さんが20周年イヤーということなんですが、私は15周年を迎える大事な年となっております。2020年最後の大会でレジーナを落としてしまいましたが、進化を止めず、私らしく、2021年も心を熱く燃やして派手に闘いたいと思いますので、皆さんどうか応援よろしくお願いします」
宮崎「皆様、明けましておめでとうございます。私の、と言いますか、今年の漢字は『風』。これはですね、この地球の上にかかっている大きな雲、まあコロナのことですね。これをみなさんともに一丸となって、去年もねずっとソーシャルディスタンスとか、声援出せないとか、みなさんにもフラストレーションのたまる観戦の仕方とかお願いしたところ、みなさん本当に守っていただき、waveの会場とかでコロナとかクラスターが出ていない。こんな素晴らしいことが今年もまだ続くと思います。皆様一丸となって、私たちも含めて一丸となって大きな風をおこせば、コロナ感染しないように頑張れば、それが大きな風となり、地球にかかってる大きな雲は吹っ飛んでいくと思います。なので今年も私たちもそうですが、皆様も声援が出せないとか、そういうこと(協力)をこれからもよろしくお願いします。そういう感じで書きました。ありがとうございます」
広田「私がレジーナ・新チャンピオンの旧姓・広田さくらでございます! 私が書きました漢字は『責』。責任の責とか、責務とかですかね。あのー、自分自身に課すものっていう意味合いとして書きました。これはチャンピオンになったっていうのが大きいですね。これからは私、waveに起こる楽しいこと、いろんなことも(会場に入る観客を見つけ)いらっしゃいませ。ありがとうございます。私が責任をもって皆さんにお届けするという意味も込めています。楽しい試合、熱い試合、責任を持ってお届けしますので、今年1年はですね、皆様本当に健康に気をつけて、精一杯、熱い思いでプロレスを、自信を持ってwaveを応援してください。よろしくお願いします! 今日はカード発表はアレだよね? バトルとレジーナのタイトルマッチのみというカード発表で、よくぞここまでのお客さんが来てくださいました。よくぞありがとうございます。これからバトルが繰り広げられるということで、まあ私は防衛戦ということで、すごいプレッシャーの中で4人が立っているわけでございます。ですので、今日は精一杯、元旦の盛り上がり、よろしくお願いします」
1、新春バトルロワイヤル(時間無制限勝負)
○宮崎有妃(5分42秒、エビ固め)桃野美桜●
※丸め込みの応酬から。勝ち抜け順=青木いつ希、梅咲遥、桜花由美、米山香織、門倉凛、SAKI、高瀬みゆき、野崎渚、林亜佑美、宮崎有妃。勝ち抜けた順で、クジを引き第2試合から第4試合の試合が決定


2021年のwaveはバトルロワイヤルで開幕。参加選手は、桜花由美、宮崎有妃、野崎渚、米山香織<YMZ>、SAKI<Color‘s>、桃野美桜<Marvelous>、門倉凛<Marvelous>、高瀬みゆき<Beginning>、青木いつ希<ショーンキャプチャー>、響<Marvelous>、林亜佑美<Color’s>、梅咲遥<ワールド女子プロレスディアナ>の12選手となった。

第1試合のバトルロイヤルは2カウントルールが採用され、勝ち抜け方式に。勝った順でクジを引いていき、その後のシングル戦、タッグ戦、6人タッグ戦の組み合わせが決定する流れとなった。なお、各試合に特別ルールが採用されることもアナウンスされた。

まずは青木が大きな声で「新年一発目よろしくお願いします」とご挨拶。あまりの声の大きさに他の選手はどん引き状態。気にも留めない青木は「わっしょい、お前からだ!」と林をロープに飛ばす。これを林がスクールボーイへ。キックアウトされるとカサドーラを狙う。青木が押し潰してカバーするも、梅咲がカットする。
ここで青木は「宮崎のアニキ、コイツやっちまってくださいよ」と梅咲を差し出す。宮崎は「いいの?」と恥ずかし固めの体勢。しかし、青木が宮崎を裏切り、背後からスクールボーイでクルリとまるめて、青木が勝ち抜けした。

続いて桜花&桃野(ボスマミ)と高瀬&梅咲(ルミナス)対決となり、ルミナスがダブルのドロップキック。桜花のラリアットをかいくぐった高瀬がドロップキックを放つも、梅咲がその高瀬を丸めて2カウント。
桜花vs米山となり、米山がモンゴリアンチョップを連発。ガードした桜花がビッグブーツを連発してき、フォールを奪った。

すぐさま門倉が米山に突進するも、かわした米山が後方回転エビ固めで2カウント抜け。しかし門倉も体勢を入れ替えフォールし、勝ち抜けた。

響が孤立する展開となる。高瀬&林でダブルのドロップキックをお見舞いする。続いて宮崎がトレイン攻撃の餌食に。だが野崎が走ろうとしたところをSAKIが首固めで裏切り勝利。あ然とする野崎。
続いて宮崎は高瀬&林にダブルハンドのラリアットを放つと、桃野に恥ずかし固めを敢行。その体勢の宮崎を高瀬→野崎がカバーし、勝ち抜けていく。
リング上は宮崎、桃野、響、林の4選手。宮崎は桃野に足4の字固め。そこに響が宮崎、林が桃野を同時にカバーし、勝ち抜け。

残ったのは宮崎と桃野。桃野のジャックナイフから丸め込みの応酬に。最終的に宮崎が押さえ込み、3カウントが入った。
これにより全選手のくじ引きが終了。その結果、第2試合の新春・悪徳waveは、宮崎有妃vs梅咲遥。第3試合の新春・シリアスwaveは、野崎渚&SAKIvs響&青木いつ希。
◎紅夜叉さんと旧姓・広田さくらのトークショー
第1試合終了後、今大会の特別ゲストとして紅夜叉さんが登場。自身のオリジナル技である夜叉ロック、夜叉スープレックスを伝授した、旧姓・広田さくらと対談をおこなった。

これまで接点のなかった広田と紅夜叉さん。夜叉ロックをどうしても使いたい広田が静岡まで通いつめ、夜叉さんを口説き落とした経緯を明らかに。

トークが盛り上がると、今回は特別に広田のセコンドに付くことを約束した夜叉さん。「今日スペシャルゲストとして、トークショーなんて聞いてなかったけど(苦笑)。まあ私、本当、感謝してるんです、広田に。夜叉ロックもなかったものがまた蘇って、みなさんに知られるようになったので、広田に頑張ってもらいたいと思います。頑張れ、広田!」と激励。
広田も「ありがとうございます! 本当になんの縁もない私からお願いさせていただいて、一番の代名詞である技を2つも私が受け継いだということを、本当に私も再認識して、今日の神童ミコト戦、頑張りたいと思いますので。それにベルトを取るのが一番なんですけど、もし落としたとしても今日来て良かった。これからもこの1年waveを応援しようという闘いを必ず、みなさんの前で、紅さんの前で、はじめてリングアナやってくれたパンチさんの前で、繰り広げる自信ありますので、みなさん最後まで応援よろしくお願いします」と返した。

なお現在、夜叉さんは静岡県の三島駅から徒歩2分の「なごみ亭」を営んでおり、自慢の唐揚げは、からあげグランプリ最高金賞を2度受賞している有名店。またオリジナルグッズ「Barik(バリック)」も好評発売中とのこと。
2、新春・悪徳wave(15分1本勝負)
○梅咲遥(10分4秒、ラ・マヒストラル)宮崎有妃●


第2試合は、宮崎有妃vs梅咲遥の悪徳ルールマッチ。悪徳ルールとは、試合前におこなわれるジャンケンで勝った選手に、レフェリーが有利なレフェリングをおこなうというもの。まずはジャンケンがおこなわれ、勝ったのは梅咲。
早速、Tommyレフェリーは宮崎に厳しい態度で試合前のチェックをおこなう。試合はロックアップの押し合いでスタート。宮崎が押し込みロープ際で膠着状態となると、Tommyレフェリーは宮崎にロープブレイクの高速カウントを数えていく。

慌てて離れる宮崎だったが、続くヘアー攻撃、噛みつき攻撃も反則カウントが高速で数えられる。「何もやれない…」と嘆く宮崎を尻目に、梅咲は堂々とヘアー反則。だが、Tommyレフェリーは靴紐を結んで見て見ぬフリ。
今度は梅咲がリバース・インディアンデスロックの体勢。するとTommyレフェリーは執拗に宮崎にギブアップを迫る。宮崎が耐えきると、弓矢固めを狙う梅咲。だが、完全な形では決まらず。

逆に宮崎がボディースラムで攻守を入れ替え、キャメルクラッチへ。噛みつきで脱出した梅咲だったが、Tommyレフェリーは「遥はそんなことしない」と疑う様子はなし。宮崎がカバーするも、スローカウントでツー。
梅咲が串刺しドロップキック、フォアアームでやり返す。続くボディーアタックは宮崎がキャッチ。豪快に叩き付けたあと、宮崎がギロチンドロップを投下。だが、これは梅咲もかわしていく。そして逆片エビ固めへ。

梅咲はセカンドからのドロップキックを放つと高速カウント2。ならばとコーナーに登るも宮崎がファイアーマンキャリーで担ぐ。着地した梅咲がバックを取るも、宮崎がロープブレイク。すぐに梅咲はロープに飛ばすが、宮崎がラリアットで迎撃する。そして恥ずかし固めを狙うが、梅咲は「まだ19歳です」と抵抗。宮崎は「元旦だから」と粘るも、Tommyレフェリーの厳格なレフェリングの前に断念。ならばと宮崎はえびす落としを敢行。スローカウント2。
宮崎のムーンサルト、梅咲のミサイルキックはどちらも自爆。ここで宮崎はテキサスクローバーホールドの体勢。だが、これはTommyレフェリーが宮崎を突き飛ばし、妨害。「Tommyさん、悪徳すぎやしませんか?」と嘆く宮崎に、梅咲が丸め込みを連発していく。高速カウントが乱発するなか、最終的に梅咲がラ・マヒストラルで丸めて勝利を収めた。

試合後、宮崎は「おい、勝負はどうだっていいんだよ。お前、本当に19? まだ? 二十歳とかじゃなかったっけ? いつ二十歳になるの?」と詰め寄る。梅咲が怯えながら「2月7日です」と答えると、宮崎は「2月7日ねー、わかった。わかりました。覚えておきましょう。2月7日に二十歳になる。オーケー×3、ありがとうございます」と引き揚げていった。
3、新春・シリアスwave(20分1本勝負)
○野崎渚&SAKI(14分14秒、片エビ固め)響●&青木いつ希
※ノアールランサー・ハイ


第3試合でおこなわれたのはシリアスwave。野崎渚&SAKI組はpeerlessティーンズロードとして、2020年のDUAL SHOCK WAVEにエントリーしたチーム。決勝には残れなかったももの、それぞれの実力は周知の事実だ。一方、即席&越境タッグとなってしまった響&青木いつ希組も、若さと勢いでは負けてはいない。チーム力のティーンズロードか勢いの響&青木か。興味深いカードが実現した。
シリアスを意識した青木がいつになく真摯な態度で握手を求める。そして「行きます、私が行きます」と声のトーンを落とした丁寧な口調。シリアスムードを醸し出す。

試合は野崎が対峙してゴングとなる。野崎が押し込みクリーンブレイク。その野崎がSAKIとのコンビで連係のスライディングキック。青木をキャメルクラッチで捕獲する。顔面バーン!でカウント2。

続くSAKIはサーフボードストレッチで青木を捕獲。耐えられるとドラゴンスリーパーへ。続いてショルダータックルの打ち合いとなる。青木が制して響と交代。
響はSAKIに小刻みにスピア。串刺し式で狙うが、これは野崎が妨害する。だが、響もSAKI&野崎にスピアを放つと、ジャンピング・ヘッドバットをお見舞い。スピアでカウント2。SAKIもニーリフトで攻守を入れ替えサソリ固めへ。

5分経過。SAKIがブレーンバスターを放つと、響も同じ技で応戦。青木がショルダータックルにつなげる。そして串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。だが、セカンドロープからのフットスタンプはSAKIも回避する。

逆にSAKIがトップロープに青木をセットすると、ニーリフト、リバース・スプラッシュでカウント2。追撃にかかるも、青木がバックフリップに切り返す。今度は青木が走ったが、SAKIがカウンターのボディースラムを放って野崎にタッチ。
野崎は串刺しビッグブーツ、ハーフハッチでカウント2。ケンカキックでロープ際に押し込み、おしゃれキック。リングに戻ってビッグブーツを放つ。続くミサイルキックはカウント2止まり。なおも走る野崎に、青木がカウンターのラリアット。野崎もショートレンジのビッグブーツでやり返すと、ロープに走る。これを青木が大外刈りに切り返していく。
響が出ていき、野崎にスピアで飛び込む。キックアウトされると、響のバックフリップ→青木がダイビング・フットスタンプ→響のセントーンと波状攻撃。

10分経過。野崎はカウンターのビッグブーツを響に放って流れを変えると、ランニング・ダブルニーアタックでカウント2。「終わりだ!」とロープに走る。だが、青木が足止め。ならばと野崎&SAKIは連係を狙うが、野崎のビッグブーツはSAKIに誤爆してしまう。
すかさず響が野崎にミサイル発射。さらにラリアットを連発していき、カミカゼからダイビング・セントーンの体勢。これをSAKIがカットすると、野崎が雪崩式ブレーンバスターにつなげる。ビールマンキックから走る野崎。響がラリアットで迎撃する。すぐに野崎はスリーパーの体勢。ドルミルを狙うが、青木のカットが間に合う。ここで、野崎はSAKIとのダブルのザキゴエ。続けざまにキックで挟み撃ちにしたあと、ノアールランサー・ハイ! 返されると、ダメ押しのノアールランサー・ハイでトドメを刺した。
4、新春・スローモーションwave(30分1本勝負)
桜花由美&○米山香織&門倉凛(19分20秒、後方回転エビ固め)桃野美桜&高瀬みゆき&林亜佑美●


第4試合はwave名物のスローモーションルール。クジの結果、桜花由美&米山香織&門倉凛組と、桃野美桜&高瀬みゆき&林亜佑美組が激突した。WAVE認定タッグ王者のBOSS to Mammyは対角コーナーに立っての試合となった。ちなみにスローモーションルールとは、試合開始から8分が経つと、1分間のスローモーションタイムが発動され、選手はスローで動かないといけない特別ルールだ。

米山vs桃野が高速の読み合いで試合をスタートさせる。桃野のドロップキックを米山がかわしてセントーン。桃野もかわして丸め込む。米山を孤立させ、トレイン攻撃。続く林が「新春わっしょい!」で首投げを連発。
米山は鼻パッチンでやり返し、門倉と交代。門倉はドロップキックを放っていき、ボディースラムでカウント2。キャメルクラッチで捕獲する。すると米山&桜花が両サイドに陣取り変顔ポーズ。だが、門倉はかたくなに拒否。DDTを放って桜花と交代する。

桜花はロープ際で林を踏みつける。すると、桃野が猛抗議。躊躇しつつもダブルニードロップを投下する桜花。そして逆エビ固めへ。ロープを目指す林を桜花が引き戻すと、桃野が「マミー、放して!」と懇願。素直に応じる桜花。しかし、高瀬が「放せよ!」と叫ぶと、桜花は暴言で返していく。そのあまりの対応の違いに観客からは笑いが漏れる。
5分経過。ボディースラムを狙う桜花だったが、堪えた林がボディープレスに切り返し、桃野と交代へ。桜花は桃野にビッグブーツで飛び込むも、寸前でやはり蹴れないと諦める。ボスとの対戦を避けて米山とタッチする。

ここで米山は桜花とのダブルを要求。しかし、桜花が裏切り、桃野との合体ドロップキックを米山に見舞う。ならばと米山はグルグルパンチ、キックをお見舞い。門倉がDDTにつなげる。桃野もアームホイップでやり返し、腕固めへ。アシストにまわる高瀬が米山を、林が桜花を捕獲する。ここでスローモーション発動まであと1分のコール。
桃野は門倉にドロップキック。門倉が小刻みエルボーからウラカンラナを狙うが、ここでスローモーションタイムに突入する。ウラカンラナをスローで切り返す桃野。低速でカウント2が数えられる。ゆっくりと門倉がラリアットで飛び込むが、桃野がブリッジでかわす。そして、旋回式ヘッドシザースホイップの体勢。だが、ここでスローモーションタイムは終了。

桃野は通常のヘッドシザースに切り替える。続いてエルボー合戦。そこから桃野が走るも、門倉がトラースキック、桃野もドロップキックでやり返す。

高瀬が出ていきマシンガンチョップ。セカンドからのドロップキック、串刺しエルボー、ジャンピング・エルボーアタックでカウント2。
一方、門倉は逆さ押さえ込みの体勢からドロップキック、キャノンボールで突っ込む。ミサイルキックでカウント2。ダブルリストアームサルトもカウント2止まり。

今度は桜花が出ていき、高瀬に串刺しビッグブーツ。ダイビング・サンマドロップを放つが、返されるとクロスフェースで捕獲する。

劣勢の高瀬だったがカウンターのパワースラムで流れを変えると、エルボーとチョップの連発で攻勢を敷き、ラリアット→ブレーンバスターでカウント2。
続く林は桜花にドロップキックを3連発。桜花の串刺しバックエルボーをエプロンにくぐり抜けてかわして、クロスボディーでカウント2。だが、水車落としは桜花が踏ん張り、ヒザ蹴りを連発する。

走る桜花だったが、林がカウンターの水車落とし。そして、鎌固めにつなげる。米山がカットしたところで15分経過。
桜花はビッグブーツを叩き込むと、門倉のスタナーを挟んでビッグブーツでカウント2。カカト落としも放つが、これは桃野がカットする。ここで米山がセントーンを投下し、「わっしょい!」を連呼しながらコーナーへ。高瀬が足止めして、デッドリードライブ。桃野のダイビング・ボディーアタック、高瀬のラリアットが決まる。林のダブルリストアームサルトはカウント2。林はもう一発の体勢に入るが、両軍入り乱れてのブレーンバスターの掛け合いとなる。

これを桜花組が制すと、門倉のトラースキックから桜花&米山でダブルのビッグブーツ。しかし米山のブートはリーチが足りず…。ここから混戦となり、桜花のビッグブーツは米山に誤爆。すかさず林が丸め込みで攻め込む。ジャックナイフもカウント2止まり。
ピンチを脱した米山がバックを取ると、堪える林。見かねた桜花が米山の背中にビッグブーツ。ロープ際まで吹っ飛ばされる米山と林だったが、この勢いを利用した米山が後方回転エビ固めにつなげて技アリ勝利!
5、Regina di WAVE〜wave認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>○旧姓・広田さくら(18分53秒、夜叉ロック)神童ミコト●<挑戦者>
※第16代王者が初防衛に成功


2020年の最終興行となった12・27後楽園で野崎渚を破り、新レジーナとなった旧姓・広田さくら。その広田に真っ先に名乗りを上げたのが、“広田キラー”とも言えるマーベアスの神童ミコトだった。神童は昨年7・23新木場でおこなわれたwavevsMarvelousの団体対抗戦の際に、スワンダイブ式ジャックナイフエビ固めで広田から5連続フォールを奪っている。広田が苦手とするタイプのレスラーであることは間違いなく、新レジーナは初防衛戦で思わぬ強敵を迎えることとなってしまった。
広田は新テーマ曲と思いきや、途中からいつものテーマ曲。今大会は特攻服に身を包んだ紅夜叉さんを帯同しての入場となった。試合前、広田は「終わってからだとベルトないかもしれないんで」と紅さんと記念撮影。

ゴングとなると、観客は手拍子。ロックアップの押し合いとなり、神童が押し込む。必死にロープを主張する広田。認められ再びロックアップ。神童がフロントネックロックで捕獲する。
広田がブレイクすると、神童は小刻みエルボー。ボディースラムを狙うが、切り返した広田がワキ固めで捕獲する。神童がロープ。ならばと広田は腕へのニードロップ。そして腕固めへ。かろうじて神童がブレイクする。広田は滞空時間のボディースラムを狙うが、切り返す神童。串刺しドロップキックを連発していく。そして串刺し低空ドロップキックでカウント2。

神童はボディースラムを狙うが、広田が堪える。5分経過。神童が首固めに切り返すと、広田も首固めでやり返す。そして広田は小刻みエルボーからボディースラム。ここから高田純次のムーブに入る。
迎撃されると、「クソー、チャンピオンになっても見破られてしまったぁーーー、ということは、お前がかわりにやるってことかーーーー!」と仰向けになるが、神童は「やらない」と拒否。広田は「レジーナをやる前に私は旧姓・広田さくらなんだよ」と神童に迫る。神童は「やったことがない」としぶるも、広田が「やったことないの? じゃあ今日やってもらいましょう」と再び仰向けに。しぶしぶ応じた神童が高田純次を決めてカウント2。

広田は神童の串刺し攻撃をフロントキックで迎撃し、スイングDDT。拝み渡りを狙うが、神童が逆さ押さえ込みを連発する。キックアウトされると、今度はスクールボーイでカウント2。
10分経過。神童のドロップキック、広田のフェースクラッシャーが交互に決まる。ボディースラムで叩き付けたあと、コーナーに向かい拝み渡りへ。そしてアームホイップを決める。追い打ちのシャイニング・ウィザードはカウント2となったが、ここで夜叉ロックを狙う広田。神童が警戒しており、なんとか回避する。ボ・ラギノールも神童が回避し、丸め込む。カウント2。

広田もカニばさみから619の体勢。かわした神童がスワンダイブ式ジャックナイフを狙うが、広田も読んでいた。もう一度、ロープに飛び乗る神童に、広田がへな拳で阻止。へなーらサンセットの体勢となるが、神童が回転エビ固めに切り返す。返されると首固めを連発する神童。あわやのシーンを連発する神童に会場が沸く。すぐにロープに走る神童だったが、広田がふらふらドーンでカウント2。
エルボー合戦からここで広田が夜叉スープレックスを繰り出す。返されると、夜叉ロックの体勢。これも回避する神童にへな拳が決まる。ここで広田は改めて夜叉ロックを狙うが、これも神童が切り返しのエビ固めへ。

広田はシャイニング・ウィザードからミサイル発射。もう一度コーナーに登るが、神童がデッドリードライブ。ドロップキックで追い打ちをかける。走る神童に広田がカウンターのへなーらサンセットを敢行。返されると、今度こそはの夜叉ロック。神童はニアロープに助けられる。
仕留めにかかる広田はへなーらサンセットを放つが、気合で立ち上がる神童。そして一発逆転のスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めへ。なんとかキックアウトした広田が夜叉スープレックス2連発。これも返されたが、改めて広田が夜叉ロックを極める。今度こそは完璧に決まり、ギブアップを奪った。
◎エンディング
試合後、広田はセコンドに付いてくれた紅さんと握手。勝ち名乗りを受けると、2人のお子さんが祝福に向かう。子供たちの無邪気な笑顔を見て、お母さんの顔に戻る広田。

広田「ありがとうございました! 防衛戦で初防衛させてもらいました。あの後楽園の時もいま思えば、思ったんですけど、そして今日も、本当にこれはたぶんリングに上がってる人しかわからないと思うんですけど、途中からすごく対戦相手に感謝するんですよね。こっちがやっててもメチャクチャやられてたとしても、ベルトを懸けて、リングで、メインを任されるというのは、チャンピオンもそうだし、挑戦者もそうだし、すごいプレッシャーの中でやるんですよ。で、お客さんの拍手とかセコンドの声とか、なんか一つひとつのことが感謝となって、不思議な感情なんですけど、そんないろんなことへの感謝のなか試合ができて、今日防衛できたこと、こうやってリングに立ててること、本当に感謝します。ありがとうございました! 紅さんの前で、夜叉スープレックスと夜叉ロックとを決めさせていただいて、『これからはお前のもんに』って言ってくれたけど、私は正直まだまだと思います。まだまだと思いますよね、みなさんも! ってことは、私にはもっと伸びしろがあるってことです! チャンピオンとしてどんどん成長していく姿を、毎回waveに来て応援してください。今日はありがとうございました」
桜花「もういいですかね? 本日、ご来場誠にありがとうございます。本日、元日ということで、みなさんに振る舞い酒を配らせていただきたいと思います。みなさん一つずつ取っていってください」

選手、スタッフがお酒を配っている間、桜花と広田が場をつなぐ。

桜花「レジーナになってどうですか?」

広田「レジーナになって、はじめて防衛戦やって、ちょっと一番苦手だなと思ってた選手に勝ったことでちょっと調子に乗ってます。ありがとうございます。それで、じゃあちょっといいですか? あのー、防衛したけど、私、何回フォール乗られてました?」

桜花「えーっと、私が見る限りでは30回くらいは(苦笑)。頑張ってました」

広田「もう防衛戦の相手にあの子はいいんで。それで後楽園の時にチラッと言った、サクパラダイスなるものを私、言ったんですけど、まだ『これだ!』っていうものはないんですけど(苦笑)、なんか私ならではの楽園的なものをwaveで展開したいんだけど、何がいいかな?」

桜花「子供がいっぱいな」

広田「子供がいっぱいなやつ? じゃあ、佐藤綾子さんとかの子供とか? でもさ、やっぱりオレンジリボンでやって、子供がいる雰囲気と子供がいない雰囲気、結構、違いますよね? ほんわりするし、なんか別にこの子たちがプロレスラーになるとかっていうの関係なく、なんかこう人類の未来を感じます」

桜花「しかもウチ、オレンジリボンやってますから」

広田「ね。もっと広がってほしいと思います。だからね、サクパラダイスっていうのはこんな感じですよっていうのはブチ上げられないんですけど、私としての今年の野望は、桜花さん20周年でしょ? 私、25周年なんですよ。25周年をチャンピオンベルトを持って迎えられるっていうのは、本当にすごいことだと思いますので、私もだから25周年記念興行をやりたいんですよ」

桜花「それ、いつですか?」

広田「8月予定でしょ? で、後楽園でしょ? 私、別に後楽園とかはいいんで、新木場さんでやらせていただきたいなと思って、欲かかず」

二上美紀子会長が「すみません、そういうのミーティングでやってもらっていいですか?」と音響ブースからマイク。すると進行を軌道修正した桜花社長が「カンパイの前に、今日、重大発表があります」とアナウンスする。花道から現れたのはwaveのジャージーを着たTommyレフェリーだった。
Tommyレフェリー「今日はご来場ありがとうございます。私もですね、もう54歳。14歳〜15歳で全女の門を叩き、そのあとジャパン女子という団体にフリーで上がりました。古巣に戻るということで、wave、Marvelousのダブル所属になりました」

歓声をあげる、Marvelousの若手たち。

桜花「TommyさんがwaveとMarvelousのダブル所属となります!」

Tommyレフェリー「(アクトレスガールズ勢を配慮して)大丈夫です。いままで通り、ACTさんも全部やりますんで、大丈夫です。心配しないでください」

桜花「Tommyレフェリーさんが今日からwaveの社員となります」

Tommyレフェリー「よろしくお願いします」

桜花「Tommyさんがwaveに入社したということでwaveでは奮発しました。バスを買いました! ふふふふ。地方に行く時、Tommyさんが運転してくださるので(と車のカギをかたどったモチーフを贈呈)」
Tommyレフェリー「やったーーー!」

桜花「使ってください。よろしくお願いします」

Tommyレフェリー「よろしくお願いします!」

桜花「ほかの選手もリング上に上がってください。カンパイしましょう。みんな、みんな上がって! 広田さん、カンパイの音頭お願いします。今日はめでたいことがいっぱいなので」

広田「みなさんのたくさんの中で発表できて本当にうれしいです。選手、上がりましたか? それではお客様も(お酒)ありますかー? それでは、ここに上がってくれてる選手の飛躍と、みなさんの健康を祈って、今年1年よろしくお願いします! カンパーーーイ!!」

桜花「(エンディングの音楽が流れる)まだ、まだ! まだ、だよ!! 入団したTommyさんにやっていただきたいと思います。最初のお仕事です(笑)」

Tommyレフェリー「はい。みなさん、本年もよろしくお願いします! 行きます、これがー、waveだーーー!」
◎広田バックステージ
——無事に防衛。
広田「もう何度ダメかと思ったことか…、本当に。よかったです。防衛戦一発目にあそこまで追い込まれる相手にします、普通。信じられない。けど防衛してよかったです。団体から突きつけられた試練だと私は思ってるので、防衛できてよかったです」

——スワンダイブの丸め込みの対策は?
広田「あれはね、やられそうになったらひたすら逃げる。それだけを考えてやりました」

——そして最後は夜叉ロック。
広田「はい。もう執念のね、本当になんか『広田に任せた』って紅さんが言ってくれたんですけど、やっぱりね、あそこはまだ紅さんが全盛のときに使ってたところまでまだ私は夜叉ロックも夜叉スープレックスもいけてないと思ってるので、そこまで価値を上げて、さらに越えていくというのが私の、今年の本当にやらなければいけない、達成しなければいけない目標だと思います」

——入場テーマって少し変わった?

広田「ふふ! 気付きました、やっぱりー。変えました、変えたって言うか、足しました。去年の暮れくらいから、『グレーテスト・ショーマン』にメチャメチャ、ハマりまして、その中のオープニングの曲なんですけど、メチャクチャカッコよくて、私はね…(子供が問いかけに優しく答える広田)その『グレーテスト・ショーマン』にメチャクチャハマって、野崎とのタイトルマッチが決まってからそれをずっと聞いてテンション上げていって、めぐもその映画が気に入ったので、めぐと一緒にその曲を『あ〜あああ、あぁ』ってテンション上げてたっていうのがあって、チャンピオンなので、ドンドンってやつやったんだよね? 大きいテレビでやったんだよね。だからそれをチャンピオンになってからにはそれで入場しようと思って、だけどやっぱりね、それで入場すると格好良すぎちゃうので、いままでのこんにちは赤ちゃんを忘れずに付け加えたらああいう形になりました」

——次の防衛戦誰か。
広田「私からはいっさい逆指名はいたしません。誰からの挑戦も受けません! 元旦にやったからいいじゃない、しばらく」

——夜叉ロック、夜叉スープレックスを何回か出したけど、一発で決められなかったところが自分のモノにできてないところになる?

広田「モノにしてない。そうです。だからいつもエスケープされたりだとか、返されたり」

——それが自分のものにできると?

広田「そうですね。もうこれが出れば、これかかっちゃえば、食らっちゃえばもう終わりってところまで高めていくのが今年の課題ですね」

——お子さんたちが喜んでリングに上がってるのを見ると負けられないですね。
広田「いや、本当に。そうですよ。(子供に向かって)頑張るからね。見てた、今日。頑張ってた、ママ? ありがとう。チャンピオンなんだよ、チャンピオン。強いの、ストロングなの。ママすごい? 防衛するからね!」
◎Tommyレフェリーバックステージ
——ずっとフリーとしてやってきたが、ダブル所属を決められたのはどういった経緯で?
Tommyレフェリー「まず今年で55歳になるってしまうってことと、全女に15で入って、そのあとすぐやめてジャパン女子でフリーのレフェリーとして上がって、古巣に戻ろうかなって。それでダブル所属にしました。いまジャパン女子だと自分、OZさんはやってないですけど、wave(ジャパン女子系)とマーベラス(全女系)を両方やっているので、だったらちょっと相談してみようかなと思って」

——バスのプレゼントというサプライズもありましたが。

Tommyレフェリー「嬉しいです。マイクロバスを買ってくれたのがすごい嬉しいです」

——社員になったことで、違った観点からアドバイスも出て来たりする?

Tommyレフェリー「そうですね。でも、いまのところは、まだないです。入社したてということで」

——ダブル所属の意気込みをお願いします!

Tommyレフェリー「みなさんに迷惑かけないように頑張っていきたいと思います。年寄りだってみせないように(笑)」
2020.12.31

本日31日21時より鳥越アズーリFMでプロレスリングwaveの冠番組『にえきらない木曜日「投げっぱなし」これが、ラジオwaveだー!!』放送!

▼ 本日31日21時より鳥越アズーリFMでプロレスリングwaveの冠番組『にえきらない木曜日「投げっぱなし」これが、ラジオwaveだー!!』放送!
◎12・31(木)21時〜21時50分
『にえきらない木曜日「投げっぱなし」これが、ラジオwaveだー!!』

▼出演
GAMI、鳥越アズーリ高橋秀樹社長

Twitterに「#投げっ波」を付けて質問等を投稿して下さい。番組中にお答えします!
見えるラジオなので、ぜひご視聴ください。

▼視聴URL
https://azzurri-fm.com/



◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.12.31

wave1・1新木場大会直前情報/バトルのルール追加。

▼ wave1・1新木場大会直前情報/バトルのルール追加。
◎1・1(金)17:30開場・18:00開始@新木場1stRING
『NAMI☆1~Jan~2021年新春・波始め~今年こそBIG WAVE到来宣言!』


▼当日発売グッズ
■新作/ waveマスク(黒、青)=各1500円
※wave会場で2つお買い上げの場合は2500円、4つお買い上げの方は5000円でもう1つプレゼント!カラーはご自由に選べます。
■waveパーカー(ジップアップ、プルオーバー)=6600円
■ロングTシャツ=5500円
■DVD「旧姓・広田さくら→WAVE乗っ取り自主興行『母の微笑み vol1 』旅立ち・志田よ永遠に」=5500円
■waveキャップ=4400円
■ナンバー付きポートレート=1000円●桜花由美●宮崎有妃●旧姓・広田さくら●野崎渚
■当たり付きガチャガチャ(当日書いた選手の書初めが当たる)=1回500円
■2ショット撮影※※飛沫防止シートを挟んで撮影を行います=1000円
■その他、WAVEグッズ各種
※グッズは税込み価格(一部会場特別価格)
※電子マネー、クレジットカードがご使用になれます。

◆オレンジリボン募金を売店に設置。


▼当日対戦カード
■1・1新春バトルロワイアル(時間無制限勝負)
▼出場選手※一部変更有
桜花由美、宮崎有妃、野崎渚、米山香織、SAKI、桃野美桜、門倉凛、高瀬みゆき、青木いつ希、響、林亜佑美、 梅咲遥
※バトルは2カウントルールを採用。勝ち抜けで勝った順からくじを引き、試合の組み合わせを決める。試合は、シングルマッチ、タッグマッチ、6人タッグマッチとなる。各試合特別ルール採用。ルールは当日発表。

■Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合〜(30分1本勝負)
<王者> 旧姓・広田さくらvs神童ミコト<挑戦者>
※第16代王者初防衛戦

※全5試合。試合順は当日発表。

▼前売りチケット料金
■全席指定=5500円※チケット残り僅か
※当日550円アップ
※リングサイドカメラマンなし

【各種当日割引のご案内】
※当日券に限り
■障害者割引障害者手帳をお持ちのお客様、身体障がい者(第1種)の方の介護者(1名)の方各席種2200円引き
■学生割引大・高・中・専門学生指定席=2200円引き
■小学生以下は保護者1名につき1名ブロンズ席無料。
※障害者割引以外はその他席種の場合は通常料金。FC会員様は当日アップなし。当日前売り価格でご購入できます。各種割引に対する証明証をご提示願います。


◆大会開催の際のコロナウィルス感染防止注意事項
・各会場の席は間隔を空けさせて頂き、ソーシャルディスタンス仕様となる為、座席数が各大会共に変更となります。連番で購入した場合も間隔は空いているのでご了承
ください。
・試合中に会場の扉を開けて換気をおこないます。
・チケット予約時にお名前、住所、連絡先もご記載お願いいたします。
・プレイガイドでお買い求めいただいたチケットをお持ちの方は半券にお名前、ご住所、ご連絡先を記載お願いいたします。また手元にチケットのない方はメモ紙、ポストイット等にお書き頂き、提出をお願いいたします。
・飛沫が飛ぶような大きな声援はお控えください。
・ご来場時に体温を測らせて頂きます。37.5度以上ある方は入場できません。
・ご来場時に、高熱や咳など、風邪のような症状がある場合にはご来場をお控え頂けますようお願いいたします。
・必ずマスクの着用をしてご来場ください。マスクを着用ではないお客様はご入場できません。
・手洗い並びに各会場設置の消毒用アルコールのご利用を強く推奨いたします。
・ご入場後に体調を崩された場合には、速やかにご退場をお願いいたします。(スタッフよりご退場をお願いさせて頂く場合がございます)
・感染防止の為、選手、スタッフもフェイスシールドやマスクを着用することがありますのでご了承下さい。
・早いお時間にご来場されてもお待ちいただくことができません。開場時間に合わせてご来場ください。
・全試合終了後はリングアナウンサーの指示に従い、規制退場をお願いいたします。
・しばらくの間は紙テープの投げ入れ、横断幕の貼り付けは禁止とさせて頂きます。
会場内にゴミ箱がない場合、ゴミは持ち帰りでおねがいいたします。
・グッズ売店には選手は出ますが握手や、選手との接触はしばらくの間禁止とさせていただきます。売店にお並びの方はソーシャルディスタンスを保ってください。人数制限を設けさせていただく場合がございます。
・選手、スタッフの体温管理も徹底して行います。

◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.12.28

wave1・1新木場大会で広田vs神童とRegina戦決定!その為バトルロワイヤルは一部メンバー変更/wave1・16新宿大会でボスマミvs門倉と青木のタイトルマッチ決定!

▼ wave1・1新木場大会で広田vs神童とRegina戦決定!その為バトルロワイヤルは一部メンバー変更
◎1・1(金)17:30開場・18:00開始@新木場1stRING
『NAMI☆1~Jan~2021年新春・波始め~今年こそBIG WAVE到来宣言!』

■Regina di WAVE〜WAVE認定シングル選手権試合〜(30分1本勝負)
<王者> 旧姓・広田さくらvs神童ミコト<挑戦者>
※第16代王者初防衛戦


■1/1新春バトルロワイアル(時間無制限勝負)
▼出場選手※一部変更有
桜花由美、宮崎有妃、野崎渚、米山香織、SAKI、桃野美桜、門倉凛、高瀬みゆき、青木いつ希、響、林亜佑美、 梅咲遥
※勝ち抜けバトルを行い、勝った順からくじを引き、試合の組み合わせを決める。

▼前売りチケット料金
■全席指定=5500円
※当日各550円アップ
※リングサイドカメラマンなし


▼ wave1・16新宿大会でボスマミvs門倉と青木のタイトルマッチ決定!
◎2020・1・16(土)開場17:45・開始18:30 @新宿FACE
『KABUKI-CHO WEEK ENDER Jan.』

■DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>桜花由美&桃野美桜 vs 門倉凛&青木いつ希<挑戦者組>
※第24代王者組の2度目の防衛戦


▼前売りチケット料金
■SRS席=7700円
■カウンター席=7700円
■RS席=5500円
■指定席=4400円
■レディースシート=2200円
※当日各550円アップ。別途ドリンク代500円必要。


◆お問い合わせ
株式会社ZABUN
プロレスリングWAVE
TEL=03-6300-5226
メール=info@pro-w-wave.com
2020.12.27

「THANKSGIVINGWAVE~ byebye2020~」

1、ヤングwave(20分1本勝負)
笹村あやめ&○進垣リナ(8分41秒、SBTロック )神童ミコト&大空ちえ●


今秋、開催されたDUAL SHOCK WAVE2020にエントリーし、なんとレジーナ・野崎渚からギブアップを奪っての敗者復活枠を獲得した笹村あやめ&進垣リナの2AW勢がオープニングマッチに登場。今大会では、マーベラスの神童ミコト&PURE-Jの大空ちえの越境タッグとの対戦となった。

まずは進垣vs大空、神童vs笹村の順で顔合わせ。そこから徐々に大空がつかまる展開に。劣勢を強いられるも、自力で挽回。笹村にボディースラムを放って神童につなぐ。
すぐに進垣&笹村は神童にダブルのクローズライン。これをかいくぐる神童。笹村を丸めてカウント2。追走式ドロップキックを放っていく。ここから神童vs笹村でエルボーの打ち合いとなる。走った笹村がショルダータックルを決めて、進垣と交代する。

進垣は串刺しドロップキック、腕へのキックで続き、ワキ固めの体勢。これは大空がカットに入る。
反撃に転じる神童が進垣をコーナーにハンマースルーすると、大空がすかさずドロップキック。神童も続き交互に放っていく。続くボディースラムはカウント2。もう一度ボディースラムを放って、大空とチェンジ。

大空はドロップキック3連発で追い打ちをかける。これをキックアウトした進垣がアームブリーカーからのワキ固めへ。耐えた大空が神童とドロップキックで進垣を挟み撃ち! すかさずフィッシャーマンSHでカウント2。
一方、進垣&笹村もダブルの攻撃を狙うが、大空がエルボー弾で孤軍奮闘。しかし波状攻撃に出た2AW勢が畳みかける。最後は進垣がSBTロックにつなげて、ギブアップ勝ちとなった。
2、スクランブルwave(30分1本勝負)
○米山香織&門倉凛&青木いつ希(12分55秒、後方回転エビ固め)高瀬みゆき&梅咲遥&林亜佑美●


DUAL SHOCK WAVEに参戦し、なんと現タッグ王者のボスマミに勝った“門倉と青木”。そこに12・1新木場での青木とのタッグ“ルミなさない”が思いのほか気に入った米山が気になる三角関係トリオを結成。今大会では高瀬みゆき&梅咲遥のLuminous(ルミナス)に林亜佑美を加えたチームと対戦した。

開始早々、林が「わっしょい!」で会場を盛りあげると、青木が背後から「うるさい!」と襲って、林を捕獲。すぐさま米山&門倉も加わり「ルミナス、ルミナスとき、ルミナさない」とキメポーズ。一方、ルミナスも青木に張り付けドロップキック。キメポーズでやり返していく。
米山は林に鼻パッチン。そして、逆片エビ固めへ。米山がキャメルクラッチで捕獲すると、米山&青木で変顔アピール。ところが門倉は加わろうとしない。その門倉がドロップキックで追い打ちをかけ、キャメルクラッチで捕獲する。すかさず米山&青木が変顔で加わるも、門倉は困った表情。作戦変更の門倉の低空ドロップキックが決まる。

林も「わっしょい」を連呼しながらエルボー弾で反撃。首投げ、水車落としを決めて、高瀬とようやく交代へ。
高瀬は門倉に逆水平チョップをお見舞い。青木&米山が助けに入るも、高瀬が返り討ち。そして門倉の上に米山を投下。さらにその上に青木をフェースクラッシャーで叩き付けていく。カウント2。

門倉も高瀬にDDT、低空ドロップキック、ミサイルキックで反撃。かわった青木がショルダータックルで続く。串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー、ボディープレスでカウント2。バックフリップもカウント2止まり。走る青木に高瀬がパワースラム。
流れが変わり、梅咲がドロップキックを放つ。カウント2。エルボー弾をかいくぐった青木が串刺しラリアット、門倉がキャノンボールで飛び込んで行く。青木のボディープレスはカウント2。さらに青木はセカンドからのフットスタンプを投下。梅咲がかわすと、高瀬がラリアット。そしてルミナスでドロップキックを決める。これもカウント2。

攻め込まれた青木だったが大外刈りで形勢を入れ替え、米山と交代。米山はモンゴリアンチョップからのグルグルパンチを放つと、ロープに走る。
これを梅咲がカウンターのボディースラム。続く林がドロップキック2発からのボディーアタック。そして鎌固めへ。これは青木&門倉がカット。ここで青木は林をコーナーにハンマースルー。かわした林が門倉&青木&米山をコーナーに足止めし、トレイン攻撃。さらにルミナスでダブルのショルダースルーを放つ。カウント2。

続く林のダブルリストアームサルトもカウント2止まり。水車落としを狙うが、これを回転エビ固めに切り返す米山。キックアウトした林がジャックナイフエビ固めへ。カウント2。助けに入った門倉のトラースキックは米山、青木に誤爆してしまう。チャンスとばかりにルミナスはドロップキックで門倉を排除。

改めて林がカサドーラからのエビ固め。仕留めに掛かるも、これをキックアウトした米山が後方回転エビ固めで逆転の3カウントを奪った。
3、ハードコアwave(時間無制限1本勝負)
○DASH・チサコ(19分28秒、片エビ固め)宮崎有妃●
※ホルモンスプラッシュwithパイプイス


NEXTトーナメント1回戦で時間切れ引き分けとなった宮崎有妃とDASH・チサコ。大会規定によりトーナメントはキャリアの若いチサコが勝ち進むこととなったが、試合後、チサコは宮崎との決着戦を要求。しかもチサコは、宮崎とのハードコア戦を希望し、今大会で実現した。

チサコはスーツケースとイスを持参。スーツケースはどこかで見たことあるタイプだ。一方の宮崎はラダーとイスを持参。そして机をリング下からセットする。
試合は宮崎のリングインをチサコがイスで襲ってゴング。チサコのアームホイップ、顔面ドロップキックが決まる。

一方、宮崎はチサコをコーナーに叩き付けたあと、コーナーマットを外しにかかる。そのコーナーマットで殴っていく宮崎。するとチサコはスーツケースを持ち出し破壊にかかる。どうやらこれは宮崎のスーツケースだった模様。「隠しておいたのに」「本当にやめて」と試合どころではなくなる宮崎。スーツケースの上にボディースラムで叩き付けようとするチサコだったが、堪えた宮崎が逆にボディースラムの体勢。しかし「やるわけねーだろ!」とスーツケースを避けてマットに叩き付ける。
ならばとチサコはラダーでスーツケースを破壊しようとする。これは宮崎が自分を犠牲にしてケースを救出。セコンドにスーツケースを渡して控室へと持って行かせた。

ようやく試合に集中する宮崎だったが、タイミングが悪かった。チサコは宮崎をイスにセットしパイプイスでフルスイング。さらにイスでの拷問技、イスを宮崎の上に投げつけていく。
そしてチサコは宮崎をコーナーにハンマースルーしようとするが、体勢を入れ替える宮崎。今度はラダーのあるコーナーに投下されるチサコ。

これで攻守逆転。宮崎はラダーをチサコの首にかけてイスでフルスイング。さらにラダーをロープに立てかけブレーンバスターで投下したが、これは目測を誤り失敗に。
続いてコーナーに登る宮崎だったが、チサコが追いつき妨害。張り付けドロップキックwithパイプイスをお見舞いする。場外戦となり、宮崎がファイアーマンキャリー。エプロンサイドに叩き付ける。

さらに宮崎は場外に机をセット。テーブルクラッシュを狙うが、チサコが場外からイスを投げつけ阻止する。リングに戻った宮崎に、チサコがラダー攻撃。ミサイルキック、低空ドロップキックと追い打ちをかける。カウント2。
宮崎もえびす落としでやり返すと、ジャーマンホイップでチサコをコーナーに叩き付ける。ここで宮崎はリング下からフラフープとゴルフボールを投入。ゴルフボールの上にチサコをボディースラムで叩き付けると、ムーンサルト・プレスを放つが自滅。

再び攻守が入れ替わり、逆にチサコがブレーンバスターで叩き付けていく。カウント2。ゴルフボールを投げまくるチサコ。宮崎がイスでガードすると、ドロップキック。顔面を痛打する宮崎。しかしチサコ自身もゴルフボールの上で受け身を取ってしまい悶絶することに…。
続いてラダーをめぐる攻防。ラダーの上に雪崩式ブレーンバスターで投下しようとする宮崎だったが、チサコが「辞めろ!」と抵抗。しかし宮崎は強引に雪崩式ブレーンバスターを敢行する。チサコは「これはやばいって……」と大きなダメージ。立ち上がれない様子のチサコを見ながら、宮崎はイスをピラミッド型セット。そこにチサコを投下する。

さらに宮崎はチサコを机の上に仰向けに。ラダーからのムーンサルト・プレスを狙うが、かわしたチサコが逆にパワーボムでテーブルに叩き付ける。そしてダイビング・ヒップドロップwithラダーを投下。宮崎の上にイスを載せてダイビング・フットスタンプ→ダメ押しのホルモンスプラッシュでジ・エンド。
◎バックステージ
チサコ「痛ったあ…(苦笑)。今自分たちにできるハードコアマッチ、今日すべて出せたと思います。なかなか女子でハードコアを闘えることがない中、宮崎さんとできて。これからどんどん闘って、ハードコアの良さを2人で伝えていきたいですね。まあ、今回私勝ったんですけど、宮崎有妃は絶対やり返してくると思うんで、それが楽しみですね。いやー、楽しかった! 勝てた! 痛い! 女子プロレス界のハードコアクイーンはDASH・チサコですので、よろしくお願いします。痛ってえ、マジ痛い!」
4、DUAL SHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>桜花由美&○桃野美桜(22分3秒、エビ固め)Sareee&響●<挑戦者組>
※JKボム。第24代王者組が初防衛に成功


9・18後楽園で奇跡(宮崎有妃&旧姓・広田さくら)を倒し、WAVE認定タッグ王座に返り咲いた桜花由美&桃野美桜のBOSS to Mammy。今大会ではじめての防衛戦が組まれ、DUAL SHOCK WAVEトーナメントを制したSareee&響<ストダマ>と対戦した。
先発は桃野vs響のマーベラス対決。ゴングと同時に響がショルダータックルで飛び込み、押さえ込みを連発していく。いずれもカウント2。すぐに串刺し攻撃を狙うが、桃野がドロップキックで迎撃する。すぐに桜花も出ていき、ボスマミの「担いで、投げて、高い高い」の連係が決まる。続けざまにトレイン攻撃を狙うが、桜花のビックブーツをかわした響が桃野のドロップキックを桜花に誤爆させる。さらにボスマミのクローズラインをかわすと、Sareeeが桜花にダイビング・ボディーアタック。そこから桃野を孤立させたストダマがトレイン攻撃へ。最終的にはストダマがダブルの串刺し低空ドロップキックを成功させる。
攻勢のストダマ。響が胴締めスリーパーで桃野を失速させ、ボディースラムを決めてSareeeと交代。Sareeeはヘアーホイップ、串刺し低空ドロップキック、ボディースラムで追撃。そこからリバースインディアン・デスロック→鎌固めへ。耐えた桃野がドロップキックで反撃に出たところで、桜花と交代。
桜花はストダマにビッグブーツを見舞うと、2人まとめてフェースクラッシャー。そして響に串刺しビッグブーツをお見舞いする。カカト落としでカウント2。桜花のビッグブーツをキャッチした響が攻守逆転。桜花をコーナーに叩き付けるとスピアをお見舞いする。走り込んでの正調スピアもカウント2。ブレーンバスターでも決まらない。ならばとストダマはダブルのドロップキック、ミサイルキックの連続発射で追い込んで行く。
続いて桜花vsSareeeの局面。エルボーの打ち合いから、Sareeeがドロップキックを放てば、桜花はビッグブーツでお返し。すぐにSareeeはカサドーラからのフットスタンプ、セカンドロープからのフットスタンプでカウント2。
一方、ボスマミは合体ブレーンバスターで活路を見いだす。桃野がSareeeにダイビング・ボディーアタック、低空ドロップキックでカウント2。JKボムを狙うが、回避したSareeeがジャーマン狙い。桃野もこれを着地、エルボーの打ち合いとなる。
SareeeのフィッシャーマンSHはカウント2止まり。すかさずジャーマンの体勢に入るも、堪える桃野。押しつぶされてカウント2。Sareeeはエルボーから走るも、桃野がかわして場外の響にスライディングキック。これでストダマの分断に成功したボスマミ。桜花が串刺し攻撃を放つと、美桜ロケットからファンタスティックフリップを敢行する。これを寸前でかわしたSareeeが裏投げの体勢。しかし、桃野が切り返し、そこからエビ固めの応酬に。助けに入った桜花のブートは桃野に誤爆。チャンスとばかりにSareeeは低空ドロップキックを放って、響とチェンジ。
響は桃野を担ぐも抵抗され、エプロンに不時着させる。だが、すぐさまラリアットを叩き込み、ロープ越えブレーンバスターでカウント2。コーナーに登るも、桃野が雪崩式アームホイップに切り返し、ドロップキック。キックアウトされると逆エビ固めへ。耐えられると、桜花がフットスタンプ。再び桃野が逆エビ固めに捕獲する。
ピンチの響だったが、Sareeeがドロップキックで救出。走る桃野を担ごうとする響。しかし、腰のダメージがあり崩れてしまう。ならばとカウンターのラリアットからカミカゼへ。続くダイビング・セントーンは自爆。

すかさず桜花が響にバックドロップを放ち、桃野がダイビング・ボディープレスで逆襲にでる。しかし響が剣山で待ち受け、両者ハーフダウン状態に。

試合が再開されると桃野vs響でエルボー合戦。響がパワーと手数でうわまわる。すると桃野はローキックからヘッドバットを連打。JKボムの体勢。これはSareeeがジャーマンで阻止。すぐに響がバックフリップ→ラリアットと畳みかける。ショートレンジラリアットもカウント2。

20分経過。響のカウンターのラリアットは桃野が一回転の威力。ダイビング・セントーンを放つも、これも桃野が回避。
逆に桃野が丸め込みを連発していく。Sareeeがカットに入り、桜花にソバット、桃野への一発は響に誤爆してしまう。ロープに走る桃野だったが、響がラリアットで迎撃すると、体勢を入れ替える桃野。カウント2。桃野のウイングクラッチホールド、合体の不知火はいずれもカウント2。ならばと最後はJKボムを決めて3カウント。
◎試合後のマイク
桃野「初防衛戦、防衛したぞーーー! 初防衛の相手が今回タッグトーナメントを優勝したストダマ…正直、あんまり知らなかったです、昔のことは。でも、こうやって試合ができたことをすごくうれしく思います。Sareeeさん、ありがとうございました。自分はタッグトーナメントで優勝したら、透明人間にね…(引き揚げるストダマに観客から拍手が贈られる。桃野も拍手)気を取り直しまして、タッグトーナメント優勝したら透明人間と防衛戦をやりたいなと思ってたの。だけどタッグトーナメント優勝できなくて、で、負けた相手がいるんですよ。門倉と青木? なんか青木と門倉だかわからんけど、そんなダッサイ名前のところにね、負けたの。それでね、今年の汚れは今年のうちにっていうので、やりたいんですけど、防衛戦。マミー社長だから、いいよね?」
桜花「もう今年は今日で最終戦…終わっちゃった。終わっちゃったの、終わっちゃったんだけど。あれ、あっちはやる気ないんじゃない?」

青木「ある、ある、ある、ある!」

桜花「だって来ないもん(青木が消極的な門倉を連れてリングサイドへ)」

青木「あった、あった、あった。メッチャあるわ!」

桜花「メッチャある?」
青木「ある! 任せとけ!」

桜花「オーケー」

青木「任せろ!!」

桜花「オーケー。じゃあ、1月16日の新宿FACE大会で防衛戦、えっと門倉と青木? 青木と門倉?」
青木「門倉と青木!」

桜花「やろうぜ、タイトルマッチ。オーケー、やりましょう。じゃあケッテーで!」

桃野「社長がやるって言ってるんで、ということで1月16日、防衛戦、よろしくお願いします」

青木「ベルト磨いて待ってろよ!」

桃野「だからさ、こないだも聞いてなかったの? 毎日歯磨きしてるっていうの」

青木「磨いといて、よろしくね! 凛ちゃん帰るよ」

桃野「ということで、よいお年を…お迎えください」
◎バックステージ
桃野「(涙ぐみながら)嬉しいです!」

桜花「またボスマミで組んでベルトを防衛できたこと、私は心より嬉しく思います」

桃野「防衛戦って前に取ったときも何回かやってて、自分が言うのもなんですけど、勢いのある人? 自分が言うのもなんですけど、若くてオリャー! みたいな人とやったの、初めてな気がして」

桜花「ああ、オバチャンばっかりだった?」

桃野「オバチャンとか変化球の人だったけど、でも勝ったから良かった! また2本巻いてもらえたから。今回こそミオは金さんと銀さん(2本のベルトのこと)を巻いて。次の防衛戦の相手も決まって、大切に日々一緒に生活していこうと思います」
5、Regina di WAVE WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者>○旧姓・広田さくら(23分33秒、夜叉ロック)野崎渚●<王者>
※野崎が6度目の防衛に失敗。広田が第16代王者となる


9・6新宿大会で野崎渚のレジーナに挑戦した旧姓・広田さくら。王者・野崎は試合後に「広田さんをこっちが飲み込むくらいの強さを身に付けて、今度は後楽園でやりたい」と再戦を希望しており、それに応えるように広田が今年のNEXTトーナメントに優勝。2020年最後の後楽園大会での挑戦が決定した。
観客の手拍子のなか、組み合うと野崎がリストを取りに行く。そして腕へのエルボースタンプ。すると広田は「なんてことだ-! メインイベントなのに腕が折れたーーー!」と腕をプラプラしてみせる。今度は広田が野崎にエルボースタンプ。野崎にも無茶ぶりしたつもりが、野崎は「折れてねーわ! 折れるか、バカヤロー!」と、コーナーに広田を振ろうとする。これを切り返した広田がフェースクラッシャー!
続いて広田はいつもの高田純次の体勢。これを野崎がガードすると、「やっぱり野崎! お前がやるってことかぁぁぁ!」とタイトルマッチにもかかわらず、広田流を貫いていく。だが、野崎もかたくなに拒否。それでも引き下がらない広田は「ちょっと待ってくれよ。タイトルマッチだからやらないの? 私はいつも通りなのに、レジーナのほうが余裕がないんじゃないですか? わかった! これさえやってくれれば、ふざけない!『もう(怒)!』みたいなことやらない。ホントのホント!!」と懇願。仕方なく腹をくくった野崎がエアーで高田純次をすると、広田は拍手しながら「ブラボー。レジーナ」と握手を求める。野崎も応じて、ようやくタイトルマッチらしいシリアスな雰囲気に。
バックの取り合いを広田がフロントネックロックへ。緊張感の漂うグラウンドの攻防となり、広田が野崎をロープに這わせる。これはブレイクとなるも、今度はワキ固め、サーフボードストレッチへ。崩れると腕十字を狙っていく。野崎がロープを掴むと、広田はストンピング。そして、スイングDDT。早速、夜叉ロックを狙うが、野崎も回避し脳天にエルボースタンプを放つ。
そのままグラウンドとなり、野崎が顔面バーン! キックアウトされるとキャメルクラッチ→クロスフェースへ。広田がロープブレイクしたところで10分経過。

野崎の串刺しビッグブーツ、ニーリフト、ケンカキックが決まる。そしておしゃれキックを敢行。ロープに走るも、広田がカニばさみ。続く広田の619は、野崎が回避しシーソーホイップでロープに打ち付ける。
グラウンド技で攻める野崎。ドルミルは広田が早々にロープ。ならばとビールマンキック、ケンカキックで追撃し、コーナーへ。広田が妨害すると、野崎は場外に転落してしまう。トペ・スイシーダで追い打ちをかける広田。
リングに戻った広田はシャイニング・ウィザードを敢行。キックアウトされると腕十字の体勢。野崎が堪えると、今度はコーナー上で広田が恵比寿(リバース・パロスペシャル)へ。雪崩式バックドロップでカウント2。

15分経過。ここで夜叉ロック狙い。耐えた野崎がドルミルⅡの体勢。崩れると、フェースクラッシャー、ランニング・ダブルニーアタック、ノアールランサーと波状攻撃。
ここで広田はボ・ラギノール、夜叉スープレックス2発でカウント2。そこから夜叉ロックへ。耐えられるとへなーラサンセット、ウラカンラナでカウント2。

野崎のノアールランサー・ハイと広田の夜叉スープレックスが交互にヒット。続く野崎のケンカキックはカウント2。ドルミルⅢへ。耐えられると、ノアールランサー3連発。ダメ押しと思われるノアールランサー・ハイも返す広田。
へな拳で気合を見せる広田に、野崎はビッグブーツで応戦。サクラライトを狙った広田だったが、崩れて回転エビ固めへ。返されると夜叉スープレックスを敢行。満を持しての夜叉ロックに移行する。必死に堪える野崎だったが、逃げ場を失いギブアップするしかなった……。
◎エンディング
レジーナのベルトが広田に授与されたあと、広田の2人のお子さんもリングへ。ママさんレスラーらしく記念撮影は子供とともにおこなった。すると、お子さんが広田にマイクを渡す。だが、それを野崎が奪う。
野崎「ごめん(苦笑)、どうしても言いたいことがある。ごめんね、ちょっと待ってね(と子供をなだめる)。広田さん、広田さんの超本気…超本気に今日、負けました。私が1年守り続けたベルト、絶対に価値を落とさないでください。持ち続けてください。ありがとうございました。そして、本当は今日レジーナ防衛して、次の挑戦者を指名する予定だったんですけど、負けちゃった…。けど、どうしても言っておきたいので、いま呼びます。チサコ! ちょっとリングに上がってきてくれませんか?(DASH・チサコがリングへ)チサコは、NEXT優勝して、ここで私とチサコのタイトルマッチ、みんなが見たいでしょって発信してくれました。私もそう思ってます。(ここで広田のお子さんがチサコにマイクを手渡す)ありがとう。今日、負けてベルト落としちゃったけど、来年お互い15周年。タイミングいい時にやりましょう!」
野崎「オーケー、オーケー。来年ね、どんなベルトでも取って、チサコとタイトルマッチを目標に」

チサコ「私は(やるなら)タイトルマッチだと思ってるよ」

野崎「オッケー。そのつもりでお互いやりましょう。よろしくお願いします。ベルト持ち続けてください、広田さん」
マイクを広田に渡すが、そのマイクを奪ったのはマーベラスの神童ミコト。

神童「この動画を見てください」

スクリーンには7・23新木場でおこなわれたwave対Marvelousの団体対抗戦の模様。映像では神童がスワンダイブ式ジャックナイフエビ固めで広田から5連続フォールを取るシーンが映し出される。

広田「なんだんだよ、これよ!」

神童「広田さんが今日取ったベルトに一番最初に挑戦できるの、神童ミコトだと思いませんか?」

広田「私は、誰の挑戦も受けないつもりだ! だったらずっとチャンピオンだろ? じゃあ…それじゃしょうがないから。1月の16日の新宿FACEがあるから」

神童「いやややや、ちょっと待ってください。自分、1日も早く挑戦したいので、2021年1月1日、元旦から自分にお年玉をください」

広田「早すぎる、早すぎる」
桜花「はい、1月1日オッケーです。やりましょう×2。今日27日、もしかしたら4日の命? フフフフ」

広田「マジでどうするの。アレ見たでしょ、VTR? 無理だって!」

桜花「やりましょう!!」

神童「ありがとうございます!」

桜花「1月1日、チャンピオン・広田さくらvs神童ミコト、ケッテーで」

神童「ありがとうございます!!」
◎バックステージ
——ベルトを巻いた感想は?
広田「なんだろレジーナになった人たちって、すぐ実感わいたもんなんだろうか? いまは本当にこのベルトを肩にかけて座っているだけが精一杯です」

——シングルのベルトを巻いたのは?

広田「シングルのベルトはエリザベス選手権がちゃんと、あのー金物というか、金属のね(苦笑)。シングルのベルトはそのときがはじめてで、シングルマッチで闘って、ベルトを巻くのははじめてです」

——闘い方はいままでとは違う形で、巻いたが?
広田「本当にカンチョーだけじゃ…やっぱりシングルの団体のトップのベルトは巻けないんですよ。カンチョーだけだったら。カンチョーを含め、高田純次含め、サクライト…今日はちょっと失敗しちゃったけどな、へなーラあり、そして夜叉スープレックス、夜叉ロック、すべてがあって今日ベルトを巻けたんだと思います」

——ベルトの重み、感じる?

広田「ホントに重いです。物量の問題(笑)。いまはもうこの物量に耐えられないくらいの疲労ですよ」

——これでwaveのトップだが。
広田「やばいねー。トップになりましたよねー。本当にこのベルトを巻く前にも感じてたんですけど、野崎のことをずっと見てて感じたんですけど、やっぱレジーナになれる人が強いのか、なってから強くなるのかっていう。私、本当にそう思うんですけど、今日の私は強いからレジーナになれたんじゃないと思うんですね。野崎からも攻められて、でも、何か1つ夜叉ロックでギブアップだけど、技ももちろんだけど何かほんのちょっとだけだったと思うんです。私が勝てたのって。だから圧倒的に強かったから巻けたわけではないから、きっとこれからなんだなって思いました。真面目か!

(どんなチャンピオンを目指す?)あのね、いままでにないというのは月並みだからアレなんですけど、これからもスタイルを変えません。さらに調子にノっていきます。だから、レジーナになれたんだと思うし、私がなったからにはとんでもないアホなチャンピオンになってみせます。

(リング上ではパラダイスを予告したが)はい。あの、本当にそのきっかけっていうのは『レジーナ、挑戦しましょう』って野崎がずっと言ってくれてて、そんなに言ってくれて、もしレジーナになったんだったら、『はい、レジーナになりました。イエイ!』だけじゃなくて、これだけ懇願されて、ラブコールを受けてレジーナになったからには何かもっといろんなことを私ならではの“できる”をやらなきゃいけないのかなという使命感にかられまして。何がいいかなと思って、あっ、そうだ、楽園を広げようかなと思って、で、名前なにがいいかなと思って、サクパラダイスがしっくりくると思って、そこまでなんですよ。だから見切り発車なんです。だけど、言ったもん勝ちでこれからいろんなアイデアが出て、それサクパラダイスじゃん、こんなことすらサクパラダイスなんじゃね?っていうのが、きっと私のアイデアの中にはいろいろあると思うので、絶対にGAMIさんも桜花さんも、アタシのそういうことを面白がってくれるという自信はあるので、そういうことを提示するのはいままでにないチャンピオンの発進力だったりするので、そこは楽しみにしてくれていいと思います」

——4日の命かもしれないが。
広田「そうですね。もうブチあげましょう、短い命」

——最初に広田キラーがきますけど。
広田「そこだけは避けたかったんです、本当に。まずね、本当にそこだけは避けたかったんですけど、言われちゃったし、アレ絶対waveのまわし者がいるんですよ、あのVTR。横流ししたヤツが。絶対に。まずはソイツを突き止めて、かましてやりますよ。だから新木場の時に青たんとか作っているヤツが映像を横流ししたって思ってください。ミコトか…絶対に絶対に無理だな。どうしよう。誰に相談したらいいですかね? 長与さんにいまから電話してきたほうがいいですかね? ちょっとやばいんですけどって、こういうときは使えるコネは全部使おうと思いますので、本当にそれでいろんな手段を使ってしがみついて、レジーナを守り抜いていこうと思います」

——ふだん使わない引き出しを全開にして?
広田「そうですね。もっと早くやっておけばよかった(苦笑)。なんだできたじゃん。昔の扉も錆びてなかったじゃんと思って」

——1回こういう広田も見せておくと、今後の見方が変わると思うが。
広田「そうですね。デビュー戦からのVTRを見返します。こんなことやってたんだって思い出して」

——真面目にやってたのは1年半くらい?
広田「真面目な期間は1年半でしたね。本当に。思い出しますね。デビュー戦で長与さんがアジャさんに頭を下げて、『こんな大舞台でこんな武道館で、デビュー戦の相手させてしまって、アジャごめん!』って。長与さんが最初に頭をさげたのが私のことだっていう。その5年後に、『お前がデビュー戦を務めた広田がこんなになってごめん』って、もう1回頭をさげたという伝説。それをもう一度見返してからレジーナの歴史を歩んでいこうと思います」