2025.10.01

[PHASE2 Reboot 6th/NAMI☆1~~Oct.’25]

日時
10月1日 水曜日
観衆
122人
場所
新宿FACE
■レジーナチャレンジ〜時間差バトルロイヤル〜(時間無制限勝負)
青木いつ希(1時間6分33秒、体固め)炎華
※ダイビングボディプレス。青木が11・2後楽園にて、狐伯のRegina王座への挑戦権を獲得。
オーバー・ザ・トップロープルールを採用。
退場順=①世羅(27分27秒、香藤のフライングボディシザースドロップで3カウント)
②チェリー(33分55秒、オーバー・ザ・トップロープ)
③香藤(34分40秒、オーバー・ザ・トップロープ)④網倉(36分37秒、オーバー・ザ・トップロープ)
⑤櫻井(36分40秒、オーバー・ザ・トップロープ)⑥関口(37分、オーバー・ザ・トップロープ)
⑦⑧柳川&神姫楽(41分28秒、オーバー・ザ・トップロープ)⑨YuuRI(44分43秒、オーバー・ザ・トップロープ)
⑩花園(44分45秒、オーバー・ザ・トップロープ)⑪米山(45分20秒、大勢によるエビ固め)
⑫桜花(45分24秒、大勢によるエビ固め)⑬咲蘭(45分52秒、オーバー・ザ・トップロープ)
⑭八神(48分8秒、夏のブロンコバスターでギブアップ)⑮宮崎(49分50秒、炎華のジャパニーズレッグロールクラッチで
3カウント)⑯笹村(55分22秒、梅咲のラ・マヒストラルで3カウント)
⑰SAKI(57分11秒、炎華のジャックナイフ固めで3カウント)
⑱梅咲(57分29秒、夏の首固めで3カウント)
⑲夏(57分45秒、青木のラリアットで3カウント)
⑳狐伯(1時間1分39秒、炎華のジャパニーズレッグロールクラッチで3カウント)



 優勝者がRegina王者に挑戦できる、時間差バトルロイヤルである「レジーナチャレンジ」。ルールは通常のルールに加え、オーバー・ザ・トップロープを採用。最初の選手は2分間戦い、その後、1分経過ごとに次の選手が入場。7選手が出た後、5分間は出てこない。その後、再び5選手が出た後、また5分間、選手が出てこない時間が設けられる。
また、とある時間を超えたら、スローモーションルールが発動される。そして、最後の7人が残った時点で一度、試合は中断され、10分間の休憩が入る。最後に残った選手が優勝となり、11・2後楽園でReginaへの挑戦権が得られる。

 まず最初にテーマ曲がかかったのはRegina王者の狐伯。続いては梅咲のテーマ曲がかかり、いきなり優勝候補の登場となる。
 腕の取り合いから、狐伯がタックル。梅咲もアームホイップ。その後ルチャの攻防となる。
狐伯が梅咲の髪を掴んでねじると、2分が経過し、3人目の八神が入場。ドロップキックは空を切るも、二人を分断してコーナーに押し込んでハイキック。さらに狐伯、梅咲へ背中へのサッカーボールキックを連発する。
さらに二人を相手にミドルキックを連打しているうちに4人目の笹村がリングイン。いきなり八神をエルボーから場外へ落としにかかる。八神はなんとかエプロンで耐えると、梅咲が笹村へ低空ドロップキック。
ここで5人目となる花園が登場。八神をコーナーへ投げ、狐伯をコーナーホイップ。狐伯が八神にボディスラム。すかさず、花園が狐伯に肩車を指示。肩車で発車するも、そのまま梅咲が揺さぶって、上に乗る狐伯を場外へ落としにかかる。
なんとか狐伯がエプロンでOTTを回避すると、6人目となるYuuRIが登場。YuuRIは戦うこともせず、ひたすらロープワークを繰り広げる。
そんな中、1分が過ぎ、7人目となる青木が入場。この後、5分間は選手が出てこない時間となる。青木と笹村がYuuRIを捕らえてダブルのタックル。
八神、梅咲がYuuRIへダブルのドロップキック。続けて、狐伯、花園がダブルでの低空ドロップキックをYuuRIに決めにかかる。しかし、助走の際に、どちらかの軌道がゆがんでいるのか、ともにぶつかてしまい、放つことができず。
八神と梅咲がそれぞれ、YuuRIをスクールボーイで丸め込んだがカウント2。
花園が「みんなで騎馬戦しよう」と提案。花園&狐伯、青木&笹村、梅咲&八神と3グループに分かれ、それぞれが肩車状態となる。
 一人余ったYuuRIがトップロープに上がると、ミサイルキックで上に乗る3人めがけて飛んだものの、よけられて空振りとなる。その後、騎馬戦はつぶし合いとなり、全員が崩れ落ちる。
花園は「再び、騎馬戦で勝負だー」と提案。
 花園は狐伯ではなく、青木を持ち上げようとする。青木は「絶対無理」というなか、なんとか、持ち上げる。
 3グループに分かれるも、またも、一人取り残されたYuuRIが「仲間に入れろー」とミサイルックで飛んだが自爆。
上に乗っている梅咲、八神、青木が手四つ合戦に行こうとするも、すべて崩れ落ちる。その勢いで笹村が梅咲をOTTで落としにかかるも、エプロンに回避。
 続けて、笹村が梅咲を肩車。狐伯が花園、青木が八神をそれぞれ、肩車で持ち上げる。
梅咲、八神が花園を落としにかかるが、エプロンで辛うじて耐える。
 ここで次の選手が登場しない時間の5分が経過。8人目となるチェリーが登場する。いきなり熟女拳を連打し、7人を蹴散らしていく。
その報復として、7選手全員にストンピングで踏み潰される。チェリーが捕まっている間に9人目の米山が登場。入場で使ったタオルで各選手を蹴散らしていき、チェリーを救出する。
米山&チェリーとダブルで梅咲へクロスラインからゴキゲンBBAポーズを取る。続いて10人目、サングラス姿の夏が入場。その間も米山&チェリーはひたすらとクロスラインを繰り返す。
笹村は梅咲、YuuRIは花園を持ち上げて、肩車合戦。リングインした夏がムチで肩車を蹴散らす。
11人目、SAKIが登場。まずは夏のムチを場外へ飛ばす。さらに夏へチョキパンチ。セーフのポーズからビッグブーツで畳みかける。
今度は5組に分かれて、ヘッドロックの取り合い。青木がタイミングを合わせてぶつけることを提案。「せーの」の合図でぶつけあっている間に12人目、世羅がリングイン。
10人が倒れて輪になっているところ、ひとり、ヘッドロック合戦からあまっていたチェリーが世羅に飛び乗り、エストレージャを完成させるも2カウント。花園が「もう一回騎馬戦だー!」とまたも提案する。
5組が肩車をしているなか、余っていたYuuRIがスワントーンボムで飛んだが、またも空を切って自爆。肩車の上に乗っていたなかでチェリーだけが勝ち残る。しかし肩車を組んでいた相手である、歓喜の青木にグーパンチ。すかさず世羅がチェリーにセラリズムバスター。
世羅はコーナー・ニースプラッシュの体勢へ。青木があわてて「1月までヒザを大事にしろ、そんなにダブルニーやりたいなら私のヒザを使え!」とおんぶする。
「ダブルダブルニー」と叫んで世羅をおんぶした青木がニードロップを落としにかかったが、チェリーがかわす。すかさず、世羅にアンクルホールド。カットに来た夏の腕をも捕らえる。
夏は「誰か来い」と、カットを要求。梅咲がカットに来たが、その腕を取る。さらには笹村の足も取り、4人の足と腕を取る状態に。青木がカット。
 青木が「オマエ、ヒザ大丈夫かー」と世羅に問いかけると、「ワシのヒザになってくれー」と嘆願される。青木が笹村、狐伯をボディスラムでセッティング。青木が世羅をおんぶして、再び「ダブルダブルニー!」を敢行するもまたも自爆。
13人目、炎華が登場。炎華がそれぞれを「落ちとけー!」と場外へ落とす。パートナーである梅咲が「炎華ちゃんー」とハグしようとするが、やはり場外へ落とす。14人目は香藤。SAKIが花園にカンパーナに決めていたが、リングインと同時にカットする。
炎華は香藤にドロップキックから側転エルボー。続けてのダイビングボディアタックはキャッチされる。そのまま香藤が炎華をOTTで落としにかかる。15人目の咲蘭があわててリングへ走り、香藤に背からのドロップキックでカット。炎華はリングへ生還する。炎華&咲蘭が香藤へクロスラインも振り切られる。しかし、フライングボディアタックは炎華、咲蘭がよけて失敗。ここで、多くの選手が香藤へお転婆ダッシュ。16人目の柳川もちゃっかり、お転婆ダッシュの列に紛れ込む。
さらにお転婆ダッシュが続く間に、17人目の神姫楽がこの列をカット。「やめてよ、香藤大丈夫?」と気遣い、「一緒にやっていこう」と共闘を呼び掛ける。その言葉通り、神姫楽と香藤が咲蘭にダブルタクル。さらにはサンドイッチタックルで咲蘭を挟み込む。二人でポーズを決める瞬間、神姫楽が裏切り、香藤をスクールボーイで丸め込む。2カウント。
神姫は柳川を呼び込んで香藤へクロスライン狙い。これを香藤がかわしてダブルのフライングボディアタックで1111を吹っ飛ばす。この間に世羅がコーナーに上がるも、青木が「バカヤロー」と阻止してニーにいかせず。
青木は香藤に炎華、咲蘭、八神、夏らを次々と投げ込んでいく。香藤はそれぞれをタックルで弾き飛ばす。さらには狐伯&花園には二人まとめて吹っ飛ばす。しかし、さすがに香藤もスタミナ切れ。青木が強引に香藤を寝かせると、コーナーにとどまっていた世羅に「私を使えー」とおんぶする。
香藤がよけると、青木はそのままヒザから崩れ落ちてまたも自爆。そのスキに香藤がフライングボディシザースドロップで二人にのしかかり、下になっていた世羅の肩がついて3カウント。まずは世羅が失格。
神姫楽がコーナーの香藤めがけて「シュシュ」のランニングポーズ。全員に「シュシュ」をうながす。
一応はそれぞれが「シュシュ」のポーズをするも、最初だけで、あとは神姫楽だけにやらせる。周りは拍手でひたすら「シュシュ」をうながす。
十分すぎる助走を付けた神姫楽が香藤めがけて突進したが、もちろん自爆。今度は神姫楽が全員からのトレイン攻撃を食らう。
 そして全員で持ち上げてトップロープから落としにかかるも、神姫楽もエプロンでなんとか踏ん張る。
SAKIが花園をカンパーナで捕らえると、振った場所に夏が待ち構えて、股間に痛打させる。何度も打ち付けている間に、夏も悶絶し始める。レフェリーは夏と花園の両者に「ギブアップ?」と尋ねるがどちらも「ノー」のアピール。
各選手による落とし合いが続く中、18人目、網倉がリングへ入るも、いきなり1111の奇襲を浴びる。
ここから青木、香藤、網倉、神姫でタックルでぶつかり合う。最終的に、このタックル合戦は網倉の勝利となり、それぞれを吹っ飛ばす。19人目、櫻井がいきなり柳川にビッグブーツ。網倉がコーナーで1111を押さえ込んでおり、ここに櫻井が串刺しビッグブーツ。
ミサイルキックが一番後ろの網倉にヒットするも、まったくびくともせず。コーナーの1111に届くどころか、1ミリも動かず不発に終わる。
 20人目、関口が夏へ奇襲をかける。そして、網倉、青木と3人による低空ドロップキックを浴びせる。
3人でのチーム・ホカクドウポーズを決めた。
 21人目、満を持して、桜花が花道に姿を見せると同時に「オーッ!」。
網倉が関口をバックブリーカーに捕らえていたが、桜花は強引に関口へビッグブーツを浴びせて合体プレーに変化させる。さらに関口へビッグブーツからの「オーッ!」。しかし、この「オーッ!」を1111が阻止。怒った桜花は1111にダブルフェースバスターから「オーッ!」を決めた。
今度は1111を捕らえて、コーナーでスタンバイしていた米山&チェリーと、ゴキゲンBBA☆DXでの連携攻撃を狙ったがYuuRIが3人に突っ込んでカット。この勢いでコーナーに上っていたチェリーが場外転落して失格。
22人目、この時間差バトルロイヤルのトリを務めたのは宮崎。リングへ入ると同時に香藤を摑まえると、パワーで場外へ落として転落させ失格させる。いきなりのインパクトを見せつけると、今度は「はずかし固め、まずはだれだー!」とアピールする。
青木がSAKIをホイップ。すかさずSAKIが犠牲に。「はい、つぎー! どんどん来い」とアピール。米山、桜花がそれぞれ立候補したが、かける価値がないと判断され、放り投げられる。今度は神姫楽をはずかし固め。続く咲蘭には「おまえ未成年だからダメ」と年齢制限で却下される。続いて炎華には「おめえはしょんべんくせえ」と放り投げられる。続く関口には「オマエはこの間やった」とかけられず。続いての梅咲には一発ではずかし固めが決まったものの、青木がカット。
青木、狐伯が宮崎をコーナーに振り、トレイン攻撃。串刺しエルボーに行った網倉、櫻井がそれぞれ宮崎に場外へ落とされて失格。関口は串刺しエルボーのあと、自らコーナーに出てアームブリーカー狙いにいったが、宮崎にそのまま落とされて失格。
宮崎は八神をボディスラム。そして「裕子、布持ってこいー!」と布を要求。布をかぶせて「ミュージックスタート」。しかし、手を当てて布を宙に浮かせようとするが、八神は全く動かず。ブーイングが飛
ぶ。「蘭ちゃん?」と布から顔だけ出させて様子を確認。
「そしたらオマエがやるっていうのかー!」とまさかのシン・広田さくらばりに八神に転嫁し、マジックショーをさせることに。
 桜花が寝そべると、まずは宮崎が布をかける。そして、夏が入場で着用していたサングラスを手渡す。八神は「ミュージックスタート!」とアピールすると、Mr.マリックのテーマが鳴り響く。手をかざすと布は宙に浮き始める。大成功となり、マジック終了後、布をはがして桜花とともに、ポージング。
これを見ていた1111が「私たちもやってー」と嘆願し、二人とも寝そべる。二人へ布をかけると、再びマリックのテーマ。布をかけられたまま、ほかの選手全員が柳川、神姫楽を持ち上げ、空中浮遊状態にさせると、そのまま場外へ落とし1111が失格。
ここで「スローモーション発令まで30秒」のアナウンス。各選手が攻撃をし合う中、カウントダウンからスローモーションに突入。スローの状態で狐伯にシャボン玉をかける花園。
通路で蹴り合う桜花とSAKI。テーブル席でブレーンバスターをかけようとする青木と阻止する炎華。咲蘭は宮崎にウラカンラナ。夏は股間ダンスを八神に繰り広げた。
スローモーション、終了。夏が狐伯に股間ダンスも、花園が局部にクラッカーを浴びせて阻止。
花園がコーナーへ上がる。SAKIを捕らえて、「よっしゃ行きますよー!」のアピール。SAKIが花園をエプロンへ放り出す。
エプロンにいたYuuRIと花園が落とし合いとなる。YuuRIが「行くぞー!」と後ろら助走を付けようとしたが、勢いついてしまい、そのまま場外へ転落してしまって失格。花園も心配して降りてしまい、失格。
 桜花と米山のブーツ合戦は桜花がリーチの差でぶつける。桜花は「オーッ!」。その瞬間、米山がエビに丸めるも、そのままほかの選手から丸め込まれて、桜花、米山ともに失格。
梅咲、咲蘭が宮崎、狐伯へダブルコルバタ。宮崎、狐伯は場外転落。そのままダブルでそれぞれプランチャ狙いも、咲蘭はダイブ。梅咲は飛ぶふりをして、そのままリングへ着地して戻ったため、咲蘭のみが失格に。
これを見ていた宮崎は「今のはムカついた。だから夏を投げる」となぜか、怒りを夏に転嫁。そして、エプロンでのブレーンバスターで場外へ投げる荒技を見せる。豪快に場外へ放り投げたが、ほかの選手が総出で夏をキャッチ。そのまま「わっしょい!わっしょい!」と胴上げ状態で場外を1周して生還させる。
八神が「おい夏、さっきはよくもやってくれたな」とローキックを連打。ここからコーナーへの振り合いとなるも、夏が振り勝つ。ほかの選手が拒否する八神を無理やりコーナーに固定させると、夏がコーナーでリバウンドしてブロンコバスターへの儀式を見せる。
そして、ブロンコバスターから思い切り股間を何度もぶつけると、たまらず八神がギブアップして失格。
現時点で8人がリング上。あと1人脱落すると休憩となり、その後、後半戦へ突入する。
宮崎は「狙うのは狐伯だー」と狙いを定め、低空ドロップキック。俵返しからコーナーへ上がるも狐伯がカット。ここで炎華が狐伯のホイップで宮崎へ飛び乗って、雪崩式フランケンシュタイナー。別のコーナーから梅咲がミサイルキック。
SAKIと青木がダブルを狙ったが、宮崎はダブルラリアットで切り返す。夏のムチ攻撃には、奪い取って逆に打ち込む。ムチを奪って吠えていた宮崎を背後から炎華がジャパニーズレッグロールに捕らえ、ほかの選手も抑え込んで3カウント。炎華は宮崎からの大金星を挙げた。
ここで残り7人となり、いったん中断となる。残ったメンバーは狐伯、炎華、青木、梅咲、笹村、夏、SAKI。本来なら10分間の休憩なのだが、青木は「15分」を主張。夏が「間を取って13分!」と申し入れるも二上会長に却下され、予定通り10分間の休憩となった。
・インフォメ
 急遽、二上会長と立野記代さんがリング上へ、。「青木が15分とうるさいのでインフォメーションを入れます」と、大会の告知へ。
 ここで「山崎五紀&立野記代還暦記念、JBエンジェルス結成40周年記念興行」が12月1日、午後7時から新宿FACEにて開催されることが発表された。同大会は立野からの依頼により、wave仕切りにて行われ、この日からチケットも発売開始された。
当日は、バトルロイヤルが行われることが明かされ、第一弾参加選手としてジャガー横田、ダンプ松本、クレーン・ユウ、堀田祐美子、アジャコング、井上貴子、井上京子、伊藤薫、渡辺智子が発表された。二上会長によると「バリバリの現役選手も何名か出る予定」とのこと。そのカードやメンバーは後日発表。また、バトルロイヤルにはJBエンジェルスも登場予定。「いま、ちょっと練習してるんですけど、すぐケガをします。ちょっと包帯しています。あと、2か月、間に合うかな?」(立野)とPRした。
10分なのか、15分なのかの休憩後、7人による後半戦へと突入。ここからはOTTは採用されず、7WAYマッチとして行われる。まずは勝ち残った7選手が次々と登場。ここでゴングが鳴り、試合再開される。まずは狐伯が集中攻撃に遭い、6人からトレイン攻撃を浴びる。
攻撃を受ける。ここから7人が入り乱れて、それぞれが攻撃する。次々と場外へ落ちていくなか、最後にリングに残った狐伯がプランチャ。さらに、梅咲もリングへ戻ると、「みんな起きろー!」と叫んでからのプランチャを敢行する。
リングへ戻った梅咲は笹村とエルボー合戦。
 梅咲が連打で最後に強烈な一打を決める。突進すると、笹村はキューティースペシャルで投げる。今度は笹村が突進。これに梅咲がブレーンバスター。トップロープへ上る。笹村が迎撃でコーナーに上がり、ヘッドバット。青木も駆け上がり、笹村と2人でダブルでの雪崩式ブレーンバスターを決めた。
SAKIと夏がビッグブーツとイナヅマエルボー(エルボーの際、『イナヅマー』と叫ぶだけ)合戦。
 夏が「イナヅマイナヅマイナヅマ」と連打する。SAKIはビッグブーツで蹴り返すと、夏がイナヅマレッグラリアットをヒットさせる。
狐伯が夏にミサイルキック。青木が狐伯へラリアット。笹村も狐伯へダイビングフットスタンプを見舞った。着地した瞬間を梅咲がマヒストラルで丸め込み、笹村が失格。
SAKIが梅咲をカンパーナの体勢に取る。再び、夏が自らの股間を持って行き、梅咲の顔面へ打ち付ける。
むせる梅咲。夏も股間を押さえ、ダメージが深そう。SAKIがコーナーへ投げるも、これを切り返した梅咲が串刺しドロップキック。炎華も続いて串刺しドロップキック。そしてあめきゅん連携である跳び箱式ドロップキックを決める。
梅咲がブレーンバスター狙い。夏がカット。SAKIがブレーンバスターで投げようとすると、梅咲が空中で切り返す。そのまま、炎華がジャックナイフ固めで丸め込んでSAKIが失格。続いて、夏のムチを狐伯が防ぐとブレーンバスター。
さらにはボディプレス。続けて青木もボディプレス。炎華がフットスタンプ。梅咲は炎華へドロップキックを放ちながら、夏の体に倒れ込み、そのままフォールもカウント2。梅咲が起こそうとした瞬間、夏が丸め込んで3カウントで梅咲が退場。すかさず、青木がラリアットで夏を3カウントで仕留め、夏も退場となる。
残りは青木、狐伯、炎華の3人に絞られた。青木が狐伯と炎華に一人かわず落とし&DDTでたたきつける。
 青木が炎華の背後へニーを浴びせ、ブレーンバスターホールドも2カウント。
狐伯がすかさず、炎華の背後へ低空ジャンピングニーも2カウント。さらにそうまとうからフォールも青木がカット。
 青木と狐伯がエルボー合戦。青木がリストロックエルボー。狐伯がエルボーから至近距離での低空ジャンピングニー。青木が投げっぱなしジャーマンからラリアット、2カウント。
トップロープに上ると、その背後から炎華が忍び寄り、狐伯をジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込んで仕留める。ここでRegina王者の狐伯が失格。
 最後に残ったのは炎華と青木。炎華がコルバタからの低空ドロップキック。ミサイルキック、STF。しかし、青木が体を入れ替えて強引に丸め込むもカウント2。ふたたび炎華がSTF。青木がロープに逃れる。
青木がDDTからトラースキックを放つと、ダブルダウン。
 両者が立ち上がり、エルボー合戦。炎華が連打。これに対して、青木がエビ固め、2カウント炎華がジャパニーズレッグロールクラッチも2。
青木が体落とし、2カウント。ラリアットも2カウント。粘る炎華だが、ダイビングボディプレスでついに止めを刺した。
 トータルタイムは1時間6分33秒となった。
青木「勝ったぞー! ありがとう、(場内の『青木』コールに)まだ『青木』コールは11月2日に取っておいてくれよー。Reginaチャレンジ、総勢何人もいて、勝ち上がったということは、知力、体力、プロレス脳、すべてにおいて、私が頂点と言うことだ、私がReginaに一番近いよな。最後から3番目にいなくなった狐伯よお」
狐伯「青木はReginaに一番近いだけだ」
青木「ありがとう、狐伯。ひひひ。狐伯のこと、ほんとうに、気が狂いそうなくらい、嫉妬する相手だから…その狐伯からRegina取ったら、一番気持ちいいだろうなー。ここにいる全員、全員、絶対来いよ、後楽園、友達5人でも、10人でも連れて来いよ。後楽園満員にするぞー!」
その後、二上会長からお知らせ。
「炎華さん、今日取るかと思ったよ。よく頑張りましたよ。ねえ、お客さん、すごかったよねえ(賞賛の拍手)。ちょっといろいろ複数日程を出した中の一つに後楽園とか10月、11月と、ブッキングした人がいまして、この間流れたそんちかはブッキングされているんです。今決まっているウチの日程でハロウィンに呼ぶのは嫌なんで、ホールでやりますか。Reginaあかんかったしな。ホールでやろうか。あなたのパートナーも見つけておいてください。ホンマにけがせんといてくださいね。以上です」
こうして、11・2後楽園で炎華組対そんちかが決定。そしてその日、青木が挑戦者として狐伯の目の前に立つ。最後は青木による「これがwaveだー!!」にてエンディングとなった。
・バックステージ
青木「狐伯がチャンピオンになって、挑戦者、防衛戦、狐伯世代とやるって言って、2018年組かー。と思ったら、狐伯の一個下、一個上も狐伯世代と言ってましたけど、言ってたにしては、青木の名前が全然出てこなくて、面白くないなーと思っていて、私はこれでも狐伯のこと、いいやつだと思っているんですよ。あいつ、努力して努力して努力して、いつ見ても身体能力、プロレス脳も素晴らしい。あいつがチャンピオンになるのには、ずっと納得している。けど! じゃあ、なんで青木のこと選ばないんだと思ったらムカつきましたから、レジーナチャレンジ取ったということは私が一番ふさわしい挑戦者ということでしょう。(1時間6分戦い抜いたことについて)ふざけんじゃねーよって感じですよね。休憩15分取れって言ったら絶対10分しかダメって言われるし(苦笑)。なんだと思ってるんだ。お客さんにもまだやれるだろうって。1時間6分戦えるかっていうの、ふざけんなって(笑)。(狐伯のことを『嫉妬するくらいの相手』と言われていましたけど、それだけ意識する?)しますね。狐伯のことを借りれば、狐伯世代のなかでも、ベルトも持って、勢いもあって、それが見える。けど、負ける気もしない。(11月2日挑戦への意気込みを)私、2017年デビュー、デビュー9年目、プロレスが楽しくて仕方ないです。毎日毎日、プロレスのことを考えてどうしたらもっといい試合ができるかな、どうやったらもっと青木のこと、わかるかなって考えて考えてそれを実践するのが本当に楽しいので、いまの青木なら絶対シングル巻けると思います。こんな髪の毛が取れちゃうくらい激しい試合をやりましたから。11月2日、見ておいてください。この青木がRegina巻く姿を。絶対シングル取ってやるよ、見とけ!」